JP2021196663A - 送信プログラム、端末装置及び送信方法 - Google Patents

送信プログラム、端末装置及び送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】精算処理における利便性を向上させる。【解決手段】本願に係る送信プログラムは、端末装置により実行され、当該端末装置を用いた所定の決済手段による決済を実行する送信プログラムであって、所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付手順と、端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、受付手順により受け付けられた決済情報を、所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信手順とを前記端末装置に実行させることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、送信プログラム、端末装置及び送信方法に関する。
従来、各種の記憶媒体から取得した情報に基づいて、経費の精算処理を行う技術が知られている。例えば、ICカードに記録された乗降履歴データを、パーソナルコンピュータに接続されたカードリーダで読み取り、読み取られた乗降履歴データを、当該パーソナルコンピュータ上で動作する表計算ソフトウェア上で編集する技術が提案されている。
特開2007−79911号公報
しかしながら、上記の従来技術では、精算処理における利便性の点で改善の余地がある。例えば、上記の従来技術では、ICカードから乗降履歴データを読み取ったうえで、さらに編集操作が必要となるため、利便性がよいとはいえない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、精算処理における利便性を向上させることできる送信プログラム、端末装置及び送信方法を提供することを目的とする。
本願に係る送信プログラムは、端末装置により実行され、当該端末装置を用いた所定の決済手段による決済を実行する送信プログラムであって、前記所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付手順と、前記端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、前記受付手順により受け付けられた決済情報を、前記所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信手順とを前記端末装置に実行させることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、精算処理における利便性を向上させることできるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る送信処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る利用者端末の画面の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。 図8は、実施形態に係る送信処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る送信システムによる送信処理手順を示すシーケンス図である。 図10は、利用者端末の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る送信プログラム、端末装置及び送信方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る送信プログラム、端末装置及び送信方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の送信プログラム等により実現される送信処理について説明する。図1は、実施形態に係る送信処理の一例を示す図である。なお、図1において、実施形態に係る送信プログラムによる送信処理は、利用者端末100によって行われる。つまり、利用者端末100は、実施形態に係る送信プログラムによる制御に従って、実施形態に係る送信処理を実行する。
図1に示すように、実施形態に係る送信システム1は、決済サーバ10と、利用者端末100と、精算処理サーバ200と、事業者端末300とを含む。決済サーバ10、利用者端末100、精算処理サーバ200及び事業者端末300は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した送信システム1には、複数台の決済サーバ10、複数台の利用者端末100、複数台の精算処理サーバ200及び複数台の事業者端末300が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、利用者端末100を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供し、各種の決済を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、決済サーバ10は、取引対象の提供者や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間において電子マネーの移行等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
図1に示す利用者端末100は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、利用者端末100は、決済サーバ10や精算処理サーバ200、事業者端末300などによって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末100がスマートフォンである場合を示す。
