JPH05225791A - 電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ - Google Patents

電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ

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JPH05225791A
JPH05225791A JP32014292A JP32014292A JPH05225791A JP H05225791 A JPH05225791 A JP H05225791A JP 32014292 A JP32014292 A JP 32014292A JP 32014292 A JP32014292 A JP 32014292A JP H05225791 A JPH05225791 A JP H05225791A
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JP
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voltage
memory cell
memory
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electrically erasable
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Kenshiyu Kin
建秀 金
Kang D Suh
康徳 徐
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】過度消去されて予定のしきい電圧を外れたメモ
リセルが存在したとしても、正確な読出しを実行できる
ようなEEPROMを提供する。 【構成】1トランジスタ形のメモリセルで構成されたE
EPROMにおいて、読出しを実行する際に、過度消去
状態にあるメモリセルMC21(例えばしきい電圧が−
1.5V)が選択されないとき、メモリセルMC21が
接続されているワードラインWL2に対し、メモリセル
MC21のしきい電圧との関係でメモリセルMC21が
動作しない電圧(例えば−2〜−5V)を供給する。し
たがって、このときメモリセルMC21が“オン”とな
ることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的消去可能でプロ
グラム可能な不揮発性のメモリ装置(電気的消去可能で
プログラム可能なリードオンリメモリ:EEPROM)
に関し、特に1トランジスタ形のメモリセルを有するE
EPROMに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気的にデータの消去、プログラムが可
能なEEPROMに使用されるメモリセルは、開発当
初、選択用のトランジスタと感知用のトランジスタとか
ら構成されていた。しかし、このような構成ではセルサ
イズが大きくなるため、メモリ装置の高集積化にはあま
り適したものではなかった。そこで、1980年、Most
ekのKUPEC等が1トランジスタ形EEPROMを発
表した(IEDM80、pp.602〜)。そして、1
981年には東芝から、また、1985年にはEXEL
社から1トランジスタ形メモリセルが提案され(198
5年IEDM、pp.616〜619、US Pat.
4、698、787)、その後、より信頼性の高いフラ
ッシュ型のメモリセルがINTEL社によって開発され
た(1988年、Symposium on VLSI Tech.、p
p.31〜32)。
【0003】このフラッシュ型メモリセルは図4に示す
ように、ドレイン領域1とソース領域2との間に位置し
たチャネル領域の上部に、ゲート酸化膜3を介して積層
されたフローティングゲート4と、その上部に形成され
たコントロールゲート6とから構成されており、そして
ドレイン領域1にはビットライン7が接続されている。
フローティングゲート4はソース領域2と一部オーバー
ラップするようになっており、その部分でのトンネル現
象を利用してデータの消去が行われる。このようなフラ
ッシュ型メモリセルの読出し、消去、プログラムのメカ
ニズムを図5、図6、及び表1を参照して簡単に説明す
る。
【0004】図5で読出しを実行するとき、ゲート電圧
Vgを5Vとし、ドレイン電圧Vdを0Vより大きく5
Vより小さくし、そしてソース電圧Vsを0Vとしてト
ランジスタのしきい電圧を感知することで、記憶された
データが読み出される。一方、プログラムを実行すると
きは、ゲート電圧Vgを12.5V程度の高電圧とし、
ドレイン電圧Vdを6.5V、そしてソース電圧Vsを
0Vとすることで、ドレイン付近にアバランシェ現象を
発生させ、フローティングゲート4とオーバーラップさ
