JP7269188B2 - 出力制御プログラム、出力制御装置及び出力制御方法 - Google Patents

出力制御プログラム、出力制御装置及び出力制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、出力制御プログラム、出力制御装置及び出力制御方法に関する。
従来、利用者の決済を支援するサービスを提供する技術が知られている。このような技術の一例として、商品に付された光学シンボルが携帯型端末により読み取られて購入指示が行われた場合に、2次元コードを当該携帯型端末に表示させ、当該2次元コードをレシート発行機に読み取らせて商品情報を印刷したレシートを発行する技術が知られている。
特開2014-010521号公報
しかしながら、上述した技術では、決済を行う際の付加価値を提供できるとは限らない。
例えば、上述した技術では、単に2次元コードに記録されていた商品情報や、商品の外観画像などが印刷されたレシートを発行しているに過ぎず、決済を行う際の付加価値を提供できるとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、決済を行う際の付加価値を提供することを目的とする。
本願に係る出力制御プログラムは、利用者が利用する端末装置を用いる決済に関する操作に応じて、当該決済に関連する決済関連情報を取得する取得手順と、前記取得手順により取得された決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、決済を行う際の付加価値を提供できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る出力制御処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る決済情報データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る提供者端末の構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る提供者情報データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る決済情報データベースの一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。 図10は、実施形態に係る出力制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、提供者端末の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る出力制御プログラム、出力制御装置及び出力制御方法を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る出力制御プログラム、出力制御装置及び出力制御方法が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、本実施形態の出力制御プログラム等により実現される出力制御処理を説明する。図1は、実施形態に係る出力制御処理の一例を示す図である。なお、図1において、実施形態に係る出力制御プログラムによる出力制御処理は、提供者端末100によって行われる。つまり、提供者端末100は、実施形態に係る出力制御プログラムによる制御に従って、実施形態に係る出力制御処理を実行する。
図1に示すように、実施形態に係る出力制御システム1は、決済サーバ10と、提供者端末100と、利用者端末200と、出力装置300とを含む。決済サーバ10、提供者端末100、利用者端末200及び出力装置300は、ネットワークN(例えば、図2、6参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図1に示した出力制御システム1には、複数台の決済サーバ10、複数台の提供者端末100、複数台の利用者端末200及び複数台の出力装置300が含まれていてもよい。
図1に示す決済サーバ10は、利用者端末200を用いる電子決済に関する電子決済サービスを提供し、各種の決済を行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステムにより実現される。例えば、決済サーバ10は、取引対象(例えば、商品、サービス)の提供者や取引対象が提供される利用者の口座を管理しており、利用者からの決済要求に従って、口座間における電子マネーの送金等を行うことで、各種決済を実現する。なお、電子マネーとは、例えば、各種企業が独自に用いるポイントや通貨等であってもよく、日本円やドル等の国家により提供される貨幣を電子的に取引可能としたものであってもよい。
図1に示す提供者端末100は、利用者に取引対象を提供する提供者によって利用される情報処理装置である。提供者端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。また、提供者端末100は、提供者端末100によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、提供者端末100がノート型PCである場合を示す。
図1に示す利用者端末200は、利用者によって利用される情報処理装置である。利用者端末200は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末、ノート型PC、デスクトップPC、携帯電話機、PDA等により実現される。また、利用者端末200は、決済サーバ10によって配信される情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示する。なお、図1に示す例では、利用者端末200がスマートフォンである場合を示す。
図1に示す出力装置300は、提供者端末100から受信した情報を出力する情報処理装置である。出力装置300は、例えば、デジタルサイネージや、プリンタ等により実現される。なお、図1に示す例では、提供者端末100がプリンタである場合を示す。
図1に示すIoT(Internet of Things)機器400は、提供者によって利用される情報処理装置である。IoT機器400は、提供者端末100や、利用者端末200、出力装置300との間で情報の送受信が可能であればどのようなものであってもよく、例えば、提供者が管理する店舗に設置される自販機(券売機)や、POS(Point of Sales system)端末、2次元コードリーダー、提供者が管理する店舗を識別するための識別情報を示す信号(例えば、ビーコン)を発信する発信装置等により実現される。また、IoT機器400は、自機に実装されたソフトウェア(例えば、組み込みソフトウェア)利用し、情報の送受信を実現する。