図1に示す精算処理サーバ200は、利用者が属する組織(事業者)から利用者に対して支払われる経費の精算処理サービスを提供する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、精算処理サーバ200は、事業者と利用者とを紐付けて管理し、経費の精算対象を示す精算情報を利用者から受け付けた場合に、当該利用者に紐付けられた事業者に対して精算情報に基づく情報を提供することで、精算処理を実現する。具体的な例を挙げると、精算処理サーバ200は、利用者が利用するサービスであって、精算処理サービスと連携(紐付け)されているサービスにおける利用者の利用履歴を示す精算情報を受け付ける。
図1に示す事業者端末300は、事業者によって利用される情報処理装置である。事業者端末300は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、事業者端末300は、決済サーバ10や利用者端末100、精算処理サーバ200などによって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、事業者端末300がノート型PCである場合を示す。
なお、利用者端末100及び事業者端末300は、所定の情報処理を実現する制御情報を決済サーバ10や精算処理サーバ200から受け取った場合には、制御情報に従って情報処理を実現する。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)等のスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)等のスタイルシート言語により記述される。なお、決済サーバ10や精算処理サーバ200から配信される所定のアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
〔1−1.利用者端末100を用いた決済について〕
ここで、決済サーバ10が実行する送信処理に先立ち、利用者端末100を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報C1を示す2次元コードを用いて、利用者Uが利用者端末100を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者が任意の利用者端末100を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報C1は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、利用者端末100に予めインストールされた決済用のアプリケーション(以下、単に「決済アプリ」と記載する場合がある)を起動する。そして、利用者Uは、決済アプリを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報C1を撮影する。このような場合、利用者端末100は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受け付ける。そして、利用者端末100は、利用者Uを識別する利用者識別情報と、店舗識別情報C1(若しくは、店舗識別情報C1が示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報(例えば、店舗ID))と、決済金額とを示す情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報C1が示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末100へと送信する。このような場合、利用者端末100は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、利用者端末100を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末100を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末100は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、利用者端末100に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報(若しくは、利用者識別情報が示す情報、すなわち、利用者Uを示す情報(例えば、利用者ID))と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末或いは利用者端末100に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末100を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、利用者端末100は、店舗Aの口座に対して決済金額の電子マネーを移行させるとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
〔1−2.実施形態の概要について〕
ここで、従来、各種の記憶媒体から取得した情報に基づいて、経費の精算処理を行う技術が知られている。例えば、交通系の非接触型ICカードである記憶媒体から、交通機関の利用に関するデータである履歴データを読み取り、読み取った履歴データを1つの経費の単位として取り扱い可能な経費データへ変換する技術が提案されている。しかしながら、このような技術では、経費の申請処理に用いられる経費申請データの作成には、作成に用いる経費データの選択操作を申請者が行う必要があり、利便性がよいとは言えない場合がある。
そこで、利用者端末100は、実施形態に係る送信処理を実行する。以下、図1を用いて、利用者端末100が実行する送信処理について説明する。なお、以下の説明では、実施形態に係る送信プログラムの一例である決済アプリが利用者端末100に予めインストールされ、決済アプリによる制御に従って利用者端末100が実施形態に係る送信処理を実行するものとする。
また、以下の説明では、利用者端末100が利用者Uにより利用され、事業者端末300が利用者Uの属する事業者Bにより利用される例を示す。また、以下の説明では、利用者端末100を利用者Uと同一視し、事業者端末300を事業者Bと同一視する場合がある。すなわち、以下では、利用者Uを利用者端末100、事業者Bを事業者端末300と読み替えることもできる。
