JP2001019870A - ハイブリッド顔料 - Google Patents

ハイブリッド顔料

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高収率で形成され得且つ新規な顔料特性を示
すベンゾイミダゾロントリフェノジオキサジン及び別の
顔料からなるハイブリッド顔料。 【解決手段】(a)少なくとも1つの例えば式(I)で
表わされるベンゾイミダゾロントリフェノジオキサジン
化合物、及び(b)例えば式(II)で表わされるピロ
ロ〔3,4−c〕ピロール化合物、または(c)例えば
式(III)で表わされるチアジン−インジゴ化合物、
または(d)例えば式(IV)で表わされるキナクリド
ン化合物、または(e)銅フタロシアニン化合物を含有
するハイブリッド顔料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベンゾイミダゾロ
ントリフェノジオキサジン化合物及びジケトピロロ
[3,4−c]ピロール化合物、チアジン−インジゴ、
キナクリドン化合物または銅フタロシアニン顔料から構
成されるハイブリッド顔料の組成物、その製造方法及び
前記ハイブリッド顔料の基材の練込み着色のため、電子
写真用トナー及び現像剤中、粉末及び粉末塗料中、イン
クジェットインク及び化粧品中の着色剤としての使用に
関する。
【0002】
【従来の技術】ベンゾイミダゾロントリフェノジオキサ
ジン化合物は重要な一連の顔料に属する。この化合物の
概説及び製造方法は、GB 2284427、DE 4
442291.1及びDE 19727079A1に記
載されている。前記化合物は、無溶媒及び溶媒含有のプ
ラスチックまたはプラスチック樹脂材料を含めたプラス
ック材料を着色するための顔料として特に有用である。
これらには、各種タイプの油性もしくは水性塗料または
ラッカーが含まれる。前記化合物は、ビスコースまたは
酢酸セルロースを紡糸着色するため、ポリエチレン、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ゴムまたは人工レザーを
着色するためにも好適である。これらは、黒鉛繊維を印
刷するため、紙料を着色するため、テキスタイルをコー
ティングするため、または他の顔料捺染方法のために使
用され得る。得られた顔料着色は熱、光、天候及び化学
薬品に対して優れた堅牢性を有する。顔料は良好な色濃
度を維持し、良好な適用特性を有する。特に、前記顔料
は移行、ブルーミング、オーバーコーティング及び溶媒
に対して良好な堅牢性を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特定条件下で、改善さ
れた諸特性を有する固溶体、混晶または結晶混合物であ
るハイブリッド顔料は、2つ以上の顔料を用いて得るこ
とができる。本明細書は、高収率で形成され得且つ新規
な顔料特性を示すベンゾイミダゾロントリフェノジオキ
サジン及び別の顔料からなるハイブリッド顔料の製造を
記載する。より具体的には、本発明は、前記顔料をジケ
トピロロ−ピロール、チアジン−インジゴ、キナクリド
ン化合物及び銅フタロシアニン顔料からなるクラスに属
する別の顔料の存在下で合成及び/または仕上げること
による混晶、固溶体または結晶混合物の製造方法に関す
る。ベンゾイミダゾロントリフェノジオキサジン顔料及
び別の顔料の固溶体及び/または混合物は、両顔料を0
〜200℃の温度で濃硫酸またはポリリン酸中に溶解
し、氷、水または水−アルコール混合物を添加すること
によりまたは酸性媒体を氷、水または水−アルコール混
合物中に注入することにより顔料粒子を沈殿させて製造
され得る。
【0004】顔料の粒度を調節するために当業界で公知
の添加剤を使用することができる。
【0005】本発明方法を実施するための明白な条件
は、濃硫酸またはポリリン酸中に出発物質を溶解させ得
ることである。
【0006】こうして得たハイブリッド顔料の場合、非
常に興味深い色相に非常に有利に変更することが可能で
