JP4028709B2 - ベンズイミダゾロンジオキサジン化合物の混晶 - Google Patents

ベンズイミダゾロンジオキサジン化合物の混晶 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジオキサジン系顔料、特にベンズイミダゾロンジオキサジン類の分野に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベンズイミダゾロンジオキサジン系顔料は、DE−A−4442291、EP−A−0911337、DE−A−19727079およびGB−A−2284427に記載されており、赤ないし青の色合いを特徴とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、高い色強度、良好な分散性、良好な光安定性および良好な耐候性を有するジオキサジン系顔料を提供することにある。さらに別の目的は、特に赤色の色調を有するジオキサジン系顔料を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
驚くべきことに以下の式(1)の各種化合物の混晶がこれらの目的を達成することが認められた。
【0005】
本発明は、下記式(1)の2種類以上、好ましくは2種類、3種類または4種類の異なるベンズイミダゾロンジオキサジン化合物を含む混晶を提供する。
【0006】
【化6】
Figure 0004028709
【0007】
式中、
XおよびX′は同一または異なっており、水素またはハロゲンであり;R1、R1′、R2およびR2′は同一または異なっており、水素、C〜C18アルキル、トリフルオロメチル、C〜C18アルキルカルボニル、C〜Cシクロアルキルまたはフェニルであって、それらは未置換であるかあるいは1以上、例えば1個、2個、3個もしくは4個のハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロメチル基、C〜C18アルキル基、C〜C18アルコキシ基、C〜C18アルキルカルボニル基および/またはC〜C18アルコキシカルボニル基によって置換されていても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】
固体状態では、式(1)の化合物は別の互変異体、異性体または互変異性異性体の形で存在することもできる。
【0009】
本発明に関して、混晶という用語は固溶体も包含する。混晶の特性は個々の成分の特性とも、個々の成分の物理的混合物の特性とも異なっている。特に、混晶のX線粉末回折パターンは、個々の化合物の粉末回折パターンを総合したものとは異なる。
【0010】
本発明の混晶における個々の成分の割合は、各個々の成分について1〜99モル%、好ましくは10〜90モル%、特には20〜60モル%である。好ましい二元混晶は、1:9〜9:1、好ましくは1:3〜3:1のモル比で2種類の異なる式(1)の化合物から成る。好ましい三元混晶は、モル比q:r:sでの3種類の異なる式(1)の化合物から成り、qおよびrは互いに独立に1〜10、好ましくは3〜7の範囲内であり、sは0.1〜100、好ましくは1〜50の範囲である。
【0011】
式(1)の好ましい化合物は、XおよびX′が水素、フッ素、塩素または臭素であるものである。
【0012】
さらに好ましい式(1)の化合物は、R1、R1′、R2およびR2′が水素、C〜Cアルキル(特にメチル、エチルおよびプロピル)、トリフルオロメチル、C〜Cアルキルカルボニル、シクロヘキシルまたはフェニルであり、それらが未置換であるかフッ素、塩素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、プロピル、メトキシ、エトキシ、メチルカルボニル、メトキシカルボニルおよび/またはエトキシカルボニルからなる群から選択される1個、2個もしくは3個の基によって置換されているものである。
【0013】
特に好ましい式(1)の化合物は、X=X′=Cl、R2=R2′=Hであり、R1およびR1′が互いに独立にメチルまたはエチルであるものである。
【0014】
好ましい混晶を形成する式(1)のベンズイミダゾロン化合物の例としては、下記式の化合物がある。
【0015】
【化7】
Figure 0004028709
【0016】
【化8】
Figure 0004028709
Figure 0004028709
【0017】