また、以下の説明では、精算処理サーバ200が提供する精算処理サービスに関するアプリケーション(以下、単に「精算処理アプリ」と記載する場合がある)が利用者端末100及び事業者端末300にインストール済みであり、利用者Uと事業者Bとが紐付けられて精算処理サーバ200に管理されているものとする。また、以下の説明では、決済サーバ10が提供する電子決済サービスにおける利用者Uのアカウント(利用者ID)と、精算処理サーバ200が提供する精算処理サービスにおける利用者Uのアカウントとが紐付けられており、アカウントの紐付けに関する情報が決済サーバ10及び精算処理サーバ200に管理されているものとする。
まず、利用者端末100は、利用者Uの電子決済に関する処理を実行する(ステップS1)。なお、図1の例において、利用者端末100は、上述した決済アプリを用いた決済手法により、店舗Aに対して決済を行ったものとする。
続いて、店舗Aの店員M1は、利用者Uにレシートを提供する(ステップS2)。例えば、店員M1は、利用者Uからの決済に応じて出力装置(例えば、プリンタや、POS(Point of Sales)端末など)OD1から出力(印刷)されるレシートを提供する。
なお、図1の例において、利用者Uが、店舗Aに対する決済を経費の精算対象とすることを希望したものとする。この場合、利用者端末100は、利用者Uの操作に応じて、経費の精算対象となる決済を示す決済情報の登録画面を表示する(ステップS3)。例えば、利用者端末100は、利用者Uからの操作に応じて決済アプリを起動し、利用者Uが決済アプリを用いて行った決済の履歴の一覧画面を表示する。そして、利用者Uは、一覧画面から、店舗Aに対する決済の履歴を選択し、利用者端末100に登録画面の表示を指示する。
続いて、利用者Uは、利用者端末100に表示された登録画面に決済情報を登録する(ステップS4)。例えば、利用者Uは、店舗Aに対する決済内容と、店舗Aから提供されたレシートを決済情報として登録する。
ここで、図2を用いて、利用者端末100が表示する登録画面について説明する。図2は、実施形態に係る利用者端末の画面の一例を示す図である。
図2に示すように、利用者端末100は、利用者Uが決済アプリを用いて店舗Aに対して行った決済を示す画面SC1を表示する。例えば、利用者端末100は、支払先や、決済金額(決済額)、決済が行われた日時(取引日時)などの情報を示す決済内容と、支払先から提供されたレシートの登録操作を行うための領域AR1とを含む画面SC1を表示する。言い換えると、利用者端末100は、決済内容が予め登録された状態の画面SC1を表示する。ここで、利用者Uが領域AR1に対する選択操作を行った場合、利用者端末100は、画面SC1から画面SC2に遷移させる。
図2に示すように、利用者端末100は、決済内容と、レシートの画像の登録操作を行うための領域AR2と、レシートの登録が完了したことを指示するための領域AR3とを含む画面SC2を表示する。ここで、利用者Uが領域AR2に対する選択操作を行った場合、利用者端末100は、自装置の撮像部を起動し、店舗Aから提供されたレシートの画像の撮影を利用者Uに指示する。そして、レシートの画像が撮影された場合、利用者端末100は、画面SC2から画面SC3に遷移させる。
図2に示すように、利用者端末100は、領域AR2に替えてレシートの画像P1を含む画面SC3を表示する。ここで、利用者Uが領域AR3に対する選択操作を行った場合、利用者端末100は、決済情報の登録を完了する。
図1に戻り、図1に示す送信処理の説明を続ける。利用者端末100は、登録された決済情報を、精算対象となる決済を示す精算情報として精算処理サーバ200に送信する(ステップS5)。例えば、利用者端末100は、図2に示す画面SC3に含まれるレシートの画像P1と、決済内容と、電子決済サービスにおける利用者Uの利用者IDとを含む決済情報を精算情報として精算処理サーバ200に送信する。
続いて、精算処理サーバ200は、精算情報に基づく経費の承認要求を事業者端末300に送信する(ステップS6)。例えば、精算処理サーバ200は、精算情報と、精算情報が示す経費の承認要求が発生したことを示す通知とを、利用者Uに紐付けられた事業者Bが利用する事業者端末300に送信する。
続いて、事業者端末300は、承認要求に対応する経費の支払要求を決済サーバ10に送信する(ステップS7)。例えば、事業者Bは、精算処理サーバ200から送信された精算情報の内容に不備があるか否かを確認する。そして、精算情報の内容に不備がない場合、事業者Bは、精算情報が示す経費の申請を承認し、事業者端末300を用いて、利用者Uに対する経費の支払いに関する支払要求を決済サーバ10に送信する。
続いて、決済サーバ10は、支払要求に対応する支払処理を実行する(ステップS8)。例えば、決済サーバ10は、経費の申請が承認された旨の通知を利用者端末100に送信する。そして、決済サーバ10は、決済アプリを用いた決済手段において利用可能な電子マネーであって、精算情報が示す経費(利用者Uによる店舗Aへの決済金額)分の電子マネーを、事業者Bの口座から利用者Uの口座へと移行させる。
以上のように、実施形態に係る利用者端末100は、決済アプリを用いて支払先に対する決済を実行すると共に、決済アプリを介して当該決済を経費の精算対象とする精算情報を精算処理サーバ200に送信する。これにより、実施形態に係る利用者端末100は、他のサービスから経費の精算に要する情報を収集することなく、経費を示すレシートを撮影することのみによって、経費の申請を行うことができる。すなわち、実施形態に係る利用者端末100は、精算処理における利便性を向上させることできる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図3を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図3に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、利用者端末100や、精算処理サーバ200、事業者端末300等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、利用者情報データベース32とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や事業者の口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図4を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図4の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者(利用者や事業者)に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報(識別子)が格納される。「口座残高」は、利用者や事業者が所有する口座の残高を示す。
