JPH06195335A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH06195335A
JPH06195335A JP4356889A JP35688992A JPH06195335A JP H06195335 A JPH06195335 A JP H06195335A JP 4356889 A JP4356889 A JP 4356889A JP 35688992 A JP35688992 A JP 35688992A JP H06195335 A JPH06195335 A JP H06195335A
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真奈美 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表計算データの作成時や更新時に不必要な再
計算処理を極力省略して作成作業の能率を向上できる
上、登録時や印字時に必要な再計算処理を実行し得る文
書処理装置を提供すること。 【構成】 メインメニューにおいて「表計算」が選択さ
れ、文字キー等が操作されてデータの更新が行われた
後、登録キーが操作されると、行列アドレスフラグAF
と更新フラグKFとがそれぞれセットされていれば(S
65・S66:Yes)、再計算する必要がある旨を知
らせるメッセージがディスプレイの一部に表示され(S
67)、使用者に再計算を実行するか否かを選択させる
(S68)。実行が選択されれば(S69:Yes)入
力データメモリ内の全ての計算式のデータに基いて表計
算処理が実行されてその結果が表示され(S70)、入
力データメモリ内のデータが表計算データメモリに格納
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表計算機能を備えた文
書処理装置に関し、特に更新した表計算データの再計算
処理を、メモリへの登録処理や印字処理の実行に先立っ
て行なうようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、和文用ワードプロセッサや欧文用
ワードプロセッサなどにおいては、基本的な文字入力機
能、移動及び複写機能、単語登録機能、文字修飾機能、
表作成機能など、文書の入力及び編集に必要な種々の機
能を備えたものが実用に供されている。最近、これらの
ワードプロセッサに、表計算機能を追加的に備えたもの
が実用化されている。この表計算機能は、例えば、給与
計算表や成績表や見積書などを簡単に作成する為に、複
数行・複数列からなる複数のデータエリア(フィールド
又はセル)を有し、各データエリアに入力された文字列
や計算式や数値のうち、計算式と数値を用いて行方向或
いは列方向に夫々独立して演算処理し、その演算結果を
所定のデータエリアに表示するものであり、この表計算
制御においては、ワードプロセッサ本来のデータ構造と
は異なる特有のデータ構造で処理するようになってい
る。
【0003】ところで、その表計算制御により表計算デ
ータを作成する場合、計算式として、数字「0〜9」と
算術記号「+、−、×、÷、√・・」とを組合せた一般
的な計算式や、数字に代えて「行番号」と「列名」とで
指定される特定のデータエリアを指示する為の行列アド
レスと算術記号とを組合せた行列アドレス計算式を用い
ることが可能であり、更に自動計算モードと手動計算モ
ードとを切換えて択一的に設定可能になっている。即
ち、通常、行列アドレス計算式を用いるのが一般的であ
り、自動計算モードを設定したときには、数値や行列ア
ドレス計算式のデータが更新されても常に正しい演算結
果を求めるために、データエリアに数値や行列アドレス
計算式を入力する毎に、全ての表計算データについて再
計算処理するようになっている。また、手動計算モード
を設定したときには、行列アドレス計算式に関しては自
動的に再計算処理されるが、数値に関しては手動計算を
実行させるキー操作により、カーソルで指示したデータ
エリアの行列アドレス計算式に基いて計算処理するよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、表計
算機能を備えたワードプロセッサにおいて、自動計算モ
ードにより表計算処理せさるときには、再計算の必要が
なくても、データエリアに数値や行列アドレス計算式を
入力する毎に、全ての表計算データについて再計算処理
されるので、特に表計算データが大きい場合には、再計
算処理が頻繁に実行されるので、再計算処理に多大の処
理時間を必要とすることから、入力作業が頻繁に中断さ
れ、表計算データを作成する作成作業に専念できないこ
と、この作業能率が大幅に低下すること、などの問題が
ある。更に、手動計算モードにより表計算処理させると