ある。更に、本発明のハイブリッド顔料は、優れた分散
性、高い色濃度、高い気候及び光堅牢性、高い色彩度及
びエンジニアリングプラスチックにおける卓越した熱安
定性を有する
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、
(a)式(I):
【0007】
【化8】 (式中、両Xは水素またはハロゲン原子であり、R
びRは相互に独立して、水素、C1−18アルキル、
未置換フェニルであるか、またはハロゲン、ニトロ基、
1−8アルキル、トリフルオロメチルまたはC1−2
アルコキシでモノもしくはポリ置換されたフェニルであ
る)を有する少なくとも1つのベンゾイミダゾロントリ
フェノジオキサジン化合物、及び(b)式(II):
【0008】
【化9】 [式中、A及びBは相互に独立して、式:
【0009】
【化10】 {式中、R及びRは相互に独立して、水素、ハロゲ
ン、C1−5アルキル、C1−5アルコキシ、CNまた
は下記式:
【0010】
【化11】 (ここで、R及びRは上記と同義である)を有する
基である}を有する基である]を有する少なくとも1つ
のピロロ[3,4−c]ピロール化合物、または(c)
式(III):
【0011】
【化12】 (式中、R及びRは相互に独立して、任意に例えば
ハロゲン、アルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、シ
アノ、アルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミ
ノ、チオアルキル、フェノキシ、フェニルアミノ、フェ
ニルチオ、アシル、アシルオキシまたはアシルアミノで
置換されたベンゼン環を完成するのに必要な原子からな
る残基である)を有する少なくとも1つのチアジン−イ
ンジゴ化合物、または(d)式(IV):
【0012】
【化13】 (式中、R、R、R及びR10は相互に独立し
て、水素、ハロゲン、C −5アルキルまたはC1−5
アルコキシである)を有する少なくとも1つのキナクリ
ドン化合物、または(e)式(V):
【0013】
【化14】 (式中、n=0〜16(ランダムに分布))を有する少
なくとも1つの銅フタロシアニン化合物を含有するハイ
ブリッド顔料を提供する。
【0014】固溶体、混晶または結晶混合物のいずれか
であるハイブリッド顔料は、高分子量有機材料を着色す
るための顔料として使用するのに特に適している。
【0015】
【発明の実施の形態】用語「ハロゲン」には、フッ素、
特に塩素及び臭素が含まれる。用語「アルキル」または
「アルコキシ」には、炭素数1〜4の前記官能基が含ま
れる。用語「アルキルアミノ」及び「フェニルアミノ」
には、N,N−ジアルキルアミノ、N,N−ジフェニル
アミノ、N−モノアルキルアミノ及びN−モノフェニル
アミノが含まれる。前記アルキル、アルコキシ、フェニ
ル及びフェノキシ置換基それ自体は前記した置換基から
選択される1つ以上の置換基を含み得る。
【0016】本発明のハイブリッド顔料中に存在する成
分の種類に応じて、生成物は固溶体、混晶または結晶混
合物であり、生成物の構造はX線粉末回折により測定さ
れ得る。通常、同様の構造を有する混合物からは固溶体
または混晶が生じ、かなり異なる構造を有する混合物か
らは結晶混合物が生ずる。
【0017】本発明は、特にベンゾイミダゾロントリフ
ェノジオキサジンと別の顔料の混晶、固溶体または結晶
混合物の製造に関する。ベンゾイミダゾロントリフェノ
ジオキサジン顔料は、濃硫酸中で酸化剤として二酸化マ
ンガンを用いて環化することにより得られる。1つの方
法は、この反応終了時にジケトピロロ[3,4−c]ピ
ロールまたはチアジン−インジゴまたはキナクリドンま
たは銅フタロシアニン顔料を添加することからなる。混
合物を数時間撹拌した後、水または水−アルコール混合
物中に排出し、得られた沈殿を濾過して単離する。こう
して、ベンゾイミダゾロントリフェノジオキサジンとジ
ケトピロロ[3,4−c]ピロールまたはチアジン−イ