すなわち、図4では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「UID#1」であり、口座残高が「7800」である例を示す。
(利用者情報データベース32について)
利用者情報データベース32は、決済サーバ10が提供する電子決済サービスの利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利用者情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、利用者情報データベース32は、「利用者ID」、「決済履歴」、「レシート情報」、「紐付け情報」といった項目を有する。
「利用者ID」は、電子決済サービスにおいて利用者を識別するための識別情報を示す。「決済履歴」は、利用者が決済アプリを用いた決済手法により決済を行った履歴を示し、例えば、支払先や、決済金額、決済が行われた日時などといった情報が格納される。「レシート情報」は、利用者が毛際アプリに登録したレシートに関する情報を示し、例えば、レシートの画像や、レシートの画像からOCR(Optical Character Recognition)を用いて特定した決済の内容などといった情報が格納される。
「紐付け情報」は、電子決済サービスにおける利用者のアカウントと、精算処理サービスにおける利用者のアカウントとの紐付けに関する情報を示し、例えば、「サービスID」、「利用者ID」といった項目を有する。「サービスID」は、精算処理サービスを識別するための識別情報を示す。「利用者ID」は、精算処理サービスにおいて利用者を識別するための識別情報を示す。
すなわち、図5では、利用者ID「UID#1」によって識別される利用者の決済履歴が「決済履歴#1」、レシート情報が「レシート情報#1」であり、サービスID「SID#1」によって識別される精算処理サービスにおける当該利用者の利用者IDが「PID#11」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図3に示すように、受付部41と、決済処理部42と、支払処理部43とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部41について)
受付部41は、利用者からの決済要求を受け付ける。例えば、図1の例において、受付部41は、店舗識別情報C1と、利用者Uが入力した決済金額とを含む情報を利用者端末100から受け付け、利用者情報データベース32に格納する。
また、受付部41は、経費の支払要求を受け付けてもよい。例えば、図1の例において、受付部41は、事業者端末300から、利用者Uに対する経費の支払いに関する支払要求を受け付ける。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済要求に従い、決済処理を実行する。例えば、図1の例において、決済処理部42は、利用者Uの口座から、店舗識別情報C1に対応する店舗Aの口座へと、利用者Uが入力した決済金額分の電子マネーを移行させる。
(支払処理部43について)
支払処理部43は、受付部41が受け付けた支払要求に従い、支払処理を実行する。例えば、図1の例において、支払処理部43は、経費の申請が承認された旨の通知を利用者端末100に送信する。そして、支払処理部43は、決済アプリを用いた決済手段において利用可能な電子マネーであって、精算情報が示す経費分の電子マネーを、事業者Bの口座から利用者Uの口座へと移行させる。
〔3.利用者端末の構成〕
次に、上述した送信処理を実現するための利用者端末100について図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る利用者端末の構成例を示す図である。図6に示すように、利用者端末100は、通信部110と、記憶部120と、撮像部130と、タッチパネル140と、制御部150とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、決済サーバ10や、精算処理サーバ200、事業者端末300等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
(撮像部130について)
撮像部130は、画像(動画或いは静止画)を撮像するための撮像装置である。撮像部130は、例えば、CCD(Charged-coupled devices)センサやCMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)センサ等の撮像素子により構成される。
(タッチパネル140について)
タッチパネル140は、液晶ディスプレイ等により実現され、各種情報を表示し、利用者の指や専用ペンで利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。
(制御部150について)
制御部150は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、利用者端末100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
