JPH02177561A - 半導体不揮発性メモリ - Google Patents

半導体不揮発性メモリ

Info

Publication number
JPH02177561A
JPH02177561A JP63333561A JP33356188A JPH02177561A JP H02177561 A JPH02177561 A JP H02177561A JP 63333561 A JP63333561 A JP 63333561A JP 33356188 A JP33356188 A JP 33356188A JP H02177561 A JPH02177561 A JP H02177561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
cell
region
oxide film
gate electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63333561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2507576B2 (ja
Inventor
Masataka Takebuchi
竹渕 政孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33356188A priority Critical patent/JP2507576B2/ja
Priority to KR1019890019728A priority patent/KR920009055B1/ko
Priority to EP89124037A priority patent/EP0376290B1/en
Priority to DE68918830T priority patent/DE68918830T2/de
Publication of JPH02177561A publication Critical patent/JPH02177561A/ja
Priority to US08/118,285 priority patent/US5341329A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2507576B2 publication Critical patent/JP2507576B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards
    • G11C17/08Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements
    • G11C17/10Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards using semiconductor devices, e.g. bipolar elements in which contents are determined during manufacturing by a predetermined arrangement of coupling elements, e.g. mask-programmable ROM
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、半導体不揮発性メモリおよびその製造方法に
係り、特に二層構造のゲート電極を有する電気的消去・
再書込み可能な読出し専用メモリ(以下、EEFROM
と略記する)におけるセルトランジスタに対する電圧設
定手段およびフィールド反転防止用のイオン注入による
不純物領域を形成する一連のプロセスに関する。
(従来の技術) 電気的消去が可能な従来のEEFROMセルには、浮遊
ゲート電極と制御ゲート電極との二層ポリシリコンゲー
ト電極構造を有するものと、さらに、消去ゲート電極を
有する三層ポリシリコンゲート電極構造を有するものと
がある。
第3図(a)は、二層ゲート電極構造を有するEEFR
OMセルの平面パターンを示しており、列1ll(ビッ
ト線)方向に沿うB−B線および行線(ワード線)方向
に沿うC−C線の断面構造をそれぞれ第3図(b)およ
び(C)に示している。
即ち、例えばP型の半導体基板30の表面に素子分離領
域31が形成され、素子領域にN十不純物領域からなる
ソース領域32およびドレイン領域33が形成され、こ
のソース領域32とドレイン領域33との間のチャネル
領域上に第1のゲート絶縁膜34が形成され、この第1
のゲート絶縁膜34上に電気的に浮遊状態にある浮遊ゲ
ート電極35が形成され、この浮遊ゲート電極35に第
2のゲート絶縁1li36を介して制御ゲート電極37
が行方向に形成されている。さらに、これらの上に層間
絶縁1138を介してビット線39(金属配線)が列方
向に形成され、このビット線39は層間絶縁II!13
8に開孔されたコンタクトホールを通してドレイン領域
33にコンタクトしている。
このEEFROMセルは、1個のトランジスタで構成さ
れるので、セル面積が小さく、高集積化に適している。
第7図は、第3図(a)乃至(c)に示したEEPRO
Mセルが行列状に配列されたメモリセルアレイの等価回
路およびその周辺回路の7部を示しており、Tl−1−
1〜7 L−8−3はセルトランジスタ(メモリセル’
) 、72−1〜72−3は行線(ワード線)、73−
1〜73−2はソース線、74−1〜74−3は列線(
ビット線)、75はロウデコーダ、76はロウデコーダ
75の行選択出力および動作モード指定信号に応じてワ
ード線72−1〜72−3およびソース線73−1〜7
3−2の電圧を切換え選択する切換回路、78はカラム
デコーダ、79はカラムデコーダ78のカラム(列)選
択出力に応じてカラム選択を行なうと共に動作モード指
定信号に応じて列線の電圧を切換選択するカラム選択ゲ
ート、81はカラムデコーダ78に接続されているセン
スアンプ回路である。
ここで、上記メモリセルアレイにおいては、同一列の隣
り合うセルトランジスタのドレイン相互あるいはソース
相互が共通に形成されて同一列の各セルが直列に接続さ
れており、行方向に隣り合うセル相互は半導体基板内に
形成された素子分離領域により分離されている。そして
、同一列の隣り合うセルのドレイン相互が共通の列線(
ビット線)に接続され、同一行の各セルのソースがソー
ス線に共通に形成されており(本例では隣り合う2行の
各セルのソースが共通に形成されている)、同一行の各
