JP2003054876A - サイドフレームの着脱装置および着脱方法 - Google Patents

サイドフレームの着脱装置および着脱方法

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JP2003054876A JP2001246103A JP2001246103A JP2003054876A JP 2003054876 A JP2003054876 A JP 2003054876A JP 2001246103 A JP2001246103 A JP 2001246103A JP 2001246103 A JP2001246103 A JP 2001246103A JP 2003054876 A JP2003054876 A JP 2003054876A
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sheave
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Kazuhisa Ishida
和久 石田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サイドフレームの着脱作業の作業性を向上さ
せる。 【解決手段】 下ブーム3Aにレールを固設し、このレ
ールに沿って移動可能にシーブ33を設ける。シーブ3
3を支持する回転部材に継手部材を介して油圧シリンダ
36を連結し、油圧シリンダ36の伸縮によりシーブ3
3を移動する。シーブ33を経由して巻上ロープ4aを
吊り下げ、巻上ロープ4aによりサイドフレーム12を
吊持する。ロープ繰り出し量を調整しつつ油圧シリンダ
36を伸縮させることで、サイドフレーム12を水平移
動させることができ、作業性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックフレーム
に対して着脱自在に設けられるサイドフレームの着脱装
置および着脱方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラクレーン等のクローラ走行式の
建設機械は、トレーラ等による輸送時の寸法制限や重量
制限を満足させるために、クローラが設けられるサイド
フレームがトラックフレームに対して着脱可能となって
いる。この種のサイドフレームの着脱方法は、例えば特
開平6−16388号公報に開示されている。
【0003】これによると、トラックフレームとサイド
フレームの間に伸縮シリンダを設けるとともに下ブーム
にシーブを取り付け、このシーブを経由して巻上ロープ
を吊り下げる。サイドフレームを取り外す時は、トラッ
クフレームをサイドフレームと一体にジャッキアップし
た後、サイドフレームを巻上ロープによって僅かに吊り
上げる。その状態で伸縮シリンダを伸長させ、サイドフ
レームをトラックフレームの外側に押し出し、伸縮シリ
ンダとサイドフレームとの連結を解除する。サイドフレ
ームを取り付ける時は、トラックフレームをジャッキア
ップした後、巻上ロープによりサイドフレームをトラッ
クフレームと同じ高さまで吊り上げる。その状態で伸縮
シリンダとサイドフレームとを連結した後、伸縮シリン
ダを縮退させて、サイドフレームをトラックフレーム側
に引き寄せ、トラックフレームに固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のもの
は、サイドフレームを巻上ロープにより吊持したまま伸
縮シリンダによりサイドフレームを移動させるので、サ
イドフレームの移動に伴い巻上ロープが斜めに張架され
る。その結果、サイドフレームには巻上ロープによる水
平成分の力が作用することとなり、サイドフレームの着
脱の作業性が損なわれる。
【0005】本発明の目的は、サイドフレームの着脱作
業を容易に行うことができるサイドフレームの着脱装
置、およびサイドフレームをトラックフレームから容易
に取り外し、取り付け得るサイドフレームの着脱方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
を参照して説明する。 (1)請求項1の発明によるサイドフレームの着脱装置
は、トラックフレーム11と、トラックフレーム11に
挿脱可能に設けられるサイドフレーム12と、トラック
