JP3531483B2 - 投写型表示装置 - Google Patents

投写型表示装置

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JP3531483B2
JP3531483B2 JP20234298A JP20234298A JP3531483B2 JP 3531483 B2 JP3531483 B2 JP 3531483B2 JP 20234298 A JP20234298 A JP 20234298A JP 20234298 A JP20234298 A JP 20234298A JP 3531483 B2 JP3531483 B2 JP 3531483B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投写型表示装置に
係り、特に装置内部に配置される構成部品を冷却用空気
で効率よく冷却する技術に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、光源としての光源ランプと、こ
の光源ランプから出射される光束を光学的に処理して画
像情報に応じた光学像を形成する光学系と、この光学系
で形成される画像を投写面に拡大投写する投写レンズ
と、装置駆動用の電力を供給する電源と、装置内を冷却
するための吸気ファン及び排気ファンとを備えた投写型
表示装置が知られている。
【0003】このような投写型表示装置は、会議、学
会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに
広く利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
投写型表示装置では、吸気ファンや排気ファンの騒音が
問題となる。一方、装置内に配置される光源や光学素子
等は、一定温度を越えると劣化する可能性があり、これ
らが劣化すると、画質の低下等を招き、好ましくない。
【0005】本発明の目的は、このようなファンの騒音
を最小限に抑えつつ、かつ、光源や光学素子等の劣化を
防止できる投写型表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の投写型表示装置
は、光源と、前記光源から出射される光束を変調する変
調装置と、前記変調装置によって変調された光を投写面
に拡大投写する投写レンズと、装置駆動用の電力を供給
する電源と、装置内の空気を排出する排気ファンと、主
に前記電源を冷却するための空気を取入れる電源用吸気
ファンと、主に前記変調装置を冷却するための空気を取
入れる変調装置用吸気ファンと、を備えた投写型表示装
置であって、装置電源投入後の一定期間あるいはスタン
バイ時は、前記電源用吸気ファンのみを駆動させること
を特徴とする。これによれば、装置電源投入後の一定期
あるいはスタンバイ時は、電源投入時から冷却が必要
な電源用吸気ファンのみを駆動させることにより、ファ
ンの騒音を抑えることが可能となる。
【0007】上記の投写型表示装置において、前記電源
投入後の一定期間あるいはスタンバイ時は前記電源用吸
気ファンを比較的低速で回転させ、前記電源投入後の一
定期間を経過したあるいはスタンバイ時の後は前記電源
用吸気ファンを比較的高速で回転させれば、ファンの騒
音をより抑えることが可能となる。
【0008】また、上記の投写型表示装置において、前
記排気ファンの回転速度を制御する回転速度制御装置を
設ければ、装置内が比較的低温に保たれている間はファ
ンの回転速度を抑えることができ、ファンの騒音を抑え
ることが可能となる。
【0009】さらに、前記光源と前記変調装置との間の
光路中にレンズが配置される場合には、前記排気ファン
の回転速度を、前記光源付近の温度を検出する第1の温
度検出手段による検出温度、または、前記レンズ付近の
温度を検出する第2の温度検出手段による検出温度に基
づいて制御するようにすることが好ましい。このように
すれば、光源の劣化、レンズの劣化を防止することがで
き、画質の低下を防止することが可能となる。
【0010】また、この場合において、前記第1の温度
検出手段による検出温度、または、前記第2の温度検出
手段による検出温度が、所定期間、所定の設定温度を超
え続けた場合に、前記光源を消灯させるようにすること
が好ましい。このようにすれば、光源の劣化、レンズの
劣化を確実に防止することが可能となる。さらに、光源
が消灯した後、実際には装置内部の温度は低下している
にもかかわらず温度検出手段の検出温度が上昇してしま
うキックバック現象が生じることがある。したがって、
所定の設定温度を超えた時、即時に光源を消灯させるよ
うにすると、その後、光源を再点灯させようとしても、
実際には装置内部の温度は低下しているにもかかわら
ず、光源が点灯しない事態が生じうる。一方、このよう
に、所定期間、所定の設定温度を越え続けた場合に光源
を消灯させる様にしておけば、光源を再点灯させた時に
温度検出手段による検出温度が所定の設定温度を越えた
値を検出している場合でも、光源が点灯される。そし
て、所定期間経過後にキックバック現象が解消されてい
れば、光源はそのまま点灯された状態となる。すなわ
ち、このような構成によれば、キックバック現象によっ
て光源の再点灯が妨げられることを防止することが可能
となる。
【0011】さらに、本発明の投写型表示装置におい
て、前記変調装置用吸気ファンの回転速度を制御する回
転速度制御装置を設ければ、装置内が比較的低温に保た
れている間はファンの回転速度を抑えることができ、フ
ァンの騒音を抑えることが可能となる。
【0012】また、この場合、前記変調装置用吸気ファ
ンの回転速度は、前記変調装置付近の温度を検出する第
3の温度検出手段による検出温度、または、外気の温度
を検出する第4の温度検出手段による検出温度に基づい
て制御されることが好ましい。このようにすれば、変調
装置の劣化を防止することができ、画質の低下を防止す
ることが可能となる。
【0013】さらにまた、この場合において、前記変調
装置用吸気ファンの回転速度を変化させる設定温度を、
前記第4の温度検出手段による検出温度によって変化さ
せるようにすることが好ましい。変調装置付近の温度を
検出する第3の温度検出手段による検出温度と、実際の
変調装置の温度とには若干の差が生じる。したがって、
第3の温度検出手段のみによって吸気ファンの回転速度
を制御すると、実際には変調装置の冷却効率を上昇させ
る必要があるにもかかわらず、変調装置用吸気ファンの
回転速度が不足した状態となる恐れがある。一方、変調
装置用吸気ファンの回転速度を変化させる設定温度を、
第4の温度検出手段による検出温度によって変化させる
様にすれば、より理想に近い状態で変調装置用吸気ファ
ンの回転速度を制御することが可能となり、変調装置の
劣化をより確実に防止することが可能となる。
【0014】さらに、この場合において、前記第3の温
度検出手段による検出温度、または、前記第4の温度検
