JPH0738036Y2 - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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JPH0738036Y2
JPH0738036Y2 JP1987028948U JP2894887U JPH0738036Y2 JP H0738036 Y2 JPH0738036 Y2 JP H0738036Y2 JP 1987028948 U JP1987028948 U JP 1987028948U JP 2894887 U JP2894887 U JP 2894887U JP H0738036 Y2 JPH0738036 Y2 JP H0738036Y2
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JP
Japan
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door
doors
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warning
alarm
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他見男 増永
安進 宮田
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用盗難防止装置に関し、特に、自動車の
全ドア等の閉状態においてドア等を開けようとすると機
能する盗難防止装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車用盗難防止システムとしては、ロックされ
たドアをアンロック以外の操作にて開けようとすると、
警報が鳴るもの等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしいずれの盗難防止システムでも、車両用ドアのロ
ックやアンロックと連動させた総合的な集中システムは
提案されておらず、このような集中システムが要請され
ている。
本考案は、このような要請に応えようとするもので、総
合的に集中管理できるようにした、車両用盗難防止装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案の車両用盗難防止装置は、車両の複数
のドアにそれぞれ取り付けられて各ドアの閉鎖状態を維
持するための係合部材と、上記係合部材の係合状態を固
定するためのロック機構と、上記ロック機構の作動状態
から上記係合部材の係合状態を開放可能な状態に復帰さ
せるアンロック機構と、上記係合部材の係合を開作動さ
せるドア開放用操作部材と、上記複数のドアの開閉状態
をそれぞれ検出する複数のドアスイッチと、上記複数の
ドアのアンロック機構の作動を検出するドアアンロック
センサと、上記複数のドアのロック機構の作動を検出す
るドアロックセンサと、警報を行なう警報器と、警報器
を作動させない非警戒状態と上記複数のドアスイッチに
よりいずれかのドアが開放されたことを検出した場合に
上記警報器を作動させる警戒状態とを切り換え制御する
警戒制御手段と、上記ドアスイッチにより全ドアが閉状
態となったことを検出し上記ドアロックセンサにより上
記ロック機構が作動したことを検出したときに上記警戒
制御手段を警戒状態に切り換える警戒開始手段と、上記
車両の乗員の着座を検出するシートスイッチと、上記ド
ア開放用操作部材の開作動を検出する操作部材用センサ
と、上記シートスイッチにより乗員の着座と、上記ドア
アンロックセンサによりドアのアンロックとが検出さ
れ、且つ上記操作部材用センサによりドア開放用操作部
材の開作動が検出された場合に、上記警戒制御手段の制
御を終了させる警戒終了手段とをそなえたことを特徴と
している。
〔作用〕
上述の本考案の車両用盗難防止装置では、イグニッショ
ンキーシリンダにキーが挿入されているか否かに係わら
ず、ドアロックセンサによりロック機構が作動したこと
が検出されたときに警戒制御手段が警戒状態に切り換わ
る。
さらに、シートスイッチからの着座信号を受けていると
きに、ドアのロックが解除(アンロック)され、ドア開
放用操作部材が操作された場合には、警戒制御手段の警
戒作動制御を終了させるので、警戒作動中に車室内に着
座している乗員が降車する場合に警報器が作動すること
がなく、不要な警報を発しない。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第1〜8図は本考案の一実施例としての車両用盗難防止
装置を示すものである。