れたドレイン領域1の端部からフローティングゲート4
へ高エネルギー電子を注入し、しきい電圧を高くする。
そして、消去を実行するときは、ゲート電圧Vgを0
V、ソース電圧Vsを11.5V程度の高電圧とするこ
とによって、フローティングゲート4からソース領域2
へ、トンネル現象を利用して電子を移動させてしきい電
圧を低下させ、データを消去する。このように、コント
ロールゲート6と拡散領域との間の電界による電子のト
ンネル現象を利用して実行されるようになっている。こ
のときの印加電圧の状態を次の表1に示す。
【0005】
【表1】
【0006】図6に示すように、上記のようにして消去
又はプログラムされたメモリセルの読出しのために、ゲ
ート電圧Vgを5V、ドレイン電圧Vdを0〜5Vとし
て印加した場合、消去されたメモリセルにおいては10
0μA程度のドレイン電流Idが検出されるので“オ
ン”として読み出され、プログラムされたメモリセルに
おいてはドレイン電流Id=0なので“オフ”として読
み出される。
【0007】上述のような1トランジスタ形メモリセル
はEEPROM内でマトリックス形態で配列されてお
り、これらのコントロールゲートにはワードラインが接
続され、またそのドレインにはビットラインが接続され
て一つのメモリセルアレイを形成している。そして、ア
ドレスデコーディングによってワードラインが選択され
ると、該ワードラインに接続されているメモリセルは一
括的に消去又はプログラムできるようになっている。一
方、メモリセルアレイ上の特定のメモリセルの読出しを
実行する場合には、非選択のワードラインに接続されて
いるメモリセルのゲート電圧Vgが0Vとされて該メモ
リセル、すなわちトランジスタが“オフ”となる。
【0008】このようなEEPROMにおいて、図7に
示すように、消去又はプログラムされたメモリセルのし
きい電圧(VTH)の分布をみてみると、完全に一定では
なく、ガウス分布を示すことが分かる。このとき、消去
されたメモリセルのしきい電圧はプログラムされたメモ
リセルのしきい電圧より低電圧となっている。
【0009】同図中の斜線部分A、B、Cは、予定のし
きい電圧の値を外れたメモリセルの存在を表している。
すなわち、斜線部分Aに該当するメモリセルは過度に消
去された状態にあり、斜線部分Bに該当するメモリセル
は完全に消去されなかった状態にあり、そして斜線部分
Cに該当するメモリセルは完全にプログラムされなかっ
た状態にある。このうち、斜線部分B、Cに該当するメ
モリセルは消去及びプログラムを反復することによって
補正できる(例えば1991年大韓民国特許出願第14
096号)。
【0010】ところが、斜線部分Aに該当するメモリセ
ルは、再度消去を行った場合、さらにしきい電圧が低く
なり負のしきい電圧となり得る。このように過度消去さ
れて負のしきい電圧をもったメモリセルがアレイ内に存
在し、読出しのときにそのメモリセルが非選択とされる
場合、非選択のワードラインの電圧である0Vがゲート
に印加されても、その非選択のメモリセルは“オン”と
なってしまう。これを図8を用いて説明する。すなわ
ち、メモリセルMC2が過度消去されて−1.5V程度
のしきい電圧となっている場合に、メモリセルMC1が
選択されたと仮定してみる。表1に示したようにワード
ラインWL1には5V、ビットラインBL1には3V
(≦5V)が印加され、一方、ワードラインWL2には
0V、ビットラインBL2には0Vが印加される。この
とき、非選択のメモリセルMC2は“オフ”でなければ
ならないにもかかわらず、しきい電圧が負であるため
“オフ”とならず、あたかもメモリセルMC1が“オ
ン”となったかのようにメモリセルMC2を介してビッ
トライン電流が生じるため、メモリセルMC1のデータ
を正しく読み出すことができないことになる。このよう
に、メモリ装置の誤動作を生じてしまうという問題が発
生する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明で
は、たとえ過度消去されたメモリセルが存在していて
も、これに関係なく、正確な読出しを実行できるような
EEPROMを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、一つのトランジスタから構成された
メモリセルを有してなる電気的消去可能でプログラム可
能なリードオンリメモリにおいて、過度消去されたメモ
リセルが存在する場合の読出し実行の際、その過度消去
状態にあるメモリセルが選択されないときに、該メモリ
セルが接続されているワードラインに対し、該メモリセ
ルのしきい電圧との関係で該メモリセルが動作しない電
圧を供給するようになっていることを特徴とする。
【0013】このように、読出しが実行される際に、選
択されない過度消去状態にあるメモリセルについて、該
メモリセルのしきい電圧との関係において、そのゲート
にメモリセルが動作しないような電圧を印加すること
