JP5162427B2 - 温度センサの取付構造及び投射型映像表示装置 - Google Patents

温度センサの取付構造及び投射型映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、温度センサの取付構造、特に、壁面の温度を感知する温度センサの取付構造及びこれを応用した投射型映像表示装置に関する。
液晶ライトバルブを用いた投射型映像表示装置、例えば、3板式液晶式プロジェクタは、PC、ビデオ装置等からの映像信号が制御回路に入力され、制御回路に入力された映像信号が所定の電圧に変換されて信号線を介して赤色光用、緑色光用及び青色光用の各液晶ライトバルブに供給される。そして、映像信号に応じた駆動電圧をそれぞれの液晶ライトバルブの各画素に印加して、映像信号に応じて各画素の透過率を変えてランプからの光を変調することによりスクリーン上で映像を得ることができるようになっている。ランプには、通常メタルハライドランプ等の大光量を発生させる光源が用いられている。このため、電源から電源線を介して大電力が供給され、ランプは発熱して高温になる。
ランプで発熱した熱は、放射あるいは熱伝達により、ランプハウジング等の光学系路を構成する樹脂製の筺体の温度を上昇させる。また、液晶ライトバルブを構成する液晶パネル内の液晶や液晶パネルの入射側及び出射側に設けられている偏光板などが光を吸収することによりそれ自身の温度が上昇する。このため、冷却空気をこれら部分に供給して温度上昇を抑制するように構成されている。しかしながら、冷却ファンが停止したり、冷却空気の吸入口が塞がれてしまったりする場合には、上記ランプハウジングを構成する樹脂製の壁面や、偏光板の温度が設定使用温度を超えることになる。そこで、このような温度上昇を防止するために、ランプハウジングの壁面や偏光板を取り付ける樹脂製の偏光板ホルダーの壁面の温度を検出する温度センサを配置し、これら壁面温度が所定温度以上になった場合にランプの電源を遮断する温度プロテクタが設けられている。
このように、液晶ライトバルブを用いた投射型映像表示装置には、通常、壁面の温度を検出する温度センサが数箇所に配置されている。従来、このような壁面温度を検出する温度センサの取付構造としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。以下、これを図5に基づき説明する。
図5は、従来例の液晶ライトバルブを用いた投射型映像表示装置における入射側の偏光板ホルダーに取り付けられている温度センサの取付構造を示す分解構成図である。この図に示されるように、偏光板110はガラス等の透明基材111に偏光フイルム112が貼り付けられて構成されている。そして、この偏光板110は、偏光板ホルダー120の複数のガイド部121に挿入される。一方、偏光板ホルダー120の上方への移動を規制するように略コ字状に形成され、下方に位置する開口端部が広がるように形成された押え金具122が偏光板ホルダー120に設けた切欠き部分123から挿着される。これにより、偏光板110が偏光板ホルダー120に取り付けられている。
また、偏光板ホルダー120の図示左上部の壁面は、温度センサ100がその本体により温度を感知する被温度感知壁面とされている。温度センサ100の本体は、薄い直方体形状を成したものであって、温度センサ100の本体の温度感知面が偏光板ホルダー120の表面に押し付けられるように、温度センサ100の本体がセンサ固定枠板130に取り付けられている。センサ固定枠板130は、温度センサ100の本体を嵌合保持し、温度センサ100の本体の温度感知面を偏光板ホルダー120の壁面に押し付ける固定枠部131と、偏光板ホルダー120の受部124への取付部を成す取付片部132とから構成されている。偏光板ホルダー120の受部124にはねじ孔125が設けられ、取付片部132にはこのねじ孔125に対向する位置に孔133が設けられ、ねじ134がこの孔133を通してねじ孔125に螺合されることにより、温度センサ100が取り付けられている。
このようにして、偏光板110及び温度センサ100が取り付けられた偏光板ホルダー120は、光学ボックス140のガイド部141に挿入される。そして、偏光板ホルダー120の上端の折曲片127に設けられた孔128よりねじ129が挿入され、このねじ129が光学ボックス140に設けられたねじ孔142に螺合されることにより、偏光板ホルダー120が光学ボックス140に固定されている。
特開2003−43440号公報