第7,8図に示すように、4ドア式自動車1には、フロン
トドア2a,2bと、リヤドア2c,2dとが設けられるととも
に、エンジンルームを覆うフード2eと、トランクルーム
を覆うリヤリッド2fとが設けられており、これらの各開
閉扉2a〜2fには、各扉2a〜2fの閉鎖状態を維持するため
の係合部材としてのラッチ機構3が設けられている。
そして、ドア2a〜2dの各ラッチ機構3は、各ドア2a〜2d
の車外側および車内側に配設されたドア開放用操作部材
としてのドアアウトサイドハンドル4aおよびドアインサ
イドハンドル4bを操作することにより、開放作動するよ
うに構成されていて、ラッチ機構3には、ドアアウトサ
イドハンドル4aまたはドアインサイドハンドル4bからの
操作によらずその係止状態を保持(ロック)するための
ロック機構5が付設されている。
各ロック機構5は、自動ロック機構として構成されてお
り、ドアキーシリンダ6に付設されるドアキーロック・
アンロックセンサ7からのロック信号を受けて一斉にロ
ックするように構成されている。
また、各ロック機構5のロック状態を解除してアンロッ
ク状態である通常のドアアウトサイドハンドル4aまたは
ドアインサイドハンドル4bの操作可能状態にするアンロ
ック機構8が設けられている。
各アンロック機構8は、自動アンロック機構として構成
されており、ドアキーロック・アンロックセンサ7から
のアンロック信号を受けて一斉にアンロックするように
構成されている。
各ロック機構5およびアンロック機構8は、ドア2a〜2d
の車室内側に設けられたロックノブ9と、ロックノブ9
に接続するリンク10と、リンク10により駆動されてラッ
チ機構3をアウトサイドハンドル4aやインサイドハンド
ル4bによる操作可能状態と空振り状態との間で切換える
空振り機構11とをそなえるとともに、リンク10に接続し
て空振り機構11を作動状態と非作動状態との間で切換え
るロック・アンロック用モータ12をそなえて構成されて
いる。
そして、リンク10,空振り機構11またはモータ12に基づ
き、各ドア2a〜2dのロック機構5およびアンロック機構
8のロック状態ないしアンロック状態を検出しうるドア
ロック・アンロックセンサ13が設けられている。
また、各ドア2a〜2dには、ドアスイッチ14が取り付けら
れており、ドア2a〜2dの閉鎖状態とその他の開放、半ド
ア状態とを検出しうるようになっている。
さらに、フード2eおよびリヤリッド2fにも、係合部材と
してのラッチ機構が設けられており、さらにドアスイッ
チ14が取り付けられていて、フード2eおよびリヤリッド
2fの閉鎖状態とその他の開放・半ドア状態とを検出しう
るようになっている。
また、上述のドアインサイドハンドル4bには、第3図に
示すように、ドアインサイドハンドルスイッチ15が付設
されており、ドアインサイドハンドル4bの取っ手16を上
方へ引くことにより、取っ手16付きアーム17の軸部18を
中心に回動させると、ロッド19が引張されて、ラッチ機
構3が解錠するようになっている。
ドアインサイドハンドルスイッチ15は、第4図に示すよ
うに、アーム17に取り付けられた磁性体20と、ドア2a〜
2dに取り付けられた永久磁石21と、磁性体20の出入を許
容するU字状溝22を挟んで永久磁石21に対向するように
配設されるリードスイッチ23とをそなえて構成されてい
る。
そして、このドアインサイドハンドルスイッチ15は、ド
アインサイドハンドル4bの取っ手16を上方へ引いたとき
に、磁性体20がU字状溝22から外れて、すなわち、永久
磁石21からリードスイッチ23への磁力を遮蔽しなくな
り、リードスイッチ23をオン状態とするもので、他の光
スイッチや機械式スイッチを用いてもよい。
ドアキーロック・アンロックセンサ7は、第5図に示す
ように、キー穴6aに差し込まれたキー24の回動に伴い回
動するアーム6bと、アーム6bの端部に付設された永久磁
石25と、アーム6bのロック方向(同図中の時計回り)へ
の回動位置において永久磁石25に対向して同永久磁石25
からの磁力を受けてオン状態となるロック用リードスイ
ッチ(ドアキーロックセンサ)26と、アーム6bのアンロ
ック方向(同図中の反時計回り)への回動位置において
永久磁石25に対向して同永久磁石25からの磁力を受けて
オン状態となるアンロック用リードスイッチ(ドアキー
アンロックセンサ)27とをそなえて構成されている。
さらに、第1,2図に示すように、シートスイッチ28が設
けられており、このシートスイッチ28は、運転席と助手
席とに配設されていて、乗員の着座状態を検出しうるよ
うになっている。なお、このシートスイッチ28を後席に
設けてもよい。
コントロールユニット29は、第1,2図に示すように、上