フレーム11をジャッキアップするジャッキアップ装置
14と、旋回体2に起伏可能に枢支されるブーム3と、
ブーム3に移動可能に設けられる可動シーブ33と、可
動シーブ33を経由して吊り下げられる巻上ロープ4a
と、シーブ33を移動させる移動手段36とを備えるこ
とにより上述した目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、トラックフレーム11に挿脱
可能に設けたサイドフレーム12を取り外す方法であっ
て、第1に、トラックフレーム11をサイドフレーム1
2と一体にジャッキアップし、第2に、ブーム3に移動
可能に設けた可動シーブ33を経由して巻上ロープ4a
を吊り下げるとともに、この巻上ロープ4aによりサイ
ドフレーム12を吊持し、第3に、サイドフレーム12
を一定の高さに保ったまま、可動シーブ33を作業半径
が増加する方向に移動させることにより上述した目的を
達成する。 (3)請求項3の発明は、トラックフレーム11にサイ
ドフレーム12を取り付ける方法であって、第1に、ト
ラックフレーム11をジャッキアップし、第2に、ブー
ム3に移動可能に設けた可動シーブ33を経由して巻上
ロープ4aを吊り下げるとともに、この巻上ロープ4a
によりサイドフレーム12をトラックフレーム11と同
じ高さになるように吊り上げ、第3に、サイドフレーム
12を一定の高さに保ったまま、可動シーブ33を作業
半径が減少する方向に移動させることにより上述した目
的を達成する。 (4)請求項4の発明は、請求項2または3に記載のサ
イドフレームの着脱方法において、可動シーブ33の移
動に伴い、ブーム3を起伏させるものである。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図9を参照して本発明によ
るサイドフレームの着脱装置の実施の形態について説明
する。図1は、本発明が適用されるクローラクレーンの
側面図である。図1に示すように、移動式クレーンは、
走行体1と、走行体1上に旋回可能に搭載される旋回体
2と、旋回体2に起伏可能に支持されたブーム3とから
なる。走行体1は旋回体に連結されるトラックフレーム
11(図2参照)と、トラックフレーム11の両側部に
挿脱自在に取り付けられる一対のサイドフレーム12と
を有し、サイドフレーム12の周囲には履帯13が巻装
される。
【0009】ブーム3は下ブーム3Aと上ブーム3Bと
を有し、両者は結合部3aを境に分割可能となってい
る。旋回体2には巻上ロープ4aの巻回された巻上ドラ
ム4と起伏ロープ5aの巻回された起伏ドラム5がそれ
ぞれ搭載されている。巻上ロープ4aはブーム先端に設
けられたシーブを介してフック6に接続され、巻上ドラ
ム4の駆動によってフック6は昇降する。ブーム3の先
端にはペンダントロープ7の一端が接続され、ペンダン
トロープ7の他端はブライドル8に接続されている。起
伏ロープ5aはAフレーム10の頂部を経由してブライ
ドル8とハンガ9の間に複数回掛け回され、起伏ドラム
5を駆動するとハンガ9とブライドル8の間隔が変化
し、ブーム3が起伏する。
【0010】図2は、クレーンの正面図であり、図3は
図2のIII-III線断面図である。なお、図2は、旋回体
2をトラックフレーム11に対して90゜旋回させ、か
つ、トラックフレーム11からサイドフレーム12を取
り外した状態を示している。トラックフレーム12は、
その前後左右にそれぞれ設けられたジャッキシリンダ1
4(図5参照)を介して地面から支持されている。
【0011】図2,3に示すように、下ブーム3Aには
断面略コの字状の一対のレール31が下ブーム3Aの長
手方向に沿って固設されている。レール31の内側には
軸部材32の両端部がレール31に沿って移動可能に挿
入されている。軸部材32は、断面矩形状の矩形部32
aと断面円形状の円形部32bとを有し、円形部32b
にはシーブ33が回転自在に、かつ軸方向に移動可能に
支持されている。円形部32bの両端部にはストッパ3
4が設けられ、このストッパ34にシーブ33が当接し
てシーブ33の軸方向の移動が規制される。なお、図2
に示すように、シーブ33は巻上ドラム4のほぼ軸方向
中央鉛直線上に位置している。
【0012】軸部材32の矩形部32aには、その斜視
図(図1の矢視A図)である図4に示すように、U字状