好ましい二元混晶は、一方の成分が式(1a)、(1b)、(1c)、(1m)、(1e)、(1me)、(1u)または(1ue)の化合物であり、第2の成分がこれらの式から選択される別の化合物であるものである。
【0018】
好ましい三元混晶は、一つの成分が式(1a)、(1b)、(1c)、(1m)、(1e)、(1me)、(1u)または(1ue)の化合物であり、他の2つの成分がこれらの式から選択されるそれぞれ別の化合物であるものである。
【0019】
特に好ましい二元混晶は、特にモル比が1:9〜9:1、詳細には1:3〜3:1である式(1m)および(1e)の化合物のものである。
【0020】
特に好ましい三元混晶は、式(1m)、(1e)および(1me)の化合物のものである。好ましくは(1m)と(1e)の間のモル比は1:10〜10:1、特には1:3〜3:1であり、(1e)と(1m)のモル分率の合計に対する(1me)のモル比は1:10〜10:1、特には1:3〜3:1である。
【0021】
本発明の混晶は、赤ないし青の色調、高い色強度、良好な分散性、良好な光安定性および良好な耐候性を特徴とし、詳細には予想外の色調を特徴とする。例えばアルキド−メラミン系ワニスでは、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶は、(1m)が赤みがかった青紫色であって(1e)が青みがかった青紫色であるにも拘わらず、これら3種類の個々の成分(1m)、(1e)および(1me)の物理的混合物より顕著に赤く、しかも同じ条件下で製造した個々の成分(1m)、(1e)および(1me)それぞれより顕著に赤い。このことは、混晶の形成がこれら顔料の特性に大きく影響することを示している。
【0022】
本発明の混晶は、例えば異なる個々の化合物の共合成(cosynthesis)または共再結晶(conjoint recrystallization)によって製造することができる。
【0023】
本発明はさらに、本発明の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる下記式(2)の化合物の混合物
【0024】
【化9】
Figure 0004028709
【0025】
と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階を有する、あるいは2種類以上の異なる下記式(3)の化合物の混合物
【0026】
【化10】
Figure 0004028709
【0027】
とクロラニルとを反応させる段階および反応生成物と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階を有する方法をも提供する。硫酸との反応は、−10℃〜+50℃の温度、好ましくは0〜30℃で行うことができる。二酸化マンガンの量は、式(2)の化合物1モル当たり2〜4モルとすることができる。
【0028】
二元混晶は例えば、上記のように、硫酸中で二酸化マンガンなどの酸化剤と2種類の異なる式(2)の化合物の混合物とを反応させることで得られる。
【0029】
三元混晶は例えば、クロラニルと2種類の異なる式(3)の化合物の混合物とを反応させ、硫酸中で二酸化マンガンなどの酸化剤と得られた3種類の異なる式(2)の化合物の混合物とを反応させることで得られる。
【0030】
クロラニルとの反応用の好適な溶媒の例としては、エタノール、o−ジクロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドおよびN−メチルピロリドンなどがある。反応は0〜250℃、好ましくは20〜210℃の温度で行うことができる。式(3)の化合物の合計に関してのクロラニルのモル量は適切には0.4〜0.6:1である。
【0031】
混晶は、硫酸、ジクロロ酢酸および/またはトリフルオロ酢酸に2種類以上、特には2種類もしくは3種類の異なる式(1)の化合物を溶かし、その溶液に水または酢酸を加え、それによって混晶の形で顔料を沈殿させることで製造することもできる。トリフルオロ酢酸の場合、酸を留去することで、混晶の形で顔料を沈殿させることも可能である。
【0032】
さらに、2種類以上、特には2種類または3種類の異なる式(1)のベンズイミダゾロンジオキサジン類の共昇華(conjoint sublimation)によって混晶を製造することも可能である。
【0033】
本発明の混晶は、異なる多形で存在する場合がある。例えば、(1m)、(1e)および(1me)の共合成によってα相で三元混晶(1m/1e/1me)が得られ、それはある種の溶媒で処理すると、同じ組成を有するが異なる結晶構造(β相)を有する別の三元混晶に変換される。
