JP2015031769A - 電気光学装置および投写型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示素子に対する冷却性能を損なうことなく、表示素子を安定して保持する電気光学装置、および、それを用いた投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】電気光学装置600は、光を空間変調して映像光を生成すDMD60と、表示素子を保持する保持金具602と、表示素子からの熱を放熱する放熱板622と、不要光の入射を遮る遮光板630と、を備えるものである。この電気光学装置は、DMDと保持金具とが接触する第1接触部と、DMDと放熱板とが接触する第2接触部と、DMDと遮光板とが接触する第3接触部と、を有しており、第1接触部の熱伝導度が、第2接触部および第3接触部の熱伝導度より低い。
【選択図】 図5

Description

本開示は、映像入力信号に応じて光を変調する電気光学装置に関する。また、この電気光学装置にて生成された映像光を投写光学系によってスクリーンに映像を投写する投写型映像表示装置に関する。
一般的に、プロジェクタなどの投写型映像表示装置は、光源からの光を映像光に変調して表示するために、透過型液晶パネル、反射型液晶パネル、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMDと省略する。)などの表示素子を用いる。
投写型映像表示装置において、表示素子の保持位置が規定の位置からずれると、投写される映像に色ムラや輝度ムラが生じる。すなわち、投写型映像表示装置を使用する場所の環境温度や投写型映像表示装置の経時変化に関わらず、表示素子を安定して保持することが求められる。
このような課題を解決するために、表示素子を収容する保持部材と、表示素子の入射面とは反対側に設けられた放熱部材と、保持部材及び表示素子に接するように設けられた遮光板とを備えることにより、表示素子の周囲において応力が生じることを抑制し、色ムラを改善する電気光学装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2011−164248号公報
従来の光源装置では、遮光板で受けた入射光による発熱や表示素子自体の発熱が保持部材に伝わることにより、保持部材が膨張し、表示素子の保持位置がずれてしまうという課題がある。
特に、3枚の表示素子と、白色光を赤色(R)、緑色(G)および青色(B)に分離・合成するプリズムとを用いる3chip方式の投写型映像表示装置においては、3色の映像光を重ね合わせるため、3枚の表示素子の相対的な位置のずれによって、色ムラが生じやすい。また、投写型映像表示装置の高輝度化に伴って、表示素子の周囲で発生する熱量が増大し、表示素子の保持位置のずれ量はより大きなものとなってきている。
本開示は、上述した課題を解決するためのものであり、表示素子に対する冷却性能を損なうことなく、表示素子を安定して保持する電気光学装置、および、それを用いた投写型映像表示装置を提供することを目的とする。
本開示に係る電気光学装置(例えば、電気光学装置600)は、光を空間変調して映像光を生成する表示素子(例えば、DMD60)と、表示素子を保持する保持部材(例えば、保持金具602)と、表示素子に接続され、表示素子からの熱を放熱する放熱部材(例えば、放熱板622)と、光が表示素子に入射する面に設けられ、不要光の入射を遮る遮光部材(例えば、遮光板630)と、を備えるものである。この電気光学装置は、表示素子と保持部材とが接触する第1接触部と、表示素子と放熱部材とが接触する第2接触部と、表示素子と遮光部材とが接触する第3接触部と、を有する。そして、第1接触部の熱伝導度が、第2接触部および第3接触部の熱伝導度より低いことを要旨とする。
これにより、表示素子や遮光部材から発生した熱は、保持部材には移動しにくく、放熱部材へ移動しやすい。したがって、保持部材の熱膨張を抑制することができ、表示素子を安定して保持することができる。
上記の電気光学装置において、第2接触部および第3接触部には、熱伝導率の高い材料を介在させるとよい。また、保持部材と遮光部材とが接触する第4接触部をさらに有しており、第4接続部の熱伝導度が、第3接触部の熱伝導度より低いとなおよい。
これにより、表示素子、遮光部材および放熱部材の間での熱の移動が容易であり、表示素子への冷却性能は向上する。加えて、保持部材へは遮光部材からの熱の移動も抑制されるので、保持部材の熱膨張をさらに抑制できる。
