JP3777670B2 - 車両の盗難防止装置 - Google Patents
車両の盗難防止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3777670B2 JP3777670B2 JP25592796A JP25592796A JP3777670B2 JP 3777670 B2 JP3777670 B2 JP 3777670B2 JP 25592796 A JP25592796 A JP 25592796A JP 25592796 A JP25592796 A JP 25592796A JP 3777670 B2 JP3777670 B2 JP 3777670B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- control unit
- lock
- locking
- theft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の盗難防止装置に関し、特に、車両のドア、トランクリッド等の開閉体を閉位置にロックしかつアンロックする施錠機構をロック状態に拘束する施錠拘束システムと、上記開閉体のすべてがロック状態にされているとき、該開閉体のいずれかが所定の開操作が行なわれずに開状態になった状態を検知して警報を発する盗難警報システムとを備えた備えた車両の盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のドアにはキーシリンダが設けられていて、このキーシリンダに差し込んだキープレートのロック位置への操作により、ドアが閉位置にロックされるとともに、例えばインナロックノブを車室内から操作すると、ドアのロック状態が解除されるようになっている。
【0003】
したがって、ドア等がロック状態にあっても、窃盗者がドアガラスを割ったり、あるいはドアとドアガラスの隙間から金属棒等を差し込んだりすることにより、上記インナロックノブを不正に操作してドア等を開けることが可能になり、盗難被害を被ることになるので、これを防止するために、キーシリンダに挿入したキープレートの所定の操作により、施錠機構をロック状態に拘束して、インナロックノブによるロック解除操作を不能にした施錠拘束システムを備えたドアロック装置が種々提案されている。
【0004】
本明細書においては、この「施錠拘束」なる語を「スーパーロック」と呼び、「S/L」と略称する。また、通常の施錠状態を「ノーマルロック」と呼んで区別し、「N/L」と略称する。さらに、アンロックを「U/L」と略称する。
【0005】
また、車両から離れる際のドア、トランクリッド、エンジンルームのボンネット等の開閉体の確実なロック操作を検知して一定時間後に作動状態とされ、所定のリセット操作が行なわれずにドアキーシリンダの破壊または上記開閉体の1つが開けられと直ちに警報を発するようにした盗難警報(以下、「バーグラ」と呼ぶ)システムも種々提案され、さらに、S/Lシステムとバーグラシステムとの双方を備えた車両用盗難防止装置も、例えば特開昭62−199555号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、S/Lシステムとバーグラシステムとの双方を備えた従来の車両用盗難防止装置においては、両システムを共通の制御ユニットで制御しているため、一方のシステムが故障した場合、双方のシステムがフェイルしてしまい、そうなると、折角2つの盗難防止システムを備えていながら、盗難防止機能を果たすことができないという問題があった。
【0007】
また、双方のシステムがフェイルしないまでも、一方のフェイル状態が他方のシステムに対して悪影響を与える可能性もあった。例えばS/Lシステムの方が故障すると、バーグラシステムにおける警報装置が鳴り放しになったり、あるいは、バーグラシステムが故障すると、ドアロック機構のS/L状態が解除不能になり、乗員が車室内に閉じ込められたりするという問題である。
【0008】
上述の事情に鑑み、本発明は、S/Lシステムとバーグラシステムとを個別に制御しつつ、両システムの協調を図って、故障した側のシステムのセット状態を他方のシステムにより解除し得るようにした車両の盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、車体に設けられた開閉体を閉位置に施錠しかつ解錠する施錠機構を施錠状態に拘束するS/Lシステムと、上記開閉体のすべてが施錠状態にされているとき、該開閉体のいずれかが所定の開操作が行なわれずに開状態となった状態を検知して警報を発するバーグラシステムとを備えた車両の盗難防止装置において、
S/Lシステムとバーグラシステムとがそれぞれ別個の制御ユニットを備え、各制御ユニットに、他方のシステムが故障したことを判定する判定手段と、この判定手段による故障判定に基づき、上記他方のシステムに対し作動状態を解除する解除信号を出力する出力手段とが設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
その場合、バーグラシステムの制御ユニットに、S/Lシステムが故障した際、S/Lシステムに対しS/L状態を解除するU/L信号を出力する出力手段を設けることができ(請求項2)、あるいは、S/Lシステムの制御ユニットに、バーグラシステムが故障した際、バーグラシステムに対し盗難検知状態を解除する解除信号を出力する出力手段を設けることもできる(請求項3)。
