JP2001057088A - Nand型不揮発性メモリ - Google Patents

Nand型不揮発性メモリ

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JP2001057088A JP23007399A JP23007399A JP2001057088A JP 2001057088 A JP2001057088 A JP 2001057088A JP 23007399 A JP23007399 A JP 23007399A JP 23007399 A JP23007399 A JP 23007399A JP 2001057088 A JP2001057088 A JP 2001057088A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】消去状態が負の閾値電圧になるNAND型の不
揮発性メモリにおいて、消去ベリファイ時のベリファイ
動作を確実に行う 【解決手段】メモリセルMCが接続されるビット線に接
続される定電流源P7と、その接続点の電位を検出する
検出トランジスタN8とを有するセンスアンプ部と、メ
モリセルのビット線と反対側の第1の基準電位ARVss
と、N8のソースが接続される第2の基準電位PBVssと
を有し、消去ベリファイ時には、ARVssとPBVssとが、所
定の正電位に制御される。ARVssを正電位に制御するこ
とで、メモリセルのコントロールゲートレベルを等価的
に消去ベリファイレベルであるマイナスにすることがで
き、更にPBVssも正電位に制御することで、N8の等価
的な閾値電圧を高くすることができ、或いは検出インバ
ータの等価的なトリップレベルを高くすることができ、
消去ベリファイ時の検出トランジスタを確実に非導通に
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NAND型の不揮
発性メモリに関し、特に、より大きな消去マージンを確
保して消去ベリファイ動作を可能にするNAND型不揮
発性メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】NAND型のメモリセル構成を有するフ
ラッシュメモリなどの不揮発性メモリは、FNトンネル
現象(フォイマン・ノルトハイム・トンネル現象)を利
用してフローティングゲートに電子を注入してプログラ
ムし、電子を引き抜いて消去を行うことから、NOR型
のフラッシュメモリに比較して、消費電力が少ない。ま
た、ビット線に接続されるセルストリング内には複数の
メモリセルトランジスタが直列に接続され、読み出し時
に選択セルトランジスタのゲートに読み出し電圧を印加
し、残りのセルトランジスタには高い電圧を印加して全
て導通させる。したがって、そのセルストリングに流れ
る電流が比較的少ないので読み出し時の消費電力も小さ
い。また、セルストリング内のセルトランジスタの数に
制約から、セクタサイズがNOR型の不揮発性メモリに
比較すると小さく、消去単位が少ない。上記のような特
色を有するNAND型の不揮発性メモリは、近年におい
て広く利用されている。
【0003】図12は、一般的なNAND型フラッシュ
メモリのメモリセルトランジスタの断面図である。図1
2(a)は消去状態、図12(b)はプログラム状態を
それぞれ示す。セルトランジスタの構成は、半導体基板
表面に形成されたソース領域Sとドレイン領域D及び、
それらの間に形成されたトンネル酸化膜OX、フローテ
ィングゲートFG及びコントロールゲートCGからな
る。図12(a)の消去状態では、フローティングゲー
トFGから電子が引き抜かれた状態であり、セルトラン
ジスタの閾値電圧Vtは負であり、デプレッション型ト
ランジスタとして機能する。一方、図12(b)のプロ
グラム状態では、フローティングゲートFGに電子が注
入されている状態であり、セルトランジスタの閾値電圧
Vtは正であり、エンハンスメント型トランジスタとし
て機能する。
【0004】図13は、NAND型フラッシュメモリの
セルストリングとページバッファ回路を示す図である。
セルストリングCSは、ビット線BLに選択トランジス
タNSG1を介して接続され、直列接続されたメモリセ
ルMC0〜MCnを有する。セルストリングCSの反対
側にはアレイ用Vss電位ARVssに接続するための選択
トランジスタNSG2が設けられる。
【0005】ビット線BLは、トランジスタN10,N
11を介してセンスバッファ100に接続される。セン
スバッファ100は、読み出し、プログラムベリファ
イ、消去ベリファイの時におけるメモリセルの閾値電圧
の状態を検出し、ラッチする機能を有する。図中、Nは
Nチャネルトランジスタを、PはPチャネルトランジス
タを示す。また、センスバッファ100はラッチ回路1
0を有する。
【0006】トランジスタN1は、ページバッファ選択
トランジスタであり、出力端子PBOUTに接続される。ま
た、トランジスタP2,P3,N4,N5,N6は、出
力CMOS回路である。そして、トランジスタP7は、
定電流源である。
【0007】読み出し動作では、選択メモリセルのワー
ド線WLを0V程度にし、それ以外のワード線WLを4
V程度にして、選択メモリセルは閾値電圧の状態に応じ
てONまたはOFFにし、非選択メモリセルは全てON
にする。選択メモリセルのONまたはOFFに依存し
て、ノードSNSがHレベルまたはLレベルになり、そ
の状態が、信号SETに読み出しパルスを印加した時の
検出トランジスタN8の導通または非導通により読み出
され、ラッチ回路10にラッチされる。
【0008】プログラムベリファイや、消去ベリファイ
動作は、読み出し動作と同様である。但し、プログラム
ベリファイでは、選択メモリセルのワード線を0Vの代
