JPH11219386A - 製図装置及び記録媒体 - Google Patents

製図装置及び記録媒体

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JPH11219386A
JPH11219386A JP10023019A JP2301998A JPH11219386A JP H11219386 A JPH11219386 A JP H11219386A JP 10023019 A JP10023019 A JP 10023019A JP 2301998 A JP2301998 A JP 2301998A JP H11219386 A JPH11219386 A JP H11219386A
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dimensional image
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shape
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JP10023019A
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English (en)
Inventor
Takayori Takamoto
孝頼 高本
Yuji Murakami
祐治 村上
Hiroyuki Iwanaga
浩幸 岩永
Kazuhiko Maeda
和彦 前田
Kazunori Tanaka
和憲 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kozo Keikaku Engineering Inc
Original Assignee
Kozo Keikaku Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体の形状、配置等を表すデータの変換操作
による負担を抑制し、効率的な稼働を行うことができる
製図装置を提供することである。 【解決手段】 作業マシン2a〜2cの制御部24は、
建築物の構成部材の形状と配置を各階別又は各通り別平
面上に投影した投影図を表す伏図図面データや軸組図図
面データ等の図面データを生成する。そして、生成した
図面データに含まれる各構成部材の配置の情報をサーバ
ーマシン1にあるマスターキーフレームに保存し、形状
の情報を躯体データベースに保存する。マスターキーフ
レームの保存後に図面データが変更されると、配置が変
更された構成部材の配置の情報と、これに関連した配置
が変更される関連部材の配置の情報がマスターキーフレ
ーム上で更新される。各構成部材の配置が決定される
と、これらの配置を示す情報を、マスターキーフレーム
から抽出し、サーバーマシン1にある躯体データベース
に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製図装置に関
し、特に立体の設計に用いられるCAD(Computer-Aid
ed Drafter)に関する。
【0002】
【従来の技術】立体の設計においては、CAD(Comput
er-Aided Drafter)が用いられている。そして、CAD
を用いた立体の設計においては、従来、設計対象の立体
の水平面への投影図である平面図と、鉛直面への投影図
である立面図とが並行して作成され、これらの全体が当
該立体の形状を表す。更に、平面図、立面図の作成と並
行して、立体の力学的特徴を表すデータが作成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の手法に
よった場合、平面図、立面図及び力学的特徴を表すデー
タは互いに別個に作成されるため、情報の重複や矛盾が
生じやすく、設計の作業の効率化が図り難いという問題
がある。
【0004】この問題を解決する手法としては、立体を
構成する構成部材の形状、配置、材質を表す数値データ
を単一のデータベースに格納し、構成部材の形状又は配
置を変更する際は、このデータベースに格納されたデー
タより平面図や立面図を表す画像データを生成し、その
画像データが表す画像を編集するようにする手法が考え
られる。
【0005】しかし、この手法によった場合、構成部材
の形状、配置等を表す多量の数値データを画像データに
逐一変換する必要が生じるので、画像データに変換する
装置に過大な負担がかかり、ひいてはその装置を含んだ
CADシステム全体の稼働の効率が低下する。
【0006】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、立体の形状、配置等を表すデータの変換操作による
負担を抑制し、効率的な稼働を行うことができる製図装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる製図装置は、物体を
形成する構成部材の形状と配置を平面上に投影した投影
図を表す2次元画像データを作成し、外部からの指示に
従って、前記2次元画像データが示す前記構成部材の形
状及び配置を変更し、変更後の前記構成部材の形状と配
置を平面上に投影した投影図を表す2次元画像データを
作成する投影図編集手段と、前記投影図編集手段により
作成された最新の前記2次元画像データに基づいて、前
記構成部材の配置を示す3次元画像データを作成して記
憶する3次元画像データ作成手段と、前記2次元画像デ
ータ及び前記3次元画像データを取得し、前記3次元画
像データに含まれる前記構成部材の配置を示す情報と前
記2次元画像データに含まれる該構成部材の形状を示す
