JP2003108711A - 年末調整手続支援システムおよび方法 - Google Patents
年末調整手続支援システムおよび方法Info
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- JP2003108711A JP2003108711A JP2001300018A JP2001300018A JP2003108711A JP 2003108711 A JP2003108711 A JP 2003108711A JP 2001300018 A JP2001300018 A JP 2001300018A JP 2001300018 A JP2001300018 A JP 2001300018A JP 2003108711 A JP2003108711 A JP 2003108711A
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Abstract
整手続支援システムを提供する。 【解決手段】 年末調整手続支援システムの申請支援シ
ステム1が、申請内容が入力済みの第1申請項目又は申
請内容が未入力の第2申請項目の少なくとも一方を含む
申請項目情報をユーザID毎に作成する申請項目作成手
段11と、申請項目情報を第1申請項目に対する訂正入
力又は第2申請項目に対する新規入力の少なくとも一方
又は第1申請項目に対する承認入力をユーザ端末から入
力可能に提示する申請項目提示手段12と、ユーザ端末
からの要求で訂正入力又は新規入力の少なくとも一方又
は承認入力を含む応答入力に対して固有の申請IDを付
与し、ユーザ端末に送信する申請ID付与手段13と、
応答入力を受け付ける応答入力受付手段14と、応答入
力を申請IDおよびユーザIDと関連付けて保存する応
答入力保存手段15とを備えてなる。
Description
るユーザによって行われる年末調整手続の申請必要項目
への入力を支援し、並びに上記年末調整手続の事務処理
を支援する年末調整手続支援システムおよび方法に関す
る。
ーザ(従業員)によって行われる年末調整手続の申請必
要項目への入力を支援する方法としては、会社側が予め
所定の項目に対して記入を行った申請用紙を各従業員に
配布し、それを受け取った従業員は未記入の項目につい
て記入を行って申請を行うという方式があった。具体的
には、会社側は従業員の名前、住所、家族構成、加入し
ている保険、収入などのデータベースに記録されている
人事情報に基づいて、申請が必要な項目へそれらの情報
を記入した申請用紙を印刷して従業員に渡し、記入を行
わせていた。このように、予め部分的に記入が行われた
申請用紙を会社側で用意することで、従業員が記入する
項目の数を少なくすることができていた。
整手続は1年の特定の期間に集中して行われるため、紙
を使用して申請を行っていた従来の方法では、数多くの
申請書類を用意し、チェックすることに対する負担が非
常に大きいものとなっていた。また、会社側から申請必
要項目を配布した従業員の内、どの従業員が各項目に対
して入力済みの申請用紙を提出し、どの従業員が申請用
紙をまだ提出していないのかを調べることが非常に困難
であるという問題があった。また、これらの事務処理は
会社の複数部署に跨って行わざるを得ず、その分だけ、
余計に時間がかかるという問題もあった。特に、上述し
たように年末調整手続は1年の特定の期間に集中して行
われ、年末調整手続の事務処理担当者は同時にそのチェ
ックを行い、申請用紙の未提出者に催促を行うなどの膨
大な事務処理に追われることから、そのような負担が軽
減されるシステムに対する要求があった。
のであり、その目的は、年末調整手続を行う申請者の入
力支援を行い、その申請内容をチェックする事務処理担
当者の事務処理支援を行うことのできる年末調整手続支
援システムを提供する点にある。
の本発明に係る年末調整手続支援システムの第一の特徴
構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、
組織に属する所属員であるユーザに関する単数または複
数の年末調整手続に必要な申請項目への入力を支援する
年末調整手続支援システムであって、前記ユーザに割り
当てられたユーザID毎に、前記ユーザに関する人事情
報に基づいて、申請内容が入力済みの第1申請項目と申
請内容が未入力の第2申請項目との内の少なくとも前記
第1申請項目を含む申請項目情報を前記年末調整手続毎
に作成する申請項目作成手段と、前記申請項目情報を、
前記第1申請項目に対する訂正入力または前記第2申請
項目に対する新規入力の少なくとも一方、或いは前記第
1申請項目に対する承認入力を前記ユーザの使用するユ
ーザ端末によって入力可能に提示する申請項目提示手段
と、前記ユーザ端末から要求があった場合、前記訂正入
力または前記新規入力の少なくとも一方、或いは前記承
認入力を含む応答入力に対して前記年末調整手続毎に固
有の申請IDを付与して、前記ユーザ端末に送信する申
請ID付与手段と、前記応答入力を受け付ける応答入力
受付手段と、受け付けた前記応答入力を前記申請IDお
よび前記ユーザIDと関連付けて保存する応答入力保存
手段とを備えてなる点にある。ここで、ユーザに関する
単数または複数の年末調整手続きとは、扶養控除申告、
保険料控除申告、住宅取得特別控除申告、配偶者特別控
除申告などの手続きのことであり、どの申告を行う必要
があるかはユーザによって異なる。例えば、そのユーザ
が結婚していなければ、配偶者特別控除申告を行う必要
はない。
末調整手続支援システムの第二の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構
成に加えて、前記第1申請項目を検証して、前記新規入
力に対する制限を設ける点にある。
末調整手続支援システムの第三の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第一または第
二の特徴構成に加えて、前記第2申請項目に対する前記
新規入力を検証する第2検証手段を更に備えてなる点に
ある。
末調整手続支援システムの第四の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第一から第三
の何れかの特徴構成に加えて、前記ユーザに関する人事
情報に基づいて前記年末調整手続毎に申請対象者を抽出
し、前記申請対象者に固有の連続した整理番号を付与す
る整理番号付与手段を備え、前記整理番号は、前記応答
入力が印刷される際に同時に印刷されるように、前記ユ
ーザ端末へ送信される点にある。
末調整手続支援システムの第五の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四
の何れかの特徴構成に加えて、前記応答入力が前記申請
IDおよび前記ユーザIDと共に印刷された申請用紙の
記載内容に基づき、年末調整手続の事務処理が事務処理
端末との間で行われる年末調整手続支援システムであっ
て、前記事務処理端末から入力される、前記申請用紙に
記載された前記申請IDを受け付ける申請ID受付手段
と、受け付けられた前記申請IDに対応するユーザID
を、前記応答入力保存手段によって保存されたデータの
中から検索するユーザID検索手段と、検索されたユー
ザIDが前記受け付けられた申請IDと対応付けて提示
されるよう、前記検索されたユーザIDを前記事務処理
端末に対して出力提示するユーザID提示手段と、前記
検索されたユーザIDと対応付けのなされた申請IDに
対する認証入力を受け付ける認証受付手段とを更に備え
てなる点にある。
末調整手続支援システムの第六の特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項6に記載の如く、上記第五の特徴構
成に加えて、認証が受け付けられていない未認証のユー
ザIDを検索する未認証ユーザ検索手段と、前記未認証
のユーザIDに対応するユーザに年末調整手続の案内を
提示する案内提示手段とを更に備えてなる点にある。
末調整手続支援方法の第一の特徴構成は、特許請求の範
囲の欄の請求項7に記載の如く、組織に属する所属員で
あるユーザの単数または複数の年末調整手続に必要な申
請項目への入力を支援する年末調整手続支援方法であっ
て、前記ユーザに割り当てられたユーザID毎に、前記
ユーザに関する人事情報に基づいて、申請内容が入力済
みの第1申請項目と申請内容が未記入の第2申請項目と
の内の少なくとも前記第1申請項目を含む申請項目情報
を前記年末調整手続毎に作成する申請項目作成工程と、
前記申請項目情報を、前記第1申請項目に対する訂正入
