JP2000324862A - 振動型アクチュエータおよび振動型駆動装置 - Google Patents

振動型アクチュエータおよび振動型駆動装置

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JP2000324862A
JP2000324862A JP11134487A JP13448799A JP2000324862A JP 2000324862 A JP2000324862 A JP 2000324862A JP 11134487 A JP11134487 A JP 11134487A JP 13448799 A JP13448799 A JP 13448799A JP 2000324862 A JP2000324862 A JP 2000324862A
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隆司 前野
Kenjirou Takemura
研治郎 竹村
Ichiro Okumura
一郎 奥村
Nobuyuki Kojima
信行 小島
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/0005Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
    • H02N2/001Driving devices, e.g. vibrators
    • H02N2/003Driving devices, e.g. vibrators using longitudinal or radial modes combined with bending modes
    • H02N2/0035Cylindrical vibrators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/10Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing rotary motion, e.g. rotary motors
    • H02N2/106Langevin motors

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の振動体で多自由度の駆動力を簡単な構
成で生成することができ、かつ制御が容易な振動型アク
チュエータを提供する。 【構成】 圧電素子3により縦方向と、直交する2方向
曲げ方向の異なる3方向の振動変位を形成可能とする棒
状の振動体1の両端部に形成された断面V字形状の駆動
部でもある軸受部に第1の回転体401と第2の回転体
402とを、その回転軸を直交するように加圧接触さ
せ、前記3方向の振動のうち少なくとも2方向の振動変
位を与えて前記振動体1に合成振動を発生させ、第1の
回転体と第2の回転体とを同時または選択的に回転させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動型アクチュエ
ータおよび振動型駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多軸周りの運動を生成する振動型アクチ
ュエータとして、例えば精密工学会誌(Vol.61No.3,pp.
1227-1230,1995) 、あるいは日経メカニカル(No.5,pp.
26-27,1997.4.28)に開示の球面振動型アクチュエータが
提案されている。
【0003】また、単一の振動体で多自由度(3自由
度)の駆動力を簡単な構成で生成することができる振動
型アクチュエータが提案されている。
【0004】この単一の振動体で多自由度、例えば3自
由度の駆動力を得る振動型アクチュエータの基本的な構
成としては、例えば棒状の振動体の一端部に凹部を形成
し、この凹部に球形の回転体の一部を嵌合し、加圧機構
により前記回転体を前記振動体に加圧接触させる機械的
構成を有し、一方、振動体には異なる3軸方向、前記振
動体の軸方向をZ軸とし、このZ軸に対し互いに直交す
る2軸をX軸とY軸とすると、前記Z軸回りの回転と、
前記X軸回りの回転及び前記Y軸回りの回転を前記球形
の回転体にそれぞれ与えることができるように、前記振
動体に振動変位の合成による駆動振動を発生させるよう
にしている。
【0005】前記振動体は、例えば電気−機械エネルギ
ー変換素子としての圧電素子により、振動体に異なる3
方向の振動変位、例えばZ軸方向の振動(縦振動)、Z
−X平面での曲げ振動、Z−Y平面での曲げ振動が与え
