JP2001063989A - 産業車両におけるマスト傾動速度制御装置 - Google Patents
産業車両におけるマスト傾動速度制御装置Info
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Abstract
さが考慮された最適なティルト速度に制御する。 【解決手段】 マスト1を傾動させるティルトシリンダ
2への作動油を送る油圧ポンプは荷役モータ(電動モー
タ)17により駆動され、マスト1のティルト速度は荷
役モータ17の回転速度により決まる。揚高センサ5は
フォーク4の揚高が低揚高か高揚高かを検出する。RO
M52には予め低揚高・高揚高別にトルク−回転数特性
を示すマップ線(マップデータ)が記憶されている。テ
ィルトレバー6が操作され、各検知スイッチ9,10の
いずれかがオンすると、CPU51は、揚高センサ5の
検出揚高に応じたマップ線を選択し、そのマップ線に応
じた指令信号を荷役モータ駆動回路57に出力する。荷
役モータ17は揚高から決まるトルク−回転数特性が得
られるように制御される。荷役モータ17は積荷重量
(荷重)が重いときほど負荷によって回転速度が遅くな
る。
Description
機器を昇降移動させるマストが傾動可能に装備され、マ
ストを傾動するティルトシリンダへの作動油の供給流量
が電動モータにより制御される産業車両におけるマスト
の傾動速度制御装置に関するものである。
においては、マストはリフトレバーの操作に基づくリフ
トシリンダの駆動により伸縮し、マストの伸縮に伴って
フォークが昇降する。また、荷役作業を容易にするため
及びフォークリフトの走行中の安定性を良くするため、
マストはティルトレバーの操作に基づくティルトシリン
ダの駆動により前後に傾動するようになっている。
クリフトの後輪の浮き上がり(即ち車両の前後方向の不
安定状態)の発生を防止する必要があった。このための
対策として、例えば特開平7−61792号公報に開示
された装置では、エンジン式フォークリフトにおいて、
ティルトシリンダの油路上に設けたマストの傾動操作を
行うための電磁制御弁の開度を、作業者によるティルト
レバーの操作に独立してコントローラに制御させ、マス
トの傾動速度制御を行っている。この装置では、荷の荷
重が所定値を超え且つ荷役機器の揚高高さが所定値を超
えた場合のみ、電磁制御弁の開度を所定の値に制御し、
マストの傾動速度を低速にしている。この装置は、マス
トの前傾速度が速すぎて前方に転倒することがないよう
になされたものであった。
リンダ及びティルトシリンダを駆動するための荷役系油
圧回路に作動油を送る荷役ポンプは電動モータ(荷役モ
ータ)により駆動されるようになっている。そして、リ
フトレバーが上昇側へ操作されるか、ティルトレバーが
操作されたときに、電動モータが回転駆動され、リフト
シリンダやティルトシリンダへその駆動のための作動油
が供給されるようになっている。
7−61792号公報に開示された装置では、荷の荷重
が所定値を超え且つ荷役機器の揚高高さが所定値を超え
た場合のみ、マストの傾動速度を2段階に変えている。
高速用と低速用の二段階の制御であったため、おおまか
なティルト速度制御しかできなかった。そのため、揚高
と荷重とから2段階でティルト速度を変えただけでは、
マストのティルト速度を不要に低速にしてマストの作業
能力を低下させたり、逆に、マストの作業能力を優先し
てティルト速度が不具合を回避できないほどに速くなる
場合が起こり得た。
と荷重のうち少なくとも一方を連続的に検出し、マスト
の重心高さの連続変化に応じてマストのティルト速度を
連続変化させるように制御し、より細かくティルト速度
を制御すればよい。しかし、揚高と荷重の少なくとも一
方を連続検出し、その連続的な検出値に応じて電磁制御
弁の開度を連続変化させる制御が必要となる。そのた
め、制御がかなり複雑な装置になるという問題があっ
た。
あるため、揚高センサと荷重センサの2つを必ず設けな
ければならず、またこの装置をバッテリ式フォークリフ
トに新たに装備する場合、電磁制御弁を追加するなどハ
