JP2002196919A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
情報処理装置及び情報処理方法Info
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- JP2002196919A JP2002196919A JP2000399027A JP2000399027A JP2002196919A JP 2002196919 A JP2002196919 A JP 2002196919A JP 2000399027 A JP2000399027 A JP 2000399027A JP 2000399027 A JP2000399027 A JP 2000399027A JP 2002196919 A JP2002196919 A JP 2002196919A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ジョブの優先順位を変更したいユーザとジョ
ブの優先順位を相対的に低下させられたユーザの双方が
納得の行く形態でジョブ処理を実行することができるよ
うにした。 【解決手段】 プロモートキーを選択した後、プロモー
ト対象となるジョブを選択し(S2→S4)、プロモー
ト対象ジョブのプロモート処理に認証処理が必要な場合
はユーザにパスワード入力を要求し(S5→S6)、入
力されたパスワードがジョブ管理テーブルに記憶されて
いるユーザIDに対応するパスワードと一致するか否か
を判断する(S7)。そして、パスワードが一致した場
合は、プロモート対象ジョブがキューの先頭位置又は第
2番目位置の場合を除き、ジョブ順序を入れ替え、さら
に課金額も優先順位が繰り上がったジョブの課金額を増
額し、優先順位の繰り下がったジョブの課金額を同額だ
け減額する(S9→S11)。
ブの優先順位を相対的に低下させられたユーザの双方が
納得の行く形態でジョブ処理を実行することができるよ
うにした。 【解決手段】 プロモートキーを選択した後、プロモー
ト対象となるジョブを選択し(S2→S4)、プロモー
ト対象ジョブのプロモート処理に認証処理が必要な場合
はユーザにパスワード入力を要求し(S5→S6)、入
力されたパスワードがジョブ管理テーブルに記憶されて
いるユーザIDに対応するパスワードと一致するか否か
を判断する(S7)。そして、パスワードが一致した場
合は、プロモート対象ジョブがキューの先頭位置又は第
2番目位置の場合を除き、ジョブ順序を入れ替え、さら
に課金額も優先順位が繰り上がったジョブの課金額を増
額し、優先順位の繰り下がったジョブの課金額を同額だ
け減額する(S9→S11)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置及び情
報処理方法に関し、より詳しくは、プリンタやプリンタ
サーバ等から複数のジョブを受け付け、これらジョブを
管理する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
報処理方法に関し、より詳しくは、プリンタやプリンタ
サーバ等から複数のジョブを受け付け、これらジョブを
管理する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、ネットワー
ク環境で共有されているプリンタやプリントサーバ等か
ら複数のジョブを受け付け、該複数のジョブをキュー
(待ち行列方式)で管理する情報処理装置では、キュー
イングされた複数のジョブに対し特定ジョブの優先順位
を変更する場合は、特別の権限を有する管理者や特定グ
ループに属するユーザに実行権を付与することが行われ
たり、或いは全ユーザに無制限にその実行権を付与して
いる。
ク環境で共有されているプリンタやプリントサーバ等か
ら複数のジョブを受け付け、該複数のジョブをキュー
(待ち行列方式)で管理する情報処理装置では、キュー
イングされた複数のジョブに対し特定ジョブの優先順位
を変更する場合は、特別の権限を有する管理者や特定グ
ループに属するユーザに実行権を付与することが行われ
たり、或いは全ユーザに無制限にその実行権を付与して
いる。
【0003】しかしながら、キューの優先順位を変更し
てキュー順序を入れ替えることは、後行からキューイン
グされたジョブが先行するジョブを追い越してしまうこ
ととなるため、プリンタを共有して使用する環境の下で
は、他のユーザが迷惑を蒙る場合が多く、共有プリンタ
という利便性を損なう。
てキュー順序を入れ替えることは、後行からキューイン
グされたジョブが先行するジョブを追い越してしまうこ