出手段による検出温度が、所定期間、所定の設定温度を
超え続けた場合に、前記光源を消灯させるようにするこ
とが好ましい。このようにすれば、先に述べたようなキ
ックバック現象によって光源の再点灯が妨げられること
を防止することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】(1)装置の全体構成 図1、図2には、本実施形態に係る投写型表示装置1の
概略斜視図が示され、図1は上面側から見た斜視図、図
2は下面側から見た斜視図である。
【0017】投写型表示装置1は、光源としての光源ラ
ンプから出射された光束を赤(R)、緑(G)、青
(B)の三原色に分離し、これらの各色光束を液晶ライ
トバルブ(変調系)を通して画像情報に対応させて変調
し、変調した後の各色の変調光束をプリズム(色合成光
学系)により合成して、投写レンズ6を介して投写面上
に拡大表示する形式のものである。投写レンズ6の一部
を除いて、各構成部品は外装ケース2の内部に収納され
ている。
【0018】(2)外装ケースの構造 外装ケース2は、基本的には、装置上面を覆うアッパー
ケース3と、装置底面を構成するロアーケース4と、背
面部分を覆うリアケース5(図2)とから構成されてい
る。
【0019】図1に示されるように、アッパーケース3
の上面において、その前方側の左右の端には、多数の連
通孔25R、25Lが形成されている。また、これらの
連通孔25R、25L間には、投写型表示装置1の画質
等を調整するための操作スイッチ60が設けられてい
る。さらに、アッパーケース3の前面の向かって左下部
分には、図示略のリモートコントローラからの光信号を
受信するための受光部70が設けられている。
【0020】図2に示されるように、ロアーケース4の
底面には、内部に収納される光源ランプユニット8(後
述)を交換するためのランプ交換蓋27と、装置内部を
冷却するための空気取入口240が形成されたエアフィ
ルタカバー23とが設けられている。
【0021】また、ロアーケース4の底面には、図2に
示すように、その前端の略中央部にフット31Cが設け
られ、後端の左右の角部にフット31R、31Lが設け
られている。尚、フット31Cは、図1に示すレバー3
11を上方に引き上げることにより、後方側の回動機構
312(図2)によって回動し、図2中の二点鎖線で示
すように、前方側が装置本体から離間して開いた状態に
付勢される。そして、その回動量を調整することで、投
写面上の表示画面の上下方向位置を変更できるようにな
っている。一方、フット31R、31Lは、回転させる
ことで突出方向に進退する構成であり、その進退量を調
整することによって表示画面の傾きを変更することが可
能である。
【0022】リアケース5には、図2に示すように、外
部電力供給用のACインレット50や各種の入出力端子
群51が配置され、これらの入出力端子群51に隣接し
て、装置内部の空気を排出する排気口160が形成され
ている。
【0023】(3)装置の内部構造 図3〜図5には、投写型表示装置1の内部構造が示され
ている。図3および図4は装置内部の概略斜視図であ
り、図5は投写型表示装置1の垂直方向断面図である。
【0024】これらの図に示すように、外装ケース2の
内部には、電源としての電源ユニット7、光源ランプユ
ニット8、光学系を構成する光学ユニット10、変調素
子駆動基板としての上下一対のドライバーボード11、
制御回路基板としてのメインボード12などが配置され
ている。
【0025】電源ユニット7は、投写レンズ6の両側に
配置された第1、第2電源ブロック7A、7Bで構成さ
れている。第1電源ブロック7Aは、ACインレット5
0を通して得られる電力を変圧して主に第2電源ブロッ
ク7Bおよび光源ランプユニット8に供給するものであ
り、トランス(変圧器)、整流回路、平滑回路、電圧安
定回路等が形成された電源回路基板の他、光源ランプユ
ニット8の後述する光源ランプ8を駆動するためのラン
プ駆動基板18を備え、このランプ駆動基板18が透明
な樹脂カバー185で覆われている。第2電源ブロック
7Bは、第1電源ブロック7Bから得られる電力をさら
に変圧して供給するものであり、第1電源ブロック7A
と同様にトランスの他、各種の回路が形成された電源回
路基板を備えている。そして、その電力は光学ユニット
10の下側に配置された別の電源回路基板13(図4中
に点線で図示)および各電源ブロック7A、7Bに隣接
配置された第1、第2吸気ファン17A、17Bに供給
される。また、電源回路基板13上の電源回路では、第
2電源ブロック7Bからの電力を基にして主にメインボ
ード12上の制御回路駆動用の電力を造り出していると
ともに、その他の低電力部品用の電力を造り出してい
る。ここで、第2吸気ファン17Bは、第2電源ブロッ
ク7Bと投写レンズ6との間に配置されており、投写レ
ンズ6とアッパーケース3(図1)との間に形成される
隙間を通して冷却用空気を外部から内部に吸引するよう
に設けられている。そして、各電源ブロック7A、7B
は、アルミ等の導電性を有するカバー部材250A、2
50Bを備え、各カバー部材250A、250Bには、
アッパーケース3の連通孔25R、25Lに対応する位
置に音声出力用のスピーカ251R、251Lが設けら
れている。これらのカバー部材250A、250B同士
は、図6に示すように、上部間が導電性を有する金属プ
レート252Uで機械的および電気的に接続され、下部
間が金属プレート252L(図2に点線で図示)で電気
的に接続され、最終的にインレット50のGND(グラ
ンド)ラインを通して接地されている。これらの金属プ
レート252U、252Lのうち、金属プレート252
Lは、樹脂製とされたロアーケース4予めに固定された
ものであり、その両端が各電源ブロック7A、7Bとロ
アーケース4とを組み付けることによってカバー部材2
50A、250Bの下面に接触し、互いを導通させてい
る。
【0026】光源ランプユニット8は、投写型表示装置
1の光源部分を構成するものであり、光源ランプ181
およびリフレクタ182からなる光源装置183と、こ
の光源装置183を収納するランプハウジング184と
を有している。このような光源ランプユニット8は、下
ライトガイド902(図5)と一体に形成された収容部
9021で覆われており、上述したランプ交換蓋27を
開けて取り外せるように構成されている。収容部902
1の後方には、リアケース5の排気口160に対応した
位置に一対の排気ファン16が左右に並設されており、
後に詳説するが、これらの排気ファン16によって第1
〜第3吸気ファン17A〜17Cで吸引された冷却用空
気を収容部9021近傍に設けられた開口部からその内
部に導き入れるとともに、この冷却用空気で光源ランプ
ユニット8を冷却した後、その冷却用空気を排気口16
0から排気している。尚、各排気ファン16の電力は、
電源回路基板13から供給されるようになっている。
【0027】光学ユニット10は、光源ランプユニット