【0011】
請求項4に記載した発明は、一方のシステムが作動状態にされたとき、他方のシステムも作動状態にされることを特徴とするものである。
【0012】
請求項5に記載した発明は、S/Lシステムが作動状態にされたことと、バーグラシステムが作動状態にされたこととを表示する単一の表示手段を備えていることを特徴とするものである。
【0013】
その場合、S/Lシステムの作動時と、バーグラシステムの作動時とで、上記表示手段における表示態様を異ならせてもよいし(請求項6)あるいは、一方のシステムの作動時と、双方のシステムの作動時とで、上記表示手段における表示態様を異ならせてもよい(請求項7)。
【0014】
【発明の効果】
請求項1に記載した発明によれば、S/Lシステムとバーグラシステムとがそれぞれ別個の制御ユニットを備えているから、一方のシステムが故障した場合、それが他方のシステムに悪影響を与えたり、他方のシステムも故障して、折角2つの盗難防止システムを備えていながら、盗難防止機能を果たすことができないという問題を解決することができる。
【0015】
また、一方のシステムが故障して、その制御状態が乱れても、他方のシステムの制御ユニットから、上記一方のシステムの作動状態を解除する信号が出力されるように構成されていることにより、システムの暴走を防止することができる。
【0016】
請求項2に記載した発明によれば、S/Lシステムが故障した際、バーグラシステムの制御ユニットから、S/Lシステムに対しS/L状態を解除する信号が出力されるので、S/Lシステムの故障によって、乗員が車室内に閉じ込められるのを防止することができる。
【0017】
請求項3に記載した発明によれば、バーグラシステムが故障した際、S/Lシステムの制御ユニットから、バーグラシステムに対し盗難検知状態を解除する信号が出力されるので、バーグラシステムの警報装置が鳴り放しになること等を防止することができる。
【0018】
請求項4に記載した発明によれば、一方のシステムが作動状態にされたとき、他方のシステムも作動状態にされるので、盗難防止性能を高めるとともに、両システムを個別にセットする手間を省くことができる。
【0019】
請求項5に記載した発明によれば、S/Lシステムが作動状態にされたことと、バーグラシステムが作動状態にされたこととを表示する単一の表示手段が設けられているので、少なくとも一方のシステムが作動状態にされたことを容易に認識することができる。
【0020】
請求項6に記載した発明によれば、S/Lシステムの作動時と、バーグラシステムの作動時とで、上記表示手段における表示態様が異なるので、いずれのシステムが作動状態にされたかを明確に容易に認識することができる。
【0021】
請求項7に記載した発明によれば、一方のシステムの作動時と、双方のシステムの作動時とで、上記表示手段における表示態様が異なるので、一方のシステムの作動時と、双方のシステムの作動時との盗難防止機能の有効性の相違を明確に認識することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1は、本発明による車両の盗難防止装置の一実施の形態のシステムブロック図である。本実施の形態の盗難防止装置は、ドア施錠機構を作動させるアクチュエータユニット15を制御するS/L制御ユニット30と、ドアのすべてが施錠状態にされているとき、ドアのいずれかが所定の開操作が行なわれずに開状態となった場合にこれを検知して警報を発するバーグラ制御ユニット40とを備えている。
【0024】
バーグラ制御ユニット40およびS/L制御ユニット30は、それぞれ相手方の制御ユニットの作動状態を判定する判定部40a,30aを備えており、各判定部40a,30aと、相手方の制御ユニットとの間には、相互通信用の信号ライン41,42が接続されている。
【0025】
バーグラ制御ユニット40の出力ライン43とバッテリ電源(+B)との間には、常開接点を備えたリレーRL4の励磁コイルが接続され、このリレーRL4がバーグラ制御ユニット40によって励磁されたとき、その接点が閉じてバッテリ電源(+B)がホーン44に接続され、警戒音が発生するようになっている。また、上記出力ライン43には、常閉接点を有するリレーRL5の接点が接続されているとともに、このリレーRL5の励磁コイルがS/L制御ユニット30の出力ライン45とバッテリ電源(+B)との間に接続され、リレーRL5がS/L制御ユニット30によって励磁されたとき、その接点が開かれて出力ライン43を遮断し、ホーン44の作動を停止させるように構成されている。
【0026】
一方、バーグラ制御ユニット40の出力ライン46とバッテリ電源(+B)との間には、切替え接点を有するリレーRL6の励磁コイルが接続され、このリレーRL6は、バッテリ電源に接続された固定接点aと、S/L制御ユニット30のU/L出力端子(S/L制御ユニット30のCPUからのU/L出力によってバッテリ電源に接続される端子、後述)に接続された固定接点bと、ドアロック装置のアクチュエータユニット15のモータM群の一方の電源端子に接続された可動接点cとを備えている。
【0027】
