JP3610813B2 - 投写型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズと、前記電気光学装置を含んだ本体を覆う外装ケースとを備えた投写型表示装置に関する。
【0002】
【背景技術】
従来より、光源を有する光源ユニットと、その光源から出射される光束を変調して画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズと、これら構成部品を収納する外装ケースとを備えた投写型表示装置が知られている。
【0003】
このような投写型表示装置は、会議、学会、展示会等でのマルチメディアプレゼンテーションに広く利用される。
【0004】
この際、投写型表示装置による投写画像を鮮明にするために、光源としての光源ランプの高輝度化が促進されている。
【0005】
このような光源ランプの高輝度化が促進された投写型表示装置においては、光源ランプの輝度に応じて、当該投写型表示装置に供給される電源容量を大きくする必要があり、これに伴い、装置内部の消費電力が大きくなる。
【0006】
しかし、光源ランプを高輝度化したり、消費電力を大きくすると、それに伴って発熱量が大きくなり、これにより、装置内部の温度が上昇し、この熱によって、特に、熱に弱い電気光学装置の動作が不安定になってしまうという問題が生じる。
【0007】
このため、外装ケースの下面に空気取入口を形成し、この空気取入口から冷却ファンによって、外部の空気を冷却空気として導入し、電気光学装置を冷却している。
【0008】
一方、投写型表示装置は、プレゼンテーション用の会議室等に設置された状態で維持されることもあるが、必要に応じて持ち込まれたり、終了後に他の場所に移して保管する場合もある。従って、持ち運びを容易にするために、投写型表示装置は、軽量、小型化するのが望ましい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外装ケースの下面に形成された空気取入口から冷却ファンによって冷却空気を導入しても、冷却空気が渦を巻くように電気光学装置に吹き付けられるので、電気光学装置の冷却に偏りが生じてしまう。従って、電気光学装置を一様に効率よく冷却することが困難であるという問題がある。
【0010】
また、渦状の冷却空気は、渦の外側に向かって広がっていくという傾向にあり、全ての冷却空気を電気光学装置に導くことが困難であり、電気光学装置の冷却効率が悪くなってしまうという問題がある。
【0011】
従って、上述した従来の投写型表示装置では、電気光学装置の冷却効率が悪く、光源の高輝度化、加えて装置の小型化を図るには不十分であるという問題が生じる。
【0012】
本発明の目的は、電気光学装置を効率的に冷却し、光源ランプの高輝度化や装置の小型化等に対応できる冷却構造を備えた投写型表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る投写型表示装置は、画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズと、前記電気光学装置を含んだ本体を覆う外装ケースとを備えた投写型表示装置であって、レンズ、ミラー等の光学部品を収納する光学部品用筐体と、前記電気光学装置が搭載される底面部、及び、この底面部から起立し、前記投写レンズが取り付けられるヘッド体と、外部の空気を冷却空気として取り入れるために、前記外装ケース形成され、フィルタを備えた空気取入口と、この空気取入口から前記冷却空気を導入して前記電気光学装置を冷却する冷却ファンと、電気光学装置を挟んでこの冷却ファンと対向配置され、前記冷却ファンにより導入された冷却空気を整流する整流ファンとを備えており、前記電気光学装置は、前記ヘッド体の底面部の上面に搭載され、前記冷却ファンは、前記ヘッド体の底面部の下面に固定され、前記整流ファンは、前記電気光学装置の上方を覆うように配置され、前記整流ファンと前記冷却ファンとの間に配置された前記電気光学装置の周囲は、前記ヘッド体の側面部及び前記ヘッド体の側面部によって覆われており、前記整流ファンには、該整流ファンを覆うフィルタが設けられていることを特徴とするものである。
【0014】
このような本発明によれば、冷却ファンと整流ファンとを対向配置させることによって、冷却ファンで導入した冷却空気の流れを、冷却ファンから整流ファンに向かって流れるほぼ一様な直線状とすることが可能となる。このため、冷却ファンと整流ファンとの間に電気光学装置を配置すれば、当該電気光学装置に、ほぼ一様な直線状の冷却空気を吹き付けることが可能となる。