ード上の設計変更も必要となり、制御および構造のうえ
でかなり複雑な設計変更が必要になるという問題があっ
た。
されたものであって、その目的は、簡単な制御によって
荷重と揚高高さが考慮された最適なティルト速度にマス
トを制御することができる産業車両におけるマスト傾動
速度制御装置を提供することにある。
に請求項1に記載の発明では、車体に傾動可能に支持さ
れたマストと、前記マストを前後に傾動させるために該
マストと前記車体と間に設けられた油圧シリンダと、前
記油圧シリンダの油路上に設けられた油圧ポンプを駆動
する電動モータと、前記マストに昇降可能に支持され荷
を積載する荷役機器とを備えた産業車両において、前記
マストを傾動させるために操作する操作手段と、前記操
作手段が操作されたことを検出する操作検知手段と、前
記荷役機器の揚高を検出する揚高検出手段と、前記操作
検知手段から操作手段が操作された検知信号を入力する
と、前記揚高検出手段により検出された揚高に基づき高
揚高ほど低回転数となる設定で前記電動モータを制御す
る制御手段とを備えている。
めに操作される操作手段が操作されたことが操作検知手
段からの検知信号により検知すると、制御手段は、揚高
検出手段により検出された揚高に基づき高揚高ほど低回
転数となる設定で電動モータを制御する。マストの傾動
速度は油圧シリンダに送られる作動油の流量を決める電
動モータの回転数(回転速度)によって決まるため、荷
役機器の揚高が高いときほどマストは低速で傾動するこ
とになる。また、荷役機器に積載された荷の荷重によっ
て電動モータにかかる負荷が変わるため、電動モータの
回転速度(回転数)は荷重が重いときほど遅くなる。そ
の結果、マストの傾動速度は揚高が同じであっても荷重
が重いときほど低速となる。このため、例えば高揚高か
つ高荷重であってマスト重心が高いときにはマストは低
速(例えば通常速度より低速)で傾動し、マスト重心が
低いときにはマストは高速(例えば通常速度)で傾動す
る。
の発明において、前記制御手段は、前記操作手段が前傾
側に操作されるか、後傾側に操作されるかのいずれかの
操作が前記操作検知手段により検知されたとき、前記揚
高検出手段により検出された揚高に基づき高揚高ほど低
回転数となる設定で前記電動モータを制御することを要
旨とする。
に加え、制御手段は、操作手段が前傾側に操作される
か、後傾側に操作されるかすると、揚高検出手段により
検出された揚高に基づき高揚高ほど低回転数となる設定
で電動モータを制御する。従って、例えば高揚高かつ高
荷重であってマスト重心が高い状態にあるときは、マス
トが前傾するときにはその前傾速度が規制され、マスト
が後傾するときにはその後傾速度が規制される。
に記載の発明において、前記制御手段は、前記電動モー
タを制御するための特性データとして、トルク−回転数
特性設定データを揚高の高さ別に複数種記憶し、その特
性設定データの中から前記揚高検出手段の検出揚高に応
じた一つを選択し、その選択した特性設定データに基づ
き前記電動モータを制御することを要旨とする。
の作用に加え、制御手段は、揚高の高さ別に複数種記憶
する電動モータのトルク−回転数特性設定データの中か
ら揚高検出手段の検出揚高に応じた一つを選択し、その
選択した特性設定データに基づき電動モータを制御す
る。電動モータにかかる負荷は荷役機器に積載された荷
の重量(荷重)によって変わる。このため、荷重が重い
ときは電動モータの回転速度が遅くなり、荷重が軽いと
きは電動モータの回転速度が速くなる。その結果、マス
トの傾動速度は揚高が同じであっても荷重が重いときほ
ど低速となる。
の発明において、前記トルク−回転数特性設定データ
は、前記操作手段の操作方向の区別と揚高との2つを少
なくともパラメータとする各組合せ毎に複数種設定され
ており、前記制御手段は前記操作検知手段及び揚高検出
手段によりそれぞれ検出される前記操作方向の区別と揚
高とを少なくともパラメータとして決まるトルク−回転
数特性設定データに基づき前記電動モータを制御するこ
とを要旨とする。
に加え、制御手段は、操作検知手段及び揚高検出手段に
