JPH11219359A - 文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11219359A
JPH11219359A JP10034103A JP3410398A JPH11219359A JP H11219359 A JPH11219359 A JP H11219359A JP 10034103 A JP10034103 A JP 10034103A JP 3410398 A JP3410398 A JP 3410398A JP H11219359 A JPH11219359 A JP H11219359A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書レイアウト情報に定義されているいずれ
かの文字列領域の大きさが変更されても文書全体の領域
間のバランスを崩さずに各領域を見た目良く再配置す
る。 【解決手段】 レイアウト情報ファイルRTFは文書中
の各文字列の出力位置を示す複数の文字列領域を定義す
るための文書レイアウト情報を記憶すると共に、各文字
列領域を再配置するための配置制御情報を記憶する。文
字列領域内の文字列が編集されることによりいずれかの
文字列領域の大きさが変更されることが判別された際
に、CPU1は再配置制御情報と変更される文字列領域
の大きさとに基づいて各文字列領域を再配置する。その
際、CPU1は各文字列領域間の空白比率を保ちながら
領域間を調整することにより各文字列領域を再配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予め設定されて
いる文書レイアウト情報にしたがって文書データを配置
する文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータ等の文書データ処理装置においては、葉
書、名刺、表彰状等の文書の種類に対応付けてその文書
レイアウト情報が予めシステム登録されており、その中
から任意の種類の文書レイアウト情報を選択して呼び出
し、この文書レイアウト情報に定義されている複数の文
字列領域に対応付けて文字列データを配置することによ
って目的とする葉書や名刺、表彰状等を効率良く作成す
るようにしている。この場合、各文字列領域内に配置さ
れる文字列データは、対応する領域の大きさによって規
制されるため、その領域を越えるような文字列データを
配置する場合には、文字の大きさを小さくしたり、領域
の大きさを拡大する必要があり、逆に、領域の大きさが
文字列に比べて大き過ぎるような場合には、文字サイズ
を大きくしたり、領域の大きさを小さくする必要があっ
た。また、文字列領域の大きさを変更した場合には、文
書全体の領域間のバランスが崩れるため、それに応じて
他の領域の配置位置を移動するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな編集作業は、文書全体の配置状態を考慮して行わな
ければならず、試し印刷を何回も繰り返しながら文字サ
イズ、領域サイズを変更したり、あるいは領域間スペー
スを調整することは、極めて面倒でユーザに大きな負担
をかけるという問題があった。この発明の課題は、文書
レイアウト情報に定義されているいずれかの文字列領域
の大きさが変更されても文書全体の領域間のバランスを
崩さずに各領域を見た目良く再配置できるようにするこ
とである。また、他の発明の課題は、文書レイアウト情
報に定義されているいずれかの文字列領域の大きさが変
更されても、他の文字列領域の配置位置に影響を与えず
に、変更された領域を最適な位置に再配置できるように
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、文書中の各文字列の
出力位置を示す複数の文字列領域を定義するための文書
レイアウト情報を記憶するレイアウト記憶手段と、前記
文書レイアウト情報によって定義されている各文字列領
域を再配置するための再配置制御情報を記憶する制御情
報記憶手段と、前記文書レイアウト情報によって定義さ
れている各文字列領域のうちいずれかの領域の大きさが
変更されるか否かを判別する判別手段と、この判別手段
によっていずれかの文字列領域の大きさが変更されるこ
とが判別された際に、前記制御情報記憶手段から再配置
制御情報を読み出す読出手段と、この読出手段によって
読み出された再配置制御情報と前記変更される文字列領
域の大きさとに基づいて各文字列領域を再配置する場合
に、前記文書レイアウト情報に定義されている元の各文
字列領域間の空白比率を保ちながら領域間を調整するこ
とにより各文字列領域を再配置する再配置手段とを具備
するものである。なお、この発明は次のようなものであ
ってもよい。 前記制御情報記憶手段は、各文字列領域間毎にその
領域間の空白係数を再配置制御情報として記憶し、前記
再配置手段は、前記変更される文字列領域の大きさを参
照して各領域間スペースの合計値を求め、このスペース
合計値に前記領域間の空白係数を乗算して各領域間毎に
新たな領域間スペースを求め、この領域間スペースに基
づいて各文字列領域を再配置する。 前記判別手段はいずれかの文字列領域内に配置すべ
き文字列データが指定された際に、この文字列のデータ
構成を解析し、この解析結果に応じて当該領域の大きさ
が変更されるか否かを判別する。 前記文書レイアウト情報によって定義されている各
文字列領域のうちいずれかの領域を編集対象領域として
指定する領域指定手段と、この領域指定手段によって指
定された文字列領域内の文字列を編集する編集手段とを
設け、前記判別手段は前記編集手段によって編集された
文字列の編集状態にしたがって当該文字列領域の大きさ
