JP2558467Y2 - 自動車用開閉体のロック装置 - Google Patents

自動車用開閉体のロック装置

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JP2558467Y2
JP2558467Y2 JP3393993U JP3393993U JP2558467Y2 JP 2558467 Y2 JP2558467 Y2 JP 2558467Y2 JP 3393993 U JP3393993 U JP 3393993U JP 3393993 U JP3393993 U JP 3393993U JP 2558467 Y2 JP2558467 Y2 JP 2558467Y2
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JP
Japan
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latch
flange
shaft
detection switch
reinforcing member
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JP3393993U
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JPH074737U (ja
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克己 中込
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車のフードに適す
る自動車用開閉体のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のフードには、例えば、実公平3
−47084号公報に示すように不正手段によってフー
ドを開けようとした際に、それを検知する検知手段が設
けられている。
【0003】検知手段の概要は、ロック装置の基板に、
別途に形成されたブラケットを取付けて、そのブラケッ
トに、拘束状態にあるロッキングレバーを不正手段によ
って拘束解除状態へ作動させた時に、そのロッキングレ
バーの動きを検知して警報器へ信号を送る検知スイッチ
を設けた構造となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記した如く警報器へ
信号を送る検知スイッチは、ロック装置の基板の外側
に、専用の取付けスペースが必要となるため、全体の占
有スペースが大きくなる等取付け自由度の面で望ましく
ない。
【0005】また、検知スイッチを取付ける専用の取付
け部材が新たに必要となり、部品点数が増加する不具合
があった。
【0006】そこで、この考案は、専用の取付けスペー
スを不要とし、しかも、新たな取付け部材を用いなくて
も検知スイッチを確実に取付けることができるようにし
た自動車用開閉体のロック装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案はストライカと噛み合う噛み合い位置と、
噛み合い解除位置とに回動可能なラッチと、噛み合い位
置のラッチを拘束するロッキングレバーとを有し、前記
ラッチをラッチ軸により、ロッキングレバーをレバー軸
により補強部材を介してベースプレートに取付けた開閉
体のロック装置において、前記ラッチ軸に、ラッチの動
きを検知する検知スイッチを取付け、検知スイッチのス
イッチ本体に、ラッチ軸への取付け時に前記ラッチの係
合孔と係合し合う回転可能なスイッチ端子と、ラッチ軸
の軸心と直交し合うフランジ面を有するフランジ部とを
設ける一方、前記補強部材に、補強部材の取付位置完了
時に前記フランジ部のフランジ面を押えるフランジ押え
部を設けてある。
【0008】
【作用】かかる開閉体のロック装置によれば、ラッチ軸
上に検知スイッチが取付けられるため、検知スイッチ専
用の取付けスペースは不要となる。
【0009】また、ラッチ軸上の検知スイッチは、補強
部材の取付位置完了時に、フランジ押え部材によってス
イッチ本体のフランジ部は確実に押えられ、新たな取付
け部材を必要とせずに確実に取付けられる。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこ
の考案の一実施例を詳細に説明する。
【0011】図中1は自動車の車体パネルに、図外のボ
ルトによってボルト止めされる取付孔3,3を有するベ
ースプレートを示している。ベースプレート1には、フ
ード5の閉扉時にストライカ7が進入する進入溝9と、
進入溝9を挟んで前記ストライカ7と噛み合うラッチ1
1と、噛み合い時のラッチ11を拘束するロッキングレ
バー13とを有し、ラッチ11からロッキングレバー1
3の領域にわたって補強部材15が設けられている。
【0012】ラッチ11は、ベースプレート1と補強部
材15との間に配置され、ラッチ軸17によって図1実
線で示すように待機状態となる噛み合い解除位置aと、
鎖線で示すようにストライカ7と噛み合う噛み合い位置
bとに回動自在に取付けられ、常時は第1の付勢ばね1
9によって噛み合い解除位置aに付勢されている。
【0013】なお、第1の付勢ばね19の一端はラッチ
11側に、他端はベースプレート1側にそれぞれ係止さ
れている。
【0014】ロッキングレバー13は、ベースプレート
1と補強部材15の間に配置され、レバー軸21によっ
て回動自在に取付けられ、第2の付勢ばね23により常
時、拘束位置(図1実線)に付勢されている。ロッキン
グレバー13の係止部13aは、噛み合い位置bに回動
したラッチ11の爪部11aと係合し合うことで、ラッ
チ11を噛み合い位置bで拘束するよう機能する。
【0015】ロッキングレバー13は、リモコン用のケ
ーブル25と連結し、ケーブル25を矢印イの如く牽引
することで係止部13aと爪部11aとの係合が外れる