ととなるため、プリンタを共有して使用する環境の下で
は、他のユーザが迷惑を蒙る場合が多く、共有プリンタ
という利便性を損なう。
【0004】一方、ジョブの中には緊急性を要するジョ
ブもあり、特定の場合はキューの優先順位を変更して処
理する必要性があるのも事実である。
ブもあり、特定の場合はキューの優先順位を変更して処
理する必要性があるのも事実である。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、ジョブの優先順位を変更したいユーザとジ
ョブの優先順位を相対的に低下させられたユーザの双方
が納得の行く形態でジョブ処理を実行することができる
情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的と
する。
のであって、ジョブの優先順位を変更したいユーザとジ
ョブの優先順位を相対的に低下させられたユーザの双方
が納得の行く形態でジョブ処理を実行することができる
情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る情報処理装置は、ジョブの受付順序にし
たがってジョブ処理を順次実行する情報処理装置におい
て、特定ジョブを先行するジョブに優先して実行するジ
ョブ優先処理手段と、該ジョブ優先処理手段により優先
して処理される特定ジョブの課金額を正規金額に比べ増
額する増額手段と、前記ジョブ優先処理手段によりジョ
ブ順序が後位とされたジョブの課金額を正規金額から減
額する減額手段とを有していることを特徴としている。
に本発明に係る情報処理装置は、ジョブの受付順序にし
たがってジョブ処理を順次実行する情報処理装置におい
て、特定ジョブを先行するジョブに優先して実行するジ
ョブ優先処理手段と、該ジョブ優先処理手段により優先
して処理される特定ジョブの課金額を正規金額に比べ増
額する増額手段と、前記ジョブ優先処理手段によりジョ
ブ順序が後位とされたジョブの課金額を正規金額から減
額する減額手段とを有していることを特徴としている。
【0007】また、本発明に係る情報処理方法は、ジョ
ブの受付順序にしたがってジョブ処理を順次実行する情
報処理方法において、特定ジョブを先行するジョブに優
先実行可能とする一方、前記特定ジョブが優先して処理
された場合は該特定ジョブの課金額を正規金額に比べ増
額し、ジョブ順序が後位とされたジョブの課金額を正規
金額から減額することを特徴している。
ブの受付順序にしたがってジョブ処理を順次実行する情
報処理方法において、特定ジョブを先行するジョブに優
先実行可能とする一方、前記特定ジョブが優先して処理
された場合は該特定ジョブの課金額を正規金額に比べ増
額し、ジョブ順序が後位とされたジョブの課金額を正規
金額から減額することを特徴している。
【0008】尚、本発明のその他の特徴は、下記の発明
の実施の形態の記載より明らかとなろう。
の実施の形態の記載より明らかとなろう。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳説する。
に基づいて詳説する。
【0010】図1は本発明に係る情報処理装置の一実施
の形態を示すブロック構成図であって、該情報処理装置
は、各構成要素がデータやコントロール信号の送受信を
媒介するシステムバス1により相互に接続されている。
の形態を示すブロック構成図であって、該情報処理装置
は、各構成要素がデータやコントロール信号の送受信を
媒介するシステムバス1により相互に接続されている。
【0011】操作部2は、複数のキーを備えた入力部と
表示装置とを備えている。
表示装置とを備えている。
【0012】一次記憶装置3及び二次記憶装置4は、半
導体記憶装置や磁気記録装置からなり、システムが印刷
処理に使用したりシステムが使用するデータを一時的又
は長期的に蓄積するために使用する。
導体記憶装置や磁気記録装置からなり、システムが印刷
処理に使用したりシステムが使用するデータを一時的又
は長期的に蓄積するために使用する。
【0013】ネットワークアダプタ5は、ネットワーク
(不図示)によって接続された外部機器との間で送受信
を司り、プロトコル解析部6は、ネットワークアダプタ
5が受信したデータを解析し、本情報処理装置が処理可
能な形式に変換する。
(不図示)によって接続された外部機器との間で送受信
を司り、プロトコル解析部6は、ネットワークアダプタ
5が受信したデータを解析し、本情報処理装置が処理可
能な形式に変換する。
【0014】PDL解釈部7は、印刷データ(PDLデ
ータ)をイメージデータに変換し、該PDL解釈部7で
