JP2000351140A - 竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構及び脱着ガイド方法 - Google Patents

竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構及び脱着ガイド方法

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JP2000351140A
JP2000351140A JP11166086A JP16608699A JP2000351140A JP 2000351140 A JP2000351140 A JP 2000351140A JP 11166086 A JP11166086 A JP 11166086A JP 16608699 A JP16608699 A JP 16608699A JP 2000351140 A JP2000351140 A JP 2000351140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑化ユニットと駆動ユニットとの脱着及び
可塑化ユニットの搬出・搬入作業を容易にかつ安全に行
うことができる。 【解決手段】 取付板(16)の下方には、竪型射出成
形機(10)の機械中心位置(10a)から離隔した位
置までの間において可塑化ユニット(18)を垂下した
状態で保持しつつ水平にスライドさせて移動させること
が可能な保持装置(20)が設けられており、保持装置
(20)は、スクリュ駆動装置(14)にこれと一体に
上下方向に移動し且つスクリュ駆動装置(14)に対し
て脱着可能に取付けられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪型射出成形機か
ら可塑化ユニットの脱着をガイドする竪型射出成形機の
可塑化ユニット脱着ガイド機構及び脱着ガイド方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の竪型射出成形機の可塑化ユニット
脱着搬送装置としては、特開平4−208427号公報
に示されるものがあり、これに示されるものは、可塑化
ユニットの重量中心位置にクレーンに連結可能な吊りボ
ルトを、後端部に吊りボルトと平行にL字型のヒンジを
それぞれ取付け、取付板に一対のヒンジ支えを取付け、
枢支ピンによりヒンジをヒンジ支えに旋回可能に支持さ
せるものである。
【0003】可塑化ユニットを取付板に取付ける際に
は、吊りボルトにクレーンを連結し、可塑化ユニットを
水平状態に保ちながら射出成形機の本体近くに運び、枢
支ピンによりヒンジをヒンジ支えに支持させ、クレーン
を下げて可塑化ユニットをこれの先端が枢支ピンを中心
に垂直面内において弧を描くように下降させた後、重心
位置の関係で傾斜姿勢となって静止した可塑化ユニット
からクレーンを取り外す。このとき、可塑化ユニットが
傾斜姿勢になっており、吊りボルトの水平方向の位置が
取付板から離隔しているため、取付板と干渉することな
しにクレーンを取り外すことができる。この後、作業者
が可塑化ユニットを押し、または引張りながら取付け中
心線と同心に持っていって取付ボルトで取付板に取付け
る。
【0004】また、可塑化ユニットを取付板から外す際
には、取付ボルトを外すと可塑化ユニットがこれの自重
により枢支ピンを中心に旋回して傾斜姿勢となり、吊り
ボルトの水平方向の位置が取付板から離隔する。これに
より、取付板と干渉することなしにクレーンを吊りボル
トに連結し、可塑化ユニットを水平状態に吊り上げた
後、ヒンジをヒンジ支えから外し、可塑化ユニットを取
付板から分離する。
【0005】また、上記公報の従来技術に記載されてい
るもので、可塑化ユニットの上端部を取付ける取付板の
下端部に、竪型射出成型機の機械中心から離隔した位置
まで互いに平行に伸びる一対のレールである保持装置を
取付けたものがあり、可塑化ユニットを竪型射出成型機
に取付ける際には、クレーンで吊り下げられた可塑化ユ
ニットを保持装置の竪型射出成型機から離隔した位置で
保持させ機械中心まで水平にスライドさせて取付板に取
付け、可塑化ユニットを竪型射出成型機から取外す際に
は、可塑化ユニットを取付板から取外した後、保持装置
の竪型射出成型機から離隔した位置まで水平にスライド
させてクレーン等で吊り上げる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のL字型のヒンジを用いて可塑化ユニットを取付板に
取付けるものでは、可塑化ユニットを取付板に固定して
いない状態では、可塑化ユニットはこれの自重により傾
斜姿勢をとろうとするため、可塑化ユニットを取付中心
線と同心に持っていく作業中に作業者が手を放してしま
ったり、可塑化ユニットを取付板に固定している作業中
にボルトが外れてしまったり、また、取外し作業中ボル