よりそれぞれ検出される操作方向の区別と揚高との2つ
を少なくともパラメータとして選択されるトルク−回転
数特性設定データに基づき電動モータを制御する。この
ため、マストの重心位置が高いときほどマストの傾動速
度が遅く規制されるとともに、マストの前傾速度と後傾
速度の最適化も同じ一つの制御上でなされる。
形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、フォー
クリフトのマスト傾動制御装置の電気的構成を示す。
トの車体の前部に立設され、車体に対して傾動可能に支
持されたマスト1は、マスト1と車体との間に介装され
た油圧シリンダとしてのティルトシリンダ2が伸縮駆動
されることにより前後に傾動(ティルト)するようにな
っている。
付けられたアウタマスト1aとインナマスト1bから構
成される。アウタマスト1aに配設されたリフトシリン
ダ3が伸縮駆動されてインナマスト1bがアウタマスト
1aに対して上下に移動することにより、アウタマスト
1aに一端が固定された状態でインナマスト1bの上端
部(プーリ)を経由するように掛装されたチェーンに吊
下されたリフトブラケット(いずれも図示せず)と共
に、荷役機器としてのフォーク4がマスト1に沿って昇
降するようになっている。なお、ティルトシリンダ2は
その本体基端部が車体に取付けられた状態で、ピストン
ロッド2aの先端部がアウタマスト1aの側部に連結さ
れた状態にある。
手段としての揚高センサ5が設けられている。揚高セン
サ5はインナマスト1bの昇降経路上へ水平に突出する
復帰位置に付勢された回動可能な検知レバー5aを有
し、検知レバー5aがインナマスト1bの下端に押下さ
れて下方へ回動する低揚高位置と、インナマスト1bの
下端に押下されなくなって復帰位置にある高揚高位置と
の2種類の揚高を検出する。つまり、揚高センサ5はフ
ォーク4が所定高さ以上にある高揚高のときにオンし、
フォーク4が所定高さ未満の低揚高にあるときにオフす
る。
転室に設けられた操作手段としてのティルトレバー6
は、油圧系のコントロールバルブ7と操作力伝達機構
(リンク機構)8を介して作動連結されている。操作力
伝達機構8の近傍にはティルトレバー6の前傾側の操作
(以下、前傾操作という)を検知する前傾検知スイッチ
9と、ティルトレバー6の後傾側の操作(以下、後傾操
作という)を検知する後傾検知スイッチ10とが配設さ
れている。前傾検知スイッチ9はティルトレバー6を前
傾操作したときにオンし、後傾検知スイッチ10はティ
ルトレバー6を後傾操作したときにオンする。また、テ
ィルトレバー6が中立位置にあるときには両スイッチ
9,10は共にオフする。なお、操作検知手段は、前傾
検知スイッチ9及び後傾検知スイッチ10により構成さ
れる。
部の油圧を検出するための荷重センサ(圧力センサ)1
1が設けられている。荷重センサ11はフォーク4に積
載された荷の重量(荷重)を検出するためのものであっ
て、荷重に応じた検出信号を出力する。なお、荷重セン
サ11は本実施形態ではティルト速度制御には使用され
ない。
テリ12は、制御手段としてのコントローラ13と電気
的に接続されている。バッテリ12とコントローラ13
とを接続する配線14上にはキースイッチ15が設けら
れ、キースイッチ15がオンされるとコントローラ13
等に電力が供給されるようになっている。また、ティル
トシリンダ2およびリフトシリンダ3を油圧制御するた
めにフォークリフトに装備された荷役系の油圧回路で作
動油供給源となる油圧ポンプとしての荷役ポンプ16
(図2に示す)は、車体内部に配設された電動モータと
しての荷役モータ17により駆動される。この荷役モー
タ17はコントローラ13により駆動制御される。本実
施形態では荷役モータ17は三相交流誘導モータからな
る。コントローラ13を含む電気系構成を詳述する前
に、ここでまず荷役系の油圧回路構成について説明す
る。
系の油圧回路を示す。ティルトシリンダ2およびリフト
シリンダ3に供給するための作動油をオイルタンク20
から汲み上げて吐出する荷役ポンプ16は、荷役モータ
