JPH0744535A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH0744535A
JPH0744535A JP5184795A JP18479593A JPH0744535A JP H0744535 A JPH0744535 A JP H0744535A JP 5184795 A JP5184795 A JP 5184795A JP 18479593 A JP18479593 A JP 18479593A JP H0744535 A JPH0744535 A JP H0744535A
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JP
Japan
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processing
user
processing procedure
execution
procedure manual
Prior art date
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Application number
JP5184795A
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Inventor
Toshihiro Matsuno
年宏 松野
Hiromi Sakushima
ひろみ 佐久嶋
Kai Itou
快 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

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  • Strategic Management (AREA)
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  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子化された文書に対して一連の処理を自動
的に行うことのできる文書処理方式において、複数ユー
ザにわたる処理を定義した処理手順書をユーザが作成
し、実行ユーザを順次切り替えながら自動的に処理を行
なうこと、および実行中の処理に対して実行ユーザ情報
の獲得、処理の取り止めなどの制御を行なうことを可能
とすることを目的とする。 【構成】 自動処理を行うための処理手順書をユーザが
作成するための処理手順書作成手段101と、作成され
た処理手順書102をユーザ毎の処理に分け、ユーザ毎
に処理を切り替えて実行することにより複数ユーザに渡
る処理を自動的に行う自動処理制御手段103により構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、処理手順を自動処理す
ることができる文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文書の作成、編集、および文書に対する
その他のさまざまな処理を行うためのソフトウェアが個
別に存在し、ユーザはこれらを順に使用して目的とする
処理を文書に対して加える。使用する計算機が異なる複
数のユーザの間で文書が渡る一連の処理は、フロッピー
ディスク等の可搬な2次記憶媒体に記憶して媒体自身を
ユーザ間で受け渡すか、あるいは、文書処理装置から取
り出した文書を電子メール等のデータ転送ソフトウェア
で各関連ユーザが次のユーザに転送することにより行
う。
【0003】このように従来の技術では、複数ユーザに
渡る一連の処理で、処理ユーザの変化する時に常に人出
が介在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
複数のユーザ間に渡る一連の処理では、ユーザ間の文書
の転送処理と文書自身に対する処理とが分離されている
ため、各ユーザは一連の処理のうち自分の処理が完了し
た後、次の処理を行うユーザに対して文書を転送しなけ
ればならず、一連の処理の滞りの原因になるという問題
がある。また、一連の処理全体を管理する必要がある管
理ユーザにとっては、複数ユーザ間に渡る一連の処理全
体の流れを定義して担当ユーザに処理を割り振ることが
できないこと、および処理の進捗状況が把握できないた
め進捗の遅れを把握し、それに対処することができない
という問題がある。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題を解決
するものであり、第1の目的は、複数ユーザ間にわたる
処理手順書をユーザが作成し、自動的に処理することを
可能にすることにある。
【0006】第2の目的は、複数のユーザに渡る処理の
間、その処理の管理ユーザに対して進行状況を知る手段
を設けることにより、処理の取り止め等の介入を実現す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1に処理手順書の作成を行う処理手順書
作成手段と、作成された処理手順書の実行を制御するこ
とのできる自動処理制御手段を備え、当該処理手順書作