本開示に係る投写型映像表示装置(例えば、投写型映像表示装置100)は、光源部(例えば、光源部10)と、映像光を生成する映像生成部(例えば、映像生成部50)と、光源部からの光を映像生成部へ導く導光光学系(例えば、導光光学系70)と、映像生成部で生成された映像光を投写する投写光学系(例えば、投写光学系80)と、を備えるものである。この映像生成部は、光を空間変調して映像光を生成する表示素子(例えば、DMD60)と、表示素子を保持する保持部材(例えば、保持金具602)と、表示素子に接続され、表示素子からの熱を放熱する放熱部材(例えば、放熱板622)と、光が表示素子に入射する面に設けられ、不要光の入射を遮る遮光部材(例えば、遮光板630)と、を備えている。
この映像生成部は、表示素子と保持部材とが接触する第1接触部と、表示素子と放熱部材とが接触する第2接触部と、表示素子と前記遮光部材とが接触する第3接触部と、を有する。そして、第1接触部の熱伝導度が、第2接触部および第3接触部の熱伝導度より低いことを要旨とする。
これにより、表示素子を安定して保持することができ、投写型映像表示装置の色ムラを改善することができる。
本開示によれば、表示素子を安定して保持する電気光学装置を提供できる。また、この電気光学装置を用いることにより、色ムラを改善した投写型映像表示装置を提供できる。
本開示に係る投写型映像表示装置の外観斜視図である。 本開示に係る投写型映像表示装置の構成を説明するブロック図である。 本開示に係る投写型映像表示装置の光学構成を説明する模式図である。 本開示に係る電気光学装置の構成を説明する(a)正面図と(b)側面図である。 本開示に係る電気光学装置の構成を説明する断面図である。 本開示に係る電気光学装置の構成を説明する拡大図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(投写型映像表示装置の構成)
投写型映像表示装置100の構成について図1および図2を用いて説明する。図1は、投写型映像表示装置100の外観斜視図である。図1に示すように、投写型映像表示装置100は、映像入力信号に応じて生成した映像光をスクリーン500へ投写する。
図2は、投写型映像表示装置100の構成を示すブロック図である。投写型映像表示装置100は、光源部10と、映像入力信号に応じて映像光を生成する映像生成部50と、光源部10からの光を映像生成部50へ導く導光光学系70と、生成された映像光をスクリーン500へ投写する投写光学系80と、光源部10や映像生成部50などの制御を行う制御部90とを有する。
詳細は後述するが、本開示の光源部10は、半導体レーザ12を有しており、半導体レーザ12からの光を励起光として、蛍光体を発光させる。導光光学系70は、各種レンズ、ミラーあるいはロッドなどの光学部材から構成され、光源部10から出射した光を映像生成部50へ導く。映像生成部50は、デジタル・マイクロミラー・デバイス(以下、DMDと省略する)や液晶パネルなどの素子を用い、映像入力信号に応じて、光を空間変調し、映像光を生成する。投写光学系80は、レンズやミラーなどの光学部材から構成され、空間変調された光を拡大して投写する。
(投写型映像表示装置の光学構成)
図3は、3つのDMDを用いた投写型映像表示装置100の光学構成を説明する模式図である。
光源部10は、複数個の青色の半導体レーザ12と、複数個の半導体レーザ12を搭載した一枚の放熱板14と、複数個の半導体レーザ12のそれぞれに対応して配されたレンズ16とを備えた光源ユニット18を有する。光源ユニット18の裏面にはヒートシンク20が配されており、光源ユニット18から出射した光は、レンズ22、24、拡散板26によって、平行光化されると共に干渉性が低減される。
拡散板26を透過した後、ダイクロイックミラー28に入射した光は、蛍光体によって緑色(G)および赤色(R)の色光を生成するのに利用する光と、青色(B)としてそのまま利用する光とに分離される。ダイクロイックミラー28のカットオフ波長は、半導体レーザ12から出射するB光の波長近傍に設定される。ダイクロイックミラー28は、半導体レーザ12から出射する光の偏光方向の成分比によって、所望の比率で反射する光と透過する光とに分離する。
