JP2000314256A - 自動車用開閉体のロック装置 - Google Patents
自動車用開閉体のロック装置Info
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- E05B83/16—Locks for luggage compartments, car boot lids or car bonnets
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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- E05B81/64—Monitoring or sensing, e.g. by using switches or sensors
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Abstract
チの動きを検知する検知スイッチの取付けを容易にす
る。 【解決手段】 ベース部材1と補助プレート15との間
に、ラッチ11とロッキングレバー13とを設けて、前
記補助プレート15と一緒に前記ベース部材1の背面領
域内にそれぞれ取付ける一方、前記補助プレート15
に、外から見て内部へ向かって突出する取付け係合突起
体29,31を設け、その取付け係合突起体29,31
に、前記ラッチ11の動きを検知する検知スイッチ33
を、そのスイッチ本体39に設けられた嵌合部43,4
5を嵌合させて固定支持し、検知スイッチ33がベース
部材1に隠れて直接見えないようにする。
Description
に適する自動車用開閉体のロック装置に関する。
−47084号公報に示すように付勢手段によってフー
ドを開けようとした時に、それを検知する検知手段が設
けられている。
るベース部材に、別途形成されたブラケットを取付け、
そのブラケットに、拘束状態にあるロッキングレバーを
付勢手段によって拘束解除状態へ作動させた時に、その
ロッキングレバーの動きを検知スイッチにより検知し
て、警報器へ信号を送る構造となっている。
知スイッチは、ロック装置の基盤となるベース部材に、
ブラケットを介して取付ける所から、専用の取付けスペ
ースを必要とする。このため、全体の占有スペースが大
きくなり、取付け自由度の面で望ましくないこと、ま
た、各補器類によって作業スペースの確保が難しいエン
ジンルーム内において、取付け作業が面倒であった。
に、大きな占有スペースを不要とし、かつ、組付けが容
易で、しかも、強度剛性の面でも大変好ましい自動車用
開閉体のロック装置を提供することを目的としている。
に、この発明の請求項1にあっては、ベース部材と補助
プレートとの間に、開閉体の閉扉時にストライカと噛み
合う噛み合い位置と噛み合い解除位置とに回動可能なラ
ッチと、噛み合い位置のラッチを拘束するロッキングレ
バーとを有し、前記ラッチをラッチ軸により、ロッキン
グレバーをレバー軸により前記補助プレートと一緒にそ
れぞれ前記ベース部材の背面側に取り付ける一方、前記
補助プレートに、外からみて内部へ向かって突出する取
付け係合突起体を設け、その取付け係合突起体に、前記
ラッチの動きを検知する検知スイッチを、そのスイッチ
本体に設けられた嵌合部を嵌合させて固定支持する。
トとを挟みつけるベース部材と補強プレートとによって
装置全体の強度剛性のアップが図れると共に、不正手段
によって攻撃をかけようとしても、ラッチ、ロッキング
レバー、検知スイッチは、ベース部材に隠れて直接見え
ることはない。
と嵌合部との嵌合で固定支持できるため、各補器類に影
響されることなく取付けが迅速に完了する。しかも、検
知スイッチはベース部材内に収まり大きな占有スペース
を必要としない。
け係合突起体と嵌合部を、2点支持の嵌合構造とする。
ることができると共に、2点支持によって確実で安定し
た固定支持状態が得られる。
支持となる少なくとも一方の取付け係合突起体を、補助
プレートから一体に屈曲成形された開口を有する板状の
突出片に形成する一方、嵌合部を、前記突出片と嵌合し
合う一方が開放された拡縮可能な断面C形状の形状と
し、かつ、前記開口と係脱自在に係合し合う抜け止めス
トッパーを備える。
の嵌合時に、嵌合部は拡径し容易に嵌合し合うようにな
る。また、嵌合完了時において、開口は抜け止めストッ
パーと係合し合うため、抜け方向の動きが確実に拘束さ
れた状態となる。
支持となる少なくとも一方の取付け係合突起体を、補助
プレートから一体に屈曲成形されたフック部を有する板
状の突出片に形成する一方、嵌合部を、前記突出片のフ
ック部より幅が狭い寸法の二つの長孔が一部領域で重ね
合わされた弾性変形可能な孔形状とする。
強制的に嵌合し合う時に、嵌合部は弾性変形し、フック
部は嵌合部を支障なく抜けた後、嵌合部の縁と係合し合
い、抜け方向の動きが規制された確実な嵌合状態が得ら
