JP2790576B2 - エンジン組立体の移載方法、及び装置 - Google Patents
エンジン組立体の移載方法、及び装置Info
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- JP2790576B2 JP2790576B2 JP4208457A JP20845792A JP2790576B2 JP 2790576 B2 JP2790576 B2 JP 2790576B2 JP 4208457 A JP4208457 A JP 4208457A JP 20845792 A JP20845792 A JP 20845792A JP 2790576 B2 JP2790576 B2 JP 2790576B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン組立体を吊り
下げ、搬送し、一方自動車のボディを吊り下げ、搬送
し、エンジン組立体をボディに組み付ける際し、エンジ
ン組立体をコンベヤから取り外し、ボディ側に搬送する
工程で用いられるエンジン組立体の移載方法、及び装置
に関するものである。
下げ、搬送し、一方自動車のボディを吊り下げ、搬送
し、エンジン組立体をボディに組み付ける際し、エンジ
ン組立体をコンベヤから取り外し、ボディ側に搬送する
工程で用いられるエンジン組立体の移載方法、及び装置
に関するものである。
【0002】自動車のボディにエンジン組立体を組み付
ける作業は、自動車のボディをコンベヤで組み付け位置
まで吊り下げ搬送し、一方、エンジン組立体は、上記ボ
ディと同様の手法で、コンベヤによりボディへの組付位
置近くの移載位置まで吊り下げ搬送し、エンジン組立体
を移載装置で受け取り、ボディの組付位置まで移送し、
ボディへ組み付けている。
ける作業は、自動車のボディをコンベヤで組み付け位置
まで吊り下げ搬送し、一方、エンジン組立体は、上記ボ
ディと同様の手法で、コンベヤによりボディへの組付位
置近くの移載位置まで吊り下げ搬送し、エンジン組立体
を移載装置で受け取り、ボディの組付位置まで移送し、
ボディへ組み付けている。
【0003】コンベヤで搬送されてきたエンジン組立体
を、ボディの組付位置近くまで搬送し、ボディに組み付
ける技術として特公平1―16719号が開示されてい
る。この技術は、ボディ搬送用コンベヤと、エンジン組
立体搬送用コンベヤとのエンジン組付位置間に、エンジ
ンの移載コンベヤを設け、ボディにエンジン組立体を移
送するようにしたものである。
を、ボディの組付位置近くまで搬送し、ボディに組み付
ける技術として特公平1―16719号が開示されてい
る。この技術は、ボディ搬送用コンベヤと、エンジン組
立体搬送用コンベヤとのエンジン組付位置間に、エンジ
ンの移載コンベヤを設け、ボディにエンジン組立体を移
送するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術におい
ては、図7に示されるように、搬送用コンベヤ82で搬
送されてきたエンジン組立体81の移載位置におけるパ
レット83等への移載は次のように行われている。
ては、図7に示されるように、搬送用コンベヤ82で搬
送されてきたエンジン組立体81の移載位置におけるパ
レット83等への移載は次のように行われている。
【0005】即ち、コンベヤ82に吊り金具84で吊り
下げられたエンジン組立体81は、パレット83を有す
る移載位置に臨み、待機していた2名の作業員でエンジ
ン組立体81を抑え、載置台85を上昇させ、パレット
83上に突設したセットピン86…とエンジン組立体下
面に設けた位置決め孔とを合せ、セットピンと位置決め
孔を係合させ、吊り金具84をエンジン組立体81から
外し、パレット83上にエンジン組立体81を載置、支
持せしめ、隣接して設けたコンベヤ87でボディ側に送
り込む。
下げられたエンジン組立体81は、パレット83を有す
る移載位置に臨み、待機していた2名の作業員でエンジ
ン組立体81を抑え、載置台85を上昇させ、パレット
83上に突設したセットピン86…とエンジン組立体下
面に設けた位置決め孔とを合せ、セットピンと位置決め
孔を係合させ、吊り金具84をエンジン組立体81から
外し、パレット83上にエンジン組立体81を載置、支
持せしめ、隣接して設けたコンベヤ87でボディ側に送
り込む。
【0006】以上においては、吊り金具84でコンベヤ
82に吊り下げられたエンジン組立体81は、吊り下げ
られているので姿勢が不安定であること、下方のパレッ
ト83の位置決めピン86と位置決め孔との位置が吊り
下げ状態では適合させることが困難である。従って、エ
ンジン組立体の姿勢を安定させて特定させ、その位置で
保持し、位置決めを行う作業と、パレット83を含む載
置台84を上昇させ、不安定なエンジン組立体81とパ
レット83とを、セットピン84と位置決め孔とを係合
させてパレット83上に載置、セットさせる必要があ
り、ために最低2名の作業員の共同作業とならざるを得
ない。
82に吊り下げられたエンジン組立体81は、吊り下げ
られているので姿勢が不安定であること、下方のパレッ
ト83の位置決めピン86と位置決め孔との位置が吊り
下げ状態では適合させることが困難である。従って、エ
ンジン組立体の姿勢を安定させて特定させ、その位置で
保持し、位置決めを行う作業と、パレット83を含む載
置台84を上昇させ、不安定なエンジン組立体81とパ
レット83とを、セットピン84と位置決め孔とを係合