情報とを互いに対応付けて記憶する躯体データベースを
作成する手段を備え、前記投影図編集手段は更に、前記
3次元画像データに基づいて前記2次元画像データを作
成する手段を備える、ことを特徴とする。
【0008】このような製図装置によれば、前記投影図
を表す前記2次元画像データは、前記構成部材の配置の
情報を含む前記3次元画像データより生成される。この
ため、前記2次元画像データを抽出する処理の負担は、
前記3次元画像データより前記構成部材の配置を示す情
報を抽出する処理の負担にほぼ限定されるので、効率的
な稼働が行われる。
【0009】前記3次元画像データ作成手段は、前記投
影図編集手段により前記構成部材の配置が変更されたこ
とにより配置の変更を要することとなった他の前記構成
部材を特定して、前記3次元画像データのうち、特定さ
れた構成部材の配置を示す部分を変更する手段を備える
ものであってもよい。これにより、前記構成部材の配置
を別個に変更することなく、互いの配置に影響を与え合
う複数の前記構成部材の配置が変更される。
【0010】前記投影図編集手段は、例えば、前記構成
部材のうち、実質的に平行な1組の平面に挟まれる空間
を占める前記構成部材の形状と配置とを平面上に投影し
た投影図を表す前記2次元画像データを作成する手段を
備えることにより、前記2次元画像データを作成する。
【0011】また、この発明の第2の観点にかかる製図
装置は、物体を形成する構成部材の配置を示す3次元画
像データを記憶する3次元画像データ記憶手段と、前記
3次元画像データ記憶手段に記憶された前記3次元画像
データから、前記物体を形成する構成部材の配置を所定
平面上に投影した投影図を表す2次元画像データをそれ
ぞれ作成し且つ編集する投影図作成・編集手段と、編集
された前記2次元画像に基づいて前記3次元画像データ
を修正する手段と、を備えるデータ編集手段とを備え、
1つの前記投影図作成・編集手段でなされた修正が、前
記3次元画像データを介して他の前記投影図作成・編集
手段で作成及び編集される前記2次元画像データに反映
可能とした、ことを特徴とする。
【0012】このような製図装置によれば、前記投影図
を表す前記2次元画像データは、前記構成部材の配置の
情報を含む前記3次元画像データより生成される。この
ため、前記2次元画像データを抽出する処理の負担は、
前記3次元画像データより前記構成部材の配置を示す情
報を抽出する処理の負担にほぼ限定されるので、効率的
な稼働が行われる。
【0013】前記データ編集手段は、初期の前記2次元
画像データを作成し、これに基づいて、初期の前記3次
元画像データを生成する手段を備えるものとすれば、前
記データ編集手段は、自ら投影図の新規作成を行う。
【0014】前記データ編集手段は、前記構成部材の形
状を表す形状データを作成する手段を備え、前記製図装
置は、前記データ編集手段より前記形状データを取得
し、前記3次元画像データより前記構成部材の配置を示
す配置データを取得して、前記構成部材を示す形状デー
タ及び配置データを互いに対応付けて記憶する躯体デー
タベースを作成する手段を備えるものであってもよい。
これにより、前記構成部材の形状を示す情報も作成及び
保存される。
【0015】また、この発明の第3の観点にかかる製図
装置は、物体を形成する構成部材の形状と配置とを表す
3次元画像データを生成する3次元画像データ生成手段
と、前記構成部材の形状と配置とを表す躯体データを記
憶する躯体データベースと、前記3次元画像データ生成
手段により生成された前記3次元画像データを取得して
記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前
記3次元画像データに基づき、前記構成部材の形状と配
置を平面上に投影した投影図を表す2次元画像データを
生成する投影図生成手段と、前記投影図生成手段から前
記2次元画像データを取得して、該2次元画像データが
表す前記投影図に投影されている前記構成部材の形状又
は配置を変更し、変更後の前記構成部材の形状と配置を
前記平面上に投影した投影図を表す前記2次元画像デー
タを出力する投影図編集手段と、前記投影図編集手段よ
り出力された前記2次元画像データを取得し、該2次元
画像データに基づいて、前記記憶手段に記憶されている
前記3次元画像データを変更する3次元画像データ変更
手段と、変更された前記3次元画像データに基づいて、
前記躯体データベースに記憶されている前記躯体データ
を変更する躯体データ変更手段とを備える、ことを特徴
とする。
【0016】このような製図装置によれば、前記投影図
を表す前記2次元画像データは、前記構成部材の形状及
び配置の情報を含む前記3次元画像データより生成され
る。このため、前記2次元画像データを抽出する処理の
負担は、前記3次元画像データより前記構成部材の形状
及び配置を示す情報を抽出する処理の負担にほぼ限定さ
れる。このため、前記躯体データより前記2次元画像デ
ータを抽出する処理に比べて、前記3次元画像データよ
り前記2次元画像データを抽出する処理の方が高速に行
われるものであれば、前記2次元画像データの生成の処
理が効率的に稼働する。
【0017】前記3次元画像データ変更手段は、前記記
憶手段に記憶されている前記3次元画像データのうち、
前記投影図編集手段により形状又は配置が変更されたこ
とにより配置の変更を要することとなった他の前記構成
部材の配置を表す部分を変更する手段を備えるものであ
ってもよい。これにより、前記構成部材の配置を別個に
変更することなく、互いの配置に影響を与え合う複数の
前記構成部材の配置が変更される。
【0018】前記投影図編集手段は、例えば、前記構成