ダイクロイックミラー28を反射した光(主に、B光のS偏光成分)は、コンデンサレンズ30を介して、蛍光体ホイール32に照射される。蛍光体ホイール32は、表面に蛍光体層34が形成されたアルミニウム基板36とモータ38から構成される。B光を励起光として蛍光体層34にて黄色(Ye)に変換された光は、アルミニウム基板36によって、ダイクロイックミラー28側へ反射される。コンデンサレンズ30は、蛍光体ホイール32に入射するB光を集光すると共に蛍光体ホイール32から出射するYe光を平行光化する機能を有する。Ye光は、ダイクロイックミラー28を透過する。
ダイクロイックミラー28を透過した光(主に、B光のP偏光成分)は、1/4波長板40およびコンデンサレンズ42を介して、拡散反射板44に照射される。1/4波長板40は、P偏光のB光を円偏光に変換する機能を有する。拡散反射板44に入射した光は、さらに干渉性を低減され、ダイクロイックミラー28側へ反射される。コンデンサレンズ42は、拡散反射板44に入射するB光を集光すると共に拡散反射板44から出射するYe光を平行光化する機能を有する。1/4波長板40は、ダイクロイックミラー28側へ反射された円偏光の光をS偏光に変換する機能を有する。S偏光に変換されたB光は、ダイクロイックミラー28を反射する。ダイクロイックミラー28に再度入射したYe光とB光は合成され、光源部10からは白色光が出射する。
光源部10から出射した白色光は、集光レンズ72に入射し、ロッド74へ集光する。ロッド74に入射した光は、ロッド内部で複数回反射することによって、光強度分布が均一化されて出射する。ロッド74から出射した光は、リレーレンズ76によって集光され、ミラー78で反射した後、フィールドレンズ52を透過し、全反射プリズム54に入射する。
全反射プリズム54は2つのプリズムから構成され、互いのプリズムの近接面には薄い空気層を形成している。空気層は臨界角以上の角度で入射する光を全反射する。フィールドレンズ52を介して、全反射プリズム54に入射した光は、全反射面Sで反射されて、カラープリズム56に入射する。
カラープリズム56は3つのプリズムからなり、それぞれのプリズムの近接面には、青反射のダイクロイックミラー面DMBと赤反射のダイクロイックミラー面DMRが形成されている。カラープリズム56に入射した光は、青反射のダイクロイックミラー面DMBと赤反射のダイクロイックミラー面DMRとによって、B光、R光およびG光に分離される。ダイクロイックミラー面DMRのカットオフ波長は、光源部10で生成されたYe光の波長帯域の中で、R光とG光とが所望の光量比となるように設定される。B光、R光およびG光はそれぞれDMD58、60、62に入射する。DMD58、60、62は、映像入力信号に応じて、マイクロミラー(不図示)を偏向させ、投写光学系80に入射する光(映像光)と、投写光学系80の有効領域外へ進む光(不要光)とに変調し、映像光を生成する。
生成された映像光は、再度、カラープリズム56を透過する。カラープリズム56を透過する過程で、分離されたB光、R光およびG光は合成され、全反射プリズム54に入射する。全反射プリズム54に入射した光は、全反射面Sに臨界角以下で入射するため、透過して、投写光学系80に入射する。このようにして、映像光が、スクリーン500上に投写される。
光源部10は、複数の固体光源(半導体レーザ12)で構成され、高効率で良好なホワイトバランスの白色光を出射するため、長寿命で、高輝度な投写型映像表示装置100を実現できる。また、映像生成部50にはDMD58、60、62を用いているため、液晶パネルに比べて、耐光性、耐熱性が高い投写型映像表示装置100が構成できる。さらに、3つDMDを用いているため、色再現が良好で、明るく高精細な投写映像を得ることができる。
(電気光学装置の構成)
DMDを含む電気光学装置の構成について図4〜図6を用いて説明する。図4は、DMD60を含む電気光学装置600の構成を説明する模式図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。ここでは、DMD60を用いて説明するが、DMD58、62を含む電気光学装置も同様の構成である。
DMD60は、保持金具602とDMDソケット604とによって挟み込まれており、保持金具602とDMDソケット604とを、ビス606、608、610、612でネジ止めすることによって保持される。保持金具602は、カラープリズム56に接着固定されたプリズム金具(不図示)と、位置調整孔614、616、618、620を介して接続され、カラープリズム56とDMD60とは規定の位置関係で保持される。
