JP2000229395A - 光学用易接着フィルム - Google Patents
光学用易接着フィルムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた透明性、易接着性を有し、プリズムレ
ンズ加工工程等の後工程において優れた耐スクラッチ性
を有する光学用易接着フィルムを提供すること。 【解決手段】 二軸配向ポリエステルフィルムの一方の
表面に共重合ポリエステル系樹脂及びポリウレタン系樹
脂からなる易接着層が形成されてなり、全光線透過率が
90%以上、該易接着層の静摩擦係数(μs)が0.5
0以下、動摩擦係数(μd)が0.45以下であり、該
易接着層上に光硬化型アクリル系コート層を設けて測定
した剥離率が5%以下であることを特徴とする。
ンズ加工工程等の後工程において優れた耐スクラッチ性
を有する光学用易接着フィルムを提供すること。 【解決手段】 二軸配向ポリエステルフィルムの一方の
表面に共重合ポリエステル系樹脂及びポリウレタン系樹
脂からなる易接着層が形成されてなり、全光線透過率が
90%以上、該易接着層の静摩擦係数(μs)が0.5
0以下、動摩擦係数(μd)が0.45以下であり、該
易接着層上に光硬化型アクリル系コート層を設けて測定
した剥離率が5%以下であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学用易接着フィ
ルム、特に、優れた透明性、易接着性、耐スクラッチ性
を有する光学用易接着フィルムに関するものである。
ルム、特に、優れた透明性、易接着性、耐スクラッチ性
を有する光学用易接着フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二軸配向ポリエステルフィルムは
優れた透明性、寸法安定性、耐薬品性などを有すること
から各種光学用フィルムとして多く利用されている。
優れた透明性、寸法安定性、耐薬品性などを有すること
から各種光学用フィルムとして多く利用されている。
【0003】特に、液晶表示装置に用いられるプリズム
レンズシート用のベースフィルムやタッチパネル用ベー
スフィルム、バックライト用ベースフィルム、AR(ア
ンチリフレクション)フィルム用のベースフィルムやC
RT用の破砕防止フィルムの用途は、優れた強度、寸法
安定性が要求されるため100μm以上の比較的厚手の
フィルムが好適に用いられる。この様な光学用フィルム
に用いられるフィルムは優れた透明性とプリズムレンズ
加工やハードコート加工、AR加工に対する優れた易接
着性が要求される他、フィルム表面の微小なキズも光学
的な欠点となるため極力少ないことが望まれる。
レンズシート用のベースフィルムやタッチパネル用ベー
スフィルム、バックライト用ベースフィルム、AR(ア
ンチリフレクション)フィルム用のベースフィルムやC
RT用の破砕防止フィルムの用途は、優れた強度、寸法
安定性が要求されるため100μm以上の比較的厚手の
フィルムが好適に用いられる。この様な光学用フィルム
に用いられるフィルムは優れた透明性とプリズムレンズ
加工やハードコート加工、AR加工に対する優れた易接
着性が要求される他、フィルム表面の微小なキズも光学
的な欠点となるため極力少ないことが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に二軸
配向ポリエステルフィルムは概して他の材料、例えばア
クリル系樹脂を主成分とするプリズムレンズやハードコ
ート層との接着性が悪い。また、一般に、二軸配向ポリ
エステルフィルムに易滑性を付与するための微粒子が添
加されるがこれら微粒子は透明性を阻害する傾向にあ
る。
配向ポリエステルフィルムは概して他の材料、例えばア
クリル系樹脂を主成分とするプリズムレンズやハードコ
ート層との接着性が悪い。また、一般に、二軸配向ポリ
エステルフィルムに易滑性を付与するための微粒子が添
加されるがこれら微粒子は透明性を阻害する傾向にあ
る。
【0005】さらに、基材フィルムとしての二軸配向ポ
リエステルフィルム中に易滑性を付与するための微粒子
を含まないか透明性を阻害しない程度に添加量が少ない
場合は、一般に、易接着層に易滑性付与を目的とした粒
子を添加する必要があるがこれらの微粒子は透明性を確
保するためにその直径が可視光線の波長以下の極めて平
均粒径の小さい微粒子を用いる必要がある。しかし、こ
のような平均粒径の小さい微粒子のみでは透明性は確保
できるもののプリズムレンズ加工工程等の後工程におい
て接触するロールによってフィルム表面に傷がつきやす
い(以下スクラッチ性と言う)と言う欠点が最近、問題
となってきている。
リエステルフィルム中に易滑性を付与するための微粒子
を含まないか透明性を阻害しない程度に添加量が少ない
場合は、一般に、易接着層に易滑性付与を目的とした粒
子を添加する必要があるがこれらの微粒子は透明性を確
保するためにその直径が可視光線の波長以下の極めて平
均粒径の小さい微粒子を用いる必要がある。しかし、こ
のような平均粒径の小さい微粒子のみでは透明性は確保
できるもののプリズムレンズ加工工程等の後工程におい
て接触するロールによってフィルム表面に傷がつきやす
い(以下スクラッチ性と言う)と言う欠点が最近、問題
となってきている。
【0006】本発明は前記問題点に鑑み、優れた透明
性、易接着性を有し、プリズムレンズ加工工程等の後工
程において優れた耐スクラッチ性を有する光学用易接着
フィルムを提供することを目的とする。
性、易接着性を有し、プリズムレンズ加工工程等の後工
程において優れた耐スクラッチ性を有する光学用易接着
フィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学用易接着フィルムは、二軸配向ポリエ
ステルフィルムの一方の表面に共重合ポリエステル系樹
脂及びポリウレタン系樹脂からなる易接着層が形成され
てなり、全光線透過率が90%以上、該易接着層の静摩
擦係数(μs)が0.50以下、動摩擦係数(μd)が
0.45以下であり、該易接着層上に光硬化型アクリル
系コート層を設けて測定した剥離率が5%以下であるこ
とを特徴とする。
め、本発明の光学用易接着フィルムは、二軸配向ポリエ
ステルフィルムの一方の表面に共重合ポリエステル系樹
脂及びポリウレタン系樹脂からなる易接着層が形成され
てなり、全光線透過率が90%以上、該易接着層の静摩
擦係数(μs)が0.50以下、動摩擦係数(μd)が
0.45以下であり、該易接着層上に光硬化型アクリル
系コート層を設けて測定した剥離率が5%以下であるこ
とを特徴とする。
【0008】ここで、剥離率とは下記式から求めた値を
意味する。 剥離率(%)=(剥がれ面積/評価面積)×100 上記の構成からなる本発明の光学用易接着フィルムは、
優れた透明性、易接着性を有するとともに加工工程で優
れた耐スクラッチ性を有する。
意味する。 剥離率(%)=(剥がれ面積/評価面積)×100 上記の構成からなる本発明の光学用易接着フィルムは、
優れた透明性、易接着性を有するとともに加工工程で優
れた耐スクラッチ性を有する。
【0009】また、易接着層が、平均粒径20〜300
nmの微粒子をA5〜50重量%、平均粒径300〜1
0000nmの微粒子Bを0.1〜15重量%を含有す
る樹脂を0.05〜0.5g/m2塗布したものである
ことができる。
nmの微粒子をA5〜50重量%、平均粒径300〜1
0000nmの微粒子Bを0.1〜15重量%を含有す
る樹脂を0.05〜0.5g/m2塗布したものである
ことができる。