8から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に
対応した光学像を形成するユニットであり、照明光学系
923、色分離光学系924、変調系925、および色
合成光学系としてのプリズムユニット910とを含んで
構成される。変調系925およびプリズムユニット91
0以外の光学ユニット10の光学素子は、上下のライト
ガイド901、902の間に上下に挟まれて保持された
構成となっている。これらの上ライトガイド901、下
ライトガイド902は一体とされて、ロアーケース4の
側に固定ネジにより固定されている。また、これらのラ
イトガイド901、902は、プリズムユニット910
の側に同じく固定ネジによって固定されている。
【0028】直方体状のプリズムユニット910は、図
6にも示すように、マグネシウムの一体成形品から構成
される側面略L字の構造体であるヘッド体903の裏面
側に固定ネジにより固定されている。また、変調系92
5を構成する光変調素子としての各液晶ライトバルブ9
25R、925G、925Bは、プリズムユニット91
0の3側面と対向配置され、同様にヘッド体903に対
して固定ネジにより固定されている。尚、液晶ライトバ
ルブ925Bは、プリズムユニット910を挟んで液晶
ライトバルブ925Rと対向した位置に設けられており
(図7)、図6ではその引出線(点線)および符号のみ
を示した。そして、これらの液晶ライトバルブ925
R、925G、925Bは、ヘッド体903の下面に位
置しかつ前述の空気取入口240に対応して設けられた
第3吸気ファン17Cからの冷却用空気によって冷却さ
れる。この際、第3吸気ファン17Cの電力は、電源回
路基板13からドライバーボード11を介して供給され
る。さらに、ヘッド体903の前面には、投写レンズ6
の基端側が同じく固定ネジによって固定されている。こ
のようにプリズムユニット910、変調系925、投写
レンズ6を搭載したヘッド体903は、図5に示すよう
に、ロアーケース4に対して固定ネジにより固定されて
いる。
【0029】ドライバーボード11は、上述した変調系
925の各液晶ライトバルブ925R、925G、92
5Bを駆動・制御するためのものであり、光学ユニット
10の上方に配置されている。また、下方のドライバー
ボード11Aと上方のドライバーボード11Bとはスタ
ッドボルト9011を介して離間しており、互いの対向
面には駆動回路等を形成する図示しない多くの素子が実
装されている。すなわち、それらの多くの素子が各ドラ
イバーボード11間を流通する冷却用空気によって効率
よく冷却されるようになっている。そして、そのような
冷却用空気は、主に前述した第3吸気ファン17Cによ
って吸引されたものが、各液晶ライトバルブ925R、
925G、925Bを冷却した後に上ライトガイド90
1の開口部904(図3に二点鎖線で図示)を通って各
ドライバーボード11間に流入したものである。
【0030】メインボード12は、投写型表示装置1全
体を制御する制御回路が形成されたものであり、光学ユ
ニット10の側方に立設されている。このようなメイン
ボード12は、前述のドライバーボード11、操作スイ
ッチ60と電気的に接続されている他、入出力端子群5
1が設けられたインターフェース基板14およびビデオ
基板15と電気的に接続され、また、コネクター等を介
して電源回路基板13に接続されている。そして、メイ
ンボード12の制御回路は電源回路基板13上の電源回
路で造られた電力、すなわち第2電源ブロック7Bから
の電力によって駆動されるようになっている。尚、メイ
ンボード12の冷却は、第2吸気ファン17Bから第2
電源ブロック7Bを通って流入する冷却用空気で行われ
る。
【0031】図3において、メインボード12と外装ケ
ース2(図3ではロアーケース4およびリアケース5の
みを図示)との間には、アルミ等の金属製のガード部材
19が配置されている。このガード部材19は、メイン
ボード12の上下端にわたる大きな面状部191を有し
ているとともに、上部側が固定ネジ192で第2電源ブ
ロック7Aのカバー部材250Bに固定され、下端がロ
アーケース4の例えばスリットに係合支持され、この結
果、ロアーケース4にアッパーケース3を取り付ける際
にアッパーケース3(図1)とメインボード12との干
渉を防ぐ他、メインボード12を外部ノイズから保護し
ている。
【0032】(4)光学系の構造 次に、投写型表示装置1の光学系即ち光学ユニット10
の構造について、図7に示す模式図に基づいて説明す
る。
【0033】上述したように、光学ユニット10は、光
源ランプユニット8からの光束(W)の面内照度分布を
均一化する照明光学系923と、この照明光学系923
からの光束(W)を、赤(R)、緑(G)、青(B)に
分離する色分離光学系924と、各色光束R、G、Bを
画像情報に応じて変調する変調系925と、変調後の各
色光束を合成する色合成光学系としてのプリズムユニッ
ト910とを含んで構成されている。
【0034】照明光学系923は、光源ランプユニット
8から出射された光束Wの光軸1aを装置前方向に折り
曲げる反射ミラー931と、この反射ミラー931を挟
んで配置される第1のレンズ板921および第2のレン
ズ板922とを備えている第1のレンズ板921は、マ
トリクス状に配置された複数の矩形レンズを有してお
り、光源から出射された光束を複数の部分光束に分割
し、各部分光束を第2のレンズ板922の近傍で集光さ
せる。
【0035】第2のレンズ板922は、マトリクス状に
配置された複数の矩形レンズを有しており、第1のレン
ズ板921から出射された各部分光束を変調系925を
構成する液晶ライトバルブ925R、925G、925
B(後述)上に重畳させる機能を有している。
【0036】このように、本例の投写型表示装置1で
は、照明光学系923により、液晶ライトバルブ925
R、925G、925B上をほぼ均一な照度の光で照明
することができるので、照度ムラのない投写画像を得る
ことができる。
【0037】色分離光学系924は、青緑反射ダイクロ
イックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー9
42と、反射ミラー943から構成される。まず、青緑
反射ダイクロイックミラー941において、照明光学系
923から出射される光束Wに含まれている青色光束B
および緑色光束Gが直角に反射され、緑反射ダイクロイ
ックミラー942の側に向かう。
【0038】赤色光束Rはこの青緑反射ダイクロイック
ミラー941を通過して、後方の反射ミラー943で直
角に反射されて、赤色光束Rの出射部944からプリズ
ムユニット910の側に出射される。次に、青緑反射ダ
イクロイックミラー941において反射された青色、緑
色光束B、Gのうち、緑反射ダイクロイックミラー94
2において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色
光束Gの出射部945からプリズムユニット910側に
出射される。この緑反射ダイクロイックミラー942を
通過した青色光束Bは、青色光束Bの出射部946から
導光系927の側に出射される。本例では、照明光学系
923の光束Wの出射部から、色分離光学系924にお
ける各色光束R、G、Bの出射部944、945、94
6までの距離が全て等しくなるように設定されている。
【0039】色分離光学系924の赤色、緑色光束R、
Gの出射部944、945の出射側には、それぞれ集光
レンズ951、952が配置されている。従って、各出
射部から出射した赤色、緑色光束R、Gは、これらの集
光レンズ951、952に入射して平行化される。
【0040】このように平行化された赤色、緑色光束
R、Gは、入射側偏光板960R、960Gを通って液
晶ライトバルブ925R、925Gに入射して変調さ
れ、各色光に対応した画像情報が付加される。すなわ
ち、これらの液晶ライトバルブ925R、925Gは、
前述のドライバーボード11によって画像情報に応じて
スイッチング制御されて、これにより、ここを通過する
各色光の変調が行われる。一方、青色光束Bは、導光系
927を介して対応する液晶ライトバルブ925Bに導
かれ、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施
される。尚、本実施形態の液晶ライトバルブ925R、
925G、925Bとしては、例えば、ポリシリコンT
FTをスイッチング素子として用いたものを採用するこ
とができる。
【0041】導光系927は、青色光束Bの出射部94
6の出射側に配置した集光レンズ954と、入射側反射
ミラー971と、出射側反射ミラー972と、これらの
反射ミラーの間に配置した中間レンズ973と、液晶ラ
イトバルブ925Bの手前側に配置した集光レンズ95
3とから構成されており、集光レンズ953から出射し
た青色光束Bは、入射側偏光板960Bを通って液晶ラ
イトバルブ925Bに入射して変調される。この際、光
束Wの光軸1aおよび各色光束R、B、Bの光軸1r、
1g、1bは同一平面内に形成されるようになる。そし
て、各色光束の光路の長さ、すなわち光源ランプ181
から各液晶パネルまでの距離は、青色光束Bが最も長く
なり、従って、この光束の光量損失が最も多くなる。し
かし、導光系927を介在させることにより、光量損失
を抑制できる。
【0042】次に、各液晶ライトバルブ925R、92
5G、925Bを通って変調された各色光束R、G、B
は、出射側偏光板961R、961G、961Bを通っ
てプリズムユニット910に入射され、ここで合成され
る。そして、このプリズムユニット910によって合成
されたカラー画像が投写レンズ6を介して所定の位置に
ある投写面100上に拡大投写されるようになってい
る。
【0043】(5)冷却流路の説明 次に、投写型表示装置1に形成される冷却流路について
説明する。
【0044】投写型表示装置1においては、図1、図2
に矢印で模式的に示すように、主に第1電源ブロック冷
却流路41、第2電源ブロック冷却流路42、変調系冷
却流路43、および光源冷却流路44が形成されてい
る。ただし、各冷却流路41〜44を流通する冷却用空
気は、図中の矢印に沿って厳密に流通するのではなく、
各構成部品間の間隙をぬって概ね矢印のように吸排出さ
れる。
【0045】第1電源ブロック冷却流路41は、第1吸
気ファン17A(図3、図4)によって吸気口171か
ら吸引された冷却用空気の流路である。その冷却用空気
は、第1電源ブロック7Aを冷却した後、その背後に配
置されたランプ駆動基板18を冷却する。この際、冷却
用空気は、前後両端が開口した樹脂カバー185内を流
通することで流れが一方向に規制され、これによってラ
ンプ駆動基板18を冷却するための流量が確実に維持さ
れるようになっている。この後、冷却用空気は、収容部
9021の上部に設けられた開口部9022や、図示し
ない他の開口部、あるいは隙間等から収容部9021内
に流入し、その内部に配置された光源ランプユニット8
(光源ランプ181)を冷却し、そして、排気ファン1
6によって排気口160から排気される。
【0046】第2電源ブロック冷却流路42は、第2吸
気ファン17Bで吸引された冷却用空気の流路である。
その冷却用空気は、第2電源ブロック7Bを冷却した
後、その背後に配置されたメインボード12を冷却し、
さらに、収容部9021近傍の開口部9023等からそ
の内部に流入して光源ランプユニット8を冷却し、排気
ファン16で排気口160から排気される。
【0047】変調系冷却流路43は、図5、図7に示す
第3吸気ファン17Cで吸引された冷却用空気の流路で
ある。その冷却用空気は、前述したように、各液晶ライ
トバルブ925R、925G、925Bを冷却した後、
その直上に設けられた上ライトガイド901の開口部9
04を通って上下のドライバーボード11A、11B間
に流通し、各ドライバーボード11A、11Bの対向面
に沿って後方に向かう。すなわち、各ドライバーボード
11A、11Bによって変調系冷却流路43の一部が形
成され、変調系冷却流路43に臨む対向面に実装された
素子が効率的に冷却されるようになっている。そして、
冷却用空気は、前記開口部9022、9023などに加
え、もう一つの開口部9024をも通って収容部902
1内に流入して光源ランプユニット8を冷却し、同様に
排気口160から排気される。
【0048】光源冷却流路44は、ロアーケース4の下
面の吸気口172(図2)から吸引された冷却用空気の
流路である。そして、この冷却用空気は、排気ファン1
6によって吸引されるものであり、吸気口172から吸
引された後に、収容部9021の下面に設けられた開口
部や隙間からその内部に流入して照明光学系923の各
部品を冷却し、光源ランプユニット8を冷却し、排気口
160から排気される。
【0049】(6)ファンの制御 次に、吸気ファン17A〜17C、排気ファン16の制
御について説明する。
【0050】排気ファン16は、図8に示される様に、
装置の電源投入後、スタンバイ時には停止している。そ
して、スタンバイ終了後は、光源ランプユニット8(図
7)付近の温度を検出するランプ温度センサ、及び、第
2のレンズ板922(図7)付近の温度を検出するレン
ズ板温度センサの検出温度に基づいて、低速回転、中速
回転、高速回転、停止の4つの状態に制御される。第1
吸気ファン17A、及び、第2吸気ファン17Bは、温
度センサの検出温度とは関係なく、装置の電源投入後、
スタンバイ時には低速で回転し、スタンバイ終了後は高
速で回転する様に制御される。第3吸気ファン17C
は、装置の電源投入後、スタンバイ時には停止してい
る。そして、スタンバイ終了後は、外気温を検出する外
気温度センサ、及び、液晶ライトバルブ925R,92
5G,925B(図7)付近の温度を検出するライトバ
ルブ温度センサの検出御度に基づいて、低速回転、高速
回転、停止の4つの状態に制御される。
【0051】図9は、排気ファン16の回転数を制御す
る制御手段の構成を示す。この図に示す様に、排気ファ
ン16の回転数を制御する制御手段は、設定温度T1,
T3,T5,T7をそれぞれ設定する電圧設定回路41
1A,411B,411C,411D、設定温度T2,
T4,T6,T8をそれぞれ設定する電圧設定回路42
1A,421B,421C,421D、光源ランプユニ
ット8(図7)付近の温度を検出するランプ温度センサ
410の検出温度Th1と各電圧設定回路411A〜4
11Dにおける設定温度T1,T3,T5,T7とを比
較する比較回路412、第2のレンズ板922(図7)
付近の温度を検出するレンズ板温度センサ420の検出
温度Th2と各電圧設定回路421A〜421Dにおけ
る設定温度T2,T4,T6,T8とを比較する比較回
路422を有している。制御回路416は、比較回路4
12及び比較回路422からの出力に応じて、モーター
電圧可変回路417を制御する。排気ファン16は、モ
ーター電圧可変回路417によって、その回転数が制御
される。なお、温度T1,T3,T5,T7の関係は、
T1<T3<T5<T7である。また、温度T2,T
4,T6,T8の関係は、T2<T4<T6<T8であ
る。
【0052】この制御回路による排気ファン16の駆動
制御のフローチャートを、図10に示す。まず、ステッ
プS1では、温度センサ410の検出温度Th1の温度
が設定温度T1以下、かつ、温度センサ420の検出温
度Th2が設定温度T2以下か否かが判別される。双方
が設定温度以下(YES)であれば、ステップS2に移
ってモーター電圧可変回路417に排気ファン16を低
速回転させるための信号を出力し、ステップS1に戻
る。一方、ステップS1において、いずれか一方が設定
温度以上(NO)である場合には、ステップS3に移行
する。
【0053】ステップS3では、温度センサ410の検
出温度Th1が設定温度T3以下、かつ、温度センサ4
20の検出温度Th2が設定温度T4以下か否かが判別
される。双方が設定温度以下(YES)であれば、ステ
ップS4に移ってモーター電圧可変回路417に排気フ
ァン16を中速回転させるための信号を出力し、ステッ
プS1に戻る。一方、ステップS3において、いずれか
一方が設定温度以上(NO)である場合には、ステップ
S5に移行する。
【0054】ステップS5では、温度センサ410の検
出温度Th1が設定温度T5以下、かつ、温度センサ4
20の検出温度Th2度が設定温度T6以下か否かが判
別される。双方が設定温度以下(YES)であれば、ス
テップS6に移ってモーター電圧可変回路417に排気
ファン16を高速回転させるための信号を出力し、ステ
ップS1に戻る。一方、ステップS5において、いずれ
か一方が設定温度以上(NO)である場合には、ステッ
プS7に移って、モーター電圧可変回路417に排気フ
ァン16を高速回転させるための信号を出力すると共
に、図示しない警告表示ランプを点灯させるための信号
を出力する。すなわち、ランプユニット8(図7)付近
の温度が設定温度T5を越えた場合、あるいは、第2レ
ンズ板922(図7)付近の温度が設定温度T6を超え
た場合には、排気ファン16を高速回転させるだけでな
く、使用者に内部の温度が高温になっていることを警告
するのである。
【0055】さらに、その後、ステップS8に移行し、
温度センサ410の検出温度Th1が設定温度T7以
下、かつ、温度センサ420の検出温度Th2が設定温
度T8以下か否かが判別される。双方が設定温度以下
(YES)となっている場合は、ステップS5に戻る。
一方、いずれかが設定温度以上(NO)となっている場
合は、ステップS9に移行し、排気ファン16を高速回
転させるための信号を出力するとともに、図示しない警
告表示ランプを点灯させるための信号を出力する。すな
わち、温度センサ410の検出温度Th1がT7を越え
ているか、温度センサ420の検出温度Th2が設定温
度T8を越えている場合でも、所定期間は、警告表示ラ
ンプを点灯させながら排気ファン16を高速回転させ続
ける。
【0056】そして、当該所定期間の経過後、ステップ
S10に移行して、再度、温度センサ410の検出温度
Th1が設定温度T7以下、かつ、温度センサ420の
検出温度Th2が設定温度T8以下か否かが判別され
る。ここで、双方が設定温度以下(YES)となってい
る場合は、ステップS5に戻される。一方、いずれかが
設定温度以上(NO)である場合には、ステップS11
に移行しランプ電源をOFFにして、ランプユニット8
の光源ランプ181(図7)を消灯させる。その後、一
定期間経過してからステップS12に移行し主電源をO
FFにする。光源ランプ181をOFFした状態で一定
期間は主電源をOFFにせず、吸気ファン17A、17
B、17C、排気ファン16を回転させておくことによ
り、装置内の温度をある程度低下させた後、主電源をO
FFしてこれらのファンを停止させる。
【0057】図11は、第3吸気ファン17Cの回転数
を制御する制御手段の構成を示す。この図に示す様に、
吸気ファン17Cの回転数を制御する制御手段は、液晶
ライトバルブ925R,925G,925B付近の温度
を検出するライトバルブ温度温度センサ430と、空気
取入口240から装置内に取入れられる外気の温度を検
出する外気温度センサ440とを有する。制御回路43
6は、温度センサ430の検出温度Th3と温度センサ
440の検出温度Th4とに基づいて、モーター電圧可
変回路437を制御する。吸気ファン17は、モーター
電圧可変回路437によって、その回転数が制御され
る。
【0058】この制御回路436による吸気ファン17
Cの駆動制御のフローチャートを、図12に示す。ま
ず、ステップS1では、温度センサ430の検出温度T
h3の温度が設定温度t1以下、かつ、温度センサ44
0の検出温度Th4が設定温度T11以下か否かが判別
される。双方が設定温度以下(YES)であれば、ステ
ップS2に移ってモーター電圧可変回路437に排気フ
ァン17Cを低速回転させるための信号を出力し、ステ
ップS1に戻る。一方、ステップS1において、いずれ
か一方が設定温度以上(NO)である場合には、ステッ
プS3に移行する。
【0059】ステップS3では、温度センサ430の検
出温度Th3が設定温度t2以下、かつ、温度センサ4
40の検出温度Th4が設定温度T12以下か否かが判
別される。双方が設定温度以下(YES)であれば、ス
テップS4に移ってモーター電圧可変回路437に吸気
ファン17Cを高速回転させるための信号を出力し、ス
テップS1に戻る。一方、ステップS3において、いず
れか一方が設定温度以上(NO)である場合には、ステ
ップS5に移行して、モーター電圧可変回路437に吸
気ファン17Cを高速回転させるための信号を出力する
と共に、図示しない警告表示ランプを点灯させるための
信号を出力する。すなわち、ライトバルブ温度センサに
よる検出温度Th3が設定温度t3を越えた場合、ある
いは、外気温度センサ440による検出温度が設定温度
T13を越えた場合には、吸気ファン17Cを高速回転
させるだけでなく、使用者に内部の温度が高温になって
いることを警告するのである。
【0060】さらに、その後、ステップS6に移行し、
温度センサ430の検出温度Th3が設定温度t3以
下、かつ、温度センサ440の検出温度Th4が設定温
度T13以下か否かが判別される。双方が設定温度以下
(YES)となっている場合は、ステップS3に戻る。
一方、いずれかが設定温度以上(NO)となっている場
合は、ステップS7に移行し、吸気ファン17Cを高速
回転させるための信号を出力するとともに、図示しない
警告表示ランプを点灯させるための信号を出力する。す
なわち、温度センサ430の検出温度Th3がt3を越
えているか、温度センサ440の検出温度Th4が設定
温度T13を越えている場合でも、所定期間は、警告表
示ランプを点灯させながら吸気ファン17Cを高速回転
させ続ける。
【0061】そして、当該所定期間の経過後、ステップ
S8に移行して、再度、温度センサ430の検出温度T
h3が設定温度t3以下、かつ、温度センサ440の検
出温度Th4が設定温度T13以下か否かが判別され
る。ここで、双方が設定温度以下(YES)となってい
る場合は、ステップS3に戻される。一方、いずれかが
設定温度以上(NO)である場合には、ステップS9に
移行しランプ電源をOFFにして、ランプユニット8の
光源ランプ181(図7)を消灯させる。その後、一定
期間経過してからステップS10に移行し主電源をOF
Fにする。すなわち、光源ランプ181をOFFした状
態で一定期間は主電源をOFFにせず、吸気ファン17
A、17B、17C、排気ファン16を回転させておく
ことにより、装置内の温度をある程度低下させた後、主
電源をOFFしてこれらのファンを停止させる。
【0062】このように、吸気ファン17Cは、設定温
度t1,t2,t3、及び、設定温度T11,T12,
T13を臨界値として、回転速度が切換えられる。ここ
で、設定温度T11,T12,T13は固定された設定
値であり、T11<T12<T13の関係を有する。一
方、設定温度t1,t2,t3は、外気温度センサ43
0の検出温度Th3によって、変化するようになってい
る。この様子を図13に示す。図13において、直線L
1,L2,L3は、それぞれ、L1=a1*Th4+b
1,L2=a2*Th4+b2,L3=a3*Th4+
b3で表される。領域A1は、吸気ファン17Cを低速
回転させる制御が行われる領域、すなわち、先に説明し
た図12のステップS2に対応する制御が行われる領域
である。領域A2は、吸気ファン17Cを高速回転させ
る制御が行われる領域、すなわち、図12のステップS
4に対応する制御が行われる領域である。領域A3は、
吸気ファン17Cを高速回転させると共に警告表示ラン
プを点灯させる制御が行われる領域、すなわち、図12
のステップS5に対応する制御が行われる領域である。
領域A4は、図12のステップS7〜S10に対応する
制御が行われる領域である。図13に示される様に、設
定温度t1,t2,t3は、それぞれ、直線Th4=t
と直線L1との交点、直線Th4=tと直線L2との交
点、直線Th4=tと直線L3との交点を求めることに
よって、決定される。すなわち、設定温度t1,t2,
t3は、外気温度センサ430の検出温度Th3によっ
て、変化するようになっているのである。
【0063】(6)実施形態の効果 このような本実施形態によれば、以下のような効果があ
る。
【0064】装置電源投入後のスタンバイ期間は、電
源投入時から冷却が必要な電源ブロック7A,7Bを主
に冷却する吸気ファン17A,17Bのみを駆動させる
ことにより、ファンの騒音を抑えることが可能となる。
【0065】電源投入後のスタンバイ期間は吸気ファ
ン17A,17Bを比較的低速で回転させ、スタンバイ
期間を経過した後に吸気ファン17A,17Bを比較的
高速で回転させるので、ファンの騒音をより抑えること
が可能となる。
【0066】排気ファン16の回転速度を制御する制
御装置を備えているため、装置内が比較的低温に保たれ
ている間はファン16の回転速度を抑えることができ、
ファンの騒音を抑えることが可能となる。
【0067】光源ランプユニット8と液晶ライトバル
ブ925R,925G,925Bとの間の光路中にレン
ズ板922が配置されており、排気ファン16の回転速
度を、光源ランプユニット8付近の温度を検出する温度
センサ410による検出温度、Th1または、レンズ板
922付近の温度を検出する温度センサ420による検
出温度Th2に基づいて制御している。したがって、光
源ランプ181やレンズ板922の劣化を防止すること
ができ、画質の低下を防止することが可能となる。
【0068】温度センサ410による検出温度Th
1、または、温度センサ420による検出温度Th2
が、所定期間、所定の設定温度T7,T8を超え続けた
場合に、光源ランプ181を消灯させるようにしている
ため、光源ランプ181の劣化、レンズ板922の劣化
を確実に防止することが可能となる。さらに、光源ラン
プ181が消灯した後、実際には装置内部の温度は低下
しているにもかかわらず温度センサ410,420の検
出温度が上昇してしまうキックバック現象が生じること
がある。したがって、設定温度T7,T8を超えた時、
即時に光源ランプ181を消灯させるようにすると、そ
の後、光源ランプ181を再点灯させようとしても、実
際には装置内部の温度は低下しているにもかかわらず、
光源ランプ181が点灯しない事態が生じうる。しか
し、本実施形態では、所定期間、設定温度T7,T8を
越え続けた場合に光源ランプ181を消灯させる様にし
てあるため、主電源がOFFされた直後、電源を再びO
Nにした時に温度センサ410,420による検出温度
が設定温度T7,T8を越えた値を検出している場合で
も、主電源が即時にOFFされることはない。そして、
所定期間経過後にキックバック現象が解消されていれ
ば、主電源がOFFされることはなく、光源ランプ18
1が点灯される。すなわち、本実施形態によれば、キッ
クバック現象によって装置の主電源がOFFされた後、
実際は装置内の温度が装置使用可能な温度になっている
にもかかわらず、電源投入が妨げられたり、光源ランプ
181の再点灯が妨げられたりすることを防止すること
が可能となる。
【0069】主に、吸気ファン17Cの回転速度を制
御する制御装置を備えているので、装置内が比較的低温
に保たれている間は吸気ファン17Cの回転速度を抑え
ることができ、ファンの騒音を抑えることが可能とな
る。
【0070】吸気ファン17Cの回転速度は、液晶ラ
イトバルブ925R,925G,925B付近の温度を
検出する温度センサ430による検出温度Th3、また
は、外気の温度を検出する温度センサ440による検出
温度Th4に基づいて制御される。したがって、液晶ラ
イトバルブ925R,925G,925Bの劣化を防止
することができ、画質の低下を防止することが可能とな
る。
【0071】吸気ファン17Cの回転速度を変化させ
る設定温度t1,t2,t3を、温度センサ440によ
る検出温度Th4によって変化させるようにしている。
液晶ライトバルブ925R,925G,925B付近の
温度を検出する温度センサ430による検出温度Th3
と、実際のライトバルブの温度とには若干の差が生じ
る。したがって、温度センサ430のみによって吸気フ
ァン17Cの回転速度を制御すると、実際にはライトバ
ルブの冷却効率を上昇させる必要があるにもかかわら
ず、吸気ファン17Cの回転速度が不足した状態となる
恐れがある。本実施形態では、吸気ファン17Cの回転
速度を変化させる設定温度t1,t2,t3を、温度セ
ンサ440による検出温度Th4によって変化させる様
にしているため、より理想に近い状態で吸気ファン17
Cの回転速度を制御することが可能となり、液晶ライト
バルブ925R,925G,925Bの劣化をより確実
に防止することが可能となる。
【0072】温度センサ430による検出温度Th
3、または、温度センサ440による検出温度Th4
が、所定期間、所定の設定温度を超え続けた場合に、光
源ランプ181を消灯させるようにするようにしてい
る。したがって、先に述べたようなキックバック現象に
よって主電源の再投入や、光源ランプ181の再点灯が
妨げられることを防止することが可能となる。
【0073】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
【0074】例えば前記実施形態では、排気ファン16
が一対設けられていたが、一つであっても、三つ以上で
あってもよい。また、上記実施形態では、一対の排気フ
ァン16が同じように制御されていたが、これらを個別
に制御する様にしても良い。
【0075】同様に、電源ブロック7A,7Bにそれぞ
れ設けられた吸気ファン17A、17Bについても、個
別に制御する様にすることが可能である。
【0076】前記実施形態では、各冷却流路41〜43
が光源ランプユニット8(光源ランプ181)を通過す
るように形成されていたが、本発明はこれに限らず、例
えば冷却流路41〜43のうちのいずれのみかを光源ラ
ンプユニット8を通過するように形成したり、全く通過
しないように形成した場合でも本発明に含まれる。
【0077】前記実施形態では、冷却用空気が上下のド
ライバーボード11A、11B間を流通するように構成
されていたが、例えばドライバーボードの小型化が図ら
れ、ドライバーボードを一枚のボードで構成し場合等に
は、この限りではない。また、各冷却流路41〜43内
にはドライバーボード11、メインボード12、および
ランプ駆動基板18が設けられていたが、このような回
路基板を冷却流路内に配置するか否かは、その実施にあ
たって適宜に決められてよい。
【0078】また、各冷却流路毎41〜43毎に吸気フ
ァン17A〜17Cが設けられていたが、例えば光源冷
却流路44のように、全ての冷却流路の冷却用空気を排
気ファンで吸引し、排出させてもよく、要するに、請求
項1に記載の発明においては、吸気ファンの有無に関係
なく、各電源ブロック毎および変調系用に独立した冷却
流路が形成されていればよい。
【0079】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
投写型表示装置の構成部品の中でも比較的大きな電源が
より小さな複数の電源ブロックに分割して構成されてい
るため、それらの電源ブロックを装置内部に効率よく配
置できる。従って、装置内部にデッドスペースを生じ難
くでき、装置の小型化を図ることができる。また、各電
源ブロックおよび光学系の特に変調系は、他の構成部品
と比較しても発熱し易いが、発熱し易い各電源ブロック
毎に冷却流路を形成したり、変調系用の冷却流路を形成
することにより、それらを良好に冷却でき、装置全体の
冷却効率を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る投写型表示装置の上部
から見た外観斜視図である。
【図2】前記実施形態における投写型表示装置の下部か
ら見た外観斜視図である。
【図3】前記実施形態における投写型表示装置の内部構
造を表す斜視図である。
【図4】前記実施形態における投写型表示装置の内部の
光学系を表す斜視図である。
【図5】前記実施形態における投写型表示装置の内部構
造を表す垂直断面図である。
【図6】前記実施形態における変調系、色合成光学系、
投写レンズを搭載する構造体を表す垂直断面図である。
【図7】前記実施形態における投写型表示装置の光学系
の構造を説明するための模式図である。
【図8】前記実施形態におけるファンの制御を説明する
図である。
【図9】前記実施形態における排気ファン16の回転数
を制御する制御手段の構成を示すブロック図である。
【図10】図9に示す制御回路による排気ファン16の
駆動制御のフローチャートである。
【図11】前記実施形態における吸気ファン17Cの回
転数を制御する制御手段の構成を示すブロック図であ
る。
【図12】図11に示す制御回路による吸気ファン17
Cの駆動制御のフローチャート図である。
【図13】図12に示す設定温度t1,t2,t3の設
定方法を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 投写型表示装置 6 投写レンズ 7 電源としての電源ユニット 7A 第1電源ブロック 7B 第2電源ブロック 11 変調素子駆動基板としてのドライバーボード 12 制御回路基板としてのメインボード 16 排気ファン 18 光源駆動基板としてのランプ駆動基板 41 第1電源ブロック冷却流路 42 第2電源ブロック冷却流路 43 変調系冷却流路 181 光源としての光源ランプ 925 変調系 925B 液晶ライトバルブ 925G 液晶ライトバルブ 925R 液晶ライトバルブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−186513(JP,A) 特開 平8−334832(JP,A) 特開 平8−234848(JP,A) 特開 平8−186784(JP,A) 特開 平8−69054(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 21/00 - 21/30

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、前記光源から出射される光束を
    変調する変調装置と、前記変調装置によって変調された
    光を投写面に拡大投写する投写レンズと、装置駆動用の
    電力を供給する電源と、装置内の空気を排出する排気フ
    ァンと、主に前記電源を冷却するための空気を取入れる
    電源用吸気ファンと、主に前記変調装置を冷却するため
    の空気を取入れる変調装置用吸気ファンと、を備えた投
    写型表示装置であって、 装置電源投入後の一定期間は、前記電源用吸気ファンの
    みを駆動させることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の投写型表示装置におい
    て、前記電源投入後の一定期間は前記電源用吸気ファン
    を比較的低速で回転させ、前記電源投入後の一定期間を
    経過した後は前記電源用吸気ファンを比較的高速で回転
    させることを特徴とする投写型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の投写型表示装
    置において、前記排気ファンの回転速度を制御する回転
    速度制御装置を有することを特徴とする投写型表示装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の投写型表示装置におい
    て、前記光源と前記変調装置との間の光路中にレンズが
    配置され、前記電源用吸気ファンの回転速度は、前記光
    源付近の温度を検出する第1の温度検出手段による検出
    温度、または、前記レンズ付近の温度を検出する第2の
    温度検出手段による検出温度に基づいて制御されること
    を特徴とする投写型表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の投写型表示装置におい
    て、前記第1の温度検出手段による検出温度、または、
    前記第2の温度検出手段による検出温度が、所定期間、
    所定の設定温度を超え続けた場合に、前記光源を消灯さ
    せることを特徴とする投写型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2に記載の投写型表示装
    置において、前記変調装置用吸気ファンの回転速度を制
    御する回転速度制御装置を有することを特徴とする投写
    型表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の投写型表示装置におい
    て、前記変調装置用吸気ファンの回転速度は、前記変調
    装置付近の温度を検出する第3の温度検出手段による検
    出温度、または、外気の温度を検出する第4の温度検出
    手段による検出温度に基づいて制御されることを特徴と
    する投写型表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の投写型表示装置におい
    て、前記変調装置用吸気ファンの回転速度を変化させる
    設定温度を、前記第4の温度検出手段による検出温度に
    よって変化させることを特徴とする投写型表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の投写型表示装
    置において、前記第3の温度検出手段による検出温度、
    または、前記第4の温度検出手段による検出温度が、所
    定期間、所定の設定温度を超え続けた場合に、前記光源
    を消灯させることを特徴とする投写型表示装置。
  10. 【請求項10】 光源と、前記光源から出射される光束
    を変調する変調装置と、前記変調装置によって変調され
    た光を投写面に拡大投写する投写レンズと、装置駆動用
    の電力を供給する電源と、装置内の空気を排出する排気
    ファンと、主に前記電源を冷却するための空気を取入れ
    る電源用吸気ファンと、主に前記変調装置を冷却するた
    めの空気を取入れる変調装置用吸気ファンと、を備えた
    投写型表示装置であって、 装置電源投入後のスタンバイ時は、前記電源用吸気ファ
    ンのみを駆動させることを特徴とする投写型表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の投写型表示装置に
    おいて、前記スタンバイ時は前記電源用吸気ファンを比
    較的低速で回転させ、前記スタンバイ時の後は前記電源
    用吸気ファンを比較的高速で回転させることを特徴とす
    る投写型表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載の投写型
    表示装置において、前記排気ファンの回転速度を制御す
    る回転速度制御装置を有することを特徴とする投写型表
    示装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の投写型表示装置に
    おいて、前記光源と前記変調装置との間の光路中にレン
    ズが配置され、前記電源用吸気ファンの回転速度は、前
    記光源付近の温度を検出する第1の温度検出手段による
    検出温度、または、前記レンズ付近の温度を検出する第
    2の温度検出手段による検出温度に基 づいて制御される
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の投写型表示装置に
    おいて、前記第1の温度検出手段による検出温度、また
    は、前記第2の温度検出手段による検出温度が、所定期
    間、所定の設定温度を超え続けた場合に、前記光源を消
    灯させることを特徴とする投写型表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項10または11に記載の投写型
    表示装置において、前記変調装置用吸気ファンの回転速
    度を制御する回転速度制御装置を有することを特徴とす
    る投写型表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の投写型表示装置に
    おいて、前記変調装置用吸気ファンの回転速度は、前記
    変調装置付近の温度を検出する第3の温度検出手段によ
    る検出温度、または、外気の温度を検出する第4の温度
    検出手段による検出温度に基づいて制御されることを特
    徴とする投写型表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の投写型表示装置に
    おいて、前記変調装置用吸気ファンの回転速度を変化さ
    せる設定温度を、前記第4の温度検出手段による検出温
    度によって変化させることを特徴とする投写型表示装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の投写型
    表示装置において、前記第3の温度検出手段による検出
    温度、または、前記第4の温度検出手段による検出温度
    が、所定期間、所定の設定温度を超え続けた場合に、前
    記光源を消灯させることを特徴とする投写型表示装置。
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