【0034】
例えば、再結晶を硫酸/水またはトリフルオロ酢酸/水から行うか否か、あるいは混合物を留去によってトリフルオロ酢酸から沈殿させるか否かに応じて、(1a)および(1b)の混合物を再結晶させる際に混晶(1a/1b)の3種類の異なる多形が得られる。
結晶多形の性質は、X線粉末回折測定によって測定される。
【0035】
反応物の純度、濃度、温度および用いる温度プログラム、経時的な合成経路、後処理に応じて、圧力、不純物または添加物の有無、そして種の結晶の有無に応じて、一相の混晶のみ、あるいは各種相の混晶、あるいは混晶と1以上の純粋な化合物の混合物を選択的に形成することもできる。
【0036】
所望の利用分野に応じて、得られる顔料について物理的微粉砕を行うことが妥当である場合がある。微粉砕は、湿式または乾式の粉砕あるいは混練によって行うことができる。粉砕および/または混練の後に、溶媒、水または溶媒/水混合物で処理することができる。
【0037】
混晶の形成を促進し、混晶を安定化させ、色特性を促進し、特定の色効果を得るために、工程のいずれの時点で、顔料分散剤、界面活性剤、消泡剤、増量剤その他の添加剤を加えることが可能である。これら添加剤の混合物を使用することも可能である。添加剤は、1回で全量または2回以上に分けて加えることができる。添加剤は、合成のいずれかの時点で、あるいは各種後処理で、あるいは後処理後に加えることができる。最も適した時点は、範囲決定試験によって予め決定しなければならない。
【0038】
本発明の混晶またはその混晶を含む混合物は、塗料およびプラスチックの着色ならびに印刷インクおよび顔料製剤の製造に好適である。
【0039】
本発明の混晶またはその混晶を含む混合物は、例えば1成分系または2成分系の粉末トナー(1成分系または2成分系の現像剤とも称される)、磁性トナー、液体トナー、ラテックストナー、付加重合トナーおよび特殊トナーなどの電子写真用のトナーおよび現像剤における着色剤としての使用に好適である。
【0040】
代表的なトナー結合剤は、単独または組み合わせてのスチレン、スチレンアクリレート、スチレンブタジエン、アクリレート、ポリエステルおよびフェノール−エポキシ樹脂類、ポリスルホン類、ポリウレタン類などの付加重合、重付加および重縮合樹脂類、ならびにポリエチレンおよびポリプロピレンであり、それらは電荷制御剤、ロウまたは流動助剤などのさらに別の成分を含むことができるか、あるいは後にこれら添加剤で変性させることができる。
【0041】
さらに、本発明の混晶またはその混晶を含む混合物は、粉末および粉末コーティング材、特に例えば金属、木材、プラスチック、ガラス、セラミック、コンクリート、テキスタイル材料、紙またはゴムなどを含む物品の表面をコーティングするのに用いられる摩擦電気的または界面動電的に噴霧可能な粉末コーティング材料における着色剤としての使用に好適である。
【0042】
使用される粉末コーティング樹脂は代表的には、通常の硬化剤とともに、エポキシ樹脂、カルボキシルおよび水酸基含有ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂およびアクリル樹脂を含む。樹脂の組合せも使用される。例えばエポキシ樹脂は、カルボキシルおよび水酸基含有ポリエステル樹脂との組合せで使用される場合が非常に多い。代表的な硬化成分の例としては(樹脂系によって決まる)、酸無水物、イミダゾール類などがあり、さらにはジシアンジアミドおよびそれの誘導体、ブロックイソシアネート類、ビスアシルウレタン類、フェノール樹脂、ならびにメラミン樹脂、イソシアヌル酸トリグリシジル類、オキサゾリン類およびジカルボン酸類などがある。
【0043】
さらに、本発明の混晶またはその混晶を含む混合物は、インク類、好ましくは水系または非水系のインクなどのインクジェット用インク、例えば微細乳濁液インクにおける、さらにはホットメルト法に従って動作するインクにおける着色剤としての使用に好適である。インクジェットインクは、乾燥基準で計算して、本発明の1以上の化合物を総量で0.5〜15重量%、好ましくは1.5〜8重量%含む。
【0044】
微細乳濁液インクは、有機溶媒、水および所望に応じて別のヒドロトロピック(hydrotropic)物質(界面媒介物質)に基づいたものである。微細乳濁液インクは、0.5〜15重量%、好ましくは1.5〜8重量%の1以上の本発明の化合物;5〜99重量%の水;および0.5〜94.5重量%の有機溶媒および/またはヒドロトロピック化合物を含む。
