JP2000348099A - 小口経費処理システム,同システムを構成するクライアント・コンピュータおよび同コンピュータのためのプログラム記録媒体 - Google Patents

小口経費処理システム,同システムを構成するクライアント・コンピュータおよび同コンピュータのためのプログラム記録媒体

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JP2000348099A
JP2000348099A JP16024299A JP16024299A JP2000348099A JP 2000348099 A JP2000348099 A JP 2000348099A JP 16024299 A JP16024299 A JP 16024299A JP 16024299 A JP16024299 A JP 16024299A JP 2000348099 A JP2000348099 A JP 2000348099A
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Akitaka Hirata
昭任 平田
Osamu Ono
修 大野
Katsumi Miyoshi
克美 三好
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出張,交際費用等の小口経費の処理を自動化
するとともに,クレジット・カードの利用も可能とす
る。 【構成】 従業員は申請用クライアント21を用いて仮払
申請をする。この仮払申請データは認証用クライアント
22に与えられ,認証権限者による認否が行なわれる。精
算についても同様にクライアント21を用いた申請,クラ
イアント22による認否が行なわれる。申請,精算につい
てのデータはDBサーバ13に蓄えられる。仮払金額は従
業員の専用口座42に振込まれる。申請および精算におい
てクレジット・カード利用に関するデータの入力も可能
である。牽制センター30では領収書やカード利用控等の
チェックが牽制用クライアント31を用いて行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は小口経費処理システム,同シス
テムを構成するクライアント・コンピュータ,および同
コンピュータを制御するためのプログラムを記録した媒
体に関する。
【0002】
【背景技術】企業(会社),公共団体,その他の団体,
機関の全体的な経費が一次経費といわれるのに対して,
これらの団体,機関等で働く従業員の出張(国内,外
国),交際,接待等に関する経費(旅費,宿泊費,日
当,飲食費等)は二次経費または小口経費といわれてい
る。
【0003】最も典型的には小口経費は次のように取扱
われていた。出張に関して言えば,出張を予定または計
画している従業員は,出張の用件,相手,場所等の事
態,費用,氏名,所属等を記載した申請書を作成し,担
当上司(認証者)の認証(押印)をもらう。この認証さ
れた申請書を出納係(経理担当者,庶務担当者)に持っ
ていって費用の仮払いを現金で受ける。出張が終って精
算するときには,同じように精算書(必要な領収書が添
付される)を作成して認証者の承認を受け,さらに出納
係のところで現金で出張費用を精算する。出納係は精算
書,領収書等のチェック(精査)を行い,経理上の処理
(コンピュータへの入力を含む)を行う。交際,接待等
に関しても一般的には上記とほぼ同様の取扱いである。
【0004】このように紙ベースで小口経費処理を行う
と,出納係は大量の紙(申請書,精算書)を取扱わなけ
ればならない。従業員および出納係がコンピュータを用
いる場合に,これらのコンピュータが相互に独立したも
のであれば,従業員と出納係の両方が独立に入力作業を
することになり,無駄が多い。また,出納係は現金を取
扱わなければならず,前もって仮払いや精算に必要な現
金を用意しておく必要がある。
【0005】キャッシュレス化を図るためにクレジット
・カードの利用を許した場合には出納係の作業は一層煩
雑になる。従業員がクレジット・カードを複数の店舗で
異なる目的に使用したとすると(たとえば,交通費の支
払い,宿泊費の支払いをクレジット・カードを用いて行
う),従業員はこれらの使用目的を憶えておき,精算書
にクレジット・カード利用の内訳と金額を記載する。出
納係は精算書に基づいて科目ごとに仕訳作業を行う。ま
た出納係は,クレジット会社からクレジット・カード利
用明細が届いたときに,従業員が作成した精算書または
それに添付されたカード利用控とクレジット・カード利
用明細とを突合わせなければならない。
【0006】
【発明の開示】この発明は仮払申請,仮払認証,仮払精
算申請,仮払精算,精査までの一連の小口経費処理の効
率化を図ることを目的とする。
【0007】この発明はまた,クレジット・カードの利
用を可能とし,かつクレジット・カード利用に関する経
費処理の能率を高めることを目的とする。
【0008】この発明はさらに,特に仮払精算申請およ
び仮払精算の自動化を図ることを目的とする。
【0009】この明細書において,サーバとはサーバ・
コンピュータを,クライアントとはクライアント・コン
ピュータをそれぞれ指す。
【0010】この発明によるクレジット・カードの利用
可能な小口経費処理システムは,相互に交信が可能なサ
ーバと,申請用クライアントと,認証用クライアントと
から構成される。
【0011】サーバは,申請テーブル,精算テーブル,
認証履歴テーブルおよび入出金テーブルを備えている。
申請テーブルは,申請番号と従業員番号との組ごとに,
少なくとも申請された事態に関するデータ,現金仮払金
額データおよびクレジット・カード支払予定金額データ
を記憶する。精算テーブルは,申請番号と従業員番号と
の組ごとに,少なくとも精算すべき事態に関するデー
タ,現金支払経費計上金額データ,クレジット・カード
支払経費計上金額データおよびクレジット・カード支払
非経費金額データを記憶する。認証履歴テーブルは,申
請番号ごとに,少なくとも申請か精算かの区別データ,
認証結果データ,および認証をした者の従業員番号を記
憶する。入出金テーブルは,従業員番号と申請番号との
組ごとに,少なくともその従業員の口座に振込んだ振込
金額データ,経費金額データおよび従業員貸越残高デー
タを記憶する。従業員番号は従業員を識別できるもので
あれば何でもよい。たとえばクライアントのユーザID
と兼用することもできる。
【0012】申請用クライアントは,従業員番号入力お
よび申請要求に応答して,少なくとも事態,現金仮払金
額およびクレジット・カード支払予定金額に関するデー
タの入力を受付けるための画面を表示し,従業員番号お
よび入力されたデータをサーバに送信する。申請におい
て,申請番号は一般的にはサーバで生成される。生成し
た申請番号をサーバから申請用クライアントに送信し,
申請用クライアントで表示してもよい。いずれにしても
申請番号は申請テーブル作成時に用いられる。申請番号
をクライアントで生成してもよい。また申請用クライア
ントは,従業員番号入力および申請番号を伴う精算要求
に応答して,少なくとも事態,現金支払経費計上金額,
クレジット・カード支払経費計上金額およびクレジット
・カード支払非経費金額に関するデータの入力を受付け
るための画面を表示し,申請番号,従業員番号および入
力されたデータをサーバに送信する。事態とは出張(国
内,外国を問わず)または出張に関する事項(用件,出
張先,場所,年月日など),接待や交際またはそれに関
する事項(相手,場所,目的など)を指す。
【0013】認証用クライアントは,認証要求に応答し
て,サーバの申請テーブルおよび認証履歴テーブル,ま
たは精算テーブルおよび認証履歴テーブルを参照して,
認証すべき申請または精算に関するデータを表示し,入
力された認証結果を申請番号および従業員番号とともに
サーバに送信する。
【0014】サーバは,申請用クライアントから送信さ
れた従業員番号および申請に関するデータ,ならびに生
成した申請番号を用いて申請テーブルを作成し,申請番
号,従業員番号および精算に関するデータを用いて精算
テーブルを作成し,認証用クライアントから送信された
申請番号および認証に関するデータを用いて認証履歴テ
ーブルを作成する。サーバはさらに,定期的に認証履歴
テーブル,申請テーブルおよび精算テーブルを参照し
て,認証されている申請および精算に関して入出金テー
ブルを作成する。認証されている申請に関する入出金テ
ーブルの作成においては,申請テーブル内の認証されて
いる現金仮払金額から該当する従業員番号の入出金テー
ブルの最新の従業員貸越残高を差引いて得られる金額が
正の場合にはその金額を振込金額としかつ従業員貸越残
高を零とし,負の場合には振込金額を零としかつ最新の
従業員貸越残高から現金仮払金額を差引いて得られる金
額を新たな従業員貸越残高として従業員番号と申請番号
との組に対応して格納する。認証されている精算に関す
る入出金テーブルの作成においては,精算テーブル内の
認証されている現金支払経費計上金額とクレジット・カ
ード支払経費計上金額の和を経費金額として算出し,振
込金額から認証されている現金支払経費計上金額を差し
引き,これに認証されているクレジット・カード支払非
経費金額を加えた額を従業員貸越残高として算出し,算
出した経費金額と従業員貸越残高を従業員番号と申請番
号との組に対応して格納する。ここで入出金テーブルの
作成とは,入出金テーブルを新たに生成することのみな
らず,既存の入出金テーブルのデータ(たとえば従業員
貸越残高など)を更新することを含む。このことは,後
の記述においても同じである。
【0015】この発明の小口経費処理システムによる
と,従業員は出張,接待,交際等の事態およびそのため
の仮払の申請を申請用クライアントを通して行う。精算
に関する申請もまた従業員が申請用クライアントを通し
て行う。これらの申請および精算申請は認証用クライア
ントにおいて認証権限者によっても承認(認証)または
否認される。サーバにおいては認証された申請または精
算申請について経理上の処理が行なわれる。特に,クレ
ジット・カードの利用金額についても,経費として計上
するものと,経費として計上できないもの(従業員の私
的利用)とに分けて処理される。従業員の受取る仮払い
現金は振込金額として算出され,従業員の口座に振込ま
れる。このようにして,事態に関する申請とその認証,
精算申請とその認証,金銭の精算がすべてコンピュータ
上で処理されるので,特に経理担当者の手間が大幅に削
減される。従業員はクレジット・カードの利用も可能と
なり,これにより経理担当者の用意すべき(振込むべ
き)現金も低額となる。クレジット・カード利用に関す
る経費処理も効率化される。
【0016】この発明の一実施態様においては,上記サ
ーバにはさらに,クレジット・カード利用明細テーブル
と従業員マスタが備えられる。クレジット・カード利用
明細テーブルは,クレジット・カード番号に対応して少
なくともクレジット会社からのクレジット・カード利用
金額データを記憶する。上記従業員マスタは,従業員番
号に対応して少なくともその従業員が所持しているクレ
ジット・カードの番号を記憶する。上記サーバは,従業
員マスタに記憶された従業員番号とクレジット・カード
番号との対応関係を参照して,クレジット・カード利用
明細テーブルのクレジット・カード利用金額と精算テー
ブルのクレジット・カード支払経費計上金額およびクレ
ジット・カード支払非経費金額とを突合せて,整合した
場合にはその旨をクレジット・カード利用明細テーブル
および精算テーブルの突合せた各金額のデータに対応し
て記憶する。
【0017】この実施態様においては,従業員が利用し