トをすべて外した直後などに、可塑化ユニットはこれの
自重により枢支ピンを中心に急に勢いよく旋回してしま
うため、狭く且つ高い位置で作業を行う作業者に可塑化
ユニットが当たってしまったり、可塑化ユニットが竪型
射出成型機本体、特に駆動ユニットに当ってしまう可能
性がある。
【0007】また、可塑化ユニットを水平にスライドさ
せるものでは、可塑化ユニットの上端部が干渉しないよ
うに取付板の側面に大きな切り欠きをつくる必要があ
り、取付板の強度上も問題がある
【0008】本発明は、このような課題を解決するため
のものであり、可塑化ユニットと駆動ユニットとの脱着
及び可塑化ユニット搬出・搬入作業を一人でも容易にか
つ安全に行うことができる竪型射出成形機の可塑化ユニ
ット脱着ガイド機構及び脱着ガイド方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、竪型射
出成形機に対して固定されて配置される取付板(16)
と、取付板(16)の上方に配置され、取付板(16)
に対して上下方向に移動可能なスクリュ駆動装置(1
4)と、取付板(16)の下端部(16a)に上端部
(18a)が着脱可能に連結されるとともに、上端部
(18a)から上方に突出したスクリュ後端部(18
b)がスクリュ駆動装置(14)に着脱可能に連結され
る可塑化ユニット(18)と、を有する竪型射出成形機
(10)において、竪型射出成形機(10)から可塑化
ユニット(18)の着脱をガイドするガイド機構であっ
て、取付板(16)の下方には、竪型射出成形機(1
0)の機械中心位置(10a)から離隔した位置までの
間において可塑化ユニット(18)を垂下した状態で保
持しつつ水平にスライドさせて移動させることが可能な
保持装置(20)が設けられており、保持装置(20)
は、スクリュ駆動装置(14)にこれと一体に上下方向
に移動し且つスクリュ駆動装置(14)に対して脱着可
能に取付けられることを特徴とするものである。
【0010】これにより、可塑化ユニット(18)を竪
型射出成形機(10)の機械中心位置(10a)から離
隔した位置との間で移動させる際には、スクリュ駆動装
置(14)と一体に保持装置(20)を下降させて取付
板(16)との距離を大きくした後、可塑化ユニット
(18)を保持装置(20)に垂下した状態で保持させ
ながら水平にスライドさせて取付板(16)の下方を移
動させることにより行うことができ、また、可塑化ユニ
ット(18)を取付板(16)に取付ける際には、スク
リュ駆動装置(14)と一体に保持装置(20)を上昇
させて可塑化ユニット(18)を垂直方向に上昇させ、
可塑化ユニット(18)上端部(18a)を取付板(1
6)の下端部(16a)に当接させて行うため、可塑化
ユニット(18)にはゆっくりとした水平方向と垂直方
向の動作しか発生せず、可塑化ユニット(18)が急に
降下したり旋回したりするということがなくなるので、
可塑化ユニット(18)が取付板(16)から外れた途
端に可塑化ユニット(18)が急に旋回して作業者に当
たってしまったり、竪型射出成形機本体に当ってしまう
ということがなくなる。
【0011】また、スクリュ駆動装置(14)の上下方
向への移動というスクリュ駆動装置(14)本来の動作
で、可塑化ユニット(18)の着脱が行えるので、特別
な装置を必要とせず安価に脱着ガイド装置を提供でき
る。
【0012】さらには、取付板(16)から保持装置
(20)を離隔させこれらの間の空間を通って可塑化ユ
ニット(18)を竪型射出成形機(10)の機械中心位
置(10a)から離隔した位置との間で移動させること
ができるので、取付板(16)に切欠きを形成する必要
がない。
【0013】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、取付板(16)に形
成された挿通孔(16b)を移動可能に挿通した連結ロ
ッド(22)の上端部(22a)がスクリュ駆動装置
(14)に、下端部(22b)が保持装置(20)にそ
れぞれ脱着可能に連結されることを特徴とするものであ
る。
【0014】これにより、連結ロッド(22)を介して
保持装置(20)はスクリュ駆動装置(14)と一体に
上下方向に移動するが、連結ロッド(22)は取付板
(16)に対しては移動可能に挿通しているだけであ
り、取付板(16)が移動することはないので、スクリ
ュ駆動装置(14)を上下方向に移動させることにより
取付板(16)と保持装置(20)との間の距離を変え
ることができる。
【0015】さらに、本発明のうちで請求項3記載の発
明は、保持装置(20)は、可塑化ユニット(18)の
上端部(18a)両側を係止させた状態でスライドさせ
て、竪型射出成形機(10)の機械中心位置(10a)
から離隔した位置までの間において可塑化ユニット(1
8)を移動させることが可能な一対のレールであること
を特徴とするものである。
【0016】これにより、可塑化ユニット(18)を安
