JP3666658B2 - 車両のラジエータモジュールの組付け方法及びその組付け装置 - Google Patents

車両のラジエータモジュールの組付け方法及びその組付け装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のラジエータモジュールの組付け方法及びその組付け装置に関し、特にバンパーレインフォースメントを固定した状態でラジエータとラジエータシュラウドを含むラジエータモジュールを組付ける技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、車両の機器や装備品をモジュール化してから車体に能率的に組み付ける方式が広く採用されつつある。例えば、特開平7−69244号公報には、第1工程において作業テーブルに装備した組立治具に、冷却部品モジュール(ラジエータモジュール)とバンパーなどの外装品モジュールをセットし、第2工程において締結用ロボットにより前記の両モジュール同士を締結する作業を実行し、第3工程において搭載ロボットにより前記両モジュールを車体に搭載し、締結用ロボットにより締結を行うようにした車体前部の組立方法及びその組立治具が記載されている。
【0003】
他方、特開2001−30133号公報には、上記のようなラジエータモジュールをワーク保持具に位置決め固定し、そのワーク保持具を車体の前方にセットし、ワーク保持具から後方へ水平に延ばした位置決めガイドピンを車体の左右のフロントサイドメンバの位置決めガイド穴に挿入しながら、ワーク保持具とラジエータモジュールを後方へ移動させて、前端モジュールを車体に組み付けるワーク位置決め装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
通常、車体の前端部には左右のフロントサイドフレームの前端同士を連結するバンパーレインフォースメントが設けられており、このバンパーレインフォースメントを組み付けない状態では、左右のフロントサイドフレームや左右のフェンダー部の位置が微小に変動する余地が残っているため、これらフロントサイドフレームや左右のフェンダー部に対してラジエータモジュールを高精度に位置決めして組付けることが困難である。
【0005】
前記後者の公報のワーク位置決め技術では、ラジエータモジュールを車体の前方から車体の方へ水平移動させて車体に組み付ける方式を採用しているが、この組み付け方式では、ラジエータモジュールを前方から水平移動させて車体に組み付ける際に、そのラジエータモジュールが車体前端のバンパーレインフォースメントと干渉する虞が生じたり、バンパーレインフォースメントの高さ位置の制約を受ける。
本発明の目的は、左右のフロントサイドフレームの前端部を連結するバンパーレインフォースメントを組み付けた状態で、ラジエータモジュールを精度よく能率的に組み付け得る組付け方法と、その組付け装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、車体の左右のフロントサイドフレームの前端同士を連結するバンパーレインフォースメントを組付けた状態で、ラジエータとラジエータシュラウドとを含むラジエータモジュールをバンパーレインフォースメントの後側付近に搭載し車体に組付ける方法であって、治具ベース部材と、治具ベース部材に対して昇降可能な昇降体と、この昇降体に連結されたハンド本体と、このハンド本体にラジエータモジュールを位置決めして保持する保持機構とを備えた組付け治具を予め準備しておき、外部の搬送手段のアーム部材に治具ベース部材を連結し且つ保持機構を介してハンド本体にラジエータモジュールを位置決めして保持する第1工程と、前記搬送手段で組付け治具とラジエータモジュールを搭載位置へ移動させる第2工程と、前記治具ベース部材を位置決め部材によりバンパーレインフォースメントに位置決めする第3工程と、前記治具ベース部材に対して昇降体とハンド本体とラジエータモジュールを上昇位置から下降させて、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々に位置決めする第4工程とを経て組付けることを特徴とするものである。
【0007】
ここで、前記の「搬送手段」としては、例えばエアバランサー装置を採用するものとする。車体の左右のフロントサイドフレームの前端同士を連結するバンパーレインフォースメントを組付けて車体前部の構造を確定させた状態でラジエータモジュールを組み付けるので、精度よく能率的に組み付けることができる。
このラジエータモジュールの組み付けの際、まず、第1工程において、外部の搬送手段のアーム部材に治具ベース部材を連結し且つ保持機構を介してハンド本体にラジエータモジュールを位置決めして保持する。
【0008】
第2工程において、搬送手段で組付け治具とラジエータモジュールを搭載位置へ移動させる。次に、第3工程において、治具ベース部材を位置決め部材によりバンパーレインフォースメントに位置決めする。そのため、バンパーレインフォースメントを有効活用して治具ベース部材を車体に精度よく位置決めすることができる。次に、第4工程において、治具ベース部材に対して昇降体とハンド本体とラジエータモジュールを上昇位置から下降させて、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々に位置決めする。
【0009】
このように、治具ベース部材をバンパーレインフォースメントに対して位置決めした状態で、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を下降させて左右のフェンダー部に夫々に位置決めするので、ハンド本体を精度よく能率的にフェンダー部に位置決めすることができる。従って、ラジエータモジュールはハンド本体に精度よく保持しておけば、ハンド本体をフェンダー部に精度よく位置決めすることで、ラジエータモジュールをフェンダー部やフロントサイドフレームに対して精度よく位置決めすることができる。
【0010】
請求項2の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項1の発明において、前記組付け治具におけるハンド本体は昇降体に車幅方向向きの軸心回りに回動可能に連結されており、第4工程においてハンド本体とラジエータモジュールを前傾状の傾斜姿勢にしたまま干渉回避可能な所定の下降位置まで下降させ、その後ハンド本体とラジエータモジュールを正規姿勢に戻し、次に所定の下降端まで下降させてからハンド本体の左右の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々位置決めすることを特徴とするものである。
【0011】
治具ベース部材をバンパーレインフォースメントに位置決めする際に、ラジエータモジュールと車体との干渉が生じる可能性があるので、ハンド本体とラジエータモジュールを前傾状の傾斜姿勢にして干渉回避可能な所定の下降位置まで下降させ、その後ハンド本体とラジエータモジュールを正規姿勢に戻し、次に所定の下降端まで下降させてからハンド本体の左右の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々位置決めする。
【0012】
請求項3の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項1又は2の発明において、第4工程において、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に位置決めする際に、ハンド本体の位置決め基準部材をフロントサイドフレームに位置決めすることを特徴とするものである。そのため、ハンド本体の左右1対の位置決め部材と位置決め基準部材により、異なる3点にてハンド本体を車体に位置決めすることで、ハンド本体を車体に精度よく位置決めすることができる。
【0013】
請求項4の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項1〜3の何れかの発明において、ラジエータモジュールの複数の被締結部を左右のフェンダ部の締結部とフロントサイドフレーム付近の締結部に夫々固定する第5工程と、前記保持機構を解除しハンド本体をラジエータモジュールから分離する第6工程とを備えたことを特徴とするものである。前記のようにハンド本体を車体に精度よく位置決めすることで、ハンド本体を介してラジエータモジュールを車体に精度よく位置決めしてから、第5工程においてラジエータモジュールの複数の被締結部を左右のフェンダ部の締結部とフロントサイドフレーム付近の締結部に夫々固定する。その後、第6工程において保持機構を解除しハンド本体をラジエータモジュールから分離する。
【0014】
請求項5の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項4の発明において、前記第4工程の後且つ第5工程の前に、搬送手段のアーム部材で組み付け治具とラジエータモジュールを支持する支持力を軽減することを特徴とするものである。前記の搬送手段としてエアバランサー装置を採用している場合、その荷重バランス用の駆動シリンダにより、アーム部材でワーク等の対象物を支持する支持力を調整することが可能である。
【0015】
組付け治具とラジエータモジュールを搭載位置に移動させるまでは、搬送手段のアーム部材で支持する支持力は、組付け治具とラジエータモジュールの合計重量に等しく設定しておく。そして、第4工程の後且つ第5工程の前に、搬送手段のアーム部材で組み付け治具とラジエータモジュールを支持する支持力を軽減することで、組付け治具とラジエータモジュールとの車体に対する位置決め状態を安定化させ、ラジエータモジュールの複数の被締結部を締結部に夫々密着させ易くすることができる。
【0016】
請求項6の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項4又は5の発明において、前記第6工程において、前記保持機構の解除に際して搬送手段のアーム部材で組み付け治具装置を支持する支持力を、ラジエータモジュールの重量分だけ小さく調整することを特徴とするものである。前記の搬送手段としてエアバランサー装置を採用している場合、アーム部材の支持力を調整せずに、保持機構を解除してラジエータモジュールの重量がアーム部材に突然作用しなくなると、アーム部材が突然はね上がる虞があるので、アーム部材で組み付け治具装置を支持する支持力を、ラジエータモジュールの重量分だけ小さく調整することで、アーム部材の突然のはね上がりを防止することができる。
【0017】
請求項7の車両のラジエータモジュールの組付け方法は、請求項1〜6の何れかの発明において、前記ラジエータモジュールがラジエータの他にエアコン用のコンデンサーを含むことを特徴とするものである。エアコン用のコンデンサーをラジエータと共にモジュールとして組み付けることができる。
【0018】
請求項8のラジエータモジュール組付け装置は、ラジエータとラジエータシュラウドを含むラジエータモジュールを車体前端部分に組付けるラジエータモジュール組付け装置において、外部の搬送手段のアーム部材に連結可能な治具ベース部材と、この治具ベース部材にガイドロッドを介して昇降可能に設けられた昇降体およびこの昇降体を昇降駆動する昇降用シリンダと、前記昇降体に車幅方向向きの軸心回りに回動可能に設けられたハンド本体およびこのハンド本体を回動駆動する回動用シリンダと、前記ハンド本体に設けられラジエータモジュールの上端の位置決め穴に上方から嵌脱可能な第1位置決め部材と、前記ハンド本体に設けられラジエータモジュールの前端部の位置決め穴に前方から嵌脱可能な第2位置決め部材およびこの第2位置決め部材を嵌脱駆動する嵌脱用シリンダと、前記治具ベース部材に設けられ、バンパーレインフォースメントの位置決め穴に上方から嵌脱可能な第3位置決め部材と、前記ハンド本体に設けられ、フェンダー部の基準穴に上方から嵌脱可能な第4位置決め部材およびフロントサイドフレームの基準穴に嵌脱可能なフレーム基準部材とを備えたものである。
【0019】
ラジエータモジュールを組み付ける場合、外部の搬送手段のアーム部材に治具ベース部材を連結し、この治具ベース部材をラジエータモジュールの所へ移動させて、ハンド本体にラジエータモジュールを保持させる。このとき、ハンド本体の第1位置決め部材をラジエータモジュールの上端の位置決め穴に上方から嵌合させると共に、ハンド本体の第2位置決め部材をラジエータモジュールの前端部の位置決め穴に嵌合させることで、ラジエータモジュールを保持する。
【0020】
次に、搬送手段のアーム部材により、治具ベース部材に昇降体とハンド本体を介して支持されたラジエータモジュールを車体前端部分の搭載位置へ移動させる。次に、昇降用シリンダにより昇降体を介してハンド本体とラジエータモジュールを上昇させた状態、また、必要に応じて、回動用シリンダによりハンド本体とラジエータモジュールを前傾状に傾斜させた状態にして、アーム部材により治具ベース部材をバンパーレインフォースメントの方へ下降させて、治具ベース部材の第3位置決め部材をバンパーレインフォースメントの位置決め穴に上方から嵌合させて、治具ベース部材を車体に位置決めする。
【0021】
次に、ハンド本体とラジエータモジュールを前傾姿勢にしたまま、昇降用シリンダにより、ハンド本体とラジエータモジュールを所定の下降位置まで下降させ、次に、ハンド本体とラジエータモジュールを正規姿勢に戻し、ハンド本体とラジエータモジュールを所定の下降端まで下降させて、ハンド本体の第4位置決め部材をフロントサイドフレームの基準穴に上方から嵌合させる。こうして、ハンド本体を車体に対して精度よく位置決めすることができるから、結局、ハンド本体に第1,第2位置決め部材を介して精度よく位置決めれたラジエータモジュールを車体に精度よく位置決めすることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図5は、ラジエータモジュール組付け装置にラジエータモジュールを取付けた状態を示す図、図6〜図8は搬送手段としてのエアバランサー装置に関する図、図9〜図13はエアバランサー装置によりラジエータモジュール組付け装置とラジエータモジュールとを支持して、ラジエータモジュールを自動車の車体の前端部分に組み付ける状態を示す図である。尚、以下の説明では、自動車の車体における前後左右を前後左右として説明する(図9〜図13参照)。
【0023】
前記ラジエータモジュール1は、自動車のラジエータとエアコン用のコンデンサとラジエータシュラウドとを組み立ててモジュール化したものであるが、図示のラジエータモジュール1にはラジエータ自体の図示は省略してある。このラジエータモジュール1は、自動車の車体の前端部分に、左右のフロントサイドフレーム2の前端同士を連結するバンパーレインフォースメント3を組み付けた状態において、バンパーレインフォースメント3の後側付近に組み付けられる。
【0024】
ラジエータモジュール組付け装置:(図1〜図5参照)
最初に、図1〜図5に基づいて、ラジエータモジュール組付け装置10について説明する。このラジエータモジュール組付け装置10(以下、組付け治具という)は、主要な部材として、治具ベース部材11、昇降用シリンダ12、1対のガイドロッド13、昇降体14、昇降体14に車幅方向向きの水平な枢支軸15を介して枢支されたハンド本体16などを備えている。
【0025】
治具ベース部材11は、外部の後述のエアバランサー装置50のアーム部材54に連結された吊持部材56にボルト連結され、組付け治具10とこれにセットしたラジエータモジュール1とがエアバランサー装置50で支持され搬送移動される。治具ベース部材11は、底板21、左右の側板、後側板22、昇降用シリンダ12の両側の1対のブラケット23を有する。後側板22の上端には断面コ字状の横材24が固定され、この横材24から前方へ張り出すように形成された1対のガイド片24aのガイド穴に1対のガイドロッド13が挿通され、ガイドロッド13の下端付近部が保持されている。
【0026】
この横材24には左右1対の断面L字状のピン保持板25が固定され(図4参照)、この1対のピン保持板25には、車体のバンパーレインフォースメント3の左右1対の位置決め穴(図示略)に上方から嵌脱可能な位置決めピン26(第3位置決め部材)が夫々固定されている。1対のガイドロッド13の下端は底板21に筒体を介して溶接され且つ1対のガイド片24aで保持されている。また、図示省略しているが、1対のガイドロッド13の上端は吊持部分56に連結されている。
【0027】
エアシリンダからなる昇降用シリンダ12は、治具ベース部材11の底板21の中央部に鉛直姿勢に倒立状に配設され、シリンダ本体12aから下方へ延びるピストンロッドが底板21の上面に連結されている。
昇降体14は、水平部材27と、この水平部材27からほぼ斜め上後方へ延びる1対の腕部28と、1対の腕部28の下端部付近に設けられ1対のガイドロッド13に摺動自在に外嵌された1対の被ガイド部29を備えている。昇降体14の水平部材27は、1対の連結部材27aにより昇降用シリンダ12のシリンダ本体12aの中段部に連結され、昇降用シリンダ12のロッドを伸長させると昇降体14が上昇し、ロッドを退入させると昇降体14が下降する。
【0028】
ハンド本体16は、ラジエータモジュール1の組み付けの為にそのモジュールを保持する為のものであり、ハンド本体16は、昇降体14の1対の腕部28の上端部に車幅方向向きの枢支軸15の回りに回動可能に連結されている。
ハンド本体16は、ラジエータモジュール1の上端に対応する保持板30、この保持板30の左右両端から斜め後方へ水平に延びる左右1対の張出部31、保持板30に対して前方かつ下方において左右に延びる棚部材32であって4本の連結材33で保持板30に固定された棚部材32、保持板30の下面から突出しラジエータモジュール1の上端の3つの位置決め穴に上方から嵌脱可能な位置決めピン34(第1位置決め部材)、棚部材32の左右両端部に設けられた1対の位置決めピン機構35、左右1対の張出部31の後端部に突設され左右1対のフェンダー部4の位置決め基準穴に上方から嵌脱可能な1対の位置決めピン36(第4位置決め部材)、棚部材32の右端側部分の下面側にに突設されたフレーム基準ピン20(フレーム基準部材)などを有する。
【0029】
各位置決めピン機構35は、棚板32の上に配置固定された嵌脱用シリンダ37と上下1対のガイドブロック38、ラジエータモジュール1の両端部の前面に対向可能で嵌脱用シリンダ37のピストンロッドの先端に連結されたピン保持板39,40、ピン保持板39,40の後面側に後方向きに突設された位置決めピン41であってラジエータモジュール1の前端部の位置決め穴に嵌脱可能な位置決めピン41(第2位置決め部材)、ピン保持板39,40の上部と下部に固着され1対のガイドブロック38に夫々挿通された1対のガイドロッド38aなどを有する。 各位置決めピン機構35において、嵌脱用シリンダ37のシリンダ本体と1対のガイドブロック38は棚部材32に固定されている。
【0030】
ハンド本体16にラジエータモジュール1を位置決めして保持する際には、ラジエータモジュール1に対してハンド本体16を上方から下降させ、保持板30の下側の3つの位置決めピン34をラジエータモジュール1の上端の3つの位置決め穴に上方から夫々嵌合させてから、1対の位置決めピン機構35の嵌脱用シリンダ37により1対のピン保持板39,40を後方移動させて1対の位置決めピン41をラジエータモジュール1の前端の1対の位置決め穴に前方から水平に嵌合させればよい。尚、前記の保持板30と、3つの位置決めピン34と、1対の位置決めピン機構35などが、ハンド本体16にラジエータモジュール1を位置決めして保持する保持機構に相当するものである。
【0031】
前記ハンド本体16を昇降体14に回動自在に連結して回動させる構造について説明すると、ハンド本体16の保持板30には1対の腕部28の外側付近において左右1対の連結片45が後方へ張り出すように固着され、1対の腕部28の後端部と1対の連結片45の前端部とに亙って前記の枢支軸15が挿通され、この枢支軸15の両端部が1対の連結片45に固着されている。この枢支軸15を回動させることでハンド本体16を回動させる為の回動用シリンダ46(これはエアシリンダからなる)が保持板30と昇降用シリンダ12との間に斜めに配設されている。
【0032】
回動用シリンダ46のシリンダ本体の端部は、この端部側の突設片と支持部材47側の1対の突設片とピン部材を介して、1対の腕部28に架着された支持部材47に回動可能に連結され、回動用シリンダ46のピストンロッド46aの先端部は、枢支軸15に突設されたアーム部材15aにピン連結され、図1のようにハンド本体16をほぼ水平姿勢に保持した状態では、回動用シリンダ46のピストンロッド46aが伸長しており、ハンド本体16に保持されたラジエータモジュール1はほぼ鉛直な正規の姿勢(車体に組み付けられる姿勢)になっている。回動用シリンダ46のピストンロッド46aを退入させると、枢支軸15が回動してハンド本体16が前側下がり傾斜状となり、ハンド本体16に保持したラジエータモジュール1が前傾状の傾斜姿勢になる。
【0033】
前記のように、1対の張出部31の後端部の下面側には1対の位置決めピン36が突設され、ハンド本体16における棚部材32の右端側部分の下面側には、車体の右側のフロントサイドフレーム2の位置決め基準穴に上方から嵌脱可能なフレーム基準ピン20(第4位置決め部材、フレーム基準部材、)が下方へ突設されている。従って、ハンド本体16の左右1対の位置決めピン36を左右のフェンダー部4の位置決め基準穴に上方から嵌合させ、棚部材32の位置決めピン20を右側のフロントサイドフレーム2の位置決め基準穴に上方から嵌合させることで、ハンド本体16とこのハンド本体16に位置決め保持したラジエータモジュール1とを車体に対して精度よく能率的に位置決めすることができるようになっている。
【0034】
エアバランサー装置:(図6〜図8参照)
次に、エアバランサー装置50について説明すると、エアバランサー装置50は、ラジエータモジュール1を保持した組付け治具10を車体の所の搭載位置に搬送すると共に組み付け中に組付け治具10とラジエータモジュール1とを支持する為の装置で、一般的な構造のエアバランサー装置であり、搬送手段に相当するものである。
【0035】
図6に示すように、エアバランサー装置50は、土台をなすベース体51、このベース体51の上に立設されたコラム体52、このコラム体52の上端に連結固定されたアーム支持部53、このアーム支持部53に連結された2組の平行リンク機構を含むアーム部材54、このアーム部材54の先端部の連結ヘッド部55、この連結ヘッド部55に連結されて下方へ延び組付け治具10の治具ベース部材11にボルト連結された吊持部材56などを備えている。ベース体51の4隅付近にはアウトリガー51aが夫々設けられ、アーム支持部53はコラム体52に対して180度水平旋回可能である。
【0036】
前記の吊持部材56はほぼ門形構造をなし、上端梁部の中央部が連結ヘッド部55にボルト連結され、1対の門形脚部の下端部が組付け治具10の治具ベース部材11における1対のブラケット23にボルト連結されている(図9〜図13参照)。尚、図6には組付け治具10に関しては概略的に図示してある。
【0037】
図7に示すように、エアバランサー装置50のアーム支持部53には、本体板53aと、立向き倒立の駆動用エアシリンダ57と、この駆動用エアシリンダ57のエア圧を制御弁58aを介して調整することでアーム部材54の先端で支持する支持力(対象物を吊持する力)を調整するエア圧差圧式バランサー58とが設けられている。本体板53aの下部にはアーム部材54の支点を位置切換え可能に連結する為の支点連結部53bが設けられ、本体板53の上部には駆動用エアシリンダ57のピストンロッド57aに連結されるアーム部材54の基端支点を位置可変に上下に案内する為の基端支点案内部53cが設けられ、アーム部材54の主アーム54aの基端にはバランスウェイト59が設けられている。
【0038】
このエアバランサー装置50は、基本的に、ワーク等の吊持対象物の位置によって変動するアーム部材54の角度や姿勢に応じて、エア圧差圧式バランサー58により駆動用シリンダ57のエア圧を調整し、駆動用エアシリンダ57のピストンロッド57aの伸長量を調整しながら、アーム部材54の先端に吊持した対象物の全重量を支持可能なものであり、後述の操作パネル61からの指令により、アーム部材54の先端に吊持する支持力を調整可能である。
【0039】
次に、このエアバランサー装置50の制御系を含むラジエータモジュール組付け装置10の制御系について説明する。尚、組付け治具10のシリンダ12,37,46への複数のエアホースや組付け治具10に設けた後述の近接スイッチ63,64への複数のリード線は、エアバランサー装置50のアーム部材54に沿って配設され、複数のエアホースはエア供給源に接続され、複数のリード線は後述の制御ユニット60に接続されている。図8に示すように、マイクロコンピュータとI/Oと複数の駆動回路を備えた制御ユニット60が設けられ、この制御ユニット60には、操作パネル61と、吊持対象物の重量を検出可能な重量センサ62と、差圧式バランサー58の制御弁58aとが接続されている。更に、制御ユニット60には、組付け治具10に設けた後述の近接スイッチ63,64と、回動用シリンダ46のエア回路の電磁弁65と、1対の嵌脱用シリンダ37のエア回路の電磁弁66とが接続されている。
【0040】
最初の設定の際に、前記の組付け治具10とラジエータモジュール1の重量を重量センサ62で検出して制御ユニット60に入力設定し、その全重量をアーム部材54で支持する支持力として設定しておけば、エアバランサー装置50のアーム部材54の所定の移動範囲内においては、組付け治具10とラジエータモジュール1の全重量が支持され、手動にて押して移動可能である。
【0041】
次に、以上説明したエアバランサー装置50と、このエアバランサー装置50で支持されて車体のところへ搬送される組付け治具10を用いて、車体の前端部分にラジエータモジュール1を組み付ける組付け方法について、図1、図9〜図13を参照しながら説明する。
【0042】
組み付け開始の前に、エアバランサー装置50の重量センサ62にて組付け治具10とそれに支持させたラジエータモジュール1の重量を重量センサ62により検出して制御ユニット60に記憶させ、その全重量をエアバランサー装置50のアーム部54で吊持して支持するように設定する。
【0043】
最初の第1の工程において、エアバランサー装置50のアーム部材54の先端に連結された吊持部材56の下端部を治具ベース部材11にボルト連結し、組付け治具10とラジエータモジュール1とを吊持可能にする。その後、図1に示すように、ハンド本体16にラジエータモジュール1を位置決めして保持する。このとき、ハンド本体16を正規のほぼ鉛直な姿勢に保ち、ハンド本体16の保持板30をラジエータモジュール1の上方に対向させ、組付け治具10を上方からラジエータモジュール1の方へ下降させ、保持板30に設けた3つの位置決めピン34をラジエータモジュール1の上端の3つの位置決め穴に嵌合させる。
【0044】
次に、左右1対の位置決めピン機構35の嵌脱用シリンダ37のピストンロッドを伸長させて、左右1対の位置決めピン41をラジエータモジュール1の前端の1対の位置決め穴に嵌合させる。次に第2の工程において、図1に示すように前記エアバランサー装置50のアーム部材54に吊持した組付け治具10とラジエータモジュール1を、手動で押して車体の前端付近に移動させる。
【0045】
次に第3の工程において、図9に示すように、昇降用シリンダ12のピストンロッドを伸長させて、昇降体14とハンド本体16とラジエータモジュール1とを治具ベース部材11に対して上昇位置に切換える共に、回動用シリンダ46のピストンロッド46aを退入させることにより、ハンド本体16とラジエータモジュール1とを前傾状の傾斜姿勢に切換える。次に、図10に示すように、アーム部材54と組付け治具10とラジエータモジュール1とを車体の前端部分の搭載位置へ移動させて、治具ベース部材11の1対の位置決めピン26をバンパーレインフォースメント3の1対の位置決め穴に上方から対向させてから、図11に示すように、組付け治具10を下降させて、1対の位置決めピン26を1対の位置決め穴に嵌合させて、治具ベース部材11をバンパーレインフォースメント3に位置決めする。
【0046】
次に第4の工程において、図12に示すように、昇降用シリンダ12のピストンロッドを退入させて、ハンド本体16とラジエータモジュール1を前傾状の傾斜姿勢にしたまま、治具ベース部材11に対して昇降体14とハンド本体16とラジエータモジュール1を車体(バンパーレインフォースメント3)と干渉回避可能な所定の下降位置(これは、近接スイッチ63で検出される)まで下降させる。次に、回動シリンダ46のピストンロッド46aを伸長させて、ハンド本体16とラジエータモジュール1を正規姿勢に戻す。上記のようにラジエータモジュール1を前傾状の傾斜姿勢にして下降させるのは、ラジエータモジュール1の前側の突出部分がバンパーレインフォースメント3と干渉するのを回避する為である。
【0047】
次に、図13に示すように、ハンド本体16とラジエータモジュール1を所定の下降端(これは近接スイッチ64で検出される)まで下降させてから、ハンド本体16の左右の張出部31の左右1対の位置決めピン36を左右のフェンダー部4の位置決め穴に夫々嵌合させて位置決めする。これと並行して、棚部材32に設けたフレーム基準ピン20を右側のフロントサイドフレーム2の位置決め基準穴に嵌合させる。こうして、組付け治具10は1対の位置決めピン36とフレーム基準ピン20により3点でもって、自動車の車体に対して精度よく位置決めされる。
【0048】
次に第5の工程において、操作パネル61を操作することで、エアバランサー装置50のアーム部材54で組み付け治具10とラジエータモジュール1を支持する支持力を所定値(例えば、5Kgw )だけ軽減する。その結果、ラジエータモジュール1の複数の被締結部1a,1bを車体側の複数の締結部に密着させることができる。ここで、複数の被締結部1a,1bは、ラジエータモジュール1のシュラウドアッパーの左右両端の1対の被締結部1aと、左右のフロントサイドフレーム2の前端部に設けられたシュラウド固定用ブラケット2a(締結部)に締結されるラジエータシュラウドの前端の左右両端部の1対の被締結部1bである。
【0049】
次に第6の工程において、ラジエータモジュール1の複数の被締結部1a,1bを左右のフェンダ部4の締結部とフロントサイドフレーム4に固定したシュラウド固定用ブラケット2aに夫々締結固定する。
【0050】
次に第7の工程において、1対の位置決めピン機構35の嵌脱用シリンダ37のピストンロッドを退入させて1対の位置決めピン41をラジエータモジュール1から離脱させ、昇降用シリンダ12のピストンロッド所定長さ伸長させることで、昇降体14とハンド本体16を約5cm程度上昇させて、3つの位置決めピン34をラジエータモジュール1から離脱させることで、ハンド本体16をラジエータモジュール1から分離する。
【0051】
この分離に先行して、操作パネル61を操作し、エアバランサー装置50のアーム部材54で組付け治具10を支持する支持力を、ラジエータモジュール1の重量分だけ小さく調整する。そのため、ハンド本体16をラジエータモジュール1から分離した時に、アーム部材54と共に組付け治具10が上方へ跳ね上がるのを確実に防止することができる。
次に第8の工程において、アーム部材54を手動操作にて搬送元の原位置へ移動させ、昇降用シリンダ12のピストンロッドを退入させた初期状態に切換えて、次のラジエータモジュール1の組み付けまで待機させる。
【0052】
以上説明したラジエータモジュール1を組み付ける装置と組付け方法によれば、次の効果が得られる。車体の左右のフロントサイドフレーム2の前端同士を連結するバンパーレインフォースメント3を組付けて車体前部の構造を確定させた状態でラジエータモジュール1を組み付けるので、精度よく能率的に組み付けることができる。第3の工程において、治具ベース部材11を位置決めピン26によりバンパーレインフォースメント3に位置決めするので、バンパーレインフォースメント3を有効活用して治具ベース部材11を車体に精度よく位置決めすることができる。
【0053】
第4の工程において、治具ベース部材11に対して昇降体14とハンド本体16とラジエータモジュール1を上昇位置から下降させて、ハンド本体16の左右1対の位置決めピン36を左右のフェンダー部4に夫々に位置決めするので、ハンド本体16を精度よく能率的にフェンダー部4に位置決めすることができる。第1の工程において、ラジエータモジュール1をハンド本体16に精度よく保持しておくため、ハンド本体16をフェンダー部4に精度よく位置決めすることで、ラジエータモジュール1をフェンダー部4やフロントサイドフレーム2に対して精度よく位置決めすることができる。
【0054】
第4の工程において、ラジエータモジュール1と車体(バンパーレインフォースメント3)との干渉を回避しながら、ハンド本体16を左右のフェンダー部4に精度よく位置決めすることができる。ハンド本体16の左右1対の位置決めピン36とフレーム基準ピン20により、異なる3点にてハンド本体16を車体に位置決めすることで、ハンド本体16を車体に精度よく位置決めすることができる。
【0055】
第5の工程において、ラジエータモジュール1のシュラウドアッパーの左右1対の被締結部1a,1bを左右のフェンダ部4の締結部とフロントサイドフレーム2の前端付近の締結ブラケット2aに夫々固定するすることができ、その後、第7の工程において、1対の位置決めピン機構35の1対の位置決めピン41をラジエータモジュール1の位置決め穴から離脱させ、ハンド本体16の保持板30の3つの位置決めピン34をラジエータモジュール1の位置決め穴から離脱させ、ハンド本体16をラジエータモジュール1から分離することができる。
【0056】
第5の工程において、エアバランサー装置50のアーム部材54で組み付け治具10とラジエータモジュール1を支持する支持力を軽減するため、組付け治具10とラジエータモジュール1との車体に対する位置決め状態を安定化させ、ラジエータモジュール1の複数の被締結部1a,1bを車体側の締結部に夫々密着させ易くすることができる。
【0057】
エアバランサー装置50により組付け治具10とラジエータモジュール1を吊持している関係上、アーム部材54の支持力を調整せずに、ハンド本体16への保持を解除してラジエータモジュール1の重量がアーム部材54に突然作用しなくなると、アーム部材54が突然はね上がる虞がある。しかし、第7の工程において、アーム部材54で組付け治具10を支持する支持力を、ラジエータモジュール1の重量分だけ小さく調整することで、アーム部材54の突然のはね上がりを防止することができる。尚、ラジエータモジュール1がラジエータの他にエアコン用のコンデンサーを含むので、エアコン用のコンデンサーをラジエータと共にモジュールとして組み付けることができる。
【0058】
以上説明した組付け治具10においては、ハンド本体16の2対の位置決めピン34,41と、1対の位置決めピン41を嵌脱する1対の嵌脱用シリンダ37により、ハンド本体16にラジエータモジュール1を精度よく能率的に位置決めして保持することができる。
また、治具ベース部材11の位置決めピン26を介して、治具ベース部材11をバンパーレインフォースメント3に精度よく能率的に位置決めすることができ、ハンド本体16の1対の位置決めピン36とフレーム基準ピン20によりハンド本体16を車体に精度よく位置決めし、その状態において組付け治具10を介してラジエータモジュール1を精度よく能率的に位置決めすることができる。
【0059】
ここで、前記実施形態を部分的に変更する例について説明する。
1)ラジエータモジュール1の構造によっては、ラジエータモジュール1をほぼ鉛直な正規姿勢に保持したまま上方から下降させることで、車体に組み付けることができるため、組付け治具10において、ハンド本体16を回動させる機構を省略してもよい。
2)前記フレーム基準ピン20は、エアシリンダにより嵌脱駆動する形式の位置決めピンに構成してもよい。
尚、その他、前記組付け治具10に当業者に自明の種々の変更を付加した形態で実施することも可能である。
【0060】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、車体の左右のフロントサイドフレームの前端同士を連結するバンパーレインフォースメントを組付けて車体前部の構造を確定させた状態でラジエータモジュールを組み付けるので、精度よく能率的に組み付けることができる。第3工程において、治具ベース部材を位置決め部材によりバンパーレインフォースメントに位置決めするため、バンパーレインフォースメントを有効活用して治具ベース部材を車体に精度よく位置決めすることができる。
【0061】
第4工程において、治具ベース部材に対して昇降体とハンド本体とラジエータモジュールを上昇位置から下降させて、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々に位置決めするので、ハンド本体を精度よく能率的にフェンダー部に位置決めすることができる。従って、ラジエータモジュールはハンド本体に精度よく保持しておけば、ハンド本体をフェンダー部に精度よく位置決めすることで、ラジエータモジュールをフェンダー部やフロントサイドフレームに対して精度よく位置決めすることができる。
【0062】
請求項2の発明によれば、ラジエータモジュールと車体との干渉を回避しながら、ハンド本体を左右のフェンダー部に精度よく位置決めすることができる。
請求項3の発明によれば、ハンド本体の左右1対の位置決め部材と位置決め基準部材により、異なる3点にてハンド本体を車体に位置決めすることで、ハンド本体を車体に精度よく位置決めすることができる。
【0063】
請求項4の発明によれば、ラジエータモジュールのフェンダーの被締結部を左右のフェンダ部の締結部とフロントサイドフレーム付近の締結部に夫々固定するすることができ、その後 保持機構を解除しハンド本体をラジエータモジュールから分離することができる。
【0064】
請求項5の発明によれば、搬送手段のアーム部材で組み付け治具とラジエータモジュールを支持する支持力を軽減することで、組付け治具とラジエータモジュールとの車体に対する位置決め状態が安定化し、ラジエータモジュールの複数の被締結部を締結部に夫々密着させ易くすることができる。
【0065】
請求項6の発明によれば、前記の搬送手段としてエアバランサー装置を採用している場合、アーム部材の支持力を調整せずに、保持機構を解除してラジエータモジュールの重量がアーム部材に突然作用しなくなると、アーム部材が突然はね上がる虞があるので、アーム部材で組み付け治具装置を支持する支持力を、ラジエータモジュールの重量分だけ小さく調整することで、アーム部材の突然のはね上がりを防止することができる。
【0066】
請求項7の発明によれば、ラジエータモジュールがラジエータの他にエアコン用のコンデンサーを含むので、エアコン用のコンデンサーをラジエータと共にモジュールとして組み付けることができる。
【0067】
請求項8の発明によれば、ラジエータとラジエータシュラウドを含むラジエータモジュールを車体前端部分に組付けるラジエータモジュール組付け装置が、外部の搬送手段のアーム部材に連結可能な治具ベース部材と、治具ベース部材にガイドロッドを介して昇降可能な昇降体および昇降体を昇降駆動する昇降用シリンダと、昇降体に車幅方向向きの軸心回りに回動可能に設けられたハンド本体およびハンド本体を回動駆動する回動用シリンダ、ハンド本体に設けられラジエータモジュールの上端の位置決め穴に上方から嵌脱可能な第1位置決め部材、ハンド本体に設けられラジエータモジュールの前端部の位置決め穴に前方から嵌脱可能な第2位置決め部材および第2位置決め部材を嵌脱駆動する嵌脱用シリンダ、治具ベース部材に設けられ、バンパーレインフォースメントの位置決め穴に上方から嵌脱可能な第3位置決め部材、ハンド本体に設けられ、フェンダーの基準穴に上方から嵌脱可能な第4位置決め部材およびフロントサイドフレームの基準穴に嵌脱可能なフレーム基準部材などを備えている。
【0068】
そのため、ハンド本体の第1,第2位置決め部材と第2位置決め部材を嵌脱する嵌脱用シリンダにより、ハンド本体にラジエータモジュールを精度よく位置決めして保持することができる。そして、治具ベース部材の第3位置決め部材を介して、治具ベース部材をバンパーレインフォースメントに精度よく位置決めすることができる。そして、ハンド本体の第4位置決め部材とフレーム基準部材により、ハンド本体をフェンダー部とフロントサイドフレームに精度よく位置決めすることができる。こうして、治具ベース部材と昇降体とハンド本体を介して、ラジエータモジュールを車体に精度よく能率的に位置決めして組みつけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る組付け治具とラジエータモジュールの斜視図である。
【図2】組付け治具とラジエータモジュールの正面図である。
【図3】組付け治具とラジエータモジュールの背面図である。
【図4】組付け治具とラジエータモジュールの右側面図である。
【図5】組付け治具とラジエータモジュールの平面図柄である。
【図6】エアバランサー装置の側面図である。
【図7】エアバランサー装置の要部の側面図である。
【図8】エアバランサー装置と組付け治具の制御系のブロック図である。
【図9】組付け治具とラジエータモジュールを車体の前端部付近へ移動させた状態を示す斜視図である。
【図10】組付け治具とラジエータモジュールを搭載位置に移動させた状態を示す斜視図である。
【図11】組付け治具の治具ベースをバンパーレインフォースメントに位置決めした状態を示す斜視図である。
【図12】組付け治具によりラジエータモジュールを暫定組み付け位置に移動させた状態を示す斜視図である。
【図13】組付け治具によりラジエータモジュールを組み付け位置に組み付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ラジエータモジュール
2 フロントサイドフレーム
3 バンパーレインフォースメント
4 フェンダー部
10 ラジエータモジュール組付け装置(組付け治具)
11 治具ベース部材
12 昇降用シリンダ
13 ガイドロッド
16 ハンド本体
20 フレーム基準ピン
26 位置決めピン(第3位置決め部材)
34 位置決めピン(第1位置決め部材)
36 位置決めピン(第4位置決め部材)
37 嵌脱用シリンダ
41 位置決めピン(第2位置決め部材)
46 回動用シリンダ
50 エアバランサー装置
54 アーム部材

Claims (8)

  1. 車体の左右のフロントサイドフレームの前端同士を連結するバンパーレインフォースメントを組付けた状態で、ラジエータとラジエータシュラウドとを含むラジエータモジュールをバンパーレインフォースメントの後側付近に搭載し車体に組付ける方法であって、
    治具ベース部材と、治具ベース部材に対して昇降可能な昇降体と、この昇降体に連結されたハンド本体と、このハンド本体にラジエータモジュールを位置決めして保持する保持機構とを備えた組付け治具を予め準備しておき、
    外部の搬送手段のアーム部材に治具ベース部材を連結し且つ保持機構を介してハンド本体にラジエータモジュールを位置決めして保持する第1工程と、
    前記搬送手段で組付け治具とラジエータモジュールを搭載位置へ移動させる第2工程と、
    前記治具ベース部材を位置決め部材によりバンパーレインフォースメントに位置決めする第3工程と、
    前記治具ベース部材に対して昇降体とハンド本体とラジエータモジュールを上昇位置から下降させて、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々に位置決めする第4工程と、
    を経て組付けることを特徴とする車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  2. 前記組付け治具におけるハンド本体は昇降体に車幅方向向きの軸心回りに回動可能に連結されており、第4工程においてハンド本体とラジエータモジュールを前傾状の傾斜姿勢にしたまま干渉回避可能な所定の下降位置まで下降させ、その後ハンド本体とラジエータモジュールを正規姿勢に戻し、次に所定の下降端まで下降させてからハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に夫々に位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  3. 第4工程において、ハンド本体の左右1対の位置決め部材を左右のフェンダー部に位置決めする際に、ハンド本体の位置決め基準部材をフロントサイドフレームに位置決めすることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  4. ラジエータモジュールの複数の被締結部を左右のフェンダ部の締結部とフロントサイドフレーム付近の締結部に夫々固定する第5工程と、
    前記保持機構を解除しハンド本体をラジエータモジュールから分離する第6工程とを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  5. 前記第4工程の後且つ第5工程の前に、搬送手段のアーム部材で組み付け治具とラジエータモジュールを支持する支持力を軽減することを特徴とする請求項4に記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  6. 前記第6工程において、前記保持機構の解除に際して搬送手段のアーム部材で組み付け治具装置を支持する支持力を、ラジエータモジュールの重量分だけ小さく調整することを特徴とする請求項4又は5に記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  7. 前記ラジエータモジュールがラジエータの他にエアコン用のコンデンサーを含むことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の車両のラジエータモジュールの組付け方法。
  8. ラジエータとラジエータシュラウドを含むラジエータモジュールを車体前端部分に組付けるラジエータモジュール組付け装置において、
    外部の搬送手段のアーム部材に連結可能な治具ベース部材と、
    この治具ベース部材にガイドロッドを介して昇降可能に設けられた昇降体およびこの昇降体を昇降駆動する昇降用シリンダと、
    前記昇降体に車幅方向向きの軸心回りに回動可能に設けられたハンド本体およびこのハンド本体を回動駆動する回動用シリンダと、
    前記ハンド本体に設けられラジエータモジュールの上端の位置決め穴に上方から嵌脱可能な第1位置決め部材と、
    前記ハンド本体に設けられラジエータモジュールの前端部の位置決め穴に前方から嵌脱可能な第2位置決め部材およびこの第2位置決め部材を嵌脱駆動する嵌脱用シリンダと、
    前記治具ベース部材に設けられ、バンパーレインフォースメントの位置決め穴に上方から嵌脱可能な第3位置決め部材と、
    前記ハンド本体に設けられ、フェンダー部の基準穴に上方から嵌脱可能な第4位置決め部材およびフロントサイドフレームの基準穴に嵌脱可能なフレーム基準部材と、
    を備えたことを特徴とするラジエータモジュール組付け装置。
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