【0010】また、易接着層を構成する共重合ポリエス
テル系樹脂とポリウレタン系樹脂の固形分重量比が、9
0:10〜10:90であることができる。
テル系樹脂とポリウレタン系樹脂の固形分重量比が、9
0:10〜10:90であることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学用易接着フィ
ルムの実施の形態を説明する。
ルムの実施の形態を説明する。
【0012】本発明の基材フィルムである二軸配向ポリ
エステルフィルムはポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレート又はこれらの樹脂の構成成分を主成分とする共
重合体が用いられるが、なかでもポリエチレンテレフタ
レートから形成された二軸配向フィルムであるのが特に
好適である。
エステルフィルムはポリエチレンテレフタレート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレート又はこれらの樹脂の構成成分を主成分とする共
重合体が用いられるが、なかでもポリエチレンテレフタ
レートから形成された二軸配向フィルムであるのが特に
好適である。
【0013】二軸配向ポリエステルフィルムを形成する
樹脂としてポリエステル共重合体を用いる場合、そのジ
カルボン酸成分の主成分がテレフタル酸又は2,6−ナ
フタレンジカルボン酸である他アジピン酸、セバシン酸
等の脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳
香族ジカルボン酸、トリメリロット酸及びピロメリロッ
ト酸等の多官能カルボン酸等が用いられる。また、グリ
コール成分の主成分がエチレングリコール又は1,4−
ブタンジオールである他エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,4ブタンジ
オール及びネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコー
ル、p−キシレングリコール等の芳香族グリコール;
1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコ
ール、平均分子量が150〜20000のポリエチレン
グリコール等が用いられる。ポリエステル中の好ましい
共重合成分の比率は20%以下である。共重合成分が2
0%を越えるときはフィルム強度、透明性、耐熱性が劣
る場合がある。また、上記ポリエステル系樹脂には、各
種の添加剤が含有されていても良い。添加剤として例え
ば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、安定剤等が挙げられ
る。また、本発明のポリエステル系基材フィルムには、
易滑性付与を目的とした粒子は添加しないのが望まし
い。
樹脂としてポリエステル共重合体を用いる場合、そのジ
カルボン酸成分の主成分がテレフタル酸又は2,6−ナ
フタレンジカルボン酸である他アジピン酸、セバシン酸
等の脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等の芳
香族ジカルボン酸、トリメリロット酸及びピロメリロッ
ト酸等の多官能カルボン酸等が用いられる。また、グリ
コール成分の主成分がエチレングリコール又は1,4−
ブタンジオールである他エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,4ブタンジ
オール及びネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコー
ル、p−キシレングリコール等の芳香族グリコール;
1,4−シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコ
ール、平均分子量が150〜20000のポリエチレン
グリコール等が用いられる。ポリエステル中の好ましい
共重合成分の比率は20%以下である。共重合成分が2
0%を越えるときはフィルム強度、透明性、耐熱性が劣
る場合がある。また、上記ポリエステル系樹脂には、各
種の添加剤が含有されていても良い。添加剤として例え
ば、帯電防止剤、紫外線吸収剤、安定剤等が挙げられ
る。また、本発明のポリエステル系基材フィルムには、
易滑性付与を目的とした粒子は添加しないのが望まし
い。
【0014】また、本発明の光学用易接着フィルムは、
二軸配向ポリエステルフィルムの一方の表面に積層、好
ましくは二軸配向ポリエステルフィルムの製膜中に積層
される易接着層に、適当な粒径の微小粒子を含有させる
ことにより滑り性をもたせておけば、良好な巻き取り
性、キズ発生防止機能を付与できる。このため、二軸配
向ポリエステルフィルム中には微粒子を含有させなくて
もよく、高透明性を保持することができる。
二軸配向ポリエステルフィルムの一方の表面に積層、好
ましくは二軸配向ポリエステルフィルムの製膜中に積層
される易接着層に、適当な粒径の微小粒子を含有させる
ことにより滑り性をもたせておけば、良好な巻き取り
性、キズ発生防止機能を付与できる。このため、二軸配
向ポリエステルフィルム中には微粒子を含有させなくて
もよく、高透明性を保持することができる。
【0015】また、二軸配向ポリエステルフィルムを製
造するのに用いるポリエステル樹脂ペレットの固有粘度
は、0.45〜0.70デシリットル/gの範囲である
のが好ましい。ポリエステル樹脂の固有粘度が0.45
デシリットル/gよりも低いと、得られたフィルムの耐
引き裂き性向上効果が悪化するし、固有粘度が0.70
デシリットル/gより大きいとポリエステル樹脂の溶融
時の濾圧上昇が大きくなり不純物除去のための高精度濾
過が困難となる。
造するのに用いるポリエステル樹脂ペレットの固有粘度
は、0.45〜0.70デシリットル/gの範囲である
のが好ましい。ポリエステル樹脂の固有粘度が0.45
デシリットル/gよりも低いと、得られたフィルムの耐
引き裂き性向上効果が悪化するし、固有粘度が0.70
デシリットル/gより大きいとポリエステル樹脂の溶融
時の濾圧上昇が大きくなり不純物除去のための高精度濾
過が困難となる。
【0016】本発明の光学用易接着フィルムの易接着層
は、共重合ポリエステル系樹脂及びポリウレタン系樹脂
の樹脂混合物から形成されている。易接着層が共重合ポ
リエステル系樹脂単独で形成されている場合は二軸配向
ポリエステルフィルムとの接着性は十分であるが、プリ
ズムレンズやハードコート層の形成に用いられるアクリ
ル系樹脂との接着性が劣る。また、易接着層がポリウレ
タン系樹脂単独で形成されている場合はアクリレート系
樹脂との接着性には優れるが二軸配向ポリエステルフィ
ルムとの接着性が劣る。
は、共重合ポリエステル系樹脂及びポリウレタン系樹脂
の樹脂混合物から形成されている。易接着層が共重合ポ
リエステル系樹脂単独で形成されている場合は二軸配向
ポリエステルフィルムとの接着性は十分であるが、プリ
ズムレンズやハードコート層の形成に用いられるアクリ
ル系樹脂との接着性が劣る。また、易接着層がポリウレ
タン系樹脂単独で形成されている場合はアクリレート系
樹脂との接着性には優れるが二軸配向ポリエステルフィ
ルムとの接着性が劣る。
【0017】本発明の易接着層を形成するのに用いる共
重合ポリエステル系樹脂はジカルボン酸と、分岐したグ
リコールとを構成成分とする。ここで言う分岐したグリ
コールとは枝分かれしたアルキル基を有するジオールで