【0045】
溶媒に基づくインクジェット用インクは好ましくは、0.5〜15重量%の1以上の本発明の化合物および85〜99.5重量%の有機溶媒および/またはヒドロトロピック化合物を含む。
【0046】
ホットメルトインクは通常、室温では固体であって加熱すると液化するロウ類、脂肪酸類、脂肪族アルコール類またはスルホンアミド類に基づいたものであり、好ましい融解範囲は約60℃〜約140℃である。ホットメルトインクジェット用インクは例えば、実質的に20〜90重量%のロウおよび1〜10重量%の1以上の本発明の化合物から成る。0〜20重量%の別のポリマー(「染料溶解剤」として)、0〜5重量%の分散助剤、0〜20重量%の粘度調節剤、0〜20重量%の可塑剤、0〜10重量%の粘性付与剤、0〜10重量%の透明性安定化剤(例えば、ロウの結晶化を防止するもの)ならびに0〜2重量%の酸化防止剤を存在させることもできる。代表的な添加剤および補助剤は、例えば米国特許5560760号に記載されている。
【0047】
さらに本発明の混晶またはその混晶を含む混合物は、化粧品の着色での使用、大量の紙の着色、そしてテキスタイルの印刷にも好適である。
【0048】
【実施例】
以下の実施例において、部およびパーセントは重量基準である。混晶の証拠および混晶の多形の性質の証拠は、X線粉末回折測定(Cu−Kα照射、2倍ブラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示している)によって提供される。「広」と特徴付けられるライン位置は±0.4°の正確さについてのものであり、他のライン位置はいずれも±0.2°の正確さについてのものである。
【0049】
実施例1:(1m)および(1e)の共合成
【0050】
【化11】
Figure 0004028709
【0051】
化合物(2e)79.2部および化合物(2m)75.3部の混合物を、5〜15℃の温度で撹拌しながら濃硫酸2760部中に加える。撹拌を5〜15℃でさらに15分間続け、温度を5〜15℃に維持しながら活性化二酸化マンガン72部を5時間かけて加える。35%H溶液15部を加えることで過剰のMnOを分解する。撹拌を5〜15℃で3時間続け、水を加えて硫酸の濃度を80%とする。沈殿を濾過し、硫酸および水で洗浄し、乾燥させる。それによって化合物(1m)および(1e)の二元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで(α′相)以下のラインを示す。
5.23(弱)、6.30(弱)、9.32(中等度)、11.95(弱、広)、19.93(非常に弱、広)、26.78(強)。
【0052】
実施例2:(1m)、(1e)および(1me)の共合成
5−アミノ−1−メチル−1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(3m)65.2部および5−アミノ−1−エチル−1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(3e)70.8部の混合物を、ジメチルアセトアミド750部および炭酸水素ナトリウム65.6部の混合物に加える。反応混合物を加熱して80℃とし、クロラニル98.8部を4.5時間かけて加える。反応終了後、混合物を沸点で1時間加熱する。沈殿を熱濾過し、洗浄し、乾燥する。そうして合成された式(2)の化合物の混合物を、実施例1に記載の方法に従って硫酸/MnOを用いて環化させる。それによって、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで(α相)以下のラインを示す。
5.03(中等度〜弱)、6.11(弱、広)、10.02(中等度〜強)、11.21(非常に弱、広)、20.74(非常に弱、広)、26.63(強)。
【0053】
実施例3:(1m)および(1e)の二元混晶の相変換
実施例1からの二元混晶1部を、水1.5部およびイソブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時間加熱還流し、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。これによって、化合物(1m)および(1e)の二元混晶の新たな結晶多形が得られ、それはX線粉末回折パターンで(β′相)以下のラインを示す。5.09(弱)、6.36(中等度)、10.78(中等度〜強)、12.07(弱、広)、14.17(中等度〜弱)、19.37(弱)、20.75(弱)、21.69(弱)、23.07(弱)、24.88(弱)、25.97(中等度)、26.94(強)、28.09(非常に強)。