DMD60のマイクロミラー(不図示)の間の空隙から入射し、反射されない光がDMD60の基板に吸収されることにより、DMD60は大きな熱を生じる。そこで、DMDソケット604の裏面には、複数枚のプレートからなる放熱板622が設けられる。放熱板622は、放熱板保持プレート624を介して、DMD60と接触するように保持され、ビス626、628など4つのビスでネジ止めすることによって保持される。
DMD58、60、62からの不要光などは、カラープリズム56の中で反射を繰り返し、迷光となって再び入射する。この迷光はコントラストの低下や、色むらの原因となる。そこで、DMD60の表面(入出射面)には、遮光板630が設けられ、不要光の入射を抑制する。遮光板630は、反射を抑えるため、表面は黒色の酸化膜で覆われており、DMD60の周囲(有効表示領域外)に照射される不要光を吸収する。遮光板630は、ビス632、634によって保持金具602にネジ止めされており、ビス632、634には、他の部材に熱を伝えないように、断熱ビスを用いることが望ましい。
図5は図4のA−A’断面における断面図であり、図6は図5の領域Pにおける拡大図である。図6に示すように、DMD60と保持金具602との接触部分では、部材を構成する金属加工の精度(表面粗さ)により、接触点636と空気層638を有しており、空気層638が大半を占めている。この空気層638は、熱伝導率が低い(0.0027W/m・K)ため、DMD60から保持金具602への熱の流入を防ぎ、保持金具602の熱膨張を抑制している。
一方、DMD60と放熱板622との接触部分では、部材間の空気層を埋めるように、熱伝導性グリス640を塗布する。熱伝導性グリス640の熱伝導率は非常に高い(4.7W/m・K)ので、DMD60から放熱板622へは、効率良く熱を移動させることができる。
DMD60と遮光板630との接触部分では、シリコーンを主成分とする放熱シート642を挿入する。放熱シート642は、熱伝導性が高い(2.1W/m・K)ので、遮光板630からDMD60へ、効率良く熱を移動させることができる上、ビス632、634によって、遮光板630がDMD60を押え付けても、DMD60に傷つけることなく、保持することができる。加えて、ビス632、634には断熱ビスを用いるので、遮光板630で発生した熱が保持金具602へ移動することを抑制できる。
表1に、DMD60と周辺部材との熱伝導特性をまとめる。
Figure 2015031769
表1に示すように、DMD60およびその周辺で発生した熱は、DMD60、放熱板622および遮光板630の間で移動し、保持金具602へは移動しにくい構成となっている。したがって、本開示の電気光学装置600によれば、DMD60での発熱量が増加しても、保持金具602は熱膨張しにくく、DMD60を安定して保持することができる。
(作用・効果)
以上のように、本実施形態の電気光学装置600は、DMD60(58、62)と保持金具602との接触部分の熱伝導度が、DMD60(58、62)と放熱板622との接触部分およびDMD60(58、62)と遮光板630との接触部分の熱伝導度より低くなるように構成されている。
これにより、DMD60(58、62)や遮光板630から発生した熱は、保持金具602へ移動しにくく、放熱板622へ移動する。したがって、光源部10から高いエネルギの光が映像生成部50(電気光学装置600)に照射され、DMD60(58、62)およびその周辺で大きな熱が発生する場合においても、DMD60(58、62)への冷却性能は損なわれることなく、DMD60(58、62)を安定して保持することができる。加えて、DMD60(58、62)を安定して保持できるので、色ムラの発生を抑制することができる。
(その他の適用)
以上のように、本開示における実装の例示として、一実施形態を説明した。しかしながら、本開示は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
上述の実施形態では、光源部10に複数の固体光源を用いているが、これに限定されるものではない。UHPランプなどのランプ光源を用いた投写型映像表示装置にも適用可能である。同様に、3chipのDMDの投写型映像表示装置を用いて説明したが、1chipでもよく、反射型液晶パネルを用いた投写型映像表示装置でもよい。
上述の実施形態では、投写光学系80は、複数のレンズから構成されるものを想定し、レンズとミラーからなる投写光学系でもよく、複数のミラーから構成される投写光学系でもよい。