部材のうち、実質的に平行な1組の平面に挟まれる空間
を占める前記構成部材の形状と配置とを平面上に投影し
た投影図を表す前記2次元画像データを作成する手段を
備えることにより、前記2次元画像データを作成する。
【0019】また、この発明の第4の観点にかかるコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、
物体を形成する構成部材の形状と配置を平面上に投影し
た投影図を表す2次元画像データを作成し、外部からの
指示に従って、前記2次元画像データが示す前記構成部
材の形状及び配置を変更し、変更後の前記構成部材の形
状と配置を平面上に投影した投影図を表す2次元画像デ
ータを作成する投影図編集手段と、前記投影図編集手段
により作成された最新の前記2次元画像データに基づい
て、前記構成部材の配置を示す3次元画像データを作成
して記憶する3次元画像データ作成手段と、前記2次元
画像データ及び前記3次元画像データを取得し、前記3
次元画像データに含まれる前記構成部材の配置を示す情
報と前記2次元画像データに含まれる該構成部材の形状
を示す情報とを互いに対応付けて記憶する躯体データベ
ースを作成する手段として機能させ、前記投影図編集手
段を更に、前記3次元画像データに基づいて前記2次元
画像データを作成する手段として機能させる、ためのプ
ログラムを記録することを特徴とする。
【0020】このようなプログラムを実行する前記コン
ピュータは、前記投影図を表す前記2次元画像データ
を、前記構成部材の配置の情報を含む前記3次元画像デ
ータより生成する製図装置として機能する。このため、
前記2次元画像データを抽出する処理の負担は、前記3
次元画像データより前記構成部材の配置を示す情報を抽
出する処理の負担にほぼ限定されるので、効率的な稼働
が行われる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる製図装置を、建築物の構造設計用CAD(Computer
-Aided Drafter)システムを例として説明する。図1
は、この発明の実施の形態にかかるCADシステムの物
理的構成を示す。図示するように、このCADシステム
は、サーバーマシン1と、作業マシン2a〜2cとより
構成される。
【0022】サーバーマシン1は、主記憶部11と、外
部記憶部12と、ネットワーク接続部13と、制御部1
4とより構成される。主記憶部11は、RAM(Random
Access Memory)等からなり、制御部14の作業領域と
して用いられる。外部記憶部12は、ハードディスク装
置等からなり、後述する躯体データベース52及びマス
タキーフレーム53を格納し、制御部14の指示に従っ
て、躯体データベース52及びマスタキーフレーム53
に含まれるデータの出力及び更新を行う。
【0023】ネットワーク接続部13は、LAN(Loca
l Area Network)アダプタ等からなり、制御部14を、
LAN等のネットワークに接続する。制御部14は、C
PU(Central Processing Unit)等からなり、作業マ
シン2a〜2cからのアクセスに従って、外部記憶部1
2にデータを書き込み、また外部記憶部12よりデータ
を読み出す処理を実行する。
【0024】作業マシン2a〜2cは、互いに実質的に
同一のものであり、いずれも、主記憶部21と、外部記
憶部22と、ネットワーク接続部23と、制御部24
と、表示部25と、入力部26とより構成される。主記
憶部21は、RAM等からなり、制御部24の作業領域
として用いられる。外部記憶部22は、ハードディスク
装置等からなり、2次元図面CAD51a〜51cと、
後述の、通り心図面データ61、伏図図面データ62及
び軸組図図面データ63を格納し、制御部24の指示に
従って、記憶しているデータの出力及び更新を行う。
【0025】ネットワーク接続部23は、LANアダプ
タ等からなり、制御部24を、サーバマシン1が接続さ
れているネットワークに接続する。制御部24は、CP
U(Central Processing Unit)等からなり、後述する
2次元図面CAD51a〜51cの処理を実行する。
【0026】表示部25は、CRT(Cathode Ray Tub
e)等からなり、制御部24の指示に従って、文字、図
形等を表示する。入力部26は、マウス、キーボード等
からなり、ユーザ等の操作に従った信号を、制御部24
に送る。
【0027】上述のように、サーバーマシン1及び作業
マシン2a〜2cは、各々のネットワーク接続部を介し
て、LAN等のネットワークに接続されている。従っ
て、サーバーマシン1及び作業マシン2a〜2cは、当
該ネットワークを介して互いに接続されている。
【0028】このCADシステムは、論理的には、図2
に示すように、2次元図面CAD51a〜51cと、躯
体データベース52と、マスターキーフレーム53と、
図面データ60と、建物形状情報70とからなる。
【0029】躯体データベース52は、設計の対象であ
る建築物について、その建築物を構成する構成部材の形
状を示す情報と、各構成部材の属性(すなわち、形状及
び配置に影響しない要素。例えば、各構成部材の材質、
各構成部材の断面の形状等)の情報を格納する。躯体デ
ータベース52は、2次元図面CAD51a〜51cの
処理に従って作業マシン2a〜2cにより作成され、外
部記憶部12に格納される。
【0030】図面データ60は、各構成部材や各構成部
材の中心線(通り心)の形状及び配置を表す画像データ
である。図面データ60は、図3に示すように、マスタ
ーキーフレーム53と、通り心図面データ61と、伏図
