JPH11195080A - 表型式の情報編集体の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置、並びに表型式の情報編集体の編集方法を記憶した記録媒体 - Google Patents

表型式の情報編集体の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置、並びに表型式の情報編集体の編集方法を記憶した記録媒体

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JPH11195080A
JPH11195080A JP10000217A JP21798A JPH11195080A JP H11195080 A JPH11195080 A JP H11195080A JP 10000217 A JP10000217 A JP 10000217A JP 21798 A JP21798 A JP 21798A JP H11195080 A JPH11195080 A JP H11195080A
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JP10000217A
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English (en)
Inventor
Seiji Kishimoto
誠司 岸本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの表の中で行ごとに列の数を変えたり、
列の長さ或いはその幅を行毎に変えることができる表型
式の情報編集体の編集方法を提供する。 【解決手段】 表型式の情報編集体に於ける行と列で形
成される1つの区画を構成するセル2を少なくとも一つ
を含み、当該表型式の情報編集体1に於ける一つの行を
形成する複数個のアイテム3のそれぞれに当該各アイテ
ム固有のアイテムタイプ情報4を対応せしめておき、当
該複数個のアイテムA−1、A−2、・・・・B−1、
B−2・・・C−1、C−2・・・・群の中から所定の
アイテム3を任意に選択して、表型式の情報編集体表示
領域5の任意の部位に配置する事によって、一つの表中
に於て、互いに異なる複数種のアイテム群が混在されて
いる表型式の情報編集体6を作成する表型式の情報編集
体の編集方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表型式の情報編集
体の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置に関
し、特に詳しくは、任意の表型式に情報を編集しえる表
型式の情報編集体の編集方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の情報をデジタル情報処
理方式を使用して所定の表型式に纏めて表示する方法と
しては、EXCELを初め多くの表計算プログラムが開
発され、実用に供されている。然しながら、その多くの
ものは、表自体が、固定的なものとなっており、表自体
の外枠が規定されている状態でその内部の行或いは列の
型式を多少変更しえる程度のものに過ぎなかった。
【0003】一方、例えば、一つの表の中で列の数が異
なる様な型式の表とか形式の異なる複数の表を1つの表
にまとめて表現し編集した場合があり、例えば、テレビ
番組の時間表において、CMや本編などデータ構成の異
なる情報を時間順に一覧する必要がある場合、他の例と
して、構成の異なる会計表をマージし、構成ごと金額順
に一覧したい場合、或いは、図書館等で雑誌と単行本を
総合的に管理した場合等でその様な要求がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上述した
従来方法、例えば特開平8−235162号公報に開示
されている様な方法は、表の外枠が固定されているの
で、行方向に、セルの長さを変更する事が出来る場合が
あるが、その分、別のセルの長さが短くなってしまうと
言う問題があり、フレキシブル性が欠如しているので、
利用範囲が制限される。
【0005】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の欠点を改良し、行と列からなる表形式において、1