17により駆動される。荷役ポンプ16から吐出された
作動油(圧油)が通る作動油供給管路21は、オイルタ
ンク20に戻る経路をとる戻り管路22に接続されてい
る。この作動油供給管路21上にはリフト用制御弁23
とティルト用制御弁24とが直列に配設されている。
弁であり、そのスプールはリフトレバー18に機械的に
作動連結されている。リフトレバー18を上昇・中立・
下降の操作をすることによりリフト用制御弁23はa,
b,cの3位置に手動で切換可能となっている。
21から分岐した分岐管路21aと、前記戻り管路22
と、リフトシリンダ3に接続された管路25とが接続さ
れている。リフト用制御弁23がa位置(上昇位置)に
切換えられると、分岐管路21aと管路25とが連通し
て作動油が供給されてリフトシリンダ3が伸長する。ま
た、リフト用制御弁23がc位置(下降位置)に切換え
られると、管路25と戻り管路22とが連通して作動油
が管路25,22を通ってオイルタンク20に排出さ
れ、リフトシリンダ3が収縮するようになっている。さ
らに、リフト用制御弁23がb位置(中立位置)にある
状態では、管路25が各管路21a,22と遮断され、
リフトシリンダ3のピストンロッド3aが所定の突出量
に保持される。なお、c位置では、ボトム室3bの作動
油はピストンロッド3aに働く荷重圧により排出され
る。
換弁であり、そのスプールはティルトレバー6に機械的
に作動連結されている。ティルトレバー6を前傾・中立
・後傾の操作をすることによりティルト用制御弁24が
a,b,cの3つ位置に手動で切換可能となっている。
ティルト用制御弁24には、作動油供給管路21から分
岐した分岐管路21bと、戻り管路22に繋がる排出管
路26と、ティルトシリンダ2のロッド室2bに繋がる
管路27と、ボトム室2cに繋がる管路28とが接続さ
れている。
置)に切換えられると、管路21b,28が連通して作
動油がボトム室2cに送られるとともに、管路27,2
6が連通してロッド室2bの作動油が管路27,26,
22を通ってオイルタンク20に排出され、ティルトシ
リンダ2が伸長する。また、ティルト用制御弁24がc
位置(後傾位置)に切換えられると、管路21b,27
が連通して作動油がロッド室2bに送られるとともに、
管路28,26が連通してボトム室2cの作動油が管路
28,26,22を通ってオイルタンク20に排出さ
れ、ティルトシリンダ2が収縮するようになっている。
また、ティルト用制御弁24がb位置(中立位置)にあ
るときには、各管路27,28が管路21b,26と遮
断され、ティルトシリンダ2のピストンロッド2aが所
定の突出量に保持されるようになっている。ティルト用
制御弁24の開度はティルトレバー6の操作量に応じて
決まるため、荷役モータ17の回転速度(回転数)が一
定であれば、マスト1はティルトレバー6の操作量に応
じてたティルト速度で傾動する。
1と戻り管路22とを接続する管路29上に設けられ、
リリーフ弁32がリフト用制御弁23と戻り管路22と
を繋ぐ管路30上に設けられている。管路30は、リフ
ト用制御弁23が作動油供給管路21を遮断しないb位
置(中立位置)またはc位置(下降位置)にあるとき
に、管路29から分離する管路29aと連通するように
なっている。
作動油供給管路21を遮断するa位置(上昇位置)に切
換えられた状態において、リフト系の油路を流れる圧油
がリフト設定圧となるように作動油を逃がすためのもの
である。また、リリーフ弁32は、ティルト用制御弁2
4が作動油供給管路21を遮断するc位置(後傾位置)
に切換えられた状態において、ティルト系の油路を流れ
る圧油がティルト設定圧となるように作動油を逃がすた
めのものである。また、チェック弁33,34は作動油
の逆流を阻止するため、フィルタ35は油中のゴミを除
去するためにそれぞれ設けている。
構成の詳細を説明する。図1に示すように、コントロー
ラ13は、マイクロコンピュータを構成する中央処理装
置(CPUボード)(以下CPUという)51、読み出
し専用メモリ(ROM)52および読出し書替え可能な