で、該過度消去状態のメモリセルが“オン”となること
を防止でき、誤ったデータが読み出されることはなくな
る。
【0014】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
を、Nチャネル形トランジスタを使用した場合について
説明する。尚、共通する部分には同じ符号を付し、重複
する説明は省略する。
【0015】第1実施例(図1) この実施例における消去、プログラムの過程、及びこれ
らの過程における電圧の状態は前述の従来例と同様のも
のである。図中、メモリセルMC21が過度消去されて
いるものとする。メモリセルMC11が選択される場
合、表2に示すように、ワードラインWL1には5V、
ビットラインBL1には1〜3V、ビットラインBL2
には0Vが印加される。そして共通ソースラインCSに
は0Vが印加される。一方、過度消去されたメモリセル
MC21に接続されたワードラインWL2には−2〜−
5Vの電圧が印加される。次の表2は、このような図1
の回路の読出しにおいて供給される電圧の状態を示して
いる。
【0016】
【表2】
【0017】以上より分かるように、たとえ過度消去さ
れているとしても、表2のような状態で設定されるメモ
リセルMC21のゲート−ソース間の電圧は、メモリセ
ルMC21のしきい電圧を越えないので、メモリセルM
C21は“オフ”となる。したがって、ビットラインB
L1には選択されたメモリセルMC11のしきい電圧に
従った電流のみが現れ、正確な読出しが実行されるもの
である。すなわち、過度消去されたメモリセルのしきい
電圧を勘案して、該メモリセルが接続されている非選択
のワードラインに、過度消去であっても“オン”となら
ないようなゲート電圧を供給するものである。このよう
な電圧を供給する手段については図3を用いて後述す
る。
【0018】第2実施例(図2) この実施例は、ワードラインWL1に接続されたメモリ
セルMC11及びMC12と、ワードラインWL4に接
続されたメモリセルMC41とが過度消去された状態に
あり、ワードラインWL3に接続されたメモリセルMC
31が選択される場合を示している。第1行と第2行と
にそれぞれ配列されたメモリセルMC11、MC12、
及びMC21、MC22の各ソースは第1共通ソースラ
インCS1に共通に接続されている。同様に、第3行と
第4行とにそれぞれ配列されたメモリセルMC31、M
C32、及びMC41、MC42の各ソースは第2共通
ソースラインCS2に接続されており、第5行と第6行
とにそれぞれ配列されたメモリセルMC51、MC5
2、及びMC61、MC62の各ソースは第3共通ソー
スラインCS3に接続されている。これら各共通ソース
ラインに設けられている伝達トランジスタT1、T2、
T3は、アドレス信号A1、A2、A3によって各々制
御されるようになっている。
【0019】まず、プログラムを実行する場合の電圧状
態について説明する。この場合、ワードラインWL3に
10〜12V、ビットラインBL1に5〜10V、ワー
ドラインWL1、WL2、及びWL4〜WL6とビット
ラインBL2とに0V、メモリセルMC31のソースに
接続された第2共通ソースラインCS2に0Vがそれぞ
れ供給される。
【0020】次に、読出しを実行する場合を説明する。
メモリセルMC31とソースを共有するメモリセルMC
41のワードラインWL4には−2〜−5Vの電圧が印
加される。そして非選択の各メモリセルのソースに接続
された第1、第3共通ソースラインCS1、CS3はフ
ローティング状態とされ、アドレス信号A1、A3が0
Vとなって伝達トランジスタT1、T3が“オフ”とな
る。一方、伝達トランジスタT2のゲートには5Vのア
ドレス信号A2が供給され、伝達トランジスタT2が
“オン”となり、これによってメモリセルMC31のソ
ースと第2共通ソースラインCS2との間に電流経路が
形成される。このとき、過度消去された状態のメモリセ
ルMC11、MC12のゲートが接続されているワード
ラインWL1は0Vであるので、従来例のようにメモリ
セルMC11、MC12はチャネルを形成できる条件下
にある。しかし、これらのソースが接続されている伝達
トランジスタT1は“オフ”なので電流プルダウン経路
が形成されることはなく、また、隣接するメモリセルM
C21、MC22が“オフ”となっているので(すなわ
ち、ソースがフローティング状態)、選択されたメモリ
セルMC31のデータが現れるビットラインBL1の電
位はメモリセルMC11、MC12の影響を受ける心配
がない。一方、メモリセルMC31とソースを共有する
メモリセルMC41のワードラインWL4に印加される
負の電圧−2〜−5Vにより、過度消去された状態のメ
モリセルMC41が“オフ”となるのは前述の図1の場
合と同じである。したがって、この実施例によれば、ビ
ットラインBL1とメモリセルMC31のチャネルと第