そして、リレーRL6が非励磁状態にあるときには、図示のように、可動接点cがU/L出力端子側の固定接点bに接続されて、アクチュエータユニット15のモータM群の一方の電源端子がU/L出力端子に接続されているが、リレーRL6がバーグラ制御ユニット40によって励磁されると、可動接点cがバッテリ電源側の固定接点aに接続されて、アクチュエータユニット15のモータM群の一方の電源端子がバッテリ電源に接続され、アクチュエータユニット15がU/L位置に駆動されて、ドア施錠機構が解錠されるようになっている。
【0028】
また、バーグラ制御ユニット40とS/L制御ユニット30には、両者のセット状態を表示する共通のインジケータ25が接続されている。
【0029】
図2はバーグラシステムの全体構成を概略的に示すブロック図で、本システムは、イグニッションスイッチSW4と、キーレススイッチSW5(イグニッションキーシリンダにエンジンキーが差し込まれるとONになるスイッチ)の少なくとも一方がONになっているときは解除(非作動)状態にある。
【0030】
このバーグラシステムは、車室の天井部中央に設けられたルームランプに超音波センサ(侵入検知センサ)47が設けられており、この超音波センサ47は、車室内全域に亘って均等に超音波を放射するとともに、その反射波を受けて車室内への侵入者を検知する機能を有する。また、警報手段50は、上記ホーン44と、エンジンのスタータへの通電を断つためのカットスイッチ48およびフラッシャライト49とによって構成されている。
【0031】
バーグラ制御ユニット40には、イグニッションスイッチSW4と、キーレススイッチSW5と、車体の各ドアの設けられたドアスイッチSW6(複数)と、ドアロックのためのドアキーシリンダのキー使用を検出するキー検出手段51と、そのロック手段に連係した手動ロックノブによる施錠を検出するためのロック検出手段52等からの信号が入力される。
【0032】
バーグラ制御ユニット40は、警戒態勢に入るための初期状態設定部53、警戒準備部54、警戒状態をつくる警戒状態設定部55、警報手段50を作動させる警報制御手段56およびS/L制御システムの状態を判定する判定部40aと、この判定部40aがS/Lシステムの故障を判定すると、上記リレーRL6に励磁電流を供給してリレー接点を切替え、S/LシステムをU/L状態にするU/L信号出力部40b等によって構成されている。
【0033】
そして、警戒状態設定部55は、その出力ラインの一部が上述した超音波センサ47に接続されており、警戒状態設定部55から超音波センサ47を作動させるON指令信号が供給されるようになっている。
【0034】
上記初期状態設定部53は、イグニッションスイッチSW4とキーレススイッチSW5との双方のOFF信号と、ドアが閉められことによるドアスイッチSW6のOFF信号を受けて、本システム全体を初期状態とし、その後にイグニッションスイッチSW4とキーレススイッチSW5との少なくとも一方からのON信号を受けると解除状態に戻す。上記初期信号を受ける警戒準備部54は、ロック検出手段52から全てのドアが施錠された旨の信号を受けると、本システムを警戒準備状態とし、その時点からタイマ57による設定時間が経過すると、警戒状態設定部55が超音波センサ47にON信号を供給して本システムを警戒状態とする。
【0035】
警報制御手段56は、ドアが開けられたことによるドアスイッチSW6のONN信号の発生した場合若しくは超音波センサ47が車室内への侵入者を検出した場合、警報手段50を作動して警報を発生させる。警報制御手段56と警報手段50との間には、S/L制御ユニット30によって作動される上述したリレーRL5が介装され、S/L制御ユニット30の判定部30aがバーグラシステムの故障を検知すると、リレーRL5を作動するため、警報手段50の動作が停止する。
【0036】
また、上記判定部40aは、本システムが初期状態にあるとき、S/LシステムがS/L状態となったことを判定すると、警戒状態設定部55に信号を送り、これによって警戒状態設定部55が本システムを警戒状態とする。
【0037】
次に、S/Lシステムの構成およびその動作について説明する。
【0038】
図3は、S/Lシステムの一実施の形態の構成を概念的に示すブロック図、図4は、ドライバ席側のドアに取り付けられているキーシリンダに設けられたキーシリンダスイッチ回りの概略図、図5はドライバ席側のドアに取り付けられているドアロック装置の概略図である。
【0039】
図3に示すドライバ席側のドアのキーシリンダ1には、図4に示すような構成を有するキーシリンダスイッチSW1が設けられており、キーシリンダ1はこれに差し込まれるキープレート(図示は省略)によって、キーシリンダスイッチSW1の可動接点4aとともに中立位置Aからロック位置Bまたはアンロック位置Cに回動するようになっており、キーシリンダ1に取り付けられたアーム1a(図5)がロッド2を介して、図5に示すロックリンク3に連結されていることにより、このロックリンク3は、キーシリンダ1がロック位置(B位置)に回動されるのに伴ってロック位置に回動され、キーシリンダ1がアンロック位置(C位置)に回動されるのに伴ってアンロック位置に回動されるようになっている。
【0040】