わりにプログラムベリファイレベルに応じた正の電圧、
例えば0.8Vを印加する。また、消去ベリファイで
は、選択メモリセルのワード線を0Vの代わりに消去ベ
リファイレベルに応じた負の電圧にする。但し、半導体
デバイスにおいて負の電圧を実現することは現実的でな
いので、通常は、選択メモリセルのワード線を0Vにし
て、アレイ用Vss電位ARVssを正電圧、例えば0.6
Vにして、等価的に選択メモリセルのワード線電位を負
にしている。
【0009】図14は、NAND型フラッシュメモリに
おいて利用される冗長情報記憶用回路を示す。この回路
では、冗長アドレスを記録する冗長メモリセルRMC
が、選択トランジスタRSG1,RSG2に挟まれてい
て、センスアンプ部101に接続される。センスアンプ
部101内のトランジスタP21,N20、及びNAN
Dゲート12により、冗長メモリセルRMCの閾値電圧
状態がノードSNSに読み出され、トランジスタP2
2,N23からなるCMOSインバータにより、ノード
SNSの状態が検出される。冗長メモリセルRMCは、
通常のメモリセルと同様に、消去時は負の閾値電圧、プ
ログラム時は正の閾値電圧である。
【0010】読み出し動作では、冗長メモリセルRMC
のワード線WLを0Vにして、閾値電圧の状態に応じて
オンまたはオフさせることで、ノードSNSにその情報
が読み出される。プログラムベリファイ時は、冗長メモ
リセルRMCのワード線WLをプログラムベリファイレ
ベルに応じた正電圧にして、ノードSNSに閾値電圧が
ベリファイレベルを超えたか否かが読み出され、CMO
Sインバータにより検出される。そして、消去ベリファ
イでは、冗長メモリセルRMCのワード線WLを0Vに
して、アレイ用Vss電圧ARVssを正電圧にして、等
価的にワード線WLを負電圧にしている。各動作での各
電圧の例が、図14(b)に示される。
【0011】以上の通り、NAND型のフラッシュメモ
リでは、メモリセルの閾値電圧がプログラム時に正電
圧、消去時に負電圧になるというNOR型のフラッシュ
メモリとは異なる構成を有する。そのためNAND型の
メモリでは、消去ベリファイで、メモリセルや冗長メモ
リセルの閾値電圧Vtが負電圧になっていることを確認
するために、アレイ用Vss電圧ARVssを正電圧に
制御することが行われる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
のページバッファ回路100や図14のセンスアンプ部
101の回路構成では、消去ベリファイにおいて課題を
有する。
【0013】図13のベージバッファ100の構成で
は、選択メモリセルMC0に対するワード線WL0に0
Vを印加し、他のワード線及び選択線SG1,SG2に
は4Vを印加した状態で、トランジスタN10、N11
を導通させる。選択メモリセルMC0の閾値電圧が十分
負電圧になっていると、選択メモリセルMC0が導通し
て、ノードSNSの電圧を引き下げ、その電圧がトラン
ジスタN8により検出され、ラッチ回路10にラッチさ
れる。
【0014】しかし、トランジスタN8の閾値電圧は、
製造プロセスに依存するが、通常は0.8V程度であ
る。したがって、選択メモリセルMC0の導通により、
ノードSNSは、トランジスタN8の閾値電圧より低く
なる必要がある。その場合、信頼性の関係から読み出し
に対してより大きな消去マージンを保証しなければなら
ない場合は、アレイVss電圧ARVssを例えば1V
程度に高くして、選択メモリセルMC0のゲート電圧を
等価的に−1V程度にする。すると、選択トランジスタ
MC0が、消去動作によりフローティングゲートから十
分に電子が引き抜かれて、その閾値電圧Vtが負電圧に
なり、導通しても、ノードSNSの電位は、せいぜいア
レイVss電圧ARVss(=1V)までしか下げることが
できず、かかるノードSNS電位では、ソースがグラン
ド電位Vssに接続されるトランジスタN8を非導通に
できず、結局消去ベリファイを行うことができないこと
になる。即ち、検出トランジスタN8を導通してラッチ
回路10の状態を反転することで、消去ベリファイがパ
スするようになっているが、消去状態になっても検出ト
ランジスタN8を導通させることができないのである。
【0015】また、図14の冗長情報記憶用回路の場合
でも、その消去ベリファイの課題は同じである。図14
のセンスアンプ部101も図13のページバッファ回路
100と同様に、冗長メモリセルRMCが、選択トラン
ジスタRSG1とトランジスタN20を介して、定電流
源となるPチャネルトランジスタP21に接続され、冗
長メモリセルRMCの導通、非導通に応じて、ノードS
NSがHレベルまたはLレベルになり、そのノードSN
Sの電位が、ソースがグランドVssに接続された検出
トランジスタN23を有するCMOSインバータにより
検出される。
【0016】その場合も、読み出しに対してより大きな
消去マージンを保証しなければならない場合は、アレイ
用Vss電圧ARVssを例えば1V程度に高くして、
冗長メモリセルRMCのゲート電圧を等価的に−1V程
度にする。すると、冗長トランジスタRMCが、そのフ
ローティングゲートから十分に電子が引き抜かれて閾値
電圧Vtが負電圧になって、導通しても、ノードSNS
の電位は、せいぜいアレイVss電圧ARVss(=1V)
までしか下げることができない。かかるノードSNSの
電位では、CMOSインバータのトリップレベルより高
く、ソースがグランド電位Vssに接続されるトランジ
スタN23を非導通にできず、結局消去ベリファイを行
うことができない。
【0017】以上の様に、メモリセルと定電流との間の
ノードレベルをソース接地された検出トランジスタのゲ
ートに与えて、その検出トランジスタを導通させること
でベリファイ動作をさせる回路では、消去ベリファイ動
作に支障があることが理解される。