2共通ソースラインCS2とから構成される電流経路の
みが形成されるので、選択されたメモリセルMC31に
記憶されているデータを正確に読み出すことができる。
このような読出しの過程で供給される電圧の状態を次の
表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】尚、この実施例においても、図1の第1実
施例と同様の方法を使用してもよいことは、この分野で
通常の技術知識をもつものなら容易に理解できるであろ
う。すなわち、この場合にはワードラインWL1にもワ
ードラインWL4と同じように−2〜−5Vの負の電圧
を印加すればよい。
【0023】上記の第1実施例、第2実施例で使用され
る−2〜−5V(以下、“Vb”とする)、10〜12
V(以下、“Vpp”とする)、及び5Vの電圧をワー
ドラインに供給する回路、すなわちワードラインドライ
バの一実施例を図3に示す。この回路は、読出しが実行
されるとき、非選択のワードラインには過度消去された
メモリセルのしきい電圧を越えないレベルの電圧を供給
し、選択されるメモリセルのワードラインには5Vの電
圧を供給するものである。同図のワードラインドライバ
は、各ワードラインに備えられるものであり、入力され
るアドレス信号ADDiはローデコーダから出力される
信号である。
【0024】電源電圧Vcc/電圧Vpp端すなわちノ
ード3と電圧Vb端との間にはPMOSトランジスタM
3とNMOSトランジスタM4とから構成されたインバ
ータ15が設けられている。このインバータ15の出力
はワードラインに供給される。インバータ15の出力端
4は、ノード3とインバータ15の入力端2との間にチ
ャネルが接続されたPMOSトランジスタM2のゲート
に接続されている。また、インバータ15の入力端2と
アドレス信号ADDiが供給される信号入力端1との間
には、5Vの電圧源にゲートが接続されたNMOSトラ
ンジスタM1が設けられている。
【0025】ノード3には、読出しが実行されるとき5
Vの電圧が印加され、プログラムが実行されるとき電圧
Vppが供給される。この電圧Vppは、例えば大韓民
国特許出願第90−12816号、第90−14829
号等に開示されているような高電圧発生回路を用いて発
生できる。また、読出し時の電圧Vbを供給するために
は、DRAM等で使用されるバックバイアスゼネレータ
を使用するとよい。
【0026】そして、NMOSトランジスタM4につい
ては、そのゲート−ソース間の電圧が電圧Vbの絶対値
より最小限に大きくなったときに“オン”となるような
しきい電圧をもつようにするために、集積回路内の他の
NMOSトランジスタが形成される基板領域(又はウェ
ル)とは分離された基板領域(又はウェル)に形成する
のが望ましい。
【0027】このようなワードラインドライバは、0V
のアドレス信号ADDi(論理“ロウ”)が印加される
と、インバータ15のPMOSトランジスタM3が“オ
ン”となることによって、5Vの電圧を該当するワード
ライン(選択されるワードライン)に供給し、一方、5
Vのアドレス信号ADDi(論理“ハイ”)が印加され
ると、今度はNMOSトランジスタM4が“オン”とな
ることによって、電圧Vbが該当するワードライン(非
選択のワードライン)に供給される。
【0028】以上の本発明の実施例を示す図1及び図2
のメモリセルアレイはNAND形の構成とされている
が、NOR形の構成とされたメモリセルアレイにおいて
も本発明を適用できることは、本発明の技術分野で通常
の知識をもつものであれば容易に理解できるであろう。
【0029】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によるEE
PROMは、メモリセルアレイ中に過度消去されたメモ
リセルがあったとしても、そのメモリセルに影響される
ことなく選択されたメモリセルのデータを正確に読み出
せるので、メモリ装置の誤動作をより確実に防止できる
ようになる。よって、今後の半導体メモリ装置の発展に
大きく寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す回路図。
【図2】本発明の第2実施例を示す回路図。
【図3】本発明に係るワードライン電圧供給回路の実施
例を示す回路図。
【図4】基本的なEEPROMのメモリセルの断面図。
【図5】図4のメモリセルの等価回路図。
【図6】図4のメモリセルの消去及びプログラムの特性
図。
【図7】EEPROMのメモリセルアレイにおける消去
及びプログラムされたメモリセルのしきい電圧の分布
図。
【図8】従来例における過度消去されたメモリセルがあ
る場合の読出し時の状態を示す等化回路図。
【符号の説明】
WL1〜WL6 ワードライン BL1、BL2 ビットライン MC11〜MC62 メモリセル CS、CS1〜CS3 共通ソースライン A1〜A3 アドレス信号 ADDi アドレス信号 T1〜T3 伝達トランジスタ M1、M4 NMOSトランジスタ M2、M3 PMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792 H01L 29/78 371

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのトランジスタから構成されたメモ
    リセルを有してなる電気的消去可能でプログラム可能な
    リードオンリメモリにおいて、 過度消去されたメモリセルが存在する場合の読出し実行
    の際、過度消去状態にあるメモリセルが選択されないと
    きに、該メモリセルが接続されているワードラインに対
    し、該メモリセルのしきい電圧との関係で該メモリセル
    が動作しない電圧を供給するようになっていることを特
    徴とする電気的消去可能でプログラム可能なリードオン
    リメモリ。
  2. 【請求項2】 複数のワードラインと、該複数のワード
    ラインに交差して配置された複数のビットラインとを有
    し、該ワードラインとビットラインとに接続された一つ
    のセルトランジスタからなるメモリセルを複数備えてな
    る電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモ
    リにおいて、 過度消去されたメモリセルが存在する場合の読出し実行
    の際、ワードラインの各々に第1の電圧又は第2の電圧
    をアドレス信号に応答して選択的に供給するワードライ
    ンドライバを備えており、前記第2の電圧は、過度消去
    状態にあるメモリセルのしきい電圧との関係で該メモリ
    セルが動作しない電圧とされていることを特徴とする電
    気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ。
  3. 【請求項3】 第1の電圧は、メモリセルをオン状態と
    し得るレベルにある請求項2記載の電気的消去可能でプ
    ログラム可能なリードオンリメモリ。
  4. 【請求項4】 複数のワードラインと、該複数のワード
    ラインに交差して配置された複数のビットラインと、該
    ワードラインとビットラインとに接続された一つのセル
    トランジスタからなるメモリセルを複数備えてなる電気
    的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリにお
    いて、 第1の電圧及び第2の電圧を電圧源として使用し、アド
    レス信号に応答して該第1の電圧又は第2の電圧のいず
    れかを出力するインバータを有してなるワードラインド
    ライバを備え、過度消去されたメモリセルが存在する場
    合の読出し実行の際、ワードラインドライバにより、ア
    ドレス信号に応答してワードラインの各々に前記第1の
    電圧又は第2の電圧が選択的に供給されるようになって
    おり、前記第2の電圧は、過度消去状態にあるメモリセ
    ルのしきい電圧との関係で該メモリセルが動作しない電
    圧とされていることを特徴とする電気的消去可能でプロ
    グラム可能なリードオンリメモリ。
  5. 【請求項5】 記憶セルとして、しきい電圧変更可能な
    電界効果トランジスタを1個使用する2進情報記録再生
    用半導体メモリの読出し方法において、 情報は電界効果トランジスタのしきい電圧の高低により
    表現されるようになっており、情報の読み出しが行われ
    ない電界効果トランジスタについては、該電界効果トラ
    ンジスタがNチャネル形の場合にはソース電圧及びドレ
    イン電圧よりも低いゲート電圧を印加し、電界効果トラ
    ンジスタがPチャネル形の場合にはソース電圧及びドレ
    イン電圧よりも高いゲート電圧を印加し、一方、情報の
    読み出しが行われる電界効果トランジスタについては、
    ソースに対するドレイン電位極性と同じソースに対する
    電位極性の電位をゲートに印加して、この状態における
    該電界効果トランジスタのソースとドレインとの間の抵
    抗値の大小を検出して情報を読み出すことを特徴とする
    2進情報記録再生用半導体メモリの読出し方法。
JP32014292A 1991-11-29 1992-11-30 電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ Pending JPH05225791A (ja)

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KR1991P21694 1991-11-29
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