しかしながら、従来の壁面温度を検出する温度センサの取付構造によれば、小さい直方体形状の温度センサ100の本体を被温度感知壁面である偏光板ホルダー120の壁面に押し付けて取り付けるために、別部品として作られたセンサ固定枠板130により取り付ける必要があった。このため、温度センサ100の取付作業が面倒である。また、小さい直方体形状の温度センサ100を偏光板ホルダー120の壁面に押し付けて取り付けるために、一端側でねじ止めして固定するセンサ固定枠板130にバネ性を持たせる必要があるが、適正な材料を選択し難いという問題がある。すなわち、バネ性のある金属性の板材でセンサ固定枠板130を製作した場合は、センサ固定枠板130に熱伝道されるため、偏光板ホルダー120の壁面の温度を感知する精度が低下するという問題がある。また、このような熱伝導を避けるためセンサ固定枠板130を樹脂成型品とすることが考えられるが、この場合はセンサ固定枠板130がばね性に劣り、温度センサ100の表面を偏光板ホルダー120の壁面に常に密着させることが困難となり、この点から温度感知精度が低下するという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑み、温度センサの取付作業を簡略化するとともに、高精度に被温度感知壁面の温度を感知可能とした温度センサの取付構造を提供することを目的とする。また、本発明は、このような温度センサの取付構造を用いた投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る温度センサの取付構造は、直方体形状の本体の一面に温度感知面を備えた温度センサと、温度を感知すべき被温度感知壁面に温度センサの温度感知面を当接するように温度センサの本体を挿入口からスライド式に挿入可能とする溝部と、前記温度センサの本体の挿入方向の先端部を支持する支持部と、温度センサの本体の挿入口側の面から導出されるリード線を折り曲げたときの弾性力により前記温度センサの温度感知面を被温度感知壁面に押し付けるように、温度センサのリード線を前記被温度感知壁面と平行な面の方向にU字状に折り曲げて外部へ取り出す曲げ調整部と、前記温度センサの本体が挿入口側へ移動することを規制する規制部とを備えていることを特徴とする。
このように構成すると、温度センサの本体を溝部に挿入して温度センサをスライド式に装着することができるので、温度センサの取り付けが簡略化される。また、温度センサの本体は、曲げ調整部を通して温度センサのリード線を外部へ取り出すことにより、リード線の弾性力により温度センサの本体を被温度感知壁面に押し付けることができる。したがって、温度センサの取付は、従来のように別部品として形成されたセンサ固定枠板を使用する必要がないので、センサ固定枠板による温度感知精度低下のおそれがない。
また、前記溝部及び支持部は、前記被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることが好ましい。このように構成すると、溝部及び支持部が被温度感知壁面と一体化されるので被温度感知壁面の温度感知精度が良好になるとともに、構造が簡略化される。
また、前記曲げ調整部は、前記溝部及び支持部とともに被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることが好ましい。このように構成すると、温度センサの本体とリード線のU字状折り曲げ部との位置関係が一定化されるので、リード線による温度センサの本体を被温度感知壁面への押付力が安定し、温度検出精度が安定化される。
また、前記規制部は、被温度感知壁面と平行に形成したねじ座と、ねじ座に螺合されるねじと、ねじ座とねじの頭部との間に装着されるワッシャーとからなり、前記ねじ座が温度センサを挿入する溝部の一壁部を形成し、前記ワッシャーが前記温度センサの本体が挿入口側へ移動することを規制するように構成されていることが好ましい。このように構成すると、温度センサの本体を挿入する溝部の構造が簡略化される。また、温度センサの本体の挿入口への移動を規制する規制部の構造が簡略化される。
また、前記ねじ座は、前記溝部、支持部及び曲げ調整部とともに被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることが好ましい。このように構成すれば、温度センサの本体に接触するねじ座が樹脂化されるため、温度感知精度がより向上する。また、温度センサの取付部を構成する部材の一体化がより進められることになり、温度センサの取付部の構成がより一層簡略化される。
また、前記ワッシャーは、樹脂製であることが好ましい。このように構成すれば、温度センサの本体に接触する可能性のあるワッシャーが樹脂製であるので、温度感知精度が向上する。
また、前記ワッシャーは、前記ねじと一体化されていることが好ましい。このようの構成すると、ワッシャーを温度センサの本体とねじの頭部との間に装着してねじを螺合する作業が簡略化される。