メモリ(RAM)53と、入力フィルタ54と、アナロ
グデジタル変換回路(A/D変換回路)55と、電源回
路56と、荷役モータ駆動回路57とを内蔵している。
CPU51は入力ポート58と出力ポート59とを備え
る。CPU51はバッテリ12と電源回路56を介して
接続されており、バッテリ電圧が電源回路56により降
圧された所定駆動電圧がCPU51に印加される。
後傾検知スイッチ10は、入力フィルタ54を介してC
PU51の入力ポート58に接続されている。また、荷
重センサ11は、A/D変換器55を介してCPU51
の入力ポート58に接続されている。
出力ポート61に接続されるとともにバッテリ12と接
続されている。荷役モータ駆動回路57は直流を交流に
変換するDC/ACコンバータを内蔵し、バッテリ12
から給電される直流から三相交流を生成する。CPU5
1は、荷役モータ17を制御するための指令信号を荷役
モータ駆動回路57に出力し、荷役モータ駆動回路57
はその指令信号に基づいて荷役モータ17に出力する三
相交流の電流値と周波数を制御する。荷役モータ17は
その回転数(回転速度)を検出するための回転数センサ
(例えばロータリエンコーダ)(図示せず)を内蔵する
ものであって、その回転数信号をCPU51に出力する
ようになっている。CPU51は荷役モータ17から入
力した回転数信号に基づいて荷役モータ17をフィード
バック制御する。
ムおよびこのプログラムを実行する際に使用するデータ
として図3に示すマップM1が記憶されている。マップ
M1には4種類のマップ線FL,FH,RL,RHが用
意されている。この4種類のマップ線FL,FH,R
L,RHは、各検知スイッチ9,10からのオン・オフ
信号に基づき判別されるティルトレバー6の前傾操作と
後傾操作の区別と、揚高センサ5からのオン・オフ信号
に基づき判別される低揚高と高揚高との4種類の組合
せ、すなわち(前傾,低揚高)、(前傾,高揚高)、
(後傾,低揚高)、(後傾,高揚高)の4種類に対応づ
けられたものである。つまり(前傾,低揚高)の組合せ
のときにはマップ線FLが採用され、(前傾,高揚高)
の組合せのときにはマップ線FHが採用される。また
(後傾,低揚高)の組合せのときにはマップ線RLが採
用され、(後傾,高揚高)の組合せのときにはマップ線
RHが採用される。
は、モータ回転数NとモータトルクTとの関係で示され
た4種類のモータ特性を決めるもので、モータ回転数N
の上昇に連れてモータトルクTが減少するある勾配の傾
きをもつような設定がなされている。そして、前傾時と
後傾時共に、高揚高のときほど、同じモータ回転数Nが
得られるときのモータトルクTが小さくなる側へシフト
する設定となっている。その設定は、ティルトレバー6
が最大操作量で操作されたときに低揚高のときと高揚高
のときとでフォーク4上の荷の移動速度がほぼ同じにな
るように設定されている。
速度制御装置の作用を説明する。キースイッチ15がオ
ンされると、フォークリフトは運転状態となる。フォー
クリフトが運転状態にあってもリフトレバー18が上昇
側に操作されるか、ティルトレバー6が操作されない限
り荷役モータ17は回転駆動されない。ティルトレバー
6が操作されたことが検知されると、コントローラ13
内のCPU51は荷役モータ駆動回路57に指令信号を
出力し、荷役モータ17の駆動を開始させる。つまり前
傾検知スイッチ9と後傾検知スイッチ10のいずれかが
オンすると、CPU51は、揚高センサ5からの入力信
号からフォーク4の揚高を判別し、ティルトレバー6の
操作方向と揚高との2つをパラメータとしてROM52
に記憶された図3に示すマップM1を参照し、このマッ
プM1の中から1つのマップ線を選択する。
(前傾,低揚高)のときにはマップ線FLが選択され、
(前傾,高揚高)のときにはマップ線FLよりも低回転
数設定のマップ線FHが選択される。また2つのパラメ
ータの組合せが(後傾,低揚高)のときにはマップ線R
Lが選択され、(後傾,高揚高)のときにはマップ線R
Lよりも低回転数設定のマップ線RHが選択される。
と、荷役モータ17から入力する回転数信号に基づいて