キーシリンダスイッチSW1は、図4に示すように、キーシリンダ1と一体に回動し得るように基板5に軸支された回動軸5aと、この回動軸5aに固定された可動接片4aと、基板5上に固設された円弧状の固定接片4b,4cおよび接地接片4dとを備えており、接地接片点4dには可動接片4aの一端が常時摺接している。一方の固定接片4bは、キーシリンダ1がロック位置Bに回動されたとき可動接片4aの他端に接触し、他方の固定接片4cは、キーシリンダ1がアンロック位置Cに回動されたときに可動接片4aの他端に接触するようになっている。
【0041】
固定接片4cは直接、また固定接片4bは抵抗Rを介して、図6に示すS/L制御ユニット30の端子20に接続されており、可動接片4aが図4に示す中立位置にあるときには端子20に何も接続されないため、所定の電圧値を維持しているが、可動接片4aがロック側の固定接片4bに接触したときには抵抗Rを介して接地されるので、ロック信号に当たる第1の電圧値が発生し、可動接片4aがアンロック側の固定接片4cに接触したときには、接地されることによって、アンロック信号に当たる第2の電圧値を発生する。
【0042】
図5に示すドアロック装置は、上記ロックリンク3およびリリースリンク7を揺動可能に備えたラッチ本体6を有しており、リリースリンク7の両端には、ロッド8,9をそれぞれ介してドアのアウタハンドル10およびインナハンドル11が連結され、リリースリンク7は、ラッチ本体6内に設けられた空振り機構12を介してクローレバー(リリース部材)13に連係されている。空振り機構12は、ロックリンク3がロック位置にあるとき、リリースリンク7とクローレバー13との連結を遮断して、アウタハンドル10およびインナハンドル11を空振りさせるようになっている。
【0043】
これらドアロック装置を構成する各要素の動作態様は、既存のドアロック装置と同様であるから、その詳細説明は省略する。
【0044】
15はアクチュエータユニットで、このアクチュエータユニットは、S/Lアクチュエータ17と、このS/Lアクチュエータ17によって駆動される空振り機構18と、パワードアロックアクチュエータ21とを内蔵している。また、このアクチュエータユニット15は、ロッド14aを介してインナロックノブ19に連結されたレバー22と、ロッド14bを介してロックリンク3に連結されたレバー23とをそれぞれ揺動自在に備えており、レバー22によって回動される軸22aと、レバー23によって回動される軸23aとの間に、上記空振り機構18が介装されている。
【0045】
この空振り機構18は、S/L状態では、ロック位置にあるロックリンク3とインナロックノブ19との間の連結、すなわち、ロッド14a,レバー22,23およびロッド14bを介した連結を遮断して、インナロックノブ19を操作してもこれを空振りさせて、インナロックノブ19によるロック解除操作を不能にするようになっている。
【0046】
ドライバ席のドアのロックリンク3がロック位置にあるかアンロック位置にあるかは、このロックリンク3の動きに対応して作動されるロックリンクスイッチSW2によって検出されるが、このスイッチSW2は、アクチュエータユニット15内に設けられている。また、アクチュエータユニット15内には、後述のように、このアクチュエータユニット15の動作に伴ってモータ回路を切り替える切替えスイチSW3が設けられている。
【0047】
また、アクチュエータユニット15に設けられているパワードアロックアクチュエータ21は、ドライバ席のドアのキーシリンダ1のドアロック操作で他のドアを一斉にロック状態にするものであり、このパワードアロックアクチュエータ21を作動させるモータは、S/Lアクチュエータ17を作動させるモータを兼用することができる。
【0048】
なお、図5においては、S/Lアクチュエータ17、空振り機構18およびパワードアロックアクチュエータ21が図示されていないが、S/Lアクチュエータおよびこに付随する空振り機構については、例えば特開昭62−199555号公報等に開示されているので、詳細説明は省略する。
【0049】
図6は本発明による盗難防止装置の電気回路の構成を示す図である。
【0050】
S/L制御ユニット30上に搭載されているマイクロコンピュータ31は、上記キーシリンダスイッチSW1およびロックリンクスイッチSW2からの信号が入力される入力ポートに加えて、イグニッションキースイッチSW4、キーレススイッチSW5およびドアスイッチSW6からの信号ならびにバーグラ制御ユニット40からのバーグラシステムの状態を表す信号がそれぞれ入力される入力ポートを備えている。また、マイクロコンピュータ31は、U/L指令信号と、N/L指令信号と、S/L指令信号とをそれぞれ出力する出力ポートと、S/L状態になったことを表示するインジケータ25を作動させる出力ポートと、バーグラ制御ユニット40に対しリレーRL5を作動させる信号を出力する出力ポートとを備えている。
【0051】
さらに、S/L制御ユニット30上には、マイクロコンピュータ31から出力されるU/L指令信号によって励磁されるリレーRL1と、N/L指令信号によって励磁されるリレーRL2と、S/L指令信号によって励磁されるリレーRL3とが設けられている。これら3個のリレーRL1〜RL3は、12ボルトのバッテリ電源に接続された固定接点aと、接地された固定接点bと、回路基板30の出力端子にそれぞれ接続された可動接点cとを備えており、非励磁状態では接地側の固定接点bに可動接点cが接続されているが、励磁されると可動接点cがバッテリ電源側の固定接点aに接続されるようになっている。