成手段と自動処理制御手段において処理の実行を行うユ
ーザを順次切り替えるための機能を有する。
【0008】第2に上記自動処理制御手段は、単一ユー
ザ内の処理を自動的に行う自動実行部と、文書データを
処理手順書に記述された次の処理ユーザに送信するデー
タ送信部と、送信された文書データの到着を監視する受
信データ監視部と、処理をユーザ毎に分けて次に実行す
るユーザを判定し、ユーザ単位の処理を自動実行部に渡
すことのできる実行ユーザ制御部で構成される。
【0009】第3に自動処理制御手段は、処理手順書の
実行状況を記憶する実行状況管理テーブルを備える。か
つ、処理手順書には、その処理手順の実行を管理するユ
ーザを示す情報を格納する領域を設ける。あるユーザに
より実行を開始された処理手順書について、文書の処理
手順書を実行している側の実行ユーザ制御部と文書の処
理手順に記述された管理ユーザが使用している側の実行
ユーザ制御部とが処理手順書の実行に関する制御情報を
交換するようにする。
【0010】
【作用】文書に対する内容編集、複製の保管といった、
さまざまな処理の処理順序を定義する処理手順書は処理
手順書作成手段によって生成される。処理手順書作成手
段による処理手順書の作成時、作成者のユーザ識別名が
処理手順書の管理ユーザとして処理手順書の管理ユーザ
情報格納領域に記述される。作成された処理手順書はそ
れを作成したユーザ自身によって処理を開始させること
ができる。また、処理手順書と処理対象の文書が予めな
んらかの転送手段により別ユーザに対して転送されてい
る場合は、処理手順書の作成者以外のユーザが処理手順
書の処理の開始を指示することができる。ユーザは処理
手順書と処理対象の文書を入力として実行ユーザ制御部
に処理手順書の処理開始を指示する。実行ユーザ制御部
はユーザ毎に分かれた処理手順書の最初の処理ユーザが
処理の開始を指示したユーザである場合は、自動実行部
へ1ユーザ分の処理を指示する。また、処理手順書の最
初のユーザが開始を指示したユーザでない場合は、デー
タ送信部に文書データおよび処理手順書を渡して処理手
順書に記述された最初のユーザへの送信を指示する。
【0011】データ送信部は、送信先として指示された
ユーザ名に対応したメールボックスにデータを送る。デ
ータ送信部によって送信されたデータは送信先ユーザの
メールボックスに到着する。受信データ監視部は一定時
間間隔でメールボックスの内容を監視し、到着したデー
タを実行ユーザ制御部に渡す。実行ユーザ制御部は処理
手順書の次の処理ユーザについての処理を自動実行部に
指示する。実行ユーザ制御部は、自動実行部に指示した
ユーザに対する処理が終了すると、処理手順書の次の処
理ユーザ宛に処理手順書と文書データの送信をデータ送
信部に指示する。以後、順に処理手順書の次の処理ユー
ザの位置が変化しながら処理が繰り返される。処理手順
書に記述された最後のユーザに対する処理が自動実行部
で終了したとき処理手順書の処理は終了する。
【0012】次に、処理手順書に記述された管理ユーザ
が処理手順書の処理状況に関する情報を得るための処理
は次のようである。ユーザが処理手順書の実行開始を指
示すると、実行ユーザ制御部は処理手順書から処理手順
書の管理ユーザを読み出し、その管理ユーザに宛てて処
理手順書の実行が開始された旨の実行状況情報を、デー
タ送信部を介して送付する。その後、処理開始を指示し
た側の実行ユーザ制御部は、処理手順書の記述にしたが
って処理を進める。処理手順書の管理ユーザ側の実行ユ
ーザ制御部は実行状況情報を受信データ監視部を介して
受け取って、実行状況管理テーブルにその情報を記入す
る。実行状況管理テーブルには少なくとも文書の識別子
と、それをその時点で処理中のユーザ識別子の格納領域
があり、処理手順書の処理対象の文書に対応して、処理
中ユーザが管理される。処理手順書の処理開始を指示し
た側の実行ユーザ制御部は、処理手順書に記述された次
の処理ユーザに処理手順書と処理対象の文書の送信を指
示するとともに、処理手順書に記述された管理ユーザへ
実行状況情報を送信する。処理手順書の管理ユーザ側の
実行ユーザ制御部は実行状況情報を受け取って実行状況
管理テーブルの該当文書に対応する文書保持者データを
更新する。これを処理手順書に記述された順に繰り返
す。処理手順書に記述された最後のユーザに対する処理
が終了したとき、実行ユーザ制御部は管理ユーザに宛て
て処理手順書の実行が終了した旨の実行状況情報を、デ
ータ送信部を介して送付する。処理手順書の管理ユーザ
側の実行ユーザ制御部は実行状況情報を受信データ監視
部を介して受け取って、実行状況管理テーブルからその
文書に関する情報を抹消する。このようにして、管理ユ
ーザは実行状況管理テーブルの内容を参照することによ
り処理中の文書とその時点での保持者を知るとができ
る。
【0013】最後に、処理手順の管理ユーザが文書につ
いての処理手順書の処理の途中での取り止めを実行ユー
ザ制御部に指示した場合の処理は次のようである。実行
ユーザ制御部は取り止め対象の文書について、実行状況
管理テーブルを走査して処理手順書のその時点での処理