つの表の中で行ごとに列の数を変えたり、列の長さ或い
はその幅を行毎に変えることができる表型式の情報編集
体の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明にかかる表
型式の情報編集体の編集方法は、表型式の情報編集体に
於ける行と列で形成される1つの区画を構成するセルを
少なくとも一つを含み、当該表型式の情報編集体に於け
る一つの行を形成する複数個のアイテムのそれぞれに当
該各アイテム固有のアイテムタイプ情報を対応せしめて
おき、当該複数個のアイテム群の中から所定のアイテム
を任意に選択して、表型式の情報編集体表示領域の任意
の部位に配置する事によって、一つの表中に於て、互い
に異なる複数種のアイテム群が混在されている表型式の
情報編集体を作成する表型式の情報編集体の編集方法で
ある。
【0007】又、本発明に係る表型式の情報編集体の編
集方法の他の態様としては、例えば、アイテム群情報を
記憶した第1の記憶手段、アイテムタイプ情報を記憶し
た第2の記憶手段、及びアイテム情報を記憶した第3の
記憶手段とを使用し、当該第1の記憶手段から当該表型
式の情報編集体の一行分に相当する一つのアイテムを選
択し所定の表示領域に表示する第1の工程、当該第2の
記憶手段から当該選択されたアイテムに固有のアイテム
タイプ情報を選択し、当該選択されたアイテムに配置さ
れる個別のセルの固有の形態を決定して表示する第2の
工程、当該選択された一つの行に対応するアイテムのそ
れぞれのセルに保持させるべきアイテム情報を当該第3
の記憶手段から選択して表示させる第3の工程とから構
成されている表型式の情報編集体の編集方法である。
【0008】更に本発明に於ける第3の態様としては、
例えば、アイテム群情報を記憶した第1の記憶手段、当
該、アイテムタイプ情報を記憶した第2の記憶手段、及
び当該アイテム情報を記憶した第3の記憶手段、アイテ
ム群情報、アイテムタイプ情報及びアイテム情報の少な
くとも一つの情報を入力する情報入力手段、当該第1の
記憶手段、第2の記憶手段、及び当該第3の記憶手段か
らの各種情報を選択して所定の表型式の情報編集体を作
成する演算手段及び当該演算状態及び演算結果を表示す
る表示手段とから構成されている表型式の情報編集体の
編集装置である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る表型式の情報編集体
の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置は上記し
た技術構成を採用することから、形式の異なる複数の表
を1つの表にまとめて表現し編集することが可能とな
る。例えば、テレビ番組の時間表において、CMや本編
などデータ構成の異なる情報を時間順に一覧することが
できる。
【0010】又他の例として、構成の異なる会計表をマ
ージし、構成ごと金額順に一覧することができる。つま
り、本発明に於いては、行と列からなる表形式の情報編
集体において、1つの表の中で行毎に列の数を変えた
り、列の長さ或いは幅を行毎に変えることができるこ
と、更には、行の方向に各列つまりアイテムの幅を変化
させる事も可能となる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明に係る、表型式の情報編集体
の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置の一具体
例を図面を参照しながら詳細に説明する。即ち、図1
は、本発明に係る表型式の情報編集体の編集方法を使用
して作成された表型式の情報編集体1の一具体例の構成
を示す図であり、即ち、表型式の情報編集体に於ける行
と列で形成される1つの区画を構成するセル2を少なく
とも一つを含み、当該表型式の情報編集体1に於ける一
つの行を形成する複数個のアイテム3のそれぞれに当該
各アイテム固有のアイテムタイプ情報4を対応せしめて
おき、当該複数個のアイテムA−1、A−2、・・・・
B−1、B−2・・・C−1、C−2・・・・群の中か
ら所定のアイテム3を任意に選択して、表型式の情報編
集体表示領域5の任意の部位に配置する事によって、一
つの表中に於て、互いに異なる複数種のアイテム群が混
在されている表型式の情報編集体6を作成する表型式の
情報編集体の編集方法及び当該表型式の情報編集体の編