そのマップ線を参照してその時の回転数に応じたモータ
トルクTを求め、それを指令信号として荷役モータ駆動
回路57に出力する。荷役モータ駆動回路57はCPU
51から入力した指令信号に基づいて荷役モータ17に
出力する三相交流の電流値および周波数を制御する。そ
の結果、荷役モータ17は選択されたマップ線に応じた
トルク−回転数特性が得られるように駆動制御される。
(荷重)が重い高荷重のときと、荷重が軽い低荷重のと
きとでは、荷役モータ17にかかる負荷が異なるので、
荷役モータ17の回転数が荷重の大小によって変化す
る。そのため、同じマップ線が選択され使用されるトル
ク−回転数特性が同一であっても、その特性ライン(マ
ップ線)上で使用される回転数域が荷重に応じて変化す
る。例えば高荷重のときには荷役モータ17にかかる負
荷が大きいため、相対的に低回転数域で駆動され、マス
ト1のティルト速度が相対的に低速となる。また、低荷
重のときには荷役モータ17にかかる負荷が小さいた
め、荷役モータ17は相対的に高回転数域で駆動され
る。
(荷重)を検出した検出荷重を荷役モータ17の制御の
ためのパラメータとして使用しておらず、荷重値を全く
考慮していない制御ではあるが、マスト1のティルト速
度は同じ揚高であっても荷重が重いほど遅くなる。この
ため、マスト重心位置を決める揚高と荷重の2要因のう
ち揚高のみをパラメータとして採用し、しかもその揚高
について2段階をみるだけではあるが、高荷重であると
きほどティルト速度が遅くなることにより、マスト重心
位置が高いときほどティルト速度が遅くなる。よって、
マスト1はその重心高さに応じたほぼ最適なティルト速
度で傾動する。その結果、マスト1の前傾を止めたとき
にその慣性によって後輪が浮き上がる不具合や、マスト
1が後傾エンドに達したときに大きな衝撃が発生する不
具合、さらにこれらの不具合を解消するために不要にテ
ィルト速度が遅くなり荷役作業性が損なわれる不具合が
起き難くなる。
の効果が得られる。 (1)高揚高ほど低回転数となるように2段階の揚高に
応じて設定されたトルク−回転数特性のマップ線の中か
ら、検出揚高に応じた一つを選択し、その選択したマッ
プ線から決まるモータ制御特性が得られるように荷役モ
ータ17を制御する。よって、マスト重心位置を決める
2要因のうち揚高のみを荷役モータ17の制御内容を決
めるパラメータとし、しかも揚高については2段階のみ
みる制御であるものの、マスト重心位置に応じた適切な
ティルト速度でマスト1を傾動させることができる。つ
まり揚高を2段階でみるだけであるが、荷役モータ17
にかかる負荷の違いによって、同じ揚高でも高荷重のと
きほどティルト速度が遅くなるので、荷重を検出しない
簡単な制御によって、マスト重心が高いときほどティル
ト速度がより規制されるほぼ最適なティルト制御を実現
できる。よって、簡単な制御によってマスト1を荷重と
揚高高さが考慮されたほぼ最適なティルト速度に制御で
きる。
のときに前傾速度を制限する前傾速度規制制御と、高揚
高のときに後傾速度を制限する後傾速度規制制御との両
方を採用するので、マスト1の前傾を止めたときに過大
な慣性によって後輪が浮き上がる不具合を解消できると
ともに、マスト1の後傾エンド時の衝撃を緩和すること
ができる。しかもマスト1の前傾速度や後傾速度が不要
に遅くなることもないので、作業性を損なわない。
操作の区別を、マップ線を選択するときのパラメータの
1つとして採用したので、マスト重心高さに応じたティ
ルト速度制御と共通の一つの同じ制御上で、マスト1の
前傾速度と後傾速度の最適化を図ることができる。
ついては、従来のバッテリ式フォークリフトに荷役モー
タ17の制御のためのプログラムを追加するソフトウェ
ア上の設計変更をするだけで済むので、従来技術で述べ
たような油の流量を制御する電磁弁を追加するようなハ
ード上の設計変更を伴わずに済む。また、ティルト速度
制御の採用のために追加するセンサ類の種類(または個
数)が少なくて済む。
下の態様でも実施できる。 ○ マスト傾動速度を制御するため、マスト重心高さを
