JP2537482B2 - ドキュメントプロセッシング装置 - Google Patents

ドキュメントプロセッシング装置

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JP2537482B2 JP59203950A JP20395084A JP2537482B2 JP 2537482 B2 JP2537482 B2 JP 2537482B2 JP 59203950 A JP59203950 A JP 59203950A JP 20395084 A JP20395084 A JP 20395084A JP 2537482 B2 JP2537482 B2 JP 2537482B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術的背景 発明の分野 本発明は、データ処理装置(システム)用制御及びデ
ータ構造に関し、より詳細には、ワードプロセッシング
システム又はオフィスオートメーションシステム用の制
御及びデータ構造に関する。
先行技術の説明 ワードプロセッシングシステム及びオフィスシステム
は、主にドキュメント(書類)の作成、編集及び、例え
ば、印刷及びファイリングに関係している。斯かるシス
テムは一般的に、2種類、即ち集中システム及び分散シ
ステムに分類される。
集中システムは、中央処理装置、即ち、コンピュータ
及び1つ以上の付属端末装置を含んでいる。データ、即
ち、種々の形式の書類、及びこれらの書類に作用するた
めのルーチンが、この中央処理装置のメモリに記憶され
る、基本的には、これらの書類に行われる全てのオペレ
ーションは、中央処理装置内で実行され、これらの端末
装置は、中央処理装置のための入力装置及び出力装置と
して動作する。
分散システムは、各々が記憶及び処理能力を有してい
る更に小さな会話形装置から成るネットワークを基にし
ている。分散システムは、ルーチン及びデータを記憶す
るための中央共用メモリ並びに多数の独立に動作する端
末装置を含んでいる。各端末装置は、ルーチン及びデー
タの現在活性なセグメントを記憶するためのメモリ並び
にこの現在活性なセグメントに作用するためのプロセッ
サを含んでいる。ルーチン及びデータセグメントは、こ
れらの端末装置のオペレーションの要求に応じてメモリ
ユニットと端末装置との間を転送される。分散システム
の1つの例が、米国特許第4,145,739号に示されてい
る。
以前より存在していたシステムあるいは新しく設計さ
れたシステムに関わらず如何なるシステムにおいても、
そのシステムの記憶及び処理能力は、経済的及び実用的
観点からの配慮によって決定され且つ制限されるのが普
通である。斯かる制限の結果、ワードプロセッシングシ
ステム及びオフィスシステムには次のような問題が繰返
して生じる。即ち、より高性能で強力な処理システムを
常に実現しなければならないという問題であり、これは
現在使用可能なシステムの限度内においてより高い記憶
及び処理能力を常に必要とするという問題でもある。米
国特許第4,145,739号に記載の分散システムは、斯かる
問題に対して開発されており、最小の記憶及び処理能力
を有するシステムに強力なワードプロセッシング能力を
与えるものであった。
上記の問題は、2つの関連する問題領域から成ると認
められる。最初の領域は、システム制御構造、即ち、シ
ステムのオペレーションを制御するためのルーチンと、
書類を作成し且つ操作するためのルーチンとを含み、こ
れらのルーチンを相互に関係付ける構造である。上記の
制限の故に、先行技術のシステム制御構造は、大型で強
力なコンピュータの使用を要求するか、あるいは、小型
のシステムにおいては、限定された能力の書類処理シス
テムを許容するにすぎなかった。この問題は、基本的に
は、限定された処理能力及び記憶容量を有するシステム
内で、大型の処理装置及びメモリシステム並の能力及び
柔軟性を実現するという問題である。
関連する1つの問題として、記憶及び処理能力に関す
る同様の制限のため、先行技術の制限及び書類処理シス
テムが、簡単に変更できないように構成されているとい
うことがある。斯かる変更を行った結果、これらのシス
テムの変更された部分と変更されていない部分との間の
不測の相互作用に起因する重大な動作上の問題がしばし
ば発生する。
第2の問題領域は、非常に複雑な書類の作成及び操作
を可能にするような柔軟性及び拡張性を有する書類構造
を記憶及び処理能力に関する上記のような制限内で提供
することにある。
発明の概要 本発明は、ドキュメント(書類)プロセッシング装置
に関する。より詳細には、限定された記憶容量及び処理
能力を有するシステム内において強力で且つ柔軟性のあ
る書類処理システムを実現するための制御及び書類構造
に関する。このシステムアーキテクチャは、システムの
監視機能を制御するための監視ルーチンと、上記の書類
の作用するための書類操作ルーチン(書類処理ルーチ
ン)とを供給する制御構造を含んでいる。これらの書類
操作ルーチンは、斯かるルーチンのライブラリから選択
され、関連の書類バッファ及び書類アクセス制御手段と
共に、書類にアクセスするための唯一の手段並びにシス
テム監視機能と書類処理機能との間の明確な独特の境界
を構成している。この手段のみが、書類に、アクセス又
は処理を行うことができる。本発明に従う書類構造は、
最小所要記憶スペース内において複雑な書類を作成可能
なように柔軟であり且つ拡張可能であり、ある書類のテ
キスト及びデータを含む情報アイテムブロック並びに全
ての情報アイテムブロックにアクセスするための適応イ
ンデキシング構造を含んでいる。この書類構造は、書類
テキスト及びデータの視覚的で記述的な情報の属性を参
照するための手段を含み且つ書類テキスト及び属性に関
する名前を使用することを可能にするものである。
従って、本発明を書類処理システムに組み込むこと
は、本発明が限定された記憶及び処理能力を有するシス
テムにおいて強力で柔軟な書類処理システムの形成を可
能にするという点で好都合である。本発明は更に、本発
明に係る書類構造が最小の記憶容量を必要とすると同時
に非常に複雑な書類の形式を可能にするべく柔軟性があ
り且つ拡張可能であるという点で好都合である。
従って、本発明の目的は、改良された書類処理システ
ムを提供することにある。
本発明の目的は、書類プロセッシング機能とシステム
監視機能との間に機能的分離及び明確な境界がある、改
良された書類処理装置を提供することであり、且つこの
目的において、書類データをアクセスしてその書類にオ
ペレーションを行うための、明確に制御され、定義さ
れ、そして分離した手段がある、書類プロセッシング装
置を提供することである。
本発明の目的は、書類プロセッシング機能とシステム
監視機能との間に機能的分離及び明確な境界がある改良
された書類プロセッシング装置であって、書類アクセス
及びオペレーション機能と監視機能との両方を制御する
ためのユーザ入力が、キーボード等の共通のソースから
与えられるという点において、及び書類プロセッシング
機能及びシステム監視機能が中央処理装置で実行状態を
共用する点において、書類プロセッシング機能とシステ
ム監視機能がオーバーラップする、書類プロセッシング
装置を提供することである。特に、この目的において、
本発明の目的は、監視オペレーション及び書類オペレー
ションの状態を記憶し、書類オペレーションを指示する
ベクトルを提供するためのスタック手段とキーストロー
クプロセッシング手段と、監視機能からそして特に書類
プロセッシング機能から明確な境界によって分離された
制御インターフェース手段とを含む監視制御手段を提供
することである。
本発明の目的は、書類データと書類プロセッシング装
置及び監視オペレーションを制御するルーチンとを記憶
するためのシステム記憶手段と、書類プロセッシング及
びシステム監視オペレーションを行うための少なくとも
1つのターミナルとを有する改良された分散型書類プロ
セッシング装置であって、ワークステーションへの書類
データと書類プロセッシング及びシステム監視ルーチン
との提供において、書類プロセッシング及びシステム監
視機能とシステム記憶手段のオペレーションとの間に機
能的分離がある、分散型書類プロセッシング装置を提供
することである。
好適な実施例の説明 以下においては、本発明に従う書類処理システムの構
造及びオペレーションについて記述される。このシステ
ム並びにシステム制御構造及び書類構造は、最初にブロ
ック図レベルで説明されており、次に、これらの構造及
び実施される書類構造のより詳細な説明が行われてい
る。
以下においてこの実施例を以下の順番で説明する。
1.システムブロック図構造及びオペレーション A.マスターユニット12(図1) B.ワークステーション14(図1) C.システム10の制御及び書類構造(図2) a.マスターオペレーティングシステム26 b.スーパーバイザールーチン28 c.オーバーレイルーチン30 d.書類構造部32 2.制御及び書類構造(図3、図4) A.ブロック図の説明(図3) a.ADS40及び関連構造 1.バッファ54 2.スクリーンバッファ56及び表示メモリ58 3.書類アクセス構造60 b.AOR42及び関連構造 b.制御転送及びSR28/AOR42インターフェース 1.実行ポインタ(EP)64及びベクトル 2.可変スタック66及び情報の送り c.SR28及び関連する構造 1.スレーブ及びサービスルーチン68 2.キーストローク処理及びシステム状態 3.スタック機構 4.SR28の基体オペレーティングシーケンス a.オーバーレイ段階 b.再生ロード段階 c.表示段階 d.キーストローク段階 B.書類構造(図4) 1.基本ブロック構造 2.基本ブロック型 3.最小書類ブロック 4.管理ブロック 5.インデキシングブロック a.書類テーブル b.一次インデックス c.二次インデックス 1.二次テキストページインデックス 2.二次ヘッダ及びフッタインデック d.命名されたアイテムインデックス 6.情報アイテムブロック a.テキストブロック b.フォーマットブロック c.テキストシェルフブロック d.注釈ブロック e.自由フォーム領域及び等式ブロック f.脚注ブロック g.ヘッダ/フッタブロック h.マトリクスエレメントテキストブロック i.画像ブロック j.音声ブロック k.外部データ l.併合データブロック m.テキスト挿入 n.指定されたマーク o.カラム 7.テキスト及び属性 1.視覚的/記述的属性 2.情報的属性 3.属性分類順序 1.システムブロック図構造及びオペレーション(第1図
及び第2図) 第1図について説明する。この図には、本発明を含む
分散システム10のブロック図が示されている。システム
10は、米国特許第4,145,739号に記載のデータ処理シス
テムと構造上及び全体の動作上から見て類似している。
システム10の主な構造要素には、システムバス16を介
して相互に接続される1つ以上のワークステーション14
と、マスターユニット12とを含んでいる。以下に更に説
明するように、マスターユニット12は、一種のシステム
メモリであり、ワークステーション14による書類処理オ
ペレーションを含むシステム・オペレーションを制御す
る全てのルーチンのマスターコピーを記憶する。マスタ
ーユニット12は又、ワークステーション14によって処理
される全書類の全ての活性セグメント及び不活性セグメ
ントのコピーを記憶する。
ワークステーション14には、以下に説明するように、
ワークステーション14によって処理されている書類の現
在活性なセグメント、これらの活性な書類セグメントを
処理するのに必要な書類ルーチン、及びワークステーシ
ョン14のオペレーションを制御するのに必要なルーチン
が存在している。ワークステーション14に存在している
現在活性な書類セグメント及びルーチンは、以下で更に
説明するように、マスターユニット12に存在している書
類及びルーチンのマスターコピーの部分集合である。書
類セグメト及びワークステーション制御及び書類処理ル
ーチンは、ワークステーション14のオペレーションに必
要なときは、マスターユニット12とワークステーション
14との間をシステムバス16を介して転送される。
A.マスターユニット12(第1図) 本実施例において、マスターユニット12は、ディスク
18及びマスターディスク制御部20を含むディスクドライ
ブメモリである。マスターディスク制御部20は、ディス
ク18とワークステーション14との間での情報転送を制御
するためにディスク18に記憶されているルーチンによっ
て制御される動作するマイクロプロセッサ制御ユニット
である。
ディスク18について説明する。このディスク18にある
情報は、書類処理オペレーションを含むシステム10の全
てのオペレーションを制御するのに必要な全てのルーチ
ンのマスターコピー22及びシステム10にある全書類の全
ての活性セグメント及び不活性セグメントのコピーを含
む1つ以上の書類ファイル24を含んでいる。マスターコ
ピー22に存在するルーチンは、マスターオペレーティン
グシステム(MOS)26、スーパーバイザールーチン(S
R)28及びオーバーレイルーチン(OR)30を含んでい
る。MOS26は、システム10のオペレーション全体、例え
ば、ディスク制御20のオペレーションあるいはマスター
ユニット12とワークステーション14との間の情報転送な
どを制御するルーチンを含んでいる。SR28は、ワークス
テーション14の内部オペレーションを制御するための、
以下において更に説明するルーチンを含む。またSR28
は、基本的には、ワークステーション14のための内部オ
ペレーティングシステムを構成する。OR30は、書類処理
ルーチン、即ち、書類を直接処理する時にワークステー
ション14により実行されるルーチンを含む。
ディスク18に存在する各書類ファイル24は、システム
10の中に存在する書類の対応する書類構造(DS)32のマ
スターコピーを含む。書類が現在ワークステーション14
において処理されている場合は、書類のDS32の現在活性
なセグメントのコピーがワークステーション14の中に存
在し、その書類が処理される時にDS32とワークステーシ
ョン14との間に書類セグメントの転送が行われる。各書
類ファイル24また、1つ以上の退避状態(SS)34を記憶
する領域を含む。以下において更に述べるように、ある
書類について実行されているオペレーションが割り込ま
れて、この割り込まれたオペレーションが完了する前に
異なったオペレーションを行う時にSS34が生成される。
斯かる場合、ワークステーション14のオペレーションの
状態、即ち、割り込まれたルーチンを含み割り込まれた
オペレーションを完全に定義する情報が、SS34として対
応する書類ファイル24にコピーされることにより退避さ
れる。
B.ワークステーション14(第1図) 第1図に示すように、ワークステーション14は、DS32
の現在活性な書類セグメント(ADS)40、OR30の現在活
性なセグメント(AOR)、及びSR28のワークステーショ
ンコピーを記憶するためのワークステーションメモリ
(WSM)38を含む。以下において更に述べるように、ADS
40及びAOR42は、DS32及びOR30の諸部分の部分集合ある
いは作業用コピーである。ワークステーション14は更
に、AOR42及びSR28の指令のもとにADS40に作用するため
のワークステーションの中央処理装置(CPU)、ワーク
ステーションのユーザがデータ(テキスト)及び書類処
理命令を入力できるようにするためのキーボード(KB)
46、及びユーザ及びシステムオプレーションの結果を表
示するための表示装置48を含む。ワークステーション14
