JP2000513717A - カルボリン誘導体 - Google Patents

カルボリン誘導体

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JP2000513717A JP09540456A JP54045697A JP2000513717A JP 2000513717 A JP2000513717 A JP 2000513717A JP 09540456 A JP09540456 A JP 09540456A JP 54045697 A JP54045697 A JP 54045697A JP 2000513717 A JP2000513717 A JP 2000513717A
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Abstract

(57)【要約】 化学式(I)

Description

【発明の詳細な説明】 カルボリン誘導体 本発明は、一連のカルボリン誘導体、その調製方法、それを含有する医薬組成 物、及び療法剤におけるその使用に関するものである。さらに詳細には、本発明 は環状グアノシン3',5'-モノホスフェートに特異的なホスホジエステラーゼ(c GMP特異性PDE)の強力且つ選択的なインヒビターであるカルボリン誘導体 に関し、このインヒビターは、心血管障害の処置を含め、かかる阻害が有益であ ると考えられる様々な治療領域における有用性を持っている。 しかして、本発明はその第1の特徴において、以下の化学式(I)を有する化合 物: [式中、 R0は水素原子またはハロゲン原子を表し、 R1は、 水素原子、 -NO2、 トリフルオロメチル、 トリフルオロメトキシ、 ハロゲン原子、 シアノ、 酸素原子、チッ素原子およびイオウ原子より選択される少なくとも1つのヘテロ 原子を含む5-または6-員ヘテロ環状基(任意に、-C(=O)ORaまたはC1 〜4ア ルキルで置換されているもの)、 任意に-ORaで置換されているC1 〜6アルキル、 C1 〜3アルコキシ、 -C(=O)Ra、 -O-C(=O)Ra、 -C(=O)ORa、 -C1 〜4アルキレンC(=O)ORa、 -O-C1 〜4アルキレン-C(=O)ORa、 -C1 〜4アルキレン-O-C1 〜4アルキレン-C(=O)ORa、 -C(=O)NRaSO2c、 -C(=O)C1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ環状基 を表す)、 -C1 〜4アルキレンNRab、 -C2 〜5アルケニレンNRab、 -C(=O)NRab、 -C(=O)NRac、 -C(=O)NRa1 〜4アルキレンORb、 -C(=O)NRa1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ 環状基を表す) -ORa、 -OC2 〜4アルキレンNRab、 -OC1 〜4アルキレン-CH(ORa)CH2NRab、 -O-C1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ環状基を表 す) -O-C2 〜4アルキレン-ORa、 -O-C2 〜4アルキレン-NRa-C(=O)-ORb、 -NRab、 -NRa1 〜4アルキレンNRab、 -NRaC(=O)Rb、 -NRaC(=O)NRab、 -N(SO21 〜4アルキル)2、 -NRa(SO21 〜4アルキル)、 -SO2NRab、ならびに -OSO2トリフルオロメチルよりなる群から選択され; R2は、 水素原子、 ハロゲン原子、 -ORa、 -C1 〜6アルキル、 -NO2、及び -NRabよりなる群から選択され、 あるいは、R1及びR2は共に、3-または4-員アルキレンまたはアルケニレン鎖を 形成し、任意に少なくとも1つのヘテロ原子を含んでおり; R3は、 水素原子、 ハロゲン原子、 -NO2、 -トリフルオロメトキシ、 -C1 〜6アルキル、及び -C(=O)ORaよりなる群から選択され; R4は水素原子であり、 あるいは、 R3及びR4は共に、3-または4-員アルキレンまたはアルケニレン鎖を形成し、任 意に少なくとも1つのヘテロ原子を含んでおり; Ra及びRbは、同じかまたは異なっていてもよく、別々に水素原子及びC1 〜6ア ルキルより選択される; Rcは、フェニルまたはC4 〜6シクロアルキルを表し、かかるフェニルまたはC4 〜6 シクロアルキルは任意に、1以上のハロゲン原子、1以上の-C(=O)ORaま たは1以上の-ORaで置換されうる; nは、1,2及び3より選択される整数であり; mは、1及び2より選択される整数である]ならびにその医薬上容認されうる塩 及び溶媒和物(例えば、水和物)を提供する。 本明細書にて用いるアルキルまたはアルキレンの語は、それぞれ、示したよう な適切な炭素原子数を含むものであり、そして好適に、直鎖及び分岐鎖アルキル またはアルキレン基、典型的にはメチル、メチレン、エチル及びエチレン基、な らびに直鎖及び分岐鎖プロピル、プロピレン、ブチル、ブチレン基を包含する。 本明細書にて用いるC2 〜6アルキレンの語は、2から6の炭素原子数を含むもの であり、そして適当に、直鎖及び分岐鎖アルキレン基、特にエテニレン等を包含 する。 C4 〜6シクロアルキルは、4から6の炭素原子を含む環状基、すなわち、シク ロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンを示す。 本明細書にて用いるハロゲン原子の語には、フッ素原子、塩素原子、臭素原子 及びヨウ素原子が包含される。 本明細書にて用いる5-または6-員ヘテロ環状基には、5-または6-員ヘテロシク ロアルキル及びヘテロアリール基、例えば、テトラヒドロフラニル、ピペリジル 、ピペラニジル、ピロリジニル、モルホリニル、ピリジル、イミダゾリル、フリ ル、及びテトラゾリルが包含される。 好適には、R0は水素原子を表す。あるいは、R0はハロゲン原子、特にフッ素 原子を表してもよい。 R1は上記の置換基のいずれか、またはより好ましくは、-ORa、-O-C2 〜4 アルキレンNRab、-O-C1 〜4アルキレンHet及び-O-C2 〜4アルキレンORa を表すとよい。特に、R1は、-O-C2 〜4アルキレンNRabを表し、ここで好 適には、C2 〜4アルキレンはエチレンを表し、好ましくは、Ra及びRbは、それ ぞれにメチルを表すとよい。 特に好適には、R2は水素原子を表す。あるいは、R1及びR2が共に、前記の ごときヘテロ原子を任意に少なくとも1つ含んでいる、3-または4-員アルキレン またはアルケニレン鎖を形成する場合には、好適には、R1及びR2は共に、メチ レンジオキシ鎖、エチレンオキシ鎖、エチレンジオキシ鎖、エテニレンオキシ鎖 、プロピレン鎖、ブチレン鎖、または-NRaエチレン-O-を形成する。好ましく は、R1及びR2は共に、メチレンジオキシ、プロピレンまたは-N(CH3)-(CH2 )2-O-を形成する。 好適には、R3及びR4は共に、3-または4-員アルキレンまたはアルケニレン鎖 (任意に、前記のごとき少なくとも1つのヘテロ原子を含んでいる)を形成する 。特に好適には、R3及びR4は共に、メチレンジオキシ鎖、エチレンオキシ鎖、 エチレンジオキシ鎖、エテニレンオキシ鎖、プロピレン鎖、ブチレン鎖または- NRaエチレン-O-を形成する。好ましくは、R3及びR4は共に、メチレンジオ キシ鎖、エチレンオキシ鎖、エチレンジオキシ鎖、エテニレンオキシ鎖または プロピレン鎖を形成する。特に好ましくは、R3及びR4は共に、メチレンジオキ シまたはエチレンオキシ、最も好ましくはエチレンオキシを形成する。 本発明の化合物の好ましい下位群は、以下の化学式(Ia) [式中、R5は、-OH、-OC2 〜4アルキレンNRab及び-O-C1 〜4アルキレ ンHet(Hetは、前記のとおり)よりなる群から選択され、そして R6は、 (Cは、飽和されていても、または部分的もしくは全体的に不飽和であってもよ い5-または6-員環で、炭素原子ならびに任意に1または2のヘテロ原子(酸素原 子、イオウ原子及びチッ素原子より選択される)を含んでおり、任意にC1 〜4ア ルキルで置換されている)を表す]、ならびに医薬上容認されうる塩及び溶媒和 物(例えば、水和物)で示すことができる。 典型的には、R5は-OC2 〜4アルキレンNRab、特に、OCH2CH2N(C H3)2を表す。あるいは、R5は、-O-C1 〜4アルキレンHet(Hetは、好適にはピ ペリジル、ピロリジニジル(任意にC1 〜4アルキル例えばメチルで置換されてい る)またはモルホリニルであってよい )を表すとよい。 特に好ましくは、R5は、 または 特に を表す。 化学式(I)で示される化合物は、1以上の不斉中心を含んでいてもよく、従っ て、鏡像異性体またはジアステレオマーとして存在することができる。本発明に は化学式(I)で示される化合物の混合物 及び個々に独立した異性体が包含されることは、理解されるべきである。 塩基性中心を含む、化学式(I)で示される化合物の医薬上容認されうる塩は、 医薬上容認されうる酸とで形成された酸付加塩である。例としては、塩酸塩、臭 酸塩、サルフェート(硫酸塩)またはビサルフェート(重硫酸塩)、ホスフェー トまたはヒドロジェンホスフェート(リン酸水素塩)、アセテート、ベンゾエー ト、スクシネート、フマレート、マレアート、ラクテート、シトレート、タート レート、グルコネート、メタンスルホネート、ベンゼンスルホネート及びp−ト ルエンスルホネート塩が挙げられる。化学式(I)で示される化合物はさらに、医 薬上容認されうる、塩基との金属塩、特にアルカリ金属塩も提供することができ る。その例には、ナトリウム及びカリウム塩が含まれる。 本発明の好ましい個々の化合物を以下に例示する。 (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-フェニ ルプロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-ニト ロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-トリ フルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-メト キシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル]-3-(4-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-[4-[3-オキソ-3-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2 -イル)プロペニル]フェニル]アセトアミド (E)-1-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル)-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-フェニル-プロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-ホル ミルフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(4-ニトロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル)プロペニル]-フェニル]アセトアミド (E)-1-[1-(4-ニトロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-メチルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-フェニルプロペン-1-オン (E)-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル]アセトアミド (E)-4-[3-オキソ-3-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル)-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-1-[1-(2-クロロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(3,4-メ チレンジオキシフェニル)-プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-ブロモフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-クロロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-エトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]酢酸,フェニルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-ホルミルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル]-3-フェニルウレア (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシ-フェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-ニトロ-フェニル)-プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[(4-ビス(メチルスルホニル)アミノフェニル]プロペン-1-オン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-N-[4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1, 3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]フェニル]メタンスル ホンアミド (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]ベンズアミド (E)-4-(3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-シアノフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,4-メチレンジオキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-メチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]ウレア (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシメチルフェニル)プロペ ン-1-オン (E)-N-ベンジル-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4, 9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2,4-ジクロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-フルオロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-インダン-5-イル-1-プロペン-1-オン (E)-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンゾイル]ベンゼンスルホンアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,4-ジクロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,4-ジメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-メチル-N-[4-(3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3, 4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]アセトアミド (E)-2,2-ジメチル-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1 ,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]プロピオン アミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,5-ジメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-(N)-{4-[3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-フルオロ-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]フェニル}アセトアミ ド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,4,5-トリメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]イソブチルアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-フルオロ-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-N−(2-メトキシエチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェ ニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-メトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン (E)-N−(2-モルホリン-4-イルエチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオ キシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベン ズアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[4-(1H−テトラゾル−5−イル)フェニル]プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-シクロヘキシル-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)- 1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド (E)-N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレ ンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル ]ベンズアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-シアノフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-(4-ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3, 4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プ ロペニル]ベンズアミド (E)-N−(4-ピペリジン-4-カルボン酸)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオ キシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベン ズアミド (E)-3-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェニル)プロペン-1- オン (E)-N−(2-ピペラジン-1-イルエチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオ キシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベン ズアミド (E)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]酢酸,エチルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-テトラゾロフェニル)プロペン-1-オン (E)-2-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-3-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-1-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3 ,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル)ピペリジン- 4-カルボン酸,エチルエステル (E)-N−(1-エチルピロリジン-2-イルーメチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチ レンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニ ル]ベンズアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,5-ジt-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-[3-オキソ-3-[1-(4-メトキシカルボニルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-2-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸 (E)-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェノキシ)酢酸,エチルエステル (E)-(4-[3-オキソ-3 -(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル)酢酸 (E)-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェノキシ)酢酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ニトロ-4-クロロフェニル)プロペ ン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(5-ニトロ-2-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-クロロ-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンジルオキシ)酢酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(5-アミノ-2-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-クロロ-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-2-クロロ-5-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-(2-ジイソプロピルアミノエトキシ )フェニル)プロペン-1-オン (E)-2-クロロ-5-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)-4-ニトロフェニル)プロペン-1 -オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)-4-アミノフェニル)プロペン-1 -オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-メトキシ-フェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル]-3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2,6-ジクロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-メチルアミノメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-メチルフェニル)-プロペン-1-オン (E)-N-メチル-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9 -テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンゼンスルホンアミド (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-アセチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ニトロ-2-ピペリジン-1-イルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-イソプロピルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2 -イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-(S)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル]-3(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(4-メチルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレ ンジオキシ)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズ アミド (E)-1-[1-(インダン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]- 3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-アセチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オ ン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]プロペニル]-安息香酸,メチルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[1,4]オキサジン-6-イル) プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2-ヒドロキシ-5-ニトロフェニル)プ ロペン-1-オン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル)安息香酸 (E)-1-[1-(ベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル)トリフルオロメタンスルホン 酸,フェニルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン (E)-1-[1-(ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2-ジメチルアミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2-ピペリジン-1-イルフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-4-[3-(1-ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2- イル)-3-オキソ-プロペニル]安息香酸 (E)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル)トリフルオロメタンスルホン酸 ,フェニルエステル (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(2-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1- オン (E)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ- β-カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピロリジン-1-イルエトキシ)フェニル)プロペン-1- オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[4-ピロリジン-1-イルフェニル]プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-[4-イミダゾール-1-イルフェニル]プロペン-1-オン (E)-4-[3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペ ン-1-オン (E)-1-[1-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-4-[3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]安息香酸 (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-(S)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1- オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-(S)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン (E)-(S)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン- 1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル)]-3-(4-(1-(S)-メチルピロリジン-2-イル-メトキシ)フェニ ル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル)]-3-(4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)フェニル)プ ロペン-1-オン (E)-1-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-(4- メチルピペラジン-1-イル)-フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル)]-3-(4-(1-(S)-メチルピロリジン-2-イル-メトキシ)フェニル) プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)フェニル)プロペ ン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1-オ ン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-フルオロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-(R)-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1- オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1 -オン (E)-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-ジフルオロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピロリジン-1-イルエトキシ)フェニル)プロペン-1- オン (E)-(R)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フェニルプロペン-1-オン (E)-1-[1-(3-フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(3-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テト ラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-モルホリン-4-イルエトキシ)フェニ ル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-(エチルメチルアミノ)エトキシ)フェニル)プロ ペン-1-オン (E)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロペニル)フェニル)プロペン- 1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(3-ジメチルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)フェニ ル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-(1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,49-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル)-3-(4-ホルミルフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-プロピルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-[4-(2-ジメチルアミノエチルアミノ)フェニルプロペン- 1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-アミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テト ラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-メチルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-イソプロピルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オ ン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-ジメチルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-[4-(3-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル]プロペン- オン (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピペリジン-1-イルエトキシ)フェニル)プロペン- 1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル)-3-(4-(2-ピペリジン-1-イルエトキシ)フエニル]プロペン-1-オン (E)-(R)-[2-(4-{3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル}フェノキシ)エチル]メチルカ ルバミン酸,t-ブチルエステル (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニル]プロペン-1-オ ン ならびに医薬上容認されうるそれらの塩及び溶媒和物(例えば、水 和物)。 