定した状態で、かつスムーズに竪型射出成形機(10)
の機械中心位置(10a)から離隔した位置までの間を
移動させることができる。
【0017】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、可塑化ユニット(18)のスクリュ駆動装置(1
4)への取付けは、まず、スクリュ駆動装置(14)の
下方への移動によりこれと一体に保持装置(20)を下
降させて保持装置(20)を取付板(16)から離隔さ
せ、次に、クレーン等で吊り下げられている可塑化ユニ
ット(18)を保持装置(20)の竪型射出成形機(1
0)から離隔した位置において垂下した状態で保持さ
せ、次いで、可塑化ユニット(18)を機械中心位置
(10a)まで水平にスライドさせ、次に、スクリュ駆
動装置(14)の上方への移動によりこれと一体に保持
装置(20)を上昇させて可塑化ユニット(18)の上
端部(18a)を取付板(16)の下端部(16a)に
当接させ、次に、可塑化ユニット(18)の上端部(1
8a)を取付板(16)の下端部(16a)に取付けた
後、スクリュ駆動装置(14)の下方への移動によりス
クリュ駆動装置(14)の駆動軸(14a)にスクリュ
後端部(18b)を挿入して締結することにより行わ
れ、可塑化ユニット(18)のスクリュ駆動装置(1
4)からの取外しは、スクリュ後端部(18b)とスク
リュ駆動装置(14)の駆動軸(14a)との締結を解
除して、スクリュ駆動装置(14)を上昇させて、保持
装置(20)で可塑化ユニット(18)を保持して、取
付板(16)から可塑化ユニット(18)を取外し、ス
クリュ駆動装置(14)の下方への移動によりこれと一
体に保持装置(20)を下降させて保持装置(20)を
取付板(16)から離隔させ、可塑化ユニット(18)
を保持装置(20)の竪型射出成形機(10)の機械中
心位置(10a)から離隔した位置まで水平にスライド
させた後クレーン等で吊り上げることにより行われるこ
とを特徴とするものである。
【0018】このように、可塑化ユニット(18)は保
持装置(20)に垂下した状態で保持され、可塑化ユニ
ット(18)の竪型射出成形機(10)から離隔した位
置と機械中心位置(10a)との間の移動は保持装置
(20)に保持させたまま可塑化ユニット(18)を水
平にスライドさせて移動させることにより行うことがで
き、可塑化ユニット(18)の上端部(18a)を取付
板(16)に当接させたり離隔させたりする動作はスク
リュ駆動装置(14)の上下方向への移動により行うこ
とができるので、可塑化ユニット(18)のスクリュ駆
動装置(14)への脱着、搬出.搬入の作業を、一人で
も安全かつ容易に行うことができる。なお、上記かっこ
内の符号は、後述する実施の形態の対応する部材を示
す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
により説明する。図1は、本発明の実施の形態の竪型射
出成形機の一部を示す構成図、図2は、図1のA矢視図
(スクリュ駆動装置が最下方の最前進位置に位置した状
態)、図3は、A矢視図(スクリュ駆動装置が最上方の
最後退位置に位置した状態)、図4は、連結ロッドとス
クリュ駆動装置及び保持装置との連結の状態を示す断面
図、図5は、保持装置と連結ロッドの連結部付近を示す
側面図である。
【0020】図1〜3に示すように、竪型射出成形機1
0の射出装置は、基本的に、スクリュ駆動装置14、取
付板16、可塑化ユニット18及び保持装置20とから
なる。取付板16は、竪型射出成形機10に対して固定
されて配置される。スクリュ駆動装置14は、取付板1
6の上方に配置され、上昇・下降装置12により竪型射
出成形機10の機械中心位置10a上で、上下方向に移
動可能である。可塑化ユニット18は、取付板16の下
端部16aに上端部18aが取付ボルト28により着脱
可能に連結されると共に、上端部18aから上方に突出
したスクリュ後端部18bがスクリュ駆動装置14の駆
動軸14aに着脱可能にカップリングにより締結され
る。
【0021】保持装置20は、取付板16の下方に位置
し、可塑化ユニット18を垂下した状態で保持しつつ水
平にスライドさせて、竪型射出成形機10の機械中心位
置10aから離隔した位置までの間において可塑化ユニ
ット18の軸心を移動させることが可能な一対のレール
である。図4に示されるように、取付板16に形成され
た挿通孔16bを移動可能に挿通した連結ロッド22の
上端部22aがスクリュ駆動装置14にねじ込まれ、下
端部22bに保持装置20の下端部から取付ボルト24
がねじ込まれることによりそれぞれ脱着可能に連結さ
れ、保持装置20とスクリュ駆動装置14とが一体に上
下方向に移動するように連結されている。連結ロッド2
2の長さは、スクリュ駆動装置14を下方に移動したと
きに、可塑化ユニット18の上方に突き出たスクリュ後
端部18bが取付板16の下端部16aに抵触しない程
度以上の長さが必要である。また、保持装置20には図