あって、例えば、2,2−ジメチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−ブチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパ
ンジオール、2−メチル−2−イソプロピル−1,3−
プロパンジオール、2−メチル−2−n−ヘキシル−
1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3
−プロパンジオール、2−エチル−2−n−ブチル−
1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−n−ヘキ
シル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジ−n−ブ
チル−1,3−プロパンジオール、2−n−ブチル−2
−プロピル−1,3−プロパンジオール、及び2,2−
ジ−n−ヘキシル−1,3−プロパンジオールなどが挙
げられる。
重合ポリエステル系樹脂はジカルボン酸と、分岐したグ
リコールとを構成成分とする。ここで言う分岐したグリ
コールとは枝分かれしたアルキル基を有するジオールで
あって、例えば、2,2−ジメチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−ブチル−1,3−プロパン
ジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパ
ンジオール、2−メチル−2−イソプロピル−1,3−
プロパンジオール、2−メチル−2−n−ヘキシル−
1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3
−プロパンジオール、2−エチル−2−n−ブチル−
1,3−プロパンジオール、2−エチル−2−n−ヘキ
シル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジ−n−ブ
チル−1,3−プロパンジオール、2−n−ブチル−2
−プロピル−1,3−プロパンジオール、及び2,2−
ジ−n−ヘキシル−1,3−プロパンジオールなどが挙
げられる。
【0018】上記の、分岐したグリコール成分は全グリ
コール成分の中に、好ましくは10モル%以上の割合
で、さらに好ましくは20モル%以上の割合で含有され
る。上記化合物以外のグリコール成分としてはエチレン
グリコールが最も好ましい。少量であれば、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、
ヘキサンジオールまたは1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールなどを用いても良い。
コール成分の中に、好ましくは10モル%以上の割合
で、さらに好ましくは20モル%以上の割合で含有され
る。上記化合物以外のグリコール成分としてはエチレン
グリコールが最も好ましい。少量であれば、ジエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、
ヘキサンジオールまたは1,4−シクロヘキサンジメタ
ノールなどを用いても良い。
【0019】上記共重合ポリエステル系樹脂の構成成分
としてのジカルボン酸としては、テレフタル酸又はイソ
フタル酸であるのが最も好ましい。少量であれば他のジ
カルボン酸、特に、ジフェニルカルボン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸を加え
て共重合させてもよい。上記ジカルボン酸の他に、共重
合ポリエステル系樹脂に水分散性を付与させるため、5
−スルホイソフタル酸を1〜10モル%の値囲で共重合
させるのが好ましく、例えば、スルホテレフタル酸、5
−スルホイソフタル酸、4−スルホナフタレンイソフタ
ル酸−2,7−ジカルボン酸、5−(4−スルホフェノ
キシ)イソフタル酸及びその塩類等を挙げることができ
る。
としてのジカルボン酸としては、テレフタル酸又はイソ
フタル酸であるのが最も好ましい。少量であれば他のジ
カルボン酸、特に、ジフェニルカルボン酸、2,6−ナ
フタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸を加え
て共重合させてもよい。上記ジカルボン酸の他に、共重
合ポリエステル系樹脂に水分散性を付与させるため、5
−スルホイソフタル酸を1〜10モル%の値囲で共重合
させるのが好ましく、例えば、スルホテレフタル酸、5
−スルホイソフタル酸、4−スルホナフタレンイソフタ
ル酸−2,7−ジカルボン酸、5−(4−スルホフェノ
キシ)イソフタル酸及びその塩類等を挙げることができ
る。
【0020】本発明の光学用易接着フィルムの易接着層
を形成するのに用いるポリウレタン系樹脂は、例えば、
ブロック型イソシアネート基を含有する樹脂であって、
末端イソシアネート基を親水性基で封鎖(以下ブロック
と言う)した、熱反応型の水溶性ウレタンなどが挙げら
れる。上記イソシアネート基のブロック化剤としては、
重亜硫酸塩類及びスルホン酸基を含有したフェノール
類、アルコール類、ラクタム類、オキシム類及び活性メ
チレン化合物類等が挙げられる。ブロック化されたイソ
シアネート基はウレタンプレポリマーを親水化あるいは
水溶性化する。二軸配向ポリエステルフィルム面上に易
接着層を形成する際の乾燥あるいは熱セット過程で、上
記ポリウレタン系樹脂に熱エネルギーが与えられると、
ブロック化剤がイソシアネート基からはずれるため、上
記樹脂は自己架橋した編み目に混合した水分散性共重合
ポリエステル樹脂を固定化するとともに上記樹脂の末端
基等とも反応する。塗布液調整中のポリウレタン系樹脂
は親水性であるため耐水性が悪いが、二軸配向ポリエス
テルフィルム面上に塗布、乾燥、熱セットして熱反応が
完了すると、ポリウレタン系樹脂の親水基すなわちブロ
ック化剤がはずれるため、耐水性が良好な易接着層とな
る塗膜が得られる。
を形成するのに用いるポリウレタン系樹脂は、例えば、
ブロック型イソシアネート基を含有する樹脂であって、
末端イソシアネート基を親水性基で封鎖(以下ブロック
と言う)した、熱反応型の水溶性ウレタンなどが挙げら
れる。上記イソシアネート基のブロック化剤としては、
重亜硫酸塩類及びスルホン酸基を含有したフェノール
類、アルコール類、ラクタム類、オキシム類及び活性メ
チレン化合物類等が挙げられる。ブロック化されたイソ
シアネート基はウレタンプレポリマーを親水化あるいは
水溶性化する。二軸配向ポリエステルフィルム面上に易
接着層を形成する際の乾燥あるいは熱セット過程で、上
記ポリウレタン系樹脂に熱エネルギーが与えられると、
ブロック化剤がイソシアネート基からはずれるため、上
記樹脂は自己架橋した編み目に混合した水分散性共重合
ポリエステル樹脂を固定化するとともに上記樹脂の末端
基等とも反応する。塗布液調整中のポリウレタン系樹脂
は親水性であるため耐水性が悪いが、二軸配向ポリエス
テルフィルム面上に塗布、乾燥、熱セットして熱反応が
完了すると、ポリウレタン系樹脂の親水基すなわちブロ
ック化剤がはずれるため、耐水性が良好な易接着層とな
る塗膜が得られる。
【0021】上記ブロック化剤の内、熱処理温度、熱処
理時間が適当で、工業的に広く用いられるものとしては
重亜硫酸塩類が最も好ましい。上記ポリウレタン系樹脂
において用いられるウレタンプレポリマーの化学組成と
しては、(1)分子内に2個以上の活性水素原子を有す
る有機ポリイソシアネート、あるいは分子内に少なくと