中ユーザを得る。実行ユーザ制御部はそのユーザについ
ての対象文書に対する処理を中止する旨の制御情報をデ
ータ送信部を介して送信する。制御情報を送信された側
の実行ユーザ制御部は受信データ監視部から制御情報を
得て、該当する処理の取りやめを自動実行部に対して指
示する。該当処理の取り止め後、実行状況管理テーブル
の情報抹消の処理手順は処理手順書の処理が正常に終了
した場合の処理と同じである。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。 図1は本発明の第1の実施
例の文書処理装置の構成を示すものである。図1におい
て101は自動処理を行うための処理手順書をユーザが
作成するための処理手順書作成手段、また102は作成
された処理手順書のデータ、さらに103は処理手順書
を解釈し複数ユーザに渡る処理を自動的に行う自動処理
制御手段である。自動処理制御手段は、実行ユーザ制御
部111、受信データ監視部114、データ送信部11
3および自動実行部112の4つの処理部とメールボッ
クス116、文書データ115から構成される。
【0015】以上の実施例の構成において、処理手順書
に記述された複数ユーザに渡る手順を自動的に実行する
処理は次のようである。処理手順書作成手段では、例え
ばグラフィカルなユーザインタフェースによって、文書
に対する内容編集や複製の保管といった単位機能を表す
アイコンを配置することによって処理手順を記述する。
【0016】図2は処理手順書作成手段101において
複数ユーザに渡る処理手順書の記述を行ったユーザイン
タフェースの1画面例である。同図では、ユーザA、
B、C、DおよびEの5人のユーザに渡る処理を記述し
ている。ユーザA〜Eの処理手順は、それぞれ202〜
206に示されている。実行ユーザの切り替えは太矢印
で示されている。各ユーザ内での処理手順は、たとえば
「編集」、「控えの保存」、「DBへの保管」といった
単位機能と、たとえば「文書名は”決裁願”か否か」と
いった条件判定等の制御構造記述要素を表すアイコンの
処理順に従った配置によって定義される。このようにし
てユーザにより入力された処理手順の情報は、自動実行
制御手段にとり計算機にとって処理することが容易な形
に変換され、処理手順書102として磁気ディスク等の
2次記憶装置に保管される。
【0017】図3には処理手順書の一例を示す。301
は図1での入力画面の処理手順に対応して処理手順書作
成手段が生成した処理手順書の一例である。グラフィカ
ルなユーザインタフェースの画面においてアイコンの矢
印による連結によって表されていた処理手順は、処理ユ
ーザ毎に分離された実行文および制御文の並びとして表
現される。
【0018】処理手順書作成手段での処理手順の入力方
法は上記のようなグラフィカルなユーザインタフェース
に限られるものではなく、ユーザが直接テキストエディ
タ等で実行文と制御文の列を入力するものであってもか
まわない。
【0019】ユーザが処理手順書作成手段によって作成
した処理手順書と処理対象の文書を入力として実行ユー
ザ制御部111に処理手順書の処理開始を指示すること
によって処理手順書の処理が開始される。まず実行ユー
ザ制御部111は、処理手順書の最初の処理ユーザが処
理の開始を指示したユーザであるか否かを判定する。た
とえば、図3の301によって示される処理手順書を例
にすると処理開始を指示したユーザが「ユーザA」か否
かを判定する。もし、処理手順書で指示された最初の処
理ユーザが処理手順書の処理開始を指示したユーザと一
致する場合は、自動実行部112へ最初の1ユーザ分の
手順の処理を指示する。また、処理手順書で指示された
最初の処理ユーザが処理手順書の処理開始を指示したユ
ーザと一致しない場合は、実行ユーザ制御部はデータ送
信部113に対して処理手順書および文書データを渡し
て、処理手順書に記述された最初のユーザへのデータ送
信を指示する。データ送信部113は、送信先として指
示されたユーザ名に対応したメールボックス116にデ
ータを送る。データ送信部113によって送信されたデ
ータはデータ送信先ユーザのメールボックス116に到
着する。
【0020】データ送信部113としては、データ送信
元の実行ユーザ制御部とデータ送信先のユーザのメール
ボックスが同一計算機上にある場合には単にメールボッ
クス中にデータを書き出すだけの機能を備えるものであ
ればよい。また、データ送信部113として電子メール
ソフトウェア等を使用することによって、データ送信元
の実行ユーザ制御部から遠隔地のユーザに対してデータ
を送ることもできる。
【0021】受信データ監視部114は一定時間間隔で
メールボックス116にデータが届いているか否かを監
視し、もしデータが到着していればデータを実行ユーザ
制御部111に渡す。実行ユーザ制御部111は受信デ
ータ監視部114から受け取った処理手順書で次に処理
すべき1ユーザ分についての手順の処理を自動実行部1
12に指示する。自動実行部112は指示された1ユー
ザ分に関して処理手順書に記述された実行文または制御
文を解釈することによって文書の内容編集、保管といっ
た単位機能を順次適用する。実行ユーザ制御部111
