JP2002179936A - ベンズイミダゾロンジオキサジン化合物の混晶 - Google Patents

ベンズイミダゾロンジオキサジン化合物の混晶

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】溶解度が低く、堅牢性良好で赤ないし青に着色
し、塗料、プラスチック、印刷インク、水系もしくは溶
媒に基づく顔料製剤、電子写真用のトナーおよび現像
剤、粉末コーティング材料、インク、好ましくはインク
ジェット用インク、カラーフィルターの着色に、そして
種子および化粧品の着色に好適なベンズイミダゾロンジ
オキサジン混晶を提供する。 【解決手段】 一般式1の2種類以上の異なるベンズイ
ミダゾロンジオキサジン化合物の混晶。 (XおよびX′は水素またはハロゲン;R1、R1′、
R2およびR2′は水素、アルキル、トリフルオロメチ
ル、アルキルカルボニル、シクロアルキルまたはフェニ
ルであって、それらはハロゲン、ニトロ基、トリフルオ
ロメチル基、アルキル基、アルコキシ基、アルキルカル
ボニル基および/またはアルコキシカルボニル基によっ
て置換されても良い。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジオキサジン系顔
料、特にベンズイミダゾロンジオキサジン類の分野に関
する。
【0002】
【従来の技術】ベンズイミダゾロンジオキサジン系顔料
は、DE−A−4442291、EP−A−09113
37、DE−A−19727079およびGB−A−2
284427に記載されており、赤ないし青の色合いを
特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高い
色強度、良好な分散性、良好な光安定性および良好な耐
候性を有するジオキサジン系顔料を提供することにあ
る。さらに別の目的は、特に赤色の色調を有するジオキ
サジン系顔料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに以下の式
(1)の各種化合物の混晶がこれらの目的を達成するこ
とが認められた。
【0005】本発明は、下記式(1)の2種類以上、好
ましくは2種類、3種類または4種類の異なるベンズイ
ミダゾロンジオキサジン化合物を含む混晶を提供する。
【0006】
【化6】
【0007】式中、XおよびX′は同一または異なって
おり、水素またはハロゲンであり;R1、R1′、R2
およびR2′は同一または異なっており、水素、C
18アルキル、トリフルオロメチル、C〜C18
ルキルカルボニル、C〜Cシクロアルキルまたはフ
ェニルであって、それらは未置換であるかあるいは1以
上、例えば1個、2個、3個もしくは4個のハロゲン原
子、ニトロ基、トリフルオロメチル基、C〜C18
ルキル基、C〜C18アルコキシ基、C〜C18
ルキルカルボニル基および/またはC〜C18アルコ
キシカルボニル基によって置換されていても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】固体状態では、式(1)の化合物
は別の互変異体、異性体または互変異性異性体の形で存
在することもできる。
【0009】本発明に関して、混晶という用語は固溶体
も包含する。混晶の特性は個々の成分の特性とも、個々
の成分の物理的混合物の特性とも異なっている。特に、
混晶のX線粉末回折パターンは、個々の化合物の粉末回
折パターンを総合したものとは異なる。
【0010】本発明の混晶における個々の成分の割合
は、各個々の成分について1〜99モル%、好ましくは
10〜90モル%、特には20〜60モル%である。好
ましい二元混晶は、1:9〜9:1、好ましくは1:3
〜3:1のモル比で2種類の異なる式(1)の化合物か
ら成る。好ましい三元混晶は、モル比q:r:sでの3
種類の異なる式(1)の化合物から成り、qおよびrは
互いに独立に1〜10、好ましくは3〜7の範囲内であ
り、sは0.1〜100、好ましくは1〜50の範囲で
ある。
【0011】式(1)の好ましい化合物は、Xおよび
X′が水素、フッ素、塩素または臭素であるものであ
る。
【0012】さらに好ましい式(1)の化合物は、R
1、R1′、R2およびR2′が水素、C〜Cアル
キル(特にメチル、エチルおよびプロピル)、トリフル
オロメチル、C〜Cアルキルカルボニル、シクロヘ
キシルまたはフェニルであり、それらが未置換であるか
フッ素、塩素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、プロピ