たクレジット・カード支払に関して,従業員が申請した
精算データとクレジット会社から送られるクレジット・
カード利用明細とが自動的に突合されるので,経理担当
者の手間が一層簡略化される。
【0018】自動処理によっては突合できないクレジッ
ト・カード利用データについては,従業員が申請用クラ
イアントを用いて突合せすることになる。この発明の好
ましい実施態様においては,上記申請用クライアント
は,クレジット・カード利用明細テーブルと精算テーブ
ルとを参照して,少なくとも整合の旨の記憶のないクレ
ジット・カード利用金額とクレジット・カード支払経費
計上金額およびクレジット・カード支払非経費金額との
一覧表を表示し,入力された整合の組合せにしたがっ
て,整合の旨をクレジット・カード利用明細テーブルお
よび精算テーブルの該当する金額のデータに対応して記
憶するようにサーバに要求するものである。申請用クラ
イアントに表示された一覧表をみて従業員が突合を行う
と,その突合結果がサーバに送られて記憶される。
【0019】この発明のさらに好ましい実施態様におい
ては,サーバと交信可能な牽制用クライアントが設けら
れる。
【0020】上記申請用クライアントは精算実行ボタン
をさらに表示するものであり,精算実行ボタンからの精
算実行入力に応答して,入力された精算に関するデータ
を申請番号および従業員番号とともにサーバに送信する
とともに,少なくとも申請番号を表わすコード(たとえ
ばバーコード)ならびに精算すべき事態(経費金額およ
びその内訳を含む)およびクレジット・カード利用金額
を印刷した確証点検用台紙を発行するようにプリンタを
制御する。
【0021】牽制用クライアントは確証点検用台紙に印
刷されたコードを読取るコードリーダを備え,コードリ
ーダが読取った申請番号に対応する精算テーブルに基づ
いて精算に関するデータを表示し,入力された牽制用認
証結果に関するデータを申請番号とともにサーバに送信
する。
【0022】サーバは牽制用クライアントから送信され
た牽制用認証に関するデータと申請番号を用いて認証履
歴テーブルを作成する。
【0023】従業員は申請用クライアントのプリンタか
ら出力される確証点検用台紙に精算すべき金額の全部ま
たは一部を証明する領収書,クレジット・カード利用控
等を貼付して牽制センターに届ける。確認点検用台紙に
は精算すべき事態(クレジット・カード利用金額を含む
経費総額とその内訳)が印刷されているので,牽制セン
ターの職員はこの台紙に印刷された各種情報と台紙に貼
付された領収書,利用控等を照合してチェックすること
ができる。また,牽制センターの牽制用クライアントに
はコード・リーダ(たとえばバーコード・リーダ)が備
えられているので,従業員から届けられた確証点検用台
紙に印刷されたコードをコード・リーダで読取ることが
できる。コードは申請番号を表わすので,この申請番号
に基づいて精算に関するデータがサーバから送られ,牽
制用クライアントに表示される。牽制センターの職員は
表示された精算に関するデータを精査することができ
る。
【0024】このようにして精算に関するデータのチェ
ックまたは精査を牽制センターで集中的に行なうことが
でき,しかも牽制センターの職員は申請番号のキー入力
等を行う必要がなく,チェック結果のみをキー入力(ま
たはマウス入力)すればよいから,操作が簡単で,コン
ピュータに不慣れな人でも作業を行うことができる。
【0025】上述した小口経費処理システムを精算にの
み着目して規定することもできる。すなわち,この発明
は既に申請された事態についてクレジット・カードを利
用した支払を含む支払を精算するためのシステムもまた
提供している。このシステムは,事態の申請があったと
きに作成され,少なくとも申請番号,従業員番号,その
従業員の口座に振込んだ振込金額およびその従業員の貸
越残高を記憶する第1の入出金テーブル,従業員番号入
力および申請番号を伴う精算要求に応答して,少なくと
も事態,現金支払経費計上金額,クレジット・カード支
払経費計上金額およびクレジット・カード支払非経費金
額の入力を受付るための画面を表示する表示装置,上記
表示装置に表示された事態および各種金額を入力するた
めの入力装置,ならびに上記第1の入出金テーブルの振
込金額および上記入力装置から入力されたクレジット・
カード支払非経費金額を正とし,上記入力装置から入力
された現金支払経費計上金額を負として,新たな従業員
貸越残高を算出し,少なくとも算出した従業員貸越残高
と従業員番号および申請番号とを含む第2の入出金テー
ブルを作成する手段を備えている。ここで,第1の入出
金テーブルと第2の入出金テーブルとは異なるもので
も,同じものでもよい。同じものの場合には,入出金テ
ーブルにおいて従業員貸越残高が更新されることになろ
う。
【0026】第1の入出金テーブルは事態および仮払の
申請時に作成される。第1の入出金テーブルを作成する
この発明によるシステムは,従業員番号入力および申請
要求に応答して,少なくとも事態,現金仮払金額および
クレジット・カード支払予定金額の入力を受付けるため
の画面を表示する上記表示装置,上記表示装置に表示さ
れた事態および各種金額を入力するための上記入力装
置,ならびに上記入力手段から入力された現金仮払金額
から該当する従業員番号の入出金テーブルの最新の従業
員貸越残高を差引いて得られる金額が正の場合にはその
金額を振込金額としかつ従業員貸越残高を零とし,負の
場合には振込金額を零としかつ最新の従業員貸越残高か
ら現金仮払金額を差引いて得られる金額を新たな従業員
貸越残高として上記第1の入出金テーブルを作成する手
段をさらに備えている。
【0027】このシステムによると,クレジット・カー
ドの利用が可能であり,かつ経費処理の能率を高めるこ
とができる。
【0028】この発明はさらに,上述した小口経費処理
システムで用いられるクライアント・コンピュータを提
供している。このクライアント・コンピュータは上記の
申請用クライアントに対応するものであり,従業員番号
の入力を受付ける第1の手段,申請番号を伴う精算要求
の入力を受付ける第2の手段,上記第1の入力手段で受
付た従業員番号および上記第2の入力手段で受付けた申
請番号を伴う精算要求に応答して,少なくとも精算すべ
き事態,現金支払経費計上金額,クレジット・カード支
払経費計上金額およびクレジット・カード支払非経費金
額に関するデータの入力を受付けるための画面を表示す
るとともに,上記データの入力を受付ける表示入力手
段,および上記表示入力手段が受けたデータを,申請番
号および従業員番号とともにサーバに送信する送信手段
を備えている。
【0029】この発明は上記クライアント・コンピュー
タを制御するためのプログラムを記憶した記録媒体を提
供している。この記録媒体に記憶されるプログラムは特
に精算申請のためのものであり,申請番号を伴う精算要
求の入力を受付け,従業員番号の入力および申請番号を
伴う精算要求の入力受付けに応答して,少なくとも精算
すべき事態,現金支払経費計上金額,クレジット・カー
ド支払経費計上金額およびクレジット・カード支払非経
費金額に関するデータの入力を受付けるための画面を表
示するとともに,上記データの入力を受付け,受けたデ
ータを,申請番号および従業員番号とともにサーバに送
信するようにクライアント・コンピュータを制御するた
めのプログラムである。
【0030】この発明はさらに,申請用プログラムと精
算用プログラムとを記録した媒体を提供している。すな
わち,この記録媒体は,従業員番号入力および申請要求
に応答して,少なくとも事態,現金仮払金額およびクレ
ジット・カード支払予定金額に関するデータの入力を受
付けるための画面を表示し,従業員番号および入力され
たデータをサーバに送信するようにクライアント・コン
ピュータを制御する申請用プログラム,および従業員番
号入力および申請番号を伴う精算要求に応答して,少な
くとも事態,現金支払経費計上金額,クレジット・カー
ド支払経費計上金額およびクレジット・カード支払非経
費金額に関するデータの入力を受付けるための画面を表
示し,申請番号,従業員番号および入力されたデータを
サーバに送信するようにクライアント・コンピュータを
制御する精算用プログラムを記録したものである。
【0031】ここで記録媒体とは,フロッピー・ディス
ク,ハードディスクのような磁気記録媒体,CD−RO
Mのような光記録媒体,光磁気記録媒体,半導体メモリ
等を含む。
【0032】この発明はさらに,クレジット・カードを
必ずしも利用しない小口経費処理システムも提供してい
る。この小口経費処理システムは,相互に交信が可能な
サーバと,申請用クライアントと,認証用クライアント
とから構成されている。
【0033】サーバは,申請テーブル,精算テーブル,
認証履歴テーブルおよび入出金テーブルを備えている。
申請テーブルは,申請番号と従業員番号との組ごとに,
少なくとも申請された事態に関するデータおよび現金仮
払金額データを記憶するものである。精算テーブルは,
申請番号と従業員番号との組ごとに,少なくとも精算す
べき事態に関するデータおよび現金支払経費計上金額デ
ータを記憶するものである。認証履歴テーブルは,申請
番号ごとに,少なくとも申請か精算かの区別データ,認
証結果データ,および認証をした者の従業員番号を記憶
するものである。入出金テーブルは,従業員番号と申請
番号との組ごとに,少なくともその従業員の口座に振込
んだ振込金額データ,経費金額データおよび従業員貸越
残高データを記憶するものである。
【0034】申請用クライアントは,従業員番号入力お
よび申請要求に応答して,少なくとも事態および現金仮
払金額に関するデータの入力を受付けるための画面を表
示し,従業員番号および入力されたデータをサーバに送
信し,従業員番号入力および申請番号を伴う精算要求に
応答して,少なくとも事態および現金支払経費計上金額
に関するデータの入力を受付けるための画面を表示し,
申請番号,従業員番号および入力されたデータをサーバ
に送信する。
【0035】認証用クライアントは,認証要求に応答し
て,サーバの申請テーブルおよび認証履歴テーブル,ま
たは精算テーブルおよび認証履歴テーブルを参照して,
認証すべき申請または精算に関するデータを表示し,入
力された認証結果を申請番号および従業員番号とともに
サーバに送信するものである。
【0036】サーバは,申請用クライアントから送信さ
れた従業員番号および申請に関するデータ,ならびに生
成した申請番号を用いて申請テーブルを作成し,申請番
号,従業員番号および精算に関するデータを用いて精算
テーブルを作成し,認証用クライアントから送信された
申請番号および認証に関するデータを用いて認証履歴テ
ーブルを作成し,さらに,定期的に認証履歴テーブル,
申請テーブルおよび精算テーブルを参照して,認証され
ている申請および精算に関して入出金テーブルを作成
し,認証されている申請に関する入出金テーブルの作成
においては,少なくとも申請テーブル内の認証されてい
る現金仮払金額と該当する従業員番号の入出金テーブル
の最新の従業員貸越残高とに基づいて振込金額および新
たな従業員貸越残高を算出し,算出した新たな従業員貸
越残高を従業員番号と申請番号との組に対応して格納
し,認証されている精算に関する入出金テーブルの作成
においては,少なくとも精算テーブル内の認証されてい
る現金支払経費計上金額と振込金額とに基づいて経費金
額および従業員貸越残高を算出し,算出した経費金額と
従業員貸越残高を従業員番号と申請番号との組に対応し
て格納する。
【0037】この小口経費処理システムにおいても小口
経費処理の効率化を図ることができる。