3に示す位置決め機構26が設けられており、可塑化ユ
ニット18を位置決め機構26に当接させることによ
り、可塑化ユニット18の軸心の位置が機械中心位置1
0aと同心になる位置で可塑化ユニット18の移動を拘
束することができる。
【0022】次に、可塑化ユニット18の取付け、取外
し動作について説明する。可塑化ユニット18をスクリ
ュ駆動装置14へ取付る場合、まず、図2に示されるよ
うに、スクリュ駆動装置14を下方へ移動することによ
り連結ロッド22を介してスクリュ駆動装置14と一体
に保持装置20を下降させて保持装置20を取付板16
から離隔させる。
【0023】次に、クレーン等で吊り下げられている可
塑化ユニット18を保持装置20の竪型射出成形機10
から離隔した位置において垂下した状態で保持させ、作
業者が手で可塑化ユニット18を図2中矢印で示される
方向に水平にスライドさせて可塑化ユニット18を位置
決め機構26に当接させる。これにより、可塑化ユニッ
ト18の軸心が機械中心位置10aと同心になる。
【0024】次に、図3に示されるように、スクリュ駆
動装置14の上方への移動により連結ロッド22を介し
てスクリュ駆動装置14と一体に保持装置20を上昇さ
せて可塑化ユニット18の上端部18aを取付板16の
下端部16aに当接させ、可塑化ユニット18の上端部
18aを取付板16の下端部16aに取付けボルト28
により取付ける。次に、スクリュ駆動装置14の下方へ
の移動によりスクリュ駆動装置14の駆動軸14aにス
クリュ後端部18bを挿入後カップリングで締結する。
【0025】次に、可塑化ユニット18をスクリュ駆動
装置14から取外す場合、スクリュ後端部18bとスク
リュ駆動装置14の駆動軸14aとのカップリングによ
る締結を解除して、スクリュ駆動装置14を上昇させ
て、保持装置20で可塑化ユニット18を保持し、取付
けボルト28を取外して取付板16から可塑化ユニット
18を取外す。次に、スクリュ駆動装置14の下方への
移動により連結ロッド22を介してスクリュ駆動装置1
4と一体に保持装置20を下降させて保持装置20を取
付板16から離隔させる。次に、作業者が手で可塑化ユ
ニット18を保持装置20の竪型射出成形機10の機械
中心位置10aから離隔した位置まで水平にスライドさ
せた後クレーン等で吊り上げる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、可塑化ユニット(18)にはゆっく
りとした水平方向と垂直方向の動作しか発生せず、可塑
化ユニット(18)が急に降下したり旋回したりすると
いうことがなくなるので、可塑化ユニット(18)が取
付板(16)から外れた途端に可塑化ユニットが急に旋
回して作業者に当たったり、可塑化ユニットが竪型射出
成形機本体に当ってしまうということがなくなり、一人
でも安全且つ容易に可塑化ユニットの脱着作業を行うこ
とができる。
【0027】また、スクリュ駆動装置(14)の機械中
心位置(10a)上における上下方向の移動というスク
リュ駆動装置(14)本来の動作で、可塑化ユニット
(18)の着脱が行えるので、特別な装置を必要とせず
安価に可塑化ユニット(18)の脱着ガイド機構を提供
することができる。
【0028】さらには、取付板(16)から保持装置
(20)を離隔させこれらの間の空間を通って可塑化ユ
ニット(18)を竪型射出成形機(10)の機械中心位
置(10a)から離隔した位置との間で移動させること
ができるので、取付板(16)に切欠きを形成する必要
がない。
【0029】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、連結ロッド(22)を介して保持装置(20)はス
クリュ駆動装置(14)と一体に上下方向に移動する
が、連結ロッド(22)は取付板(16)に対しては移
動可能に挿通しているだけであり、取付板(16)の位
置が固定されているので、スクリュ駆動装置(14)を
上下方向に移動させることにより取付板(16)と保持
装置(20)との間の距離を変えることができる。
【0030】さらには、本発明のうちで請求項3記載の
発明は、可塑化ユニット(18)を安定した状態で、か
つスムーズに竪型射出成形機(10)の機械中心位置
(10a)から離隔した位置までの間を移動させること
ができる。
【0031】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、可塑化ユニット(18)のスクリュ駆動装置(1
4)への脱着作業を、安全かつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の竪型射出成形機の一部を
示す構成図である。
【図2】図1のA矢視図であり、スクリュ駆動装置が最
下方の最前進位置に位置した状態を示す図である。
【図3】図1のA矢視図であり、スクリュ駆動装置が最
上方の最後退位置に位置した状態を示す図である。