ここで、制御部150は、複数のアプリケーションを実行することにより、利用者端末100に関する各種機能を実現することとなる。例えば、図6に示す例において、制御部150は、第1アプリケーション151や第2アプリケーション152を実行している。なお、制御部150は、図6に示すアプリケーション以外にも、任意の機能を発揮するための任意の数のアプリケーションを実行してよい。
第1アプリケーション151は、利用者端末100のOS(Operating System)となるアプリケーションである。第2アプリケーション152は、決済アプリであり、上述した送信処理を利用者端末100に実行させる。以下、図7を用いて、第2アプリケーション152が有する機能構成の一例ついて説明する。図7は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。図7に示すように、実施形態に係る第2アプリケーション152は、表示制御部1521と、受付部1522と、送信部1523とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(表示制御部1521について)
表示制御部1521は、利用者の操作に応じて利用者端末100の画面(タッチパネル140)の表示を制御する。例えば、図1の例において、表示制御部1521は、店舗Aに設置された店舗識別情報C1を撮影するための画面や、決済対象の価格を入力するための画面、決済が完了した旨の画面などを表示させる。また、表示制御部1521は、決済アプリを用いて行った決済の履歴の一覧画面や、図2に示す画面などを表示させる。
なお、図2の例において、表示制御部1521は、決済アプリを用いて行った決済による決済金額、当該決済が行われた日時、並びに、当該決済による支払先を示す情報(すなわち、決済内容)を、利用者Uによる変更が不可能な状態で表示させてもよい。
(受付部1522について)
受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける。例えば、図1の例において、受付部1522は、利用者Uが決済アプリを用いて店舗Aに対して行った決済を示す決済情報の登録(入力)を受け付ける。
また、受付部1522は、端末装置の画面であって、所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を、決済情報として受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、図2に示す画面に予め登録された決済内容を決済情報として受け付ける。
また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済による決済金額、当該決済が行われた日時、当該決済による支払先を示す情報の少なくともいずれかを含む決済情報を受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、図2に示す画面に予め登録された支払先や、決済金額、決済が行われた日時などの情報を含む決済情報を受け付ける。
また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済に応じて当該決済の支払先から出力される情報を示す画像を、決済情報として受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、決済に応じて支払先が利用する出力装置から出力される領収書や、支払先の店員等による手書きの領収書などを示す画像を受け付ける。
また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済の支払先から出力されるレシートを示す画像を、決済情報として受け付けてもよい。例えば、図1の例において、受付部1522は、出力装置OD1から出力されるレシートを示す画像を受け付ける。
なお、受付部1522は、レシートを示す画像からOCRを用いて特定される情報を決済情報として受け付けてもよい。
また、受付部1522は、端末装置により撮影される画像を決済情報として受け付けてもよい。例えば、図1の例において、受付部1522は、撮像部130により撮影されたレシートの画像P1を受け付ける。
ここで、決済金額、当該決済が行われた日時、支払先を示す情報などといった情報以外にも、例えば、利用者が属する組織(事業者)における経費精算の規定に応じた情報を決済情報に含めたいといった要望が考えられる。したがって、受付部1522は、端末装置の画面であって、所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に対する利用者の操作内容を、決済情報として受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、決済が完了したことを示す画面に表示される決済金額の一部を経費とする旨の操作内容(例えば、経費とする金額)を受け付ける。また、利用者が複数の精算処理サービスを利用可能である場合、受付部1522は、いずれかの精算処理サービスの指定を受け付ける。
また、受付部1522は、画面に対して利用者が入力した決済内容を示すコメントを、決済情報として受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、利用者が入力したコメントであって、利用者が属する組織における経費精算の規定を満たすための情報を含むコメントを決済情報として受け付ける。具体的な例を挙げると、受付部1522は、経費の種類(例えば、旅費交通費、接待交際費など)を示すコメントを受け付ける。また、決済が旅費交通費に関するものである場合、受付部1522は、移動手段や、移動経路などを示すコメントを受け付ける。また、決済が接待交際費に関するものである場合、受付部1522は、飲食等の参加者の名称、参加者が属する組織の名称などを示すコメントを受け付ける。
なお、受付部1522は、決済金額の一部を経費とすることを示すコメントを、決済情報として受け付けてもよい。例えば、受付部1522は、決済が完了したことを示す画面に表示される決済金額の一部を経費とする旨と、経費とする金額とを示すコメントを受け付ける。