力または前記第2申請項目に対する新規入力の少なくと
も一方、或いは前記第1申請項目に対する承認入力を前
記ユーザの使用するユーザ端末によって入力可能に提示
する申請項目提示工程と、前記ユーザ端末から要求があ
った場合、前記訂正入力または前記新規入力の少なくと
も一方、或いは前記承認入力を含む応答入力に対して前
記年末調整手続毎に固有の申請IDを付加して、前記ユ
ーザ端末に送信する申請ID付与工程と、前記応答入力
を受け付ける応答入力受付工程と、受け付けた前記応答
入力を前記申請IDおよび前記ユーザIDと関連付けて
保存する応答入力保存工程とを含む点にある。
末調整手続支援方法の第二の特徴構成は、特許請求の範
囲の欄の請求項8に記載の如く、上記第一の特徴構成に
加えて、前記第1申請項目を検証して、前記新規入力に
対する制限を設ける第1検証工程を含む点にある。
末調整手続支援方法の第三の特徴構成は、特許請求の範
囲の欄の請求項9に記載の如く、上記第一または第二の
特徴構成に加えて、前記第2申請項目に対する前記新規
入力を検証する検証工程を含む点にある。
末調整手続支援方法の第四の特徴構成は、特許請求の範
囲の欄の請求項10に記載の如く、上記第一から第三の
何れかの特徴構成に加えて、前記応答入力が前記申請I
Dおよび前記ユーザIDと共に印刷された申請用紙の記
載内容に基づき、年末調整手続の事務処理が事務処理端
末使用との間で行われる年末調整手続支援方法であっ
て、前記事務処理端末から入力される、前記申請用紙に
記載された前記申請IDを受け付ける申請ID受付工程
と、受け付けられた前記申請IDに対応するユーザID
を、前記応答入力保存工程において保存されたデータの
中から検索するユーザID検索工程と、検索されたユー
ザIDが前記受け付けられた申請IDと対応付けて提示
されるよう、前記検索されたユーザIDを前記事務処理
端末に対して出力提示するユーザID提示工程と、前記
検索されたユーザIDと対応付けのなされた申請IDに
対する認証入力を受け付ける認証受付工程とを含む点に
ある。
末調整手続支援方法の第二の特徴構成は、特許請求の範
囲の欄の請求項11に記載の如く、上記第四の特徴構成
に加えて、認証が受け付けられていない未認証のユーザ
IDを検索する未認証ユーザ検索工程と、前記未認証の
ユーザIDに対応するユーザに年末調整手続の案内を提
示する案内提示工程とを含む点にある。
ログラムの特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1
2に記載の如く、請求項7から請求項11の何れかに記
載の年末調整手続支援方法における前記各工程をコンピ
ュータに実行させる点にある。
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体の特徴構成は、特許
請求の範囲の欄の請求項13に記載の如く、請求項7か
ら請求項11の何れかに記載の年末調整手続支援方法に
おける前記各工程をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録した点にある。
に係る年末調整手続支援システムの第一の特徴構成によ
れば、申請項目作成手段が、ユーザに関する人事情報に
基づいて、申請内容が入力済みの第1申請項目(氏名、
住所、家族構成など、ユーザによる確認作業を要求する
項目)と申請内容が未記入の第2申請項目(保険料、住
宅控除など、ユーザによる入力作業を要求する項目)と
の内の少なくとも上記第1申請項目を含む申請項目情報
を上記ユーザに割り当てられたユーザID毎に作成し、
出力提示手段が、上記申請項目情報を、上記第1申請項
目に対する訂正入力または上記第2申請項目に対する新
規入力の少なくとも一方、或いは上記第1申請項目に対
する承認入力を上記ユーザの使用するユーザ端末によっ
て入力可能に提示し、申請ID付与手段が、上記ユーザ
端末から要求があった場合、上記訂正入力または上記新
規入力の少なくとも一方、或いは上記承認入力を含む応
答入力に対して固有の申請IDを付与して、上記ユーザ
端末に送信し、応答入力受信手段が、上記応答入力を受
信し、応答入力保存手段が、上記応答入力を、上記申請
IDおよび上記ユーザIDと関連付けて保存することが
できる。
はまず、どのユーザ(ユーザID)に対して年末調整手
続の申請を促したのかを把握することができる。更に、
ユーザによる応答入力に対して固有の申請IDが付与さ
れることから、ユーザが複数の年末調整手続に対する応
答入力を行ったとしても、そのそれぞれに対して申請I
Dが付与される。例えば、複数の年末調整手続に対応す
る複数の申請項目情報が1人のユーザに対して出力提示
され、そのユーザが各申請項目情報に対して、それぞれ
応答入力を行った場合には、年末調整手続毎の応答入力
に対して固有の申請IDがそれぞれ付与される。その結
果、ユーザによる複数の応答入力(年末調整手続の申
請)を1つのユーザIDだけで管理するのではなく、1
つのユーザIDに対する複数の申請IDを用いて個別に
管理することができる。
第二の特徴構成によれば、第1検証手段が、上記申請項
目作成手段によって作成された上記第1申請項目の内容
を検証して、上記第2申請項目に対する上記新規入力に
対する制限を設けることができる。例えば保険料控除の
申請の場合、ユーザが複数の保険に加入しており、人事
情報に基づいて作成された第1申請項目に記載された保
険料の合計が所定の額を超える場合、新規入力として他
の保険料の入力を新たに行っても控除額には変化がない
ことがある。このような場合には、第1検証手段が予め
第2申請項目に対する新規入力を中止させておく(制限
を加えておく)ことで、ユーザに対して無駄な入力を行
わせないようにすることができる。更に、ユーザによっ
て入力された項目については、後で事務処理担当者のチ
ェック作業が必要になるが、上述のように新規入力を中
止させておくことで、事務処理担当者が無駄なチェック
作業を行わなくても良いように構成することができ、事
務処理担当者の負担を軽減することができる。
第三の特徴構成によれば、第2検証手段が、ユーザの使
用するユーザ端末によって入力された新規入力が適切で
あるか否かを検証できる。例えば保険料控除の申請の場
合、ユーザが複数の保険に加入しており、その保険料金
のすべてを年末調整手続の上記新規入力として入力した
としても、入力途中で保険料が所定の額を超えるため
に、それ以上入力しても控除額には変化がないことがあ
る。そのような場合には、保険料金のすべてを入力させ
ることは不適切であり、第2検証手段は、後述の実施形
態において説明するように、保険料金が控除上限額を超
えた時点で新規入力を中止させるような検証作業を実施
することができる。
第四の特徴構成によれば、上記整理番号付与手段が、上
記ユーザに関する人事情報に基づいて上記年末調整手続
毎に申請対象者を抽出し、上記申請対象者に固有の連続
した整理番号を付与し、上記整理番号は、上記応答入力
が印刷される際に同時に印刷されるように、上記ユーザ
端末に送信されるように構成することができる。年末調
整手続の申請用紙は申請後の一定期間保存されるが、そ
の際に申請用紙を欠番の無い連続した上記整理番号順に
並べておくことで、申請用紙を分類して整理するための
基準が明確になり、その結果、年末調整処理の担当者は
上記整理番号に従って所望の申請用紙を容易に探し出す
ことができる。
第五の特徴構成によれば、申請ID受信手段が、上記事
務処理端末から入力される、上記申請用紙に記載された
上記申請IDを受信し、ユーザID検索手段が、受信さ
れた上記申請IDに対応するユーザIDを、上記応答入
力保存手段によって保存されたデータの中から検索し、
ユーザID提示手段が、検索されたユーザIDが上記受
信された申請IDと対応付けて提示されるように、上記
検索されたユーザIDを上記事務処理端末に対して出力
提示し、認証受付手段が、上記検索されたユーザIDと
対応付けのなされた申請IDに対する認証入力を受け付
けることができる。従って、各ユーザからの年末調整手
続に関する申請を、固有の申請IDによって管理するこ
とができることから、事務処理端末を使用する事務処理
担当者は、内容に間違いがない申請用紙に記載された申
請IDに認証を与えることができ、その結果、その申請
IDに対応する年末調整手続の完了処理が実施される。
更に、事務処理担当者による申請IDの入力ミスを防止
するために、また、事務処理担当者は申請用紙の記載内
容(申請IDおよびユーザID)と、データベース2に
記録された申請内容(申請IDおよびユーザID)とが