れる。
スイッチを、検知スイッチから延長されたリード線と共
にベース部材の背面領域内で、外から直接見えない配置
構造とする。
ようとしても、ベース部材が邪魔となり、例えば、警報
器へ信号を送るリード線が切断されることがなくなる。
スイッチを、取付け係合突起体と嵌合可能な嵌合部を有
するスイッチ本体と、スイッチ本体に対して回転自在に
支持された検知レバーとで構成し、その検知レバーを、
レバーピンがラッチの係合孔と係脱自在に係合し、スイ
ッチ本体と補強プレートの間に配置する。
は、スイッチ本体と補強プレートとにより保護されると
共に、ラッチの動きと確実に同期し、正確な検知が可能
となる。
しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
となっていて、1はロック装置のベース部材を示してお
り、自動車のエンジンルームを構成する車体パネルにボ
ルト止めされる左右の取付孔3,3を有している。ベー
ス部材1には、フード5の閉扉時にストライカ7が進入
する進入溝9と、進入溝9を挟んで一方に前記ストライ
カ7と噛み合うラッチ11と、他方に噛み合い時のラッ
チ11を拘束するロッキングレバー13がそれぞれ設け
られている。
前記ベース部材1と、別途設けられた補強プレート15
との間に配置され、ラッチ11はラッチ軸17によって
補強プレート15と共に前記ベース部材1の背面側(図
2において、エンジンルーム19側となる上位側)に取
付けられている。ラッチ11は図1鎖線で示すように待
機状態となる噛み合い解除位置と、実線で示すようにス
トライカ7と噛み合う噛み合い位置とに回動可能となっ
ていて、常時は第1付勢ばね21によって噛み合い解除
位置(図1鎖線)に付勢されている。
11側に、他端はベース部材1側にそれぞれ係止されて
いる。
より補強プレート15と共に前記ベース部材1の背面側
(図2において、エンジンルーム19側となる上位側)
に回動自動に取付けられ、第2の付勢ばね25により常
時、拘束位置(図1実線)に付勢されている。ロッキン
グレバー13の係止部13aは、噛み合い位置に回動し
たラッチ11の爪部11aと係合し合うことで、ラッチ
11を噛み合い位置で拘束するよう機能する。ロッキン
グレバー13は、図外の操作部とケーブル27を介して
連結し、ケーブル27を矢印イのごとく牽引すること
で、係止部13aと爪部11aとの係合が解除されるよ
うになっている。
ングレバー13側に、他端はベース部材1側にそれぞれ
係止されている。
17側においてエンジンルーム19側となる内側へ向か
って延長された対向し合う第1,第2の取付け係合突起
体29,31を有し、その第1,第2の取付け係合突起
体29,31には検知スイッチ33が2点支持された状
態で固定支持されている。
すように補助プレート15から一体に屈曲成形された開
口35を有する板状の突出片に形成されている。第2の
取付け係合突起体31は、補助プレート15から一体に
屈曲成形されたフック部37を有する板状の突出片に形
成されている。フック部37の幅は突出片の幅より大き
く設定され抜け方向に対して引掛かるようになってい
る。
検知レバー41とから成り、スイッチ本体39には、前
記第1,第2の取付け係合突起体29,31と嵌合し合
う第1の嵌合部43と第2の嵌合部45がそれぞれ設け
られている。
方が開放された断面C形状の形状で、嵌合断面積は、第
1の取付け係合突起体29の板厚断面積と同一形状とな
っていて、若干の拡縮が可能となっている。また、第1
の嵌合部43には、第1の取付け係合突起体29の開口
35と係脱自在に係合し合う抜け止めストッパ47を有
している。
合突起体29の挿入時に先端側を外側へ向けて誘導案内
するテーパ面47aと、テーパ面47aの通過後に、前
記開口35の開口端縁が引掛かり、抜け方向の動きを拘
束する係合段面47bとからなる形状となっている。
られていて、第2の取付け係合突起体31の板厚断面と
同一断面積の貫通した長孔形状となっている。長孔形状
の第2嵌合部45は、左ハンドル仕様でも対応できるよ
う、第2の取付け係合突起体31のフック部37がいず
れかの向きでも組付け可能となるよう二つ有し、一部領
域において重なり合う特異な孔形状となっている。
と同期して回転し、ラッチ11の動き量を検知するもの
で、補強プレート15とスイッチ本体39の間に配置さ
れている。
けられ、前記ラッチ11に設けられた係合孔51と係合
し、前記ラッチ11と同期した動きが得られる形状とな
っている。これにより、検知信号は、スイッチ本体39
からエンジンルーム19側へ向かって延長されたリード
線53により、図外の制御部を介して警報器へ送られる
ようになっている。
ース部材1の背面領域内に位置し、外から直接見えない
配置構造となっている。
1の動きとケーブル27が操作された2つの条件が満た
された時、警報器への作動信号は送られず、ケーブル2