集方法により作成された表型式の情報編集体6が示され
ている。
【0012】本発明に於ける当該表型式の情報編集体の
編集方法に於いては、当該表型式の情報編集体1を構成
する行単位で構成されたアイテム3−1、3−2、3−
3・・・・・に関する情報と、当該アイテムを構成する
各セル部2の属性つまり、当該セルそれぞれの大きさ、
数等に関する情報と更には、各セル2のそれぞれの部分
に表示されるべき実態的なデータ、つまり文字、数字、
記号等で構成されたデータに関するアイテム情報とを互
いに独立した情報として、個別の記憶手段に格納してお
く事によって、当該各アイテム3を任意に所定の記憶手
段から選択して、当該表型式の情報編集体の編集装置に
於ける所定の表型式の情報編集体形成領域に配置せしめ
る事によって、行毎に列数つまり当該セルの配置個数を
任意に変化させた表型式の情報編集体1を容易に且つ短
時間で作成する事が可能となる。
【0013】更に、本発明に於いては、当該各アイテム
3に於けるセルそのものの大きさ、長さ、個数等も任意
に変更する事が可能である。本発明に係る当該表型式の
情報編集体1に使用されるセル2は、表型式の情報編集
体に於ける行と列で形成される1つの区画を構成するも
のであり、その大きさつまりその長さ、幅等は、任意に
定める事が可能であり、各セルの形状は、例えば、少な
くとも当該セル2の対角線上にある2つの頂点の座標値
を所定の記憶手段に記憶させておく事により、以後の演
算処理操作に使用する事が可能となる。
【0014】又、本発明に於ける当該アイテム3は、当
該表型式の情報編集体1に於ける各行に対応する部分を
構成するものであり、1つ以上のセルの集合である。更
に、当該アイテムには、当該アイテムの属性を示すアイ
テムタイプ情報4、4’、4”・・・と、当該アイテム
3に含まれる各セル2が坦持すべき個別の実データ4
0、40’、40”・・・・であるアイテム情報の2種
類が対応して準備されている。
【0015】当該アイテムタイプ情報に含まれるアイテ
ム3の属性には、セル2の個数や各セル2の長さ(つま
り列方向の幅)などからなる。一方、当該アイテムタイ
プ情報は、1つの表に1つ以上設定することができる。
又、当該アイテム情報40は、当該アイテムタイプ情報
の中の1種類のアイテムタイプを指定できる。
【0016】本発明に於ける当該アイテムタイプ情報
は、キーと1つ以上のセルタイプ情報からなる事が望ま
しい。つまり、本発明に於ける各アイテムタイプ情報4
は、キーで識別する。更に、当該セルタイプ情報として
は、データサイズの最大値とセルの表示上のサイズ、文
字や絵などのメディアの種類、反転等の選択状態に有る
か否かを占めるフォーカスの有無からなる。
【0017】一方、本発明に於けるアイテム情報40と
しては、アイテムタイプ情報4のキーと表上の行番号、
当該セルが反転されているか否かの状態を示す選択状態
など任意の状態を示すアイテムの状態、セル情報からな
るものであり、更に当該セル情報は、セルの数、セルの
内容、列番号、背景や前景や任意の状態での色などの色
情報、フォントやサイズや強調や斜体文字などの文字の
種類、選択状態など任意の状態を示すセルの状態からな
る。
【0018】尚、本発明に於いては、当該アイテム3の
情報、当該アイテムタイプ情報4及び当該アイテム情報
40の少なくとも一部の既に設定されている情報を、オ
ペレータの操作によって自由に、且つ容易に変更、訂
正、削除、追加処理する事が可能となる様に構成されて
いる事が望ましい。尚、本発明に於いては、当該アイテ
ム情報の設定と表示においては、アイテムタイプ情報に
基づいて行うものである事が好ましい。
【0019】上記した技術思想に基づいて、1つの表で
複数のアイテムタイプ情報を設定し、アイテムタイプ情
報毎にアイテム情報を設定、表示する事が可能となる。
つまり本発明に於いては、当該アイテム群3のそれぞれ
のアイテム3−1、3−2、3−3・・・・・に対応さ
れている当該固有のアイテムタイプ情報には、当該アイ
テムそれぞれの位置情報と、当該アイテムを構成するそ
れぞれのセルに関する属性情報とが含まれており、更に
は、当該属性情報には、少なくとも当該アイテムを構成
する各セル部の個数、幅に関する情報が含まれているも
のである。
【0020】即ち、本発明に於いては、例えば、図2
(A)、図2(B)及び図2(C)に示す様に、それぞ
れのアイテム3は、それぞれ個別で表型式の異なる表の