本発明で特に好ましい化合物は、 (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オ ンならびに医薬上容認されうるその塩及び溶媒和物(例えば、水和物)である。 本発明の化合物は、cGMP特異性PDEの強力且つ選択的なインヒビターで あることが示されている。従って、化学式(I)で示される化合物は、医療におけ る使用、特に、cGMP特異性PDEの阻害が有益であると考えられている様々 な状態の治療に有効である。 本発明の化合物によって示される選択的なPDE5阻害ゆえに、cGMPレベ ルは高められ、転じて有効な抗血小板、抗好中球、抗脈管痙性、血管拡張性、ナ トリウム尿排泄亢進及び利尿活性の上昇、さらには、内皮由来弛緩因子(EDR F)、ニトロ血管拡張剤、心房ナトリウム尿排泄亢進因子(ANF)、脳ナトリ ウム尿排泄亢進ペプチド(BNP)、C型ナトリウム尿排泄亢進ペプチド(CN P)ならびにブラジキニン、アセチルコリン及び5−HT1などの内皮依存性弛 緩剤の効果の強化をもたらすことができる。化学式(I)で示される化合物は、 安定性、不安定性及び特異型(プリンツメタル)アンギナ、高血圧、肺疾患高血 圧、充血心不全、腎不全、アテローム性動脈硬化、血管開存減退状態(例えば経 皮的内腔転移冠動脈血管形成後)、末梢血管疾患、レイノルド疾患などの血管障 害、炎症性疾患、卒中、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性 鼻炎、緑内障、勃起性無機能ならびに腸運動障害として特徴づけられる疾患(例 えば腸過敏症候群)を含む多くの病態の治療に利用される。 確立された状態の治療と同様に、予防にまで拡張された医療に関連することは 評価されるであろう。 また、「化学式(I)で示される化合物」またはこの生理学上許容される塩も しくは溶媒和物が、そのままの化合物としてまたはいずれかを含む医薬組成物と して投与されうることは評価されるであろう。 本発明のさらなる観点として、安定性、不安定性及び特異型(プリンツメタル )アンギナ、高血圧、肺疾患高血圧、慢性閉塞性肺疾患、充血心不全、腎不全、 アテローム性動脈硬化、血管開存減退状態(例えばPTCA後)、末梢血管疾患 、レイノルド疾患などの血管障害、炎症性疾患、卒中、気管支炎、慢性喘息、ア レルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、緑内障、勃起性無機能または腸運動障害と して特徴付けられる疾患(例えばIBS)の治療における用途のための化学式( I)で示される化合物が提供される。 本発明の他の観点によれば、安定性、不安定性及び特異型(プリンツメタル) アンギナ、高血圧、肺疾患高血圧、慢性閉塞性肺疾患、充血心不全、腎不全、ア テローム性動脈硬化、血管開存減退状態(例えばPTCA後)、末梢血管疾患、 レイノルド疾患などの血管障害、炎症性疾患、卒中、気管支炎、慢性喘息、アレ ルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、緑内障、勃起性無機能または腸運動障害とし て位置づけられる疾患(例えばIBS)の治療のための医薬の製造のための、化 学式(I)で示される化合物の用途が提供される。 他の観点によれば、本発明は、ヒトまたはヒト以外の動物の体における安定性 、不安定性及び特異型(プリンツメタル)アンギナ、高血圧、肺疾患高血圧、慢 性閉塞性肺疾患、充血心不全、腎不全、アテローム性動脈硬化、血管開存減退状 態(例えばPTCA後)、末梢血管疾患、レイノルド疾患などの血管障害、炎症 性疾患、卒中 、気管支炎、慢性喘息、アレルギー性喘息、アレルギー性鼻炎、緑内障、勃起性 無機能または腸運動障害として特徴づけられる疾患(例えばIBS)の治療の、 化学式(I)で示される化合物の治療上有効な量をその体に投与することを含む 方法を提供する。 本発明の化合物は、例えば口、口腔粘膜、舌下、直腸、膣、鼻、局所または非 経口部(静脈内、筋肉内、皮下及び冠動脈内を含む)等のあらゆる適切な経路に より、投与されても良い。経口投与が一般的には好ましい。 前述の疾患の治療または予防処置におけるヒトへの投与において、化学式(I )で示される化合物の経口投与量は、平均的な成人の患者(70キログラム)に 対しては、一般的には一日に0.5から800ミリグラムの範囲である。従って 、典型的な成人の患者用には、一日に1回または数回の、一のまたは複数の投薬 における投与のため、個々の錠剤またはカプセルは、医薬上許容される適切な媒 体または担体中に、0.2から400ミリグラムの有効成分を含む。静脈内、口 腔粘膜または舌下の投与のための投薬量は、必要に応じて、単一薬剤当たり0. 1から400ミリグラムの範囲内である。現実には、医師は、個々の患者にとっ て最も適切で、特定の患者の年齢、体重及び感応性に応じた、実際の投薬医療を 決定するであろう。上記の投薬量は平均的ケースにおける模範的なものであり、 より高いまたはより低い投薬量範囲が効果的であろう個々の事例があり得、そし て、それらは本発明の観点に含まれる。 ヒトへの用途のためには、化学式(I)で示される化合物は単独で用いうるが 、一般的には、意図される投与経路及び標準的な医薬実務を考慮して選択される 医薬上の担体との混合物として投与されるであろう。例えば、この化合物は、ス ターチまたはラクトースなどの賦形剤を含む錠剤の形態において、また単独また は賦形剤と混 合されたカプセルまたは膣坐剤において、また香料または着色剤を含むエリキシ ルまたは懸濁液の形態において、経口により、口腔粘膜によりまたは舌下により 投与されるであろう。このような液剤は、懸濁化剤(例えば、メチルセルロース 、ワイトプソル(witepsol)またはアプリコットケーネルオイルとPEG−6エ ステルとの混合物もしくはPEG−8とカプリル/カプリン酸グリセリドとの混 合物などのグリセリドの混合物等の半合成グリセリド)などの医薬上許容される 添加剤とともに調剤されるであろう。この化合物はまた、例えば静脈内、筋肉内 、皮下または冠動脈内などの非経口の手段により注入されても良い。非経口投与 のためには、この化合物は、例えば血液と等張の溶液を形成するように塩または マニトールもしくはグルコースなどの単糖類等の他の物質を含む、無菌水性溶液 の形態での使用が最良である。 従って、さらなる観点によれば、本発明は、医薬上許容される希釈剤または担 体とともに化学式(I)で示される化合物を含む医薬組成物を提供する。 本発明によって、化学式(I)で示される化合物を含む医薬組成物の調製法が さらに提供され、その方法は化学式(I)で示される化合物を医薬上許容される 希釈剤または担体と混合することを含む。 化学式(I)で示される化合物はまた、前述の疾患状態の治療に有効であろう 他の治療剤との組み合わせにおいても用いられるであろう。従って、他の観点に よれば、本発明は化学式(I)で示される化合物の他の治療剤との組み合わせを 提供する。 前述の組み合わせは、医薬調剤の形態における用途として有効に提供されるで あろうし、従って医薬上許容される希釈剤または担体との前述の組み合わせを含 む医薬組成物は、本発明のさらなる観点 に含まれる。 また、このような組み合わせの個々の成分は、分離された医薬上の処方におい て、連続的にまたは同時に投与されてもよい。 化学式(I)で示される化合物と組み合わされて用いられる知られた治療薬剤 の適切な用量は、当業者にとって直ちに理解されるであろう。 化学式(I)で示される化合物は、当分野で知られたいかなる適切な方法にて も調製することができるであろうし、または本発明の一部をなす後述の方法によ っても調製することができるであろう。この方法において、下記のR0、R1、R2 、R3及びR4は、特に示唆しない限り上記の化学式(I)に規定されるとおり である。 本発明によってさらに、化学式(I)で示される化合物を調製する方法(A) が提供される。この方法は、以下の化学式(II)及び(III)で示される化合物 を反応させる工程を含むものである。 (式中、Xは水酸基またはハロゲン基を表す) 好適には、反応は1,3-ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)または1-(3 -ジメチルアミノプロピル)-3-エチルカルボジイミド(EDCI)及び1-ヒドロ キシベンゾトリアゾール(HOBT)の存在下に、ジメチルホルムアミド(DM F)またはジクロロメタン(DCM)などの好適な有機溶媒中で数時間、例えば 、8時間から2日間行われる。 化学式(I)で示される化合物は、化学式(II)の適切な鏡像異性体から、そ れぞれの鏡像異性体として、または化学式(II)の適切なラセミ化合物からラセ ミ混合物として調製してもよい。本発明の化合物のそれぞれの鏡像異性体は、例 えば、ハイパーシル・ナフチルウレア(Hypersil naphthyl urea)などのキラル カラムでHPLCを用いて、またはジアステレオ異性体の塩の分離を用いて、ラ セミ混合物をそれらを構成する鏡像異性体に分離するための当該技術分野におい て知られた方法を使用して分割することにより、ラセミ体から調製してもよい。 化学式(II)で示される化合物は、以下の化学式(IV)のトリプタミン誘導体 と化学式(V)のアルデヒドとの間のピクテット−スペングラー(Pictet-Speng ler)環化によって調製することができる。 反応は、好ましくは、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン)または 芳香族炭化水素(例えば、トルエン)などの好適な溶媒中で、トリフルオロ酢酸 (TFA)などの酸の存在下に行うとよい。反応は、一工程で化学式(II)で示 される化合物が提供されるように、好ましくは20℃から還流までの温度にて行 うとよい。また、反応は還流のもと、生成する水の除去のために随意にディーン −スターク装置(Dean-Stark apparatus)を用い、芳香族炭化水素(例えば、ト ルエン)などの溶媒中で行ってもよい。 反応によって、化学式(II)のラセミ化合物が得られる。鏡像異性体は、溶媒 としての酢酸エチル:メタノール中での分画晶出を使用し、N-アセチルロイシ ンを用いた分割から得ることができる。(R)及び(S)鏡像異性体は、出発物質とし てN-アセチル-(D)及び(L)-ロイシンのいずれを用いたかに依存して、塩として 単離されうる。 化学式(IV)及び(V)で示される化合物は市販の化合物であるか、または以 下の実施例に記載するごとき標準的な合成技術によって調製される。 化学式(III)で示される化合物は、以下の化学式(VI) に示される対応するアルデヒドから、ウィッティヒ反応とそれに続く塩基性加水 分解を用いることによって好適に調製することができる。 あるいは、化学式(III)で示される化合物は、マロン酸を用いて、クネーフ ェナーゲル反応によって化学式(VI)で示される化合物から調製してもよい。 化学式(VI)で示される化合物は、合成有機化学の技術分野において知られて いる技術を用いて、対応する既知のアルコール、ニトリル、またはハロゲン化物 誘導体から調製することができる。 さらなる一般方法(B)によれば、化学式(I)で示される化合物を、以下の 実施例に記載するごとき好適な相互変換技術を用いて化学式(I)で示される別 の化合物に変換させることができる。 本発明の化合物は、適切な溶媒からの晶出または当該溶媒の蒸発によって、溶 媒分子と会合して単離することができる。 塩基性中心を含む、化学式(I)で示される化合物の医薬上容認されうる酸付 加塩は、旧来の方法によって調製するとよい。例えば、遊離塩基の溶液を好適な 酸(原液または好適な溶液にて)と処理し、得られる塩を反応溶媒の濾過または 減圧下での蒸発のいずれかにより単離するとよい。医薬上容認されうる塩基付加 塩は、化学式(I)で示される化合物の溶液を好適な塩基と共に処理することに より、類似の方法で得ることができる。双方の型の塩は、イオン交換樹脂技術を 使用して、形成または相互変換することができる。 かくして、本発明の他の観点によれば、前述の方法(A)または(B)を含み 、さらに (i) 塩形成;または (ii) 溶媒和物(例えば水和物)形成 が含まれる、化学式(I)で示される化合物またはその塩もしくは溶媒和物(例 えば水和物)の調製のための方法が提供される。 以下、下記のさらなる略語を実施例の記載において用いることとする。 rt(室温)、DMSO(ジメチルスルホキシド)、NBS(N−ブロモスクシ ンイミド)、THF(テトラヒドロフラン)、TFA(トリフルオロ酢酸)、P STA(−トルエンスルホン酸)、AIBN(2,2'-アゾビス イソブチロニ トリル)、及びTBDMSCI(塩化t−ブチルジメチルシリル)。中間体1 1- フェニル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン DCM(800mL)にトリプタミン(15g、94.0mmol)及びベン ズアルデヒド(10.9g、1.1当量)を含む溶液をTFA(15mL、2当 量)で処理した。得られた混液を室温で1日攪拌し、次いで炭酸ナトリウムの飽 和水溶液でpH7.0になるように中和した。濾過して、乾燥するまで濃縮した 後、残渣を2−プロパノールから再結晶させ、白色結晶として表記化合物(11 .0g、47%)を得た。 融点:175〜177℃中間体2 1-(4- メトキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(15g、94.0mmol)、4-メトキシベンズアルデヒド( 12.9g、1.1当量)及びTFA(14.6mL、2当量)を用い、中間体 1と同様の手法を使用して本産物を調製し、褐色を帯びた粉体として表記化合物 (20.9g、80%)を得た。 融点:131℃中間体3 1-(4- ニトロフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(2.0g、12.5mmol)、4-ニトロベンズアルデヒド( 1.88g、1当量)及びTFA(1.9mL、2当量)を用い、中間体1と同 様の手法を使用して本産物を調製し、黄色の粉体として表記化合物(3.1g、 86%)を得た。 融点:190℃中間体4 1-(4- トリフルオロメトキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリ トリプタミン(2.0g、12.5mmol)、4-トリフルオロメトキシベン ズアルデヒド(2.4g、1当量)及びTFA(1.9mL、2当量)を用い、 中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、白色の粉体として表記化合物 (1.6g、38%)を得た。 融点:68〜69℃中間体5 1-(4- クロロフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(5.0g、30mmol)、4-クロロベンズアルデヒド(4. 6g、1当量)及びTFA(4.6mL、2当量)を用い、中間体1と同様の手 法を使用して本産物を調製し、白色の粉体として表記化合物(4.16g、49 %)を得た。 融点:161℃中間体6 1-(4- メチルフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(1.0g、6.2mmol)、4-メチルベンズアルデヒド(0 .74g、1当量)及びTFA(1mL、2当量)を用い、中間体1と同様の手 法を使用して本産物を調製し、白色の粉体として表記化合物(1.6g、100 %)を得た。 融点:207〜209℃中間体7 1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(20.0g、120mmol)、3,4-メチレンジオキシベンズ アルデヒド(20.6g、1.1当量)及びTFA(18mL、2当量)を用い 、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、エタノールより再結晶後に 、白色結晶として表記化合物(22g、60%)を得た。 融点:178℃中間体8 4-(2,3,4,9- テトラヒドロ-1H-β-カルボリン-1-イル)安息香酸,メチルエステ トリプタミン(2.8g、17.4mmol)、4-ホルミル安息香酸,メチル エステル(2.87g、1.1当量)及びTFA(2.7mL、2当量)を用い 、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、イソプロパノール:H2O より再結晶した後に白色結晶として表記化合物(0.5g、9%)を得た。 融点:179℃中間体9 1- インダン-5-イル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(1.28g、8.0mmol)、インダン-5-カルボキシアル デヒド(1.3g、1.1当量)及びTFA(1.2mL、2当量)を用い、中 間体1と同様の手法を使用して本産物を調製した。1 H NMR(CDCl3)δ7.6(s,1H),7.4(m,1H),6.9− 7.2(m,6H),5.1(s,1H),3.3−3.4(m,1H),2. 9−3.1(m,1H),2.7−2.9(m,6H),1.9−2.2(q, 2H)。中間体10 1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボ リン 本産物は、二工程手法を使用して調製した。トルエン(1L)にトリプタミン (32.4g、0.2mol)及び2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-カルボキシア ルデヒド(30.0g、1当量)を含む溶液を、還流下に4時間加熱した。4m Lの水を除去しトルエンを蒸 発させた後に、残渣をTFA(31mL、2当量)の存在下にDCM(1L)中 に溶解させた。得られた混液を室温にて16時間攪拌した。次いで、NaHCO3 の飽和水溶液1Lを添加した。DCMで抽出してMgSO4にて乾燥させた後、 有機性溶液を真空にて蒸発させた。DCM:iPr2O(2:30)より再結晶 させて、白色結晶として表記化合物を80%の収率で得た。1 H NMR(CDCl3)δ7.6(s 1H) 7.5−7.6(m,1H), 7−7.3(m,5H),6.7−6.75(d,1H),5.1(s,1H) ,4.5−4.6(t,2H),3.3−3.45(m,1H),3.05−3 .2(t,3H),2.7−3(m,2H)。中間体11 1-(4- イソプロピルフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(5.0g、31.2mmol)、4-イソプロピルベンズアルデ ヒド(5.08g、1.1当量)及びTFA(4.8mL、2当量)を用い、中 間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、iPrO2より再結晶した後白 色結晶として表記化合物(5.9g、67%)を得た。 融点:146℃中間体12 1-(2,3- ベンゾフラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(2.27g、14.1mmol)、2,3-ベンゾフラン-5-カル ボキシアルデヒド(2.1g、1当量、Dorn,C.P.らの 欧州特許公開第481671号公報の方法に従って調製)及びTFA(2.2m L、2当量)を用い、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、シクロ ヘキサンより再結晶した後白色結晶として表記化合物(3.0g、74%)を得 た。 融点:134〜136℃中間体13 1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H- β-カルボリン トリプタミン(4.92g、30.7mmol)、2,3-ジヒドロベンゾ[1,4] ジオキシン-6-カルボキシアルデヒド(5.05g、1.0当量)及びTFA( 5.0mL、2当量)を用い、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し 、iPr2Oより再結晶した後白色結晶として表記化合物(7.05g、75% )を得た。 融点:144℃中間体14 1-(3- フルオロ-4-メトキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリ トリプタミン(4.80g、30.0mmol)、3-フルオロ-4-メトキシベ ンズアルデヒド(4.86g、1.05当量)及びTFA(4.6mL、2当量 )を用い、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、白色結晶として表 記化合物(5.2g、59%)を得た。 融点:68℃中間体15 1-(3,4- ジフルオロフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(5.4g、33.5mmol)、3,4-ジフルオロベンズアルデ ヒド(5.0g、1.05当量)及びTFA(5.2mL、2当量)を用い、中 間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、白色結晶として表記化合物(7 .8g、82%)を得た。 融点:151℃中間体16 1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-6-フルオロ-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β -カルボリン 5-フルオロトリプタミン(1.59g、8.9mmol)、3,4-メチレンジオ キシベンズアルデヒド(1.47g、1.1当量)及びTFA(1.9mL、2 当量)を用い、中間体1と同様の手法を使用して本産物を調製し、白色結晶とし て表記化合物(2.34g、85%)を得た。 融点:172℃ C1815FN22についての分析: 計算値:C,69.67;H,4.87;N,6.12; 実測値:C,69.47;H,4.85;N,6.23%中間体17 1-(2- クロロフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン トリプタミン(1.0g、6.2mmol)、2-クロロベンズアルデヒド(0 .7mL、1.0当量)及びTFA(1.0mL、2当量)を用い、中間体1と 同様の手法を使用して本産物を調製し、 表記化合物(1.2g、69%)を得た。1 H NMR(CDCl3)δ7.6(s,1H),7.45(d,1H),7. 40(d,1H),6.9−7.2(m,6H),5.6(s,1H),3.2 −3.0(m,2H),2.9−2.7(m,2H),2.4(s,1H)。中間体18 (S)-1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボ リン (S)-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カル ボリンは、メタノール中での、N-アセチル-(L)-ロイシン(Sigma社)との対応 するラセミアミンの分解と、それに続くメタノールからの再結晶より得た。再結 晶物のDCM中での懸濁液を、NaHCO3の飽和水溶液で処理すると、光学異 性的に純粋な(S)-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1 H-β-カルボリンが、ベージュ色結晶として55%の収率で得られた。 融点:173℃ C181622.0.35H2Oについての分析: 計算値:C,72.39;H,5.64;N,9.38; 実測値:C,72.35;H,5.44;N,9.1% [α]D 19.6=−35(c=0.53,MeOH)。中間体19 (R)-1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボ リン 中間体18の場合と同様のプロトコルに従って、(R)-1-(3,4-メチレンジオキ シフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリン を、メタノール中での、N-アセチル-(D)-ロイシン(Sigma社)との対応するラ セミアミンの分解と、それに続くメタノールからの再結晶より得た。再結晶物の DCM中での懸濁液を、NaHCO3の飽和水溶液で処理すると、光学異性的に 純粋な(R)-1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β- カルボリンが、白色結晶として59%の収率で得られた。 融点:92〜94℃ C181622についての分析: 計算値:C,73.95;H,5.52;N,9.58; 実測値:C,73.72;H,5.52;N,9.52% [α]D 21.=34(c=0.50,MeOH)。中間体20 (R)-1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カ ルボリン 中間体18の場合と同様のプロトコルに従って、(R)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ フラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリンを、メタノール中で の、N-アセチル-(D)-ロイシン(Sigma社)との対応するラセミアミンの分解と 、それに続くメタノールからの再結晶より得た。再結晶物のDCM中での懸濁液 を、NaHCO3の飽和水溶液で処理すると、光学異性的に純粋な(R)-1-(2,3-ジ ヒドロベンゾフラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリンが、白 色結晶として55%の収率で得られた。 融点:98〜99℃ C19182O.0.15H2Oについての分析: 計算値:C,77.87;H,6.29;N,9.56; 実測値:C,77.83;H,6.33;N,9.44% [α]D 21=42(c=0.50,MeOH)。中間体21 (S)-1-(4-(2,3- ジヒドロベンゾ(b)フラン)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カ ルボリン 中間体18の場合と同様のプロトコルに従って、(S)-1-(2,3-ジヒドロベンゾ フラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カルボリンを、メタノール/酢 酸エチル中での、N-アセチル-(L)-ロイシン(Sigma社)との対応するラセミア ミンの分解と、それに続くメタノールからの再結晶より得た。再結晶物のDCM 中での懸濁液を、NaHCO3の飽和水溶液で処理すると、光学異性的に純粋な( S)-1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-β-カル ボリンが、淡黄色粉体として45%の収率で得られた。 融点:175℃ C19182O.1.0H2Oについての分析: 計算値:C,74.0;H,6.54;N,9.08; 実測値:C,74.01;H,5.88;N,8.92% [α]D 19.7=−49(c=0.50,MeOH)。中間体22 (E)-3-(4- ウレイドフェニル)アクリル酸 水と酢酸との混合液(50mL)中に、(E)3-(4-アミノフェニル)アクリル酸 (1.0g、5.0mmol)及びイソシアン酸カリウム(2.0g、5当量) を含む攪拌溶液を、100℃にて12時間加熱した。冷却後、白色固体の沈殿が 析出した。濾過し、水とメタノールとの混合液で濾過後のケーキを洗浄し、そし て真空で乾燥させて、白色固体として表記化合物(0.82g、80%)を得た 。 融点>350℃中間体23 (E)-3-(4- アセチルメチルアミノフェニル)アクリル酸 ピリジン(3.5mL)中に、N-(4-ホルミルフェニル)-N-メチルアセトア ミド(1.0g、5.64mmol)及びマロン酸(1.06g、1.8当量) を含む攪拌溶液を、60℃にて12時間加熱した。得られた混合液を塩酸(1N )中に注ぎ、沈殿を得た。濾過して、白色固体として表記化合物(1.2g、9 8%)を得た。 融点:213〜215℃ C1213NO3.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,64.68;H,6.06;N,6.29; 実測値:C,64.43;H,6.18;N,6.36% N−(4-ホルミルフェニル)-N-メチルアセトアミド(1.0g、46%)は、 ヨードメタン(1.2mL、1.5当量)及びNaH(0.73g、1.5当量 、鉱油中に60%)の存在下、THF中でN-(4-ホルミルフェニル)アセトアミ ド(2.0g、12.2mmol)からオイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ2.0(s,3H),3.4(s, 3H),7.4(d,2H),8.0(d,2H)。