同じであるか否かを対比して確認することができ、この
ような確認作業を行うことで、事務処理担当者による申
請IDの入力ミスなどが発生することを防止することが
できる。
第六の特徴構成によれば、未認証ユーザ検索手段が、認
証された上記申請IDおよび上記ユーザIDを含む認証
データの受信が行われていない未認証ユーザIDを検索
し、案内提示手段が、上記未認証のユーザに対応するユ
ーザに年末調整手続の案内を送信し、申請を行うように
催促することができる。
の特徴構成によれば、申請項目作成工程において、デー
タベースに記録された各ユーザの人事情報に基づいて、
申請内容が入力済みの第1申請項目と申請内容が未記入
の第2申請項目との内の少なくとも上記第1申請項目を
含む申請項目情報を、上記ユーザに割り当てられたユー
ザID毎に作成し、申請項目提示工程において、上記申
請項目作成工程で作成されたユーザ毎の申請項目情報を
上記第1申請項目に対する訂正入力または上記第2申請
項目に対する新規入力の少なくとも一方、或いは上記第
1申請項目に対する承認入力を上記ユーザの使用するユ
ーザ端末によって入力可能に各ユーザに対して提示し、
申請ID付与工程において、年末調整手続の申請に対応
する、上記訂正入力または上記新規入力の少なくとも一
方、或いは上記承認入力を含む応答入力に対してユーザ
端末側から申請IDの要求があった場合に、応答入力の
それぞれに対して固有の申請IDを付与して、上記ユー
ザ端末に送信し、応答入力受付工程において、ユーザの
使用するユーザ端末から送信された上記応答入力を受け
付け、応答入力保存工程において、ユーザ端末から受け
付けた応答入力を、申請IDおよびユーザIDと関連付
けて、データベースに保存することができる。
ず、どのユーザ(ユーザID)に対して年末調整手続の
申請を促したのかを把握することができる。更に、ユー
ザによる応答入力に対して申請IDが付与されることか
ら、ユーザが複数の応答入力を行ったとしても、そのそ
れぞれに対して申請IDが付与される。例えば、1人の
ユーザに対して複数の申請項目情報が出力提示され、そ
のユーザが各申請項目情報に対して、それぞれ応答入力
を行った場合には、各応答入力に対して固有の申請ID
が付与される。その結果、ユーザによる複数の応答入力
(年末調整手続の申請)を1つのユーザIDだけで管理
するのではなく、1つのユーザIDに対する複数の申請
IDを用いて個別に管理することができる。
の特徴構成によれば、第1検証工程において、上記申請
項目作成工程で作成された上記第1申請項目の内容を検
証して、上記第2申請項目に対する上記新規入力に対す
る制限を設けることができる。例えば保険料控除の申請
の場合、ユーザが複数の保険に加入しており、人事情報
に基づいて作成された第1申請項目に記載された保険料
の合計が所定の額を超える場合、新規入力として他の保
険料の入力を行っても控除額には変化がないことがあ
る。このような場合には、第1検証工程において予め第
2申請項目に対する新規入力を中止させておく(制限を
加えておく)ことで、ユーザに対して無駄な入力を行わ
せないようにすることができる。更に、ユーザによって
入力された項目については、後で事務処理担当者のチェ
ック作業が必要になるが、上述のように新規入力を中止
させておくことで、事務処理担当者が無駄なチェック作
業を行わなくても良いようにでき、事務処理担当者の負
担を軽減することができる。
の特徴構成によれば、第2検証工程において、ユーザの
使用するユーザ端末によって入力された新規入力が適切
であるか否かを検証できる。例えば、ユーザが複数の保
険に加入しており、その保険料金のすべてを年末調整手
続の上記新規入力として入力したとしても、保険料が所
定の額を超えるために、一定額以上の控除を受けること
が出来ない場合がある。そのような場合には、保険料金
のすべてを入力させることは不適切であり、後述の実施
形態において説明するように、保険料金が控除上限額を
超えた時点で新規入力を中止させるような検証作業を実
施することができる。
の特徴構成によれば、申請ID受信工程において、上記
事務処理端末から入力される、上記申請用紙に記載され
た上記申請IDを受信し、ユーザID検索工程におい
て、受信された上記申請IDに対応するユーザIDを、
上記応答入力保存手段によって保存されたデータの中か
ら検索し、ユーザID提示工程において、検索されたユ
ーザIDが上記受信された申請IDと対応付けて提示さ
れるように、上記検索されたユーザIDを上記事務処理
端末に対して出力提示し、認証受付工程において、上記
検索されたユーザIDが提示された申請IDに対する認
証入力を受け付けることができる。従って、各ユーザか
らの年末調整手続に関する申請を、固有の申請IDによ
って管理することができることから、事務処理端末を使
用する事務処理担当者が、不特定多数のユーザ(従業
員)から引き渡された多数の申請用紙の記載内容をチェ
ックする際の負担が軽減される。
の特徴構成によれば、未認証ユーザ検索工程において、
認証された上記申請IDおよび上記ユーザIDを含む認
証データの受信が行われていない未認証ユーザIDを検
索し、案内提示工程において、上記未認証のユーザに対
応するユーザに年末調整手続の案内を送信し、申請を行
うように催促することができる。
ば、プログラムが一旦コンピュータの主記憶領域にイン
ストールされると、その主記憶領域上のプログラムを実
行することにより、上記コンピュータに上記の年末調整
手続支援方法の各工程を実行させることができる。その
結果、上記年末調整手続支援方法の特徴構成によるもの
と同様の作用効果が発揮される。
媒体の特徴構成によれば、記憶媒体に記録されたプログ
ラムが一旦コンピュータの主記憶領域にインストールさ
れると、その主記憶領域上のプログラムを実行すること
により、上記コンピュータに上記の年末調整手続支援方
法の各工程を実行させることができる。その結果、上記
年末調整手続支援方法の特徴構成によるものと同様の作
用効果が発揮される。
施形態は、会社などの組織の所属員であるユーザ(従業
員)による年末調整手続の申請、および、申請内容の事
務処理手続を行うにあたってその手続の支援を行う場合
の年末調整手続支援システム構成例である。尚、以下の
実施形態では、年末調整手続支援システムを、会社など
の組織の所属員であるユーザ(従業員)による年末調整
手続の申請を支援する申請支援システム1と、事務処理
担当者が申請内容の事務処理手続を行うにあたってその
手続の支援を行う事務処理支援システム5とに分けて、
それぞれのシステムよる申請支援方法と事務処理支援方
法とについて説明する。
本発明に係る申請支援システム1には会社の通信ネット
ワーク内に設けられたサーバ装置が用いられ、従業員に
関する人事情報が記録されたデータベース(DB)2に
対して読み出し/書き込み自在に接続されている。更
に、申請支援システム1に対しては単数または複数台の
ユーザ端末3(3a〜3c)が、インターネットや社内
LANなどのネットワーク経由で接続されており、各ユ
ーザ端末3の使用者は申請支援システム1との間で通信
を行うことができる。また、各ユーザ端末3にはプリン
タ4が接続されており、ユーザ端末3を使用して書類な
どの印刷を行うことができる。
は、申請項目作成手段11と、申請項目提示手段12
と、申請ID付与手段13と、応答入力受付手段14
と、応答入力保存手段15とを備えてなる。更に、申請
支援システム1は、第1申請項目の内容を検証して、上
記新規入力に対する制限を設ける第1検証手段16と、
ユーザ端末3から入力された応答入力を検証する第2検
証手段17を備えていてもよい。各手段の機能は後述す
るが、申請支援システム1の外部から情報を受け付ける
機能、および外部に情報を提示(出力)する機能は、申
請支援システム1を構成するサーバ装置に備え付けの入
出力デバイスおよび演算処理装置(CPU)に代表され
る入出力処理機能などを使用して実現可能である。ま
た、申請項目の作成処理(申請項目作成手段11)や、
申請IDの付与処理(申請ID付与手段13)や、応答
入力の保存処理(応答入力保存手段15)や、第1申請
項目の内容の検証処理(第1検証手段16)や、応答入
力の検証処理(第2検証手段17)といった情報の処理
機能は、申請支援システム1を構成するサーバ装置が備
える演算処理装置(CPU)に代表される情報処理機能
を使用して実現可能である。
類に記入を行う元になる書類を電子データで作成する手
段であり、データベース2に記録された各ユーザの人事
情報に基づいて、申請内容が入力済みの第1申請項目と
申請内容が未記入の第2申請項目との内の少なくとも上