さらに、利用者が複数の組織に属する場合(例えば、利用者が副業をしている場合)、適切な組織に経費の申請を行いたいといった要望が考えられる。したがって、受付部1522は、利用者が属する組織の指定を含む決済情報を受け付けてもよい。例えば、表示制御部1521は、利用者と紐付けられた複数の組織(例えば、精算処理サーバ200において利用者と紐付けて管理されている組織)を、利用者が選択可能な状態で画面に表示させる。そして、受付部1522は、画面に表示された組織の選択操作を受け付ける。
(送信部1523について)
送信部1523は、端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、受付部1522により受け付けられた決済情報を、所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する。例えば、図1の例において、送信部1523は、図2に示す画面SC3に含まれるレシートの画像P1と、決済内容と、電子決済サービスにおける利用者Uの利用者IDとを含む決済情報を精算情報として精算処理サーバ200に送信する。
また、送信部1523は、利用者が属する組織から利用者に対して支払われる所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、決済情報を送信してもよい。例えば、図1の例において、送信部1523は、利用者Uが属する事業者Bから利用者に対して支払われる経費の精算処理サービスを提供する精算処理サーバ200に対し、決済情報を送信する。
また、送信部1523は、所定の決済手段において利用可能な電子マネーを用いて利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、決済情報を送信してもよい。例えば、図1の例において、送信部1523は、決済アプリを用いた決済手段において利用可能な電子マネーを用いる経費の精算処理サービスを提供する精算処理サーバ200に対し、決済情報を送信する。
また、送信部1523は、利用者に紐付けられた情報処理装置に決済情報を送信してもよい。例えば、送信部1523は、決済サーバ10において利用者と紐付けて管理されている精算処理サービスに対し、決済情報を送信する。
〔4.利用者端末100による送信処理のフロー〕
次に、図8を用いて、実施形態に係る利用者端末100の送信処理の手順について説明する。図8は、実施形態に係る送信処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、利用者端末100は、経費の精算に関する操作を利用者から受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。操作を受け付けていない場合(ステップS101;No)、利用者端末100は、操作を受け付けるまで待機する。
一方、操作を受け付けた場合(ステップS101;Yes)、利用者端末100は、精算の対象となる決済を示す決済情報を受け付ける(ステップS102)。続いて、利用者端末100は、決済情報を送信し(ステップS103)、処理を終了する。
〔5.送信システム1による送信処理のフロー〕
次に、図9を用いて、実施形態に係る送信システム1による送信処理の手順について説明する。図9は、実施形態に係る送信システムによる送信処理手順を示すシーケンス図である。なお、図9に示すシーケンス図では、決済サーバ10、利用者端末100、精算処理サーバ200及び事業者端末300に関する処理を示す。
まず、利用者端末100は、決済アプリを用いた決済手法により決済を行った際に、店舗から提供されたレシートを撮影する(ステップS201)。続いて、利用者端末100は、決済アプリを介して経費の精算対象とする決済を示す決済情報(決済内容や、レシートの画像など)を精算処理サーバ200に送信する(ステップS202)。
続いて、精算処理サーバ200は、利用者端末100から送信された決済情報(精算情報)に基づく経費の承認要求を事業者端末300に送信する(ステップS203)。続いて、事業者端末300は、承認要求が示す経費の申請を承認する操作を事業者から受け付け、承認要求に対応する経費の支払要求を決済サーバ10に送信する(ステップS204)。続いて、決済サーバ10は、事業者端末300から受け付けた支払要求に対応する支払処理を実行する。
すなわち、送信システム1は、利用者が利用する端末装置と、決済サーバとを含む。端末装置は、所定の決済手段による決済を実行する端末装置であって、所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付部と、端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、受付部により受け付けられた決済情報を、所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信部とを有する。決済サーバは、精算情報に基づいて、端末装置の利用者に対する経費の支払処理を実行する支払処理部を有する。
〔6.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔6−1.決済情報について〕
上述の実施形態において、送信部1523が、レシートの画像及び決済内容を含む決済情報を精算情報として送信する例を示したが、送信部1523の機能はこのような例に限定されない。例えば、送信部1523は、利用者が属する組織における経費精算の規定に定められた任意の情報を、精算情報として送信してもよい。また、送信部1523は、レシートの画像を含まない決済情報を精算情報として送信してもよい。
〔6−2.レシートの画像の登録について〕
上述の実施形態において、決済アプリを用いて行った決済を経費の精算対象とすることを利用者が希望した場合に、受付部1522が、決済に応じて支払先から提供されたレシートの画像を受け付け、精算情報として利用する例を示した。しかしながら、受付部1522の機能はこのような例に限定されない。例えば、受付部1522は、経費の精算対象となる決済に限らず、決済アプリを用いて行なわれた決済のうち、利用者に任意に選択された決済について、支払先から提供されたレシートの画像の登録を受け付け、決済を識別するための情報(決済ID)と共に決済サーバ10に送信してもよい。そして、決済サーバ10は、受け付けたレシートの画像と、決済IDとを紐付けて利用者情報データベース32で管理し、利用者端末100からの要求に応じてレシートの画像を提供する。
これにより、利用者端末100は、決済アプリを用いて行った決済のそれぞれに対応するレシートの画像を利用者にすることができるため、利用者が紙媒体に印刷されたレシートを整理する必要がなくなり、利便性を向上させることができる。また、決済サーバ10OCRを用いてレシートの画像から特定した情報(例えば、利用者の購入履歴)に基づいて、利用者に広告コンテンツ等を提供することができるため、利用者に提供する情報の訴求効果を向上させることができる。
〔6−3.複数の精算処理サービスとの連携について〕
上述の決済サーバ10が提供する電子決済サービスは、一の精算処理サービスに限らず、複数の精算処理サービスと連携(紐付け)されてもよい。そして、送信部1523は、電子決済サービスに紐付けられた複数の精算処理サービスのいずれかに対し、決済情報を送信してもよい。例えば、利用者が複数の組織に属する場合、決済サーバ10は、利用者と、利用者が属する各組織と、各組織における経費の精算処理を行う際に利用される精算処理サービスとを紐付けて管理する。この場合、表示制御部1521は、利用者と紐付けられた組織を、利用者が選択可能な状態で画面に表示させる。そして、送信部1523は、利用者が選択した組織に紐付けられた精算処理サービス(言い換えると、精算処理サービスを提供する情報処理装置)に対し、決済情報を送信する。
なお、表示制御部1521は、利用者と紐付けられた複数の精算処理サービスを、利用者が選択可能な状態で画面に表示させてもよい。この場合、送信部1523は、利用者により選択された精算処理サービスに対し、決済情報を送信する。また、表示制御部1521は、利用者が登録した決済情報(例えば、経費の種類)に応じて、経費の申請先とする組織のサジェスト(提案)を示す情報、または、決済情報の送信先である精算処理サービスのサジェストを示す情報を表示させてもよい。
〔6−4.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔7.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る利用者端末100は、表示制御部1521と、受付部1522と、送信部1523とを有する。表示制御部1521は、利用者の操作に応じて利用者端末100の画面の表示を制御する。受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける。送信部1523は、端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、受付部1522により受け付けられた決済情報を、所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する。また、送信部1523は、利用者が属する組織から利用者に対して支払われる所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、決済情報を送信する。また、送信部1523は、所定の決済手段において利用可能な電子マネーを用いて利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、決済情報を送信する。また、送信部1523は、利用者に紐付けられた情報処理装置に決済情報を送信する。
これにより、実施形態に係る利用者端末100は、他のサービスから経費の精算に要する情報を収集することなく、所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を情報処理装置に送信することによって精算処理を実現できるため、精算処理における利便性を向上させることできる。
また、実施形態に係る利用者端末100において、例えば、受付部1522は、端末装置の画面であって、所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を、決済情報として受け付ける。また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済による決済金額、当該決済が行われた日時、当該決済による支払先を示す情報の少なくともいずれかを含む決済情報を受け付ける。また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済に応じて当該決済の支払先から出力される情報を示す画像を、決済情報として受け付ける。また、受付部1522は、所定の決済手段を用いた決済の支払先から出力されるレシートを示す画像を、決済情報として受け付ける。また、受付部1522は、端末装置により撮影される画像を決済情報として受け付ける。
これにより、実施形態に係る利用者端末100は、支払先から出力される情報を登録する処理を行うだけで精算処理を実現できるため、精算処理における利便性を向上させることできる。
また、実施形態に係る利用者端末100において、例えば、受付部1522は、端末装置の画面であって、所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に対する利用者の操作内容を、決済情報として受け付ける。また、受付部1522は、画面に対して利用者が入力した決済内容を示すコメントを、決済情報として受け付ける。また、受付部1522は、利用者が属する組織の指定を含む決済情報を受け付ける。
これにより、実施形態に係る利用者端末100は、利用者が属する組織の選択や、組織における経費精算の規定に応じた情報を含む精算情報法を送信し、精算処理を実現できるため、精算処理における利便性を向上させることできる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る利用者端末100は、例えば、図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、利用者端末100を例に挙げて説明する。図10は、利用者端末の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が利用者端末100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。また、HDD1400には、利用者端末100の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した利用者端末100は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 利用者情報データベース