中間体24 (E)-3-[4-(2- メトキシエチルカルバモイル)フェニル]アクリル酸 4-ホルミル-N-(2-メトキシエチル)ベンズアミドより開始したことを除いては 中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色粉体として表記化合物を5 7%の収率で得た。 融点:205℃ 4-ホルミル-N-(2-メトキシエチル)ベンズアミド(158mg、48%)は、 MnO2(3.0g、22当量)の存在下、DCM中で4-ヒドロキシメチル-N-( 2-メトキシエチル)ベンズアミド(330mg、1.6mmol)の酸化によっ て得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.9(s,1H),7.8(s, 4H),6.8(s,1H),3.4−3.6(m,4H),3.2(s,3H )。 4-ヒドロキシメチル-N-(2-メトキシエチル)ベンズアミド(330mg、14 %)は、Et3N(0.95mL、1.0当量)、EDCI(1.2g、1.0 当量)及びHOBT(0.88g、1.0当量)の存在下、4-(ヒドロキシメチ ル)安息香酸(1.0g、6.5mmol)を2-メトキシエチルアミン(0.6 mL、6.5mmol)とカップリングさせることによりオイルとして得た(R f=0.7、DCM:MeOH(9:1))。中間体25 (E)-[4-(2- ジメチルアミノエトキシ)フェニル]アクリル酸 4-(2-ジメチルアミノエトキシ)ベンズアルデヒドより開始したことを除いては 中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色粉体として表記化合物を1 00%の収率で得た。 融点:243℃ 4-(2-ジメチルアミノエトキシ)ベンズアルデヒド(20.6g、65%)は、 MnO2(3.0g、22当量)の存在下、4-ヒドロキシベンズアルデヒド(2 0g、164mmol)をDMF中で、塩化ジメチルアミノエチル(144g、 8当量)及びK2CO3(24.9g、1.1当量)で80℃にて16時間アルキ ル化することに よって得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.85(s,1H),7.9−7 .8(d,2H),7−6.9(d,2H),4.2(t,2H),2.7(t ,2H),2.3(s,6H)。中間体26 (E)-3-[4-(2- モルホリン-4-イル-エチルカルバモイル)フェニル]アクリル酸 4-ホルミル-N-(2-モルホリン-4-イル-エチル)ベンズアミドより開始したこと を除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、ゴム状の固体として 表記化合物を得た。 4-ホルミル-N-(2-モルホリン-4-イル-エチル)ベンズアミド(0.14g、5 5%)は、4-ヒドロキシメチル-N-(2-モルホリン-4-イル−エチル)ベンズアミ ド(0.24g、0.9mmol)をMnO2(1.73g、20mmol)で 酸化することによって得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10(s,1H),7.9(s,4 H),6.8(s,1H),3.5(t,5H),2.6(t,2H),2.3 (m,5H)。中間体27 (E)-3-(4- シクロヘキシルカルバモイルフェニル)アクリル酸 N-シクロヘキシル-4-ホルミルベンズアミドより開始したことを除いては中間 体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を54 %の収率で得た。 融点:214℃ N-シクロヘキシル-4-ホルミルベンズアミド(0.6g、60%)は、N-シ クロヘキシル-4-(ヒドロキシメチル)ベンズアミド(1 .0g、4.29mol)をMnO2(0.2g、22当量)で酸化することに よって白色粉体として得られた。 融点:163℃1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10(s,1H),7.95(s, 4H),6.6(s,1H),4.1(m,1H)3.9−3.7(m,3H) ,3.4−3.3(m,1H),2.1−1.9(m,2H);1.8−1.7 (m,2H)。 N-シクロヘキシル-4-(ヒドロキシメチル)ベンズアミド(1.0g、66%) は、Et3N(0.95mL、1.0当量)、EDCI(1.2g、1.0当量 )及びHOBT(0.88g)1.0当量)の存在下、4-(ヒドロキシメチル)安 息香酸をシクロヘキシルアミン(0.75mL、1当量)とカップリングさせる ことにより、白色結晶として得られた。 融点:185℃1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.8−7.7(d,2H),7. 5−7.4(d,2H),6.8(s,1H),4.8(s,2H),4.2( m,1H),4.0−3.75(m,2H),3.4−3.3(m,1H),2 .7(m,1H),2−1.9(m,2H),1.6(m,H),1.1(m, 1H)。中間体28 (E)-3-{4-[( テトラヒドロフラン-2-イルメチル)カルバモイル]フェニル}アクリ ル酸 4-ホルミル-N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)ベンズアミドより開始し たことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色粉体とし て表記化合物を49%の収率で得た。 融点:215℃ 4-ホルミル-N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)ベンズアミド(0.36 g、50%)(Rf=0.3、DCM:MeOH)は、4-ヒドロキシメチル-N- (テトラヒドロフラン-2-イルメチル)ベンズアミド(0.72g、3.0mmo l)をMnO2(0.36g、22当量)で酸化することによってオイルとして 得られた。 4-ヒドロキシメチル-N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)ベンズアミド( 0.72g、46%)は、Et3N(0.95mL、1.0当量)、EDCI( 1.2g、1.0当量)及びHOBT(0.88g、1.0当量)の存在下、4- (ヒドロキシメチル)安息香酸(1.0g、6.5mmol)をテトラヒドロフラ ン-2-イル-メチルアミン(0.67mL、1.0当量)とカップリングさせるこ とにより無色オイルとして得た(Rf=0.6、DCM:MeOH(9:1)) 。中間体29 (E)-1-[4-(2- カルボキシビニル)ベンゾイル]ピペリジン-4-カルボン酸,エチル エステル 1-(4-ホルミルベンゾイル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステルより開 始したことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉 体として表記化合物を46%の収率で得た。 融点:165℃ 1-(4-ホルミルベンゾイル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステル(96 0mg、49%)(Rf=0.6、DCM:MeOH(95:5))は、1-(4- ヒドロキシメチルベンゾイル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステル(2. 0g、6.8mmol)をMnO2(13.1g、22当量)で酸化することに よってオイルとして 得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10(s,1H),7.9(d,2 H),7.5(d,2H),4.5(d,1H),4.1(q,2H),3.6 (d,1H),3.1(br s,2H),2.5(m,1H),2.1−1. 6(m,4H),1.2(t,3H)。 1-(4-ヒドロキシメチルベンゾイル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステ ル(1.9g、100%)は、Et3N(0.95mL、1.0当量)、EDC I(1.2g、1.0当量)及びHOBT(0.88g、1.0当量)の存在下 、4-(ヒドロキシメチル)安息香酸(1.0g、6.5mmol)を4-ピペリジン -4-カルボン酸,エチルエステル(1mL、6.5mmol)とカップリングさ せることにより、無色オイルとして得られた(Rf=0.1、DCM:MeOH (95:5))。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.2(s,4H),4.5(s, 2H),4.3(br s,1H),4.1(q,2H),3.6(br s, 1H),3(t,2H),2.5(m,1H),2.1−1.6(m,4H), 1.2(t,3H)。中間体30 (E)-3-(4- エトキシカルボニルメチルフェニル)アクリル酸 (4-ホルミルフェニル)酢酸,エチルエステルより開始したことを除いては中間 体23の調製におけると同様の方法を用い、黄色のゴム状物として表記化合物を 52%の収率で得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.8−7.6(m,3H),7. 4−7.3(d,2H),6.9−6.8(d,1H),4.1−3.9(q, 2H),3.55(s,2H),1.2( t,3H)。 (4-ホルミルフェニル)酢酸,エチルエステルは、Biagi,G.;Livi,O.;Verugi,E .Farmaco-Ed.Sc.1988,43,597-611の方法に従って調製した。中間体31 (E)-1-[4-(2- カルボキシビニル)フェニル]ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエ ステル 1-(4-ホルミルフェニル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステルより開始 したことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、黄色の粉体 として表記化合物を86%の収率で得た。 融点:212℃ C1721NO4.0.15H2Oについての分析: 計算値:C,66.71;H,7.01;N,4.58; 実測値:C,66.77;H,7.01;N,4.79%。 1-(4-ホルミルフェニル)ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステルは、Duckw orth,D.M.Hindley,R.;Richard,M.欧州特許公開第68669号公報の方法に 従って調製した。中間体32 (E)-4-(2- カルボキシビニル)-3-クロロ安息香酸,メチルエステル 3-クロロ-4-ホルミル安息香酸,メチルエステルより開始したことを除いては 中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を 58%の収率で得た。 融点:221℃ 3-クロロ-4-ホルミル安息香酸,メチルエステル(4.0g、81%)は、E t3N(100mL、7当量)の存在下、4-ブロモメチル -3-クロロ安息香酸,メチルエステル(6.0g、26mmol)を、p-トルエ ンスルホン酸銀(15.0g、2.0当量)と100mLのDMSO中で室温に て1時間反応させることによって調製した。100mLの水で得られた混合液を 急冷し、100mLの酢酸エチルで2回抽出して50mLの水で洗浄し、Na2 SO4にて乾燥させて溶離溶媒としてシクロヘキサン:酢酸エチル(95:5) を用いたフラッシュクロマトグラフィーを行って、表記化合物(2.3g、42 %)がオイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10.5(s,1H),8.1(s ,1H),7.8−7.7(d,1H),7.4−7.3(d,1H),3.8 (s,3H) 4-ブロモメチル-3-クロロ安息香酸,メチルエステル(6.0g、87%)は 、触媒量のAlBNのCCl4溶液の存在下に4-メチル-3-クロロ安息香酸,メチ ルエステル(5.7g、31mmol)をNBS(6.4g、1.2当量)と1 2時間還流することによって橙色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ8.0(s,1H),7.9−7. 8(d,1H),7.45−7.35(d,1H),4.5(s,1H),3. 9(s,3H)。 4-メチル-3-クロロ安息香酸,メチルエステル(5.7g、53%)は、PT SAの存在下にメタノール中で4-メチル-3-クロロ安息香酸(9.9g、58m mol)を終夜還流することによって橙色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ8.0(d,1H),7.85(d d,1H),7.3(d,1H),4.0(s,3H),2.5(s,3H)。中間体33 (E)-5-(2- カルボキシビニル)-2-クロロ安息香酸,メチルエステル 2-クロロ-5-ホルミル安息香酸,メチルエステルより開始したことを除いては 中間体32の調製におけると同様の方法を用い、黄色の粉体として表記化合物を 76%の収率で得た。 融点:194℃ 2-クロロ-5-ホルミル安息香酸,メチルエステル(0.6g、25%)は、E t3N(1.2mL、7当量)の存在下、5-ブロモメチル-2-クロロ安息香酸,メ チルエステル(3.1g、11.7mmol)を、p−トルエンスルホン酸銀( 6.4g、1.75当量)とDMSO中で室温にて1時間反応させることによっ て、ゴム状物として得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10(s,1H),8.4(d,1 H),7.9(dd,1H),7.7−7.6(d,1H),4.0(s,3H )。 5-ブロモメチル-2-クロロ安息香酸,メチルエステル(3.1g、11.7m mol)は、触媒量のAlBNのCCl4溶液の存在下に5-メチル-2-クロロ安息 香酸,メチルエステル(4.78g、25.9mmol)をNBS(5.56、 1.2当量)と12時間還流することによってゴム状物として45%の収率で得 られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.9(s,1H),7.4(br s,2H),4.5(s,2H),3.9(s,3H)。 5-メチル-2-クロロ安息香酸,メチルエステル(4.78g、90%)は、触 媒量のPTSAの存在下にメタノール中で3-メチル-4-クロロ安息香酸(5.0 g、29mmol)を終夜還流することによって茶色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.6(s,1H),7.25−7 .2(d,1H),7.15−7.1(d,1H),3.8(s,3H),2. 2(s,3H)。中間体34 (E) −(3-ヒドロキシ-4-ニトロフェニル)アクリル酸 3-ヒドロキシ-4-ニトロベンズアルデヒドより開始したことを除いては中間体 23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を88% の収率で得た。 融点:237℃中間体35 (E)-(3,5- ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)アクリル酸 3,5-ジメチル-4-ヒドロキシベンズアルデヒドより開始したことを除いては中 間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を9 4%の収率で得た。 融点:190℃中間体36 (E)-(3- ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メトキシフェニル)アクリル酸 3-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メトキシベンズアルデヒドより開始したことを除い ては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合 物を75%の収率で得た。 融点:248℃中間体37 (E)-(3- ニトロ-2-ピペリジン-1-イル-フェニル)アクリル酸 2-クロロ-3-ニトロベンズアルデヒドより開始したことを除いては中間体23 の調製におけると同様の方法を用い、黄色の粉体として表記化合物を100%の 収率で得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10.3(br s,1H),8. 1(d,1H),7.65(dd,1H),7.55(dd,1H),7.05 (t,41H)、6.3(d,1H),2.9(m,2H),1.6(m,6H )。 2-クロロ-3-ニトロベンズアルデヒド(150mg、20%)は、Et3N(4 mL、7当量)の存在下、1-ブロモメチル-2-クロロ-3-ニトロベンゼン(1.0 g、3.9mmol)を、p-トルエンスルホン酸銀(1.94g、1.75当 量)とDMSO中で室温にて1時間反応させることによって調製した。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ10.5(s,1H),8.1(d d,1H),7.5(t,1H)。 1-ブロモメチル-2-クロロ-3-ニトロベンゼン(13.3g、68%)は、触媒 量のAlBNのCCl4溶液の存在下に2-クロロ-3-ニトロトルエン(10g、5 8mmol)をNBS(10.3g、1当量)と2時間還流することによって黄 色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.75(dd,1H),7.65 (dd,1H),7.45(m,1H),4.6(s,2H)。中間体38 (E)-3-(4- メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[1,4]オキサジン-6-イル)アクリル 4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[1,4]オキサジン-6-カルボキシアルデヒ ド(Kotha,S.;Bindra,V.;Kuki,A.Heterocyles 1994, 38,5-8の方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体23の調製に おけると同様の方法を用い、黄色の粉体として表記化合物を61%の収率で得た 。 融点:190℃ C1213NO5についての分析: 計算値:C,65.74;H,5.98;N,6.39; 実測値:C,65.85;H,6.04;N,6.33%.中間体39 (E)-3-(2- ヒドロキシ-5-ニトロフェニル)アクリル酸 2-ヒドロキシ-5-ニトロベンズアルデヒドより開始したことを除いては中間体 23の調製におけると同様の方法を用い、黄色の粉体として表記化合物を11% の収率で得た。 融点:265〜267℃中間体40 (E)-3-[3-( トリフルオロメタンスルホニルオキシ)フェニル]アクリル酸 トリフルオロメタンスルホン酸,3-ホルミルフェニルエステル(Kingsbury,W. D.;Pendrak,I.;Leber,J.D,;Boehm,J.C.;Mallet,B.;Sarau,H.M.;Foley,J.J.;Sch midt,D.B.;Daines,R.A.J.Med.Chem.1993,36,3308-3320の方法に従って調 製)より開始したことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い 、桃色結晶として表記化合物を36%の収率で得た。 融点:107℃中間体41 (E)-3-[4-( トリフルオロメタンスルホニルオキシ)フェニル]アクリル酸 トリフルオロメタンスルホン酸,4-ホルミルフェニルエステル(Creary,X.;Be nage,B.;Hilton,K.J.Org.Chem.1983,48(17),2887-2891)より開始したこ とを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色結晶として表 記化合物を61%の収率で得た。 融点:194℃中間体42 (E)-3-[4-(2- ピロリジン-1-イルエトキシ)フェニル]アクリル酸 4-(2-ピロリジン-1-イルエトキシ)ベンズアルデヒド(Sakaguchi,J.;Nishino ,H.;Ogawa,N.;Iwanaga,Y,;Yasuda,S.;Kato,H.;Ito,Y.Chem.Pharm.Bull.199 2,40,202-211の方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体23の 調製におけると同様の方法を用い、黄色の固体として表記化合物を60%の収率 で得た。 融点:183℃中間体43 (E)-3-(4- ピロリジン-1-イルフェニル)アクリル酸 (4-ピロリジン-1-イルフェニル)ベンズアルデヒド(Duckworth,D.M.Hindley ,R.;Richard,M.欧州特許公開第68669号公報に従って調製)より開始した ことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、黄色の固体とし て表記化合物を65%の収率で得た。 融点:265℃中間体44 (E)-3-(4- イミダゾール-1-イルフェニル)アクリル酸 4-イミダゾール-1-イルベンズアルデヒド(Sircar,1.;Duell,B.;Bristol,J.A. ;Weishaar,R.E.;Evans,D.B.J.Med.Chem.1987,30,1023-1029の方法に従って 調製)より開始したことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用 い、桃色結晶として表記化合物を55%の収率で得た。 融点:326〜327℃中問体45 (E)-(S)-3-[4-(1- メチルピロリジドン-2-イルメトキシ)フェニル]アクリル酸 (S)-4-(1-メチルピロリジン-2-イルメトキシ)ベンズアルデヒドより開始した ことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、ベージュ色の粉 体として表記化合物を66%の収率で得た。 融点:251℃ [α]D 21=−9(c=0.35,ピリジン)。 (S)-4-(1-メチルピロリジン-2-イルメトキシ)ベンズアルデヒド(0.96g 、44%)は、K2CO3(3.82g、2.8当量)の存在下にDMF中で4-ヒ ドロキシベンズアルデヒド(1.22g、10mmol)を(S)-2-クロロメチル -1-メチルピロリジン,塩酸塩(2.55g、1.5当量)と12時間80℃に て還流することによって橙色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.9(s,1H),7.85(d ,2H),7.0(d,2H),4.1(dd,1H),4.0(dd,1H) ,3.1(d tr,1H),2.7(m, 1H),2.5(s,3H),2.3(m,1H),2(m,1H),1.8( m,3H)。 (S)-2-クロロメチル-1-メチルピロリジン,塩酸塩は、D'Ambra,T.E.;Bacon,E. R,;Edward,R.;Bell,M.R.,Carabateas,P.M.;Eissenstat,M.A.;Kumar,V.;Mallamo ,J.P.;Ward,S.J.欧州特許公開第444451号公報の方法に従って調製した。中間体46 (E)-3-[4-(2- ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)フェニル]アクリル 酸 4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)ベンズアルデヒドより開始したこと を除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表 記化合物を86%の収率で得た。 融点:235℃ C1419NO3.HClについての分析: 計算値:C,58.84;H,7.05;N,4.9; 実測値:C,58.49;H,7.08;N, 5.05%。 4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)ベンズアルデヒド(2.1g、18 %)は、DMF中で、4-ヒドロキシベンズアルデヒド(7g、57mmol)、 K2CO3(8.7g、1.1当量)及び2-クロロプロピルジメチルアミン,塩酸 塩(13.6g、1.5当量)を12時間還流することによって橙色オイルとし て得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.7(s,1H),7.65(d ,2H),6.85(d,2H),4.5(m,1H),2.5(m,1H), 2.3(m,1H),2.1(m,6H),1.2(d,3H)。中間体47 (E)-3-[4-(4- メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アクリル酸 4-(4-メチルピペラジン-1-イル)ベンズアルデヒド(Sakai,K.;Suzuki,M.;Nuna mi,K.;Yoneda,N.;Onoda,Y.Iwasawa,Y.Chem.Pharm.Bull.1980,28,2384-23 93の方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体23の調製における と同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を65%の収率で得た。 融点:223〜226℃中間体48 (E)-3-[4-(2- ジメチルアミノプロポキシ)フェニル]アクリル酸 4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)ベンズアルデヒド(Mizzoni,R.H.米国特許 第3483209号の方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体2 3の調製におけると同様の方法を用い、ベージュ色の粉体として表記化合物を1 00%の収率で得た。 融点:231℃中問体49 (E)-3-[4-(2- モルホリン-4-イルエトキシ)フェニル]アクリル酸 4-(2-モルホリン-4-イルエトキシ)ベンズアルデヒド(Naruto,S.;Mizuta,H.;S awayama,T.;Yoshida,T.;Uno,H.;Kawashima,K.;Sohji,Y.;Kadokawa,T.;Nishimura ,H.J.Med.Chem.1982,25,1240-1245の方法に従って調製)より開始したこと を除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表 記化合物を96%の収率で得た。 融点:228℃中間体50 (E)-3-{4-[2-( エチルメチルアミノ)エトキシ]フェニル}アクリル酸 4-[2-(エチルメチルアミノ)エトキシ]ベンズアルデヒドより開始したことを除 いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、ベージュ色の粉体として 表記化合物を73%の収率で得た。 融点:206℃ C1419NO3.HClについての分析: 計算値:C,58.84;H,7.05;N,4.9; 実測値:C,59.08;H,7.07;N,5.02%。 4-[2-(エチルメチルアミノ)エトキシ]ベンズアルデヒド(5.0g、59%) は、DMF中で、4-ヒドロキシベンズアルデヒド(5g、41mmol)、K2 CO3(6.2g、1.1当量)及び(2-クロロエチル)エチルメチルアミン,塩 酸塩(9.7g、1.5当量)を12時間還流することによって褐色オイルとし て得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.7(s,1H),7.7(d, 2H),6.9(d,2H),4.1(t,2H),2.6(t,2H),2. (s,6H)。中間体51 (E)-3-[4-(3- ジメチルアミノプロペニル)フェニル]アクリル酸 本産物は、10mLのメタノール中で(E)-3-[4-(3-ジメチルアミノプロペニル )フェニル]アクリル酸,メチルエステルをNaOH(0.16g、2当量)と共 に4時間還流することによって調製した。真空にて溶媒を蒸発させた後、5mL のHCl(1N)で処理してゴム状の橙色固体として表記化合物(0.4g、8 5%)が得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.6(d,2H),7 .4(d,1H),7.2(d,2H),6.6(d,1H),6.4(d,1 H),5.8(m,1H),3.7(d,2H),2.6(s,6H)。 (E)-3-[4-(3-ジメチルアミノプロペニル)フェニル]アクリル酸,メチルエステ ルは、以下の方法によって調製した。 臭化(2-ジメチルアミノエチル)トリフェニルホスホニウム(7.2g、17.4 mmol)を含む30mLのDMFを、KHMDS(27mL、1.01当量、 0.5Mトルエン溶液)で−78℃にて1時間処理した。−40℃で、3-(4-ホ ルミルフェニル)アクリル酸,メチルエステル(2.54g、13.3mmol 、Syper,L.; Miochowski,J.Synthesis,1984,9,747-752の方法に従って調製 )を滴下して加えた。得られた混合液を室温にて12時間攪拌し、そして水で停 止した。酢酸エチルで抽出し、MgSO4にて乾燥させて真空で蒸発させること によって得られた残渣を、溶離溶媒としてDCM:メタノール(90:10)を 用いたフラッシュクロマトグラフィーを行って精製した。表記化合物(1.1g 、34%)が、橙色オイルとして得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.6(d,1H),7.4(d, 2H),7.2(d,2H),6.5(d,1H),6.4(d,1H),5. 8(m, IH),3.2(dd,2H),2.1(s,6H)。中間体52 (E)-3-[4-(2-(t −ブチルジメチルシラニルオキシ)-3-ジメチルアミノプロペニル )フェニル]アクリル酸 本産物は、10mLのメタノール中で(E)-3-[4-(2-(t−ブチルジメチルシラニ ルオキシ)-3-ジメチルアミノプロパニル)フェニル]ア クリル酸,メチルエステル(0.8g、2.03mmol)及びNaOH(1N )(4mL、2当量)を4時間還流することによって調製した。真空にて溶媒を 蒸発させた後、5mLのHCl(1N)で処理してベージュ色の固体として表記 化合物(0.4g、60%)が得られた。 融点:207℃ (E)-3-[4-(2-(t−ブチルジメチルシラニルオキシ)-3-ジメチルアミノプロポキ シ)フェニル]アクリル酸,メチルエステル(0.8g、40%)は、イミダゾー ル(0.84g、2.4当量)の存在下に50mLのDMF中で(E)-3-[4-(3-ジ メチルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)フェニル]アクリル酸,メチルエステル (1.35g、5.13mmol)をTBDMSCl(0.93g、6.2mm ol)と共に4時間反応させることによって、黄色オイルとして得られた。真空 で蒸発させた後、残渣をDCMに溶解し、水で洗浄し、MgSO4にて乾燥させ て真空で蒸発させ、そして溶離溶媒としてDCM:メタノールを用いてフラッシ ュクロマトグラフィーを行って精製した。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.5(d,1H),7.3(d, 2H),6.8(d,2H),6.2(d,1H),4.0(m,2H),3. 8(m,1H),3.7(s,3H),2.4−2.2(m,2H),2.1( s,6H),0.7(s,9H),0.0(d,6H)。 (E)-3-[4-(3-ジメチルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)フェニル]アクリル酸 ,メチルエステル(1.5g、60%)は、80mLのトルエン中で4-(3-ジメ チルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンズアルデヒド(2.0g、8.96m mol)をトリフェニルホスホラニリデンメチルアセテート(3.6g、1.2 当量)と100℃ にて1日間反応させることによりオイルとして得られた。真空で濃縮した後、残 渣をDCMに溶解し、水で洗浄し、MgSO4にて乾燥させて真空で蒸発させ、 そして溶離溶媒としてDCM:メタノール(95:5)を用いてフラッシュクロ マトグラフィーを行っ精製した。