決めるパラメータを検出するための検出手段は、揚高検
出手段だけに限定されない。マスト重心高さを決めるパ
ラメータとして荷重センサ11の検出値である荷重を採
用し、揚高と荷重の2つを少なくともパラメータに用い
て荷役モータ17を制御するためのモータ制御特性を決
めてもよい。例えば図4に示すようなマップM2を採用
し、ティルトレバー操作方向と揚高と荷重の3つをパラ
メータとし、8種類の組合せに応じた8種類のマップ線
を用意する。図3と同じマップ線FL,FH,RL,R
Hを、高荷重のときのマップ線とし、低荷重のときには
高荷重のときのマップ線FL,FH,RL,RHよりも
少し高回転数設定のマップ線FLL,FHL,RLL,
RHLを設定する。この構成によれば、荷重の大小によ
って同一のモータ制御特性の勾配によるだけで荷重を考
慮するだけではなく、実際に検出した荷重を考慮してモ
ータ制御特性を決めるので、ティルト速度をより最適化
することができる。
関係で所定の勾配をもつ傾きをもつものに限定はされな
い。例えば一定回転数が得られるようにモータを駆動制
御する定回転数制御とすることもできる。この場合、空
荷から最大積載荷重までの範囲において荷役モータにか
かる負荷の違いにより高荷重域において設定回転数に追
随不能な領域が生じるような特性のモータを使用すれ
ば、揚高のみからマップ線を選択するだけでも荷重が考
慮されたティルト速度が得られる。もちろん、そのよう
な設定回転数に追随不能な領域が生じない十分なパワー
のモータを使用して、揚高が考慮され荷重が考慮されな
いティルト速度を得る実施でも構わない。この場合で
も、定回転数制御のためのモータ制御特性を選択するマ
ップ線を複数用意しておくで、揚高に応じたティルト速
度の最適化を図ることができる。
の操作方向、すなわち前傾操作と後傾操作との区別を、
荷役モータ17の制御特性を決めるうえのパラメータと
して採用したが、ティルトレバー操作方向の区別をパラ
メータとして採用しない実施とすることもできる。例え
ば検出される揚高の高さ別にその揚高の数と同数のマッ
プ線が設定されただけのマップとすることができる。こ
の場合、マストの前傾速度と後傾速度を最適化するた
め、例えばティルト用制御弁24のスプールのa位置お
よびb位置において開かれる油路の開度の設定の違い
や、その開かれた油路に絞りを設けることにより作動油
の流量を操作方向に適した設定とすることで対応でき
る。
タ特性を予めマップとして備え、マップを参照して指令
信号を決める構成であったが、予め揚高に応じて荷役モ
ータに出力する三相交流の電流値と周波数を設定してお
き、揚高に応じて一義的に定まる指令信号を出力するこ
とにより、回転数のフィードバックをしないフィードフ
ォワード制御を採用することもできる。
段階的に揚高を検出するものに代え、揚高を連続的に検
出できる揚高センサを使用することができる。また、揚
高を段階的に検出する場合、2段階に限定されることは
なく、3段階以上の複数段階の揚高を検出する構成であ
ってもよい。
ず、直流モータを採用することもできる。直流モータを
使用しても同様の制御をすることはできる。 ○ 前記実施形態では、産業車両としてフォークリフト
に具体化したが、荷役機器及び傾動可能なマストを備え
た他の産業車両に適用することもできる。
の技術的思想を以下に記載する。 (1)請求項1〜3のいずれか一項において、前記荷役
機器に積載された荷の荷重を検出する荷重検出手段を備
え、前記制御手段は、前記揚高検出手段及び荷重検出手
段により検出された揚高及び荷重に基づき高揚高で高荷
重であるほど低回転数の設定で前記電動モータを制御す
る。この構成によれば、検出荷重をパラメータとするの
で、マストの重心高さに対するマストの傾動速度を一層
最適化させることができる。
特性設定データは、トルクと回転数の関係が回転数の増
加に連れてトルクが減少する所定勾配の傾きをもつよう
に設定されている。この構成によれば、同じ揚高であっ
ても荷重が重いときほどマストの傾動速度が遅く規制さ
れる。
明によれば、揚高検出手段により検出された揚高に基づ
き高揚高ほど低回転数となる設定で電動モータが制御さ