述の各センサ7,13〜15,28からの信号を受けるもので、
ドアキーロック・アンロックセンサ7またはドアロック
・アンロックセンサ13からのロック信号ないしアンロッ
ク信号を受けて全てのドア2a〜2dのロック機構5ないし
アンロック機構8を一斉に作動させるロック・アンロッ
ク制御手段29aと、後述の警戒開始手段29dからの警戒開
始信号を受けたときから警戒終了手段29eからの警戒終
了信号を受けたときまで警戒状態とするための警戒制御
手段29bと、警戒制御手段29bからの警戒信号とドアスイ
ッチ14等からのドア開信号(異常検知信号)とを受けた
とき警報器30を作動させる警報作動手段29cとをそなえ
て構成されるとともに、警戒制御手段29bを警戒状態に
するための警戒開始手段29dと、警戒制御手段29bを警戒
状態から終了(システム停止)させるための警戒終了手
段29eと、警戒制御手段29bにおける警戒状態を一時的に
解除し、警戒解除時間の終了時(所定時間T1またはT2
経過時)に警戒状態へ復帰させるための警戒解除復帰手
段29fと、警報作動手段29cによる作動を終了させて警報
を終了させる警報停止手段29gとをそなえて構成されて
いる。
ロック・アンロック制御手段29aは、上述の機能のほか
に、ドア2a〜2d(開閉扉2a〜2f)が全て閉じている時に
警戒解除時間が終了した場合、ロック機構5を作動し
て、全ドア2a〜2dを一斉にロックする機能と、警戒状態
においてロックノブ9によりアンロックにしてから一定
時間T3(=数秒〜∞)経過したときに、ロック機構5を
作動させて、全ドア2a〜2dを一斉にロックする機能とを
そなえている。
警報作動手段29cは、システム停止条件の成立していな
いときや警戒解除時に、ドアを開けた場合に警報器30へ
警報を発令するためのものである。
警戒開始手段29dは、ドア2a〜2d(または開閉扉2a〜2
f)を全て閉じると、所定時間T1経過後に警戒状態に入
るものである。
警戒終了手段29eは、システムを停止させるためのもの
で、警戒解除時間中にドア2a〜2d(または開閉扉2a〜2
f)のいずれかを開けることにより作動され、警報は作
動することなくシステムは停止する。また、シートに座
り、ドアインサイドハンドル4bを操作してドア2a〜2dを
開けると、すなわち車内からドア2a〜2dを開けると、警
報は作動することなく、システムは停止する。
警戒解除復帰手段29fは、全ドア2a〜2d(または開閉扉2
a〜2f)の閉状態において、キー24によりアンロック操
作した時から所定時間T1(=数秒〜∞)の間警戒解除状
態になり、また全ドア2a〜2d(または開閉扉2a〜2f)の
最後のドアを閉じた時から所定時間T2(=数秒〜∞)の
間警戒解除状態となる。
警報停止手段29gは、警報作動後に、キー24を用いてド
ア2a〜2d(開閉扉2a〜2f)をアンロックした場合に警報
が停止するとともに、警報が作動を開始してから所定時
間T4(=数秒〜∞)が過ぎた場合にも警報を停止する。
また、警報器30は、ホーン30aと、ヘッドランプ30bと、
非常点滅灯(ハザードランプ)30cとをそなえている。
さらに、警戒解除表示手段としてのインジケータランプ
31が設けられていて、このインジケータランプ31は、オ
ートマチックトランスミッション車においてはオーバー
ドライブ表示用と兼用される。
タイマ32は、警戒開始手段29dにおける所定時間T1の設
定用タイマ32aと、警戒解除復帰手段29fにおける所定時
間T2の設定用タイマ32bと、ロック・アンロック制御手
段29aにおける所定時間T3の設定用タイマ32cと、警報停
止手段29gにおける所定時間T4の設定用タイマ32dとから
構成されている。
コントロールユニット29は、第2図に示すように、上述
の各センサ7,13〜15,28からの検出信号を受けるように
結線されるとともに、コントロールユニット29内の各要
素要素における時間設定用タイマ32a〜32dとからの検出
信号を受けるように結線されており、警報器30としての
ホーン30a,ヘッドランプ30bおよびハザードランプ30c
と、警戒解除中であることを表示するインジケータラン
プ31と、ロック機構5およびアンロック機構8を構成す
るドアロック・アンロック用アクチュエータとしてのモ
ータ12の各ソレノイドとが結線されており、これらの各
外部機器へ制御信号を出力するように構成されている。
本考案の一実施例としての車両用盗難防止装置は上述の
ごとく構成されているので、第6図(a),(b)に示
すように、警戒状態に入るには、イニシャライズの後
(ステップa1)、ドア2a〜2d(または開閉扉2a〜2f)が
全て閉鎖された状態で(ステップa2)、キー24によりド
アキーロック・アンロックセンサ7をロック検出状態と
すれば(ステップa3)、一旦警戒が解除された後(ステ
ップa4)、所定時間T1だけドア2a〜2d(または開閉扉2a
〜2f)の閉鎖状態が維持されれば(ステップa5〜8)、
全ドア2a〜2dがロックされ(ステップa9)、警戒状態と
なる(ステップa10)。
なお、第6図(a),(b)中、同じ符号AA〜DDどうし
は接続関係にあることを示す。
このような警戒状態において、次に生じうる状態として
は、車外から乗員が乗車する正規乗車状態と、車内から
乗員が降車する正規降車状態と、車外からキー24を使用
しないで違法に乗車しようとする不法乗車状態とがあ
る。
まず、正規乗車は、キー24を用いてドアキーロック・ア
ンロックセンサ7をアンロック状態とするもので、この
正規乗車状態では、このアンロック状態を検出した後
(ステップa11)、警戒状態を解除して(ステップa2
5)、所定時間T2継続するこの警戒解除中(ステップa8,
26)にドア2a〜2dのうちの1つでも開放状態とすると
(ステップa6)、システムが停止する(ステップa2
4)。
また、正規降車状態は、着座検出中に(ステップa1
8)、ロックノブ9によりアンロック機構8を作動させ
てロックを外し(ステップa13)、ドアインサイドハン
ドル4bを開作動した場合に(ステップa17)、ステップa
18からYESルートを経てステップa24に至り、システムが
停止するものである。
次に、警報を作動させる違法乗車状態があり、この違法
乗車状態においては、ドア2a〜2d(または開閉扉2a〜2
f)のうちの1つでも破壊して開放状態としたり(ステ
ップa12)、乗員の降車時において、すなわち、シート
スイッチ28のオフ状態でロックノブ9を作動してアンロ
ック状態とし、ドアアウトサイドハンドル4aまたはドア
インサイドハンドル4bを開作動すれば、ステップa15か
らYESルートを経て、またはステップa18からNOルートを
経てブロックAに至り警報が作動し、ホーン30aが警鳴
するとともに、ヘッドランプ30bが点灯ないし点滅し、
さらに、ハザードランプ30cが点滅する。
警報は、警報作動時間T4が経過するまでの間、警報器30
における警戒作動を継続し(ステップa19〜22)、警報
作動時間T4の経過後および警報作動中でもドアキーロッ
ク・アンロックセンサ7のロック作動時には、警報が停
止する(ステップa23)。
また、警戒状態において、ロックノブ9をアンロック状
態にしてから(ステップa13)、他の操作を行なわずに
所定時間T3経過すると(ステップa16)、全ドア2a〜2d
のロックが行なわれて(ステップa27)、警戒状態へ戻
る。
また、警戒状態にあって、警戒を一時的に所定時間T1
T2だけ解除することができ(ステップa4,25)、さらに
警戒状態あるいは非警戒状態において、システムを停止
することにより警戒を終了することができる(ステップ
a24)。
また、各警戒解除中には、インジケータランプ31が点灯
する。
なお、フロント側のドアインサイドハンドルスイッチ1
5,ドアロック・アンロックセンサ13およびドアキーロッ
ク・アンロックセンサ7の各機能をリヤドア2c,2d側に
持たせてもよい。
また、警報作動中の警報停止用にインストルメントパネ
ルの非露出面等に隠しスイッチを設けてもよい。
さらに、上述の各設定時間T1〜T4は、必要に応じて、数
秒から無限大まで設定できる。
なお、ステップa3を設けずに、ステップa2のYESルート
をステップa4に直結するように構成してもよい。
また、本考案では、ドア2a〜2dの開閉状態に応じて警報
を作動させたが、フード2eやリヤリッド2fドア2a,2dと
からなる開閉扉2a〜2fの開閉状態に応じて警報を作動さ
せるように構成してもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の車両用盗難防止装置によ
れば、次のような効果ないし利点を得ることができる。
(1)シートスイッチからの着座信号を受けているとき
に、ドアのロックが解除(アンロック)され、ドア開放
用操作部材が操作された場合には、警戒制御手段の警戒
作動制御を終了させるので、警戒作動中に車室内に着座
している乗員が降車する場合に警報器が作動することが
なく、不要な警報を防止できる。
(2)イグニッションキーの状態に係わらず警戒作動制
御が終了するので、例えば、運転者が他の乗員を車室内
に残したままイグニッションキーをイグニッションキー
シリンダから取り外して降車し外部からドアを締めた場
合でも、この他の乗員は安心して車室内からドアを開放
して降車することができる。
(3)イグニッションキーをイグニッションキーシリン
ダに差したまま、別のキーで外部から施錠した場合にも