ここで、提供者端末100が実行する出力制御処理に先立ち、利用者端末200を用いた決済(電子決済)の一例について説明する。なお、以下の説明では、店舗Aに配置された2次元コード(QRコード(登録商標))であって、店舗Aを識別する店舗識別情報C1を示す2次元コードを用いて、利用者Uが利用者端末200を用いた決済を行う例について説明するが、実施形態は、これに限定されるものではない。以下に説明する決済の一例は、任意の利用者Uが任意の利用者端末200を用いて、任意の店舗にて決済を行う場合においても適用可能である。また、店舗識別情報C1は、QRコード(登録商標)のみならず、バーコードや所定のマーク、番号等であってもよい。
例えば、利用者Uが店舗Aにて各種の商品やサービスといった決済対象(取引対象)の利用や購入に伴う決済を行う場合、利用者Uは、利用者端末200に予めインストールされた決済用のアプリケーションを起動する。そして、利用者Uは、アプリケーションを介して、店舗Aに設置された店舗識別情報C1を撮影する。このような場合、利用者端末200は、決済対象の価格を入力するための画面を表示し、利用者U或いは店舗Aの店員から決済金額の入力を受付ける。そして、利用者端末200は、利用者Uを識別する利用者情報と、店舗識別情報C1(若しくは、店舗識別情報C1が示す情報、すなわち、店舗Aを示す情報)と、決済金額とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。
このような場合、決済サーバ10は、利用者情報が示す利用者Uの口座から、店舗識別情報C1が示す店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させる。そして、決済サーバ10は、決済が完了した旨の通知を利用者端末200へと送信する。このような場合、利用者端末200は、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力することで、電子マネーによる決済が行われた旨を通知する。
なお、利用者端末200を用いた決済は、上述した処理に限定されるものではない。例えば、利用者端末200を用いた決済は、店舗Aに設置された店舗端末を用いたものであってもよい。例えば、利用者端末200は、利用者Uを識別するための利用者識別情報を画面上に表示させる。このような場合、店舗Aに設置された店舗端末は、利用者端末200に表示された利用者識別情報を読み取り、利用者識別情報と、決済金額と、店舗Aを識別する情報とを示す決済情報を決済サーバ10へと送信する。このような場合、決済サーバ10は、利用者識別情報が示す利用者Uの口座から、店舗Aの口座へと、決済金額が示す額の電子マネーを移行させ、店舗Aの店舗端末あるいは利用者端末200に対し、決済が完了した旨の画面や所定の音声を出力させることで、決済が行われた旨を通知してもよい。
また、利用者端末200を用いた決済は、利用者Uが予め電子マネーをチャージした口座から店舗Aの口座へと電子マネーを移行させる処理のみならず、例えば、利用者Uが予め登録したクレジットカードを用いた決済であってもよい。このような場合、例えば、利用者端末200は、店舗Aの口座に対して決済額の電子マネーを送金するとともに、利用者Uのクレジットカードの運用会社に対し、決済金額を請求してもよい。
ここで、従来、利用者の決済を支援するサービスを提供する技術として、商品に付された光学シンボルが携帯型端末により読み取られて購入指示が行われた場合に、2次元コードを当該携帯型端末に表示させ、当該2次元コードをレシート発行機に読み取らせて商品情報を印刷したレシートを発行する技術が知られている。しかしながら、このような技術を用いて発行するレシートには、単に2次元コードに記録されていた商品情報や、商品の外観画像などが印刷されているに過ぎず、決済を行う際の付加価値を利用者に提供できるとは限らない。
そこで、提供者端末100は、実施形態に係る出力制御処理を実行する。以下、図1を用いて、提供者端末100が実行する出力制御処理について説明する。なお、以下の説明では、提供者端末100が提供者M1により利用され、利用者端末200が利用者Uにより利用される例を示す。また、以下の説明では、提供者端末100を提供者M1及び店舗Aと同一視し、利用者端末200を利用者Uと同一視する場合がある。すなわち、以下では、提供者M1及び店舗Aを提供者端末100、利用者Uを利用者端末200と読み替えることもできる。
また、以下の説明では、提供者M1が管理する店舗A内に、店舗Aを識別する店舗識別情報C1が印刷された媒体、並びに、出力装置300が設置されているものとする。
まず、利用者Uは、利用者端末200を用いて店舗Aに設置された店舗識別情報C1を読み取る(ステップS1)。例えば、利用者Uは、上述した2次元コード等を用いた決済手法による決済を行うことを目的として、利用者端末200を用いて店舗識別情報C1を読み取り、店舗Aが提供する決済対象の利用や購入に伴い発生する金額(決済金額)を利用者端末200に入力する。
続いて、利用者端末200及び決済サーバ10は、利用者Uの電子決済に関する処理を実行する(ステップS2)。例えば、利用者端末200は、読み取った店舗識別情報C1と、利用者Uから入力された決済金額とを含む決済情報を決済サーバ10に送信する。そして、決済サーバ10は、利用者端末200から受け付けた決済情報に基づき、上述したQRコード等を用いた決済手法により、利用者Uから店舗Aに対する決済に関する処理を実行する。
なお、IoT機器400が、店舗を識別するための識別情報を示すビーコンを発信する発信装置である場合、利用者端末200は、IoT機器400から受信したビーコンが示すビーコン情報(例えば、店舗の識別子)を含む決済情報を、決済サーバ10に送信してもよい。そして、利用者端末200から受け付けたビーコン情報が示す店舗と、利用者端末200が読み取った店舗識別情報が示す店舗とが一致する場合、決済サーバ10は、利用者Uから店舗識別情報が示す店舗に対する決済に関する処理を実行する。一方、ビーコン情報が示す店舗と、店舗識別情報が示す店舗とが一致しない場合、決済サーバ10は、決済を認証できない旨の通知を利用者端末200へ送信する。
続いて、提供者端末100は、利用者からの決済に関連する決済関連情報を決済サーバ10から取得する(ステップS3)。例えば、提供者端末100は、決済関連情報として、利用者から提供者M1に対して新たに行われた決済を示す決済情報を取得する。具体的な例を挙げると、提供者端末100は、利用者Uから店舗Aに対する決済に関する決済情報(決済金額や、識別子(決済番号)、店舗Aを示す情報)を取得する。