【0038】この発明はさらに,上記小口経費システム
の精算処理に着目して規定される精算システム,上記小
口経費システムを構成する申請用クライアント・コンピ
ュータおよびこのコンピュータを制御するプログラムを
記録した媒体を提供している。
【0039】
【実施例】図1を参照して,小口経費処理システム(以
下,本システムと呼ぶ)の概要について説明する。
【0040】本システムは,小口経費の仮払申請,仮払
認証,仮払精算,精算認証,精査までの一連の作業をワ
ークフロー上でペーパーレスで実現し,企業,従業員間
のマネーフローをキャッシュレスにするものである。
【0041】本システムを導入する企業20には,多数台
の申請用クライアント・コンピュータ(以下,クライア
ント・コンピュータを単にクライアントという)21と認
証用クライアント22が設けられる。これらのクライアン
ト21,22はいわゆるパーソナル・コンピュータである。
【0042】本システムはまたシステム運用会社10およ
び牽制センター30にわたって構築される。システム運用
会社10は上記の企業20と異なる会社でもよいし,上記の
企業20と同体のものとしてもよい。牽制センター30は一
般的には企業20内に設けられるが,企業20とは別の企業
に設けることもできる。特に,複数の企業のそれぞれに
本システム(申請用クライアントおよび認証用クライア
ント)を導入し,それらの小口経費処理を一括して管理
する場合には,複数の企業に対して一つのシステム運用
会社および一つの牽制センターを設けることができる。
【0043】牽制センター30には複数台の牽制用クライ
アント31が設けられ,これらのクライアント31はバーコ
ード・リーダを備えている。牽制センター30は本システ
ムの牽制機能を一括して実施するもので,入出金伝票の
精査用データの作成および本システムの円滑運用のため
の管理,監督を行う。
【0044】システム運用会社10に設置されているサー
バ・コンピュータ(以下,単にサーバという)は,ワー
クフロー・エンジンが稼働するアプリケーション・サー
バ12,マスターおよび各種トランザクションデータ等を
格納するDB(データベース)サーバ13,クライアント
21,22,23より要求されたアプリケーションの存在チェ
ック,バージョンチェックに基づくアプリケーションの
ダウンロード制御を行うWebサーバ11で構成されてい
る。
【0045】企業20内のクライアント21,22,牽制セン
ター30のクライアント31,およびシステム運用会社10の
サーバ11,12,13はネットワーク(WAN)で接続され
ている。システム運用会社10のサーバは銀行のホストコ
ンピュータ40およびクレジット会社のホストコンピュー
タ45と公衆回線(ISDN回線を含む)を介して通信可
能である。よく知られているように,銀行のホストコン
ピュータ40はCDやATM46と取引データのやりとりを
行う。
【0046】システム運用会社10内において,ネットワ
ーク上には,経理および人事システム15がサーバと接続
されている。DBサーバ13のマスターを更新するため
に,定期的に実施される組織改定および人事異動の発令
データが人事システム15からサーバ13に送られ,税務申
告の帳簿書類作成用に,本システムで処理された小口経
費の会計仕訳データがDBサーバ13から経理システム15
へ引き渡される。
【0047】本システムで使用する各種マスターおよび
利用時に発生するトランザクションデータはシステム運
用会社10のDBサーバ13のデータベース14に格納されて
いる。具体的には,システム基本情報を格納する「人事
・経費マスター」および「業務マスター」,従業員の仮
払申請データを格納する「申請テーブル」,従業員の仮
払精算データを格納する「精算テーブル」,認証権限者
の認証結果を格納する「認証履歴テーブル」,1日2回
定時実施の経費バッチ処理結果を格納する「入出金テー
ブル」である。
【0048】キャッシュレスを実現する為に,企業20の
従業員毎に銀行のホストコンピュータ40に経費処理専用
口座42を開設し,各従業員にキャッシュ・カードを持た
せる。部室長以上および部室長指名の従業員にはキャッ
シュ・カードに加えて法人クレジット・カードを持たせ
る。キャッシュ・カードとクレジット・カードの両カー
ドを保有させる場合は,ジョイント・カードを利用する
ことが好ましい。
【0049】後に詳述する認証後の仮払申請および精算
金額を経費処理専用口座に振り込むために,アプリケー
ション・サーバ12は1日2回の経費バッチ処理で「一括
振込依頼データ・ファイル」を作成し,銀行のホストコ
ンピュータ40に送信する。また,法人クレジット・カー
ドでの支払金額については,クレジット会社のホストコ
ンピュータ45からアプリケーション・サーバ12に定期的
に「請求明細データ・ファイル」が送信され,仮払精算
データと請求明細データによるマッチングおよび会計上
の消込処理が行なわれる。
【0050】図2は,従業員が国内出張するときの仮払
申請,仮払精算,精査までの全体業務フローを示してい
る。基本的には,従来紙ベースで行っていた仮払申請,
仮払認証,仮払精算,精算認証,精査の一連作業を,ワ
ークフロー・ベースでの電子申請および認証し(ペーパ
ーレス),現金で行っていた企業,従業員間の入出金を
電子的に行う(キャッシュレス)。
【0051】従業員は国内出張の事態内容および各種費
用を申請用クライアント21で入力したうえで,仮払申請
を行う(ステップ51)。従業員からの仮払申請要求の応
答を受け,認証権限者は認証用クライアント22で仮払申
請内容の確認および認証作業を行う(ステップ52)。仮
払申請内容に不備がある場合は,認証権限者はコメント
付きで否認し,申請者にデータを戻す(ステップ53でN
O)。認証権限者から否認されたデータが戻ってきた場
合,従業員は認証権限者のコメント内容を参照したうえ
で,仮払申請データを修正して再申請するか,仮払申請
を取り下げる。
【0052】認証された仮払申請データおよび仮払精算
データについては,1日2回(11時半まで,および17時
半までの認証分)の経費バッチ処理により,アプリケー
ション・サーバ12が下記データを作成し,それぞれ該当
するコンピュータへ送信する。 ・会計仕訳データファイル → 経理システム15へ送信 ・一括振込依頼データファイル → 銀行のホストコンピュータ40へ送信 ・会計データテーブル/貸越勘定テーブル/入出金テーブル → DBサーバ13へ送信
【0053】仮払申請が認証されると,銀行のホストコ
ンピュータ40において仮払申請金額が当該従業員の経費
処理専用口座42に振り込まれるので,従業員は国内出張
で必要な経費をキャッシュ・カードでCD/ATM機46
より引き出すことができる。また,法人クレジット・カ
ードを所有している従業員は,仮払申請時に法人クレジ
ット・カードによる支払として申請した経費について
は,法人クレジット・カードで支払うことができる。
【0054】国内出張から戻ってから,従業員は申請用
コンピュータ21で仮払精算を行う(ステップ54)。具体
的には,仮払申請した事態内容および各種費用等につい
ての実績データを精算入力,申請する。その際,精算内
容(法人クレジット・カード使用,等)により確証点検
用台紙が必要な場合は当該用紙が申請用コンピュータ21
で印刷されるので,領収書・利用控等の確証を貼り付け
て牽制センター30へ送付する。
【0055】従業員からの仮払精算要求の応答を受け,
認証権限者は認証用コンピュータ22で仮払精算内容の確
認および認証作業を行う(ステップ55)。仮払精算内容
に不備がある場合は,認証権限者はコメントを付けて否
認し申請者にデータを戻す。認証権限者から否認された
データが戻ってきた場合(ステップ56でNO),従業員
は認証権限者のコメント内容を参照したうえで,仮払精
算データを修正し再申請する。
【0056】牽制センター30では,仮払精算を行った従
業員から送付されてきた確証点検用台紙および領収書,
利用控等の確証により,確証照合作業を行う(ステップ
57)。金額等の修正が必要な場合は,コメント付きで申
請者にデータを戻し仮払精算の修正および再申請を行な
わせるが,摘要等の金額以外の項目については牽制セン
ターで修正し,その修正内容を電子メールで申請者およ
び認証権限者に連絡する。
【0057】従業員の仮払申請から始まるワークフロー
上の小口経費処理は,牽制センター30での確証照合作業
および認証登録で完結する。
【0058】法人クレジット・カードを使用した場合,
クレジット会社から定期的に請求明細データ・ファイル
が送信されてくるので,アプリケーション・サーバ12の
夜間バッチ処理にてカード会員番号と従業員番号のリン
ク付けを行い,仮払精算データの消込処理を自動的に行
う。但し,従業員の仮払精算データの入力ミス,または
仮払精算データと請求明細データとの間で金額のまとめ
方が異なる場合は,当該仮払精算データおよび請求明細
データはアンマッチ状態となるので,当該従業員は申請
用クライアント21の画面にてアンマッチ状態の詳細内容
を確認し,仮払精算データの修正または手動マッチング
処理を行う。
【0059】DBサーバ13のデータベース14に格納され
る各種マスターおよびトランザクション・データについ
て,図19〜図25を参照して説明しておく。
【0060】人事・経費マスターは,図19を参照して,
従業員マスター,勘定科目マスターおよび摘要マスター
を含む。従業員マスターは従業員ごとに設けられ,従業
員の属性情報を格納するものである。属性情報の主なも
のには,従業員番号,氏名,資格コード(企業における
職位を示すもので,日当等を決定するときに用いられ
る),経費処理専用口座の口座番号,法人クレジット・
カード(法人カード)会員番号(法人クレジット・カー
ドを使える者の場合)などがある。勘定科目マスターは
勘定科目コードと勘定科目名とを対応させたものであ
り,勘定科目ごとに設けられている。勘定科目に応じて
摘要(1または複数)が定まっており,摘要ごとにその
名称と課税区分が定まる。摘要マスターのキーは勘定科
目コードと摘要コードとの組合せである。
【0061】図20は業務マスターを示すものである。業
務マスターは国内出張旅行日当マスターと国内出張宿泊
日当マスターを含む。日当金額は資格コードに応じて定
まり,また宿泊か日帰りかによって異なる。国内出張旅
行日当マスターは資格コードと宿泊日帰り区分に応じて
日当金額を定めたものである。宿泊日当金額は資格コー
ドと宿泊施設コード(自宅,ホテル,旅館,寮等の区
分)とに応じて定まる。国内出張宿泊日当マスターはこ
れらのコードに応じて宿泊日当金額を定めたものであ
る。
【0062】図21および図22は申請/精算テーブルを示
すものであり,これには国内出張事態申請テーブル,国
内出張旅費内訳テーブル,国内出張交通費内訳テーブ
ル,国内出張雑費内訳テーブルおよび会計伝票テーブル
が含まれる。申請/精算テーブルは申請の場合(申請テ
ーブルという)と精算の場合(精算テーブルという)と
に兼用される。これらのテーブルは申請ごとに,および
精算ごとに作成される。
【0063】国内出張事態申請テーブル(精算テーブ
ル)は,申請番号,取引区分(申請か,精算か),申請
従業員番号,起票従業員番号(入力を担当した者),出
張出発日,出張帰任日,帰任日,出張期間,出張地名,
出張先名および出張用件名を含む。
【0064】国内出張旅費内訳テーブルは,申請番号,
取引区分(申請か,精算か),連番(同じ申請番号につ
いて内訳テーブルが複数ある場合に用いられる番号),
出張年月日,旅行日当,宿泊施設区分,宿泊日当および
法人クレジット・カード(法人カード)利用区分(日当