も2個の活性水素原子を有する分子量が200〜20,
000の化合物、(2)分子内に2個以上のイソシアネ
ート基を有する有機ポリイソシアネート又は(3)分子
内に少なくとも2個活性水素原子を有する鎖伸長剤を反
応せしめて得られる、末端イソシアネート基を有する化
合物である。
理時間が適当で、工業的に広く用いられるものとしては
重亜硫酸塩類が最も好ましい。上記ポリウレタン系樹脂
において用いられるウレタンプレポリマーの化学組成と
しては、(1)分子内に2個以上の活性水素原子を有す
る有機ポリイソシアネート、あるいは分子内に少なくと
も2個の活性水素原子を有する分子量が200〜20,
000の化合物、(2)分子内に2個以上のイソシアネ
ート基を有する有機ポリイソシアネート又は(3)分子
内に少なくとも2個活性水素原子を有する鎖伸長剤を反
応せしめて得られる、末端イソシアネート基を有する化
合物である。
【0022】上記(1)の化合物として一般に用いるこ
とができるものは、末端又は分子中に2個以上のヒドロ
キシル基、カルボキシル基、アミノ基あるいはメルカプ
ト基を含むものであり、特に好ましい化合物としては、
ポリエーテルポリオール及びポリエーテルエステルポリ
オール等が挙げられる。ポリエーテルポリオールとして
は、例えば、エチレンオキシド及びプロピレンオキシド
等のアルキレンオキシド類、スチレンオキシド若しくは
エピクロルヒドリン等を重合した化合物、又はそれらの
ランダム共重合、ブロック共重合又は多価アルコールヘ
の付加重合を行って得られた化合物がある。ポリエステ
ルポリオール及びポリエーテルエステルポリオールとし
ては、主として直鎖状あるいは分岐状の化合物が挙げら
れ、例えば、コハク酸、アジピン酸、フタル酸及び無水
マレイン酸等の多価の飽和若しくは不飽和カルボン酸又
はこれらのカルボン酸無水物等と、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール及
びトリメチロールプロパン等の多価の飽和及び不飽和の
アルコール類、比較的低分子量のポリエチレングリコー
ルおよびポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
エーテルグリコール類、あるいはそれらアルコール類の
混合物とを縮合することにより得ることができる。さら
に、ポリエステルポリオールとしてはラクトン及びヒド
ロキシ酸から得られるポリエステル類、またポリエーテ
ルエステルポリオールとしては、あらかじめ製造された
ポリエステル類にエチレンオキシドあるいはプロピレン
オキシド等を付加せしめたポリエーテルエステル類も使
用することができる。
とができるものは、末端又は分子中に2個以上のヒドロ
キシル基、カルボキシル基、アミノ基あるいはメルカプ
ト基を含むものであり、特に好ましい化合物としては、
ポリエーテルポリオール及びポリエーテルエステルポリ
オール等が挙げられる。ポリエーテルポリオールとして
は、例えば、エチレンオキシド及びプロピレンオキシド
等のアルキレンオキシド類、スチレンオキシド若しくは
エピクロルヒドリン等を重合した化合物、又はそれらの
ランダム共重合、ブロック共重合又は多価アルコールヘ
の付加重合を行って得られた化合物がある。ポリエステ
ルポリオール及びポリエーテルエステルポリオールとし
ては、主として直鎖状あるいは分岐状の化合物が挙げら
れ、例えば、コハク酸、アジピン酸、フタル酸及び無水
マレイン酸等の多価の飽和若しくは不飽和カルボン酸又
はこれらのカルボン酸無水物等と、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール及
びトリメチロールプロパン等の多価の飽和及び不飽和の
アルコール類、比較的低分子量のポリエチレングリコー
ルおよびポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
エーテルグリコール類、あるいはそれらアルコール類の
混合物とを縮合することにより得ることができる。さら
に、ポリエステルポリオールとしてはラクトン及びヒド
ロキシ酸から得られるポリエステル類、またポリエーテ
ルエステルポリオールとしては、あらかじめ製造された
ポリエステル類にエチレンオキシドあるいはプロピレン
オキシド等を付加せしめたポリエーテルエステル類も使
用することができる。
【0023】上記(2)の有機ポリイソシアネートとし
ては、トルイレンジイソシアネートの異性体類、4,4
−ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソ
シアネート類、キシリレンジイソシアネート等の芳香族
系脂肪族ジイソシアネート類、イソホロジイソシアネー
ト及び4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト等の脂環式ジイソシアネート類、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート及び2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート類又は
これらの化合物を単一あるいは複数でトリメチロールプ
ロパン等とあらかじめ付加させたポリイソシアネート類
などが挙げられる。
ては、トルイレンジイソシアネートの異性体類、4,4
−ジフェニルメタンジイソシアネート等の芳香族ジイソ
シアネート類、キシリレンジイソシアネート等の芳香族
系脂肪族ジイソシアネート類、イソホロジイソシアネー
ト及び4,4−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネー
ト等の脂環式ジイソシアネート類、ヘキサメチレンジイ
ソシアネート及び2,2,4−トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネート類又は
これらの化合物を単一あるいは複数でトリメチロールプ
ロパン等とあらかじめ付加させたポリイソシアネート類
などが挙げられる。
【0024】上記(3)の少なくとも2個の活性水素を
有する鎖伸長剤としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール若しくは1,
6−ヘキサンジオール等のグリコール類、グリセリン、
トリメチロールプロパン若しくはペンタエリスリトール
等の多価アルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン若しくはピペラジン等のジアミン類、モノ
エタノールアミン若しくはジエタノールアミン等のアミ
ノアルコール類、チオジエチレングルコール等のチオジ
グリコール類又は水等が挙げられる。
有する鎖伸長剤としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール若しくは1,
6−ヘキサンジオール等のグリコール類、グリセリン、
トリメチロールプロパン若しくはペンタエリスリトール
等の多価アルコール類、エチレンジアミン、ヘキサメチ
レンジアミン若しくはピペラジン等のジアミン類、モノ
エタノールアミン若しくはジエタノールアミン等のアミ
ノアルコール類、チオジエチレングルコール等のチオジ
グリコール類又は水等が挙げられる。
【0025】ウレタンプレポリマーを合成するには通
常、上記鎖伸長剤を用いた一段式あるいは多段式イソシ
アネート重付加方法により、150℃以下、好ましくは
70〜120℃の温度において、5分ないし数時間反応
させる。活性水素原子に対するイソシアネート基の比
