JP2825816B2 - 文書論理構造編集装置 - Google Patents

文書論理構造編集装置

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JP2825816B2 JP63157108A JP15710888A JP2825816B2 JP 2825816 B2 JP2825816 B2 JP 2825816B2 JP 63157108 A JP63157108 A JP 63157108A JP 15710888 A JP15710888 A JP 15710888A JP 2825816 B2 JP2825816 B2 JP 2825816B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は文書を文書の論理構造単位で編集することの
できる文書論理構造編集装置に関するものである。
従来の技術 従来、アイデアプロセッサとして、文書中にその論理
構造を表わす構造情報を持ち、その論理構造単位で編集
を行うことによって文書を作成する文書論理構造装置が
考案されている。
文書の論理構造をわかりやすく表現するため、画面上
に文書の論理構造の単位を矩形で表わし、論理構造の関
係をツリー構造に表現して矩形と線分を用いて表示する
方法が一般に行なわれている。
第2図は、従来の文書構造編集装置の構成図である。
図中、21は、入力部であり、文字、および、各種コマン
ドなどの入力を行ったり、特定の矩形を指示したりす
る。入力部21としては、たとえば、キーボードや、マウ
スなどのポインティングデバイスなどが用いられる。22
は、文書論理構造編集部であり、文書を論理構造単位で
コピーしたり、削除するなどの編集を行う。23は、文書
記憶部で、前記文書構造編集部22による文書構造編集中
の当該文書に付帯させるべき文書論理構造情報を文字コ
ード列とともに一時記憶する。24は、文書記憶装置で、
文書論理構造編集部22による編集結果を記憶する。文書
記憶装置24としては、たとえば、フロッピーディスク記
憶装置などが用いられる。25は、表示部で文書論理構造
編集部22による編集内容を表示する。表示部25として
は、たとえば、ビットマップディスプレイなどが用いら
れる。26は、表示データ作成部で表示部25に文書論理構
造編集部22による編集内容を表示するための表示データ
を作成する。これら以外にも構成要素が存在する場合が
多いが、本発明との対比のためには必要がないので省略
する。
上記のように構成された従来の文書論理構造編集装置
において、表示画面サイズよりも大きなサイズの表示デ
ータを表示するためには、まず、表示データの一部を表
示してから、上下左右にスクロールさせることによって
全体を表示するか、または、縮小表示させることによっ
て一部の情報を欠落させて(たとえば、文字を特定の図
形に対応付けて表示するなど)全体を表示している。
発明が解決しようとする課題 文書論理構造編集装置を用いて文書を作成する場合に
は、文書の全体を把握しながら細部を作り上げていく場
合がある。しかしながら、従来の文書論理構造装置で
は、長い文書を作成するときや、複雑な文書論理構造を
持つ文書を作成するとき、あるいは、表示するための画
面の大きさが小さいときには、文書全体の論理構造を一
度に表示することができなかった。このため、オペレー
タは文書論理構造の所望の部分を見たいときには、画面
をスクロールさせるか、文字が判読できないような状態
に縮小表示していた。すなわち、作成している部分と全
体との関係を把握しながら文書を作成することは非常に
困難であり、論理展開の一貫性がない文書を作成する危
険性があった。
発明1は、従来の文書論理構造編集装置が有していた
前記の問題点に鑑み、文書の論理構造を表示させるとき
に、できるかぎり一画面に表示できるように調節するこ
とにより、作成中の部分と全体との関係を容易に把握し
ながら文書を作成することが可能な文書論理構造編集装
置を提供することを目的とするものである。
発明2は、従来の文書論理構造編集装置が有していた
前記の問題点に鑑み、文書の論理構造を表示させるとき
に、できるかぎり一画面に表示できるように文書の各構
成要素の大きさを調節することにより、作成中の部分と
全体との関係を容易に把握しながら文書を作成すること
が可能な文書論理構造編集装置を提供することを目的と
するものである。
発明3は、従来の文書論理構造編集装置が有していた
前記の問題点に鑑み、文書の論理構造を表示させるとき
に、できるかぎり一画面に表示できるように文書の各構
成要素の形態を調節することにより、作成中の部分と全
体との関係を容易に把握しながら文書を作成することが