セルの制御ゲート電極が共通に形成されてワード線とな
っている。
次に、第7図の回路における各動作モードについて、第
8図に示す動作モード対セル印加電圧(ゲート電圧VC
,ドレイン電圧VD、  ソース電圧Vs)の関係を参
照しながら、ワード線72−2およびソース線73−1
および列線74−2の1組に接続されているメモリセル
フ1−2−2に注目して説明する。
−括消去する場合は、全てのソース線73−1〜73−
2を解放状態に設定し、全てのワード線72−1〜72
−3を接地電位に設定し、全ての列線74−1〜74−
3を20v(消去電圧V pp)に設定する。これによ
り、メモリセルのドレイン領域33と制御ゲート電極3
7との間に高電圧がかかり、浮遊ゲート電極35中の電
子が第1ゲート絶縁膜34のトンネル電流を利用してド
レイン領域33へ引き抜かれて消去状態になる。つまり
、メモリセルの制御ゲート電極37から見た閾値電圧が
低下し、ややデプレッション習となり、オン(“1”)
状態になる。
なお、消去電圧vppは、外部から供給される電圧Ve
xを内部で昇圧した電圧である。
消去後に“0”状態へ書込む際は、消去された全てのメ
モリセルのうちの任意の選択メモリセルの浮遊ゲート電
極35にホットエレクトロンを注入する。この場合、全
てのソース線73−1〜73−2を接地電位に設定し、
選択されたワード線72−2を12.5VC外部供給電
圧V ex)に設定し、非選択のワード線を接地電位に
設定し、選択された列線74−2を10v(電圧Vd1
)l’:設定し、非選択の列線を接地電位に設定する。
これにより、選択メモリセルのドレイン・ソース間に高
電界をかけ、基板/ゲート絶縁膜(酸化シリコン膜)陣
!!3. 1eVを越えるような高い電圧を発生させて
選択メモリセルの浮遊ゲート電極35に注入する。従っ
て、“0°状態への書込み後には、選択メモリセルの制
御ゲート電極37から見た閾値電圧が上昇し、オフ(“
0”)状態になる。なお、電圧Vdlは、外部供給電圧
Vexを内部で降圧した電圧である。
また、“1”状態への書込みは、全てのソース線73−
1〜13−2を接地電位に設定し、全てのワード線72
−1〜72−3を接地電位に設定し、全ての列線74−
1〜74−3を接地電位に設定する。この場合、メモリ
セルに電子の移動はなく、メモリセルの状態は変わらな
い。
また、読出し時には、全てのソース線73−1〜73−
2を接地電位に設定し、選択されたワード線72−1を
5V(電源電圧V cc)に設定し、非選択のワード線
を接地電位に設定し、選択されるメモセルフ1−2−2
のドレインに接続されている列線74−2を3v(V 
d2)に設定し、非選択の列線を接地電位に設定する。
なお、電圧Vd2は、外部供給電圧Vexを内部で降圧
した電圧である。
このように、選択メモリセルに読出し電圧が印加される
ことにより、選択メモリセルのデータの内容(“0”ま
たは′1″)が列線に読出され、センスアンプ回路81
により検知・増幅声れて出力されるようになる。
なお、上記したEEFROMセルの消去に際して過消去
が生じると、消去後のセルトランジスタの閾値電圧VT
Rが負になり、この後の読出し時に誤選択状態になって
誤読出しが起きるおそれがある。即ち、過消去により浮
遊ゲート電極35に過剰の正電荷が蓄積−した場合、浮
遊ゲート電極35下のチャネルが反転してデイプレッシ
ョン型となってしまう。そこで、この読出し時の誤選択
状態を防止するために、消去時の電子引き抜き条件を最
適化することにより、消去後のセルトランジスタの閾値
電圧VTI+を正に確保するようにしている。
また、消去効率を上げるためには、浮遊ゲート電極35
とドレイン領域33(またはソース領域)との間の第1
ゲート酸化ll134の膜厚を一部薄くし、この部分を
利用して引き抜く必要がある。
一方、第9図(a)は、三層ゲート電極構造を有するE
EPROMセルの平面パターンを示しており、列線方向
に沿うB−B線および行線方向に沿うc−cmの断面構
造をそれぞれ第9図(b)および(C)に示している。
ここで、90は半導体基板、92はソース領域、93は
ドレイン領域、94は第1のゲート絶縁膜、95は浮遊
ゲート電極、96は第2のゲート絶縁膜、97は制御ゲ
ート電極、98は層間絶縁膜、99はビット線である。
また、浮遊ゲート電極95の一部にトンネル絶縁膜を介
して対向するように消去ゲート電極1OOが形成されて
いる。
この第9図(a)乃至(c)に示したEEFROMセル
は、消去に際して、消去ゲート電極100に昇圧電圧を
印加するものであるが、前記したような過消去によって
消去後のセルトランジスタの閾値電圧VT11が負にな
っても誤読出しが起きないように、チャネル領域の長さ
方向の一部に対して浮遊ゲート電極95がないオフセッ
ト領域101を設け、このオフセット領域101でゲー
ト絶縁11195を介してチャネル領域に制御ゲート電
極97を対向させておくことにより選択トランジスタ部
を形成している。即ち、過消去により浮遊ゲート電極9
5下のチャネルが反転しても制御ゲート電極97下のチ
ャネルは反転しないので、誤読出しを防止することがで
きる。
しかし、このEEFROMセルは、実質2個のトランジ
スタで構成されるので、セル面積が太き(なる。
ところで、第3図(a)乃至(C)に示したような高集
積化に適した二層ゲート電極構造を有するEEFROM
セルは、メモリの大容量化が例えば512にビット程度
まで進んでくると、消去に際して、各セルに同一の引き
抜き電圧を印加して一括して消去しても、セルによって
消去の程度が大きくばらつくようになる。このばらつき
は、浮遊ゲート電極35からの電子を引き抜く時に第1
のゲート絶縁膜34にかかる電界が各セルで異なり、こ
れは浮遊ゲート電極35の形状制御性に原因している。
しかし、この浮遊ゲート電極35の形状の制御はプロセ
ス的に限界に近くなっており、その向上は困難である。
このような各セルの消去特性の大きなばらつきにより過
消去が生じて消去後のセルトランジスタの閾値電圧VT
Rが負になると、この後の読出し時に、セルのゲート電
圧VCがOvでもチャネルが誤ってオンになってしまう
。即ち、読出し時には、選択メモリセルと同一列線に接
続されているが非選択のワード線に接続されている非選
択のメモリセルが、過消去により浮遊ゲート電極に過剰
の正電荷が蓄積した場合、浮遊ゲート電極下のチャネル
が反転してデイプレッション型となり、選択メモリセル
が書込み状態(オフ状態、“0”)であっても消去状!
