JPH10204309A - 金属フタロシアニンの製造法 - Google Patents
金属フタロシアニンの製造法Info
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- JPH10204309A JPH10204309A JP9012097A JP1209797A JPH10204309A JP H10204309 A JPH10204309 A JP H10204309A JP 9012097 A JP9012097 A JP 9012097A JP 1209797 A JP1209797 A JP 1209797A JP H10204309 A JPH10204309 A JP H10204309A
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Abstract
つ、原料と溶媒として用いる塩素化ベンゼンとの間の副
反応に起因するポリ塩化ビフェニル(PCB)等の副生
物を生成しない金属フタロシアニン製造法を提供するこ
と。 【解決手段】 無水フタル酸もしくはフタルイミド、尿
素、金属塩、触媒及び下記の一般式(1)あるいは一般
式(2)で表わされる添加剤を有機溶媒中で加熱反応せ
しめることを特徴とする金属フタロシアニンの製造法。 一般式(1) 【化1】 (式中、Rは水酸基、アルコキシ基、アルキルチオ基、
アミノ基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、ハロゲン原子、シアノ基あるいはニトロ基を有する
アルキル基を表わす。) 一般式(2) 【化2】 (式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ独立にアルキル
基、アリール基、アラルキル基、芳香族あるいは脂肪族
複素環残基を表わす。また、R1 、R2 及びR3のうち
の任意の2個の置換基が互いに結合して炭素環あるいは
複素環を形成してもよい。)
Description
ン顔料の製造法に関する。
着色力を有し、耐熱性、耐光性、耐溶剤性等の諸耐性に
優れた有機顔料として、印刷インキ、塗料をはじめとす
る各種色材工業において広範囲な用途で用いられてい
る。金属フタロシアニンの一般的な合成法は、例えば、
F.H.Moser,A.L.Thomas,Phthalocyanine Compounds,Rein
hold,New York(1963) に記載されている。合成法は大別
して、無水フタル酸、尿素及び金属塩を原料とする方法
とフタロニトリルと金属塩を原料とする方法の2種類が
知られている。前者は発見者の名前からWyler 法と呼ば
れている。この方法は、無水フタル酸、尿素、金属塩及
び触媒を加熱融解して合成する固相法と前記の原料を塩
素化ベンゼン、ニトロベンゼン、アルキルベンゼンある
いは塩素化ナフタレン等の有機溶媒中で加熱して合成す
る液相法とに分けられる。一般的に固相法で得られる金
属フタロシアニンは、収率、純度が低く、量産には不適
である。一方、液相法のうちでもWyler 法は無水フタル
酸を原料とすることから、フタロニトリルを原料とする
方法に比べてより安価に金属フタロシアニンを製造する
ことが出来るため、工業的にはWyler 法が主に用いられ
ている。
着色力、鮮明性、色相等の色彩的特性、耐光性、耐熱
性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性等の耐久性、分散
性、流動性等の使用適性が挙げられる。これらの要求特
性のうち色彩的特性及び耐久性は顔料の品質に直接に影
響する性質であり、特に重要である。これらの性質は、
合成直後の粗製顔料の性質に著しく依存することが知ら
れており、この点から顔料製造時の条件は重要視されて
いる。
成条件は顔料物性を支配する主要因である。工業的に最
もよく用いられている液相法の一つであるWyler 法にお
いては、とりわけ、使用する溶媒の選択が重要と言え
る。Wyler 法においては、既に述べた様に、ニトロベン
ゼン、ケロシン、アルキルベンゼン、塩素化ベンゼン、
あるいは塩素化ナフタレン等の高沸点有機溶媒が主に用
いられる。また、混合溶媒中での製造法としては、例え
ば特開昭50−41926「微細なβ型銅フタロシアニ
ン顔料の製造法」が知られている。この特許における実