きには、再計算を指示したときだけ再計算処理が行なわ
れるので、再計算処理の処理時間は短縮できるが、再計
算の指示を忘れることもあり、この場合には間違った演
算結果のままとなるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、表計算データの作成時や
更新時に不必要な再計算処理を極力省略して作成作業の
能率を向上できる上、登録時や印字時に必要な再計算処
理を実行し得るような文書処理装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る文書処理
装置は、図1の機能ブロック図に示すように、文字や記
号のデータ及び種々の指令を入力する為の入力手段と、
入力された文書のデータを記憶する文書データメモリ
と、複数行・複数列からなる複数のデータエリアを有し
各データエリアに入力された計算式や数値を用いて表計
算処理する為の表計算制御手段であって、文書処理装置
とは異なる特有のデータ構造で処理する表計算制御手段
と、この表計算制御手段で処理された表計算データをデ
ータエリアの対応するエリア毎に記憶する表計算データ
記憶手段と、表示モードが文書データモードのときに
は、文書データメモリに記憶された文書データを表示す
る一方、表計算モードのときには表計算データ記憶手段
に記憶された表計算データをディスプレイに表示する表
示手段とを備えた文書処理装置において、入力手段から
入力された計算式や数値とその入力時における表示手段
のカーソル位置に対応する表計算データ記憶手段のデー
タとが異なる更新状態を記憶する更新状態記憶手段と、
計算式に行と列とで指定されるデータエリアを指示する
為の行列アドレスが含まれていることを記憶する行列ア
ドレス記憶手段と、表計算データの出力に関連する処理
の実行時に、更新状態記憶手段と行列アドレス記憶手段
の記憶状態を検索し、計算式に行列アドレスが含まれ且
つ更新状態のときには、表計算データについて再計算す
る必要のある旨をディスプレイに表示させる予告手段と
を備えたものである。
【0007】尚、前記予告手段は、表計算データについ
て、印字処理又は表計算データ記憶手段への格納処理の
実行時に再計算する必要のある旨を告知するように構成
してもよい。
【0008】
【作用】請求項1に係る文書処理装置においては、表計
算制御手段は、複数行・複数列からなる複数のデータエ
リアの各データエリアに計算式や数値が入力されたとき
には、これらの計算式や数値を用いて表計算処理するの
で、表計算データ記憶手段は、この表計算処理された表
計算データをデータエリアの対応するエリア毎に記憶す
る。そして、表示手段は、表計算モードのときには表計
算データ記憶手段に記憶された表計算データをディスプ
レイに表示する。ところで、更新状態記憶手段は、入力
手段から入力された計算式や数値とその入力時における
表示手段のカーソル位置に対応する表計算データ記憶手
段のデータとが異なる更新状態が発生したときには、そ
の更新状態を記憶し、また行列アドレス記憶手段は、計
算式に行と列とで指定されるデータエリアを指示する為
の行列アドレスが含まれていることを記憶する。従っ
て、予告手段は、表計算データの出力に関連する処理の
実行時に、更新状態記憶手段と行列アドレス記憶手段の
記憶状態を検索し、計算式に行列アドレスが含まれ且つ
更新状態のときには、表計算データについて再計算する
必要のある旨をディスプレイに表示させる。
【0009】このように、各データエリアに計算式や数
値が入力されたときには、これらの計算式や数値を用い
て表計算処理して表計算データ記憶手段にエリア毎に記
憶する一方、計算式や数値の更新状態が発生し、しかも
計算式に行列アドレスが含まれているときには、表計算
データの出力処理の実行時に再計算する必要のある旨が
ディスプレイに表示されるので、表計算データの作成時
や更新時に不必要な再計算処理を極力省略して作成作業
の能率を向上できる上、表計算データの出力処理の実行
時に、必要な再計算処理を実行することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、表計算機能を備えた英語専用の
ワードプロセッサに本発明を適用した場合のものであ
る。図2に示すように、ワードプロセッサ1の本体フレ
ーム2の前部にはキーボード3が配設され、キーボード
3の後方で本体フレーム2内には活字ホイール式の印字
機構PMが配設され、キーボード3の後部には文字や記
号を複数行分表示可能な液晶ディスプレイ10が設けら
れている。
【0011】キーボード3には、アルファベットや数字
や算術記号を入力する為の文字キー、スペースキー、リ
ターンキー、カーソル又はブロックカーソルBKを左右
上下方向へ夫々移動させる4つのカーソル移動キー、表