1 H NMR(CDCI3,250MHz)δ7.6(d,1H),7.5(d, 2H),7.3(d,2H),6.3(d,1H),4.2(m,1H),4. 1(m,1H),3.8(m,3H),3.3(s,1H),2.8(dd,1 H),2.6(dd,1H),2.4(s,6H)。 4-(3-ジメチルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)ベンズアルデヒド(8.2g 、61%)は、4-オキシラニルメトキシベンズアルデヒド(6g、33.6mm ol、Baldwin,J.J.;Hirchmann,R.;Lumma,W.C,;Ponticello,G.S.;Sweet,C.S.;Sc riabine,A.J.Med.Chem.1977,20,1024-1029の方法に従って調製)を、10 0mLのメタノール中でジメチルアミン(34mL、2当量)と反応させること によって黄色オイルとして得られた。この混合液は、還流下に2日間攪拌した。 真空で蒸発させて残渣を得、DCMに溶解して塩水で洗浄し、MgSO4にて乾 燥させ、そして真空で蒸発させた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.7(s,1H),7.6(d, 2H),7.0(d,2H),4.(m,3H),3.6(s,1H),2.5 (dd,1H),2.3(dd,1H),2.25(s,6H)。中間体53 (E)-3-[4-(2-( ジメチルアミノエチルアミノ)フェニル]アクリル酸 4-[2-(ジメチルアミノエチル)アミノ]ベンズアルデヒド(Klaus, M.;Mohr,P.;Weiss,E.欧州特許公開第331983号公報の方法に従って調製) より開始したことを除いては中間体23の調製におけると同様の方法を用い、オ イルとして表記化合物を100%の収率で得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.5(d,1H),7.2(d, 2H),6.5(d,2H),6.1(d,1H),4.6(s,1H),3. 0(m,2H),2.5(t,2H),2.2(s,6H)。中間体54 (E)-3-{4-[2-(1,3- ジオキソ-1,3-ジヒドロイソインドール-2-イル)エトキシ]フ ェニル}アクリル酸 4-[2-(1,3-ジオキソ-1,3-ジヒドロイソインドール-2-イル)エトキシ]ベンズア ルデヒド(Hindley,R.M.;Haigh,D.;Cottam,G.P.国際特許公開第9207839 号パンフレットの方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体23の 調製におけると同様の方法を用い、オイルとして表記化合物を99%の収率で得 た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ12.3(s,1H),7.9(m ,4H),7.6(d,2H),7.5(d,1H),7.0(d,2H),6 .4(d,1H),4.4(t,2H),4.0(t,2H)。中間体55 (E)-3-[4-(2-( ピペリジン-1-イルエトキシ)フェニル]アクリル酸 4-(2-ピペリジン-1-イル-エトキシ)ベンズアルデヒド(Naruto,S.;Mizuta,H.; Sawayama,T.;Yoshida,T.;Uno,H.;Kawashima,K.;Sohji,Y.;Kadokawa,T.;Nishimur a,H.J.Med.Chem.1982,25, 1240-1245の方法に従って調製)より開始したことを除いては中間体23の調 製におけると同様の方法を用い、白色の粉体として表記化合物を60%の収率で 得た。 融点:231℃中間体56 (E)-3-[4-(2-( t−ブトキシカルボニルメチルアミノ)エトキシ)フェニル]アクリ ル酸 ジオキサン(100mL)中で、(E)-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニ ル]アクリル酸(0.8g、3.6mmol)をNaOH(2N)(22mL、 12当量)で処理した。70℃にて1時間攪拌した後、ジt-ブチルジカーボネ ート(1.6g、2当量)をゆっくりと添加した。反応は、70℃にて3時間攪 拌した後に完了したことを判定した。白色沈殿を濾過した後、濾液をHCl(1 N)を用いてpH=1に酸性化した。新たな白色固体沈殿が析出した。濾過して 真空で乾燥させ、白色結晶として表記化合物(0.6g、50%)が得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.8(d,1H),7.65(d ,2H),7.0(d,2H),6.4(d,1H),4.25(t,2H), 3.7(t,2H),3.1(s,3H),1.5(s,9H)。 (E)-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニル]アクリル酸(1.1g、41% )は、メタノール/THF中で(E)-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニル]ア クリル酸,メチルエステル(3.0g)12.0mmol)をNaOH(6.0 g、12当量)を用いて加水分解することによって白色の固体として得られた。 融点:245℃ (E)-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニル]アクリル酸,メチルエステル( 3.0g、70%)は、トリメチルホスホノアセテート(4.2g、23.0m mol)とn-ブチルリチウム(9.0mL、18.0mmol、シクロヘキサ ン中2.0M)を−78℃にて反応させ、次に4-(2-メチルアミノエトキシ)ベン ズアルデヒド(3.2g、18.0mmol)を−40℃にて添加することによ って黄色オイルとして得られた。この混合液は、室温にて16時間攪拌し、水で 停止し、酢酸エチルで抽出し、MgSO4で乾燥させて、そして真空で濃縮した 。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.65(d,1H),7.45( d,2H),6.9(d,2H),6.25(d,1H),4.10(t,2H ),3.75(s,3H),2.95(t,2H),2.5(s,3H)。 4-(2-メチルアミノエトキシ)ベンズアルデヒド(3.2g、51%)は、トル エン(400mL)中で4-(2-メチルアミノエトキシ)ベンゾニトリル(7.0g 、40.0mmol)をジイソブチルアルミニウム水素化物(40mL、1.5 当量、トルエン中1.5M)と−78℃にて反応させることによって黄色のオイ ルとして得られた。−78℃で4時間攪拌した後、得られた混合液を水/メタノ ール(4mL)の混合液で処理した。室温にて、さらに20mLの水を添加した 。得られた懸濁液を、セライト床上で濾過した。セライトは、エーテルで洗浄し た(200mLで3回)。濾液を真空で濃縮し、そして溶離溶媒としてメタノー ル:DCM(1:9)を用いてシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーを行 って精製した。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ9.8(s,1H),7.8(d, 2H),7.0(d,2H),4.1(t,2H),2 .9(t,2H),2.5(s,3H)。 4-(2-メチルアミノエトキシ)ベンゾニトリル(0.6g、15%)は、4-(2- クロロエトキシ)ベンゾニトリル(2.0g、11.0mmol、Mizuno,K.;Kim ura,Y.;Otsuji,Y.Synthesis,1979,9,688の方法によって調製)を70℃にて 16時間、メチルアミン(4.3mL、5当量、水中40%)と反応させること によって黄色オイルとして得られた。こうして得られた混合液をDCMで抽出し 、MgSO4で乾燥させ、真空で濃縮し、そして溶離溶媒としてメタノール:D CM(2:8)を用いてシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーを行って精 製して、表記化合物を得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.6(d,2H),7.0(d, 2H),4.1(t,2H),3.0(t,2H),2.5(s,3H)。実施例1 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ−β−カルボリン-2-イル)-3-フェニ ルプロペン-1-オン 中間体1(0.2g、0.81mmol)及びNaHCO3(0.08g、1 .2当量)のDCM溶液10mL中に、塩化(E)-シンナモイル(0.2g、1. 5当量)を添加した。室温にて4時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーでの モニタリング(SiO2、DCM:メタノール98:2)によって反応が完了し たことを判定し、そしてNaHCO3の飽和水溶液5mLを用いて終了させた。 反応混合液をDCMで抽出し、塩水(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させ て、真空で濃縮した。溶離溶媒としてDCM:メタノール(98:2)を用いて 2×20cm2のカラムにてフラッシュクロマトグラフィーを行い、溶媒を真空 で除去して、2-プロパノールより再結 晶した後に白色結晶として表記化合物(0.1g、33%)を得た。 融点:130〜132℃ C26222Oについての分析: 計算値:C,82.51;H,5.86;N,7.40; 実測値:C,82.24;H,5.93;N,7.36%。実施例2 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ−β−カルボリン-2-イル)-3-(4-ニト ロフェニル)プロペン-1-オン 塩化(E)-4-ニトロシンナモイルより開始したことを除いては実施例1の調製に おけると同様の方法を用い、iPrO2:2-プロパノール(3:1)から再結晶 した後に、黄色の粉体として表記化合物を47%の収率で得た。 融点:230〜231℃ C262133についての分析: 計算値:C,73.74;H,5.00;N,9.92; 実測値:C,73.89;H,5.12;N,9.86%。実施例3 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ−β−カルボリン-2-イル)-3-(4-トリ フルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン 塩化(E)-4-トリフルオロメチルシンナモイルより開始したことを除いては実施 例1の調製におけると同様の方法を用い、ペンタンから再結晶した後に、白色の 粉体として表記化合物を41%の収率で得た。 融点:211℃ C2721320.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,71.48;H,4.84;N,6.17; 実測値:C,71.84;H,4.81;N,6.19%。実施例4 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ−β−カルボリン-2-イル)-3-(4-メト キシフェニル)プロペン-1-オン 塩化(E)-4-メトキシシンナモイルより開始したことを除いては実施例1の調製 におけると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を61%の収率で得た。 融点:160〜163℃ C272422.0.5(2-プロパノール)についての分析: 計算値:C,78.06;H,6.44;N,6.39; 実測値:C,78.04;H,6.02:N,5.97%。実施例5 (E)-1-[1-(4- メトキシフェニル)-l,3,4,9-テトラヒドロ−β−カルボリン-2-イ ル]-3-(4-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン 中間体2及び塩化(E)-4-トリフルオロメチルシンナモイルより開始したことを 除いては実施例1の調製におけると同様の方法を用い、ペンタンから再結晶した 後に、白色の粉体として表記化合物を61%の収率で得た。 融点:130〜135℃ C2823223.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,69.79;H,4.94;N,5.81; 実測値:C,69.9;H,4.84;N,5.73%。実施例6 (E)- N−[4-[3-オキソ-3-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2- イル)プロペニル]フェニル]アセトアミド 中間体1(0.2g、0.81mmol)のDCM溶液40mL中に、Et3 N(0.13mL、1.1当量)、DCC(0.18g、1.1当量)、HOB T(0.12g、1.1当量)及び(E)-3-(4-アセチルアミノフェニル)アクリル 酸(0.18g、1.1当量)を添加した。室温にて4時間攪拌した後、薄層ク ロマトグラフィーでのモニタリング(SiO2、DCM:メタノール95:5) によって反応が完了したことを判定し、そして150mLの水を用いて終了させ た。白色の固体沈殿が析出し、それを濾取した。濾液をDCMで抽出し、塩水( 5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させて、真空で濃縮した。溶離溶媒として DCM:メタノール(98:2)を用いて2.5×25cm2のシリカゲルのカ ラムにてフラッシュクロマトグラフィーを行い、溶媒を真空で除去して、2-プロ パノール:ペンタンより再結晶した後に黄色結晶として表記化合物(0.18g 、51%)を得た。 融点:177〜180℃ C282532.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,75.05;H,5.94;N,9.38; 実測値:C,75.01;H,5.81;N,9.22%。実施例7 (E)-1-[1-(4- メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル) -3-フェニル]プロペン-1-オン 中間体2より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、白色結晶として表記化合物を56%の収率で得 た。 融点:127℃ C272422.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,77.67;H,6.04;N,6.71; 実測値:C,77.91;H,6.0;N,6.73%。実施例8 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-フェニループロペン-1-オン 中間体7より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、iPrO2:2-プロパノール(2:8)から再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を38%の収率で得た。 融点:236〜238℃ C272422.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,76.76;H,5.25;N,6.63; 実測値:C,76.87;H,5.35;N,6.54%。実施例9 (E)-1-(1- フェニル-l,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-ホルミ ルフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-ホルミルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例6の調製における と同様の方法を用い、アセトン:メタノール(10:3)から再結晶した後に、 黄色結晶として表記化合物を60%の収率で得た。 融点:146℃ C272222.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,78.39;H,5.55;N,6.77; 実測値:C,78.33;H,5.54;N,6.67%。実施例10 (E)- N-[4-[3-オキソ-3-(1-(4-ニトロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]アセトアミド 中間体3より開始したことを除いては実施例6の調製におけると同様の方法を 用い、2-プロパノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を51% の収率で得た。 融点:185℃ C282444.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,68.45;H,5.17:N,11.4; 実測値:C,68.37;H,5.06;N,11.26%。実施例11 (E)-1-[1-(4- ニトロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3 -フェニルプロペン-1-オン 中間体3より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、2-プロパノールから再結晶した後に、黄色の粉体として表記化合物を15 %の収率で得た。 融点:205〜206℃ C262133.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,73.12;H,5.05;N,9.84; 実測値:C,72.95;H,5.15;N,9.81%。実施例12 (E)-1-[1-(4- トリフルオロメトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体4より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、ペンタンから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を44%の収率 で得た。 融点:119℃ C2721223についての分析: 計算値:C,70.12;H,4.58;N,6.06; 実測値:C,70.02;H,4.58;N,6.02%。実施例13 (E)-1-[1-(4- メチルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3 -フェニルプロペン-1-オン 中間体6より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、ペンタンから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を50%の収率 で得た。 融点:125〜127℃ C272420.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,80.41;H,6.3;N,6.95; 実測値:C,80.49;H,6.2;N,6.95%。実施例14 (E)- N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)-プロペニル]フェニル]アセトアミド 中間体7及び(E)-3-(4-アセチルアミノフェニル)アクリル酸より開始したこと を除いては実施例6の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノール:ペン タンから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を85%の収率で得た。 融点:185℃ C292534.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,71.56;H,5.34;N,8.63; 実測値:C,71.59;H,5.32;N,8.66%。実施例15 (E)-4-[3- オキソ-3-(1-フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル) -プロペニル]安息香酸,メチルエステル 20mLのメタノール中の実施例9(0.2g、0.49mmol)の溶液に 、活性化されたMnO2(0.59g、14当量)、シアン化ナトリウム(0. 05g、2当量)及び酢酸(0.05g、1.7当量)を添加した。この混合液 を5時間攪拌した。薄層クロマトグラフィーでのモニタリングによって、新しい 化合物が示された(SiO2、DCM:メタノール95:5、Rf=0.82) 。混合液を、メタノール:酢酸エチル:クロロホルム(1:25:25)の混合 液150mLを用い、セライトの短いカラムを通して濾過した。真空で蒸発させ た後、溶離溶媒としてDCMを用いて2×20cm2のカラムにてフラッシュク ロマトグラフィーを行い、残渣を精製した。溶媒を蒸発させてエタノールより再 結晶した後に、黄色結晶として表記化合物(0.15g、70%)を得た。 融点:222℃ C282423.0.03H2Oについての分析: 計算値:C,76.1;H,5.61;N,6.34; 実測値:C,76.05;H,5.68;N,6.15%。実施例16 (E)-1-[1-(2- クロロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体17より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を27%の 収率で得た。 融点:220〜221℃ C262120Clについての分析: 計算値:C,75.63;H,5.13;N,6.78; 実測値:C,75.4;H,5.21;N,6.79%。実施例17 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(3,4-メチ レンジオキシフェニル)-プロペン-1-オン 塩化(E)-(3,4-メチレンジオキシ)シンナモイルより開始したことを除いては実 施例1の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白 色の粉体として表記化合物を65%の収率で得た。 融点:221℃ C272223.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,75.79;H,5.32;N,6.55; 実測値:C,75.76;H,5.37;N,6.53%。実施例18 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-ブロモフェニル)プロペン-1-オン 中間体7及び塩化(E)-4-ブロモシンナモイルより開始したことを除いては実施 例1の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色 の粉体として表記化合物を10%の収率 で得た。 融点:188〜190℃ C272123Br.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,63.99;H,4.3;N,5.53; 実測値:C,63.53;H,4.23;N,5.38%。実施例19 (E)-1-[1-(4- クロロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3 -フェニルプロペン-1-オン 中間体5より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法を 用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を72%の収 率で得た。 融点:213〜214℃ C262120Clについての分析: 計算値:C,75.63;H,5.13;N,6.78; 実測値:C,75.55:H,5.16;N,6.63%。実施例20 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-エトキシフェニル)プロペン-1-オン 中間体7(0.2g、0.68mmol)のDCM溶液40mL中に、Et3 N(0.1mL、1.1当量)、EDCI(0.14g、1.1当量)、HOB T(0.12g、1.1当量)及び(E)-4-エトキシケイ皮酸(0.14g、1. 1当量)を添加した。室温にて48時間攪拌した後、薄層クロマトグラフィーで のモニタリング(SiO2、DCM:メタノール95:5)によって反応が完了 したことを判定し、そして50mLの水を用いて終了させた。反応混 液をDCMで抽出し、塩水(5mL)で洗浄し、MgSO4で乾燥させて、真空 で濃縮した。溶離溶媒としてDCM:メタノール(98:2)を用いて2.5× 25cm2のシリカゲルのカラムにてフラッシュクロマトグラフィーを行い、溶 媒を真空で除去して、エタノールより再結晶した後に白色結晶として表記化合物 (0.21g、67%)を得た。 融点:199〜200℃ C292624.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,73.8;H,5.68;N,5.94; 実測値:C,73.72;H,5.68;N,5.97%。実施例21 (E)-4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル)プロペニル]酢酸 フェニルエステル (E)-4-アセトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を54%の収率で得た。 融点:216℃ C292425についての分析: 計算値:C,72.49;H,5.03;N,5.83; 実測値:C,72.3;H,5.11;N,5.84%。実施例22 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オ ン (E)-4-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノール:ペンタンから再結晶した後に、白色結晶 として表記化合物を57%の収率で得た。 融点:175℃ C272224.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,73.06;H,5.13;N,6.31; 実測値:C,73.14;H,5.36;N,6.44%。実施例23 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-ホルミルフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-ホルミルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製におけ ると同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化 合物を100%の収率で得た。 融点:208℃ C282224.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,73.77;H,5.00;N,6.15; 実測値:C,73.77;H,4.96;N,6.05%。実施例24 (E)-1-[4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]-3-フェニルウレア (E)-3-[4-(3-(フェニルウレイド)フェニル]アクリル酸(フェニルイソシアネ ート(1当量)、(E)-4-アミノケイ皮酸(1当量)及びEt3N(1当量)の反 応によりイン・サイチュで調製したもの)よ り開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタ ノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を61%の収率で得た。 融点:192℃ C342844.0.22(EtOH:H2O)についての分析: 計算値:C,72.48;H,5.26;N,9.82; 実測値:C,72.87;H,5.17;N,9.42%。実施例25 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-アミノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノール:DCM:2-プロパノール(10:2:2)か ら再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を63%の収率で得た。 融点:262〜265℃ C272333.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,73.22;H,5.37;N,9.49; 実測値:C,72.9;H,5.47;N,9.32%。実施例26 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-ニトロフェニル)-プロペン-1-オン (E)-4-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合 物を69%の収率で得た。 融点:158℃ C272135についての分析: 計算値:C,69.37;H,4.53;N,8.99; 実測値:C,69.57;H,4.61;N,8.92%。実施例27 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[(4-ビス(メチルスルホニル)アミノフェニル]プロペン-1-オン 実施例25(0.2g、0.6mmol)、塩化メシル(0.1mL、5当量 )、Et3N(0.4mL、5当量)のTHF溶液20mLを2時間還流するこ とによって本産物を調製した。薄層クロマトグラフィー(SiO2、DCM:メ タノール(95:5)、Rf=0.84)によって、出発物質の消失と新規化合 物の形成とを確認した。THFを蒸発させ、残渣をDCM(15mL)に溶解さ せて、水(10mL)で洗浄した。有機性溶液をMgSO4で乾燥させ、真空で 濃縮して、これを溶離溶媒としてDCM:メタノール(98:2)を用いた2. 5×25cm2のカラムにてフラッシュクロマトグラフィーを行い精製した。エ タノールより再結晶して、白色の粉体として表記化合物(0.09g、25%) を得た。 融点:276℃ C2927372.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,58.14;H,4.64;N,7.01; 実測値:C,57.76;H,4.69;N,6.81%。実施例28 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチル エステル (E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステル(Taylor,E.C.;Young, W.B.;Chaudhari,R.;Patel,H.Heterocycles 1993,36,1897-1908の方法に従っ て調製)より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を 用い、メタノール:H2O(99:1)から再結晶した後に、黄色結晶として表 記化合物を84%の収率で得た。 融点:211℃ C292425.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,71.68;H,5.1:N,5.76; 実測値:C,71.76;H,5.02;N,5.68%。実施例29 (E)- N-[4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]フェニル]メタンスルホンアミド 1当量の塩化メシルを用いたことを除いては実施例27の調製におけると同様 の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、灰黄色かがった白色の粉体とし て表記化合物を10%の収率で得た。 融点:203℃ C282535S.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,64.78;H,4.93;N,8.09; 実測値:C,64.66;H,5.15;N,7.73%。実施例30 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]ベンズアミド 実施例28(0.2g、0.4mmol)のメタノール溶液50mLにアンモ ニアをバブルし、この混合液を35℃にて2日間攪拌した。