【図4】連結ロッドとスクリュ駆動装置及び保持装置と
の連結の状態を示す断面図である。
【図5】保持装置と連結ロッドの連結部付近を示す側面
図である。
【符号の説明】
10 竪型射出成形機 10a 機械中心位置 14 スクリュ駆動装置 16 取付板 16b 挿通孔 18 可塑化ユニット 20 保持装置 22 連結ロッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪型射出成形機に対して固定されて配置
    される取付板(16)と、取付板(16)の上方に配置
    され、取付板(16)に対して上下方向に移動可能なス
    クリュ駆動装置(14)と、取付板(16)の下端部
    (16a)に上端部(18a)が着脱可能に連結される
    とともに、上端部(18a)から上方に突出したスクリ
    ュ後端部(18b)がスクリュ駆動装置(14)に着脱
    可能に連結される可塑化ユニット(18)と、を有する
    竪型射出成形機(10)において、竪型射出成形機(1
    0)から可塑化ユニット(18)の着脱をガイドするガ
    イド機構であって、 取付板(16)の下方には、竪型射出成形機(10)の
    機械中心位置(10a)から離隔した位置までの間にお
    いて可塑化ユニット(18)を垂下した状態で保持しつ
    つ水平にスライドさせて移動させることが可能な保持装
    置(20)が設けられており、保持装置(20)は、ス
    クリュ駆動装置(14)にこれと一体に上下方向に移動
    し且つスクリュ駆動装置(14)に対して脱着可能に取
    付けられることを特徴とする竪型射出成形機の可塑化ユ
    ニット脱着ガイド機構。
  2. 【請求項2】 取付板(16)に形成された挿通孔(1
    6b)を移動可能に挿通した連結ロッド(22)の上端
    部(22a)がスクリュ駆動装置(14)に、下端部
    (22b)が保持装置(20)にそれぞれ脱着可能に連
    結されることを特徴とする請求項1記載の竪型射出成形
    機の可塑化ユニット脱着ガイド機構。
  3. 【請求項3】 保持装置(20)は、可塑化ユニット
    (18)の上端部(18a)両側を係止させた状態でス
    ライドさせて、竪型射出成形機(10)の機械中心位置
    (10a)から離隔した位置までの間において可塑化ユ
    ニット(18)を移動させることが可能な一対のレール
    であることを特徴とする請求項1または2記載の竪型射
    出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構。
  4. 【請求項4】 可塑化ユニット(18)のスクリュ駆動
    装置(14)への取付けは、まず、スクリュ駆動装置
    (14)の下方への移動によりこれと一体に保持装置
    (20)を下降させて保持装置(20)を取付板(1
    6)から離隔させ、 次に、クレーン等で吊り下げられている可塑化ユニット
    (18)を保持装置(20)の竪型射出成形機(10)
    から離隔した位置において垂下した状態で保持させ、 次いで、可塑化ユニット(18)を機械中心位置(10
    a)まで水平にスライドさせ、次に、スクリュ駆動装置
    (14)の上方への移動によりこれと一体に保持装置
    (20)を上昇させて可塑化ユニット(18)の上端部
    (18a)を取付板(16)の下端部(16a)に当接
    させ、 次に、可塑化ユニット(18)の上端部(18a)を取
    付板(16)の下端部(16a)に取付けた後、スクリ
    ュ駆動装置(14)の下方への移動によりスクリュ駆動
    装置(14)の駆動軸(14a)にスクリュ後端部(1
    8b)を挿入して締結することにより行われ、 可塑化ユニット(18)のスクリュ駆動装置(14)か
    らの取外しは、スクリュ後端部(18b)とスクリュ駆
    動装置(14)の駆動軸(14a)との締結を解除し
    て、スクリュ駆動装置(14)を上昇させて、保持装置
    (20)で可塑化ユニット(18)を保持して、取付板
    (16)から可塑化ユニット(18)を取外し、スクリ
    ュ駆動装置(14)の下方への移動によりこれと一体に
    保持装置(20)を下降させて保持装置(20)を取付
    板(16)から離隔させ、可塑化ユニット(18)を保
    持装置(20)の竪型射出成形機(10)の機械中心位
    置(10a)から離隔した位置まで水平にスライドさせ
    た後クレーン等で吊り上げることにより行われることを
    特徴とする竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド
    方法。
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