【0054】
実施例4:(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶の相変換
実施例2からの三元混晶1部を、N−メチルピロリドン10部に懸濁させ、懸濁液を130℃で3時間加熱し、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。
【0055】
これによって、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶の新たな結晶多形が得られ、それはX線粉末回折パターンで(β相)以下のラインを示す。
6.37(中等度)、10.78(中等度)、10.90(中等度〜強)、13.91(弱)、14.39(中等度〜弱)、19.48(中等度〜弱)、20.71(弱)、21.82(弱)、23.07(弱)、24.74(非常に弱)、25.92(中等度〜弱)、27.05(強)、28.15(非常に弱)、28.99(弱)。
【0056】
実施例5:(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶の相変換
実施例2からの三元混晶1部を、水1.5部およびイソブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時間沸騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。これによって、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶が得られる。X線粉末回折パターンが示すように、その混晶は実施例4の場合と同じ多形型を有している。
【0057】
実施例6:(1m)、(1e)および(1me)の共合成
化合物(3m)13部および化合物(3e)127.4部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り返す。そうして得られる粉末1部を水1.5部およびイソブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時間沸騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。これによって、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
7.51(中等度)、9.79(強)、10.78(中等度〜弱)、13.13(弱)、13.79(中等度)、15.97(中等度〜弱)、19.32(中等度)、20.08(非常に弱)、21.65(中等度)、22.76(中等度〜弱、広)、24.45(中等度〜弱)、26.17(中等度)、26.67(強)、28.26(中等度〜弱)。
【0058】
実施例7:(1m)、(1e)および(1me)の共合成
化合物(3m)117.4部および化合物(3e)14.2部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り返す。そうして得られる粉末1部を水1.5部およびイソブタノール8.5部の混合液に懸濁させ、懸濁液を5時間沸騰還流させ、濾過し、固体生成物を洗浄・乾燥する。これによって、化合物(1m)、(1e)および(1me)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
5.04(弱)、6.34(中等度〜弱)、10.91(中等度〜弱)、12.30(中等度)、14.32(弱、広)、16.80(非常に弱、広)、19.91(非常に弱、広)、23.42(非常に弱、広)、25.10(非常に弱、広)、26.98(強)、31.93(非常に弱、広)。
【0059】
実施例8:(1u)、(1e)および(1ue)の共合成
化合物(3e)70.8部および5−アミノ−1,3−ジヒドロベンズイミダゾール−2−オン(3u)59.6部の混合物を用いる以外、実施例2の手順を繰り返す。それによって、化合物(1u)、(1e)および(1ue)の三元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