計算モードで作成した表計算データについて再計算させ
る為の再計算キー、文書データをテキストメモリ32に
登録したり、表計算データを表計算データメモリ33に
登録する登録キー、その他複数の機能キーなどが設けら
れている。印字機構PMは、プラテンとこれを駆動する
ラインフィードモータやキャリッジとこれを駆動するキ
ャリッジモータや活字ホイールとこれを駆動するホイー
ルモータなどを備えた一般的な活字ホイール式のもので
あり、その詳しい説明を省略する。
【0012】次に、ワードプロセッサ1の制御系は、図
3のブロック図に示すように構成されている。キーボー
ド3と、液晶ディスプレイ(LCD)10に表示データ
を出力する為の表示用RAMを有するディスプレイコン
トローラ(LCDC)11と、印字機構PMと、警告用
ブザー12の為の駆動回路13とは制御装置Cの入出力
インターフェース20に夫々接続されている。制御装置
Cは、CPU22と、このCPU22にデータバスなど
のバス21を介して接続された入出力インターフェース
20、CGROM23、ROM25及びRAM30とか
ら構成されている。
【0013】CGROM23には、文字や記号などの多
数のキャラクタの各々に関して、表示の為のドットパタ
ーンデータがコードデータに対応させて格納されてい
る。ROM25には、キーボード3から入力されて入力
データメモリ31に格納された文字や数字や算術記号な
どのキャラクタの文字コードや記号コードに対応させて
ディスプレイコントローラ11を制御する表示駆動制御
プログラム、テキストメモリ32や表計算データメモリ
33の各コードデータに対応してホイールモータやキャ
リッジモータなどを駆動する印字駆動制御プログラム、
本願特有の後述の表計算データ作成制御の制御プログラ
ムなどが格納されている。
【0014】この表計算データ作成制御プログラムに
は、例えば、図8に示すように、複数の「行番号(1、
2、3・・・)」と「列名(A、B、C・・・)」とで
区分けされた複数のデータエリアDEに相当する「セル
(フィールド)」の各々に入力された計算式や数字を用
いて、その計算式に応じて演算処理した演算結果を特定
のデータエリアDEに表示する表計算制御の制御プログ
ラムが格納されている。但し、この表計算制御は、文書
モードにおいて文書データを作成する文書データ作成制
御とは異なる特有のデータ構造である表計算モードにお
いて処理される表計算専用の制御プログラムである。更
に、この表計算制御においては、前記計算式のデータ
に、数値に代えてデータエリアDEを行番号と列名とで
指定する行列アドレスを含むことが可能である。
【0015】RAM30の入力データメモリ31には、
キーボード3から入力された文書のデータや表計算のデ
ータが一時的に格納される。テキストメモリ32には、
登録指令に基いて入力データメモリ31に格納された文
書データが格納される。表計算データメモリ33には、
前記表計算モードにおいて入力データメモリ31に格納
された表計算データが格納される。フラグデータメモリ
34には、入力された計算式や数値が更新される更新状
態のときにセット(データが「1」)される更新状態フ
ラグKFのフラグデータと、計算式データに前記行列ア
ドレスが含まれているときにセットされる行列アドレス
フラグAFのフラグデータ、表計算データを表計算デー
タメモリ33に登録する際に再計算実行が選択されたと
きにセットされる再計算フラグRFのフラグデータが夫
々格納される。
【0016】次に、ワードプロセッサ1の制御装置Cで
行なわれる表計算データ作成制御のルーチンについて、
図4〜図7のフローチャートに基いて説明する。尚、図
中符号Si(i=30、31、32・・・・)は各ステ
ップである。ここで、この表計算データ作成制御が実行
される前段階について簡単に説明すると、ワードプロセ
ッサ1に電源が投入されると先ずディスプレイ10に項
目名「文書作成・編集」、「印字フォーマット作成」、
「表計算」、「印字」・・・などからなるメインメニュ
ーが表示されるので、項目「表計算」を選択すると表計
算モードが設定されてこの制御が実行される。この制御
が開始されると、先ず表計算データ入力画面がディスプ
レイ10に表示される(S30)。例えば、図8に示す
ように、入力中の文字や数字を表示する入力文字列表示
領域IEと、複数の「行番号」と「列名」とで区分けさ
れた複数のデータエリアDEを設けた表計算データ入力
画面がディスプレイ10に表示される。このとき、ブロ
ックカーソルBKは、「A1」のデータエリアDE上に
表示されている。
【0017】次に、文字や数字や算術記号などの文字キ
ーが操作されたときには(S31・S32:Yes)、
その文字コードが入力データメモリ31に格納されると
ともに、入力文字列表示領域IEに表示され(S3