上述の実施形態では、DMD60と放熱板622との接触面(第2接触部)に熱伝導性クリス、DMD60と遮光板630との接触面(第3接触部)に放熱シートを用いて説明したが、これに限定されるものではない。製造の観点から、第3接触部にはシートを貼付したが、熱伝導性グリスを用いてもよい。
上述の実施形態では、遮光板630と保持金具602との接触部分(第4接触部)には断熱ビスを用いて説明したが、強度が必要な場合には、金属製のビスとフッ素樹脂製のワッシャを用いてもよい。
以上のように、添付図面および詳細な説明によって、ベストモードと考える実施の形態を提供した。これは、特定の実施の形態を参照することにより、当業者に対して、特許請求の範囲に記載の主題を例証するために提供されるものである。したがって、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、上述の実施の形態に対して、種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、表示素子を用いた投写型映像表示装置に適用できる。
10 光源部
12 半導体レーザ
14 放熱板
16、22、24 レンズ
18 光源ユニット
20 ヒートシンク
26 拡散板
28 ダイクロイックミラー
30 コンデンサレンズ
32 蛍光体ホイール
34 蛍光体層
36 アルミニウム基板
38 モータ
40 1/4波長板
42 コンデンサレンズ
44 拡散反射板
50 映像生成部
52 フィールドレンズ
54 全反射プリズム
56 カラープリズム
58、60、62 DMD
70 導光光学系
72 集光レンズ
74 ロッド
76 リレーレンズ
78 ミラー
80 投写光学系
90 制御部
100 投写型映像表示装置
500 スクリーン
600 電気光学装置
602 保持金具
604 DMDソケット
606、608、610、612、626、628、632、634 ビス
614、616、618、620 位置調整孔
622 放熱板
624 放熱板保持プレート
630 遮光板
636 接触点
638 空気層
640 熱伝導性グリス
642 放熱シート
644 DMD駆動基板
S 全反射面
DMB、DMR ダイクロイックミラー面

Claims (4)

  1. 光を空間変調して映像光を生成する表示素子と、
    前記表示素子を保持する保持部材と、
    前記表示素子に接続され、前記表示素子からの熱を放熱する放熱部材と、
    前記光が前記表示素子に入射する面に設けられ、不要光の入射を遮る遮光部材と、
    を備え、
    前記表示素子と前記保持部材とが接触する第1接触部と、
    前記表示素子と前記放熱部材とが接触する第2接触部と、
    前記表示素子と前記遮光部材とが接触する第3接触部と、
    を有する電気光学装置において、
    前記第1接触部の熱伝導度が、前記第2接触部および前記第3接触部の熱伝導度より低いことを特徴とする電気光学装置。
  2. 請求項1記載の電気光学装置において、
    前記第2接触部および前記第3接触部には、熱伝導率の高い材料を介在させることを特徴とする電気光学装置。
  3. 請求項1または2記載の電気光学装置において、
    前記保持部材と前記遮光部材とが接触する第4接触部をさらに有しており、
    前記第4接続部の熱伝導度が、前記第3接触部の熱伝導度より低いことを特徴とする電気光学装置。
  4. 光源部と、映像光を生成する映像生成部と、前記光源部からの光を前記映像生成部へ導く導光光学系と、前記映像生成部で生成された前記映像光を投写する投写光学系と、を備える投写型映像表示装置において、
    前記映像生成部は、
    光を空間変調して映像光を生成する表示素子と、
    前記表示素子を保持する保持部材と、
    前記表示素子に接続され、前記表示素子からの熱を放熱する放熱部材と、
    前記光が前記表示素子に入射する面に設けられ、不要光の入射を遮る遮光部材と、
    を備えており、
    前記表示素子と前記保持部材とが接触する第1接触部と、
    前記表示素子と前記放熱部材とが接触する第2接触部と、
    前記表示素子と前記遮光部材とが接触する第3接触部と、
    を有し、
    前記第1接触部の熱伝導度が、前記第2接触部および前記第3接触部の熱伝導度より低いことを特徴とする投写型映像表示装置。
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