また、本発明に係る投射型映像表示装置は、上記温度センサの取付構造の何れかが、ランプハウジングの壁面を被温度感知壁面とするように形成されていることを特徴とする。このように構成すると、温度センサの取付は、従来のように別部品として形成されたセンサ固定枠板を使用する必要がないので、従来よりより温度感知精度が向上する。また、温度センサの本体を溝部に挿入して温度センサを取り付けることができるので、温度センサの取付構造が簡略化される。
また、前記温度センサが当接するランプハウジングにおける被温度感知壁面は、ランプの背後に形成されたランプの光軸に直交する壁面であって、ランプの光軸を反照射側へ延長した位置に設定されていることが好ましい。投射型映像表示装置は、天井吊、壁掛け、床置きなどのように光軸を水平に保持しながら各種の取付姿勢で設置されるが、どのような設置姿勢においても被温度感知壁面の温度を精度良く感知することができる。
また、上記温度センサの取付構造の何れかが、液晶ライトバルブを構成する入射側又は出射側の偏光板を取り付ける偏光板ホルダーを被温度感知壁面とするように形成してもよい。このように構成すると、偏光板ホルダーにおける温度センサの取付作業を簡略化するとともに、温度感知精度を向上させることができる。
本発明に係る投射型映像表示装置によれば、温度センサの本体を溝部に挿入して温度センサの本体をスライド式に装着することができるので、温度センサの取り付け作業が簡略化される。また、温度センサの取付は、別部品として形成された従来のようなセンサ固定枠板を使用する必要がないので、従来のようにセンサ固定枠板により温度感知精度が低下するおそれがない。
以下、本発明の実施の形態に係る温度センサの取付構造が用いられる投射型映像表示装置の光学系について図1を参照しながら説明する。
光源としてのランプ1はランプハウジング60の中に収納されている。ランプ1としては、メタルハライドランプ、超高圧水銀ランプなどの放電型ランプが発光体として使用されている。ランプ1からの照射光は、リフレクタによって平行光となって出射される。ランプ1から出射された光は、インテグレータレンズ2、偏光変換装置3、コンデンサレンズ4、反射ミラー5、リレーレンズ6を経て第1のダイクロイックミラー10に入射される。インテグレータレンズ2は、一対のレンズ群(フライアイレンズ)から構成され、個々のレンズ部分がランプから出射された光を後述する赤色光用、緑色光用及び青色光用の各液晶ライトバルブ20,30,40の全面に導くように構成されている。これによりランプ1から出射された光に存在する部分的な輝度ムラが平均化され、画面中央と周辺部とでの光量差が低減される。
第1のダイクロイックミラー10は、赤色光成分を透過させるとともに、緑色光成分及び青色光成分を反射させて分離する。赤色光成分は反射ミラー11及びコンデンサレンズ12を経て赤色光用の液晶ライトバルブ20に導かれ、分離された緑色光成分及び青色光成分は第2のダイクロイックミラー13で緑色光成分を反射させるとともに、青色光成分を透過させて分離する。緑色光成分はコンデンサレンズ14を経て緑色光用の液晶ライトバルブ30に導かれ、分離された青色光成分はリレーレンズ15、反射ミラー16、リレーレンズ17、反射ミラー18、コンデンサレンズ19を経て青色光用の液晶ライトバルブ40に導かれる。また、赤色光用の液晶ライトバルブ20、緑色光用の液晶ライトバルブ30及び青色光用の液晶ライトバルブ40は、それぞれ無機偏光板21,31,41、入射側偏光板22,32,42、光学補償板23,33,43、液晶パネル24,34,44、プリ偏光板25,35,45、出射側偏光板26,36,46などから構成されている。また、これら液晶ライトバルブ20,30,40で変調された赤色光、緑色光、青色光はクロスダイクロイックプリズム50で合成されて投射光学系51へ出射される。
次に、このような光学系に用いられている壁面の温度を感知する温度センサの取付構造について図1〜図4を参照しながら説明する。なお、図2は温度センサの取付部の側断面図である。図3は同取付部の平面図である。図4は同取付部の斜視図であって、温度センサの本体の取付位置及びリード線の導出状態を示したものである。
この実施の形態に係る温度センサの取付構造は、図1における光学系のランプハウジング60におけるランプ1の背後の壁面を被温度感知壁面61とし、特に、ランプ1の光軸1Aを背後に延長した位置の温度を感知するように構成されたものである。ランプハウジング60は、樹脂成型品であり、万一光学系の冷却ファンが停止したり、吸気口が詰まったりなどした場合にランプハウジング60の壁面温度が上昇する。この実施の形態における温度センサ70は、このような場合においてランプハウジング60の被温度感知壁面61の温度が設定温度以上になった場合に、これを感知してランプ1を停止するためのものである。
温度センサ70は、一般の壁面の温度を感知するものとして構成されたサーモスタットであり、本体71とリード線72とから構成されている。本体71は、直方体形状、より詳しくは一方向の寸法が他の方向の寸法より小さく形成された平たい形状のものであり、大きな平たい面が壁面温度を感知する温度感知面として形成されている。
