JPH08179424A - 液晶プロジェクタ装置 - Google Patents
液晶プロジェクタ装置Info
- Publication number
- JPH08179424A JPH08179424A JP6317345A JP31734594A JPH08179424A JP H08179424 A JPH08179424 A JP H08179424A JP 6317345 A JP6317345 A JP 6317345A JP 31734594 A JP31734594 A JP 31734594A JP H08179424 A JPH08179424 A JP H08179424A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal panel
- blower fan
- projector device
- rectifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶パネルの下方に送風ファンを設けると共
に間に整流器を設け、液晶パネル全体を均等に冷却する
ようにする。 【構成】 液晶パネル３は映像信号で駆動され、光源２
よりの光を画像光に変調し、この光を投写レンズ４でス
クリーンに投写する。液晶パネルの下方に送風ファン７
を設け、液晶パネルとの間に整流器８を設け、送風ファ
ンで筺体１の底部の通風孔９から外気を吸入し、整流器
で風を集めると共に渦巻き状の風を直線状に整流して液
晶パネルに送る。液晶パネルで温められた風は筺体上部
の通風孔10から放出される。
に間に整流器を設け、液晶パネル全体を均等に冷却する
ようにする。 【構成】 液晶パネル３は映像信号で駆動され、光源２
よりの光を画像光に変調し、この光を投写レンズ４でス
クリーンに投写する。液晶パネルの下方に送風ファン７
を設け、液晶パネルとの間に整流器８を設け、送風ファ
ンで筺体１の底部の通風孔９から外気を吸入し、整流器
で風を集めると共に渦巻き状の風を直線状に整流して液
晶パネルに送る。液晶パネルで温められた風は筺体上部
の通風孔10から放出される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶プロジェクタ装置に
係り、筐体の底面に送風ファンを設け、液晶パネルを冷
却するものに関する。
係り、筐体の底面に送風ファンを設け、液晶パネルを冷
却するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶プロジェクタ装置では、メタルハラ
イドランプ等の光源の光を映像信号で駆動される液晶パ
ネルに照射し、透過光を投写レンズを介してスクリーン
に拡大投写する。スクリーンの画像を明るくするため強
力な光源を使用し、液晶パネルに強い光を照射するので
液晶パネルの温度が上昇する。液晶パネルは、この温度
上昇によって性能が低下して投写画像の画質が悪くな
り、また、液晶パネルの寿命が短くなるという問題があ
る。このため、図３に示す例のように、液晶パネル３の
下方に送風ファン７を配設し、筐体１の底面に吸気孔９
を設けて外気を吸入し、矢印の如く上方に風を送って液
晶パネル３を冷やし、液晶パネル３の温度が上昇しにく
いようにしているものがある。しかし、この風は、送風
ファン７の回転によって生ずる渦巻き状の風のため、こ
の風は螺旋状に上昇し、液晶パネル３に風の当たる箇所
と当たらない箇所ができ、液晶パネル３の冷え方にむら
が生じる。
イドランプ等の光源の光を映像信号で駆動される液晶パ
ネルに照射し、透過光を投写レンズを介してスクリーン
に拡大投写する。スクリーンの画像を明るくするため強
力な光源を使用し、液晶パネルに強い光を照射するので
液晶パネルの温度が上昇する。液晶パネルは、この温度
上昇によって性能が低下して投写画像の画質が悪くな
り、また、液晶パネルの寿命が短くなるという問題があ
る。このため、図３に示す例のように、液晶パネル３の
下方に送風ファン７を配設し、筐体１の底面に吸気孔９
を設けて外気を吸入し、矢印の如く上方に風を送って液
晶パネル３を冷やし、液晶パネル３の温度が上昇しにく
いようにしているものがある。しかし、この風は、送風
ファン７の回転によって生ずる渦巻き状の風のため、こ
の風は螺旋状に上昇し、液晶パネル３に風の当たる箇所
と当たらない箇所ができ、液晶パネル３の冷え方にむら
が生じる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、液晶パネルの下方に設けた送風ファンによる風
が、液晶パネルに均等に当たり、効率よく冷却されるよ
うにすることにある。
に鑑み、液晶パネルの下方に設けた送風ファンによる風
が、液晶パネルに均等に当たり、効率よく冷却されるよ
うにすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、映像信号に基づいて駆動される液晶パネル
に光源よりの光を照射し、透過された画像光をスクリー
ンに拡大投写する液晶プロジェクタ装置において、前記
液晶パネルを冷却するための送風ファンを配設し、送風
ファンと液晶パネルとの間に送風ファンよりの風を整流
する整流器を設けてなり、送風ファンによって生じる風
で液晶パネル全体を冷却するようにした液晶プロジェク
タ装置を提供するものである。
決するため、映像信号に基づいて駆動される液晶パネル
に光源よりの光を照射し、透過された画像光をスクリー
ンに拡大投写する液晶プロジェクタ装置において、前記
液晶パネルを冷却するための送風ファンを配設し、送風
ファンと液晶パネルとの間に送風ファンよりの風を整流