混合液を真空で濃縮 して残渣を得、これを30mLの水で2回洗浄した。抽出し、MgSO4で乾燥 させ、そして真空で濃縮して、得られた残渣を、溶離溶媒としてDCM:メタノ ール(90:10)を用いた円形クロマトグラフィーを行い、さらに同じ溶離剤 を用いた調製用クロマトグラフィー(20×20cmプレート、0.5mm、S iO2)を行って精製した。メタノール:H2Oより再結晶した後、白色結晶とし て表記化合物(0.025g、13%)を単離した。 融点:183℃ C282334についての分析: 計算値:C,70.07;H,5.17;N,8.76; 実測値:C,69.97;H,5.16;N,8.84%。実施例31 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例28(0.5g、1.04mmol)及びNaOH(1N)(5.2m L、5当量)の攪拌メタノール溶液50mLを4時間還流することによって本産 物を調製した。真空で溶媒を蒸発させた後、残渣を10mLのHCl(1N)で 処理した。固体沈殿が析出し、これを濾取した。メタノールより再結晶して、白 色結晶として表記化合物(0.35g、72%)を得た。 融点:254〜256℃ C282225.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,72.09;H,4.75;N,6.01; 実測値:C,71.60;H,4.84;N,5.88%。実施例32 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-シアノフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-シアノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合 物を69%の収率で得た。 融点:167℃ C282133.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,74.85;H,4.76;N,9.35; 実測値:C,74.72;H,4.81;N,9.27%。実施例33 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-トリフルオロメチルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を73%の収率で得た。 融点:233℃ C2821323.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,68.07;H,4.37;N,5.67; 実測値:C,68.04;H,4.32;N,5.65%。実施例34 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ - β-カルボリン-2-イル]-3-(3,4-メチレンジオキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,4-メチレンジオキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶と して表記化合物を73%の収率で得た。 融点:233℃ C282225についての分析: 計算値:C,72.09;H,4.75;N,6.01; 実測値:C,71.79;H,4.76;N,5.93%。実施例35 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-クロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合 物を55%の収率で得た。 融点:203℃ C272123Clについての分析: 計算値:C,70.97;H,4.63:N,6.13; 実測値:C,71.04;H,4.76;N,6.04%。実施例36 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-トリフルオロメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-トリフルオロメトキシケイ皮酸(Yagupol'skii,L.M.,Troitskaya,V. I.Zhurnal Obshchei Khimii 1960,30,3102-3104の 方法に従って調製)より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同 様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を 35%の収率で得た。 融点:203〜205℃ C282124についての分析: 計算値:C,66.4;H,4.18;N,5.53; 実測値:C,66.23;H,4.26;N,5.54。実施例37 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-メチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-メチルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノール:DCM(99:1)から再結晶した後に、白 色結晶として表記化合物を67%の収率で得た。 融点:240℃ C282423.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,74.88;H,5.7:N,6.24; 実測値:C,74.83;H,5.45;N,6.35%。実施例38 (E)-[4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]ウレア 中間体22より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を49% の収率で得た。 融点:208℃ C282444.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,68.7;H,5.15;N,11.44; 実測値:C,68.51;H,5.14;N,11.35%。実施例39 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシメチルフェニル)プロペン-1-オン 実施例23(0.3g、0.66mmol)のメタノール溶液40mLを、N aBH4(0.1g、4当量)と共に室温にて2時間攪拌することによって本産 物を調製した。溶媒を蒸発させて残渣を得、これをDCM(100mL)に溶解 し、水(50mL)で2回洗浄した。DCMで抽出し、MgSO4で乾燥させ、 そして真空で蒸発させて、エタノールより再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物(0.2g、67%)を得た。 融点:206℃ C282424.0.3EtOHについての分析: 計算値:C,73.66;H,5.58;N,6.01; 実測値:C,73.69;H,5.5;N,6.06%。実施例40 (E)- N-ベンジル-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド 実施例31(0.2g、0.43mmol)のTHF溶液50mLを、ベンジ ルアミン(0.5mL、9当量)、Et3N(1mL)及びジフェニルホスホリ ルアジド(0.5mL)と共に攪拌するこ とによって本産物を調製した。2日後に、反応混合液を真空で濃縮した。残渣を 100mLのDCMに溶解させ、そして50mLの水で3回洗浄した。MgSO4 で乾燥させ、溶媒を蒸発させて残渣を得、これをシクロヘキサン及びエーテル を用いたフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。真空にて蒸発させて エタノールより再結晶すると、白色結晶として表記化合物(0.03g、13% )が得られた。 融点:203℃ C352934についての分析: 計算値:C,75.66;H,5.26;N,7.56; 実測値:C,75.5;H,5.22;N,7.55%。実施例41 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2,4-ジクロロフェニル)プロペン-1-オ ン (E)-2,4-ジクロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体 として表記化合物を66%の収率で得た。 融点:194℃ C272023Cl2についての分析: 計算値:C,66.00;H,4.10;N,5.70; 実測値:C,65.85;H,4.13;N,5.78%。実施例42 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)プ ロペン-1-オン (E)-3-メトキシ-4-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例2 0の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2O(10:1)から再 結晶した後に、灰黄色がかった白色の粉体として表記化合物を62%の収率で得 た。 融点:155℃ C282425についての分析: 計算値:C,71.78;H,5.16;N,5.98; 実測値:C,71.44;H,5.16;N,5.76%。実施例43 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-メトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-ヒドロキシ-4-メトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例2 0の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に 、灰黄色がかった白色の粉体として表記化合物を47%の収率で得た。 融点:213℃ C282425.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,70.96;H,5.23;N,5.91; 実測値:C,71.09;H,5.60;N,5.66%。実施例44 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-フルオロフェニル)プロペン-1-オン (E)-4-フルオロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶 として表記化合物を74%の収率で得た。 融点:138〜139℃ C2721323についての分析: 計算値:C,73.62;H,4.81;N,6.36; 実測値:C,73.78;H,4.81;N,5.97%。実施例45 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-インダン-5-イル-1-プロペン-1-オン (E)-3-インダン-5-イルアクリル酸より開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、沈殿後に、黄色の粉体として表記化合物を2 2%の収率で得た。 融点:115℃ C202623.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,76.12;H,5.79;N,5.92; 実測値:C,76.13;H,5.79;N,5.72%。実施例46 (E)- N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンゾイル]ベンゼンスルホンアミド 実施例31及びベンゼンスルホンアミドより開始したことを除いては実施例2 0の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に 、白色結晶として表記化合物を20%の収率で得た。 融点:134℃ C202623.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,56.13;H,6.67;N,10.91; 実測値:C,55.97;H,6.75;N,10.82%。実施例47 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,4-ジクロロフェニル)プロペン-1-オ ン (E)-3,4-ジクロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノール:H2O(99:1)から再結晶した後に 、白色の粉体として表記化合物を45%の収率で得た。 融点:212℃ C272023についての分析: 計算値:C,66.00:H,4.10;N,5.70; 実測値:C,65.68;H,4.12;N,5.68%。実施例48 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,4-ジメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,4-ジメトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製に おけると同様の方法を用い、エタノール:DCMから再結晶した後に、白色の粉 体として表記化合物を61%の収率で得た。 融点:233℃ C292625.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,70.86;H,5.54;N,5.70; 実測値:C,70.66;H,5.44;N,5.70%。実施例49 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,4-ジヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製 におけると同様の方法を用い、エタノール:DMFから再結晶した後に、白色の 粉体として表記化合物を41%の収率で得た。 融点:163〜165℃ C272225.0.3DMFについての分析: 計算値:C,70.34;H,5.10;N,6.76; 実測値:C,70.38;H,5.13;N,6.66%。実施例50 (E)- N-メチル-N-[4-(3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4, 9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]アセトアミド 中間体23より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2O(10:0.6)から再結晶した後に、灰黄色が かった白色の粉体として表記化合物を86%の収率で得た。 融点:165℃ C302734.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,71.96;H,5.6:N,8.39; 実測値:C,71.8;H,5.57;N,8.28%。実施例51 (E)-2,2- ジメチル-N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3 ,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]プロピオンア ミド 実施例25(0.2g、0.46mmol)を、酢酸エチル:DCM(6:1 )の混合液中で塩化2,2-ジメチルプロピオニル(0.09mL、1.5当量)及 びNaOH(1N)(0.7mL)1当量)と共に縮合することによって本産物 を調製した。出発物質が消失したら、DCM:H2O(2:1)を添加した。D CMで抽出し、NH4Clの飽和水溶液及び塩水で洗浄して、MgSO4で乾燥さ せ、真空で溶媒を蒸発させて、エタノール:H2O(1:1)より再結晶した後 に、表記化合物(0.2g、83%)を得た。 融点:172〜174℃ C323134.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,71.23;H,6.16:N,7.79; 実測値:C,70.99;H,6.02;N,7.84%。実施例52 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,5-ジメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,5-ジメトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製に おけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色の粉体として 表記化合物を61%の収率で得た。 融点:178℃ C292625についての分析: 計算値:C,72.19;H,5.43;N,5.81; 実測値:C,72.3;H,5.48;N,5.63%。実施例53 (E)- N−{4-[3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-フルオロ-1,3,4,9-テト ラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]フェニル}アセトアミド 中間体16及び(E)-3-(4-アセチルアミノフェニル)アクリル酸より開始したこ とを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、メタノールから再 結晶した後に、白色結晶として表記化合物を72%の収率で得た。 融点:179〜181℃ C292434F.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,69.01;H,4.95;N,8.33; 実測値:C,68.97:H,4.91;N,8.34%。実施例54 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,4,5-トリメトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,4,5-トリメトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調 製におけると同様の方法を用い、メエタノールから再結晶した後に、白色の粉体 として表記化合物を49%の収率で得た。 融点:211℃ C302826についての分析: 計算値:C,70.3;H,5.51;N,5.47; 実測値:C,70.49;H,5.59;N,5.34.%。実施例55 (E)- N-[4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル]イソブチルアミド 塩化イソブチリルより開始したことを除いては実施例51の調製におけると同 様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合物 を85%の収率で得た。 融点:171℃ C312934.0.4(H2O:メタノール)についての分析: 計算値:C,72.61;H,6.02;N,7.99; 実測値:C,72.33;H,5.77:N,8.33%。実施例56 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-6-フルオロ-1,3,4,9-テトラヒドロ- β-カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体16より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を71%の 収率で得た。 融点:227〜228℃ C272123Fについての分析: 計算値:C,73.63;H,4.81;N,6.36; 実測値:C,73.72;H,4.77;N,6.43%。実施例57 (E)- N-(2-メトキシエチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル )-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド 中間体24より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を43% の収率で得た。 融点:170℃ C272123F.1.3H2Oについての分析: 計算値:C,68.07;H,5.82;N,7.68; 実測値:C,67.98;H,5.8;N,7.7%。実施例58 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オ ン (E)-3-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を54%の収率で得た。 融点:248℃ C272224についての分析: 計算値:C,73.96;H,5.06;N,6.39; 実測値:C,74.04;H,5.1;N,6.37%。実施例59 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-メトキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-メトキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶 として表記化合物を49%の収率で得た。 融点:218℃ C282424についての分析: 計算値:C,74.32;H,5.35;N,6.19; 実測値:C,74.37;H,5.61;N,6.32%。実施例60 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノール:H2O(20:1)から再結晶した後に、白 色結晶として表記化合物を91%の収率で得た。 融点:156〜158℃ C282424についての分析: 計算値:C,69.37;H,4.54;N,8.99; 実測値:C,69.12;H,4.77;N,8.81%。実施例61 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン 中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物 を45%の収率で得た。 融点:157℃ C313134についての分析: 計算値:C,73.07;H,6.13;N,8.25; 実測値:C,72.7;H,6.17;N,8.12%。実施例62 (E)- N-(2-モルホリン-4-イルエチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキ シフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズ アミド 中間体26より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物 を13%の収率で得た。 融点:145℃ C343445.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,69.07:H,6.03;N,9.48; 実測値:C,69.08;H,6.03;N,9.45%。実施例63 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[4-(1H-テトラゾール-5-イル)フェニル]プロペン-1-オン 実施例32(0.25g、0.56mmol)のトルエン溶液10mLに、ト リメチルシリルアジド(0.30mL、4当量)及びジブチルスズオキシド(di butyltinoxide、0.06g、0.4当量)を連続的に添加した。得られた混合 液を2日間還流下に攪拌した。薄層クロマトグラフィーでのモニタリングにより 、新規化合物の形成が示された(DCM:メタノール(80:20)、Rf=0 .35)。反応混合液を真空下に濃縮した。得られた黄色のゴム状物 をメタノールに溶解し、そして真空下に濃縮した。残渣を酢酸エチル(25mL )とNaHCO3の飽和水溶液(25mL)との問に分配させた。有機相を、さ らにNaHCO3の飽和水溶液(25mL)の部分で抽出した。水性抽出物を合 わせたものをHCl(1N)を用いてpH=2の酸性にし、そして酢酸エチル2 5mLで2回抽出した。有機性抽出物を合わせたものをMgSO4で乾燥させ、 濾過し、濃縮して、黄色の粉体を得、これをフラッシュクロマトグラフィー(S iO2、DCM:メタノール(90:10))で精製した。2-プロパノール:i Pr2O(1:1)から再結晶して、白色結晶として表記化合物(0.19g、 70%)を得た。 融点:232〜233℃ C282263.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,67.02;H,4.92;N,16.28; 実測値:C,66.83;H,4.53:N,15.96%。実施例64 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-アミノフェニル)プロペン-1-オン 実施例60(1.36g、2.9mmol)、SnCl2(2.8g、5当量 )のエタノール溶液を終夜還流した。溶媒を蒸発させた後、残渣を50mLのN aOH(1N)に溶解させた。水相を100mLのDCMで2回抽出し、そして 50mLの酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせたものをNa2SO4で乾 燥させ、真空で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(SiO2、DCM: メタノール(95:5))と、エタノール:DCMからの再結晶によって、淡黄 色の粉体として表記化合物(0.27g、21%)が得られた。 融点:139〜141℃ C272333についての分析: 計算値:C,74.13;H,5.30;N,9.60; 実測値:C,73.93;H,5.35;N,9.43%。実施例65 (E)- N-シクロヘキシル-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1, 3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズアミド 中間体27より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物 を6%の収率で得た。 融点:214℃ C282133.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,72.19;H,6.24;N,7.43; 実測値:C,72.28;H,6.19;N,6.93%。実施例66 (E)- N-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレン ジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル] ベンズアミド 中間体28より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2O(8:2)から再結晶した後に、白色結晶として 表記化合物を61%の収率で得た。 融点:168℃ C322935.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,69.88;H,5.61;N,7.64; 実測値:C,69.74;H,5.78;N,7.22%。実施例67 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-シアノフェニル)プロペン-1-オン (E)-シアノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製におけると 同様の方法を用い、エタノール:H2O(8:2)から再結晶した後に、白色結 晶として表記化合物を46%の収率で得た。 融点:228〜230℃ C282133.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,72.81;H,4.93;N,9.10; 実測値:C,72.74;H,4.69;N,8.99%。実施例68 (E)- N-(4-ピペリジン-4-カルボン酸,エチルエステル)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4 -メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プ ロペニル]ベンズアミド 中間体29より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を28% の収率で得た。 融点:144〜145℃ C363536.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,69.93;H,5.93;N,6.8; 実測値:C,69.84;H,5.83;N,6.81%。実施例69 (E)- N-(4-ピペリジン-4-カルボン酸)-4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキ シフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズ アミド NaOH(1N)(0.72mL、2当量を含む)実施例68(0.21g0 .36mmol)のメタノール溶液20mLを還流することによって本産物を調 製した。混合液を冷却後、H2O(100mL)に注ぎ、そしてHCl(1N) で酸性にした。50mLのDCMで2回抽出し、Na2SO4で乾燥させ、真空で 濃縮して残渣を得、これをメタノール:H2Oより再結晶して、表記化合物(0 .05g、24%)を白色結晶として得た。 融点:204〜205℃ C343136.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,68.56;H,5.58;N,7.05; 実測値:C,68.58;H,5.12;N,7.06%。実施例70 (E)-3-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 (E)-3-(2-カルボキシビニル)安息香酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色の粉 体として表記化合物を21%の収率で得た。 融点:156〜158℃ C282225.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,69.93;H,4.95;N,5.83; 実測値:C,69.94;H,4.62;N,5.65%。実施例71 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-(4-メチルピペラジン-1-カルボニル)フェニル)プロペン-1-オ 実施例70及び4-メチルピペラジンより開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、白 色の粉体として表記化合物を30%の収率で得た。 融点:151℃ C333244.H2Oについての分析: 計算値:C,69.95;H,6.05;N,9.89; 実測値:C,69.63;H,5.93;N,9.99%。実施例72 (E)- N-(2-ピペラジン-1-イルエチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキ シフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズ アミド 実施例70及び1-(2-アミノエチル)ピペラジンより開始したことを除いては実 施例20の調製におけると同様の方法を用い、iPr2Oから再結品した後に、 白色の粉体として表記化合物を23%の収率で得た。 融点:138〜140℃ C343554.3.1H2Oについての分析: 計算値:C,64.46;H,6.55;N,11.05; 実測値:C,64.46;H,6.25;N,11.00%。実施例73 (E)-4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル)プロペニル]酢酸エチルエステル 中間体30より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、DCM:ペンタンから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合物 を17%の収率で得た。 