記第1申請項目を含む申請項目情報を作成する。つま
り、申請書類に記載する必要があるユーザの名前、住
所、家族構成、加入している保険、収入などの人事情報
はデータベース2に記録されている既知の情報であるこ
とから、それらは第1申請項目として予め入力され、ユ
ーザには確認作業(或いは、訂正入力)が要求される。
一方で、年末調整手続の内の保険料控除申告に関する保
険料金額の入力などについては、第2申請項目としてユ
ーザ自身の入力(新規入力)が要求される。
成手段11において作成されたユーザ毎の申請項目情報
(電子書類)を各ユーザに対して提示する手段である。
提示方法としては、各ユーザが使用しているユーザ端末
3に直接送信する方法や、所定の保存場所に送信してお
き、ユーザ端末3からアクセスが来た場合にユーザ端末
3に出力させるような方法がある。更に、後者の場合に
は、ユーザ端末3からのアクセスを促す目的で、別途電
子メールなどを使用して、申請項目情報が保存されてい
ることを伝達してもよい。
申請についての応答入力に対してユーザ端末3側から申
請IDの要求があった場合に、応答入力のそれぞれに対
して固有の申請IDを付与するものである。通常、この
申請IDはユーザ端末3からの要求順に連番で付与され
る。他にも、その付与時刻を申請IDとするなど様々な
ルールに基づいて付与することもできる。
るユーザ端末3から送信された上記申請項目情報の内の
第1申請項目に対する訂正入力または第2申請項目に対
する新規入力の少なくとも一方、或いは第1申請項目に
対する承認入力を受け付け可能な手段である。また、応
答入力をユーザ端末3から受け付けたことを、上述した
応答入力に対する申請IDの要求があったことと見なす
ように構成することもできる。
ら受け付けられた応答入力を、申請IDおよびユーザI
Dと関連付けて、データベース2に保存させる機能を有
する。このような形態でデータベース2に保存されるこ
とで、申請IDやユーザIDを検索すること、更に対応
する応答入力を呼び出すことなどが可能になる。
ーザ端末3との間で行われる申請手続の工程を説明する
図である。まず、工程100において申請支援システム
1の申請項目作成手段11は、データベース2に記録さ
れているユーザの人事情報に基づいて、ユーザが年末調
整手続において申請する必要のある項目を読み出し、単
数または複数の申請項目情報を作成する(申請項目作成
工程)。この申請項目情報には、ユーザの名前、住所、
家族構成などの人事情報に基づいて申請内容が入力済み
の第1申請項目、および、ユーザが加入している保険に
関する情報など、データベース2には記録されていない
ために申請内容が未入力の第2申請項目がある。従っ
て、第1申請項目に対しては、入力済みの内容について
間違いが無いために承認する場合には承認入力を行って
もらい、入力済みの内容について訂正が必要である場合
には訂正入力を行ってもらう。また、第2申請項目に対
しては、データベース2に記録されていないために未入
力とされた情報の入力(新規入力)を行ってもらう。
段12は、作成された申請項目情報を対応するユーザ
(ユーザ端末3)に対して提示する。この際、上述した
ように訂正入力、新規入力、承認入力などをユーザの使
用するユーザ端末3によって入力可能であるように提示
する(申請項目提示工程)。
ったユーザはユーザ端末3を使用して、工程130にお
いて上記第1申請項目に対する訂正入力または上記第2
申請項目に対する新規入力の少なくとも一方、或いは上
記第1申請項目に対する承認入力を含む応答入力を行
う。
においてユーザ端末3を使用して応答入力データを申請
支援システム1に送信すると同時に、年末調整手続の申
請(応答入力)に対する申請IDを要求する。尚、申請
IDの要求と、応答入力データの送信を別々に行うこと
もできる。
は応答入力データを受け付け(応答入力受付工程)、同
時に申請IDの要求を受け付けた申請支援システム1
は、工程160において申請ID付与手段13を使用し
て上記応答入力に対して固有の申請IDを付与して(申
請ID付加工程)、ユーザ端末3側にその申請IDを送
信する。上述したように、この申請IDはユーザ端末3
からの要求順に連番で付与される場合などがある。その
後、工程170において応答入力保存手段15を使用し
て、応答入力は申請IDおよびユーザIDと関連付けら
れてデータベース2に保存される(応答入力保存工
程)。
程180において受信される。ユーザ端末3にプリンタ
4が接続されている場合には、応答入力が、申請IDお
よびユーザIDと共に記載されて印刷される(工程19
0)。応答入力が印刷された年末調整手続の申請用紙
は、年末調整手続の事務処理担当者などに引き渡され
る。ここで、応答入力(電子データ)を送信すると共
に、書類を紙に印刷させて引き渡すのは、役所に対して
は手続書類を紙で提出する必要があるからであり、更に
はその書類に印鑑を押す必要があるものがあるからであ
る。
れる年末調整手続の申請の具体例について図面を参照し
て説明する。以下の具体例は、年末調整手続の内の扶養
控除申告、保険料控除申告、住宅取得特別控除申告、配
偶者特別控除申告についての申請手続に関する。
者、およびそれ以外の扶養家族)に異動があった場合や
それらの収入に変更があった場合に申請するものであ
る。また、配偶者特別控除申告は、ユーザ本人の所得
(収入−必要経費)が1000万円以下であり、且つ配
偶者が控除対象配偶者であって所得が38万円以下の場
合、若しくは控除対象配偶者ではないが所得が76万円
未満の場合に、上記所得金額に応じて受けることができ
る控除のことである。また、保険料控除申告は、保険料
を支払った場合に受けることができる一定金額の所得控
除を申請するものであり、生命保険料、個人年金保険
料、社会保険料、損害保険料、小規模企業共済等掛金な
どが対象となる。また、住宅取得特別控除申告は、住宅
を取得する際にその取得費用を金融機関から借りた場合
に、借入金の年末残高の一定割合を税額控除するもので
ある。
を参照して説明する。図3において示されている本人の
名前、生年月日、住所や、控除対象配偶者および控除対
象配偶者以外の扶養親族の名前、生年月日、本人との続
柄などの情報はデータベース2に記録されているものが
使用される。更に、申請者としてユーザ本人の名前およ
びユーザIDが記されている。つまり、申請支援システ
ム1の申請項目作成手段11は、データベース2に記録
されているユーザ毎の人事情報(家族構成の情報)に基
づいて、申請内容が記入済みの第1申請項目をユーザI
D毎に作成し、申請項目提示手段12を使用して図3に
示したようにユーザ端末3に提示させる。
れば「内容確認」ボタンを選択して、その提示内容を応
答入力(承認入力)として申請支援システム1に送信す
る。応答入力受付手段14によってその応答入力を受け
付けた申請支援システム1は、申請ID付与手段13を
使用して、その応答入力に固有の申請IDを付与する。
付与された申請IDはユーザ端末3に送信され、図3に
示した画面例では空欄になっている「申請ID」の欄に
所定のID番号が記入される。従って、「内容確認」ボ
タンを選択したユーザ端末3においては、その後、申請
支援システム1側から申請IDが付与されて、「申請I
D」の欄に所定のID番号が記入された時点で、扶養控
除申告の手続が完了したことを知る。一方で申請支援シ
ステム1では、応答入力に付与した申請IDをユーザ端
末3に送信した後、応答入力保存手段15が、応答入力
を申請IDおよびユーザIDと関連付けてデータベース
2に記録する。
がデータベース2に記録された人事情報に反映されてい
ない場合は、「メインメニュー」ボタンを選択して、変
更手続をオンラインで行うことができる(訂正入力)。
変更手続を行った後、再度、図3に示す画面にアクセス
すれば更新された内容に基づいて扶養控除申告の手続を
行うことができる。
て図4を参照して説明する。図4に示されているよう
に、ここでは配偶者の住所、名前、生年月日がデータベ
ース2に記録された情報に基づいて予め記入されており
(第1申請項目)、ユーザ本人はその記載内容が正しい
か否かを確認する。正しくない場合には上述したように
訂正入力をユーザ端末3上で行うことができる。更に、
配偶者に収入があるか否かを入力し(第2申請項目に対
する新規入力)、収入がある場合には、収入金額Aと必
要経費Bとを入力し、その入力データを元に所得金額C
が自動計算されて表示される。または、所得金額C(=
A−B)を直接入力する(第2申請項目に対する新規入
力)。尚、新規入力が可能な項目は入力ボックスで表示
されている。
