JPH02209400A - バッテリ式産業車両における油圧装置 - Google Patents

バッテリ式産業車両における油圧装置

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JPH02209400A
JPH02209400A JP3206989A JP3206989A JPH02209400A JP H02209400 A JPH02209400 A JP H02209400A JP 3206989 A JP3206989 A JP 3206989A JP 3206989 A JP3206989 A JP 3206989A JP H02209400 A JPH02209400 A JP H02209400A
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hydraulic
return
hydraulic pump
lift
oil
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JP3206989A
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Shoji Sugiyama
杉山 昭司
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はバッテリ式産業車両における電力回生用油圧
装置に関するものである。
[従来の技術] 荷役用油圧装置のポンプを駆動する電動機を備えたバッ
テリ駆動式産業車両、例えばパンテリフォークリフトに
おいては、リフトシリンダからの戻り油によりモータと
して機能する油圧ポンプを使用ル、電動機を発電機とし
て作用させてバッチリに充電を行うものがある。
前記ような回生式油圧装置として、本願出願人は特願昭
5a−t?a4os号において第8図に示すものを提案
している。即ち、リフトレバー40及びティルトレバー
41の操作方向を検出したリミットスイッチLSI、L
S2及び両レバー40.41の操作量を検出したポテン
ショメータPi、P2の信号に基いてコントローラCが
誘導電動機49を回転駆動して、油圧ポンプ42が駆動
されて、オイルタンクから回生用逆止弁51を介して作
動油が吸上げられる。そして、ティルトレバー41の操
作に基きティルト用制御弁47が切換制御されて、ティ
ルトシリンダ48に作動油が供給されてこれが伸縮され
、フォークのティルト動作が行われる。
また、前記リフトレバー40の上昇操作に基きa位置に
保持されるリフト用制御弁44を介して油圧ポンプ42
からリフトシリンダ45に作動油が供給され、フォーク
が上昇される。さらに、リフトレバー40の下降操作に
基き、リフト用制御弁44がC位置に切換えられると、
フォークの負荷によりリフトシリンダ45からの戻り油
が前記リフト用制御弁44を経て帰還管路46に圧送さ
れる。
前記リフトレバー40の下降操作をリミットスイッチL
SIが検出したとき、コントローラCはリミットスイッ
チLSIの検出値に基いて回生制動モードを実行する。
そして、前記戻り油が帰還管路46から油圧ポンプ42
内に流入すると、同油圧ポンプ42は戻り油の油圧によ
り油圧モータとして機能して電動機49を回生駆動する
。これにより、電動機49は発電機として機能して、コ
ントローラCを介してバッテリ50を充電させるように
なっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、前記リフトシリンダ45から油圧ポンプ42
に流れる戻り油の油圧値はフォークの負荷によって決定
される。そして、フォークの積載重量が小さく、軽負荷
にて下降されるときには、戻り油の油圧もリフトレバー
操作量に基く回転速度指令値を下回り、油圧ポンプ42
を油圧モータとして駆動するのに充分ではない。このた
め、フォークが下降するにも拘わらず、電動機49の回
転数が所定値を下回ると電動機49は回生を行わなわず
、カ行運転を行い、バッテリ電力が消費されることとな
る。
そこで、本願出願人は先に下記のような回生用油圧回路