施例の一つとして、トリクロロベンゼンとイソパラフィ
ンの混合溶媒を用いる製造法が記載されている。
溶媒中において200℃前後で数時間の加熱が必要であ
る。この様な高温条件下では、原料の無水フタル酸ある
いはフタルイミド、尿素及び金属塩等と溶媒との間にお
いて種々の副反応が引き起こされる。その結果生成する
副生物は、得られる金属フタロシアニンの物性、特にそ
の色彩的特性に対して好ましくない影響を及ぼす。とり
わけ、溶媒としてトリクロロベンゼンの様な塩素化ベン
ゼンを使用した場合には、加熱による副生物が色彩的特
性に対して悪影響を及ぼすのみならず、ポリ塩化ビフェ
ニル(PCB)の様な人体に有害な物質も生成すること
が知られている。この理由から、近年、金属フタロシア
ニンの製造溶媒としてはニトロベンゼン、ケロシン、ア
ルキルベンゼン等の塩素化ベンゼン以外の溶媒が主に用
いられている。
タル酸あるいはフタルイミドを原料の一部とする金属フ
タロシアニンの新しい製造法にある。通常、上記の原料
を用いる金属フタロシアニンの製造においては、無水フ
タル酸あるいはフタルイミド、尿素、金属塩及び触媒等
の原料を適当な溶媒中、200℃前後の高温で数時間に
及び加熱することが必要である。本発明は、高温加熱下
においても原料と溶媒との間の反応を引き起こすことが
無く、その結果、既に述べた様な副生物の生成が無いこ
とから着色力、鮮明性等顔料としての色彩的特性が良好
で、且つ、塩素化ベンゼン類を溶媒として用いた場合に
おいてもポリ塩化ビフェニル(PCB)の様な人体に有
害な物質を生成しない金属フタロシアニン製造法の提供
にある。
ル酸あるいはフタルイミドを原料とする金属フタロシア
ニンの製造に伴う上記の課題を解決するために、液相法
による金属フタロシアニンの製造法に関して研究を進め
てきた。本発明は、無水フタル酸もしくはフタルイミ
ド、尿素、金属塩、触媒及び下記の一般式(1)あるい
は一般式(2)で表わされる添加剤を有機溶媒中で加熱
反応せしめることを特徴とする金属フタロシアニンの製
造法である。 一般式(1)
キルチオ基、アミノ基、モノアルキルアミノ基、ジアル
キルアミノ基、ハロゲン原子、シアノ基あるいはニトロ
基を有するアルキル基を表わす。) 一般式(2)
立にアルキル基、アリール基、アラルキル基、芳香族あ
るいは脂肪族複素環残基を表わす。また、R1 、R2 及
びR3のうちの任意の2個の置換基が互いに結合して炭
素環あるいは複素環を形成してもよい。)
タルイミドはどの様な方法で製造されたものでもよい。
また、尿素の使用量はフタル酸あるいはフタルイミドの
全量に対して1.5倍モル以上、好ましくは2〜3倍モ
ルである。
ル、コバルト、マグネシウム等の金属の塩化物、酸化
物、水酸化物、酢酸塩、硫酸塩等が使用可能である。金
属塩の使用量はフタル酸あるいはフタルイミドの全量に
対して0.2〜0.3倍モル、好ましくは0.25〜
0.28倍モルである。
ム、リンモリブデン酸アンモニウム、酸化モリブデン、
タングステン酸アンモニウム、リンタングステン酸アン
モニウム、四塩化チタン、四塩化ジルコニウム、五酸化
ヒ素あるいは塩化第二鉄等を使用することが出来る。
ニンの製造に用いられる有機溶媒は何れも使用すること
が出来る。この場合、160℃以上の沸点を有する溶媒
が好ましく、例えばケロシン、ノルマルパラフィンM
(日本石油化学製)、ノルマルパラフィンH(日本石油
化学製)、ナフテゾールH(日本石油化学製)、ナフテ
ゾールM(日本石油化学製)、ハイゾールP(日本石油
化学製)、ペンチルベンゼンの様な脂肪族あるいは芳香
族炭化水素類、トリクロロベンゼンの様な塩素化ベンゼ
ン、あるいは1−クロロナフタレンの様な塩素化ナフタ
レン、その他ニトロベンゼン、スルホラン、安息香酸エ
チル等が挙げられる。これらの有機溶媒はそれぞれを単
独あるいは2種類以上を混合して使用することが出来
る。
220℃、好ましくは180〜200℃の温度において
3〜8時間で完了する。本発明では添加剤として一般式
(1)あるいは一般式(2)で表わされる化合物を使用
するが、これらの添加剤の例としては、トリブチルアミ
ン、トリペンチルアミン、トリヘキシルアミン、トリヘ
プチルアミン、トリオクチルアミン、トリノニルアミ
ン、トリデシルアミン、トリウンデシルアミン、トリド
デシルアミン、トリフェニルアミン、1−(2−ヒドロ