変換されたイメージデータはエンジンコントローラ8を
介してプリントエンジン9に送られ、所定の印刷処理が
行われる。
ータ)をイメージデータに変換し、該PDL解釈部7で
変換されたイメージデータはエンジンコントローラ8を
介してプリントエンジン9に送られ、所定の印刷処理が
行われる。
【0015】課金管理部10は、本情報処理装置の課金
処理を司り、本実施の形態では、各ユーザが実行した操
作のログ情報、操作毎に定められたの課金等が管理され
ている。
処理を司り、本実施の形態では、各ユーザが実行した操
作のログ情報、操作毎に定められたの課金等が管理され
ている。
【0016】ユーザ管理部11は、本情報処理装置を使
用するユーザの管理を行い、具体的には、新規ユーザの
登録や既存ユーザの削除、更には処理依頼者が処理を実
行する権限を有しているか否かのチェックを行い、また
必要に応じてパスワードを介して処理依頼者の認証等を
行う。
用するユーザの管理を行い、具体的には、新規ユーザの
登録や既存ユーザの削除、更には処理依頼者が処理を実
行する権限を有しているか否かのチェックを行い、また
必要に応じてパスワードを介して処理依頼者の認証等を
行う。
【0017】ジョブキュー管理部12は、ネットワーク
を介して本機器に投入されたジョブを投入順に管理する
とともに、その順序に従いジョブの実行を管理し、さら
に、操作部2や、ネットワークアダプタ5経由で接続さ
れた他機器から発行されるジョブキューに対する操作の
実行も行う。
を介して本機器に投入されたジョブを投入順に管理する
とともに、その順序に従いジョブの実行を管理し、さら
に、操作部2や、ネットワークアダプタ5経由で接続さ
れた他機器から発行されるジョブキューに対する操作の
実行も行う。
【0018】メインコントローラ13は上述したシステ
ムバス1を介して各構成要素に接続され、装置全体の制
御を司る。
ムバス1を介して各構成要素に接続され、装置全体の制
御を司る。
【0019】図2は課金管理部10に格納され管理され
る課金テーブルであって、該課金テーブルにはオペレー
ションの種類と各オペレーションに対応した課金額が書
き込まれている。
る課金テーブルであって、該課金テーブルにはオペレー
ションの種類と各オペレーションに対応した課金額が書
き込まれている。
【0020】すなわち、本実施の形態では、通常の白黒
印刷の場合は1枚当り10円の金額が課され、通常のカ
ラー印刷の場合は1枚当り35円の金額が課される。同
様にジョブキューにキューイングされているジョブの優
先順位を上げてキューの先頭方向に移動させるジョブプ
ロモート処理を行う場合は1回当り10円の金額が加算
され、ジョブの割り込み処理を行う場合は100円の金
額が加算される。
印刷の場合は1枚当り10円の金額が課され、通常のカ
ラー印刷の場合は1枚当り35円の金額が課される。同
様にジョブキューにキューイングされているジョブの優
先順位を上げてキューの先頭方向に移動させるジョブプ
ロモート処理を行う場合は1回当り10円の金額が加算
され、ジョブの割り込み処理を行う場合は100円の金
額が加算される。
【0021】図3はジョブキュー管理部12に格納され
管理されるジョブ管理テーブルであって、ジョブが本情
報処理装置に転送されジョブキュー管理部12に登録さ
れた段階でジョブ毎に生成される。
管理されるジョブ管理テーブルであって、ジョブが本情
報処理装置に転送されジョブキュー管理部12に登録さ
れた段階でジョブ毎に生成される。
【0022】該ジョブ管理テーブルは、具体的には、ジ
ョブ名、ジョブを発行したユーザのユーザID、ジョブ
の投入時刻等ジョブの実行及び管理に必要な全情報が格
納される。
ョブ名、ジョブを発行したユーザのユーザID、ジョブ
の投入時刻等ジョブの実行及び管理に必要な全情報が格
納される。
【0023】図4は、操作部2上に表示されるジョブ管
理機能選択画面であって、該ジョブ管理機能選択画面
は、キャンセルキー14、プロモートキー15、割り込
みキー16、中止キー17、一時停止キー18、及び実
行再開キー19の6種類の選択キーを有し、これらいず
れかの選択キーを操作することにより所望のジョブ処理
が実行される。
理機能選択画面であって、該ジョブ管理機能選択画面
は、キャンセルキー14、プロモートキー15、割り込
みキー16、中止キー17、一時停止キー18、及び実
行再開キー19の6種類の選択キーを有し、これらいず
れかの選択キーを操作することにより所望のジョブ処理
が実行される。
【0024】図5は、ジョブ管理機能選択時の動作手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【0025】まず、ステップS1では処理要求が選択さ