られ、前記2つの曲げ振動を時間的位相差を有して形成
することにより、この2つの曲げ振動の合成振動で形成
される駆動振動で前記球形の回転体を前記Z軸回りに回
転させる。
【0006】また、前記縦振動と前記Z−X平面での曲
げ振動の合成振動で前記球形の回転体をY軸回りに回転
させる。
【0007】さらに、前記縦振動と前記Z−Y平面での
曲げ振動の合成振動で前記球形の回転体をX軸回りに回
転させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多自由度振動型アクチュエータは一個の球形の回転体を
被駆動部材としているため、以下のような難点があっ
た。
【0009】一個の回転体が3自由度を持つため機械
的に定まった回転軸がない。
【0010】従って、回転軸を定めるのに複雑な制御が
必要である。例えば回転体の球心に軸心を有する軸状の
部材を放射方向外方に延びるように設けたとしても、こ
の軸状部材は固定された位置に回転可能に軸支されたも
のではないので、この軸状部材を所定の軸方向位置と一
致する位置に維持する制御が必要であり、さらに該軸を
中心として前記回転体を回転させる駆動制御を行わなけ
ればならず、制御の複雑化を招くことになる。
【0011】回転体が球体でかつ機械的に定まった回
転軸がないので、加圧機構が複雑になる。
【0012】本出願に係る発明の目的は、単一の振動体
に対し、異なる方向に固定の移動軸を設けることができ
る振動型アクチュエータおよび振動型駆動装置を提供し
ようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する振動型アクチュエータの第1の構成は、少な
くとも異なる3方向の振動変位を発生させる振動発生手
段を形成した振動体を有し、前記3方向の振動変位を与
えて前記振動体に合成振動を発生させ、前記振動体と前
記振動体に接触する複数の接触体とを、選択的に、もし
くは同時に相対移動させたものである。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第2の構成は、少なくとも異なる3方
向の振動変位を発生させる振動発生手段を形成した振動
体と、前記振動体に移動軸を1軸方向に規定さて接触す
る複数の接触体とを有し、前記振動発生手段に前記3方
向の振動変位を与えて前記振動体に合成振動を発生さ
せ、前記振動体と前記複数の接触体とを前記合成振動に
より得られた駆動力で、選択的に、もしくは同時に相対
移動させたものである。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第3の構成は、上記第1または第2の
構成で、前記振動体は棒状に形成され、前記複数の接触
体は前記振動体の軸心に対して交差する異なる方向にそ
れぞれ移動軸を有するものである。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第4の構成は、上記第1または第2の
構成で、前記振動体は棒状に形成され、前記複数の接触
体の少なくとも一つは前記振動体の軸心に移動軸を有
し、他の接触体は前記振動体の軸心に対して交差する方
向に移動軸を有するものである。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第5の構成は、上記第1ないし第4の
いずれかの構成で、前記振動体には、前記接触体との接
触部に移動軸を規定する軸受部を有するものである。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第6の構成は、上記第1ないし第5の
いずれかの構成で、前記振動発生手段は、前記振動体に
互いに略直交する3軸方向の振動変位を独立に発生可能
とするものであり、前記3軸方向の振動変位に時間的に
位相差を与えて合成振動を発生させたものである。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第7の構成は、上記第1ないし第5の
いずれかの構成で、前記振動発生手段は、縦方向振動と
方向の異なる複数の横方向振動を励起する電気−機械エ
ネルギ変換素子を有するものである。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第8の構成は、上記第1ないし第7の
いずれかの構成で、前記複数の接触体が円筒形であり、
それぞれの軸の方向が一致しないものである。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