キシエチル)−2−ピロリドン、1−(2−エトキシエ
チル)−2−ピロリドン、1−(2−ブトキシエチル)
−2−ピロリドン、1、8−ジアザビシクロ〔5.4.
0〕−7−ウンデセン(DBU)、N,N−ジエチルア
ニリン、N,N−ジプロピルアニリン、N,N−ジブチ
ルアニリン、N,N−ジペンチルアニリン、N,N−ジ
ヘキシルアニリン、N,N−ジヘプチルアニリン、N,
N−ジオクチルアニリン、N,N−ジノニルアニリン、
N,N−ジエチル−m−トルイジン、N,N−ジプロピ
ル−m−トルイジン、N,N−ジブチル−m−トルイジ
ン等が挙げられる。
01〜0.6倍モル、好ましくは0.05〜0.3倍モ
ルの範囲で使用する。更に、本発明による製造は常圧下
あるいは加圧下のどちらの条件で行ってもよく、加圧下
で行う際の圧力範囲としては10kg/cm2 以下、好
ましくは2〜5kg/cm2 である。本発明にて得られ
た金属フタロシアニンは鮮明な色相を有し、未加工ある
いは、更に顔料化を施すことにより、高品質の塗料、印
刷インキ、プラスチック製品等を製造する際の色材とし
て広範囲に使用することが出来る。
詳細に説明する。なお、実施例中の部とは重量部を表わ
す。 実施例 1 トリクロロベンゼン33.6部にフタルイミド15.6
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部、モリブデ
ン酸アンモニウム0.16部及び1、8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU)0.76
部を懸濁させる。次に、攪拌下に加熱を行い、1時間で
180℃まで昇温させ、この温度において5時間反応を
行う。5時間後に室温まで冷却した後、トリクロロベン
ゼンを減圧溜去する。得られた粗製物を280部の水に
懸濁し、90℃で1時間加熱した後に熱時濾過、水洗、
乾燥を施すことにより銅フタロシアニン顔料13.56
部を得た。収率は94.2%であった。次に、得られた
銅フタロシアニン顔料中のポリ塩化ビフェニル(PC
B)の含有量をJournal of Chromatography,325 ,456-4
61(1985)に記載されている方法に従って測定したとこ
ろ、含有していないことが判った。
(日本石油化学製)3.4部にフタルイミド15.6
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部、モリブデ
ン酸アンモニウム0.16部及び1、8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU)1.14
部を懸濁させる。次に、攪拌下に加熱を行い、1時間で
180℃まで昇温させ、この温度において5時間反応を
行う。5時間後に室温まで冷却した後、トリクロロベン
ゼン及びノルマルパラフィンMを減圧溜去する。得られ
た粗製物を280部の水に懸濁し、90℃で1時間加熱
した後に熱時濾過、水洗、乾燥を施すことにより銅フタ
ロシアニン顔料13.69部を得た。収率は95.1%
であった。また、銅フタロシアニン顔料中のポリ塩化ビ
フェニル(PCB)の含有量を実施例 1と全く同様の
方法により測定したところ、含有していないことが判っ
た。
(日本石油化学製)3.4部にフタルイミド15.6
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部、モリブデ
ン酸アンモニウム0.16部及び1、8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU)1.52
部を懸濁させる。次に、攪拌下に加熱を行い、1時間で
180℃まで昇温させ、この温度において5時間反応を
行う。5時間後に室温まで冷却した後、トリクロロベン
ゼン及びノルマルパラフィンHを減圧溜去する。得られ
た粗製物を280部の水に懸濁し、90℃で1時間加熱
した後に熱時濾過、水洗、乾燥を施すことにより銅フタ
ロシアニン顔料13.59部を得た。収率は94.4%
であった。また、銅フタロシアニン顔料中のポリ塩化ビ
フェニル(PCB)の含有量を実施例 1と全く同様の
方法により測定したところ、含有していないことが判っ
た。
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部、モリブデ