ようになっている。
【0016】なお、第2の付勢ばね23の一端はロッキ
ングレバー13側に、他端はベースプレート1側にそれ
ぞれ係止されている。
【0017】一方、ラッチ軸17には、ラッチ11の動
きを検知する検知スイッチ27が装着されている。検知
スイッチ27は、ロータリスイッチとなっていて、検知
スイッチ27の検知信号は、図外の制御部に送られ、制
御部からの指令信号に基づいて警報器を作動するように
なっている。
【0018】検知スイッチ27のスイッチ本体29は、
一部分がベースプレート1の立上り壁1aに設けられた
切欠凹部31内に係合され、回転方向の動きが規制され
ている。また、スイッチ本体29には前記ラッチ11の
係合孔33と係合し合う回転可能なスイッチ端子35
と、ラッチ軸17の軸心Wと直交し合うフランジ面37
a,39aを有する第1、第2のフランジ部37,39
がそれぞれ設けられている。
【0019】一方、補強部材15には、前記第1,第2
のフランジ部材37,39のフランジ面37a,39a
を押えるフランジ押え部材41が2箇所に設けられてい
る。
【0020】フランジ押え部材41の一方は、第1のフ
ランジ部37の押え用となっていて、断面L型状の形状
となっている。他方のフランジ押え部材41は第2のフ
ランジ部39の押え用となっていて、断面コ型状の形状
となっている。フランジ押え部材41は、補強部材15
の左右の取付孔43,43が、レバー軸21及びラッチ
軸17の取付位置に位置決めされた時に、第1,第2の
フランジ部37,39を押える位置に設定されている。
【0021】なお、図1において45は補助ラッチを示
しており、ロック解錠時に、手がかかる程度に押上げら
れたフード5を仮支持するよう機能する。
【0022】このように構成されたロック装置におい
て、検知スイッチ27を取付けるには、図4に示すよう
にラッチ軸17によってラッチ11、補強部材15、検
知スイッチ27を仮組付けする。この時、補強部材15
のレバー軸21側を外しておくことで、フランジ押え部
材41,41は、第1,第2フランジ部37,39から
外れた位置となるため、検知スイッチ27のラッチ軸1
7への組付けに向等支障は起きない。
【0023】次に、補強部材15をレバー軸21側へ回
動し、レバー軸21によって固着する。この時、フラン
ジ押え部材41,41は第1,第2のフランジ部37,
39のフランジ面37a,39aと対向し押える位置ま
で回動する。
【0024】したがって検知スイッチ27は新たな取付
け部材を用いなくても、回転方向、軸心方向の動きが確
実に規制され、外れることはない。また、専用の取付け
スペースも必要としない。
【0025】一方、不正手段によってロッキングレバー
13が攻撃されラッチ11がロック解除位置aに回動す
ると、それを検知スイッチ27が検知して、図外の警報
器へ信号を送るようになる。この場合、ラッチ11と直
付けになっている検知スイッチ27によって正確な検知
が可能となる。
【0026】
【考案の効果】以上、説明したように、この考案によれ
ば、検知スイッチをラッチ軸に取付けるために、専用の
取付けスペースが不要となり、取付け自由度の面で大変
好ましいものとなる。また、検知スイッチを取付ける新
たな取付け部材が不要となり、部品管理工数が容易にな
ると共にコスト面の低減が図れる。しかも、直付けのた
めラッチの動きを確実に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるロック装置の概要正面図。
【図2】検知スイッチ、補強部材、ラッチの分解斜視
図。
【図3】ベースプレートの切欠凹部内にスイッチ本体が
係合し合う説明図。
【図4】検知スイッチの仮組付図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 7 ストライカ 11 ラッチ 13 ロッキングレバー 15 補強部材 17 ラッチ軸 21 レバー軸 27 検知スイッチ 29 スイッチ本体 37a,39a フランジ面 37,39 フランジ部 41,41 フランジ押え部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカと噛み合う噛み合い位置と、
    噛み合い解除位置とに回動可能なラッチと、噛み合い位
    置のラッチを拘束するロッキングレバーとを有し、前記
    ラッチをラッチ軸により、ロッキングレバーをレバー軸
    により補強部材を介してベースプレートに取付けた開閉
    体のロック装置において、前記ラッチ軸に、ラッチの動
    きを検知する検知スイッチを取付け、検知スイッチのス
    イッチ本体に、ラッチ軸への取付け時に前記ラッチの係
    合孔と係合し合う回転可能なスイッチ端子と、ラッチ軸
    の軸心と直交し合うフランジ面を有するフランジ部とを
    設ける一方、前記補強部材に、補強部材の取付位置完了
    時に前記フランジ部のフランジ面を押えるフランジ押え
    部を設けたことを特徴とする自動車用開閉体のロック装
    置。
JP3393993U 1993-06-23 1993-06-23 自動車用開閉体のロック装置 Expired - Lifetime JP2558467Y2 (ja)

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JP3393993U JP2558467Y2 (ja) 1993-06-23 1993-06-23 自動車用開閉体のロック装置

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JPH074737U JPH074737U (ja) 1995-01-24
JP2558467Y2 true JP2558467Y2 (ja) 1997-12-24

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