それぞれの行を形成するものである事が望ましく、従っ
て、当該1種のアイテム3群つまり3(A−1)、3
(A−2)、3(A−3)・・・は、図2(A)に示す
第1の表である表型式の情報編集体を構成するものであ
り、当該他の1種のアイテム3群つまり3(B−1)、
3(B−2)、3(B−3)・・は、図2(B)に示す
第2の表である表型式の情報編集体を構成するものであ
り、更には、当該更に他の1種のアイテム3群つまり3
(C−1)、3(C−2)、3(C−3)・・・・は、
図2(C)に示す第3の表である表型式の情報編集体を
構成するものである。
【0021】つまり、本発明に係る当該アイテム群は、
異なる表型式を構成する複数の組に区分されるものであ
る。従って、本発明に於いては、上記した互いに異なる
表型式を持つ表を構成する互いに異なるアイテム3を任
意に選択して、任意の配列順序、且つ任意の配置を指定
する事によって束ねる事により、図1に示す様な、従来
全く形成しえなかった行と列からなる表形式の情報編集
体において、1つの表の中で行毎に列の数を変えたり、
列の長さ或いは幅を行毎に変えることができ、更には、
行の方向に各列つまりアイテムの幅を変化させる事によ
って、デジタルデータ処理手段を使用して自動的に特殊
な表型式の情報編集体1を得る事が可能となる。
【0022】上記した本発明に係る当該表型式の情報編
集体の編集方法を実行する為の表型式の情報編集体の編
集装置の一具体例としては、図3のブロックダイアグラ
ムに示す様に、当該アイテム群情報を記憶した第1の記
憶手段17、当該アイテムタイプ情報を記憶した第2の
記憶手段18、及び当該アイテム情報を記憶した第3の
記憶手段19を含む記憶手段16、アイテム群情報、ア
イテムタイプ情報及びアイテム情報の少なくとも一つの
情報を入力する情報入力手段11、当該第1の記憶手1
7段、第2の記憶手段18、及び当該第3の記憶手段1
9からの各種情報を選択して所定の表型式の情報編集体
を作成する演算手段13及び当該演算状態及び演算結果
を表示する表示手段15とから構成されておい、更に当
該所定の演算プログラムに沿って上記各手段を総合的に
制御する制御手段20から構成されている表型式の情報
編集体の編集装置10が示されている。
【0023】本発明に係る当該表型式の情報編集体の編
集装置10に於ける当該演算手段13には、アイテム記
憶手段16に対して、アイテムタイプ情報の登録や削
除、およびアイテム情報の登録や削除を行うアイテム設
定手段が含まれていても良い。当該アイテム表示装置1
5は、アイテムの更新、および入力装置からの表示操作
に合わせてアイテム情報を表示する。アイテム情報の設
定と表示においては、アイテムタイプ情報に基づいて行
う。
【0024】これらにより、1つの表で複数のアイテム
タイプ情報を設定し、アイテムタイプ情報ごとにアイテ
ム情報を設定表示する。図3において、入力装置11
は、キーボードやマウスなどからなる装置であり、アイ
テム情報の入力や変更、削除、およびアイテム情報の表
示操作を行う。又、本発明に於て、当該表示装置15
は、最新のアイテム情報の表示を行う。データ記憶装置
16は、アイテム情報を記憶する。当該データ処理装置
13は、アイテム情報の処理を行う。
【0025】アイテム設定装置14は、アイテム記憶1
6に対して、アイテムタイプ情報の登録や削除、および
アイテム情報の登録や削除を行う。アイテム表示装置1
5は、アイテムの更新、および入力装置からの表示操作
に合わせてアイテム情報を表示する。外部記憶装置20
は、磁気ディスク装置や光磁気ディスク装置などであ
り、データを外部記憶し又所定のプログラムを記憶す
る。
【0026】つまり、本発明に於いては、当該アイテム
群情報、アイテムタイプ情報及びアイテム情報は、所定
の記憶手段16に格納されているものであり、上記各記
憶手段には、予め所定の表型式の情報編集体1に使用さ
れる各種の情報、データを格納させておく事も可能であ
るが、上記した様に、当該表型式の情報編集体1を形成
している途中でも、当該データ情報を加工、変更、削
除、追加等の処理を実行する事は可能である。
【0027】次に、本発明に係る表型式の情報編集体の
編集方法の具体例を図4のフローチャートを参照しなが
ら詳細に説明する。即ち、本発明に係る当該表型式の情
報編集体の編集方法に於いては、基本的には、アイテム