ン酸アンモニウム0.16部及び1−(2−ヒドロキシ
エチル)−2−ピロリドン0.64部を懸濁させる。次
に、攪拌下に加熱を行い、1時間で180℃まで昇温さ
せ、この温度において5時間反応を行う。5時間後に室
温まで冷却した後、トリクロロベンゼンを減圧溜去す
る。得られた粗製物を280部の水に懸濁し、90℃で
1時間加熱した後に熱時濾過、水洗、乾燥を施すことに
より銅フタロシアニン顔料13.51部を得た。収率は
93.8%であった。また、実施例 1と同様の方法に
より顔料中のポリ塩化ビフェニル(PCB)の含有量を
測定したところ、含有していないことが判った。
(日本石油化学製)3.4部にフタルイミド15.6
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部、モリブデ
ン酸アンモニウム0.16部及び1−(2−ヒドロキシ
エチル)−2−ピロリドン0.96部を懸濁させる。次
に、攪拌下に加熱を行い、1時間で180℃まで昇温さ
せ、この温度において5時間反応を行う。5時間後に室
温まで冷却した後、トリクロロベンゼン及びノルマルパ
ラフィンMを減圧溜去する。得られた粗製物を280部
の水に懸濁し、90℃で1時間加熱した後に熱時濾過、
水洗、乾燥を施すことにより銅フタロシアニン顔料1
3.55部を得た。収率は94.1%であった。また、
実施例 1と同様の方法により顔料中のポリ塩化ビフェ
ニル(PCB)の含有量を測定したところ、含有してい
ないことが判った。
4.6部、塩化第一銅2.48部及びモリブデン酸アン
モニウム0.16部を懸濁させる。次に、攪拌下に加熱
を行い、1時間で180℃まで昇温させ、この温度にお
いて5時間反応を行う。5時間後に室温まで冷却した
後、ケロシンを減圧溜去する。得られた粗製物を280
部の水に懸濁し、90℃で1時間加熱した後に熱時濾
過、水洗、乾燥を施すことにより銅フタロシアニン顔料
13.23部を得た。収率は91.9%であった。ま
た、実施例 1と同様の方法により顔料中のポリ塩化ビ
フェニル(PCB)の含有量を測定したところ、含有し
ていないことが判った。
部、尿素14.6部、塩化第一銅2.48部及びモリブ
デン酸アンモニウム0.16部を懸濁させる。次に、攪
拌下に加熱を行い、1時間で180℃まで昇温させ、こ
の温度において5時間反応を行う。5時間後に室温まで
冷却した後、トリクロロベンゼンを減圧溜去する。得ら
れた粗製物を280部の水に懸濁し、90℃で1時間加
熱した後に熱時濾過、水洗、乾燥を施すことにより銅フ
タロシアニン顔料13.51部を得た。収率は93.8
%であった。また、実施例 1と同様の方法により測定
した、顔料中のポリ塩化ビフェニル(PCB)の含有量
は43.1ppmであった。
得られた銅フタロシアニン0.5gとアマニ油1.0g
をフーバー・マーラーを用いて、100回転を4回繰り
返すことにより練肉し、得られたインキ0.2gと、酸
化チタンとアマニ油を重量比1:1で練り合わせた白イ
ンキを用いて淡色インキを調製した。この淡色インキを
セロファン紙の間に塗布し、測色計により測色値X、
Y、Zを測定した。得られた測色値から次式に従ってC
IELAB表色系で用いられているL* 、a* 、b* を
算出し、a* 及びb* からC* を算出した。 L* =116(Y/Y0 )1/3 −16 a* =500〔(X/X0 )1/3 −(Y/Y0 )1/3 〕 b* =200〔(Y/Y0 )1/3 −(Z/Z0 )1/3 〕 C* =〔(a* )2 +(b* )2 〕1/2 上式中、X0 、Y0 及びZ0 は光源の三刺激値であり、
ここで用いたC光源においてはそれぞれ次の様な値であ
る。 X0 =98.0705 Y0 =100.0000 Z0 =118.2246 L* は明度に対応し、この値が小さい程、試験に用いた
顔料の着色力は高いことになる。また、C* は鮮明性に
対応し、この値が大きい程、顔料の鮮明性は高いことに
なる。各実施例についての収率、顔料中のPCB顔料、
測色値L* 及びC* を表1に示し、各比較例についての
同様の値を表2に示す。
* の値から、本発明の実施例として挙げた各顔料はPC
Bを含有せず、且つ、着色力、鮮明性の何れの性質に関
しても比較例で挙げた各顔料のそれらの性質よりも優れ
ていることが解る。
ンは、着色力及び鮮明性等の色彩的特性に優れ、且つ、