することにより、その時点での入力内容が保存され、入
力の一時中断をすることができる。また、第2検証手段
17は入力中または入力後の応答入力を見て、その結
果、不適切な入力がある場合には図5に示す「給与所得
の収入金額が141万円を超える場合は申告できませ
ん」のような警告表示を行う(第2検証工程)。
を使用して「申請」ボタンを選択すれば、上記入力内容
(訂正入力および新規入力)は応答入力として申請支援
システム1に送信され、応答入力受付手段14によって
受け付けられる。応答入力受付手段14によってその応
答入力を受け付けた申請支援システム1は、申請ID付
与手段13を使用して、その応答入力に固有の申請ID
を付与する。付与された申請IDはユーザ端末3に送信
され、応答入力の送信前には空欄であった「申請ID」
の欄に図6に示すように所定のID番号が記入される。
従って、「申請」ボタンを選択したユーザ端末3におい
ては、その後、申請支援システム1側から申請IDが付
与されて、「申請ID」の欄に所定の申請IDが記入さ
れた時点で、配偶者特別控除申告の手続が完了したこと
を知る。ただし、配偶者特別控除申告は書面を提出する
必要があるため、図6に示す「申告書印刷」ボタンを選
択し、接続されたプリンタ4から申請用紙を印刷するこ
とが必要である。申請IDの付与を受けた後で申請用紙
の印刷が行われることから、この申請用紙には応答入力
と申請IDとユーザIDとが印刷されている。
14205」は、本来の申請ID:「0014205」
に加えて、保険料控除申告、住宅取得特別控除申告、配
偶者特別控除申告、扶養控除申告などの手続の種類を図
13に示すような業務コード(保険料控除(P120
0)、住宅取得特別控除(P1210)、配偶者特別控
除(P1220)、扶養者控除(P1230)など)と
して付加して作成されたものである。ここでは、配偶者
特別控除に関する申請を行っているため、業務コードと
してP1220が付加されている。その結果、表示され
た申請IDを見るだけで、その申請内容がどのような種
類の年末調整手続に対して行われたものであるのかが分
かる。
に付与した申請IDをユーザ端末3に送信した後、応答
入力保存手段15が、応答入力を申請IDおよびユーザ
IDと関連付けてデータベース2に記録する。
保険の場合を図7および図8を参照して説明するが、個
人年金保険や損害保険などの他の保険であっても同様で
ある。図7に示されているように、ユーザ本人の住所が
データベース2に記録された情報に基づいて予め記入さ
れており(第1申請項目)、ユーザ本人はその記載内容
が正しいか否かを確認する。正しくない場合には上述し
たように訂正入力をユーザ端末3上で行うことができ
る。
に関する契約保険料などの保険データがデータベース2
に記録されている情報に基づいて予め記入されており
(第1申請項目)、ユーザ本人はその記載内容が正しい
か否かを確認する。保険データは、保険会社からユーザ
本人の所属する会社に送られてデータベース2に格納さ
れているものとする。この第1申請項目に対する訂正入
力を行う場合には、訂正入力を行う項目の「選択」をチ
ェックし、「変更」ボタンを選択すれば、後述する図8
に示すような入力用画面が新たに表示される。また、既
に解約した保険などの削除したい項目(第2申請項目)
が含まれている場合には、削除を行う項目の「選択」を
チェックし、「削除」ボタンを選択すればよい。逆に、
新たな項目を追加したい場合(第2申請項目)には、
「新規入力」ボタンを選択すれば後述する図8に示すよ
うな入力用画面が新たに表示される(第2申請項目)。
また、データベース2に記録されている情報が不完全な
ものである場合には、「入力要」のような表示が行わ
れ、この場合についても「選択」をチェックし、「変
更」ボタンを選択することで、後述する図8に示すよう
な入力用画面が新たに表示される。
保険料等の合計が10万円を超えている場合には、新規
入力として他の保険料の入力を新たに行っても控除額に
は変化がないため、その新規入力は不要である。そのた
め、データベース2に記録されている情報に基づいて予
め記入されている生命保険に関する契約保険料などの保
険データに基づいて作成された第1申請項目を検証する
第1検証手段16を設けておき、上記申請項目提示工程
と同時に予め第2申請項目に対する新規入力を中止させ
ておく(制限を加えておく)ことで(第1検証工程)、
ユーザに対して無駄な入力を行わせないようにすること
もできる。
訂正入力用の画面の例であり、新規入力および訂正入力
が可能である。また、この入力画面は、データベース2
に記録される情報と連動させることが可能である。例え
ば、図示するプルダウンメニューを使用して受け取り人
続柄を選択することで、データベース2に記録されてい
るユーザ本人の人事情報(家族構成)に基づいて、受取
人氏名の欄に上記続柄に対応する人物の名前が入力され
るように構成することもできる。新規入力または訂正入
力が完了すれば、「更新して閉じる」ボタンを選択する
ことで、この入力用画面が閉じられて、図7に示した画
面において図8の画面における入力結果が反映される。
第1申請項目に対しても訂正入力の必要が無い場合に
は、提示された申請項目情報に対して承認入力を行う。
この承認入力は、「申請」ボタンを選択することで達成
される。
4および図6を参照して説明した配偶者特別控除の場合
と同様に「申請」ボタンを選択し、応答入力を申請支援
システム1に送信する。引き続く工程もまた同様であ
り、応答入力と申請IDとユーザIDとが印刷された申
請用紙の印刷を行う。
いて図9を参照して説明する。図9に示されているよう
に、ここではユーザ本人の住所、居住開始年月日がデー
タベース2に記録された情報に基づいて予め記入されて
おり(第1申請項目)、ユーザはその記載内容が正しい
か否かを確認する。正しくない場合には訂正入力を行う
ことができる。また、借り入れ先の金融機関名や借り入
れ金額などを入力し、所定の項目についてはチェックボ
ックスの何れかをチェックすることで第2申請項目に対
する新規入力が行われる。
工程については、上述の実施形態と同様であり、応答入
力と申請IDとユーザIDとが印刷された申請用紙の印
刷を行う。
て図面を参照して説明したが、本願発明は図面に記載さ
れたものに限定されず、他の改変を行うこともできる。
は、ユーザ(従業員)がユーザ端末3を使用して年末調
整手続の申請を行う場合について図面を参照して説明し
たが、以下には、ユーザによって行われた年末調整手続
の申請(応答入力)の事務処理手続を事務処理支援シス
テム5と事務処理担当者が使用する事務処理端末6にお
いて行う場合について図面を参照して説明する。
を使用して年末調整手続の申請手続が行われることで、
データベース2には、応答入力が申請IDおよびユーザ
IDと関連付けて記録されており、更に年末調整手続の
事務処理担当者には、応答入力、申請ID、およびユー
ザIDが印刷された年末調整手続の申請用紙が引き渡さ
れている。事務処理担当者は、申請用紙に印刷された内
容について間違いの有無を確認し、間違いが無ければ応
答入力を認証し、間違いがある場合には修正した後で認
証する操作入力を行う。その結果、事務処理支援システ
ム5は、応答入力が認証されていないユーザIDを検索
することができる、つまり、年末調整手続の申請(応答
入力)を行っていないユーザが誰であるのかを検索する
ことができる。
続の事務処理のために上記事務処理支援システム5と接
続された事務処理端末6を使用する。ここで、事務処理
支援システム5とデータベース2と事務処理端末6と
は、図1に示した申請支援システム1とデータベース2
とユーザ端末3とを備えてなるシステム構成図と同様の
システム構成に含まれていてもよく、同じネットワーク
内に事務処理端末6、ユーザ端末3、申請支援システム
1などが接続されていることもある。
に係る事務処理支援システム5には会社の通信ネットワ
ーク内に設けられたサーバ装置が用いられ、従業員に関
する人事情報や、ユーザ端末3から送信されてきた年末
調整手続に関する応答入力が記録されているデータベー
ス(DB)2に対して読み出し/書き込み自在に接続さ
れている。更に、事務処理支援システム5に対しては事
務処理端末6がインターネットや社内LANなどのネッ
トワーク経由で接続されており、各事務処理端末6の使
用者は事務処理支援システム5との間で通信を行うこと
ができる。
は、申請ID受付手段21と、ユーザID検索手段22
と、ユーザID提示手段23と、認証受付手段24とを
備えてなる。更に、事務処理支援システム5は、未認証
ユーザ検索手段25と、案内提示手段26とを備えてい
