JP2553412B2 - 堅型射出成形機の可塑化ユニット着脱装置 - Google Patents

堅型射出成形機の可塑化ユニット着脱装置

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JP2553412B2
JP2553412B2 JP2341114A JP34111490A JP2553412B2 JP 2553412 B2 JP2553412 B2 JP 2553412B2 JP 2341114 A JP2341114 A JP 2341114A JP 34111490 A JP34111490 A JP 34111490A JP 2553412 B2 JP2553412 B2 JP 2553412B2
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忠 杉山
英二 井上
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/176Exchanging the injection unit or parts thereof

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、竪型射出成形機の可塑化ユニットの成形機
本体への着脱装置に関するものである。
従来の技術 従来、竪型射出成形機の可塑化ユニットの本体への脱
着は、可塑化ユニットが長物である為に、第36図に示す
ように可塑化ユニットを本機から取外した後水平状態に
床上に置いて修理・清掃およびスクリュー交換等の諸作
業を行うのが普通である。従って可塑化ユニットを竪型
射出成形機へ取付ける場合、事前に可塑化ユニットをク
レーン等で吊って第37図,第38図に示すように垂直面内
において水平状態から垂直状態へ90゜旋回させねばなら
ず、また取外した後には逆に垂直状態から水平状態へ90
℃旋回させねばならない。更に垂直した可塑化ユニット
を本機に取付け取外しする場合、可塑化ユニットを本機
の取付中心線上に持っている為には、可塑化ユニットを
吊るクレーンや吊り具が成形機本体に干渉するので、第
33図,第34図に示すように、可塑化ユットを本機の取付
中心線から離れた位置に保持する為、成形機上に設けら
れた保持装置101又は103に乗せた後、吊り具を外し、可
塑化ユニットを水平にスライドさせるか、又は水平に旋
回させて本機への取付けを行っている。
また、第35図に示すように成形機本体に干渉せずに可
塑化ユニットを成形機中心に持っていける特殊な吊り具
105を使用することもある。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた可塑化ユニットを本機に取付ける
前と取外した後に垂直面内において90゜旋回作業を行う
際に、可塑化ユニットの後端を吊り、先端をまくら木を
介して床につけ、床につけた先端を中心に垂直面内にお
いて旋回させる為に、旋回角度が変わるごとにクレーン
の吊り角度も変わるので、可塑変ユニットがバランスを
崩したり、可塑化ユニットを引きずったりすることがあ
り大変危険な作業であるとともに、可塑変ユニットを構
成するヒータ・センサ等付属品に損傷することが多いと
いう問題点を有している。
また可塑化ユニットを水平にスライドさせ成形機の取
付中心線に持っていく保持装置101は、可塑化ユニット
の後端部が干渉しないように本機の可塑化ユニット取付
板の側面に大きな切欠き部102をつくる必要がある。ま
た可塑化ユニットを水平に旋回させ成形機中心に持って
いく保持装置103は、可塑化ユニットの後端部が干渉し
ないように可塑化ユニット取付板を成形機中心を境とし
て半割104にする必要がある。従って可塑化ユニット取