の構成要素は、ワークステーション(WS)バス50を介し
て相互に、接続されており、情報が入力/出力装置(I/
O)52を介してWSバス50とワークステーション14の構成
要素とシステムバス16との間を送られる。以下において
更に説明するように、システム10のオペレーションにお
ける主要な中心部分は、明らかに書類の作成及び処理に
関してシステム10とユーザとの間でKB46及び表示装置48
を介して行われる会話形オペレーションである。それ
故、システム10は、特定の側面から見た場合、キースト
ローク処理システムと見ることができる。即ち、ユーザ
はキーストロークによりKB46を介してデータ(テキス
ト)及びテキスト/書類処理命令を入力するのである。
ワークステーション14は、AOR42及びSR28から選択され
た適当なルーチンをCPU44において実行することにより
応答し、実行されたルーチンによって決定されるように
ADS40の内容を修正し、且つ表示装置48を介してユーザ
の処置の結果を表示する。
C.システム10の制御及び書類構造(第2図) 第2図について説明する。この図には、システム10の
制御及び書類構造の略線図が示されている。前に説明し
たように、システム10の制御構造及び書類構造の主な要
素は、マスターオペレーテイングシステム(MOS)26、
スーパーバイザールーチン(SR)28、オーバーレイルー
チン(OR)30、活性オーバーレイルーチン42、書類構造
部(DS)32及び活性書類構造部(ADS)40を含んでい
る。
これらの要素の階層構造は、第2図に説明されてお
り、システム10におけるそれらの位置及びオペレーショ
ンの主な領域も示されている。以下において更に説明す
るように、MOS26は、主にマスターユニット12の中に存
在しており、システム10の全てに対する1つのオペレー
テイングシステムを構成しており、SR28はワークステー
ション14の中に存在し且つ1つのワークステーションオ
ペレーテイングシステムを構成している。OR30、即ち書
類処理ルーチンは、実際の書類処理システムであるAOR4
2を含んでおり、この実際の書類処理システムは、OR30
の時間的に変動する部分集合であり、ワークステーショ
ン14の中に存在している。DS32は実際の書類、DS32の時
間的に変動する部分集合であるADS32、を含み、それ
は、ワークステーション14の中に存在している。
a.マスターオペレーテイングシステム26 前に説明したように、MOS26は、システム10の全体的
オペレーションを制御し、マスターユニット12と、シス
テム10の全てのワークステーション14によって共用され
る資源とから成っている。MOS26は、システム10のため
の1つのオペレーテイングシステムであるため効果的で
あり、主にマスターユニット12の中に置かれている。MO
S26は、例えば、マスターユニット12とワークステーシ
ョン14との間の情報転送を制御する。
b.スーパーバイザールーチン28 SR28は監視制御ルーチンであり、第2図に示すよう
に、SR28のコピーは各ワークステーショ14の中に置かれ
ており、基本的には1つのワークステーションオペレー
テイングシステムとして動作する。マクターユニット12
の中に存在するMOS26と対照的であり且つ以下に述べるO
R30/AOR42と対照的であるように、SR28は、ワークステ
ーション14が動作している間はワークステーション14の
中に常駐している。SR28は、MOS26、ユーザ及びAOR42と
直接相互作用し、AOR42を介してADS40と間接的に相互作
用し、MOS26を介してDS32及びOR30と間接的に相互作用
する。これにより、SR28は、中心的要素、即ち節点的要
素となり、これを介してシステム10の全ての要素が相互
作用し且つこれを介して全てのオペレーションが達成さ
れるため効果的である。
例えば、MOS26と相互作用するにあたり、ワークステ
ーション14の中のSR28は、ワークステーション中の使用
可能な記憶スペースWSM38を管理し且つこのワークステ
ーションによって実行されるべきルーチンの選択を監視
する。例えば、ADS40中に新しい活性書類セグメントに
対しWSM38中のスペースを自由に与える必要がある場
合、あるいはWSM38に現在存在していないルーチンが選
択された場合、SR28は、ワークステーション14とマスタ
ーユニット12との間の情報の適当な転送を要求する。SR
28は、この要求をI/O52に与えると、この要求は次にワ
ークステーションポーリング手順においてMOS26によっ
て読み出される。MOS26は、情報転送を実行することに
よって、即ち、ディスク18とワークステーション14のWS
M38との間に必要な書類セグメント、ルーチンあるいは
退避された状態情報を転送することによりこの要求に応
答する。SR28とMOS26との間のこの相互作用は、SR28とO
R30とDS32との間の間接的相互作用の一例である。即
ち、SR28は、MOS26と相互作用することにより、ADS40と
AOR42に作用し、ADS40とAOR42はDS32とOR30の部分集合
と成る。
前に説明したように、システム10は、特定の側面から
見た場合、キーストローク処理システムと見なされる。
即ち、ユーザからキーストロークによりKB46を介してテ
キスト及び書類処理命令を受け、指示されたオペレーシ
ョンを書類に対して実行し、これらのオペレーションの
結果を表示装置48を介してユーザに対して表示するので
ある。
斯かる機能を達成するために、SR28は、KB46及び表示
装置48を介してユーザと相互作用(対話)し且つ書類処
理ルーチンOR30/AOR42を介して書類と対話する。以下に
おいて更に説明するように、SR28は、KB46からキースト
ローク入力を受け、実行されるべき適当なOR30/AOR42又
はSR28ルーチンを選択し、CPU44による選択ルーチンの
実行を開始する。選択されたルーチンの実行終了時点
で、SR28は、選択されたオペレーションの結果をメッセ
ージで表示することにより、あるいはオペレーションに
おいて修正されたように現在処理されている書類の部分
を表示することにより、表示装置48を介してユーザに指
示する。例えば、ユーザがテキストを入力している場
合、SR28は、英数字キーストロークを受け、ADS40にこ
の英数字文字を入力するためのAOR42ルーチンを選択
し、表示装置48を更新してこれらの文字が入力されたよ
うにテキストを表示する。
c.オーバーレイルーチン30 OR30はドキュメントオペレーションオルーチンであ
り、上に説明したように、OR30は、全ての書類処理ルー
チンを含んでおり、これにより、書類処理システムを効
果的に構成している。MOS26及びSR28は、OR30で実施さ
れる書類処理システムをサポートしているオペレーテイ
ングシステムを構成する。
書類処理システムのこの好適な実施例の場合、以下に
おいて更に説明する書類構造は、OR30を介してのみアク
セスされ操作される。この点に関して次のことに留意さ
れたい。即ち、M0S26及びSR28は、DS32/ADS40に関する
特定のオペレーションを実行するが、これらのオペレー
ションはこの書類構造の実際の操作あるいはこれに対す
るアクセスを含んでいないということである。これによ
り、OR30はこの書類構造とシステム10の他の要素との間
の境界を定めており、システムの残りの部分から書類構
造の特徴を完全に分離するため効果的である。このため
に、システムの書類構造、例えば、MOS26又はSR28ある
いはシステム10の実際の物理的構造は、システムの他の
部分への影響が最小であるように自由に修正あるいは変
更することができる。この書類構造は、例えば、システ
ム10に示されている分散システムへではなく、集中シス
テムへ伝達されるか、又はこの集中システムにおいて実
現される。また、この書類構造が修正される場合、OR30
のみが対応して修正されるだけでよく、システム10の残
り、例えばMOS26及びSR28は変更されない。
OR30の別の特徴は、OR30と書類構造との間の境界及び
アクセス、即ち、書類処理システムが書類構造を操作で
きるようにする方法、を制御し且つ定めるところにあ
る。斯かる制御は、現存するシステムが、例えば、新し
い特徴を増やしあるいは現存の特徴を改良するために修
正されている時は、特に重要である。先行技術の書類処
理システム又はワードプロセッシングシステムの場合、
書類処理システムの設計あるいは変更をする者はシステ
ムが書類構造をアクセスし操作する手段及び方法を直接
決定していた。その結果、システムの変更者が書類構造
を如何に操作するかということについての明確な制限が
無かったため、修正されたシステムについては重大な問
題がしばしば発生した。
本発明の書類処理システムのこの好適な実施例の場
合、OR30は、書類管理ライブラリ(DMLIB)と呼ばれる
固定ルーチンのライブラリから選択されたルーチンから
成る。このDMLIBルーチンは、書類構造をアクセスある
いは操作することを許された唯一のルーチンであり、一
組のビルデイングブロックを構成し、このビルデイング
ブロックから1つの書類処理システムが構成できるため
効果的である。
このDMLIBは、書類構造の全ての可能な基本操作に対
するルーチンを含んでおり、この書類構造を操作する別
の好適な方法が新たに使用される時には拡張され得る。
新しい書類処理システムを形成するために、あるいは現
存のシステムを修正するために、従って、設計者は実行
されるべきオペレーションあるいは現存のオペレーショ
ンが修正される方法を決定し、DMLIBから適当なルーチ
ンを選択し組み立てあるいはリンクする。こうすること
によって、設計者は、新しいあるいは修正されたシステ
ムのオペレーションが書類構造と矛盾しないことを確信
するに至る。
最後に付言しておくが、前述のように、WSM38の中に
存在するAOR42は、OR30のルーチンの部分集合であり、
ある種類の処理をするのに現在用いられているOR30のル
ーチンから成る。これにより、AOR42及びOR30は、AOR42
がOR30の完全な常駐コピーを構成しないが、現在実行さ
れているオペレーションに応じて時間と共に変化すると
いう点でSR28とは異なる。このため、その書類処理ルー
チンは「オーバーレイ」ルーチンと呼ばれる。即ち、ル
ーチンが必要に応じて選択されWSM38の中のAOR42にオー
バーレイする。1つのグループとしてAOR42にオーバー
レイされる関連したOR30のルーチンのグループは、1つ
の「オーバーレイ」と呼ばれる。
d.書類構造部32 前に述べたように、書類ファイル24は、システム10の
中に置かれる書類の完全なあるいは完全に近いコピーを
含む。書類のこのマスターコピーは、ディスク18の中に
置かれる書類構造部(DS)32の中に含まれている。処理
されている書類のこれらの諸部分は、活性書類構造部
(ADS)40の中のWSM38の中にコピーされてその中に置か
れ、処理されている間はその中に留まる。1つの書類の
新しい部分が処理されると、その書類の前の常駐部分
が、ディスク18の中に戻ってコピーされる。同様にし
て、新しく形成されている、即ち、ユーザによって入力
されることにより形成されている1つのドキュメントの
これらの部分は、最初にADS40の中に存在し、次にディ
スク18の中にコピーされる。これにより、DS32及びADS4
0は、ADS40がDS32の時間的に変動する部分集合であると
いう点においてOR30及びAOR42に類似する。尚DS32の内
容は、書類の異なった部分が処理される時に変化する。
ワークステーション14とマスターユニット12との間に
おける書類の諸部分の転送は、ワークステーション14の
中に存在する後述のデータ入力及び転送バッファの容量
並びにディスク18の2セクタの容量に応じて、512バイ
トブロックを基準として実施される。ここで銘記すべき
ことは、書類処理ルーチンの転送を含む、マスターユニ
ット12とワークステーション14との間の全ての転送がこ
れに基づいて実行されることである。
以上のようにシステム10の全体的な構造とオペレーシ
ョンを述べてきたが、上記の制御及び書類構造の特定の
部分について以下に更に詳しく述べることにする。
2.制御及び書類構造(第3図及び第4図) 第3図について説明する。この図には、ワークステー
ション14、特にWSM38の中に置かれている制御及び書類
構造のブロック図が示されている。前に述べたように、
ワークステーション14の制御及び書類構造は、SR28及び
AOR42及びADS40を含んでいる。この図には、SR28、AOR4
2及びADS40に関連して動作する他の構造がこれらの一部
として示されている。第3図に示される構造の関係及び
オペレーションを最初に述べ、その後に、本発明に係る
書類構造を説明する。
以下においては、特にワークステーション14の物理的
構造及びオペレーションについて言及する。即ち、SR28
及びAOR42は、ルーチン、言及すれば、CPU44及びワーク
ステーション14の他の要素のオペレーションを指示し且
つ制御するためにWSM38からCPU44に読み出される命令の
シーケンスから成る。CPU44は、ADS40からデータ、例え
ば、書類テキストを読み出し、これらの命令によって指
示されるようにそのデータを処理し、例えば、これらの
オペレーションの結果をADS40に転送するためにSR28及
びAOR42から与えられる命令に応答する。
A.ブロック図の説明(第3図) 前に述べたように、第3図に示される構造の主な要素
は、ADS40、即ち、現在処理されている(即ち、アクテ
ィブな)書類セグメント、AOR42、即ち、現在用いられ
ている(即ち、アクティブな)書類処理ルーチン、及び
SR28、即ちワークステーションオペレーテイングシステ
ムを含んでいる。
a.ADS40及び関連構造 第3図に示される書類構造及び主データ転送経路を上
記のように最初に考慮すると、ADS40は、DS32の時間的
に変動する部分集合となり、現在処理されている書類の
諸部分を構成する。書類の異なった諸部分が処理される
と、書類セグメントはADS40とDS32との間を転送され
る。例えば、ある書類の既存のテキストが、例えば、テ
キストの削除又は付加によって修正される場合は、書類
の変更される部分がディスク18から読み出されADS40に
入る。これらの変更はユーザによってKB46を介して入力
され、これらの変更がなされると、書類の変更された部
分が次にDS32に読み戻され、書類の更なるセグメントの
ためのスペースをADS40に与える。別の例では、書類の
諸部分が新たに形成されている時、テキスト情報は、ユ
ーザによってKB46を介して入力され、ADS40の中でその
書類に構成され、次にADS40の使用可能なスペースが満
たされる時にDS32に読み込まれる。
1.バッファ54 ADS40には2つの別な構造が直接関連している。最初
の構造は、バッファ54であり、これはSR28によって形成
され且つ主にADS40へのあるいはADS40からの入力/出力
オペレーションに用いられる多目的バッファの一組であ
る。バッファ54は、例えば、ディスク18とADS40との間
の書類セグメントの転送及びKB46からADS40へのテキス
トの入力に用いられる。
この好ましい実施例の場合、バッファ54は、それぞれ
512バイドの容量を有している3個乃至10個のバッファ
を含んでいる。バッファ54の容量は、上記のように、デ
ィスク18の2セクタの容量及びマスタユニット12とワー
クステーション14との間に転送されるブロックのサイズ
に基づいている。
2.スクリーンバッファ56及び表示メモリ58 バッファ54には、スクリーンバッファ(SB)56及び表