が変更されるか否かを判別する。 請求項1記載の発明においては、文書レイアウト情報に
よって定義されている各文字列領域のうちいずれかの領
域の大きさが変更されることが判別された際に、各文字
列領域を再配置するための再配置制御情報を読み出す。
そしてこの再配置制御情報と前記変更される文字列領域
の大きさとに基づいて各文字列領域を再配置する場合
に、文書レイアウト情報に定義されている元の各文字列
領域間の空白比率を保ちながら領域間を調整することに
より各文字列領域を再配置する。したがって、文書レイ
アウト情報に定義されているいずれかの文字列領域の大
きさが変更されても文書全体の領域間のバランスを崩さ
ずに各領域を見た目良く再配置することができる。
【0005】請求項3記載の発明は、文書中の各文字列
の出力位置を示す複数の文字列領域を定義するための文
書レイアウト情報を記憶するレイアウト記憶手段と、前
記文書レイアウト情報によって定義されている各文字列
領域毎に、その領域を囲む所定範囲を領域配置の変更を
許容する最適な領域配置範囲として定義するための最適
化制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、前記文書レ
イアウト情報によって定義されている各文字列領域のう
ちいずれかの領域の大きさが変更されるか否かを判別す
る判別手段と、この判別手段によっていずれかの文字列
領域の大きさが変更されることが判別された際に、前記
制御情報記憶手段から当該変更対象の領域に対応する最
適化制御情報を読み出す読出手段と、領域変更する場合
に、変更対象の文字列データが前記読み出された最適化
制御情報に定義されている最適な領域配置範囲を越えな
いように、当該変更対象文字列領域内の文字列に対する
文字サイズを変更する文字サイズ変更手段と、この文字
サイズ変更手段によって変更された文字サイズと前記変
更対象領域内に配置される文字列のデータ構成とに基づ
いて当該領域の大きさを変更する領域変更手段と、この
領域変更手段によって変更された文字列領域を当該領域
に対応付けられている最適な領域配置範囲内に再配置す
る再配置手段とを具備するものである。なお、この発明
は次のようなものであってもよい。 前記文字サイズ変更手段は、前記変更対象領域内の
文字列データを解析してその行数および最大桁数を求め
ると共に、この行数および桁数に基づいて前記最適な領
域配置範囲をマトリックス状に分割することによって1
マスサイズを求め、予め当該配置範囲に対応付けて設定
されている最大文字サイズと前記1マスサイズとを比較
し、1マスサイズに収まるように最大文字サイズを順次
小さくしてゆくことによって文字サイズを変更する。 前記判別手段はいずれかの文字列領域内に配置すべ
き文字列データが指定された際に、この文字列のデータ
構成を解析し、この解析結果に応じて当該領域の大きさ
が変更されるか否かを判別する。 前記文書レイアウト情報によって定義されている各
文字列領域のうちいずれかの領域を編集対象領域として
指定する領域指定手段と、この領域指定手段によって指
定された文字列領域内の文字列を編集する編集手段とを
設け、前記判別手段は前記編集手段によって編集された
文字列の編集状態にしたがって当該文字列領域の大きさ
が変更されるか否かを判別する。 請求項3記載の発明においては、文書レイアウト情報に
よって定義されている各文字列領域のうちいずれかの領
域の大きさが変更されることが判別された際に、各文字
列領域毎にその領域を囲む所定範囲を領域配置の変更を
許容する最適な領域配置範囲として定義するための最適
化制御情報を記憶する制御情報記憶手段から変更対象の
領域に対応する最適化制御情報を読み出す。そして、領
域変更する場合に、変更対象の文字列データがこの最適
化制御情報に定義されている最適な領域配置範囲を越え
ないように当該変更対象文字列領域内の文字列に対する
文字サイズを変更すると共に、変更された文字サイズと
変更対象の領域内に配置される文字列のデータ構成とに
基づいて当該領域の大きさを変更する。これによって変
更された文字列領域を当該領域に対応付けられている最
適な領域配置範囲内に再配置する。したがって、文書レ
イアウト情報に定義されているいずれかの文字列領域の
大きさが変更されても、他の文字列領域の配置位置に影
響を与えずに、変更された領域を最適な位置に再配置す
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
5を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図1
(A)は文書データ処理装置の全体構成を示したブロッ
ク図である。CPU1はRAM2内にロードされている
各種プログラムにしたがってこの文書データ処理装置の
全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置
3はオペレーティングシステムや各種アプリケーション
プログラム、データファイル、文字フォントデータ等が
予め格納されている記憶媒体4やその駆動系を有してい
る。この記憶媒体4は固定的に設けたもの、もしくは着
脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的
・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されてい
る。また、記憶媒体4内のプログラムやデータは、必要
に応じてCPU1の制御により、RAM2にロードされ
る。更に、CPU1は通信回線等を介して他の機器側か
ら送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒
体4に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒
体に格納されているプログラム、データを通信回線等を
介して使用することもできる。
【0007】そして、CPU1にはその入出力周辺デバ
イスである入力装置5、表示装置6、印刷装置7がバス
ラインを介して接続されており、入出力プログラムにし
たがってCPU1はそれらの動作を制御する。入力装置
5は文字列データ等を入力したり、各種コマンドを入力
するキーボード、マウス等のポインティングデバイスを
有している。ここで、文書作成時に入力装置5から文字
列データが入力されると、表示装置6のテキスト画面に
表示出力されると共に、かな漢字変換によって確定され
た確定文字列は、RAM2内に格納される。なお、表示
装置6は多色表示を行う液晶表示装置やCRT表示装置
あるいはプラズマ表示装置等であり、また印刷装置7は
フルカラープリンタ装置で、熱転写やインクジェットな
どのノンインパクトプリンタあるいはインパクトプリン
タである。
【0008】図1(B)は記憶装置3内の主要ファイル
を示したもので、レイアウト情報ファイルRTFは葉
書、名刺、表彰状等の文書の種類に対応付けてその文字
列配置を定義する文書レイアウト情報を記憶する。ここ
で、文書レイアウト情報は文書中の各文字列の出力位置
を示す複数の文字列領域を定義するもので、レイアウト
情報ファイルRTFにはこの文書レイアウト情報に対応
付けて各文字列領域を再配置するための再配置制御情報
も格納されている。なお、このレイアウト情報ファイル
RTFの内容は予めシステム登録あるいはユーザ登録さ
れたもので、文書作成時や編集時に任意に指定された種
類の文書レイアウト情報が呼び出されて表示出力され
る。デフォルト文字列ファイルDFFは文書レイアウト
情報に定義されている各文字列領域内にデフォルトデー
タとして配置される文字列を各領域に対応付けて記憶す
るもので、文書レイアウト情報の呼出し時にそれに対応
する各文字列データがデフォルト文字列ファイルDFF
から読み出されて対応する文字列領域内に配置表示され
る。このデフォルト文字列は予めシステム登録あるいは
ユーザ登録されたもので、文書の新規作成時に文書レイ
アウト情報にしたがって配置表示される。この場合、文
書の新規作成時にデフォルト文字列をそのまま確定文字
列とするか、デフォルト文字列を任意に編集して確定文
字列とするかは任意であり、文字列の確定が指示される
と、その確定文字列は文書レイアウト情報と共に文書フ
ァイルTXFに登録保存される。この文書ファイルTX
Fは文書レイアウト情報に対応付けて文書データを記憶
するもので、その内容を編集する際には、文書レイアウ
ト情報と共に文書データが読み出されて表示出力され、
またその編集結果は文書レイアウト情報と共に文書ファ
イルTXFに登録保存される。
【0009】図2はレイアウト情報ファイルRTFの内
容を示したもので、図(A)に示すように、レイアウト
情報ファイルRTFは、文書の種類に対応付けられてい
るレイアウト識別番号が記憶されていると共に、このレ
イアウト識別番号毎に、レイアウト名の他、文書レイア
ウト情報および再配置制御情報を記憶する構成となって
いる。文書レイアウト情報は、文書中の各文字列の出力
位置を示す複数の文字列領域毎に、その位置座標、行方
向サイズ、縦方向サイズを定義するもので、図示の例で
は4つの文字列領域(1)、(2)、(3)、(4)が
定義されている場合を示し、また図示の「W1」「W
2」、「W3」「W4」は、各領域に対応する行方向サ
イズを示している。また、再配置制御情報はレイアウト
識別番号に対応付けられているもので、全体配置範囲行
方向サイズX0、各領域間空白係数SP1、SP2、S
P3……SPnとから成る。すなわち、全体配置範囲行
方向サイズX0は図3(B)に示すように文書全体の配
置範囲の大きさを示す行方向サイズである。なお、図示
の例は、「表彰状」のレイアウトを示している。領域間
空白係数SP1は図示のように右端から領域(1)まで
の間の空白に対応付けられた空白係数であり、領域間空
白係数SP2は領域(1)、(2)間、領域間空白係数
SP3は領域(2)、(3)間、領域間空白係数SP4
は領域(3)、(4)間、領域間空白係数SP5は領域
(4)から左端までの空間に対応付けられた空白係数を
示している。ここで、再配置制御情報はいずれかの文字
列領域に対する文字の増減によってその領域の大きさが
変更される場合に、変更される領域の大きさに応じて他
の全ての文字列領域を再配置する際に使用されるもの
で、CPU1は文書レイアウト情報に定義されている元
の各文字列領域間の空白比率を保ちながら領域間を調整
することにより各文字列領域を再配置するようにしてい
る。
【0010】次に、この文書データ処理装置の動作を図
4および図5に示すフローチャートにしたがって説明す
る。ここで、これらのフローチャートに記述されている
各機能を実現するためのプログラムは、CPU1が読み
取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体4に記憶
されており、その内容がRAM2にロードされている。
なお、後述する他の実施形態におけるフローチャートに
おいても同様である。図4は文書レイアウト情報にした
がって文字列データを配置したり、再配置する際の動作
を示したフローチャートである。いま、図3(A)に示
すようなレイアウト構成の文書「表彰状」をユーザが任
意に編集するものとする。ここで、編集モードを指定す
ると、CPU1はレイアウト情報ファイルRTFからレ
イアウト名をそれぞれ読み出してそれを選択候補名とし
て一覧表示させると共に、その中から任意のレイアウト
名が選択指定されると、このレイアウト名に対応する文
書レイアウト情報をレイアウト情報ファイルRTFから
読み出し、この文書レイアウト情報(各文字列領域毎の
位置座標、行方向サイズ、桁方向サイズ)を参照しなが
ら各文字列領域を所定位置にそれぞれ配置表示させる
(ステップA1)。そして、CPU1は選択指定された
レイアウトに基づいてデフォルト文字列ファイルDFF
を検索することにより該当するデフォルト文字列を読み
出し(ステップA2)、対応する文字列領域内に配置す
る(ステップA3)。図3(A)はこの場合の表示状態
を示した表示例であり、図中、丸印は空白を示してい
る。なお、2列目の文字列領域は実際には2つの領域に
区分されているが、それらの行方向サイズが同一のた
め、以下、1つの領域としてみなすようにしている。
【0011】このようなデフォルト文書がレイアウト表
示されている状態において、機能選択の入力待ちとなる
(ステップA4)。ここで、選択機能とは文字列編集機
能、領域位置変更機能、領域拡大/縮小機能等であり、
その中から任意の機能を選択する。いま、領域位置変更
機能や領域拡大/縮小機能が選択されたものとすると、
ステップA10に進み、その他の機能処理が行われる。
すなわち、任意の領域を選択指定すると共に、その配置
位置(移動位置)を指定すると、その領域はその内部の
文字列と共に指定位置に移動表示され、また、任意に選
択指定された領域に対して拡大/縮小が指示されるとそ
れに応じて領域の大きさが変更される。このような機能
処理が行われると、ステップA15に進み、終了指示の
有無を調べ、終了指示が無ければステップA4に戻り、
機能選択待ちとなる。ここで、領域内の文字列データを
任意に編集するために文字列編集機能を選択すると、ス
テップA5でそのことが検出されてステップA6に進
み、編集対象となる領域の選択待ちとなる。ここで、文
書レイアウト情報によって定義されている各文字列領域
のうち任意の領域をポイント指定して編集対象領域を選
択すると、選択領域と共にその内部に配置されている文
字列データが読み出されて入力ウインドウにコピー表示
されると共に(ステップA7)、選択領域に対応する文
書レイアウト情報内の行方向サイズおよび桁方向サイズ
が当該領域の大きさを特定するためのデータとして抽出
される(ステップA8)。
【0012】この状態において、選択領域内の文字列デ
ータに対して文字の修正、追加、削除等の文字列編集が
キー入力によって行われると、入力ウインドウ上の文字
列データはそれに応じて編集される(ステップA9)。
すると、ステップA11に進み、文字の追加・削除が行
われたかを調べ、文字数の増減を伴わない文字修正であ
れば、ステップA17に進み、入力ウインドウ上の編集
結果を元の領域に転送表示させ、その内容を書き替え、
また、文字の追加/削除が行われても領域内の行数の増
減を伴なわないときにはステップA12でそのことが検
出されてステップA17に進み、編集結果を元の領域に
転送表示させる。この場合、行数の増減はステップA8
で抽出した行方向サイズ、桁方向サイズを参照すること
によって行われる。そして、ステップA15に進み、終
了指示が有ったかを調べ、無ければ、ステップA4に戻
り、機能選択待ちとなる。いま、文字列編集において、
文字の追加/削除によって領域内の行数が増減する場合
には、ステップA11、A12でそのことが検出されて
ステップA13に進み、行数が所定限度以上(例えば3
行以上)増加されるかを調べ(ステップA13)、所定
限度以上の増大であれば、入力エラーとしてその旨がメ
ッセージ表示されるが(ステップA16)、所定限度未
満の増大であれば、領域拡大を許可して領域再配置処理
に進む(ステップA14)。なお、「所定限度以上」は
文書レイアウト情報毎に予め決められているもので、そ
のレイアウト構造によっては2行以上、あるいは4行以
上等であってもよい。
【0013】図5は図4の領域再配置処理(ステップA
14)を示したフローチャートである。先ず、編集対象
の文字列領域に対応して設定されている行方向サイズを
文書レイアウト情報から読み出し、この設定行方向サイ
ズと文字列編集によって増減された行数とに基づいて当
該領域の新たな行方向サイズを算出する(ステップB
1)。この場合、予め決められている1行分の行方向サ
イズを設定行方向サイズに加算/減算することによって
新たな行方向サイズを求めるようにしているが、その算
出の方法は任意であり、文字列編集によって行方向に増
減された変位量に基づいて新たな行方向サイズを求める
ものであればよい。次に、編集対象の領域を除く他の全
ての文字列領域毎に設定されている設定行方向サイズを
それぞれ読み出す(ステップB2)。そして、ステップ
A1で算出された新たな行方向サイズとステップA2で
読み出された各設定行方向サイズをそれぞれ加算するこ
とによって総行方向領域サイズを算出する(ステップB
3)。すなわち、総行方向領域サイズは基本的には各領
域毎の行方向サイズX1、X2、X3、X4……の和と
なるが、文字列編集によってそのいずれかの領域の行方
向サイズが変動した場合には、その設定行方向サイズに
代えて変動後の新たな行方向サイズが加算される。い
ま、図3において文字列領域(3)のみが文字列編集に
よって変動される領域とした場合に、その変動後の当該
領域の行方向サイズをX3aとすると、総行方向領域サ
イズは、Xa=X1+X2+X3a+X4によって求め
られる。次に、領域間総方向スペースサイズ(Xb)を
算出する(ステップB4)。この場合、選択レイアウト
に対応する再配置制御情報から全体配置範囲行方向サイ
ズW0を読み出し、この全体配置範囲行方向サイズW0
から総行方向領域サイズWaを減算することによって領
域間総方向スペースサイズWbを求める。そして、選択
レイアウトに対応する再配置制御情報から各領域毎の領
域間空白係数SP1〜SP5を読み出し、領域毎に対応
する領域間空白係数SP1〜SP5と領域間総方向スペ
ースサイズWbとを乗算することによって新たな領域間
スペースを領域毎に算出する(ステップB5)。これに
よって算出された新たな領域間スペースは、元の領域間
空白比率を保ったものとなる。
【0014】このようにして各文字列領域毎に求められ
た新たな領域間スペースSP(1)、SP(2)……S
P(n)に基づいて各文字列領域を再配置する。すなわ
ち、先ず、右端から最初の領域(1)までの領域間スペ
ースSP(1)を展開配置する(ステップB6)。そし
て、右端から最初の文字列領域を指定し、それは編集対
象領域かを調べるが(ステップB7)、いま、文字列領
域(3)のみを編集したものとすると、ステップB7で
編集対象外であることが検出されるため、ステップB8
に進み、当該文字列領域に対応する桁方向サイズ、行方
向サイズを固定したまま(つまり領域の大きさを変えず
に)その文字列領域を行方向に移動配置する。ここで、
移動配置とは、文書レイアウト情報として設定されてい
る位置座標を領域配置の基準点として行方向に領域を移
動配置することを意味し、設定位置座標のX座標成分
(行方向成分)のみを変化させ、Y座標成分を変えない
ことを示している。そして、次の新たな領域間スペース
SP(2)を展開配置し(ステップB10)、その結
果、左端かを調べるが(ステップB11)、いま、最初
の文字列領域を配置し終った段階であるからステップB
7に戻る。ここで、次の文字列領域も編集対象外である
ため、その領域の大きさを変えずに行方向に移動配置す
ると共に(ステップB8)、次の新たな領域間スペース
SP(3)を展開配置する(ステップB10)。そし
て、この場合も左端でないことが検出されるため、ステ
ップB7に戻るが、いま、3番目の文字列領域は編集対
象であるため、ステップB9に進み、桁方向を固定する
と共に、行方向に拡大/縮小した新たな領域を作成して
行方向に移動配置する。すなわち、桁方向を設定桁方向
サイズとし、行方向をステップB1で算出された行方向
サイズとする大きさの領域を作成して行方向に移動配置
する。そして、次の新たな領域間スペースSP(4)を
展開したのち(ステップB10)、次の文字列領域
(4)を移動配置し(ステップB8)、最後に領域間ス
ペースSP(5)を展開配置する(ステップB10)。
すると、左端であることがステップB11で検出される
ため、ステップB12に進み、再配置された各文字領域
内に対応する文字列データを配置表示する。この場合、
編集対象領域(3)内に配置される文字列は編集結果後
の文字列となる。これによって図3(A)に示すような
文書データは図3(B)に示すようなレイアウト構成と
なる。
【0015】以上のようにこの文書データ処理装置にお
いては、文書レイアウト情報にしたがって各文字列領域
内に配置されている文字列データのうち、任意の領域を
編集対象として選択して当該領域内の文字列データを編
集した場合に、領域の大きさが行方向に変更される場合
には、各領域に対応して設定されている再配置制御情報
を読み出し、この再配置制御情報と編集対象文字列領域
の大きさとに基づいて各文字列領域を再配置する。その
際、元の各文字列領域間の空白比率を保ちながら領域間
を調整することにより各文字列領域を再配置するように
したから、文書レイアウト情報に定義されているいずれ
かの文字列領域の大きさが変更されても文書全体の領域
間のバランスを崩さずに各領域を見た目良く再配置する
ことが可能となる。この場合、再配置制御情報には各領
域毎に領域間空白係数が定義されているので、この空白
係数を用いて所定の演算を実行するだけで領域間の空白
比率を一定にするための新たな領域間スペースを容易に
得ることが可能となる。
【0016】(第2実施形態)以下、図6〜図9を参照
してこの発明の第2実施形態を説明する。この第2実施
形態は文書レイアウト情報に定義されているいずれかの
文字列領域の大きさが変更されても、他の文字列領域の
配置位置に影響を与えずに、変更された領域を最適な位
置に再配置するようにしたものである。図6(A)はこ
の第2実施形態におけるレイアウト情報ファイルRTF
2の構成を示した図で、葉書、名刺、表彰状等の文書の
種類に対応してその文字列領域を定義する文書レイアウ
ト情報を記憶するもので、文書の種類に対応付けられて
いるレイアウト識別番号とレイアウト名、文書レイアウ
ト情報、領域最適化情報、最大文字ポイントを記憶する
構成となっている。文書レイアウト情報は文書中の各文
字列の出力位置を示す複数の文字列領域毎にその位置座
標、行方向サイズ、桁方向サイズを定義するもので、図
3(A)の例では実線で囲まれた4つの文字列領域
(1)、(2)、(3)、(4)が定義されている場合
を示している。領域最適化情報は各文字列領域毎にその
領域を囲む所定範囲を領域配置の変更を許容する最適な
領域配置範囲を定義するもので、図3(A)に示す破線
で示した矩形領域はこの領域最適化情報によって定義さ
れる配置範囲を示し、この範囲内であれば、文字列領域
の移動や拡大が許容される。図6(B)は領域最適化情
報のデータ構造を示し、領域最適化情報は最適配置範囲
を定義する位置座標、行方向サイズ、桁方向サイズの
他、領域配置位置とから成る。ここで、領域配置位置は
最適配置範囲内において文字列領域をどのようにして配
置するかを示す配置状態を定義するもので、中央配置、
下詰め配置、上詰め配置、左詰め配置、右詰め配置のう
ちいずれかの配置状態を定義するようにしている。最大
文字ポイントは最適配置範囲内に対する最大な文字サイ
ズを示し、CPU1はこの最大文字ポイントを限度とし
て文字列領域内の文字列に対する文字サイズを変更する
ようにしている。
【0017】次に、この第2実施形態の動作を図8、図
9に示すフローチャートを参照して説明する。図8は文
書レイアウト情報にしたがって文字列データを配置する
際の動作を示し、基本的には上述した図4のフローチャ
ートと同様であるので、第2実施形態の特徴部分を中心
に以下説明する。ステップC1〜C11は図4のステッ
プA1〜A11に対応する処理である。すなわち、任意
の文書レイアウト情報が選択されると、その各文字列領
域内にデフォルト文字列が配置されて表示出力される
(ステップC1〜C3)。ここで、文字列編集が選択さ
れると共に任意の文字列領域が選択されると(ステップ
C4〜C6)、文字列編集が可能となり、文字列編集が
行われると(ステップC6〜C9)、文字の追加/削除
が判断される(ステップC11)。ここで、文字追加/
削除であれば、ステップC12に進む。ステップC12
は文字列編集によって文字列領域内の文字列の行あるい
は桁数が増減されたかを調べるもので、この第2実施形
態においては行方向の他に桁方向の増減もチェックする
ようにしている。ここで、行/桁が増減される場合は、
ステップC13に進み、領域再配置処理が行われる。な
お、文字列編集が文字追加/削除ではなく文字修正の場
合であったり、行/桁の増減を伴わない編集である場合
にはステップC15に進み、編集結果を元の領域に転送
表示させる。そして、ステップC14は終了指示があっ
たかを調べ、終了指示があるまでステップC14に戻
り、上述の動作が繰り返される。
【0018】図9は図8のステップC13(領域再配置
処理)を示したフローチャートである。先ず、編集後の
領域内の文字列を解析して行単位毎に桁数をカウントし
てその最大桁数を求めると共に、行数を求める(ステッ
プD1)。そして、選択領域(編集対象の文字列領域)
に対応する領域最適化情報を読み出し、この領域最適化
情報によって定義されている最適配置範囲をステップD
1で求められた最大行数および桁数に基づいてマトリッ
クス状に分割し、その1マスサイズを1文字サイズとし
て算出する(ステップD3)。これによって求められた
1文字サイズの横幅を最大行ピッチMLとしてRAM2
内のワークメモリ(図示せず)にセットすると共に、そ
の縦幅を最大桁ピッチMCとしてワークメモリにセット
する(ステップD4)。そして、選択領域に対応する最
大文字ポイントを読み出してポイント数Pとしてワーク
メモリにセットする(ステップD5)。この状態におい
てP≦MC(ステップD6)、P≦ML(ステップD
7)が、つまり、ポイント数Pで示される文字サイズが
最大行ピッチML、最大桁ピッチMC内に収まっている
かを調べ、収まっていなければポイント数Pの値から
「1」を減算してポイント数を下げる(ステップD
7)。そして、再びステップD5、D6に戻り、P≦M
C、P≦MLを調べ、その条件が成立するまでポイント
数Pをマイナス1ずつ下げてゆく。これによってP≦M
C、P≦MLが成立すると、ステップD8に進み、確定
したポイント数Pの値より行ピッチ、桁ピッチを求め、
この行ピッチ、桁ピッチをステップD1で求めた最大桁
数と行数と基づいて新たな領域の大きさを求めて領域サ
イズを確定する。そして、領域最適化情報に定義されて
いる領域配置位置にしたがって最適化配置範囲内にステ
ップD4で確定された大きさの文字列領域を配置する。
これによって、文字列領域はその定義内容にしたがって
最適化配置範囲内に中央配置、下詰め配置等のように予
め決められた位置に配置される。そして、この文字列領
域内に編集結果の文字列データを配置表示する(ステッ
プD10)。図7(B)は文字列領域(3)内の文字列
が1行分増加した場合にその文字サイズを小さくするこ
とによって文字列領域がその最適化配置範囲内に収まる
ように配置されると共に、この文字列領域が最適化配置
範囲内に中央配置された再配置後の表示内容を示してい
る。
【0019】以上のようにこの第2実施形態における文
書データ処理装置においては、文書レイアウト情報にし
たがって各文字列領域内に配置されている文字列データ
のうち、任意の領域を編集対象として選択して当該領域
内の文字列データを編集した場合に、領域の大きさが行
方向あるいは桁方向に変更される場合には、レイアウト
情報ファイルRTF2から変更対象の領域に対応する領
域最適化情報を読み出す。そして、領域最適化情報を参
照し、変更対象の文字列データが最適配置範囲を越えな
いように変更対象領域内の文字列に対する文字サイズを
変更すると共に、変更された文字サイズと変更対象の領
域内に配置される文字列の行数、桁数とに基づいて当該
領域の大きさを変更する。これによって変更された文字
列領域を当該領域に対応付けられている最適な領域配置
範囲内に再配置するようにしたから、文書レイアウト情
報に定義されているいずれかの文字列領域の大きさが変
更されても、他の文字列領域の配置位置に影響を与えず
に、変更された領域を最適な位置に再配置することがで
きる。ここで、文字列サイズを変更する際には、変更対
象領域内の文字列データを解析してその行数および最大
桁数を求め、この行数および桁数に基づいて最適な領域
配置範囲をマトリックス状に分割することによって1マ
スサイズを求め、予め当該配置範囲に対応付けて設定さ
れている最大文字ポイントと1マスサイズとを比較し、
1マスサイズに収まるように最大文字ポイントを順次下
げてゆくことにより文字サイズを変更するようにしたか
ら、最適な文字サイズを簡単に得ることが可能となる。
【0020】なお、上述した各実施形態においては文書
レイアウト情報に定義されている文字列領域内にデフォ
ルト文字列を配置したのち、任意の文字列領域を編集対