付板が構造的に弱くなり、成形機稼働時に、この取付板
に10〜15Tonの取付中心方向の大きな力がかかるので、
取付板を補強する構造が必要となり、コスト高になると
いう問題点を有している。
また成形機本体に干渉しないで可塑化ユニットを取付
中心に持っていける特殊な吊り具105は、コスト高にな
るとともにクレーン操作のみで可塑化ユニットを取付中
心へ位置決めするのは大変難しい作業でクレーンの誤操
作によって成形機にぶつけて損傷を与え易いという問題
点を有している。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みなされたものであり、その目的とするところは、可塑
化ユニットの垂直面内における90゜旋回動作を成形機上
にて行い、可塑化ユニットを成形機の取付中心に移動さ
せる際の後端部の干渉を避けるための取付板の切欠き部
又は半割りの必要のない可塑化ユニット着脱装置を提供
しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の竪型射出成形機の
可塑化ユニット着脱装置は、竪型射出成形機の可塑化ユ
ニット取付板と可塑化ユニットのユニット取付中心線か
ら離れたそれぞれの対応位置に垂直面内において旋回可
能な枢支点を有し、枢支点を構成するヒンジを可塑化ユ
ニットの後端の取付用フランジの上部に設け、枢支点を
構成するヒンジ支えを可塑化ユニット取付板の側部また
は下部に設け、前記可塑化ユニットの取付用フランジに
は前記可塑化ユニット取付板の取付側が大径の貫通穴に
嵌合するいんろう軸部を設け、上記ヒンジ又はヒンジ受
けの何れか一方を取付軸方向の長穴に形成し、前記枢支
点又はヒンジ等の連結部は分離可能な連結手段とし、可
塑化ユニットを持ち上げて可塑化ユニット取付板の下部
にいんろうによって位置決め嵌合して取付けるように構
成し、枢支点を中心として可塑化ユニットをほぼ水平に
旋回して着脱を行うものである。
また竪型射出成形機の可塑化ユニット取付板と可塑化
ユニットのユニット取付中心線から離れたそれぞれの対
応位置に垂直面内において旋回可能な枢支点を有し、枢
支点を構成とするヒンジを可塑化ユニットの後端の取付
用フランジの上部に設け、枢支点を構成するヒンジ支え
を可塑化ユニット取付板の側部または下部に設け、前記
可塑化ユニットの取付用フランジには前記可塑化ユニッ
ト取付板の取付側が大径の貫通テーパ穴に嵌合するテー
パいんろう軸部を設け、前記枢支点又はヒンジ等の連結
部は分離可能な連結手段とし、可塑化ユニット可塑化ユ
ニット取付板の下部にいんろうによって位置決めして取
付けるように構成し、枢支点を中心として可塑化ユニッ
トをほぼ水平に旋回して着脱を行うものである。
また竪型射出成形機のスクリュー駆動装置と可塑化ユ
ニットのユニット取付中心線から離れたそれぞれの対応
位置に垂直面内において旋回可能な枢支点を有し、枢支
点を構成とするヒンジを可塑化ユニットの後端の取付用
フランジの上部に設け、枢支点を構成するヒンジ支えを
スクリュー駆動装置の側部に設け、前記可塑化ユニット
の取付用フランジには前記可塑化ユニット取付板の取付
側が大径の貫通穴に嵌合するいんろう軸部を設け、前記
枢支点又はヒンジ等の連結部は分離可能な連結手段と
し、可塑化ユニットをスクリュー駆動装置で引上げるこ
とにより可塑化ユニット取付板の下部にいんろうによっ
て位置決め嵌合して取付けるように構成し、枢支点を中
心として可塑化ユニットをほぼ水平に旋回して着脱を行
うものである。
作用 可塑化ユニットを可塑化ユニット取付板に取付ける場
合は、クレーンにより水平状態のまま吊り上げた可塑化
ユニットの、フランジ上部に取付けられた連結手段のヒ
ンジの長穴と、可塑化ユニット取付板の側面に取付けら