示メモリ(DM)58が関連している。DM58は、いつの時点
においても表示装置48に現在表示されている情報を含む
が、これに対しSB56は、表示すべき情報がDM58に書き込
まれる時に経由するバッファである。以下に述べるよう
に、DM58は、表示装置48によって表示されている情報に
対するソースであり、表示装置48によってしばしば読み
出される。SB56の機能は、情報をDM58に書き込む時間が
得られる迄表示されるべき情報を保持することにあり、
これにより、バッファ54を他のオペレーションに対して
解放する。
表示装置48によって表示される情報は、処理されてい
る書類の諸部分の視覚的表示、即ち、ADS40の内容の一
部分あるいは全部及び、例えば、システム10からユーザ
へのメッセージを含み、これによりシステム10のオペレ
ーションにおいてユーザを助けあるいは導くことができ
る。後者の例としては、実行するオペレーションをユー
ザが選択するためのメニューが含まれる。これらのメニ
ューの例としては、ウォングラボラトリ社のオフィスイ
ンフォメーションシステム(OIS)におけるものがよく
知られている。
第3図に示すように、表示されるべき情報はバッファ
54を介してSB56に書き込まれ、一度に1文字ずつ入力さ
れるかあるいはバッファ54あるいはSB56の容量までの情
報ブロックに入力される。1つずつの文字エントリは、
例えば、ユーザが、英数字文字をテキスト、即ち、KB46
を介して一度に1つずつの文字を入力している時に用い
られる。この場合、個々の文字は、バッファ54の1つに
入力され、同時に、再び一度に1つずつの文字としてAD
S40及びSB56に転送される。ブロックエントリは、例え
ば、ユーザがある書類のセクション又はページから別の
セクションに表示を移動させる時、即ち表示装置48によ
る完全に新たな情報のスクリーン法事を必要としている
時に用いられる。
SB56に入力される情報は、表示装置48によって実際に
表示されている情報の1つ以上の表示スクリーンを含ん
でいるDM58にその後転送される。表示装置48は、DM58か
ら現在表示されているスクリーンに対する情報を読み出
し、この情報をユーザに見える形に提供する。
ここで銘記すべきことは、DM58に情報が記憶されてい
る形式は、表示装置48の能力に依存するということであ
る。表示には2つの主な形式が存在する。即ち発生され
た文字とマップされたビットである。文字発生表示の場
合、表示されるべき情報は、表示されるべき文字あるい
はシンボルを表わすコードの形で記憶される。表示装置
はこれらのコードを読み出し、文字発生器を通して、こ
れらのコードを表示CRTの上に文字を形成する照明ドッ
トのパターンに変換する。マップされたビットの表示の
場合、コードではなく、表示文字あるいはシンボルを形
成するドットの実際のパターンが記憶され、記憶された
情報が直接表示される。マップされたビット表示は、複
雑なグラフィック表示、例えば絵画イメージをより簡単
に表示できるという点で好都合であるが、表示情報を記
憶するために非常に大きな記憶容量を必要とするためよ
り高価なものになっている。
以下に説明するように、本発明に係る書類構造は、ビ
ットマップイメージを書類のエレメントしてサポートす
る。しかし、この能力は、文字発生表示には使用不可能
である。文字組グラフィックと呼ばれる別の形のグラフ
ィック表示は、本発明の書類処理システムによって与え
られる。文字組グラフィックは、文字及びシンボルをCR
Tスクリーンに発生する方法、即ち、ドットの矩形マト
リックス、例えば、5×7ドットを基準としている。次
に、個々の文字は、残りのドットを黒にしたままマトリ
ックスの特定のドットを照明することにより生成され
る。文字組グラフィック表示の場合、広範囲のシンボ
ル、即ちドットのパターン、及び各シンボルに割り当て
られたコードを生成するように配設される。これらのグ
ラフィックシンボル、即ちドットパターンは、次に、ス
クリーン上の配列(アレイ)に組み立てられ、これによ
り所望のグラフィックイメージを生成する。
3.書類アクセス構造60 ADS40に直接関連した第2の構造は、ドキュメントア
クセス手段である書類アクセス構造(DAS)60であり、
これは、種々の領域をADS40及びバッファ54の中に位置
決めし且つ相互に関係づけている情報及びその領域中に
存在する情報を含んでいる。DAS60はAOR42ルーチンによ
って用いられ、部分的にSR28ルーチンによって用いら
れ、これによりADS40及びバッファ54中の情報のアイテ
ムを位置決めし処理する。DAS60は、これにより、書類
構造、即ち、ADS40と書類処理ルーチン、即ち、AOR42と
の間の主なインターフェースとなる。DAS60は、ADS40と
バッファ54、即ちADS40に対する入力/出力経路を関係
づける情報を与えることにより、ADS40とシステム10の
残りの部分、即ちDS32を含む部分との間の主なリンク、
即ちアクセス経路を構成する。
DAS60は、元々、SR28によって生成され、4つの主な
エレメント、即ちファイル参照ブロック(FRB)、バッ
ファテーブル(BT)、書類制御ブロック(DCB)及び一
組の位置ブロック(PB)を含む。
このFRBは主に、ワークステーション14とマスターユ
ニット12との間の書類通信に用いられる情報を含んでい
る。斯かる情報の例としては書類が処理されている期間
における特定の書類を認識する参照番号及び参照制御ブ
ロックを含む。この参照制御ブロックは、I/O要求が上
記のようにそのワークステーションによって生成された
か否か、及びエラーが検出されたか否かを示す情報を含
んでいる。この制御ブロックはまた、ワークステーショ
ンによって生成され、新しい書類に対して書類ファイル
が形成されるべきかを示す情報及び書類が完全な形でそ
のDS32に転送される、即ち、その書類に対するオペレー
ションの終了時に「クリーンアップ」となるように転送
されるべきかを示す情報を含む。
このBTは、OR30によって生成され、バッファ54を維持
し且つ動作するためにOR28によって用いられる。このBT
は、主に一組のポインタ及びWSM38中のバッファ54のバ
ッファの位置及び容量を示す情報から成る。
このDCBは、現在処理されている書類及びこの書類の
現在の状態を認識する情報を含んでいる。このDCBはま
た、OR30がFRB及びBTを位置決めする時の情報を含んで
いる。
これらのPBは、処理されている書類内の特定の位置を
表わす情報を含んでいる。この書類に対するアクセスの
殆ど全ては、PBを介して実行され、1つのPBがこの書類
に対するアクセスを必要としている殆どのルーチンによ
って初期設定される。例えば、テキストの一部分をこの
書類内の1つの位置から別の位置に動かすAOR42のルー
チンは、動かされるべきテキストの初期位置及び先行位
置を指示するPBを初期設定する。次にこの移動ルーチン
は、テキストを移動する際にこの情報を用いる。
b.AOR42及び関連構造 前に説明したように、OR30は、全ての実際の書類処理
ユーチンを含み、これにより、実際の書類処理システム
を構成している。AOR42は、OR30の時間的に変動する部
分集合であり、ある書類を処理するのに現在用いられて
いるOR30のルーチンから成る。「オーバーレイ」と呼ば
れるOR30のルーチンの関連グループがOR30から読み出さ
れ、選択された書類オペレーションに対して要求される
ようにAOR42にオーバーレイされる。AOR42中のルーチン
は、これもAOR42によってアクセスされ処理されるDAS60
中に含まれている情報を用いて、ADS40及びバッファ54
をアクセスし且つこれらを処理する。
前述したように、書類処理システムは、書類処理ルー
チンを「ネストにする」あるいは「スタックする」能力
を有している。例えば、ユーザが、テキストをある書類
の中に挿入するために「挿入」ルーチンを実施している
場合、ユーザは、そのオペレーションを終了させずに、
第2のオペレーション、例えば、「挿入」あるいは「削
除」のオペレーションを挿入されているテキスト内で開
始することができる。第2のルーチン即ち割込みルーチ
ンは、始めのルーチン即ち割り込まれたルーチンを出る
ことなく開始され且つ実施され、この割込みルーチンの
終了時にこのシステムは始めのルーチンに戻る。ユーザ
は、幾つかの斯かるルーチンを「ネストにする」ことが
でき、これらのルーチンは開始されたシーケンスの逆に
戻される。
OR30ルーチンのネスティング、及びオーバーレイオペ
レーションによるAOR42ルーチンの全ての必然的退避
は、AOR42と関連する退避スタック(SAVES)62のオペレ
ーションと通して達成される。以下に更に述べるよう
に、SAVES62は、SR28に関連し且つこれによって制御さ
れるスタック構造の一部である。
AOR42ルーチンの退避は、ルーチン全体のコピーを対
応するDF24へ即ち、SS34へ、システムのオペレーション
の状態についての情報に関連する他の情報と共に転送す
ることにより達成される。斯かる動作が行われる時、SR
28は、退避ルーチンの記憶イメージを識別するファイル
参照シリアル番号(FRSN)、即ち、退避ルーチンの位置
をSAVES62に置く。この退避ルーチンに戻ると、SR28
は、SAVES62から退避ルーチンFRSNを読み出し、このFRS
Nを用いて、DF24からAOR42に至るルーチンを見い出し且
つコピーしあるいはオーバーレイし、且つルーチンの実
行を再開する。
b.制御転送及びSR28/AOR42インターフェース SR28の説明を続ける前に、SR28とAOR42間のインター
フェースを形成し且つSR28あるいはAOR42内であるいはS
R28とAOR42間で、制御をあるルーチンから別のルーチン
に転送するのに用いられる制御構造及びそのオペレーシ
ョンを検討する必要がある。あるルーチンから別のルー
チンへシステム制御を転送するためには先ず、制御が送
られるルーチンの識別を必要とし、2番目に、情報を元
のルーチンからルーチン仮定制御に送るための手段を必
要とする。これらのオペレーションを達成するために用
いられるエレメント及びSR28とAOR42との間のインター
フェースを構成するエレメントは、制御インターフェー
ス手段である実行ポインタ(EP)64及び可変スタック
(VARS)66を含んでいる。
1.実行ポインタ(EP)64及びベクトル ルーチンが、「ベクトル」を使用することにより認識
され、位置決めされ、開始される。尚このベクトルは、
本質的には、認識されるルーチンの物理アドレスに対立
する言葉としての論理アドレスである。各ベクトルは、
ルーチンを認識し、必要に応じてオーバーレイし、実行
するために、以下に説明すように十分な情報を含んでい
る。各ベクトルは、3つの情報フィールド、即ち、型フ
ィールド、サイズフィールド及びファイル参照シリアル
番号(FRSN)/アドレスフィールドを含んでいる。
ベクトル型フィールドは、対応するルーチンが常駐ル
ーチンかあるいは局所的ルーチンか、オーバーレイされ
ているルーチンか否か、退避ルーチンかあるいは内部ル
ーチンかということについての情報を含んでいる。常駐
ルーチンとは、メモリに常駐しているルーチン、即ちWS
M38に常に存在しているルーチンである。常駐ルーチン
の一例としては、SR28のルーチンが挙げられる。与えら
れたオーバーレイの一部分であるルーチン、即ち、OR30
のルーチンの関連グループは、そのオーバーレイに対し
て「局所的」であり且つそのオーバーレイ内の他の如何
なるルーチンに対しても「局所的」である。従ってある
局所的ルーチンがそれに対して局所的であるようなオー
バーレイをAOR42に読み込んだ時、その局所的ルーチン
は実行用の常駐ルーチンとなる。
オーバーレイされたルーチンとは、ディスク18からWS
M38にロードされなければならないルーチンでもあり、O
R30オーバーレイ中の全てのOR30ルーチンを含む。
退避ルーチンとは、その特性が原因で、別のオーバー
レイがAOR42にロードされる前に上記のように退避され
なければならないルーチンあるいはオーバーレイであ
る。内部ルーチンとは、前に述べたように既に退避され
ているルーチンあるいはオーバーレイである。即ち、内
部ルーチンが既に退避されているルーチンであるのに対
し、退避ルーチンは退避されなければならないルーチン
である。
ベクトルサイズフィールドは、オーバーレイについて
用いられ、そのオーバーレイ中の256バイトセクタのサ
イズ即ち数を示す。
ベクトルFRSN/アドレスフィールドの内容は、ルーチ
ンの型に依存する。常駐ルーチンの場合、FRSN/アドレ
スフィールドは、ルーチンの開始点のアドレスを含んで
いる。オーバーレイの場合、FRSN/アドレスフィールド
は、ルーチンのFRSN、即ち、そのルーチンを認識し位置
決めするのに用いられ、そのルーチンをAOR42にロード
するのに用いられる論理アドレスを含む。オーバーレイ
ルーチンの開始アドレスは、WSM38のオーバーレイ領域
中の第1の位置、即ち、AOR42中の第1の位置と仮定さ
れる。即ち、この位置は、選択されたルーチンに至るル
ーチンの開始点を含んでいる。
SR28に関連し且つ以下に更に述べられる制御が、AOR4
2、SR28あるいは再ロードスタック(RLDS)76からEP64
にロードされたベクトルによってあるルーチンから別の
ルーチンに移される。現在制御しているルーチンが制御
を別のルーチンに送る毎に、この制御ルーチンは、制御
が送られるべきルーチンのベクトルをEP64にロードす
る。SR28は、EP64の内容を監視するルーチンを含み、そ
の中にベクトルが検出されると、このベクトルを用いて
あるルーチンを実施し、これによりこの新しいルーチン
の位置決めをし、実行を開始する。
制御を新しいルーチンに移す際にSR28よって実行され
るオペレーションは、ベクトル型フィールドによって決
定されるように、ルーチンの型に依存する。このルーチ
ンが、AOR42の中に現在置かれているオーバーレイに対
して常駐的あるいは局所的である場合、ベクトルFRSNフ
ィールドは、この新しいルーチンの開始に対するポイン
タあるいはアドレスとして用いられ、その開始時点で新
しいルーチンに制御が移される。
この新しいルーチンがオーバーレイされたルーチンで
あるとベクトル型フィールドによって示される場合、ベ
クトルFRSN/アドレスフィールドは、そのルーチンのFRS
Nを含む。この場合、SR28は、この新しいルーチンのFRS
Nを用いて1つのルーチンを開始し、これによりディス
ク18からこの新いしルーチンを含んでいるオーバーレイ
を読み出しAOR42に読み込む。このオーバーレイオペレ
ーションが完了すると、SR28は、AOR42中の第1の位置
に制御を移し、この第1の位置は、上記のように、この
新しいルーツチンのエントリ点に至るルーチンの開始点
となる。
この新しいルーチンが、以下に説明するように、退避
されている即ちスタックされているとベクトル型フィー
ルドにより示される場合、SR28は、このルーチンがSR28
の中に置かれているかあるいは現在のAOR42の中に置か
れていれば、このルーチンの実行を再開するため、ある
1つのルーチンを実行する。上記の新しいルーチンがSS
34の中に置かれている場合、SR28は、ある1つのルーチ
ンを実施し、これにより上記の新しいルーチンを実行再
開前にSS34から再ロードする。
2.可変スタック66及び情報の送り 上記のように、あるルーチンから別のルーチンへ制御
を渡すためには、制御ルーチンから制御が渡されるルー
チンへの情報伝達手段、特に、渡すルーチンからSR28、
即ちワーククテーションオペレーションシステムへ情報