B(オン状態、“1”)と判断されてしまうことがある
いま、第7図に示したメモリセルアレイにおいて、過消
去によりセルフ1−1−2が誤ってオンになったとする
。すると、読出し時に、セルフ1−1−2と同一列の隣
のセルフ1−2−2がアドレス入力によって選択された
場合、この選択されたセルフ1−2−2は、例えばオフ
状態であったとしても、上記誤ってオンになったセルフ
1−1−2のドレイン電流!dによって誤読出しが起き
てしまう。
即ち、第3図(a)乃至(C)に示した。二層ゲート電
極構造を有するEEFROMセルは、読出し時の誤選択
防止を消去時の電子引き抜き条件の、最適化のみに頼っ
ているので、浮遊ゲート電極の形状制御性の限界により
各セルの消去特性の大きなばらつきが生じた場合に対応
できなくなり、誤読出しが起きてしまう。
一方、従来、上記したような第3図(a)乃至(c)ま
たは第9図(a)乃至(c)に示したEEPROMセル
のアレイを有するEEFROMの製造に際しては、高耐
圧系の素子能動領域(例えばNチャネル型のセルトラン
ジスタ)間の素子分離領域を、局所酸化法によるフィー
ルド酸化膜31により形成している。この場合、素子分
離のためのフォトリソグラフィ工程により素子能動領域
/索子分離領域を区分するためのパターニングを行なっ
た後に、イオン注入マスクを用いてフィールド反転防止
用のイオン注入を行ってP十領域40を形成し、その後
にフィールド酸化を行なってフィールド酸化ll!1I
31を形成している。この場合、上記フィールド反転防
止用のイオン(例えばボロン)注入は、イオン種が偏析
係数の小さいボロンであることによるフィールド酸化膜
31へのボロン吸い込みを考慮し、しかも、選択列のセ
ルのドレイン領域(前記したように書込み時にIOV程
度の電圧が印加される)と隣の非選択列のセルのドレイ
ン領域(前記したように書込み時に接地電位に設定され
る)との間のフィールドリークf8滝を無視し得る程度
に抑制しようとして、1.5×10 N/ c−以上の
高いドーズ量を必要としている。
また、上記フィールド酸化の前には、フィールド酸化時
の酸化誘起欠陥対策として950℃以上の高温アニール
を実施している。
従って、上記フィールド反転防止用の高ドーズ量での注
入イオンは、フィールド酸化前の高温アニールとフィー
ルド酸化時とでかなりの熱履歴を持つことになり、上記
フィールド酸化前の高温アニールでの熱処理が注入イオ
ンの拡散を加速し、フィールド酸化時の熱処理により注
入イオンを基板中に拡散している。
しかし、このような熱履歴により、フィ−ルド反転防止
用の高ドーズ量で注入されたイオン種が基板中を横方向
に拡散してしまい、最悪の場合にP十領域40が上記素
子能動領域のN◆不純物領域のドレイン領域33あるい
はソース領域321;接触するまで拡散してしまい、ド
レイン領域33に前記したように20V程度の昇圧電圧
が印加される消去時にドレイン領域33とP÷領域40
との間の耐圧が低下してしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来の二層ゲート電極構造を有するEE
PROMセルを用いたEEFROMは、読出し時の誤選
択防止を消去時の電子引き抜き条件の最適化のみに頼っ
ているので、浮遊ゲート電極の形状制御性の限界により
各セルの消去特性のばらつきが生じた場合に対応できな
くなり、誤読出しが起きてしまうという問題がある。
また、上記したように従来のEEPROMの製造方法は
、素子能動領域間の素子分離用のフィールド酸化膜を形
成する際、フィールド反転防止用の高ドーズ量でイオン
注入により形成されたP÷領領域、フィールド酸化前の
高温アニールとフィールド酸化時とでかなりの熱履歴を
持つことになるので、イオン種が基板中を横方向に拡散
してしまい、最悪の場合に素子能動領域と接触してしま
い、素子能動領域に昇圧電圧が印加される動作時に上記
P◆領領域の間の耐圧が低下してしまうという問題があ
る。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、消去時の電子引き抜き条件を最適化しても過
消去が生じて消去後の閾値電圧が負になったセルトラン
ジスタに対しても、この後の読出し時の誤選択を防止で
き、誤読出しを防止し得る半導体不揮発性メモリを提供
することにある。
また、本発明は、素子能動領域間の素子分離用のフィー
ルド酸化膜およびフィールド反転防止用のイオン注入に
よる不純物領域を形成する一連のプロセスに際して、フ
ィールド反転防止用のイオン注入による不純物領域が熱
履歴を持つことを極力避けることが可能となり、注入イ
オン種の横方向拡散を極力抑制でき、しかも、イオン注
入のドーズ量を低下させることが可能になり、素子能動
領域と上記不純物領域との間の耐圧マージンを向上でき
、素子能動領域に昇圧電圧が印加される消去時の回路動
作を支障なく行ない得る半導体不揮発性メモリの製造方
法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の半導体不揮発性メモリは、半導体基板表面に形
成されたソース領域およびドレイン領域と、このソース
領域とドレイン領域との間のチャネル領域上に形成され
た第1のゲート絶縁膜と、この第1のゲート絶縁膜上に
形成された電気的に浮遊状態の浮遊ゲート電極と、この
浮遊ゲート電極上に第2のゲート絶縁膜を介して形成さ
れた制御ゲート電極とを有するメモリセルトランジスタ
が行列状に配列され、同一列の隣り合うセルのドレイン
領域相互またはソース領域相互が共通に形成されて同一
列の各セルが直列に接続され、行方向に隣り合うセル相
互は半導体基板内に形成された素子分離領域により分離
されており、同一列の隣り合うセルのドレイン領域相互
が列線に共通に接続され、同一行の各セルのソースがソ
ース線に共通に接続され、同一行の各セルの制御ゲート
電極が共通に形成されて行線となっているセルアレイを
