JPH0475128A

JPH0475128A - プリンタ制御装置

Info

Publication number: JPH0475128A
Application number: JP2189753A
Authority: JP
Inventors: Yuzo Fujita; 裕三藤田
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1990-07-18
Filing date: 1990-07-18
Publication date: 1992-03-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はプリンタ制御装置に関し、特にネットワークに
接続されるプリンタ制御装置に関する。

〔従来の技術〕

近年、オフィスや事業所等の構内においては、ローカル
エリアネットワークなどのネットワークシステムを構築
し、情報やハード面などの資源の共有化を図っている。

例えば、プリンタが接続されるプリンタ制御装置と、文
書を作成する機能を有する複数のワークステーションと
か接続されているネットワークシステムにおいては、各
ワークステーションからは、プリント制御装置に対し、
所望の文書データのプリント処理依頼を行うことが可能
になっている。

一方、プリント制御装置では、プリント処理依頼された
文書データを、プリンタにプリントアウトさせる。

このように複数のワークステーションでプリンタを共有
し、資源の共有化を図っている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上記従来のプリンタ制御装置では、プリント
処理依頼を受理した順に、プリントの処理（プリンタへ
の文書データの転送）を行っているので、例えば、機密
性を有する文書が送られて来た場合であっても、プリン
ト処理する順番になれば、機密性の無い文書と同様に、
プリンタに文書データを転送している。

このためプリントアウトされた機密性を有する文書は、
オープン状態となってしまうこととなり、機密文書のプ
リントアウトに際しては、十分な機密性を保証すること
ができなかった。

この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、機
密文書のプリント処理に際しては、機密性を保証するこ
とができるプリンタ制御装置を提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記課題を解決するため、本発明に係る第１のプリンタ
制御装置では、プリント処理を許可する許可情報を入力
する入力手段と、機密性を有する文書を示す情報が付加
された機密文書を受信した際は、前記許可情報が入力さ
れるまでは、該当する機密文書のプリント処理を保留状
態にする処理手段とを具えている。

また本発明に係る第２のプリンタ制御装置では、プリン
ト処理を許可する許可情報を入力する入力手段と、機密
性を有する文書を示す情報が付加された機密文書を受信
した際は、前記許可情報か入力されるまでは、該当する
機密文書のプリント処理を保留状態にし、かつ、所定期
間内に前記許可情報が入力されなかった場合は、当該機
密文書の文書データを削除する処理手段とを具えている
。

〔作用〕

本発明のプリンタ制御装置では、機密性を有する文書を
示す情報が付加された機密文書を受信した際は、当該機
密文書をプリントする権利を持つユーザ（プリンタから
プリントアウトさせる権利を有するユーザ）からの許可
情報が入力されるまで、その機密文書のプリント処理を
保留状態にするとともに、所定期間内に許可情報が入力
された場合には、プリント処理（プリンタへの文書デー
タの転送）を実行し、一方、所定期間内に許可情報が入
力されなかった場合は、該当する機密文書データを削除
する。

従って、機密文書のプリントアウトに際し、機密性を保
証することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図乃至第１０図を参照して
説明する。

第２図は本発明に係るプリンタ制御装置を有して構成さ
れるネットワークシステムの一実施例を示している。同
図において、ネットワーク１には、文書作成機能を有す
るワークステーション２．３と、プリンタ４が接続され
るプリンタ制御装置５とが接続されている。ワークステ
ーション２．３からは、プリンタ制御装置５に対し、文
書のプリント処理依頼が可能になっている。

このとき機密文書に対しては、機密性を有する文書を示
す情報を付加して、プリント処理依頼する。機密性を有
する文書を示す情報は、どの様な形式でも構わないが、
■機密文書を示す旨の内容と、■プリンタ制御装置５に
おいて、プリントする権利を持つユーザ（プリンタ４か
らプリントアウトさせる権利を有するユーザ）だけが、
該当する機密文書のプリント処理を許可できることを証
明できる内容と、を含んだものでなければならない。プ
リントする権利を持つユーザには、プリント処理依頼し
たユーザや、予め指定した相手ユーザが含まれる。

一方、プリンタ制御装置５では、プリント処理依頼に応
じて、文書データをプリント処理し、プリンク４に対し
該当する文書データをプリントアウトさせる。なお、プ
リンタ制御装置５は、プリント処理依頼するユーザが存
在するオフィス等の同一構内に構築されているネットワ
ーク上に構成されていても良いし、またユーザかプリン
ト処理依頼するとき操作するワークステーションが存在
するネットワークと接続されている、遠隔地のネットワ
ーク上に構成されていても良い。

第１図は本発明に係るプリンタ制御装置の一実施例を示
している。

同図において、プリンタ制御装置５は、プリント処理依
頼に応してプリント処理を実行する装置本体６と、プリ
ンタの情報や、装置本体６に対してのコマンドなどの入
力を行うためのキーボード７と、プリンタの管理者やユ
ーザに情報を提示するためのデイスプレィ８とを有して
構成されている。

なお、キーボード７は、上述した入力手段の機能を有し
、機密文書をプリントアウトさせる際に、プリント処理
を許可する許可情報を入力するものである。この実施例
においては、許可情報は、機密性を有する文書を示す情
報と一致するように設定されており、例えば、パスワー
ドやＩＤ情報といったものである。

装置本体６において、キーボード制御部１１はキーボー
ド７から入力するデータや命令を入出力制御する。デイ
スプレィ制御部１２はデイスプレィ８に対する表示制御
を行う。通信制御部１３は、図示しないインタフェース
を介して、ネットワーク１と接続され、例えばワークス
テーション２．３（第２図参照）からの文書データを受
信する。

プリンタ制御部１４は、図示しないインタフェースを介
してプリンタ４（第２図参照）と接続され、プリンタ４
へ文書データを転送する。記憶部１５は、通信制御部１
３を経て入力した文書データを一時的に格納する文書領
域１５Ａと、イリント処理するために使用するキュー領
域１５Ｂとを有している。またキュー領域１５Ｂは、プ
リント処理待ち及びプリント中の文書に関する情報が格
納される「プリント待ちのキューｊと、保留中の機密文
書に関する情報か格納される「保留中のキュー」から構
成されている。

第３図に、「プリント待ちのキュー」の内部状態の一例
を示す、また第４図に、「保留中のキュー」の内部状態
の一例を示す。これらのキューには、第３図及び第４図
に示すように、キューのナンバ、文書名、送信者、処理
待ちかプリント中か保留中かを示す現在の状況、機密文
書であれば「Ｙ」、そうでなければｒＮＪで示される機
密文書か否かなど、該当する文書に関する情報が格納さ
れる。

さて第１図において、中央処理装置（以下、ＣＰＵとい
う）１６は、バス１７を介して、上記各制御部及び記憶
部１５を制御する。またＣＰＵｌ６は、上述した処理手
段の機能を果たす処理手段１６Ａを有している。

上述した構成において、プリンタ制御装置５のプリント
処理について、第３図乃至第７図を参照しながら、第８
図乃至第１０図のフローチャートに基づいて説明する。

最初にプリント処理依頼かあった場合の処理について、
第８図のフローチャートを用いて説明する。

今現在、「プリント待ちのキュー」が、第３図に示した
内容（処理待ちと処理中の状態）であり、また「保留中
のキュー」が、第４図に示した内容であると仮定する。

最初に、ＣＰＵ１６は、通信制御部１３を経て入力した
文書のプリント処理依頼を受理しくステップ１０１）、
その文書データを記憶部１５の文書領域１５Ａに格納す
るとともに、その文書に機密性を有する文書を示す情報
が付加されているか否かを判断する（ステップ１０２）
。

ここで、機密文書でない場合（情報か付加されていない
場合）には、通常のプリント処理を行う（ステップ１０
３）。この通常のプリント処理には、当該文書に関する
情報を「プリント待ちのキュー」に格納し、そのキュー
の先頭がら要素を取り出し、その要素に対応する文書デ
ータをプリンタ４に転送する処理が含まれている。そし
てプリンタ４からは、入力した文書データに基づいてプ
リントアウトされる（ステップ１０４）。

一方、機密文書の場合は、当該機密文書に関する情報を
「保留中のキュー」の追加列に追加して（ステップ１０
５）、処理を終了する。例えば、機密性を有する文書の
プリント処理依頼があった場合は、その機密文書データ
から、第５図に示すような機密文書に関する情報を作成
し、「保留中のキュー」の追加列に追加する。第６図に
、そのときの「保留中のキュー」の更新状態を示す。

次に、上述したプリント処理依頼の状態において、機密
文書のプリント処理を行う場合のプリント処理について
、第９図のフローチャートを用いて説明する。

最初に、プリントする権利を有するユーザが、キーボー
ド７を操作して、プリント処理を許可する許可情報を入
力すると（ステップ２０１）、ＣＰＵ１６は、「保留中
のキュー」を参照し、保留中の機密文書の文書名と送信
者名をデイスプレィ８に表示させる。そしてユーザは、
表示された各情報を参照して所望の文書名を選択する（
ステップ２０２）。ここでは、第６図に示した「保留中
のキュー」の中から、図中矢印Ａて示される、キューの
ナンバか「３」、文書名が「決算書」の文書が選択され
たとする。

すると、ＣＰＵ１６は、選択された対象文書に付加され
ている機密性を有する文書を示す情報と、入力された許
可情報（コマンド）とを比較して、権利の認証を行い（
ステップ２０３）、認証されたかどうかを調べる（ステ
ップ２０４）。