群情報を記憶した第1の記憶手段、アイテムタイプ情報
を記憶した第2の記憶手段、及びアイテム情報を記憶し
た第3の記憶手段とを使用し、当該第1の記憶手段から
当該表型式の情報編集体の一行分に相当する一つのアイ
テムを選択し所定の表示領域に表示する第1の工程、当
該第2の記憶手段から当該選択されたアイテムに固有の
アイテムタイプ情報を選択し、当該選択されたアイテム
に配置される個別のセルの固有の形態を決定して表示す
る第2の工程、当該選択された一つの行に対応するアイ
テムのそれぞれのセルに保持させるべきアイテム情報を
当該第3の記憶手段から選択して表示させる第3の工程
とから構成されている表型式の情報編集体の編集方法で
ある。
【0028】更に、本発明に於いては、上記した表型式
の情報編集体の編集方法に於て、当該表型式の情報編集
体を外部の記録手段に記録する第4の工程が更に付加さ
れている事が望ましい。本発明に於けるより詳細な表型
式の情報編集体の編集方法の処理操作手順の例を説明す
るならば、図4に於て、スタート後、ステップ(1)に
於て、図2に示す各表群のそれぞれを構成するアイテム
の一つを任意に選択する。
【0029】本具体例に於いては、図2に示す3種類の
表1、表2及び表3を使用し、当該各表群の中から、任
意のアイテム3を一つ選択する。本例では、先ず表1か
らアイテム3(A−1)を当該第1の記憶手段17から
選択し、その情報を表示手段に表示されている当該表型
式の情報編集体1形成領域の任意の位置に配置する。
【0030】係る段階では、選択されたアイテム3(A
−1)の外枠のみが、表示されている事になる。係る場
合に、ステップ(2)に於て、アイテムを当該表示手段
の画面上に表示可能か否が判断される。つまり、当該表
型式の情報編集体の編集方法を実行中に、当該表型式の
情報編集体1の大きさが、表示手段の表示画面をオーバ
ーする事もありうるので、その場合には、表示しなくと
もよいものは、表示せず後で確認するか、別のステップ
で再度実行する事が出来る。
【0031】通常の場合は、画面上に表示してその状態
を確認する事が望ましい。従って、ステップ(2)はス
キップする様に構成されていても良い。次いでステップ
(3)に進み、当該選択されたアイテム3(A−1)に
固有のアイテムタイプ情報を当該第2の記憶手段18か
ら選択する。次いでステップ(4)に於て、上記した表
示画面上の表示領域をクリアする処理を行う事が望まし
い。
【0032】係る処理は、当該表示画面上の表示領域に
既に表示されている以前に使用した表型式の情報編集体
の情報が残っている場合、その情報の上に上書きする事
も可能であるが、好ましくは、クリアされている状態に
於て処理が行われる事が望ましい。従って、当該ステッ
プ(4)は任意であり、スキップする事も可能である。
【0033】次にステップ(5)に進んで、当該選択し
た所定のアイテム3(A−1)に対応するアイテムタイ
プ情報に基づいて、先ず第1番目のセル2を選択し、当
該セル情報に基づいて、第1番目のセルの構成、形状を
決定して、画面上に表示する。従って、この段階で、図
1に於けるアイテム3(A−1)の第1番目のセル20
が形成され、同時にその状態が表示手段に表示される。
【0034】次いで、ステップ(6)に進み、当該セル
20が選択状態か否かが判断される。つまり、当該選択
されたセル20が、反転状態を指示されているか否かを
判断し、YESであれば、ステップ(10)に進んで、
当該選択されている選択色の背景を当該セル20に対し
て表示し、ステップ(11)に於て、当該第3の記憶手
段19に格納されている当該セル20に格納すべき予め
定められたデータ、情報Aを選択して、ステップ(1
2)に於て、その情報Aを図1に示す様に、上記選択さ
れた色を使用して当該セル20内に記入し且つそれを表
示する。
【0035】当該ステップ(6)に於てその判断がNO
である場合には、ステップ(7)に進んで、当該アイテ
ムタイプ情報により指示されている色を使用した背景で
当該セル20を表示し、ステップ(8)に於て、当該第
3の記憶手段19に格納されている当該セル20に格納
すべき予め定められたデータ、情報Aを選択して、ステ
ップ(9)に於て、その情報Aを図1に示す様に、上記
選択された色を使用して当該セル20内に記入し且つそ
れを表示する。
【0036】その後ステップ(13)に於て、当該セル