させてパレット83上に載置、セットさせる必要があ
り、ために最低2名の作業員の共同作業とならざるを得
ない。
【0007】以上の結果、移載作業に余分な作業員が必
要となり、又エンジンを押さえる等の過分な労力が必要
であり、更に、ピン、孔係合、重量物のエンジン組立体
の姿勢調節、その位置での保持等、作業には勘とコツを
必要とし、熟練を要する等の問題がある。
要となり、又エンジンを押さえる等の過分な労力が必要
であり、更に、ピン、孔係合、重量物のエンジン組立体
の姿勢調節、その位置での保持等、作業には勘とコツを
必要とし、熟練を要する等の問題がある。
【0008】本発明は、かかる課題を解決すべくなされ
たもので、その目的とする処は、エンジン組立体を、移
載位置において、1名の作業員により、容易に、効率良
く、確実に、位置決め移載することができるようにし、
省力化、作業効率、作業能率の向上を図ることができる
エンジン組立体の移載方法、及び装置を提供するにあ
る。
たもので、その目的とする処は、エンジン組立体を、移
載位置において、1名の作業員により、容易に、効率良
く、確実に、位置決め移載することができるようにし、
省力化、作業効率、作業能率の向上を図ることができる
エンジン組立体の移載方法、及び装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決ための
手段は、エンジン組立体をコンベヤで吊り下げ搬送し、
移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動車のボデ
ィ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジン組立体
を該ボディに組み付けるようにした、自動車の組立ライ
ンにおけるエンジン組立体の移載方法において、上記エ
ンジン組立体の移載位置で、搬送されてきたエンジン組
立体の位置決め孔に、エンジン位置決め装置の位置決め
ピンを挿入する工程と、上記位置決めピンを、前後、左
右に移動させてエンジン組立体を所定の位置に位置決め
する工程と、上記エンジン組立体を、押圧装置で押し付
けて、記位置決めピンを支点としてエンジン組立体を揺
動させ、自動車ボディへの組付姿勢に変更する工程と、
エンジン組付体の載置台を上昇させ、エンジン組付体の
下面にもうけた位置決め孔に該載置台のピンを係合させ
る工程と、コンベヤのエンジン組付体の吊り金具を取り
外し、上記載置台を下降させる工程とからなるエンジン
組立体の移載方法である。
手段は、エンジン組立体をコンベヤで吊り下げ搬送し、
移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動車のボデ
ィ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジン組立体
を該ボディに組み付けるようにした、自動車の組立ライ
ンにおけるエンジン組立体の移載方法において、上記エ
ンジン組立体の移載位置で、搬送されてきたエンジン組
立体の位置決め孔に、エンジン位置決め装置の位置決め
ピンを挿入する工程と、上記位置決めピンを、前後、左
右に移動させてエンジン組立体を所定の位置に位置決め
する工程と、上記エンジン組立体を、押圧装置で押し付
けて、記位置決めピンを支点としてエンジン組立体を揺
動させ、自動車ボディへの組付姿勢に変更する工程と、
エンジン組付体の載置台を上昇させ、エンジン組付体の
下面にもうけた位置決め孔に該載置台のピンを係合させ
る工程と、コンベヤのエンジン組付体の吊り金具を取り
外し、上記載置台を下降させる工程とからなるエンジン
組立体の移載方法である。
【0010】又、エンジン組立体をコンベヤで吊り下げ
搬送し、移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動
車のボディ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジ
ン組立体を該ボディに組み付けるに際し、上記エンジン
組立体を、コンベヤから移載装置に移載する移載装置に
おいて、移載位置に設けられ、エンジン組立体に設けた
位置決め孔に係合するセットピンを備えるエンジン組立
体を載置、支持する上下動自在な載置台と、上記載置台
に隣接して設けられ、上記エンジン組立体の位置決め孔
と係合する位置決めピンを備え、該位置決めピンは前
後、左右、上下に移動調節可能とした位置決め装置と、
上記エンジン組立体に隣接して設けられ、上記位置決め
ピンで位置決めされたエンジン組立体の一部を押接し、
該エンジン組立体を組付姿勢に保持する押圧部材を備
え、該押圧部材は、前後、左右、上下に移動可能とした
押圧装置とからなるエンジン組立体の移載装置である。
更に、上記上記載置台上には、上記セットピンを備える
パレットが載置され、該パレットでエンジン組立体を載
置、支持するようにしたことである。
搬送し、移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動
車のボディ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジ
ン組立体を該ボディに組み付けるに際し、上記エンジン
組立体を、コンベヤから移載装置に移載する移載装置に
おいて、移載位置に設けられ、エンジン組立体に設けた
位置決め孔に係合するセットピンを備えるエンジン組立
体を載置、支持する上下動自在な載置台と、上記載置台