融点:92〜95℃ C312825.0.9H2Oについての分析: 計算値:C,70.95;H,5.72;N,5.34; 実測値:C,71.32;H,6.0;N,4.93%。実施例74 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-テトラゾールフェニル)プロペン-1-オン 実施例67より開始したことを除いては実施例63の調製におけると同様の方 法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合 物を5%の収率で得た。 融点:260〜264℃ C282263.2.2H2Oについての分析: 計算値:C,63.43;H,5.02;N,15.85; 実測値:C,63.31;H,4.37;N,15.47%。実施例75 (E)-2-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-2-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステル(Alabaster,R.J.;Co ttrell,I.F.;Hands,D.;Humphrey,G.R.;Kennedy,D.J.;Wright,S.H.B.Synth es1s 1989,8,598-603の方法に従って調製)より開始したことを除いては実施 例20の調製におけると同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白 色結晶として表記化合物を46%の収率で得た。 融点:203〜204℃ C272135についての分析: 計算値:C,72.49;H,5.03;N,5.83; 実測値:C,72.59;H,5.1;N,5.67%。実施例76 (E)-3-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル (E)-3-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステル(Baker,S.R;Jamieson ,W.B;Todd,A.欧州特許公開第134111号公報の方法に従って調製)より開 始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、メタノー ルから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を61%の収率で得た。 融点:165〜167℃ C292425についての分析: 計算値:C,72.49;H,5.03;N,5.83; 実測値:C,72.53;H,5.02;N,5.93%。実施例77 (E)-1-(4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4 ,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル)ピペリジン-4-カ ルボン酸,エチルエステル 中間体31より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、メタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を45% の収率で得た。 融点:175℃ C353535についての分析: 計算値:72.77;H,6.1;N,7.27; 実測値:C,72.99;H,6.16;N,7.03%。実施例78 (E)- N-(1-エチルピロリジン-2-イル-メチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレン ジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル] ベンズアミド 実施例70及び2-ピロリドン-1-イルエチルアミンより開始したことを除いて は実施例20の調製におけると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後 に、白色の粉体として表記化合物を53%の収率で得た。 融点:128〜130℃ C353644.についての分析: 計算値:C,72.9;H,6.29;N,9.72; 実測値:C,72.9;H,6.42;N,10.01%。実施例79 (E)-l-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 実施例58(0.25g、0.57mmol)のDMF溶液50mLに、K2 CO3(0.24g、3当量)及び過剰量の塩化ジメチルアミノジエチルを添加 した。得られた混合液を、出発物質が消失するまで(薄層クロマトグラフィーで のモニタリング、DCM:メタノール(90:10))60℃にて4時間加熱し た。新規化合物が形成された(Rf=0.20)。DMFを蒸発させた後、残渣 を150mLのDCMに溶解させて50mLの水で2回洗浄し、Na2SO4で乾 燥させ、そしてエタノール:H2Oから再結晶して、黄色結晶として表記化合物 (0.06g、22%)を得た。 融点:76〜78℃ C313134.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,71.55;H,6.24;N,8.07; 実測値:C,71.34;H,6.45;N,7.8%。実施例80 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,5-ジt-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,5-ジt-ブチル-4-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施 例20の調製におけると同様の方法を用い、シクロヘキサンから再結晶した後に 、黄色結晶として表記化合物を45%の収率で得た。 融点:137℃実施例81 (E)-3-[3- オキソ-3-[1-(4-メトキシカルボニルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチル エステル 中間体8及び(E)-3-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステル(Baker, S.R:Jamieson,W.B;Todd,A.欧州特許公開第134111号公報の方法に従って 調製)より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用 い、2-プロパノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を70%の 収率で得た。 融点:182℃ C302625についての分析: 計算値:C,72.86;H,5.3;N,5.66; 実測値:C,72.49;H,5.31;N,5.68%。実施例82 (E)-2-[3- オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例75より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の方 法を用い、メタノールから再結晶した後に、灰黄色がかった白色結晶として表記 化合物を78%の収率で得た。 融点:174℃ C282225についての分析: 計算値:C,72.09;H,4.75;N,6.01; 実測値:C,72.53;H,4.72;N,5.76%。実施例83 (E)-(4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェノキシ)酢酸,エチルエステル 実施例22及びブロモ酢酸,エチルエステルより開始したことを 除いては実施例79の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:2-プロパ ノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を28%の収率で得た。 融点:99〜98℃ C312826.2.4H2Oについての分析: 計算値:C,65.57;H,5.82;N,4.93; 実測値:C,65.34;H,5.4;N,5.09%。実施例84 (E)-(4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル)酢酸 実施例73のエタノール溶液より開始したことを除いては実施例31の調製に おけると同様の方法を用い、iPr2O:2-プロパノールから再結晶した後に、 白色結晶として表記化合物を51%の収率で得た。 融点:231℃ C292425.0.25iPrOHについての分析: 計算値:C,72.11;H,5.29;N,5.64; 実測値:C,71.9;H,5.15;N,5.74%。実施例85 (E)-(4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェノキシ)酢酸 実施例83より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の方 法を用い、iPr2O:2-プロパノールから再結晶した後に、黄色結晶として表 記化合物を45%の収率で得た。 融点:158〜160℃ C292426.0.9H2Oについての分析: 計算値:C,67.93;H,5.07;N,5.46; 実測値:C,68.0;H,4.86;N,5.21%。実施例86 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ニトロ-4-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-ニトロ-4-クロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調 製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶とし て表記化合物を56%の収率で得た。 融点:240℃ C272035Clについての分析: 計算値:C,64.61;H,4.02;N,8.37; 実測値:C,64.5;H,3.97;N,8.28%。実施例87 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(5-ニトロ-2-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-5-ニトロ-2-クロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調 製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、黄色 結晶として表記化合物を44%の収率で得た。 融点:146℃ C272035Cl.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,64.38;H,4.04;N,8.34; 実測値:C,64.12;H,3.81;N,8.35%。実施例88 (E)-3- クロロ-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体32より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合物を57 %の収率で得た。 融点:166℃ C292325Cl.0.15EtOHについての分析: 計算値:C,67.43;H,4.62;N,5.37; 実測値:C,67.09;H,4.56;N,5.51%。実施例89 (E)-(4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンジルオキシ)酢酸 (E)-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンジルオキシ)酢酸,エチルエステル のエタノール溶液より開始したことを除いては実施例79の調製におけると同様 の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、灰黄色がかった白色の 固体として表記化合物を40%の収率で得た。 融点:162〜163℃ C302626.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,68.17;H,5.13;N,5.49; 実測値:C,68.16;H,5.46;N,5.51%。 (E)-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンジルオキシ)酢酸,エチルエステル : 実施例39(0.7g、1.5mmol)のDMF溶液50mLに、K2CO3 (0.25g)1.2当量)及びエチルブロモ酢酸(0.2mL、1.1当量) を添加した。得られた混合液を、出発物質が消失するまで(薄層クロマトグラフ ィーでのモニタリング、DCM:メタノール(95:5))60℃にて16時間 加熱した。新規化合物が形成された(Rf=0.8)。DMFを蒸発させた後、 残渣を150mLのDCMに溶解させて50mLの水で2回洗浄し、Na2SO4 で乾燥させ、そしてDCMを用いた円形クロマトグラフィーにて精製して、白色 の粉体として表記化合物(0.85g、11%)を得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ7.8−6.65(m,14H), 5.9(s,2H),4.7(s,2H),4.6−4.3(q,2H),4. 2−4.0(m,4H),3.6−3.5(m,1H),3.2−2.9(m, 2H),1.3−1.2(t,3H)。実施例90 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(5-アミノ-2-クロロフェニル)プロペン-1-オン 実施例87より開始したことを除いては実施例64の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:DCMから再結晶した後に、 白色の粉体として表記化合物を17%の収率で得た。 融点:251〜252℃ C2722ClN33.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,67.68;H,4.8;N,8.77; 実測値:C,67.71;H,4.73;N,8.65%。実施例91 (E)-3- クロロ-4-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例88より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の方 法を用い、2-プロパノールから再結晶した後に、黄色の粉体として表記化合物を 40%の収率で得た。 融点:169℃ C282125.H2Oについての分析: 計算値:C,64.8;H,4.47:N,5.40; 実測値:C,64.47;H,4.13;N,5.60%。実施例92 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-3,5-ジブロモ-4-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例 20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後 に、白色結晶として表記化合物を13%の収率で得た。 融点:148〜150℃ C272024Br2.1.6EtOHについての分析: 計算値:C,54.14;H,4.45;N,4.18; 実測値:C,54.1;H,4.15;N,3.77%。実施例93 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1-オン 実施例22及び塩化ジメチルアミノプロピルより開始したことを除いては実施 例79の調製におけると同様の方法を用い、シクロヘキサン:DCM:ペンタン から再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を16%の収率で得た。 融点:106℃ C323334.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,72.65;H,6.40;N,7.94; 実測値:C,72.74;H,6.56;N,7.63%。実施例94 (E)-2- クロロ-5-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体33より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、メタノール:DCMから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合 物を59%の収率で得た。 融点:228℃ C2823ClN25.1.05H2Oについての分析: 計算値:C,65.24;H,4.74;N,5.25; 実測値:C,64.91;H,4.27;N,5.13%。実施例95 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-(2-ジイソプロピルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 実施例22及び塩化ジイソプロピルアミノジエチルより開始したことを除いて は実施例79の調製におけると同様の方法を用い、メタノール:H2Oから再結 晶した後に、黄色結晶として表記化合物を12%の収率で得た。 融点:92〜93℃ C353934についての分析: 計算値:C,74.31;H,6.95;N,7.43; 実測値:C,74.34;H,7.16;N,7.10%。実施例96 (E)-2- クロロ-5-[3-オキソ-3-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例94より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の方 法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を78% の収率で得た。 融点:178℃ C282125.0.7MeOHについての分析: 計算値:C,65.86;H,4.58;N,5.35; 実測値:C,65.73;H,4.44:N,5.51%。実施例97 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体34より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を77% の収率で得た。 融点:172℃実施例98 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3,5-ジメチル-4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン 中間体35より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合 物を71%の収率で得た。 融点:151〜152℃ C292624.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,73.52;H,5.7;N,5.91; 実測値:C,73.56;H,5.59;N 6.29%。実施例99 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)-4-ニトロフェニル)プロペン-1- オン 実施例97より開始したことを除いては実施例79の調製におけると同様の方 法を用い、メタノールから再結晶した後に、淡黄色の 粉体として表記化合物を18%の収率で得た。 融点:189℃ C313046.1.5H2Oについての分析: 計算値:C,64.02;H,5.72;N,9.63; 実測値:C,64.18;H,5.41;N,9.21%。実施例100 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-(2-ジメチルアミノエトキシ)-4-アミノフェニル)プロペン-1- オン 実施例99より開始したことを除いては実施例64の調製におけると同様の方 法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、黄色の粉体として表記化合物を17 %の収率で得た。 融点:143℃ C313244.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,69.78;H,6.23;N,10.5; 実測値:C,69.87;H,5.98;N,10.42%。実施例101 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ニトロ-4-ヒドロキシ-5-メトキシフェニル)プロペン-1-オン 中間体36より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:DCMから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物 を45%の収率で得た。 融点:172℃ C252337.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,63.7;H,4.7;N,7.96; 実測値:C,63.71;H,4.31;N,7.98%。実施例102 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-クロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-クロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合 物を48%の収率で得た。 融点:212〜213℃ C2721ClN20についての分析: 計算値:C,70.97;H,4.63;N,6.13 実測値:C,70.65;H,4.63;N,6.16%。実施例103 (E)-1-[1-(4- メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体2及び(E)-2-クロロ-5-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実 施例20の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結晶した後 に、黄白色の粉体として表記化合物を18%の収率で得た。 融点:136〜138℃ C2722ClN34.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,65.98;H,4.59;N,8.55; 実測値:C,65.91;H,4.4;N,8.42%。実施例104 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2,6-ジクロロフェニル)プロペン-1-オン (E)-2,6-ジクロロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、シクロヘキサンから再結晶した後に、白色の粉体とし て表記化合物を41%の収率で得た。 融点:118〜120℃ C2720Cl223.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,65.52;H,4.15;N,5.66; 実測値:C,65.74;H,4.62;N,5.29%。実施例105 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-メチルアミノメチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-メチルイミノメチルフェニル)プロペン-1-オン(0.46g 、1.1mmol)、NaBH3CN(0.14g、2.3mmol)及び酢酸 (0.11mL)のメタノール溶液20mLを、室温にて1時間攪拌した。反応 混合液をNaHCO3の飽和水溶液50mLで終了させた。30mLのDCMで 2回抽出して塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、真空にて濃縮して残渣を得 、これを溶離溶媒としてDCM:メタノール(97:3)を使用したシリカゲル のフラッシュクロマトグラフィーにて精製した。DCM:シクロヘキサンから再 結晶して、白色の粉体として表記化合物(0.05g、10%)を得た。 融点:201℃ C2927Cl233.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,73.4;H,5.95;N,8.85; 実測値:C,73.66;H,5.82;N,8.57%。 実施例23(0.5g、1.0mmol)の攪拌メタノール溶液を、メチルア ミン(1.6mL、1.5当量、33%エタノール溶液)と共に1時間還流した 。真空にて蒸発させて、(E)-1-[1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テ トラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-メチルイミノメチルフェニル)プロペ ン-1-オン(0.46g、90%)を得た。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ8.2(d,1H),8.1(s, 1H),7.8−7.65(m,3H),7.55−7.5(m,3H),7. 4−7.1(m,3H),7.0−6.85(m,2H),6.8−6.6(d d,2H),5.9(s,2H),4.2−4.1(br d,1H),3.5 (s+m,4H),3.05−2.85(m,2H)。実施例106 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-メチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-メチルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製における と同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色の粉体として表記化 合物を67%の収率で得た。 融点:196℃ C282423についての分析: 計算値:C,77.04;H,5.54;N,6.62; 実測値:C,76.76;H,5.56;N,6.33%。実施例107 (E)- N-メチル-(4-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9- テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンゼンスルホンアミド (E)-4-(N-メチルスルホンアミド)ケイ皮酸より開始したことを除いては実施 例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した 後に、白色結晶として表記化合物を79%の収率で得た。 融点:162℃ C282535.0.4EtOHについての分析: 計算値:C,64.78;H,5.17;N,7.87; 実測値:C,64.46;H,4.82;N,7.76%。実施例108 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシ-4-アセチルフェニル)プロペン-1-オン (E)-3-ヒドロキシ-4-アセチルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例2 0の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結 晶として表記化合物を87%の収率で得た。 融点:217〜218℃ C292425についての分析: 計算値:C,72.49;H,5.03;N,5.83; 実測値:C,72.24;H,5.25;N,5.53%。実施例109 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体10及び(E)-2-クロロ-5-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては 実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール:H2O(95:5 )から再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を62%の収率で得た。 融点:154℃ C2722ClN34.0.5(H2O:MeOH)についての分析: 計算値:C,66.08;H,4.55;N,8.36; 実測値:C,66.3;H,4.52;N,7.94%。実施例110 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン (E)-2-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を47%の収率で得た。 融点:154℃ C272224.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,72.18;H,5.2;N,6.24; 実測値:C,72.19;H,4.93;N,6.13%。実施例111 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-ニトロ-2-ピペリジン-1-イルフェニ ル)プロペン-1-オン 中間体37より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、メタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を31% の収率で得た。 融点:162〜163℃ C323045.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,65.52;H,5.84;N,9.55; 実測値:C,65.9;H,5.49;N,9.59%。実施例112 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体10より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を52%の 収率で得た。 融点:190℃ C282422についての分析: 計算値:C,79.98;H,5.75;N,6.66; 実測値:C,79.94;H,5.86;N,6.62%。実施例113 (E)-1-[1-(4- イソプロピルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2- イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体11及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶 として表記化合物を54%の収率で得た。 融点:195℃ C292733についての分析: 計算値:C,74.82;H,5.85;N,9.03; 実測値:C,74.43;H,5.84;N,9.17%。実施例114 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体10及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶 として表記化合物を35%の収率で得た。 融点:174〜176℃ C282334.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,71.97;H,5.0;N,8.99; 実測値:C,71.78;H,4.89;N,8.83%。実施例115 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体19より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を60%の 収率で得た。 融点:232〜233℃ C272223.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,76.11;H,5.3;N,6.57; 実測値:C,76.2;H,5.27;N,6.77% [α]D 21=−336(c=0.50,MeOH)。