3)、S31に戻る。次に、リターンキーが操作された
ときには(S31:Yes、S32:No、S34:Y
es)、更新状態判定処理制御(図5参照)が実行され
る(S35)。この制御が開始されると、先ず入力文字
列表示領域IEに対応する入力データメモリ31内の表
計算データIDが読込まれ(S45)、この表計算デー
タIDが文字コード列のみの場合には(S46:Ye
s)、この文字コード列データがブロックカーソルBK
に対応する入力データメモリ31内の所定の記憶領域に
格納され、更にこの文字コード列がブロックカーソルB
Kで指示するデータエリアDEに表示され(S54)、
この制御を終了して表計算データ作成制御のS31にリ
ターンする。例えば、図8に示すように、入力された文
字列「Abc」の文字列データが「A1」のデータエリ
アDEに対応する入力データメモリ31内に格納され、
しかもこの文字列「Abc」が「A1」のデータエリア
DEに表示される。
【0018】ところで、入力された入力データメモリ3
1内の表計算データIDが数字や計算式のデータの場合
には(S45、S46:No)、ブロックカーソルBK
に対応する表計算データメモリ33内の表計算データW
Dが読込まれ(S47)、これら両表計算データID・
WDが一致しないときには(S48:No)、表計算デ
ータが更新された状態なので更新フラグKFがセットさ
れる(S49)。次に、この表計算データが計算式のデ
ータでなく、数値のデータのときには(S50:N
o)、S54を経て前記S30にリターンする。例え
ば、図9に示すように、ブロックカーソルBKが「A
2」のデータエリアDEに表示されており、表計算デー
タIDが数値「10」のときで、表計算データメモリ3
3内に表計算データWDが存在しないときには、更新フ
ラグKFがセットされ、その数値「10」が「A2」の
データエリアDEに表示される。
【0019】一方、入力データメモリ31内の表計算デ
ータIDが数値と算術記号とからなる計算式のデータの
ときには(S45、S46:No、S47、S48:N
o)、更新フラグKFがセットされ(S49)、この計
算式データは計算式であるが(S50)、行列アドレス
のデータが存在しないので(S51:No)、その数値
と算術記号に基いて表計算処理が実行され(S53)、
S54を経て同様にS30にリターンする。しかし、入
力データメモリ31内の表計算データIDが数値に代わ
る行列アドレスと算術記号とからなる計算式のデータの
ときには(S45、S46:No、S47、S48:N
o)、更新フラグKFがセットされ(S49)、この計
算式データは計算式であるが(S50)、行列アドレス
のデータが存在するので(S51:Yes)、行列アド
レスフラグAFがセットされ(S52)、その行列アド
レスで指定される数値と算術記号に基いて表計算処理が
実行され(S53)、S54を経て同様にS30にリタ
ーンする。例えば、図10に示すように、ブロックカー
ソルBKが「D2」のデータエリアDEに表示されてお
り、表計算データIDが「A2+B2+C2」であり行列アドレ
ス指定なので、行列アドレスフラグAFがセットされ、
この演算結果「60」が「D2」のデータエリアDEに
表示される。
【0020】次に、表計算データ作成制御において、再
計算キーが操作されたときには(S31:Yes、S3
2・S34:No、S36:Yes)、再計算処理制御
(図参照)が実行される(S37)。この制御が開始さ
れると、入力データメモリ31内の表計算データが検索
され、算術記号が1つでも検出されたときには(S6
0:Yes)、入力データメモリ31内の全ての計算式
のデータに基いて表計算処理が実行され、この演算結果
が夫々所定のデータエリアDEに表示され(S61)、
更新フラグKFがリセットされ(S62)、この制御を
終了して表計算データ作成制御のS31にリターンす
る。例えば、図11・図12に示すように、ブロックカ
ーソルBKが「B3」のデータエリアDEに表示されて
おり、このデータエリアDEの数値「15」が「25」
に更新され、再計算処理が実行されたときには、図14
に示すように、「B4」のデータエリアDEには、その
計算式データ「B2+B3 」に基いて演算結果「45」が表
示されるとともに、「D3」のデータエリアDEには、
その計算式データ「A3+B3+C3」に基いて演算結果「8
5」が表示される。
【0021】次に、登録キーが操作されたときには(S
31:Yes、S32・S34・S36:No、S3
8:Yes)、先ず表計算データ確認処理制御(図7参
照)が実行される(S39)。この制御が開始されたと
きに、行列アドレスフラグAFと更新フラグKFとが夫
々セットされているときには(S65・S66:Ye
s)、再計算する必要のある旨を知らせる予告メッセー
ジがディスプレイ10の一部に表示される(S67)。