ル、メトキシ、エトキシ、メチルカルボニル、メトキシ
カルボニルおよび/またはエトキシカルボニルからなる
群から選択される1個、2個もしくは3個の基によって
置換されているものである。
【0013】特に好ましい式(1)の化合物は、X=
X′=Cl、R2=R2′=Hであり、R1およびR
1′が互いに独立にメチルまたはエチルであるものであ
る。
【0014】好ましい混晶を形成する式(1)のベンズ
イミダゾロン化合物の例としては、下記式の化合物があ
る。
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】好ましい二元混晶は、一方の成分が式(1
a)、(1b)、(1c)、(1m)、(1e)、(1
me)、(1u)または(1ue)の化合物であり、第
2の成分がこれらの式から選択される別の化合物である
ものである。
【0018】好ましい三元混晶は、一つの成分が式(1
a)、(1b)、(1c)、(1m)、(1e)、(1
me)、(1u)または(1ue)の化合物であり、他
の2つの成分がこれらの式から選択されるそれぞれ別の
化合物であるものである。
【0019】特に好ましい二元混晶は、特にモル比が
1:9〜9:1、詳細には1:3〜3:1である式(1
m)および(1e)の化合物のものである。
【0020】特に好ましい三元混晶は、式(1m)、
(1e)および(1me)の化合物のものである。好ま
しくは(1m)と(1e)の間のモル比は1:10〜1
0:1、特には1:3〜3:1であり、(1e)と(1
m)のモル分率の合計に対する(1me)のモル比は
1:10〜10:1、特には1:3〜3:1である。
【0021】本発明の混晶は、赤ないし青の色調、高い
色強度、良好な分散性、良好な光安定性および良好な耐
候性を特徴とし、詳細には予想外の色調を特徴とする。
例えばアルキド−メラミン系ワニスでは、化合物(1
m)、(1e)および(1me)の三元混晶は、(1
m)が赤みがかった青紫色であって(1e)が青みがか
った青紫色であるにも拘わらず、これら3種類の個々の
成分(1m)、(1e)および(1me)の物理的混合
物より顕著に赤く、しかも同じ条件下で製造した個々の
成分(1m)、(1e)および(1me)それぞれより
顕著に赤い。このことは、混晶の形成がこれら顔料の特
性に大きく影響することを示している。
【0022】本発明の混晶は、例えば異なる個々の化合
物の共合成(cosynthesis)または共再結晶(conjoint
recrystallization)によって製造することができる。
【0023】本発明はさらに、本発明の混晶の製造方法
であって、2種類以上の異なる下記式(2)の化合物の
混合物
【0024】
【化9】
【0025】と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階
を有する、あるいは2種類以上の異なる下記式(3)の
化合物の混合物
【0026】
【化10】
【0027】とクロラニルとを反応させる段階および反
応生成物と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階を有
する方法をも提供する。硫酸との反応は、−10℃〜+
50℃の温度、好ましくは0〜30℃で行うことができ
る。二酸化マンガンの量は、式(2)の化合物1モル当
たり2〜4モルとすることができる。
【0028】二元混晶は例えば、上記のように、硫酸中
で二酸化マンガンなどの酸化剤と2種類の異なる式
(2)の化合物の混合物とを反応させることで得られ
る。
【0029】三元混晶は例えば、クロラニルと2種類の
異なる式(3)の化合物の混合物とを反応させ、硫酸中
で二酸化マンガンなどの酸化剤と得られた3種類の異な
る式(2)の化合物の混合物とを反応させることで得ら
れる。
【0030】クロラニルとの反応用の好適な溶媒の例と
しては、エタノール、o−ジクロロベンゼン、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチル
ピロリドンなどがある。反応は0〜250℃、好ましく
は20〜210℃の温度で行うことができる。式(3)
の化合物の合計に関してのクロラニルのモル量は適切に
は0.4〜0.6:1である。
【0031】混晶は、硫酸、ジクロロ酢酸および/また
はトリフルオロ酢酸に2種類以上、特には2種類もしく
は3種類の異なる式(1)の化合物を溶かし、その溶液
に水または酢酸を加え、それによって混晶の形で顔料を
