JP2000347296A - 反射型プロジェクター - Google Patents

反射型プロジェクター

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JP2000347296A JP2000143838A JP2000143838A JP2000347296A JP 2000347296 A JP2000347296 A JP 2000347296A JP 2000143838 A JP2000143838 A JP 2000143838A JP 2000143838 A JP2000143838 A JP 2000143838A JP 2000347296 A JP2000347296 A JP 2000347296A
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type projector
heat sink
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成済 禹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射型プロジェクターを提供する。 【解決手段】 光源と、前記光源から出射された光を偏
光させる偏光ビームスプリッタと、前記偏光ビームスプ
リッタの次に位置し画像を形成するディスプレー素子
と、前記ディスプレー素子から反射された画像を投射す
るための投射レンズユニットと、その前面が前記ディス
プレー素子の背面に接触されるように設けられる熱電素
子と、前記熱電素子の背面に設けられたヒートシンク
と、前記ヒートシンクに一端が連結されたヒートパイプ
と、前記ヒートパイプの他端に連結された放熱板とを備
える。これにより、ディスプレー素子に蓄積される熱を
迅速で騷音なく放出できてプロジェクターの騷音を減ら
すことができ、ディスプレー素子の寿命を延ばしうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は反射型プロジェクタ
ーに係り、詳細には画像を形成するディスプレー素子を
冷却するための構造が改善された反射型プロジェクター
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的にプロジェクターは、ディスプレ
ー素子に形成される画像をスクリーンに投影する装置で
ある。このようなプロジェクターは、光がディスプレー
素子を通過してスクリーンに画像を投影する透過型と、
光がディスプレー素子に反射されてスクリーンに画像を
投影する反射型とに区分される。
【０００３】図１には従来の反射型プロジェクターが示
されている。
【０００４】図面を参照すれば、従来の反射型プロジェ
クターは、本体１０１に備えられた光源１０２と、ダイ
クロイックミラー（dichroic mirror）１０３と、偏光
ビームスプリッタ１０４と、反射型ディスプレー素子１
０５と、投射レンズ１０６と、送風ファン１０７とを具
備する。
【０００５】前記ダイクロイックミラー１０３は、前記
光源１０２から出射された白色光を波長領域に従って各
々赤色・緑色・青色の光に分岐するためのものである。
前記偏光ビームスプリッタ１０４は入射光を偏光させ、
偏光された光を透過及び反射させることによって入射光
の進行経路を変える。前記反射型ディスプレー素子１０
５は前記偏光ビームスプリッタ１０４を経由して入射さ
れた一偏光の入射光から画像を生成する。前記投射レン
ズ１０６は前記ディスプレー素子１０５で生成され、前
記偏光ビームスプリッタ１０４を経由した画像を拡大し
て投射させる。
【０００６】前記反射型ディスプレー素子１０５は、駆
動時応答速度に優れた、例えば、強誘電体液晶表示素子
（FLCD；Ferroelectric Liquid Crystal Display）であ
って、２次元アレイ構造の画素を有し、入力された映像
信号に対応するように各画素が選択的に駆動されて偏光
方向を変調することによって所定の画像を形成する。
【０００７】一方、プロジェクターの動作中に前記ディ
スプレー素子１０５自体で発生する熱と前記光源１０２
から入射されたビームにより、ディスプレー素子１０５
の温度が上昇する。前記ディスプレー素子１０５の温度
が上昇すれば画像が劣化する。このように、ディスプレ
ー素子１０５の温度が上昇することを抑制するために、
従来には本体１０１に送風ファン１０７を設けてディス
プレー素子１０５を冷却した。
【０００８】ところが、従来の反射型プロジェクターで
ディスプレー素子１０５を冷却するために送風ファンを
使用すれば、騷音が発生してディスプレー素子１０５に
ホコリが吸着されて画質が落ちるなどの問題点があっ
た。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解決するために創出されたものであって、ディ
スプレー素子を冷却するのに騷音が発生せずに、適正温
度を維持できるように構造が改善された反射型プロジェ
クターを提供することにその目的がある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明に係る反射型プロジェクターは、光源と、前
記光源から出射された光を偏光させる偏光ビームスプリ
ッタと、前記偏光ビームスプリッタの次に位置し画像を
形成するディスプレー素子と、前記ディスプレー素子か
ら反射された画像を投射するための投射レンズユニット
と、その前面が前記ディスプレー素子の背面に接触され
るように設けられる熱電素子と、前記熱電素子の背面に
設けられたヒートシンクと、前記ヒートシンクに一端が
連結されたヒートパイプと、前記ヒートパイプの他端に
連結された放熱板とを含む。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら、本発明に係る望ましい実施形態の反射型プロジェク
ターを詳細に説明する。
【００１２】図２を参照すれば、本発明の実施形態に係
る反射型プロジェクターは、本体１に備えられた光源２
と、ダイクロイックミラー３と、偏光ビームスプリッタ
４と、ディスプレー素子１０と、カラープリズム５と、
投射レンズユニット６とを含んで構成される。
【００１３】前記ダイクロイックミラー３は、光源２か
ら出射された白色光を波長領域に従って赤色・緑色・青