相当金額を法人クレジット・カードを用いて支払うかど
うかを示す)を含む。
【0065】国内出張交通費内訳テーブルは,申請番
号,取引区分(申請,精算),連番,利用年月日,出発
地,着地,利用機関,交通費金額,SAS利用区分(旅
行業者SASにチケットを依頼するかどうかを示す),
および法人クレジット・カード(法人カード)利用区分
を含む。
【0066】国内出張雑費内訳テーブルは,申請番号,
取引区分(申請,精算),連番,利用年月日,支出内
容,金額,および法人クレジット・カード(法人カー
ド)利用区分を含む。
【0067】会計伝票テーブルは,申請番号,取引区分
(申請,精算),申請一連番号(複数回申請した場合に
付けられる連番),伝票区分,計上日,申請従業員番
号,借方勘定科目コード,借方摘要コード,借方相手先
コード,会計計上形態,費用負担課コード,課税区分コ
ード(不課税,非課税,免税,税抜,税込),伝票金
額,法人クレジット・カード(法人カード)突合区分
(突合結果を示す),および法人クレジット・カード
(法人カード)突合相手識別番号を含む。
【0068】図23は認証履歴テーブルを示すもので,認
証用クライアント22において認証処理が行なわれる毎に
作成される。認証履歴テーブルは,申請番号,取引区分
(申請,精算),認証年月日,認証区分(事態認証,伝
票認証,センター1次点検,センター2次点検),代行
区分(通常認証,代行認証),認証者従業員番号および
認証結果(承認か否認か)を含む。事態認証は主に申請
に関する認証であり,伝票認証は金銭の精算に関するも
のであることを示す。センター1次点検および2次点検
は牽制センター30における認証を意味する。牽制センタ
ー30では1次点検と,より精査する2次点検とが行なわ
れる。代行区分において,通常認証は担当業務ごとに定
められた認証者による認証を意味し(担当業務マスター
においてあらかじめ定められている),代行認証は通常
認証者が不在のときに代行者が行った認証であることを
示す。
【0069】図24および図25は入出金テーブルを示すも
のであり,これには貸越勘定テーブル,入出金履歴テー
ブル,法人クレジット(カード)利用明細書テーブル,
および会計データテーブルが含まれる。
【0070】貸越勘定テーブルは従業員ごとに貸越残高
を格納するものである。
【0071】入出金履歴テーブルは,従業員番号,申請
日および伝票番号(後述する会計データテーブル参照)
をキーとするもので,申請金額,または精算金額によっ
て定まる経費としての(経費)出金金額もしくは(経
費)戻入金額,最新の(先行する)従業員貸越残高によ
って定まる口座振込金額,その結果定まる従業員貸越残
高等を格納する。
【0072】法人クレジット利用明細テーブルは,従業
員番号,請求年月日(クレジット会社が請求する年月
日),処理年月日(クレジット会社が利用明細を発行し
た年月日)および連番をキーとするもので,法人(クレ
ジット)カード利用年月日,法人(クレジット)カード
利用金額,法人(クレジット)カード会員番号,法人
(クレジット)カード突合区分(突合結果を示す),法
人(クレジット)カード突合相手識別番号等を含む。
【0073】会計データテーブルは経理システム15に引
き渡す会計仕訳データを格納するものである。
【0074】図3は,国内出張・仮払申請(図2のステ
ップ51)の詳細業務フローを示している。この業務処理
は申請用クライアント21において実行される。
【0075】申請用クライアント21を立上げて,従業員
がユーザIDとパスワードを入力し,このチェックをパ
スすると,図8の処理メニュー画面が表示される。従業
員がこの処理メニュー画面において国内出張ボタンを押
下すると,国内出張メニュー(図示略)が表示される。
この国内出張メニュー画面は,出張申請&仮払申請か精
算かを選択するものである。従業員が出張申請&仮払申
請ボタンを押下すると,申請用クライアント21はDBサ
ーバ13から当該従業員の国内出張の仮払一覧情報を取得
し,図9の『国内出張兼仮払一覧』を表示する(ステッ
プ61)。この一覧画面には,ログインしたユーザーID
およびDBサーバ13の従業員マスター(図19)より取得
した当該従業員の社員番号(従業員番号),社員氏名
(従業員氏名),所属部室名および資格が表示される。
【0076】国内出張申請兼仮払一覧画面の機能ボタン
毎の内容を以下に示す。 ・新規申請: 仮払申請を新規に実施する ・修正 : 仮払申請のデータ入力中において,そのデータの申請作業を再開 する ・取消 : 仮払申請のデータ入力中において,仮払申請を取りやめる ・ソート : 一覧表示の表示順を変更する ・追跡表示: 申請済みのデータの回議状態を追跡表示する ・終了 : 本一覧画面を終了する
【0077】一覧画面で新規申請ボタンを押下すると,
図10の『国内出張申請兼仮払入力』画面が表示される
(ステップ62)。図10の画面を用いて仮払申請のデータ
の一部または全部を入力して申請実行ボタンを押さない
まま中断したときには,既に入力されたデータが保存さ
れる(DBサーバ13の国内出張事態申請テーブル(図2
1)に準備中として保存される)。この保存されたデー
タは図9に示す国内出張申請兼仮払一覧画面において表
示される。従業員が一覧画面より当該データを選択し修
正ボタンを押下すると,DBサーバ13の国内出張事態申
請テーブル(図21)より仮払申請データを取得し,図10
の『国内出張申請兼仮払入力』画面に表示される。
【0078】過去の仮払申請実績データをコピーして新
規申請する場合は,図10の『国内出張申請兼仮払入力』
画面の履歴一覧ボタンを押下すると,『国内出張申請兼
国内出張仮払 履歴一覧』画面が表示される。この画面
は図9の画面とほぼ同じ内容である。この画面におい
て,コピーしたいデータ行を選択しOKボタンを押下す
ると,DBサーバ13の申請テーブル(図21)より当該デ
ータが取得され,図10の画面に表示されるので,その表
示内容を修正して仮払申請を行うことができる。
【0079】図10の『国内出張申請兼仮払入力』画面の
入力指定項目は大きく分けると以下の3つに分類され
る。 ・仮払申請の起票者および認証権限者(図10の上段の
欄) ・国内出張の事態内容および各種費用計(図10の中段の
欄) ・国内出張経費の会計情報(図10の下段の欄)
【0080】《申請番号》は申請実行した際にDBサー
バ13によって採番されるので,仮払申請の準備中は空白
表示であるが,《申請日》および《起票日》はシステム
デートにより自動表示される。《担当業務》は従業員の
所属部課の担当業務により認証ルートが異なるので,プ
ルダウンより担当業務を選択指定する。《起票者》およ
び《申請者》は先に入力されたユーザーIDに基づいて
DBサーバ13の従業員マスター(図19)より情報が取得
され表示される。一般に起票者と申請者は同一人であ
り,代理で入力(起票)する場合には,その旨および正
しい申請者の入力が行なわれる。次作業者(認証権限
者)は担当業務に基づいて担当業務マスターから読出さ
れて表示される。定められた次作業者(認証権限者)が
不在の場合は,《次作業者指定》のチェック・ボックス
をチェックし,プルダウンより次作業者(認証権限者)
を選択指定することにより認証権限者の変更が可能とな
る。
【0081】出張の事態内容(出張日,出張地および経
由地,出張先,用件等)を入力指定する。《出張日》の
出発日および帰着日を指定すると,出張期間は自動計算
され表示される。各種費用計は,以降に説明する国内出
張の内訳費用の合計金額なので,本画面での入力は不要
である。
【0082】《勘定科目》は表示のみであるが,《摘
要》はプルダウンより選択指定する。《費用負担課》が
初期表示と異なる場合は,検索ボタンを押下し『費用負
担課選択』画面より選択指定することにより変更する。
《形態》はプルダウンより選択指定する。《仮払金額》
は表示されている《要仮払額計》を参考にして,従業員
が入力指定する。
【0083】図10の画面内の旅費内訳ボタンを押下する
と,図11の『国内出張申請 旅費内訳 入力』画面が表
示され,旅行日当,宿泊費,交通費,雑費を入力指定す
る(ステップ63)。
【0084】旅行日当,宿泊費の《出発帰任》はプルダ
ウンより選択指定する(拘束時間の区分を選択する)と
《日当》が自動表示され,《宿泊施設》(自宅,ホテ
ル,旅館,寮等の区別)をプルダウンより選択指定する
と,《宿泊費》が自動表示される。規定宿泊費を超える
場合は《高額》をチェックし,宿泊費を法人クレジット
・カードで支払う場合は《カード》をチェックする。食
費および宿泊費が支給されないケースでは,《食/宿
無》をチェックすると,他の項目は入力不可となり《日
当》が自動表示される。《日当》および《宿泊費》は,
従業員の職位ならびにDBサーバの国内出張旅行日当マ
スターおよび国内出張宿泊日当マスター(図20)より自
動計算される。
【0085】《旅行日当計》,《宿泊費計》および《要
仮払額計》は,自動計算および表示される。
【0086】図11の画面内の経路選定ボタンを押下する
と『旅費計算ソフト』が起動される(ステップ66)。出
発日,出発駅,目的駅等の条件を指定し,検索ボタンを
押下すると,検索経路および旅費が表示されるので,最
適な経路を選択し選択ボタンを押下すると図11の画面に
戻り,『旅費計算ソフト』で指定した条件および選択し
た経路,金額等がセットされる。交通費が規定外の場合
は《特別》をチェックし,企業内の旅行業者にチケット
手配する場合は《SAS》をチェックし,法人クレジッ
ト・カードで支払う場合は《カード》をチェックする。
《交通費計》および《要仮払額計》は,自動計算および
表示される。
【0087】国内出張で雑費が必要な場合は,《日
付》,《支出内容》,《金額》を入力指定する。当該費
用を法人クレジット・カードで支払う場合は,《カー
ド》をチェックする。
【0088】《雑費計》および《要仮払額計》は,自動
計算されて表示される。
【0089】詳細内訳情報の入力指定が終わり,OKボ
タンを押すと,図10の画面に戻る(ステップ64)。図10
の画面で各種費用および要仮払額計等の内容を確認した
うえで,仮払金額等を入力指定し申請実行ボタンを押下
すると,入力指定データはDBサーバ13のデータベース
14の申請テーブル(国内出張事態申請テーブル,国内出
張旅費内訳テーブル,国内出張交通費内訳テーブル,国
内出張雑費内訳テーブル,会計伝票テーブル)(図21,
22)に格納され(これらのテーブルが作成され),国内
出張の仮払申請が完了となる。このとき,DBサーバ13
によって申請番号が採番される(ステップ65)。申請が
あった旨はデータベース14の上記の申請データとのリン
ク情報を伴って,その申請を認証すべき認証権限者の認
証用クライアント22(のユーザID(従業員番号))に
送るべき情報として(処理されるべきプロセスまたはノ
ード中に)ワークフロー上でアプリケーションサーバ12
に蓄積される。
【0090】国内出張・仮払認証(図2のステップ52)
の詳細業務内容を以下に示す。この業務処理は認証用ク
ライアント22において実行される。
【0091】申請者からの仮払申請要求に応答し,認証
権限者は認証用クライアント22で仮払申請内容の確認お
よび認証作業を行う(ステップ52)。すなわち,認証用
クライアント22を立上げて,ユーザIDとパスワードを
入力し,このチェックをパスすると,図8の処理メニュ
ー画面が表示される。認証権限者がこの処理メニュー画
面において認証ボタンを押下すると,認証メニュー(図
示略)が表示される。この認証メニュー画面は,認証か
転送かを選択するものである。認証権限者が認証ボタン