沈殿させることで製造することもできる。トリフルオロ
酢酸の場合、酸を留去することで、混晶の形で顔料を沈
殿させることも可能である。
【0032】さらに、2種類以上、特には2種類または
3種類の異なる式(1)のベンズイミダゾロンジオキサ
ジン類の共昇華(conjoint sublimation)によって混晶
を製造することも可能である。
【0033】本発明の混晶は、異なる多形で存在する場
合がある。例えば、(1m)、(1e)および(1m
e)の共合成によってα相で三元混晶(1m/1e/1
me)が得られ、それはある種の溶媒で処理すると、同
じ組成を有するが異なる結晶構造(β相)を有する別の
三元混晶に変換される。
【0034】例えば、再結晶を硫酸/水またはトリフル
オロ酢酸/水から行うか否か、あるいは混合物を留去に
よってトリフルオロ酢酸から沈殿させるか否かに応じ
て、(1a)および(1b)の混合物を再結晶させる際
に混晶(1a/1b)の3種類の異なる多形が得られ
る。結晶多形の性質は、X線粉末回折測定によって測定
される。
【0035】反応物の純度、濃度、温度および用いる温
度プログラム、経時的な合成経路、後処理に応じて、圧
力、不純物または添加物の有無、そして種の結晶の有無
に応じて、一相の混晶のみ、あるいは各種相の混晶、あ
るいは混晶と1以上の純粋な化合物の混合物を選択的に
形成することもできる。
【0036】所望の利用分野に応じて、得られる顔料に
ついて物理的微粉砕を行うことが妥当である場合があ
る。微粉砕は、湿式または乾式の粉砕あるいは混練によ
って行うことができる。粉砕および/または混練の後
に、溶媒、水または溶媒/水混合物で処理することがで
きる。
【0037】混晶の形成を促進し、混晶を安定化させ、
色特性を促進し、特定の色効果を得るために、工程のい
ずれの時点で、顔料分散剤、界面活性剤、消泡剤、増量
剤その他の添加剤を加えることが可能である。これら添
加剤の混合物を使用することも可能である。添加剤は、
1回で全量または2回以上に分けて加えることができ
る。添加剤は、合成のいずれかの時点で、あるいは各種
後処理で、あるいは後処理後に加えることができる。最
も適した時点は、範囲決定試験によって予め決定しなけ
ればならない。
【0038】本発明の混晶またはその混晶を含む混合物
は、塗料およびプラスチックの着色ならびに印刷インク
および顔料製剤の製造に好適である。
【0039】本発明の混晶またはその混晶を含む混合物
は、例えば1成分系または2成分系の粉末トナー(1成
分系または2成分系の現像剤とも称される)、磁性トナ
ー、液体トナー、ラテックストナー、付加重合トナーお
よび特殊トナーなどの電子写真用のトナーおよび現像剤
における着色剤としての使用に好適である。
【0040】代表的なトナー結合剤は、単独または組み
合わせてのスチレン、スチレンアクリレート、スチレン
ブタジエン、アクリレート、ポリエステルおよびフェノ
ール−エポキシ樹脂類、ポリスルホン類、ポリウレタン
類などの付加重合、重付加および重縮合樹脂類、ならび
にポリエチレンおよびポリプロピレンであり、それらは
電荷制御剤、ロウまたは流動助剤などのさらに別の成分
を含むことができるか、あるいは後にこれら添加剤で変
性させることができる。
【0041】さらに、本発明の混晶またはその混晶を含
む混合物は、粉末および粉末コーティング材、特に例え
ば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コ
ンクリート、テキスタイル材料、紙またはゴムなどを含
む物品の表面をコーティングするのに用いられる摩擦電
気的または界面動電的に噴霧可能な粉末コーティング材
料における着色剤としての使用に好適である。
【0042】使用される粉末コーティング樹脂は代表的
には、通常の硬化剤とともに、エポキシ樹脂、カルボキ
シルおよび水酸基含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂およびアクリル樹脂を含む。樹脂の組合せも使用さ
れる。例えばエポキシ樹脂は、カルボキシルおよび水酸
基含有ポリエステル樹脂との組合せで使用される場合が
非常に多い。代表的な硬化成分の例としては(樹脂系に
よって決まる)、酸無水物、イミダゾール類などがあ
り、さらにはジシアンジアミドおよびそれの誘導体、ブ
ロックイソシアネート類、ビスアシルウレタン類、フェ
ノール樹脂、ならびにメラミン樹脂、イソシアヌル酸ト
リグリシジル類、オキサゾリン類およびジカルボン酸類
などがある。