【0018】そこで、本発明の目的は、消去ベリファイ
を正常に行うことができるNAND型の不揮発性メモリ
を提供することにある。
【0019】また、本発明の別の目的は、プログラムに
より正の閾値電圧になり、消去により負の閾値電圧にな
る不揮発性メモリにおいて、消去ベリファイ動作を正常
に行うことができる不揮発性メモリを提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の一つの側面は、NAND型の不揮発性メ
モリにおいて、メモリセルが接続されるビット線に接続
される定電流源と、その接続点の電位を検出する検出ト
ランジスタとを有する検出回路と、メモリセルのビット
線と反対側の第1の基準電位と、前記検出トランジスタ
のソースが接続される第2の基準電位とを有し、消去ベ
リファイ時には、第1の基準電位と第2の基準電位と
が、所定の正電位に制御されることを特徴とする。第1
の基準電位を正電位に制御することで、メモリセルのコ
ントロールゲートレベルを等価的に消去ベリファイレベ
ルであるマイナスにすることができ、更に検出トランジ
スタの第2の基準電位も正電位に制御することで、検出
トランジスタの等価的な閾値電圧を高くすることがで
き、或いは検出インバータの等価的なトリップレベルと
高くすることができ、消去ベリファイ時の従来の課題を
解決することができる。
【0021】上記の目的を達成するために、本発明の一
つの側面は、メモリセルアレイ内に複数のメモリセルが
直列に接続されたセルストリングスを有するNAND型
の不揮発性メモリにおいて、前記メモリセルに接続され
る定電流回路と、その接続点の電位を検出する検出トラ
ンジスタとを有する検出回路と、前記メモリセルの前記
定電流回路と反対側の第1の基準電位と、前記検出トラ
ンジスタのソースに接続される第2の基準電位とを有
し、消去ベリファイ時には、前記第1の基準電位と第2
の基準電位とが、所定の正電位に制御されることを特徴
とする。
【0022】上記の目的を達成するために、本発明の別
の側面は、メモリセルアレイ内に複数のメモリセルが直
列に接続されたセルストリングスを有するNAND型の
不揮発性メモリにおいて、冗長情報または所定の情報を
記憶する補助メモリセルと、前記補助メモリセルに接続
される定電流回路と、その接続点の電位を検出する検出
トランジスタとを有する冗長検出回路と、前記補助メモ
リセルの前記定電流回路と反対側の第1の基準電位と、
前記検出トランジスタの第2の基準電位とを有し、消去
ベリファイ時には、前記第1の基準電位と第2の基準電
位とが、所定の正電位に制御されることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形
態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0024】図1は、本実施の形態例における8×4の
NAND型フラッシュメモリアレイとページバッファの
構成を示す図である。図1には、4×4のメモリセルア
レイをそれぞれ有する2つのブロックBlock0,1が示され
る。NAND型フラッシュメモリは、複数個(図1中で
は4個)の直列に接続されたメモリセルMC00〜MC30
と、その上下に直列に接続されたセレクトゲート・トラ
ンジスタNSG1,NSG2とで、一つのストリングという単位
を形成する。このストリングが一本のビット線BL0上
に多数(図1中では2ストリング)接続される。また、
各ビット線BL0〜BL3にはページバッファ100が
それぞれ接続される。
【0025】前述した通り、NAND型フラッシュメモ
リのメモリセルの状態には通常2通り存在する。一つの
状態は、メモリセルのフローティングゲートに電子が注
入されている状態であり、0データを格納している。こ
のときのメモリセルの閾値電圧Vtは正であり、メモリ
セルはエンハンスメント・トランジスタとして機能す
る。もう一つの状態は、メモリセルのフローティングゲ
ートから電子が引き抜かれた状態であり、1データが格
納されている。このときのメモリセルの閾値電圧Vtは
負であり、メモリセルはディプリション・トランジスタ
として機能する。
【0026】図2は、本実施の形態例におけるページバ
ッファ回路を示す図である。図2のページバッファ回路
は、図13に示した従来のページバッファ回路と同等の
構成であり、ラッチ回路10のセット用トランジスタN
9のソース端子(第2の基準電位)が、従来例ではグラ
ンド電位に接続されていたのに対して、本実施の形態例
では、ページバッファ用Vss電位PBVssに接続されてい
る。このページバッファ用Vss電位PBVssは、アレイ用V
ss電位ARVss(第1の基準電位)と同様に、消去ベリフ
ァイ時に所定の正の電位に保たれ、読み出し時とプログ
ラムベリファイ時は、消去ベリファイ時の電位より低い
電位またはグランド電位に保たれる。
【0027】図3は、図2の回路についての、読み出し
時、プログラム(書き込み)ベリファイ時、及び消去ベ
リファイ時の動作タイミングチャート図である。更に、
図4は、上記3つの時における各ノードの電圧例を示す
図表である。これらの図を参照しながら、本実施の形態
例における読み出し時、プログラム(書き込み)ベリフ
ァイ時、及び消去ベリファイ時の動作を以下に説明す
る。
【0028】[読み出し動作]NAND型フラッシュメ
モリの読み出し動作は、図3(a)に示され、以下の通
りである。読み出し時には、アレイ用Vss電位ARVssは0
Vに、ページバッファ用Vss電位PBVssも0Vに保たれ
る。まずワード線WL0につながるメモリセルMC0を
選択したと仮定する。また、ページバッファ100内の
ラッチ回路10のノードA及びBは、それぞれLレベル
及びHレベルにあらかじめセットされている。そして、
セット信号SETはLレベルである。
【0029】このとき、ワード線WL0には0Vを、そ
の他のワード線WL1〜nには4V程度を印加する。セ
レクトゲート線SG1及びSG2にも4V程度を印加
し、セレクトゲートトランジスタNSG1,NSG2を
共に導通させ、選択したメモリセルMC0のあるストリ
ングを選択する。これにより、ストリングの一方はビッ
ト線BLに接続され、他方はアレイ用Vss電位ARVS
S(第1の基準電位)に接続される。読み出し時、アレ
イ用Vss電位ARVSSは0Vである。また、選択スト
リングス内の選択メモリセルMC0以外のメモリセルM
C1〜nは、記憶データにかかわらず全て導通状態にな
る。
【0030】この状態で、ページバッファ10内の信号
BLCNTRL及びBLPROTをHレベル(高レベ
ル)として、ページバッファ100をビット線BLに接
続する。同時に、信号PBIASをLレベルとし、P型
トランジスタP7をオンさせてビット線BLに電流を供
給する。この電流は、メモリセルMC0が1データを持
つか0データを持つかの基準となる。より正確には、信
号BLCNTRLは1Vに、信号BLPROTは電源V
ccにそれぞれ制御される。
【0031】図3(a)の左側に示される通り、メモリ
セルMC0が1データを持つ場合、その閾値電圧Vtは
負なので、ワード線WL0に0Vが印加されていても、
メモリセルMC0はオンし電流が流れ、ページバッファ
内のノードSNSがLレベル側に引かれる。次に、セッ
ト信号SETにHレベルのパルスが与えられると、セッ
ト用トランジスタN9が導通し、検出トランジスタN8
のソース端子がページバッファ用Vss電位PBVss(読み出
し時は0V)になり、ノードSNSが検出トランジスタ
N8により検出される。メモリセルMC0のデータが1
で、セルが導通しているので、ノードSNSがLレベル
であり、ラッチ回路10内のノードBはHレベルのまま
で保たれ、セット信号SETがLレベルに戻ったとき、
ラッチ回路10にはノードA=L、ノードB=Hとい
う、1データの状態がストアされる。
【0032】図3(a)の右側に示される通り、メモリ
セルMC0が0データを持つ場合、その閾値電圧Vtは
正なので、ワード線WL0に0Vが印加されているとメ
モリセルMC0はオフし電流は流れず、定電流源トラン
ジスタP7からの定電流によりノードSNSはHレベル
に充電される。次に、セット信号SETにHレベルにパ
ルスが与えられると、ノードSNSがHレベルであるの
で、トランジスタN8は導通し、ラッチ回路10内のノ
ードBはLレベルに引かれ、セット信号SETがLレベ
ルに戻ったとき、ラッチ回路10内は、ノードA=H、
ノードB=Lという0データの状態がストアされる。
【0033】上記のラッチ回路10の状態は、ページバ
ッファ100内の出力部において、書き込みデータロー
ド信号LDをLレベル、読み出しデータ出力信号RDを
Hレベルにすることで、トランジスタP3,N4を共に
導通させ、トランジスタP2,N5からなるCMOSイ
ンバータにより、選択ゲートN1を介してページバッフ
ァ出力端子PBOUTに出力される。
【0034】[プログラム(書き込み)ベリファイ動
作]次に、プログラム(書き込み)ベリファイを説明す
る。プログラムベリファイ動作は、図3(b)に示され
る。プログラム動作では、選択されたメモリセルの閾値
電圧が所定の正のプログラムレベルVtprにシフトするよ
うに制御する。したがって、プログラムベリファイ時に
は、選択メモリセルのコントロールゲートに所定の正の
電圧を印加しても、そのメモリセルが導通しないことを
確認する必要がある。
【0035】プログラムベリファイ時には、アレイ用Vs
s電位ARVssは0Vに、ページバッファ用Vss電位PBVssも
0Vに保たれ、その動作は、基本的には読み出し動作と
同じである。プログラムベリファイ時の読み出し動作と
の違いは、メモリセルの閾値電圧Vtのプログラム(書
込み)レベルVtprを保証する為、選択したワード線W
Lに0Vの代わりにある正電圧を印加することである。
例えば、ワード線WLに0.8Vを印加すれば、少なく
とも読み出し動作で0データと読める最小の閾値電圧V
tに対して、約0.8Vのマージンを得ることが出来
る。したがって、ワード線の正電圧は、プログラムレベ
ルVtprに対応する電圧に設定される。
【0036】ワード線WL0につながるメモリセルMC
0を選択したと仮定する。このとき、選択ワード線WL
0には0.8Vを、その他の非選択ワード線WLには4
V程度を印加する。また、セレクトゲート線SG1及び
SG2にも4V程度を印加し、選択したメモリセルのあ
るストリングをビット線BL及びアレイ用Vss電位ARVss
に接続する。
【0037】この状態で、ページバッファ100内の信
号BLCNTRL及びBLPROTをHレベルとして、
ページバッファ100とビット線BLを電気的に接続す
る。同時に信号PBIASをLレベルとし、電流源であ
るP型トランジスタP7をオンさせてビット線BLに定
電流を供給する。この電流は、読み出し時と同様に、メ
モリセルMCが十分にプログラム(書き込み)されてい
るか否かの判定基準となる。メモリセルをプログラム
(書き込み)する場合には、ここまでの間に、ページバ
ッファ100内のラッチ回路10内のノードA及びノー
ドBは、それぞれLレベル及びHレベルにあらかじめセ
ットされる。プログラム(書き込み)しない場合には、
ノードA,BはそれぞれHレベル、Lレベルにあらかじ
めセットされる。ここでは、プログラム(書き込み)す
る場合を考え、ノードA及びノードBがそれぞれLレベ
ル及びHレベルにセットされている場合を想定する。
【0038】図3(b)の左側に示される通り、メモリ
セルMC0が十分にプログラム(書き込み)されていな
い場合、その閾値電圧Vtはワード線WL0の電圧0.
8Vより小さいのでメモリセルMC0はオンし電流が流
れ、ノードSNSがLレベルに引かれる。次に、セット
信号SETにHパルスがあたえられると、ノードSNS
がLレベルであるので、ラッチ回路10内のノードBは
Hレベルのままで保たれ、セット信号SETがLレベル
に戻ったとき、ラッチ回路10にはノードA=Lレベ
ル、ノードB=Hレベルという状態が保持される。これ
は、プログラム(書込み)ベリファイが失敗したことを
示し、再びプログラム(書き込み)動作が行われる。
【0039】図3(b)の右側に示される通り、メモリ
セルMC0が十分にプログラム(書き込み)されている
場合、その閾値電圧Vtは選択ワード線WL0の電圧
0.8Vより大きいので、メモリセルMC0はオフし電
流は流れず、ノードSNSがHレベルに充電される。次
に、セット信号SETにHパルスが与えられると、ノー
ドSNSがHレベルであるので、ノードBはLレベルに
引かれ、セット信号SETがLレベルに戻ったときペー
ジバッファ100内のラッチ回路10はノードA=Hレ
ベル、ノードB=Lレベルという状態に再セットされ
る。これはプログラム(書き込み)ベリファイがパスし
たことを示し、プログラム(書込み)が完了する。
【0040】[消去ベリファイ動作]次に消去ベリファ
イ動作を説明する。消去ベリファイ動作は、図3(c)
に示される。消去動作では、ブロック内の全てのメモリ
セルの閾値電圧を負の消去レベルVtreにシフトするの
で、消去ベリファイ動作では、メモリセルのコントロー
ルゲートに等価的に負の電圧を印加して、ストリング内
の全てのメモリセルが導通することを確認する必要があ
る。
【0041】本実施の形態例において、消去ベリファイ
時には、図4(a)に示される通り、アレイ用Vss電位A
RVss(第1の基準電位)は所定の正電圧VVERに、またペ
ージバッファ用Vss電位PBVss(第2の基準電位)も同じ
正電圧VVERに保たれる。或いは、図4(b)に示される
通り、アレイ用Vss電位ARVssは所定の第1の正電圧VVER
1に、またページバッファ用Vss電位PBVssは第2の正電
圧VVER2に保たれる。アレイ用Vss電位ARVssに加えて、
ページバッファ用Vss電位PBVssも正電圧にすることによ
り、後述するとおり、検出トランジスタN8の検出動作
を可能にすることができる。
【0042】消去ベリファイ動作は、基本的には読み出
しと同じであるが、違いは、選択メモリセルMC0の閾
値電圧Vtについて負の消去レベルVterを保証する
為、選択したブロック(消去単位)の全てのワード線W
Lを0Vにし、アレイ用Vss電位ARVSSにある正電
圧VVERを印加することである。ワード線WLを0Vに
し、アレイ用Vss電位ARVSSにある正電圧VVERを印
加することで、等価的にメモリセルのコントロールゲー
トの電位を負電位とし、メモリセルの負の消去閾値レベ
ルVtreを保証する。例えばアレイ用Vss電位ARVS
Sに0.6Vを印加すれば、少なくとも読み出しで1デ
ータと読める絶対値で最小の閾値電圧Vtに対して約
0.6Vのマージンを得ることが出来る。
【0043】選択ブロックの消去ベリファイ動作を説明
する。全ワード線WLは0Vに、セレクトゲート線SG
1及びSG2には4V程度を印加し、選択ブロック中の
ストリングを全て選択する。アレイ用Vss電位ARVS
Sには0.6Vを印加し、ページバッファ用Vss電位PBV
ssにも0.6Vを印加する。この状態で、ページバッフ
ァ100内の信号BLCNTRL及びBLPROTをH
レベルとし、ページバッファ100とビット線BLを電
気的に接続する。
【0044】信号BLCNTRLは、読み出し及びプロ
グラム(書き込み)ベリファイ時では1V程度だが、消
去ベリファイ時は、アレイ用Vss電位ARVSSが0.
6Vであるので、1.6V程度にされ、メモリセルが導
通した時のビット線BLの電圧(0.6V)に対して相
対的に1.0V高いレベルにされる。これは、ストリン
グは複数個、例えば16個、のメモリセルが直列につな
がれており、それぞれのメモリセルに対して十分なドレ
イン−ソース電圧Vdsを供給する為である。
【0045】ページバッファ100をビット線BLに電
気的に接続すると同時に、信号PBIASをLレベルと
し、定電流源のP型トランジスタをオンさせてビット線
BLに定電流を供給する。この定電流は、メモリセルが
十分に消去されているか否かの判定基準となる。ここま
での間に、ページバッファ100内のラッチ回路10の
ノードA及びBは、それぞれLレベル及びHレベルにセ
ットされる。
【0046】図3(c)の左側に示される通り、メモリ
セルが十分に消去されていない場合、その閾値電圧Vt
はワード線WL(0V)とアレイ用Vss電位ARVSS
(0.6V)との電位差Vgs=−0.6Vより大きい
ので(Vt>−0.6V)、メモリセルはオフし電流は
流れず、ページバッファ内のノードSNSはHレベルに
充電される。次にセット信号SETにHレベルパルスが
与えられると、トランジスタN9が導通し、ノードSN
SがHレベルであるので検出トランジスタN8も導通
し、ノードBはLレベルに引かれる。したがって、セッ
ト信号SETがLレベルに戻ったとき、ラッチ回路10
はノードA=Hレベル、ノードB=Lレベルという状態
に再セットされる。これは消去ベリファイが失敗したこ
とを示し、再び消去動作を行うことになる。
【0047】一方、図3(c)の右側に示される通り、
メモリセルが十分に消去されている場合、その閾値電圧
Vtはワード線とアレイVss電位との電圧差Vgs=−
0.6Vより小さいので(Vt<−0.6V)、メモリ
セルはオンし電流を流すので、ノードSNSがLレベル
に引かれる。但し、このノードSNSのLレベルは、せ
いぜいアレイ用Vss電位ARVssの0.6V程度までしか下
がらない。次にセット信号SETにHレベルパルスが与
えられると、ノードSNSがLレベルであるので、ラッ
チ回路10内のノードBはHレベルのままで保たれ、セ
ット信号SETがLレベルに戻ったとき、ラッチ回路1
0にはノードA=L、ノードB=Hという状態が保持さ
れる。これは消去ベリファイがパスしたことを示し、消
去が完了する。
【0048】この時、ノードSNSは、メモリセルの導
通によりせいぜいアレイ用Vss電位ARVss(=0.6V)