【0052】
また、S/L機構16のアクチュエータ17の動作に伴って切り替えられる切替えスイッチSW3は、図示のU/L状態においてN/L出力端子に接続されている固定接点aと、S/L出力端子に接続されている固定接点bと、モータMの一方の端子に接続された可動接点cとを備えている。モータMの他方の端子は、バーグラ制御ユニット40によって励磁される場合があるが、通常は非励磁状態にある前述したリレーRL6の接点c,bを介してU/L出力端子に接続されている。
【0053】
本実施の形態においては、キーシリンダ1に差し込んだキープレートを中立位置Aからロック位置Bへ回動することにより、マイクロコンピュータ31からN/L指令信号が出力されてリレーRL2が励磁され、N/L出力端子に電源電圧が印加される。また、設定時間(例えば3秒間)内にキープレートを中立位置Aからロック位置Bへ2回繰り返して回動することにより、マイクロコンピュータ31からS/L指令信号が出力されてリレーRL3が励磁され、S/L出力端子T3に電源電圧が印加される。さらに、キープレートを中立位置Aからアンロック位置Cへ回動することにより、マイクロコンピュータ31からU/L指令信号が出力されてリレーRL1が励磁され、U/L出力端子に電源電圧が印加される。
【0054】
次に、U/L,N/L,S/Lの各状態から他の状態へ移行する場合の切替えスイッチSW3の動作について説明する。
【0055】
(1) U/L状態からN/L状態へ
図6に示すU/L状態から、マイクロコンピュータ31からN/L指令信号が出力されてリレーRL2が励磁されると、電流がN/L出力端子からスイッチSW3の固定接点a、モータM、U/L出力端子およびリレーRL1の固定接点bを通って所定の短時間だけ接地側へ流れる。これによってモータMが例えば正方向に所定の短時間回動して、パワードアロックアクチュエータ21が駆動され、すべてのドアがロック状態とされてN/L状態になるとともに、スイッチSW3の可動接点cが固定接点b側に切り替えられる。
【0056】
(2) N/L状態からS/L状態へ
上記N/L状態から、マイクロコンピュータ31からS/L指令信号が出力されてリレーRL3が励磁されると、電流がS/L出力端子からスイッチSW3の固定接点b、モータM、U/L出力端子およびリレーRL1の固定接点bを通って所定の短時間だけ、接地側へ流れる。これによってモータMが所定の短時間さらに正方向に回転して、S/Lアクチュエータ17が駆動され、空振り機構18が作動されて、S/L状態となり、インジケータ25が所定時間点灯される。
【0057】
(3) N/L状態からU/L状態へ
上記N/L状態から、マイクロコンピュータ31からU/L指令信号が出力されてリレーRL1が励磁されると、電流がU/L出力端子からモータM、スイッチSW3の固定接点b、S/L出力端子およびリレーRL3の固定接点bを通って所定の短時間だけ、接地側へ流れる。これによってモータMが逆方向に所定の短時間回転して、パワードアロックアクチュエータ21が解除方向に駆動され、すべてのドアのロックが解除されてU/L状態になるとともに、スイッチSW3の可動接点cが固定接点a側に戻る。
【0058】
(4) S/L状態からU/L状態へ
上記S/L状態から、マイクロコンピュータ31からU/L指令信号が出力されてリレーRL1が励磁されると、電流がU/L出力端子からモータM、スイッチSW3の固定接点b、S/L出力端子およびリレーRL3の固定接点bを通って上記よりも長時間接地側へ流れる。これによってモータMが逆方向に所定の長時間回転して、S/Lアクチュエータ17が解除方向に駆動され、空振り機構18が不動作状態とされる。また、パワードアロックアクチュエータ21が解除方向に駆動され、すべてのドアのロックが解除されてU/L状態になるとともに、スイッチSW3の可動接点cが固定接点a側に戻る。
【0059】
また、S/L状態においてバーグラ制御ユニット40のU/L信号出力部40bからの励磁電流がリレーRL6に供給されてリレーRL6が励磁されると、電流がリレーRL6の接点a,cを通ってモータMに供給され、スイッチSW3の固定接点b、S/L出力端子およびリレーRL3の固定接点bを通って接地側へ流れ、U/L状態になる。
【0060】
図7は、S/Lシステムの一実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。
【0061】
時点t1においてキーシリンダスイッチSW1からロック信号が出力されると、所定のパルス幅T1を有するN/L信号出力が発生して、パワードアロックアクチュエータ21(図3)が作動されてN/L状態になるとともに、このN/L信号の立上がりエッジE1に応答して、セット時間を所定時間T3(例えば3秒)とするタイマがセットされる。そして、このタイマのセット時間T3が経過する以前の時点t2において、キーシリンダ1に差し込んだキープレートを再びロック位置に操作して再びN/L信号出力を発生させることによってS/L信号出力が発生し、これによってS/Lアクチュエータ17(図3)が作動されてS/L状態に移行するとともに、S/L状態になったことを表示するインジケータ25が設定時間T4(例えば3秒)の間点灯される。また、N/L状態およびS/L状態においてキーシリンダスイッチSW1をアンロック位置に操作すると、所定のパルス幅T1を有するU/L信号出力が発生し、U/L状態に戻る。