【0043】さらに、本発明の混晶またはその混晶を含
む混合物は、インク類、好ましくは水系または非水系の
インクなどのインクジェット用インク、例えば微細乳濁
液インクにおける、さらにはホットメルト法に従って動
作するインクにおける着色剤としての使用に好適であ
る。インクジェットインクは、乾燥基準で計算して、本
発明の1以上の化合物を総量で0.5〜15重量%、好
ましくは1.5〜8重量%含む。
【0044】微細乳濁液インクは、有機溶媒、水および
所望に応じて別のヒドロトロピック(hydrotropic)物
質(界面媒介物質)に基づいたものである。微細乳濁液
インクは、0.5〜15重量%、好ましくは1.5〜8
重量%の1以上の本発明の化合物;5〜99重量%の
水;および0.5〜94.5重量%の有機溶媒および/
またはヒドロトロピック化合物を含む。
【0045】溶媒に基づくインクジェット用インクは好
ましくは、0.5〜15重量%の1以上の本発明の化合
物および85〜99.5重量%の有機溶媒および/また
はヒドロトロピック化合物を含む。
【0046】ホットメルトインクは通常、室温では固体
であって加熱すると液化するロウ類、脂肪酸類、脂肪族
アルコール類またはスルホンアミド類に基づいたもので
あり、好ましい融解範囲は約60℃〜約140℃であ
る。ホットメルトインクジェット用インクは例えば、実
質的に20〜90重量%のロウおよび1〜10重量%の
1以上の本発明の化合物から成る。0〜20重量%の別
のポリマー(「染料溶解剤」として)、0〜5重量%の
分散助剤、0〜20重量%の粘度調節剤、0〜20重量
%の可塑剤、0〜10重量%の粘性付与剤、0〜10重
量%の透明性安定化剤(例えば、ロウの結晶化を防止す
るもの)ならびに0〜2重量%の酸化防止剤を存在させ
ることもできる。代表的な添加剤および補助剤は、例え
ば米国特許5560760号に記載されている。
【0047】さらに本発明の混晶またはその混晶を含む
混合物は、化粧品の着色での使用、大量の紙の着色、そ
してテキスタイルの印刷にも好適である。
【0048】
【実施例】以下の実施例において、部およびパーセント
は重量基準である。混晶の証拠および混晶の多形の性質
の証拠は、X線粉末回折測定(Cu−Kα照射、2倍ブ
ラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示している)によ
って提供される。「広」と特徴付けられるライン位置は
±0.4°の正確さについてのものであり、他のライン
位置はいずれも±0.2°の正確さについてのものであ
る。
【0049】実施例1:(1m)および(1e)の共合
【0050】
【化11】
【0051】化合物(2e)79.2部および化合物
(2m)75.3部の混合物を、5〜15℃の温度で撹
拌しながら濃硫酸2760部中に加える。撹拌を5〜1
5℃でさらに15分間続け、温度を5〜15℃に維持し
ながら活性化二酸化マンガン72部を5時間かけて加え
る。35%H溶液15部を加えることで過剰のM
nOを分解する。撹拌を5〜15℃で3時間続け、水
を加えて硫酸の濃度を80%とする。沈殿を濾過し、硫
酸および水で洗浄し、乾燥させる。それによって化合物
(1m)および(1e)の二元混晶が得られ、それはX
線粉末回折パターンで(α′相)以下のラインを示す。
5.23(弱)、6.30(弱)、9.32(中等
度)、11.95(弱、広)、19.93(非常に弱、
広)、26.78(強)。
【0052】実施例2:(1m)、(1e)および(1
me)の共合成 5−アミノ−1−メチル−1,3−ジヒドロベンズイミ
ダゾール−2−オン(3m)65.2部および5−アミ
ノ−1−エチル−1,3−ジヒドロベンズイミダゾール
−2−オン(3e)70.8部の混合物を、ジメチルア
セトアミド750部および炭酸水素ナトリウム65.6
部の混合物に加える。反応混合物を加熱して80℃と
し、クロラニル98.8部を4.5時間かけて加える。
反応終了後、混合物を沸点で1時間加熱する。沈殿を熱
濾過し、洗浄し、乾燥する。そうして合成された式
(2)の化合物の混合物を、実施例1に記載の方法に従
って硫酸/MnOを用いて環化させる。それによっ
て、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元
混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで(α相)
以下のラインを示す。5.03(中等度〜弱)、6.1
1(弱、広)、10.02(中等度〜強)、11.21