程度までしか下がらないが、ページバッファ100内の
検出トランジスタN8のソース電位が、PBVss=0.6
Vになっているので、検出トランジスタN8は通常の閾
値電圧(例0.8V)であっても、十分非導通状態にな
ることができ、従来例のラッチ回路の誤反転を防止する
ことができる。従って、信頼性等の関係からより読み出
しに対してより大きい消去のマージンを保証しなければ
ならなくなる可能性があった場合、アレイ用Vss電位A
RVSSに例えば1Vを印加したとしても、検出トラン
ジスタN8のソース電位が、PBVss=0.6V(または
同じ1V)になっているので、依然として検出トランジ
スタN8を安全に非導通にすることができる。アレイ用
Vss電位ARVssがより高くなる場合は、それに応じて、ペ
ージバッファ用Vss電位PBVssも高くすれば、検出トラ
ンジスタN8の非導通の動作を保証することができる。
【0049】図5は、本実施の形態例におけるメモリセ
ルアレイとページバッファの構成図である。図5(a)
は、図4(a)に対応する構成図であり、アレイ用Vss
電位ARVssとページバッファ用Vss電位とが同じ電圧に制
御される。したがって、アレイ用Vss電位発生回路11
0が生成する電圧が、ページバッファ100にも供給さ
れる。
【0050】図5(b)は、図4(b)に対応する構成
図であり、アレイ用Vss電位ARVssとページバッファ用Vs
s電位PBVssとが、別々に制御され、消去ベリファイ動作
時には、異なる正電位に制御される。[冗長メモリセル
または補助メモリセル]ここまではNAND型フラッシ
ュメモリのメモリセルアレイとページバッファについて
説明してきた。次に、NAND型フラッシュメモリの中
で使用されている不良セルのアドレスである冗長情報を
記憶する冗長メモリセルに本発明を適用した実施の形態
を説明する。以下の冗長メモリセルは、冗長情報以外に
も所定の情報を記憶する補助メモリに置き換えることが
できる。
【0051】データを格納するメモリセルに不良があっ
たときに、そのアドレスを冗長情報として記憶してお
き、他のあらかじめ用意しておいたメモリセルに置き換
える。したがって、その不良セルアドレスを冗長情報と
して記憶する冗長メモリセルが必要になる。或いは、冗
長情報以外にも、デバイスの様々な情報を格納する為に
使用する補助的なメモリセルが必要になる場合もある。
その場合のメモリセルも冗長メモリセルと同様の構成に
なる。
【0052】図6は、本実施の形態例における冗長メモ
リセルの構成図である。図14の従来例と対応する部分
には同じ引用番号を与えた。センスアンプ部101内の
検出トランジスタN23のソース端子が、図14ではグ
ランド電位Vssであったのに対して、図6の構成では消
去ベリファイ時に所定の正電位に制御されるVss電位PBV
ssになっている。そして、冗長メモリセルRMC側のソ
ース端子に接続されるアレイ用Vss電位ARVssと、センス
アンプ用Vss電位PBVssとは、読み出し時は0V、プログ
ラムベリファイ時も0Vに制御され、消去ベリファイ時
には所定の同じ正電位または異なる正電位に制御され
る。
【0053】アレイ用Vss電位ARVss(第1の基準電位)
と、センスアンプ用Vss電位PBVss(第2の基準電位)と
が、消去ベリファイ時に同じ正電圧VVERに制御される例
が、図8に示される。また、異なる正電位VVER1,VVER2
にそれぞれ制御される例が、図9に示される。図8の例
では、図8(a)の電圧条件の図表に示される通り、ア
レイ用Vss電位ARVssと、センスアンプ用Vss電位PBVssと
が読み出し時、プログラムベリファイ時、及び消去ベリ
ファイ時に同じ電圧に制御されるので、図8(b)に示
される構成図では、アレイ用Vss電位発生回路110の
出力が、メモリセルとセンスアンプ部101とに供給さ
れる。
【0054】また、図9の例では、アレイ用Vss電位ARV
ssと、センスアンプ用Vss電位PBVssとが、それぞれ別々
に制御される。
【0055】以下、図8の同じ正電圧VVERに制御される
例について、読み出し動作、プログラムベリファイ動
作、消去ベリファイ動作を、図7の動作タイミングチャ
ート図に対応して説明する。
【0056】[読み出し動作]図7(a)に示される通
り、読み出し動作では、ワード線WLは0V、セレクト
ゲート信号SG1及びSG2は4Vとし、信号PBIA
SをLレベルとしてP型トランジスタP21をオンさせ
定電流をノードSNSに供給する。アレイ用Vss電位A
RVSSは0Vであり、センスアンプ用Vss電位PBVss
も0Vであるる。また、反転イレーズベリファイ信号E
RVB(ERaseVerifyBar)は電源電位V
ccである。
【0057】もしメモリセルRMCが1データを格納し
ていれば、その閾値電圧Vtは負であるので、ワード線
WLが0VでもメモリセルRMCは電流を引き、その結
果ビット線BLの電位はLレベルになり、トランジスタ
N20が導通し、ノードSNSがLレベルになる。そし
て、検出トランジスタN23はオフ、検出トランジスタ
P22はオンし、トランジスタP24、インバータ1
4,15を介して、出力端子OUTにはHレベルが出力
される。
【0058】逆に、メモリセルRMCが0データを格納
していれば、その閾値電圧Vtは正であるので、ワード
線WLが0VでメモリセルRMCはオフし、ビット線B
LがHレベルになりトランジスタN20がオフし、ノー
ドSNSは定電流トランジスタP21からの定電流によ
り充電されHレベルとなる。したがって、そのノードS
NSのHレベルにより、検出トランジスタN23がオン
し、検出トランジスタP21がオフし、出力端子OUT
にはLレベルが出力される。
【0059】[プログラム(書き込み)ベリファイ動
作]次に、図7(b)に従って、プログラム(書き込
み)ベリファイ動作を説明する。プログラムベリファイ
動作は、基本的には読み出し動作と同じであるが、違い
は、プログラム(書込み)マージン保証の為にワード線
WLにある正電圧を印加することである。ここではワー
ド線WLに0.8Vを印加する場合を例にとる。セレク
トゲートSG1及びSG2は4Vとし、信号PBIAS
をLレベルとしてP型トランジスタP21をオンさせロ
ード電流を供給する。アレイ用Vss電位ARVSSは0
Vであり、反転イレーズベリファイ信号ERVBはHレ