温度センサ70の取付部80は、被温度感知壁面61が設定されたランプハウジング60と一体的に樹脂成型されている。温度センサ70の取付部80は、取り付けられた温度センサ70を囲繞するように、ランプハウジング60の壁面から断面略四角形の筒状体を形成するように突出した外周壁81を有し、その内部に、本体71を取り付けるための溝部82、支持部83、規制部84を有するとともに、リード線72の曲げを調整する曲げ調整部85を備えている。
外周壁81は断面形状が略四角形の筒状であるが、ランプハウジング60の壁面からの突出寸法が上方部において大きく、下方部において小さくなるように形成されている。これにより、上方部の背面壁81aが下方部の背面壁81bより突出する形状となっている。また、下方の背面壁81bは、その上端が上方部内に入り込む寸法に形成されるとともに、両者の間は側壁81cで接続されその他の部分では接続されていない。このため、上方部が下方部から突出している部分は、底面が開口部81dを成している。リード線72は、この開口部81dから外部へ導出されるように構成されている。なお、ランプハウジング60の壁面に対向する辺の両角部はカットされた形状に形成されている(図3参照)。
溝部82は、ランプハウジング60の上端から被温度感知壁面61が設定されているランプハウジング60の壁面に沿って温度センサ70の本体71をスライド式に所定位置へ設置するためのものであって、ランプハウジング60の壁面の上端部から下方に向かって一定幅で一対の立上壁82aが形成されている。溝部82の上端は本発明にいう挿入口82bである。また、一対の立上壁82aは、その対向壁面間の幅寸法が本体71の幅寸法と略同一に形成されるとともに、被温度感知壁面61からの立ち上げ寸法が本体71の厚さ寸法と略同一に形成されている。
支持部83は、挿入された本体71の先端部(この場合は本体71の下面)を支持するものであって、溝部82の下端においてランプハウジング60の壁面から立ち上げられた水平壁部により構成されている。なお、この支持部83は、外周壁81の底面を形成している。
規制部84は、溝部82に挿入された本体71がランプハウジング60の壁面から離反して溝部82から脱落するのを防止するとともに、本体71が上方に移動することを防止するものである。この実施の形態における規制部84は、支持部83から上方に立ち上げられるとともに、中心部にセルタップねじを螺合させる下孔が形成された円筒状のねじ座84aと、このねじ座84aに螺合されるセルフタップねじであるねじ84bと、ねじ84bの頭部とねじ座84aの上面との間に装着されるワッシャー84cとから構成されている。ねじ座84aは、上面から見て溝部82の幅方向中央であって、外周面が立上壁82aの先端位置、すなわち、被温度感知壁面61とねじ座84aの外周面との距離が本体71の厚み寸法より僅かに大きくなるように設定されている。この意味で、ねじ座84aは、溝部82の一壁部を形成しているともいえる。また、ワッシャー84cは、樹脂製が好ましく、ねじ84bが螺合される前にねじ84bに一体化されていることが好ましい。
これにより、ワッシャー84cを介してねじ84bが螺合されたときに、ワッシャー84cの下面の端部が本体71の上方になるように構成されている。したがって、温度センサ70の本体71が溝部82における所定位置付近まで挿入されるときに、本体71が被温度感知壁面61から離反して溝部82から脱落することがない。また、ねじ84bが螺合された後は、本体71が上方へ移動するときにワッシャー84cによりその移動が規制されるようになっている。なお、ねじ座84aの上面位置は、所定位置に装着された本体71の上面位置よりも僅かに高い位置となるように形成されている。これは、後述するリード線72の弾性力により本体71を被温度感知壁面61に押し付けることができるようにするためである。もし、本体71の上方から支持部83に対し押し付けるようにねじ84bが螺合される場合は、ねじ84b及びねじ座84aにより本体71の温度感知面と被温度感知壁面61との接触不良のまま固定されてしまうことがあり、これをリード線72の弾性力によって是正することができなくなる。
曲げ調整部85は、温度センサ70の本体71の挿入口82b側の面から導出されるリード線72を曲げたときのリード線72の弾性力により、本体71の温度感知面を被温度感知壁面61に押し付けるように、リード線72を被温度感知壁面61と平行な面の方向にU字状に折り曲げて外部へ取り出すように強制するものである。具体的な構造としては、本体71の上面におけるリード線72の導出位置から外周壁81の上方部の背面壁81aまでの寸法の設定、下方部の背面壁81bの上端位置の設定、及び、上方部と下方部との間における開口部81dの形成などにより外周壁81内で適正な弾性力を本体71に付与することができる。したがって、本発明における曲げ調整部85は、このような機能を付与することに関連する構成をいう。