アクチュエータの第9の構成は、上記第1ないし第8の
いずれかの構成で、前記振動体と前記複数の接触体とを
慈雨受けを介して加圧させたものである。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現する振動型
駆動装置の構成は、上記いずれかの構成の振動型アクチ
ュエータを駆動源として有し、前記駆動源により1また
は複数の被駆動体を駆動するようにしたものである。
【0023】上記した構成の振動型アクチュエータは、
例えば複数の接触体として2個の回転体を円筒形にし
て、互いの軸が直交する向きで一個の棒状振動体の両側
に配置することにより、それぞれの回転体の回転軸を固
定することができ、全体として(1個の振動体+2個の
回転体)は2自由度のアクチュエータが構成される。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1〜図3
および図7は本発明の第1の実施の形態を示す。
【0025】図1は本発明の第1の実施形の形態を示す
主要部分の分解斜視図である。
【0026】1は円柱形状に形成された振動体で、複数
の圧電セラミックスの間に電極膜を形成して積層構造と
した電気−機械エネルギー変換素子としての積層型圧電
素子(以下圧電素子と称す)3をその両側から金属で形
成された第1の弾性体201と第2の弾性体202で挟
み、図2に示すように両弾性体201と202の間に螺
着されたボルト5を用いて固定された構造となってい
る。なお、本実施の形態において、電気−機械エネルギ
ー変換素子として積層圧電素子を用いているが、1枚の
圧電素子であっても良い。
【0027】本実施の形態において、第1の弾性体20
1と第2の弾性体202とは、共に中心軸(Z軸)の回
りに振動変位拡大用の周溝201a(202a)が形成
され、さらに周溝201a(202a)よりも先端側の
駆動部201b(202b)に、中心軸(Z軸)と直交
する方向に例えば図2に示すようにV字形状溝で形成さ
れた固定軸形成部としての軸受部201c(202c)
が形成され、第1の弾性体201に形成された第1の軸
受部201cで規定される軸線(Y軸)と、第2の弾性
体202に形成された第2の軸受部202cで規定され
る軸線(Z軸)とを直交するように配置している。
【0028】本実施の形態において、第1の軸受部20
1cと第2の軸受部202cには、円筒形状に形成され
た第1の回転体401と第2の回転体402とがそれぞ
れ配置されていて、不図示の加圧機構により、第1の回
転体401と第2の回転体402が第1の軸受部201
cと第2の軸受部202cに加圧接触されている。
【0029】すなわち、本実施の形態では、一つの棒状
の振動体1の両端部に互いに直交する方向に固定の軸線
を有して移動体としての第1の第1の回転体401と第
2の回転体402とが支持されることになる。
【0030】尚、第1の弾性体201と第2の弾性体2
02にそれぞれ形成される軸受部201cと202cと
はV形状の溝としているが、回転体401,402の円
筒形側面と同様な円筒面であっても良い。また、軸受部
201cと202cに、それぞの軸方向に直交するスリ
ットを、それぞれの軸方向に沿って複数形成して振動変
位をより大きくするようにしても良い。
【0031】また、第1の回転体401と第2の回転体
402は同形状、あるいは同径である必要はない。径を
大きくすると出力トルクが大きくなり、径を小さくする
と回転数が大きくなるので、使用目的に適した回転体を
設計できる。
【0032】図3は本実施の形態の振動型アクチュエー
タの構造および駆動原理を示している。
【0033】円柱形状の振動体1は、中央付近に第1の
弾性体201と第2の弾性体202に挟持固定されてい
る圧電素子3により弾性振動する。
【0034】なお、図3(b),(c),(d)にそれ
ぞれ示すのはZ,X,Y方向の変位の軸方向(Z)分布
である。
【0035】即ち、Z方向の振動変位Wzは中心に1個
の節を持つ縦振動(軸方向に伸び縮みする振動)であ
る。また、X方向の振動変位Wxは3個の節を持つ曲げ
振動である。Y方向の振動変位WyもWxと同様、3個
の節を持つ曲げ振動である。
【0036】ここで、振動変位Wzと振動変位Wxを時
間的位相差が90度となるように発生させると、振動体
1の両端部ではY軸回り(X−Z平面内)の楕円または
円運動が形成される。
【0037】この運動の軸(Y)は第1の回転体401
の軸と一致していて、第1の回転体401をY軸を中心
に回転させる。その際、第2の回転体402の軸とは一
致しないので、第2の回転体402は回転しない。