を押下すると,これに応答してアプリケーション・サー
バ12は該当する認証用クライアント22に送るべき情報を
プロセス(またはノード)から集める。この情報に基づ
いてDBサーバ13は申請/精算テーブル(図21,22)か
ら申請日,申請番号,申請者,伝票金額を取得する。認
証用クライアント22はDBサーバ13が取得した当該認証
権限者のこれらの未認証一覧情報を取得し,図12の『認
証一覧』画面を表示する。この一覧画面には,ログイン
したユーザIDに基づいてDBサーバ13の従業員マスタ
ー(図19)から取得した当該認証権限者の社員番号(従
業員番号),社員氏名(従業員氏名),所属部室名およ
び資格が表示される。
【0092】『認証一覧』画面の機能ボタン毎の機能内
容を以下に示す。 ・認証 : 図13に示す『国内出張兼仮払認証入力』画面を表示させるた めのものである。 ・転送 : 定められた認証権限者が不在の場合に,他の認証権限者に転送す る ・ソート : 一覧表示の表示順を変更する ・追跡表示: 処理済みのデータの回議状態を追跡表示する ・終了 : 本一覧画面を終了する
【0093】一覧画面において,仮払認証したいデータ
行をカーソルにより選択し,認証ボタンを押下すると,
認証用クライアント22はDBサーバ13の申請テーブルよ
り当該データを取得し,図13の『国内出張申請兼仮払認
証入力』画面を表示する。図13の画面を用いて,認証権
限者は仮払申請データの国内出張の事態内容,各種金額
計,費用負担課等の会計情報等の詳細内容を確認する。
【0094】図13の画面内の旅費内訳ボタンを押下する
と,『国内出張旅費内訳参照』画面(図示略)が表示さ
れるので,認証権限者は旅行日当,宿泊費,交通費,雑
費の内訳情報を確認することができる。(認証権限者の
使用する各種費用内訳の画面レイアウトは,図11に示す
画面とほとんど同じである。)
【0095】詳細内訳情報の確認が終りキャンセル・ボ
タンを押すと,図13の画面に戻る。図13の画面で各種費
用,要仮払額計および仮払金額の内容を確認したうえ
で,認証権限者は認証結果(承認または否認)を入力指
定する。承認ボタンを押下すると認証完了となるが,否
認ボタンを押下すると『認証否認理由入力』画面(図示
略)が表示され,否認コメントを入力したうえでOKボ
タンを押下すると否認完了となる。
【0096】認証権限者によって認証された場合,申請
テーブルと同じデータ内容でDBサーバ13のデータベー
ス14に精算テーブル(国内出張事態申請テーブル,国内
出張旅費内訳テーブル,国内出張交通費内訳テーブル,
国内出張雑費内訳テーブル,会計伝票テーブル)が作成
される。認証権限者によって否認された場合,申請者は
その否認コメントにより仮払申請データを修正し再申請
するか,または仮払申請データの取消を行う。
【0097】認証結果に応じてDBサーバ13のデータベ
ース14に認証履歴テーブル(図23)が作成され,国内出
張の仮払認証が完了となる。このとき,認証が完了した
旨はデータベース14の申請テーブルの従業員番号によ
り,その申請者の申請用クライアント21に送るべき情報
として(処理されるべきプロセス中に)ワークフロー上
でアプリケーションサーバ12に蓄積される。
【0098】図4は,国内出張・仮払精算(図2のステ
ップ54)の詳細業務フローを示している。この業務処理
は申請用クライアント21において実行される。
【0099】国内出張より戻った従業員は,申請用クラ
イアント21で仮払精算の申請作業を行う(ステップ5
4)。従業員は申請用クライアント21を立上げて,ユー
ザIDとパスワードを入力し,このチェックをパスする
と,図8の処理メニュー画面が表示される。この処理メ
ニュー画面において国内出張ボタンを押下すると,国内
出張メニュー画面(図示略)が表示される。この国内出
張メニュー画面は,出張申請&仮払申請か精算かを選択
するものである。従業員が精算ボタンを押下すると,申
請用クライアント21はDBサーバ13から当該従業員の国
内出張の未精算一覧情報を取得し,国内出張旅費精算一
覧画面を表示する(ステップ71)。この一覧画面には,
ログインしたユーザIDに基づいてDBサーバ13の従業
員マスター(図19)から取得した当該従業員の社員番
号,社員氏名,所属部室名および資格の情報が表示され
る。
【0100】一覧画面において,仮払精算したいデータ
行を選択し精算ボタンを押下すると,認証用クライアン
ト21はDBサーバ13の精算テーブル(図21)より当該デ
ータを取得し,図14の『国内出張旅費精算入力』画面を
表示するので,従業員はその表示内容を修正して仮払精
算を行う(ステップ72)。
【0101】図14の画面で国内出張の事態内容(出張
日,出張地,出張先,用件等)に変更があった場合は,
当該データ項目を入力指定する。また,国内出張経費の
会計情報(摘要,費用負担課,形態,等)に変更があっ
た場合は,当該データ項目を入力指定する。
【0102】図14の画面内の旅費内訳ボタンを押下する
と,図15の『国内出張旅費精算旅費内訳』画面が表示さ
れるので,従業員は仮払申請内容と異なる旅行日当・宿
泊費,交通費,雑費について修正を行う(ステップ7
3)。《旅行日当計》および《宿泊費計》は,自動計算
および表示される。交通費について,国内出張経費対象
外の金額はプライベート金額の欄に入力指定する。《交
通費計》および《内,現金計》は,自動計算され,表示
される。
【0103】法人クレジットカードを使用した場合は,
図15の画面において従業員は法人カード明細入力ボタン
を押下する。すると図16の『法人クレジットカード明細
入力』画面が表示されるので,この画面において従業員
は利用金額を入力指定する(ステップ74)。法人クレジ
ットカードの利用金額毎に,《利用日》,《勘定科
目》,《備考》,《金額》を入力指定する。但し,国内
出張の経費対象外で法人クレジットカードを使用した場
合は,《勘定科目》のプルダウンよりプライベートを選
択指定する。法人クレジットカード明細入力が終わり,
OKボタンを押下すると,図15の画面に戻る(ステップ
75)。図15の画面でOKボタンを押下すると,図14の画
面に戻る(ステップ76)。
【0104】図14の画面の《現金精算額》,《法人
カード》,《プライベート》,《仮払金額》,《精
算差額(−−−)》は自動計算されて表示され
る。緊急の仮払精算のときに,定められた次作業者(認
証権限者)が不在の場合には,《次作業者指定》のチェ
ック・ボックスをチェックし,プルダウンより次作業者
(認証権限者)を選択指定することにより認証権限者の
変更が可能となる。各種精算金額の確認を行い精算実行
ボタンを押下すると,入力指定データはDBサーバ13の
データベース14に精算テーブル(国内出張事態申請テー
ブル,国内出張旅費内訳テーブル,国内出張交通費内訳
テーブル,国内出張雑費内訳テーブル,会計伝票テーブ
ル)が作成され,国内出張の仮払精算が完了となる(ス
テップ77)。仮払精算の申請があった旨は,データベー
ス14の上記の申請データとのリンク情報を伴って,その
申請を認証すべき情報として(処理されるべきプロセス
の中に)ワークフロー上でアプリケーション・サーバ12
に蓄積される。
【0105】仮払精算データ内容(法人クレジット・カ
ードを使用した場合等)により確証点検用台紙が必要な
場合は,精算実行ボタンが押されたときに,この台紙が
自動的にクライアント21のプリンタによって印刷され
る。確証点検用台紙を図18に示す。従業員はこの台紙に
確証(法人カードの利用控,領収書等)を貼付し牽制セン
ター30へ送付する。(牽制センター30での確証照合作業
の為)
【0106】図5は,国内出張・精算認証(図2のステ
ップ55)の詳細業務フローを示している。この業務処理
は認証用クライアント22において実行される。
【0107】申請者からの仮払精算要求に応答し,認証
権限者は認証用クライアント22で仮払精算内容の確認お
よび認証作業を行う(ステップ55)。認証用クライアン
ト22を立上げて,ユーザIDとパスワードを入力し,こ
のチェックをパスすると,図8の処理メニュー画面が表
示される。認証権限者が,この処理メニュー画面におい
て認証ボタンを押下すると,認証メニュー(図示略)が
表示される。この認証メニュー画面は,認証か転送かを
選択するものである。認証権限者が認証ボタンを押下す
ると,認証用クライアント22はDBサーバ13から当該認
証権限者の未認証一覧情報を取得し,『認証一覧』画面
を表示する(ステップ81)。この一覧画面には,ログイ
ンしたユーザIDに基づいてDBサーバ13の従業員マス
ター(図19)より取得した当該認証権限者の社員番号,
社員氏名,所属部室名および資格が表示される。
【0108】一覧画面において,仮払精算認証したいデ
ータ行を選択し認証ボタンを押下すると,認証用クライ
アント22はDBサーバ13の精算テーブル(図21)より当
該データを取得し,『国内出張旅費精算認証入力』画面
(図示略)を表示する(ステップ82)。(認証権限者の
使用する画面レイアウトは,申請者の精算画面(図14)
とほとんど同じである。)
【0109】『国内出張旅費精算認証入力』画面で,認
証権限者は仮払精算データの国内出張の事態内容,各種
金額計,費用負担課等の会計情報等を確認する。画面内
の旅費内訳ボタンを押下すると,『国内出張旅費内訳参
照』画面(図示略)が表示されるので,認証権限者は旅
行日当,宿泊費,交通費,雑費について確認する(ステ
ップ83)。
【0110】法人クレジット・カードを使用している場
合は,法人カード明細参照ボタンを押下すると,『認証
法人クレジット・カード明細参照』画面(図示略)が表
示されるので,認証権限者は利用金額を確認する(ステ
ップ84)。法人クレジット・カード明細参照が終わり,
キャンセルボタンを押下すると,『国内出張旅費内訳参
照』画面に戻る(ステップ85)。『国内出張旅費内訳参
照』画面でキャンセルボタンを押下すると,『国内出張
旅費精算認証入力』画面に戻る(ステップ86)。
【0111】仮払精算データの詳細内容の確認後,『国
内出張旅費精算認証入力』画面で,認証権限者は認証結
果(承認または否認)を入力指定する。承認ボタンを押
下すると認証完了となるが,否認ボタンを押下すると
『認証否認理由入力』画面が表示されるので,認証権限
者が否認コメントを入力したうえでOKボタンを押下す
ると否認完了となる。認証権限者によって否認された場
合,申請者はその否認コメントにより仮払精算データを
修正後に再申請する。認証結果に応じてDBサーバ13の
データベース14に認証履歴テーブル(図23)が作成さ
れ,国内出張の仮払精算認証が完了となる(ステップ8
7)。
【0112】図6は,経費処理の定時バッチの詳細フロ
ーを示している。この業務処理はアプリケーションサー
バ12において実行される。
【0113】認証された仮払申請データおよび仮払精算
データについては,1日2回の経費バッチ処理により,
アプリケーション・サーバ12が下記データを作成し,そ
れぞれ該当するコンピュータへ送信する。 ・会計仕訳データファイル → 経理システム15へ送信 ・一括振込依頼データファイル → 銀行のホストコンピュータ4 0へ送信 ・会計データテーブル/貸越勘定テーブル/入出金テーブル → DBサーバ13へ送信
【0114】具体的には,経費バッチ処理の締め時間
(11時半および17時半)までの認証済みかつ未処理のト
ランザクション・データが処理対象となるので,次に述
べる処理を経費バッチ処理対象のトランザクション・デ
ータ数だけ繰り返し行う(ステップ91)。
【0115】貸越勘定テーブルは,従業員番号に対応し
て最新の従業員貸越残高を記憶するものである。従業員