れ、このとき電動モータの回転速度は外的要因(荷重)
に左右されるので、マストの重心位置が高いときほどマ
ストの傾動速度を規制することができる。従って、マス
トの傾動速度をその重心位置が高いときに規制するため
の制御が簡単で済む。
の発明の効果に加え、マスト重心位置が高いときには、
マストが前傾するときの前傾速度も、マストが後傾する
ときの後傾速度も共に規制されるので、マストを前傾さ
せて止めたときの慣性によって後輪が浮き上がる不具合
を防げ、またマストの後傾エンド時の衝撃を緩和するこ
とができる。
又は2の発明の効果に加え、揚高の高さに応じて決まる
トルク−回転数特性設定データに基づき電動モータが制
御され、電動モータのトルク−回転数特性によって荷重
に応じてマストの傾動速度が変わるので、マストの重心
位置が高いときほどマストの傾動速度を規制することが
できる。
の発明の効果に加え、操作手段の操作方向の区別と揚高
との2つを少なくともパラメータとしてトルク−回転数
特性設定データを決めるので、マストの重心位置が高い
ときほどマストの傾動速度を規制できるとともに、マス
トの前傾速度と後傾速度の最適化も同じ一つの制御上で
行うことができる。
電気的構成を示すブロック図。
ダ、4…荷役機器としてのフォーク、5…揚高検出手段
としての揚高センサ、6…操作手段としてのティルトレ
バー、9…操作検知手段としての前傾操作検知スイッ
チ、10…操作検知手段としての後傾操作検知スイッ
チ、13…制御手段としてのコントローラ、16…油圧
ポンプとしての荷役ポンプ、17…電動モータとしての
荷役モータ、21,21b,22,26,27,28…
油路を構成する管路、51…制御手段を構成するCP
U、57…制御手段を構成する荷役モータ駆動回路。
Claims (4)
- 【請求項1】 車体に傾動可能に支持されたマストと、 前記マストを前後に傾動させるために該マストと前記車
体と間に設けられた油圧シリンダと、 前記油圧シリンダの油路上に設けられた油圧ポンプを駆
動する電動モータと、 前記マストに昇降可能に支持され荷を積載する荷役機器
とを備えた産業車両において、 前記マストを傾動させるために操作する操作手段と、 前記操作手段が操作されたことを検出する操作検知手段
と、 前記荷役機器の揚高を検出する揚高検出手段と、 前記操作検知手段から操作手段が操作された検知信号を
入力すると、前記揚高検出手段により検出された揚高に
基づき高揚高ほど低回転数となる設定で前記電動モータ
を制御する制御手段とを備えた産業車両におけるマスト
の傾動速度制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記操作手段が前傾側
に操作されるか、後傾側に操作されるかのいずれかの操
作が前記操作検知手段により検知されたとき、前記揚高
検出手段により検出された揚高に基づき高揚高ほど低回
転数となる設定で前記電動モータを制御する請求項1に
記載の産業車両におけるマストの傾動速度制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記電動モータを制御
するための特性データとして、トルク−回転数特性設定
データを揚高の高さ別に複数種記憶し、その特性設定デ
ータの中から前記揚高検出手段の検出揚高に応じた一つ
を選択し、その選択した特性設定データに基づき前記電
動モータを制御する請求項1又は2に記載の産業車両に
おけるマストの傾動速度制御装置。 - 【請求項4】 前記トルク−回転数特性設定データは、
前記操作手段の操作方向の区別と揚高との2つを少なく
ともパラメータとする各組合せ毎に複数種設定されてお
り、前記制御手段は前記操作検知手段及び揚高検出手段
によりそれぞれ検出される前記操作方向の区別と揚高と
を少なくともパラメータとして決まるトルク−回転数特
性設定データに基づき前記電動モータを制御する請求項
3に記載の産業車両におけるマストの傾動速度制御装
置。
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