ンジゴまたはキナクリドンまたは銅フタロシアニン顔料
の混晶、固溶体または結晶混合物が形成される。
【0018】別の方法は、既に単離したベンゾイミダゾ
ロントリフェノジオキサジン顔料と例えばジケトピロロ
[3,4−c]ピロール顔料を濃硫酸中10〜100
℃、好ましくは20〜50℃で混合することからなる。
混合物を、均質になるまで好ましくは50℃以下の温度
で撹拌する。所要により、溶液を60〜200℃、好ま
しくは80〜130℃の温度に加熱してもよい。
【0019】次いで、ハイブリッド顔料を溶液から当業
界で公知の沈殿方法により沈殿させる。例えば、適当な
沈殿方法には、水またはアルコール中への沈水(drownin
g)または顔料溶液へのアルコール及び/または水の添加
が含まれる。水/アルコールは、形成された顔料1部あ
たり5〜20重量部の範囲の所望の混合比で使用するこ
とができる。顔料組成物の粒度を調節するために当業界
で公知の添加剤を使用することもできる。沈殿後の最終
顔料懸濁液または混合ステップ中の顔料懸濁液を加圧下
で加熱することにより顔料組成物の粒度を調節すること
も可能である。
【0020】顔料結晶の熟成が完了したら、コンディシ
ョニングした顔料を濾過により単離し、プレスケーキを
水、または有機溶媒(好ましくは、メタノール)、次い
で水で洗浄後乾燥する。顔料を熱水性懸濁液から濾過す
ることにより良好な結果を得ることができる。
【0021】ハイブリッド顔料中のベンゾイミダゾロン
トリフェノジオキサジン顔料の割合は10〜90モル
%、ジケトピロロ[3,4−c]ピロールまたはチアジ
ンまたはキナクリドン顔料の割合は90〜10モル%の
範囲で変更可能である。ベンゾイミダゾロントリフェノ
ジオキサジン顔料懸濁液にチアジン−インジゴ及び/ま
たはキナクリドン顔料及び/またはジケトピロロ[3,
4−c]ピロール顔料を混合することにより三元ハイブ
リッド顔料を形成することも可能である。
【0022】本発明の好ましいハイブリッド顔料は、
(1)式(I)(式中、RまたはRは水素である)
を有する少なくとも1つの化合物と式(II)(式中、
A及びBはp−クロロフェニル基である)を有するジケ
トピロロ[3,4−c]ピロールを含有する固溶体また
は混晶、(2)上に定義した式(I)を有する少なくと
も1つの化合物と式(III)(式中、R及びR
好ましくはハロゲンまたはメチル基で置換されているベ
ンゼン環を完成するのに必要な原子からなる残基であ
る)を有するチアジン−インジゴを含有する固溶体また
は混晶、(3)上に定義した式(I)を有する少なくと
も1つの化合物と式(IV)(式中、R、R、R
及びR10は水素、ハロゲンまたはメチル基である)を
有するキナクリドンを含有する固溶体または混晶、
(4)上に定義した式(I)を有する少なくとも1つの
化合物と式(V)(式中、nは0〜2である)を有する
銅フタロシアニンを含有する固溶体または混晶、であ
る。
【0023】本発明のハイブリッド顔料は、合成ポリマ
ー、合成樹脂及び再生繊維を含めた適当な基材を任意に
溶媒の存在下で練込み着色するために好適である。前記
基材には、特に油、水及び溶媒をベースとする表面コー
ティング、ポリエステル紡糸メルト、ポリエチレン、ポ
リスチレン及びポリ塩化ビニル成形材料、ゴム及び合成
レザーが含まれる。更に、顔料は、印刷インクの製造、
紙の練込み着色及びテキスタイルのコーティング及びプ
リントのために使用することができる。
【0024】練込み着色させるポリマー材料に基づい
て、本発明のハイブリッド顔料は0.01〜30重量
%、好ましくは0.1〜10重量%の量で使用される。
【0025】本発明のハイブリッド顔料は、電子写真用
トナーまたは現像剤、例えば1成分または2成分粉末ト
ナー(1成分または2成分現像剤とも呼ばれる)、磁気
トナー、液体トナー、重合トナー及び特殊トナー(文
献:L.B.Schein,“Electrophot
ography and Developmemt P
hysics”,Springer Series i
n Electrophysics 14,Sprin
ger Verlag,第2版(1992))中の着色
剤としても好適である。
【0026】典型的なトナー結合剤は、付加重合樹脂、
重付加樹脂及び重縮合樹脂、例えばスチレン、スチレン
−アクリレート、スチレン−ブタジエン、アクリレー
ト、ポリエステル、フェノール−エポキシ樹脂、ポリス
ルホン、ポリウレタンまたはその混合物、並びにポリエ
チレン及びポリプロピレンであり、これらの樹脂は電荷
調整剤、ワックスまたは流動助剤のような別の成分をも
含み得、または樹脂をその後にこれらの添加剤で改質し
てもよい。
【0027】更に、本発明のハイブリッド顔料は、例え
ば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コ
ンクリート、繊維材料、紙またはゴムからなる物品の表
面を被覆するために使用される粉末及び粉末塗料、特に
摩擦電気的にもしくは界面動電的に噴霧可能な粉末塗料
中の着色剤として好適である(J.F.Hughes,
“静電粉末塗料(Electrostatic Powder Coating)”,R
esearch Studies,John Wile
y & Sons(1984)発行)。
【0028】慣用の硬化剤と共に使用される典型的な粉
末塗料樹脂は、エポキシ樹脂、カルボキシ−及びヒドロ
キシ−含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂及びア
クリル樹脂である。樹脂の混合物も使用される。例え
ば、エポキシ樹脂はしばしばカルボキシ−及びヒドロキ
シ−含有ポリエステル樹脂と組合せて使用される。典型
的な硬化剤成分(樹脂系に依存して)は、例えば酸無水
物、イミダゾール、ジシアノジアミド及びその誘導体、
ブロックドイソシアネート、ビスアシルウレタン、フェ
ノール樹脂、メラミン樹脂、トリグリシジルイソシアヌ
レート、オキサゾリン及びジカルボン酸である。
【0029】更に、本発明のハイブリッド顔料は、水性
または非水性ベースのインクジェットインク及びホット
メルト法に従って操作するインクジェット用インク中の
着色剤として好適である。
【0030】上記した基材に適用したとき、ハイブリッ
ド顔料は抗移行性及び耐光堅牢性を有し、洗浄、亜塩素
酸塩、次亜塩素酸塩及び過酸化物による漂白、摩擦、オ
ーバースプレー及び溶媒に対して堅牢性を示すことが判
明した。特に、前記顔料は高い着色力、良好な隠蔽性及
び良好な熱安定性を示す。
【0031】本発明のハイブリッド顔料は化粧品中の着
色剤としても好適である。
【0032】
【実施例】以下、本発明を例示するために実施例を記載
する。
【0033】実施例1:顔料合成 3,11−ジフェニル−1,3,9,11−テトラヒド
ロ−ジイミダゾ[4,5−b:4’,5’−m]トリフ
ェノジオキサジン−2,10−ジオン a) アミノ−N1−フェニルベンゾイミダゾロン40
部及び2,5−ジヒドロキシ−1,4−ベンゾキノン2
0部を氷酢酸200部と混合し、混合物を還流加熱す
る。この温度で更に4時間撹拌し続ける。その後、混合
物を室温に冷却し、形成した沈殿をポリプロピレンフィ
ルター上で濾過し、酢酸150部、pH5の濾液を得る
のに必要な量の水及びメタノール150部で順次洗浄す
る。生じた褐色粉末を減圧下80℃で24時間乾燥す
る。
【0034】b) 前記中間体15部を(90%)硫酸
150重量部に添加し、10℃以下に冷却し、2時間撹
拌する。この懸濁液に活性化二酸化マンガン35部を3
時間以内に添加する。混合物を6時間以上撹拌する。過
剰の二酸化マンガンを(30%)過酸化水素5部を用い
て分解する。生成物をポリプロピレンフィルター上で濾
別し、まず80%濃硫酸150部、次いで50%濃硫酸
150部で洗浄し、その後水で洗浄して硫酸塩を除去す
る。減圧下80℃で乾燥して、下記式を有する化合物の
メタリックグリーン色粉末12部を得る。
【0035】
【化15】 C H N O 計算値(%) 69.8 3.3 15.27 11.62 実験値(%) 67.3 3.4 15.2 12.3
【0036】実施例2:顔料合成 3,11−ジ(p−クロロフェニル)−1,3,9,1
1−テトラヒドロ−ジイミダゾ[4,5−b:4’,
5’−m]トリフェノジオキサジン−2,10−ジオン アミノ−N1−フェニルベンゾイミダゾロンに代えてア
ミノ−N1−(p−クロロフェニル)−ベンゾイミダゾ
ロンを用いる以外は実施例1の手順を用いて、粗顔料を
下記式を有する化合物のメタリックグリーン色粉末を得
る。
【0037】
【化16】 C H N 計算値(%) 62.05 2.6 13.57 実験値(%) 61.9 2.9 13.3
【0038】実施例3 3,11−ジフェニル−1,3,9,11−テトラヒド
ロ−ジイミダゾ[4,5−b:4’,5’−m]トリフ
ェノジオキサジン−2,10−ジオンと3,6−ジ(4
−クロロフェニル)−1,4−ジケトピロロ−[3,4
−c]ピロール(50/50モル%) 500ml容反応器に、90%濃硫酸200ml、3,
11−ジフェニル−1,3,9−11−テトラヒドロ−
ジイミダゾ[4,5−b:4’,5’−m]トリフェノ
ジオキサジン−2,10−ジオン5g(9.1mmo
l)及び3,6−ジ(4−クロロフェニル)−1,4−
ジケトピロロ−[3,4−c]ピロール3.25g
(9.1mmol)を順次装入する。懸濁液を20〜3
0℃で2時間撹拌し、次いで50℃まで1時間を要して
段階的に加熱する。この温度で反応混合物を更に3時間
撹拌し、一晩放置して20℃に冷却する。次いで、反応
混合物を100℃に2時間加熱し、この温度でHSO
中50%濃度まで水で穏やかに希釈する。室温に冷却
後、得られた水性懸濁液を濾過し、水3.8Lで洗浄す
る。試験前に、生じた顔料を真空下80℃で乾燥する。
こうして得られた赤紫色の顔料組成物は、分散性、色濃
度、エンジニアリングプラスチックまたはコーティング
に適用したときの優れた熱及び光安定性のような優れた
特性を示す。
【0039】実施例4 3,11−ジフェニル−1,3,9,11−テトラヒド
ロ−ジイミダゾ[4,5−b:4’,5’−m]トリフ
ェノジオキサジン−2,10−ジオンとトランス−2,
2’−ビス(3−オキソ−4H−7−クロロ−1,4−
チアジン)(50/50モル%) 500ml容反応器に、濃硫酸200ml、3,11−
ジフェニル−1,3,9,11−テトラヒドロ−ジイミ
ダゾ[4,5−b:4’,5’−m]トリフェノジオキ
サジン−2,10−ジオン5g(9.1mmol)及び
トランス−2,2’−ビス(4H−7−クロロ−1,4
−チアジン)3.25g(9.1mmol)を順次装入
する。懸濁液を20〜30℃で2時間撹拌し、次いで5
0℃まで1時間を要して段階的に加熱する。この温度で
反応混合物を更に3時間撹拌し、一晩放置して20℃に
冷却する。次いで、反応混合物を130℃に2時間加熱
し、この温度でHSO中50%濃度まで水で穏やか
に希釈する。室温に冷却後、得られた水性懸濁液を濾過
し、水2Lで洗浄する。試験前に、生じた顔料を真空下
80℃で乾燥する。
【0040】実施例5 6,14−ジクロロ−3,11−ジエチル−1,3,
9,11−テトラヒドロ−ジイミダゾ[4,5−b:
4’,5’−m]トリフェノジオキサジン−2,10−
ジオンと銅フタロシアニン(20/80(w/w)) 1000ml容反応器に、濃硫酸200g、2,5−ジ
クロロ−3,6−ビス(1−エチル−2−オキソ−1,
3−ジヒドロベンゾイミダゾル−5−イル)アミノ−
1,4−ベンゾキノン4gと銅フタロシアニン16gの
混合物を2時間以内に順次装入する。懸濁液を60℃で
3時間撹拌し、次いで水600mlに注入する。氷を添
加して温度を30℃以下に保持する。混合物を95℃に
2時間加熱し、70℃で濾過する。硫酸イオンが存在し
なくなるまでケーキを水で洗浄し、真空下80℃で乾燥
する。
【0041】>400℃の融点を有する暗青色粉末1
9.6gを単離する。
【0042】 C H N Cl 計算値(%) 64.6 2.9 18.8 2.5、 実験値(%) 64.7 3.0 18.6 2.4。