そして、整流ファンにフィルタを設ければ、電気光学装置等への塵埃等の侵入を防止することが可能となる。しかも、例えば、レンズ、ミラー等の光学部品を収納する光学部品用筐体で電気光学装置の周囲を覆い、電気光学装置の上方にフィルタが設けられた整流ファンを配置することで、電気光学装置全体を、フィルタと光学部品用筐体とで覆うことが可能となる。これにより、電気光学装置への塵埃等の侵入を確実に防止して、この電気光学装置に塵埃等が付着して投写画像が劣化するのを防止することが可能となる。
また、整流ファンは、主に、冷却ファンで導入した冷却空気の流れを整流するものなので、当該整流ファンの送風量は、冷却空気に方向性を与える程度であればよい。
【0015】
これにより、電気光学装置の冷却に偏りが生じることがなく、電気光学装置を一様に効率よく冷却することが可能となり、光源の高輝度化や、装置の小型化等に対応できる冷却構造が得られる。
【0016】
その上、冷却ファンから排出された渦状に拡散する冷却空気は、整流ファンによって収束するように流れる。従って、ほぼ全ての冷却空気を電気光学装置に吹き付けることが可能となる。これにより、電気光学装置の冷却効率を向上させることが可能となり、この点からも、光源の高輝度化や、装置の小型化等に対応できる冷却構造が得られる。さらに、整流ファンの送風量を、冷却ファンの送風量より小さくしても、前述の送風量が得られれば、十分に電気光学装置を効率よく冷却することができる。しかも、整流ファンの送風量に比例して、当該整流ファンに供給する電圧も小さくて済むので、装置内部の電力消費を一層低減させ、装置内部の発熱量を抑えて、電気光学装置の冷却効率を向上させることが可能となる。
【0017】
以上の投写型表示装置において、冷却ファンおよび前記整流ファンは、送風量がそれぞれ変更可能に構成されていることが望ましい。
【0018】
ここで、冷却ファンおよび整流ファンの送風量をそれぞれ変更するには、例えば、各ファンの直径の大きさを変えたり、各ファンに供給される電圧の大きさを変えて、当該ファンの回転数を調整することで行える。
【0019】
このように、冷却ファンおよび整流ファンの送風量がそれぞれ変更可能に構成されていれば、電気光学装置近傍の空気の流れを、当該電気光学装置を冷却するにあたって最適な流れに設定することが可能となる。これにより、電気光学装置の冷却効率を一層向上させることが可能となる。
【0023】
また、前記整流ファンは、前記光学部品用筐体に固定されていることが望ましい。
【0024】
このように、整流ファンを光学部品用筐体に固定すれば、この整流ファンを固定するための台座を装置内部に新設したり、外装ケースの内面に固定する必要がなく、装置内部の構造を複雑化することなく、整流ファンを簡単に固定することが可能となる。これにより、投写型表示装置の製造を容易に行うことが可能となる。
【0025】
前述した整流ファンを覆うフィルタは、防塵性を有するフィルタ部材と、当該フィルタ部材の周縁に沿って設けられるフィルタ枠とを備え、当該フィルタ枠は、前記光学部品用筐体に固定されていることが好ましい。
【0028】
また、冷却ファンおよび整流ファンの間には、電気光学装置近傍の冷却空気の温度を検出する温度検出装置が設けられ、冷却ファンおよび整流ファンは、前記温度検出装置で検出した温度によって制御されていることが望ましい。
【0029】
ここで、温度検出装置は、冷却ファンおよび整流ファンを制御する制御基板に検出信号を出力するように構成するのが好ましい。
【0030】
温度検出装置をこのように構成すれば、例えば、電気光学装置の温度が高いと検出されれば、冷却ファンおよび整流ファンの回転数を上げて、電気光学装置を急速に冷却するように制御し、逆に電気光学装置の温度が低いと検出されれば、冷却ファンおよび整流ファンの回転数を下げて、電気光学装置を緩やかに冷却するように制御することができる。
【0031】
なお、検出温度が高い・低いの基準となる基準温度は、実験等で得られた結果を基にして、適宜決められるものである。
【0032】
このようにすれば、電気光学装置の昇温状態に応じて、ファンの回転制御を簡単に行うことが可能となるので、当該電気光学装置の冷却効率の最適化を容易に図ることが可能となる。
【0033】
さらに、整流ファンは、取り外し可能に設けられていることが好ましい。
【0034】