(非常に弱、広)、20.74(非常に弱、広)、2
6.63(強)。
【0053】実施例3:(1m)および(1e)の二元
混晶の相変換 実施例1からの二元混晶1部を、水1.5部およびイソ
ブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時
間加熱還流し、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。
これによって、化合物(1m)および(1e)の二元混
晶の新たな結晶多形が得られ、それはX線粉末回折パタ
ーンで(β′相)以下のラインを示す。5.09
(弱)、6.36(中等度)、10.78(中等度〜
強)、12.07(弱、広)、14.17(中等度〜
弱)、19.37(弱)、20.75(弱)、21.6
9(弱)、23.07(弱)、24.88(弱)、2
5.97(中等度)、26.94(強)、28.09
(非常に強)。
【0054】実施例4:(1m)、(1e)および(1
me)の三元混晶の相変換 実施例2からの三元混晶1部を、N−メチルピロリドン
10部に懸濁させ、懸濁液を130℃で3時間加熱し、
濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。
【0055】これによって、化合物(1m)、(1e)
および(1me)の三元混晶の新たな結晶多形が得ら
れ、それはX線粉末回折パターンで(β相)以下のライ
ンを示す。6.37(中等度)、10.78(中等
度)、10.90(中等度〜強)、13.91(弱)、
14.39(中等度〜弱)、19.48(中等度〜
弱)、20.71(弱)、21.82(弱)、23.0
7(弱)、24.74(非常に弱)、25.92(中等
度〜弱)、27.05(強)、28.15(非常に
弱)、28.99(弱)。
【0056】実施例5:(1m)、(1e)および(1
me)の三元混晶の相変換 実施例2からの三元混晶1部を、水1.5部およびイソ
ブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時
間沸騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥す
る。これによって、化合物(1m)、(1e)および
(1me)の三元混晶が得られる。X線粉末回折パター
ンが示すように、その混晶は実施例4の場合と同じ多形
型を有している。
【0057】実施例6:(1m)、(1e)および(1
me)の共合成 化合物(3m)13部および化合物(3e)127.4
部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り返す。
そうして得られる粉末1部を水1.5部およびイソブタ
ノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時間沸
騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。こ
れによって、化合物(1m)、(1e)および(1m
e)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターン
で以下のラインを示す。7.51(中等度)、9.79
(強)、10.78(中等度〜弱)、13.13
(弱)、13.79(中等度)、15.97(中等度〜
弱)、19.32(中等度)、20.08(非常に
弱)、21.65(中等度)、22.76(中等度〜
弱、広)、24.45(中等度〜弱)、26.17(中
等度)、26.67(強)、28.26(中等度〜
弱)。
【0058】実施例7:(1m)、(1e)および(1
me)の共合成 化合物(3m)117.4部および化合物(3e)1
4.2部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り
返す。そうして得られる粉末1部を水1.5部およびイ
ソブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5
時間沸騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥す
る。これによって、化合物(1m)、(1e)および
(1me)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パ
ターンで以下のラインを示す。5.04(弱)、6.3
4(中等度〜弱)、10.91(中等度〜弱)、12.