の継手部材35がレール31に対して略平行に固設され
ている。下ブーム3Aの基端部にはレール31に対して
略平行に伸縮するように油圧シリンダ36が取り付けら
れ、シリンダロッドの先端は継手部材35の下端部に接
続されている。これにより油圧シリンダ36の伸縮に応
じてシーブ33が移動する。
【0013】以上のように構成された着脱装置によるサ
イドフレーム12の着脱手順を説明する。 (1)サイドフレームの取り外し 図1の作業姿勢状態からサイドフレーム12を取り外す
場合には、まず、起伏ドラム5の巻下駆動により起伏ロ
ープ5aを繰り出し、ブーム3を倒回させる。ブーム3
が地面に接地したら、下ブーム3Aから上ブーム3Bを
取り外すとともに、図5に示すように、下ブーム3Aの
結合部3a近傍に起伏ロープ5aを接続する。さらに、
巻上ドラム4からの巻上ロープ4aをシーブ33を経由
して吊り下げ、ロープ4aの先端にフック37を接続す
る。この状態でジャッキシリンダ14を伸長してサイド
フレーム12を地面から浮かせるとともに、旋回体2を
90゜旋回させて一方のサイドフレーム12を旋回体2
の前方に位置させる。次に、トラックフレーム11に設
けた図示しない伸縮シリンダによりサイドフレーム12
を旋回体2の前方に押し出す。なお、伸縮シリンダによ
るサイドフレーム12の押し出しは行わなくてもよい。
【0014】その状態で、サイドフレーム12をトラッ
クフレーム11や伸縮シリンダに固定するためのピン、
ボルトなどを取り外し、サイドフレーム12を単独で移
動可能とする。次に、油圧シリンダ36の伸縮によりシ
ーブ33を移動し、サイドフレーム12のほぼ真上にシ
ーブ33を位置させる。この場合、油圧シリンダ12の
伸縮だけでなく、起伏ドラム5によるブーム3Aの起伏
により、シーブ33の位置(作業半径)を調整してもよ
い。シーブ33がサイドフレーム12のほぼ真上にくる
と、図示しない玉掛けロープを介してサイドフレーム1
2を巻上ロープ4aにより吊り上げる。
【0015】そして、その状態で油圧シリンダ36を伸
長し、シーブ33を旋回体2の前方に移動させる、すな
わち作業半径を増加させる。このとき、シーブ33の移
動に伴いサイドフレーム12が上方に持ち上げられない
ように巻上ロープ4aを同時に繰り出す。これにより、
巻上ロープ4aが垂下されたままの状態で、すなわちサ
イドフレーム12に巻上ロープ4aによる水平方向の引
張力が作用することなく、サイドフレーム12は一定の
高さを保ったまま水平方向に移動する。この場合、油圧
シリンダ36の伸長だけでなく、ブーム3の倒回動によ
り作業半径を増加させるようにしてもよい。
【0016】なお、油圧シリンダ36の伸長に伴いシー
ブ33がブーム長手方向に移動して巻上ロープ4aが繰
り出され、巻上ドラム4上のロープ繰り出し位置が軸方
向に移動する。その結果、ドラム4とシーブ33間のロ
ープ4aの角度(いわゆるフリートアングル)が変化す
るが、シーブ33はフリートアングルの変化に追従して
ストッパ34の間を軸方向に移動するるため、シーブ3
3からのロープ4aの脱落等を防止できる。
【0017】サイドフレーム12がトラックフレーム1
1の端部まで移動し、サイドフレーム12がトラックフ
レーム11から離れると、巻上ドラム4や起伏ドラム5
を駆動操作し、サイドフレーム12をトレーラ15など
に搭載する。続いて、旋回体2を180゜旋回させ、他
方のサイドフレーム12の取り外しを同様に行う。両方
のサイドフレーム12の取り外しが終了すると、トラッ
クフレーム11の下方にトレーラ15の荷台を挿入し、
ジャッキシリンダ14を縮退して機体をトレーラ15に
搭載するとともに、旋回体2がトレーラ15の長手方向
を向くように旋回させる。なお、輸送時にはAフレーム
10を後方に倒回させ、Aフレーム10を輸送姿勢にセ
ットする。
【0018】(2)サイドフレームの組み付け サイドフレーム12をトラックフレーム11に組み付け
る場合には、まず、ジャッキアップシリンダ14の伸長
により機体をジャッキアップするとともに、図6に示す
ようにトラックフレーム11に対して旋回体2を90゜
旋回させる。次いで、油圧シリンダ36を伸長させ、巻
上ロープ4aによりサイドフレーム12を吊り上げる。
そして、油圧シリンダ36を縮退させ、サイドフレーム
12をトラックフレーム11側に引き寄せ、サイドフレ