続いて、提供者端末100は、決済関連情報を出力装置300に送信する(ステップS4)。例えば、提供者端末100は、ステップS3において取得した決済関連情報を出力させる制御情報を出力装置300に送信する。
なお、ステップS3及びS4における処理は、利用者端末200またはIoT機器400により行われてもよい。例えば、利用者端末200は、決済用のアプリケーションを利用して、利用者Uからの決済に関連する決済関連情報を決済サーバ10から取得し、当該決済関連情報を出力させる制御情報を出力装置300に送信する。また、IoT機器400は、組み込みソフトウェアの機能を利用して、利用者Uからの決済に関連する決済関連情報を決済サーバ10から取得し、当該決済関連情報を出力させる制御情報を出力装置300に送信する。
続いて、出力装置300は、決済関連情報を示すレシートを印刷する(ステップS5)。続いて、提供者M1は、出力装置300が印刷したレシートを利用者Uに提供する(ステップS6)。
例えば、提供者M1は、店舗識別情報C1の近傍に出力装置300を設置し、決済を行った利用者U自身が、出力装置300から印刷されるレシートを取得可能とする。そして、提供者M1は、利用者Uから提示されるレシートに対応する決済対象(例えば、レシートに印字された決済金額に対応する決済対象)を提供する。
また、提供者M1は、印刷されるレシートを提供者M1が取得可能な位置に出力装置300を設置する。そして、提供者M1は、出力装置300から印刷されるレシートと、当該レシートに対応する決済対象とを利用者Uに提供する。
なお、提供者端末100は、利用者が受け取る領収書が印字された領域と、提供者が受け取る伝票が印字された領域を含む印刷物を印刷するように出力装置300を制御してもよい。この場合、領収書が印字された領域と、伝票が印字された領域との境界部分を、出力装置300に搭載されたカッターやはさみ等の道具を利用して切断することにより、領収書及び伝票のそれぞれを、利用者及び提供者を受け取ることが可能となる。なお、提供者端末100は、出力装置300のオートカッター機能を制御することにより、領収書が印字された領域と、伝票が印字された領域との境界部分を、手で切り離すことが可能な状態(例えば、パーシャルカットされた状態)で印刷物を出力させてもよい。
また、提供者端末100が出力装置300に出力させる情報は領収書や伝票に限られず、例えば、提供者端末100は、食券や、入場券、各種公共交通機関に対応する乗車券などの金券を複数枚一綴りにした回数券であって、利用者の電子決済に対応する回数券を出力装置300に出力させてもよい。
以上のように、実施形態に係る提供者端末100は、利用者(コンシューマー)からのリアルタイムな決済情報を、電子決済のシステムに後付け可能な出力装置300から出力させる。これにより、実施形態に係る提供者端末100は、例えば、レジスターや券売機などを持たない小規模の店舗において、業務形態に応じた位置に設置された出力装置300から決済情報を出力させることにより、店舗の顧客からの電子決済の運用手法を拡張可能とする。すなわち、実施形態に係る提供者端末100は、決済を行う際の付加価値を提供できる。
〔2.決済サーバの構成〕
次に、図2を用いて、決済サーバ10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。図2に示すように、決済サーバ10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、提供者端末100や、利用者端末200等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部30は、口座データベース31と、決済情報データベース32と、利用者情報データベース33とを有する。
(口座データベース31について)
口座データベース31は、利用者や提供者の口座に関する各種の情報を記憶する。ここで、図3を用いて、口座データベース31が記憶する情報の一例を説明する。図3は、実施形態に係る口座データベースの一例を示す図である。図3の例において、口座データベース31は、「口座ID」、「所有者情報」、「口座残高」といった項目を有する。
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「所有者情報」は、口座を所有する所有者(利用者や提供者)に関する情報を示し、例えば、所有者を識別するための識別情報(識別子)が格納される。「口座残高」は、利用者や提供者が所有する口座の残高を示す。
すなわち、図3では、口座ID「AID#1」によって識別される口座の所有者の情報が「UID#1」であり、口座残高が「7800」である例を示す。
(決済情報データベース32について)
決済情報データベース32は、利用者端末200から送信される決済情報を記憶する。ここで、図4を用いて、決済情報データベース32が記憶する情報の一例を説明する。図4は、実施形態に係る決済情報データベースの一例を示す図である。図4の例において、決済情報データベース32は、「決済ID」、「提供者」、「利用者」、「決済金額」といった項目を有する。
「決済ID」は、決済情報を識別するための識別情報を示す。「提供者」は、決済先である提供者を識別するための識別情報を示す。「利用者」は、決済元である利用者を識別するための識別情報を示す。「決済金額」は、決済先に対する決済金額を示す。
すなわち、図4では、決済ID「PID#1」によって識別される決済情報に、提供者「MID#1」、利用者「PID#1」、決済金額「1500」などといった情報が含まれる例を示す。
(利用者情報データベース33について)
利用者情報データベース33は、決済サーバ10が提供する電子決済サービス(以下、単に「電子決済サービス」と記載する場合がある)の利用者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図5を用いて、利用者情報データベース33が記憶する情報の一例を説明する。図5は、実施形態に係る利用者情報データベースの一例を示す図である。図5の例において、利用者情報データベース33は、「利用者ID」、「名称情報」、「画像情報」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別するための識別情報を示す。「名称情報」は、電子決済サービスや、他の各種サービスにおいて利用者が設定した自身の名称(例えば、ニックネーム)を示す。「画像情報」は、電子決済サービスや、他の各種サービスにおいて利用者が設定した自身の画像(例えば、アイコン画像)を示す。