に隣接して設けられ、上記エンジン組立体の位置決め孔
と係合する位置決めピンを備え、該位置決めピンは前
後、左右、上下に移動調節可能とした位置決め装置と、
上記エンジン組立体に隣接して設けられ、上記位置決め
ピンで位置決めされたエンジン組立体の一部を押接し、
該エンジン組立体を組付姿勢に保持する押圧部材を備
え、該押圧部材は、前後、左右、上下に移動可能とした
押圧装置とからなるエンジン組立体の移載装置である。
更に、上記上記載置台上には、上記セットピンを備える
パレットが載置され、該パレットでエンジン組立体を載
置、支持するようにしたことである。
【0011】
【作用】上記手段によれば、移載位置にコンベヤで搬送
されてきたエンジン組立体は、位置決め装置で位置決め
され、位置決めは、位置決め装置が、前後左右、上下に
移動して位置決め孔との係合を行って、設定位置に位置
決めし、次に押圧装置でエンジン組立体の一部を押圧し
て姿勢をセット姿勢に変更させてその姿勢で保持させ、
姿勢の変更は、エンジン組立体が位置決めピンを中心と
して揺動するので、容易、確実になし得、爾後載置台を
上昇させるだけで、載置台側の位置決めピントエンジン
組立体側の位置決め孔とは係合し、エンジン組立体の移
載は完了する。
されてきたエンジン組立体は、位置決め装置で位置決め
され、位置決めは、位置決め装置が、前後左右、上下に
移動して位置決め孔との係合を行って、設定位置に位置
決めし、次に押圧装置でエンジン組立体の一部を押圧し
て姿勢をセット姿勢に変更させてその姿勢で保持させ、
姿勢の変更は、エンジン組立体が位置決めピンを中心と
して揺動するので、容易、確実になし得、爾後載置台を
上昇させるだけで、載置台側の位置決めピントエンジン
組立体側の位置決め孔とは係合し、エンジン組立体の移
載は完了する。
【0012】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付した図面に従
って詳述する。図1は本発明にかかる移載方法、装置を
示す説明的斜視図、図2は移載装置の位置決め装置部分
の拡大斜視図、図3は移載装置の押圧装置部分の拡大斜
視図、図4は移載が完了した状態を示す説明的斜視図、
図5はエンジンとボディの搬送、組付ラインの概略を示
す平面図、図6は図5の矢視6方向の説明図、図7は従
来の移載方法を示す説明的斜視図である。
って詳述する。図1は本発明にかかる移載方法、装置を
示す説明的斜視図、図2は移載装置の位置決め装置部分
の拡大斜視図、図3は移載装置の押圧装置部分の拡大斜
視図、図4は移載が完了した状態を示す説明的斜視図、
図5はエンジンとボディの搬送、組付ラインの概略を示
す平面図、図6は図5の矢視6方向の説明図、図7は従
来の移載方法を示す説明的斜視図である。
【0013】図5においてAはエンジン組立体を搬送す
るオーバヘッドコンベヤ等のコンベヤで、エンジン組立
体E…が吊り下げ、支持され移載位置PWに搬送され、
実施例では、コンベヤAは、移載位置PWの部位でR状
に屈曲され、無端状に形成されている。以上のコンベヤ
Aに平行して隣接するように、自動車のボディBを搬送
するオーバヘッドコンベヤ等のコンベヤCが配設され、
ボディBはコンベヤCに吊り下げられたハンガーC1で
吊り下げ、支持され、移載位置PWに搬送されてくる。
るオーバヘッドコンベヤ等のコンベヤで、エンジン組立
体E…が吊り下げ、支持され移載位置PWに搬送され、
実施例では、コンベヤAは、移載位置PWの部位でR状
に屈曲され、無端状に形成されている。以上のコンベヤ
Aに平行して隣接するように、自動車のボディBを搬送
するオーバヘッドコンベヤ等のコンベヤCが配設され、
ボディBはコンベヤCに吊り下げられたハンガーC1で
吊り下げ、支持され、移載位置PWに搬送されてくる。
【0014】移載位置PWに搬送されたきたエンジン組
立体Eは、後述する移載装置で載置台のパレット上に移
載され、床Fに凹設せる凹所F1内に配設された送り込
み装置Tにより、ボディBの搬送コンベヤCの組付位置
PW1に送り込まれ、ボディBに組付けられる。これを
図6で示した。
立体Eは、後述する移載装置で載置台のパレット上に移
載され、床Fに凹設せる凹所F1内に配設された送り込
み装置Tにより、ボディBの搬送コンベヤCの組付位置
PW1に送り込まれ、ボディBに組付けられる。これを
図6で示した。
【0015】図1乃至図3は本発明にかかる移載方法、
及び移載装置を示している。移載装置1は、コンベヤA
の移載位置PWに配設され、コンベヤAに吊り下げられ
て搬送される吊り搬送部材A1に、エンジン組付体E
は、吊り金具A2を介して吊り下げられ、搬送され、移
載位置PWに臨む。エンジン組付体Eは、実施例では横
置エンジンで、エンジン本体E1の一側部にトランスミ
ッションE2を備え、左右にハブやナックル、ロアアー
ム等の組合わせ体からなるホイール駆動部E3,E3が
組付られており、更に、車体後部側にリヤビームE4が
延設されている。
及び移載装置を示している。移載装置1は、コンベヤA
の移載位置PWに配設され、コンベヤAに吊り下げられ
て搬送される吊り搬送部材A1に、エンジン組付体E
は、吊り金具A2を介して吊り下げられ、搬送され、移
載位置PWに臨む。エンジン組付体Eは、実施例では横
置エンジンで、エンジン本体E1の一側部にトランスミ
ッションE2を備え、左右にハブやナックル、ロアアー
ム等の組合わせ体からなるホイール駆動部E3,E3が
組付られており、更に、車体後部側にリヤビームE4が
延設されている。
【0016】以上のエンジン組付体Eの本体E1の後面
上部の一側寄り部分には、片側のエンジンマウントブラ
ケットE5が突設され、これに位置決め孔E6が上下方
向に開設されている。又、エンジン本体Eのシリンダブ
ロックの片側寄り部分には、位置決め孔E7が開設さ
れ、リヤビームE4の基部左右には位置決め孔E8,E
9が開設され、これ等位置決め孔は、エンジン組付体E
のボディBへの取付孔を兼ね、取付孔の一部を位置決め
孔として用いる。
上部の一側寄り部分には、片側のエンジンマウントブラ
ケットE5が突設され、これに位置決め孔E6が上下方
向に開設されている。又、エンジン本体Eのシリンダブ
ロックの片側寄り部分には、位置決め孔E7が開設さ
れ、リヤビームE4の基部左右には位置決め孔E8,E
9が開設され、これ等位置決め孔は、エンジン組付体E
のボディBへの取付孔を兼ね、取付孔の一部を位置決め
孔として用いる。
【0017】移載位置PWの下方には、載置台2が配設
され、載置台2は上面左右にレール部3,3が起設さ
れ、図6に示すようにシリンダユニット4のロッド5で
下面を支持され、載置台2は上下動可能に構成されてい
る。載置台2の上には、パレット6がレール3,3を介
して図1中前後方向下動に載置、配設され、パレット6
の上面には、上記位置決め孔E7,E8,E9に対応す
るセットピン7,8,9が起設されている。
され、載置台2は上面左右にレール部3,3が起設さ
れ、図6に示すようにシリンダユニット4のロッド5で
下面を支持され、載置台2は上下動可能に構成されてい
る。載置台2の上には、パレット6がレール3,3を介
して図1中前後方向下動に載置、配設され、パレット6
の上面には、上記位置決め孔E7,E8,E9に対応す
るセットピン7,8,9が起設されている。
【0018】移載位置PWの載置台2の一側、図1では
左側に位置決め装置10が配設され、位置決め装置10
の詳細は、図2の拡大図で示す如くである。箱状の基台
11上にガイドレール12を設け、ガイドレール12に
基板13を摺動自在に係合し、一方、基台11上には、
シリンダユニット14を固設し、シリンダユニット14
と基板13とを、逆L型スティ15で連結し、シリンダ
ユニット14の作動により、スティ15を介して基板1
3をガイドレール12に沿い、図2中矢印aで示す左右
方向(実際の動きでは前後方向)に移動可能に構成す
る。
左側に位置決め装置10が配設され、位置決め装置10
の詳細は、図2の拡大図で示す如くである。箱状の基台
11上にガイドレール12を設け、ガイドレール12に
基板13を摺動自在に係合し、一方、基台11上には、
シリンダユニット14を固設し、シリンダユニット14
と基板13とを、逆L型スティ15で連結し、シリンダ
ユニット14の作動により、スティ15を介して基板1
3をガイドレール12に沿い、図2中矢印aで示す左右
方向(実際の動きでは前後方向)に移動可能に構成す
る。
【0019】基板13には起立片16を起設し、起立片
16には水平方向のガイドレール17を設け、これにシ
リンダユニット18を固設し、ガイドレール17にはス
ライダ19を介して枠板20を係止し、枠板20は、シ
リンダユニット18により、図2中矢印bで示す前後方
向(実際の動きでは左右方向)に移動可能に構成されて
いる。
16には水平方向のガイドレール17を設け、これにシ
リンダユニット18を固設し、ガイドレール17にはス
ライダ19を介して枠板20を係止し、枠板20は、シ
リンダユニット18により、図2中矢印bで示す前後方
向(実際の動きでは左右方向)に移動可能に構成されて
いる。
【0020】枠板20の移載位置側の下部には、ブラケ
ット21を介してシリンダユニット22を縦設し、同じ
側の下半部乃至上部にはガイドレール23を縦設し、ガ
イドレール23には、支持板24をスライダ25により
上下動自在に係合し、支持板24をシリンダユニット2
2と連結する。支持板23の移載位置側には、水平な支
持基板26を移載位置側に突設し、支持基板26には保
持板27を支持せしめ、保持板27の先端部には、下向
きに位置決めピン28を垂下、突設する。支持板24
は、シリンダユニット22により、図2の矢印cで示す
ように上下動自在に構成される。
ット21を介してシリンダユニット22を縦設し、同じ
側の下半部乃至上部にはガイドレール23を縦設し、ガ
イドレール23には、支持板24をスライダ25により
上下動自在に係合し、支持板24をシリンダユニット2
2と連結する。支持板23の移載位置側には、水平な支
持基板26を移載位置側に突設し、支持基板26には保
持板27を支持せしめ、保持板27の先端部には、下向
きに位置決めピン28を垂下、突設する。支持板24
は、シリンダユニット22により、図2の矢印cで示す
ように上下動自在に構成される。
【0021】以上により、保持板27の先端部に下向き
に設けられた位置決めピン28は、シリンダユニット1
4,18,22を介して前後、左右、上下方向に移動可
能に構成され、位置決めピン28の最終位置である載置
台2に対する位置は、エンジンの種類等で予め設定して
おく。尚図1中29は、位置決め装置10の操作盤であ
る。
に設けられた位置決めピン28は、シリンダユニット1
4,18,22を介して前後、左右、上下方向に移動可
能に構成され、位置決めピン28の最終位置である載置
台2に対する位置は、エンジンの種類等で予め設定して
おく。尚図1中29は、位置決め装置10の操作盤であ
る。
【0022】図1において載置台2の右側(上記位置決
め装置10の反対側)には、押圧装置30を配設する。
押圧装置30は背が低く、図3で拡大して示すように、
低い箱板状の基台31上面に設けられたガイドレール3
2を備え、ガイドレール32に基板33をスライダ34
で係合し、基台31に固設したシリンダユニット35に
より、基板33は、矢印dで示す図3中左右方向(実際
の動きでは前後方向)に移動可能に構成する。
め装置10の反対側)には、押圧装置30を配設する。
押圧装置30は背が低く、図3で拡大して示すように、
低い箱板状の基台31上面に設けられたガイドレール3
2を備え、ガイドレール32に基板33をスライダ34
で係合し、基台31に固設したシリンダユニット35に
より、基板33は、矢印dで示す図3中左右方向(実際
の動きでは前後方向)に移動可能に構成する。
【0023】基板33上にはガイドレール36を設け、
これにスライダ38を介して水平な支持板37を摺動自
在に係合し、支持板37を基板33上に固設したシリン
ダユニット39により、支持板37を矢印eで示す図3
中前後方向(実際の動きでは左右方向)に移動可能に構
成する。
これにスライダ38を介して水平な支持板37を摺動自
在に係合し、支持板37を基板33上に固設したシリン
ダユニット39により、支持板37を矢印eで示す図3
中前後方向(実際の動きでは左右方向)に移動可能に構
成する。
【0024】支持板37上には、ステム40を起設し、
ステム40は上下方向のガイドレール41を備え、ガイ
ドレール41には、スライダ42を介して支持アーム4
3を縦設、係合し、一方、ステム40にはシリンダユニ
ット44を固設し、シリンダユニット44と支持アーム
43とを連結具45で連結し、支持アーム43を矢印f
で示す図3中上下動可能に構成する。以上の支持アーム
41の上端部には、先端部を尖らせたり等してガイド作
用を有するような形状とした押圧部46を設ける。以上
により、押圧装置30の押圧部46は、矢印d,e,f
に示すように前後、左右、上下に移動可能となり、図1
中47は、押圧装置30の操作盤である。
ステム40は上下方向のガイドレール41を備え、ガイ
ドレール41には、スライダ42を介して支持アーム4
3を縦設、係合し、一方、ステム40にはシリンダユニ
ット44を固設し、シリンダユニット44と支持アーム
43とを連結具45で連結し、支持アーム43を矢印f
で示す図3中上下動可能に構成する。以上の支持アーム
41の上端部には、先端部を尖らせたり等してガイド作
用を有するような形状とした押圧部46を設ける。以上
により、押圧装置30の押圧部46は、矢印d,e,f
に示すように前後、左右、上下に移動可能となり、図1
中47は、押圧装置30の操作盤である。
【0025】次に上記した移載装置1による、エンジン
組立体Eの移載作業を説明する。図1はエンジン組立体
Eが、コンベヤAで移載位置PWに搬送されてきた状態
を示す。エンジン組立体Eを実線で表すと、パレット等
が隠れてしまうので、エンジン組立体Eを想像線でしめ
した。コンベヤAにより移載位置PWに搬送されてきた
エンジン組立体Eは、移載位置PWで停止する。この位
置で、移載位置の概略位置にエンジン組立体Eは臨んで
いる。
組立体Eの移載作業を説明する。図1はエンジン組立体
Eが、コンベヤAで移載位置PWに搬送されてきた状態
を示す。エンジン組立体Eを実線で表すと、パレット等
が隠れてしまうので、エンジン組立体Eを想像線でしめ
した。コンベヤAにより移載位置PWに搬送されてきた
エンジン組立体Eは、移載位置PWで停止する。この位
置で、移載位置の概略位置にエンジン組立体Eは臨んで
いる。
【0026】位置決め装置10の位置決めピン28は、
後退位置にあり、後方にあって、エンジン組立体Eの移
載位置PWへの進入を許容するように予め設定されてい
る。エンジン組立体Eの移載位置PWへの進入、停止
後、操作盤29のスイッチ操作で、シリンダユニット1
4,18,22を駆動させ、位置決めピン28を、当該
エンジン組立体Eの設定された移載位置決め位置に、前
後、左右動させて臨ませ、爾後位置決めピン28を下降
させる。
後退位置にあり、後方にあって、エンジン組立体Eの移
載位置PWへの進入を許容するように予め設定されてい
る。エンジン組立体Eの移載位置PWへの進入、停止
後、操作盤29のスイッチ操作で、シリンダユニット1
4,18,22を駆動させ、位置決めピン28を、当該
エンジン組立体Eの設定された移載位置決め位置に、前
後、左右動させて臨ませ、爾後位置決めピン28を下降
させる。
【0027】エンジン組立体Eは、吊り金具A2により
吊り下げられているので、エンジン組立体Eは、作業員
の押圧操作で容易に前後、左右に動かすことが可能であ
り、これを動かすことができ、位置決めピン28と、エ
ンジン組立体Eの上部のエンジンマウントブラケットE
5に設けた位置決め孔E6とを適合させ、位置決めピン
28を位置決め孔E6に上から係合させる。
吊り下げられているので、エンジン組立体Eは、作業員
の押圧操作で容易に前後、左右に動かすことが可能であ
り、これを動かすことができ、位置決めピン28と、エ
ンジン組立体Eの上部のエンジンマウントブラケットE
5に設けた位置決め孔E6とを適合させ、位置決めピン
28を位置決め孔E6に上から係合させる。
【0028】以上により、エンジン組立体Eは、位置決
め装置10の位置決めピン28を介して設定位置に位置
決めされることとなる。これによりエンジン組立体E
は、位置決めされつつ位置決めピン28を支点として揺
動可能であり、エンジン組立体Eを作業員が押圧操作
し、その姿勢を変更等して予め設定された姿勢位置に略
々臨ませる。
め装置10の位置決めピン28を介して設定位置に位置
決めされることとなる。これによりエンジン組立体E
は、位置決めされつつ位置決めピン28を支点として揺
動可能であり、エンジン組立体Eを作業員が押圧操作
し、その姿勢を変更等して予め設定された姿勢位置に略
々臨ませる。
【0029】次に、操作盤47を操作し、予めエンジン
組立体Eの進入の邪魔にならないように後退していた押
圧装置30の押圧部46を、シリンダユニット35,3
9,44の駆動で前後、左右、上方に移動させ、押圧部
46を設定された位置に上昇させる。エンジン組立体E
の一部、実施例では位置決め装置10とは反対側のホイ
ール駆動部E3のロアアームE10の外側端部に押圧部
46が外側から当接し、エンジン組立体Eの水平面内で
の揺動を規制し、ここに、エンジン組立体Eの設定され
た姿勢で移載位置への姿勢位置決めが完了する。
組立体Eの進入の邪魔にならないように後退していた押
圧装置30の押圧部46を、シリンダユニット35,3
9,44の駆動で前後、左右、上方に移動させ、押圧部
46を設定された位置に上昇させる。エンジン組立体E
の一部、実施例では位置決め装置10とは反対側のホイ
ール駆動部E3のロアアームE10の外側端部に押圧部
46が外側から当接し、エンジン組立体Eの水平面内で
の揺動を規制し、ここに、エンジン組立体Eの設定され
た姿勢で移載位置への姿勢位置決めが完了する。
【0030】以上で、エンジン組立体Eは、固定され、
爾後載置台2をシリンダユニット4を駆動させ、載置台
2を上昇させる。従って、載置台2上の設定位置に配置
したパレット6も上昇し、エンジン組立体Eの直近直下
に臨み、上昇の継続でパレット6上のセットピン7、
8、9は、エンジン組立体E下面に開口した位置決め孔
E7,E8,E9に、下から係合する。かかる、係合に
際し、エンジン組立体Eは、上述したように位置決め装
置10の位置決めピン28、押圧装置30の押圧部46
で、パレット6のセットピン7,8,9と、位置決め孔
E7,E8,E9とが芯合わせされているので、載置台
2を上昇させるだけで、直ちにパレット6上に、しかも
セットピン7,8,9と、対応する位置決め孔E7,E
8,E9とが係合し、パレット6上に載置され、セット
されることとなる。
爾後載置台2をシリンダユニット4を駆動させ、載置台
2を上昇させる。従って、載置台2上の設定位置に配置
したパレット6も上昇し、エンジン組立体Eの直近直下
に臨み、上昇の継続でパレット6上のセットピン7、
8、9は、エンジン組立体E下面に開口した位置決め孔
E7,E8,E9に、下から係合する。かかる、係合に
際し、エンジン組立体Eは、上述したように位置決め装
置10の位置決めピン28、押圧装置30の押圧部46
で、パレット6のセットピン7,8,9と、位置決め孔
E7,E8,E9とが芯合わせされているので、載置台
2を上昇させるだけで、直ちにパレット6上に、しかも
セットピン7,8,9と、対応する位置決め孔E7,E
8,E9とが係合し、パレット6上に載置され、セット
されることとなる。
【0031】このように、載置台2上のパレット6上に
エンジン組立体Eを載置、セットした後、コンベヤAの
吊り金具A2をエンジン組立体Eから取り外し、かくし
てコンベヤAからエンジン組立体Eは載置台2に移載さ
れ、移載作業を完了することとなる。移載作業の完了
後、押圧装置30の押圧部46を下降、後退させ、一
方、位置決め装置10の位置決めピン28を上昇させる
か、載置台2を下降させることにより、位置決めピン2
8は位置決め孔E6から外れる。これを図4で示した。
爾後、載置台2を所定レベルまで下降させ、隣接する図
5で示す連絡、搬送用コンベヤDのレベルとパレット2
のレベルを合わせ、ボディBへの組付位置へ送り込む。
エンジン組立体Eを載置、セットした後、コンベヤAの
吊り金具A2をエンジン組立体Eから取り外し、かくし
てコンベヤAからエンジン組立体Eは載置台2に移載さ
れ、移載作業を完了することとなる。移載作業の完了
後、押圧装置30の押圧部46を下降、後退させ、一
方、位置決め装置10の位置決めピン28を上昇させる
か、載置台2を下降させることにより、位置決めピン2
8は位置決め孔E6から外れる。これを図4で示した。
爾後、載置台2を所定レベルまで下降させ、隣接する図
5で示す連絡、搬送用コンベヤDのレベルとパレット2
のレベルを合わせ、ボディBへの組付位置へ送り込む。
【0032】
【発明の効果】以上で明らかなように本発明によれば、
コンベヤで吊り下げ、ボディ組付位置近傍までエンジン
組付体を搬送し、ボディ側に移送すべく載置台、パレッ
トに移載するに際し、移載位置には、エンジン組立体の
位置決め孔に係合して位置決めを行う位置決め装置が配
設され、位置決め装置の位置決めピンを、前後、左右、
上下に移動させてエンジン組立体の位置決め孔に係合す
るようにしたので、エンジン組立体の移載位置の概略位
置への移送で、位置決めピンを移動させて位置決め孔に
容易に係合、位置決めさせることができ、位置決めピン
の係合後においては、エンジン組立体は、位置決めピン
を支点として水平面にで揺動自在となり、エンジン組立
体の姿勢を、押圧操作で容易に姿勢変更させて設定位
置、設定姿勢で押圧部材により姿勢位置決めさせること
ができ、押圧装置による設定姿勢の位置決め、保持は、
押圧部材が前後、上下、左右に移動可能なので、容易
に、確実に設定姿勢に位置決め保持することができる。
コンベヤで吊り下げ、ボディ組付位置近傍までエンジン
組付体を搬送し、ボディ側に移送すべく載置台、パレッ
トに移載するに際し、移載位置には、エンジン組立体の
位置決め孔に係合して位置決めを行う位置決め装置が配
設され、位置決め装置の位置決めピンを、前後、左右、
上下に移動させてエンジン組立体の位置決め孔に係合す
るようにしたので、エンジン組立体の移載位置の概略位
置への移送で、位置決めピンを移動させて位置決め孔に
容易に係合、位置決めさせることができ、位置決めピン
の係合後においては、エンジン組立体は、位置決めピン
を支点として水平面にで揺動自在となり、エンジン組立
体の姿勢を、押圧操作で容易に姿勢変更させて設定位
置、設定姿勢で押圧部材により姿勢位置決めさせること
ができ、押圧装置による設定姿勢の位置決め、保持は、
押圧部材が前後、上下、左右に移動可能なので、容易
に、確実に設定姿勢に位置決め保持することができる。
【0033】従って、エンジン組立体の移載位置での位
置決めは、エンジン組立体を、設定位置にある位置決め
ピンに係合し、爾後エンジン組立体揺動させて設定位置
にある押圧部材で姿勢を規制、拘束させるだけの作業と
なり、移載位置での位置決め姿勢保持でパレット等との
セットピントエンジン位置決め孔との位置決めが自動的
になされることとなり、爾後、載置台を単純に上昇させ
るだけで、パレット等のセットピントエンジン組立体側
の位置決め孔とが係合し、パレット等へのエンジン組立
体の移載、セット、保持がなされ、最終的には吊り金具
を外し、パレット等をボディ側に送り込む作業を行えば
良く、エンジン組立体の移載作業は、1名の作業員で簡
単に行え、作業性の向上、省力化が図れ、移載作業の効
率化、合理化が図れる。
置決めは、エンジン組立体を、設定位置にある位置決め
ピンに係合し、爾後エンジン組立体揺動させて設定位置
にある押圧部材で姿勢を規制、拘束させるだけの作業と
なり、移載位置での位置決め姿勢保持でパレット等との
セットピントエンジン位置決め孔との位置決めが自動的
になされることとなり、爾後、載置台を単純に上昇させ
るだけで、パレット等のセットピントエンジン組立体側
の位置決め孔とが係合し、パレット等へのエンジン組立
体の移載、セット、保持がなされ、最終的には吊り金具
を外し、パレット等をボディ側に送り込む作業を行えば
良く、エンジン組立体の移載作業は、1名の作業員で簡
単に行え、作業性の向上、省力化が図れ、移載作業の効
率化、合理化が図れる。
【0034】次に、エンジン組立体は、コンベヤに吊り
下げられ、この状態で位置決め装置で位置決めピンをエ
ンジン組立体の位置決め孔に係合させ、爾後、揺動させ
て姿勢を変更し、押圧装置を操作して押圧部でエンジン
組立体の姿勢を保持し、載置台を上昇させて位置決めさ
れたエンジン組立体の位置決め孔にセットピンを係合さ
せる作業なので、移載作業は、1名の作業員でも、円滑
に、安全に迅速にお叶うことが可能となり、又移載作業
は上記の如くなので、労力も少なくて済み、立って行う
作業において、疲労の少ない、作業員の負荷が軽減する
作業を実現することができる。
下げられ、この状態で位置決め装置で位置決めピンをエ
ンジン組立体の位置決め孔に係合させ、爾後、揺動させ
て姿勢を変更し、押圧装置を操作して押圧部でエンジン
組立体の姿勢を保持し、載置台を上昇させて位置決めさ
れたエンジン組立体の位置決め孔にセットピンを係合さ
せる作業なので、移載作業は、1名の作業員でも、円滑
に、安全に迅速にお叶うことが可能となり、又移載作業
は上記の如くなので、労力も少なくて済み、立って行う
作業において、疲労の少ない、作業員の負荷が軽減する
作業を実現することができる。
【0035】又、本発明によれば、移載位置に、前後、
左右、上下に移動可能な位置決めピンを有する位置決め
装置、押圧装置を離間して対向するように設けるだけで
上記を企図することができ、最小の設備で、又簡素な装
置で上記を図ることが可能となり、コスト的にも極めて
有利であり、スペースも大きくなることがなく、スペー
ス効率の点でも極めて有利に上記を実現することができ
る等、本発明は多大の効果がある。
左右、上下に移動可能な位置決めピンを有する位置決め
装置、押圧装置を離間して対向するように設けるだけで
上記を企図することができ、最小の設備で、又簡素な装
置で上記を図ることが可能となり、コスト的にも極めて
有利であり、スペースも大きくなることがなく、スペー
ス効率の点でも極めて有利に上記を実現することができ
る等、本発明は多大の効果がある。
【図1】本発明にかかるエンジン組立体の移載方法、装
置を示す説明的斜視図
置を示す説明的斜視図
【図2】上記移載装置の位置決め装置部分の拡大斜視図
【図3】上記移載装置の押圧装置部分の拡大斜視図
【図4】エンジン組立体の移載台への移載が完了した状
態を示す説明的斜視図
態を示す説明的斜視図
【図5】エンジンとボディの搬送、組付ラインの概略を
示す平面図
示す平面図
【図6】上記図5の矢視6方向の説明図
【図7】従来の移載方法を示す説明的斜視図
1…移載装置、 2…載置台、 6…パレット、 7,
8,9…セットピン、10…位置決め装置、 12,1
8,22…前後、左右、上下動用のシリンダユニット、
28…位置決めピン、 30…押圧装置、 35,3
9,44…前後、左右、上下動用のシリンダユニット、
46…押圧部、 A…エンジン組立体Eの搬送用コン