【0038】振動変位の時間的位相差を逆にすると(−
90度にすると)、第1の回転体401は逆向きに回転
する。
【0039】振動の組み合わせを変えて、振動変位Wz
と振動変位Wyを時間的位相差が90度となるように発
生させると振動体1の両端部ではX軸回り(Y−Z平面
内)の楕円または円運動が形成される。
【0040】この運動の軸(X)は第2の回転体402
の軸と一致していて、第2の回転体402を回転させ
る。その際、第1の回転体401の軸とは一致しないの
で、第1の回転体401は回転しない。
【0041】また、振動変位Wzと振動変位Wxと振動
変位Wyを適当な時間的位相差で組み合わせると、第1
の回転体401と第2の回転体402を同時に回転させ
ることができる。その際、第1の回転体401には、Y
軸回りの回転力に加えて、X軸回りの駆動力が付与され
ることになる。このX軸回りの駆動力は、第2の回転体
402を回転させるものであるが、第1の回転体401
をY軸方向に沿って移動させる力としても作用するの
で、第1の回転体401は、回転しながら直進移動する
ことになる。この直進方向の移動力は、合成振動の円又
は楕円運動の大きさや駆動部の形状等を変えることによ
り、大きくしたり、また小さくして直進方向の移動力が
第1の回転体401に与えられることを排除することも
できる。また、必要に応じて直進方向の移動を規制する
部材を設けても良い。なお、第2の回転体402に対し
ても同様にX軸に沿った直進方向の移動力が付与され
る。
【0042】図3(e)はこのような3種類の振動変位
を発生させる、圧電素子3の構造を示すものである。
【0043】4分割に分極処理された電気−機械エネル
ギ変換素子としての圧電素子3(同じ位相で4分割に分
極処理された複数枚の圧電セラミックス板が積層されて
ブロック化されている。)には各分極領域ごとに独立に
駆動のための交番信号(電圧)が印加できるようになっ
ている。図1及び図3には図示していないが、圧電素子
3の両面側には、各分極処理領域毎に不図示の駆動制御
回路と接続される電極板が配置されている。
【0044】図3の(e)において、圧電素子3の各分
極領域A,B,C,Dは同極性に分極処理されており、
図3の(b)の振動変位分布に示すように、振動体1を
Z方向に振動させるには全て分極領域に接触する前記各
電極(不図示)に同じ信号を印加する。なお、VA は分
極領域Aに対応の電極介して印加する電圧、VB は分極
領域Bに対応の電極を介して印加する電圧、VC は分極
領域Cに対応の電極を介して印加する電圧、VD は分極
領域Dに対応の電極を介して印加する電圧とする。
【0045】 VA =VB =VC =VD =sinωt あるいは、対向する電極領域に同じ信号を印加する。
【0046】VA =VC =sinωt または VB =VD =sinωt とすれば良い。
【0047】一方、図3(c)の振動変位分布に示すよ
うに、振動体1をX方向に振動させるには、X方向に対
向する分極領域AとCに逆位相の信号を印加すれば良
い。
【0048】 VA =sinωtならVC =−sinωt (VA =cosωtならVC =−cosωt)とする。
【0049】更に、図3(d)の振動変位分布に示すよ
うに、振動体1をY方向に振動させるには、Y方向に対
向する分極領域BとDに逆位相の信号を印加すれば良
い。
【0050】 VB =sinωtならVD =−sinωt (VB =cosωtならVD =−cosωt)とする。
【0051】なお、交番信号(電圧)の周波数ωは振動
体の固有振動数に近い値を選ぶことによって、大きな振
幅を得ることができる。
【0052】本実施の形態の場合、振動体1の固有振動
数とは、Z方向の振動は縦1次モード、X方向とY方向
は曲げ2次モードの固有振動数である。
【0053】次に、第1の回転体401と第2の回転体
402を回転させるための交番信号の供給について説明
する。
【0054】Y軸まわりに回転体401を回転させる場
合には、例えば90度の位相差をもったZ方向変位とX
方向変位を発生させる。
【0055】 VA =VB =VC =VD =sinωt(Z方向変位) と VA =cosωt,VC =−cosωt(X方向変位) の交番信号を各対応する分極領域A,B,C,Dに供給
する。
【0056】すなわち、次式になる。
【0057】 VA =sinωt+cosωt=√2sin(ωt+π/4) VB =sinωt VC =sinωt−cosωt=√2sin(ωt−π/4) VD =sinωt なお、係数、すなわち電圧振幅は1や√2である必要は