番号が、当該アイテムに於ける最後のセルか否かが判断
され、NOである場合には、ステップ(14)に進ん
で、セルの数Nを1だけ歩進(N+1)させた後、ステ
ップ(5)に戻って、上記した各工程が繰り返される。
つまり、次のステップ(5)では、上記アイテム3(A
−1)の第2番目のセル21が選択され、上記の操作が
繰り返されて図1に示す様にデータBを含むセル21が
形成される事になる。
【0037】その後ステップ(14)に於て、現在選択
されているアイテム3(A−1)の全てのセル2(N
個)が処理されたと判断された場合には、ステップ(1
5)に進み、選択されるべきアイテムの番号(M)は最
後か否かが判断される。つまり、本発明の具体例に於い
ては、図2に示す様に3種の表が使用されることになっ
ており、各表がそれぞれ4個のアイテムを持っているの
で、合計12個のアイテムが使用される可能性がある。
【0038】場合によっては、所定のアイテムを繰り返
し使用する事も可能であり、又使用しないアイテムが存
在する事もあり得る。従って、予め定められた使用すべ
きアイテムの数Mを所定の記憶手段に記憶させておく事
が望ましい。そして、ステップ(15)で選択されるべ
きアイテムの番号(M)は最後でないと判断された場合
には、ステップ(16)に進んで、当該アイテムの番号
Mを1だけ歩進(M+1)させた後、ステップ(1)に
戻って、上記した各工程が繰り返される。
【0039】この工程では、第2番目(M=2)のアイ
テムとして、表2の第1の行に於けるアイテム3(B−
1)が選択される事になり、以下図1に例示する様な順
番でそれぞれの表1〜3からそれぞれのアイテムが選択
される。尚、図1に於ける3(X−1)のアイテムは、
図示されていない別の表から特に選択されたものであっ
てもよく、又既に選択されているアイテムの何れかから
変更操作によって作成したもので有っても良い。
【0040】ステップ(15)に於て、選択されるべき
アイテムの番号(M)は最後であると判断された場合に
は、ステップ(17)に進んで当該表型式の情報編集体
1を所定の外部若しくは内部の記憶手段に記憶させ、必
要に応じて印刷若しくは画像表示した後エンドとなる。
尚、本発明に於て、ステップ(1)に於て、選択された
所定のアイテムを当該表示領域に配置するに際しては、
特に、左端乃至右端の揃える様に配置する事は必須では
なく、任意の位置に配置する事が可能である。
【0041】本発明の於ける具体例に於いては、システ
ム起動時にすでにアイテムタイプ情報およびアイテム情
報がある場合には、情報を設定する。それ以降は、入力
装置からの操作指示に従って動作させる。操作指示に
は、アイテムタイプの設定、アイテムの設定、セルの設
定、アイテム表示方法の変更、外部記憶装置への入出力
がある。アイテム表示方法の変更には、表示位置のスク
ロールや選択位置の変更などがある。アイテム情報やセ
ル情報を設定した場合には、設定した後にアイテムを再
表示する。
【0042】更に、本発明に於いては、設定されたアイ
テムに於ける特定のセルにおいて、予め定められたデー
タ、情報を書き込む際に、セルのサイズとの関係で、当
該データ等が完全に表示しえない場合には、当該情報の
文字サイズを縮小するか、当該情報の一部のみを表示す
るか、選択することも可能な様に構成する事がのぞまし
く、又、逆に設定されたアイテムに於ける特定のセルの
サイズが、予め定められたデータ、情報に比べて大きす
ぎる場合には、当該データ、情報等を当該セルの中央に
表示する様にする事も可能である。
【0043】又、本発明に係る他の態様としては、アイ
テム群情報を記憶した第1の記憶手段、アイテムタイプ
情報を記憶した第2の記憶手段、及びアイテム情報を記
憶した第3の記憶手段とを使用し、当該第1の記憶手段
から当該表型式の情報編集体の一行分に相当する一つの
アイテムを選択し所定の表示領域に表示する第1の工
程、当該第2の記憶手段から当該選択されたアイテムに
固有のアイテムタイプ情報を選択し、当該選択されたア
イテムに配置される個別のセルの固有の形態を決定して
表示する第2の工程、当該選択された一つの行に対応す
るアイテムのそれぞれのセルに保持させるべきアイテム
情報を当該第3の記憶手段から選択して表示させる第3
の工程とから構成されている表型式の情報編集体の編集
方法をコンピュータに実行させる為のプログラムを格納
