JP2000278344A - 疑似ロック検出システム - Google Patents

疑似ロック検出システム

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JP2000278344A
JP2000278344A JP11081788A JP8178899A JP2000278344A JP 2000278344 A JP2000278344 A JP 2000278344A JP 11081788 A JP11081788 A JP 11081788A JP 8178899 A JP8178899 A JP 8178899A JP 2000278344 A JP2000278344 A JP 2000278344A
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Kazuaki Yoshie
一明 吉江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア再生ループの疑似ロックを検出、防
止する。 【解決手段】 復調器6においてキャリア再生ループが
ロックし、かつ復調器6からのデータのフレーム同期が
取れないことが検出されると、疑似ロックが発生したと
して検出信号cが出力される。検出信号cに応じてタイ
マー22が始動し、カウントアップされる。タイマー2
2が所定値になると、アドレスカウンタ23がカウント
アップされ、アドレス信号により補正データメモリ24
から補正データが読み出される。補正データは、選局デ
ータと加算され、プログラマブルディバイダ15に入力
され、局発振周波数が微調整される。疑似ロックから脱
出されるまで、アドレス信号が更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビジ
ョン放送の直交位相復調回路に起こる疑似ロックを検出
し、防止する疑似ロック検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送信号をデジタル
信号で供給する技術が実用化され、商業的にもデジタル
テレビジョン放送が開始されている。デジタルテレビジ
ョン放送には、衛星を使ってデジタルテレビジョン信号
を送るものと、地上波でデジタルテレビジョン放送を送
るものとの2種類がある。そのうち、衛星デジタルテレ
ビジョン放送について説明する。
【0003】図5は衛星デジタル放送受信機において受
信される1フレーム分のデジタルデータの構成を示す図
である。デジタルデータは、1フレームに39936シ
ンボルを含む。ここで、シンボルとは、1クロックに同
期して受信される信号をいう。1フレームの先頭部分
は、TMCC信号(伝送多重制御信号)と同期ワード信
号とで構成される。TMCC信号は、スロット信号や伝
送方式に関する制御情報を伝送する。同期ワード信号の
シンボル数は、合計40シンボルである。TMCC信号
及び同期ワード信号の総シンボル数は192であり、B
PSK(Binary PSK)変調信号として伝送される。
【0004】TMCC信号及び同期ワード信号に続い
て、データ(映像部分、音声部分等)と、キャリアクロ
ック用バースト信号とが交互に配置される。各データの
シンボル数は203であり、各キャリアクロック用バー
スト信号のシンボル数は4シンボルである。キャリアロ
ック用バースト信号はBPSK変調信号である。
【0005】203シンボルから成るデータ部分と4シ
ンボルから成るキャリアロック用バースト信号部分とを
1セットとして、連続する合計4セット((203+
4)×4シンボル)を1スロットと呼ぶ。
【0006】スロットのそれぞれは、各種の変調方式で
変調されている。周波数引き込み後、同期ワードを検出
し、フレーム同期を取ってからTMCC信号の内容を復
調することにより、どのような変調方式のデータがどの
ような順番で送られてくるかが認識される。変調方式と
しては、8PSK、QPSK(QPSK:QuadraturePS
K)やBPSK等が挙げられる。
【0007】次に、衛星デジタル放送受信機の構成につ
いて図6に示す。衛星から送られたデジタルテレビジョ
ン信号は、チューナー61において、同期検波されると
共に周波数のダウンコンバートされる。チューナー61
から得られるI及びQ信号は直交位相復調回路62で復
調され、I及びQのベースバンドが生成される。その
後、PSK復調回路63でI及びQのベースバンドに応
じて各種のPSK復調が行われ、誤り訂正回路64でP
SK復調信号の誤り訂正が行われる。誤り訂正されたP
SK復調信号は、信号処理回路65でMPEG1やMP
EG2方式によって動画データや音声データに復号化さ
れる。
【0008】デジタル放送受信機において、図3のよう
な構成によりデジタルテレビジョン信号よりI及びQベ
ースバンド信号を復調する。図3において、デジタルテ
レビジョン信号は乗算器1及び2において準同期検波さ
れ、I信号及びQ信号が出力される。I信号は、LPF
3で低周波成分のみが通過され、AD変換器4でデジタ
ル値に変換された後、整合フィルタ5を介して復調器6
に入力される。一方、Q信号も、LPF7で低周波成分
のみが通過され、AD変換器8でデジタル値に変換され
た後、整合フィルタ9を介して復調器6に入力される。
【0009】復調器6からは再生されたキャリアによっ
て復調されたI及びQのベースバンドが出力される。キ
ャリア再生はI及びQベースバンドの周波数ずれを検出
することにより行われる。つまり、I及びQベースバン
ドは位相誤差検出回路10に入力され、1クロック前の
I及びQベースバンドと比較され、位相角の差が求めら
れる。これにより、受信した信号の位相誤差が検出され
る。この位相誤差はNCO回路11に印加され、位相誤
差に応じて周波数信号fpが出力され、さらに復調器6
にフィードバックされる。周波数信号fpに応じて入力
されるI信号及びQ信号に対して複素乗算が行われる。
復調器6においてI信号及びQ信号のベクトルが補正さ
れ、補正された信号はI及びQベースバンドとして出力
される。I及びQベースバンドは後段の誤り検出訂正回
路12で誤り訂正等の信号処理が施される。
【0010】図3において、乗算器1及び2に印加され
る局部発振信号frと変調キャリア信号fcとの周波数
差をΔfとすると、
【0011】
【数1】
【0012】となる。Δf=0のとき、復調器6で補正
されなくとも常に正確なベースバンドを得ることができ
る。つまり、図4の信号スペース図において、QPSK
変調方式の場合常に●点でベースバンドが得られる。Δ
f≠0のとき、何も補正しなければベースバンドの位相
は位相量が連続的に変化しながらずれる。つまり、図4
において、円の上をベースバンドのベクトルの位相が回
ることになる。NCO回路の出力周波数をfpとする
と、キャリア再生ループは|Δf−fp|=0となるよ
うに周波数fpを制御し、その結果復調器6のベースバ
ンドの位相が回ることが防止され、ベースバンドが図4
のように●点で得られる。
【0013】しかし、再生クロックをfsymとし、次
の周波数関係が成り立つと、復調器6のキャリア再生ル
ープに疑似ロックが起こる。
【0014】
【数2】
【0015】但し、m、nは整数であり、整数nは変調
方式により変わる。例えばBPSK変調ではn=1、Q
PSK変調ではn=2、8PSK変調ではn=3とな
る。例えば図4のように再生クロックの期間にA点のベ
ースバンドの位相がずれてA点に戻ってきた場合は、見
かけ上位相ずれがなく、検出できないので、キャリア再
生ループが見かけ上ロックしている現象、疑似キャリア
ロック状態が起こる。この状態では、ベースバンドを復
調することができるが、ベースバンドには正しいデータ
が含まれていない。
【0016】尚、ベースバンドのベクトルの位相検出
は、図4の第1象限に移して検出されるため、変調方式
により疑似キャリアロックが起こり得るベースバンドの
位相ずれの量は変化する。QPSK変調方式の場合は図
4のように4つの●点になるので、m×fsym/4の
位相ずれでも、疑似キャリアロックが発生する。
【0017】図3に従来の疑似キャリアロック検出手法
を示す。図3において、復調器6からのベースバンドの
誤り検出訂正を行う誤り検出訂正回路12と、位相誤差
検出回路10及び誤り検出訂正回路12の検出信号に応
じて、疑似キャリアロックを検出するCPU13とを備
える。疑似キャリアロックが発生しているとベースバン
ドに正しいデータが含まれないので、誤り検出訂正回路
12から誤り検出信号が発生する。よって、CPU13
は、キャリア再生ループがロックしたときに位相誤差検
出回路10から発生するロック検出信号と、誤り検出信
号とを受けて、疑似キャリアロックが起こったことを検
出する。
【0018】疑似キャリアロックが検出されると、CP
U13は、疑似キャリアロック状態から抜け出すまで選
局用PLL回路14のプログラマブルディバイダ15の
分周数を変更していた。前記分周数を変更することで、
局部発振周波数fcを変更し、式(1)の周波数関係を
崩すことによりキャリア再生ループを一旦アンロック状
態とし、正しいキャリアロックを引き込むようにしてい
た。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、疑似キャリアロックの検出がCPU13のソフトウ
ェア上で行われており、CPU13は絶えずロック検出
信号及び誤り検出信号をモニターしていなければならな
い。よって、CPU13のソフトウェア上で疑似キャリ
アロックの監視を継続していなければならず、従来では
ソフトウェアの負担が大きかった。また、CPU12の
インターフェースはシリアル形式であるためデータ受信
に時間がかかるとともに、疑似キャリアロックの検出は
ソフトウェア上で行うため、短時間で疑似ロックを検出
することは困難であった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャリア再生
ループから再生される再生キャリアによって、直交位相
変調信号をI及びQベースバンド信号に復調する直交位
相復調回路において、キャリア再生ループがロックした
こと及び前記ベースバンド信号のフレームが非同期であ
ることを検出して、疑似ロックであると検出する疑似ロ
ック検出回路から成ることを特徴とする。
【0021】特に、前記疑似ロック検出回路は、キャリ
ア再生ループのロック検出信号及びフレーム同期検出信
号に応じて、疑似ロックを検出することを特徴とする。
【0022】また、局部発振信号を出力する局部発振回
路と、疑似ロックが検出されたときに局部発振周波数を
変更する疑似ロック防止回路を備えることを特徴とす
る。
【0023】さらに、疑似ロック防止回路は、前記疑似
ロック検出回路の検出信号に応じて始動するタイマー
と、前記タイマーの出力信号に応じてカウントアップ
し、カウント値に応じてアドレス信号を出力するアドレ
スカウンタと、前記アドレス信号に応じたアドレスから
補正データが読み出される補正データメモリと、局部発
振周波数を設定するための選局データ及び補正データを
加算する加算器とから成ることを特徴とする。
【0024】本発明に依れば、疑似ロック状態では、キ
ャリア再生ループがロックし、かつ正しいデータ復調が
行われていないので、それを利用して、疑似ロックを検
出する。疑似ロックを検出した場合、タイマーの計時動
作やメモリから補正データを読み出すことによって、ハ
ードウェア上で疑似ロックからの脱出を図ることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を示
す回路図である。従来例の図3と同一の回路については
図3と同一の符号を付し、説明を省略する。
【0026】20は、復調器6からのベースバンドのフ
レーム同期を検出するフレーム同期検出回路であって、
誤り検出訂正を行う回路の前段に設けられているもので
ある。デジタルテレビジョン放送では、ベースバンドが
図5のようにフレーム(パケット)単位で伝送される。
ベースバンドデータの取り込みは、フレームの先頭を示
すフレーム同期パターンを検出し、フレーム同期パター
ンが複数回連続して検出された(フレーム同期保護処
理)後に、行われる。フレーム同期パターンが検出され
ると、フレーム同期検出回路20はフレーム検出信号a
を出力する。疑似キャリアロックが発生していると、復
調器6でベースバンドを正しく復調できないため、フレ
ーム同期パターンを検出することはできない。その時、
フレーム検出信号aは非アクティブ状態になる。
【0027】21は、ロック検出信号bのアクティブ状
態及びフレーム検出信号aの非アクティブ状態を検出し
て、疑似キャリアロックを示す疑似ロック検出信号cを
出力する疑似ロック検出回路である。疑似キャリアロッ
クの発生中、上記のようにキャリア再生ループはロック
しかつベースバンドを復調できないので、これを検出す
ることにより疑似キャリアロックを検出することができ
る。
【0028】22はタイマーであり、疑似ロック検出信
号cのイネーブル状態に応じて計数を行い、CPU13
からのダウンロードされた所定設定値までカウントされ
ると出力信号dを出力し、リセットされる。
【0029】23はタイマー22の出力に応じてカウン
トアップされ、アドレス信号eを発生するアドレスカウ
ンタである。24は、複数のアドレスを有し、それぞれ
に補正データが記憶される補正データメモリである。ア
ドレス信号eに応じて番地の若い順番から補正データが
読み出される。補正データメモリ24のそれぞれの番地
には、例えば図2のように補正データが記憶される。図
2では、番地が若くなると位相ずれの小さい順にデータ
が記憶されている。データの記憶の順番としては、番地
の若い順から、疑似キャリアロックが起こる確率の高い
位相ずれに対応した補正データを記憶すると、短時間で
疑似キャリアロックから脱することができる。例えば、
疑似キャリアロックを起こす周波数ずれを正規分布化に
して、その分布から補正データの順番を決める手法が挙
げられる。
【0030】図1の補正データメモリ24はCPU13
からのデータを格納することが可能である。再生クロッ
クfsymが可変の場合、CPU13が補正データを演
算し、またはテーブルより補正データを読み出して、そ
の補正データに格納させる。この場合、補正データメモ
リ24として例えばRAM等の読み出し及び書き込みが
可能なメモリを用いて好適である。また、再生クロック
fsymが固定の場合は、補正データメモリをROMで
構成し、ROMに固定の補正データを格納させておくこ
とも可能である。
【0031】25は、CPU13からの選局データと、
補正データとを加算する加算器である。加算器25の出
力データによって、プログラマブルディバイダ15の分
周が変更され、その結果局部発振周波数frが変更され
る。よって、QPSK変調の場合、局部発振周波数fr
が再生クロックのm×fsym/4の分だけ微調整され
ることになる。局部発振信号frの周波数が微調整され
ると、式(1)のΔfの量が変わり、ベースバンドの位
相が強制的に変更される。ベースバンドの位相ずれの量
と補正の量とが一致し、かつ位相ずれの方向と補正方向
とが逆方向になると、復調器6のベースバンドのベクト
ルは本来あるべき点に(例えば、図4の●点A)補正さ
れ、疑似キャリアロック状態から脱する。
【0032】次に、図1の一連の動作について説明す
る。尚、初期状態において、アドレスカウンタ23のカ
ウント値は「0」に設定されており、補正データメモリ
24の0番地が指定されるので、メモリ24の出力デー
タは0になる。この為、初期状態では、加算器25から
CPU13の選局データがそのまま出力され、局部発振
周波数frは無調整状態にある。ここで、疑似キャリア
ロック状態が検出されると、タイマー22の動作が開始
される。所定時間経過すると、アドレスカウンタ23の
カウント値が1にカウントアップされ、補正データメモ
リ24の1番地を指定するアドレス信号が出力される。
メモリ24から補正データ+fsym/2 nが出力さ
れ、加算器25から(選局データ+fsym/2n)の
データが出力される。
【0033】すると、局部発振周波数が補正され、I及
びQ信号のベクトルの位相が変更されるので、復調器の
6のキャリア再生ループが一旦アンロック状態になる。
これにより、位相誤差検出回路10のロック検出信号b
が非アクティブ状態になると、疑似ロック検出信号cは
ディセーブル状態になり、タイマー22の動作は一時中
断される。その後、キャリア再生ループがロック状態に
なり、ロック検出信号bがアクティブ状態になると、疑
似ロック検出信号cはイネーブル状態になり、タイマー
22の一時停止状態は解除される。
【0034】その後、キャリア再生ループが正常にロッ
クされ、復調器6から正しいデータが得られると、フレ
ーム同期パターンが検出され、フレーム検出信号aがア
クティブ状態になり、疑似ロック検出信号cはディセー
ブル状態になる。その為、タイマー22の動作が一時停
止され、アドレスカウンタ23のカウント動作が保持状
態になる。よって、補正データは更新されず、補正デー
タ+fsym/2nの出力が保持され、その結果キャリ
ア補正ループの正常なロック状態が持続される。
【0035】逆に、キャリア再生ループが疑似キャリア
ロック状態であれば、ベースバンドに正しいデータは含
まれないため、フレーム検出信号aはそのまま非アクテ
ィブ状態を示し、疑似ロック検出信号cがそのまま出力
される。その為、タイマー22は計数を続け、所定時間
経過するとアドレスカウンタ23が「2」に更新される
と、補正データメモリ24の2番地から補正データ−f
sym/2nが出力される。これにより、局部発振周波
数frが補正される。以上、局部発振周波数frの補正
処理は、キャリア再生ループが正常にロックするまで、
例えば図2のように補正データを+1倍、−1倍、+2
倍、−2倍・・・の順番で続けられる。
【0036】
【発明の効果】本発明に依れば、CPUを用いることな
く、疑似キャリアロックを検出することができるので、
CPUのソフトウェアの負担を軽減することができる。
補正データを疑似キャリアロックが発生する確率の高い
位相ずれに対応して、その順に局部発振周波数の補正を
行うので、短時間で疑似キャリアロックから脱すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1の補正データメモリ内のアドレスと補正デ
ータとについて示した図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【図4】疑似ロック時のQPSK方式における信号スペ
ース図である。
【図5】デジタルテレビジョン信号のデータ列を示す図
である。
【図6】衛星デジタルテレビ受信機を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
20 フレーム同期検出回路 21 疑似ロック検出回路 22 タイマー 23 アドレスカウンタ 24 補正データメモリ 25 加算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリア再生ループから再生される再生
    キャリアによって、直交位相変調信号をI及びQベース
    バンド信号に復調する直交位相復調回路において、 キャリア再生ループがロックしたこと及び前記ベースバ
    ンド信号のフレームが非同期であることを検出して、疑
    似ロックであると検出する疑似ロック検出回路から成る
    ことを特徴とする疑似ロック検出システム。
  2. 【請求項2】 前記疑似ロック検出回路は、キャリア再
    生ループのロック検出信号及びフレーム同期検出信号に
    応じて、疑似ロックを検出することを特徴とする請求項
    1記載の疑似ロック検出システム。
  3. 【請求項3】 局部発振信号を出力する局部発振回路
    と、疑似ロックが検出されたときに局部発振周波数を変
    更する疑似ロック防止回路を備えることを特徴とする請
    求項1記載の疑似ロック検出システム。
  4. 【請求項4】 疑似ロック防止回路は、 前記疑似ロック検出回路の検出信号に応じて始動するタ
    イマーと、 前記タイマーの出力信号に応じてカウントアップし、カ
    ウント値に応じてアドレス信号を出力するアドレスカウ
    ンタと、 前記アドレス信号に応じたアドレスから補正データが読
    み出される補正データメモリと、 局部発振周波数を設定するための選局データ及び補正デ
    ータを加算する加算器とから成ることを特徴とする請求
    項3記載の疑似ロック検出システム。
JP11081788A 1999-03-25 1999-03-25 疑似ロック検出システム Pending JP2000278344A (ja)

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US09/533,583 US6353358B1 (en) 1999-03-25 2000-03-23 Quadrature demodulation circuit with a pseudo locked state detection system
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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