有する半導体不揮発性メモリにおいて、読出し時に、前
記全てのセルに対して前記ソース線または列線のうちで
通常低いバイアス電圧が与えられる方に正の電圧を設定
する電圧設定手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の半導体不揮発性メモリの製造方法は、シ
リコン基板を熱酸化して酸化膜を形成し、この酸化膜上
に窒化膜を堆積し、この窒化膜上に素子能動領域/素子
分離領域を区分するための第1のレジストパターンをフ
ォトリソグラフィ工程により形成し、上記第1のレジス
トパターンをマスクとして上記窒化膜および酸化膜をエ
ツチングし、上記第1のレジストパターンを除去し、次
に前記基板を熱酸化してフィールド酸化膜を形成し、上
記窒化膜を除去し、この後、フォトリソグラフィ工程に
より前記上記フィールド酸化膜の一部を露出させた第2
のレジストパターンを基板上に形成し、上記第2のレジ
ストパターンをマスクとして上記フィールド酸化膜の露
出部下の基板にフィールド反転防止用のイオン注入を行
ってフィールド反転防止用の不純物領域を形成し、上記
第2のレジストパターンを除去する工程を具備すること
を特徴とする。
(作用) 上記半導体不揮発性メモリにおいては、読出し時に、全
てのセルに対して、前記ソース線または列線のうちで通
常低いバイアス電圧が与えられる方(例えばソース線)
に正の電圧を設定するので、全てのセルに対して恰もバ
ックゲートバイアス効果をかけたのと同等になる。従っ
て、消去時の電子引き抜き条件を最適化しても過消去が
生じて消去後の閾値電圧が負になったセルトランジスタ
に対しても、その閾値電圧を読出し時には実質的に正の
値に移行させて救済することができ、読出し時の誤選択
を防止でき、誤読出しを防止できる。
また、上記半導体不揮発性メモリの製造方法は、素子能
動領域間の素子分離用のフィールド酸化膜およびフィー
ルド反転防止用のイオン注入による不純物領域を形成す
る一連のプロセスに際して、フィールド酸化後にフィー
ルド酸化膜を通してフィールド反転防止用のイオン注入
を行って不純物領域を形成するので、注入イオンが熱履
歴を持つことを極力避ける(少なくともフィールド酸化
前の高温アニールとフィールド酸゛化時の熱処理を全く
受けなくなる)ことが可能となり、注入イオン種の横方
向拡散を極力抑制でき、しかも、イオン注入のドーズ量
を低下させることが可能になり、素子能動領域と上記不
純物領域との間の耐圧マージンを向上でき、素子能動領
域に昇圧電圧が印加される消去時の回路動作を支障なく
行なうことが可能となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は、EEFROMセルの7レイを有する半導体集
積回路(EEFROM集積回路、EEPROM混載ロジ
ック集積回路などで、以下、EEFROMと記す)にお
けるメモリセルアレイの等価回路およびその周辺回路の
一部を示しており、第2図は、第1図の回路における各
動作モードの動作モード対セル印加電圧の関係を示して
いる。
上記セルアレイは、例えば第3図(a)乃至(C)を参
照して前述したようなメモリセルトランジスタが、第7
図に示したように行列状に配列されて形成されたもので
ある。
即ち、このEEFROMは、従来例で説明したものと同
様のセルトランジスタおよびセルアレイを有するが、読
出しモード時のセルトランジスタに対する電圧設定が従
来と異なり、それに対応して、例えばV cct源電圧
電圧抵抗分割回路などにより降圧して所定の正の電圧(
例えば2V)を生成する電圧供給回路1が設けられて切
換回路76およびカラム選択ゲート79にそれぞれ接続
され、前記3vの供給が省略されている点、切換回路7
6およびカラム選択ゲート79は読出しモード時に電圧
供給回路1の出力電圧を利用している点が従来と異なり
、その他は従来と同じであるので同一符号を付してその
説明を省略する。
次に、m2図の回路における読出し動作モードについて
、ワード線72−2およびソース線73−1および列線
74−2の1組に接続されているメモリセルフ1−2−
2に注目して説明する。読出し時には、選択されたワー
ド線72−2は例えば5V(Vcct源電圧)に設定し
、非選択のワード線は、接地電位に設定し、全てのソー
ス線73−1〜73−2は、2vに設定する。さらに、
選択されるメモリセルフ1−2−2のドレインに接続さ
れている列線74−2は、5V(Vcc電源電圧)に設
定し、非選択の列線は2vに設定する。
このように、選択メモリセルに読出し電圧が印加される
ことにより、選択メモリセルのデータの内容(“0”ま
たは“1“)が列線に読出され、センスアンプ回路81
により検知・増幅されて出力されるようになる。
なお、上記EEFROMにおける一括消去は、従来と同
様に、全てのソース線73−1〜73−2を解放状態に
設定し、全てのワード線72−1〜72−3を接地電位
に設定し、全ての列線74−1〜74−3を20V(消
去電圧V pp)に設定する。これにより、メモリセル
のドレイン領域33と制御ゲート電極37との間に高電
圧がかかり、浮遊ゲート電極35中の電子が第1ゲート
絶縁膜34のトンネル電流を利用してドレイン領域33
へ引き抜かれて消去状態になる。つまり、メモリセルの
制御ゲート電極37から見た閾値電圧が低下し、ややデ
プレッシジン型となり、オン(“1”)状態になる。
消去後に“0”状態へ書込む際は、消去された全てのメ
モリセルのうちの任意の選択メモリセルの浮遊ゲート電
極35にホットエレクトロンを注入する。この場合、全
てのソース線73−1〜73−2を接地電位に設定し、
選択されたワード線72−2を12.5V(外部供給電
圧Vex)に設定し、非選択のワード線を接地電位に設
定し、選択された列線14−2を10v(電圧Vd1)
ニ設定し、非選択の列線を接地電位に設定する。これに
より、選択メモリセルのドレイン・ソース間に高電界を
かけ、基板/ゲート絶縁膜(酸化シリコン膜)障壁3.