図面データ62と、軸組図図面データ63とからなる。
【0031】マスターキーフレーム53は、建築物全体
の形状を表す3次元の画像データであり、通り心図面デ
ータ61、伏図図面データ62、軸組図図面データ63
に含まれる各構成部材の配置を示す情報と実質的に同一
の情報を含む。
【0032】通り心図面データ61は、建築物の各階に
おける各構成部材の中心線の配置を、建築物の床面に平
行な平面上に投影した画像を表す2次元の画像データで
あり、建築物の階数に等しい枚数の画像にあたる画像デ
ータを含む。
【0033】伏図図面データ62は、建築物の各階にお
ける各構成部材の配置を、建築物の床面に平行な平面上
に投影した画像を表す2次元の画像データであり、建築
物の階数に等しい枚数の画像にあたる画像データを含
む。
【0034】軸組図図面データ63は、建築物の各通り
(すなわち、鉛直方向に延びる支柱等の列)間における
各構成部材の配置を、通りに平行な平面上に投影した画
像を表す2次元の画像データであり、建築物の通りの数
に等しい枚数の画像にあたる画像データを含む。
【0035】建物形状情報70は、設計対象の建築物の
高さを示す高さ情報と、その建築物の平面情報(すなわ
ち、その建築物を水平面上に投影した図の輪郭を表す情
報)とを含むデータである。建物形状情報70は、2次
元図面CAD51a〜51cを実行する制御部24によ
り生成された上でサーバーマシン1の外部記憶部12に
格納され、また、サーバーマシン1にアクセスした制御
部24により読み出される。
【0036】マスターキーフレーム53は、2次元図面
CAD51a〜51cを実行する制御部24により生成
され、サーバーマシン1の外部記憶部12に格納され
る。そして、サーバーマシン1にアクセスした制御部2
4の指示に従って、内容が更新される。通り心図面デー
タ61、伏図図面データ62及び軸組図図面データ63
は、2次元図面CAD51a〜51cを実行する制御部
24により生成され、外部記憶部22に格納される。そ
して、制御部24の指示に従って内容が更新される。
【0037】2次元図面CAD51a〜51cは、マス
ターキーフレーム53、通り心図面データ61、伏図図
面データ62及び軸組図図面データ63の内容を更新す
るCADの機能を作業マシン2a〜2cが行うためのプ
ログラムである。2次元図面CAD51a〜51cは、
各作業マシン2a〜2cの外部記憶部22に格納され、
制御部24により読み出され、実行される。
【0038】(動作)次に、このCADシステムの動作
を、図4〜図6を参照して説明する。図4は、建物形状
情報の入力処理を表すフローチャートである。図5は、
図面データの編集処理を表すフローチャートである。図
6は、マスターキーフレームの更新処理を表すフローチ
ャートである。なお、2次元図面CAD51a〜51c
の処理は互いに実質的に同一である。
【0039】(建物形状情報の入力処理)サーバーマシ
ン1及び作業マシン2a〜2cが起動すると、サーバー
マシン1の制御部14及び作業マシン2a〜2cの制御
部24は、ネットワーク接続部13、23を介してLA
Nに接続する。そして、制御部24は、外部記憶部22
より、2次元図面CAD51a〜51cを読み出し、図
4に示す、建物形状情報70の入力処理を実行する。
【0040】図4の処理を開始すると、制御部24は、
表示部25に、設計対象の建築物の建物形状情報70の
入力を促すメッセージの表示を指示する。表示部25
は、建物形状情報の入力を促すメッセージを表示する
(ステップS101)。
【0041】ユーザ等が入力部26を操作し、建物形状
情報70を入力すると、入力部26は、制御部24にそ
の建物形状情報70を供給する(ステップS102)。
制御部24は、入力された建物形状情報70を、ネット
ワークを介してサーバーマシン1の制御部14に送信し
て(ステップS103)、処理を終了する。制御部14
は、建物形状情報70を、外部記憶部12に格納する。
【0042】(図面データの編集処理)建物形状情報7
0が外部記憶部12に格納された状態で、各作業マシン
2a〜2cの制御部24は、図5に示す図面データの編
集処理を実行する。図5の処理が始まると、制御部24
は、サーバマシン1の外部記憶部12より制御部14に
指示して建物形状情報70を読み出させる。そして、編
集画面を表示するよう表示部25に指示し、表示部25
は、編集画面と、編集する図面の選択(通り心図、伏図
又は軸組図の種別の選択と、編集対象の階又は通りの選
択)を促すメッセージとを表示する(ステップS20
1)。編集画面は、通り心図面データ61、伏図図面デ
ータ62又は軸組図図面データ63が示す画面を表示す
る領域と、各通り心や各構成部材の形状、属性及び配置
の変更(追加、移動、削除、交換等)を指示する各種の
編集コマンドを表すボタンとを備える表示画面である。
【0043】ユーザ等が入力部26を操作し、編集する
図面を選択すると、入力部26は、選択結果を示す信号
を制御部24に供給する(ステップS202)。制御部
24は、選択結果を示す信号の供給を受けると、その信
号が、通り心図面データ61、伏図図面データ62又は
軸組図図面データ63のいずれを選択するものであるか
を判別する(ステップS203)。更に制御部24は、
編集対象としてどの階又は通りが選択されたかを判別
し、選択された階又は通りの画像を表す通り心図面デー
タ61,伏図図面データ62又は軸組図図面データ63
を格納するファイルを作成する。
【0044】すなわち、ステップS203において、通
り心図面データ61を選択するものであると判別される
と、制御部24は、どの階が編集対象として選択された
かを判別し、判別された階の画像を表す通り心図面デー