30(中等度)、14.32(弱、広)、16.80
(非常に弱、広)、19.91(非常に弱、広)、2
3.42(非常に弱、広)、25.10(非常に弱、
広)、26.98(強)、31.93(非常に弱、
広)。
【0059】実施例8:(1u)、(1e)および(1
ue)の共合成 化合物(3e)70.8部および5−アミノ−1,3−
ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(3u)59.
6部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り返
す。それによって、化合物(1u)、(1e)および
(1ue)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パ
ターンで以下のラインを示す。6.56(中等度)、1
0.10(強)、13.28(中等度)、20.14
(弱、広)、22.66(弱)、26.50(中等度〜
強)、27.16(強)。
【0060】実施例9:硫酸/水からの(1m)および
(1e)の再結晶 式(1m)の顔料1.75部および式(1e)の顔料
1.75部を硫酸92部に溶かし、その溶液を室温で水
400部に加える。混合物を5分間加熱沸騰させ、沈殿
を濾過し、洗浄し、乾燥する。それによって、それぞれ
(1m)および(1e)からなり、実施例1および3の
混晶に相当する2種類の二元混晶の混合物が得られる。
【0061】実施例10:硫酸/氷酢酸からの(1m)
および(1e)の再結晶 水に代えて酢酸を用いる以外、実施例9の手順を繰り返
す。それによって、それぞれ(1m)および(1e)か
らなり、実施例1および3の混晶に相当する2種類の二
元混晶の混合物が得られる。
【0062】実施例11:硫酸/水からの(1a)およ
び(1b)の再結晶 式(1a)の顔料0.25部および式(1b)の顔料
0.25部、そして硫酸36.4部の混合物を100℃
まで加熱する。水29部を10分間かけて加える。混合
物を冷却して室温とした後、沈殿を濾過し、洗浄し、乾
燥する。それによって、(1a)および(1b)の二元
混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラ
インを示す。6.76(強)、11.63(弱)、1
2.73(弱)、13.18(弱)、13.56
(弱)、16.45(弱)、16.94(弱)、17.
20(弱)、17.87(弱)、23.26(弱)、2
4.09(非常に弱)、25.57(中等度〜弱)、2
6.56(中等度)、27.13(中等度、広)。
【0063】実施例12:硫酸/水からの(1a)およ
び(1c)の再結晶 式(1a)の顔料0.375部および式(1c)の顔料
0.125部を用いる以外、実施例11の手順を繰り返
す。それによって、(1a)および(1c)の二元混晶
が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のライン
を示す。6.68(強)、12.70(弱)、13.1
3(弱)、13.53(弱)、16.41(弱)、1
7.12(弱)、17.83(非常に弱)、25.54
(弱)、26.57(中等度)、27.10(中等度、
広)。
【0064】実施例13:トリフルオロ酢酸/水からの
(1a)および(1b)の再結晶 式(1a)の顔料1部および式(1b)の顔料1部をト
リフルオロ酢酸148部に溶かす。水100部を加え、
混合物を加熱して沸騰させる。沈殿を濾過し、洗浄し、
乾燥する。それによって、(1a)および(1b)の二
元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下の
ラインを示す。7.52(強)、12.43(弱)、1
3.66(弱、広)、15.08(弱、広)、19.6
5(非常に弱、広)、20.54(弱、広)、22.9
6(弱、広)、26.87(強)、29.19(弱、
広)。この混晶は、実施例11および14からの(1
a)および(1b)から製造される他の2種類の混晶と
は同形ではない。
【0065】実施例14:トリフルオロ酢酸中での(1
a)および(1b)の再結晶 式(1a)の顔料0.5部および式(1b)の顔料0.