ない。適当な値に設定して所望の駆動状態を得ることが
できる。
【0058】同様にX軸まわりに第2の回転体402を
回転させる場合には、例えば90度の位相差をもったZ
方向変位とY方向変位を発生させる。
【0059】即ち、 VA =VB =VC =VD =sinωt(Z方向変位) と VB =cosωt,VD =−cosωt(Y方向変位) の交番信号を各対応する分極領域A,B,C,Dに供給
する。
【0060】すなわち、次式になる。
【0061】 VA =sinωt VB =sinωt+cosωt=√2sin(ωt+π/4) VC =sinωt VD =sinωt−cosωt=√2sin(ωt−π/4) なお、係数、すなわち電圧振幅は1や√2である必要は
ない。適当な値に設定して所望の駆動状態を得ることが
できる。
【0062】以上のように、本第1の実施の形態では、
振動体1により、第1の回転体401と第2の回転体4
02とをY軸まわりとX軸まわりにそれぞれ回転させる
ことができるので、単一の振動体1で、振動体1の軸心
に対して互いに直交する方向に固定軸を有する2自由度
の回転を得ることが可能となる。
【0063】図7は本第1の実施の形態で示した2自由
度アクチュエータの主要部に振動体の支持部材や加圧機
構を加えたアクチュエータ全体の構成を示す。
【0064】図7において、振動体1は、圧電素子3の
両側にフレキシブルプリント基板10と金属製の薄板で
形成された支持部材9を配置し、これらを第1の弾性体
201と第2の弾性体202により挟持して一体的に固
定して形成されている。
【0065】本実施の形態における積層型圧電素子3
は、一端側の端面に、各分極領域の正極側の電極膜と、
負極側の各電極膜とが形成されているもので、フレキシ
ブルプリント基板10には、圧電素子3の一端側端面の
前記各正極及び負極側の電極膜と接触する電極板として
のパターン部が形成されている。したがって、給電のた
めに、圧電素子3の両側に電極板等を設ける必要はな
く、本実施の形態のように片側にプリント基板10を設
けるだけで良い。
【0066】また、振動体1と一体の支持部材9は、第
2の回転体402の軸方向に沿って振動体1より両側に
延出され、この両側の延出端部が後述の第2のケース部
7bのフランジ部7cに巻き付けられて支持されてい
る。
【0067】7は第1のケース部7aと第2のケース部
7bとにより構成される角筒形状のケースで、第1のケ
ース部7aのフランジ部7dと第2のケース部7bのフ
ランジ部7cとを対向配置し、第1のケース部7aのフ
ランジ部7dと第2のケース部7bのフランジ部7cと
を、断面C形状のバネ部材で形成された筒形クリップ8
により弾性的に把持している。
【0068】ケース7内には、振動体1と、第1の回転
体401と第2の回転体402とが収納され、第1のケ
ース部7aに取り付けた軸受部材6aと6bに第1の回
転体401の軸部401aが回転可能に軸支されてい
る。同様に、第2のケース部7bに取り付けた軸受部材
6cと6dに第2の回転体402の軸部402aが回転
可能に軸支されている。なお、第1のケース部7aに対
向して取り付けた軸受部材6aと6bの軸心と、第2の
ケース部7bに対向して取り付けた軸受部材6cと6d
の軸心とは直交するように配置されている。
【0069】また、振動体1は、前述のように支持部材
9の延出端部が第2のケース部7bのフランジ部7cに
巻き付けられて固定されることにより、第2のケース部
7bに支持される。そして、第1のケース部7aを第2
のケース部7bに向きを合わせて組み付け、上述のよう
に筒形クリップ8で第1のケース部7aのフランジ部7
dと第2のケース部7bのフランジ部7cとを弾性的に
把持すると、筒形クリップ8のバネ力により、第1の回
転体401は振動体1の第1の軸受部201cに、また
第2の回転体402は振動体1の第2の軸受部202c
にそれぞれ加圧接触する。なお、振動体1の支持部材9
の延出端部の巻き付け部は筒形クリップ8により第2の
ケース部7bのフランジ部7cに一体に把持されて固定
されている。
【0070】また、フレキシブルプリント基板10は圧
電素子3と第1の弾性体201の間に挟持固定されると
ともに、外周方向に延出しその端部がケース7の外側ま
で延出し、不図示の駆動制御回路に接続され、交番信号
(電圧)はこのフレキシブルプリント基板10を経由し
て圧電素子3に供給される。
【0071】(第2の実施の形態)図4〜図6は本発明
の第2の実施の形態を示す。
【0072】図4は本発明の第2の実施形の形態を示す
主要部分の分解斜視図である。