タ61を格納するファイルを作成する。また、伏図図面
データ62を選択するものであると判別されると、どの
階が編集対象として選択されたかを判別し、判別された
階の画像を表す伏図図面データ62を格納するファイル
を作成する。また、軸組図図面データ63を選択するも
のであると判別されると、どの「通り」が編集対象とし
て選択されたかを判別し、判別された「通り」の画像を
表す軸組図図面データ63を格納するファイルを作成す
る。
【0045】次に、制御部24は、サーバーマシン1に
アクセスし、外部記憶部12にマスターキーフレーム5
3が既に格納されているか否かを判別する(S20
4)。格納されていない場合、制御部24は処理をステ
ップS207に移す。
【0046】格納されている場合、制御部24は、ステ
ップS203での判別結果に従って、選択された階に含
まれる通り心の配置、構成部材の配置、及び選択された
「通り」に含まれる構成部材の配置を示す情報のいずれ
かを、制御部14に指示してマスターキーフレーム53
から読み出させる(ステップS205)。
【0047】そして、各構成部材の形状や属性を示す情
報が躯体データベース52に既に格納されているか否か
を判別し、格納されている場合は、ステップS204で
読み出された各構成部材の形状や属性を示す情報を、躯
体データベース52より読み出す(ステップS20
6)。格納されていない場合、処理をステップS207
に移す。
【0048】次に、制御部24は、ステップS203で
の判別結果に従って、通り心図、伏図又は軸組図を、表
示部25の編集画面上に表示させる(S207)。な
お、マスターキーフレーム53が未だ格納されていない
場合、ステップS207において、制御部24は、白紙
を表す画像を編集画面上に表示させる。そして、制御部
24は、入力部26を用いて供給される編集コマンドを
受け付ける(ステップS208)。編集コマンドは、例
えば、キーボードを用いて編集コマンドを表す文字列を
入力したり、編集コマンドを表す編集画面上のボタン
を、マウスを用いてクリックしたりすることにより、制
御部24に供給される。
【0049】編集コマンドを入力した制御部24は、入
力した編集コマンドが、編集結果の保存を指示するもの
であるか否かを判別する(ステップS209)。そし
て、編集結果の保存を指示するものであると判別される
と、制御部24は、図面データの編集処理を終了し、後
述するマスターキーフレームの更新処理のステップS3
01に処理を移す。
【0050】編集結果の保存を指示するものでないと判
別されると、制御部24は、入力した編集コマンドが、
構成部材の形状や属性の変更を示すものであるか否かを
判別する(ステップS210)。構成部材の形状や属性
の変更を示すものであると判別されると、制御部24は
サーバーマシン1にアクセスし、制御部14に指示し
て、外部記憶部12に格納されている躯体データベース
52に、変更後の当該構成部材の形状や属性を示す情報
を書き込ませて(ステップS211)、処理をステップ
S208に戻す。躯体データベース52に、当該構成部
材の変更前の形状や属性を示す情報があれば、制御部2
4は制御部14に指示してその情報を消去させる。
【0051】ステップS210において、入力した編集
コマンドが構成部材の形状や属性の変更を示すものでな
いと判別されたとき、制御部24は、その編集コマンド
が、編集対象の通り心又は構成部材の配置の変更を示す
ものであると判別する。そして、制御部24は、配置の
変更後の建築物の高さや、配置の変更後の建築物を水平
面上に投影した投影図の輪郭が、建物形状情報70が示
す高さや輪郭を逸脱するか否かを判別する(ステップS
212)。逸脱すると判別された場合、制御部24は、
通り心又は構成部材の配置の変更を拒絶する旨のメッセ
ージを表示部25に表示させ(ステップS213)、処
理をステップS208に戻す。
【0052】逸脱しないと判別された場合、制御部24
は、その編集コマンドに従い、編集対象の通り心又は構
成部材の変更後の配置を示すデータを作成する。そし
て、作成されたデータを、外部記憶部22に格納された
編集対象の図面データ60(すなわち、通り心図面デー
タ61、伏図図面データ62又は軸組図図面データ6
3)に上書きする(ステップS214)。また、制御部
24は、変更された後の図面データ60が表す画像を、
表示部25に表示させる(ステップS215)。更新後
の図面データ60が表す画像が表示されると、制御部2
4は、処理をステップS208に戻す。
【0053】(マスターキーフレームの更新処理)制御
部24は、ステップS209において、編集結果の保存
を指示されたと判別すると、図6に示すマスターキーフ
レームの更新処理を実行する。処理を開始すると、制御
部24は、編集対象の図面データ60を外部記憶部22
から読み出す。そして、サーバーマシン1にアクセス
し、制御部14に指示して、マスターキーフレーム53
より、編集対象の階や通りにある通り心や構成部材の配
置を示す情報を抽出させる(ステップS301)。
【0054】そして、制御部24は、外部記憶部22よ
り読み出した図面データ60が示す通り心又は構成部材
のうちに、マスターキーフレーム53にその配置を示す
情報が含まれていなかったり、マスターキーフレーム5
3上で異なった配置が示されていたりするものがあるか
否かを判別する(ステップS302)。該当する通り心
又は構成部材がないと判別されると、制御部24は処理
を終了する。
【0055】一方、該当する通り心又は構成部材がある
と判別された場合、制御部24は、該当するそれらの通
り心又は構成部材を一つ特定し(ステップS303)、