れるまで待機し、ステップS2ではプロモートキー15
が選択されたか否かを判断し、その答が否定(No)の
場合は選択されたその他の処理を実行してステップS1
に戻る。
れるまで待機し、ステップS2ではプロモートキー15
が選択されたか否かを判断し、その答が否定(No)の
場合は選択されたその他の処理を実行してステップS1
に戻る。
【0026】一方、ステップS2の答が肯定(Yes)
となってプロモートキー15が選択された場合はステッ
プS4でプロモート選択画面が表示され、プロモート対
象となる印刷ジョブを選択する。
となってプロモートキー15が選択された場合はステッ
プS4でプロモート選択画面が表示され、プロモート対
象となる印刷ジョブを選択する。
【0027】プロモート選択画面は、具体的には図6に
示すように、キューイングされている印刷ジョブを一覧
表示するジョブ表示部20と、一覧表示された印刷ジョ
ブの中からプロモートジョブを選択する選択ボタン21
と、プロモート処理の実行を促す実行ボタン22と、プ
ロモート処理の中止を促す中止ボタン23とが設けられ
ている。そして、本実施の形態では、ジョブ表示部20
には、キューイング順に、例えばジョブA〜Fが表示さ
れ、ユーザは選択ボタン21を操作してプロモート対象
ジョブ(本実施の形態では「ジョブC」)を選択する。
示すように、キューイングされている印刷ジョブを一覧
表示するジョブ表示部20と、一覧表示された印刷ジョ
ブの中からプロモートジョブを選択する選択ボタン21
と、プロモート処理の実行を促す実行ボタン22と、プ
ロモート処理の中止を促す中止ボタン23とが設けられ
ている。そして、本実施の形態では、ジョブ表示部20
には、キューイング順に、例えばジョブA〜Fが表示さ
れ、ユーザは選択ボタン21を操作してプロモート対象
ジョブ(本実施の形態では「ジョブC」)を選択する。
【0028】そして、ステップS4でプロモート対象ジ
ョブが選択されると、続くステップS5ではプロモート
対象ジョブのプロモート処理に認証処理が必要かを判断
する。尚、認証処理がの要否はシステムのコンフィグレ
ーションに依存する。
ョブが選択されると、続くステップS5ではプロモート
対象ジョブのプロモート処理に認証処理が必要かを判断
する。尚、認証処理がの要否はシステムのコンフィグレ
ーションに依存する。
【0029】そして、ステップS5の答が否定(No)
の場合はステップS9に進む一方、ステップS5の答が
肯定(Yes)の場合はステップS6に進み、図7に示
すようなパスワード要求ウィンドウ24をプロモート表
示画面上に表示し、ユーザにパスワード入力を要求す
る。すなわち、プロモート処理自体はユーザ認証は不要
であるが、プロモート対象ジョブを自己の発行したジョ
ブに限定することはシステムの運用上、必要な制約であ
ると考えられるため、本実施の形態では必要に応じ、選
択したジョブの所有者とプロモート処理実行者が同一で
あるかを識別するためにパスワードの入力を要求してい
る。
の場合はステップS9に進む一方、ステップS5の答が
肯定(Yes)の場合はステップS6に進み、図7に示
すようなパスワード要求ウィンドウ24をプロモート表
示画面上に表示し、ユーザにパスワード入力を要求す
る。すなわち、プロモート処理自体はユーザ認証は不要
であるが、プロモート対象ジョブを自己の発行したジョ
ブに限定することはシステムの運用上、必要な制約であ
ると考えられるため、本実施の形態では必要に応じ、選
択したジョブの所有者とプロモート処理実行者が同一で
あるかを識別するためにパスワードの入力を要求してい
る。
【0030】そして、続くステップS7では該パスワー
ドがジョブ管理テーブルに記憶されているユーザIDに
対応するパスワードと一致するか否かを判断する。そし
て、その答が否定(No)の場合は認証に失敗したと判
断し、ステップS8で認証失敗時の処理を行った後ステ
ップS1に戻って上述した処理を繰り返す。
ドがジョブ管理テーブルに記憶されているユーザIDに
対応するパスワードと一致するか否かを判断する。そし
て、その答が否定(No)の場合は認証に失敗したと判
断し、ステップS8で認証失敗時の処理を行った後ステ
ップS1に戻って上述した処理を繰り返す。
【0031】一方、ステップS7の答が肯定(Yes)
の場合はステップS9に進み、プロモート対象ジョブが
キューの先頭位置又は第2番目位置か否かを判断する。
そして、その答が肯定(Yes)の場合はプロモート処
理をする意味がないのでプロモート処理を中止してステ
ップS1に戻り、上述の処理を繰り返す。