は、1以上であれば自由に選べるが、得られるウレタン
プレポリマー中に遊離のイソシアネート基が残存するこ
とが必要である。さらに遊離のイソシアネート基の含有
量は10重量%以下であればよいが、ブロック化された
後のウレタンプレポリマー水溶液の安定性を考慮する
と、7重量%以下であるのが好ましい。
常、上記鎖伸長剤を用いた一段式あるいは多段式イソシ
アネート重付加方法により、150℃以下、好ましくは
70〜120℃の温度において、5分ないし数時間反応
させる。活性水素原子に対するイソシアネート基の比
は、1以上であれば自由に選べるが、得られるウレタン
プレポリマー中に遊離のイソシアネート基が残存するこ
とが必要である。さらに遊離のイソシアネート基の含有
量は10重量%以下であればよいが、ブロック化された
後のウレタンプレポリマー水溶液の安定性を考慮する
と、7重量%以下であるのが好ましい。
【0026】得られた上記ウレタンプレポリマーは、好
ましくは重亜硫酸塩を用いてブロック化を行う。重亜硫
酸塩水溶液と混合し、約5分〜1時間、よく撹拌しなが
ら反応を進行させる。反応温度は60℃以下とするのが
好ましい。その後、水で希釈して適当な濃度にして、熱
反応型水溶性ウレタン組成物とする。該組成物は使用す
る際、適当な濃度および粘度に調製するが、通常80〜
200℃前後に加熱すると、ブロック剤の重亜硫酸塩が
解離し、活性なイソシアネート基が再生するために、プ
レポリマーの分子内あるいは分子間で起こる重付加反応
によってポリウレタン重合体が生成したり、また他の官
能基への付加を起こす性質を有するようになる。
ましくは重亜硫酸塩を用いてブロック化を行う。重亜硫
酸塩水溶液と混合し、約5分〜1時間、よく撹拌しなが
ら反応を進行させる。反応温度は60℃以下とするのが
好ましい。その後、水で希釈して適当な濃度にして、熱
反応型水溶性ウレタン組成物とする。該組成物は使用す
る際、適当な濃度および粘度に調製するが、通常80〜
200℃前後に加熱すると、ブロック剤の重亜硫酸塩が
解離し、活性なイソシアネート基が再生するために、プ
レポリマーの分子内あるいは分子間で起こる重付加反応
によってポリウレタン重合体が生成したり、また他の官
能基への付加を起こす性質を有するようになる。
【0027】上記に説明したブロック型イソシアネート
基を含有する樹脂の1例としては、第一工業製薬(株)
製の商品名エラストロンが代表的に例示される。エラス
トロンは、重亜硫酸ソーダによってイソシアネート基を
ブロックしたものであり、分子末端に強力な親水性を有
する、ガルバモイルスルホネート基が存在するため、水
溶性となっている。
基を含有する樹脂の1例としては、第一工業製薬(株)
製の商品名エラストロンが代表的に例示される。エラス
トロンは、重亜硫酸ソーダによってイソシアネート基を
ブロックしたものであり、分子末端に強力な親水性を有
する、ガルバモイルスルホネート基が存在するため、水
溶性となっている。
【0028】本発明で使用される、分岐したグリコール
成分を含有する共重合ポリエステル系樹脂(A)及びブ
ロック型イソシアネート基を含有するポリウレタン系樹
脂(B)を混合して二軸配向ポリエステルフィルムへの
塗布液を調製する場合、樹脂(A)と樹脂(B)の重量
比は(A):(B)=90:10〜10:90が好まし
く、更に好ましくは(A):(B)=80:20〜2
0:80の範囲である。固形分重量に対する上記樹脂
(A)の割合が10重量%未満では、二軸配向ポリエス
テルフィルムヘの塗布性が不良で、表面層と該フィルム
との間の接着性が不十分となる。また、固形分重量に対
する上記樹脂(B)の割合が10重量%未満の場合に
は、UV硬化タイプのハードコートにおいては実用性の
ある接着性が得られない。
成分を含有する共重合ポリエステル系樹脂(A)及びブ
ロック型イソシアネート基を含有するポリウレタン系樹
脂(B)を混合して二軸配向ポリエステルフィルムへの
塗布液を調製する場合、樹脂(A)と樹脂(B)の重量
比は(A):(B)=90:10〜10:90が好まし
く、更に好ましくは(A):(B)=80:20〜2
0:80の範囲である。固形分重量に対する上記樹脂
(A)の割合が10重量%未満では、二軸配向ポリエス
テルフィルムヘの塗布性が不良で、表面層と該フィルム
との間の接着性が不十分となる。また、固形分重量に対
する上記樹脂(B)の割合が10重量%未満の場合に
は、UV硬化タイプのハードコートにおいては実用性の
ある接着性が得られない。
【0029】本発明の光学用易接着フィルムを製造する
のに使用される水性塗布液には、熱架橋反応を促進させ
るため、触媒を添加しても良く、例えば無機物質、塩
類、有機物質、アルカリ性物質、酸性物質および合金属
有機化合物等、種々の化学物質が用いられる。また水溶
液のpHを調節するために、アルカリ性物質あるいは酸
性物質を添加してもよい。
のに使用される水性塗布液には、熱架橋反応を促進させ
るため、触媒を添加しても良く、例えば無機物質、塩
類、有機物質、アルカリ性物質、酸性物質および合金属
有機化合物等、種々の化学物質が用いられる。また水溶
液のpHを調節するために、アルカリ性物質あるいは酸
性物質を添加してもよい。
【0030】上記水性塗布液をフィルム表面に塗布する
際には、該フィルムヘの濡れ性を上げ、塗布液を均一に
コートするために、公知のアニオン性活性剤及びノニオ
ン性の界面活性剤を必要量添加して用いることができ
る。塗布液を調整するのに用いる溶剤は、水の他にエタ
ノール、イソプロピルアルコール及びベンジルアルコー
ル等のアルコール類を、全塗布液に占める割合が50重
量%以下となるまで混合してもよい。さらに、10重量
%以下であれば、アルコール類以外の有機溶剤を溶解可
能な範囲で混合してもよい。ただし、塗布液中、アルコ
ール類とその他の有機溶剤との合計は、50重量%以下
とする。
際には、該フィルムヘの濡れ性を上げ、塗布液を均一に
コートするために、公知のアニオン性活性剤及びノニオ
ン性の界面活性剤を必要量添加して用いることができ
る。塗布液を調整するのに用いる溶剤は、水の他にエタ
ノール、イソプロピルアルコール及びベンジルアルコー
ル等のアルコール類を、全塗布液に占める割合が50重
量%以下となるまで混合してもよい。さらに、10重量
%以下であれば、アルコール類以外の有機溶剤を溶解可
能な範囲で混合してもよい。ただし、塗布液中、アルコ
ール類とその他の有機溶剤との合計は、50重量%以下
とする。
【0031】有機溶剤の添加重量が50重量%以下であ
れば、塗布乾燥時に乾燥性が向上するとともに、水のみ
の場合と比較して塗布膜の外観向上の効果がある。50
重量%を越えると、溶剤の蒸発速度が速く塗工中に塗布
液の濃度変化が起こり、粘度が上昇して塗工性が低下す
るために、塗布膜の外観不良を起こす恐れがあり、さら
には火災などの危険性も考えられる。
れば、塗布乾燥時に乾燥性が向上するとともに、水のみ
の場合と比較して塗布膜の外観向上の効果がある。50
重量%を越えると、溶剤の蒸発速度が速く塗工中に塗布
液の濃度変化が起こり、粘度が上昇して塗工性が低下す
るために、塗布膜の外観不良を起こす恐れがあり、さら
には火災などの危険性も考えられる。
【0032】本発明の光学用易接着フィルムは全光線透
過率が90%以上である。全光線透過率を90%以上に
するためには二軸配向ポリエステルフィルム中に易滑性
付与のための粒子を含まないことが望ましい。二軸配向
ポリエステルフィルム中に易滑性付与のための粒子を含
まない場合、易接着層に耐スクラッチ性、フィルムの巻