7が操作されず、ラッチ11のみが動いた条件の時の
み、警報器への作動信号が送られるようになっている。
を示しており、ロック解除時に、手がかかる程度に押上
げられたフード5を仮支持するよう機能し、ラッチレバ
ー57を操作することで、仮支持の解除が可能となる。
ック装置において、検知スイッチ33は、スイッチ本体
39の第1,第2の嵌合部43,45を、第1,第2の
取付け係合突起体29,31に嵌合させることで、エン
ジンルーム19内に配置された各補器類等に影響される
ことなく容易に取付けられる。
は、抜け止めストッパー47のテーパー面47aに乗り
上がる第1の取付け係合突起体29の嵌合に対応して拡
径し、テーパー面47aを越えると開口35の開口端縁
は係合段面47bと係合し合い、抜け方向の動きが拘束
された確実な嵌合状態が得られる。
起体31のフック部37が、強制的に進入する時に、図
4に示すように、合成樹脂と特異な孔形状と相俟って若
干の拡径が可能となり通過する。この時、フック部37
は、嵌合部45の縁45aと係合し合い、抜け方向の動
きが拘束された確実な嵌合状態が得られる。しかも、2
点支持となるため、安定した支持状態が確保される。
は、レバーピン49によってラッチ11と同期した動き
が確実に得られると共に、リード線53及び検知センサ
33は、ベース部材1の背面領域内にあって、外からは
隠れて直接見えることはない。したがって、不正手段に
よって攻撃をかけられても、警報器へ信号を送るリード
線55が切断されるようなことがなくなる。
とをベース部材1と補強プレート15とで挾持した構造
となるため、装置全体の強度剛性が向上するようにな
る。
車用開閉体のロック装置によれば、次のような効果を奏
する。
せて固定支持するため、エンジンルーム内の各補器類等
に影響されることなく、検知スイッチの取付け作業が迅
速かつ、容易に完了し、作業性の向上が図れる。
定支持となるため、安定した確実な取付け状態が得られ
ると共に、ラッチと同期した正確な検知が得られる。
ック部とにより抜け方向の動きが拘束された確実な嵌合
状態を確保することができる。
ス部材に隠れて直接見えることがないため、不正手段に
より攻撃をかけられても、警報器へ信号を送るリード線
が切断されるようなことがなくなる。
をエンジンルーム側から見た背面図。
図。
合させた取付け状態を断面図で示した説明図。
Claims (6)
- 【請求項1】 ベース部材と補助プレートとの間に、開
閉体の閉扉時にストライカと噛み合う噛み合い位置と噛
み合い解除位置とに回動可能なラッチと、噛み合い位置
のラッチを拘束するロッキングレバーとを有し、前記ラ
ッチをラッチ軸により、ロッキングレバーをレバー軸に
より前記補助プレートと一緒にそれぞれ前記ベース部材
の背面側に取付ける一方、前記補助プレートに、外から
みて内部へ向かって突出する取付け係合突起体を設け、
その取付け係合突起体に、前記ラッチの動きを検知する
検知スイッチを、そのスイッチ本体に設けられた嵌合部
を嵌合させて固定支持するようにしたことを特徴とする
自動車用開閉体のロック装置。 - 【請求項2】 取付け係合突起体と嵌合部は、2点支持
の嵌合構造となっていることを特徴とする請求項1記載
の自動車用開閉体のロック装置。 - 【請求項3】 2点支持となる少なくとも一方の取付け
係合突起体は、補助プレートから一体に屈曲成形された
開口を有する板状の突出片に形成される一方、嵌合部
は、前記突出片と嵌合し合う一方が開放された拡縮可能
な断面C形状の形状で、前記開口と係脱自在に係合し合
う抜け止めストッパーを備えていることを特徴とする請
求項2記載の自動車用開閉体のロック装置。 - 【請求項4】 2点支持となる少なくとも一方の取付け
係合突起体は、補助プレートから一体に屈曲成形された
フック部を有する板状の突出片に形成される一方、嵌合
部は、前記突出片のフック部より幅が狭い寸法の二つの
長孔を一部領域で重ね合わせた弾性変形可能な孔形状と
なっていることを特徴とする請求項2記載の自動車用開
閉体のロック装置。 - 【請求項5】 検知スイッチは、検知スイッチから延長
されたリード線と共にベース部材の背面領域内に位置
し、外から直接見えない配置構造となっていることを特
徴とする請求項1記載の自動車用開閉体のロック装置。 - 【請求項6】 検知スイッチは、取付け係合突起体と嵌
合可能な嵌合部を有するスイッチ本体と、スイッチ本体
に対して回転自在に支持された検知レバーとで構成さ
れ、検知レバーは、レバーピンがラッチの係合孔と係脱
自在に係合し、スイッチ本体と補強プレートの間に配置
されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか
に記載の自動車用開閉体のロック装置。
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