可能な文書論理構造編集装置を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は、文書中の論理構造単位で編集を行う文書論
理構造編集部と、編集の対象となる文書を文書の持つ論
理構造情報とともに記憶する文書記憶部と、文書の論理
構造を表示する表示部と、前記表示部に表示するための
表示データを作成する表示データ作成部と、 使用可能な文字フォントの大きさと現在使用中のフォ
ントの大きさを管理するフォントサイズ管理部と、前記
論理構造編集部で編集が行われるたびに、前記表示デー
タ作成部で作成する表示データの大きさと表示画面の大
きさを比較して、表示データのすべての部分を表示可能
かどうかを判定する表示データサイズ判定部と、前記表
示データサイズ判定部が表示可能と判定した場合はその
まま表示し、表示不可能と判定した場合は、前記フォン
ト管理部で管理している使用可能なフォントのうち、現
在使用中のフォントの大きさよりも小さなフォントを選
択するフォント選択部と、前記フォント選択部が選択し
たサイズのフォントを用いた場合に文字列が納まる最小
の大きさに矩形を縮小する矩形縮小部と、前記フォント
選択部が使用可能なフォントの大きさのうち最小のフォ
ントを選択するか、または、前記表示データサイズ判定
部が表示可能と判定するまで矩形縮小部で矩形縮小をく
り返すように制御する表示データ矩形調節制御部とを具
備した文書論理構造編集装置である。
また、文書中の論理構造単位で編集を行う文書論理構
造編集部と、編集の対象となる文書を文書の持つ論理構
造情報とともに記憶する文書記憶部と、文書の論理構造
を表示する表示部と、前記表示部に表示するための表示
データを作成する表示データ作成部と、ある矩形内に表
示すべき文字の配置を調節する文字配置調節部と、前記
論理構造編集部で編集が行われるたびに、前記表示デー
タ作成部で作成する表示データの大きさと表示画面の大
きさを比較して、表示データのすべての部分を表示可能
かどうかを判定する表示データサイズ判定部と、横、ま
たは縦方向のいずれか1方向にのみ表示データの大きさ
が大きすぎて表示できない場合、文書の論理構造の要素
を表す矩形の大きすぎる方向の辺の長さを縮め、他方の
辺の長さを伸ばして矩形を変形し、さらに、前記文字配
置調節部で変形後の矩形に文字を再配置する表示データ
矩形変形部と、前記表示データサイズ判定部が表示可能
と判定した場合はそのまま表示し、表示不可能と判定し
た場合は、前記表示データ矩形変形部に表示データの変
形を指示する表示データ矩形変形制御部とを具備した文
書論理構造編集装置である。
作用 手段1による作用 本発明は前記した構成により、表示データ作成部にお
いて文書の論理構造を分かり易く表現するために作成す
る表示データに対し、限られた大きさの表示画面内で表
示するために表示データ調節部において表示内容の各部
分の大きさや形態を調節することによって、文書の全体
を表示するか、あるいは、全体のスクロールの量を最小
にする。
手段2による作用 本発明は前記した構成により、表示データ作成部にお
いて文書の論理構造を分かり易く表現するために作成す
る表示データに対し、限られた大きさの表示画面内で表
示するために表示データ調節部において表示内容の各部
分の大きさを適当な倍率で縮小することによって、文書
の全体を表示するか、あるいは、全体のスクロールの量
を最小にする。手段3による作用 本発明は前記した構成により、表示データ作成部にお
いて文書の論理構造を分かり易く表現するために作成す
る表示データに対し、限られた大きさの表示画面内で表
示するために表示データ調節部において表示内容の各部
分の相対的な位置関係を変えずにその縦長や横長などに
調節することによって、文書の全体を表示するか、ある
いは、全体のスクロールの量を最小にする。
実施例 発明1の実施例 以下、発明1の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、発明1における一実施例の文書論理構造編
集装置の構成図である。第1図において、11は入力部で
あり、文字、および、各種コマンドなどの入力を行った
り、特定の矩形を指示したりする。入力部11としては、
たとえば、キーボードや、マウスなどのポインティング
デバイスなどが用いられる。12は文書論理構造編集部で
あり、文書中の章、段落などの論理構造単位で編集を行
なう。13は文書記憶部であり、前記文書論理構造編集部
12による文書論理構造編集中の当該文書に付帯させるべ
き文書論理構造情報を文字列コードとともに一時記憶す
る。14は文書記憶装置であり、編集の対象となる文書を