ベルである。
【0060】もしメモリセルRMCがプログラム(書き
込み)不十分であれば、その閾値電圧Vtはワード線電
圧0.8Vより小さいので、メモリセルRMCは導通し
て電流を引く。その結果ノードSNSがLレベルとな
り、出力端子OUTにはHレベルが出力される。これは
プログラム(書き込み)ベリファイが失敗したことを示
し、再び書き込みが開始される。
【0061】逆にメモリセルRMCが十分プログラム
(書き込み)されている場合には、その閾値電圧Vtは
ワード線電位の0.8Vより大きいので、メモリセルR
MCはオフし、トランジスタN20が非導通、ノードS
NSは充電されHレベルとなる。その結果、出力端子O
UTにはLレベルが出力される。これはプログラム(書
き込み)ベリファイがパスしてことを示し、プログラム
(書込み)動作が完了する。
【0062】[消去ベリファイ動作]次に、図7(c)
に従って、消去ベリファイ動作を説明する。消去ベリフ
ァイ動作も、基本的には読み出し動作と同じであるが、
違いは、消去マージン保証の為にアレイ用Vss電位AR
VSS(第1の基準電位)を所定の正電圧に制御するこ
とである。それと同時に、検出トランジスタN23のオ
ン、オフ動作を保証するために、センスアンプ用Vss電
位PBVss(第2の基準電位)も、所定の正電圧に制御す
る。ここではアレイ用Vss電位ARVSS及びセンスア
ンプ用Vss電位PBVssに0.6Vを印加する場合を例にと
る。
【0063】まず、ワード線WLは0V、セレクトゲー
ト線SG1及びSG2は4Vとし、信号PBIASをL
レベルとして定電流源トランジスタP21をオンさせ、
ロード電流を供給する。反転イレーズベリファイ信号E
RVBは0Vとし、トランジスタN20を確実に導通さ
せる。アレイ用Vss電位ARVssが0.6Vになっている
ので、メモリセルRMCが導通してビット線BLをARVs
sレベルまで引き下げても、NANDゲート12に十分
なLレベルを与えることができないので、反転イレーズ
ベリファイ信号ERVBをLレベルにして、NANDゲ
ート12の出力を確実にHレベルにしている。その結
果、ノードSNSとビット線BLをつなぐN型トランジ
スタN20のゲートにVccを印加し、トランジスタN
20を確実にオンさせる。
【0064】もしメモリセルRMCが消去不十分であれ
ば、閾値電圧Vtは−0.6Vより大きいので(Vt>
−0.6V)、メモリセルRMCはオフし、ノードSN
Sは充電されHレベルとなる。従って、検出トランジス
タN23は導通し、出力端子OUTにはLレベルが出力
される。これは消去ベリファイが失敗したことを示し、
再び消去が開始される。
【0065】逆にメモリセルRMCが十分消去されてい
る場合には、その閾値電圧Vtは−0.6V小さいの
で、(Vt<−0.6V)、メモリセルRMCは電流を
引き、その結果ノードSNSがLレベルとなる。但し、
アレイ用Vss電位ARVssが0.6Vであるので、ノードS
NSはせいぜい0.6Vまでしか低下しない。しかし、
センスアンプ部101内の検出トランジスタN23のソ
ースは、センスアンプ用Vss電位=0.6Vに接続され
ているので、ゲートソース間は閾値電圧以下になり、ト
ランジスタN23は確実に非導通になる。その結果、ト
ランジスタP22,N23からなるCMOSインバータ
の出力はHレベルになり、出力端子OUTにはHレベル
が出力される。これは消去ベリファイがパスしたことを
示し、消去が完了する。
【0066】上記の説明で明らかな通り、消去ベリファ
イでは、アレイ用Vss電位ARVSSにある正電圧を印
加するため、ノードSNSは理想的にはその電位ARV
SSと同レベルまでしかLレベル側に引かれない。トラ
ンジスタP22とN23からなるインバータのトリップ
ポイント(反転入力レベル)は、製造プロセスとトラン
ジスタの能力により決まっている。通常は、電源Vcc
に対してVcc/2程度である。従って、信頼性等の関
係からより読み出しに対してより大きい消去のマージン
を保証しなければならなくなる可能性があった場合、ア
レイ用Vss電位ARVSSに例えば1Vを印加するのだ
が、このとき電源Vccが低ければ(例えば2V)、消
去ベリファイを行うことは出来ない。なぜならノードS
NSは理想的な状態でもアレイ用Vss電位ARVSSの
レベルである1Vまでしか低くなれず、実際にはメモリ
セルとセレクトゲートトランジスタのドレイン・ソース
間電圧Vdsが必要な為、ノードSNSは1Vより高い
電圧になってしまう。このレベルではインバータのトリ
ップポイントに近い為に出力が中間レベルになる可能性
がある。
【0067】これを解決するためにインバータのトラン
ジスタの比を変えてトリップポイントを高く設定するこ
ともできるが、どこまで高くできるかは限界があり、よ
り高い電圧がアレイ用VssでにARVSSに印加される
場合には対処できなくなる。また、トランジスタの比を
崩す為に大きなトランジスタが必要となり、レイアウト
の面積が増大する。更に、書込みのマージンを変化させ
てしまうし、読み出しのスピードにも影響を及ぼすこと
になる。
【0068】そこで、本実施の形態例では、検出用トラ
ンジスタN23のソース端子PBVssを、消去ベリフ
ァイ時に所定の正電圧に制御する。それにより、ノード
SNSがゲートに入力するインバータP22、N23の
トリップポイントを等価的に高くみせることができ、消
去ベリファイ時にアレイ用Vss電位ARVSSに正電圧
が印加された場合でも、通常の読み出しと同様にインバ
ータによりセンスすることが可能となる。
【0069】また、図8の例ではセンスアンプ用Vss電
位PBVSSとアレイ用電位ARVSSは同じ電圧とし
たが、必ずしも同じ電圧である必要はなく、図9の様
に、アレイ用電位ARVSSと異なる正電圧がセンスア
ンプ用電位PBVSSに印加されてもよい。また、メモ
リは冗長情報記憶用回路としたが、冗長情報に限る必要
はなく、デバイスの機能の為の種々の情報を記憶する回
路でもよい。また、実施例中ではメモリセルが一つだけ
であるが、複数個直列に接続されていてもよい。また、
メモリセルが複数個並列に接続されていてもよい。
【0070】図10は、別の冗長メモリセルとセンスア
ンプ部102の構成を示す図である。また、図11は、
図10の電圧条件を示す図表である。図10の回路は、
センスアンプ部102がラッチ型であり、それ以外の構
成は、図5のセンスアンプ部101と同様の構成であ
る。従って、図10のセンスアンプ部102は、トラン
ジスタN30を介してビット線BLに接続され、ノード
SNSのレベルが、CMOSインバータP32,N33
と、同インバータP22,N23とからなるラッチ回路
でラッチされる。
【0071】読み出し時、プログラム(書き込み)ベリ
ファイ時、及び消去ベリファイ時の電圧条件は、図11
(a)、(b)に示される。図11(a)の例では、セ
ンスアンプ用Vss電位PBVssと、アレイ用Vss電位ARVss
とが同電位に制御されるのに対して、図11(b)の例
では、それらの電位は、読み出し時とプログラムベリフ
ァイ時は同じ0Vであるが、消去ベリファイ時は異なる
正の電位VVER1,VVER2にそれぞれ制御される。実施例中
ではメモリセルが一つだけであるが、複数個直列に接続
されていてもよい。また、メモリセルが複数個並列に接
続されていてもよい。
【0072】この実施の形態例の場合も、消去ベリファ
イ時に、ノードSNSのLレベルがアレイ用Vss電位ARV
ss(例えば0.6V)までしか低下しても、トランジス
タP22,N23からなるインバータのトリップレベル
(反転レベル)が等価的に高くなっているので、確実に
トランジスタN23を非導通にすることができる。以上
実施の形態例を説明したが、本発明の保護範囲は、実施
の形態例に限定されず特許請求の範囲とその均等物まで
およぶものである。
【0073】
【発明の効果】以上、本発明によれば、消去状態が負の
閾値電圧になるNAND型の不揮発性メモリにおいて、
消去ベリファイ時のベリファイ動作を確実に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例における8×4のNAND型フ
ラッシュメモリアレイとページバッファの構成を示す図
である。
【図2】本実施の形態例におけるページバッファ回路を
示す図である。
【図3】図2の回路についての、読み出し時、プログラ
ム(書き込み)ベリファイ時、及び消去ベリファイ時の
動作タイミングチャート図である。
【図4】図2の回路の電圧条件を示す図表である。
【図5】本実施の形態例におけるメモリセルアレイとペ
ージバッファの構成図である。
【図6】本実施の形態例における冗長メモリセルの構成
図である。
【図7】冗長メモリセルの動作タイミングチャート図で
ある。
【図8】冗長メモリセルの例1を示す図である。
【図9】冗長メモリセルの例2を示す図である。
【図10】別の冗長メモリセルのセンスアンプ部を示す
図である。
【図11】図10の電圧条件を示す図表である。
【図12】一般的なNAND型フラッシュメモリのメモ
リセルトランジスタの断面図である。
【図13】NAND型フラッシュメモリのセルストリン
グスとページバッファ回路を示す図である。
【図14】従来の冗長情報記憶用回路を示す図である。
【符号の説明】
ARVss 第1の基準電位 PBVss 第2の基準電位 MC メモリセル RMC メモリセル 100,PB ページバッファ 101、102 センスアンプ部 N8,N23 検出トランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリセルアレイ内に複数のメモリセルが
    直列に接続されたセルストリングスを有するNAND型
    の不揮発性メモリにおいて、 前記メモリセルに接続される定電流回路と、その接続点
    の電位を検出する検出トランジスタとを有する検出回路
    と、 前記メモリセルの前記定電流回路と反対側の第1の基準
    電位と、前記検出トランジスタのソースに接続される第
    2の基準電位とを有し、 消去ベリファイ時には、前記第1の基準電位と第2の基
    準電位とが、所定の正電位に制御されることを特徴とす
    る不揮発性メモリ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1及び第2の基準電位が、通常読み出し時及びプ
    ログラムベリファイ時において、グランド電位に制御さ
    れることを特徴とする不揮発性メモリ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記第1及び第2の基準電位が、消去ベリファイ時に同
    じ正電位に制御されることを特徴とする不揮発性メモ
    リ。
  4. 【請求項4】メモリセルアレイ内に複数のメモリセルが
    直列に接続されたセルストリングスを有するNAND型
    の不揮発性メモリにおいて、 冗長情報または所定の情報を記憶する補助メモリセル
    と、 前記補助メモリセルに接続される定電流回路と、その接
    続点の電位を検出する検出トランジスタとを有する冗長
    検出回路と、 前記補助メモリセルの前記定電流回路と反対側の第1の
    基準電位と、前記検出トランジスタの第2の基準電位と
    を有し、 消去ベリファイ時には、前記第1の基準電位と第2の基
    準電位とが、所定の正電位に制御されることを特徴とす
    る不揮発性メモリ。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記第1及び第2の基準電位が、前記補助メモリセルの
    通常読み出し時及びプログラムベリファイ時において、
    グランド電位に制御されることを特徴とする不揮発性メ
    モリ。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、 前記第1及び第2の基準電位が、消去ベリファイ時に同
    じ電位に制御されることを特徴とする不揮発性メモリ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかの請求項におい
    て、 前記メモリセルまたは補助メモリセルは、消去時は負の
    閾値電圧に、プログラム時は正の閾値電圧にされ、選択
    された前記メモリセルまたは補助メモリセルは、そのコ
    ントロールゲートに0Vが印加されることを特徴とする
    不揮発性メモリ。
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