すなわち、図5では、利用者ID「PID#1」によって識別される利用者の名称情報が「名称情報#1」、画像情報が「画像情報#1」である例を示す。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決済サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。実施形態に係る制御部40は、図2に示すように、受付部41と、決済処理部42と、提供部43とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部41について)
受付部41は、決済情報を受け付ける。例えば、図1の例において、受付部41は、店舗識別情報C1と、利用者Uが入力した決済金額とを含む決済情報を利用者端末200から受け付け、決済情報データベース32に格納する。
(決済処理部42について)
決済処理部42は、受付部41が受け付けた決済情報に従い、決済処理を実行する。例えば、図1の例において、決済処理部42は、利用者Uの口座から、決済情報が示す店舗識別情報C1に対応する提供者M1の口座へと、決済金額分の電子マネーの送金を行う。
(提供部43について)
提供部43は、決済に関連する決済関連情報を提供する。例えば、図1の例において、提供部43は、決済情報データベース32を参照し、利用者から提供者M1に対して行われた決済を示す決済情報を決済関連情報として提供者端末100に提供する。
なお、提供部43は、利用者端末200や、利用者に各種のサービスを提供する外部サーバなどから収集した情報を、決済関連情報として提供者端末100に提供してもよい。
〔3.提供者端末の構成〕
次に、上述した出力制御処理を実現するための提供者端末100について図6を用いて説明する。図6は、実施形態に係る提供者端末の構成例を示す図である。図6に示すように、提供者端末100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、決済サーバ10や、利用者端末200、出力装置300、IoT機器400等との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部120は、提供者情報データベース121と、決済情報データベース122とを有する。
(提供者情報データベース121について)
提供者情報データベース121は、提供者に関する各種の情報を記憶する。ここで、図7を用いて、提供者情報データベース121が記憶する情報の一例を説明する。図7は、実施形態に係る提供者情報データベースの一例を示す図である。図7の例において、提供者情報データベース121は、「取引対象情報」、「クーポン情報」といった項目を有する。
「取引対象情報」は、提供者が提供する取引対象に関する情報を示す。「クーポン情報」は、提供者が利用者に提供するクーポンであって、提供者が提供する取引対象や、利用者が管理する店舗などにおいて利用可能なクーポンに関する情報を示す。
すなわち、図7では、提供者端末100を利用する提供者が提供する取引対象が「取引対象情報#1」であり、当該提供者が提供するクーポンが「クーポン情報#1」である例を示す。
(決済情報データベース122について)
決済情報データベース122は、決済サーバ10から提供される決済情報を記憶する。ここで、図8を用いて、決済情報データベース122が記憶する情報の一例を説明する。図8は、実施形態に係る決済情報データベースの一例を示す図である。図8の例において、決済情報データベース122は、「決済ID」、「利用者」、「決済金額」といった項目を有する。
「決済ID」は、決済情報を識別するための識別情報を示す。「利用者」は、決済元である利用者を識別するための識別情報を示す。「決済金額」は、利用者からの決済金額を示す。
すなわち、図8では、決済ID「PID#1」によって識別される決済情報に、利用者「ID#1」、決済金額「1500」などといった情報が含まれる例を示す。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、提供者端末100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
ここで、制御部130は、複数のアプリケーションを実行することにより、提供者端末100に関する各種機能を実現することとなる。例えば、図6に示す例において、制御部130は、第1アプリケーション131や第2アプリケーション132を実行している。なお、制御部130は、図6に示すアプリケーション以外にも、任意の機能を発揮するための任意の数のアプリケーションを実行してよい。
第1アプリケーション131は、提供者端末100のOS(Operating System)となるアプリケーションである。第2アプリケーション132は、上述した出力制御処理を提供者端末100に実行させる。以下、図9を用いて、第2アプリケーション132が有する機能構成の一例ついて説明する。図9は、実施形態に係る第2アプリケーションの構成例を示す図である。図9に示すように、実施形態に係る第2アプリケーション132は、受付部1321と、取得部1322と、出力制御部1323とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(受付部1321について)
受付部1321は、決済に関する操作が行われたことを示す情報を、利用者が利用する端末装置から受け付ける。例えば、受付部1321は、利用者端末200が支払先と紐付けられる情報(図1の例における店舗識別情報C1)を読み取ることにより決済が行われる際に、利用者端末200から発信される情報を受け付ける。
また、受付部1321は、決済に関する操作が行われたことを示す情報を、決済における支払先が利用する端末装置から受け付けてもよい。例えば、受付部1321は、利用者端末200に表示される情報であって利用者と紐付けられる情報を、支払先(提供者)が利用するIoT機器400(例えば、POS端末)が読み取ることにより決済が行われる際に、IoT機器400から発信される情報を受け付ける。
また、受付部1321は、決済に関する操作が行われたことを示す情報を、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置の少なくともいずれか1つから受け付けてもよい。