このように、整流ファンが取り外し可能に設けられていれば、光源としての光源ランプが高輝度化されていない、言い換えれば、光源の輝度が低く、整流ファンが不要な投写型表示装置との部品の共用化を図ることが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
【0036】
(1)装置の全体構成
図1、図2には、本実施形態に係る投写型表示装置1の概略斜視図が示され、図1は上面側から見た斜視図、図2は下面側から見た斜視図である。
【0037】
投写型表示装置1は、光源としての光源ランプから出射された光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色に分離し、これらの各色光束を電気光学装置を構成する液晶パネルを通して画像情報に対応させて変調し、変調した後の各色の変調光束をプリズム(色合成光学系)により合成して、投写レンズ6を介して投写面上に拡大表示する形式のものである。投写レンズ6の一部を除いて、各構成部品は外装ケース2の内部に収納されている。
【0038】
(2)外装ケースの構造
外装ケース2は、基本的には、装置上面を覆うアッパーケース3と、装置底面を構成するロアーケース4と、前面部分を覆うフロントケース9と、背面部分を覆うリアケース5(図2)とから構成され、リアケース5が樹脂製である他はマグネシウム等の金属製である。
【0039】
図1に示されるように、アッパーケース3の上面において、その前方側の左右の端には、スピーカ用の多数の連通孔25R、25Lが形成されている。また、これらの連通孔25R、25L間には、投写型表示装置1の画質等を調整するための操作パネル60が設けられている。さらに、フロントケース9の向かって右上部分には、図示略のリモートコントローラからの光信号を受信するための受光部70が設けられている。
【0040】
図2に示されるように、ロアーケース4の底面の略中央には、装置内部を冷却する冷却空気を取り入れるための空気取入口240が設けられている。空気取入口240は、樹脂製のフィルタ交換蓋241に設けられており、このフィルタ交換蓋241をロアーケース4の側面側から着脱することで、内部のフィルタを交換することが可能である。
【0041】
また、ロアーケース4の底面には、その前端の左右の角部にフット31R、31Lが設けられ、後端の略中央部にフット31Cが設けられている。尚、フット31R、31Lの上下の進退量を調整することによって、表示画面の傾きを変更することが可能である。
【0042】
リアケース5は、図2に示されるように、装置背面側に配置された各種の入出力端子群51に対応して設けられているインターフェースパネル501と、装置内部の空気を排出する通気口としての排気口160および受光部70が設けられた光源ランプ交換蓋502とで構成されている。また、装置背面側には、外部電力供給用のACインレット50が配置されている。
【0043】
(3)装置の内部構造
図3には、投写型表示装置1の内部構造が示されている。
【0044】
この図に示されるように、装置1の内部には、投写レンズ6の一側方に配置された電源としての電源ユニット7、電源ユニット7の後方に配置された光源ユニットとしての光源ランプユニット8、光学系を構成する光学ユニット10、ユニット10内の電気光学装置925を駆動するドライバーボード17(図6)、および装置1全体を制御するメインボード18(図6)などが収容されている。
【0045】
電源ユニット7は、ACインレット50からの電力を変圧して、光源ランプユニット8や、ドライバーボード17、メインボード18、電気光学装置925の上下両方に配置されたファン301、302(図6)、および光源ランプユニット8の後方に配置された排気ファン16などに供給するものであり、電源フィルタ、トランス(変圧器)、整流回路、平滑回路、電圧安定回路等が形成された電源回路基板の他、光源ランプユニット8の光源ランプ181を駆動するためのランプ駆動基板等を備えている。
【0046】
光源ランプユニット8は、投写型表示装置1の光源部分を構成するものであり、図4にも示されるように、光源ランプ181およびリフレクタ182からなる光源装置183と、この光源装置183を収納するランプハウジング(図示せず)とを有している。このような光源ランプユニット8は、前述したファン301からの冷却空気や、外装ケース2と投写レンズ6との間の隙間から吸引される冷却空気で冷却されるが、冷却空気は、先ず、吸引された直後に電気光学装置925および電源ユニット7等を冷却し、この後に装置1内部の略全域を冷却するように後方に流れ、最終的にはその大部分が光源ランプユニット8内を通って背後の排気ファン16で排気される。従って、排気ファン16の直前に光源ランプユニット8が配置されていることにより、その内部の光源装置183を大量の冷却空気で効率よく冷却することが可能である。
【0047】
光学ユニット10は、光源ランプユニット8から出射された光束を、光学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユニットであり、照明光学系923、色分離光学系924、電気光学装置925、および色合成光学系としてのプリズムユニット910とを含んで構成される。電気光学装置925およびプリズムユニット910以外の光学ユニット10の光学素子は、光学部品用筐体である上下のライトガイド901、902(図6)の間に上下に挟まれて保持された構成となっている。尚、これらの上ライトガイド901、下ライトガイド902は一体とされて、ロアーケース4の側に固定ネジにより固定されている。また、これらのライトガイド901、902は、プリズムユニット910の側に同じく固定ネジによって固定されている。
【0048】
直方体状のプリズムユニット910は、図5に示されるように、マグネシウムの一体成形品から構成される側面略L字状のヘッド体903の裏面側に固定ネジにより固定されている。また、電気光学装置925を構成する各液晶パネル925R、925G、925Bは、プリズムユニット910の3側面に固定部材を介して固定されている。
【0049】
ドライバーボード17は、電気光学装置925の各液晶パネル925R、925G、925Bを駆動・制御するためのものであり、光学ユニット10の上方に配置される。
【0050】
メインボード18は、投写型表示装置1全体を制御する制御回路が形成されたものであり、前記ドライバーボード17の上方に配置される。このようなメインボード18は、前述のドライバーボード17および操作パネル60と電気的に接続される。
【0051】
(4)光学系の構造
次に、投写型表示装置1の光学系即ち光学ユニット10の構造について、図4に示す模式図に基づいて説明する。
【0052】
上述したように、光学ユニット10は、光源ランプユニット8からの光束(W)の面内照度分布を均一化する照明光学系923と、この照明光学系923からの光束(W)を、赤(R)、緑(G)、青(B)に分離する色分離光学系924と、各色光束R、G、Bを画像情報に応じて変調する電気光学装置925と、変調後の各色光束を合成する色合成光学系としてのプリズムユニット910とを含んで構成されている。
【0053】
照明光学系923は、第1のレンズ板921と、その出射側に配置された第2のレンズ板922と、光源ランプユニット8から出射された光束Wの光軸1aを装置1前方向に折り曲げる反射ミラー931とを備えている。
【0054】
第1のレンズ板921は、マトリクス状に配置された複数の矩形レンズを有しており、光源から出射された光束を複数の部分光束に分割し、各部分光束を第2のレンズ板922の近傍で集光させる。
【0055】
第2のレンズ板922は、マトリクス状に配置された複数の矩形レンズを有しており、第1のレンズ板921から出射された各部分光束を電気光学装置925を構成する液晶パネル925R、925G、925B(後述)上に重畳させる機能を有している。
【0056】
このように、本例の投写型表示装置1では、照明光学系923により、液晶パネル925R、925G、925B上をほぼ均一な照度の光で照明することができるので、照度ムラのない投写画像を得ることができる。
【0057】
色分離光学系924は、青緑反射ダイクロイックミラー941と、緑反射ダイクロイックミラー942と、反射ミラー943から構成される。まず、青緑反射ダイクロイックミラー941において、照明光学系923から出射される光束Wに含まれている青色光束Bおよび緑色光束Gが直角に反射され、緑反射ダイクロイックミラー942の側に向かう。
【0058】
赤色光束Rは、この青緑反射ダイクロイックミラー941を通過し、後方の反射ミラー943で直角に反射されて、赤色光束Rの出射部944からプリズムユニット910の側に出射される。
【0059】
次に、青緑反射ダイクロイックミラー941で反射された青色、緑色光束B、Gのうち、緑反射ダイクロイックミラー942において、緑色光束Gのみが直角に反射されて、緑色光束Gの出射部945からプリズムユニット910側に出射される。
【0060】
この緑反射ダイクロイックミラー942を通過した青色光束Bは、青色光束Bの出射部946からリレー光学系927の側に出射される。本例では、照明光学系923の光束Wの出射部から、色分離光学系924における各色光束R、G、Bの出射部944、945、946までの距離が全てほぼ等しくなるように設定されている。
【0061】
色分離光学系924の赤色、緑色光束R、Gの出射部944、945の出射側には、それぞれ集光レンズ951、952が配置されている。従って、各出射部から出射した赤色、緑色光束R、Gは、これらの集光レンズ951、952に入射して平行化される。
【0062】
このように平行化された赤色、緑色光束R、Gは、入射側偏光板960R、960Gを通って光変調装置である液晶パネル925R、925Gに入射して変調され、各色光に対応した画像情報が付加される。すなわち、これらの液晶パネル925R、925Gは、前述のドライバーボード17によって画像情報に応じてスイッチング制御されて、これにより、ここを通過する各色光の変調が行われる。
【0063】
一方、青色光束Bは、リレー光学系927を介して対応する液晶パネル925Bに導かれ、ここにおいて、同様に画像情報に応じて変調が施される。尚、本実施形態の液晶パネル925R、925G、925Bとしては、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として用いたものを採用することができる。
【0064】
リレー光学系927は、青色光束Bの出射部946の出射側に配置した集光レンズ954と、入射側反射ミラー971と、出射側反射ミラー972と、これらの反射ミラーの間に配置した中間レンズ973と、液晶パネル925Bの手前側に配置した集光レンズ953とから構成されており、集光レンズ953から出射した青色光束Bは、入射側偏光板960Bを通って液晶パネル925Bに入射して変調される。
【0065】
この際、光束Wの光軸1aおよび各色光束R、G、Bの光軸1r、1g、1bは同一平面内に形成されるようになる。そして、各色光束の光路の長さ、すなわち光源ランプ181から各液晶パネルまでの距離は、青色光束Bが最も長くなり、従って、この光束の光量損失が最も多くなる。しかし、リレー光学系927を介在させることにより、光量損失を抑制できる。
【0066】
次に、各液晶パネル925R、925G、925Bを通って変調された各色光束R、G、Bは、出射側偏光板961R、961G、961Bを通ってプリズムユニット910に入射され、ここで合成される。そして、このプリズムユニット910によって合成されたカラー画像が投写レンズ6を介して所定の位置にある投写面100上に拡大投写されるようになっている。
【0067】
(5)電気光学装置の冷却構造
図6、7には、上述した投写型表示装置1における電気光学装置925の冷却構造が示されている。
【0068】
ロアーケース4の空気取入口240の上方には、側面L字形状のヘッド体903の底面部903Aが配置され、この底面部903Aの上面には、電気光学装置925が載置されている。この電気光学装置925は、その周囲が下ライトガイド902およびヘッド体903の裏面側で覆われ、これらがダクトを構成して、冷却空気が電気光学装置925に導入されやすくなっている。
【0069】
底面部903Aの内部には、空気取入口240から外部の空気を冷却空気として導入し、電気光学装置925を冷却する冷却ファン301が収納されている。この冷却ファン301は、ヘッド体903の底面部903Aにねじ等で固定されている。ここで、冷却ファン301は、底面部903Aと略同じ大きさを有し、平面四角形状に形成されている。
【0070】
電気光学装置925の上方には、当該電気光学装置925を挟んで前述の冷却ファン301と対向配置され、この冷却ファン301により導入された冷却空気を整流する整流ファン302が設けられている。
【0071】
これにより、冷却ファン301で導入した冷却空気の流れが、渦状に拡散せず、図6の矢印で示されるように、冷却ファン301から整流ファン302に向かって収束するように流れるほぼ一様な直線状となる。このため、冷却ファン301と整流ファン302との間にある電気光学装置925に、ほぼ一様な直線状の冷却空気がほぼ全て吹き付けられるようになっている。
【0072】
また、整流ファン302は、その端縁が上ライトガイド901に、ねじ等で取り外し可能に固定されている。この整流ファン302は、冷却ファン301よりも径が小さく、このようにすることで、冷却ファン301の送風量を整流ファン302の送風量よりも大きくしている。
【0073】
ここで、整流ファン302の吸気側開口は、直下の3枚の液晶パネル925R、925G、925Bを平面視で覆うように形成され、これにより、液晶パネル925R、925G、925B近傍の冷却空気を効率よく吸い上げることができる。
【0074】
なお、冷却ファン301および整流ファン302の送風量は、各ファン301、302に供給される電圧の大きさを変えて、当該ファン301、302の回転数を調整することでも変更できるようになっている。
【0075】
ここで、整流ファン302の送風量は、主に冷却ファン301で導入した冷却空気の流れを整流するものなので、本実施形態では、当該整流ファン302の送風量は、冷却空気に方向性を与える程度に設定されている。
【0076】
整流ファン302の上面には、当該上面を覆うフィルタ305が設けられている。
【0077】
このフィルタ305は、防塵性を有するフィルタ部材306と、当該フィルタ部材306の周縁に沿って設けられるフィルタ枠307とを備え、整流ファン302を介して上ライトガイド901に固定されている。
【0078】
従って、電気光学装置925は、フィルタ305と、ヘッド体903と、下ライトガイド902とで、その全体が覆われるようになっている。
【0079】
冷却ファン301と整流ファン302との間、具体的には、電気光学装置925の上部近傍には、温度検出装置であるサーモセンサ308が設けられている。このサーモセンサ308は、液晶パネル925R、925G、925Bの冷却後の冷却空気の温度を検出するサーミスタから構成されている。
【0080】
このサーモセンサ308は、メインボード18に温度検出信号を出力するようになっている。メインボード18は、サーモセンサ308からの信号によって、各ファン301、302に供給される電圧を制御し、各ファン301、302の回転数を制御するようになっている。
【0081】
つまり、サーモセンサ308によって、電気光学装置925の温度が高いと検出されれば、メインボード18の制御動作によって、冷却ファン301および整流ファン302の回転数が上がり、電気光学装置925が急速に冷却される。逆に、サーモセンサ308によって、電気光学装置925の温度が低いと検出されれば、メインボード18の制御動作によって、冷却ファン301および整流ファン302の回転数が下がり、電気光学装置925が緩やかに冷却される。なお、検出温度が高い・低いの基準となる基準温度は、実験等で得られた結果を基にして、適宜決められるようになっている。
【0082】
次に、電気光学装置925の冷却手順について説明する。
【0083】
まず、冷却ファン301の回転により、空気取入口240から冷却空気が装置内部に強制的に取り入れられる。
【0084】
取り入れられた冷却空気は、図6の矢印で示されるように、整流ファン302によって、渦状に拡散することなくほぼ一様な直線状に整流され、そのほぼ全ての冷却空気が電気光学装置925に吹き付けられる。
【0085】
吹き付けられた空気は、整流ファン302およびフィルタ305を通過し、ドライバーボード17に沿って流れ、装置内部の光源ランプユニット8や、電源ユニット7等を冷却し、排気ファン16によって装置1外部に排出される。
【0086】
(6)実施形態の効果
前述のような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
【0087】
すなわち、冷却ファン301と整流ファン302とを対向配置させ、電気光学装置925に、ほぼ一様な直線状の冷却空気を吹き付けるようにしたので、当該電気光学装置925の冷却に偏りが生じることがなく、電気光学装置925を一様に効率よく冷却することができる。これにより、光源ランプ181の高輝度化や、装置1の小型化等に対応できる冷却構造を得ることができる。
【0088】
その上、ほぼ全ての冷却空気が電気光学装置925に吹き付けられるので、当該電気光学装置925の冷却効率を一層向上でき、この点からも、光源ランプ181の高輝度化や、装置1の小型化等に対応できる冷却構造を得ることができる。
【0089】
また、冷却ファン301および整流ファン302の送風量をそれぞれ変更可能に構成したので、電気光学装置925の近傍の空気の流れを、当該電気光学装置925を冷却するにあたって最適な流れに設定できる。これにより、電気光学装置925の冷却効率をより一層向上できる。
【0090】
さらに、整流ファン302の送風量を、冷却空気に方向性を与える程度に設定し、冷却ファン301の送風量よりも小さくしたので、十分に電気光学装置925を効率よく冷却できる。しかも、整流ファン302の送風量に比例して、当該整流ファン302に供給する電圧も小さくて済むので、装置1内部の電力消費を一層低減でき、装置1内部の発熱量を抑えて、電気光学装置925の冷却効率を向上できる。
【0091】
また、整流ファン302を上ライトガイド901に固定したので、装置1の内部の構造を複雑化することなく、整流ファン302を簡単に固定できる。これにより、投写型表示装置1の製造を容易にできる。
【0092】
さらに、電気光学装置925全体を、フィルタ305と下ライトガイド902とで覆ったので、電気光学装置925への塵埃等の侵入を確実に防止して、この電気光学装置925に塵埃等が付着して投写画像が劣化するのを防止できる。
【0093】
また、電気光学装置925の上部近傍に、サーモセンサ308を設けたので、電気光学装置925の昇温状態に応じて、各ファン301、302の回転制御を簡単に行うことができ、電気光学装置925の冷却効率の最適化を容易に図ることができる。
【0094】
さらに、整流ファン302を取り外し可能に設けたので、光源ランプ181が高輝度化されていない、言い換えれば、光源ランプ181の輝度が低く、整流ファン302が不要な投写型表示装置との部品の共用化を図ることができる。
【0095】
(7)実施形態の変形
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形をも含むものである。
【0096】
例えば、前記実施形態では、整流ファン302は取り外し可能になっていたが、これに限らず、上ライトガイド901に一体的に設けられていてもよい。
【0097】
また、前記実施形態では、冷却ファン301および整流ファン302の間にサーモセンサ308を設けて各ファン301、302を制御していたが、これに限らず、例えば、タイマー等で、一定時間おきに電気光学装置925を急速に冷却するように制御してもよい。
【0098】
さらに、前記実施形態では、整流ファン302にフィルタ305を設けていたが、これに限らず、例えば、電気光学装置925に塵埃が侵入しない程度に整流ファン302の回転数を上げておけば、あえてフィルタ305を設けなくてもよい。
【0099】
また、前記実施形態では、整流ファン302は、上ライトガイド901に固定されていたが、これに限らず、例えば、装置1内部に台座を別途設けて、これに整流ファン302を固定したり、外装ケース2の内面に固定してもよい。
【0100】
さらに、前記実施形態では、冷却ファン301の送風量を整流ファン302の送風量よりも大きく設定していたが、これに限らず、冷却空気をより一層効率よく整流したい場合等には、冷却ファン301の送風量を整流ファン302の送風量よりも小さく設定してもよく、送風量の大小は、実施に当たって適宜決めればよい。
【0101】
また、前記実施形態では、冷却ファン301および整流ファン302の送風量が変更可能とされていたが、これに限らず、例えば、実験等で、電気光学装置925を冷却するのに最適な送風量を導出しておき、この送風量を予め各ファン301、302に設定しておけば、変更可能となっていなくてもよい。
【0102】
さらに、前記実施形態では、電気光学装置925は、TFT駆動の液晶パネル925R、925G、925Bから構成されていたが、これに限らず、他の駆動方式から構成される光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0103】
そして、前記実施形態では、電気光学装置925は、3枚の液晶パネル925R、925G、925Bから構成されていたが、これに限らず、1枚、2枚の液晶パネルから構成される光変調装置に本発明を採用してもよい。
【0104】
また、前記実施形態では、電気光学装置925を構成するパネルは液晶素子から構成されていたが、液晶以外のプラズマ素子、マイクロミラーを用いたデバイスパネルから構成される光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0105】
さらに、前記実施形態における電気光学装置925は、光束R、G、Bを透過して変調する形式のものであったが、これに限らず、入射した光を反射しつつ変調して出射する反射型の光変調装置を備えた投写型表示装置に本発明を採用してもよい。
【0106】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造等としてもよい。
【0107】
【発明の効果】
前述のような本発明によれば、空気取入口から冷却空気を導入して電気光学装置を冷却する冷却ファンと、電気光学装置を挟んでこの冷却ファンと対向配置され、冷却ファンにより導入された冷却空気を整流する整流ファンとを備えたので、冷却空気をほぼ一様な直線状にすることができる。これにより、電気光学装置を効率的に冷却し、光源ランプの高輝度化や装置の小型化等に対応できる冷却構造を備えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る投写型表示装置の上部から見た外観斜視図である。
【図2】前記実施形態における投写型表示装置の下部から見た外観斜視図である。
【図3】前記実施形態における投写型表示装置の内部構造を表す斜視図である。
【図4】前記実施形態における光学系の構造を説明するための模式図である。
【図5】前記実施形態の構成部品を示す斜視図である。
【図6】前記実施形態における投写型表示装置の断面図である。
【図7】前記実施形態における電気光学装置の冷却構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 投写型表示装置
2 外装ケース
6 投写レンズ
7 電源である電源ユニット
8 光源ユニットである光源ランプユニット
16 ファンである排気ファン
160 通気口である排気口
181 光源である光源ランプ
240 空気取入口
301 冷却ファン
302 整流ファン
305 フィルタ
306 フィルタ部材
307 フィルタ枠
308 温度検出装置であるサーモセンサ
901 上ライトガイド
902 下ライトガイド
925 電気光学装置
Claims (6)
- 画像情報に応じて光学像を形成する電気光学装置と、この電気光学装置で形成された画像を拡大投写する投写レンズと、前記電気光学装置を含んだ本体を覆う外装ケースとを備えた投写型表示装置であって、
レンズ、ミラー等の光学部品を収納する光学部品用筐体と、
前記電気光学装置が搭載される底面部、及び、この底面部から起立し、前記投写レンズが取り付けられる側面部を有するヘッド体と、
外部の空気を冷却空気として取り入れるために前記外装ケースに形成され、フィルタが設けられた空気取入口と、
この空気取入口から前記冷却空気を導入して前記電気光学装置を冷却する冷却ファンと、
前記電気光学装置を挟んでこの冷却ファンと対向配置され、前記冷却ファンにより導入された冷却空気を整流する整流ファンとを備えており、
前記電気光学装置は、前記ヘッド体の底面部の上面に搭載され、
前記冷却ファンは、前記ヘッド体の底面部の下面に固定され、
前記整流ファンは、前記電気光学装置の上方を覆うように配置され、
前記整流ファンと前記冷却ファンとの間に配置された前記電気光学装置の周囲は、前記ヘッド体の側面部及び前記光学用部品用筐体によって覆われており、
前記整流ファンには、該整流ファンを覆うフィルタが設けられていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1に記載の投写型表示装置において、
前記冷却ファンおよび前記整流ファンは、送風量がそれぞれ変更可能に構成されていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の投写型表示装置において、
前記整流ファンは、前記光学部品用筐体に固定されていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の投写型表示装置において、
前記整流ファンを覆うフィルタは、防塵性を有するフィルタ部材と、このフィルタ部材の周縁に沿って設けられるフィルタ枠とを備え、
前記フィルタ枠は、前記光学部品用筐体に固定されていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の投写型表示装置において、
前記冷却ファンおよび前記整流ファンの間には、前記電気光学装置近傍の冷却空気の温度を検出する温度検出装置が設けられ、
前記冷却ファンおよび前記整流ファンは、前記温度検出装置で検出した温度によって制御されていることを特徴とする投写型表示装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の投写型表示装置において、
前記整流ファンは、取り外し可能に設けられていることを特徴とする投写型表示装置。
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