象として選択指定して当該領域内の文字列データを変更
するようにしたが、各文字列領域にデフォルト文字列を
配置しておかず、任意の文字列を入力して配置するよう
にしてもよい。この場合においても各文字列領域内に配
置される文字列に応じて文字列領域の大きさが変更され
る場合には、それに応じて領域の再配置処理が行われ
る。また、各実施形態においては、文字列領域内に配置
される文字列データを編集することにより領域の大きさ
が変更される場合として、文字の追加、削除を例に挙げ
たが、文字サイズ、桁ピッチ、行ピッチの書式変更によ
って領域の大きさが変更される場合であっても再配置処
理を行うようにしてもよい。また、上述した第1実施形
態は行方向の領域間スペースを調整して再配置するよう
にしたが、桁方向の領域間スペースを調整して再配置す
るようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、文書レイアウト情報
に定義されているいずれかの文字列領域の大きさが変更
されても文書全体の領域間のバランスを崩さずに各領域
を見た目良く再配置することができる。また、他の発明
によれば、文書レイアウト情報に定義されているいずれ
かの文字列領域の大きさが変更されても、他の文字列領
域の配置位置に影響を与えずに、変更された領域を最適
な位置に再配置することができる。したがって、従来の
ように編集作業によって文字サイズ、領域サイズを変更
したり、領域間スペースを調整するという面倒な作業が
不要となり、ユーザの負担を大幅に軽減することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は文書データ処理装置の全体構成を示し
たブロック図、(B)は記憶装置3内の主要ファイルを
示した図。
【図2】(A)はレイアウト情報ファイルRTFの構成
を示した図、(B)はレイアウト情報ファイルRTF内
の各種データを説明するための図。
【図3】文書レイアウト情報にしたがって複数の文字列
領域に対応する文字列が配置された表示状態を示した文
書表示例で、(A)はデフォルト文字列が各文字列領域
に配置された初期状態の表示例、(B)は文字列領域
(3)内の文字列を編集することによって各文字列領域
が再配置された後の表示例を示した図。
【図4】文書レイアウト情報にしたがって文字列データ
を配置する際の動作を示したフローチャート。
【図5】図4のステップA14(領域再配置処理)を説
明するためのフローチャート。
【図6】第2実施形態において、(A)はレイアウト情
報ファイルRTF2の構成を示した図、(B)はレイア
ウト情報ファイルRTF2内の領域最適化情報のデータ
構造を示した図。
【図7】第2実施形態において、文書レイアウト情報に
したがって複数の文字列領域に対応する文字列が配置さ
れた表示状態を示した文書表示例で、(A)はデフォル
ト文字列が各文字列領域に配置された初期状態の表示
例、(B)は文字列領域(3)内の文字列を編集するこ
とによって各文字列領域が再配置された後の表示例を示
した図。
【図8】文書レイアウト情報にしたがって文字列データ
を配置する際の動作を示したフローチャート。
【図9】図8のステップC13(領域再配置処理)を説
明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 7 印刷装置 RTF レイアウト情報ファイル DFF デフォルト文字列ファイル TXF 文書ファイル SP1〜SP5 領域間空白係数

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書中の各文字列の出力位置を示す複数の
    文字列領域を定義するための文書レイアウト情報を記憶
    するレイアウト記憶手段と、 前記文書レイアウト情報によって定義されている各文字
    列領域を再配置するための再配置制御情報を記憶する制
    御情報記憶手段と、 前記文書レイアウト情報によって定義されている各文字
    列領域のうちいずれかの領域の大きさが変更されるか否
    かを判別する判別手段と、 この判別手段によっていずれかの文字列領域の大きさが
    変更されることが判別された際に、前記制御情報記憶手
    段から再配置制御情報を読み出す読出手段と、 この読出手段によって読み出された再配置制御情報と前
    記変更される文字列領域の大きさとに基づいて各文字列
    領域を再配置する場合に、前記文書レイアウト情報に定
    義されている元の各文字列領域間の空白比率を保ちなが
    ら領域間を調整することにより各文字列領域を再配置す
    る再配置手段とを具備したことを特徴とする文書データ
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記制御情報記憶手段は、各文字列領域間
    毎にその領域間の空白係数を再配置制御情報として記憶
    し、 前記再配置手段は、前記変更される文字列領域の大きさ
    を参照して各領域間スペースの合計値を求め、このスペ
    ース合計値に前記領域間の空白係数を乗算して各領域間
    毎に新たな領域間スペースを求め、この領域間スペース
    に基づいて各文字列領域を再配置するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の文書データ処理装置。
  3. 【請求項3】文書中の各文字列の出力位置を示す複数の
    文字列領域を定義するための文書レイアウト情報を記憶
    するレイアウト記憶手段と、 前記文書レイアウト情報によって定義されている各文字
    列領域毎に、その領域を囲む所定範囲を領域配置の変更