を送る手段を必要とする。斯かる機能は、斯かる情報を
SR28及びAOR42のルーチンから受け且つ斯かる情報をSR2
8及びAOR42ルーチンに供給する可変スタック(VARS)66
を介して実行される。このVARS66は状態情報を提供し且
つ記憶する手段である。
SR28に関して以下に更に述べられるように、オペレー
テイングシステムの動作するこのワークステーション
は、状態マーシングである。即ち、任意の如何なる入力
あるいは条件に対する応答も、システムが動作している
時の「状態」に依存する。従って、VARS66に書き込まれ
る情報には、以下に述べるように、ルーチンが実行され
且つ領域がVARS66に確保される時のシステム状態の識別
及び新しいシステム状態が入力される毎に作られる変数
エントリを含む。
以上のように、SR28とAOR42との間のインターフェー
ス、及び制御がルーチン間を移される時の手段について
述べてきたので、SR28のオペレーション及びその関連構
造を次に述べることにする。
c.SR28及び関連する構造 上記のように、SR28は、ワークステーション14のため
の状態マシーンオペレーテイングシステムを構成し、即
ち、任意の特定の入力あるいは条件に対するシステムの
応答は、SR28によって決定されるように、システムの特
定の現在の動作「状態」に依存する。ワークステーショ
ン14のオペレーション全体を制御し且つOR30及び(又
は)AOR42に実現される書類処理システムのオペレーシ
ョンをサポートするのに加えて、SR28は、ユーザキース
トローク入力を受けそれを処理し、オペレーションのス
タック、即ちネスト用のスタック機構を供給する。
1.スレーブ及びサービスルーチン68 第3図に示すように、SR28は、例えば、ワークステー
ション14とMOS26間のオペレーション、例えば、ワーク
ステーション14とディスク18間の情報転送に対する要求
を生成し取り扱うオペレーションを指示するためのスレ
ーブ及びサービスルーチン(SSR)68を含む。SSR68の一
般的オペレーションは、米国特許第4,145,739号に記載
されている。
2.キーストローク処理及びシステム状態 上記のように、システム10のオペレーションにおける
主要な中心部分は、明らかに、システム10と、KB46を介
してのユーザと、及び表示装置48との間の、書類の作成
及び処理における対話的オペレーションである。システ
ム10は、それ故、特定の側面から見た場合、一種のキー
ストローク処理システムとみなされる。即ち、ユーザ
は、KB46を介してキーストロークによりデータ(テキス
ト)及びテキスト/書類処理命令を入力し、システム
は、AOR42及びSR28から選択された適当なルーチンを実
行することにより応答し、これにより対応するADS40の
内容を修正する。SR28のキーストローク処理機構はキー
ストロークルーチン(KS)70を含んでいるが、これによ
りユーザとシステム間の主な入力インターフェースとな
る。
特定のキーストローク入力に対するシステムの応答
は、前に述べたように、システムのオペレーションの特
定の状態、即ち、システムが現在実施しているオペレー
ションの種類による。これにより、SR28は状態テーブル
(ST)72を含む状態マシーン機構を組み入れる。尚この
機構は、SR28のキーストローク処理機構と相互作用し、
これによりユーザキーストローク入力に対する適当な応
答を決定する。
特定のキーストロークに対するキーストローク処理機
構の応答は、特定のキーストロークのクラスによってST
72において更に決定される。尚、1つのクラスは、同様
の機能を有するキーストロークのグループである。以下
のキーストロークのクラスは、本発明の好適な実施例に
おいて実施される。
GRAPHIC DELETE COLUMN CURSOR REPLACE SAVE SCREEN VISUAL RECALL PAGE INFORMATIONAL HELP GOTO PAGE FORMAT SUPER SEARCH INSERT MARK SUPER COPY SEARCH COMMAND SUPER REPLACE COPY GLOSSARY SUPER COMMAND MOVE PRINT DEFAULT EXECUTE NAME VIEW CANCEL ST72は、上記のように、マシン状態及びキーストロー
クのクラスを対応するルーチンベクトルに対応させる情
報を含み、1組の列として構成されている。尚各列は、
特定の状態に対して各キーストロークのベクトルをキー
ストロークのクラスによる順序に従って含んでいる。こ
れにより、ST72は、ベクトルの対応する状態列を選択す
るために状態によって索引づけされ、その状態にあるそ
のキーストロークのクラスのベクトルを選択するために
キーストロークのクラスによって索引づけされる。
ここで、キーストローク処理及び状態マシーンのオペ
レーションを検討する。KS70は、KB46からCPU44を介し
てキーストローク入力に関する情報を受ける。この情報
は、キーストロークのクラスとそのクラス内の特定のキ
ーストロークの両方を認識する。前に説明したように、
現在のマシン状態に関する情報は、VARS66内に置かれて
いる。第3図に示すように、キーストロークのクラス、
キーストローク及び状態情報が、KS70のキーストローク
取り扱いルーチンに与えられる。このキーストローク取
り扱いルーチンが、状態及びキーストロークのクラスに
よって状態テーブルを索引づけするために、対応する入
力をST72に生成する。ST72は、そのキーストローク及び
マシン状態に対する適当なSR28あるいはOR30/OAR42ルー
チンを識別するベクトルを1つの出力として供給するこ
とにより応答する。前に述べたように、ST72のベクトル
出力は、EP64にロードされ、ルーチンの型に応じて、適
当な動作がSR28によって開始される。第3図にも示され
ているように、且つ下に更に述べるように、ST72は、同
時に、その結果生じるベクトルをSR28のスタック機構に
対する入力として与える。
3.スタック機構 前に述べたように、SR28は、3つの主な機能、即ち、
どのオーバーレイが現在AOR42に置かれるべきかを認識
する機能、どのルーチンが現在実行されているかを認識
する機能、及び退避オーバーレイの記憶イメージを記憶
する機能を実行するスタック機構を与える。オーバーレ
イの退避、即ち、SAVES62によるAOR42ルーチンであっ
て、SR28スタック機構の一部分であるルーチンは、AOR4
2のオペレーションに関連して前に述べられている。
残りのスタック機構機能は、前に述べた再ロードスタ
ック(RLDS)76並びに、第3図に示され前に述べられた
ように、ST72のベクトル出力から入力を受けるモジュー
ルスタック(MODS)78によって実行される。
RLDS76は、ST72からのベクトルを受け取って記憶す
る。RLDS76のトップは、常に、現在AOR42の中にあるべ
きオーバーレイのベクトルを含んでいる。RLDS76は、割
り込まれたルーチンのベクトルを退避せしめることがで
きる。これは、割り込まれたルーチンが、割込ルーチン
の実行終了の際戻るようにするためである。この点に関
して説明すると、RLDS76は、例えば、割り込まれたオー
バーレイルーチンのベクトルをスタックすることによっ
て実際のルーチンを退避する必要が無い時にルーチンを
退避する主な手段となっている。前に説明したように、
SAVES62は、必要に応じて、ルーチンをその完全なまま
で退避する。即ち、実際のコードを退避するために与え
られる。第3図に示されるように、RLDS76は、入力をEP
64に与え、これによりEP64にロードすることを及び割り
込まれたルーチンをその後再び実行開始することを可能
にする。
MODS78は、現在実行しているルーチンのベクトルの型
フィールドのみを受け取り記憶する。MODS78の中に置か
れている情報は、割り込まれ且つ復帰したルーチンの適
当な取り扱いを決定するのにSR28によって用いられ、ル
ーチンを変化、例えば、オーバーレイから常駐ルーチン
への変化の型として更新される。
SM74は、SR28のスタック機構のオペレーションを理解
する上で、興味深い特定のルーチンを含んでいる。即
ち、これらのルーチンは、FREE,LOAD,PUSH,POP,RELOAD
及びENTRYを含み、以下にこの順番で説明される。FREE
の主な機能は、AOR42が適当なオーバーレイによって
「再ロード」されるべきであることを示すフラグをセッ
トすることによって、別のオーバーレイのロードのため
に、そのオーバーレイ領域、即ち、AOR42を解放するこ
とにある。SR28内の他のルーチンは、このフラグの状態
を検出し、適当なオペレーションを開始することによ
り、AOR42を再ロードする。例えば、RLDS76のトップに
置かれる情報が、現在のオーバーレイを退避しなければ
ならないことを示す場合、SR28は、AOR42を新しいオー
バーレイでロードする要求を開始する前に、SAVES62内
のオーバーレイを退避するためのオペレーションを開始
する。
LOADは、オーバーレイルーチンを開始するために用い
られ、EP64に、その新しいオーバーレイルーチンへのベ
クトルがロードされた後呼ばれる。このルーチンがオー
バーレイ、即ち、AOR42にロードされなければならない
場合、LOADは、FREEを呼ぶ。更に、LOADは、下記のPUSH
又はENTRYによって後で使用するためLOADを呼ぶルーチ
ンのベクトルをRLDS76に退避する。
PUSHの機能は、最後にロードされたオーバーレイが破
壊された場合ある状態に回復されるようにするためにこ
のオーバーレイに関する情報をスタックすることにあ
る。PUSHは先ず、最後にロードされたオーバーレイの型
フィールドをMODS78にプッシュする。このルーチンが常
駐でない場合、PUSHはまた、ルーチンの完全なベクトル
をRLDS76にプッシュする。このルーチンが、退避されな
ければならない型である場合、PUSHは、このルーチンを
SAVES62にプッシュし、SAVES62内のルーチンの位置のFR
SNを、RLDS76のルーチンのベクトルのFRSN/アドレスフ
ィールド内に置く。更に、PUSHは、このベクトルの型フ
ィールドを、「退避」から「内部」に変化せしめ、これ
によりこのルーチンの型の変化を反映する。
POPの機能は、MODS78のトップエントリを「捨てる」
ことにある。このルーチンが常駐ルーチンでない場合、
POPは、また、RLDS76のトップエントリを捨てる。この
ルーチンが退避ルーチンである場合、POPはまた、SAVES
62内のエントリを削除する。最後に、POPは「再ロー
ド」フラグをリセットし、これにより、SR28に、正しい
オーバーレイがAOR42内に常駐しないことを示す。
RELOADの機能は、RLDS76のトップベクトルによって規
定されるルーチンが、現在AOR42内に常駐していること
を保証することにある。この再ロードフラグが、セット
され、現在のルーチンが、MODS78内のトップエントリに
よって示されるように、非常駐型である場合、RELOAD
は、正いしオーバーレイをAOR42の中にロードする。
ENTRYは、LOADと結びついて動作し、これにより最後
にロードされたルーチンのエントリ点を供給する。
これまで、SR28のオペレーションの構造及び特定の特
徴、特に、SR28のキーストローク処理及びスタック機構
を述べてきたので、全体とてのSR28の基本的オペレーテ
イングシーケンスを次に説明することにする。
4.SR28の基本オペレーテイングシーケンス SR28及びそれに実現される状態マシーンの主な機能
は、一部上記したように、状態マシーンを維持し且つ動
作させること、必要に応じてルーチンをオーバーレイす
ること、重要な表示、例えば、メッセージ及びメニュー
を取り扱うこと、キーストロークを見て且つ処理するこ
とにある。これらの機能を実行するために、SR28及び状
態マシーンは、4つの段階のオペレーションのシーケン
スを順に反復して実施する。これらの段階は、実施され
る順に従って、オーバーレイ段階、再ロード段階、表示
段階及びキーストローク段階と呼ばれ、次にこの順番に
従って述べられる。
a.オーバーレイ段階 オーバーレイ段階は、選択されたルーチンがAOR42内
にあることを保証する責任及び選択されたルーチンを実
行する責任を有する。
この段階は、EP64内に置かれている選択されたルーチ
ンのベクトルから始められる。このルーチンがメモリ内
に常駐している場合、即ち、AOR42あるいはSR28内に常
駐している場合、マシーンはこのルーチンの実行にスキ
ップする。このルーチンがメモリに常駐していない場
合、即ちAOR42内に常駐してないオーバーレイルーチン
である場合、SR28は、LOADのベクトルをEP64にロードす
ることによりLOADを呼び、このオーバーレイはAOR42に
ロードされる。
メモリに常駐しているルーチンにより、SR28は、先
ず、ENTRYを呼び出し、ルーチンのエントリ点を決定
し、次にこのルーチンの実行へと進む。
オーバーレイ段階は、斯かる時点、即ち、選択された
ルーチンの実行が完了した時に終了するのが普通であ
る。しかしながら、特定の場合、選択されたルーチン
は、他のオーバーレイに置かれているルーチンを呼び出
す可能性がある。斯かる場合、EP64には呼び出されたル
ーチンに対するベクトルがロードされ、オーバーレイ段
階は再開される。
b.再ロード段階 再ロード段階は、オーバーレイ段階が上述の機能を実
行しない特定の場合に現在活性なルーチンがAOR42内に
常駐することを保証するために設けられ開始される。
第1の斯かる場合は、完了した時に、呼び出しルーチ
ンに制御を戻すのではなく、一般的なSR28ルーチンに制
御を戻すような他のルーチンを呼び出す特定のオーバー
レイルーチンの場合である。第2の場合は、完了した時
に、あるルーチンが、呼び出しルーチンに戻るのではな
くPOPを呼び出す時に起きる。
両方の場合において、再ロード段階の機能は、正しい
オーバーレイをAOR42の中に再ロードすることにあり、
上記のRELOADを呼び出すことによりこれを行う。
c.表示段階 SR28は、斯かる段階の期間、ディスプレイ48に対して
全ての重要な表示機能を実行する。斯かる表示は、ユー
ザに対してプロンプト及びメッセージを供給すること、
ユーザに対して使用可能なメニューの選択を表示するこ
と、属性の表示を更新することを含んでいる。尚これら
のことは以下に更に説明される。
d.キーストローク段階 斯かる段階の期間、SR28は、前に述べたキーストロー
ク処理オペレーションを実行する。即ち、SR28は、KB46
からキーストロークを受け且つVARS66から状態情報を受
け、選択されたルーチンに対する正しいベクトルを得る
ためにキーストローク及び現在の状態のクラスに対する
ST72を索引づけし、このベクトルをEP64にロードする。
この時点になると、マシーンは、オーバーレイ段階の
初期の状態に戻り、これらの4つの段階は、この順序に
従って且つ上記のように反復される。
これ迄、本システムの制御構造について述べてきた
が、本発明に係る書類構造について以下に説明すること
にする。
B.書類構造(第4図) 本発明に係る書類構造、即ち、DS32は、前に述べたよ
うに、効果的な記憶容量の使用を目的として設計され、
同時に、非常に複雑な書類を発生し且つ進んだ編集特性
をサポートするのに必要な柔軟性を与えるものである。
この書類構造の主な機能は、任意の長さを有する論理ユ
ーザ規定ページに組織された順次テキストを記憶し及び
迅速にアクセスできるようにすることである。この構造