てもよい。各手段の機能は後述するが、事務処理支援シ
ステム5の外部から情報を受け付ける機能、および外部
に情報を提示(出力)する機能は、事務処理支援システ
ム5を構成するサーバ装置に備え付けの入出力デバイス
および演算処理装置(CPU)に代表される入出力処理
機能などを使用して実現可能である。また、データベー
ス2を使用した、申請IDに対応するユーザIDの検索
処理(ユーザID検索手段22)、認証の受付が行われ
ていないユーザの検索処理(未認証ユーザ検索手段2
5)などの情報の処理機能は、事務処理支援システム5
を構成するサーバ装置が備える演算処理装置(CPU)
に代表される情報処理機能する機能を使用して実現可能
である。
受け取った事務処理担当者が事務処理端末6を使用して
入力した、上記申請用紙に記載された申請IDを受け付
けることができる。事務処理担当者は、各ユーザが行っ
た年末調整手続の内容が印刷された申請用紙を見て間違
いの有無を確認する(間違いがある場合には修正す
る)。事務処理端末6を使用して行われるその確認操作
は、申請用紙に印刷された申請IDを入力して事務処理
支援システム5に送信することである。
6から受け付けられた申請IDに対応するユーザID
を、先に応答入力保存手段15によってデータベース2
内に記録されたデータの中から検索する。つまり、ユー
ザID検索手段22は、年末調整手続が行われ、その年
末調整手続の内容の確認が行われたユーザIDを検索し
ている。
ーザIDが先に受け付けられた申請IDと対応付けて提
示されるよう、上記事務処理端末6に対して出力提示す
る。その結果、事務処理端末6には、事務処理担当者が
入力した申請IDと、その申請IDに基づいてデータベ
ース2において検索されたユーザIDとが表示される。
また、事務処理担当者が有している申請用紙には、申請
IDとユーザIDとが印刷されていることから、事務処
理担当者は申請用紙の記載内容(申請IDおよびユーザ
ID)と、データベース2に記録された申請内容(申請
IDおよびユーザID)とが同じであるか否かを対比し
て確認することができる。このような確認作業を行うこ
とで、事務処理担当者による申請IDの入力ミスなどが
発生することを防止することができる。
に提示された上記申請IDおよび上記ユーザIDが、上
記申請用紙に記載された上記申請IDおよび上記ユーザ
IDと同じである場合に、上記提示された申請IDおよ
びユーザIDに対して、上記事務処理端末6を使用して
行われる認証を受け付ける。その結果、年末調整手続を
怠り無く実行したユーザ(ユーザID)が、事務処理支
援システム5内で確定される。従って、データベース2
に記録されているユーザIDを、年末調整手続を怠り無
く行ったユーザID(認証済ユーザ)と、年末調整手続
を行っていないユーザID(未認証ユーザ)とに分類す
ることができる。
付けられていない未認証のユーザIDをデータベース2
を使用して検索する。その結果、事務処理支援システム
5は、年末調整手続の申請を促すための案内を提示する
必要のある未認証ユーザが誰であるのかを知ることがで
きる。
に対応するユーザに年末調整手続の案内を提示すること
ができる。その結果、案内を受け取ったユーザに年末調
整手続の実行を喚起することができる。
5と事務処理端末6との間で行われる年末調整手続の応
答入力の事務処理工程を説明する図である。工程300
において、事務処理担当者は事務処理端末6を使用し
て、引き渡された申請用紙に記載された申請IDを入力
し、事務処理支援システム5に送信する。次に工程31
0において申請ID受付手段21は、事務処理端末6か
ら送信されてきた申請IDを受け付ける(申請ID受付
工程)。
手段22は、データベース2に記録された、応答入力と
申請IDおよびユーザIDとが関連付けられた情報に基
づいて、受け付けられた申請IDに対応するユーザID
を検索する(ユーザID検索工程)。
いてユーザID提示手段23を使用して事務処理端末6
に出力提示される。検索され、提示されたユーザID
は、工程300において事務処理端末6から送信された
申請IDと対応付けて事務処理端末6に表示される(工
程340)。事務処理端末6を使用して上記検索された
ユーザIDおよび自身が入力した申請IDの提示を受け
た事務処理担当者は、それらを、手元にある申請用紙に
印刷された申請IDおよびユーザIDと対比して互いに
確認することができる。
と、申請用紙に印刷された申請IDおよびユーザIDと
が同じである場合には、その申請用紙がどのユーザによ
る年末調整手続によるものであるのかが確定されたとし
て、申請用紙に印刷された申請IDおよびユーザIDの
組み合わせを認証する認証操作入力を行う(工程35
0)。
理支援システム5に送信され、工程360において認証
受付手段24を使用して受け付けられる。その結果、事
務処理支援システム5は、データベース2に記録されて
いるユーザID(申請項目情報を作成し、提示した全て
のユーザID)を、年末調整手続を怠り無く行ったユー
ザID(認証済ユーザ)と、年末調整手続を行っていな
いユーザID(未認証ユーザ)とに分類することができ
る
5が年末調整を行っていないユーザID(未認証ユーザ
ID)をデータベース2を使用して検索する。続いて工
程380においては、案内提示手段26が上記検索され
た未認証ユーザIDに対応するユーザ(ユーザ端末3)
に対して、年末調整手続の実行を喚起する案内を提示す
る。この案内は、未認証ユーザIDに対して電子メール
を送ることで達成される場合などがある。
われる事務処理の具体例について図面を参照して説明す
る。まず、事務処理担当者には、各ユーザが手続きを行
って印刷した申請用紙が引き渡される。更に、申請内容
によっては別の書類が添付されていることもある。例え
ば、保険内容の「新規入力」および「訂正入力」を行っ
た場合は、保険会社などが発行した証明書を申請用紙に
添付して、事務処理担当者に引き渡す必要がある。或い
は、住宅取得特別控除申告の場合は、税務署発行の「給
与所得者の住宅取得等特別控除申告書」および「住宅取
得に係る借入金の年末調整残高証明書」(借り入れ先が
複数ある場合は全て)を印刷した申請用紙に添付して、
事務処理担当者に引き渡す必要がある。
いて、訂正入力および新規入力の内容確認、更にそれに
伴う添付書類の確認を行う。次に、申請用紙に記載され
た内容に誤りがある場合と誤りがない場合における事務
処理担当者の処理手順の一例について説明する。
あった場合、事務処理担当者は事務処理端末6を使用し
て事務処理支援システム5にアクセスし、図12に例示
するような画面において、上記申請用紙に関する業務コ
ードと申請IDとを入力する。ここで、申請IDは上記
申請用紙に印刷された所定の番号である。尚、第1実施
形態において説明したように本実施形態で使用している
申請IDは本来の申請IDに業務コードを付加したもの
であることから、図12に示したのは、配偶者特別控除
申告(業務コード:P1220)に対して行われた年末
調整手続の申請ID=0014205の案件に関するも
のである。
ンを選択した場合、記載された業務コードおよび申請I
Dが事務処理端末6から事務処理支援システム5に送信
され、申請ID受付手段21によって受け付けられる
(申請ID受付工程)。次に、ユーザID検索手段22
は、受け付けられた申請IDに対応する応答入力(ユー
ザIDを含む)をデータベース2内で検索する(ユーザ
ID検索工程)。検索された応答入力は図14に例示す
るように、事務処理端末6に提示される(ユーザID提
示工程)。
見積額に間違いがあった場合には図14に示すように、
事務処理担当者は、事務処理端末6に提示された申請I
DおよびユーザIDが、申請用紙に記載された申請ID
およびユーザIDと同じであることを確認した後、所得
見積額の欄(図中では「250000円」)の修正を事
務処理端末6を使用して行う。従って、所得見積額の欄
だけが入力ボックスで表示され、訂正入力可能に構成さ
れている。その後、「確認」ボタンを選択して認証する
ことで、その認証が事務処理支援システム5の認証受付
手段24において受け付けられ、最終的に、ユーザによ
って行われた配偶者特別控除の年末調整手続きが認証さ
れる。尚、印刷され、事務処理担当者に引き渡された申
請用紙上の記載内容の修正は、事務処理担当者が手書き
で所得見積額の修正を行うだけでもよい。
った場合の事務処理担当者による処理手順を説明するた
めの図面である。この場合は、修正する必要がないため
に、応答入力を読み出す必要はなく、それぞれの応答入
力(つまり、申請ID)に対して認証を与えればよい。