貸越残高とは,仮払金額が精算金額より多かった場合の
戻入金額(従業員が企業へ返還すべき金額)である。こ
の金額をDBサーバ13の貸越勘定テーブルで従業員毎に
記憶しておき,次の仮払申請のときにその従業員に仮払
すべき金額(仮払申請金額)から従業員貸越残高を差引
いた残金をその従業員の経費処理専用口座42に振込むこ
とにより調整する。
【0116】申請時に作成されているDBサーバ13の会
計伝票テーブル(図22)のデータより,貸方および借方
の勘定科目コード,摘要コード,相手先コード等を作成
し,DBサーバ13の会計データテーブル(図25)に格納
するとともに,既存の経理システムへ送信する「会計仕
訳データファイル」に格納する。(ステップ92)
【0117】DBサーバ13の申請テーブルまたは精算テ
ーブル(図21,22)および貸越勘定テーブル(図24)よ
り,当該従業員の経費処理専用口座への振込金額を決定
し,銀行へ送信する「一括振込依頼データファイル」に
格納する。具体的には,申請テーブルまたは精算テーブ
ルより,下式で要出金金額を計算する。 ・仮払申請の場合: 要出金金額=仮払申請金額 ・仮払精算の場合: 要出金金額=現金支払の精算申請金額−仮払申請金額 また,要出金金額および当該従業員の貸越勘定テーブル
を使い,下式により仮口座振込金額を計算する。 仮口座振込金額=要出金金額+従業員貸越残高 上式で計算された仮口座振込金額の符号により,以下の
様に口座振込金額および従業員貸越残高を決定し,「一
括振込依頼データファイル」の口座振込金額をセット
し,DBサーバ13の貸越勘定テーブルの従業員貸越残高
を更新する。(ステップ93) ・仮口座振込金額≧0の場合 : 口座振込金額 =仮口座振込金額 従業員貸越残高=0 ・仮口座振込金額<0の場合 : 口座振込金額 =0 従業員貸越残高=仮口座振込金額
【0118】DBサーバ13の会計データテーブルおよび
入出金履歴テーブルを作成し,貸越勘定テーブルを更新
する(ステップ94)。会計データテーブルについては,
既存の経理システムへ送信する「会計仕訳データファイ
ル」を作成する際に作成する。貸越勘定テーブルについ
ては,銀行への口座振込金額を決定する際に使用し,最
新の従業員貸越残高を更新する。入出金履歴テーブル
(図24)は,当該従業員の仮払申請および仮払精算によ
る入出金情報を履歴管理するテーブルで,各データ項目
を以下の様にセットする。 <仮払申請時> <仮払精算時> ・精算金額 : 0 精算金額(現金/法クレカ/チケッ ト毎) ・経費出金金額 : 仮払申請金額 現金精算金額−仮払申請金額(正の 結果となったときのみ,それ以外の ときは0とする) ・経費戻入金額 : 0 仮払申請金額−現金精算金額(正の 結果となったときのみ,それ以外の ときは0とする) ・口座振込金額 : ( 前述の口座振込金額 ) ・従業員貸越残高 : ( 前述の従業員貸越残高 ) ・会社決済経費 利用金額: 0 法人クレジットカード利用金額 + 企業内・旅行業者のチケット 金額
【0119】国内出張で必要なチケット(JR券または
航空券)を企業内の旅行業者より取得する場合,従業員
は申請用クライアント21を立上げて,本システム内のチ
ケットシステムより希望チケットの入力指定をする。企
業内の旅行業者は,従業員からの希望チケット情報によ
り,取得チケット情報および最終決定金額をシステム登
録し,発券チケットを従業員の希望日にデリバリィす
る。
【0120】システムにより国内出張の仮払申請が認証
された場合,従業員は国内出張へ出かける。出張先での
各種費用は,経費処理専用口座に振り込まれている仮払
金額をCD/ATM機より引出して支払い,仮払申請時
に法人クレジット・カードで支払をすると申請した費用
については,法人クレジット・カードで支払う。(法人
クレジット・カードで支払った場合,領収書および利用
控を貰うのが必須である。)
【0121】仮払精算を行った申請者から送付された確
証点検用台紙(図18の確証点検用台紙に確証(法人カー
ドの利用控,領収書等)を添付したもの)が牽制センタ
ー30へ届くと,牽制センターでは図2の全体業務フロー
の最後に示している確証照合作業を行う(図2のステッ
プ57)。確証点検用台紙には,申請番号を表わすバーコ
ード,従業員がシステム入力した精算金額,特殊な支払
種別毎の内訳金額,出張期間/出張先/用件等の事態内
容,科目,摘要コード等が印刷されている。
【0122】牽制センター30の確証照合作業は,紙ベー
スで仮払精算内容と確証との突合せチェック,および仮
払精算内容による妥当性確認(一次点検),一次点検者
の照合作業の精査(二次点検)等を行うものである。一
次点検においては,一次点検者が確証点検用台紙に印刷
された各種金額と同台紙に貼付された領収書,利用控等
の金額を照合する。仮払精算データが認証用クライアン
ト22において認証権限者によって認証されると,そのデ
ータは牽制センター30の牽制用クライアント31に送信さ
れる。一次点検者は確証点検用台紙に印刷されたバーコ
ード(申請番号)をクライアント31に接続されているバ
ーコード・リーダで読取らせる。クライアント31にはそ
のバーコードに対応する仮払精算データが認証,否認ボ
タンとともに表示される。一次点検者は認証または否認
を入力する。
【0123】一次点検者が認証ボタンを押すと,その仮
払精算データはワークフロー上で二次点検者に送られる
べきものに保存される。一次点検者が否認した場合に
は,牽制用クライアント31はDBサーバ13の精算テーブ
ルから情報取得し,クライアント31に表示する。金額以
外(摘要等)については一次点検者が修正し,その仮払
精算データは二次点検者に送られるべきものとして保存
される。金額修正が必要な場合はコメント付きで否認
し,その仮払精算データは申請者に戻される。一次点検
者の認証または否認データを用いて,DBサーバ13の認
証履歴テーブルが作成される。
【0124】一次点検者が認証した,または金額以外の
修正をした仮払精算データは二次点検者によって牽制ク
ライアント31に表示され,二次点検者が一次点検者の確
証照合結果を精査する。二次点検者がコメント付きで否
認した場合は,その仮払精算データは一次点検者に戻る
が,二次点検者が認証すると,当該仮払精算データはワ
ークフロー完了となる。二次点検者の認証または否認デ
ータを用いて,DBサーバ13の認証履歴テーブルが作成
される。
【0125】図7は,国内出張・法人クレジット・カー
ドの消込処理の詳細業務フローを示している。法人クレ
ジット・カードの利用金額については,月1回クレジッ
ト会社より請求書が発送され,指定日に企業口座より自
動引落となり,クレジット会社と企業間の決済は完了す
る(ステップ101 )。企業と法人クレジット・カードを
利用した従業員との間の決済について説明する。
【0126】法人クレジット・カードの利用金額につい
ては,請求明細データファイルがクレジット会社から定
期的に送信されるので,アプリケーション・サーバ12が
システムの夜間バッチ処理で仮払精算データと請求明細
データのマッチング処理(マッチングキーは,利用日お
よび利用金額である。)を行い,会計消込処理を行う
(ステップ102)。マッチング結果は,DBサーバ13の
精算テーブル(会計伝票テーブル:図22)および入出金
テーブル(法人クレジット利用明細テーブル:図24)の
突合区分と突合相手識別番号にセットされる。すなわ
ち,マッチングOKの場合には突合区分が1にセットさ
れ,マッチングした相手の識別番号(会計伝票テーブル
の申請番号から申請一連番号まで,法人クレジット利用
明細テーブルの従業員番号から連番まで)が格納され
る。マッチングNGの場合には突合区分が0にセットさ
れ,相手の識別番号は記述されない。(本システムで
は,法人カード番号と従業員とのリンク情報のマスター
を持っている。)
【0127】仮払精算データの認証と請求明細データフ
ァイルが送信される時点が合わない場合,複数の種類の
支払金額の合計が請求明細データファイルに記載されて
いる場合,仮払精算データに誤りがある場合等において
は,アプリケーション・サーバ12による自動マッチング
処理ではマッチングOKとならない。従業員は申請用ク
ライアント21において,図8の処理メニュー画面で法人
カード明細マッチング・ボタンを押すと,その従業員に
ついての仮払精算データであって,マッチングNGとな
っているものが,図17の『法人クレジットカード明細マ
ッチング』画面として表示される(ステップ103 )。画
面には,請求明細データと仮払精算データのアンマッチ
分を表示されるので,従業員が内容確認する。内容確認
の結果,従業員はn:mの手動マッチング(該当する行
を選択する)を行う。この手動マッチング結果も会計伝
票テーブルおよび法人クレジット利用明細テーブルに格
納される。マッチングキー(利用日および利用金額)の
入力ミスのものについては,従業員は仮払精算データの
修正および再申請を行う(ステップ104,105)。
【0128】上記実施例は法人クレジット・カードが利
用可能なものであるが,法人クレジット・カードを用い
ない場合には,上記実施例において法人クレジット・カ
ードに関するデータ,処理を省略すればよい。
【0129】申請用クライアント21に搭載される申請用
プログラムは図3のステップ61〜64の処理を行うものに
あり,精算用プログラムは図4のステップ71〜76の処理
を行うものである。これらのプログラムはCD−RO
M,磁気テープ等からWebサーバ11にインストールさ
れ,各クライアント21にダウンロードされ,そのハード
ディスクに格納される。
【0130】請求項に記載の用語と実施例の用語との対
応関係は次の通りである。この用語対応関係の記述は発
明の把握を容易にすることのみを目的とするものであっ
て,請求項に記載の用語の解釈が実施例に限定されない
のは言うまでもないことである。
【0131】 請 求 項 実 施 例 申請テーブル 図21の国内出張事態申請テーブル,国内 出張旅費内訳テーブル,国内出張交通費 内訳テーブル,国内出張雑費内訳テーブ ル,会計伝票テーブル 精算テーブル 図21の国内出張事態申請テーブル,国内 出張旅費内訳テーブル,国内出張交通費 内訳テーブル,国内出張雑費内訳テーブ ル,会計伝票テーブル 認証履歴テーブル 図23の認証履歴テーブル 入出金テーブル 図24の貸越勘定テーブル,入出金履歴テ ーブル,法人クレジット利用明細テーブ ル,会計データテーブル クレジット・カード利用明細テーブル 図24の法人クレジット利用明細テーブル 従業員マスター 図19の従業員マスター 申請番号 図21〜23に示すのテーブルのインデック スキー 従業員番号 図21の従業員マスターのインデックスキ ー(システム利用のチェックで使用され るユーザIDおよびパスワード含む概念 である。) 事態に関するデータ 図21の国内出張事態申請テーブルに格納 される出張日(出発日,帰着日),出張 期間,出張地名,出張先名,出張用件名 等 現金仮払金額 図10および図13の表示画面の仮払金額 クレジット・カード支払予定金額 図21の国内出張旅費内訳テーブル,国内 出張交通費内訳テーブル,および国内出 張雑費内訳テーブルの法人カード利用区 分がオン(1)の場合における合計金額 現金支払経費計上金額 図21の国内出張旅費内訳テーブル,国内 出張交通費内訳テーブル,および国内出 張雑費内訳テーブルの法人カード利用区 分およびSAS利用区分ともオフ(0) の場合における合計金額 クレジット・カード支払経費計上金額 図22の会計伝票テーブルで経費科目(借 方勘定科目コードが国内出張となってい るもの)のクレジット・カード支払(伝 票区分より分る)の伝票金額 クレジット・カード支払非経費金額 図22の会計伝票テーブルでプライベート 利用(借方勘定科目コードが従業員貸越 となっているもの)のクレジット・カー ド支払の伝票金額 申請か精算かの区別 図21および22に示す申請/精算テーブル ,および図24の認証履歴テーブルの取引 区分で示される 認証結果 図23の認証履歴テーブルの認証結果 認証をした者の従業員番号 図23の認証履歴テーブルの認証者従業員 番号 振込金額 図24の入出金履歴テーブルの口座振込金 額 経費金額 図24の入出金履歴テーブルの精算金額の 合計 従業員貸越残高 図24の貸越勘定テーブルの従業員貸越残 高または入出金履歴テーブルの従業員貸 越残高 クレジット・カード番号 図19の従業員マスターの法人カード会員 番号 クレジット・カード利用金額 図24の法人クレジット利用明細テーブル の法人カード利用金額 クレジット・カード利用明細テーブル 図24の法人クレジット利用明細テーブル 整合の旨を表わすデータ 図22の会計伝票テーブルおよび図24の法 人クレジット利用明細テーブルの法人カ ード突合区分のデータ 精算実行ボタン 図14の国内出張旅費精算入力画面の入力 データを精算申請する為のコマンドボタ ン「精算実行」 確証点検用台紙 図18に示す出力帳票であり,クレジット ・カード利用等の場合に牽制センターへ 送付する確証を貼り付ける台紙 牽制用認証に関するデータ 牽制センターの一次または二次点検者の 認証区分,点検者の従業員番号,認証結 果(図23の認証履歴テーブル参照)