ここで、支払先と紐付けられる情報を利用者端末200が読み取ることにより行われる決済や、利用者と紐付けられる情報を支払先が利用する端末装置が読み取ることにより行われる決済以外にも、例えば、店舗に設置されたIoT機器(例えば、券売機)と、利用者端末200との間の無線通信を利用した決済が行われることが想定される。したがって、受付部1321は、所定のIoT機器に対して決済に関する操作が行われたことを示す情報を、当該IoT機器、または、利用者が利用する端末装置から受け付けてもよい。例えば、受付部1321は、提供者が管理する店舗に設置されたIoT機器400と、利用者端末200とが無線通信により接続され、提供者に対する電子マネーの送金操作が利用者端末200において行われた際に、IoT機器400、または、利用者端末200から発信される情報を受け付ける。
(取得部1322について)
取得部1322は、利用者が利用する端末装置を用いる決済に関する操作に応じて、当該決済に関連する決済関連情報を取得する。例えば、取得部1322は、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置、決済に関するサービスを提供するサーバ装置の少なくともいずれか1つから決済関連情報を取得する。具体的な例を挙げると、取得部1322は、利用者端末200を用いる各種の決済手法を用いた決済に関する操作に応じて、当該決済に関連する決済関連情報を決済サーバ10や利用者端末200、IoT機器400から取得し、決済情報データベース122に格納する。
また、取得部1322は、利用者が利用する端末装置が、支払先と紐付けられる情報を読み取ることにより行われる決済、または、利用者が利用する端末装置に表示される情報であって当該利用者と紐付けられる情報を、支払先が利用する端末装置が読み取ることにより行われる決済に関する操作に応じて、決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、上述した2次元コード等を用いた決済手法による決済に関する操作に応じて、決済関連情報を取得する。
また、取得部1322は、決済に関する操作の内容に対応する情報を含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1322は、決済関連情報として、利用者から提供者M1に対して新たに行われた決済を示す決済情報を取得する。
また、取得部1322は、決済による決済金額、決済における支払先の少なくともいずれか1つを含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、図1の例において、取得部1322は、利用者Uから店舗Aに対する決済金額や、識別子(決済番号)、店舗Aを示す情報を取得する。
また、取得部1322は、支払先が提供する取引対象であって決済の対象となる取引対象に関する情報を含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、提供者情報データベース121を参照し、決済に関する操作の内容に対応する取引対象(例えば、商品や、サービスの内容)に関する情報を取得する。具体的な例を挙げると、取得部1322は、利用者から提供者に対する決済金額に対応する取引対象に関する情報を取得する。
また、取得部1322は、受付部1321が決済に関する操作が行われたことを示す情報を受け付けた場合に、決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、各種の決済手法による決済が行われる際に、利用者端末200やIoT機器400などから発信される情報を受付部1321が受け付けた場合に、決済関連情報を取得する。
ここで、出力装置300に出力させる決済関連情報には、提供者や、決済サーバ10が提供する電子決済サービスなどが利用者に対して提供可能な利益(例えば、クーポンやポイント)を含ませたいといった要望が考えられる。したがって、取得部1322は、決済に関する操作の内容に応じて決済を行う利用者に付与される所定の利益を含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、提供者情報データベース121や、決済サーバ10などから、決済に関する操作の内容に応じて利用者に提供可能な利益を取得する。
また、取得部1322は、決済による決済金額、決済における支払先、当該支払先が提供する取引対象であって決済の対象となる取引対象に関する情報、決済に関する操作の内容に応じて決済を行う利用者に付与される所定の利益の少なくともいずれか1つを含む決済関連情報を取得してもよい。
さらに、提供者が決済の対象を利用者に提供する際、出力装置300に出力させる決済関連情報(例えば、レシートに印字する情報)に利用者を識別可能な情報を含ませることで、利用者の呼出しや、利用者の本人認証を行いたいといった要望が考えられる。したがって、取得部1322は、決済を行う利用者に関する情報を含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、利用者が行った決済に対応付けられる各種の情報を取得する。具体的な例を挙げると、取得部1322は、利用者が行った決済を識別する決済ID(決済番号、整理番号)を取得する。
また、取得部1322は、決済を行う利用者の名称、当該利用者を示すアイコン画像の少なくともいずれか1つを含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、決済を行った利用者の名称情報や、画像情報などを決済サーバ10(例えば、利用者情報データベース33に格納された情報)や、利用者端末200から取得する。
さらに、幹事役の利用者が、提供者に対する決済を一括して行った後、他の利用者が幹事役の利用者に対して送金を行う場合が考えられる。したがって、取得部1322は、決済を行った利用者への送金であって、当該決済による決済金額の一部に該当する額の送金に関する情報を含む決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、決済を行った利用者を識別するための情報であって、上述した2次元コード等を用いた決済手法により当該利用者に送金を行うための情報である利用者識別情報(例えば、2次元コード)を決済サーバ10から取得する。
なお、取得部1322は、上記の処理を複数組み合わせ、決済関連情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、決済関連情報として、決済による決済金額、支払先、決済の対象、利用者に付与される利益、決済ID、利用者に関する情報を含む情報を、記憶部120、決済サーバ10、利用者端末200及びIoT機器400のそれぞれから取得してもよい。
(出力制御部1323について)