制御部14に指示して、マスターキーフレーム53上に
ある、当該通り心又は構成部材に相当する通り心又は構
成部材を示す情報を、ステップS303又はS307で
最後に特定された情報に更新させる(ステップS30
4)。ただし、相当する通り心又は構成部材を示す情報
がマスターキーフレーム53上にない場合は、マスター
キーフレーム53に、ステップS303又はS307で
最後に特定された情報を新たに書き込ませる。
【0056】次に、制御部24は、通り心又は構成部材
が更新(又は追加)された結果、配置の変更が必要とな
る関連部材(すなわち、ステップS304で追加又は配
置の変更がなされた通り心又は構成部材と少なくとも一
部が重複する位置にある通り心又は構成部材)を、マス
ターキーフレーム53より索出する。そして、制御部2
4は、制御部14に指示して、索出された関連部材の配
置を示すデータを、ステップS304で配置が変更され
た通り心又は構成部材と重複しないような配置を示すよ
う変更させる(ステップS305)。
【0057】次に、制御部24は、ステップS301で
抽出された通り心又は構成部材をしめる情報すべてが、
マスターキーフレーム53に追加されるか又はマスター
キーフレーム53上において更新されたか否かを判別す
る(ステップS306)。追加及び更新がなされていな
いものがあると判別されると、制御部24は、未だ追加
又は更新されていない通り心又は構成部材を特定して、
処理をステップS304に戻す(ステップS307)。
すべて追加又は更新されたと判別されると、制御部24
は、処理を終了する。
【0058】(躯体データベースの更新処理)作業マシ
ン2a〜2cにより各階及び各通りの図面データが作成
され、建築物の設計者等により、マスターキーフレーム
53が完成したと判断されると、例えば設計者等が、い
ずれかの作業マシンの入力部26を操作して、当該作業
マシンに、躯体データベース52の更新を指示する。
【0059】その指示は当該作業マシンの制御部24に
供給され、制御部24はこの指示に応答してサーバーマ
シン1にアクセスし、制御部14に指示して、マスター
キーフレーム53に含まれる各通り心及び構成部材の配
置を示す情報を、躯体データベース52に格納させる。
このとき、各構成部材の配置の情報は、既に躯体データ
ベース52に格納されている当該構成部材の形状や属性
を示す情報と対応付けて格納させる。また、通り心又は
構成部材の配置の情報が既に躯体データベース52に格
納されている場合、制御部24はその情報を消去させ
る。これにより、躯体データベース52は、建築物を構
成する各構成部材の形状、属性及び配置を示す情報を格
納する。
【0060】上述の動作を、建築物を示すマスターキー
フレームを生成し、その後その建築物を構成する柱の位
置を変える場合の処理を例とし、図7を参照して説明す
る。まず、いずれかの作業マシン(例えば、作業マシン
2a)は、設計対象の建築物の高さと、水平面への投影
図の輪郭とを示す建物形状情報70が入力されると、そ
の建物形状情報70をサーバーマシン1の外部記憶部1
2に格納する。
【0061】次に、いずれかの作業マシン(例えば、作
業マシン2b。ただし、建物形状情報70をサーバーマ
シン1に送った作業マシンと異なるものである必要はな
い)が編集画面を表示し、設計者等の選択に従って、い
ずれかの図面データ60(例えば、図7(a)に”Y
1”として示した「通り」の軸組図図面データ63)の
作成を行うことを決定する。
【0062】そして、作業マシン2bは、設計者等の操
作に従って当該軸組図図面データ63を生成する。そし
て、例えば当該軸組図図面データ63をいったん保存す
る指示が入力されると、作業マシン2bは、サーバーマ
シン1にアクセスし、軸組図図面データ63に含まれ
る、各構成部材の配置を示す情報を、マスターキーフレ
ーム53に書き込む。また、やはり軸組図図面データ6
3に含まれる、各構成部材の形状や属性を示す情報は、
躯体データベース52に書き込む。そして、作業マシン
2bは、例えば、いったん動作を終了する。
【0063】次に、いずれかの作業マシン(例えば、作
業マシン2c)が、通り”Y1”の軸組図図面データ6
3を編集することを選択すると、作業マシン2cは、サ
ーバーマシン1にアクセスし、マスターキーフレーム5
3から、通り”Y1”に含まれる各構成部材の配置を示
すデータを抽出する。また、作業マシン2cは、躯体デ
ータベース52から、マスターキーフレーム53から先
に抽出した各構成部材の形状や属性を示す情報を読み出
す。
【0064】そして、作業マシン2cは、マスターキー
フレーム53及び躯体データベース52から読み出した
情報に基づいて、編集画面に、作業マシン2bにより以
前に作成された軸組図図面データ63を表示する。その
後、作業マシン2cが、設計者等の操作に従って、特定
の柱の位置が、図7(b)に示す位置となるように軸組
図図面データ63を変更し、更に、変更後の軸組図図面
データ63を保存する指示が作業マシン2cに入力され
ると、作業マシン2cは、再びサーバーマシン1にアク
セスする。そして、作業マシン2cは、マスターキーフ
レーム53に含まれる、位置が変更された柱の配置を示
す情報を、軸組図図面データ63に含まれるものと同一
となるように書き換える。これにより、その柱の位置の
変更結果がマスターキーフレーム53に反映される。
【0065】次に、作業マシン2cは、位置が変更され
た柱の上端に接する梁が、柱の位置の変更に伴って配置
を変更する必要がある部材、すなわち関連部材であるこ
とを認識し、その梁の長さを、図7(c)に示すよう
に、柱の移動量の分だけ小さい値に変更する。これによ