【0073】本実施の形態の振動体101は、圧電素子
103を両側から金属製の第1の弾性体201と第2の
弾性体203で挟み、軸心部に設けたボルト5を両弾性
体201と202に螺着して固定された構造となってい
る。
【0074】第1の弾性体201は、第1の実施の形態
と同様に、振動変位拡大用の周溝201aを有し、この
周溝201aよりも端部側に軸受部201cを有する駆
動部201bが形成されている。そして、この軸受部2
01cに回転体401が不図示の加圧機構により加圧接
触している。
【0075】一方、第2の弾性体203は、振動変位拡
大用の周溝203aを有し、周溝203aよりも端部側
に駆動部203bが形成されているが、この駆動部20
3bの端面に、振動体101の中心軸に回転中心を有す
る第2の回転体403が不図示の加圧機構を介して加圧
接触している。
【0076】尚、第1の弾性体201に形成された軸受
部201cは第1の実施の形態と同様にV字形状溝とし
ているが、第1の回転体401の円筒形側面と同様な円
筒面であっても良い。
【0077】また、第1の回転体401は、その直径を
大きくすると出力トルクが大きくなり、直径を小さくす
ると回転数が大きくなるので、使用目的に適した回転体
を設計できる。
【0078】図6は本実施の形態の振動型アクチュエー
タの構造および駆動原理を示している。
【0079】円柱形状の振動体101は、中央付近に第
1の弾性体201と第2の弾性体203に挟持固定され
ている圧電素子103により弾性振動する。図6
(b),(c),(d)にそれぞれ示すのはZ,X,Y
方向の変位の軸方向の変位の軸方向(Z)分布である。
【0080】即ち、Z方向の振動変位Wzは中心に1個
の節を持つ縦振動(軸方向に伸び縮みする振動)であ
る。また、X方向の振動変位Wxは3個の節を持つ曲げ
振動である。Y方向の振動変位WyもWxと同様、3個
の節を持つ曲げ振動である。
【0081】ここで、振動変位Wzと振動変位Wxを時
間的位相差が90度となるように発生させると、振動体
1の両端部ではY軸回り(X−Z平面内)の楕円または
円運動が形成される。
【0082】この運動の軸(Y)は第1の回転体401
の軸と一致していて、第1の回転体401を回転させ
る。
【0083】一方、第2の弾性体203にも同様の楕円
または円運動が形成されるが、第2の回転体403の軸
とは一致しないので、回転体403は回転しない。
【0084】振動変位の時間的位相差を逆にすると(−
90度にすると)回転体401は逆向きに回転する。
【0085】振動の組み合わせを変えて、振動変位Wx
と振動変位Wyを時間的位相差が90度となるように発
生させると(曲げ振動の合成)、振動体1の両端部では
Z軸回り(X−Y平面内)の楕円または円運動が形成さ
れる。
【0086】この運動の軸(Z)は、振動体101の中
心軸に回転中心を有する第2の回転体403の軸と一致
していて、第2の回転体403を回転させる。しかし、
第1の回転体401の軸とは一致しないので、第1の回
転体401は回転しない。
【0087】また、振動変位Wzと振動変位Wxと振動
変位Wyを適当な時間的位相差で組み合わせると、第1
の回転体401と第2の回転体403を同時に回転させ
ることができる。
【0088】図6(e)は、このような3種類の振動変
位を発生させる圧電素子103の構造を示すもので、図
3の(e)に示す第1の実施の形態の圧電素子3と同様
の構成である。また、圧電素子3の各分極領域に対応し
て、不図示の駆動回路と接続される電極板がそれぞれ配
設されている。
【0089】4分割に分極処理された電気−機械エネル
ギ変換素子としての積層型圧電素子103(同じ位相で
4分割に分極処理された複数枚の圧電セラミックス板が
積層されてブロック化されている。)には各分極領域ご
とに独立に駆動のための交番信号(電圧)が不図示の駆
動回路により前記各電極板を介して印加できるようにな
っている。
【0090】圧電素子103の各分極領域A,B,C,
Dは同極性に分極処理されており、図6(b)の振動変
位分布に示すように、振動体1をZ方向に振動させるに
は全ての分極領域に同じ信号を印加する。
【0091】 VA =VB =VC =VD =sinωt あるいは、対向する電極に同じ信号を印加する。
【0092】VA =VC =sinωt または VB =VD =sinωt とすれば良い。
【0093】一方、図6(c)の振動変位分布のよう
に、振動体1をX方向に振動させるには、X方向に対向
する分極領域AとCに逆位相の信号を印加すれば良い。