5部の混合物をトリフルオロ酢酸104部に溶かす。ト
リフルオロ酢酸を室温で留去させて、(1a)および
(1b)の二元混晶を得る。それは、実施例11および
13からの(1a)および(1b)から製造される他の
2種類の混晶とは同形ではない。X線粉末回折パターン
は以下のラインを示す。6.43(強)、7.70(中
等度〜弱)、9.29(中等度〜弱)、11.97(中
等度〜弱)、13.89(弱)、16.19(中等
度)、16.79(中等度〜強)、17.53(弱)、
18.05(中等度〜弱)、23.09(弱)、23.
85(中等度〜弱)、25.88(中等度〜強)、2
7.63(中等度〜弱)。
【0066】実施例15:(1m)および(1e)の昇
式(1m)の顔料1.75部および式(1e)の顔料
1.75部を混合し、混合物を0.1Paの圧力下に管
状炉中、450℃の温度で昇華させる。これによって、
(1m)および(1e)の二元混晶が得られ、それはX
線粉末解析パターンで以下のラインを特徴とする。1
0.39(強)、13.30(中等度)、22.83
(弱)、26.75(中等度)、31.07(非常に
弱)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルシユテン・プリユーク ドイツ国、79576・バイル・アム・ライン /ハルテインゲン、ブローメンアツカーベ ーク・2 (72)発明者 ローラント・ボルン フランス国、68128・ビラージユ−ヌフ、 リユ・ドウ・ユナング、33 Fターム(参考) 4C072 AA01 AA07 BB04 BB07 CC06 CC12 EE07 FF05 GG07 HH02 JJ02 UU04

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1)の2種類以上の異なるベン
    ズイミダゾロンジオキサジン化合物を含む混晶。 【化1】 [式中、 XおよびX′は同一または異なっており、水素またはハ
    ロゲンであり;R1、R1′、R2およびR2′は同一
    または異なっており、水素、C〜C18アルキル、ト
    リフルオロメチル、C〜C18アルキルカルボニル、
    〜Cシクロアルキルまたはフェニルであって、そ
    れらは未置換であるかあるいは1以上のハロゲン原子、
    ニトロ基、トリフルオロメチル基、C〜C18アルキ
    ル基、C 〜C18アルコキシ基、C〜C18アルキ
    ルカルボニル基および/またはC 〜C18アルコキシ
    カルボニル基によって置換されていても良い。]
  2. 【請求項2】 式(1)の前記異なる化合物のそれぞれ
    が、前記混晶中で1〜99モル%で存在することができ
    る請求項1に記載の混晶。
  3. 【請求項3】 XおよびX′が水素、フッ素、塩素また
    は臭素である請求項1または2に記載の混晶。
  4. 【請求項4】 R1、R1′、R2およびR2′が水
    素、C〜Cアルキル、特にメチル、エチルおよびプ
    ロピル、トリフルオロメチル、C〜Cアルキルカル
    ボニル、シクロヘキシルまたはフェニルであり、それら
    が未置換であるかフッ素、塩素、臭素、ニトロ、メチ
    ル、エチル、プロピル、メトキシ、エトキシ、メチルカ
    ルボニル、メトキシカルボニルおよびエトキシカルボニ
    ルからなる群から選択される1個、2個もしくは3個の
    基によって置換されている請求項1ないし3のいずれか
    に記載の混晶。
  5. 【請求項5】 X=X′=Cl、R2=R2′=Hであ
    り、R1およびR1′が互いに独立にメチルまたはエチ
    ルである請求項1ないし4のいずれかに記載の混晶。
  6. 【請求項6】 モル比1:9〜9:1、好ましくは1:
    3〜3:1での2種類の異なる式(1)の化合物からな
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の混晶。
  7. 【請求項7】 モル比1:9〜9:1での下記式(1
    m)および(1e)の化合物からなる請求項1ないし6
    のいずれかに記載の混晶。 【化2】
  8. 【請求項8】 X線粉末回折パターン(Cu−Kα
    射、2倍ブラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示して