【0043】実施例6〜9 実施例3〜5の方法を使用して、以下のハイブリッド顔
料を製造する。
【0044】
【表1】
【0045】PVCマストーンにおける適用 1%着色PVCシートを次のようにして製造する:透明
PVC100部を顔料0.1部と2分間混合する。混合
物を、130℃に加熱されている前方ローラーと135
℃に加熱されている後方ローラーの2つのローラー間に
5分間通す。次いで、シートを、165℃に加熱されて
いる2枚のクロムメッキ鋼板間で25トンの圧力下で5
分間プレスする。プレスしたシートは赤色に着色されて
いる。
【0046】PVCホワイトにおける適用 0.1%着色PVCシートを次のようにして製造する:
PVC−ホワイト(0.5% TiO)100部を顔
料0.1部と2分間混合する。混合物を、160℃に加
熱されている前方ローラーと165℃に加熱されている
後方ローラーの2つのローラー間に8分間通す。次い
で、シートを、160℃に加熱されている2枚のクロム
メッキ鋼板間で25トンの圧力下で5分間プレスする。
【0047】ラッカーマストーンにおける適用 アルキドメラミン(AM5)樹脂コーティングを次のよ
うにして製造する:顔料3.6g、透明AM5(35
%)26.4g及びガラスビーズ85gをSkande
x攪拌機において30分間撹拌する。この調製物30g
を透明AM5(55.8%)60gと混合する。分散液
を厚紙シート上にスプレーし、15分間風乾し、オーブ
ン中140℃で30分間焼付ける。
【0048】ラッカーホワイトにおける適用 アルキドメラミン(AM5)樹脂コーティングを次のよ
うにして製造する:顔料3.6g、透明AM5(35
%)26.4g及びガラスビーズ85gをSkande
x攪拌機において30分間撹拌する。この調製物7.5
gをAM5−ホワイト(30% TiO)20gと混
合する。分散物を厚紙シート上にスプレーし、15分間
風乾し、オーブン中140℃で30分間焼付ける。
【0049】比較例 実施例5で製造した顔料を上記したPVCに適用し、粉
末として個々に仕上げた顔料を混合して得た6,14−
ジクロロ−3,11−ジエチル−1,3,9,11−テ
トラヒドロ−ジイミダゾ[4,5−b:4’,5’−
m]トリフェノジオキサジン−2,10−ジオンと銅フ
タロシアニンの20/80(w/w)混合物と比較し
た。本発明の方法で得た生成物は、対応する顔料粉末の
混合物と比較してより良好な分散性、より鮮明な色相及
びより高い色力を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C09B 7/00 C09B 7/00 19/00 19/00 47/08 47/08 48/00 A 48/00 57/00 Z 57/00 C09D 5/03 C09D 5/03 11/00 11/00 201/00 201/00 D06P 1/44 Z D06P 1/44 5/00 111A 5/00 111 A61K 7/02 M // A61K 7/02 B41J 3/04 101Y (72)発明者 カルシユテン・プリユーク ドイツ国、デー−79576・バイル・アム・ ライン−ハルテインゲン、ブローメンアツ カーベーク・2 (72)発明者 パスカル・ステフアニユ フランス国、エフ−68000・コルマール、 リユ・デ・テイユール・1 (72)発明者 ローランド・ボルン フランス国、エフ−68220・レマン、リ ユ・ドウ・レグリーズ・13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)式(I): 【化1】 (式中、両Xは水素またはハロゲン原子であり、R
    びRは相互に独立して、水素、C1−18アルキル、
    未置換フェニルであるか、またはハロゲン、ニトロ基、
    1−8アルキル、トリフルオロメチルまたはC1−2
    アルコキシでモノもしくはポリ置換されたフェニルであ
    る)を有する少なくとも1つのベンゾイミダゾロントリ