例えば、図11・図12に示すように、全ての表計算デ
ータを作成後、ブロックカーソルBKを「B3」のデー
タエリアDEに移動して、このデータエリアDEの数値
「15」を「25」に更新した更新状態で、登録キーが
操作されたときには、行列アドレスフラグAFと更新フ
ラグKFとが夫々セットされているので、図13に示す
ように、予告メッセージ「Some operation has wrong r
esult !! Recalculate ?」がディスプレイ10の一部
に表示される。
【0022】そして、再計算を実行するか否かを選択す
る(S68)。例えば、図13に示すように、2つの選
択肢「EXECUTE 」又は「CANCEL」から択一的にブロック
カーソルCKで選択する。このとき、選択肢「EXECUTE
」を選択したときには、再計算フラグRFがセットさ
れる。次に、この再計算フラグRFがセットされてお
り、再計算を実行するときには(S69:Yes)、前
記S61と同様に、入力データメモリ31内の全ての計
算式のデータに基いて表計算処理が実行され、この演算
結果が夫々所定のデータエリアDEに表示され(S7
0)、更新フラグKFがリセットされ(S71)、この
制御を終了して表計算データ作成制御にリターンし、入
力データメモリ31に格納されている表計算データを表
計算データメモリ33に格納する登録処理が実行され
(S40)、この制御終了してメインルーチンにリター
ンする。例えば、図14に示すように、「B4」のデー
タエリアDEには新規の演算結果「45」が表示される
とともに、「D3」のデータエリアDEには新規の演算
結果「85」が表示される。その後、登録処理が実行さ
れる。
【0023】しかし、S68の再計算処理の選択におい
て、選択肢「CANCEL」が選択されたときつまり再計算フ
ラグRFがリセットのとき(S69:No)、或いはこ
の制御が開始されたときに、行列アドレスフラグAFが
セットされていないとき(S65:No)、或いは行列
アドレスフラグAFがセットされているが更新フラグK
Fがセットされていないときには(S65:Yes、S
66:No)、S70を実行せずにS71を経てこの制
御を終了し、前記S31にリターンする。
【0024】以上説明したように、各データエリアDE
に計算式が入力されたときに、この計算式や該当する数
値を用いて表計算処理して表計算データメモリ33にエ
リア毎に記憶する一方、計算式や数値の更新状態を記憶
する更新フラグKFがセットされており、しかも行列ア
ドレスフラグAFがセットされているときには、登録処
理の実行時に再計算する必要のある旨の予告メッセージ
がディスプレイ10に表示されるので、表計算データの
作成時や更新時に不必要な再計算処理を極力省略して作
成作業の能率を向上できる上、表計算データの登録処理
の実行時に必要な再計算処理を実行することができる。
その結果、再計算処理した間違いのない正確な演算結果
を表計算データメモリ33に記憶させることができる。
【0025】ここで、特許請求の範囲(請求項1)に記
載した各手段と、上記実施例中の構成との対応関係につ
いて説明すると、更新状態記憶手段に相当するものは、
フラグメモリ34内の更新フラグKF及び更新状態判定
処理制御のS49であり、行列アドレス記憶手段に相当
するものは、フラグメモリ34内の行列アドレスフラグ
AF及び更新状態判定処理制御のS52であり、予告手
段に相当するものは、表計算データ確認処理制御のS6
5〜S67及び制御装置Cである。
【0026】尚、前記更新状態判定処理制御において、
読込んだ表計算データDWが「ヌルコード」以外のとき
つまり表計算データDWが更新されたときには、S53
の表計算処理を省略するように制御することも可能であ
る。尚、表計算データ作成制御のS39における表計算
データ確認処理制御は、メインメニューから項目「印
字」が選択されたときに、印字処理の実行に先立って実
行するように構成することも可能である。尚、ROM2
5に格納した表計算制御の制御プログラムは、文書作成
処理制御におけるデータ構造と異なるデータ構造で作動
する種々の表計算制御の制御ソフトであってもよい。
尚、前記フラグメモリ34に各データエリアDEに対応
させて複数の更新フラグデータを記憶するようにし、更
新状態判定処理制御のS49でセットされた更新フラグ
KFに基いて、前記表計算データ確認処理制御のS70
において、このセットされた更新フラグKFに関連する
計算式に関してのみ演算処理を実行するようにしてもよ
い。尚、表計算機能を備えた和文用ワードプロセッサな
ど、種々の文書処理装置に本発明を適用し得ることは勿
論である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る文書処理装置によれば、