き上げ性を向上させるために適当な粒子を含む必要があ
る。二軸配向ポリエステルフィルム中に微粒子を含有す
る場合も平均粒径20nm以上微粒子は0.1g/m2
以下であるのが好ましい。
過率が90%以上である。全光線透過率を90%以上に
するためには二軸配向ポリエステルフィルム中に易滑性
付与のための粒子を含まないことが望ましい。二軸配向
ポリエステルフィルム中に易滑性付与のための粒子を含
まない場合、易接着層に耐スクラッチ性、フィルムの巻
き上げ性を向上させるために適当な粒子を含む必要があ
る。二軸配向ポリエステルフィルム中に微粒子を含有す
る場合も平均粒径20nm以上微粒子は0.1g/m2
以下であるのが好ましい。
【0033】かかる微粒子の例としては、炭酸カルシウ
ム、リン酸カルシウム、シリカ、カオリン、タルク、二
酸化チタン、アルミナ、硫酸バリウム、フッ化カルシウ
ム、フッ化リチウム、ゼオライト、硫化モリブデン等の
無機粒子、架橋高分子微粒子、シュウ酸カルシウム等の
有機微粒子を挙げることができる。なかでもシリカがポ
リエステル樹脂と屈折率が比較的近く高い透明性が得や
すいため最も好適である。
ム、リン酸カルシウム、シリカ、カオリン、タルク、二
酸化チタン、アルミナ、硫酸バリウム、フッ化カルシウ
ム、フッ化リチウム、ゼオライト、硫化モリブデン等の
無機粒子、架橋高分子微粒子、シュウ酸カルシウム等の
有機微粒子を挙げることができる。なかでもシリカがポ
リエステル樹脂と屈折率が比較的近く高い透明性が得や
すいため最も好適である。
【0034】本発明では易接着層に平均粒径の異なる2
種類の微粒子(微粒子A及び微粒子B)が含まれる。微
粒子Aの平均粒径は20〜300nmであり、さらに好
ましくは30〜100nmであり、その含有量は易接着
層中5〜50重量%であるのが好ましく、10〜40重
量%であるのが特に好ましい。微粒子Aの平均粒径が2
0nm以下であると静摩擦係数、動摩擦係数とも高くな
り耐スクラッチ性が劣るため好ましくない。また、微粒
子Aの平均粒径が300nm以上では全光線透過率が低
くなるため好ましくない。
種類の微粒子(微粒子A及び微粒子B)が含まれる。微
粒子Aの平均粒径は20〜300nmであり、さらに好
ましくは30〜100nmであり、その含有量は易接着
層中5〜50重量%であるのが好ましく、10〜40重
量%であるのが特に好ましい。微粒子Aの平均粒径が2
0nm以下であると静摩擦係数、動摩擦係数とも高くな
り耐スクラッチ性が劣るため好ましくない。また、微粒
子Aの平均粒径が300nm以上では全光線透過率が低
くなるため好ましくない。
【0035】本発明では微粒子Aのみでは不十分な耐ス
クラッチ性をさらに向上させるために微粒子Bを添加す
る。微粒子Bの平均粒径は300〜10000nmが好
ましく、さらに好ましくは500〜3000nmであ
り、その含有量は易接着層中0.1〜15重量%である
のが好ましく、0.2〜12重量%であるのが特に好ま
しい。微粒子Bの平均粒径が300nm以下であると静
摩擦係数、動摩擦係数とも高くなり十分な耐スクラッチ
性が得られない。また、1000nm以上では全光線透
過率が低くなるため好ましくない。また、易接着層の塗
布量(固形分)は0.05〜0.5g/m2であるのが
好ましい。塗布量が0.05g/m2以下であると十分
な接着性が得られない。また、塗布量が0.5g/m2
以上では全光線透過率が低下する。上記微粒子Aと微粒
子Bの添加量を適正に選び静摩擦係数(μs)0.50
以下、動摩擦係数(μd)0.45以下、さらに塗布量
を上記範囲内にすることによって透明性と耐スクラッチ
性を両立させることができるのである。
クラッチ性をさらに向上させるために微粒子Bを添加す
る。微粒子Bの平均粒径は300〜10000nmが好
ましく、さらに好ましくは500〜3000nmであ
り、その含有量は易接着層中0.1〜15重量%である
のが好ましく、0.2〜12重量%であるのが特に好ま
しい。微粒子Bの平均粒径が300nm以下であると静
摩擦係数、動摩擦係数とも高くなり十分な耐スクラッチ
性が得られない。また、1000nm以上では全光線透
過率が低くなるため好ましくない。また、易接着層の塗
布量(固形分)は0.05〜0.5g/m2であるのが
好ましい。塗布量が0.05g/m2以下であると十分
な接着性が得られない。また、塗布量が0.5g/m2
以上では全光線透過率が低下する。上記微粒子Aと微粒
子Bの添加量を適正に選び静摩擦係数(μs)0.50
以下、動摩擦係数(μd)0.45以下、さらに塗布量
を上記範囲内にすることによって透明性と耐スクラッチ
性を両立させることができるのである。
【0036】本発明における易接着層形成のための塗布
液は好適には水性塗布液を用いる。該水性性塗布液の組
成物には、その効果を消失しない限りにおいて帯電防止
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、顔料、有機フィラーおよび
潤滑剤等の種々の添加剤を混合してもよい。さらに、塗
布液が水性であるため、その寄与効果を消失しない限り
において、性能向上のために、他の水溶性樹脂、水分散
性樹脂及びエマルジョン等を塗布液に添加してもよい。
液は好適には水性塗布液を用いる。該水性性塗布液の組
成物には、その効果を消失しない限りにおいて帯電防止
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、顔料、有機フィラーおよび
潤滑剤等の種々の添加剤を混合してもよい。さらに、塗
布液が水性であるため、その寄与効果を消失しない限り
において、性能向上のために、他の水溶性樹脂、水分散
性樹脂及びエマルジョン等を塗布液に添加してもよい。
【0037】本発明において用いる二軸配向ポリエステ
ルフィルムは100μm以上のフィルム厚みであるが全
光線透過率は90%以上である。全光線透過率が90%
未満であるとこのフィルムをLCD用のレンズフィルム
や、バックライト用ベースフィルム等に用いた場合、画
面の鮮明度が低下するので好ましくない。本発明では一
方の表面に易接着層が形成される。これはプリズムレン
ズシート用のベースフィルムやバックライト用ベースフ
ィルムでは一方の面に易接着性が要求される場合が多
く、両面に易接着層を形成する場合より一方の表面に易
接着層を形成する方がより高い全光線透過率を有するフ
ィルムが得られるためである。
ルフィルムは100μm以上のフィルム厚みであるが全
光線透過率は90%以上である。全光線透過率が90%
未満であるとこのフィルムをLCD用のレンズフィルム
や、バックライト用ベースフィルム等に用いた場合、画
面の鮮明度が低下するので好ましくない。本発明では一
方の表面に易接着層が形成される。これはプリズムレン
ズシート用のベースフィルムやバックライト用ベースフ
ィルムでは一方の面に易接着性が要求される場合が多
く、両面に易接着層を形成する場合より一方の表面に易
接着層を形成する方がより高い全光線透過率を有するフ
ィルムが得られるためである。
【0038】
【実施例】次に、本発明の光学用易接着ポリエステルフ
ィルムの製造方法について、ポリエチレンテレフタレー
ト(以下PETと略称する)を例にして説明するが、当
然これに限定されるものではない。
ィルムの製造方法について、ポリエチレンテレフタレー
ト(以下PETと略称する)を例にして説明するが、当
然これに限定されるものではない。
【0039】本明細書中の特性の評価は下記の方法によ
った。 (1)光硬化型アクリル系コート層との接着性 実施例及び比較例で得た、易接着層を積層したフィルム