    フェノジオキサジン化合物、及び(b)式(II): 【化2】 [式中、A及びBは相互に独立して、式: 【化3】 {式中、R及びRは相互に独立して、水素、ハロゲ
    ン、C1−5アルキル、C1−5アルコキシ、CNまた
    は下記式: 【化4】 (ここで、R及びRは上記と同義である)を有する
    基である}を有する基である]を有する少なくとも1つ
    のピロロ[3,4−c]ピロール化合物、または(c)
    式(III): 【化5】 (式中、R及びRは相互に独立して、任意にハロゲ
    ン、アルキル、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、
    アルキル、アルコキシ、アミノ、アルキルアミノ、チオ
    アルキル、フェノキシ、フェニルアミノ、フェニルチ
    オ、アシル、アシルオキシまたはアシルアミノで置換さ
    れたベンゼン環を完成するのに必要な原子からなる残基
    である)を有する少なくとも1つのチアジン−インジゴ
    化合物、または(d)式(IV): 【化6】 (式中、R、R、R及びR10は相互に独立し
    て、水素、ハロゲン、C −5アルキルまたはC1−5
    アルコキシである)を有する少なくとも1つのキナクリ
    ドン化合物、または(e)式(V): 【化7】 (式中、n=0〜16(ランダムに分布))を有する少
    なくとも1つの銅フタロシアニン化合物を含有するハイ
    ブリッド顔料。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベンゾイミダゾロント
    リフェノジオキサジン及びジケトピロロピロロ[3,4
    −c]ピロールまたはチアジン−インジゴまたはキナク
    リドンまたは銅フタロシアニン顔料からなるハイブリッ
    ド顔料の製造方法であって、濃硫酸またはポリリン酸中
    で粗ベンゾイミダゾロントリフェノジオキサジン化合物
    をチアジン−インジゴまたはジケトピロロ[3,4−
    c]ピロールまたはキナクリドンまたは銅フタロシアニ
    ン顔料と混合するステップ及び得られた生成物を沈殿さ
    せるステップを含む前記方法。
  3. 【請求項3】 合成の最後のベンゾイミダゾロントリフ
    ェノジオキサジンの反応混合物に、チアジン−インジゴ
    またはジケトピロロ[3,4−c]ピロールまたはキナ
    クリドンまたは銅フタロシアニン顔料を添加する請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 基材、好ましくは合成ポリマー、合成樹
    脂及び再生繊維の練込み着色のための請求項1に記載の
    ハイブリッド顔料の使用方法。
  5. 【請求項5】 印刷インクまたはテキスタイル用着色剤
    としての請求項1に記載のハイブリッド顔料の使用方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のハイブリッド顔料を含
    む印刷インクまたはプリントされたテキスタイル。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のハイブリッド顔料を含
    む合成ポリマー、合成樹脂及び再生繊維。
  8. 【請求項8】 電子写真用トナー及び現像剤用着色剤と
    しての請求項1に記載のハイブリッド顔料の使用方法。
  9. 【請求項9】 粉末及び粉末塗料中の着色剤としての請
    求項1に記載のハイブリッド顔料の使用方法。
  10. 【請求項10】 インクジェットインク中の着色剤とし
    ての請求項1に記載のハイブリッド顔料の使用方法。
  11. 【請求項11】 化粧品組成物中の着色剤としての請求
    項1に記載のハイブリッド顔料の使用方法。
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