ーム12をトラックフレーム11の端部から挿入する。
このとき、同時に巻上ロープ4aを巻き上げてサイドフ
レーム12の高さを一定に保ったまま、サイドフレーム
12を水平移動する。この場合、油圧シリンダ36の縮
退だけでなく、ブーム4の起立動によりサイドフレーム
12をトラックフレーム11側に引き寄せる、すなわち
作業半径が減少するようにしてもよい。
【0019】サイドフレーム12が所定の取り付け位置
まで移動すると、ピンやボルトを介してサイドフレーム
12をトラックフレーム11と伸縮シリンダに固定す
る。このようにして一方のサイドフレーム12の組み付
けが終了すると、旋回体を180゜回転させ、他方のサ
イドフレーム12の組み付けを同様に行う。次いで、ジ
ャッキアップシリンダ14を縮退させ、サイドフレーム
12の履帯13を接地させて、取り付け作業を終了す
る。その後、下ブーム3Aに上ブーム3Bを連結し、上
ブーム先端のシーブに巻上ロープ4aを掛け回し、ロー
プ先端にフック6を接続して、作業姿勢とする。作業姿
勢においては、伸縮シリンダ16を最大に縮退させ、シ
ーブ33をできるだけブーム基端部に近接させる。これ
によりブーム3の重心がブーム基端部側に移動し、車両
前方への転倒荷重が減少し、安定したクレーン作業を行
うことができる。
【0020】このように本実施の形態によると、下ブー
ム3Aに移動可能にシーブ33を設け、シーブ33を経
由した巻上ロープ4aによりサイドフレーム12を吊持
し、巻上ロープ4aの繰り出し量を調整しつつサイドフ
レーム12を一定の高さに保ったまま水平移動させるよ
うにしたので、サイドフレーム12の着脱作業が容易に
なる。この場合、油圧シリンダ36の伸縮とともにブー
ム3を起伏することで、シーブ33の高さ一定でシーブ
33の水平方向位置のみを変化させたり、シーブ33の
水平方向位置一定でシーブ33の高さのみ変化させるこ
とができる。つまり、シーブ33の位置を多様に変化さ
せることができ、サイドフレーム12の位置調整も容易
になる。また、ブーム3の長手方向に沿ってシーブ33
が移動可能なので、ブーム3の起伏角度の変化量を大き
くすることなく、すなわち、姿勢変化が少ない安定した
状態で作業半径を調整することができる。さらに、油圧
シリンダ36によるシーブ33の移動に伴い巻上ロープ
4aが巻き取りまたは繰り出されるため、作業半径と揚
程を一度に変化させることができ、この種の作業を効率
よく行うことができる。さらにまた、サイドフレーム1
2の着脱作業が終了すると、油圧シリンダ36を最大に
縮退してシーブ33をブーム基端部に近付けて配置する
ので、クレーンの安定性が向上する。
【0021】なお、以上では下ブーム3Aに一枚のシー
ブ33を設けた場合について説明したが、図7に示すよ
うに複数(例えば2枚)のシーブ33A,33Bを設け
てもよい。また、ロープ4aの一端を固定する固定孔3
8aを有するロープソケット38を軸部材32の端部3
2aに取り付けるようにしてもよい。油圧シリンダ36
を継手部材35に取り付けるようにしたが、軸部材32
に取り付けるようにしてもよい。さらに、上記実施の形
態では、油圧シリンダ36によりシーブ33を移動する
ようにしたが、人力によってシーブ33を移動し、ねじ
等によってその位置を固定するようにしてもよい。下ブ
ーム3Aの各部にシーブ取り付け用のねじ孔を設け、そ
の中から適宜選択してシーブ33を任意の位置に取り付
けるようにしてもよい。シーブ33を下ブーム3Aに移
動可能に設けたが、下ブーム3Aから上ブーム3Bに至
るまで移動可能に設けてもよい。
【0022】また、図8に示すように、複数(例えば2
枚)のシーブ33C,33Dを介してロープ4aを掛け
回す場合、シーブ33C,33Dをシーブブロック39
に回転自在に取り付け、油圧シリンダ36によりシーブ
ブロック39ごと移動するようにしてもよい。
【0023】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、ジャッキアップシリンダ14がジャッキアップ装置
を、油圧シリンダ36が移動手段をそれぞれ構成する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、次のような効果を奏する。 (1)請求項1の発明によれば、ブームに移動可能に設