出力制御部1323は、取得部1322により取得された決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる。例えば、出力制御部1323は、決済関連情報を出力装置300に送信し、出力させる。
ここで、決済関連情報として、クーポンや、決済を行った利用者への送金に用いられる利用者識別情報などを出力する場合、各種端末装置により読み取り可能な情報として出力させることで、利便性を向上させたいといった要望が考えられる。したがって、出力制御部1323は、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置の少なくともいずれか1つにより読み取り可能な決済関連情報を出力させてもよい。例えば、出力制御部1323は、利用者端末200や、IoT機器400などにより読み取り可能な2次元コードによって示される決済関連情報を出力させる。
さらに、提供者の業務形態により、出力装置300がプリンタである場合や、デジタルサイネージである場合が考えられる。したがって、出力制御部1323は、決済における支払先に対応するプリンタ、または、当該支払先に対応するデジタルサイネージである出力装置に決済関連情報を出力させてもよい。例えば、利用者が選択し、決済を行ったコースに応じて提供者がサービスの提供を行う場合、出力制御部1323は、デジタルサイネージである出力装置300に利用者が選択したコースを表示する。これにより、出力制御部1323は、出力装置300を見た提供者が、利用者が選択したコースに応じたサービス提供等を行うことができるため、提供者の事業の円滑な運営を支援することができる。
なお、出力制御部1323は、決済関連情報を示す画像情報を出力装置300に送信してもよい。これにより、出力制御部1323は、出力装置300が海外製品である場合に日本語の出力ができないといった事態を防ぐことができるため、デバイスに依存しない出力制御を行うことができる。
〔4.出力制御処理のフロー〕
図10を用いて、実施形態に係る提供者端末100の出力制御処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る出力制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、提供者端末100は、新たな決済を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。例えば、提供者端末100は、利用者から提供者に対して新たに行われた決済を示す決済情報が取得されたか否かを判定する。新たな決済を受け付けていない場合(ステップS101;No)、提供者端末100は、新たな決済を受け付けるまで待機する。
一方、新たな決済を受け付けた場合(ステップS101;Yes)、提供者端末100は、当該決済に関連する決済関連情報を取得する(ステップS102)。続いて、提供者端末100は、出力装置300に決済関連情報を出力させ(ステップS103)、処理を終了する。
なお、利用者端末200またはIoT機器400が決済関連情報を取得し、当該決済関連情報を出力装置300に出力させる場合、出力制御処理の手順は上述のような例に限定されない。例えば、利用者端末200は、読み取った店舗識別情報や、利用者から入力された決済金額などを含む決済情報を決済サーバ10に送信した場合に、決済情報が示す決済に関連する決済関連情報を取得し、当該決済関連情報を出力装置300に出力させる。また、IoT機器400は、新たな決済を受け付けた場合に、当該決済に関連する決済関連情報を取得し、出力装置300に決済関連情報を出力させる。
〔5.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
〔5-1.提供者端末について〕
上述の実施形態において、提供者端末100がノート型PCである場合を示したが、提供者端末100はこのようなものに限定されず、情報の送受信が可能なIoT機器であれば、どのようなものであってもよい。
〔5-2.決済を行った利用者への送金について〕
上述の実施形態において、取得部1322が、他の利用者の支払いを代行した利用者(例えば、幹事役の利用者。以下、「代行者」と記載する場合がある)に送金を行うための利用者識別情報を取得する例を示したが、取得部1322の機能はこのような例に限定されない。例えば、取得部1322は、代行利用者が決済を代行した他の利用者(以下、「被代行者」と記載する場合がある)が負担する額を示す決済関連情報を取得してもよい。具体的な例を挙げると、取得部1322は、代行者に送金を行うための利用者識別情報と、代行者が施設予約サービスにおいて支払先(提供者)の施設予約を行った際の予約人数や、代行者が決済を行った際の位置から所定の範囲内に所在した利用者の数などで代行者の決済金額を均等に分配した金額とを含む決済関連情報を取得する。そして、被代行者は、出力装置300により出力される決済関連情報を利用し、代行者への送金を行う。
また、取得部1322は、被代行者を決済サーバ10が特定するための情報を取得してもよい。例えば、取得部1322は、所定の2次元コードであって、代行者が行った決済と紐付く2次元コードを含む決済関連情報を取得する。そして、被代行者は、自身が利用する端末装置から、上記2次元コードを読み込んだことを示す情報を決済サーバ10に送信する。その後、代行者による認証操作が行われた場合や、代行者が行った決済から所定期間経過した場合、決済サーバ10は、代行者と、決済サーバ10に情報送信を行った被代行者とで代行者の決済金額を均等に分配した金額分の電子マネーを、当該被代行者の口座から代行者への口座へ送金する。
〔5-3.提供者の取引対象について〕
上述の実施形態において、提供者が、商品やサービスを提供する例を示したが、提供者が提供するものに限定されない。例えば、提供者は、コンサートや、スポーツ大会、お祭りなどといった各種のイベントを提供してもよい。この場合、取得部1322は、イベントへの参加料の決済であって、利用者端末200を用いる決済に関する操作に応じて決済関連情報を取得する。具体的な例を挙げると、取得部1322は、イベントの識別情報や、利用者が並ぶレーン、座席などを含む決済関連情報を取得する。そして、出力制御部1323は、取得された決済関連情報を出力装置300に出力させる。このような決済関連情報(印刷物)を利用者に保持させることにより、提供者が利用者の入場や整列を管理することができるため、提供者端末100は、決済関連情報を入場券や整理券のように運用できる。