実施例116 (E)-(S)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体18より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、イソプロパノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を3 2%の収率で得た。 融点:235〜236℃ C272223.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,76.43;H,5.27;N,6.6; 実測値:C,76.26;H,5.21;N,6.61%。 [α]D 21=378(c=0.5,MeOH)。実施例117 (E)-1-[1-(4- メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル] -3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体2及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶と して表記化合物を63%の収率で得た。 融点:227℃ C272334.0.1EtOHについての分析: 計算値:C,71.32;H,5.19;N,9.17; 実測値:C,70.96;H,5.14;N,9.23%。実施例118 (E)-1-[1-(4- メチルフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-クロロ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体6及び(E)-2-クロロ-5-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実 施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、 黄色の粉体として表記化合物を57%の収率で得た。 融点:211〜213℃ C2723ClN33についての分析: 計算値:C,68.72;H,4.7;N,8.9; 実測値:C,68.42;H,4.73:N,8.91%。実施例119 (E)- N-(テトラヒドロフラン-2-イル-メチル)-3-[3-オキソ-3-(1-(3,4-メチレン ジオキシ)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)プロペニル]ベンズア ミド 実施例70及びテトラヒドロフルフリルアミンより開始したことを除いては実 施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、 白色の粉体として表記化合物を30%の収率で得た。 融点:172〜173℃ C333135.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,71.18;H,5.76;N,7.55; 実測値:C,71.1;H,5.88;N,7.45%。実施例120 (E)-1-[1-( インダン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3- フェニルプロペン-1-オ ン 中間体9及びテトラヒドロフルフリルアミンより開始したことを 除いては実施例1の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶し た後に、白色結晶として表記化合物を51%の収率で得た。 融点:223℃ C292620.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,81.81;H,6.34;N,6.58; 実測値:C,81.87;H,6.34;N,6.5%。実施例121 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(3-アセチルフェニル)プロペン-1-オン 3-アセチルケイ皮酸(C1e1and,G.H.J.Org.Chem.1969,34,744-747の方法 に従って調製)より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の 方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色の粉体として表記化合物を4 2%の収率で得た。 融点:191℃ C2924ClN24についての分析: 計算値:C,74.98;H,5.21;N,6.03; 実測値:C,74.85;H,5.28;N,6.1%。実施例122 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 中間体10及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を37%の収率で得た。 融点:146℃ C323333.1.5H2Oについての分析: 計算値:C,71.89;H,6.79;N,7.86; 実測値:C,72.04;H,7.09;N,7.93%。実施例123 (E)-4-[3- オキソ-3-[l-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体2及び(E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステルより開始 したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール から再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を73%の収率で得た。 融点:189℃ C292624.0.1EtOHについての分析: 計算値:C,74.44;H,5.69;N,5.95; 実測値:C,74.1;H,5.65;N,6.01%。実施例124 (E)-1-[l-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(4-メチル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[1,4]オキサジン-6-イル)プ ロペン-1-オン 中間体38より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を69% の収率で得た。 融点:231〜232℃ C242624.0.1EtOHについての分析: 計算値:C,73.01;H,5.51;N,8.51; 実測値:C,72.54;H,5.58;N,8.44%。実施例125 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-ヒドロキシ-5-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体39より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を30% の収率で得た。 融点:205℃ C272136.0.6EtOHについての分析: 計算値:C,65.78;H,5.14;N,7.94; 実測値:C,65.52;H,4.98;N,8.04%。実施例126 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体10及び(E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステルより開 始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノー ルから再結晶した後に、白色針状物として表記化合物を88%の収率で得た。 融点:186℃ C302624.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,74.73;H,5.52;N,5.81; 実測値:C,75.45;H,5.38;N,6.07%。実施例127 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例123より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の 方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、灰色の粉体として表記化 合物を43%の収率で得た。 融点:147〜149℃ C282424についての分析: 計算値:C,74.32;H,5.35;N,6.19; 実測値:C,74.3;H,5.37;N,6.07%。実施例128 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実施例126より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の 方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を53 %の収率で得た。 融点:222〜224℃ C292424についての分析: 計算値:C,74.98;H,5.21;N,6.03; 実測値:C,75.21:H,5.3;N,6.21%。実施例129 (E)-1-[1- (べンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体12より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶と して表記化合物を35%の収率で得た。 融点:241〜242℃ C282222についての分析: 計算値:C,80.36;H,5.3;N,6.69; 実測値:C,80.44;H,5.3;N,6.89%。実施例130 (E)-3-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル)トリフルオロメタンスルホン酸, フェニルエステル 中間体40より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を38% の収率で得た。 融点:169℃ C2821326S.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,58.58;H,3.76;N,4.88; 実測値:C,58.84;H,3.71;N,4.3%。実施例131 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン (E)-4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル(Oku,T.;Kayakiri,H.;Satoh,S.;Abe, Y.;Sawada,Y.;Inoue,T.;Tanaka,H.;欧州特許第622361号公報の方法に従っ て調製)より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を 用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を57%の収 率で得 た。 融点:136℃ C292025.1.2EtOHについての分析: 計算値:C,58.58;H,3.76;N,4.88; 実測値:C,58.84;H,3.71;N,4.3%。実施例132 (E)-1-[1-( ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル) ]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 中間体12及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を23%の収率で得た。 融点:159℃ C323133.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,75.75;H,6.2;N,8.28; 実測値:C,75.58;H,5.97;N,8.35%。実施例133 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-ジメチルアミノフェニル)プロペン-1-オン (E)-2-ジメチルアミノケイ皮酸(Suschitzky,H.;Hollywood,F.Synthesis 1982 ,662-665の方法に従って調製)より開始したことを除いては実施例20の調製 におけると同様の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、黄色の 粉体として表記化合物を51%の収率で得た。 融点:172℃ C292733についての分析: 計算値:C,74.82;H,5.85;N,9.03; 実測値:C,74.75;H,5.85;N,8.9%。実施例134 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-l,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-ピペリジン-1-イルフェニル)プロペン-1-オン (E)-2-ピペリジン-1-イルケイ皮酸(Suschitzky,H.;Hollywood,F.Synfhesis 1982,662-665の方法に従って調製)より開始したことを除いては実施例20の 調製におけると同様の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、黄 色の粉体として表記化合物を37%の収率で得た。 融点:129℃ C323133についての分析: 計算値:C,76.02;H,6.18;N,8.31; 実測値:C,75.66;H,6.18;N,8.29%。実施例135 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体12及び(E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸メチルエステルより開始 したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール から再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を76%の収率で得た。 融点:221℃ C302424についての分析: 計算値:C,75.62;H,5.08;N,5.88; 実測値:C,75.75;H,5.31;N,5.86%。実施例136 (E)-4-[3-(1- ベンゾフラン-5-イル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イ ル)-3-オキソ-プロペニル]安息香酸 実施例135より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の 方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、黄色結晶として表記化合物を66 %の収率で得た。 融点:283℃ C292224.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,73.59;H,4.94;N,5.92; 実測値:C,73.48;H,4.78;N,5.93%。実施例137 (E)-4-[3- オキソ-3-(1-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル)プロペニル]フェニル)トリフルメタンスルホン酸,フ ェニルエステル 実施例41より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を51% の収率で得た。 融点:254℃ C2821326Sについての分析: 計算値:C,58.95;H,3.71;N,4.91; 実測値:C,58.79;H,3.8;N,4.77%。実施例138 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-(2-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 実施例110及び塩化ジメチルアミノジエチルより開始したことを除いては実 施例79の調製におけると同様の方法を用い、CH3CN:ペンタンから再結晶 した後に、黄色結晶として表記化合物を70%の収率で得た。 融点:131℃ C313134.1.3H2Oについての分析: 計算値:C,68.95;H,6.35;N,7.88; 実測値:C,69.77;H,6.28;N,7.84%。実施例139 (E)-1-[1-(3- フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体14より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、DCM:シクロヘキサンから再結晶した後に、白色結晶として表記化合 物を66%の収率で得た。 融点:122℃ C2723FN22.0.4CH2Cl2についての分析: 計算値:C,71.47;H,5.21;N,6.08; 実測値:C,71.46;H,5.27;N,6.12%。実施例140 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ) フェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を85%の収率で得た。 融点:187〜189℃ C323333についての分析: 計算値:C,75.71;H,6.55;N,8.20; 実測値:C,75.60;H,6.76;N,8.10%。 [α]D 21=−310(c=0.40,CHC13)。実施例141 (E)-1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体13より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を39%の 収率で得た。 融点:216℃ C282423.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,75.18;H,5.68;N,6.26; 実測値:C,75.17;H,5.41;N,6.4%。実施例142 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピロリジン-1-イルエトキシ)フェニル)プロペン-1-オ 中間体10及び中間体42より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、2-プロパノール:iPr2O から再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を26%の収率で得た。 融点:152℃ C343533.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,75.25;H,6.69;N,7.74; 実測値:C,75.31;H,6.6;N,7.69%。実施例143 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[4-ピロリジン-1-イルフェニル]プロペン-1-オン 中間体43より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノール:H2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物 を73%の収率で得た。 融点:154℃ C312933.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,74.11;H,6.06;N,8.36; 実測値:C,74.22;H,5.97;N,7.97%。実施例144 (E) −(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶 として表記化合物を51%の収率で得た。 融点:155℃ C282334についての分析: 計算値:C,72.25;H,4.98;N,9.03; 実測値:C,72.2;H,5.0;N,9.01%。 [α]D 19=−347(c=0.33,MeOH)。実施例145 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル]-3-[4-イミダゾール-1-イルフェニル]プロペン-1-オン 中間体44より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を69% の収率で得た。 融点:204℃ C302443.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,72.68;H,5.04;N,11.3; 実測値:C,72.67;H,4.85;N,11.34%。実施例146 (E)-4-[3-[1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体13及び(E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸,メチルエステルより開 始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、メタノー ルから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合物を35%の収率で得た。 融点:136℃ C302625.0.1H2Oについての分析: 計算値:C,72.6;H,5.32;N,5.64; 実測値:C,72.31;H,5.26;N,5.74%。実施例147 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体13及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色の粉 体として表記化合物を93%の収率で得た。 融点:154℃ C282335.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,68.31;H,4.95;N,8.54; 実測値:C,68.41;H,4.87;N,8.61%。実施例148 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ -β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン- 1-オン 中間体13及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色の粉体として表 記化合物を65%の収率で得た。 融点:145℃実施例149 (E)-1-[1-(3- フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン 中間体14及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表 記化合物を60%の収率で得た。 融点:103℃ C3132FN33.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,71.49;H,6.35;N,8.07; 実測値:C,71.4;H,6.51;N,8.04%。実施例150 (E)-4-[3-[1-(2,3- ジヒドロベンゾ[1,4]ジオキシン-6-イル)-1,3,4,9-テトラヒ ドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル]安息香酸 中間体146より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の 方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色の粉体として表記化合物を9 3%の収率で得た。 融点:253℃ C292425.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,70.63;H,5.19;N,5.68; 実測値:C,70.78;H,5.09;N,5.72%。実施例151 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体20より開始したことを除いては実施例1の調製における と同様の方法を用い、メタノールから再結晶した後に、白色結晶として表記化合 物を100%の収率で得た。 融点:267℃ C282422についての分析: 計算値:C,79.98;H,5.75;N,6.66; 実測値:C,79.86;H,5.89;N,6.72%。 [α]D 22=−362(c=0.35,CHC13)。実施例152 (E)-(S)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オ 中間体21及び中間体25より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、ベージュ色結晶とし て表記化合物を79%の収率で得た。 融点:153℃ C323333.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,74.39;H,6.63;N,8.13; 実測値:C,74.36;H,6.69;N,8.44%。 [α]D 21=314(c=0.40,CHC13実施例153 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン 中間体10及び(E)-4-アミノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、イソプロパノールから再結晶した後に、白 色結晶として表記化合物を43%の収率 で得た。 融点:183℃ C303132.1.6H2Oについての分析: 計算値:C,76.59;H,5.83;N,9.57; 実測値:C,76.62;H,5.82;N,9.59%。実施例154 (E)-(S)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-フェニルプロペン-1-オン 中間体21より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、エタノールから再結品した後に、白色結晶として表記化合物を98%の 収率で得た。 融点:266℃ C282422.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,79.30;H,5.80;N,6.61; 実測値:C,79.24;H,5.92;N,6.48%。 [α]D 20=356(c=0.35,CHC13)。実施例155 (E)-(S)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体21及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結晶した後に、黄色 結晶として表記化合物を77%の収率で得た。 融点:143℃ C282334.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,71.42;H,5.05;N,8.92; 実測値:C,71.51;H,4.98;N,9.23%。 [α]D 19=294(c=0.30,CHC13)。実施例156 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(1-(S)-メチルピロリジン-2-イル-メトキシ)フェニル )プロペン-1-オン 中間体20及び中間体45より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結晶した後に、白色結晶として 表記化合物を73%の収率で得た。 融点:167℃ C343533についての分析: 計算値:C,76.52;H,6.61;N,7.87; 実測値:C,76.13;H,6.71;N,7.96%。 [α]D 20=−344(c=0.30,CHC13)。実施例157 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(3-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-3-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例 20の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色 結晶として表記化合物を93%の収率で得た。 融点:251℃ C282423.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,74.58;H,5.72;N,6.21; 実測値:C,74.58;H,5.65:N,6.17%。 [α]D 21=−342(c=0.53,CHC13)。実施例158 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)フェニル)プロ ペン-1-オン 中間体20及び中間体46より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を100%の収率で得た。 融点:193℃ C333533.0.45H2Oについての分析: 計算値:C,74.82;H,6.83;N,7.93; 実測値:C,74.85;H,6.76;N,8.21%。実施例159 (E)-1-(1- フェニル-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリン-2-イル)-3-(4-(4-メ チルピペラジン-1-イル)-フェニル)プロペン-1-オン 中間体1及び中間体47より開始したことを除いては実施例20の調製におけ ると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記化 合物を26%の収率で得た。 融点:223〜226℃ C323243.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,72.82;H,6.26;N,10.61; 実測値:C,72.77;H,6.31;N,10.52%。実施例160 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(1-(S)-メチルピロリジン-2-イル-メトキシ)フェニル)プ ロペン-1-オン 中間体19及び中間体45より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を83%の収率で得た。 融点:164℃ C333334.0.9H2Oについての分析: 計算値:C,71.82;H,6.36;N,7.61; 実測値:C,72.05;H,6.57;N,7.24%。 [α]D 21=−285(c=0.40,CHC13)。実施例161 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノ-1-メチルエトキシ)フェニル)プロペン -1-オン 中間体19及び中間体46より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を56%の収率で得た。 融点:107℃ C323334.0.7H2Oについての分析: 計算値:C,71.67;H,6.47;N,7.84; 実測値:C,71.6:H,6.53;N,7.97%。実施例162 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1-オン 中間体19及び中間体48より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を78%の収率で得た。 融点:193℃ C323334.1.6H2Oについての分析: 計算値:C,69.57;H,6.6;N,7.61; 実測値:C,69.46;H,6.59;N,7.33%。 [α]D 21=−266(c=0.40,CHC13)。実施例163 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(3,4-フルオロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸,メチルエステル 中間体15及び(E)-4-(2-カルボキシビニル)安息香酸メチルエステルより開始 したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方法を用い、エタノール :H2Oから再結晶した後に、黄色の粉体として表記化合物を100%の収率で 得た。 