ここで、認証されなかった場合は、ユーザに対しエラー
メツセージを提示し、その後、処理を終了する。

一方、認証された場合、すなわち、対象文書のプリント
処理を許可できることを証明できた場合は、この対象文
書を、「保留中のキュー」から「プリント待ちのキュー
」へ移動する（ステップ２０５）。この場合は、第６図
の図中矢印Ａて示される文書を、「プリント待ちのキュ
ー」へ移動する。第７図に、そのときの「プリント待ち
のキュー」の更新状態を示す。

ところで、上記ステップ２０５の処理終了後は、上記ス
テップ１０３．１０４の処理と同様の処理が行われる（
ステップ２０６．２ｏ７）。

最後に、所定期間内に許可情報が入力されながった場合
のプリント処理について、第１０図のフローチャートを
用いて説明する。

まず、ＣＰＵ１６は、「保留中のキュー」を参照し、そ
のキューの先頭の要素に対応する文書を選択しくステッ
プ３０１）、選択された文書に対するプリント処理は一
定期間切れ（一定時間切れ）か否かを判断しくステップ
３０２）、一定時間切れの場合（保留時間を過ぎた場合
）は、対象文書を、「プリント待ちのキュー」へ移動す
ること無く、「保留中のキュー」がら削除するとともに
、当該文書データを、記憶部１５の文書領域１５Ａから
削除する（ステップ３０３）。

そして、ステップ３０３を終了した場合、上記ステップ
３０２で一定時間切れてながった場合は、他に文書があ
るかどうかを調べる（ステップ３゜４）。次の文書かあ
れば、次の文書を選択した後（ステップ３０５）、上記
ステップ３０２に戻りこのステップ以降を実行し、反対
に、次の文書が無ければ、処理を終了する。

なお、ステップ３０２で一定期間切れ（一定時間切れ）
かどうかを調べるには、例えば、文書データの受信時間
を記録し、その時間から所定時間経過しても、許可情報
が入力されなかったときに、一定期間切れと判断すれば
良い。

上述したように、所定期間内に、保留中の機密文書に対
する許可情報が、入力されない場合は、その文書のプリ
ント処理依頼はキャンセルされることになる。これは、
長い間、機密文書が保留のままであると、プリントする
権利を持たないユーザによってプリントされてしまう可
能性が、大きくなるからである。

以上説明したように本実施例によれば、機密文書のプリ
ント処理依頼を受理した際は、許可情報が入力された場
合のみ、機密文書のプリント処理を実行するとともに、
所定期間内に許可情報が入力されなかった場合は、該当
する機密文書を削除するので、機密文書のプリントアウ
ト処理に際し、機密文書の機密性を向上させることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、機密性を有する文
書を示す情報が付加された機密文書を受信した際は、許
可情報が入力されるまでは、該当する機密文書のプリン
ト処理を保留状態にし、かつ所定期間内に許可情報が入
力されなかった場合は、当該機密文書の文書データを削
除するようにしたため、機密文書のプリントアウト処理
に際しては、機密文書の機密性を大幅に向上させること
ができる。

至第１０図はプリント処理動作を示すフローチャートで
ある。

１・・ネットワーク、２．３・・・ワークステーション
、４・・・プリンタ、５・・プリンタ制御装置、７゜キ
ーボード、８・・・デイスプレィ、１１・・キーボード
制御部、１２１．デイスプレィ制御部、１３・・・通信
制御部、１４・・・プリンタ制御部、１５・・・記憶部
、１５Ａ・・・文書領域、１５Ｂ・・・キュー領域、１
６　、＝ＣＰＵ、１６Ａ・・・処理手段。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るプリンタ制御装置の一実施例を示
すブロック図、第２図は第１図に示したプリンタ制御装
置を有して構成されるネットワークシステムの一例を示
す構成図、第３図乃至第７図はプリント処理を説明する
ための図、第８図乃塁プリンタ制譚殻夏第３図第４図：天ｌ書廿Ｈ實へ市第５図第１図第６図第２図第７図第８図第９図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ネットワークに接続され、受信した文書をプリン
タに出力させるプリンタ制御装置において、プリント処理を許可する許可情報を入力する入力手段と
、機密性を有する文書を示す情報が付加された機密文書を
受信した際は、前記許可情報が入力されるまでは、該当
する機密文書のプリント処理を保留状態にする処理手段
とを具えたことを特徴とするプリンタ制御装置。
（２）ネットワークに接続され、受信した文書をプリン
タに出力させるプリンタ制御装置において、プリント処理を許可する許可情報を入力する入力手段と
、機密性を有する文書を示す情報が付加された機密文書を
受信した際は、前記許可情報が入力されるまでは、該当
する機密文書のプリント処理を保留状態にし、かつ、所
定期間内に前記許可情報が入力されなかった場合は、当
該機密文書の文書データを削除する処理手段とを具えたことを特徴とするプリンタ制御装置。