文書の持つ論理構造とともに記憶する。文書記憶装置14
としては、たとえば、フロッピーディスク記憶装置など
が用いられる。15は表示部であり、文書の論理構造をツ
リー構造で表示する。表示部15としては、たとえば、ビ
ットマップディスプレイなどが用いられる。16は表示デ
ータ作成部であり、前記表示部15に表示するための表示
データを作成する。17は表示データ調節部であり、大き
さの限られた表示画面内に表示データを収納するように
表示データを調節する。
以上のように構成された本実施例の文書論理構造編集
装置について以下その動作を説明する。
オペレータが文書論理構造編集部12において、入力部
11からの指示に従って文書の論理構造の編集を行うと、
文書記憶部13は、文書論理構造情報と文字列コードを一
時記憶し、表示部15は、その編集状態を表示する。その
際、文書の論理構造を表現するために、ツリー構造の表
示データを表示データ作成部16において作成する。この
とき、作成された表示データの大きさが表示画面の大き
さよりも大きければ、表示データ調節部17においてツリ
ー構造をなす表示データ要素の相対的な位置関係を変え
ずに、ツリー構造を構成している各矩形、線分などの形
を変形して、表示画面内に収納できるように表示データ
の形態を調節する。さらに、矩形内に表示される文字に
ついても、変形された矩形内に収納できるよう、矩形内
での配置を調節して表示を行う。このようにして文書の
論理構造の編集を行なった後、その文書論理構造情報と
文字列コードを文書記憶装置14において記憶する。
以上のように本実施例によれば、表示データ調節部17
を設けることにより、表示データが限られた大きさの表
示画面に表示できない場合、表示データの形態と配置を
調節して、ツリー構造で表わされた文書の多くの部分を
表示させれば、画面をスクロールさせる必要がなくな
る、あるいは、スクロールの量が減少するので、操作性
が向上する。
発明2の実施例 以下、発明2の一実施例を図面を用いて説明する。
第3図は、発明2における一実施例の文書論理構造編
集装置の構成図である。第3図において、31は入力部で
あり、文字、および、各種コマンドなどの入力を行った
り、特定の矩形を指示したりする。入力部31としては、
たとえば、キーボードや、マウスなどのポインティング
デバイスなどが用いられる。32は文書論理構造編集部で
あり、文書中の章、段落などの論理構造単位で編集を行
なう。33は文書記憶部であり、前記文書論理構造編集部
32による文書論理構造編集中の当該文書に付帯させるべ
き文書論理構造情報を文字列コードとともに一時記憶す
る。34は文書記憶装置であり、編集の対象となる文書を
文書の持つ論理構造とともに記憶する。文書記憶装置34
としては、たとえば、フロッピーディスク記憶装置など
が用いられる。35は表示部であり、文書の論理構造をツ
リー構造で表示する。表示部35としては、たとえば、ビ
ットマップディスプレイなどが用いられる。36は表示デ
ータ作成部であり、前記表示部35に表示するための表示
データを作成する。37は表示データ調節部であり、大き
さの限られた表示画面内に表示データを収納するように
表示データを調節する。38はフォントサイズ管理部であ
り、使用可能な文字の大きさを管理する。
以上のように構成された本実施例の文書論理構造編集
装置について以下その動作を説明する。
オペレータが文書論理構造編集部32において、入力部
31からの指示に従って文書の論理構造の編集を行うと、
文書記憶部33は、文書論理構造情報と文字列コードを一
時記憶し、表示部35は、その編集状態を表示する。その
際、文書の論理構造を表現するために、ツリー構造の表
示データを表示データ作成部36において作成する。この
とき、作成された表示データの大きさが表示画面の大き
さよりも大きければ、表示データ調節部37とフォントサ
イズ管理部38においてツリー構造をなす表示データ要素
の相対的な位置関係を変えずに、ツリー構造を構成して
いる各矩形、線分、文字などの大きさを変えて、表示画
面内に収納できるように表示データの形態を調節する。
さらに、矩形内に表示される文字についても、変形され
た矩形内に収納できるよう、矩形内での配置を調節して
表示を行う。このようにして文書の論理構造の編集を行
なった後、その文書論理構造情報と文字列コードを文書
記憶装置34において記憶する。
次に、表示データ調節部37とフォントサイズ管理部38
の一動作例を第4図のフローチャートを用いて説明す
る。
使用可能な文字フォントのサイズは、32ドット、24ド
ット、16ドットの3種類であるとする。標準のサイズ
は、32ドットとする。はじめに、41において表示データ
が表示画面上に標準の大きさで表示できるかどうかを判
断する。表示できると判断したとき、42においてその大
きさで表示する。表示できないと判断したとき、43にお
いて、フォントサイズを1サイズ小さくし、それにあわ
せて矩形の大きさなど、全体の大きさも小さくする。44
においてフォントサイズが一番小さいかどうかを判断
し、一番小さいならば45において一番小さいフォントサ
イズの文字を使用して表示して、残りはスクロールする
ことによって表示する。一番小さいフォントサイズでな
ければ、再び、41において変形した大きさで表示画面内
に表示できるかどうかを判断する。以下、同様にフォン
トサイズ管理部で管理しているすべてのフォントについ
て、表示データを調節し、表示できる大きさになるまで
繰り返す。
以下、発明2の具体的な一動作例について第5図の表
示画面を用いて説明する。
51は、文書論理造編集部32によって編集され、表示デ
ータ作成部36によって作成された表示データである。表
示データ51の形式は、縦方向に最大3個、横方向に最大
4個の矩形を並べるものとする。52は、表示画面の大き
さを示し、縦方向に500ドット分、横方向に1200ドット
分の表示ができる大きさであるとする。53は、矩形と矩
形の間隔で、3文字分の長さとする。フォントサイズ管
理部38には、32ドット、24ドット、16ドットの文字フォ
ントが管理されているものとする。このような場合に、
表示データ調節部37は、以下のように矩形の形を調節し
て表示部31に第5図−bのようにツリー構造を表示す
る。
まず、標準の形の矩形では、縦方向には矩形3個分と
間隔2個分(1×3+3×2=9)で表示に必要な幅は
9×32ドット=288ドット分となり、これは500ドット以
内であるから表示できるが、横方向には矩形4個分と間
隔3個分(10×4+3×3=49)で表示に必要な幅は49
×32ドット=1568ドット分となり、これは1200ドット以
上であるから表示できない。そこで、フォントサイズを
24ドットとして、全体の大きさを32ドットで表示すると
きの大きさの4分の3にする。このとき、表示に必要な
画面の大きさは、縦216ドット、横1176ドット分とな
り、縦方向も横方向も表示できる。
以上のように本実施例によれば、表示データ調節部37
とフォントサイズ管理部38を設けることにより、表示デ
ータが限られた大きさの表示画面に表示できない場合、
表示データの大きさを調節して、ツリー構造で表わされ
た文書の多くの部分を表示させれば、画面をスクロール
させる必要がなくなる、あるいは、スクロールの量が減
少するので、操作性が向上する。
発明3の実施例 以下、発明3の一実施例を図面を用いて説明する。
第6図は、発明3における一実施例の文書論理構造編
集装置の構成図である。第6図において、61は入力部で
あり、文字、および、各種コマンドなどの入力を行った
り、特定の矩形を指示したりする。入力部61としては、
たとえば、キーボードや、マウスなどのポインティング
デバイスなどが用いられる。62は文書論理構造編集部で
あり、文書中の章、段落などの論理構造単位で編集を行
なう。63は文書記憶部であり、前記文書論理構造編集部
62による文書論理構造編集中の当該文書に付帯させるべ
き文書論理構造情報を文字列コードとともに一時記憶す
る。64は文書記憶装置であり、編集の対象となる文書を
文書の持つ論理構造とともに記憶する。文書記憶装置64
としては、たとえば、フロッピーディスク記憶装置など
が用いられる。65は表示部であり、文書の論理構造をツ
リー構造で表示する。表示部65としては、たとえば、ビ
ットマップディスプレイなどが用いられる。66は表示デ
ータ作成部であり、前記表示部65に表示するための表示
データを作成する。67は表示データ調節部であり、大き
さの限られた表示画面内に表示データを収納するように
表示データを調節する。68は文字配置調整部であり、矩
形内に表示すべき文字の配置を調節する。
以上のように構成された本実施例の文書論理構造編集
装置について以下その動作を説明する。
オペレータが文書論理構造編集部62において、入力部
61からの指示に従って文書の論理構造の編集を行うと、
文書記憶部63は、文書論理構造情報と文字列コードを一
時記憶し、表示部65は、その編集状態を表示する。その
際、文書の論理構造を表現するために、ツリー構造の表
示データを表示データ作成部66において作成する。この
とき、作成された表示データの大きさが表示画面の大き
さよりも大きければ、表示データ調節部67においてツリ
ー構造をなす表示データ要素の相対的な位置関係を変え
ずに、ツリー構造を構成している各矩形、線分などの形
を変形して、表示画面内に収納できるように表示データ
の形態を調節する。さらに、文字配置調節部68におい
て、矩形内に表示される文字についても、変形された矩
形内に収納できるよう、矩形内での配置を調節して表示
を行う。このようにして文書の論理構造の編集を行なっ
た後、その文書論理構造情報と文字列コードを文書記憶
装置64において記憶する。
次に、表示データ調節部67と文字配置調節部68の一動
作例を第7図のフローチャートを用いて説明する。
一つの矩形には、最大n個の文字を表示させるものと
し、標準の矩形の形を縦1文字分、横n文字分とする。
はじめに、71において表示データが表示画面内に標準の
矩形の形で縦に表示できるかどうかを判断する。表示で
きないと判断したとき、72において標準の形で表示させ
て残りの部分はスクロールすることによって全体を表示
する。71において表示できると判断したとき、73におい
て表示画面内に標準の形で横に表示できるかどうかを判
断する。表示できると判断したとき、72において標準の
形で表示する。73において表示できないと判断したと
き、74において矩形の縦の幅を1文字分増加し、横の幅
を減らした形にする。ただし、横の幅の減らし方は、縦
の文字数と横の文字数の積がn文字を表示するために最
小限必要となるだけの文字数の幅で、かつ、変形前の文
字数より小さい幅にする。このように、矩形の形を変形
させて表示する場合に、まず、77において表示画面内に
縦に表示できるかどうかを判断し、表示できないと判断
したとき、78においてその形で表示して残りはスクロー
ルすることによって全体を表示する。77において表示で
きると判断したときは、79において表示画面内に横に表
示できるかどうかを判断して、表示できると判断したと
きは、78においてその形で表示し、表示できないと判断
したときは、74において縦の幅を1文字分増加して横の
幅を減らした形にする。このとき、75において縦の幅に
表示する文字数が、n個を越えないかどうかを判断し、
縦の幅に表示する文字数がn越を越えたときは、76にお
いて、縦の幅がn文字分、横の幅が1文字分の形の矩形
で表示して、残りはスクロールすることによって全体を
表示する。以下、同様に矩形の形を変化させて表示デー
タの大きさを調節する。
以下、発明3の具体的な一動作例について第8図の表
示画面を用いて説明する。
今、各矩形に10文字ずつ表示するものとする。このと
き、標準の矩形の形は縦1文字分、横10文字分である。
81は、文書論理構造編集部62によって編集され、表示デ
ータ作成部66によって作成された表示データである。表
示データ81の形式は、縦方向に最大3個、横方向に最大
4個の矩形を並べるものとする。82は、表示画面の大き
さを示し、縦方向に20文字分、横方向に28文字分の表示
ができる大きさであるとする。83は、矩形と矩形の間隔
で、3文字分の長さとする。このような場合に、表示デ
ータ調節部67と文字配置調節部68においては、以下のよ
うに矩形の形とその中に表示する文字の配置を調節して
表示部61に第8図−bのようにツリー構造を表示する。
まず、標準の形の矩形では、縦方向には矩形3個分と間
隔2個分(1×3+3×2=9)で表示に必要な幅は9
文字分となり、これは20文字以内であるから表示できる
が、横方向には矩形4個分と間隔3個分(10×4+3×
3=49)で表示に必要な幅は49文字分となり、これは28
文字以上であるから表示できない。そこで、矩形の縦の
幅を1文字分増加して、縦2文字分、横5文字分の形を
持つ矩形を考える。このとき、表示に必要な画面の大き
さは、縦12文字分、横29文字分となり、縦方向は表示で
きるが横方向にはできない。さらに、矩形の形を縦3文
字分、横4文字分とすると、表示に必要な画面の大きさ
は、縦15文字分、横25文字分となり、縦方向も横方向も
表示できる大きさなので、矩形内に上の段から文字を配
置して表示する。
以上のように本実施例によれば、表示データ調節部67
と文字配置調節部68を設けることにより、表示データが
限られた大きさの表示画面に表示できない場合、表示デ
ータの形態と文字の配置を調節して、ツリー構造で表わ
された文書の多くの部分を表示させれば、画面をスクロ
ールさせる必要がなくなる、あるいは、スクロールの量
が減少するので、操作性が向上する。
なお、本実施例では、矩形に表示する文字数は変化さ
せなかったが、情報が大きく欠落しない程度に矩形に表
示する文字数を減らしてもよい。矩形の形や大きさを変
化させるのみでなく、矩形を互いに重ね合わせて表示し
てもよい。これらの場合、さらに表示内容を凝縮するこ
とができるので多くの矩形を一度に表示できて、全体の
構造を把握しやすくなる。
なお、本実施例では、論理構造をもつ文書を表示する
としたが、組織図や索引などの構成図を表示する場合に
用いてもよい。この場合、構成図を一度に表示できて、
全体を把握しやすくなる。
発明の効果 本発明の文書論理構造編集装置においては、文書の論
理構造を表示する際に、限られたサイズの表示画面に表
示できるように表示内容の各部分の形態、配置、縮尺等
を調節することにより、作成中の部分と全体との関係を
容易に把握しながら文書作成ができるのでその実用的効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明1の一実施例の文書論理構造編集装置の構
成図、第2図は従来の文書論理構造編集装置の構成図、
第3図は発明2の一実施例の文書論理構造編集装置の構
成図、第4図は第3図に示した実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第5図は発明2の表示画面を示す説明図、
第6図は発明3の一実施例の文書論理構造編集装置の構
成図、第7図は第6図に示した実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第8図は発明3の表示画面を示す説明図で
ある。 11……入力部、12……文書論理構造編集部、13……文書
記憶部、14……文書記憶装置、15……表示部、16……表
示データ作成部、17……表示データ調節部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書中の論理構造単位で編集を行う文書論
    理構造編集部と、編集の対象となる文書を文書の持つ論
    理構造情報とともに記憶する文書記憶部と、文書の論理
    構造を表示する表示部と、前記表示部に表示するための
    表示データを作成する表示データ作成部と、使用可能な
    文字フォントの大きさと現在使用中のフォントの大きさ
    を管理するフォントサイズ管理部と、前記論理構造編集
    部で編集が行われるたびに、前記表示データ作成部で作
    成する表示データの大きさと表示画面の大きさを比較し
    て、表示データのすべての部分を表示可能かどうかを判
    定する表示データサイズ判定部と、前記表示データサイ
    ズ判定部が表示可能と判定した場合はそのまま表示し、
    表示不可能と判定した場合は、前記フォント管理部で管
    理している使用可能なフォントのうち、現在使用中のフ
    ォントの大きさよりも小さなフォントを選択するフォン
    ト選択部と、前記フォント選択部が選択したサイズのフ
    ォントを用いた場合に文字列が納まる最小の大きさに矩
    形を縮小する矩形縮小部と、前記フォント選択部が使用
    可能なフォントの大きさのうち最小のフォントを選択す
    るか、または、前記表示データサイズ判定部が表示可能
    と判定するまで矩形縮小部で矩形縮小をくり返すように
    制御する表示データ矩形調節制御部とを具備し、文書全
    体の論理構造を一画面中に表示しながら文書作成を行う
    ことを特徴とする文書論理構造編集装置。
  2. 【請求項2】文書中の論理構造単位で編集を行う文書論
    理構造編集部と、編集の対象となる文書を文書の持つ論
    理構造情報とともに記憶する文書記憶部と、文書の論理
    構造を表示する表示部と、前記表示部に表示するための
    表示データを作成する表示データ作成部と、ある矩形内
    に表示すべき文字の配置を調節する文字配置調節部と、
    前記論理構造編集部で編集が行われるたびに、前記表示
    データ作成部で作成する表示データの大きさと表示画面
    の大きさを比較して、表示データのすべての部分を表示
    可能かどうかを判定する表示データサイズ判定部と、
    横、または縦方向のいずれか1方向にのみ表示データの
    大きさが大きすぎて表示できない場合、文書の論理構造
    の要素を表す矩形の大きすぎる方向の辺の長さを縮め、
    他方の辺の長さを伸ばして矩形を変形し、さらに、前記
    文字配置調節部で変形後の矩形に文字を再配置する表示
    データ矩形変形部と、前記表示データサイズ判定部が表
    示可能と判定した場合はそのまま表示し、表示不可能と
    判定した場合は、前記表示データ矩形変形部に表示デー
    タの変形を指示する表示データ矩形変形制御部 とを具備し、文書全体の論理構造を一画面中に表示しな
    がら文書作成を行うことを特徴とする文書論理構造編集
    装置。
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