した記録媒体である。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る表型式の情報編集体の編集
方法及び表型式の情報編集体の編集装置は、上記した様
な技術構成を採用しているので、形式(列の数や意味)
の異なる複数の表を1つの表にまとめて表現し編集する
ことが可能となる。例えば、テレビ番組の時間表におい
て、CMや本編などデータ構成の異なる情報を時間順に
一覧することができる。他の例として、構成の異なる会
計表をマージし、構成ごと金額順に一覧することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る表型式の情報編集体の編
集方法によって形成した表型式の情報編集体の一具体例
の構成を示す図である。
【図2】図2(A)から図2(D)は、本発明に於いて
使用しうる予め定められた表型式の例を示す図である。
【図3】図3は、本発明に係る表型式の情報編集体の編
集装置の一具体例の構成を示すブロックダイアグラムで
ある。
【図4】図4は、本発明に係る表型式の情報編集体の編
集方法を実施する場合の操作手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…表型式の情報編集体 2…セル部 3…アイテム 4…アイテムタイプ情報 5…情報編集体表示領域 10…表型式の情報編集体の編集装置 11…入力手段 13…データ処理装置 14…アイテム設定装置 15…表示装置 16…記憶手段 17…第1の記憶手段 18…第2の記憶手段 19…第3の記憶手段 20…外部記憶装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表型式の情報編集体に於ける行と列で形
    成される1つの区画を構成するセルを少なくとも一つを
    含み、当該表型式の情報編集体に於ける一つの行を形成
    する複数個のアイテムのそれぞれに当該各アイテム固有
    のアイテムタイプ情報を対応せしめておき、当該複数個
    のアイテム群の中から所定のアイテムを任意に選択し
    て、表型式の情報編集体表示領域の任意の部位に配置す
    る事によって、一つの表中に於て、互いに異なる複数種
    のアイテム群が混在されている表型式の情報編集体を作
    成する事を特徴とする表型式の情報編集体の編集方法。
  2. 【請求項2】 当該アイテム群のそれぞれのアイテムに
    対応されている当該固有のアイテムタイプ情報には、当
    該アイテムそれぞれの位置情報と、当該アイテムを構成
    するそれぞれのセルに関する属性情報とが含まれている
    事を特徴とする請求項1記載の表型式の情報編集体の編
    集方法。
  3. 【請求項3】 当該属性情報には、少なくとも当該アイ
    テムを構成する各セル部の個数、幅に関する情報が含ま
    れている事を特徴とする請求項2記載の表型式の情報編
    集体の編集方法。
  4. 【請求項4】 当該一つのアイテムを構成するセルの
    数、各セルの長さ或いはセルの幅の少なくとも一つは他
    のアイテムを構成するセルの数、各セルの長さ或いはセ
    ルの幅の何れかと互いに異なっている事を特徴とする請
    求項1乃至3の何れかに記載の表型式の情報編集体の編
    集方法。
  5. 【請求項5】 当該アイテムを構成するそれぞれにセル
    部に対応して当該セル部に含まれる固有のデータを示す
    アイテム情報が設けられている事を特徴とする請求項1
    乃至4の何れかに記載の表型式の情報編集体の編集方
    法。
  6. 【請求項6】 当該アイテムタイプ情報及びアイテム情
    報の少なくとも一方は、任意に変更可能である事を特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載の表型式の情報編
    集体の編集方法。
  7. 【請求項7】 当該アイテム群は、異なる表型式を構成
    する複数の組に区分されるものである事を特徴とする請
    求項1乃至6の何れかに記載の表型式の情報編集体の編
    集方法。
  8. 【請求項8】 当該アイテム群情報、アイテムタイプ情
    報及びアイテム情報は、所定の記憶手段に格納されてい
    る事を特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の表型