を提案している。即ち、第9図に示すように帰還管路4
6に設けた電磁式切換弁52を常にはb位置に保持して
戻り油を油圧ポンプ42に流入させる。そして、戻り油
が低圧で油圧ポンプ42を油圧モータとして機能させ得
ないとき、これを検出した圧力センサ53からの検出信
号に基いてコントローラCが切換弁52をa位置に切換
えて戻り油をタンクに回収させる構成としている。
ところが、この油圧回路においても圧力センサ53やt
磁式切換弁52を設けたことにより電気的構成が複雑に
なり、製造コストも高くなるという問題点がある。
この発明は上記した問題点を解消するためになされたも
のであり、その目的は荷役部材が軽負荷にて下降して電
動機が回生動作不能でカ行運転を行うとき、この電動機
の回転を停止させることによってバッテリエネルギーの
節約を可能とし、さらに電気的構成の簡略化により製造
コストを低減させることを可能としたバッテリ式産業車
両における動力回生機能を備えた油圧回路を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記した目的を達成するために、荷役部材の
昇降を制御するリフトシリンダと、前記リフトシリンダ
を作動させるために駆動されて、同シリンダに作動油を
供給すると共に、同シリンダが収縮されたとき所定値を
越える戻り油の圧力にて回転駆動され、油圧モータとし
て機能する油圧ポンプと、前記リフトシリンダと油圧ポ
ンプとの間に介装されたリフト用制御弁と、バッテリか
ら供給される電力にて駆動され、前記油圧ポンプを回転
させるとともに、油圧モータとして機能する油圧ポンプ
によりバッテリの電力回生を行う電動機と、前記戻り油
の帰還路内において開閉され、閉鎖時に戻り油の帰還方
向を油圧ポンプ側に、また開放時にドレイン側に選択的
に切換える帰還路切換手段と、同じく戻り油の帰還路内
に設けられ、戻り油の圧力が油圧ポンプを油圧モータと
して機能させ得るときにのみ、パイロット圧により帰還
路切換手段を閉鎖させ、また戻り油の圧力が油圧ポンプ
を油圧モータとして機能させ得ないときには帰還路切換
手段からパイロット圧を解除して、これを開放させるパ
イロット圧発生手段とを設けたことをその要旨とする。
[作用] この発明は上記した解決手段を採用したことにより、戻
り油の油圧値が油圧ポンプを油圧モータとして機能させ
え得ないとき、パイロット発生手段からのパイロット圧
の付与が解除され帰還路切換手段が切換位置において戻
り油の帰還方向を油圧ポンプ側からドレイン側に切換え
、戻り油が油圧ポンプ内に流入することを阻止する。
[実施例] 以下、この発明をバフテリ式フォークリフトに具体化し
た第1の実施例を第1〜6図に従って詳述する。
第1図において、油圧ポンプ1はオイルタンクT内に貯
留された作動油を供給用管路2の回生用逆止弁2aを介
して吸上げたのち、フォーク駆動用油圧回路H内の主管
路3に吐出する。前記主管路3にはリフト用制御弁4が
配設され、同リフト用制御弁4は荷役部材としてのフォ
ークの昇降を指示するリフトレバー5の上昇、中立及び
下降操作位置に対応して、a、b、cの3位置に切換可
能になっている。
前記リフト用制御弁4は位置切換えによりリフトシリン
ダ7のボトム室7a内の作動油の量を制御して同シリン
ダ7を伸縮させるものである。そして、同制御弁4はリ
フトレバー5の上昇操作位置に基く3位置(第2図)に
おいて、前記主管路3とリフト用管路6とを連通させ、
油圧ポンプ1からリフトシリンダ7のボトム室7aに作
動油を供給させることにより同リフトシリンダ7を伸長
させる。
さらに、リフト用制御弁4はリフトレバー5の中立位置
に基く5位置(第4図)では、リフト用管路6を主管路
3及び帰還用管路8から遮断し、リフトシリンダ7内の
作動油の流量の変動を防止して、これを収縮させること
なく保持するとともに、主管路3を下流側に開放する。
また、前記リフト用制御弁4はリフトレバー5の下降操
作位置に基くC位置(第3図(a)及び(b)、第6図
)において、リフト用管路6と帰還用管路8とを連通さ
せる。前記帰還用管路8には帰還路切換手段としてのパ