り、関連部材の配置の変更結果もマスターキーフレーム
53に反映される。
【0066】そして、いずれかの作業マシンに、設計者
等により、躯体データベース更新の指示が入力される
と、その作業マシンは、サーバーマシン1にアクセス
し、マスターキーフレーム53に格納されている各構成
部材の配置の情報を、各構成部材の形状や属性の情報と
対応付けて、躯体データベース52に格納する。この結
果、躯体データベース52は、設計された建築物を構成
する各構成部材の形状、属性及び配置を示すようにな
る。
【0067】なお、このCADシステムの構成は、上述
のものに限られない。例えば、作業マシンの数は3個に
限られず、任意である。また、キーフレームデータの種
類も上述ものに限られず、通り毎の各構成部材の中心線
のデータを含むもの、その他任意の形式のキーフレーム
データが生成されてもよい。
【0068】また、作業マシン2a〜2cは、マスター
キーフレーム53を更新した後も、引き続き図面データ
60の編集を行ってよい。また、作業マシン2a〜2c
は、編集結果の保存の指示を受けるのを待たず、編集コ
マンドを受け付けて構成部材の配置を変更する度に、制
御部14に指示してマスターキーフレーム53の更新を
行わせるようにしてもよい。
【0069】また、マスターキーフレーム53は、例え
ばサーバーマシン1の制御部14により、躯体データベ
ース52の内容に基づいて生成されるようにしてもよ
く、これにより、いったんマスターキーフレーム53が
消去されても、躯体データベース52に記憶された内容
に修正を加えることが可能となる。またこの場合、マス
ターキーフレーム53は、各構成部材の形状を示す情報
を含むようにしてもよい。
【0070】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明の製図装置は、専用のシステムによらず、
通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。
例えば、LAN等のネットワークを介して相互に接続さ
れた複数のパーソナルコンピュータに、上述の動作を実
行するためのプログラムを格納した媒体(フロッピーデ
ィスク、CD−ROM等)から該プログラムをインスト
ールすることにより、上述の処理を実行する製図装置を
構成することができる。
【0071】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、立体の形状、属性、配置等を表すデータの変換操作
による負担を抑制し、効率的な稼働を行うことができる
製図装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる製図装置の物理
的構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる製図装置の論理
的構成を示す図である。
【図3】キーフレームデータを説明するための図であ
る。
【図4】建物形状情報の入力処理を表すフローチャート
である。
【図5】図面データの編集処理を表すフローチャートで
ある。
【図6】マスターキーフレームの更新処理を表すフロー
チャートである。
【図7】建築物を示すマスターキーフレームを生成し、
その後その建築物を構成する柱の位置を変える場合の処
理を説明する図である。
【符号の説明】
1 サーバーマシン 11、21 主記憶部 12、22 外部記憶部 13、23 ネットワーク接続部 14、24 制御部 2a〜2c 作業マシン 25 表示部 26 入力部 51a〜51c 2次元図面CAD 52 躯体データベース 53 マスターキーフレーム 60 図面データ 61 通り心図面データ 62 伏図図面データ 63 軸組図図面データ 70 建物形状情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 和彦 東京都中野区本町4丁目38番13号 株式会 社構造計画研究所内 (72)発明者 田中 和憲 東京都中野区本町4丁目38番13号 株式会 社構造計画研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体を形成する構成部材の形状と配置を平
    面上に投影した投影図を表す2次元画像データを作成
    し、外部からの指示に従って、前記2次元画像データが
    示す前記構成部材の形状及び配置を変更し、変更後の前
    記構成部材の形状と配置を平面上に投影した投影図を表
    す2次元画像データを作成する投影図編集手段と、 前記投影図編集手段により作成された最新の前記2次元
    画像データに基づいて、前記構成部材の配置を示す3次
    元画像データを作成して記憶する3次元画像データ作成
    手段と、 前記2次元画像データ及び前記3次元画像データを取得
    し、前記3次元画像データに含まれる前記構成部材の配
    置を示す情報と前記2次元画像データに含まれる該構成
    部材の形状を示す情報とを互いに対応付けて記憶する躯
    体データベースを作成する手段を備え、 前記投影図編集手段は更に、前記3次元画像データに基
    づいて前記2次元画像データを作成する手段を備える、
    ことを特徴とする製図装置。
  2. 【請求項2】前記3次元画像データ作成手段は、前記投
    影図編集手段により前記構成部材の配置が変更されたこ
    とにより配置の変更を要することとなった他の前記構成
    部材を特定して、前記3次元画像データのうち、特定さ
    れた構成部材の配置を示す部分を変更する手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項1に記載の製図装置。