【0062】
なお、N/L状態になってから極めて短時間にS/L状態に移行した場合、S/Lアクチュエータ17が誤動作するおそれもあるので、N/L信号のON時間T1の後に時間T2のOFF時間を設けておき、極めて短時間にキープレートが複数回操作された場合であっても、N/L信号出力は隣接するパルスとの間に少なくともT2のOFF時間(ON禁止時間)が介在するようになっている。時間T1,T2はS/Lアクチュエータ17の性能に応じて決定される。
【0063】
このように、キーシリンダ1に差し込んだキープレートをタイマのセット時間T1内に設定回数例えば2回ロック位置に操作するとS/L状態に移行するようになっているため、ドライバの意志に反してS/L状態に移行してしまうのを防止することができる。
【0064】
なお、上記タイマは、N/L信号の立下がりエッジE2から計時を開始するようにしてもよい。また、タイマのセット時間T3内であれば、設定回数(図7では2回)以上は何回キープレートをロック位置に操作しても、S/L状態が保持されるようにしてもよいが、これとは反対に、設定回数を超えた回数(例えば3回)ロック位置に操作すると直ちにU/L状態に戻るようにしてもよい。そうすれば、誤ってS/L状態にしてしまったとき、直ちにS/L状態を解除することができる。
【0065】
あるいは、キープレートの操作回数に関係なく、キープレートが前回ロック位置へ操作されてから所定時間内に再びロック位置へ操作された場合に、S/L信号出力を発生させるようにしてもよい。
【0066】
さらにこのS/Lシステムは、車両から離れた位置からのリモコン操作によって、ドア施錠機構のロック・アンロックを行ない得る、いわゆるキーレスエントリユニットからのロック信号によっても、S/L状態に移行させるように構成することもできる。その場合の構成の図示ならびに構成の詳細説明は省略するが、リモコン操作部材が備えているロックボタンを1回押せばN/L状態となり、所定時間内に設定回数押せばS/L状態に移行するように構成すればよい。
【0067】
このように、キープレートによるキーシリンダ1の操作と、キーレスエントリからの操作とのいずれによっても、S/L状態に移行し得るように構成することにより、実用上、極めて便利なものとなる。そして、タイマ時間T3を設けたことにより、このタイマ時間経過後は、N/L状態において誤って(ドライバの意図に反して)リモコン操作部材のロックボタンが押されても、S/L状態に移行するのを防止することができる。
【0068】
図8は、図7に対応する処理ルーチンを概略的に示すフローチャートである。Sは各ステップを表す。
【0069】
先ず、キーシリンダスイッチSW1がロックに変化したか否かを判定し(S1)、ロックに変化した場合は(S1:YES)、T3タイマをスタートさせ(S2)、キーシリンダスイッチSW1のロックに変化した回数が設定回数未満である間は(S3:NO、設定回数が2回のときは1回、設定回数が3回のときは1回および2回)、キーシリンダスイッチSW1がロックに変化した回数を数えるカウンタをインクリメントし(S4)、かつN/L信号を出力する(S5)。
【0070】
キーシリンダスイッチSW1が設定回数以上ロックに変化したと判定された場合は(S3:YES)、上記T3タイマが作動している時間内であれば(S6:YES)、N/L信号とS/L信号とを同時に出力する(S7,S8)。
【0071】
次に、S/L制御ユニット30とバーグラ制御ユニット40との協調動作について説明する。
【0072】
図9は、S/L制御ユニット30のマイクロコンピュータ31が実行するバーグラ判定処理のフローチャートである。
【0073】
先ず、バーグラシステムの状態を検出し(S11)、次にバーグラ制御ユニット40からS/L制御ユニット30に入力される信号を検出する(S12)。そして、バーグラシステムの状態と、S/L制御ユニット30への入力信号が一致するか否かを判断し(S13)、一致すれば(S13:YES)、バーグラシステムは正常と判定するが(S14)、不一致であれば(S13:NO)、バーグラシステムが故障したと判定して故障モードにおける所定の処理を実行し(S15)、例えばリレーRL5を励磁して警報手段50を非動作状態にする。
【0074】
ここで、バーグラ故障モードとは、バーグラシステムの作動状態について見れば、超音波センサ47またはドアスイッチSW6等の検知センサがOFFであるのに、警報手段50がONになったりすること等を指す。また、バーグラ解除状態について見れば、キーレススイッチSW5がONであるのにバーグラ状態が解除されなかったり、警報手段50が長時間動作したままになること等を指す。
【0075】
図10は、バーグラ制御ユニット40が実行するS/L判定処理のフローチャートである。
【0076】
先ず、S/Lシステムの状態を検出し(S21)、次にS/L制御ユニット30からバーグラ制御ユニット40に入力される信号を検出する(S22)。そして、S/Lシステムの状態と、バーグラ制御ユニット40への入力信号が一致するか否かを判断し(S23)、一致すれば(S23:YES)、S/Lシステムは正常と判定するが(S24)、不一致であれば(S23:NO)、S/L故障モードに対応する所定の処理を実行し(S25)、例えばリレーRL6を励磁してS/LシステムをU/L状態にする。
【0077】