原料と溶媒として用いる塩素化ベンゼンとの間の副反応
に起因するポリ塩化ビフェニル(PCB)等の副生物を
含まない純度の高い顔料として広範囲の用途に使用する
ことが出来る。
Claims (2)
- 【請求項1】 無水フタル酸もしくはフタルイミド、尿
素、金属塩、触媒及び下記の一般式(1)あるいは一般
式(2)で表わされる添加剤を有機溶媒中で加熱反応せ
しめることを特徴とする金属フタロシアニンの製造法。 一般式(1) 【化1】 (式中、Rは水酸基、アルコキシ基、アルキルチオ基、
アミノ基、モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ
基、ハロゲン原子、シアノ基あるいはニトロ基を有する
アルキル基を表わす。) 一般式(2) 【化2】 (式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ独立にアルキル
基、アリール基、アラルキル基、芳香族あるいは脂肪族
複素環残基を表わす。また、R1 、R2 及びR3のうち
の任意の2個の置換基が互いに結合して炭素環あるいは
複素環を形成してもよい。) - 【請求項2】 一般式(1)あるいは一般式(2)で表
わされる添加剤を、使用する金属塩の0.01〜0.6
倍モル使用する請求項1記載の金属フタロシアニン製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012097A JPH10204309A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 金属フタロシアニンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9012097A JPH10204309A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 金属フタロシアニンの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10204309A true JPH10204309A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11796080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9012097A Pending JPH10204309A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 金属フタロシアニンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10204309A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224268A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-09-06 | Fujifilm Corp | フタロシアニン化合物の製造方法 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9012097A patent/JPH10204309A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007224268A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-09-06 | Fujifilm Corp | フタロシアニン化合物の製造方法 |
EP1984454A1 (en) * | 2006-01-24 | 2008-10-29 | Fujifilm Corporation | Method of manufacturing phthalocyanine compound |
EP1984454A4 (en) * | 2006-01-24 | 2010-04-21 | Fujifilm Corp | PROCESS FOR THE PREPARATION OF PHTHALOCYANINE COMPOUND |
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