以上のような構成の温度センサの取付構造において、温度センサ70は次のようにして取り付けられる。
先ず、温度センサ70の本体71をランプハウジング60の上端に位置する挿入口82bから溝部82に挿入し、本体71の先端部(この場合は下面)が支持部83を形成する水平の壁部に当接する位置に、本体71を設置する。そして、ワッシャー84cを介してねじ84bをねじ座84aに螺合する。また、温度センサ70の本体71の上面から導出されているリード線72を曲げ調整部85を通してランプハウジング60の壁面から離れる方向にU字状に折り曲げる。すなわち、本体71からのリード線72を溝部82内において上方に立ち上げ、外周壁81の上方部内において背面側にU字状に折り曲げて、上方部の背面壁81aに沿わせて、開口部81dから外部へ導出する。これにより、リード線72の弾性力が本体71に作用し、本体71が被温度感知壁面61に密着するように押し付けられる。このようにして温度センサ70の取付が完了する。
本実施の形態に係る温度センサ70の取付構造及びこれを用いた投射型映像表示装置は、以上のように構成されているので次のような効果を奏することができる。
(1)温度センサ70の本体71を溝部82に挿入して温度センサ70の本体71をスライド式に装着することができるので、温度センサ70の取り付け作業が簡略化される。
(2)また、温度センサ70の本体71は、曲げ調整部85を通して温度センサ70のリード線72を外部へ取り出すことにより、リード線72の弾性力により温度センサ70の本体71を被温度感知壁面61に押し付けることができる。したがって、温度センサ70の取付は、別部品として形成された従来のようなセンサ固定枠板を使用する必要がないので、従来のようにセンサ固定枠板により温度感知精度が低下するおそれがない。
(3)また、溝部82及び支持部83が被温度感知壁面61と樹脂一体成型されているので、被温度感知壁面61の温度感知精度が良好になるとともに、構造が簡略化される。
(4)曲げ調整部85は、溝部82及び支持部83とともに被温度感知壁面61と樹脂一体成型されているので、温度センサ70の本体71とリード線72のU字状曲げ部との位置関係が一定化され、リード線72による温度センサ70の本体71を被温度感知壁面61への押付力が安定し、温度検出精度が安定化される。
(5)規制部84は、被温度感知壁面61と平行に形成されたねじ座84aと、ねじ座84aに螺合されるねじ84bと、ねじ座84aとねじ84bの頭部との間に装着されるワッシャー84cとからなり、ねじ座84aが温度センサ70の本体71を挿入する溝部82の一壁部を形成している。また、ワッシャー84cが温度センサ70の本体71が挿入口82b側へ移動することを規制するように構成されている。規制部84がこのように構成されているため、温度センサ70の本体71を挿入する溝部82の構造が簡略化されるとともに、温度センサ70の本体71の挿入口82bへの移動を規制する規制部84の構造が簡略化される。また、この場合において、ねじ座84aの上面が所定位置に設置された本体71の上面より僅かに高い位置に設定されているので、本体71に対するリード線72の折り曲げによる弾性力の伝達が妨げられない。
(6)温度センサ70の本体71に接触するねじ座84aが、溝部82、支持部83及び曲げ調整部85とともに被温度感知壁面61と樹脂一体成型されているため、ねじ座84aが樹脂化されて温度感知精度がより向上する。また、温度センサ70の取付部を構成する部材の一体化がより進められることになり、温度センサ70の取付部の構成がより一層簡略化される。
(7)また、温度センサ70の本体71に接触する可能性のあるワッシャー84cが樹脂製であるので、温度感知精度が向上する。
(8)本実施の形態に係る投射型映像表示装置は、上記のように構成された温度センサ70の取付構造を採用しているので、温度感知精度が向上するとともに温度センサ70の取付構造が簡略化される。
(9)また、本実施の形態に係る投射型映像表示装置においては、ランプハウジング60における被温度感知壁面61がランプ1の光軸1Aを反照射側へ延長した位置に設定されているので、投射型映像表示装置が各種取付状態に設置されても、被温度感知壁面61の温度を精度良く感知することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施の形態において以下のように変更することもできる。
・上記構成の温度センサ70の取付構造を、前記実施の形態における無機偏光板21,31,41、入射側偏光板22,32,42、光学補償板23,33,43、プリ偏光板25,35,45、又は出射側偏光板26,36,46を取り付けているホルダーの壁面温度を感知する部分に適用することもできる。この場合も、温度センサ70の取付作業を簡略化するとともに温度感知精度を向上させることができる。
・規制部84を構成するねじ座84aは、円筒状に形成されていたが、このような形状に拘泥する必要はなく、例えば、水平断面形状を矩形としてよい。
・規制部84を構成するワッシャー84cは、樹脂製とされているが、金属製とすることもできる。なお、この場合は金属製のワッシャー84cに熱が伝わり、空気中に放熱されるため温度感知精度がやや低下するおそれがある。
・曲げ調整部85は、この曲げ調整部85における所定の通過位置でリード線72を通過させることにより、温度センサ70のリード線72をU字状に折り曲げ、そのときに生じるリード線72の弾性力を本体71に作用させるものであれば良く、前述の構成に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係る投射型映像表示装置の光学系の模式図である。 同投射型映像表示装置における温度センサの取付部の側断面図である。 同取付部の平面図である。 同取付部の斜視図であって、温度センサの本体の取付位置及びリード線の導出状態を示したものである。 従来の投射型映像表示装置における入射側の偏光板ホルダーに取り付けられている温度センサの取付構造を示す分解構成図である。
符号の説明
1…ランプ、1A…光軸、20.30,40…液晶ライトバルブ、60…ランプハウジング、61…被温度感知壁面、70…温度センサ、71…本体、72…リード線、82…溝部、82b…挿入口、83…支持部、84…規制部、84a…ねじ座、84b…ねじ、84c…ワッシャー、85…曲げ調整部。

Claims (10)

  1. 直方体形状の本体の一面に温度感知面を備えた温度センサと、温度を感知すべき被温度感知壁面に温度センサの温度感知面を当接するように温度センサの本体を挿入口からスライド式に挿入可能とする溝部と、前記温度センサの本体の挿入方向の先端部を支持する支持部と、温度センサの本体の挿入口側の面から導出されるリード線を折り曲げたときの弾性力により前記温度センサの温度感知面を被温度感知壁面に押し付けるように、温度センサのリード線を前記被温度感知壁面と平行な面の方向にU字状に折り曲げて外部へ取り出す曲げ調整部と、前記温度センサの本体が挿入口側へ移動することを規制する規制部とを備えていることを特徴とする壁面温度を感知する温度センサの取付構造。
  2. 前記溝部及び支持部は、前記被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることを特徴とする請求項1記載の温度センサの取付構造。
  3. 前記曲げ調整部は、前記溝部及び支持部とともに被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることを特徴とする請求項2項に記載の温度センサの取付構造。
  4. 前記規制部は、被温度感知壁面と平行に形成したねじ座と、ねじ座に螺合されるねじと、ねじ座とねじの頭部との間に装着されるワッシャーとからなり、前記ねじ座が温度センサを挿入する溝部の一壁部を形成し、前記ワッシャーが前記温度センサの本体が挿入口側へ移動することを規制するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の温度センサの取付構造。
  5. 前記ねじ座は、前記溝部、支持部及び曲げ調整部とともに被温度感知壁面と樹脂一体成型されていることを特徴とする請求項4項に記載の温度センサの取付構造。
  6. 前記ワッシャは、樹脂製であることを特徴とする請求項5記載の温度センサの取付構造。
  7. 前記ワッシャーは、前記ねじと一体化されていることを特徴とする請求項5又は6記載の温度センサの取付構造。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の温度センサの取付構造は、ランプハウジングの壁面に被温度感知壁面が設定されていることを特徴とする液晶ライトバルブを用いた投射型映像表示装置。
  9. 前記温度センサが当接するランプハウジングに設定された被温度感知壁面は、ランプの背後に形成されたランプの光軸に直交する壁面であって、ランプの光軸を反照射側へ延長した位置に設定されていることを特徴とする請求項8記載の投射型映像表示装置。
  10. 請求項1〜7の何れか1項に記載の温度センサの取付構造は、液晶ライトバルブを構成する入射側又は出射側の偏光板を取り付ける偏光板ホルダーを被温度感知壁面とするように形成されていることを特徴とする投射型映像表示装置。
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