れた連結手段のヒンジ支えの穴とに、枢支ピンを挿入
し、先端ねじ部にナットを螺合して連結する。次にクレ
ーンを下げていくと枢支ピンを中心に垂直平面内におい
て弧を描きながら可塑化ユニット先端が下方へ移動す
る。次いで可塑化ユニットを垂直になるように押しなが
ら成形機の取付中心に持っていき、複数個の取付ボルト
を均等に締めつけて行くと、可塑化ユニットのフランジ
に設けられたいんろう軸部が可塑化ユニット取付板のい
んろう穴に挿入されて締着する。
可塑化ユニットを可塑化ユニット取付板から取外す場
合は、複数個の取付ボルトを均等に緩めて行くと、可塑
化ユニットが自重で下がり位置決め用いんろう部が取付
板のいんろう穴から抜離れる。次いで可塑化ユニットを
支えながら取付ボルトを完全に取外すと、枢支ピンによ
って可塑化ユニットが吊られる。次に可塑化ユニットを
クレーンにより吊り上げると、枢支ピンを中心として先
端が弧を描きながら旋回して水平状態となる。次いで枢
支ピンを取外して、可塑化ユニットを可塑化ユニット取
付板から取外して水平状態のまま床上に降ろす。
実施例 第1実施例について第1図〜第17図を参照して説明す
る。
公知の竪型射出成形機に着脱可能に装着される可塑化
ユニットの本体1には可塑化ユニットを水平に吊ること
ができる重量中心位置に吊りボルト2が螺設されてい
る。本体1の後端には角形のフランジ3が一体に設けら
れており、このフランジ3にL字型のヒンジ4が吊りボ
ルト2と平行に取付けられ、ヒンジ4の先端には可塑化
ユニット中心線A−Aと平行に長穴4aが穿設されてい
る。更にフランジ3の端面には可塑化ユニットを成形機
の取付中心線B−B上に位置決めするためのいんろう軸
部3bが中心線A−A上に一体に設けられている。またフ
ランジ3には可塑化ユニットを後述の可塑化ユニット取
付板9に取付けるための取付穴3aが中心線A−Aと平行
に複数個穿設されている。
可塑化ユニットには中心線A−A上に公知のスクリュ
ーが挿入されており、スクリュー後端部8aは本機のスク
リュー駆動装置10と連結するため本体1の後端面から突
出している。
一方本機には可塑化ユニットを取付けるための可塑化
ユニット取付板9が水平に設けられており、取付板9上
にスクリュー8の駆動する駆動装置10が下向きに取付け
られている。取付板9の側面中央には一対のヒンジ支え
11が横に並んで取付けられており、ヒンジ支え11には可
塑化ユニットを旋回可能に支持する枢支ピン16を着脱可
能に挿入する穴11aが水平に穿設されている。取付板9
には可塑化ユニット取付中心線B−B上に下側が大きく
上側が小さい貫通する第7図に示すような段付穴9a又は
第12図に示すようなテーパ穴9bが穿設さえており、この
貫通穴は可塑化ユニットのスクリュー後端部8aを駆動装
置10の出力軸に連結するための穴で、可塑化ユニット旋
回時にスクリュー後端部8aが干渉しないためテーパ又は
段付に形成されたものであり、可塑化ユニットを中心線
B−B上に位置決めする為のいんろう穴を兼用してい
る。そして取付板9下面にはいんろう穴の回りに等間隔
に複数個のタップ穴が中心線B−Bと平行に刻設されて
おり、このタップ穴に螺合させる取付ボルト18により本
体1が取付板9に締着されるようになっている。
続いて第1実施例の作用について説明する。
可塑化ユニットを本機に取付ける場合、床上に水平に
置かれた可塑化ユニットをクレーン15により吊り上げ、
第3図に示すように可塑化ユニットを水平状態に保ちな
がら本機近くに運ぶ。そして可塑化ユニット本体1のフ
ランジ3の上面に取付けられたヒンジ4の長穴4aと、可
塑化ユニット取付板9側面に取付けられたヒンジ支え11
の穴11aが同心となるようにクレーンを操作し、第4図
に示すうように枢支ピン16を穴11a,長穴4aに嵌装して、
先端のねじ部にナット17を螺着してヒンジ4とヒンジ支
え11を連結する。次にクレーン15を下げていくに従って
第5図に示すように、可塑化ユニットの先端が旋回中心
ピン16を中心に垂直面内において弧を描きながら次第に
下降し、可塑化ユニットを支える作用点がクレーンから
枢支ピン16に移り、最後に第6図,第7図に示すように
重心位置の関係で傾斜姿勢となって静止する。この間ス
クリュー後端部8aは可塑化ユニット取付板9への干渉を
避けながら取付板の貫通穴9a又は9bに入る。次にクレー
ン15を取外し、可塑化ユニット本体1を押すか又は反対
側から引っ張るかしながら取付け中心線B−Bと同心に
持っていき、複数個の取付ボルト18を、フランジ3に設
けた取付穴3aを通して可塑化ユニット取付板9下面のタ
ップ穴にねじ込む。そして取付ボルト18を均等に締め込
むことにより可塑化ユニットが次第に持ち上げられ、フ
ランジ3後端のいんろう軸部3bが取付板9下面のいんろ
う穴に挿入される。この間、可塑化ユニット本体1のフ
ランジ3に取付けられたヒンジ4も上方に移動するが、
ヒンジに設けてある長穴4aにより干渉しない構造となっ
ており、取付ボルト18を均等に締め付けて取付けを完了
する。
可塑化ユニットを取外す場合は、取付ボルト18を均等
に緩めて可塑化ユニットを下側に軸方向移動させ、いん
ろう軸部3bを可塑化ユニット取付板のいんろう穴から抜
く。次に可塑化ユニット本体のフランジ3に取付けられ
たヒンジ4の長穴4aの上端面が枢支ピン16の当接して可
塑化ユニットが下がらなくなったり、可塑化ユニットを
支えながら取付ボルト18を完全に取外す。そして可塑化
ユニットの支えを外すと第6図,第7図に示すように可
塑化ユニットが重心位置の関係で傾斜する。次に吊りボ
ルト2をクレーン15で吊り上げると、枢支ピン16を中心
に先端が弧を描きながら上昇し、第4図に示すように可
塑化ユニットをほぼ水平状態になる。次にナット17を取
外して枢支ピン16を抜き取り、ヒンジ4とヒンジ支え11
を分離し、水平状態の可塑化ユニットを機外に運んで第
2図に示すようにまくら木19を介して床上に載置する。
なお、可塑化ユニット本体のフランジ3に取付けられ
たヒンジ4と可塑化ユニット取付板9側面に取付けられ
たヒンジ支え11との枢支えピン16により連結方法は、上
記以外にも第13図に示すように、ヒンジ4側に丸穴4b
を、ヒンジ支え11側に長穴11bを穿設するようにするこ
ともでき、更に第14図に示すようにヒンジ4に設けた丸
穴に枢支ピン16を挿入しておき、ヒンジ支え11に上方が
開放する切欠き溝11cを設け、その切欠き溝11cに枢支ピ
ン16を引っかけて連結するようにすることもできる。ま
た第15図に示すようにヒンジ4にフック形状の切欠き溝
4dを設け、ヒンジ支え11に丸穴を設けて枢支ピン16を差
し込み、ヒンジの切欠き溝4dを枢支ピン16に引っかけて
連結するようにすることもできる。更に第16図に示すよ
うに可塑欠ユニットのフランジ3にI字型のヒンジ24を
設け、ヒンジ24に丸穴又は長穴24a若しくはバカ穴を設
け、可塑化ユニット取付板9の凸部9cの下面にヒンジ支
え25を設け、このヒンジ支え25に丸穴25a又は長穴若し
くはバカ穴を設けて枢支ピン16で連結するようにするこ
ともできる。
更に第17図に示すように可塑化ユニット取付板9にヒ
ンジ支え11A,枢支ピン16,ヒンジ4Aを一体化して取付
け、可塑化ユニットのフランジ3にヒンジの片端をボル
ト26で締結することもできる。
続いて第2実施例について第18図〜第22図を参照して
説明する。
第1実施例と異なるところは可塑化ユニット本体1の
フランジ3に取付けたヒンジ4の枢支えピン16挿入穴が
丸穴であり、可塑化ユニットのフランジ端面にある位置
決め用いんろう軸部3cがテーパであり、対応する可塑化
ユニット取付板9下面のいんろう穴9bがテーパ穴に形成
されているところであり、他は同一のため説明の重複を
避けるため同一箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
続いて第2実施例の作用について説明する。
可塑化ユニットを本機に取付ける場合、第1実施例と
同じように可塑化ユニットのフランジ3に取付けたヒン
ジ4の丸穴4eと可塑化ユニット取付板9側面に取付けた
ヒンジ支え11の穴を枢支えピン16及びナット17で連結す
る。次いでクレーン15を下げていくと可塑化ユニット先
端が枢支えピン16を中心にして垂直面内において弧を描
きながら下降し、第19図,第20図に示すように傾斜姿勢
で静止する。次いで可塑化ユニット本体1を押すかもし
くは反対側から引っ張るかすると、フランジ3のテーパ
いんろう軸部3cが可塑化ユニット取付板9のテーパいん
ろう穴9bに挿入されて取付中心線B−Bと同心となり、
可塑化ユニットの位置決めが完了する。次いで第21図,
第22図に示すように取付ボルト18により可塑化ユニット
本体1を可塑化ユニット取付板9に締着して取付けを完
了する。
可塑化ユニットを取外す場合は、第21図に示すように
可塑化ユニット本体1を支えながら取付ボルト18を取外
す。支えを外すと第19図,第20図に示すように枢支ピン
16を中心に旋回して傾斜姿勢となり、これにより可塑化
ユニットのフランジ3のテーパいんろう軸部3cが可塑化
ユニット取付板9下面のテーパいんろう穴9bから外れ
る。次いで第1実施例と同じように可塑化ユニットをク
レーン15で吊って水平とし、枢支えピン16を取外して、
ヒンジ4とヒンジ支え11を分離し、可塑化ユニットを機
外に運んで床上に載置する。
次に第3実施例について第23図〜第28図を参照して説
明する。
第1実施例と異なるところは可塑化ユニット本体1の
フランジ3に取付けたヒンジ4がすき間を有して並んで
取付けられ、ヒンジ4の枢支ピン16挿入穴が丸穴であ
り、ヒンジ支え11Bをスクリュ駆動装置10の側面中央に
取付けてあるところであり、他は同一のため説明の重複
を避けるため同一箇所には同一符号を付して説明を省略
する。
続いて第3実施例の作用について説明する。
可塑化ユニットを本機に取付ける場合、第1実施例と
同じように可塑化ユニットのフランジ3に取付けたヒン
ジ4の丸穴4eとスクリュ駆動装置10側面に取付けたヒン
ジ支え11Bの穴を枢支ピン16及びナット17で連結し第24
図の状態とする。次いでクレーン15を下げていくと可塑
化ユニット先端が枢支ピン16を中心にして垂直面内にお
いて弧を描きながら下降し、第25図,第26図に示すよう
に傾斜姿勢で静止する。次いで可塑化ユニット本体1を
押すかもしくは反対側か引っ張るかしながら取付け中心
線B−Bと同心に持っていき、複数本の取付ボルト18の
先端を、フランジ3に設けた取付穴3aを通して可塑化ユ
ニット取付板9下面のタップ穴に僅かにねじ込む。そし
てスクリュ駆動装置10を駆動機構により機械的に上方へ
低速移動させると、ヒンジ支え11B,枢支ピン16,ヒンジ
4を介して可塑化ユニット本体1が持ち上げられ、フラ
ンジ3後端のいんろう軸部3bが取付板9のいんろう穴に
挿入される。そして第27図,第28図に示すように取付ボ
ルト18を均等に締め付けて取付けを完了し、スクリュ駆
動装置10と可塑化ユニット本体1との連結を外すために
ナット17を取外して枢支ピン16を抜き取る。
可塑化ユニットを取外す場合、スクリュ駆動装置10を
機械的に上下に低速移動させながらスクリュ駆動装置10
側面に取付けたヒンジ支え11Bの穴と可塑化ユニット10
のフランジ3に取付けたヒンジ4の丸穴4eを同心にあわ
せ、枢支ピン16とナット17で連結する。次いで取付ボル
ト18を均等に緩めてスクリュ駆動装置10を機械的に下方
に低速移動させることにより可塑化ユニットを下側に軸
方向移動させ、いんろう軸部3bを可塑化ユニット取付板
9のいんろう穴から抜く。次に可塑化ユニット本体1を
支えながら取付ボルト18を完全に外して、支えを外すと
第25図,第26図に示すように枢支ピン16を中心に旋回し
て傾斜姿勢となる。次いで第1実施例と同じように可塑
化ユニットをクレーン15で吊って水平とし、枢支ピン16
を取外して、ヒンジ4とヒンジ4支え11Bを分離し、可
塑化ユニットを機外に運んで床上に載置する。
次に第4実施例について第29図〜第32図を参照して説
明する。
第1実施例と異なるところは、可塑化ユニット本体1
のフランジ3の側面のヒンジ4の代わりにフランジ3の
両側面の中心線A−Aと直交する線上に枢支ピン28を取
付けるタップ穴3fを設け、可塑化ユニット取付板9側面
のヒンジ支え11の代わりに、可塑化ユニット取付板9下
面に、取付中心線B−Bに対して対称に、取付中心線B
−Bと平行な長穴27aを有する一対の枢支ピン支え27を
取付けたところであり、他は同一のため説明の重複を避
けるため同一箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
続いて第4実施例の作用について説明する。
可塑化ユニットを本機に取付ける場合、第1実施例と
同じように可塑化ユニットのフランジ3のタップ穴3f
と、可塑化ユニット取付板9下面に取付けた枢支ピン支
え27の長穴27aを枢支ピン28で連結し第30図の状態とす
る。ついでクレーン15を下げていくと可塑化ユニット先
端が枢支ピン28を中心にして垂直面内において弧を描き
ながら下降し、第31図,第32図に示すように取付中心線
B−B上に可塑化ユニットが静止する。次いで複数本の
取付ボルト18をフランジ3に設けた取付穴3aを通して可
塑化ユニット取付板9下面のタップ穴にねじ込む。そし
て取付ボルト18を均等に締め込むことにより可塑化ユニ
ットが次第に持ち上げられフランジ3後端のいんろう軸
部3bが取付板9のいんろう穴に挿入される。この間、可
塑化ユニット本体1のフランジ3に取付けた枢支ピン28
も上方に移動するが、枢支ピン支えに設けてある長穴27
aにより干渉しない構造になっており取付ボルト18を均
等に締め付けて取付けを完了する。
可塑化ユニットを取外す場合は、取付ボルト18を均等
に緩めて可塑化ユニットを下側に軸方向移動させると、
いんろう軸部3bが可塑化ユニット取付板のいんろう穴か
ら抜け、次に可塑化ユニット本体1のフランジ3に取付
られた枢支ピン28が可塑化ユニット取付板の下面の枢支
ピン支え27の長穴27aの下端面に当接して可塑化ユニッ
トが下がらなくなったら、取付ボルト18を完全に取外
す。次いで第1実施例と同じように可塑化ユニットをク
レーン15で吊って水平とし、枢支ピン28を取外して、可
塑化ユニットのフランジ3と枢支ピン支え27を分離し、
可塑化ユニットを機外に運んで床上に載置する。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
成形機のユニット取付中心線から外れた位置に枢支ピ
ンを配し、ユニット取付板の取付中心線上の貫通穴を、
下側が大きいテーパ穴又は段付穴にしてスクリュー後端
部の干渉を避けるようにしたので、取付板の貫通穴が最
小となり、取付板を切欠いたり半割りにする必要がない
ので強度が低下せず補強する必要もなくなる。
また可塑化ユニット取付板と可塑化ユニットに位置決
め用いんろう部を設け、連結部材の枢支ピンの嵌挿され
る一方の穴を長穴又はばか穴にして、可塑化ユニット取
付ボルトの締め緩めにより上下移動させるか、又はスク
リュー駆動装置の機械的な上下移動により可塑化ユニッ
トを上下動させて、いんろう部のはめ合いを行うように
したので、確実に可塑化ユニットを取付中心線上に位置
決めすることができる。
竪型射出成形機における可塑化ユニットの本機への着
脱装置を、可塑化ユニットを水平姿勢で連結したのち垂
直面内において90゜に旋回して着脱できるようにしたの
で、可塑化ユニットの取付け前・取外し後の機外での90
゜旋回作業がなくなり、短時間の安全な作業となって可
塑化ユニットを損傷することがなくなる。また、可塑化
ユニットを成形機の取付中心線上に容易に移動できるの
で、仮可塑化ユニットを吊る特殊な吊り具の必要もなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の可塑化ユニット着脱装置によって
可塑化ユニットを取付板に取付けた状態を表す図、第2
図は可塑化ユニットを床から吊り上げ又は床に降ろした
状態を示す斜視図、第3図は可塑化ユニットのヒンジと
取付板のヒンジ支えを連結する前、もしくは分離した後
の状態を表す斜視図、第4図は可塑化ユニットのヒンジ
と取付板のヒンジ支えを連結した状態で可塑化ユニット
が水平状態になっていることを表す図、第5図はクレー
ン操作によって可塑化ユニットが旋回する途中を表す
図、第6図は可塑化ユニットが枢支えピンにより支持さ
れた状態を表す斜視図、第7図は第6図の断面図、第8
図は可塑化ユニット取付ボルトを締め込む前、もしくは
緩めた後の状態を表す斜視図、第9図は第8図の断面
図、第10図は可塑化ユニット取付板に取付けた状態を表
す斜視図、第11図は第10図の断面図、第12図は第7図の
可塑化ユニット取付板の貫通穴をテーパ形状にした例を
表す断面図、第13図は可塑化ユニット取付板に取付けた
ヒンジ支えの穴を長穴にした例を示す斜視図、第14図は
ヒンジ支えに切欠き溝を設けた例を示す斜視図、第15図
はヒンジにフック部の切欠き溝を設けた例を示す斜視
図、第16図は可塑化ユニット取付板の凸部に下向きのヒ
ンジ支えを設けた例を示す斜視図、第17図は可塑化ユニ
ット取付板にヒンジ支え,枢支ピン,ヒンジを一体化し
た例を示す斜視図、第18図は第2実施例の可塑化ユニッ
トを床から吊り上げ、又は床に降ろした状態を表す斜視
図、第19図は第2実施例の可塑化ユニットが枢支えピン
により支持された状態を表す斜視図、第20図は第19図の
断面図、第21図は第2実施例の可塑化ユニットを取付板
に取付けた状態を表す斜視図、第22図は第21図の断面
図、第23図は第3実施例の可塑化ユニットのヒンジとス
クリュ駆動装置のヒンジ支えを連結する前、もしくは分
離した後の状態を表す斜視図、第24図は第3実施例の可
塑化ユニットのヒンジとスクリュ駆動装置のヒンジ支え
を連結した状態で可塑化ユニットが水平状態になってい
ることを表す斜視図、第25図は第3実施例の可塑化ユニ
ットが枢支ピンにより支持された状態を表す斜視図、第
26図は第25図の断面図、第27図は第3実施例の可塑化ユ
ニットを取付板に取付けた状態を表す斜視図、第28図は
第27図の断面図、第29図は第4実施例の可塑化ユニット
のフランジと取付板の枢支ピン支えを連結する前、もし
くは分離した後の状態を表す斜視図、第30図は第4実施
例の可塑化ユニットのフランジと取付板の枢支ピン支え
を連結した状態で可塑化ユニットが水平状態になってい
ることを表す斜視図、第31図は第4実施例の可塑化ユニ
ットが枢支ピンにより支持された状態を表す斜視図、第
32図は第31図の断面図、第33図は従来の技術説明用で可
塑化ユニット水平スライド装置に可塑化ユニットを置い
た状態を表す斜視図、第34図は従来の技術説明用で可塑
化ユニット水平旋回装置に可塑化ユニットを置いた状態
を表す斜視図、第35図は従来の技術説明用で可塑化ユニ
ットを特殊な吊り具で吊った状態を表す斜視図、第36
図,第37図,第38図は従来の技術説明用でクレーンを使
用して可塑化ユニットを水平から垂直へ、又は垂直から
水平へ移動させるクレーン操作を表す斜視図である。 1……可塑化ユニット本体、3……フランジ 4,4A,24……ヒンジ 3b,3c……位置決め用いんろう軸部 9……可塑化ユニット取付板 11,11A,11B,25……ヒンジ支え 9a,9b……位置決め用いんろう穴 16……枢支ピン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竪型射出成形機の可塑化ユニット取付板と
    可塑化ユニットのユニット取付中心線から離れたそれぞ
    れの対応位置に垂直面内において旋回可能な枢支点を有
    し、枢支点を構成するヒンジを可塑化ユニットの後端の
    取付用フランジの上部に設け、枢支点を構成するヒンジ
    支えを可塑化ユニット取付板の側部または下部に設け、
    前記可塑化ユニットの取付用フランジには前記可塑化ユ
    ニット取付板の取付側が大径の貫通穴に嵌合するいんろ
    う軸部を設け、上記ヒンジ又はヒンジ受けの何れか一方
    を取付軸方向の長穴に形成し、前記枢支点又はヒンジ等
    の連結部は分離可能な連結手段とし、可塑化ユニットを
    持ち上げて可塑化ユニット取付板の下部にいんろうによ
    って位置決め嵌合して取付けるように構成し、枢支点を
    中心として可塑化ユニットをほぼ水平に旋回して着脱を
    行うことを特徴とする竪型射出成形機の可塑化ユニット
    着脱装置。
  2. 【請求項2】竪型射出成形機の可塑化ユニット取付板と
    可塑化ユニットのユニット取付中心線から離れたそれぞ
    れの対応位置に垂直面内において旋回可能な枢支点を有
    し、枢支点を構成とするヒンジを可塑化ユニットの後端
    の取付用フランジの上部に設け、枢支点を構成するヒン
    ジ支えを可塑化ユニット取付板の側部または下部に設
    け、前記可塑化ユニットの取付用フランジには前記可塑
    化ユニット取付板の取付側が大径の貫通テーパ穴に嵌合
    するテーパいんろう軸部を設け、前記枢支点又はヒンジ
    等の連結部は分離可能な連結手段とし、可塑化ユニット
    を可塑化ユニット取付板の下部にいんろうによって位置
    決めして取付けるように構成し、枢支点を中心として可
    塑化ユニットをほぼ水平に旋回して着脱を行うことを特
    徴とする竪型射出成形機の可塑化ユニット着脱装置。
  3. 【請求項3】竪型射出成形機のスクリュー駆動装置と可
    塑化ユニットのユニット取付中心線から離れたそれぞれ
    の対応位置に垂直面内において旋回可能な枢支点を有
    し、枢支点を構成とするヒンジを可塑化ユニットの後端
    の取付用フランジの上部に設け、枢支点を構成するヒン
    ジ支えをスクリュー駆動装置の側部に設け、前記可塑化
    ユニットの取付用フランジには前記可塑化ユニット取付
    板の取付側が大径の貫通穴に嵌合するいんろう軸部を設
    け、前記枢支点又はヒンジ等の連結部は分離可能な連結
    手段とし、可塑化ユニットをスクリュー駆動装置で引上
    げることにより可塑化ユニット取付板の下部にいんろう
    によって位置決め嵌合して取付けるように構成し、枢支
    点を中心として可塑化ユニットをほぼ水平に旋回して着
    脱を行うことを特徴とする竪型射出成形機の可塑化ユニ
    ット着脱装置。
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