JP2003252588A - エネルギー回生式荷役機 - Google Patents

エネルギー回生式荷役機

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JP2003252588A
JP2003252588A JP2002058266A JP2002058266A JP2003252588A JP 2003252588 A JP2003252588 A JP 2003252588A JP 2002058266 A JP2002058266 A JP 2002058266A JP 2002058266 A JP2002058266 A JP 2002058266A JP 2003252588 A JP2003252588 A JP 2003252588A
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hydraulic
hydraulic pump
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speed
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JP2002058266A
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English (en)
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Mikio Haruyama
幹雄 春山
Takayuki Akiyama
隆行 秋山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上昇時には省エネを達成し、また、降下時に
はエネルギーをバッテリーに回生することができるエネ
ルギー回生式荷役機を提供する。 【解決手段】 ジョイスティックコントローラ21によ
り上昇操作をしたときには、ジョイスティックコントロ
ーラ21により設定した上昇速度と圧力センサ35によ
り検知した負荷圧(荷重G)とに基づき、荷役モータ発
電機25の回転数制御と油圧ポンプモータの傾転制御
(回転制御)とを行って設定した上昇速度となるように
制御し、また、ジョイスティックコントローラ21によ
り降下操作をしたときには、荷役モータ発電機25の発
電電力をバッテリー24に蓄電する回生制御を行うとと
もに、設定した降下速度と負荷圧とに基づき、荷役モー
タ発電機25の回転数制御と油圧ポンプモータの傾転制
御(回転制御)とを行って設定した降下速度となるよう
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はエネルギー回生式荷
役機に関し、荷物の昇降を行うフォークリフト等の荷役
機に適用して有用なものである。 【0002】 【従来の技術】従来、フォークリフト等の荷役機では、
その昇降システムに荷役制御用の油圧バルブとして流量
制御弁を備えており、この流量制御弁によって荷役操作
時に圧油(作動油)の流量、圧力を制御していた。 【0003】図6は従来のバッテリーフォークリフトに
おける昇降システムの構成図である。同図に示すよう
に、従来のフォークリフトの昇降システムでは、ジョイ
スティックコントローラ3、システムコントローラ4、
荷役モータコントローラ5、バッテリー6、荷役モータ
7、油圧ポンプ8、油圧シリンダ10を備え、また、パ
イロット用リリーフ弁9−1,抵抗弁9−2,リリーフ
弁9−3,リフトロックバルブ9−4及び方向制御や流
量制御を行う電磁式切換弁9−5などからなるリフトセ
クションバルブ9なども備えている。 【0004】ジョイスティックコントローラ3はオペレ
ータ1が座る運転席2の横に配置されており、このジョ
イスティックコントローラ3のレバー3aをオペレータ
1が前後に倒すことにより上昇操作と降下操作とを行う
ことができるようになっている。そして、システムコン
トローラ4及び荷役モータコントローラ5では、ジョイ
スティックコントローラ3での操作に応じて次のように
制御する。 【0005】即ち、ジョイスティックコントローラ3で
上昇操作をしたときには、バッテリー6の電力を荷役モ
ータコントローラ5を介して荷役モータ7に供給するこ
とにより荷役モータ7を作動させ、この荷役モータ7に
より継手11を介して油圧ポンプ8を回転駆動する。ま
た、電磁式切換弁9−5を一方へ切り換えることによ
り、油圧ポンプ8から電磁式切換弁9−5を介して油圧
シリンダ10へと圧油(作動油)が流れるようにする。
その結果、油圧タンク13内の油が油圧ポンプ8により
昇圧されて油圧シリンダ10へ供給され、この油圧シリ
ンダ10によってフォーク14に載置した荷物12を上