の場合はステップS9に進み、プロモート対象ジョブが
キューの先頭位置又は第2番目位置か否かを判断する。
そして、その答が肯定(Yes)の場合はプロモート処
理をする意味がないのでプロモート処理を中止してステ
ップS1に戻り、上述の処理を繰り返す。
【0032】一方、ステップS9の答が否定(No)の
場合は、ステップS10に進んでジョブキュー内のプロ
モート対象ジョブとその直前に位置するジョブとのジョ
ブ順序を入れ替え、ステップS11で課金処理を実行し
た後、ステップS1に戻り、上述の処理を繰り返す。す
なわち、課金テーブル(図2)に示されるプロモート処
理の課金額がプロモート処理実行者の課金額に加算され
る一方、後位とされた被プロモートジョブの所有者は課
金額からプロモート処理額だけ減額される。
場合は、ステップS10に進んでジョブキュー内のプロ
モート対象ジョブとその直前に位置するジョブとのジョ
ブ順序を入れ替え、ステップS11で課金処理を実行し
た後、ステップS1に戻り、上述の処理を繰り返す。す
なわち、課金テーブル(図2)に示されるプロモート処
理の課金額がプロモート処理実行者の課金額に加算され
る一方、後位とされた被プロモートジョブの所有者は課
金額からプロモート処理額だけ減額される。
【0033】図8は、ジョブキュー管理部12によって
管理されるキュー及びジョブの状態を模式的に示した図
であり、通常はジョブは本装置に転送されてきた順番に
格納されており、キューの先頭に位置するジョブが現在
実行されているジョブを示している。すなわち、図8で
は、ジョブXが現在実行されているジョブであり、ジョ
ブAが次に実行されるジョブであり、以降、ジョブB、
C、D…Nの順番でジョブが順次実行されるのを待機
し、実行中のジョブが終了すると、終了済みのジョブが
順次削除されてゆき、次位置のジョブが先頭に移動して
実行を開始する。
管理されるキュー及びジョブの状態を模式的に示した図
であり、通常はジョブは本装置に転送されてきた順番に
格納されており、キューの先頭に位置するジョブが現在
実行されているジョブを示している。すなわち、図8で
は、ジョブXが現在実行されているジョブであり、ジョ
ブAが次に実行されるジョブであり、以降、ジョブB、
C、D…Nの順番でジョブが順次実行されるのを待機
し、実行中のジョブが終了すると、終了済みのジョブが
順次削除されてゆき、次位置のジョブが先頭に移動して
実行を開始する。
【0034】一方、図9は、ジョブCについてプロモー
ト処理された場合を示しており、矢印Pに示すようにジ
ョブBとジョブCのキュー順序が入れ替わり、ジョブC
はジョブBに優先して処理される。
ト処理された場合を示しており、矢印Pに示すようにジ
ョブBとジョブCのキュー順序が入れ替わり、ジョブC
はジョブBに優先して処理される。
【0035】このように本実施の形態では優先順位を変
更した場合も、該優先順位の変更にともなって課金額も
増減することにより、機器の共有環境時においても利用
者が迷惑を蒙るのを極力低減することができ、共有環境
の利便性向上を図ることができる。
更した場合も、該優先順位の変更にともなって課金額も
増減することにより、機器の共有環境時においても利用
者が迷惑を蒙るのを極力低減することができ、共有環境
の利便性向上を図ることができる。
【0036】尚、図4の画面は操作部2で表示される
が、ネットワーク接続されたクライアント装置で実行
し、その要求を本機器に送信することによって本実施の
形態を実現することができる。
が、ネットワーク接続されたクライアント装置で実行
し、その要求を本機器に送信することによって本実施の
形態を実現することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ジ
ョブ処理の優先順位を変更した場合であっても、該優先
順位の変更にともなって課金額も増減することにより、
機器の共有環境時においても利用者が迷惑を蒙るのを極
力低減することができ、共有環境の利便性向上を図るこ
とができる。
ョブ処理の優先順位を変更した場合であっても、該優先
順位の変更にともなって課金額も増減することにより、
機器の共有環境時においても利用者が迷惑を蒙るのを極
力低減することができ、共有環境の利便性向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示
すブロック構成図である。
すブロック構成図である。
【図2】課金管理部に格納され管理される課金テーブル
である。
である。
【図3】ジョブキュー管理部12に格納され管理される
ジョブ管理テーブルである。