色の光に分岐するために複数個備えられる。前記偏光ビ
ームスプリッタ４は、前記ダイクロイックミラー３によ
り分枝された各光の進行経路を変える。前記ディスプレ
ー素子１０は、前記偏光ビームスプリッタ４から反射さ
れた単色光から画像を形成し反射させる。前記カラープ
リズム５は前記ディスプレー素子１０から反射された画
像の光路を変え、前記投射レンズユニット６は前記カラ
ープリズム５を透過した画像をスクリーン７に拡大投射
する。
【００１４】一方、本実施形態の反射型プロジェクター
は従来の反射型プロジェクターとは違って、ディスプレ
ー素子を冷却するために熱電素子２０と、ヒートシンク
３０と、ヒートパイプ４０と、放熱板５０とを具備す
る。
【００１５】前記熱電素子２０は通常ぺルチェチップと
呼ばれる素子であって、前記熱電素子２０に電気が印加
されれば片面は冷却されて熱を吸収し、他面は発熱され
て熱を放出する。前記熱電素子２０の冷却部２１は前記
ディスプレー素子１０の背面に接触され、ねじ１４によ
り前記ディスプレー素子１０と結合される。
【００１６】前記ヒートシンク３０は、前記熱電素子２
０で熱を発熱する発熱部２２に接触され、ねじ３２によ
り前記熱電素子２０と結合される。そして、前記ヒート
パイプ４０は熱伝導性に優れた金属が使われ、その一端
は前記ヒートシンク３０に連結される。前記放熱板５０
は前記本体１に結合されていて、前記ヒートパイプ４０
の他端が接触されている。従って、前記ヒートパイプ４
０を通じて前記放熱板５０に伝導された熱は本体１を通
じて放出される。
【００１７】一方、前記偏光ビームスプリッタ４と前記
熱電素子２０との間には、ホコリが入らないように密閉
部材１８が備わる。そして、前記ヒートシンク３０の温
度が上昇することを強制的に冷却するために送風ファン
６０を設けることが望ましい。
【００１８】このように構成された本発明の実施形態に
係る反射型プロジェクターが動作する途中で前記ディス
プレー素子１０が適正温度以上に上昇すれば、温度を感
知するセンサー（図示せず）により信号が発生し、その
信号により前記熱電素子２０に電気が印加される。前記
熱電素子２０に電気が印加されることによって、前記デ
ィスプレー素子１０の背面に接触されている前記熱電素
子２０の冷却部２１が前記ディスプレー素子１０に蓄積
される熱を吸収して前記ディスプレー素子１０の温度が
上昇することを抑制する。
【００１９】そして、前記熱電素子２０に吸収された熱
は、その熱電素子２０の発熱部２２を通じて前記ヒート
シンク３０に伝達され、前記ヒートシンク３０に連結さ
れた前記ヒートパイプ４０を通じて前記放熱板５０に伝
導された熱は前記本体１から外部に放出される。
【００２０】このように、前記熱電素子２０とヒートシ
ンク３０とヒートパイプ４０と放熱板５０とにより本体
１に熱を伝導させることによって、ディスプレー素子１
０に蓄積される熱を放出できて騷音発生を抑制すること
ができる。また、前記ディスプレー素子１０は前記偏光
ビームスプリッタ４と前記熱電素子２０との密閉された
空間に設けられているので、ホコリが前記ディスプレー
素子１０に吸着されなくなる。
【００２１】一方、本実施形態では送風ファン６０を動
作させて前記ヒートシンク３０を強制的に冷却でき、送
風ファン６０を動作させない時より冷却性能を向上させ
ることもできる。
【００２２】
【発明の効果】前述したように構成された本発明に係る
反射型プロジェクターを使用すれば、前記ディスプレー
素子１０で発生されたり光源により放射される熱を熱電
素子２０とヒートシンク３０とヒートパイプ４０と放熱
板５０を通じて速かに本体１に放出できるので、ディス
プレー素子１０を常に適正温度を維持できる。従って、
ディスプレー素子１０に蓄積される熱を迅速かつ騷音な
く放出できてプロジェクターが静かな動作をすることが
でき、ディスプレー素子１０の寿命を延ばしうる効果が
ある。
【００２３】本発明は図面に示した実施形態を参考とし
て説明したが、これは例示的なことに過ぎなく、当該分
野で通常的な知識を有する者であればこれより多様な変
形及び均等な他の実施形態が可能であることを理解でき
るはずである。従って、本発明の真の技術的保護範囲は
特許請求の範囲に限って決まるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 従来の反射型プロジェクター要部の概略的な
断面図である。
【図２】 本発明の実施形態に係る反射型プロジェクタ
ーの要部を示す概略的な断面図である。
【図３】 図２に示した反射型プロジェクターの一部断
面図である。
【符号の説明】
１ 本体 ２ 光源 ３ ダイクロイックミラー ４ 偏光ビームスプリッタ ５ カラープリズム ６ 投射レンズユニット ７ スクリーン １０ ディスプレー素子 ２０ 熱電素子 ３０ ヒートシンク ４０ ヒートパイプ ５０ 放熱板 ６０ 送風ファン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 光源と、 前記光源から出射された光を偏光させる偏光ビームスプ
    リッタと、 前記偏光ビームスプリッタの次に位置し画像を形成する
    ディスプレー素子と、 前記ディスプレー素子から反射された画像を投射するた
    めの投射レンズユニットと、 その前面が前記ディスプレー素子の背面に接触されるよ
    うに設けられる熱電素子と、 前記熱電素子の背面に設けられたヒートシンクと、 前記ヒートシンクに一端が連結されたヒートパイプと、 前記ヒートパイプの他端に連結された放熱板と、を含む
    ことを特徴とする反射型プロジェクター。
  2. 【請求項２】 前記ディスプレー素子は、前記偏光ビー
    ムスプリッタと前記熱電素子との密閉された空間内に設
    けられることを特徴とする請求項１に記載の反射型プロ
    ジェクター。
  3. 【請求項３】 前記本体には、前記ヒートシンクを強制
    的に冷却するための送風ファンがさらに設けられたこと
    を特徴とする請求項１または請求項２に記載の反射型プ
    ロジェクター。
JP2000143838A 1999-05-17 2000-05-16 反射型プロジェクター Pending JP2000347296A (ja)

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