ここで、S/L故障モードとは、キーシリンダスイッチSW1の操作によりU/L信号が発生しても、施錠機構の解錠が不能であったり、キーシリンダスイッチSW1の1回目のN/L操作によりS/L状態になってしまったり、あるいは、キーシリンダスイッチSW1の1回目のN/L操作により施錠機構が解錠されてしまったりすることを指す。
【0078】
図11は、S/L制御ユニット30側からのセット信号によってバーグラシステムをセットする処理のフローチャートである。
【0079】
先ず、S/L信号が出力されたか否かを判定し(S31)、S/L信号が出力された場合(S31:YES)、バーグラシステムがセットされているか否かを判定し(S32)、セットされていなければ(S32:NO)、バーグラ制御ユニット40に対し、バーグラセット信号を出力する(S33)。
【0080】
図12は、バーグラ制御ユニット40側からのセット信号によってS/Lシステムをセットする処理のフローチャートである。
【0081】
先ず、バーグラ警戒状態になったか否かを判定し(S31)、バーグラ警戒状態になった場合(S41:YES)、S/Lシステムがセットされているか否かを判定し(S42)、セットされていなければ(S42:NO)、S/L制御ユニット30に対し、S/L信号を出力する(S43)。
【0082】
図13は、バーグラ作動時および/またはS/L作動時におけるインジケータ25による表示方法の説明図である。
【0083】
(1) バーグラシステムのみがバーグラ警戒状態にセットされた場合は、セット時点からインジケータ25を点滅するとともに、ハザードランプを1回点滅する。
【0084】
(2) S/LシステムのみがS/L状態にセットされた場合は、セット時点からインジケータ25を3秒間点灯して消灯する。ハザードランプは点滅しない。
【0085】
(3) バーグラシステムとS/Lシステムとの双方がセットされた場合は、先ずセット時点からインジケータ25を3秒間点灯した後、インジケータ25を点滅するとともに、ハザードランプを1回点滅する。
【0086】
このような表示方法をもちいれば、単一のインジケータ25を用いて、双方のシステムのセット状態を明確に認識することができ、またバーグラ警戒状態においては、インジケータ25が常時点滅しているため、窃盗者に対する心理的規制にもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車両の盗難防止装置の一実施の形態のシステムブロック図
【図2】 本発明による車両の盗難防止装置におけるバーグラシステムの概略的構成を示すブロック図
【図3】 本発明による車両の盗難防止装置におけるドアロック装置の概略的構成を示すブロック図
【図4】 ドアのキーシリンダに設けられたキーシリンダスイッチ回りの概略図
【図5】 ドアロック装置の機械的構成を概略図に示す図
【図6】 S/Lシステムの電気回路の概略図
【図7】 S/L状態に移行する条件を示すタイミングチャート
【図8】 図7に対応する処理ルーチンのフローチャート
【図9】 S/L制御ユニット側でのバーグラ判定処理を示すフローチャート
【図10】 バーグラ制御ユニット側でのS/L判定処理を示すフローチャート
【図11】 S/L制御ユニット側でのバーグラセット処理を示すフローチャート
【図12】 バーグラ制御ユニット側でのS/Lセット処理を示すフローチャート
【図13】 バーグラ作動時および/またはS/L作動時におけるインジケータによる表示方法の説明図
【符号の説明】
1 ドアキーシリンダ
3 ロックリンク
15 アクチュエータユニット
16 S/L機構
17 S/Lアクチュエータ
18 空振り機構
21 パワードアロックアクチュエータ
25 インジケータ
30 S/L制御ユニット
40 バーグラ制御ユニット
50 警報手段
Claims (7)
- 車体に設けられた開閉体を閉位置に施錠しかつ解錠する施錠機構を施錠状態に拘束する施錠拘束システムと、上記開閉体のすべてが施錠状態にされているとき、該開閉体のいずれかが所定の開操作が行なわれずに開状態となった状態を検知して警報を発する盗難警報システムとを備えた車両の盗難防止装置において、
上記施錠拘束制御システムと上記盗難警報システムとがそれぞれ別個の制御ユニットを備え、各該制御ユニットに、他方のシステムが故障したことを判定する判定手段と、該判定手段による故障判定に基づき、上記他方のシステムに対し作動状態を解除する解除信号を出力する出力手段とが設けられていることを特徴とする車両の盗難防止装置。 - 上記盗難警報システムの制御ユニットに、上記施錠拘束システムが故障した際、上記施錠拘束システムに対し施錠拘束状態を解除する解除信号を出力する出力手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の盗難防止装置。
- 上記施錠拘束システムの制御ユニットに、上記盗難警報システムが故障した際、上記盗難警報システムに対し盗難検知状態を解除する解除信号を出力する出力手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両の盗難防止装置。
- 上記施錠拘束システムと上記盗難警報システムのうちの一方のシステムが作動状態にされたとき、他方のシステムも作動状態にされることを特徴とする請求項1記載の車両の盗難防止装置。