    いる)において、 5.09(弱)、6.36(中等度)、10.78(中
    等度〜強)、12.07(弱、広)、14.17(中等
    度〜弱)、19.37(弱)、20.75(弱)、2
    1.69(弱)、23.07(弱)、24.88
    (弱)、25.97(中等度)、26.94(強)、2
    8.09(非常に強)というラインを有する請求項7に
    記載の混晶。
  9. 【請求項9】 モル比q:r:sでの3種類の異なる式
    (1)の化合物からなり、qおよびrが互いに独立に1
    〜10、好ましくは3〜7の範囲内であり、sが0.1
    〜100、好ましくは1〜50の範囲である請求項1な
    いし5のいずれかに記載の混晶。
  10. 【請求項10】 下記式(1m)、(1e)および(1
    me)の化合物からなる請求項1ないし5および9のい
    ずれかに記載の混晶。 【化3】
  11. 【請求項11】 式(1m)および(1e)の化合物間
    のモル比が1:10〜10:1、特には1:3〜3:1
    であり、(1e)と(1m)のモル分率の合計に対する
    (1me)のモル比が1:10〜10:1、特には1:
    3〜3:1である請求項10に記載の混晶。
  12. 【請求項12】 X線粉末回折パターン(Cu−Kα
    射、2倍ブラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示して
    いる)において、 6.37(中等度)、10.78(中等度)、10.9
    0(中等度〜強)、13.91(弱)、14.39(中
    等度〜弱)、19.48(中等度〜弱)、20.71
    (弱)、21.82(弱)、23.07(弱)、24.
    74(非常に弱)、25.92(中等度〜弱)、27.
    05(強)、28.15(非常に弱)、28.99
    (弱)というラインを有する請求項10または11に記
    載の混晶。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる下記式
    (2)の化合物の混合物 【化4】 と硫酸とを酸化剤、好ましくは二酸化マンガン存在下に
    反応させる段階、ならびに適宜に40〜250℃の温度
    で極性有機溶媒とともに生成物を加熱する段階を有する
    方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる下記式
    (3)の化合物の混合物 【化5】 とクロラニルとを反応させる段階;得られた混合物と硫
    酸とを酸化剤、好ましくは二酸化マンガン存在下に反応
    させる段階;ならびに適宜に40〜250℃の温度で極
    性有機溶媒とともに生成物を加熱する段階を有する方
    法。
  15. 【請求項15】 前記極性有機溶媒がC〜C20アル
    コール、好ましくはn−ブタノールまたはイソブタノー
    ル、ジメチルホルムアミドまたはN−メチルピロリドン
    である請求項13または14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の混晶の製造方法であって、硫酸、ジクロロ酢酸または
    トリフルオロ酢酸に2種類以上の異なる式(1)の化合
    物の混合物を溶かす段階、ならびにそれを水または酢酸
    で再沈殿させる段階を有する方法。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる式
    (1)の化合物を共に昇華させる段階を有する方法。
  18. 【請求項18】 塗料、プラスチック、印刷インク、水
    系もしくは溶媒に基づく顔料製剤、電子写真用のトナー
    もしくは現像剤、粉末コーティング材料、インク、好ま
    しくはインクジェット用インク、カラーフィルターの着
    色での;あるいは種子もしくは化粧品の着色での;大量
    の紙の着色での;あるいはテキスタイル印刷での請求項
    1ないし12のいずれかに記載の混晶の使用。
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