する整流器を設けてなり、送風ファンによって生じる風
で液晶パネル全体を冷却するようにした液晶プロジェク
タ装置を提供するものである。
【０００５】
【作用】以上のように構成したので、本発明による液晶
プロジェクタ装置においては、筐体底部に設けられた送
風ファンの回転で送られる渦巻き状の風は、整流器によ
って直線状の風になると共に分布が均等化され、液晶パ
ネルに送られる。これにより、液晶パネルはパネル面を
むらなく冷却される。
プロジェクタ装置においては、筐体底部に設けられた送
風ファンの回転で送られる渦巻き状の風は、整流器によ
って直線状の風になると共に分布が均等化され、液晶パ
ネルに送られる。これにより、液晶パネルはパネル面を
むらなく冷却される。
【０００６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による液晶プロ
ジェクタ装置の実施例を詳細に説明する。図１は本発明
による液晶プロジェクタ装置の一実施例の要部側面図で
ある。図において、１は液晶プロジェクタ装置の筺体、
２は光源、３は液晶パネル、４は投写レンズ、５は光源
２、液晶パネル３および投写レンズ４等を装着する箱
体、６は液晶パネル３を箱体５に取付ける取付具、７は
筺体１の底面に配設した送風ファン、８は整流器であ
る。整流器８は、送風ファン７よりの風を集めて整流
し、液晶パネル３を有効に冷却する。
ジェクタ装置の実施例を詳細に説明する。図１は本発明
による液晶プロジェクタ装置の一実施例の要部側面図で
ある。図において、１は液晶プロジェクタ装置の筺体、
２は光源、３は液晶パネル、４は投写レンズ、５は光源
２、液晶パネル３および投写レンズ４等を装着する箱
体、６は液晶パネル３を箱体５に取付ける取付具、７は
筺体１の底面に配設した送風ファン、８は整流器であ
る。整流器８は、送風ファン７よりの風を集めて整流
し、液晶パネル３を有効に冷却する。
【０００７】液晶パネル３は映像信号に基づいて駆動さ
れ、光源２のメタルハライドランプ等よりの光を画像に
変調し、投写レンズ４を介して図示しないスクリーンに
拡大投写する。スクリーンの画像を明るいものにするた
め光源２に強力なランプを使用し、液晶パネル３に強い
光を照射する。このため、液晶パネル３の温度が上昇
し、液晶パネル３の性能が低下して投写画像の画質が悪
くなる。このため、液晶パネル３の下方に送風ファン７
を設け、図示しないモータによって送風ファン７を駆動
し、筺体１の底面に穿設された通風孔９より外気を吸入
し、この風を整流器８を介して矢印の如く上方に送り、
液晶パネル３を冷却して温度上昇を抑止する。液晶パネ
ル３の熱で温まった風は、筺体１の上面に穿設された通
風孔10より筺体外に排出される。
れ、光源２のメタルハライドランプ等よりの光を画像に
変調し、投写レンズ４を介して図示しないスクリーンに
拡大投写する。スクリーンの画像を明るいものにするた
め光源２に強力なランプを使用し、液晶パネル３に強い
光を照射する。このため、液晶パネル３の温度が上昇
し、液晶パネル３の性能が低下して投写画像の画質が悪
くなる。このため、液晶パネル３の下方に送風ファン７
を設け、図示しないモータによって送風ファン７を駆動
し、筺体１の底面に穿設された通風孔９より外気を吸入
し、この風を整流器８を介して矢印の如く上方に送り、
液晶パネル３を冷却して温度上昇を抑止する。液晶パネ
ル３の熱で温まった風は、筺体１の上面に穿設された通
風孔10より筺体外に排出される。
【０００８】液晶パネル３を縦向きに配設する場合、整
流器８は、図２に示す斜視図のように外形を細長状の枠
型に形成し、整流器８で整流された風が液晶パネル全体
に行き渡るようにする。整流器８は内部に整流板11を長
手方向を横切るように取付け、若しくは縦横に取付け、
送風ファン７の回転で発生した渦巻き状の風をこの整流
板11で直線状に矯正し、液晶パネル３の全面に風が均等
に当たるようにする。このために、例えば、整流板11の
左右方向の角度を若干逆八の字状になるようにしてもよ
い。また、例えば、整流板11の下方を適宜の角度に折曲
し、整流板11で形成される枡目に送風ファン７による風
が入り易いようにしてもよい。なお、整流板11を縦横に
取付ける場合、長手方向の整流板を液晶パネル３の厚み
に対応させて幅広に形成し、液晶パネル３の前面および
後面に送風されるようにしてもよい。
流器８は、図２に示す斜視図のように外形を細長状の枠
型に形成し、整流器８で整流された風が液晶パネル全体
に行き渡るようにする。整流器８は内部に整流板11を長
手方向を横切るように取付け、若しくは縦横に取付け、
送風ファン７の回転で発生した渦巻き状の風をこの整流
板11で直線状に矯正し、液晶パネル３の全面に風が均等
に当たるようにする。このために、例えば、整流板11の
左右方向の角度を若干逆八の字状になるようにしてもよ
い。また、例えば、整流板11の下方を適宜の角度に折曲
し、整流板11で形成される枡目に送風ファン７による風
が入り易いようにしてもよい。なお、整流板11を縦横に
取付ける場合、長手方向の整流板を液晶パネル３の厚み
に対応させて幅広に形成し、液晶パネル３の前面および
後面に送風されるようにしてもよい。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による液
晶プロジェクタ装置によれば、筐体底部の送風ファンよ
り送られる渦巻き状の風は整流器によって集められ、直
線状の風となり、液晶パネルにむらなく送られるので、
風の利用率を高めることができる。しかも、液晶パネル
は全面が略均等に冷却されるので画質むらが生じにく