  3. 【請求項3】前記投影図編集手段は、前記構成部材のう
    ち、実質的に平行な1組の平面に挟まれる空間を占める
    前記構成部材の形状と配置とを平面上に投影した投影図
    を表す前記2次元画像データを作成する手段を備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製図装置。
  4. 【請求項4】物体を形成する構成部材の配置を示す3次
    元画像データを記憶する3次元画像データ記憶手段と、 前記3次元画像データ記憶手段に記憶された前記3次元
    画像データから、前記物体を形成する構成部材の配置を
    所定平面上に投影した投影図を表す2次元画像データを
    それぞれ作成し且つ編集する投影図作成・編集手段と、
    編集された前記2次元画像に基づいて前記3次元画像デ
    ータを修正する手段と、を備えるデータ編集手段とを備
    え、 1つの前記投影図作成・編集手段でなされた修正が、前
    記3次元画像データを介して他の前記投影図作成・編集
    手段で作成及び編集される前記2次元画像データに反映
    可能とした、 ことを特徴とする製図装置。
  5. 【請求項5】前記データ編集手段は、初期の前記2次元
    画像データを作成し、これに基づいて、初期の前記3次
    元画像データを生成する手段を備える、 ことを特徴とする請求項4に記載の製図装置。
  6. 【請求項6】前記データ編集手段は、前記構成部材の形
    状を表す形状データを作成する手段を備え、 前記データ編集手段より前記形状データを取得し、前記
    3次元画像データより前記構成部材の配置を示す配置デ
    ータを取得して、前記構成部材を示す形状データ及び配
    置データを互いに対応付けて記憶する躯体データベース
    を作成する手段 を備える、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の製
    図装置。
  7. 【請求項7】物体を形成する構成部材の形状と配置とを
    表す3次元画像データを生成する3次元画像データ生成
    手段と、 前記構成部材の形状と配置とを表す躯体データを記憶す
    る躯体データベースと、 前記3次元画像データ生成手段により生成された前記3
    次元画像データを取得して記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記3次元画像データに
    基づき、前記構成部材の形状と配置を平面上に投影した
    投影図を表す2次元画像データを生成する投影図生成手
    段と、 前記投影図生成手段から前記2次元画像データを取得し
    て、該2次元画像データが表す前記投影図に投影されて
    いる前記構成部材の形状又は配置を変更し、変更後の前
    記構成部材の形状と配置を前記平面上に投影した投影図
    を表す前記2次元画像データを出力する投影図編集手段
    と、 前記投影図編集手段より出力された前記2次元画像デー
    タを取得し、該2次元画像データに基づいて、前記記憶
    手段に記憶されている前記3次元画像データを変更する
    3次元画像データ変更手段と、 変更された前記3次元画像データに基づいて、前記躯体
    データベースに記憶されている前記躯体データを変更す
    る躯体データ変更手段とを備える、ことを特徴とする製
    図装置。
  8. 【請求項8】前記3次元画像データ変更手段は、前記記
    憶手段に記憶されている前記3次元画像データのうち、
    前記投影図編集手段により形状又は配置が変更されたこ
    とにより配置の変更を要することとなった他の前記構成
    部材の配置を表す部分を変更する手段を備える、 ことを特徴とする請求項7に記載の製図装置。
  9. 【請求項9】前記投影図編集手段は、前記構成部材のう
    ち、実質的に平行な1組の平面に挟まれる空間を占める
    前記構成部材の形状と配置とを平面上に投影した投影図
    を表す前記2次元画像データを作成する手段を備える、 ことを特徴とする請求項7又は8に記載の製図装置。
  10. 【請求項10】コンピュータを、 物体を形成する構成部材の形状と配置を平面上に投影し
    た投影図を表す2次元画像データを作成し、外部からの
    指示に従って、前記2次元画像データが示す前記構成部
    材の形状及び配置を変更し、変更後の前記構成部材の形
    状と配置を平面上に投影した投影図を表す2次元画像デ
    ータを作成する投影図編集手段と、 前記投影図編集手段により作成された最新の前記2次元
    画像データに基づいて、前記構成部材の配置を示す3次
    元画像データを作成して記憶する3次元画像データ作成
    手段と、 前記2次元画像データ及び前記3次元画像データを取得
    し、前記3次元画像データに含まれる前記構成部材の配
    置を示す情報と前記2次元画像データに含まれる該構成
    部材の形状を示す情報とを互いに対応付けて記憶する躯
    体データベースを作成する手段として機能させ、 前記投影図編集手段を更に、前記3次元画像データに基
    づいて前記2次元画像データを作成する手段として機能
    させる、 ためのプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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