【0094】 VA =sinωtならVC =−sinωt (VA =cosωtならVC =−cosωt)とする。
【0095】更に、図6(d)の振動変位分布のよう
に、振動体1をY方向に振動させるには、Y方向に対向
する分極領域BとDに逆位相の信号を印加すれば良い。
【0096】 VB =sinωtならVD =−sinωt (VB =cosωtならVD =−cosωt)とする。
【0097】交番信号(電圧)の周波数ωは振動体の固
有振動数に近い値を選ぶことによって、大きな振幅を出
すことができる。
【0098】この実施の形態の場合、振動体の固有振動
数とは、Z方向の振動は縦1次モード、X方向とY方向
は曲げ2次モードの固有振動数である。
【0099】次に、第1の回転体401と第2の回転体
403を回転させるための交番信号の供給について説明
する。
【0100】Y軸まわりに回転体401を回転させる場
合には、例えば90度の位相差をもったZ方向変位とX
方向変位を発生させる。
【0101】即ち、 VA =VB =VC =VD =sinωt(Z方向変位) と VA =cosωt,VC =−cosωt(X方向変位) の交番信号を各対応する分極領域A,B,C,Dに供給
する。
【0102】すなわち、次式になる。
【0103】 VA =sinωt+cosωt=√2sin(ωt+π/4) VB =sinωt VC =sinωt−cosωt=√2sin(ωt−π/4) VD =sinωt なお、係数、すなわち電圧振幅は1や√2である必要は
ない。適当な値に設定して所望の駆動状態を得ることが
できる。
【0104】Z軸まわりに第2の回転体403を回転さ
せる場合には、例えば90度の位相差をもったX方向変
位とY方向変位を発生させる。
【0105】即ち、 VA =sinωt,VC =−sinωt(X方向変位) と VB =cosωt,VD =−cosωt(Y方向変位) の交番信号を各対応する分極領域A,B,C,Dに供給
する。
【0106】すなわち、次式になる。
【0107】 VA =sinωt VB =cosωt VC =−sinωt VD =−cosωt なお、係数、すなわち電圧振幅は1である必要はない。
適当な値に設定して所望の駆動状態を得ることができ
る。
【0108】また、第2の実施の形態の振動体と回転体
401及び403を図7のようにケース内に収納する場
合、第2のケース部7bの底部に第2の回転体403の
軸部を軸支する軸受部材を設ければ良い。
【0109】なお、上記した第1の実施の形態、第2の
実施の形態の多自由度の振動型アクチュエータは、単一
の振動体1に対して異なる方向の移動(回転、直進)軸
が一義的に決められるので、例えばX−Yテーブル等の
駆動源として用いることができる。また、この多自由度
の振動型アクチュエータを駆動源として被駆動体を駆動
する振動波駆動装置としては、上記したX−Yテーブル
に限定されることはなく、異なる方向からの出力によ
り、1または複数の被駆動体を同時にまたは選択的に駆
動できるようにしたものに適用することができる。
【0110】さらに、回転体の軸部にエンコーダ等を取
り付けることで、フィードバック制御が可能となる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
単一の振動体と複数の接触体とを移動軸を有して相対的
に移動させることが可能となった。
【0112】また、接触体として2個の回転体を円筒形
にして、互いの軸が直交する向きで一個の棒状振動体の
両側に配置することにより、それぞれの接触体としての
回転体の回転軸を固定することができ、全体として(1
個の振動体+2個の回転体)は2自由度のアクチュエー
タが構成される。
【0113】さらに、それぞれの接触体としての回転体
は回転軸が機械的に固定されるので、通常の回転型変位
センサを用いてフィードバック制御ができるので、制御
がシンプルになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形の形態の主要部分を示す
分解斜視図。
【図2】図1の側断面図。
【図3】図1の振動体を示し、(a)は斜視図、
(b)、(c)、(d)は振動変位分布を示す図、
(e)は圧電素子の分極状態を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形の形態の主要部分の分解
斜視図。
【図5】図4の側断面図。
【図6】図4の振動体を示し、(a)は斜視図、
(b)、(c)、(d)は振動変位分布を示す図、
(e)は圧電素子の分極状態を示す図。
【図7】本発明の第1の実施形の形態の振動型アクチュ