の表面に大日精化社製ハードコート剤(セイカビームE
XF01(B))をワイヤバーを用い塗布し、70℃で
1分間乾燥し溶剤を除去した後、高圧水銀灯で200m
J/cm2、照射距離15cm、走行速度5m/分の条
件下で3μmのハードコート層を形成した。得られたフ
ィルムをJIS−K5400の8.5.1記載に準じた
試験方法で剥離率を求め、接着性を評価した。具体的に
は易接着層を貫通して、基材フィルムに達する100個
の升目状の切り傷を隙間間隔2mmのカッターガイドを
用いて付け、セロハン粘着テープ(ニチバン社製405
番24mm幅)を升目状の切り傷面に張り付け消しゴム
でこすって完全に付着させた後、垂直に引き剥がして目
視により剥がれ面積を求め、下記の式から剥離率を求め
た。 剥離率(%)=(剥がれ面積/評価面積)×100
った。 (1)光硬化型アクリル系コート層との接着性 実施例及び比較例で得た、易接着層を積層したフィルム
の表面に大日精化社製ハードコート剤(セイカビームE
XF01(B))をワイヤバーを用い塗布し、70℃で
1分間乾燥し溶剤を除去した後、高圧水銀灯で200m
J/cm2、照射距離15cm、走行速度5m/分の条
件下で3μmのハードコート層を形成した。得られたフ
ィルムをJIS−K5400の8.5.1記載に準じた
試験方法で剥離率を求め、接着性を評価した。具体的に
は易接着層を貫通して、基材フィルムに達する100個
の升目状の切り傷を隙間間隔2mmのカッターガイドを
用いて付け、セロハン粘着テープ(ニチバン社製405
番24mm幅)を升目状の切り傷面に張り付け消しゴム
でこすって完全に付着させた後、垂直に引き剥がして目
視により剥がれ面積を求め、下記の式から剥離率を求め
た。 剥離率(%)=(剥がれ面積/評価面積)×100
【0040】(2)全光線透過率 ヘイズメーター(東京電色工業社製モデルTC−H3D
P)を用いて測定した。
P)を用いて測定した。
【0041】(3)摩擦係数 光学用易接着フィルムを縦13cm×横7cm、及び縦
10cm×横20cmの大きさに切り試料を準備した。
両試料の易接着面と反易接着面を重ね合わせ東洋BALDWI
N TEMSILON RTM−100を使用し、荷重1.5Kg/7
×10cm、引っ張りスピード200mm/分で静摩擦
係数(μs)及び動摩擦係数(μd)を求めた。
10cm×横20cmの大きさに切り試料を準備した。
両試料の易接着面と反易接着面を重ね合わせ東洋BALDWI
N TEMSILON RTM−100を使用し、荷重1.5Kg/7
×10cm、引っ張りスピード200mm/分で静摩擦
係数(μs)及び動摩擦係数(μd)を求めた。
【0042】(4)耐スクラッチ性 光学用易接着フィルムを幅1000mmにスリットした
ものをフィルム走行性試験機を使用して、直径220m
m、回転抵抗1Kgのハードクロムメッキ処理されたフ
リーロール(表面粗度:Raで100mm)上を走行さ
せた。この時の走行条件は走行速度10m/分、巻き付
け角:60゜、走行張力:10Kgとした。この処理の
後フィルムに入った傷を顕微鏡で観察し、幅3μm以
上、長さ500μm以上の傷が10本/m2以下は優、
10〜20本は良、20本/m2を超えているものは不
良と判定した。優が望ましいが、良でも実用的には使用
可能である。
ものをフィルム走行性試験機を使用して、直径220m
m、回転抵抗1Kgのハードクロムメッキ処理されたフ
リーロール(表面粗度:Raで100mm)上を走行さ
せた。この時の走行条件は走行速度10m/分、巻き付
け角:60゜、走行張力:10Kgとした。この処理の
後フィルムに入った傷を顕微鏡で観察し、幅3μm以
上、長さ500μm以上の傷が10本/m2以下は優、
10〜20本は良、20本/m2を超えているものは不
良と判定した。優が望ましいが、良でも実用的には使用
可能である。
【0043】(実施例1) (1)塗布液の調整 本実施例に用いる塗布液を以下の方法に従って調製し
た。ジメチルテレフタレート95部、ジメチルイソフタ
レート95部、エチレングリコール35部、ネオペンチ
ルグリコール145部、酢酸亜鉛0.1部および三酸化
アンチモン0.1部を反応容器に仕込み、180℃で3
時間かけてエステル交換反応を行った。次に、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸6.0部を添加し、240℃
で1時間かけてエステル化反応を行った後、250℃で
減圧下(10〜0.2mmHg)で2時間かけて重縮合
反応を行い、分子量19500、軟化点60℃の共重合
ポリエステル系樹脂を得た。得られた共重合ポリエステ
ル系樹脂(A)の30%水分散液を67部、重亜硫酸ソ
ーダでブロックしたイソシアネート基を含有する自己架
橋型ポリウレタン系樹脂(B)の20%水溶液(第一工
業製薬社製:商品名エラストロンH−3)を40部、エ
ラストロン用触媒(第一工業製薬社製:商品名Cat6
4)を0.5部、水を478部およびイソプロピルアル
コールを5部、それぞれ混合し、さらにアニオン性界面
活性剤を1重量%、微粒子A(日産化学工業社製:スノ
ーテックスOL、平均粒径40nm)の20%水分散液
を2部、微粒子B(日本アエロジル社製;アエロジルO
X50、平均粒径500nm)の4%水分散液を0.5
部添加し塗布液とした。
た。ジメチルテレフタレート95部、ジメチルイソフタ
レート95部、エチレングリコール35部、ネオペンチ
ルグリコール145部、酢酸亜鉛0.1部および三酸化
アンチモン0.1部を反応容器に仕込み、180℃で3
時間かけてエステル交換反応を行った。次に、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸6.0部を添加し、240℃
で1時間かけてエステル化反応を行った後、250℃で
減圧下(10〜0.2mmHg)で2時間かけて重縮合
反応を行い、分子量19500、軟化点60℃の共重合
ポリエステル系樹脂を得た。得られた共重合ポリエステ
ル系樹脂(A)の30%水分散液を67部、重亜硫酸ソ
ーダでブロックしたイソシアネート基を含有する自己架
橋型ポリウレタン系樹脂(B)の20%水溶液(第一工
業製薬社製:商品名エラストロンH−3)を40部、エ
ラストロン用触媒(第一工業製薬社製:商品名Cat6
4)を0.5部、水を478部およびイソプロピルアル
コールを5部、それぞれ混合し、さらにアニオン性界面
活性剤を1重量%、微粒子A(日産化学工業社製:スノ
ーテックスOL、平均粒径40nm)の20%水分散液
を2部、微粒子B(日本アエロジル社製;アエロジルO
X50、平均粒径500nm)の4%水分散液を0.5
部添加し塗布液とした。
【0044】(2)易接着フィルムの製膜 実施例で用いる原料として微粒子を含有せず、固有粘度
が0.62デシリットル/gであるポリエチレンテレフ
タレート樹脂のペレットを135℃で6時間減圧乾燥
(1Torr)した後、押出機に供給し、約280℃で
シート状に溶融押し出して、表面温度20℃に保った金
属ロール上で急冷固化し、厚さ1400μmのキャスト
フィルムを得た。次に、このキャストフィルムを加熱さ
れたロール群及び赤外線ヒーターで100℃に加熱し、
その後、周速差のあるロール群で長手方向に3.5倍延
伸して一軸配向ポリエステルフィルムを得た。次いで、
前記塗布液を濾過粒子サイズ(初期濾過効率95%)2
5μmのフェルト型ポリプロピレン製濾材で精密濾過
し、リバースロール法で一軸配向ポリエステルフィルム
の一方の面に塗布、乾燥した。この時のコート量は0.