なお、出力制御部1323は、提供者が提供するイベント内のコンテンツにおいて利用可能な決済関連情報を出力させてもよい。例えば、イベント内で利用者が飲食物を注文できる回数が設定されている場合、出力制御部1323は、利用者が飲食物を注文する際にIoT機器400に読み取らせる決済関連情報(印刷物)を出力させる。そして、提供者端末100は、決済関連情報と、当該決済関連情報がIoT機器400に読み取られた回数とを紐付けて管理する。これにより、提供者が利用者の注文回数を把握することができるため、提供者端末100は、イベント内のコンテンツの運営を支援できる。
〔5-4.処理態様について〕
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る提供者端末100は、受付部1321と、取得部1322と、出力制御部1323とを有する。受付部1321は、決済に関する操作が行われたことを示す情報を、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置の少なくともいずれか1つから受け付ける。また、受付部1321は、所定のIoT機器に対して決済に関する操作が行われたことを示す情報を、当該IoT機器、または、利用者が利用する端末装置から受け付ける。取得部1322は、利用者が利用する端末装置を用いる決済に関する操作に応じて、当該決済に関連する決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、受付部1321が決済に関する操作が行われたことを示す情報を受け付けた場合に、決済関連情報を取得する。出力制御部1323は、取得部1322により取得された決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる。
これにより、実施形態に係る提供者端末100は、利用者からのリアルタイムな決済情報を、電子決済のシステムに後付け可能な出力装置300から出力させることにより、店舗の顧客からの電子決済の運用手法を拡張可能とするため、決済を行う際の付加価値を提供できる。
また、実施形態に係る提供者端末100において、例えば、取得部1322は、利用者が利用する端末装置が、支払先と紐付けられる情報を読み取ることにより行われる決済、または、利用者が利用する端末装置に表示される情報であって当該利用者と紐付けられる情報を、支払先が利用する端末装置が読み取ることにより行われる決済に関する操作に応じて、決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、決済に関する操作の内容に対応する情報を含む決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、決済による決済金額、決済における支払先、当該支払先が提供する取引対象であって決済の対象となる取引対象に関する情報、決済に関する操作の内容に応じて決済を行う利用者に付与される所定の利益の少なくともいずれか1つを含む決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、決済を行う利用者に関する情報を含む決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、決済を行う利用者の名称、当該利用者を示すアイコン画像の少なくともいずれか1つを含む決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、決済を行った利用者への送金であって、当該決済による決済金額の一部に該当する額の送金に関する情報を含む決済関連情報を取得する。また、取得部1322は、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置、決済に関するサービスを提供するサーバ装置の少なくともいずれか1つから決済関連情報を取得する。
これにより、実施形態に係る提供者端末100は、利用者や提供者に応じた各種の情報を含む情報を出力させることができるため、決済を行う際の付加価値を提供できる。
また、実施形態に係る提供者端末100において、例えば、出力制御部1323は、利用者が利用する端末装置、決済における支払先が利用する端末装置の少なくともいずれか1つにより読み取り可能な決済関連情報を出力させる。また、出力制御部1323は、決済における支払先に対応するプリンタ、または、当該支払先に対応するデジタルサイネージである出力装置に決済関連情報を出力させる。
これにより、実施形態に係る提供者端末100は、決済関連情報を、各種端末装置により読み取り可能な情報として出力させることで、利便性を向上させることができる。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた各実施形態に係る提供者端末100は、例えば、図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、提供者端末100を例に挙げて説明する。図11は、提供者端末の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、ROM1200、RAM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1200又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1200は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1300を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1300上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が提供者端末100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1300上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、提供者端末100の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した提供者端末100は、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
10 決済サーバ
20 通信部
30 記憶部
31 口座データベース
32 決済情報データベース
33 利用者情報データベース
40 制御部
41 受付部
42 決済処理部
43 提供部
100 提供者端末
110 通信部
120 記憶部
121 提供者情報データベース
122 決済情報データベース
130 制御部
131 第1アプリケーション
132 第2アプリケーション