更新状態記憶手段と、行列アドレス記憶手段と、予告手
段とを設け、各データエリアに計算式や数値が入力され
たときには、これらの計算式や数値を用いて表計算処理
して表計算データ記憶手段にエリア毎に記憶する一方、
計算式や数値の更新状態が発生し、しかも計算式に行列
アドレスが含まれているときには、表計算データの出力
処理の実行時に再計算する必要のある旨がディスプレイ
に表示されるので、表計算データの作成時や更新時に不
必要な再計算処理を極力省略して作成作業の能率を向上
できる上、表計算データの出力処理の実行時に必要な再
計算処理を実行することができる。
【0028】尚、前記予告手段が、表計算データについ
て、印字処理又は表計算データ記憶手段への格納処理の
実行時に再計算する必要のある旨を告知する場合(請求
項2)には、前記請求項1と同様の効果が得られる上、
再計算処理した間違いのない正確な演算結果を印字処理
でき、或いは登録処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】ワードプロセッサの斜視図である。
【図3】ワードプロセッサの制御系のブロック図であ
る。
【図4】表計算データ作成制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図5】更新状態判定処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図6】再計算処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図7】表計算データ確認処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図8】文字コード列を入力したときの表計算データ入
力画面の表示例の図である。
【図9】数値を入力したときの図8相当図である。
【図10】計算式を入力したときの図8相当図である。
【図11】文字列や数値や計算式を入力したときの図8
相当図である。
【図12】数値を更新したときの図8相当図である。
【図13】再計算を必要とする予告メッセージを表示し
た図8相当図である。
【図14】再計算処理された演算結果が表示された図8
相当図である。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 3 キーボード 10 液晶ディスプレイ 22 CPU 25 ROM 30 RAM 32 テキストメモリ 33 表計算データメモリ KF 更新フラグ AF 行列アドレスフラグ C 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号のデータ及び種々の指令を入
    力する為の入力手段と、入力された文書のデータを記憶
    する文書データメモリと、複数行・複数列からなる複数
    のデータエリアを有し各データエリアに入力された計算
    式や数値を用いて表計算処理する為の表計算制御手段で
    あって、前記文書処理装置とは異なる特有のデータ構造
    で処理する表計算制御手段と、この表計算制御手段で処
    理された表計算データを前記データエリアの対応するエ
    リア毎に記憶する表計算データ記憶手段と、表示モード
    が文書データモードのときには、前記文書データメモリ
    に記憶された文書データを表示する一方、表計算モード
    のときには前記表計算データ記憶手段に記憶された表計
    算データをディスプレイに表示する表示手段とを備えた
    文書処理装置において、 前記入力手段から入力された計算式や数値とその入力時
    における表示手段のカーソル位置に対応する表計算デー
    タ記憶手段のデータとが異なる更新状態を記憶する更新
    状態記憶手段と、 前記計算式に行と列とで指定されるデータエリアを指示
    する為の行列アドレスが含まれていることを記憶する行
    列アドレス記憶手段と、 前記表計算データの出力に関連する処理の実行時に、前
    記更新状態記憶手段と行列アドレス記憶手段の記憶状態
    を検索し、計算式に行列アドレスが含まれ且つ更新状態
    のときには、表計算データについて再計算する必要のあ
    る旨をディスプレイに表示させる予告手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記予告手段は、表計算データについ
    て、印字処理又は表計算データ記憶手段への格納処理の
    実行時に再計算する必要のある旨を告知するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
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