1g/m2であった。塗布後引き続いて、フィルムの端
部をクリップで把持して130℃に加熱された熱風ゾー
ンに導き、乾燥後幅方向に4.0倍に延伸し厚さ100
μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた
フィルムの静摩擦係数(μs)は0.45、動摩擦係数
(μd)は0.40であった。結果を表1に示す。
が0.62デシリットル/gであるポリエチレンテレフ
タレート樹脂のペレットを135℃で6時間減圧乾燥
(1Torr)した後、押出機に供給し、約280℃で
シート状に溶融押し出して、表面温度20℃に保った金
属ロール上で急冷固化し、厚さ1400μmのキャスト
フィルムを得た。次に、このキャストフィルムを加熱さ
れたロール群及び赤外線ヒーターで100℃に加熱し、
その後、周速差のあるロール群で長手方向に3.5倍延
伸して一軸配向ポリエステルフィルムを得た。次いで、
前記塗布液を濾過粒子サイズ(初期濾過効率95%)2
5μmのフェルト型ポリプロピレン製濾材で精密濾過
し、リバースロール法で一軸配向ポリエステルフィルム
の一方の面に塗布、乾燥した。この時のコート量は0.
1g/m2であった。塗布後引き続いて、フィルムの端
部をクリップで把持して130℃に加熱された熱風ゾー
ンに導き、乾燥後幅方向に4.0倍に延伸し厚さ100
μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。得られた
フィルムの静摩擦係数(μs)は0.45、動摩擦係数
(μd)は0.40であった。結果を表1に示す。
【0045】(実施例2)塗布液の調整において微粒子
Aの20%水分散液を1部、微粒子Bの4%水分散液を
0.3部とした以外は実施例1と同様の方法で光学用易
接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)は
0.49、動摩擦係数(μd)は0.44であった。結
果を表1に示す。
Aの20%水分散液を1部、微粒子Bの4%水分散液を
0.3部とした以外は実施例1と同様の方法で光学用易
接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)は
0.49、動摩擦係数(μd)は0.44であった。結
果を表1に示す。
【0046】(実施例3)塗布液の調整において微粒子
Aの20%水分散液を4部、微粒子Bの4%水分散液を
1部とした以外は実施例1と同様の方法で光学用易接着
フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)は0.4
3、動摩擦係数(μd)は0.39であった。結果を表
1に示す。
Aの20%水分散液を4部、微粒子Bの4%水分散液を
1部とした以外は実施例1と同様の方法で光学用易接着
フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)は0.4
3、動摩擦係数(μd)は0.39であった。結果を表
1に示す。
【0047】(比較例1)塗布液の調整において共重合
ポリエステル系樹脂(A)を添加しないこと以外は実施
例1と同様の方法で光学用易接着フィルムを得た。この
時の静摩擦係数(μs)は0.45、動摩擦係数(μ
d)は0.42であった。結果を表1に示す。
ポリエステル系樹脂(A)を添加しないこと以外は実施
例1と同様の方法で光学用易接着フィルムを得た。この
時の静摩擦係数(μs)は0.45、動摩擦係数(μ
d)は0.42であった。結果を表1に示す。
【0048】(比較例2)塗布液の調整においてポリウ
レタン系樹脂(B)を添加しないこと以外は実施例1と
同様の方法で光学用易接着フィルムを得た。この時の静
摩擦係数(μs)は0.46、動摩擦係数(μd)は
0.43であった。結果を表1に示す。
レタン系樹脂(B)を添加しないこと以外は実施例1と
同様の方法で光学用易接着フィルムを得た。この時の静
摩擦係数(μs)は0.46、動摩擦係数(μd)は
0.43であった。結果を表1に示す。
【0049】(比較例3)塗布液の調整において微粒子
Aとして平均粒径1400nm(富士シリシア社製31
0番)の粒子を用いた以外は実施例1と同様の方法で光
学用易接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μ
s)は0.31、動摩擦係数(μd)は0.28であっ
た。結果を表1に示す。
Aとして平均粒径1400nm(富士シリシア社製31
0番)の粒子を用いた以外は実施例1と同様の方法で光
学用易接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μ
s)は0.31、動摩擦係数(μd)は0.28であっ
た。結果を表1に示す。
【0050】(比較例4)塗布液の調整において微粒子
Aを添加しなかった以外は実施例1と同様の方法で光学
用易接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)
0.62、動摩擦係数(μd)0.57であった。結果
を表1に示す。
Aを添加しなかった以外は実施例1と同様の方法で光学
用易接着フィルムを得た。この時の静摩擦係数(μs)
0.62、動摩擦係数(μd)0.57であった。結果
を表1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】本発明の光学用易接着フィルムによれ
ば、易接着層の樹脂成分及び摩擦係数を特定範囲とする
とともにフィルムの全光線透過率を一定値以上とするこ
とにより、易接着性及び耐スクラッチ性、透明性に優れ
たフィルムを得ることができる。また、本発明フィルム
の用途は光学用フィルムの全般にわたり、特にプリズム
シート用のベースフィルムやタッチパネル用ベースフィ
ルムに有用である。
ば、易接着層の樹脂成分及び摩擦係数を特定範囲とする
とともにフィルムの全光線透過率を一定値以上とするこ
とにより、易接着性及び耐スクラッチ性、透明性に優れ
たフィルムを得ることができる。また、本発明フィルム
の用途は光学用フィルムの全般にわたり、特にプリズム
シート用のベースフィルムやタッチパネル用ベースフィ
ルムに有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 BB24 CC34 CC35 DD02 EE00 4F100 AK01B AK25C AK41A AK41B AK42 AK51B AL01B BA02 BA03 BA06 BA10A BA10C BA16 DE01B EH46B EH46C EJ38A GB90 JB14C JK14 JK16B JL11B JL14 JN01 YY00 YY00B 4J004 AA02 AA14 AA15 AB05 CA06 CC02 FA10
Claims (3)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエステルフィルムの一方の
表面に共重合ポリエステル系樹脂及びポリウレタン系樹
脂からなる易接着層が形成されてなり、全光線透過率が
90%以上、該易接着層の静摩擦係数(μs)が0.5
0以下、動摩擦係数(μd)が0.45以下であり、該
易接着層上に光硬化型アクリル系コート層を設けて測定
した剥離率が5%以下であることを特徴とする光学用易
接着フィルム。 - 【請求項2】 易接着層が、平均粒径20〜300nm
の微粒子A5〜50重量%、平均粒径300〜1000
0nmの微粒子B0.1〜15重量%を含有する樹脂を
0.05〜0.5g/m2塗布したものであることを特
徴とする請求項1記載の光学用易接着フィルム。 - 【請求項3】 易接着層を構成する共重合ポリエステル
系樹脂とポリウレタン系樹脂の固形分重量比が、90:
10〜10:90であることを特徴とする請求項1又は
2記載の光学用易接着フィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033970A JP2000229395A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光学用易接着フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11033970A JP2000229395A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 光学用易接着フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000229395A true JP2000229395A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12401356
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