1321 受付部
1322 取得部
1323 出力制御部
200 利用者端末
300 出力装置
400 IoT機器

Claims (11)

  1. 利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済に関する情報として決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから当該決済に関する情報を取得し、
    済の対象に関する情報が登録されたデータベースであって、前記支払先が管理するデータベースから前記決済に関する情報に含まれる決済額と対応する決済の対象を特定し、特定した決済の対象に関する情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された決済の対象に関する情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御手順と
    をコンピュータに実行させるための出力制御プログラム。
  2. 前記取得手順は、
    決済の対象に関する情報として、取引対象と対応づけられたクーポンの情報を前記データベースから取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御プログラム。
  3. 前記取得手順は、
    前記決済サーバから、前記決済を行う利用者に関する情報を含む前記決済に関する情報を取得し、
    前記出力制御手順は、
    前記決済を行う利用者に関する情報をさらに含む決済関連情報を出力させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の出力制御プログラム。
  4. 前記取得手順は、
    前記決済を行う利用者に関する情報として、前記決済を行う利用者の名称、当該利用者を示すアイコン画像の少なくともいずれか1つを含む情報を前記決済サーバから取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御プログラム。
  5. 利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから、前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報であって、当該情報を読み取った他の利用者の電子マネーを、前記決済を行った利用者に対して送金するための情報取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御手順と
    をコンピュータに実行させるための出力制御プログラム。
  6. 前記出力制御手順は、
    前記他の利用者が利用する端末装置が支払先として読み取り可能な情報を出力させる
    ことを特徴とする請求項に記載の出力制御プログラム。
  7. 出力制御手順は、
    前記決済における支払先に対応するプリンタ、または、当該支払先に対応するデジタルサイネージである前記出力装置に前記決済関連情報を出力させる
    ことを特徴とする請求項1からのうちいずれか1つに記載の出力制御プログラム。
  8. 利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済に関する情報として決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから当該決済に関する情報を取得し、
    済の対象に関する情報が登録されたデータベースであって、前記支払先が管理するデータベースから前記決済に関する情報に含まれる決済額と対応する決済の対象を特定し、特定した決済の対象に関する情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された決済の対象に関する情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御部と
    を有することを特徴とする出力制御装置。
  9. コンピュータが実行する出力制御方法であって、
    利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済に関する情報として決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから当該決済に関する情報を取得し、
    済の対象に関する情報が登録されたデータベースであって、前記支払先が管理するデータベースから前記決済に関する情報に含まれる決済額と対応する決済の対象を特定し、特定した決済の対象に関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された決済の対象に関する情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御工程と
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
  10. 利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから、前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報であって、当該情報を読み取った他の利用者の電子マネーを、前記決済を行った利用者に対して送金するための情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御部と
    を有することを特徴とする出力制御装置。
  11. コンピュータが実行する出力制御方法であって、
    利用者が利用する端末装置が支払先と紐付けられる情報を読み取り、読み取った情報と決済額と前記利用者と紐づけられる情報とを決済サーバに送信することにより行われる決済が行われた場合は、前記決済サーバから、前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報であって、当該情報を読み取った他の利用者の電子マネーを、前記決済を行った利用者に対して送金するための情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記決済を行った利用者に対して他の利用者から送金を行うための情報を含む決済関連情報を所定の出力装置に送信し、当該決済関連情報を出力させる出力制御工程と
    を含むことを特徴とする出力制御方法。
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