ベヤ、 C…ボディBの搬送用コンベヤ、 E6,E
7,E8,E9…位置決め孔。
8,9…セットピン、10…位置決め装置、 12,1
8,22…前後、左右、上下動用のシリンダユニット、
28…位置決めピン、 30…押圧装置、 35,3
9,44…前後、左右、上下動用のシリンダユニット、
46…押圧部、 A…エンジン組立体Eの搬送用コン
ベヤ、 C…ボディBの搬送用コンベヤ、 E6,E
7,E8,E9…位置決め孔。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジン組立体をコンベヤで吊り下げ搬
送し、移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動車
のボディ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジン
組立体を該ボディに組み付けるようにした、自動車の組
立ラインにおけるエンジン組立体の移載方法において、 上記エンジン組立体の移載位置で、搬送されてきたエン
ジン組立体の位置決め孔に、エンジン位置決め装置の位
置決めピンを挿入する工程と、 上記位置決めピンを、前後、左右に移動させてエンジン
組立体を所定の位置に位置決めする工程と、 上記エンジン組立体を、上記位置決めピンを支点として
エンジン組立体を揺動させ、姿勢を変更させて押圧装置
で押し付けて自動車ボディへの組付姿勢に変更、保持す
る工程と、 エンジン組付体の載置台を上昇させ、エンジン組付体の
下面に設けた位置決め孔に該載置台のピンを係合させる
工程と、 コンベヤのエンジン組付体の吊り金具を取り外し、上記
載置台を下降させる工程と、 からなることを特徴とするエンジン組立体の移載方法。 - 【請求項2】 エンジン組立体をコンベヤで吊り下げ搬
送し、移載装置で該エンジン組立体を受け取り、自動車
のボディ搬送用コンベヤのエンジン組付位置でエンジン
組立体を該ボディに組み付けるに際し、上記エンジン組
立体を、コンベヤから移載装置に移載する移載装置にお
いて、 移載位置に設けられ、エンジン組立体に設けた位置決め
孔に係合するセットピンを備えるエンジン組立体を載
置、支持する上下動自在な載置台と、 上記載置台に隣接して設けられ、上記エンジン組立体の
位置決め孔と係合する位置決めピンを備え、該位置決め
ピンは前後、左右、上下に移動調節可能とした位置決め
装置と、 上記エンジン組立体に隣接して設けられ、上記位置決め
ピンで位置決めされたエンジン組立体の一部を押接し、
該エンジン組立体を組付姿勢に保持する押圧部材を備
え、該押圧部材は、前後、左右、上下に移動可能とした
押圧装置と、 からなることを特徴とするエンジン組立体の移載装置。 - 【請求項3】 上記載置台上には、上記セットピンを備
えるパレットが載置され、該パレットでエンジン組立体
を載置、支持するようにした請求項2のエンジン組立体
の移載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208457A JP2790576B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン組立体の移載方法、及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208457A JP2790576B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン組立体の移載方法、及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631549A JPH0631549A (ja) | 1994-02-08 |
JP2790576B2 true JP2790576B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=16556512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4208457A Expired - Fee Related JP2790576B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | エンジン組立体の移載方法、及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790576B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5459141B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-04-02 | トヨタ車体株式会社 | 搬送装置および搬送方法 |
NO335935B1 (no) | 2012-03-22 | 2015-03-30 | Stokke As | Bouncer |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4208457A patent/JP2790576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0631549A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980602 |
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