イロット制御式切換弁8aが設けられ、この切換弁8a
にはリフト用管路6の接続点Pからパイロット圧発生手
段としてのパイロット管路6aが接続されている。そし
て、リフト用管路6の内部圧力に基き、前記パイロット
管路6aより圧力変動防止用ニップル弁6bを経て伝達
されるパイロット圧の有無に従って切換弁8aがa、b
いずれかの位置に選択的に切換えられる。
即ち、下降されるフォークの負荷に従うリフト用管路6
内の戻り油圧が設定値以上のときには、パイロット圧に
より切換弁8aが3位置(第3図(a)、第6図)に保
持される。そして、リフトシリンダ7から帰還用管路8
内に流入する戻り油を供給用管路2の回生用逆止弁2a
及び油圧ポンプ1間に戻り油を帰還させ、供給用管路2
内において回生用逆止弁2aにてタンクTへの流通が遮
断された戻り油は油圧ポンプ1内に流入して同ポンプ1
を駆動する。
また、前記リフト用管路6内の戻り油圧が設定値を下回
るときには切換弁8aが5位置(第3図(b))に切換
えられる。そして、リフトシリンダ7から流れる戻り油
を流量制御して供給用管路2の回生用逆止弁2a上流側
に帰還させ、タンクT内に戻り油が帰還されるようにな
っている。
前記主管路3にはリフト用制御弁4の下流側においてテ
ィルト用制御弁9が配設され、フォークの前後傾動作を
指示するティルトレバー1oの前傾、中立及び後傾操作
位置に対応してティルト用制御弁9がa、b、cの3位
置に切換駆動されるようになっている。
前記ティルト用制御弁9はその位置切換によりティルト
シリンダ14の前室14a及び後室14bの油量を制御
して同シリンダ14を収縮させるものである。同制御弁
9はティルトレバー1oの後傾位置に基く3位置(第2
.5図)において後傾用管路12をティルト用管路11
に、前傾用管路13をドレイン用管路15にそれぞれ連
通させる。
そして、同制御弁9は油圧ポンプ1からティルトシリン
ダ14の前室14aに作動油を供給させるとともに、後
室14b内の作動油をオイルタンクTに流出させ、前記
ティルトシリンダ14を収縮させることによりフォーク
の後傾を行う。
また、前記ティルト用制御弁9はティルトレバー10の
前傾操作に基く5位置(第4図)において後傾用管路1
2をドレイン用管路15に、前傾用管路13をティルト
用管路11にそれぞれ連通させる。そして、同制御弁9
は油圧ポンプ1からティルトシリンダ14の後室14b
に作動油を供給させるとともに、前室14a内の作動油
をオイルタンクTに排出させ、ティルトシリンダ14を
伸長させてフォークを前傾させる。
さらに、前記ティルトレバー10の中立位置に基きティ
ルト用制御弁9は5位置(第3図(a)(b))に保持
されて、前傾用及び後傾用管路13.12をティルト用
管路11及びドレンイン用管路15のいずれからも遮断
させる。そして、同制御弁9はティルトシリンダ14内
の油量を変動させることなく、フォークをその時の傾斜
状態に保持するとともに、主管路3をオイルタンクTに
連通させる。
また、前記リフトレバー5が上昇位置に操作され、かつ
ティルトレバー10が前後傾いずれかの位置(例えば後
傾)に操作されると、第2図に示すように3位置にある
リフト用制御弁4を介してリフトシリンダ7とポンプ1
とが連通され、またティルトシンダ14はa、cいずれ
かの位置(図面では3位置)にあるティルト用制御弁9
を介してポンプ1及びタンクTに連通されて伸縮される
従って、フォークは上昇しながらティルト動作を行う。
また、前記リフトレバー5が下降操作され、かつティル
トレバー10が前後傾いずれかの位置(例えば前傾)に
操作されたときには、第6図に示すようにC位置にある
リフト用制御弁4を介してリフトシリンダ7とポンプl
とが連通され、フォークの負荷により−リフトシリンダ
7がら流出する戻り油が帰還用管路8内に流入する。ま
た、前記ティルトシンダ14はa、cいずれかの位置(
図面ではC位置)にあるティルト用制御弁9を介してポ
ンプl及びタンクTに連通されることによりポンプ1か
らの作動油によってティルトシリンダ14が伸縮される