    を許容する最適な領域配置範囲として定義するための最
    適化制御情報を記憶する制御情報記憶手段と、 前記文書レイアウト情報によって定義されている各文字
    列領域のうちいずれかの領域の大きさが変更されるか否
    かを判別する判別手段と、 この判別手段によっていずれかの文字列領域の大きさが
    変更されることが判別された際に、前記制御情報記憶手
    段から当該変更対象の領域に対応する最適化制御情報を
    読み出す読出手段と、 領域変更する場合に、変更対象の文字列データが前記読
    み出された最適化制御情報に定義されている最適な領域
    配置範囲を越えないように、当該変更対象文字列領域内
    の文字列に対する文字サイズを変更する文字サイズ変更
    手段と、 この文字サイズ変更手段によって変更された文字サイズ
    と前記変更対象領域内に配置される文字列のデータ構成
    とに基づいて当該領域の大きさを変更する領域変更手段
    と、 この領域変更手段によって変更された文字列領域を当該
    領域に対応付けられている最適な領域配置範囲内に再配
    置する再配置手段とを具備したことを特徴とする文書デ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】前記文字サイズ変更手段は、前記変更対象
    領域内の文字列データを解析してその行数および最大桁
    数を求めると共に、この行数および桁数に基づいて前記
    最適な領域配置範囲をマトリックス状に分割することに
    よって1マスサイズを求め、予め当該配置範囲に対応付
    けて設定されている最大文字サイズと前記1マスサイズ
    とを比較し、1マスサイズに収まるように最大文字サイ
    ズを順次小さくしてゆくことによって文字サイズを変更
    するようにしたことを特徴とする請求項3記載の文書デ
    ータ処理装置。
  5. 【請求項5】前記判別手段はいずれかの文字列領域内に
    配置すべき文字列データが指定された際に、この文字列
    のデータ構成を解析し、この解析結果に応じて当該領域
    の大きさが変更されるか否かを判別するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または3記載の文書データ処理装
    置。
  6. 【請求項6】前記文書レイアウト情報によって定義され
    ている各文字列領域のうちいずれかの領域を編集対象領
    域として指定する領域指定手段と、 この領域指定手段によって指定された文字列領域内の文
    字列を編集する編集手段とを設け、 前記判別手段は前記編集手段によって編集された文字列
    の編集状態にしたがって当該文字列領域の大きさが変更
    されるか否かを判別するようにしたことを特徴とする請
    求項1または3記載の文書データ処理装置。
  7. 【請求項7】コンピュータに対して、 文書中の各文字列の出力位置を示す複数の文字列領域を
    定義するための文書レイアウト情報を参照し、この文書
    レイアウト情報によって定義されている各文字列領域の
    うちいずれかの領域の大きさが変更されるか否かを判別
    する機能と、 いずれかの文字列領域の大きさが変更されることが判別
    された際に、各文字列領域を再配置するための再配置制
    御情報を読み出す機能と、 読み出された再配置制御情報と前記変更される文字列領
    域の大きさとに基づいて各文字列領域を再配置する場合
    に、前記文書レイアウト情報に定義されている元の各文
    字列領域間の空白比率を保ちながら領域間を調整するこ
    とにより各文字列領域を再配置する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  8. 【請求項8】コンピュータに対して、 文書中の各文字列の出力位置を示す複数の文字列領域を
    定義するための文書レイアウト情報を参照し、この文書
    レイアウト情報によって定義されている各文字列領域の
    うちいずれかの領域の大きさが変更されるか否かを判別
    する機能と、 いずれかの文字列領域の大きさが変更されることが判別
    された際に、文字列領域毎に、その領域を囲む所定範囲
    を領域配置の変更を許容する最適な領域配置範囲として
    定義するための最適化制御情報を記憶する制御情報記憶
    手段から変更対象の領域に対応する最適化制御情報を読
    み出す機能と、 領域変更する場合に、変更対象の文字列データが前記読
    み出された最適化制御情報に定義されている最適な領域
    配置範囲を越えないように、当該変更対象文字列領域内
    の文字列に対する文字サイズを変更する機能と、 変更された文字サイズと前記変更対象領域内に配置され
    る文字列のデータ構成とに基づいて当該領域の大きさを
    変更する機能と、 変更された文字列領域を当該領域に対応付けられている
    最適な領域配置範囲内に再配置する機能を実現させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010039550A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法、並びにプログラム
JP2012141709A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Canon Inc 文書編集装置、文章編集方法、及びプログラム

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