1eVを越えるような高い電圧を発生させて選択メモリ
セルの浮遊ゲート電極35に注入する。従って、“0°
状態への書込み後には、選択メモリセルの制御ゲート電
極37から見た閾値電圧が上昇し、オフ(“0”)状態
になる。
また、“1°状態への書込みは、全てのソース線73−
1〜13−2を接地電位に設定し、全てのワード線72
−1〜12−3を接地電位に設定し、全ての列線74−
1〜74−3を接地電位に設定する。この場合、メモリ
セルに電子の移動はなく、メモリセルの状態は変わらな
い。
上記した本発明のEEFROMにおいては、読出し時に
、全てのセルに対して、前記ソース線または列線のうち
で通常低いバイアス電圧が与えられる方(本例ではソー
ス線)に正の電圧(本例では2V)を設定し、この正の
電圧分だけ選択列のセルには従来のドレイン電圧(3v
)より大きなドレイン電圧(本例では5V)を印加して
必要なドレイン・ソース間電圧を確保するので、全ての
セルに対して恰もバックゲートバイアス効果をかけたの
と同等になる。従って、過消去により消去後の閾値電圧
VTI+が負になったセルトランジスタに対しても、そ
の閾値電圧VT)Iを読出し時には実質的に正の値に移
行させて救済することができ、読出し時の誤選択を防止
でき、誤読出しを防止できる。。
以下、任意のセルが過消去により閾値電圧VTI(が負
になった場合の本発明による誤読出し防止の救済実力を
説明する。第4図は、セルの制御ゲートに与える電圧V
Cとセルのドレイン電流Idのルート値F口との関係(
但し、ソース電圧Vs−2,OV、  ドレイン電圧V
d−5,OV、2X板電圧VB−OV)を示している。
このVC−J]−正特性において、点線で図示する特性
は過消去によりセルの閾値電圧VTIIが負になった様
子を示しており、実線で図示する特性は、本発明により
読出し時に上記セルの閾値電圧VTI+を実質的に正の
値に移行させて救済した様子を示している。上記特性に
おいて、過消去によりセルの閾値電圧VT11は外挿法
で見れば約−1,6vになっており、このセルはゲート
電圧vc−ovの時にドレイン電流!dが100μA以
上も流れるので、このままでは、第7図を参照して前述
したように、この後の読出し時に、セルのデー11圧V
CがOvでもチャネルが誤ってオンになってしまい、こ
の誤ってオンになったセルと同一列の隣のセルがアドレ
ス入力によって選択された場合、この選択されたセルが
例えばオフ状態であったとしても、上記誤ってオンにな
ったセルのドレイン電流1dによって誤読出しが起きる
これに対して、本発明では、読出し時に、全てのセルに
対して、ソースに2vを印加し、選択列のセルのドレイ
ンに5vを印加してドレイン・ソース間電圧VDSを3
v確保するだけで、全てのセルに対して恰もバックゲー
トバイアス効果をかけたのと同等になり、閾値電圧VT
11として正の値(本例では0.7V)を得ることがで
き、ゲート電圧VG−OVの時のドレイン電流1dが流
れなくなることが分かる。従って、読出し時の選択セル
がオフ状態である場合、このセルの同一列の他の非選択
のセルは、過消去により閾値電圧VT)Iが仮に負にな
ったものさえもオフになるので、正規の1つの番地のセ
ルを確実に選択してデータを正しく読出すことが可能に
なる。
なお、上記実施例では、読出し時の選択セルのドレイン
に5vをかけているが、もし、この5vがリード書リテ
ンション(Read−retentionH読出し時に
浮遊ゲート電極35から電子がドレイン領域33に抜け
てしまう現象)を気にしなければならないようなら、本
発明によるセルの閾値電圧VTRを正の値に移行させて
救済する効果が得られる範囲で、ソース電位Vsを下げ
てもよいし、あるいは、1セルのドレイン電流1dはセ
ンスアンプ81の感度が許す限り低くできるので、ドレ
イン嗜ソース間電圧VDSを3V以下にしてもよい。こ
のドレイン・ソース間電圧VDSを下げることは、読出
し時にセルの浮遊ゲート電極35にホットエレクトロン
が注入されてしまうようなソフト・ライトの防止対策と
しても有効である。
また、消去時の引き抜き電圧としては、消去効率を上げ
るためには、浮遊ゲート電極35とドレイン領域33ま
たはソース領域32との間の第1ゲート酸化膜34の膜
厚を一部薄くしてこの部分を利用して引き抜けばよい。
次に、本発明のEEPROMの製造方法の一実施例とし
て、二層ポリシリコン構造を有するEEFROMを製造
する方法について、ワード線方向に沿う断面構造を示す
第5図(a)乃至(f)を参照しながら説明する。
先ず、第5図(a)に示すように、例えばp型のシリコ
ン基板50の表面の全面を約1000人熱酸化して酸化
1+51を形成し、その後、連続的に不純物がドープさ
れていない真性ポリシリコン11!I52および窒化p
tk53を堆積する。ここで、酸化膜51は基板表面を
保護し、またポリシリコン膜52は応力の大きな窒化膜
53の緩和層として作用する。
次に、通常のフォトリソグラフィ工程により、第5図(
b)に示すように、窒化膜53上に素子能動領域/素子
分離領域を区分するための第1のレジストパターン54
を形成し、第1のレジストパターン54をマスクとして
素子能動領域以外の上記窒化膜およびポリシリコン膜お
よび酸化膜を異方性エツチング装置によってエツチング
除去する。そして、第1のレジストパターン54を除去
した後、フィールド酸化時の酸化誘起欠陥対策として9
50℃以上の高温アニールを行う。
引き続き、水素燃焼酸化により基板を熱酸化することに
より、第5図(C)に示すように、約8500人のフィ
ールド酸化膜55を形成する。その後、NH4F液によ
り、窒化膜53上に付いている極薄の酸化膜を除去する
次に、第5図(d)に示すように、窒化膜53および酸
化膜に対する選択比の大きな等方性エツチング装置によ