- 上記施錠拘束システムが作動状態にされたことと、上記盗難警報システムが作動状態にされたこととを表示する単一の表示手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両の盗難防止装置。
- 上記施錠拘束システムの作動時と、上記盗難警報システムの作動時とで、上記表示手段における表示態様を異ならせることを特徴とする請求項5記載の車両の盗難防止装置。
- 上記施錠拘束システムと上記盗難警報システムのうちの一方のシステムの作動時と、双方のシステムの作動時とで、上記表示手段における表示態様を異ならせたことを特徴とする請求項5記載の車両の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25592796A JP3777670B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25592796A JP3777670B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両の盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10102860A JPH10102860A (ja) | 1998-04-21 |
JP3777670B2 true JP3777670B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=17285514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25592796A Expired - Fee Related JP3777670B2 (ja) | 1996-09-27 | 1996-09-27 | 車両の盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3777670B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-27 JP JP25592796A patent/JP3777670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10102860A (ja) | 1998-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3783297B2 (ja) | 車両のドアロック装置 | |
JPH04230451A (ja) | 中央鎖錠装置および盗難警報装置を備えた車両 | |
US6628196B1 (en) | Vehicle control system with piggyback controller and associated methods | |
JP2006199268A (ja) | 盗難防止装置 | |
JP3777670B2 (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
JP2644276B2 (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
JPH01109147A (ja) | 盗難防止装置 | |
JP2603885B2 (ja) | 車両設備のリモートコントロール装置 | |
JPH08305984A (ja) | 車両用盗難警報装置 | |
JPH0611256Y2 (ja) | 自動車用盗難防止装置 | |
JP2593473B2 (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
JP2613817B2 (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
JP3137443B2 (ja) | 盗難防止装置 | |
JPH08260792A (ja) | 車両用防盗装置 | |
JP2587827B2 (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
JPS63255158A (ja) | 自動車の盗難防止装置 | |
JPH0546535Y2 (ja) | ||
JPH10102857A (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
JPH0976880A (ja) | 車両用多重通信システムにおける警報装置及び盗難防止装置 | |
JPH05139250A (ja) | 車両用盗難防止装置 | |
JPH10102858A (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
JPH0744516Y2 (ja) | 車両用盗難警報装置 | |
KR970004429Y1 (ko) | 차량의 도어개방경고장치 | |
JPH10102862A (ja) | 車両の盗難防止装置 | |
JPH0523977B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050909 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |