JP2000313032A - 竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構 - Google Patents

竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構

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JP2000313032A
JP2000313032A JP11124381A JP12438199A JP2000313032A JP 2000313032 A JP2000313032 A JP 2000313032A JP 11124381 A JP11124381 A JP 11124381A JP 12438199 A JP12438199 A JP 12438199A JP 2000313032 A JP2000313032 A JP 2000313032A
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plasticizing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可塑化ユニットと駆動ユニットとの脱着、搬
出・搬入作業を一人の作業者でも容易にかつ安全に行う
ことができる。 【解決手段】 少なくとも、脱着作業時にベース(2
2)に取り付けられ、可塑化ユニット(12)のノズル
部(12b)と当接する受け台(30)と、一端部(2
6a)が駆動ユニット(14)の下端部に回動自在に連
結されると共に、他端部(26b)が可塑化ユニット
(12)の上端部(12a)に脱着自在且つ回動自在に
連結される伸縮可能なダンパ(26)と、を備えてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪型射出成形機に
おいて、その竪型射出成形機からの可塑化ユニットの脱
着をガイドする竪型射出成形機の可塑化ユニットの脱着
ガイド機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の竪型射出成形機の可塑化ユニット
脱着ガイド機構としては、特開平4−208427号公
報に示されるものがあり、これに示されるものは、可塑
化ユニットの重量中心位置にクレーンに連結可能な吊り
ボルトを、後端部に吊りボルトと平行にL字型のヒンジ
をそれぞれ取付け、取付板に一対のヒンジ支えを取付
け、枢支ピンによりヒンジをヒンジ支えに旋回可能に支
持させるものである。
【0003】可塑化ユニットを取付板に取付ける際に
は、吊りボルトにクレーンを連結し、可塑化ユニットを
水平状態に保ちながら射出成形機の本体近くに運び、枢
支ピンによりヒンジをヒンジ支えに支持させ、クレーン
を下げて可塑化ユニットをこれの先端が枢支ピンを中心
に垂直面内において弧を描くように下降させた後、重心
位置の関係で傾斜姿勢となって静止した可塑化ユニット
からクレーンを取り外す。このとき、可塑化ユニットが
傾斜姿勢になっており、吊りボルトの水平方向の位置が
取付板から離隔しているため、取付板と干渉することな
しにクレーンを取り外すことができる。この後、作業者
が可塑化ユニットを押し、または引張りながら取付け中
心線と同心に持っていって取付ボルトで取付板に取付け
る。
【0004】また、可塑化ユニットを取付板から外す際
には、取付ボルトを外すと可塑化ユニットがこれの自重
により枢支ピンを中心に旋回して傾斜姿勢となり、吊り
ボルトの水平方向の位置が取付板から離隔する。これに
より、取付板と干渉することなしにクレーンを吊りボル
トに連結し、可塑化ユニットを水平状態に吊り上げた
後、ヒンジをヒンジ支えから外し、可塑化ユニットを取
付板から分離する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構で
は、可塑化ユニットを取付板に固定していない状態で
は、可塑化ユニットはこれの自重により傾斜姿勢をとろ
うとするため、可塑化ユニットを取付中心線と同心に持
っていく作業中に作業者が手を放してしまったり、可塑
化ユニットを取付板に固定している作業中にボルトが外
れてしまったり、また、取外し作業中ボルトをすべて外
した直後などに、可塑化ユニットはこれの自重により枢
支ピンを中心に急に勢いよく旋回してしまうため、狭く
叉高い位置で作業を行う作業者に可塑化ユニットが当た
ってしまったり、可塑化ユニットが竪型射出成形機本
体、特に駆動ユニットに当たってしまう可能性がある。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
のものであり、可塑化ユニットと駆動ユニットとの脱
着、搬出・搬入作業を一人でも容易にかつ安全に行うこ
とができる竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド
機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、ベース
(22)に対して上下動可能に配設された駆動ユニット
(14)と、ベース(22)と駆動ユニット(14)と
の間に配設された可塑化ユニット(12)とを有し、駆
動ユニット(14)の下端部に可塑化ユニット(12)
の上端部(12a)が脱着可能に連結されると共に、可
塑化ユニット(12)の先端部に設けられたノズル部
(12b)がベース(22)に対面して位置するように
構成される竪型射出成形機(10)において、その竪型
射出成形機(10)からの可塑化ユニット(12)の脱
着をガイドするガイド機構であって、少なくとも、脱着
作業時にベース(22)に取り付けられ、可塑化ユニッ
ト(12)のノズル部(12b)と当接する受け台(3
0)と、一端部(26a)が駆動ユニット(14)の下
端部に回動自在に連結されると共に、他端部(26b)
が可塑化ユニット(12)の上端部(12a)に脱着自
在且つ回動自在に連結される伸縮可能なダンパ(26)
と、を備えてなり、可塑化ユニット(12)と駆動ユニ
ット(14)とが非連結状態で、ダンパ(26)がその
一端部(26a)を中心として揺動し、ダンパ(26)
の他端部(26b)に連結された可塑化ユニット(1
2)の上端部(12a)が、受け台(30)に受け入れ
られているノズル部(12b)を中心として鉛直面内を
回動して、竪型射出成形機(10)の機械中心(10
a)上で、駆動ユニット(14)との連結ができる連結
可能位置と、竪型射出成形機(10)から離隔してクレ
ーン等に連結される位置となる吊り上げ吊り下げ位置
(34)との2つの位置の間を移動することを特徴とす
るものである。
【0008】これにより、可塑化ユニット(12)の駆
動ユニット(14)への取付け及び取外しの際には、受
け台(30)に当接しているノズル部(12b)の先端
を中心として、ダンパ(26)の伸縮により可塑化ユニ
ット(12)を回動させることができる。また、ダンパ
(26)の減衰力により可塑化ユニット(12)をゆっ
くり回動させることができるので、可塑化ユニット(1
2)が駆動ユニット(14)から外れた途端に可塑化ユ
ニット(12)が急に旋回して作業者及び射出成形機本
体に当たるということが無くなる。
【0009】また、可塑化ユニット(12)の下端のノ
ズル部(12b)が受け台(30)に接触しているため
動きが拘束されており、可塑化ユニット(12)の上端
部(12a)はダンパ(26)により動きが規制されて
いるため、可塑化ユニット(12)の駆動ユニット(1
4)への脱着、搬出・搬入の作業が一人の作業者でも容
易に行える。
【0010】さらには、吊り上げ吊り下げの際には、可
塑化ユニット(12)のノズル部(12b)を受け台
(30)に接触しているので、可塑化ユニット(12)
の上端部(12a)が受け台(30)上で吊り上げ吊り
下げ位置(34)と機械中心(10a)との間を移動さ
せることができるため、作業者の近傍で可塑化ユニット
(12)のノズル部(12b)が振り子のように振れる
ことがない。
【0011】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、受け台(30)に
は、機械中心(10a)から吊り上げ吊り下げ位置(3
4)の真下まで伸びてノズル部(12b)の移動を案内
する案内溝(30a)が形成されていることを特徴とす
るものである。
【0012】これにより、案内溝(30a)にはまった
ノズル部(12b)は案内溝(30a)に案内されて機
械中心(10a)位置及び吊り上げ吊り下げ位置(3
4)で自動的に停止するので、駆動ユニット(14)に
取付けるときやクレーン等で吊り上げ吊り下げを行うと
きの可塑化ユニット(12)の位置決めを容易に行うこ
とができる。
【0013】本発明のうちで請求項3記載の発明は、請
求項1又は2記載の発明において、受け台(30)は、
吊り上げ吊り下げ位置(34)から機械中心(10a)
にかけて下方傾斜となっていることを特徴とするもので
ある。
【0014】これにより、吊り上げ吊り下げ位置(3
4)から機械中心(10a)にかけて下方傾斜されてい
るので、受け台(30)上で可塑化ユニット(12)を
機械中心(10a)位置に滑らかに且つ容易に移動させ
ることができる。この受け台(30)は、ノズル部(1
2b)より鋼材の硬度が柔らかいのでノズル部(12
b)を損傷させてしまうこともない。
【0015】本発明のうちで請求項4記載の発明は、請
求項1〜3記載の発明において、受け台(30)は、常
時取付けられ、射出成形時に、所定の退避位置まで摺動
により移動可能としたことを特徴とするものである。
【0016】これにより、受け台(30)を着脱する作
業が不要となるため、作業性が向上する。
【0017】本発明のうちで請求項5記載の発明は、請
求項1〜4記載の発明において、ダンパ(26)は、伸
びる方向のみ減衰力が作用するように構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0018】これにより、ダンパ(26)の伸び方向の
減衰力により可塑化ユニット(12)をゆっくり回動さ
せることができるので、可塑化ユニット(12)が駆動
ユニット(14)から外れた途端に可塑化ユニット(1
2)が急に旋回して作業者に当たるということが無くな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
により説明する。図1は、本発明の実施の形態の竪型射
出成形機を示す構成図、図2は、ダンパの連結部付近を
示す平面図、図3は、受け台をベースフランジに取付け
た状態を示す平面図、図4は、可塑化ユニットが床に載
置された状態を示す図、図5は、可塑化ユニットをフッ
クで吊り上げた状態を示す図、図6は、可塑化ユニット
を受け台上の吊り上げ吊り下げ位置にある状態を示す図
である。
【0020】図1に示すように、竪型射出成形機10
は、ベースとなるベースフランジ22に対して、上昇下
降装置20により上下動可能に配設された駆動ユニット
14と、ベースフランジ22と駆動ユニット14との間
に配設された可塑化ユニット12とを有する。可塑化ユ
ニット12の上端部12aが、駆動ユニット14の下端
部に設けられたセンタガイド16に接触した状態の連結
可能位置において、ボルト18により駆動ユニット14
に着脱自在に連結され、竪型射出成形機10の機械中心
10aと同心に配置される。このとき、可塑化ユニット
12の先端部に設けられたノズル部12bがベースフラ
ンジ22に対面して位置するように構成される。
【0021】ベースフランジ22の左端部上面には、ベ
ースフランジ22の外部から中心方向に向かって高さ位
置が低くなる斜面を有する三角柱状の取付部材28が取
付けられており、取付部材28上面には、受け台30が
載置され、ボルト32により着脱自在に固定されてい
る。受け台30には、図3に示されるように、機械中心
10aから可塑化ユニット12のクレーン等による吊り
上げ吊り下げ位置34の真下まで伸びる案内溝30aが
形成されており、案内溝30aは、可塑化ユニット12
のノズル部12bと接触して可塑化ユニット12の移動
を案内する。
【0022】駆動ユニット14の下端部には、図2に示
されるように断面略「コ」字状の取付部24が側方に張
り出しており、これの両側壁に一対のダンパ26のシリ
ンダ側端部26aがそれぞれ着脱及び回転自在に連結さ
れている。なお、ダンパ26のシリンダ側端部26a
は、射出成型時に取り付けたままでも問題はない。一対
のダンパ26のロッド側端部26bは、可塑化ユニット
12の上端部にそれぞれ着脱及び回転自在に連結されて
いる。ダンパ26は、ロッド26cが伸びる方向のみ減
衰力が働くように構成されており、可塑化ユニット12
が駆動ユニット14から取外された状態では、可塑化ユ
ニット12の自重によりシリンダ側端部26aを回転中
心としてロッド26cが突出しながら減衰力をもって揺
動し、可塑化ユニット12を回動させる。すなわち、可
塑化ユニット12と駆動ユニット14とが連結されてい
ない状態において、ダンパ26がその一端部であるシリ
ンダ側端部26aを中心として揺動し、ダンパ26の他
端部であるロッド側端部26bに連結された可塑化ユニ
ット12の上端部12aが、受け台30に当接されてい
るノズル部12bを中心として鉛直面内を回動する。こ
れにより、可塑化ユニット12の上端部12aが、竪型
射出成形機10の機械中心10a上にあり、駆動ユニッ
ト14との連結ができる連結可能位置と、竪型射出成形
機10から離隔してクレーン等に連結される位置となる
吊り上げ吊り下げ位置34との2つの位置の間を移動す
る。
【0023】次に、可塑化ユニット12の取り外し、取
り付け動作について説明する。可塑化ユニット12を駆
動ユニット14から取外す場合、まず、上昇・下降装置
20を下降側に作動させ駆動ユニット14を下降させ
て、ノズル部12bの先端を受け台30に当接させて上
昇・下降装置20の作動を停止させる。次に、ボルト1
8を外して駆動ユニット14と可塑化ユニット12と取
り外し、上昇・下降装置20を上昇側に作動させて駆動
ユニット14を上昇させる。このとき、可塑化ユニット
12の自重によりダンパ26はシリンダ側端部26aを
回転中心としてロッド26cが伸びながら減衰力をもっ
て揺動するので、ノズル部12bが受け台30に接触し
た状態を保ったまま可塑化ユニット12の上端部12a
は、ゆっくりに下降し、ノズル部12bを回転中心とし
て図1中一点鎖線で示される吊り上げ吊り下げ位置34
までゆっくり旋回する。
【0024】この後、可塑化ユニット12をその上端に
設けられたフック取付部にクレーン等のフック40を連
結して、受け台30上でノズル部12bを案内しなが
ら、ゆっくり吊り上げていく。可塑化ユニット12はノ
ズル部12bが受け台30の案内溝30aに案内され
て、図6に示すように、案内溝30aの吊り上げ吊り下
げ位置34の真下まで移動する。この後、図5に示すよ
うに、可塑化ユニット12がクレーン等で吊り上げられ
て上昇した状態で搬送され、所定の位置において、図4
に示すように水平に載置され、クレーン等のフック40
が外されて清掃作業等がなされる。
【0025】次に、可塑化ユニット12を駆動ユニット
14に取付ける場合、図4に示す水平に載置された状態
の可塑化ユニット12をフック40に取り付け、可塑化
ユニット12を吊り上げて、図5に示す吊り上げ吊り下
げ位置34の上方位置から、図6の吊り上げ吊り下げ位
置34まで移動させて下降させる。これにより、ノズル
部12bは吊り上げ吊り下げ位置34の真下の位置の案
内溝30aに当接し、この後、図1に示すように、可塑
化ユニット12を下降させていくに従って案内溝30a
に案内されて機械中心10a方向に下降していき、案内
溝30aの機械中心側端部に当たって停止する。したが
って、ノズル部12bの先端は機械中心10aと同心位
置で移動が拘束されることになる。
【0026】次に、ダンパ26を取付部24と可塑化ユ
ニット12にそれぞれ連結してクレーン等を取外し、可
塑化ユニット12の上端部12aを機械中心10aへ押
して、ノズル部12bを回転中心として可塑化ユニット
12を旋回させ、センタガイド16に押し当てる。この
とき、可塑化ユニット12にはダンパ26が取付けられ
ているため、クレーン等を外しても可塑化ユニット12
が急に旋回したりすることはなく、また、可塑化ユニッ
ト12を機械中心10a方向に押している最中に可塑化
ユニット12から手が放れて可塑化ユニット12が旋回
しようとしてもダンパ26のロッド26cが伸びる方向
には減衰力が働くため、可塑化ユニット12が勢いよく
旋回することはない。次に、上昇・下降装置20を下降
側に作動させて可塑化ユニット12の上端部12aを駆
動ユニット14に接触させ、ボルト18で両者を固定す
る。
【0027】なお、上記受け台30は、射出成形時にベ
ースフランジ22から取外すようにしてもよいし、常時
ベースフランジ22に取付けておいて、射出成形時に、
邪魔にならない位置までスライドさせて移動させるよう
にしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、可塑化ユニット(12)の駆動ユニ
ット(14)への取付け及び取外しの際には、受け台
(30)に当接しているノズル部(12b)の先端を中
心として、ダンパ(26)の伸縮により可塑化ユニット
(12)を、ダンパ(26)の減衰力により可塑化ユニ
ット(12)をゆっくり回動させることができるので、
安全に作業を行うことができる。
【0029】また、可塑化ユニット(12)の下端はノ
ズル部(12b)が受け台(30)に接触しているため
動きが拘束されており、可塑化ユニット(12)の上端
はダンパ(26)により動きが規制されているため、可
塑化ユニット(12)の駆動ユニット(14)への脱
着、搬出・搬入の作業が一人の作業者でも容易に行え
る。
【0030】さらには、吊り上げ吊り下げの際には、可
塑化ユニット(12)のノズル部(12b)を受け台
(30)に接触しているので、可塑化ユニット(12)
の上端部(12a)が受け台(30)上で吊り上げ吊り
下げ位置(34)と機械中心(10a)との間を移動さ
せることができるため、作業者の近傍で可塑化ユニット
(12)のノズル部(12b)が振り子のように振れる
ことがなく、安全に作業を行うことができる。
【0031】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、案内溝(30a)にはまったノズル部(12b)が
案内溝(30a)に案内されて機械中心(10a)位置
及び吊り上げ吊り下げ位置(34)で自動的に停止する
ので、駆動ユニット(14)に取付けるときやクレーン
等で吊り上げ吊り下げを行うときの可塑化ユニット(1
2)の位置決めを容易に行うことができる。
【0032】更に、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、吊り上げ吊り下げ位置(34)から機械中心(10
a)にかけて下方傾斜されているので、受け台(30)
上で可塑化ユニット(12)を機械中心(10a)位置
に滑らかに且つ容易に移動させることができる。
【0033】更に、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、受け台(30)を着脱する作業が不要となるため、
作業性が向上する。
【0034】更に、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、ダンパ(26)のロッド(26c)の伸縮及び伸び
方向の減衰力により可塑化ユニット(12)をゆっくり
回動させることができるので、安全に作業を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した竪型射出成型機の正面図であ
る。
【図2】ダンパの連結部付近を示す平面図である。
【図3】受け台をベースフランジに取付けた状態を示す
平面図である。
【図4】可塑化ユニットが床に載置された状態を示す図
である。
【図5】可塑化ユニットをフックで吊り上げた状態を示
す図である。
【図6】可塑化ユニットを受け台上の吊り上げ吊り下げ
位置にある状態を示す図である。
【符号の説明】
10 竪型射出成形機 10a 機械中心 12 可塑化ユニット 12a 上端部 12b ノズル部 14 駆動ユニット 22 ベースフランジ(ベース) 26 ダンパ 26a シリンダ側端部(一端部) 26b ロッド側端部(他端部) 26c ロッド 30 受け台 30a 案内溝 34 吊り上げ吊り下げ位置 40 フック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース(22)に対して上下動可能に配
    設された駆動ユニット(14)と、 ベース(22)と
    駆動ユニット(14)との間に配設された可塑化ユニッ
    ト(12)とを有し、駆動ユニット(14)の下端部に
    可塑化ユニット(12)の上端部(12a)が脱着可能
    に連結されると共に、可塑化ユニット(12)の先端部
    に設けられたノズル部(12b)がベース(22)に対
    面して位置するように構成される竪型射出成形機(1
    0)において、その竪型射出成形機(10)からの可塑
    化ユニット(12)の脱着をガイドするガイド機構であ
    って、少なくとも、脱着作業時にベース(22)に取り
    付けられ、可塑化ユニット(12)のノズル部(12
    b)と当接する受け台(30)と、一端部(26a)が
    駆動ユニット(14)の下端部に回動自在に連結される
    と共に、他端部(26b)が可塑化ユニット(12)の
    上端部(12a)に脱着自在且つ回動自在に連結される
    伸縮可能なダンパ(26)と、を備えてなり、 可塑化ユニット(12)と駆動ユニット(14)とが非
    連結状態で、ダンパ(26)がその一端部(26a)を
    中心として揺動し、ダンパ(26)の他端部(26b)
    に連結された可塑化ユニット(12)の上端部(12
    a)が、受け台(30)に当接されているノズル部(1
    2b)を中心として鉛直面内を回動して、竪型射出成形
    機(10)の機械中心(10a)上で、駆動ユニット
    (14)との連結ができる連結可能位置と、竪型射出成
    形機(10)から離隔してクレーン等に連結される位置
    となる吊り上げ吊り下げ位置(34)との2つの位置の
    間を移動することを特徴とする竪型射出成形機の可塑化
    ユニット脱着ガイド機構。
  2. 【請求項2】 受け台(30)には、機械中心(10
    a)から吊り上げ吊り下げ位置(34)の真下まで伸び
    てノズル部(12b)の移動を案内する案内溝(30
    a)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    竪型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構。
  3. 【請求項3】 受け台(30)は、吊り上げ吊り下げ位
    置(34)から機械中心(10a)にかけて下方傾斜と
    なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の竪
    型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構。
  4. 【請求項4】 受け台(30)は、常時取付けられ、射
    出成形時に、所定の退避位置まで摺動により移動可能と
    したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の竪
    型射出成形機の可塑化ユニット脱着ガイド機構。
  5. 【請求項5】 ダンパ(26)は、伸びる方向のみ減衰
    力が作用するように構成されていることを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の竪型射出成形機の可塑化ユ
    ニット脱着ガイド機構。
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