って窒化膜53をエツチング除去する。次に、再び酸化
し、NH4F液によりエツチング除去し、クリーンなシ
リコン基板表面を露出させる。
この後、基板上に極薄の酸化膜を成長させ、通常のフォ
トリソグラフィ工程により、第5図(e)に示すように
、フィールド酸化膜55の一部を露出させた第2のレジ
ストパターン56を基板上に形成する。
次に、第2のレジストパターン56をマスクとして、フ
ィールド酸化膜55の露出部を通してその下の基板にフ
ィールド反転防止用のイオン(例えばボロンB+)注入
を行ってフィールド反転防止用の高濃度不純物領域(P
÷領領域57を形成する。次いで、第2のレジストパタ
ーン57を除去し、熱処理(950℃、N2雰囲気での
アニル)を行なう。これは、イオン注入による基板のダ
メージを回復するために行なう。
この後、通常のプロセスにより、第5図(f)に示すよ
うに、二層ポリシリコンゲート電極(浮遊ゲート電極5
8、制御ゲート電極59)構造を有する不揮発性メモリ
セルトランジスタを形成する。ここで、60は第1のゲ
ート絶縁膜、61は第2のゲート絶縁膜、62は層間絶
縁膜、63はビット線である。
゛上記半導体不揮発性メモリの製造方法によれば、素子
能動領域間の素子分離用のフィールド酸化膜55および
フィールド反転防止用のイオン注入によるP十領域57
を形成する一連のプロセスに際して、フィールド酸化後
にフィールド酸化膜55を通してフィールド反転防止用
のイオン注入を行なってP◆領域57を形成するので、
注入イオン種が熱履歴を持つことを極力避ける(少なく
ともフィールド酸化前の高温アニールとフィールド酸化
時の熱処理を全く受けなくなる)ことが可能となり、注
入イオン種の横方向拡散を極力抑制でき、素子能動領域
とP十領域57との間の耐圧マージンを向上でき、素子
能動領域に昇圧電圧が印加される消去時の回路動作を支
障なく行なうことが可能となる。
しかも、上記半導体不揮発性メモリの製造方法によれば
、イオン注入のドーズ量を低下させることが可能になる
ことを、以下、シミュレーションを用いて説明する。第
6図中の実線は、第5図(e)までのプロセスが終了し
た後にフィールド酸化膜55をエツチングした場合の、
その下の基板の深さ方向における不純物濃度のプロファ
イルを示しており、対比のために従来の場合の不純物濃
度のプロファイルを点線で示している。この場合、上記
実施例では、イオン注入直後のプロジェクション・レン
ジRpを従来通□り得るために高い加速電圧240Ke
V (従来は60KeV)を用いている。しかし、上記
実施例では、イオン注入のドーズ量が5.0XIO” 
/cm2 (従来の1.5X1014/cm2の1/3
)でも、従来よりも濃い表面濃度Cs  (4,7xl
O’ 7/cm3)を得ることが可能になった。この基
板の表面濃度Csが濃いと、それだけフィールド反転電
圧を高くできることを意味する。従来の表面濃度Csは
3.6X10” /cm3であるノテ、このことから、
従来の製造方法は、約1/、3のドーズ量に相当する分
がフィールド酸化時の偏析によりフィールド酸化膜に吸
収されていることがわかる。
なお、上記のような高い加速電圧でのイオン注入が困難
な場合には、フィールド酸化膜形成後の工程(例えばセ
ルのゲート酸化膜のエツチング工程)でフィールド酸化
膜の膜厚が適当に減った後で、しかも、950℃以上の
熱工程が後で行なわれる工程でイオン注入を行えば、加
速電圧を下げると共にドーズ量を下げることができる。
この950℃以上の熱工程は、イオン注入による基板の
ダメージを回復するために必要であるが、最終工程まで
にあればよい。
なお、本発明の製造方法は、第9図(a)乃至(C)に
示したような三層ポリシリコンゲート構造を有するEE
PROMの製造、さらには、窒化膜を酸化防止マスクと
して使用して素子分離を行なう半導体集積回路全般の製
造に適用しても、上記実施例と同様な効果が得られる。
[発明の効果] 上述したように本発明の半導体不揮発性メモリによれば
、高集積化につれて浮遊ゲート電極の形状制御性の限界
により各セルの消去特性に大きなばらつきが生じたなど
の場合に、消去時の電子引き抜き条件を最適化しても過
消去が生じて消去後の閾値電圧が負になったセルトラン
ジスタに対しても、この後の読出し時の誤選択を防止で
き、誤読出しを防止できるので、−括消去型の高集積E
EFROMなどに適用して極めて有効である。
また、本発明の半導体不揮発性メモリの製造方法によれ
ば、素子能動領域間の素子分離用のフィールド酸化膜お
よびフィールド反転防止用のイオン注入による不純物領
域を形成する一連のプロセスに際して、フィールド反転
防止用のイオン注入による不純物領域が熱履歴を持つこ
とを極力避けることが可能となり、注入イオン種の横方
向拡散を極力抑制でき、しかも、イオン注入のドーズ量
を低下させることが可能になり、素子能動領域と上記不
純物領域との間の耐圧マージンを向上でき、素子能動領
域に昇圧電圧が印加される消去時の回路動作を支障なく
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体不揮発性メモリの一実施例にお
けるセルセルアレイの等価回路およびその周辺回路の一
部を示す回路図、第2図11第1図の回路の各動作モー
、ドとセル印加電圧との関係を示す図、第3図(a)は
第1図のセルアレイに用いられるセルトランジスタの平
面パターンを示す図、第3図(b)および第3図(c)
はそれぞれ同図(a)中のB−B線およびC−C線に沿
う断面図、第4図は本発明による誤読出し防止の救済実
力を説明するためにセルの制御ゲートに与える電圧VC
とセルのドレイン電流1dのルート値J!dとの関係を
示すVC−v’7iT特性図、第5図(a)乃至(f)
は本発明の半導体不揮発性メモリの製造方法の一実施例
を示すワード線方向に沿う断面図、第6図は第5図(a
)乃至(e)に示した方法により得られたフィールド酸
化膜下の基板の深さ方向における不純物濃度のプロファ
イルを示す図、第7図は従来の半導体不揮発性メモリに
おけるセルセルアレイの等価回路およびその周辺回路の
一部を示す回路図、第8図は第7図の回路の各動作モー
ドとセル印加電圧との関係を示す図、第9図(a)は従
来の三層ポリシリコン電極構造を有する半導体不揮発性
メモリにおけるセルアレイに用いられるセルトランジス
タの平面パターンを示す図、第9図(b)および第9図
(c)はそれぞれ同図(a)中のB−B線およびc−c
線に沿う断面図である。 1・・・・・・電圧供給回路、30.50・・・・・・
半導体基板、31.55・・・・・・フィールド酸化膜
、32・・・・・・ソース領域(N十領域)、33・・
・・・・ドレイン領域(N◆領領域、34.60・・・
・・・第1のゲート絶縁膜、35.58・・・・・・浮
遊ゲート電極、37.59・・・・・・制御ゲート電極
、36.61・・・・・・第2のゲート絶縁膜、38.
62・・・・・・層間絶縁膜、39,63・・・・・・
ビット線、57・・・・・・高濃度不純物領域(p◆領
領域 、71−1−1〜71−1−3・・・・・・メモ
リセル、72−1〜72−3・・・・・・ワード線、7
3−1〜73−2・・・・・・ソース線、74−1〜7
4−3・・・・・・列線、75・・・・・・ロウデコ7
ダ、76・・・・・・切換回路、78・・・・・・カラ
ムデコーダ、79・・・・・・カラム選択ゲート、81
・・・・・・センスアンプ回路。 第1図 第 2 区 第5 図 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板表面に形成されたソース領域およびド
    レイン領域と、このソース領域とドレイン領域との間の
    チャネル領域上に形成された第1のゲート絶縁膜と、こ
    の第1のゲート絶縁膜上に形成された電気的に浮遊状態
    の浮遊ゲート電極と、この浮遊ゲート電極上に第2のゲ
    ート絶縁膜を介して形成された制御ゲート電極とを有す
    るメモリセルトランジスタが行列状に配列され、同一列
    の隣り合うセルのドレイン領域相互またはソース領域相
    互が共通に形成されて同一列の各セルが直列に接続され
    、行方向に隣り合うセル相互は半導体基板内に形成され
    た素子分離領域により分離されており、同一列の隣り合
    うセルのドレイン領域相互が列線に共通に接続され、同
    一行の各セルのソースがソース線に共通に接続され、同
    一行の各セルの制御ゲート電極が共通に形成されて行線
    となっているセルアレイを有する半導体不揮発性メモリ
    において、 読出し時に、前記全てのセルに対して前記ソース線また
    は列線のうちで通常低いバイアス電圧が与えられる方に
    正の電圧を設定する電圧設定手段を具備することを特徴
    とする半導体不揮発性メモリ。
  2. (2)請求項1記載の半導体不揮発性メモリにおいて、
    前記第1のゲート絶縁膜のうち前記ドレイン領域または
    ソース領域に対向する一部が残りの部分よりも薄く形成
    されていることを特徴とする半導体不揮発性メモリ。
  3. (3)シリコン基板を熱酸化して酸化膜を形成し、この
    酸化膜上に窒化膜を堆積する工程と、前記窒化膜上に素
    子能動領域/素子分離領域を区分するための第1のレジ
    ストパターンをフォトリソグラフィ工程により形成し、
    前記第1のレジストパターンをマスクとして前記窒化膜
    および酸化膜をエッチングした後、前記第1のレジスト
    パターンを除去する工程と、 次に、前記基板を熱酸化してフィールド酸化膜を形成し
    た後、前記窒化膜を除去する工程と、この後、フォトリ
    ソグラフィ工程により前記フィールド酸化膜の一部を露
    出させた第2のレジストパターンを基板上に形成し、前
    記第2のレジストパターンをマスクとして前記フィール
    ド酸化膜の露出部下の基板にフィールド反転防止用のイ
    オン注入を行なってフィールド反転防止用の不純物領域
    を形成し、前記第2のレジストパターンを除去する工程
    と を具備することを特徴とする半導体不揮発性メモリの製
    造方法。
JP33356188A 1988-12-28 1988-12-28 半導体不揮発性メモリ Expired - Fee Related JP2507576B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33356188A JP2507576B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 半導体不揮発性メモリ
KR1019890019728A KR920009055B1 (ko) 1988-12-28 1989-12-27 반도체 불휘발성 메모리 및 그 제조방법
EP89124037A EP0376290B1 (en) 1988-12-28 1989-12-28 Nonvolatile semiconductor memory device capable of preventing read error caused by overerase state
DE68918830T DE68918830T2 (de) 1988-12-28 1989-12-28 Nichtflüchtige Halbleiterspeicheranordnung, fähig um einen durch einen Überlöschungszustand verursachten Lesefehler zu verhindern.
US08/118,285 US5341329A (en) 1988-12-28 1993-09-09 Nonvolatile semiconductor memory device capable of preventing read error caused by overerase state and method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33356188A JP2507576B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 半導体不揮発性メモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02177561A true JPH02177561A (ja) 1990-07-10
JP2507576B2 JP2507576B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=18267422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33356188A Expired - Fee Related JP2507576B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 半導体不揮発性メモリ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0376290B1 (ja)
JP (1) JP2507576B2 (ja)
KR (1) KR920009055B1 (ja)
DE (1) DE68918830T2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03216894A (ja) * 1990-01-19 1991-09-24 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JPH05225791A (ja) * 1991-11-29 1993-09-03 Samsung Electron Co Ltd 電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ
WO2013042439A1 (ja) * 2011-09-23 2013-03-28 太陽誘電株式会社 半導体装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2635810B2 (ja) * 1990-09-28 1997-07-30 株式会社東芝 半導体記憶装置
DE4133490C2 (de) * 1991-10-09 1999-06-10 Texas Instruments Deutschland Verfahren zum Betreiben einer mit einer Versorgungsspannung gespeisten integrierten Halbleiterspeichervorrichtung mit zeilen- und spaltenweise angeordneten Speicherzellen
US5396459A (en) * 1992-02-24 1995-03-07 Sony Corporation Single transistor flash electrically programmable memory cell in which a negative voltage is applied to the nonselected word line
FR2749698B1 (fr) * 1996-06-07 1998-09-04 Inside Technologies Memoire remanente effacable et programmable electriquement, protegee contre les coupures d'alimentation
US6038190A (en) * 1996-06-07 2000-03-14 Inside Technologies Electrically erasable and programmable non-volatile memory protected against power supply failure
JP3362661B2 (ja) * 1998-03-11 2003-01-07 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置
US6400608B1 (en) * 2001-04-25 2002-06-04 Advanced Micro Devices, Inc. Accurate verify apparatus and method for NOR flash memory cells in the presence of high column leakage
CN103730145A (zh) * 2012-10-15 2014-04-16 北京兆易创新科技股份有限公司 快闪存储器及其电压控制方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103445A (en) * 1980-01-22 1981-08-18 Fujitsu Ltd Production of semiconductor device
JPS5797674A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Toshiba Corp Manufacture of mos semiconductor device
JPS61127179A (ja) * 1984-11-21 1986-06-14 ローム・コーポレーション 単一トランジスタの電気的プログラム式メモリ装置、その製造方法及び使用方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4281397A (en) * 1979-10-29 1981-07-28 Texas Instruments Incorporated Virtual ground MOS EPROM or ROM matrix
JPS6180597A (ja) * 1984-09-26 1986-04-24 Hitachi Ltd 半導体記憶装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103445A (en) * 1980-01-22 1981-08-18 Fujitsu Ltd Production of semiconductor device
JPS5797674A (en) * 1980-12-10 1982-06-17 Toshiba Corp Manufacture of mos semiconductor device
JPS61127179A (ja) * 1984-11-21 1986-06-14 ローム・コーポレーション 単一トランジスタの電気的プログラム式メモリ装置、その製造方法及び使用方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03216894A (ja) * 1990-01-19 1991-09-24 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
JPH05225791A (ja) * 1991-11-29 1993-09-03 Samsung Electron Co Ltd 電気的消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ
WO2013042439A1 (ja) * 2011-09-23 2013-03-28 太陽誘電株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE68918830T2 (de) 1995-03-16
KR920009055B1 (ko) 1992-10-13
KR900010795A (ko) 1990-07-09
EP0376290B1 (en) 1994-10-12
EP0376290A2 (en) 1990-07-04
DE68918830D1 (de) 1994-11-17
JP2507576B2 (ja) 1996-06-12
EP0376290A3 (en) 1991-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5045488A (en) Method of manufacturing a single transistor non-volatile, electrically alterable semiconductor memory device
US5242848A (en) Self-aligned method of making a split gate single transistor non-volatile electrically alterable semiconductor memory device
US5029130A (en) Single transistor non-valatile electrically alterable semiconductor memory device
US5572054A (en) Method of operating a single transistor non-volatile electrically alterable semiconductor memory device
US4561004A (en) High density, electrically erasable, floating gate memory cell
US6184088B1 (en) Method for manufacturing a split game type transistor
KR100219331B1 (ko) 비휘발성 반도체 메모리 디바이스 및 이의 소거 및 생산방법
JPH05304277A (ja) 半導体装置の製法
US20030127684A1 (en) Split-gate type nonvolatile memory devices and methods for fabricating the same
US5726470A (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of fabrication of the same
JPH0997849A (ja) 半導体装置
KR100364040B1 (ko) 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법
JP2004214365A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置およびその動作方法
JPH02177561A (ja) 半導体不揮発性メモリ
JPH10189920A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JPH09252059A (ja) 半導体装置
US6914826B2 (en) Flash memory structure and operating method thereof
JPH11224940A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法
JP4252637B2 (ja) 不輝発性メモリ装置の製造方法
JPH1126620A (ja) 不揮発性半導体記憶装置および不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP2003046062A (ja) 半導体メモリ装置の製造方法
JPH04208573A (ja) 不揮発性半導体記憶装置の製造方法
JP4224243B2 (ja) 半導体記憶装置
KR20010014697A (ko) 반도체 기억장치 및 그 제조 방법
US6171907B1 (en) Method for fabricating tunnel window in EEPROM cell with reduced cell pitch

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees