JP3137443B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止装置

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JP3137443B2
JP3137443B2 JP19085292A JP19085292A JP3137443B2 JP 3137443 B2 JP3137443 B2 JP 3137443B2 JP 19085292 A JP19085292 A JP 19085292A JP 19085292 A JP19085292 A JP 19085292A JP 3137443 B2 JP3137443 B2 JP 3137443B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重通信線を介して制御
を行う車両の盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の盗難防止装置は、運転者が車両
を離れる前にドア等のロック機構を最後に施錠したとき
に警戒体制が確立され、その後所定の操作によってドア
ロックを解除する等によらないで車両に侵入する場合、
あるいは所定の手段以外のやり方でドア、トランク等を
開けようとする場合には、警報などを発生するものであ
る。このような盗難防止装置の例は、たとえば、特開昭
63−269759号公報に開示されている。この開示
された盗難防止装置では、所定の操作を行った場合に
は、部分的に警戒体制を解除できるようにして盗難防止
装置の機能性を高めている。
【0003】
【解決しようとする課題】このような従来の盗難防止装
置は1つの中央コントロールユニットを備え、車両の各
部にセンサ、警報装置を設けてそれぞれ配線によってコ
ントロールユニットに接続し、制御を行うようになって
いる。しかし、このような制御システムでは、各セン
サ、装置をそれぞれ中央コントロールユニットに接続す
るための配線が必要になることからハーネスの肥大化、
複雑化を招くという問題がある。このような問題を解消
するために、多重通信システムを用いて電装品などの制
御を行うようにすることが提案されている。
【0004】多重通信システムのもとでは、単一の通信
線によって異なる制御信号が装置を構成する通信ノード
に送られ、当該ノードが制御信号に基づく範囲内で所轄
の機器、装置を制御、動作させるようになっている。こ
のような多重通信システムを用いて盗難防止装置を構成
する場合、構成ノードあるいは通信状態に何らかの異常
が生じたとき適正な制御が達成できなくなって制御の信
頼性を損なう懸念が生じる。
【0005】したがって、本発明は、信頼性の高い制御
を行うことができる多重通信システムを用いた盗難防止
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のように構成される。本発明に係る盗難
防止装置は、盗難防止制御を行うメインノードと、盗難
防止のために車両の各種の状態を検出する各種センサに
接続される少なくとも1つのサブノードと、該メインノ
ードと前記サブノードを多重通信可能に接続する多重通
信線とを備え、前記メインノードは、前記盗難防止制御
による警戒体制にあるとき前記サブノードに対し前記多
重通信線を介して周期的に監視信号を送信し、サブノー
ドからの応答信号がない場合には、警報を発するように
構成されたことを特徴とする。
【0007】また、上記盗難防止装置において、前記メ
インノードは、前記盗難防止における警戒体制に入る前
に、サブノードとの通信状態に異常を検出したときは前
記盗難防止制御における警戒体制をとることが不可能に
なるように構成されたことを特徴とする。この場合、好
ましくは、運転者に盗難防止装置の異常を知らせるよう
になっている。
【0008】
【作用】本発明によれば、盗難防止装置はメインノード
とサブノードから構成されており、メインノードは、盗
難防止装置全体の動作に係わる制御をカバーするように
なっており、たとえば、盗難防止装置を作動させて警戒
体制をとるべきかどうか、警戒体制を解除すべきかどう
かるべきかどうか、構成ノード、多重通信線等に異常が
発生したかどうか判断し、異常が発生した場合には、警
報を発する等の制御を行うようになっている。また、サ
ブノードは、車両の所定の場所に少なくとも1つ設けら
れており、ドアロックスイッチ、トランクスイッチ、イ
グニッションスイッチ等に接続されてこれらからの信号
を受けて、多重通信線を介してメインノードに送信し、
所轄の部分の状態をメインノードに知らせる役割をも
つ。
【0009】メインノードはサブノードに周期的に監視
信号を送信する。そして、この監視信号に対する応答信
号すなわちANC信号がない場合には、当該サブノード
あるいはその多重通信系統に異常があると判断して警報
を発生する。たとえば警報ランプを点灯あるいは、警報
ブザーをならす。盗難防止装置が警戒体制にないときに
は、警報等は発生させないが、警戒体制がないときにお
いてもメインノードは周期的にサブノードに監視信号を
出力しているので、サブノードまたはその多重通信系統
の異常は検出することができる。非警戒体制中に異常を
検出したときは、運転者が警戒体制をとろうとしても警
戒体制に入れないようになっている。そして、この状態
で運転者等が盗難防止装置の警戒体制をとるべく操作し
た場合には、異常を知らせる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1を参照すると、本例に係る盗難防止装置
1は、盗難防止制御を行うメインノードを兼ねるフロン
トノード2と、盗難防止のために車両の各種の状態を検
出する各種センサに接続されるサブノードとしてのメー
タノード3、ドアノード4、及びリアノード5を備えて
いる。このフロントノード2、メータノード3、ドアノ
ード4及びリアノード5は、これらの多重通信可能に多
重通信線6によって接続されている。
【0011】これらのノード2、3、4、5はマイクロ
コンピュータを含んで構成されるコントローラ及び多重
通信線との交信をインターフェイスする多重通信モジュ
ールを備えているがこれらのそれぞれの具体的ハード構
成は周知の内容であって本発明の内容の一部を構成しな
いので詳細な説明は省略する。フロントノード2には、
ボンネットが開かれたとき閉じて信号をおくるボンネッ
トスイッチ7が接続される。または警報状態を表示する
ためのワーニングランプ8が接続されており、フロント
ノード2からの信号によって点灯するようになってい
る。このフロントノード2は、盗難防止装置全体の動作
に係わる制御をカバーするようになっており、たとえ
ば、盗難防止装置を作動させて警戒体制をとるべきかど
うか、警戒体制を解除すべきかどうかるべきかどうか、
構成ノード、多重通信線等に異常が発生したかどうか判
断し、異常が発生した場合には、警報を発する等の制御
を行うようになっている。また、メータノード3は車両
のインストルメントパネル付近に設けられ、キーレスエ
ントリがあった場合に閉じるキーレスエントリスイッチ
9、及びイグニッションが操作されたとき閉じるイグニ
ッションスイッチ10に接続されている。ドアノード4
は、フロントドアの状態を検出するために設けられてお
り、フロントドアがキーによって操作されたとき信号を
発生するキーシリンダスイッチ11、ドアロックが行わ
れたかどうかの信号を発生するロックリンクスイッチ1
2に接続されている。
【0012】さらに、リアノード5は、ドアの開閉の信
号を発生するドアスイッチ13、トランクの開閉信号を
発生するトランクスイッチ14、トランクキーシリンダ
の操作に対応して信号を発生するトランクキーシリンダ
スイッチ15に接続されている。図2を参照して本例の
盗難防止装置の制御について説明する。
【0013】フロントノード2は、盗難防止制御のプロ
グラムを反復実行している。このプログラムにおいてフ
ロントノード2は、まず盗難防止装置が警戒中かどうか
を判断する。盗難防止装置は運転者が所定の操作を行っ
て車両をロックしたとき警戒状態となる。たとえば、エ
ンジンを停止してキーシリンダを介してドアをロックし
た場合等である。
【0014】盗難防止制御による警戒体制にあるとき各
ノード3、4、5に対し前記多重通信線を介して周期的
に監視信号を送信するようになっている。このためにフ
ロントノード2は一定時間が経過したかどうかを判断す
る。そして一定時間が経過するごとに他のノードすなわ
ち、メータノード3、ドアノード4、リアノード5に対
し監視信号を出力する。
【0015】これに対し、メータノード3、ドアノード
4及びリアノード5は異常がない場合には、応答信号す
なわちANC信号を出力する。フロントノード2はこの
信号を受け取った場合には異常がないと判断してプログ
ラム実行を続行する。監視信号に対してメータノード
3、ドアノード4またはリアノード5のいずれかからA
NC信号による応答がない場合には、フロントノード2
は異常とみなして警戒状態から警報状態に移行して警報
を発生する。すなわち、警報ブザーの作動、警報ランプ
の点灯などの処置をとる。
【0016】一方、フロントノード2は、前記盗難防止
における警戒体制がないときにでも周期的にメータノー
ド3、ドアノード4、リアノード5に監視信号を出力し
ているので、これらのノード3、4、5またはその多重
通信系統の異常は検出することができる。非警戒体制中
に異常を検出したときは、運転者が警戒体制にしようと
しても警戒体制に入れないようにしている。そして、こ
の状態で運転者等が盗難防止装置の警戒体制をとるべく
操作した場合には、ワーニングランプ8を点灯して異常
を知らせる。
【0017】
【効果】本発明によれば、多重通信システムを用いるこ
とによってハーネスの肥大化、複雑化等を抑えつつ、信
頼性の高い盗難防止装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る多重通信システムを用
いた盗難防止装置の装置構成を示す概略図、
【図2】本発明の1実施例にかかる盗難防止制御の内容
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 盗難防止装置、 2 フロントノード、3 メータ
ノード、4 ドアノード、5 リアノード、6 多重通
信線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−317054(JP,A) 特開 昭63−269759(JP,A) 特開 昭61−175142(JP,A) 実開 平5−40558(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】盗難防止制御を行うメインノードと、盗難
    防止のために車両の各種の状態を検出する各種センサに
    接続される少なくとも1つのサブノードと、該メインノ
    ードと前記サブノードを多重通信可能に接続する多重通
    信線とを備え、前記メインノードは、前記盗難防止制御
    による警戒体制にあるとき前記サブノードに対し前記多
    重通信線を介して周期的に監視信号を送信し、サブノー
    ドからの応答信号がない場合には、警報を発するように
    構成されたことを特徴とする盗難防止装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記メインノードは、
    前記盗難防止における警戒体制に入る前において、サブ
    ノードとの通信状態に異常を検出したときは前記盗難防
    止制御における警戒体制をとることが不可能になるよう
    に構成されたことを特徴とする盗難防止装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、サブノードとの通信状
    態に異常を検出したときにおいて前記盗難防止制御にお
    ける警戒体制のための操作が行われたことを報知する手
    段をさらに備えたことを特徴とする盗難防止装置。
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