く、また、温度上昇による短命化を回避するのに役立
つ。
晶プロジェクタ装置によれば、筐体底部の送風ファンよ
り送られる渦巻き状の風は整流器によって集められ、直
線状の風となり、液晶パネルにむらなく送られるので、
風の利用率を高めることができる。しかも、液晶パネル
は全面が略均等に冷却されるので画質むらが生じにく
く、また、温度上昇による短命化を回避するのに役立
つ。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による液晶プロジェクタ装置の一実施例
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図２】本発明による液晶プロジェクタ装置の一実施例
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図３】従来の液晶プロジェクタ装置の一例の要部側面
図である。
図である。
１ 筺体 ２ 光源 ３ 液晶パネル ４ 投写レンズ ５ 箱体 ６ 液晶パネルの取付具 ７ 送風ファン ８ 整流器 ９ 通風孔 10 通風孔 11 整流板
Claims (5)
- 【請求項１】 映像信号に基づいて駆動される液晶パネ
ルに光源よりの光を照射し、透過された画像光をスクリ
ーンに拡大投写する液晶プロジェクタ装置において、前
記液晶パネルを冷却するための送風ファンを配設し、送
風ファンと液晶パネルとの間に送風ファンよりの風を整
流する整流器を設けてなり、送風ファンによって生じる
風で液晶パネル全体を冷却するようにした液晶プロジェ
クタ装置。 - 【請求項２】 前記液晶パネルはパネル面を略垂直とな
るように配置され、前記送風ファンを液晶パネルの下方
に配設し、前記整流器を送風ファンと液晶パネルとの間
に設けるようにした請求項１記載の液晶プロジェクタ装
置。 - 【請求項３】 前記整流器の外形を長細形に形成してな
る請求項１または請求項２記載の液晶プロジェクタ装
置。 - 【請求項４】 前記整流器は、長細形の枠体内に、長手
方向を横切る複数の整流板を設けて構成した請求項１、
請求項２または請求項３記載の液晶プロジェクタ装置。 - 【請求項５】 前記整流器は、長細形の枠体内に、複数
の整流板を縦横に交差させ、枡目型に形成してなる請求
項１、請求項２または請求項３記載の液晶プロジェクタ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6317345A JPH08179424A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 液晶プロジェクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6317345A JPH08179424A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 液晶プロジェクタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08179424A true JPH08179424A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18087192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6317345A Pending JPH08179424A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 液晶プロジェクタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08179424A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6350033B1 (en) | 1998-11-10 | 2002-02-26 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US6572231B1 (en) | 1999-03-04 | 2003-06-03 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| CN111487838A (zh) * | 2019-01-28 | 2020-08-04 | 中强光电股份有限公司 | 投影装置及投影机 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6317345A patent/JPH08179424A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6350033B1 (en) | 1998-11-10 | 2002-02-26 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| US6572231B1 (en) | 1999-03-04 | 2003-06-03 | Seiko Epson Corporation | Projector |
| CN111487838A (zh) * | 2019-01-28 | 2020-08-04 | 中强光电股份有限公司 | 投影装置及投影机 |
| CN111487838B (zh) * | 2019-01-28 | 2022-01-18 | 中强光电股份有限公司 | 投影装置及投影机 |
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