により、高速で効率的な文字及びページ編集が可能にな
り且つ大量の可視的属性あるいはエンハンスメントのテ
キストの文字に対する適用を可能にする。これらの編集
特性の特定の物は、可視的属性、例えば、アンダーライ
ン、ボールドタイプ及び種々のフォント、並びに情報属
性、例えば、主釈、脚注及び音声を含んでいる。書類構
造はまた、主要なものではないが、視覚的特性を有する
文字関連情報、例えば、選択的に印刷されたテキスト、
目的及びインデックスの作成、及び編集補助に用いられ
る一時的マーカへの適用を可能にするものである。付加
的な特徴によりユーザが、1つの書類の種々の部分に名
前を割り当てたり、これらの名前を介して名前の付けら
れた部分をアクセスし処理することができる。
1つの書類の基本エレメントは、情報の固定長ブロッ
クである。このブロックの大きさは、その書類が作成さ
れる処理される記憶領域が好適で効率的な大きさのユニ
ットによって決定される。システム10の実施例の場合、
ブロックサイズは、2つのディスクの18セクタ、即ち51
2バイトと求められる。別のシステムの場合、例えば、
汎用コンピュータによる集中システムの場合、このブロ
ックサイズは、コンピュータ主記憶装置とキャッシュメ
モリ、あるいはこれらの多重メモリ間に転送されるデー
タブロックのサイズによって決定される。
以下に説明するように、1つの書類構造は、幾つかの
異なった型のブロックによって構成されており、これら
のブロックの各々は、独特な内部構造を有しており且つ
異なった特定の目的を果しており且つ1つの書類を作成
するための必要性に応じて組み立てられている。これら
のブロックについて、特定のブロックは任意の書類に要
求されるが、他のブロックは必要に応じて用いられる。
特定のブロックは常に、その書類中の固定された点に位
置しているが、他のブロックは、その書類構造の一体部
分を形成するポインタを介して位置決めされる。更に、
特定のブロック、例えば、テキストを含むブロックは、
必要に応じて共に連鎖される。これにより、この書類構
造は、柔軟性があり且つ拡張可能となっているため、特
定の書類に対して要求されるより以上の記憶容量を占め
ることはないが、非常に大きく複雑な書類を取り扱う機
能を有しており、従って1つの書類の如何なる部分に対
しても高速で且つ簡単なアクセスを行うことができる。
1.基本ブロック構造 この書類構造中の全てのブロックは、ヘッダ領域及び
データ領域から成る固定された内部構造を有している。
このヘッダ領域は、標準的な固定された構造を有してい
るのに対し、データ領域の構造は、ブロックの型に依存
する。
このヘッダ領域は、ブロックの型を認識するブロック
型フィールド、同一の型のブロックを共に連鎖するのに
用いられる前方ポインタフィールド及び後方ポインタフ
ィールド、及びブロックデータのデータ領域内における
位置を認識する頂部オフセットフィールド及び底部オフ
セットフィールドを含んでいる。他のヘッダフィールド
は、データ圧縮オペレーション及び回復オペレーション
に用いられるアイテム番号(アイテム数)フィールド、
ブロックが所属する書類を認識するのに用いられる書類
IDフィールド、及びエラー検出用の特定の検査合計情報
を含んでいる。全てのブロックが、この標準的なブロッ
クヘッダ領域内に定義される全てのフィールドの使用を
要求するものではない。即ち、斯かる場合、使用されな
いフィールドは確定せず、且つ用いられないが、そのヘ
ッダ領域から削除されることはない。
2.基本ブロック型 上記のように、各書類は、3つの主な機能的カテコ
リ、即ち、管理ブロック、インデキシングブロック及び
テキスト/データ記憶ブロック(情報アイテムブロック
と呼ばれる)に分割できる種々の型のブロックの組み合
わせ即ち組み立てから成る。特定のブロックは、任意の
書類において必要とされるが、他のブロックは、複雑な
書類にのみ現れるものであって、この書類構造により、
必要に応じて更にブロック型を付加することが可能にな
る。
管理ブロックは、任意の書類において必要とされ印刷
及び統計的情報並びにその書類に対してユーザが定義す
る編集パラメータを含んでいる。現在定められている管
理ブロックは、管理/システムブロック、スタイルブロ
ック及び自由ブロックビットマップブロックを含んでい
る。
インデキシングブロックは、その書類の実際のテキス
ト及び情報を含んでいる種々の情報アイテムブロックを
位置決めするのに用いられる。現在定められているイン
デキシングブロックは、書類テーブル、名前が呼ばれた
アイテムインデックス(Named Item Index)、及び一
次インデックス並びに二次インデックスを含んでいる。
この書類テーブルは、その書類中の固定された点に位置
決めされており、この名前が呼ばれたアイテムインデッ
クス及び一次インデックスを位置決めするのに用いられ
る。この一次インデックスは、二次インデックスを位置
決めするのに用いられ、二次インデックスは、情報アイ
テムブロックを位置決めするのに用いられる。特定の情
報アイテムブロック、及び名前が呼ばれたアイテムイン
デックスは、それらのヘッダ領域内に含まれる前方ポイ
ンタ及び後方ポインタを介して共に連鎖され、これによ
り更に別のレベルのブロックのリンキングを行う。
ここで銘記すべきことは、ある書類に含まれる情報ア
イテムブロックに与えられた型が、1つの二次インデッ
クスの容量内に認識され得るより多くない時は、そのブ
ロックの型に対する一次インデックスは、形成されず、
その型に対する書類テーブルエントリは、直接、そのブ
ロック型に対する単一の二次インデックスを指し示すこ
とである。
最後に、情報アイテムブロックは、上記のように且
つ、以下に詳しく述べるように1つの書類の中に現れる
全ての型の情報を含む。テキストを有する大抵の情報ア
イテムブロックは、視覚的属性、例えば、色及びフォン
トによって強調されたそのテキストを有することがで
き、且つ情報属性、例えば、フォーマットライン及び脚
注などについての情報を含むことができる。
現在定められている型の情報アイテムブロック(各々
は以下に詳しく述べられる)は以下のものを含む。
テキスト フォーマット ヘッダ/フツク 絵 自由フォーム領域 テキストシェルフ脚注 注釈 等式領域 音声メッセージ 併合データ データシェルフ 本発明に係る特定の実施例は、また以下に述べるよう
に、マトリックスブロック及び外部データブロックを与
えている。
上記のように、付加的な情報アイテムブロックの型
は、必要に応じて定義され、上にリストされた型と同じ
方法によりその書類構造内に組み込まれている。
1つの書類内に挿入され得る他の型の参照は、以下に
説明する属性に加えて、テキスト挿入参照及び名前が呼
ばれたマークを含んでいる。以下に説明する書類構造は
また、下に説明するように、カラム形式で現れるテキス
トを取り扱うための手段を含んでいる。
3.最小書類ブロック 上記のように、上記のブロックのうち特定のものは、
任意の書類において要求される。書類構造の本実施例の
場合、これらのブロックは、最小の書類に対して、以下
のものを含む。
書類テーブル 二次テキストインデックス 管理/システムブロック テキストブロック スタイルブロック 二次フォ -マットインテ゛ックス 自由ブロックビットマップ フォーマット情報アイテムフ゛ロック 上にリストされた2つの二次インデックスエントリに
関して銘記すべきことは、前に述べたように、1つの最
小書類は、特定の情報アイテムブロックに対して1つの
二次インデックスを含み、この二次インデックスは、直
接対応する書類テーブルエントリを通して位置決めされ
得るということである。
これまで主なカテゴリのブロックタイプ並びに簡単に
各カテゴリ内のブロックの型を説明してきたので、これ
らのブロック型の各々を以下に詳しく述べる。
4.管理ブロック 管理/システムブロックは、キーストローク解釈及び
管理情報を含み、非常に複雑な書類に対する他の管理/
システムブロックに連鎖され得る。
スタイルブロックは、例えば、ユーザがディフォルト
した場合、即ち、異なるスタイルを定義しない場合に用
いられるべき書類文字スタイルに関するユーザ定義可能
ディフォルトを含む。即ち、異なったスタイルを定義す
ることはない。
自由ブロックビットマップブロックは、ある特定のブ
ロックが現在用いられているかを書類の各ブロックに関
して認識する情報を含んでいる。ブロック、即ち、記憶
スペースを効率的に割り当て且つ割当解除するために、
システムによってビットマップブロックが用いられる。
ビットマップブロックは、連鎖することができ、これに
より、全てのブロック即ち、この実施例の場合、ディス
クセクタの完全な物理的マップを可能にする。
5.インデキシングブロック インデキシングブロック及び情報アイテムブロックの
以下の説明においては、第4図を参照しながら本発明に
係る書類構造及びインデキシングブロックと情報アイテ
ムブロック間の関係を説明している。
上記のように、このインデキシングブロックは、書類
テーブル、一次インデックス及び二次インデックスを含
んでいる。第4図について説明する。各書類は、特定の
書類に現れる各型の情報アイテムブロックの型に対する
一次インデックス(PI)82に対するポインタを含む1つ
の書類テーブ(DT)80を含んでいる。各PI82は、この情
報アイテムブロック型に対する1つ以上の二次インデッ
クス(SI)84に対するポインタを含み且つ各SI84は、そ
の書類に現れている型の情報アイテムブロック(IIB)8
6に対するポインタを含んでいる。前に述べたように、
特定の型のIIB86の数が、対応する単一SI84で処理でき
るポインタの数よりも少ない場合、その対応するPI82
は、用いられずDT80エントリは、そのIIB86型に対するS
I84を直接指示する。
ここで銘記すべきことは、この実施例において、イン
デキシングブロックに用いられるポインタ、即ち、DT8
0、PI82及びSI84に用いられるポインタは、ファイル参
照シリアル番号、即ち、指示されるエレメントの物理的
アドレスに対応するものとしての論理アドレスから成
る。
以下に更に述べるように、特定の型のIIB86が、IIB86
ヘッダ領域内の前方ポインタ及び後方ポインタを通して
同一の型の他のIIB86と共に連鎖され得る。斯かる場
合、IIB86の連鎖に対するSI84ポインタは、その連鎖の
最初のIIB86を指示し、その連鎖の残りのIIB86は、前方
ポインタ及び後方ポインタを通して位置決めされる。
a.書類テーブル DT80は、常に、書類構造内の固定された点、即ちその
書類の開始点に位置決めされ、従って1つのDT80が存在
するだけである。DT80のヘッダ領域は前に述べた標準的
な固定された構造である。このデータ領域は、IIB86の
各可能な型に対するPI82またはSI84に対するポインタの
スペースあるいは位置を含む。IIB86の特定の型がある
書類に現れない場合、その型に対するDT80エントリは、
空白エントリ、例えば、ゼロである。
この実施例の場合、DT80データ領域は、以下のポイン
タを含んでいる。名前が呼ばれたアイテムインデックス 一次(又は二次)テキストインデックス 一次(又は二次)フォーマットインデックス 一次(又は二次)注釈インデックス 一次(又は二次)自由フォーム領域インデックス 一次(又は二次)脚注インデックス 一次(又は二次)ヘッダインデックス 一次(又は二次)フッタ(Footer)インデックス 一次(又は二次)マトリックスインデックス 一次(又は二次)画像インデックス 一次(又は二次)音声インデックス 一次(又は二次)外部データインデックス 一次(又は二次)併合データインデックス 一次(又は二次)等式領域インデックス テキスト挿入インデックス 名前が呼ばれたマークインデックス b.一次インデックス 前に述べたように、1つの書類に現れる各IIB86に対
しては1つのPI82が存在し、各PI82のデータ領域は、対
応するブロック型に対するSI84に対するポインタを含
む。PI82のヘッダ領域では、アイテム数フィールドは、
PI82から引用されたSI84の数を含む。この実施例の場
合、各ブロック型に対しては1つのPI82が存在するだけ
である。即ち、他の実施例の場合、例えば、PI82は各ブ
ロック型内で連鎖可能である。
1つの書類が最初に形成されると、前に述べたよう
に、1つのSI84のみが、そして恐らく2つの斯かるSI84
が存在するだけである。この2つのSI84の一方はテキス
トページIIB86に対してであり且つもう1つはフォーマ
ットラインIIB86に対してである。この書類がその複雑
性を増していくと、1つのSI84の容量を上回り、別のSI
84が形成される。第2の斯かるSI84が特定のブロックの
型に対して形成されると、その型に対するPI82も、その
型のSI84に対するポインタと共に形成され、その型に対
するDT80エントリはその型に対するPI82を指示するため
に変化する。
c.二次インデックス SI84の一般的構造は、上記のPI82の構造と類似してい
る。前に説明したように、1つのSI84が、対応するPI82
内のエントリによって指示され、そのブロックの型のII
B86にするポインタを含む。特定のブロックの型に対す
る多重のSI84が存在することがあり、もしそうである場
合、ヘッダ領域は、この事実を示すフラグを含む。しか
しながら、SI84は、この実施例においては連鎖されず、
他の実施例においては連鎖され得る。
SI84データ領域は、SI84を介して参照された各IIB86
に対するポインタを含み、斯かる各々のポインタに対し
て、特定の情報アイテム、即ち、IIB86が指定されたか
についての情報、それが参照された回数、及びそれが別
のIIB86から参照されたかについての情報を含む。
1.二次テキストページインデックス テキストページIIB86に対するSI84の構造は、他の任
意のSI84と同一であるが、斯かるSI84は、その中に含ま
れるインデックスが連続的、即ち、空白のエントリが許
されないという点において独特である。この制限によっ
て、テキストページIIB86の特別な特性が与えられる。
即ち、1つの書類ページの数(第4図に示すように、1
つの以上のIIB86から成る)は常に、IIB86の数と同じで
ある。例えば、1つの書類中の45ページのエントリは、
常に、最初のSI84テキストページインデックス内の45番
目のエントリである。
それ故、二次テキストページインデックスは、常に、
書類のページの最初のテキストページブロックを細かく
分けるために用いられる。1つの書類ページは、ブロッ
クヘッダ領域内の前方ポインタ及び後方ポインタによっ
て共に連鎖される任意の数のテキストページブロックか
ら成り得る。
2.二次ヘッダ及びフッタインデックス 二次ヘッダインデックス及びフッタ(Footer)インデ
ックスは、他の全てのSI84と同一の構造を有している
が、異なる点は新しいヘッダ及びフッタIIB86が形成さ
れる時に全てのアイテム番号が偶数境界に割り当てられ
なければならないことである。この制限によって、一次
ヘッダあるいは第1及び第2代替ヘッダ及びフッタの作
成を可能にするためのスペースがこのインデックスに与
えられる。
d.指定されたアイテムインデックス 第4図に1つのPI82として示される指定された(名前
が呼ばれた)アイテムインデックスは、ユーザによって
名前を与えられているIIB86に並列なアクセス経路を与
える。即ち、IIB86は、以下に説明するそのアイテム
数、即ちFRSNばかりでなくその名前によっても位置決め
することができる。
この指定されたアイテムインデックスデータ領域は、
名前を割り当てられている各IIB86に対するエントリを
含む。各エントリは、IIB86の型、名前及びアイテム数
を含んでいる。テキストシェル、即ち下に説明するIIB8
6の型はそれらのアイテム数ではなくそれらのFRSNによ
って識別される。エントリは、型及び名前によって昇順
で記憶され、そのインデックスの中にはブランクエント
リは許されず、指定されたアイテムインデックスは、そ
れらの前方ポインタ及び後方ポインタを介して連鎖され
得る。
6.情報アイテムブロック 前に説明したように、1つの書類の実際のテキストそ
の他の情報は、情報アイテムブロック(IIB)86内に含
まれ、1つの書類に現れるあるいは現れ得る情報の各型
に対しては1つの型のIIB86が存在する。
1つのIIB86は、例えば、テキスト及び(又は)属
性、欄又は欄の列として解釈されるべきテキスト及び
(又は)属性、その書類に対して外部的に記憶されてい
る情報に対するファイル名、及び他の任意の形の情報を
含む。各IIB86は、上記のインデックスブロック内でIIB
86を位置決めするのに用いられる関連アイテム数を有し
ている。下に説明する情報属性に対しては、そのアイテ
ム数は任意である。しかしながら、前に1つ以上のIIB8
6から成ると説明されたテキストページに対しては、そ
のアイテム数が暗に示され且つそのページ数と同じとな
る。
しかしながら、全ての場合において、アイテム数は、
任意の長さを有する情報アイテムの最初のIIB86に導か
れ、これらのブロックは、それらのヘッダ領域に置かれ
る前方ポインタ及び後方ポインタを介して共に連鎖され
得る。
1つのIIB86の一般的構造は、上記の、即ち、標準ヘ
ッダ領域及びデータ領域を有するインデックスブロック
の構造と類似している。しかしながら、データ領域は、
異なり、テキスト又は属性あるいは両者を含み得る。テ
キストは、データ領域の頂部から底部に入力され、属性
は、底部から頂部に入力される。それ故、典型的なデー
タ領域は、その上部にテキスト、その下部に属性且つそ
の間に自由領域を有する。この自由領域は、テキスト及
び又は属性が入力される時に満たされる。テキストある
いは属性は、データ領域の全体を占めることができ、あ
るいは属性又はテキストによってそれぞれ占められてい
ないデータ領域の大部分を占めることができる。
前方ポインタ及び後方ポインタ並びに他のヘッダエレ
メントに加えて、ヘッダの頂部オフセットフィールド及
び底部オフセットフィールドが、データ領域中の最後の
妥当な文字及びデータ領域中の最後の妥当な属性をそれ
ぞれ指示するのに用いられる。
これ迄IIB86の一般構造を説明してきたので、この実
施例のIIB86の個々の型を次に述べることにする。ここ
で銘記すべきことは、必要に応じて更に型を付け加える
ことができることであり且つ以下に説明する型は特定の
書類、従って特定の実施に現れる必要がないということ
である。
a.テキストブロック IIB86の最も一般的な形式は、その中に含まれるテキ
ストに属し、以下において更に説明する書類のテキスト
及び属性情報を含むテキストブロックである。テキスト
ブロックは、全ての視覚的及び記述的属性及び全ての参
照を構成する情報を含む書類テキストの実際の本体を含
んでいる。テキストブロックは、共に連鎖することがで
きあるいは書類の第1ページの最初のブロックから始ま
り最終ページの最後のブロックに終わる単一連鎖のブロ
ックとして存在する書類のテキストの主要部と共に独立
ブロックとして存在することができる。テキストが2つ
以上のテキストブロックを占めている書類ページが、テ
キストブロックを連鎖させて、任意の長さに形成され
る。
上記のように、テキストは、データ領域を頂部から底
部迄占め、属性情報を底部から頂部迄占めている。1つ
のブロックに現れる最後のテキスト文字は、常に、1つ
のページの終了を識別するためのテキスト終了文字とな
る。任意の数のテキストブロックが連鎖され、テキスト
ブロックが、アイテム数によりテキストSI84を介して、
あるいはページ数又はページ名により二次の指定された
テキストインデックスを介して参照される。
b.フォーマットブロック フォーマットブロックは、フォーマットライン、即
ち、あるテキストラインの物理的レイアウト特性、例え
ば、タブの位置を定めるラインに属するデータを含んで
いる。全ての書類は、少なくとも1つのフォーマットラ
インを含んでいなければならず、その書類内のある位置
から1つのフォーマットラインが任意の回数参照され且
つ名前を呼ばれる。
上記のように、1つのカラムあるいは多重カラムの幅
だけではなくテキスト表示、フォーマッティング、及び
印刷特性を制御するべくデータを規定するために1つの
フォーマット基準が用いられる。フォーマット基準は、
全てのテキストページの開始、全ての明確なカラム領域
の開始、及びテキストページ内の他の任意のユーザ規定
位置に見い出される。更に、フォーマット基準は、全て
の注釈、脚注、ヘッダ及びフッタに対するアイテム連鎖
の開始において必要になり、斯かるアイテム内の他の位
置において見いだされる。
フォーマット基準は、「強制ブレイク」の基準、即
ち、その基準が関連し且つその後見い出されるテキスト
ブロック中の常に第1位置である属性文字である。新し
いフォーマットラインが、テキストブロック中に挿入さ
れる場合、そのブロックは、挿入の点、即ち、そのブロ
ック中の挿入されたフォーマットラインの前のテキスト
の終了点において挿入されたテキスト文字の終了におい
て2つのブロックに分けられる。この特性により、テキ
ストは、フォーマットライン及びページがブレイクする
前に簡単に挿入することができる。
フォーマット基準はまた、カラム領域の配置及び構成
を制御し且つ特別の状態、例えば、ソフトページブレイ
クあるいはハードページブレイクの存在を規定するのに
用いられる。
c.テキストシェルフブロック テキストシェルフは、テキストの編集及びテキストの
一部を検索するときに用いられる名前を呼ばれる記憶領
域であり、通常は印刷されない。テキストシェルフは、
テキスト及びそれにつける属性の両方を含み、書類の永
久部分ではあるが、他のIIB86のようには参照すること
ができない。テキストシェルフブロックは、指定された
アイテムインデックスを介してのみ参照され、テキスト
シェルフブロックにはSI84は存在しない。
d.注釈ブロック 注釈ブロックは、テキスト及び書類の中に現れる注釈
の任意の適用可能な属性を含んでおり、1つの注釈は、
幾つかの連鎖注釈ブロックからなる。
e.自由フォーム領域及び等式ブロック ある書類の自由フォーム領域は、任意の非ワードラッ
プされたテキストあるいはKB46を介して入力できる任意
のグラフィック及びそれに適用可能な属性を含み得る。
自由フォーム領域内の全てのスペースは定義される。即
ち、それは、任意の「白スペース」を含んでおらず、グ
ラフィック及びテキストは、領域内の任意の点において
入力され得る。自由フォーム領域の例には、科学的等式
及びチャートが挙げられる。自由フォーム領域ブロック
は、必要に応じて大きな自由フォーム領域を形成するた
めに連鎖される。1つの等式ブロックは、自由フォーム
領域ブロックあるいはグラフィックブロックに類似して
いるが、等式の形をとる情報を含むように特別に指定さ
れる。
f.脚注ブロック 脚注ブロックは、脚注のテキスト及び適用可能属性を
含み、1つの脚注は、連鎖している脚注ブロックから成
り得る。
g.ヘッダ/フッタブロック ヘッダ及びフッタは、限定された属性である。即ち、
これらは、フォーマットライン直後のページの頂部にの
み配置される。
ヘッダ及びフッタには3つの型が存在する。一次ヘッ
ダ/フッタは、書類の全てのページに印刷され、第一代
替ヘッダ/フッタは、全ての他のページに印刷され、第
二代替ヘッダ/フッタは、第一代替ヘッダ/フッタを有
するページにインターリーブされるページに印刷され
る。
ヘッダ及びフッタは、特定のヘッダ及びフッタに関す
るオプション、例えば、印刷スタイル、印刷されたライ
ン、及びページナンバリングを含んでいる。1つのヘッ
ダ/フッタブロックのヘッダ領域は、これらのオプショ
ンに関する独特な情報を含んでいる。
h.マトリックスエレメントテキストブロック マトリックスとは各々がセルと呼ばれるワードラップ
されたテキストの領域の二次元テーブル、即ち配列であ
る。1つの斯かるセルのテキスト及び属性は、対応する
マトリックスエレメントブロック、即ちIIB86の型の中
に含まれている。
このマトリックスの列を定めるフォーマットライン
は、フォーマットIIB86の中に含まれ且つそのマトリッ
クスのエレメントとして処理される。1つのマトリック
ス列の最初のエレメントは、常に1つのフォーマットラ
インであり、1つのマトリックスの各列に対しては常に
1つのフォーマットラインが存在し、任意の数のマトリ
ックスエレメントブロックによって1つのフォーマット
ラインが参照される。フォーマットラインの割当に関す
る斯かる制限、即ち、各列に対して1つのラインという
制限により、マトリックスの列及び行が簡単に回転しあ
るいは交換される。1つのセル内のテキストは、それが
そのセルを含む列について現れるフォーマットライン以
外の如何なるフォーマットラインによっても修正できな
いという点において独特である。
特定のマトリックスのマトリックスエレメントブロッ
ク及びフォーマットブロックはこれも、マトリックスの
定義を含むマトリックス記述テーブルを介して位置づけ
られる。マトリックス記述テーブルは、一次マトリック
スインデックス及び二次マトリックスインデックスを介
して位置づけられる。
マトリックス記述テーブルは、前に述べたブロックと
同じ構造を有し、上記のように、1つのマトリックスを
完全に定義するのに必要な情報を含んでいる。このデー
タ領域は、マトリックスのテキストブロック及びフォー
マットラインを指定するFRSNを含んでおり、各FRSNは、
マトリックスエレメントブロックの開始即ち、マトリッ
クスの最小ユニットを指示している。標準情報に加え
て、ヘッダ領域は、マトリックスの行及び列の数を認識
している。
各マトリックスエレメントブロックは、通常のワード
ラップされたテキストを含んでおり、マトリックスのセ
ルの任意の適用可能な属性は、行の左から右への順でマ
トリックス記述テーブル中に参照される。
i.画像ブロック 画像ブロックは、グラフィックを含むファイルの名
前、即ち、画像を含み、その画像によって占められる書
類の領域を識別する付加的な情報を含み得る。前に説明
したように、画像ブロックは、ビットマップされた表示
及び印刷機能を有するシステムに用いられるのが通常で
ある。
j.音声ブロック 音声ブロックは、例えば、デジタル音声記憶及びフォ
ワード(DVX)システムに音声メッセージを含んでいる
ファイルの名前を含む。
k.外部データ 外部データブロックは、システム内でデータを処理す
るプログラムあるいはデータ又はシステムによって用い
られるプログラム又はデータを含むシステムの外部のフ
ァイルの名前を含み得る。外部データブロックを配設す
ると、例えば、外部ファイル内にあるプログラムが、オ
ーバーレイされて、これにより書類中のファイル内のデ
ータを処理することができる。外部データは、また、下
に説明するように、属性基準を介して書類に組み込むこ
とができる。
l.併合データブロック 併合データブロックは、ある外部テキストソースと書
類間の併合オペレーションを実施するためのコード化さ
れた命令を含むテキストの連鎖である。テキスト連鎖中
の併合属性文字の位置は、その併合が生ずる所の点を規
定する。これらの命令は、併合オペレーションを実行す
る方法を示しており、併合データ連鎖の内容には何ら制
限がない。併合データテキストは、他のフォーマットに
対する付加的な情報を含み得るため列が併合連鎖中に配
置される。
m.テキスト挿入 テキスト挿入リファレンスは、アイテム数を持ってい
ない且つ以下に示すように、リファレンス属性文字及び
リファレンスワードのみから成る一時的局部基準属性で
ある。テキスト挿入の目的は、テキストが挿入される所
の点において強制ブロックブレイクを形成することにあ
る。
n.指定されたマーク 命名された(指定された)マークは、ユーザ定義の永
久位置マーカである。マークされるべき文字が適用され
ると、この文字は新しいブロックの開始に移動し、命名
されたマークの発生がその新しいブロックのヘッダに示
され、これにより強制ブロックブレイクが起きる。この
新しいブロックのブロック又はアイテム数は次に、この
名前を呼ばれたアイテムインデックス中に配置される。
o.カラム 1つの書類に現れるテキストの並列カラムは、通常の
ワードラップされたテキストの特別な場合として処理さ
れる。1つのカラム中のテキストは、テキスト、視覚属
性、及びリファレンス属性を含むテキストページ連鎖の
一部分から成る。各カラムは、その中のテキストの表示
を制御するフォーマットラインから始まり、本質的に制
限されない長さを有している。カラムは、フォーマット
ブレイク又はページブレイクによって割り込まれる。1
つ以上のカラムを含み且つページブレイクに存在する他
のフォーマットによってカラムは終了させられる。それ
故、2つのカラムの領域が続いてできる3つのカラムの
領域は1つのページの中に有することが可能である。フ
ォーマットデータに加えて、カラムは、必要に応じてカ
ラムを共に接続するためにブロックリンキングポインタ
を必要とする。
1つのページに現れるカラムのフォーマットライン及
びデータ規定は、各カラムの範囲の制限を解除するため
多重コードを有する単一フォーマットラインに全て含ま
れる。
カラムテキストは、順次形式でテキストページ連鎖の
中に記憶され、先行する領域のテキストのすぐ後には多
重カラム領域にある第1カラムのテキストが続く。先行
領域のテキストの最後のブロックは、カラム領域に対す
るフォーマットに対するリファレンスを含むカラム領域
中のテキストの最初のブロックに連鎖される。最初のカ
ラムの最後のブロックは、次のカラムの最初のブロック
に連鎖され、以下、カラム領域の終了に連鎖され、尚最
後のカラムの最後のブロックは、次に続くブロックに連
鎖される。
全体のカラムのオペレーションを簡単に実行するため
に、カラム領域中の各カラムの頂部ブロックは、各カラ
ムの開始において見い出されるフォーマット属性ワード
中に位置するサイドポインタによって共にリンクされ
る。
これ迄IIB86の種々の型について述べてきたので、上
記の記述において言及されたテキストと属性間の相関関
係を次に説明する。
7.テキスト及び属性 前に説明したように、任意のIIB86は、テキスト及び
属性の両方をデータ領域に含み得る。ブロックデータ領
域の下部部分に書き込まれているワードとして現れる属
性は、前に述べたように、テキストの視覚的表示を行
い、文字が選択的に印刷されあるいは内容のテーブル又
はインデックスを生成するのに用いられることを示す点
で記述的であり、あるいはテキストに関する情報、例え
ば脚注を含み得る。
視覚的属性及び記述的属性は、常に、一文字程度に短
い文字の範囲に適用される。1つのブロック内には多く
の明確な視覚的及び(又は)記述的属性が現れる。同じ
視覚的あるいは記述的属性が、少なくとも1つの文字に
よって分類された文字に適用される場合には、しかしな
がら、同じ属性が連続的な文字に適用される場合、ただ
1つの属性しか生じない。
情報属性が、常に、2つのテキスト文字間に存在する
テキスト又はデータのユニットとして現れ、その情報的
テキスト又はデータを含むブロックに対するリファレン
スを通してそのテキストに引用又は組み込まれる。
属性ワードは、定義された時に初めてIIB86データ領
域のスペースを占める。それ故、割り当てられた属性を
有していないテキストのみを含むIIB86において、テキ
ストはデータ領域の全体を占める。逆に、データ領域の
全体が属性ワードによって占められるIIB86を有するこ
とが可能である。属性ワードは、テキストブロック内の
み定められ、意味を有し且つそのテキストブロック内の
み適用可能である。即ち属性は、2つ以上のテキストブ
ロックにわたってまたがることはできない。
1.視覚的及び(又は)記述的属性 視覚的及び(又は)記述的属性は、ユーザによって、
テキストに現れる文字の範囲、即ちある文字からテキス
トブロックに現れる全ての文字にわたる範囲に適用され
る。特定の視覚的属性が表示可能であるか否かは、表示
装置48の能力に依存する。
1つの視覚的及び(又は)記述的属性ワードは、その
属性が視覚的かあるいは情報的かを認識する情報、その
属性によって実施されるテキストブロック内の最初の文
字の位置、及びその属性によって実施されるテキストブ
ロック内の最後の文字の位置を含む。更に含まれるの
は、適用されるべき属性を認識する情報である。各属性
ワードによって1つのみの属性が規定され、テキスト文
字が2つ以上の視覚的属性を有する場合、多重属性ワー
ドが必要になる。
書類構造の本実施例において実施される属性は以下の
属性を含んでいるか、これには限定されるものではな
い。
アンダーライン 色変化 ダブルアンダーライン 修正マーク 肩文字 下付き文字 ボールド 内容マークのテーブル フォント変化 インデックス/発生マーク 併合 ハイフン 文字セット変化 内容のテーブル ブレイクなし ストライクスルー 選択的テキスト インデックス生成 2.情報的属性 上記のように、情報的属性は、2つのテキスト文字間
に存在するデータのテキストのユニットである。情報的
属性は、独特の印刷不可能な文字によって表現され且つ
テキストブロックデータ領域の属性領域に現れる情報的
属性ワードによって表現される。この情報文字の1つの
発生中この情報文字にはただ1つの情報的属性が関連
し、各情報ワードは、1つの情報的属性のみを定める。
この情報的文字に関連するデータは、各発生に対し
て、IIB86中に保持され、それらのアイテム数を介して
インデキシングブロックによって位置決めされる。
情報的属性ワードは、ワードを情報的属性として認識
する情報、属性の型、及び属性のアイテム数を含む。こ
のワードはまた、その情報的属性がおきるテキスト内の
位置を認識する情報を含み、例えば、画像領域又は自由
フォーム領域の場合、その属性に対する書類に必要な水
平スペース及び垂直スペースを認識し得る。
この実施例において実施される情報的属性の形式は以
下のものを含むが、これに限定されるものではない。
フォーマットリファレンス マトリックスリファレンス 注釈リファレンス 画像リファレンス 自由フォーム領域リファレンス 音声リファレンス 脚注リファレンス 外部テ゛-タリファレンス 3.属性分類順序 テキストブロックの属性領域に記憶される属性ワード
は、文字及び関連属性をフェッチすると同時に、そのワ
ードに対して迅速な論理アクセスを行うために特定の順
序でもって保持される。2つ以上の属性がテキスト中の
同じ点において開始又は位置決めされる場合、それらの
順序は、先ず、属性の型によって求められる。即ち、基
準属性、例えば、情報的属性は、視覚的又は記述的属性
の前におきる。
発明の効果 前記の目的を書類プロセッシング装置と一体化させる
ことにより、以下のような効果が生じる。本発明の特徴
によって、装置の書類プロセッシング機能とシステム監
視機能との間の望まない又は予知しない相互作用を妨
げ、書類プロセッシング機能及びシステム監視機能が、
互いに独立に且つ書類プロセッシング機能とシステム監
視機能との間で発生する望まない又は予知しない相互作
用なしに、変更又は変化させられることを可能にし、そ
して、書類にアクセスしオペレーションを行うための、
明確に制御され、定義され、且つ分離した手段を提供す
ることによって、例えばシステム監視機能のような、書
類へのオペレーションを直接的及び特定的に意図されて
いない、他の機能のオペレーション及び装置のオペレー
ションに起因する、書類に行われる望まない又は予知し
ない動作又はオペレーションを妨げる、という利点があ
る。
本発明の他の特徴は次のものがある。1つの中央処理
装置で実行の状態を共用し、且つ共通のソースから制御
入力を受けるため、システム監視機能と書類プロセッシ
ング機能とがオーバーラップする、それらオペレーショ
ンにおけるシステム監視機能と書類プロセッシング機能
との間の望まない又は予知しない相互作用を妨げる、と
いう利点がある。更に、オーバーラップするオペレーシ
ョンを行うための、書類プロセッシング機能及びシステ
ム監視機能から分離且つ区別された手段を提供すること
による利点がある。即ち、1つの中央処理装置で書類プ
ロセッシング機能及びシステム監視機能の実行の状態を
共用しそして共通のソースから書類プロセッシング機能
及びシステム監視機能の制御を提供するような、書類プ
ロセッシング機能及びシステム監視機能の両方がオーバ
ーラップするシステムオペレーションを、行い且つ制御
するための、明確に制御され、定義され、そして分離し
た手段を提供することにおいて利点があり、それによっ
て他の機能のオペレーション及びシステムのオペレーシ
ョンにより書類に行われる望まない又は予知しない動作
又はオペレーションを妨げる、という利点がある。更
に、書類プロセッシング機能及びシステム監視機能が、
互いに独立に且つ書類プロセッシング機能とシステム監
視機能との間で発生する望まない又は予知しない相互作
用なしに、変更又は変化させられることを可能にする、
という利点がある。
分散型書類プロセッシング装置において本発明の特徴
によって、次の利点がある。ワークステーションへの書
類データと書類プロセッシングルーチン及びシステム監
視ルーチンとの提供において、システムの書類プロセッ
シング機能及びシステム監視機能と、システム記憶手段
及びバスのオペレーションとの間の望まない又は予知し
ない相互作用を妨げ、且つシステム記憶手段又はバスの
オペレーションに起因して書類に行われる、又はワーク
ステーション監視機能によって行われる望まない又は予
知しない動作又はオペレーションを妨げる、という利点
がある。更に、書類プロセッシング機能及びシステム監
視機能と、システム記憶手段及びバスとが、互いに独立
して且つ望まない又は予知しない相互作用なしに、変更
又は変化させられることを可能にする、という利点があ
る。
上記の発明は、その本質的特徴の精神から逸脱するこ
となく更に他の特別の形で実施することができる。例え
ば、ここに述べられたシステムは、集中書類処理システ
ムあるいは独立プロセッサ又はコンピュータが中央メモ
リ又は他のコンピュータシステムから独立して配置され
且つそこから書類及びルーチン情報を受けるシステムで
もって実施することができる。斯かるデータ及びルーチ
ンのダウンローディングは、現在アクティブなルーチン
及び書類セグメントの相互作用的ダウンローディングで
はなく単一のオペレーションとしておきる。別の例の場
合、上記の書類構造は、書類処理システムの任意の形と
して実現することができ、分散又は集中システムに拘ら
ず、このシステムはより小さな編集機能を付加すれば実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を含むシステムのブロック図、第2図
は、第1図のシステムの制御構造及び書類構造のブロッ
ク図、第3図は、第1図のシステムのワークステーショ
ン制御構造及び書類構造のブロック図、第4図は、本発
明に係る書類構造の線図。 12:マスタユニット 14:ワークステーション 80:書類テーブル手段 82,84:インデキシングブロック手段 86:情報アイテムブロック手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−169839(JP,A) 米国特許4145739(US,A)

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドキュメントを処理するドキュメントプロ
    セッシング装置であって、ドキュメントデータ及びドキ
    ュメント処理コマンドを入力するキーボード手段、前記
    ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段、前記ド
    キュメントに対して動作するプロセッサ手段、及び前記
    ドキュメントを表示する表示手段を含むドキュメントプ
    ロセッシング装置において、この装置のオペレーション
    を制御する手段は、 (A)ドキュメント制御手段であって、 (i)前記ドキュメント記憶手段と前記キーボード手段
    及び表示手段との間で前記ドキュメントデータの伝達を
    するためのバッファ手段であって、前記ドキュメント記
    憶手段と前記キーボード手段及び表示手段との間で前記
    ドキュメントデータを伝えるための唯一の手段からなる
    バッファ手段、 (ii)現在オペレーションされている前記ドキュメント
    のセグメントの前記ドキュメント記憶手段における位置
    を識別する位置情報を記憶し、且つその位置情報をドキ
    ュメント処理手段に供給するためのドキュメントアクセ
    ス手段、及び (iii)前記ドキュメント処理手段であって、前記ドキ
    ュメントの前記セグメントに行われる対応するドキュメ
    ントオペレーションを示すドキュメントオペレーション
    ベクトルに応答し、かつ前記ドキュメントの前記セグメ
    ントの位置情報に応答し、前記対応するドキュメントオ
    ペレーションを制御するための対応するドキュメントオ
    ペレーションルーチンを提供する手段を含み、前記ドキ
    ュメントオペレーションルーチンは、前記ドキュメント
    記憶手段に存在する前記ドキュメントの前記セグメント
    をアクセスし且つ処理する唯一のルーチンからなる、前
    記ドキュメント処理手段、 を含むドキュメント制御手段と、 (B)前記装置のオペレーションに応答し、前記装置の
    監視オペレーションを制御する監視制御ルーチンを提供
    するための監視制御手段であって、 (i)前記キーボード手段の、ドキュメントデータ及び
    ドキュメント処理コマンドを入力するオペレーションに
    応答し、対応する前記ドキュメントオペレーションベク
    トルを前記ドキュメント処理手段に提供するための手
    段、 を含む監視制御手段と、 を備えるドキュメントプロセッシング装置。
  2. 【請求項2】前記キーボード手段の前記オペレーション
    に応答して選択された前記ドキュメントオペレーション
    ベクトルは、前記装置によって現在実行されている前記
    ドキュメントオペレーションルーチン又は監視制御ルー
    チンに依存し、 前記監視制御手段は、前記装置によって現在実行されて
    いるドキュメントオペレーションルーチンに更に応答
    し、前記対応するドキュメントオペレーションベクトル
    を提供し、 前記ドキュメントオペレーションルーチンを提供する前
    記ドキュメント制御手段は、前記装置によって現在実行
    されている前記ドキュメントオペレーションルーチンを
    識別するための状態情報を提供する手段を更に含む、 特許請求の範囲第1項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  3. 【請求項3】制御インターフェース手段を更に備え、該
    手段は、 前記装置のオペレーションを制御する前記手段から接続
    され、前記ドキュメントオペレーションベクトルを前記
    ドキュメント制御手段に提供する実行ポインタ手段、及
    び 前記ドキュメント制御手段から接続され、前記状態情報
    を前記監視制御手段に提供する状態記憶手段を含む、 特許請求の範囲第2項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  4. 【請求項4】前記ドキュメントアクセス手段は、 前記ドキュメントデータの前記バッファ手段内の位置を
    識別するバッファ位置情報を記憶及び提供するための手
    段を更に含み、 前記ドキュメント処理手段は前記バッファ位置情報に応
    答し、前記ドキュメントデータの前記伝達を制御する、 特許請求の範囲第1項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  5. 【請求項5】前記ドキュメントオペレーションルーチン
    は、ドキュメントオペレーションルーチンのライブラリ
    から選択されアセンブルされる、 特許請求の範囲第1項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  6. 【請求項6】前記ドキュメントオペレーションベクトル
    を提供するための前記監視制御手段は、 前記キーボード手段からのキーストローク入力を受け入
    れ且つそのキーストロークの属しているクラスを識別す
    る受け入れ及び識別手段、及び 前記状態情報と前記受け入れ及び識別手段のオペレーシ
    ョンとに応答し、前記状態情報及び前記キーストローク
    入力の前記クラスを、前記対応するドキュメントオペレ
    ーションベクトルに関連づけ、そして前記対応するドキ
    ュメントオペレーションベクトルを前記実行ポインタ手
    段に提供するための状態テーブル手段、を更に備える、 特許請求の範囲第2項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  7. 【請求項7】前記制御インターフェースの前記実行ポイ
    ンタ手段は前記ドキュメント処理手段から更に接続され
    ており、前記ドキュメント制御手段のオペレーションに
    応答し、かつ前記監視制御手段のオペレーションに応答
    し、対応する前記監視制御ルーチンを選択するために前
    記ドキュメントオペレーションルーチンから及び前記監
    視制御手段から前記監視制御手段に、前記監視制御ルー
    チンの論理アドレスを含む監視制御ベクトルを提供し、 前記状態記憶手段は前記装置のオペレーションを制御す
    る前記手段から更に接続されており、かつ前記監視制御
    手段のオペレーションに応答し、前記監視制御手段から
    更なる前記状態情報を受信する、 特許請求の範囲第3項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  8. 【請求項8】前記監視制御手段は、 前記監視制御手段及び前記ドキュメント制御手段のオペ
    レーションに応答し、前記ドキュメントオペレーション
    ルーチンの実行の状態を識別する情報を記憶するための
    スタック手段を更に備える、 特許請求の範囲第3項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  9. 【請求項9】前記スタック手段は、 ルーチンの形式の情報と、現在の前記ドキュメントオペ
    レーションルーチンの前記ベクトル及び現在の且つ割り
    込まれた前記ドキュメントオペレーションルーチンの前
    記ベクトルを記憶するための監視制御スタック手段、及
    び 前記割り込まれたドキュメントオペレーションルーチン
    を記憶するためのドキュメントオペレーションスタック
    手段を更に備える、 特許請求の範囲第8項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  10. 【請求項10】ドキュメントを処理するためのドキュメ
    ントプロセッシング装置であって、ドキュメントデータ
    及びドキュメント処理コマンドを入力するキーボード手
    段、前記ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手
    段、前記ドキュメントに対して動作するプロセッサ手
    段、及び前記ドキュメントを表示する表示手段を含むド
    キュメントプロセッシング装置において、この装置のオ
    ペレーションを制御する手段は、 (A)ドキュメント制御手段であって、 (i)前記ドキュメント記憶手段と前記キーボード手段
    及び表示手段との間で前記ドキュメントデータの伝達を
    するためのバッファ手段であって、前記ドキュメント記
    憶手段と前記キーボード手段及び表示手段との間で前記
    ドキュメントデータを伝えるための唯一の手段からなる
    バッファ手段、 (ii)現在オペレーションされている前記ドキュメント
    のセグメントの前記ドキュメント記憶手段における位置
    を識別するセグメント位置情報を記憶し且つドキュメン
    ト処理手段に供給し、かつ前記ドキュメントデータの前
    記バッファ手段(54)内における位置を識別するドキュ
    メントデータ位置情報を記憶し且つ供給するためのドキ
    ュメントアクセス手段、及び (iii)前記ドキュメント処理手段であって、 (a)前記ドキュメントの前記セグメントに行われる対
    応するドキュメントオペレーションを示すドキュメント
    オペレーションベクトルに応答し、かつ前記ドキュメン
    トの前記セグメントのセグメント位置情報と、前記ドキ
    ュメントデータ位置情報とに応答し、前記対応するドキ
    ュメントオペレーションを制御するために対応するドキ
    ュメントオペレーションルーチンを与えるための、かつ
    前記装置のオペレーションの現在の状態を識別する情報
    を提供するための手段を含み、前記ドキュメントオペレ
    ーションルーチンは、前記ドキュメント記憶手段に存在
    する前記ドキュメントの前記セグメントをアクセスし且
    つ処理するための唯一のルーチンからなる、前記ドキュ
    メント処理手段、 を含むドキュメント制御手段と、 (B)前記装置のオペレーションに応答し、前記装置の
    監視オペレーションを制御する監視制御ルーチンを提供
    するための監視制御手段であって、 (i)キーストロークプロセッシング手段であって、 (a)前記キーボード手段からのキーストローク入力を
    受け入れ且つそのキーストロークの属しているクラスを
    識別する受け入れ及び識別手段、及び (b)前記状態情報と前記受け入れ及び識別手段のオペ
    レーションとに応答し、前記状態情報及び前記キースト
    ローク入力の前記クラスを対応する前記ドキュメントオ
    ペレーションに関連づけ、そして対応する前記ドキュメ
    ントオペレーションベクトルを提供するための状態テー
    ブル手段、を含むキーストロークプロセッシング手段、
    及び、 (ii)前記監視制御手段及び前記ドキュメント処理手段
    のオペレーションに応答し、前記ドキュメントオペレー
    ションルーチンの実行の状態を識別する情報を記憶する
    ためのスタック手段であって、 (a)ルーチンの形式の情報と、現在の前記ドキュメン
    トオペレーションルーチンの前記ベクトル及び現在の且
    つ割り込まれた前記ドキュメントオペレーションルーチ
    ンの前記ベクトルを記憶するための監視制御スタック手
    段、及び (b)前記割り込まれたドキュメントオペレーションル
    ーチンを記憶するためのドキュメントオペレーションス
    タック手段を含む、スタック手段、 を含む監視制御手段と、 (C)制御インターフェース手段であって、 (i)前記監視制御手段から、及び前記ドキュメント処
    理手段から接続され、前記ドキュメントオペレーション
    ベクトルを前記ドキュメント処理手段に提供するため
    の、及び前記監視制御ルーチンの論理アドレスを含む監
    視制御ベクトルを前記監視制御手段に提供して前記監視
    制御ルーチンを選択するための実行ポインタ手段、及び (ii)前記ドキュメント処理手段及び前記監視制御手段
    から接続され、前記状態情報を前記監視制御手段に提供
    するための状態記憶手段、 を含む制御インターフェース手段と、 を備えるドキュメントプロセッシング装置。
  11. 【請求項11】前記ドキュメントオペレーションルーチ
    ンは所定のルーチンのライブラリから選択され、アセン
    ブルされる、 特許請求の範囲第10項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  12. 【請求項12】ドキュメントプロセッシング装置であっ
    て、ドキュメント及びこのドキュメントプロセッシング
    装置のオペレーションを制御するためのルーチンを記憶
    及び提供するシステム記憶手段、前記ドキュメントを記
    憶するためのドキュメント記憶手段と前記ドキュメント
    にオペレーションをするためのプロセッサ手段とドキュ
    メントデータ及びドキュメント処理コマンドを入力する
    ためのキーボード手段と前記ドキュメントを表示する表
    示手段とを含むワークステーション手段、及び前記ドキ
    ュメント及びルーチンを前記システム記憶手段と前記ワ
    ークステーション手段との間で伝達するためのバス手段
    を含むドキュメントプロセッシング装置において、この
    装置のオペレーションを制御する手段は、 (A)前記システム記憶手段において、 (i)前記装置のオペレーションに応答し、前記システ
    ム記憶手段と前記ワークステーション手段との間の前記
    ドキュメント及びルーチンの前記伝達を制御するための
    バス制御手段、 (ii)前記バス制御手段のオペレーションに応答し、前
    記ワークステーション手段の監視オペレーションを制御
    するためのワークステーション監視ルーチンを記憶する
    ため及び前記ワークステーション手段に提供するための
    手段、 (iii)前記バス制御手段のオペレーションに応答し、
    前記ドキュメントの各々のマスターコピーを記憶するた
    め、及びオペレーションされる前記ドキュメントの現在
    アクティブなセグメントを前記ワークステーション手段
    に提供するための手段、及び (iv)前記バス制御手段のオペレーションに応答し、前
    記ドキュメントの前記現在アクティブなセグメントにオ
    ペレーションするための、ルーチンの現在アクティブな
    オーバーレイを記憶するため、及び前記ワークステーシ
    ョン手段に提供するための手段、を備え、 (B)前記ワークステーション手段において、 (i)前記ドキュメントの前記現在アクティブなセグメ
    ントを記憶する手段、 (ii)ドキュメント制御手段であって、 (a)前記ドキュメントデータを前記ドキュメント記憶
    手段と前記装置の他の部分との間で伝達するためのバッ
    ファ手段であって、前記ドキュメント記憶手段と前記装
    置の前記他の部分との間で前記ドキュメントデータを伝
    えるための唯一の手段からなるバッファ手段、 (b)現在オペレーションされている前記ドキュメント
    の前記現在アクティブなセグメントの前記ドキュメント
    記憶手段における位置を識別する情報を記憶し、且つド
    キュメント処理手段に提供するためのドキュメントアク
    セス手段、及び (c)前記ドキュメント処理手段であって、前記ドキュ
    メントオペレーションルーチンの前記現在アクティブな
    オーバーレイを記憶し、そして、前記ドキュメントの前
    記現在アクティブなセグメントに行われる対応するドキ
    ュメントオペレーションを示すドキュメントオペレーシ
    ョンベクトルに応答し、かつ前記ドキュメントの前記現
    在アクティブなセグメントの位置情報に応答し、前記対
    応するドキュメントオペレーションを制御するための、
    前記ドキュメントオペレーションルーチンの前記現在ア
    クティブなオーバーレイの現在アクティブな前記ドキュ
    メントオペレーションルーチンのうちの対応するものを
    前記プロセッサ手段に提供するための手段を含み、前記
    ドキュメントオペレーションルーチンの前記現在アクテ
    ィブなオーバーレイの前記ドキュメントオペレーション
    ルーチンは前記ドキュメント記憶手段に存在する前記ド
    キュメントの前記現在アクティブなセグメントをアクセ
    ス及び処理するための唯一のルーチンからなる、ドキュ
    メント制御手段、及び (iii)前記ワークステーション手段のオペレーション
    に応答し、前記ワークステーション監視ルーチンのコピ
    ーを記憶し、前記ワークステーション手段の監視オペレ
    ーションを制御するための前記ワークステーション監視
    ルーチンを前記プロセッサ手段に提供するためのワーク
    ステーション監視制御手段であって、 (a)前記キーボード手段のドキュメントデータ及びド
    キュメント処理コマンドを入力するオペレーションに応
    答し、対応する前記ドキュメントオペレーションベクト
    ルを前記ドキュメント処理手段に提供するための手段、
    を含むワークステーション監視制御手段、を備える、 ドキュメントプロセッシング装置。
  13. 【請求項13】前記キーボード手段の前記オペレーショ
    ンに応答して選択された前記ドキュメントオペレーショ
    ンベクトルは、前記装置によって現在実行されているド
    キュメントオペレーションルーチンに依存し、 前記ワークステーション監視制御手段は、前記装置によ
    って現在実行されているドキュメントオペレーションル
    ーチンに更に応答し、前記対応するドキュメントオペレ
    ーションベクトルを提供し、 前記ドキュメントオペレーションルーチンの前記現在ア
    クティブなオーバーレイの前記ドキュメントオペレーシ
    ョンルーチンを提供するための前記ドキュメント制御手
    段は、前記装置によって現在実行されている前記ドキュ
    メントオペレーションルーチンを識別する状態情報を提
    供するための手段を更に含む、 特許請求の範囲第12項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  14. 【請求項14】制御インターフェース手段を更に備え、
    該手段は、 前記装置のオペレーションを制御する前記手段から接続
    され、前記ドキュメントオペレーションベクトルを前記
    ドキュメント処理手段に提供するための実行ポインタ手
    段、及び 前記ドキュメント処理手段から接続され、前記状態情報
    を前記ワークステーション監視制御手段に提供するため
    の状態記憶手段を含む、 特許請求の範囲第13項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  15. 【請求項15】前記ドキュメントアクセス手段は、 前記ドキュメントデータの前記バッファ手段内の位置を
    識別するバッファ位置情報を記憶及び提供するための手
    段を更に含み、 前記ドキュメント処理手段は前記バッファ位置情報に応
    答し、前記ドキュメントデータの前記伝達を制御する、 特許請求の範囲第12項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  16. 【請求項16】前記現在アクティブなドキュメントセグ
    メントにオペレーションするためのルーチンの前記現在
    アクティブなオーバーレイの前記ドキュメントオペレー
    ションルーチンは、ドキュメントオペレーションルーチ
    ンのライブラリから選択されアセンブルされる、 特許請求の範囲第12項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  17. 【請求項17】前記ドキュメントオペレーションベクト
    ルを提供するための前記ワークステーション監視制御手
    段は、 前記キーボード手段からのキーストローク入力を受け入
    れ且つそのキーストロークの属しているクラスを識別す
    る受け入れ及び識別手段、及び 前記状態情報と前記受け入れ及び識別手段のオペレーシ
    ョンとに応答し、前記状態情報及び前記キーストローク
    入力の前記クラスを前記対応するドキュメントオペレー
    ションベクトルに関連づけ、そして前記対応するドキュ
    メントオペレーションベクトルを前記実行ポインタ手段
    に提供するための状態テーブル手段、を更に備える、 特許請求の範囲第13項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  18. 【請求項18】前記制御インターフェース手段の前記実
    行ポインタ手段は前記ドキュメント処理手段から更に接
    続されており、かつ前記ドキュメント制御手段のオペレ
    ーションに応答し、かつ前記ワークステーション監視制
    御手段のオペレーションに応答し、対応する前記監視制
    御ルーチンを選択するために前記ワークステーション監
    視制御手段に前記ドキュメントオペレーションルーチン
    から及び前記ワークステーション監視制御手段から、前
    記監視制御ルーチンの論理アドレスを含む監視制御ベク
    トルを提供し、 前記状態記憶手段は前記ワークステーション監視制御手
    段から更に接続されており、かつ前記ワークステーショ
    ン監視制御手段のオペレーションに応答し、前記ワーク
    ステーション監視制御手段から更なる前記状態情報を受
    信する、 特許請求の範囲第14項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  19. 【請求項19】前記ワークステーション監視制御手段
    は、 前記ワークステーション監視制御手段及び前記ドキュメ
    ント処理手段のオペレーションに応答し、前記現在アク
    ティブな前記ドキュメントオペレーションルーチンの実
    行の状態を識別する情報を記憶するためのスタック手段
    を更に備える、 特許請求の範囲第13項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
  20. 【請求項20】前記スタック手段は、 ルーチンの形式の情報と、現在の前記ドキュメントオペ
    レーションルーチンの前記ベクトル及び現在の且つ割り
    込まれた前記ドキュメントオペレーションルーチンの前
    記ベクトルを記憶するためのシステム制御スタック手
    段、及び 前記割り込まれたドキュメントオペレーションルーチン
    を記憶するためのドキュメントオペレーションスタック
    手段を更に備える、 特許請求の範囲第19項に記載のドキュメントプロセッシ
    ング装置。
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