6.56(中等度)、10.10(強)、13.28(中等度)、20.14(弱、広)、22.66(弱)、26.50(中等度〜強)、27.16(強)。
【0060】
実施例9:硫酸/水からの(1m)および(1e)の再結晶
式(1m)の顔料1.75部および式(1e)の顔料1.75部を硫酸92部に溶かし、その溶液を室温で水400部に加える。混合物を5分間加熱沸騰させ、沈殿を濾過し、洗浄し、乾燥する。それによって、それぞれ(1m)および(1e)からなり、実施例1および3の混晶に相当する2種類の二元混晶の混合物が得られる。
【0061】
実施例10:硫酸/氷酢酸からの(1m)および(1e)の再結晶
水に代えて酢酸を用いる以外、実施例9の手順を繰り返す。それによって、それぞれ(1m)および(1e)からなり、実施例1および3の混晶に相当する2種類の二元混晶の混合物が得られる。
【0062】
実施例11:硫酸/水からの(1a)および(1b)の再結晶
式(1a)の顔料0.25部および式(1b)の顔料0.25部、そして硫酸36.4部の混合物を100℃まで加熱する。水29部を10分間かけて加える。混合物を冷却して室温とした後、沈殿を濾過し、洗浄し、乾燥する。それによって、(1a)および(1b)の二元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
6.76(強)、11.63(弱)、12.73(弱)、13.18(弱)、13.56(弱)、16.45(弱)、16.94(弱)、17.20(弱)、17.87(弱)、23.26(弱)、24.09(非常に弱)、25.57(中等度〜弱)、26.56(中等度)、27.13(中等度、広)。
【0063】
実施例12:硫酸/水からの(1a)および(1c)の再結晶
式(1a)の顔料0.375部および式(1c)の顔料0.125部を用いる以外、実施例11の手順を繰り返す。それによって、(1a)および(1c)の二元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
6.68(強)、12.70(弱)、13.13(弱)、13.53(弱)、16.41(弱)、17.12(弱)、17.83(非常に弱)、25.54(弱)、26.57(中等度)、27.10(中等度、広)。
【0064】
実施例13:トリフルオロ酢酸/水からの(1a)および(1b)の再結晶
式(1a)の顔料1部および式(1b)の顔料1部をトリフルオロ酢酸148部に溶かす。水100部を加え、混合物を加熱して沸騰させる。沈殿を濾過し、洗浄し、乾燥する。それによって、(1a)および(1b)の二元混晶が得られ、それはX線粉末回折パターンで以下のラインを示す。
7.52(強)、12.43(弱)、13.66(弱、広)、15.08(弱、広)、19.65(非常に弱、広)、20.54(弱、広)、22.96(弱、広)、26.87(強)、29.19(弱、広)。この混晶は、実施例11および14からの(1a)および(1b)から製造される他の2種類の混晶とは同形ではない。
【0065】
実施例14:トリフルオロ酢酸中での(1a)および(1b)の再結晶
式(1a)の顔料0.5部および式(1b)の顔料0.5部の混合物をトリフルオロ酢酸104部に溶かす。トリフルオロ酢酸を室温で留去させて、(1a)および(1b)の二元混晶を得る。それは、実施例11および13からの(1a)および(1b)から製造される他の2種類の混晶とは同形ではない。X線粉末回折パターンは以下のラインを示す。
6.43(強)、7.70(中等度〜弱)、9.29(中等度〜弱)、11.97(中等度〜弱)、13.89(弱)、16.19(中等度)、16.79(中等度〜強)、17.53(弱)、18.05(中等度〜弱)、23.09(弱)、23.85(中等度〜弱)、25.88(中等度〜強)、27.63(中等度〜弱)。
【0066】
実施例15:(1m)および(1e)の昇華
式(1m)の顔料1.75部および式(1e)の顔料1.75部を混合し、混合物を0.1Paの圧力下に管状炉中、450℃の温度で昇華させる。これによって、(1m)および(1e)の二元混晶が得られ、それはX線粉末解析パターンで以下のラインを特徴とする。
10.39(強)、13.30(中等度)、22.83(弱)、26.75(中等度)、31.07(非常に弱)。

Claims (12)

  1. 下記式(1)の2種類以上の異なるベンズイミダゾロンジオキサジン化合物を含む混晶であって、
    Figure 0004028709