従って、フォークは上昇時と同様に下降しながらもティ
ルト動作を行い、フォークのリフト及びティルトの同時
操作を行うことができるようになっている。
さて、上記した油圧回路を駆動する電気的構成について
説明する。
前記リフトレバー5の上昇、中立及び下降の操作位置は
リミットスイッチよりなるリフト操作位置センサ16に
て検出されるとともに、同リフトレバー5の上昇位置及
び下降位置における操作量はポテンショメータよりなる
リフト操作量センサ17にて検出され、その検出信号は
制御手段としてのコントローラ20に入力される。また
、ティルトレバー10の前傾、中立及び後傾位置はリミ
ットスイッチよりなるティルト操作位置センサ18にて
検出されるとともに、同ティルトレバーlOの前傾位置
及び後傾位置における操作量はポテンショメータよりな
るティルト操作量センサ19にて検出され、各検出信号
をコントローラ20に出力する。
切換弁ストロークセンサ22はポテンショメータよりな
り、前記切換弁8aのスプールの移動量を検出し、この
検出信号をコントローラ2oに出力する。そして、この
検出信号に基いてコントローラ20は切換弁8aの切換
位置a、bを判断する。
前記コントローラ20はバッテリ24の駆動電源を制御
して誘導電動機21に供給し、同電動機21は油圧ポン
プ1に連結されている。そして、電動機210回転数は
ロータリーエンコーダよりなる回転数センサ23にて検
出され、この検出信号がコントローラ20に出力される
前記コントローラ20はリフト操作量センサ17及びテ
ィルト操作量センサ19の各検出値に対する電動機21
の回転速度指令値(目標回転速度)を演算する。即ち、
リフトレバー5のみが操作されたときには、リフトレバ
ー5の操作量に対する回転速度指令値が、ティルトレバ
ー10のみが操作されたときにはティルトレバー10の
操作量に対する回転速度指令値が予め定められたプログ
ラムデータに基いて演算される。
また、同時にリフトレバー5及びティルトレバー10が
操作されたときにはコントローラ20は各操作量に対す
る回転数指令値を演算し、これら2つの指令値の中で大
きい回転速度指令値を電動機21の目標回転速度として
設定するようになっている。そして、コントローラ20
は演算された回転速度指令値に基いてバッテリ24から
電動機21に供給される電力を制御して、前記回転速度
指令値に従う回転速度で電動機21を駆動して油圧ポン
プ1の吐出量を調整する。即ち、リフトレバー5及びテ
ィルトレバー10の各操作量に応じてフォークの昇降速
度及びマストの傾動速度を制御する。
また、リフトレバー5の単独下降操作時にコントローラ
20はストロークセンサ22からの信号に基いて電動機
210回転を制御する。即ち、切換弁8aがa位置にあ
るとき、これを検出したストロークセンサ22からの信
号に基いて、前記回転速度指令値に従う速度で電動機2
1を回転駆動する。そして、コントローラ20は回転数
センサ23からの信号に基き、回転速度指令値に従う回
転速度を上回る実際の回転速度で電動機21が稼動して
いるか否かを判断し、上回っているときには、リフトシ
リンダ7からの戻り油により油圧モータとして働(ポン
プ1にて電動機21が発電機として駆動され、バッテリ
24が充電される。
また、切換弁8aがb位置に切換えられると、これを検
出したストロークセンサ22がコントローラ20に信号
出力を停止して、コントローラ20は電動機21の駆動
制御を停止させる。
さて、前記のように樽成した油圧装置の作用について以
下に説明する。
今、フォークが重負荷でリフトレバー5が下降操作され
たとき、リフトシリンダ7からのリフト用管路6内に流
入する戻り油圧は大きなものとなり、接続点Pよりパイ
ロット管路6aを介して伝達されるパイロット圧により
切換弁8aは第3図(a)に示すようにa位置に保持さ
れる。一方、ストロークセンサ22からの信号に従って
コントローラ20が電動機21を回転させている。この
とき、戻り油がポンプ1に強制的に圧送されてこれの回
転速度を増加させ、ポンプ1の実際の回転数がリフトレ
バー5の操作量に対応する回転数よりも大きなものとな
ると、これに追従して回転する電動機21が発電機とし
て機能しく回生制動がかかり)、コントローラ20を介
してパンテリ24が充電される。
ところが、フォークが空の状態、若しくは軽負荷の状態
でリフトレバー5が下降操作されると、リフトシリンダ
7からリフト用管路6内に流入する戻り油圧が小さ(、
パイロット管路6aから切換弁8aにパイロット圧が付
与されない。従って、切換弁8aは第3図(b)に示す
ようにb位置に保持され、帰還用管路8は供給用管路2
を介してタンクTに連通される。このため、戻り油はタ
ンクT内に回収され、ポンプ1に戻り油が流入すること
はない、また、ストロークセンサ22はコントローラ2
0への信号の出力を停止するため、コントローラ20が
電動機21即ちポンプ1の回転を停止させる。これによ
り、低圧の戻り油にてポンプ1が回転されることなく、
電動機21の無意味なカ行運転が回避される。従うて、
バッテリ24の電力が消費されることが回避され、エネ
ルギーの節約が有効に行われる。
さらに、第6図に示す状態においてリフトレバー5が下
降操作され、ティルトレバー10が前後傾いずれかの位
置(例えば前傾)に操作された場合、コントローラ20
は電動機21を両レバー5゜10の操作量に基く各回転
速度指令値のうち大きい回転速度指令値と実際の回転速
度とを比較する。
そして、指令より実際の回転速度が大きいとき(即ちフ
ォークが重負荷のとき)には、戻り油に基くパイロット
圧により切換弁aがa位置に保持され、ポンプ1内に戻
り油が圧送される。これにより油圧ポンプ1を油圧モー
タとして、電動機21を発電機として機能させてバフテ
リ24を充電する。
一方、指令値の方が実際の回転速度より大きいとき(即
ちフォークが軽負荷のとき)には、リフト用管路6内の
戻り油圧の低下に伴い、切換弁8aにパイロット圧力が
付与することが停止され、同切換弁8aがb位置に切換
えられるが、コントローラ20は電動機21をティルト
レバー操作量に基く回転速度指令値に従って駆動する。
このため、ポンプ1が通常の運転を行い、フォークの安
定したティルト動作が保証される。
このように、本実施例ではフォーク下降時による負荷の
大小、即ち戻り油圧の高低に従ってパイロット圧にて切
換弁8aを切換えて、戻り油をポンプ1とタンクTとに
選択的に流す構成とした。
従って、切換弁8aを電気的手段で駆動することなく、
全体の電気的構成が極めて簡単なものとなった。
次に、この発明の第2の実施例を第7図(a)(b)に
従って説明する。
この実施例では第7図(a)に示すように、前記第1実
施例と同様なリフト用管路6から延びるパイロット管路
6a及び帰還管路8の切換弁8aをそれぞれ省略し、こ
れに代えてリフト用制御弁4を二重弁構造として流路切
換えを行い、フォークの低負荷下降時にはリフト用制御
弁4とドレイン用管路15とを接続する迂回管路25に
戻り油を流すようになっている。
即ち、フォークが重負荷にて下降されるとき、リフト用
制御弁4の左方オフセット室で帰還用接続路27と並列
に設けた切換手段としての切換弁28を、高圧の戻り油
に基き封鎖路29からパイロット圧路30を介して付与
されるパイロット圧にて閉鎖位置に保持し、迂回管路2
5を封鎖する。
そして、戻り油はリフト用制御弁4の接続路27から帰
還管路8を経てポンプ1に戻り油が流入してこれを回転
させ、電動機21を回生駆動してバッテリ24の充電を
行わせる。
また、第7図(b)に示すように、フォークが軽負荷で
下降されるときには、封鎖路29内は減圧され、パイロ
ット圧路30から切換弁28にパイロット圧が付与され
ることはない。このため、切換弁28が開放位置に切換
えられ、戻り油はポンプ1のモータ側ボートに接続され
た帰還管路8よりも管路抵抗の小さな迂回管路25内に
流れ、ドレイン用管路15を介してタンクT内に回収さ
れる。従って、フォークの軽負荷時にはポンプ1へ戻り
油が帰還して電動機21が回転されることなく、無用な
電力消費が回避される。
なお、この発明は上記した2つの実施例に限定されるも
のではなく、例えば誘導電動機21に替えて直流電動機
を採用する等、この発明の趣旨から逸脱しない限りにお