けた可動シーブを経由して巻上ロープを吊り下げるとと
もに、移動手段によりシーブを移動させるようにしたの
で、サイドフレームを一定の高さに保ったまま水平方向
に移動することができ、サイドフレームの着脱作業を容
易に行うことができる。 (2)請求項2の発明によれば、ブームに移動可能に設
けた可動シーブを経由して巻上ロープを吊り下げるとと
もに、この巻上ロープによりサイドフレームを吊持し、
サイドフレームを一定の高さに保ったまま可動シーブを
作業半径が増加する方向に移動させるようにしたので、
サイドフレームをトラックフレームから容易に取り外す
ことができる。 (3)請求項3の発明によれば、ブームに移動可能に設
けた可動シーブを経由して巻上ロープを吊り下げるとと
もに、この巻上ロープによりサイドフレームをトラック
フレームと同じ高さになるように吊り上げ、サイドフレ
ームを一定の高さに保ったまま可動シーブを作業半径が
減少する方向に移動させるようにしたので、サイドフレ
ームをトラックフレームに容易に取り付けることができ
る。 (4)請求項4の発明によれば、可動シーブの移動に伴
いブームを起伏させるようにしたので、シーブの位置を
多様に変化させることができ、サイドフレームの位置調
整が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるクローラクレーンの側面
図。
【図2】本発明が適用されるクローラクレーンの正面
図。
【図3】図2のIII-III線断面図。
【図4】図1の矢視A図。
【図5】本実施の形態に係わるサイドフレームの着脱装
置によるサイドフレームの取り外し作業の一例を示す
図。
【図6】本実施の形態に係わるサイドフレームの着脱装
置によるサイドフレームの取り付け作業の一例を示す
図。
【図7】本実施の形態に係わるサイドフレームの着脱装
置の変形例を示す図。
【図8】本実施の形態に係わるサイドフレームの着脱装
置の他の変形例を示す図。
【符号の説明】
2 旋回体 3 ブーム 3A 下ブーム 4a 巻上ロ
ープ 11 トラックフレーム 12 サイド
フレーム 31 レール 32 軸部材 33 シーブ 35 継手部
材 36 油圧シリンダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックフレームと、 前記トラックフレームに挿脱可能に設けられるサイドフ
    レームと、 前記トラックフレームをジャッキアップするジャッキア
    ップ装置と、 旋回体に起伏可能に枢支されるブームと、 前記ブームに移動可能に設けられる可動シーブと、 前記可動シーブを経由して吊り下げられる巻上ロープ
    と、 前記シーブを移動させる移動手段とを備えることを特徴
    とするサイドフレームの着脱装置。
  2. 【請求項2】 トラックフレームに挿脱可能に設けたサ
    イドフレームを取り外す方法であって、 第1に、前記トラックフレームを前記サイドフレームと
    一体にジャッキアップし、 第2に、ブームに移動可能に設けた可動シーブを経由し
    て巻上ロープを吊り下げるとともに、この巻上ロープに
    より前記サイドフレームを吊持し、 第3に、前記サイドフレームを一定の高さに保ったま
    ま、前記可動シーブを作業半径が増加する方向に移動さ
    せることを特徴とするサイドフレームの着脱方法。
  3. 【請求項3】 トラックフレームにサイドフレームを取
    り付ける方法であって、 第1に、前記トラックフレームをジャッキアップし、 第2に、ブームに移動可能に設けた可動シーブを経由し
    て巻上ロープを吊り下げるとともに、この巻上ロープに
    より前記サイドフレームを前記トラックフレームと同じ
    高さになるように吊り上げ、 第3に、前記サイドフレームを一定の高さに保ったま
    ま、前記可動シーブを作業半径が減少する方向に移動さ
    せることを特徴とするサイドフレームの着脱方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のサイドフレー
    ムの着脱方法において、 前記可動シーブの移動に伴い、前記ブームを起伏させる
    ことを特徴とするサイドフレームの着脱方法。
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