    [式中、XおよびX′は同一または異なっており、水素またはハロゲンであり;R1、R1′、R2およびR2′は同一または異なっており、水素、C〜C18アルキル、トリフルオロメチル、C〜C18アルキルカルボニル、C〜Cシクロアルキルまたはフェニルであって、それらは未置換であるかあるいは1以上のハロゲン原子、ニトロ基、トリフルオロメチル基、C〜C18アルキル基、C〜C18アルコキシ基、C〜C18アルキルカルボニル基および/またはC〜C18アルコキシカルボニル基によって置換されていても良い。]
    下記式(1m)および(1e)の化合物;
    Figure 0004028709
    または
    下記式(1m)、(1e)および(1me)の化合物;
    Figure 0004028709
    からなる前記結晶。
  2. モル比1:9〜9:1での式(1m)および(1e)の化合物からなる請求項1に記載の混晶。
  3. X線粉末回折パターン(Cu−Kα照射、2倍ブラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示している)において、5.09(弱)、6.36(中等度)、10.78(中等度〜強)、12.07(弱、広)、14.17(中等度〜弱)、19.37(弱)、20.75(弱)、21.69(弱)、23.07(弱)、24.88(弱)、25.97(中等度)、26.94(強)、28.09(非常に強)というラインを有する請求項2に記載の混晶。
  4. モル比q:r:sでの3種類の異なる式(1m)、(1e)および(1me)の化合物からなり、qおよびrが互いに独立に1〜10の範囲内であり、sが0.1〜100の範囲である請求項1に記載の混晶。
  5. 式(1m)、(1e)および(1me)の化合物からなり、式(1m)および(1e)の化合物間のモル比が1:10〜10:1であり、(1e)と(1m)のモル分率の合計に対する(1me)のモル比が1:10〜10:1である請求項1に記載の混晶。
  6. X線粉末回折パターン(Cu−Kα照射、2倍ブラッグ角2θ(°)、括弧内に強度を示している)において、6.37(中等度)、10.78(中等度)、10.90(中等度〜強)、13.91(弱)、14.39(中等度〜弱)、19.48(中等度〜弱)、20.71(弱)、21.82(弱)、23.07(弱)、24.74(非常に弱)、25.92(中等度〜弱)、27.05(強)、28.15(非常に弱)、28.99(弱)というラインを有する請求項5に記載の混晶。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる下記式(2)の化合物の混合物
    Figure 0004028709
    と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階、ならびに適宜に40〜250℃の温度で極性有機溶媒とともに生成物を加熱する段階を有する方法。
  8. 請求項1ないし6のいずれかに記載の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる下記式(3)の化合物の混合物
    Figure 0004028709
    とクロラニルとを反応させる段階;得られた混合物と硫酸とを酸化剤存在下に反応させる段階;ならびに適宜に40〜250℃の温度で極性有機溶媒とともに生成物を加熱する段階を有する方法。
  9. 前記極性有機溶媒が 〜C 20 アルコール、ジメチルホルムアミドまたはN−メチルピロリドンである請求項7または8に記載の方法。
  10. 請求項1ないし6のいずれかに記載の混晶の製造方法であって、硫酸、ジクロロ酢酸またはトリフルオロ酢酸に2種類以上の異なる式(1)の化合物の混合物を溶かす段階、ならびにそれを水または酢酸で再沈殿させる段階を有する方法。
  11. 請求項1ないし6のいずれかに記載の混晶の製造方法であって、2種類以上の異なる式(1)の化合物を共に昇華させる段階を有する方法。
  12. 塗料、プラスチック、印刷インク、水系もしくは溶媒に基づく顔料製剤、電子写真用のトナーもしくは現像剤、粉末コーティング材料、インク、カラーフィルターの着色での;あるいは種子もしくは化粧品の着色での;大量の紙の着色での;あるいはテキスタイル印刷での請求項1ないし6のいずれかに記載の混晶の使用。
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