ジョブ管理テーブルである。
【図4】操作部に表示されるジョブ管理機能選択画面で
ある。
ある。
【図5】ジョブ管理機能選択時の動作手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図6】操作部に表示されるプロモート表示画面であ
る。
る。
【図7】プロモート表示画面上にパスワード要求ウィン
ドウが表示された表示画面である。
ドウが表示された表示画面である。
【図8】ジョブキュー管理部によって管理される通常処
理時のキュー及びジョブの状態を模式的に示した図であ
る。
理時のキュー及びジョブの状態を模式的に示した図であ
る。
【図9】ジョブキュー管理部によって管理されるプロモ
ート処理時のキュー及びジョブの状態を模式的に示した
図である。
ート処理時のキュー及びジョブの状態を模式的に示した
図である。
10 課金額管理部(増額手段、減額手段) 12 ジョブ優先手段(ジョブキュー管理部)
Claims (8)
- 【請求項1】 ジョブの受付順序にしたがってジョブ処
理を順次実行する情報処理装置において、 特定ジョブを先行するジョブに優先して実行するジョブ
優先処理手段と、該ジョブ優先処理手段により優先して
処理される特定ジョブの課金額を正規金額に比べ増額す
る増額手段と、前記ジョブ優先処理手段によりジョブ順
序が後位とされたジョブの課金額を正規金額から減額す
る減額手段とを有していることを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項2】 前記増額手段による増額と前記減額手段
による減額とが同額であることを特徴とする請求項1記
載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記ジョブの受付順序が先頭ジョブの場
合は前記ジョブ優先処理手段の実行を禁止するジョブ優
先処理禁止手段を有していることを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 ネットワークに接続され、該ネットワー
クからジョブが転送されてくることを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 ジョブの受付順序にしたがってジョブ処
理を順次実行する情報処理方法において、 特定ジョブを先行するジョブに優先実行可能とする一
方、前記特定ジョブが優先して処理された場合は該特定
ジョブの課金額を正規金額に比べ増額し、ジョブ順序が
後位とされたジョブの課金額を正規金額から減額するこ
とを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項6】 前記増額された課金額と前記減額された
課金額とは、同額であることを特徴とする請求項5記載
の情報処理方法。 - 【請求項7】 前記ジョブの受付順序が先頭ジョブの場
合は前記ジョブ優先処理手段の実行を禁止することを特
徴とする請求項5又は請求項6記載の情報処理方法。 - 【請求項8】 情報処理装置をネットワークに接続し、
該ネットワーク上から前記情報処理装置にジョブを転送
することを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか
に記載の情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399027A JP2002196919A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000399027A JP2002196919A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002196919A true JP2002196919A (ja) | 2002-07-12 |
Family
ID=18863876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000399027A Pending JP2002196919A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 情報処理装置及び情報処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002196919A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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