従って、まず、事務処理担当者は事務処理端末6を使用
して事務処理支援システム5にアクセスし、図15に例
示するような画面において、上記申請用紙に記載された
申請IDを入力する。ここでは、業務コード名をプルダ
ウンメニューから選択するように設定されている。
示」ボタンを選択した場合、入力された申請IDが事務
処理端末6から事務処理支援システム5に送信され、申
請ID受付手段21によって受け付けられる(申請ID
受付工程)。次に、ユーザID検索手段22は、受け付
けられた申請IDに対応するユーザIDをデータベース
2内で検索する(ユーザID検索工程)。検索されたユ
ーザIDは図15に例示するように、事務処理担当者自
身によって入力された申請IDと対応付けられて事務処
理端末6に提示される(ユーザID提示工程)。尚、事
務処理端末6を使用して入力された申請IDに該当する
ものが無かった場合には「申請IDが存在しません」と
いったエラーメッセージが返される。また、複数の申請
IDを入力しており、その何れかのID番号が重複して
いた場合には、「入力が重複しています」、「申請ID
が存在しません」といったエラーメッセージが返され
る。エラーメッセージが返された申請IDが事務処理担
当者による入力ミスによるものである場合には、その申
請IDを入力ボックスから削除すればよい。
された申請IDおよびユーザIDが、申請用紙に記載さ
れた申請IDおよびユーザIDと同じであることを確認
した後、「一括確認」ボタンを選択して認証入力を行
う。次に、その認証入力が事務処理支援システム5の認
証受付手段24において受け付けられ、最終的に、ユー
ザによって行われた配偶者特別控除の年末調整手続きが
認証される。
われた年末調整手続きの申請に対する認証が行われる
が、一方で、申請項目情報をユーザ(ユーザID)に対
して提示しているにも関わらず手続きを行わない(ユー
ザIDの認証を受けていない)者もいる。従って、事務
処理支援システム5の未認証ユーザ検索手段25は、デ
ータベース2に格納されているユーザIDの内で認証が
受け付けられていない未認証のユーザIDを検索し、案
内提示手段26はそのユーザIDに対応するユーザに対
して年末調整手続きの申請を促すような案内を電子メー
ルなどを使用して行うことができる。
紙の事務処理について図面を参照して説明したが、本願
発明は図面に記載されたものに限定されず、他の改変を
行うこともできる。 <別実施形態> <1>図16に示す申請支援システム10は、図1に示
した申請支援システム1が整理番号付与手段18を更に
備えて構成されたものであり、他のシステム構成は同様
である。ここで、整理番号付与手段18は、ユーザに関
する人事情報に基づいて年末調整手続毎に申請対象者を
抽出し、それらの申請対象者に対して固有の連続した整
理番号を付与する。そして、整理番号は、図1を参照し
て説明したように応答入力が印刷される際に同時に印刷
されるように、対応するユーザ端末3へ送信される。
場合、まずデータベース2に記録されているユーザに関
する人事情報(家族構成に関する情報)に基づいて、今
回の年末調整手続において手続申請を行う必要があるユ
ーザ(申請対象者)を抽出して、仮の申請IDを付与す
る。そして、抽出されたユーザの仮の申請IDをそれぞ
れのユーザID順に並べ、抽出されたユーザに固有の連
続した整理番号をユーザID順に付与する。尚、ここで
は抽出されたユーザに対して仮の申請IDを付与した
が、これは単にデータの受け渡しの際の利便性を考慮し
て付与したものであり、必ずしも必要ではない。
整理番号は、上述した申請項目情報または申請IDの送
信と同時にユーザ端末3に送信される。ユーザ端末3に
送信された整理番号はユーザによる確認を要さないた
め、図3に例示した扶養控除申告用の画面上に表示しな
くてもよい。但し、図6の配偶者特別控除申告の説明に
おいて例示したような「申告書印刷」ボタンをユーザが
選択し、ユーザ端末3に接続されたプリンタ4を用いて
申請用紙(応答入力)が印刷される際には、図17に例
示するように上記整理番号が同時に印刷される。
は、整理番号が同時に印刷された申請用紙が引き渡され
る。尚、図17で例示した整理番号は6桁の数字(10
0234)で構成されているが、アルファベットなどの
文字と数字とを組み合わせた整理番号や、記号と数字と
を組み合わせた整理番号など、事務処理担当者が識別し
やすいような番号であればよい。また、図17では整理
番号がヘッダ部分に印刷されているが、フッタ部分に印
刷されるように設定してもよく、或いは、事務処理担当
者が識別し易い他の部分に印刷されるように設定するこ
ともできる。
一定期間保存され、必要であれば事務処理担当者によっ
て参照されることもある。その際、多数の申請用紙の中
から1人のユーザに関する申請用紙を取り出す必要があ
るが、ユーザID順に連続して付与された整理番号が図
17のようにヘッダ部分に印刷されていることで、整理
番号を追うことで目的とする申請用紙を容易に見つけ出
すことができる。特に、組織の規模が大きい程、保存さ
れる申請用紙も多くなるが、まずコンピュータ端末(事
務処理支援システム)などでデータベース2の検索を行
って、目的とするユーザに付与された整理番号を調べ、
その整理番号をもって、分類・整理されて保存されてい
る申請用紙から目的とする申請用紙を探し出すことが可
能である。他方で、ユーザIDなどの番号に基づいて申
請用紙を管理しようとした場合、ユーザID等は退職な
どによって欠番が発生し、不連続な番号となることが多
々あるので、文書を管理するという観点からは好ましく
ない。
して整理番号付与手段18による整理番号の付与工程に
ついて説明したが、配偶者特別控除申告、保険料控除申
告、および住宅取得特別控除申告の場合についても同様
に整理番号が付与されて申請用紙の保存が行われる。但
し、住宅取得特別控除申告の場合、新築・購入の場合の
借入金だけでなく、更に増改築を行った際の借入金につ
いても住宅取得特別控除が適用されるので、1人のユー
ザが複数の住宅取得特別控除申告を行う必要があること
もあり、従って、1人の申請対象者が有する複数の住宅
取得特別控除申告案件に対してそれぞれ別の整理番号が
付与されることもある。この場合には、1人の申請対象
者が有する複数の申請案件に対して連続した整理番号が
付与された上で、複数の申請対象者のユーザID順に連
続した整理番号が付与される。
てはまらないために整理番号の付与を受けなかったが、
その後になってから新たに申告を行う必要の生じる申請
対象者もいる。例えば、新たに結婚したことで扶養控除
申告の申請対象者となるユーザや、住宅を購入したり増
改築に伴って借入れを行ったことで住宅取得特別控除申
告の申請対象者となるユーザがそれに当てはまる。これ
らのユーザに対しては、応答入力が行われ、申請IDの
要求があった時点で整理番号付与手段18が整理番号の
付与を行い、申請IDと共に整理番号がユーザ端末3に
送信されるように構成することができる。その際の整理
番号は、上述したように予めユーザID順に付与された
整理番号に引き続いて申請順(申請IDの要求順)に付
与され、整理番号に欠番が生じないようにされる。
成工程、申請項目提示工程、申請ID付与工程、応答入
力受付工程、応答入力保存工程、第1検証工程、第2検
証工程、申請ID受付工程、ユーザID検索工程、ユー
ザID提示工程、認証受付工程、未認証ユーザ検索工
程、および案内提示工程の各工程を実行処理するプログ
ラムを、申請項目作成手段11、申請項目提示手段1
2、申請ID付与手段13、応答入力受付手段14、応
答入力保存手段15、第1検証手段16、第2検証手段
17、申請ID受付手段21、ユーザID検索手段2
2、ユーザID提示手段23、認証受付手段24、未認
証ユーザ検索手段25、および案内提示手段26の各機
能を実現するコンピュータ上で実行させていた、つまり
汎用ハードウェアと専用ソフトウェア(上記プログラ
ム)とを組み合わせて使用していた。ただし、前記手段
の中の一部の機能を別個の専用ハードウェアで構成して
も構わない。また、前記プログラムを実行可能なコンピ
ュータは、必ずしも一台のコンピュータである必要はな
い。つまり、一部のプログラムをその処理に適切なアー
キテクチャの特別なコンピュータを使用して当該プログ
ラムを実行させるようにしても構わない。
可能な記録媒体について説明する。上記したように、本
発明に係る年末調整手続支援方法における各工程を実行
させるさせるためのプログラムによって実行するには、
前記プログラムを先ずPCのデータベース2にインスト
ールする必要がある。従って、これらのインストール前
のプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒
体、例えば、CD−ROM(compact disc
read only memory)等から直接イン
ストールするか、或いは、インターネット等の伝送媒体
を介してデータベース2に、当該プログラムをダウンロ
ードする。更には、当該インストールをコンピュータ・
ネットワークを介して行う場合は、前記インストール前
の各プログラムを所定のサーバ上の記憶媒体(ハードデ
ィスク装置等)にコンピュータから読み出し可能に記憶
しておいても構わない。
憶装置である必要はない。例えば、複数のCD−ROM
や、コンピュータ・ネットワーク上に分散された複数の
サーバ上に前記各プログラムが分散して配置されていて
も構わない。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (13)
- 【請求項1】 組織に属する所属員であるユーザに関す
る単数または複数の年末調整手続に必要な申請項目への
入力を支援する年末調整手続支援システムであって、 前記ユーザに割り当てられたユーザID毎に、前記ユー
ザに関する人事情報に基づいて、申請内容が入力済みの
第1申請項目と申請内容が未入力の第2申請項目との内
の少なくとも前記第1申請項目を含む申請項目情報を前
記年末調整手続毎に作成する申請項目作成手段と、 前記申請項目情報を、前記第1申請項目に対する訂正入
力または前記第2申請項目に対する新規入力の少なくと
も一方、或いは前記第1申請項目に対する承認入力を前
記ユーザの使用するユーザ端末によって入力可能に提示
する申請項目提示手段と、 前記ユーザ端末から要求があった場合、前記訂正入力ま
たは前記新規入力の少なくとも一方、或いは前記承認入
力を含む応答入力に対して前記年末調整手続毎に固有の
申請IDを付与して、前記ユーザ端末に送信する申請I
D付与手段と、 前記応答入力を受け付ける応答入力受付手段と、 受け付けた前記応答入力を前記申請IDおよび前記ユー
ザIDと関連付けて保存する応答入力保存手段とを備え
てなる年末調整手続支援システム。 - 【請求項2】 前記第1申請項目を検証して、前記新規
入力に対する制限を設ける第1検証手段を更に備えてな
る請求項1に記載の年末調整手続支援システム。 - 【請求項3】 前記第2申請項目に対する前記新規入力
を検証する第2検証手段を更に備えてなる請求項1また
は請求項2に記載の年末調整手続支援システム。 - 【請求項4】 前記ユーザに関する人事情報に基づいて
前記年末調整手続毎に申請対象者を抽出し、前記申請対
象者に固有の連続した整理番号を付与する整理番号付与
手段を備え、 前記整理番号は、前記応答入力が印刷される際に同時に
印刷されるように、前記ユーザ端末へ送信される請求項
1から請求項3の何れかに記載の年末調整手続支援シス
テム。 - 【請求項5】 前記応答入力が前記申請IDおよび前記
ユーザIDと共に印刷された申請用紙の記載内容に基づ
き、年末調整手続の事務処理が事務処理端末との間で行
われる年末調整手続支援システムであって、 前記事務処理端末から入力される、前記申請用紙に記載
された前記申請IDを受け付ける申請ID受付手段と、 受け付けられた前記申請IDに対応するユーザIDを、
前記応答入力保存手段によって保存されたデータの中か
ら検索するユーザID検索手段と、 検索されたユーザIDが前記受け付けられた申請IDと
対応付けて提示されるよう、前記検索されたユーザID
を前記事務処理端末に対して出力提示するユーザID提
示手段と、 前記検索されたユーザIDと対応付けのなされた申請I
Dに対する認証入力を受け付ける認証受付手段とを更に
備えてなる請求項1から請求項4の何れかに記載の年末
調整手続支援システム。 - 【請求項6】 認証が受け付けられていない未認証のユ
ーザIDを検索する未認証ユーザ検索手段と、 前記未認証のユーザIDに対応するユーザに年末調整手
続の案内を提示する案内提示手段とを更に備えてなる請
求項5に記載の年末調整手続支援システム。 - 【請求項7】 組織に属する所属員であるユーザの単数
または複数の年末調整手続に必要な申請項目への入力を
支援する年末調整手続支援方法であって、 前記ユーザに割り当てられたユーザID毎に、前記ユー
ザに関する人事情報に基づいて、申請内容が入力済みの
第1申請項目と申請内容が未記入の第2申請項目との内
の少なくとも前記第1申請項目を含む申請項目情報を前
記年末調整手続毎に作成する申請項目作成工程と、 前記申請項目情報を、前記第1申請項目に対する訂正入
力または前記第2申請項目に対する新規入力の少なくと
も一方、或いは前記第1申請項目に対する承認入力を前
記ユーザの使用するユーザ端末によって入力可能に提示
する申請項目提示工程と、 前記ユーザ端末から要求があった場合、前記訂正入力ま
たは前記新規入力の少なくとも一方、或いは前記承認入
力を含む応答入力に対して前記年末調整手続毎に固有の
申請IDを付加して、前記ユーザ端末に送信する申請I
D付与工程と、 前記応答入力を受け付ける応答入力受付工程と、 受け付けた前記応答入力を前記申請IDおよび前記ユー
ザIDと関連付けて保存する応答入力保存工程とを含む
年末調整手続支援方法。 - 【請求項8】 前記第1申請項目を検証して、前記新規
入力に対する制限を設ける第1検証工程を含む請求項7
に記載の年末調整手続支援方法。 - 【請求項9】 前記第2申請項目に対する前記新規入力
を検証する第2検証工程を含む請求項7または請求項8
に記載の年末調整手続支援方法。 - 【請求項10】 前記応答入力が前記申請IDおよび前
記ユーザIDと共に印刷された申請用紙の記載内容に基
づき、年末調整手続の事務処理が事務処理端末使用との
間で行われる年末調整手続支援方法であって、 前記事務処理端末から入力される、前記申請用紙に記載
された前記申請IDを受け付ける申請ID受付工程と、 受け付けられた前記申請IDに対応するユーザIDを、
前記応答入力保存工程において保存されたデータの中か
ら検索するユーザID検索工程と、 検索されたユーザIDが前記受け付けられた申請IDと
対応付けて提示されるよう、前記検索されたユーザID
を前記事務処理端末に対して出力提示するユーザID提
示工程と、 前記検索されたユーザIDと対応付けのなされた申請I
Dに対する認証入力を受け付ける認証受付工程とを含む
請求項7から請求項9の何れかに記載の年末調整手続支
援方法。 - 【請求項11】 認証が受け付けられていない未認証の
ユーザIDを検索する未認証ユーザ検索工程と、 前記未認証のユーザIDに対応するユーザに年末調整手
続の案内を提示する案内提示工程とを含む請求項10に
記載の年末調整手続支援方法。 - 【請求項12】 請求項7から請求項11の何れかに記
載の年末調整手続支援方法における前記各工程をコンピ
ュータに実行させるためのプログラム。 - 【請求項13】 請求項7から請求項11の何れかに記
載の年末調整手続支援方法における前記各工程をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300018A JP4721595B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 年末調整手続支援システムおよび方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001300018A JP4721595B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 年末調整手続支援システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003108711A true JP2003108711A (ja) | 2003-04-11 |
JP4721595B2 JP4721595B2 (ja) | 2011-07-13 |
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ID=19120667
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001300018A Expired - Lifetime JP4721595B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 年末調整手続支援システムおよび方法 |
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