昇させる。そして、このときの上昇速度は、電磁式切換
弁9−5における可変絞りにより圧油(作動油)の流
量、圧力を制御することによって制御される。 【0006】一方、ジョイスティックコントローラ3で
降下操作をしたときには、電磁式切換弁9−5を他方へ
切り換えることにより、油圧シリンダ10から電磁式切
換弁9−5を介して油圧タンク12へ圧油がながれるよ
うにする。その結果、油圧シリンダ10内の圧油が排出
され、この油圧シリンダ10によってフォーク14に載
置した荷物12を降下させる。そして、このときの下降
速度も、電磁式切換弁9−5における可変絞りにより圧
油(作動油)の流量、圧力を制御することによって制御
される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のフ
ォークリフト等の荷役機では、電磁式切換弁9−5など
の可変絞りにより圧油の流量や圧力を制御することによ
って荷物の昇降速度を制御しているため、必然的に圧力
損失や熱の発生によるエネルギーロスが生じている。な
お、このエネルギーロスを軽減するために絞りでの圧力
損失を必要最小限に抑える設計が行われてはいるが、そ
れでも上昇時の充分な省エネは達成されておらず、ま
た、降下時にエネルギーをバッテリーに回生するまでに
は至っていない。 【0008】従って、本発明は上記の事情に鑑み、上昇
時には省エネを達成し、また、降下時にはエネルギーを
バッテリーに回生することができるバッテリーフォーク
リフト等のエネルギー回生式荷役機を提供することを課
題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のエネルギー回生式荷役機は、昇降の設定操作と昇降
速度の設定操作とを行う操作手段と、可変容量式の油圧
ポンプモータと、この油圧ポンプモータに連結された荷
役モータ発電機と、バッテリーと、荷物の昇降を行う油
圧シリンダと、前記荷物の荷重を検知する荷重検知手段
と、圧油の流れる方向を切り換える切換手段と、制御手
段とを備え、前記制御手段では、前記操作手段により上
昇操作をしたときには、前記油圧ポンプモータから前記
油圧シリンダへと圧油が流れることができるように前記
切換手段により圧油の流れる方向を切り換え、且つ、前
記バッテリーから前記荷役モータ発電機へ電力を供給し
て前記荷役モータ発電機を電動モータとして動作させ、
この荷役モータ発電機で前記油圧ポンプモータを回転駆
動することにより前記油圧ポンプモータを油圧ポンプと
して動作させるように制御するとともに、前記操作手段
により設定した上昇速度と前記荷重検知手段により検知
した荷重とに基づき、前記荷役モータ発電機の回転数制
御と前記油圧ポンプモータの回転制御とを行って、前記
油圧ポンプモータから前記油圧シリンダへ供給する圧油
の流量を制御することにより、前記油圧シリンダによる
前記荷物の上昇速度が前記操作手段により設定した上昇
速度となるように制御し、前記操作手段により降下操作
をしたときには、前記油圧シリンダから前記油圧ポンプ
モータへと圧油が流れることができるように前記切換手
段により圧油の流れる方向を切り換えることにより、前
記油圧シリンダから排出される圧油で前記油圧ポンプモ
ータを油圧モータとして動作させ、この油圧ポンプモー
タで前記荷役モータ発電機を回転駆動することにより前
記荷役モータ発電機を発電機として動作させ、この荷役
モータ発電機の発電電力を前記バッテリーに蓄電する回
生制御を行うとともに、前記操作手段により設定した降
下速度と前記荷重検知手段により検知した荷重とに基づ
き、前記荷役モータ発電機の回転数制御と前記油圧ポン
プモータの回転制御とを行って、前記油圧シリンダから
前記油圧ポンプモータへ流れる圧油の流量を制御するこ
とにより、前記油圧シリンダによる前記荷物の降下速度
が前記操作手段により設定した降下速度となるように制
御するよう構成したことを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。 【0011】図1は本発明の実施の形態に係るバッテリ
ーフォークリフトの昇降システムの構成図、図2は前記
昇降システムの上昇時の状態を示す図、図3は前記昇降
システムの降下時の状態を示す図である。また、図4は
前記昇降システムの昇降制御ブロック図、図5は前記昇
降システムの昇降制御フローチャートである。 【0012】<構成>図1に示すように、本実施の形態
に係るバッテリーフォークリフトの昇降システムでは、
昇降の設定操作と昇降速度の設定操作とを行う操作手段
としてのジョイスティックコントローラ21、制御手段
としてのシステムコントローラ22及び荷役モータコン
トローラ23、バッテリー24、電動モータ又は発電機
として動作する荷役モータ発電機25、油圧ポンプ又は
油圧モータとして動作する可変容量式(可変吐出量式)
の油圧ポンプモータ27、フォーク28に載置した荷物
36を昇降する油圧シリンダ29を備えている。 【0013】更には、圧油の流れる方向を切り換える切
換手段としてポペット弁30−1,降下用電磁弁30−
2,上昇用電磁弁30−3及びオリフィス30−4など
からなるリフトロックバルブ30を備え、また、リリー
フ弁31なども備えている。リフトロックバルブ30
は、油圧シリンダ29からの油漏れを防止して荷物28
が自然落下するのを防止(リフトロック)する。また、
荷物36の荷重Gを検知する荷重検知手段としての圧力
センサ35、荷役モータ発電機25の回転数を検知する
回転センサ34なども備えている。 【0014】なお、図1において斜線を付した点線は電
気信号ラインを表し、斜線を付した実線は電力ラインを
表している。また、斜線を付していない実線及び点線は
油圧ラインを表している。このことは図2,図3,図6
においても同様である。 【0015】図1に示すように、ジョイスティックコン
トローラ21はオペレータ32が座る運転席33の横に
配置されており、このジョイスティックコントローラ2
1のレバー21aをオペレータ32が前後に倒すことに
よって上昇操作と降下操作とを行うことができるように
なっている。 【0016】バッテリー24と荷役モータ発電機25
は、荷役モータコントローラ23を介して電気的に接続
されている。荷役モータ発電機25と油圧ポンプモータ
27は継手37を介して連結されている。従って、荷役
モータ発電機25が電動モータとして動作するときに
は、この荷役モータ発電機25により継手37を介して
油圧ポンプモータ27を回転駆動することにより、油圧
ポンプモータ27が油圧ポンプとして動作する。一方、
油圧ポンプモータ27が油圧モータとして動作するとき
には、この油圧ポンプモータ27により継手37を介し
て荷役モータ発電機25を回転駆動することにより、荷
役モータ発電機25が発電機として動作する。 【0017】リフトロックバルブ30は、油圧ポンプモ
ータ27と油圧シリンダ29との間に介設されて油圧回
路を構成しており、上昇時には油圧ポンプモータ27か
ら油圧シリンダ29へと圧油(作動油)が流れ、降下時
には油圧シリンダ29から油圧ポンプモータ27へと圧
油が流れるように圧油の流れる方向を切り換えることが
できるようになっている。 【0018】詳述すると、油圧ポンプモータ27と油圧
シリンダ29との間の油圧ライン39には、油圧ポンプ
モータ27から油圧シリンダ29に向かって順に上昇用
電磁弁30−3、ポペット弁30−1が設けられてい
る。ポペット弁30−1と油圧シリンダ29との間では
油圧ライン39から油圧ライン40が分岐されており、
この油圧ライン40には油圧ライン39から油圧タンク
38に向かって順にオリフィス30−4、降下用電磁弁
30−2が設けられている。また、オリフィス30−4
と降下用電磁弁30−2との間では油圧ライン40から
油圧ライン41が分岐されており、この油圧ライン41
がポペット弁30−1の背圧側に通じている。 【0019】従って、図2に示すように、上昇時には上
昇用電磁弁30−3を開状態にすることにより、この上
昇用電磁弁30−3及びポペット弁30−1を介して、
油圧ポンプモータ27により昇圧した油圧タンク38内
の油を、上昇用電磁弁30−3及びポペット弁30−1
を介して矢印Aのように油圧ポンプモータ27から油圧
シリンダ29へと圧油(作動油)を流すことができるよ
うになる。なお、このときにポペット弁30−1は油圧
ポンプモータ27から吐出した圧油(作動油)により押
し開けれられるようにして開口する。また、このとき降
下用電磁弁30−2は閉状態となっており、油圧ライン
40のオリフィス30−4には圧油が流れない。従っ
て、オリフィス30−4の前後の油圧に差がないことか
ら、油圧ポンプモータ27から油圧シリンダ29への油
圧の供給を停止したとき、ポペット弁30−1の弁体3
0−1aは閉状態となるため、油圧シリンダ29内の圧
油が漏れて荷物28が自然降下するのを防止(リフトロ
ック)することができる。 【0020】一方、図3に示すように、降下時には上昇
用電磁弁30を閉状態(逆止弁状態)とし、且つ、降下
用電磁弁30−2を開状態とする。降下用電磁弁30−
2が開くと、油圧ライン40のオリフィス30−4に圧
油が流れて圧力損失が生じることにより、オリフィス3
0−4の前後で油圧に差が生じて、ポペット弁30の弁
体30−1aが開く。このため、ポペット弁30−1及
び上昇用電磁弁30−3を介して、矢印Bのように油圧
シリンダ29から油圧ポンプモータ27へと圧油を流す
ことができるようになる。なお、このとき油圧ポンプモ
ータ27から油圧シリンダ29への逆流は、上昇用電磁
弁30−3の逆止弁機能によって阻止される。 【0021】また、図1に示すように、圧力センサ35
は油圧シリンダ29とポペット弁30−1との間の油圧
ライン39に設けられており、油圧シリンダ29内の圧
油の圧力を検知する。この油圧シリンダ29内の圧油の
圧力は荷物9の荷重Gに応じた負荷圧となるため、圧力
センサ35ではこの負荷圧(荷重G)を検知することに
なる。回転センサ34は継手37に設けられており、荷
役モータ発電機25の回転数(回転速度)を検知する。 【0022】また、油圧ポンプモータ27と上昇用電磁
弁30−3との間では油圧ライン39から油圧ライン4
2,43が分岐されている。油圧ライン42はリリーフ
弁31を介して油圧タンク38に通じており、油圧ポン
プモータ27から吐出される圧油が異常に高くなったと
きにはリリーフ弁31が作動し、圧油が油圧ライン42
を介して油圧タンク38へと戻されるようになってい
る。また、キャリオーバ(油圧外部取り出し)としての
油圧ライン43を介して、他のアクチュエータへも、油
圧ポンプモータ27から吐出された圧油が供給されるよ
うになっている。 【0023】次に、図1及び図4に基づき、システムコ
ントローラ22及び荷役モータコントローラ23などか
らなる制御系の構成について説明する。荷役モータコン
トローラ22へは、ジョイスティックコントローラ21
から操作方向信号aと速度レベル信号bとが入力され
る。操作方向信号aには、ジョイスティックコントロー
ラ21のレバー21aを後方に倒したときの上昇操作信
号と、レバー21aを前方に倒したときの降下操作信号
と、レバー21aを前後何れにも倒さないときの中立信
号とがある。速度レベル信号bには、レバー21aを後
方に倒したときのレバー21aの傾き位置(傾き角度)
に応じた上昇速度レベル信号(上昇速度設定値)と、レ
バー21aを前方に倒したときのレバー21aの傾き位
置(傾き角度)に応じた降下速度レベル信号(降下速度
設定値)とがある。なお、レバー21aを大きく傾ける
ほど速度レベル信号aは大きくなる。 【0024】また、システムコントローラ22へは、圧
力センサ35から負荷圧(荷重G)の検知信号である圧
力レベル信号cが入力され、回転センサ34から荷役モ
ータ発電機25の回転数(回転速度)の検出信号である
速度信号dが入力される。システムコントローラ22か
ら荷役モータコントローラ23へは、動作・蓄電信号e
が出力され、荷役モータコントローラ23から荷役モー
タ発電機25へは、動作・蓄電指令fが出力される。 【0025】即ち、ジョイスティックコントローラ21
からシステムコントローラ22へ上昇操作信号が入力さ
れたとき、システムコントローラ22では荷役モータコ
ントローラ23へ動作信号を出力し、荷役モータコント
ローラ23では荷役モータ発電機25へ動作指令を出力
する。具体的には、荷役モータコントローラ23では、
バッテリー24から荷役モータコントローラ23を介し
て荷役モータ発電機25へ電力を供給させることによ
り、荷役モータ発電機25を電動モータとして動作させ
る。更に、このとき荷役モータコントローラ23では、
荷役モータ発電機25の回転速度が、システムコントロ
ーラ22から指定された目標回転速度となるように制御
する。即ち、システムコントローラ22では、回転セン
サ34からの速度信号dをシステムコントローラ22へ
フィードバックし、この速度信号aが前記目標回転速度
となるように荷役モータコントローラ23経由で荷役モ
ータ発電機25の回転数を制御する。 【0026】一方、ジョイスティックコントローラ21
からシステムコントローラ22へ降下操作信号が入力さ
れたときには、システムコントローラ22では荷役モー
タコントローラへ蓄電信号を出力し、荷役モータコント
ローラ23では荷役モータ発電機25へ蓄電指令を出力
する。具体的には、荷役モータコントローラ23では、
発電機として動作する荷役モータ発電機25の発電電力
を、バッテリー24へ蓄電可能な電圧に変換することな
どにより、荷役モータコントローラ23を介してバッテ
リー24へ蓄電(回生)させる。更に、このとき荷役モ
ータコントローラ23では、荷役モータ発電機25の回
転速度が、システムコントローラ22から指定された目
標回転速度となるように制御する。即ち、システムコン
トローラ22では、回転センサ34からの速度信号dを
システムコントローラ22へフィードバックし、この速
度信号aが前記目標回転速度となるように荷役モータコ
ントローラ23経由で荷役モータ発電機25の回転数を
制御する。 【0027】また、システムコントローラ22では、ジ
ョイスティックコントローラ21からの操作方向信号b
に基づいて油圧回路の上昇用電磁弁30−3及び降下用
電磁弁30−2に電磁弁操作信号gを出力する。具体的
には、ジョイスティックコントローラ21からシステム
コントローラ22へ上昇操作信号が入力されると、シス
テムコントローラ22では、バッテリー24の電力をシ
ステムコントローラ22を介して上昇用電磁弁30−3
へ供給することにより上昇用電磁弁30−3を開にする
(図2参照)。一方、ジョイスティックコントローラ2
1からシステムコントローラ22へ降下操作信号が入力
されると、システムコントローラ22では、バッテリー
24の電力をシステムコントローラ22を介して降下用
電磁弁30−2へ供給するとにより降下用電磁弁30−
2を開にする(図3参照)。 【0028】更に、システムコントローラ22から油圧
ポンプモータ27へは傾転量操作信号hが出力される。
即ち、システムコントローラ22では油圧ポンプモータ
22の回転数(吐出量)を制御するため、油圧ポンプモ
ータ27の傾転制御を行うことにより、油圧ポンプモー
タ22の傾転量を目標傾転量とする。 【0029】システムコントローラ22及び荷役モータ
コントローラ23による荷役モータ発電機25の回転数
制御やシステムコントローラ22による油圧ポンプモー
タ27の傾転制御は、ジョイスティックコントローラ2
1から入力する速度レベル信号a(レバー21aの傾き
位置)と、圧力センサ35から入力する圧力レベル信号
c(負荷圧)とに基づき、各条件に合わせた目標回転速
度及び目標傾転量となるように行われる。例えばシステ
ムコントローラ22及び荷役モータコントローラ23で
は図5に示すように制御する。 【0030】図5に示すようにシステムコントローラ2
2では、まず、ステップS1においてコントローラ2
2,23の電源がONとなっているか否かを判断する。
続いて、ステップS2ではジョイスティックコントロー
ラ21から入力される操作方向信号aが中立信号0、上
昇操作信号1、降下操作信号2の何れであるかを判断す
る。その結果、ステップS2で中立信号1を入力したと
判断した場合には、ステップS3へと進み、昇降動作を
行わず、各動作信号(電磁弁操作指令g、傾転量操作指
令h、動作・蓄電信号e)をOFFのままとし、ステッ
プS1へ戻る。 【0031】一方、ステップS2で上昇操作信号1を入
力したと判断した場合には、ステップS4において、ジ
ョイスティックコントローラ21からの速度レベル信号
b(上昇速度レベル信号)に基づき、オペレータ32が
要求する速度レベルが、予め複数段階にレベル分けされ
た低:0〜高:i(i:整数)のうちのどのレベルであ
るかを判断する。次に、ステップS5において、圧力セ
ンサ35からの圧力レベル信号cに基づき、荷物36に
よる負荷圧(荷重G)が、ステップS4で判断される各
速度レベルごとに予め複数段階にレベル分けされた低負
荷:0〜最大負荷:k(k:整数)のうちのどのレベル
であるかを判断する。 【0032】続いて、ステップS6では、ステップS5
で判断される0〜kの各レベルに対応して予め設定した
目標傾転量及び目標回転速度を選定する。そして、ステ
ップS7では、回転センサ34からフィードバックする
速度信号dが、ステップS6で選定した目標回転速度と
なるように荷役モータ発電機25(このときには電動モ
ータとして動作する)の回転数をフィードバック制御
し、且つ、油圧ポンプモータ27(このときには油圧ポ
ンプとして動作する)の傾転量が、ステップS6で選定
した目標傾転量となるように制御する。 【0033】油圧ポンプモータ27の通過流量(油圧ポ
ンプモータ27から油圧シリンダ29へ供給される圧油
の流量)に応じて油圧シリンダ29による荷物29の上
昇速度が決まるが、この通過流量(上昇速度)は荷役モ
ータ発電機25の回転数と油圧ポンプモータ27の傾転
量とによって計算できる。つまり、荷役モータ発電機2
5の回転数と油圧ポンプモータ27の傾転量とによって
油圧ポンプモータ27の回転数が決まる。例えば荷役モ
ータ発電機25の回転数に変化がない場合でも、傾転量
を変えることによって油圧ポンプモータ27の回転数を
変化させることができる。 【0034】従って、荷役モータ発電機25の回転数と
油圧ポンプモータ27の傾転とをそれぞれ目標回転速度
及び目標傾転量になるように制御すれば、油圧ポンプモ
ータ27の通過流量が制御され、油圧シリンダ29によ
る荷物36の上昇速度がジョイスティックコントローラ
21で設定された上昇速度となるように制御することが
できる。回転センサ34の速度信号dと傾転量指令値と
から通過流量を計算し、この通過流量と目標通過流量
(上昇速度)とのずれを補正することもできる。 【0035】ステップS8では、ジョイスティックコン
トローラ21からの上昇操作信号の有無を判断し、上昇
操作信号が有る間はステップS4〜ステップS8の処理
を繰り返し、上昇操作信号が無くなれば各動作信号(電
磁弁操作指令g、傾転量操作指令h、動作・蓄電信号
e)をOFFにして、ステップS1へ戻る。なお、ステ
ップS5〜ステップS8の処理については、図5ではス
テップS4で速度レベルが低:0と判断された場合のみ
を例示し、速度レベルが低:0以外の場合については図
示を省略しているが、速度レベルが低:0以外の場合に
ついても速度レベルが低:0の場合と同様の処理が行わ
れる。また、速度レベルや圧力レベルのレベル分けや目
標回転速度や目標傾転量の具体的な値については、実験
等により、荷重Gや要求される上昇速度に応じた所要の
通過流量、圧力で効率的に荷物36を上昇させることが
できる値を適宜設定すればよい。 【0036】次に、ステップS2で降下操作信号2を入
力したと判断した場合には、ステップS9において、ジ
ョイスティックコントローラ21からの速度レベル信号
b(降下速度レベル信号)に基づき、オペレータ32が
要求する速度レベルが、予め複数段階にレベル分けされ
た低:0〜高:j(j:整数)のうちのどのレベルであ
るかを判断する。続いて、ステップS10では、圧力セ
ンサ35からの圧力レベル信号cに基づき、荷物36に
よる負荷圧(荷重G)が、ステップS9で判断される各
速度レベルごとに予め複数段階にレベル分けされた低負
荷:0〜最大負荷:m(m:整数)のうちのどのレベル
であるかを判断する。 【0037】ステップS11では、ステップS10で判
断される0〜mの各レベルに対応して予め設定した目標
傾転量及び目標回転速度を選定する。そして、ステップ
S12では、回転センサ34からフィードバックする速
度信号dが、ステップS11で選定した目標回転速度と
なるように荷役モータ発電機25(このときには発電機
として動作する)の回転数をフィードバック制御し、且
つ、油圧ポンプモータ27(このときには油圧モータと
して動作する)の傾転量が、ステップS11で選定した
目標傾転量となるように制御する。即ち、荷物36の負
荷圧(荷重G)によって油圧シリンダ29から油圧ポン
プモータ27へと流れようとする圧油に対する負荷を調
整する。 【0038】前述の上昇時と同様、油圧ポンプモータ2
7の通過流量(油圧シリンダ29から油圧ポンプモータ
27へ流れる圧油の流量)に応じて油圧シリンダ29に
よる荷物29の降下速度が決まるが、この通過流量(降
下速度)は荷役モータ発電機25の回転数と油圧ポンプ
モータ27の傾転量とによって計算できる。 【0039】従って、荷役モータ発電機25の回転数と
油圧ポンプモータ27の傾転量とをそれぞれ目標回転速
度及び目標傾転量になるように制御することにより、油
圧ポンプモータ27の通過流量を制御して、油圧シリン
ダ29による荷物36の降下速度がジョイスティックコ
ントローラ21で設定された降下速度となるように制御
することができる。回転センサ34の速度信号dと傾転
量指令値とから通過流量を計算し、この通過流量と目標
通過流量(降下速度)とのずれを補正することもでき
る。また、このときには荷役モータ発電機25の発電電
力を、荷役モータコントローラ23を介してバッテリー
24へ蓄電(回生)させる。即ち、荷物36の位置エネ
ルギを電気エネルギに変換してバッテリー24へ回生す
る。 【0040】ステップS13では、ジョイスティックコ
ントローラ21からの降下操作信号の入力の有無を判断
し、降下操作信号が有る間はステップS9〜ステップS
13の処理を繰り返し、降下操作信号が無くなれば各動
作信号(電磁弁操作指令g、傾転量操作指令h、動作・
蓄電信号e)をOFFにして、ステップS1へ戻る。な
お、ステップS10〜ステップS13の処理について
は、図5ではステップS9で速度レベルが低:0と判断
された場合のみを例示し、速度レベルが低:0以外の場
合については図示を省略しているが、速度レベルが低:
0以外の場合についても速度レベルが低:0の場合と同
様の処理が行われる。また、上昇時の場合と同様、速度
レベルや圧力レベルのレベル分けや目標回転速度や目標
傾転量の具体的な値については、実験等により、荷重G
や要求される降下速度に応じて効率的にエネルギをバッ
テリー24に回生し且つ荷物36を降下させることがで
きる値を適宜設定すればよい。 【0041】<作用・効果>以上のように、本実施の形
態によれば、ジョイスティックコントローラ21により
上昇操作をしたときには、油圧ポンプモータ27から油
圧シリンダ29へと圧油が流れることができるように上
昇用電磁弁30−3などにより圧油の流れる方向を切り
換え、且つ、バッテリー24から荷役モータ発電機25
へ電力を供給して荷役モータ発電機25を電動モータと
して動作させ、この荷役モータ発電機25で油圧ポンプ
モータ27を回転駆動することにより油圧ポンプモータ
27を油圧ポンプとして動作させるように制御するとと
もに、ジョイスティックコントローラ21により設定し
た上昇速度と圧力センサ35により検知した負荷圧(荷
重G)とに基づき、荷役モータ発電機25の回転数制御
と油圧ポンプモータの傾転制御(回転制御)とを行っ
て、油圧ポンプモータ27から油圧シリンダ29へ供給
する圧油の流量(通過流量)を制御することにより、油
圧シリンダ29による荷物36の上昇速度がジョイステ
ィックコントローラ21により設定した上昇速度となる
ように制御する。 【0042】また、ジョイスティックコントローラ21
により降下操作をしたときには、油圧シリンダ29から
油圧ポンプモータ27へと圧油が流れることができるよ
うに降下用電磁弁30−2などにより圧油の流れる方向
を切り換えることにより、油圧シリンダ29から排出さ
れる圧油で油圧ポンプモータ27を油圧モータとして動
作させ、この油圧ポンプモータ27で荷役モータ発電機
25を回転駆動することにより荷役モータ発電機25を
発電機として動作させ、この荷役モータ発電機25の発
電電力をバッテリー24に蓄電する回生制御を行うとと
もに、ジョイスティックコントローラ21により設定し
た降下速度と圧力センサ35により検知した負荷圧(荷
重G)とに基づき、荷役モータ発電機25の回転数制御
と油圧ポンプモータの傾転制御(回転制御)とを行っ
て、油圧シリンダ29から油圧ポンプモータ27へ流れ
る圧油の流量(通過流量)を制御することにより、油圧
シリンダ29による荷物36の降下速度がジョイスティ
ックコントローラ21により設定した降下速度となるよ
うに制御する。 【0043】このため、オペレータ32による荷役作業
の作業性を優先させつつ、上昇時には省エネを達成し、
降下時には効率よくエネルギを回生させることができ
る。つまり、可変容量式の油圧ポンプモータ27を用い
ることで従来の流量制御弁を削除することができるた
め、この流量制御弁における圧力損失や発熱などが無く
なるため、上昇時には省エネとなる。また、降下時に
は、操作性は従来と同様で、且つ、荷重や降下速度の各
状態で可能な限り、エネルギーを回生(バッテリーに蓄
電)することができる。ここで作業性とは、上昇、降
下、昇降停止、昇降速度、昇降位置の制御など操作をオ
ペレータ32の思い通りに行うことができることを示し
ている。 【0044】なお、上記では傾転量を変えることによっ
て回転数(吐出量)を制御する方式の可変容量式油圧ポ
ンプモータを用いているが、必ずしもこれに限定するも
のではなく、本発明では他の方式によって回転数(吐出
量)を制御する可変容量式の油圧ポンプモータを用いて
もよい。 【0045】 【発明の効果】以上、発明の実施の形態とともに具体的
に説明したように、本発明のエネルギー回生式荷役機
は、昇降の設定操作と昇降速度の設定操作とを行う操作
手段と、可変容量式の油圧ポンプモータと、この油圧ポ
ンプモータに連結された荷役モータ発電機と、バッテリ
ーと、荷物の昇降を行う油圧シリンダと、前記荷物の荷
重を検知する荷重検知手段と、圧油の流れる方向を切り
換える切換手段と、制御手段とを備え、前記制御手段で
は、前記操作手段により上昇操作をしたときには、前記
油圧ポンプモータから前記油圧シリンダへと圧油が流れ
ることができるように前記切換手段により圧油の流れる
方向を切り換え、且つ、前記バッテリーから前記荷役モ
ータ発電機へ電力を供給して前記荷役モータ発電機を電
動モータとして動作させ、この荷役モータ発電機で前記
油圧ポンプモータを回転駆動することにより前記油圧ポ
ンプモータを油圧ポンプとして動作させるように制御す
るとともに、前記操作手段により設定した上昇速度と前
記荷重検知手段により検知した荷重とに基づき、前記荷
役モータ発電機の回転数制御と前記油圧ポンプモータの
回転制御とを行って、前記油圧ポンプモータから前記油
圧シリンダへ供給する圧油の流量を制御することによ
り、前記油圧シリンダによる前記荷物の上昇速度が前記
操作手段により設定した上昇速度となるように制御し、
前記操作手段により降下操作をしたときには、前記油圧
シリンダから前記油圧ポンプモータへと圧油が流れるこ
とができるように前記切換手段により圧油の流れる方向
を切り換えることにより、前記油圧シリンダから排出さ
れる圧油で前記油圧ポンプモータを油圧モータとして動
作させ、この油圧ポンプモータで前記荷役モータ発電機
を回転駆動することにより前記荷役モータ発電機を発電
機として動作させ、この荷役モータ発電機の発電電力を
前記バッテリーに蓄電する回生制御を行うとともに、前
記操作手段により設定した降下速度と前記荷重検知手段
により検知した荷重とに基づき、前記荷役モータ発電機
の回転数制御と前記油圧ポンプモータの回転制御とを行
って、前記油圧シリンダから前記油圧ポンプモータへ流
れる圧油の流量を制御することにより、前記油圧シリン
ダによる前記荷物の降下速度が前記操作手段により設定
した降下速度となるように制御するよう構成したことを
特徴とする。 【0046】したがって、このエネルギー回生式荷役機
によれば、オペレータによる荷役作業の作業性を優先さ
せつつ、上昇時には省エネを達成し、降下時には効率よ
くエネルギを回生させることができる。つまり、可変容
量式の油圧ポンプモータを用いることで従来の流量制御
弁を削除することができるため、この流量制御弁におけ
る圧力損失や発熱などが無くなるため、上昇時には省エ
ネとなる。また、降下時には、操作性は従来と同様で、
且つ、荷重や降下速度の各状態で可能な限り、エネルギ
ーを回生(バッテリーに蓄電)することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るバッテリーフォーク
リフトの昇降システムの構成図である。 【図2】前記昇降システムの上昇時の状態を示す図であ
る。 【図3】前記昇降システムの降下時の状態を示す図であ
る。 【図4】前記昇降システムの昇降制御ブロック図であ
る。 【図5】前記昇降システムの昇降制御フローチャートで
ある。 【図6】従来のバッテリーフォークリフトにおける昇降
システムの構成図である。 【符号の説明】 21 ジョイスティックコントローラ 21a レバー 22 システムコントローラ 23 荷役モータコントローラ 24 バッテリー 25 荷役モータ発電機 27 油圧ポンプモータ 28 フォーク 29 油圧シリンダ 30 リフトロックバルブ 30−1 ポペット弁 30−2 降下用電磁弁 30−3 上昇用電磁弁 30−4 オリフィス 31 リリーフ弁 32 オペレータ 33 運転席 34 回転センサ 35 圧力センサ 36 荷物 37 継手 38 油圧タンク 39,40,41,42,43 油圧ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA02 AE02 DA10 DB07 FA18 3H089 AA21 BB04 CC01 DA03 DA14 DA20 DB44 DB48 DB73 EE36 FF07 FF10 FF12 GG02 JJ09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 昇降の設定操作と昇降速度の設定操作と
    を行う操作手段と、可変容量式の油圧ポンプモータと、
    この油圧ポンプモータに連結された荷役モータ発電機
    と、バッテリーと、荷物の昇降を行う油圧シリンダと、
    前記荷物の荷重を検知する荷重検知手段と、圧油の流れ
    る方向を切り換える切換手段と、制御手段とを備え、 前記制御手段では、 前記操作手段により上昇操作をしたときには、前記油圧
    ポンプモータから前記油圧シリンダへと圧油が流れるこ
    とができるように前記切換手段により圧油の流れる方向
    を切り換え、且つ、前記バッテリーから前記荷役モータ
    発電機へ電力を供給して前記荷役モータ発電機を電動モ
    ータとして動作させ、この荷役モータ発電機で前記油圧
    ポンプモータを回転駆動することにより前記油圧ポンプ
    モータを油圧ポンプとして動作させるように制御すると
    ともに、前記操作手段により設定した上昇速度と前記荷
    重検知手段により検知した荷重とに基づき、前記荷役モ
    ータ発電機の回転数制御と前記油圧ポンプモータの回転
    制御とを行って、前記油圧ポンプモータから前記油圧シ
    リンダへ供給する圧油の流量を制御することにより、前
    記油圧シリンダによる前記荷物の上昇速度が前記操作手
    段により設定した上昇速度となるように制御し、 前記操作手段により降下操作をしたときには、前記油圧
    シリンダから前記油圧ポンプモータへと圧油が流れるこ
    とができるように前記切換手段により圧油の流れる方向
    を切り換えることにより、前記油圧シリンダから排出さ
    れる圧油で前記油圧ポンプモータを油圧モータとして動
    作させ、この油圧ポンプモータで前記荷役モータ発電機
    を回転駆動することにより前記荷役モータ発電機を発電
    機として動作させ、この荷役モータ発電機の発電電力を
    前記バッテリーに蓄電する回生制御を行うとともに、前
    記操作手段により設定した降下速度と前記荷重検知手段
    により検知した荷重とに基づき、前記荷役モータ発電機
    の回転数制御と前記油圧ポンプモータの回転制御とを行
    って、前記油圧シリンダから前記油圧ポンプモータへ流
    れる圧油の流量を制御することにより、前記油圧シリン
    ダによる前記荷物の降下速度が前記操作手段により設定
    した降下速度となるように制御するよう構成したことを
    特徴とするエネルギー回生式荷役機。
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