融点:200℃ C2822223についての分析: 計算値:C,71.18;H,4.69;N,5.93; 実測値:C,71.21;H,4.77;N,6.03%。実施例164 (E)-(R)-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フ ェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フェニル)アクリル酸( Sharpe,C.J.;Shabolt,R.S.;Brown,G.R.;Ashford,A.;Ross,J.W.J.Med.Chem.1 971,14,836-842の方法に従って調製)より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶 として表記化合物を80%の収率で得た。 融点:193℃ C343733.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,74.73;H,7.05;N,7.69; 実測値:C,74.53;H,6.91;N,7.68%。 [α]D 2O=−311(c=0.30,CHC13)。実施例165 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジメチルアミノプロポキシ)フェニル)プロペン-1- オン 中間体20及び中間体48より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を79%の収率で得た。 融点:193℃ C333533についての分析: 計算値:C,75.98;H,6.76;N,8.06; 実測値:C,76.24;H,6.76;N,8.21%。 [α]D 20=−293(c=0.40,CHC13)。実施例166 (E)-4-[3- オキソ-3-[1-(3,4-ジフルオロフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カ ルボリン-2-イル]プロペニル]安息香酸 実測値163より開始したことを除いては実施例31の調製におけると同様の 方法を用い、メエタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表記 化合物を100%の収率で得た。 融点:172℃ C2720223についての分析: 計算値:C,68.06;H,4.65;N,5.88; 実測値:C,68.15;H,4.55;N,5.99%。実施例167 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-4-アミノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結晶した後に、白色 結晶として表記化合物を80%の収率で得た。 融点:176℃ C282532.0.23H2Oについての分析: 計算値:C,76.49;H,5.84;N,9.56; 実測値:C,76.21;H,5.61;N,9.96%。 [α]D 21=−375.3(c=0.0.35,CHC13)。実施例168 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-アミノフェニル)プロペン-1-オ 中間体19及び(E)-4-アミノケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノールH2Oから再結晶した後に 、白色結晶として表記化合物を63%の収率で得た。 融点:264℃ C272333.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,72.34;H,5.44;N,9.37; 実測値:C,72.06;H,5.48;N,9.55%。 [α]D 21=−266(c=0.3,MeOH)。実施例169 (E)-(E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピロリジン-2-イルエトキシ)フェニル)プロペン-1-オ 中間体19及び中間体42より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、褐色結晶として表記 化合物を4%の収率で得た。 融点:116℃ C333334.1.7H2Oについての分析: 計算値:C,69.99;H,6.48;N,7.42; 実測値:C,70.02;H,6.47;N,7.59%。実施例170 (E)-(R)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カル ボリン-2-イル]-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フェニルプロペン-1-オン 中間体19及び(E)-3-(4-(2-ジエチルアミノエトキシ)フェニル)アクリル酸( Sharpe,C.J.;Shabolt,R.S.;Brown,G.R.;Ashford,A.;Ross,J.W.J.Med.Chem.1 971,14(9),836-842の方法に従って調製)より開始したことを除いては実施例 20の調製におけると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色 結晶として表記化合物を67%の収率で得た。 融点:94℃ C333534.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,72.5;H,6.64;N,7.69; 実測値:C,72.48;H,6.64;N,7.58%。 [α]D 21=−287(c=0.3,CHC13)。実施例171 (E)-1-[1-(3- フルオロ-4-メトキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボ リン-2-イル]-3-(3-ニトロフェニル)プロペン-1-オン 中間体14及び(E)-3-ニトロケイ皮酸より開始したことを除いては実施例20 の調製におけると同様の方法を用い、DCM:2-プロパノールから再結晶した後 に、黄色の粉体として表記化合物を90%の収率で得た。 融点:141℃ C2722FN34.0.9CH2Cl2についての分析: 計算値:C,61.16;H,4.38;N,7.67; 実測値:C,61.1;H,4.39;N,7.56%。実施例172 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4−トリフルオロメチルフェニル ) プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-4-トリフルオロメチルケイ皮酸より開始したことを除いて は実施例20の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノールから再結品し た後に、白色結晶として表記化合物を91%の収率で得た。 融点:141℃ C2923322についての分析: 計算値:C,71.3;H,4.75;N,5.73; 実測値:C,71.37;H,4.79;N,5.86%。 [α]D 20=−326(c=0.3,CHC13)。実施例173 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(3-トリフルオロメチルフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-3-トリフルオロメチルケイ皮酸より開始したことを除いて は実施例20の調製におけると同様の方法を用い、2-プロパノール:H2Oから 再結晶した後に、白色結晶として表記化合物を80%の収率で得た。 融点:223℃ C2923322についての分析: 計算値:C,71.3;H,4.75;N,5.73; 実測値:C,71.44;H,4.73;N,5.85%。 [α]D 20=−326(c=0.3,CHC13)。実施例174 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-モルホリン-4-イルエトキシ)フェニル) プロペン-1-オン 中間体20及び中間体49より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、2-プロパノール:H2Oから再結晶した後に、白色結 晶として表記化合物を66%の収率で得た。 融点:148℃ C343534についての分析: 計算値:C,71.3;H,4.75;N,5.73; 実測値:C,71.44;H,4.73;N,5.85%。 [α]D 19=−288(c=0.3,CHC13)。実施例175 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-(エチルメチルアミノ)エトキシ)フェニル)プロペ ン-1-オン 中間体20及び中間体50より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、iPr2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表 記化合物を66%の収率で得た。 融点:107℃ C333533.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,73.94;H,6.88;N,7.84; 実測値:C,74.09;H,7.15;N,7.48%。 [α]D 21=−253(c=0.3,CHC13)。実施例176 (E)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(3-(ジメチルアミノ)プロペニル)フェニル)プ ロペン-1-オン 中間体20及び中間体51より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色の粉体として表 記化合物を45%の収率で得た。 融点:216℃ C333332.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,78.14;H,6.88;N,7.84; 実測値:C,78.03;H,6.74;N,8.21%。 [α]D 19.8=−312(c=0.29,CHC13)。実施例177 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(3-ジメチルアミノ-2-ヒドロキシプロポキシ)フェニ ル)プロペン-1-オン 0℃にて、(E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テト ラヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-(t-ブチルジメチルシラニルオキシ)- 3-ジメチルアミノ-2-ヒドロキシ-プロポキシ)フェニル)プロペン-1-オン(0. 4g、0.6mmol)の無水THF溶液50mLに、フッ化テトラブチルアン モニウム(0.6mL、1当量、1MのTHF溶液)を添加した。得られた混合 液を室温にて1日間攪拌した。水を用いて終了させ、DCMで抽出し、塩水で洗 浄してMgSO4で乾燥させて、真空で濃縮して、オイルを得た。イソプロパノ ール:H2Oから再結晶して、灰黄色がかった白色の粉体として表記化合物(0 .2g、62%)を得た。 融点:138℃ C333534.0.5H2Oについての分析: 計算値:C,72.5;H,6.64;N,7.69; 実測値:C,72.21;H,6.75;N,7.48%。 実測値:C,76.13;H,6.71;N,7.96%。 [α]D 20=−283(c=0.6,CHC13)。 (E)-(R)-1-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β -カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-(t-ブチルジメチルシラニルオキシ)-3-ジメチル アミノ-2-ヒドロキシ-プロポキシ)フェニル)プロペン-1-オンは、中間体20及 び中間体52より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用いて、黄色オイルとして89%の収率で得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ8.1(s,1H),7.5−7. 3(m,2H),6.9−7.2(m,7H),6.8−6.5(m,3H), 4.5(t,2H),4.2(m,1H),4.0(m,3H),3.8(m, 1H),3.3(m,1H),3.0(t,2H),2.7−2.9(m,3H ),2.3−2.15(m,2H),2.1(s,6H),0.8(s,9H) ,0.05(d,6H)。実施例178 (E)-(R)-1-(1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル)-3-(4-ホルミルフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-4-ホルミルケイ皮酸より開始したことを除いては実施例2 0の調製におけると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、白色の 粉体として表記化合物を53%の収率で得た。 融点:175℃ C292423.0.8H2Oについての分析: 計算値:C,75.24;H,5.57;N,6.05; 実測値:C,75.54;H,5.78;N,6.11%。 [α]D 20=−340(c=0.33,CHC13)。実施例179 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-プロピルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン 実施例178(0.5g、1.1mmol)のメタノール溶液50mLに、プ ロピルアミン(14mL、1.5当量)を添加した。得られた混合液を50℃に て4時間撹拌した。室温にて、ポリマーに支持されたホウ化水素(1.2g、1 .2当量、2.5nmol/mg)を添加し、得られた混合液を50℃にて6時 間攪拌した。真空で蒸発させた後、残渣を50mLのDCMで2回洗浄した。濾 過後に、濾液を50mLの水で2回洗浄した。Na2SO4で乾燥させて、真空で 蒸発させ、そしてメタノールから再結晶して、淡黄色の粉体として表記化合物( 0.4g、81%)が得られた。 融点:170℃ C323332.0.4H2Oについての分析: 計算値:C,77.05;H,6.83;N,8.42; 実測値:C,77.04;H,6.78;N,8.29%。 [α]D 19=−330(c=0.4,MeOH)。実施例180 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-[4-(2-ジメチルアミノエチルアミ ノ)フェニル]プロペン-1-オン 中間体20及び中間体53より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、エタノールから再結晶した後に、黄色結晶として表記 化合物を12%の収率で得た。 融点:160℃ C323442.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,75.33;H,6.8;N,10.98; 実測値:C,75.06;H,6.83;N,10.98%。 [α]D 20=−214(c=0.1,MeOH)。実施例181 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-アミノエトキシ)フェニル)プロペン-1-オン (E)-(R)-2-[2-(4-{3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソ-プロペニル}フェノキシ)エチル]イソ インドール-1,3-ジオン(0.85g、1.4mmol)のメタノール:THF 溶液50mLに、ヒドラジン(0.38mL、3当量、35%の水溶液)を添加 した。得られた混合液を45℃にて4時間攪拌した。真空で蒸発させて、溶離溶 媒としてDCM:メタノール(80:20)を用いたフラッシュクロマトグラフ ィーを行い、黄色の粉体として表記化合物(0.17g、26%)を得た。 融点:186℃ C302933.0.3CH2Cl2についての分析: 計算値:C,72.06;H,5.91;N,8.32; 実測値:C,72.12;H,6.08;N,8.67%。 [α]D 20=−285(c=0.29,MeOH)。 (E)-(R)-2-[2-(4-{3-[1-(2,3-ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソ-プロペニル}フェノキシ)エチル]イソ インドール-1,3-ジオンは、中間体20及び中間体54より開始したことを除い ては実施例20の調製におけると同様の方法を用いて、エタノールから再結晶し た後にゴム状の固体として90%の収率で得られた。1 H NMR(CDCl3,250MHz)δ8.0−6.7(m,19H),4 .5(t,2H),4.2−4.0(m,5H),3.4(m,1H),3.0 (t,2H),2.9(m,2H)。実施例182 (E)-(R)-1-[l-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロペン-1-オン 中間体20及び(E)-4-ヒドロキシケイ皮酸より開始したことを除いては実施例 20の調製におけると同様の方法を用い、DMF:メタノールから再結晶した後 に、白色の粉体として表記化合物を90%の収率で得た。 融点:189℃ C282423.0.5DMFについての分析: 計算値:C,75.51;H,5.77;N,7.12; 実測値:C,75.31;H,5.84;N,6.81%。 [α]D 20=−310(c=0.32,MeOH)。実施例183 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニルプ ロペン-1-オン 中間体20及び中間体47より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、DMF:エタノールから再結晶した後に、淡黄色結晶 として表記化合物を48%の収率で得た。 融点:193℃ C333442.1.0DMFについての分析: 計算値:C,73.07;H,6.98;N,11.83; 実測値:C,72.67;H,7.05;N,11.55%。 [α]D 20=−330(c=0.3,CHC13)。実施例184 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-メチルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン メチルアミンより開始したことを除いては実施例179の調製におけると同様 の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体として表記 化合物を52%の収率で得た。 融点:129℃ C302932.1.1H2Oについての分析: 計算値:C,74.54;H,6.51;N,8.69; 実測値:C,74.68;H,6.57;N,8.59%。 [α]D 21=−288(c=0.4,CHC13)。実施例185 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラ ヒドロ-β-カルボリン-2-イル]-3-(4-イソプロピルアミノメチル)フェニル)プロ ペン-1-オン イソプロピルアミンより開始したことを除いては実施例179の調製における と同様の方法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体とし て表記化合物を47%の収率で得た。 融点:158℃ C323332.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,77.33;H,6.81;N,8.45; 実測値:C,77.42;H,6.74;N,8.26%。 [α]D 21=−319(c=0.3,MeOH)。実施例186 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-ジメチルアミノメチル)フェニル)プロペン-1-オン ジメチルアミンを用いたことを除いては実施例179の調製におけると同様の 方法を用い、イソプロパノール:H2Oから再結晶した後に、白色の粉体として 表記化合物を34%の収率で得た。 融点:153〜154℃ C313132.0.2H。Oについての分析: 計算値:C,77.38;H,6.58;N,8.73; 実測値:C,77.4;H,6.49;N,8.61%。 [α]D 21=−336(c=0.30,MeOH)。実施例187 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-[4-(3-ジメチルアミノプロポキシ ) フェニル]プロペン-1-オン 実施例182及び塩化ジメチルアミノプロピルより開始したことを除いては実 施例79の調製におけると同様の方法を用い、CH3CNから再結品した後に、 白色の粉体として表記化合物を53%の収率で得た。 融点:186℃ C333532.0.6H2Oについての分析: 計算値:C,74.44;H,6.85;N,7.89; 実測値:C,74.36;H,6.63;N,7.98%。 [α]D 20=−326(c=0.3,MeOH)。実施例188 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-(4-(2-ピペリジン-1-イルエトキシ)フェニル)プロペン-1 -オン 中間体20及び中間体55より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、CH3CNから再結晶した後に、白色結晶として表記 化合物を50%の収率で得た。 融点:210℃ C353733についての分析: 計算値:C,76.75;H,6.81;N,7.67; 実測値:C,76.68;H,7.11;N,7.93%。 [α]D 18.9=−290(c=0.4,CHC13)。実施例189 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル)-3-(4-(2-ピペリジン-1-イルエトキシ)フェ ニル]プロペン-1-オン 中間体55より開始したことを除いては実施例20の調製におけると同様の方 法を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、ベージュ色の固体として表 記化合物を32%の収率で得た。 融点:102℃ C343534.0.6MeOHについての分析: 計算値:C,73.05;H,6.63;N,7.39; 実測値:C,73.24;H,6.87;N,7.02%。実施例190 (E)-(R)-[2-(4-{3-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒド ロ-β-カルボリン-2-イル]-3-オキソプロペニル}フェノキシ)エチル]メチルカル バミン酸 t-ブチルエステル 中間体20及び中間体56より開始したことを除いては実施例20の調製にお けると同様の方法を用い、黄色の粉体として表記化合物を95%の収率で得た。 融点:110℃ C363935.0.3H2Oについての分析: 計算値:C,72.17;H,6.66;N,7.01; 実測値:C,71.9;H,6.86;N,7.17%。実施例191 (E)-(R)-1-[1-(2,3- ジヒドロベンゾフラン-5-イル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β- カルボリン-2-イル]-3-[4-(2-メチルアミノエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン 実施例190(0.33g、0.55mmol)のDCM溶液30mLを、臭 化亜鉛(0.63g、5当量)で30℃にて16時間 処理した。ゴム状の固体が生成した。DCM:メタノールで抽出し、水で洗浄し 、Na2SO4で乾燥させ、そしてイソプロパノールから再結晶して、白色結晶と して表記化合物を98%の収率で得た。 融点:145℃ C313133.0.2H2Oについての分析: 計算値:C,74.89;H,6.37;N,8.45; 実測値:C,74.90;H,6.70;N,8.49%。 [α]D 20=−337(c=0.4,MeOH)。実施例192 (E)-1-[1-(3,4- メチレンジオキシフェニル)-1,3,4,9-テトラヒドロ-β-カルボリ ン-2-イル)-3-(4-(2-ピペリジン-1-イルエトキシ)フェニル]プロペン-1-オン 中間体13より開始したことを除いては実施例1の調製におけると同様の方法 を用い、メタノール:H2Oから再結晶した後に、ベージュ色の固体として表記 化合物を32%の収率で得た。 融点:102℃ C343534.0.6MeOHについての分析: 計算値:C,73.05;H,6.63;N,7.39; 実測値:C,73.24;H,6.87;N,7.02%。cGMP−PDEに対する阻害効果 本発明の化合物のcGMP−PDE活性は、ウエルス(Wells)等から適合され る一工程の検定(ウエルス,J.N.、バード(Baird) ,C.E.、ウー(Wu ),Y.J.及びハードマン(Hardman),J.G.による、Biochim.Biophys.Act a 384巻、430頁(1975年))を用いて測定された。反応媒質は、pH7.5 の 50mMトリス塩酸、5mMのマグネシウムアセテート、250μg/mlの5' -ヌクレオチダーゼ、1mMのEGTA及び0.15μMの8-[H3]-cGMPを 含んでいた。用いられた酵素は、ヒト組換えPDE5(米国シアトルのアイコス (ICOS))であった。 本発明の化合物はDMSOに溶解され、アッセイ中には最終濃度として2%存 在していた。インキュベーション時間は30分であり、その間基質変換総量は3 0%を越えなかった。 試験された本化合物のIC50値は、典型的には10nMから10μMの濃度範 囲を用いた濃度応答曲線から決定された。また、標準的な方法論を用いた他のP DE酵素についての試験によっても、本発明の化合物のcGMP特異性PDE酵 素に対する高い選択性が示された。cGMPレベル測定 チャムレイ(Chamley)等の、Cell Tissue Res.、177巻、503〜522頁(197 7年)の開示に従って調製されたラットの大動脈平滑筋細胞(RSMC)を、2 4ウェルの培養ディッシュにおける周密の継代第10代から25代の間で使用し た。培養培地を吸引し、試験される化合物を適切な濃度で含むPBS(0.5m l)と置換した。37℃で30分間経過後、ANF(100nM)を10分間添 加することにより、微粒状のグアニル酸環化酵素を刺激した。インキュベーショ ン終了時に、培地を回収し、65%エタノール(0.25ml)の添加により抽 出を2回実施した。2回分のエタノール抽出物を集め、スピードバキューム装置 を用いて乾燥するまで蒸発させた。アセチル化の後、シンチレーション近接免疫 アッセイ(アマーシャム(AMERSHAM))によってc-GMPを測定した。EC50 値は、飽和濃度での刺激の半分を与える量として表されている。生物学的データ 本発明にかかる化合物は、典型的には、500nM未満のIC50値及び5μM 未満のEC50値を呈することが見出された。代表的な化合物についてのインビト ロテストのデータを下記の表に示す。 表1インビトロの結果 表2に明らかにされるように、本発明にかかる化合物の血圧降下能を、意図的 な自発高血圧ラット(SHR)において実験した。化合物は、5%のDMF及び 95%のオリーブオイルの混合物中、5mg/kgの投与量にて、経口投与した 。頸動脈内に挿入されたカ テーテルから血圧を測定し、投薬後5時間にわたって記録した。この結果を、測 定時間を通じての血圧低下の曲線下部領域(0から5時間後までの、AUC、m mHg.時間)として表す。 表2 インビボの結果 本明細書及び請求の範囲がその一部をなす本出願は、種々の後発の出願に対す る優先権の基礎として用いられ得る。かような後発の 出願の請求の範囲は、新規な特徴か、または本明細書に開示された特徴との組合 せに関するものであるかもしれない。それらは、産物、組成物、方法または使用 に関する請求の範囲の形態を取り得、例えば、以下の請求の範囲の形態も包含す るものであるが、これらに限定されることはない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の化学式(I)で示される化合物: [式中、 R0は水素原子またはハロゲン原子を表し、 R1は、 水素原子、 -NO2、 トリフルオロメチル、 トリフルオロメトキシ、 ハロゲン原子、 シアノ、 酸素原子、チッ素原子およびイオウ原子より選択される少なくとも、1つのヘテ ロ原子を含む5-または6-員ヘテロ環状基(任意に、-C(=O)ORaまたはC1 4 アルキルで置換されているもの)、 任意に-ORaで置換されているC1 〜6アルキル、 C1 〜3アルコキシ、 -C(=O)Ra、 -O-C(=O)Ra、 -C(=O)ORa、 -C1 〜4アルキレンC(=O)ORa、 -O-C1 〜4アルキレン-C(=O)ORa、 -C1 〜4アルキレン-O-C1 〜4アルキレン-C(=O)ORa、 -C(=O)NRaSO2c、 -C(=O)C1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ環状基 を表す)、 -C1 〜4アルキレンNRab、 -C2 〜6アルケニレンNRab、 -C(=O)NRab、 -C(=O)NRac、 -C(=O)NRa1 〜4アルキレンORb、 -C(=O)NRa1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ 環状基を表す) -ORa、 -OC2 〜4アルキレンNRab、 -OC1 〜4アルキレン-CH(ORa)CH2NRab、 -O-C1 〜4アルキレンHet(Hetは、前記のごとき5-または6-員ヘテロ環状基を表 す) -O-C2 〜4アルキレン-ORa、 -O-C2 〜4アルキレン-NRa-C(=O)-ORb、 -NRab、 -NRa1 〜4アルキレンNRab、 -NRaC(=O)Rb、 -NRaC(=O)NRab、 -N(SO21 〜4アルキル)2、 -NRa(SO21 〜4アルキル)、 -SO2NRab、ならびに -OSO2トリフルオロメチルよりなる群から選択され; R2は、 水素原子、 ハロゲン原子、 -ORa、 -C1 〜6アルキル、 -NO2、及び -NRabよりなる群から選択され、 あるいは、R1及びR2は共に、3-または4-員アルキレンまたはアルケニレン鎖を 形成し、任意に少なくとも1つのヘテロ原子を含んでおり; R3は、 水素原子、 ハロゲン原子、 -NO2、 -トリフルオロメトキシ、 -C1 〜6アルキル、及び -C(=O)ORaよりなる群から選択され; R4は水素原子であり、 あるいは、 R3及びR4は共に、3-または4-員アルキレンまたはアルケニレン鎖を形成し、任 意に少なくとも1つのヘテロ原子を含んでおり; Ra及びRbは、同じかまたは異なっていてもよく、別々に水素原子及びC1 〜6ア ルキルより選択される; Rcは、フェニルまたはC4 〜6シクロアルキルを表し、かかるフェニル またはC4 〜6シクロアルキルは任意に、1以上のハロゲン原子、1以上の-C(= O)ORaまたは1以上の-ORaで置換されうる; nは、1,2及び3より選択される整数であり; mは、1及び2より選択される整数である]ならびにその医薬上容認されうる塩 及び溶媒和物。 2.以下の化学式(I)で示される化合物[式中、R1は、-OH、-OC2 〜4アルキレンNRab及び-O-C1 〜4アルキレ ンHet(Hetは、酸素原子、チッ素原子およびイオウ原子より選択される少なくと も1つのヘテロ原子を含み、そして任意に、C1 〜4アルキルで置換されている、 5-または6-員ヘテロ環状基を表す)よりなる群から選択され; R6は、 (Cは、飽和されていても、または部分的もしくは全体的に不飽和であってもよ い5-または6-員環で、炭素原子ならびに任意に1または2のヘテロ原子(酸素原 子、イオウ原子及びチッ素原子より選択される)を含んでおり、任意にC1 〜4ア ルキルで置換されている)を 表し; Ra及びRbは、同じかまたは異なっていてもよく、別々に水素原子及びC1 〜6ア ルキルより選択される]、ならびにその医薬上容認されうる塩及び溶媒和物。
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