警戒状態となり、不法にドアが開放された場合に適切に
警報を発生し、車両の盗難防止を確実にはかることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本考案の一実施例としての車両用盗難防止
装置を示すもので、第1図はそのクレーム対応ブロック
を含むブロック図、第2図はその全体構成を示すブロッ
ク図、第3図はそのドアインサイドハンドルの斜視図、
第4図はそのドアインサイドハンドルスイッチを示す要
部断面図、第5図はそのドアキーロック・アンロックス
イッチの斜視図、第6図(a),(b)はいずれもその
制御要領を示すフローチャート、第7図はその自動車の
斜視図であり、第8図はそのドアの模式的内側正面図で
ある。 1……自動車、2a,2b……開閉扉としてのフロントド
ア、2c,2d……開閉扉としてのリヤドア、2e……開閉扉
としてのフード、2f……開閉扉としてのリヤリッド、3
……ラッチ機構、4a……ドア開放用操作部材としてのド
アアウトサイドハンドル、4b……ドア開放用操作部材と
してのドアインサイドハンドル、5……ロック機構、6
……ドアキーシリンダ、6a……キー穴、6b……アーム、
7……ドアキーロック・アンロックセンサ、8……アン
ロック機構、9……ロックノブ、10……リンク、11……
空振り機構、12……ドアロック・アンロック用アクチュ
エータとしてのモータ、13……ドアロック・アンロック
センサ、14……ドアスイッチ、15……操作部材用センサ
としてのドアインサイドハンドルスイッチ、16……取っ
手、17……アーム、18……軸部、19……ロッド、20……
磁性体、21……永久磁石、22……U字状溝、23……リー
ドスイッチ、24……キー、25……永久磁石、26……ロッ
ク用リードスイッチ、27……アンロック用リードスイッ
チ、28……シートスイッチ、29……コントロールユニッ
ト、29a……ロック・アンロック制御手段、29b……警戒
制御手段、29c……警報作動手段、29d……警戒開始手
段、29e……警戒終了手段、29f……警戒解除復帰手段、
29g……警報停止手段、30……警報器、30a……ホーン、
30b……ヘッドランプ、30c……ハザードランプ、31……
インジケータランプ、32,32a〜32d……タイマ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の複数のドアにそれぞれ取り付けられ
    て各ドアの閉鎖状態を維持するための係合部材と、 上記係合部材の係合状態を固定するためのロック機構
    と、 上記ロック機構の作動状態から上記係合部材の係合状態
    を開放可能な状態に復帰させるアンロック機構と、 上記係合部材の係合を開作動させるドア開放用操作部材
    と、 上記複数のドアの開閉状態をそれぞれ検出する複数のド
    アスイッチと、 上記複数のドアのアンロック機構の作動を検出するドア
    アンロックセンサと、 上記複数のドアのロック機構の作動を検出するドアロッ
    クセンサと、 警報を行なう警報器と、 警報器を作動させない非警戒状態と上記複数のドアスイ
    ッチによりいずれかのドアが開放されたことを検出した
    場合に上記警報器を作動させる警戒状態とを切り換え制
    御する警戒制御手段と、 上記ドアスイッチにより全ドアが閉状態となったことを
    検出し上記ドアロックセンサにより上記ロック機構が作
    動したことを検出したときに上記警戒制御手段を警戒状
    態に切り換える警戒開始手段と、 上記車両の乗員の着座を検出するシートスイッチと、 上記ドア開放用操作部材の開作動を検出する操作部材用
    センサと、 上記シートスイッチにより乗員の着座と、上記ドアアン
    ロックセンサによりドアのアンロックとが検出され、且
    つ上記操作部材用センサによりドア開放用操作部材の開
    作動が検出された場合に、上記警戒制御手段の制御を終
    了させる警戒終了手段とをそなえたことを特徴とする、
    車両用盗難防止装置。
JP1987028948U 1987-02-28 1987-02-28 車両用盗難防止装置 Expired - Lifetime JPH0738036Y2 (ja)

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JPS6050054A (ja) * 1983-08-31 1985-03-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用盗難防止装置
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