40 制御部
41 受付部
42 決済処理部
43 支払処理部
100 利用者端末
110 通信部
120 記憶部
130 撮像部
140 タッチパネル
150 制御部
151 第1アプリケーション
152 第2アプリケーション
1521 表示制御部
1522 受付部
1523 送信部
200 精算処理サーバ
300 事業者端末

Claims (14)

  1. 端末装置により実行され、当該端末装置を用いた所定の決済手段による決済を実行する送信プログラムであって、
    前記所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付手順と、
    前記端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、前記受付手順により受け付けられた決済情報を、前記所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信手順と
    を前記端末装置に実行させることを特徴とする送信プログラム。
  2. 前記受付手順は、
    前記端末装置の画面であって、前記所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に表示される情報を、前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信プログラム。
  3. 前記受付手順は、
    前記所定の決済手段を用いた決済による決済金額、当該決済が行われた日時、当該決済による支払先を示す情報の少なくともいずれかを含む前記決済情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の送信プログラム。
  4. 前記受付手順は、
    前記端末装置の画面であって、前記所定の決済手段を用いた決済が完了したことを示す画面に対する前記利用者の操作内容を、前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  5. 前記受付手順は、
    前記画面に対して前記利用者が入力した決済内容を示すコメントを、前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項4に記載の送信プログラム。
  6. 前記受付手順は、
    前記所定の決済手段を用いた決済に応じて当該決済の支払先から出力される情報を示す画像を、前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  7. 前記受付手順は、
    前記所定の決済手段を用いた決済の支払先から出力されるレシートを示す画像を、前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項6に記載の送信プログラム。
  8. 前記受付手順は、
    前記端末装置により撮影される画像を前記決済情報として受け付ける
    ことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  9. 前記送信手順は、
    前記利用者が属する組織から前記利用者に対して支払われる所定の経費の精算処理を実行する前記情報処理装置に対し、前記決済情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1から8のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  10. 前記受付手順は、
    前記利用者が属する組織の指定を含む前記決済情報を受け付ける
    ことを特徴とする請求項9に記載の送信プログラム。
  11. 前記送信手順は、
    前記所定の決済手段において利用可能な電子マネーを用いて前記利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する前記情報処理装置に対し、前記決済情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1から10のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  12. 前記送信手順は、
    前記利用者に紐付けられた前記情報処理装置に前記決済情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1から11のうちいずれか1つに記載の送信プログラム。
  13. 所定の決済手段による決済を実行する端末装置であって、
    前記所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付部と、
    前記端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、前記受付部により受け付けられた決済情報を、前記所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  14. 端末装置により実行され、当該端末装置を用いた所定の決済手段による決済を実行する送信方法であって、
    前記所定の決済手段を用いた決済を示す決済情報を受け付ける受付工程と、
    前記端末装置の利用者に対して所定の経費の精算処理を実行する情報処理装置に対し、前記受付工程により受け付けられた決済情報を、前記所定の経費の精算対象となる決済の内容を示す精算情報として送信する送信工程と
    含むことを特徴とする送信方法。
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