いて任意の変更は熱論可能である。
[効果] 以上詳述したように、この発明よれば、リフトシリンダ
の収縮して誘導電動機が回生動作不能なとき、同誘導電
動機の回転を停止させることによりエネルギーの節約が
可能となり、さらには電気的構成の簡略化を図ることに
よって製造コストが低減されるという優れた効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例におけるフォークリフ
トの油圧的及び電気的構成を示す回路図、第2図はフォ
ーク上昇時における油圧的及び電気的構成を示す回路図
、第3図(a)及び(b)はそれぞれフォークの重負荷
及び低負荷下降時における油圧的及び電気的構成を示す
回路図、第4図はフォークの前傾時における油圧的及び
電気的構成を示す回路図、第5図はフォークの後傾時に
おける油圧的及び電気的構成を示す回路図、第6図はフ
ォーク下降時にして前傾時における回路図、第7図(a
)及び(b)はそれぞれ第2の実施例を示す回路図、第
8図及び第9図はそれぞれ従来例を示す回路図である。 油圧ポンプ1、リフト用制御弁4、リフトシリンダ7、
切換駆動手段としてのパイロット管路6a、帰還路切換
手段ζして切換弁8a、誘導電動機21、バッテリ24
、切換手段としての切換弁28、パイロット圧発生手段
としてのパイロット圧路30゜ 特許出願人  株式会社 豊田自動織機製作所代理人 
  弁理士     恩 1)博 宣第 図 第 図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、荷役部材の昇降を制御するリフトシリンダと、 前記リフトシリンダを作動させるために駆動されて、同
    シリンダに作動油を供給すると共に、同シリンダが収縮
    されたとき所定値を越える戻り油の圧力にて回転駆動さ
    れ、油圧モータとして機能する油圧ポンプと、 前記リフトシリンダと油圧ポンプとの間に介装されたリ
    フト用制御弁と、 バッテリから供給される電力にて駆動され、前記油圧ポ
    ンプを回転させるとともに、油圧モータとして機能する
    油圧ポンプによりバッテリの電力回生を行う電動機と 前記戻り油の帰還路内において開閉され、閉鎖時に戻り
    油の帰還方向を油圧ポンプ側に、また開放時にドレイン
    側に選択的に切換える帰還路切換手段と、 同じく戻り油の帰還路内に設けられ、戻り油の圧力が油
    圧ポンプを油圧モータとして機能させ得るときにのみ、
    パイロット圧により帰還路切換手段を閉鎖させ、また戻
    り油の圧力が油圧ポンプを油圧モータとして機能させ得
    ないときには帰還路切換手段からパイロット圧を解除し
    てこれを開放させるパイロット圧発生手段と、 を設けてなるバッテリ式産業車両における油圧装置。
JP3206989A 1989-02-10 1989-02-10 バッテリ式産業車両における油圧装置 Pending JPH02209400A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1239167A1 (de) * 2001-03-07 2002-09-11 Dambach Lagersysteme GmbH & Co. KG Hydraulische Hubvorrichtung
JP2013082551A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Forklift Kk 産業車両の回生油圧装置
CN106015125A (zh) * 2016-08-11 2016-10-12 山推工程机械股份有限公司 一种推土机液压系统
CN106122131A (zh) * 2016-08-18 2016-11-16 徐工集团工程机械股份有限公司科技分公司 具有物料搅拌功能的液压系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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