は、自動実行部112に指示したユーザに対する処理が
終了すると、処理手順書の次の処理ユーザ宛に処理手順
書と文書データの送信をデータ送信部113に指示す
る。以後、順に処理手順書の次の処理ユーザの位置が変
化しながら処理が繰り返される。処理手順書に記述され
た最後のユーザに対する処理が自動実行部112で終了
したとき処理手順書の処理は終了する。
【0022】以上の実施例1のように処理手順書作成手
段101と、処理手順書作成手段101によって作成さ
れた処理手順書の実行を制御する自動処理制御手段10
3を備え、処理手順作成手段101が複数ユーザに渡る
処理手順を記述する機能を有し、かつ、自動処理制御手
段103が処理を行うユーザを順次切り替える機能を有
することにより、複数ユーザに渡る処理を自動的に処理
することが可能になるという効果がある。
【0023】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例の文書処理装置の構成を示すものである。
図4において401は処理手順書作成手段、402は処
理手順書のデータ、403は自動処理制御手段、411
は実行ユーザ制御部、412は自動実行部、413はデ
ータ送信部、414は受信データ監視部、415は文書
データ、416はメールボックスである。以上は図1の
第1の実施例の図と同様である。
【0024】異なるのは、実行ユーザ制御部411に対
応して実行状況管理テーブル417が配置されたことに
ある。実行状況管理テーブルの一実施例の図を図5に示
す。この実行状況管理テーブルには、少なくとも文書お
よび文書の保持ユーザを特定する情報が管理される。ま
た、処理手順書には処理の管理ユーザを記述する領域を
設け、処理手順書の作成時に値が格納されるようにす
る。
【0025】図6は、管理ユーザの情報が付加された処
理手順書の一実施例の図である。図6に示す処理手順書
では、処理手順の管理ユーザ情報格納領域602に識別
子「ユーザR」が格納されている。
【0026】以上の実施例の構成において、処理手順書
に記述された管理ユーザが処理手順書の処理状況に関す
る情報を得るための処理は次のようである。ユーザが処
理手順書の実行開始を指示すると、実行ユーザ制御部4
11は処理手順書の管理ユーザ情報格納領域から管理ユ
ーザを読み出し、その管理ユーザに宛てて処理手順書の
実行が開始された旨の実行状況情報を、データ送信部4
13を介して送付する。
【0027】その後、処理開始を指示した側の実行ユー
ザ制御部411は、処理手順書の記述にしたがって処理
を進める。処理手順書の管理ユーザ側の実行ユーザ制御
部411は実行状況情報を受信データ監視部414を介
して受け取って、実行状況管理テーブル417に文書識
別子と実行状況情報の送付元のユーザの識別名を記入す
る。
【0028】図5に示す実行状況管理テーブルでは、文
書の識別子として文書を一意に特定する番号を、文書保
持ユーザ識別子としてユーザ名をそれぞれ用いている。
処理手順書の処理開始を指示した側の実行ユーザ制御部
411は、処理手順書に記述された次の処理ユーザに処
理手順書と処理対象の文書を送信を指示するとともに、
処理手順書に記述された管理ユーザへ実行状況情報を送
信する。
【0029】処理手順書の管理ユーザ側の実行ユーザ制
御部411は実行状況情報を受け取って実行状況管理テ
ーブルの該当文書に対応する文書保持者データを更新す
る。これを処理手順書に記述された順に繰り返す。処理
手順書に記述された最後のユーザに対する処理が終了し
たとき、実行ユーザ制御部411は管理ユーザに宛てて
処理手順書の実行が終了した旨の実行状況情報を、デー
タ送信部413を介して送付する。
【0030】処理手順書の管理ユーザ側の実行ユーザ制
御部411は実行状況情報を受信データ監視部414を
介して受け取って、実行状況管理テーブル417からそ
の文書に関する情報を抹消する。このように、実行状況
管理テーブル417には文書の処理ユーザの情報が管理
されるので、その内容を参照することにより管理ユーザ
は処理中の文書とその保持者を知るとができる。
【0031】次に、処理手順の管理ユーザが文書につい
ての処理手順書の処理を途中での取り止めを実行ユーザ
制御部に指示した場合の処理は次のようである。実行ユ
ーザ制御部411は取り止め対象の文書の識別子を入力
として受け取り、実行状況管理テーブル417を走査し
て処理手順書をその時点で処理中のユーザ識別子を得
る。実行ユーザ制御部はそのユーザの対象文書に対する
処理を中止する旨の制御情報をデータ送信部413を介
して送信する。送信先側の実行ユーザ制御部411は受
信データ監視部414から制御情報を得て、該当する処
理の取りやめを自動実行部412に対して指示する。該
当処理の取り止め後、実行状況管理テーブル417の情
報抹消の処理手順は処理手順書の処理が正常に終了した
場合の処理と同じである。
【0032】以上の実施例2のように、文書の処理手順
を実行している側の実行ユーザ制御部411と文書の処
理手順書に記述された管理ユーザが使用している側の実
行ユーザ制御部411とが処理手順の実行に関する制御
情報交換することにより複数のユーザに渡る処理につい
て、その管理ユーザは処理の進行を把握し、処理手順書
の実行途中での取りやめ等の制御を行うことができると
いう効果がある。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明は処理手順書の作成
を行う処理手順書作成手段と、作成された処理手順書の
実行の制御を行う自動処理制御手段を備え、当該処理手
順書作成手段と自動処理制御手段において処理を実行す
るユーザを順次切り替える機能を有することにより、複
数ユーザにわたる処理をユーザが設定し、自動的に処理
することを可能にするという効果がある。
【0034】また、自動処理制御手段が、処理手順の実
行状況を記憶する実行状況管理テーブルを備え、かつ、
処理手順書が、その手順の実行を管理するユーザを示す
情報を格納する領域を備え、実行を開始された処理手順
について、文書の処理手順を実行している側の実行ユー
ザ制御部と文書の処理手順に記述された処理手順の管理
ユーザが使用している側の実行ユーザ制御部とが処理手
順の実行に関する制御情報を交換することにより、複数
のユーザに渡る一連の処理について、その処理の管理ユ
ーザは処理の進行状況を把握し、処理手順書の実行途中
で取り止め等の処理の制御を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の文書処理装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における処理手順書作成
手段による処理手順表示図
【図3】本発明の第1の実施例における処理手順書の概
念図
【図4】本発明の第2の実施例の文書処理装置の構成図
【図5】本発明の第2の実施例における実行状況管理テ
ーブルの概念図
【図6】本発明の第2の実施例における管理ユーザ格納
領域を有する処理手順書の概念図
【符号の説明】
101 処理手順書作成手段 102 処理手順書 103 自動処理制御手段 111 実行ユーザ制御部 112 自動実行部 113 データ送信部 114 受信データ監視部 115 文書データ 116 メールボックス 401 処理手順書作成手段 402 処理手順書 403 自動処理制御手段 411 実行ユーザ制御部 412 自動実行部 413 データ送信部 414 受信データ監視部 415 文書データ 416 メールボックス 417 実行状況管理テーブル 602 管理ユーザ情報格納領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書に対する処理手順を記述する処理手順
    書の作成を行う処理手順書作成手段と、前記処理手順作
    成手段により作成された処理手順書の実行を制御する自
    動処理制御手段を備え、前記自動処理制御手段が前記処
    理手順書に指定された実行ユーザを順次切り替える手段
    を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】自動処理制御手段が、単一ユーザ内の処理
    を行う自動実行部と、文書データを処理手順書に記述さ
    れた次の処理ユーザに送信するデータ送信部と、送信さ
    れた文書データの到着を監視する受信データ監視部と、
    処理をユーザ毎に分けて次に実行すべきユーザを判定し
    ユーザ単位の処理を自動実行部に渡す実行ユーザ制御部
    から成ることを特徴とする請求項1記載の文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】自動処理制御手段が、処理手順書に記述さ
    れた処理の実行状況を管理する実行状況管理部を備え、
    処理ユーザの切り替え時に実行ユーザ制御部が処理手順
    書に記述された管理ユーザに対して前記実行状況管理部
    に記憶する実行状況情報を送付することを特徴とする請
    求項2記載の文書処理装置。
JP5184795A 1993-07-27 1993-07-27 文書処理装置 Pending JPH0744535A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184795A JPH0744535A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 文書処理装置
US08/283,681 US5623653A (en) 1993-07-27 1994-07-25 Document control, routing, and processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5184795A JPH0744535A (ja) 1993-07-27 1993-07-27 文書処理装置

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ID=16159430

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