【図面の簡単な説明】
【図1】小口経費処理システムの全体を示すものであ
る。
【図2】業務の全体の流れを示すフローチャートであ
る。
【図3】仮払申請処理を示すフローチャートである。
【図4】仮払精算処理を示すフローチャートである。
【図5】精算認証処理を示すフローチャートである。
【図6】経費処理の定時バッチ処理を示すフローチャー
トである。
【図7】法人クレジット・カードの消込処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】メニュー画面を示す。
【図9】国内出張申請兼仮払一覧画面を示す。
【図10】国内出張申請兼仮払入力画面を示す。
【図11】国内出張申請旅費内訳入力画面を示す。
【図12】認証一覧画面を示す。
【図13】国内出張申請兼仮払認証入力画面を示す。
【図14】国内出張旅費精算入力画面を示す。
【図15】国内出張旅費精算旅費内訳画面を示す。
【図16】法人クレジット・カード明細入力画面を示
す。
【図17】法人クレジット・カード明細マッチング画面
を示す。
【図18】確証点検用台紙を示す。
【図19】人事・経費マスターを示す。
【図20】業務経費マスターを示す。
【図21】申請/精算テーブルを示す。
【図22】申請/精算テーブルを示す。
【図23】認証履歴テーブルを示す。
【図24】入出金テーブルを示す。
【図25】会計データテーブルを示す。
【符号の説明】
11 Webサーバ 12 アプリケーション・サーバ 13 DBサーバ 21 申請用クライアント 22 認証用クライアント 30 牽制センター 31 牽制用クライアント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大野 修 東京都千代田区一番町16番 株式会社日本 総合研究所内 (72)発明者 三好 克美 東京都千代田区一番町16番 株式会社日本 総合研究所内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 CC36 CC39 DD01 DD04 DD05 EE02 EE21 GG04 GG07

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に交信が可能なサーバと,申請用ク
    ライアントと,認証用クライアントとから構成され,サ
    ーバは,申請テーブル,精算テーブル,認証履歴テーブ
    ルおよび入出金テーブルを備えるものであり,申請テー
    ブルは,申請番号と従業員番号との組ごとに,少なくと
    も申請された事態に関するデータ,現金仮払金額データ
    およびクレジット・カード支払予定金額データを記憶す
    るものであり,精算テーブルは,申請番号と従業員番号
    との組ごとに,少なくとも精算すべき事態に関するデー
    タ,現金支払経費計上金額データ,クレジット・カード
    支払経費計上金額データおよびクレジット・カード支払
    非経費金額データを記憶するものであり,認証履歴テー
    ブルは,申請番号ごとに,少なくとも申請か精算かの区
    別データ,認証結果データ,および認証をした者の従業
    員番号を記憶するものであり,入出金テーブルは,従業
    員番号と申請番号との組ごとに,少なくともその従業員
    の口座に振込んだ振込金額データ,経費金額データおよ
    び従業員貸越残高データを記憶するものであり,申請用
    クライアントは,従業員番号入力および申請要求に応答
    して,少なくとも事態,現金仮払金額およびクレジット
    ・カード支払予定金額に関するデータの入力を受付ける
    ための画面を表示し,従業員番号および入力されたデー
    タをサーバに送信し,従業員番号入力および申請番号を
    伴う精算要求に応答して,少なくとも事態,現金支払経
    費計上金額,クレジット・カード支払経費計上金額およ
    びクレジット・カード支払非経費金額に関するデータの
    入力を受付けるための画面を表示し,申請番号,従業員
    番号および入力されたデータをサーバに送信するもので
    あり,認証用クライアントは,認証要求に応答して,サ
    ーバの申請テーブルおよび認証履歴テーブル,または精
    算テーブルおよび認証履歴テーブルを参照して,認証す
    べき申請または精算に関するデータを表示し,入力され
    た認証結果を申請番号および従業員番号とともにサーバ
    に送信するものであり,サーバは,申請用クライアント
    から送信された従業員番号および申請に関するデータ,
    ならびに生成した申請番号を用いて申請テーブルを作成
    し,申請番号,従業員番号および精算に関するデータを
    用いて精算テーブルを作成し,認証用クライアントから
    送信された申請番号および認証に関するデータを用いて
    認証履歴テーブルを作成し,さらに,定期的に認証履歴
    テーブル,申請テーブルおよび精算テーブルを参照し
    て,認証されている申請および精算に関して入出金テー
    ブルを作成し,認証されている申請に関する入出金テー
    ブルの作成においては,申請テーブル内の認証されてい
    る現金仮払金額から該当する従業員番号の入出金テーブ
    ルの最新の従業員貸越残高を差引いて得られる金額が正
    の場合にはその金額を振込金額としかつ従業員貸越残高
    を零とし,負の場合には振込金額を零としかつ最新の従
    業員貸越残高から現金仮払金額を差引いて得られる金額
    を新たな従業員貸越残高として従業員番号と申請番号と
    の組に対応して格納し,認証されている精算に関する入
    出金テーブルの作成においては,精算テーブル内の認証
    されている現金支払経費計上金額とクレジット・カード
    支払経費計上金額の和を経費金額として算出し,振込金
    額から認証されている現金支払経費計上金額を差し引
    き,これに認証されているクレジット・カード支払非経
    費金額を加えた額を従業員貸越残高として算出し,算出
    した経費金額と従業員貸越残高を従業員番号と申請番号
    との組に対応して格納するものである,小口経費処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記サーバはさらに,クレジット・カー
    ド利用明細テーブルと従業員マスタを備え,クレジット
    ・カード利用明細テーブルは,クレジット・カード番号
    に対応して少なくともクレジット会社からのクレジット
    ・カード利用金額データを記憶するものであり,上記従
    業員マスタは,従業員番号に対応して少なくともその従
    業員が所持しているクレジット・カードの番号を記憶す
    るものであり,上記サーバは,従業員マスタに記憶され
    た従業員番号とクレジット・カード番号との対応関係を
    参照して,クレジット・カード利用明細テーブルのクレ
    ジット・カード利用金額と精算テーブルのクレジット・
    カード支払経費計上金額およびクレジット・カード支払
    非経費金額とを突合せて,整合した場合にはその旨をク
    レジット・カード利用明細テーブルおよび精算テーブル
    の突合せた各金額のデータに対応して記憶するものであ
    る,請求項1に記載の小口経費処理システム。
  3. 【請求項3】 上記申請用クライアントは,クレジット
    ・カード利用明細テーブルと精算テーブルとを参照し
    て,少なくとも整合の旨の記憶のないクレジット・カー
    ド利用金額とクレジット・カード支払経費計上金額およ
    びクレジット・カード支払非経費金額との一覧表を表示
    し,入力された整合の組合せにしたがって,整合の旨を
    クレジット・カード利用明細テーブルおよび精算テーブ
    ルの該当する金額のデータに対応して記憶するようにサ
    ーバに要求するものである,請求項2に記載の小口経費
    処理システム。
  4. 【請求項4】 上記申請用クライアントは精算実行ボタ
    ンをさらに表示するものであり,精算実行ボタンからの
    精算実行入力に応答して,入力された精算に関するデー
    タを申請番号および従業員番号とともにサーバに送信す
    るとともに,少なくとも申請番号を表わすコードならび
    に精算すべき事態およびクレジット・カード利用金額を
    印刷した確証点検用台紙を発行するようにプリンタを制
    御するものである,請求項1に記載の小口経費処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記サーバと交信可能な牽制用クライア
    ントをさらに備え,この牽制用クライアントは確証点検
    用台紙に印刷されたコードを読取るコードリーダを備
    え,コードリーダが読取った申請番号に対応する精算テ
    ーブルに基づいて精算に関するデータを表示し,入力さ
    れた牽制用認証結果に関するデータを申請番号とともに
    サーバに送信し,サーバは牽制用クライアントから送信
    された牽制用認証に関するデータと申請番号を用いて認
    証履歴テーブルを作成する,請求項4に記載の小口経費
    処理システム。
  6. 【請求項6】 既に申請された事態についてクレジット
    ・カードを利用した支払を含む支払を精算するためのシ
    ステムであり,事態の申請があったときに作成され,少
    なくとも申請番号,従業員番号,その従業員の口座に振
    込んだ振込金額およびその従業員の貸越残高を記憶する
    第1の入出金テーブル,従業員番号入力および申請番号
    を伴う精算要求に応答して,少なくとも事態,現金支払
    経費計上金額,クレジット・カード支払経費計上金額お
    よびクレジット・カード支払非経費金額の入力を受付る
    ための画面を表示する表示装置,上記表示装置に表示さ
    れた事態および各種金額を入力するための入力装置,な
    らびに上記第1の入出金テーブルの振込金額および上記
    入力装置から入力されたクレジット・カード支払非経費
    金額を正とし,上記入力装置から入力された現金支払経
    費計上金額を負として,新たな従業員貸越残高を算出
    し,少なくとも算出した従業員貸越残高と従業員番号お
    よび申請番号とを含む第2の入出金テーブルを作成する
    手段,を備えた精算システム。
  7. 【請求項7】 従業員番号入力および申請要求に応答し
    て,少なくとも事態,現金仮払金額およびクレジット・
    カード支払予定金額の入力を受付けるための画面を表示
    する上記表示装置,上記表示装置に表示された事態およ
    び各種金額を入力するための上記入力装置,ならびに上
    記入力手段から入力された現金仮払金額から該当する従
    業員番号の入出金テーブルの最新の従業員貸越残高を差
    引いて得られる金額が正の場合にはその金額を振込金額
    としかつ従業員貸越残高を零とし,負の場合には振込金
    額を零としかつ最新の従業員貸越残高から現金仮払金額
    を差引いて得られる金額を新たな従業員貸越残高として
    上記第1の入出金テーブルを作成する手段,をさらに備
    えた請求項6に記載の精算システム。
  8. 【請求項8】 従業員番号の入力を受付ける第1の手
    段,申請番号を伴う精算要求の入力を受付ける第2の手
    段,上記第1の入力手段で受付た従業員番号および上記
    第2の入力手段で受付けた申請番号を伴う精算要求に応
    答して,少なくとも精算すべき事態,現金支払経費計上
    金額,クレジット・カード支払経費計上金額およびクレ
    ジット・カード支払非経費金額に関するデータの入力を
    受付けるための画面を表示するとともに,上記データの
    入力を受付ける表示入力手段,および上記表示入力手段
    が受けたデータを,申請番号および従業員番号とともに
    サーバに送信する送信手段,を備えたクライアント・コ
    ンピュータ。
  9. 【請求項9】 上記表示入力手段は精算実行ボタンをさ
    らに表示するものであり,上記精算実行ボタンからの精
    算実行入力に応答して,上記表示入力手段が受けたデー
    タを申請番号および従業員番号とともにサーバに送信す
    るように上記送信手段を制御するとともに,少なくとも
    申請番号を表わすコードならびに精算すべき事態および
    クレジット・カード利用金額を印刷した確証点検用台紙
    を発行するようにプリンタを制御する手段,を備えた請
    求項8に記載のクライアント・コンピュータ。
  10. 【請求項10】 申請番号を伴う精算要求の入力を受付
    け,従業員番号の入力および申請番号を伴う精算要求の
    入力受付けに応答して,少なくとも精算すべき事態,現
    金支払経費計上金額,クレジット・カード支払経費計上
    金額およびクレジット・カード支払非経費金額に関する
    データの入力を受付けるための画面を表示するととも
    に,上記データの入力を受付け,受けたデータを,申請
    番号および従業員番号とともにサーバに送信するように
    クライアント・コンピュータを制御するためのプログラ
    ムを記録した媒体。
  11. 【請求項11】 従業員番号入力および申請要求に応答
    して,少なくとも事態,現金仮払金額およびクレジット
    ・カード支払予定金額に関するデータの入力を受付ける
    ための画面を表示し,従業員番号および入力されたデー
    タをサーバに送信するようにクライアント・コンピュー
    タを制御する申請用プログラム,および従業員番号入力
    および申請番号を伴う精算要求に応答して,少なくとも
    事態,現金支払経費計上金額,クレジット・カード支払
    経費計上金額およびクレジット・カード支払非経費金額
    に関するデータの入力を受付けるための画面を表示し,
    申請番号,従業員番号および入力されたデータをサーバ
    に送信するようにクライアント・コンピュータを制御す
    る精算用プログラム,を記録した媒体。
  12. 【請求項12】 相互に交信が可能なサーバと,申請用
    クライアントと,認証用クライアントとから構成され,
    サーバは,申請テーブル,精算テーブル,認証履歴テー
    ブルおよび入出金テーブルを備えるものであり,申請テ
    ーブルは,申請番号と従業員番号との組ごとに,少なく
    とも申請された事態に関するデータおよび現金仮払金額
    データを記憶するものであり,精算テーブルは,申請番
    号と従業員番号との組ごとに,少なくとも精算すべき事
    態に関するデータおよび現金支払経費計上金額データを
    記憶するものであり,認証履歴テーブルは,申請番号ご
    とに,少なくとも申請か精算かの区別データ,認証結果
    データ,および認証をした者の従業員番号を記憶するも
    のであり,入出金テーブルは,従業員番号と申請番号と
    の組ごとに,少なくともその従業員の口座に振込んだ振
    込金額データ,経費金額データおよび従業員貸越残高デ
    ータを記憶するものであり,申請用クライアントは,従
    業員番号入力および申請要求に応答して,少なくとも事
    態および現金仮払金額に関するデータの入力を受付ける
    ための画面を表示し,従業員番号および入力されたデー
    タをサーバに送信し,従業員番号入力および申請番号を
    伴う精算要求に応答して,少なくとも事態および現金支
    払経費計上金額に関するデータの入力を受付けるための
    画面を表示し,申請番号,従業員番号および入力された
    データをサーバに送信するものであり,認証用クライア
    ントは,認証要求に応答して,サーバの申請テーブルお
    よび認証履歴テーブル,または精算テーブルおよび認証
    履歴テーブルを参照して,認証すべき申請または精算に
    関するデータを表示し,入力された認証結果を申請番号
    および従業員番号とともにサーバに送信するものであ
    り,サーバは,申請用クライアントから送信された従業
    員番号および申請に関するデータ,ならびに生成した申
    請番号を用いて申請テーブルを作成し,申請番号,従業
    員番号および精算に関するデータを用いて精算テーブル
    を作成し,認証用クライアントから送信された申請番号
    および認証に関するデータを用いて認証履歴テーブルを
    作成し,さらに,定期的に認証履歴テーブル,申請テー
    ブルおよび精算テーブルを参照して,認証されている申
    請および精算に関して入出金テーブルを作成し,認証さ
    れている申請に関する入出金テーブルの作成において
    は,少なくとも申請テーブル内の認証されている現金仮
    払金額と該当する従業員番号の入出金テーブルの最新の
    従業員貸越残高とに基づいて振込金額および新たな従業
    員貸越残高を算出し,算出した新たな従業員貸越残高を
    従業員番号と申請番号との組に対応して格納し,認証さ
    れている精算に関する入出金テーブルの作成において
    は,少なくとも精算テーブル内の認証されている現金支
    払経費計上金額と振込金額とに基づいて経費金額および
    従業員貸越残高を算出し,算出した経費金額と従業員貸
    越残高を従業員番号と申請番号との組に対応して格納す
    るものである,小口経費処理システム。
  13. 【請求項13】 上記申請用クライアントは精算実行ボ
    タンをさらに表示するものであり,精算実行ボタンから
    の精算実行入力に応答して,入力された精算に関するデ
    ータを申請番号および従業員番号とともにサーバに送信
    するとともに,少なくとも申請番号を表わすコードおよ
    び精算すべき事態を印刷した確証点検用台紙を発行する
    ようにプリンタを制御するものである,請求項12に記載
    の小口経費処理システム。
  14. 【請求項14】 上記サーバと交信可能な牽制用クライ
    アントをさらに備え,この牽制用クライアントは確証点
    検用台紙に印刷されたバーコードを読取るコードリーダ
    を備え,コードリーダが読取った申請番号に対応する精
    算テーブルに基づいて精算に関するデータを表示し,入
    力された牽制用認証結果に関するデータを申請番号とと
    もにサーバに送信し,サーバは牽制用クライアントから
    送信された牽制用認証に関するデータと申請番号を用い
    て認証履歴テーブルを作成する,請求項13に記載の小口
    経費処理システム。
  15. 【請求項15】 従業員番号入力および申請要求に応答
    して,少なくとも事態および現金仮払金額の入力を受付
    けるための画面を表示する上記表示装置,上記表示装置
    に表示された事態および金額を入力するための入力装
    置,少なくとも上記入力手段から入力された現金仮払金
    額および該当する従業員番号の最新の従業員貸越残高に
    基づいて振込金額および従業員貸越残高を算出し,少な
    くとも申請番号,従業員番号,算出した振込金額および
    従業員貸越残高を記憶する第1の入出金テーブルを作成
    する手段,従業員番号入力および申請番号を伴う精算要
    求に応答して,少なくとも事態および現金支払経費計上
    金額の入力を受付るための画面を表示する上記表示装
    置,上記表示装置に表示された事態および各種金額を入
    力するための上記入力装置,ならびに少なくとも上記第
    1の入出金テーブルの振込金額および上記入力装置から
    入力された現金支払経費計上金額に基づいて新たな従業
    員貸越残高を算出し,少なくとも算出した従業員貸越残
    高と従業員番号および申請番号とを含む第2の入出金テ
    ーブルを作成する手段,を備えた精算システム。
  16. 【請求項16】 従業員番号の入力を受付ける第1の手
    段,申請番号を伴う精算要求の入力を受付ける第2の手
    段,上記第1の入力手段で受付た従業員番号および上記
    第2の入力手段で受付けた申請番号を伴う精算要求に応
    答して,少なくとも精算すべき事態および現金支払経費
    計上金額に関するデータの入力を受付けるための画面を
    表示するとともに,上記データの入力を受付ける表示入
    力手段,および上記表示入力手段が受けたデータを,申
    請番号および従業員番号とともにサーバに送信する送信
    手段,を備えたクライアント・コンピュータ。
  17. 【請求項17】 従業員番号入力および申請要求に応答
    して,少なくとも事態および現金仮払金額に関するデー
    タの入力を受付けるための画面を表示し,従業員番号お
    よび入力されたデータをサーバに送信するようにクライ
    アント・コンピュータを制御する申請用プログラム,お
    よび従業員番号入力および申請番号を伴う精算要求に応
    答して,少なくとも事態および現金支払経費計上金額に
    関するデータの入力を受付けるための画面を表示し,申
    請番号,従業員番号および入力されたデータをサーバに
    送信するようにクライアント・コンピュータを制御する
    精算用プログラム,を記録した媒体。
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