エータを示し、(a)は上面図、(b)は側断面図、
(c)は底面図、(d)は筒形クリップの斜視図。
【符号の説明】
1…振動体 201,202,203…
弾性体 3…圧電セラミックス 401,402,403…
回転体 5…ボルト 6…軸受け 7…ケース 8…加圧バネ 9…支持部材 10…フレキシブルプリン
ト基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小島 信行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5H680 AA00 AA01 AA04 AA08 BB01 BB13 BB15 BB19 BC00 BC10 CC02 DD01 DD15 DD23 DD27 DD40 DD53 DD66 DD83 DD88 DD92 DD95 DD97 EE03 EE07 EE10 EE23 FF04 FF30 FF32 FF33 FF35 FF36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも異なる3方向の振動変位を発
    生させる振動発生手段を形成した振動体を有し、前記3
    方向の振動変位を与えて前記振動体に合成振動を発生さ
    せ、前記振動体と前記振動体に接触する複数の接触体と
    を、選択的に、もしくは同時に相対移動させたことを特
    徴とする振動型アクチュエータ。
  2. 【請求項2】 少なくとも異なる3方向の振動変位を発
    生させる振動発生手段を形成した振動体と、前記振動体
    に移動軸を1軸方向に規定さて接触する複数の接触体と
    を有し、前記振動発生手段に前記3方向の振動変位を与
    えて前記振動体に合成振動を発生させ、前記振動体と前
    記複数の接触体とを前記合成振動により得られた駆動力
    で、選択的に、もしくは同時に相対移動させたことを特
    徴とする振動型アクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記振動体は棒状に形成され、前記複数
    の接触体は前記振動体の軸心に対して交差する異なる方
    向にそれぞれ移動軸を有することを特徴とする請求項1
    または2に記載の振動型アクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記振動体は棒状に形成され、前記複数
    の接触体の少なくとも一つは前記振動体の軸心に移動軸
    を有し、他の接触体は前記振動体の軸心に対して交差す
    る方向に移動軸を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の振動型アクチュエータ。
  5. 【請求項5】前記振動体には、前記接触体との接触部に
    移動軸を規定する軸受部を有することを特徴とする請求
    項1、2、3または4に記載の振動型アクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記振動発生手段は、前記振動体に互い
    に略直交する3軸方向の振動変位を独立に発生可能とす
    るものであり、前記3軸方向の振動変位に時間的に位相
    差を与えて合成振動を発生させたことを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれかに記載の振動型アクチュエー
    タ。
  7. 【請求項7】 前記振動発生手段は、縦方向振動と方向
    の異なる複数の横方向振動を励起する電気−機械エネル
    ギ変換素子を有することを特徴とする請求項1ないし5
    のいずれかに記載の振動型アクチュエータ。
  8. 【請求項8】 前記複数の接触体が円筒形であり、それ
    ぞれの軸の方向が一致しないことを特徴とする請求項1
    ないし7のいずれかに記載の振動型アクチュエータ。
  9. 【請求項9】 前記振動体と前記複数の接触体とを軸受
    けを介して加圧することを特徴とする請求項1ないし8
    のいずれかに記載の振動型アクチュエータ。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    振動型アクチュエータを駆動源として有し、前記駆動源
    により1または複数の被駆動体を駆動するようにしたこ
    とを特徴とする振動型駆動装置。
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