    式の情報編集体の編集方法。
  9. 【請求項9】 アイテム群情報を記憶した第1の記憶手
    段、アイテムタイプ情報を記憶した第2の記憶手段、及
    びアイテム情報を記憶した第3の記憶手段とを使用し、
    当該第1の記憶手段から当該表型式の情報編集体の一行
    分に相当する一つのアイテムを選択し所定の表示領域に
    表示する第1の工程、当該第2の記憶手段から当該選択
    されたアイテムに固有のアイテムタイプ情報を選択し、
    当該選択されたアイテムに配置される個別のセルの固有
    の形態を決定して表示する第2の工程、当該選択された
    一つの行に対応するアイテムのそれぞれのセルに保持さ
    せるべきアイテム情報を当該第3の記憶手段から選択し
    て表示させる第3の工程とから構成されている事を特徴
    とする表型式の情報編集体の編集方法。
  10. 【請求項10】 当該表型式の情報編集体を外部の記録
    手段に記録する第4の工程が更に付加されている事を特
    徴とする請求項9記載の表型式の情報編集体の編集方
    法。
  11. 【請求項11】 アイテム群情報を記憶した第1の記憶
    手段、当該、アイテムタイプ情報を記憶した第2の記憶
    手段、及び当該アイテム情報を記憶した第3の記憶手
    段、アイテム群情報、アイテムタイプ情報及びアイテム
    情報の少なくとも一つの情報を入力する情報入力手段、
    当該第1の記憶手段、第2の記憶手段、及び当該第3の
    記憶手段からの各種情報を選択して所定の表型式の情報
    編集体を作成する演算手段及び当該演算状態及び演算結
    果を表示する表示手段とから構成されている事を特徴と
    する表型式の情報編集体の編集装置。
  12. 【請求項12】 アイテム群情報を記憶した第1の記憶
    手段、アイテムタイプ情報を記憶した第2の記憶手段、
    及びアイテム情報を記憶した第3の記憶手段とを使用
    し、当該第1の記憶手段から当該表型式の情報編集体の
    一行分に相当する一つのアイテムを選択し所定の表示領
    域に表示する第1の工程、当該第2の記憶手段から当該
    選択されたアイテムに固有のアイテムタイプ情報を選択
    し、当該選択されたアイテムに配置される個別のセルの
    固有の形態を決定して表示する第2の工程、当該選択さ
    れた一つの行に対応するアイテムのそれぞれのセルに保
    持させるべきアイテム情報を当該第3の記憶手段から選
    択して表示させる第3の工程とから構成されている表型
    式の情報編集体の編集方法をコンピュータに実行させる
    為のプログラムを格納した記録媒体。
JP10000217A 1998-01-05 1998-01-05 表型式の情報編集体の編集方法及び表型式の情報編集体の編集装置、並びに表型式の情報編集体の編集方法を記憶した記録媒体 Pending JPH11195080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009001462A1 (ja) * 2007-06-28 2008-12-31 Fujitsu Limited スプレッドシート生成プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、スプレッドシート生成装置、およびスプレッドシート生成方法
JP2010140122A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Fujitsu Ltd スプレッドシート生成プログラム,スプレッドシート生成装置,およびスプレッドシート生成方法

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WO2009001462A1 (ja) * 2007-06-28 2008-12-31 Fujitsu Limited スプレッドシート生成プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、スプレッドシート生成装置、およびスプレッドシート生成方法
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