JP2000205615A - 空気清浄器 - Google Patents

空気清浄器

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JP2000205615A
JP2000205615A JP11003587A JP358799A JP2000205615A JP 2000205615 A JP2000205615 A JP 2000205615A JP 11003587 A JP11003587 A JP 11003587A JP 358799 A JP358799 A JP 358799A JP 2000205615 A JP2000205615 A JP 2000205615A
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air purifier
air
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sound
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JP11003587A
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English (en)
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Kensaku Hakamata
健作 袴田
Kiyoshi Ishihara
浄 石原
Yutaka Hagiwara
裕 萩原
Norihiko Miyazaki
典彦 宮崎
Haruichi Kato
晴一 加藤
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼働中に発せられる耳障りな音をかき消す或
いは低減化する構成を備えた空気清浄器、或いは人の耳
に快く聞こえる音を発生し、聴覚からも精神的にリラッ
クスできる環境を創出可能な空気清浄器を提供せんとす
るものである。 【解決手段】 シロッコファンを有する空気清浄器本体
1の内部に、その出力面側を外部に露出したスピーカ2
0を設置すると共に、シロッコファンの風量を調整する
風量調整手段と、該スピーカ20を含む楽音出力手段2
の出力調整を行う制御手段とを備えており、風量調整手
段による風量調整量の設定値を入力し、それに基づき、
該制御手段は、楽音出力手段2の出力調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気清浄器には、所定のフィルタと送
風ファンとを備えてなる機械フィルタ方式の構成、フ
ィルタ部分に電気集塵方式のものを備えてなる電気集塵
方式の構成、線状、板状或いは針状の高電圧部にて空
気や空気中の汚れをイオン化してイオンの流れを作り、
フィルタにイオン化された汚れを付着させるイオン方式
の構成或いはこれらの複合構成などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの構成で、
の構成では、送風ファンでの吸引時に、どうしてもメ
カニカル音が発生する欠点がある。またの構成で
は、高圧放電時に音量は小さいがパチパチといった高音
を発生し、深夜などにはかなり耳障りであるという欠点
がある。
【0004】本発明は以上のような問題を解決するため
創案されたもので、稼働中に発せられる耳障りな音をか
き消す或いは低減化する構成を備えた空気清浄器、或い
は人の耳に快く聞こえる音を発生し、聴覚からも精神的
にリラックスできる環境を創出可能な空気清浄器を提供
せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る空気
清浄器の構成は、空気清浄器本体と、該空気清浄器本体
に少なくともその一部の構成が備えられた楽音出力手段
とを有することを基本的特徴としている。
【0006】上記構成において、空気清浄器本体が稼働
している間に、楽音出力手段が同時に稼働するようにす
れば、空気清浄器本体から出る耳障りな音をかき消す、
或いは低減化することができるようになる。また人の耳
に快く聞こえる音を発生することで、聴覚からも精神的
にリラックスできる環境を創出できるようになる。
【0007】空気清浄器本体としては、上述のように、
機械フィルタ方式の構成、電気集塵方式の構成、イオン
方式の構成、或いはこれらの複合構成などのものを用い
ることができる。
【0008】また上記楽音出力手段から出力される楽音
は、空気清浄器本体から出る耳障りな音を消す或いは低
減化する趣旨からすれば、人の耳に快く聞こえる音が含
まれることは言うまでもない。そればかりか音をかき消
したり低減化するという趣旨からすれば、もっと広範囲
にとらえることができ、騒音であっても、対象となる音
をかき消したり低減することができるものであれば、本
願の楽音に含まれるものとする。従って音楽に使用され
る音や人が楽器或いは自分の体を使って演奏することに
より作られる音自然界の音(川のせせらぎ、動物の鳴き
声、風の音など)などが含まれる他、空気清浄器本体よ
り発せられるメカニカル音と逆位相の音を使用して音を
かき消す場合のように、人の耳に不快に聞こえる音であ
っても、本願における楽音として含まれるものとする
(かき消したい騒音の逆位相の音を使用するので、その
音は、やはり騒音に相違ないからである)。そこで前記
楽音出力手段は、風の音や波の音などの自然音を流すも
のや音楽を出力するものなど、楽音の出力させることが
できるものであればどのようなものでも良く特に限定は
ない。より具体的には、CDデッキやカセットテープデ
ッキ、MDドライブ、ラジオ、テレビなどそれ自身で音
を出力できる音響機器本体を用いる場合の他、後述する
請求項10の構成のように、空気清浄器本体のケース自
身を、楽音出力手段の楽音を出力させる構成としたり、
単に内蔵スピーカを用いたりし、場合によりこれらに内
蔵アンプを備えたりして、音源入力を外部から行い、そ
れ自身では音が出力することができるだけの構成とする
こともできる。
【0009】請求項2の空気清浄器は、請求項1の構成
と同じ構成を備える他、更に前記空気清浄器本体の風量
を調整する風量調整手段と、該風量調整手段による空気
清浄器本体の風量調整に応じて、前記楽音出力手段の出
力を制御する制御手段とを備えている。
【0010】上記構成では、風量調整手段による風量自
動調整或いは手動調整などにより、空気清浄器本体から
出される送風の風量が変わった場合に、前記制御手段
が、その風量調整に応じて前記楽音出力手段の出力を制
御することになる。そのため、風量が変わって、メカニ
カル音が著しくなった場合でも、それに対応して楽音出
力手段からの出力も大きくなるため、メカニカル音をか
き消したり低減化することができるようになる。反対に
風量が少なくなれば、それに対応して楽音出力手段から
の出力も小さくなる。その結果、空気清浄器本体の稼働
中に発せられる耳障りな音をかき消す或いは低減化する
ことができ、本来の空気浄化作用と共に、空気清浄器本
体周りの環境をより向上させることができるようにな
る。
【0011】請求項3の空気清浄器の構成は、前記風量
調整手段が、空気清浄器本体の風量調整時に同時に揺ら
ぎを与える(風量に対して、或いは楽音出力に対して、
さらにはその両方に対して揺らぎを与える)ことができ
るようにしたものである。風量調整時に、たとえば1/
fの揺らぎを、風量変化と共に、楽音の出力(音量)に
も与えることで、人にさらに心地良さを与えることがで
きるようになり、環境改善効果はより高くなる。
【0012】請求項4の構成は、前記請求項2又は3の
構成の前記制御手段に、出力する楽音の種類を選択する
機能を同時に備えていて、空気清浄器本体の風量に同期
させて、出力する楽音の種類を選択する構成としたもの
である。風量設定の変更があった際に、メカニカル音が
うるさい場合には、かなり大きな音量として出力されて
も不自然でない海辺の波の音などを選択して出力できる
ようにし、それをかき消すことができるようにする一
方、反対にメカニカル音があまり気にならない場合は、
小鳥のさえずりや子守歌のように、人が聴いた場合に寝
てしまえるような心地良さを味わえる楽音を出力できる
ようにする。それによって、空気清浄効果と相俟って生
活環境乃至仕事環境の改善に大きな効果をもたらすこと
が可能となる。
【0013】この出力する楽音の種類としては、上述の
楽音の定義で示したように、種々のジャンルの音楽の
他、海辺の打ち寄せる波の音、川のせせらぎの音、小鳥
のさえずり、水車や滝の音など、複数種にわたる自然音
(環境音)、人の耳に快く聞こえる人工的に合成した
音、或いはこれら音楽や自然音、人工音の混合など、様
々な種類のものを用いることができる。場合により、空
気清浄器本体より発せられるメカニカル音と逆位相の音
を選ぶこともでき、そのようにすることで、該メカニカ
ル音がうるさくなった時は、この逆位相の音を選択する
ことで、メカニカル音を完全にかき消すこともできる。
【0014】請求項5の構成は、空気清浄器本体と、空
気の汚れを感知する汚れセンサと、前記空気清浄器本体
に少なくともその一部の構成が備えられた楽音出力手段
と、前記センサにより感知された空気の汚れに応じて、
前記空気清浄器本体の風量を調整する風量調整手段と、
該風量調整手段による空気清浄器本体の風量調整に応じ
て、前記楽音出力手段の出力を制御する制御手段とを有
することを特徴としている。
【0015】本構成では、汚れセンサを備え、且つ前記
風量調整手段が、該センサに感知された空気の汚れに応
じて風量調整を行うようにすることで、空気の汚れが著
しい時に、空気清浄器本来の機能である空気浄化能力を
高めるようにしている。逆に空気の汚れがそれほどない
場合は、空気浄化能力を落とし、静かな状態で運転を行
うことになる。その際、前記制御手段により空気の汚れ
に対応して調整された風量変化に応じて、前記楽音出力
手段の出力を制御するようにしたのが本構成である。こ
のような汚れセンサとしては、埃を検知する埃センサや
ガス(COやCOなど)を検知するガスセンサなどが
ある。
【0016】請求項6の構成は、請求項5の構成の場合
に、風量調整手段が、空気清浄器本体の風量調整時に同
時に揺らぎ(風量についての揺らぎ、楽音出力に対する
揺らぎ、或いはその両方に対する揺らぎ)を与える構成
としたものであり、その趣旨は、上記請求項3の構成と
同じである。
【0017】請求項7の構成は、請求項5又は6の構成
の制御手段に、出力する楽音の種類を選択する機能を同
時に備えていて、前記風量調整手段による空気清浄器本
体の風量調整に同期させて、出力する楽音の種類を選択
する構成としたものである。この場合も、出力する楽音
の種類としては、種々のジャンルの音楽の他、海辺の打
ち寄せる波の音、川のせせらぎの音、小鳥のさえずり、
水車や滝の音など、複数種にわたる自然音(環境音)、
人が心地良く思う人工的に合成した音、或いはこれら音
楽や自然音、人工音の混合など、様々な種類のものを用
いることができる。場合によって、空気清浄器本体より
発せられるメカニカル音と逆位相の音を選ぶこともで
き、そのようにすることで、該メカニカル音がうるさく
なった時は、この逆位相の音を選択することで、メカニ
カル音を完全にかき消すこともできる。
【0018】請求項8の構成は、空気清浄器本体と、該
空気清浄器本体に少なくともその一部の構成が備えられ
た楽音出力手段と、前記空気清浄器本体の騒音を検知す
る騒音センサと、該センサにより検知された騒音に応じ
て、前記楽音出力手段の出力を制御する制御手段とを有
することを特徴としている。
【0019】本構成では、騒音センサを備え、制御手段
が、該センサにより検知された騒音に応じて、前記楽音
出力手段の出力を制御することになる。すなわち、空気
清浄器本体から発せられる騒音がうるさくなった場合
(送風ファンのメカニカル音がうるさくなったり、イオ
ン方式の構成でパチパチという耳障りな音が連続的にな
るような場合)に、その騒音の大きさや種類(上記複数
の方式の混合構成の場合に、送風ファンによるメカニカ
ルな騒音かパチパチといった高音部を中心とする騒音か
といった種類の違いを感知する場合も含む)などによっ
て、前記制御手段が、楽音出力手段の出力制御を行うこ
とになる。
【0020】請求項9の構成は、請求項8の構成の場合
に、前記制御手段が、出力する楽音の種類を選択する機
能を同時に備えていて、前記騒音センサにより検知され
た騒音の大きさや種類などに応じて、出力する楽音の種
類を選択する構成としたものであり、その趣旨は、上記
請求項7の構成と同じである。尚、請求項5以下の汚れ
センサや請求項8以下の騒音センサを備える構成の場合
のように、センサの検出によって空気清浄器や楽音出力
手段が作動する場合の他、タイマを備えていて、セット
された所定の時間にこれらが作動するようにしても良
い。
【0021】以上の請求項1〜9の構成において、楽音
出力手段の少なくともその構成の一部としてスピーカを
用いる場合に、音域別に分けた(低音・中音・高音領域
出力専用の)スピーカを設置するようにしても良い。ま
た同じ音域のスピーカを、その位置を変え、複数個取り
付けるようにしても良い。すなわち1つだけでは音量が
少なく風切り音の騒音にかき消されてしまう場合に、ス
ピーカを2つ以上もうけることで、音量の確保と位置の
違いによる風の効果が異なるため、音質に変化を与えら
れる。具体的には、風の通路でファンとの位置を変えた
り、送風量又は送風時の音の大きさにより、自動的にス
ピーカの数を切り替える。さらにファンフレーム(たと
えばシロッコファンであればそのスクロール)にスピー
カを取り付けるようにすると、風による音響効果を顕著
に表すことができるようになる。またファンとスピーカ
とを一体化することにより取り付けが容易となる。
【0022】請求項10の構成は、請求項1〜9の構成
における楽音出力手段の構成につき、空気清浄器本体の
ケース自身を、該楽音出力手段の楽音を出力させる構成
とすることを特徴としている。たとえば、圧電素子など
の振動体を空気清浄器本体のケースに取付け、該ケース
をスピーカ代わりにするような構成が考えられる。その
ようにすることで、スピーカのための設置スペースが不
要になり、省スペース化が図られる。また部品の填装数
を少なくでき、生産効率を上げることができるようにな
る。さらに小さな振動体でも、ケースの大きさ次第で低
音域・全周波数領域でフラットな音響特性が得られるよ
うになる。加えてケース自身が導風を兼ねている場合が
多く、風の通路に相当するため、風による音響効果も期
待できる。
【0023】さらに請求項11の構成は、前記楽音出力
手段の楽音出力部の構成として、少なくともスピーカの
構成を備えており、且つ前記空気清浄器本体の構成とし
て、フィルタを少なくとも備えている場合に、前記スピ
ーカの出力面側を反フィルタ側に向けて設置することを
特徴としている。
【0024】これは、フィルタを備えた空気清浄器本体
にスピーカを設置する場合、スピーカの出力面側が該フ
ィルタに向けられていると、スピーカから出力された楽
音はフィルタに吸音されてしまい、本構成の本来の効果
が得られにくくなるからである。
【0025】またスピーカの後ろには、正面(出力面)
より発生する音と逆位相の音が発生する。その両方の音
が合わさると音が消えてしまう。本構成により、その逆
位相の音をフィルタで吸音してしまうことで、正面側か
ら出力される音が減少することがなくなり、音量が得や
すくなる。
【0026】さらに空気清浄器本体の構成として、空気
の流れの下流側に送風ファンをまたその上流側にフィル
タを備えている場合には、請求項11の構成として、前
記送風ファンとフィルタの間に、該送風ファンに向けて
スピーカを設置する(スピーカの出力面側を反フィルタ
側に向けて設置する)と良い。楽音出力手段による楽音
の出力側で、送風ファンによる送風のための空気吸引が
行われ、出力された楽音が風の影響を受けて、レスリ
ー、ビブラート、トレモロ、トレミュラント効果やコー
ラスなどの音響効果が付加されることになる。これらの
音響効果は、送風の仕方で変わり、そのため、ユーザに
よる風量調整手段の制御の仕方で、これらの音響効果の
選択を行うことができるようになる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1〜図16は発明を実施する形態の
例を示すものである。
【0028】図1は、シロッコファンにより空気清浄器
本体が構成される場合の本発明の実施例構成を示す斜視
図である。本構成では、空気清浄器本体1の内部にシロ
ッコファンを備えていて、該本体1の内部に楽音出力手
段2の一部を構成するスピーカ20を設置している。こ
のスピーカ20の出力面側は本体1の上部に露出してい
る。また、楽音出力手段2は、音源を外部から入力する
方式を採用しており、図には入力された楽音の音響操作
を行うための音響操作部21と、前記スピーカ20が示
されている。
【0029】図中30は、空気清浄器本体1のシロッコ
ファンの風量を調整する風量調整手段(図示なし)のコ
ントロール部である。また本構成では、図示していない
が、楽音出力手段2のアンプ部(図示なし)の出力調整
を行うCPUなどの構成からなる制御手段を備えてお
り、前記コントロール部30から風量調整量の設定値を
入力し、それに基づき、該制御手段は、楽音出力手段2
のアンプ部の出力調整を行う。
【0030】図2は、上記図1とほぼ同様な構成を備え
た空気清浄器の内部構成を示す概略断面図である。本構
成では、上述のように、空気清浄器本体1の内部にシロ
ッコファン10を備えている。また本構成では、上記の
構成と異なり、シロッコファンのスクロール(ダクト)
11に、スピーカ20が設置(その出力面側がダクト内
部に向けて設置)されており、そのため、図1のよう
に、スピーカ20が空気清浄器本体1の外面に露出して
いない。このようにすると、スピーカ20から出力され
た出力された楽音がシロッコファン10の風の影響を受
けて、レスリー、ビブラート、トレモロ、トレミュラン
ト効果やコーラスなどの音響効果が付加されることにな
る。
【0031】図3は、同じくシロッコファン10を備え
た空気清浄器本体1に適用された本発明の別の実施形態
構成を示している。本構成では、シロッコファン10の
スクロール11に圧電素子22を設置することで、スク
ロール11自体を楽音出力手段2の共鳴体にしている。
そのようにすれば、上記実施形態構成とは異なり、楽音
出力手段2の楽音出力構成を別構成として設置する必要
がなくなって、省スペース化が図れ、且つ送風に乱流を
与える余計な構成もなくなって、送風効率も良くなる。
そればかりかスクロール11自体が大きい構成であるた
め、圧電素子22自体では得られない、低音領域・全周
波数領域において、フラットな音響特性が得られるよう
になる。
【0032】図4は、たとえば鳥の鳴き声などの擬音を
鳴らすことができる笛23を備え、空気清浄器本体1に
同じくシロッコファン10を有する本願請求項1の発明
の実施形態構成を示している。本構成では、これまでの
構成とは異なり、楽音出力手段2の構成として、前記笛
23と、その笛23の空気流入用の孔の開閉を行う蓋2
3aと、蓋23aの開閉をコントロールするアクチュエ
ータ(図示なし)とを有しており、アクチュエータで蓋
23aの開閉を行うことで、必要な時に(風量が上がっ
たり、メカニカル音が大きくなった場合などに)、自動
的に或いは手動で、笛23の空気流入用の孔に、シロッ
コファン10の送風を入れ、笛23を鳴らし、擬音を発
生させる。アクチュエータによる蓋23aの開閉の度合
い及びシロッコファン10の送風量やその強さにより擬
音の音色が変わるので、ユーザに心地良い音を与える開
閉の度合いを予めいくつかセットしておき、シロッコフ
ァン10の送風量やその強さによって、その開閉の度合
いを調整するようにすれば良い。
【0033】図5は、空気清浄器本体1に同じくシロッ
コファン10を有する本願請求項8の発明の実施形態構
成を示している。本構成では、シロッコファン10のス
クロール11の出側内部に楽音出力手段2の一部を構成
するスピーカ20を備えると共に、同じくスクロール1
1内にその内部の騒音を検知する騒音センサ5を構成す
るマイクロフォン50を設置しており、さらに、該マイ
クロフォン50に制御手段(図示なし)がつながってい
て、検知された騒音に応じて、前記楽音出力手段2のス
ピーカ20の出力を制御し、騒音を低減化するようにし
ている。すなわち、空気清浄器本体1のシロッコファン
10のメカニカル音がうるさくなった場合に、その騒音
の大きさによって、前記制御手段が、スピーカ20から
の出力制御を行うことになる。尚、図中51はモニタ用
スピーカである。
【0034】図6は、機械フィルタ方式の構成、電気集
塵方式の構成、イオン方式の構成或いはこれらの複合構
成などのどの空気清浄器にも適用できる本発明構成の実
施形態を示す構成概略図である。音源を外部から入力す
るタイプの構成であり、空気清浄器本体1と、該空気清
浄器本体1内にその一部を構成するスピーカ20a及び
20bの設置された楽音出力手段2とを有している。上
述のように、楽音出力手段2は、以上のスピーカ20a
及び20bの構成の他、外部に音源24を備え、また該
音源24とスピーカ20a及び20bとの間に、空気清
浄器本体1内に内蔵されたアンプ25及びコントロ−ル
回路となる制御手段4(本構成では一体的になってい
る)を有している。この空気清浄器本体1が送風ファン
を備える構成の場合、その送風量をコントロールする風
量調整手段3を備えているものが多い。そのような構成
の場合、該風量調整手段3による風量調整量の設定値を
入力し、それに基づき、該制御手段4は、楽音出力手段
2のアンプ25の出力調整を行う。
【0035】図7は、図6の構成とほぼ同じであるが、
スピーカ20a及び20bの構成とアンプ25及びコン
トロ−ル回路となる制御手段4の構成が空気清浄器本体
1の側部に一体的に設置された構成である。その他の構
成は、図6と同じなので、詳細は省略する。
【0036】図8は、機械フィルタ方式の空気清浄器に
適用された本発明構成の実施形態を示す斜視図である。
本構成では、シロッコファンタイプの空気清浄器本体1
に、楽音出力手段2の一部を構成する内蔵スピーカ20
a及び20bと、ボックス60とが内蔵されている。こ
のボックス60は、楽音出力手段2の残りの一部を構成
する内蔵音源及びアンプと、シロッコファンの送風量を
コントロールする風量調整手段3と、コントロール回路
となる制御手段4とが一体的に組み込まれて構成されて
いる。図中12はシロッコファンの空気吸入口、13は
同ファンの排気口、31は風量調整手段3をリモコンと
その受信及びコントロール回路で構成した場合のリモコ
ン電磁波を受信する受信部、32は風量調整手段3によ
り調整された風量の表示(強、中、弱)を行う表示部、
40は楽音情報表示部である。さらに空気吸入口12の
内部には汚れセンサ(図示なし)が内蔵されており、後
述するように汚れモードで自動制御がリモコンによって
選択された場合、該汚れセンサで検知された空気の汚れ
の程度に応じて、風量調整手段3がシロッコファンの風
量調整を行う。
【0037】本構成では、制御手段4に、楽音出力手段
2の出力を制御するだけでなく、出力する楽音の種類を
選択する機能を同時に備えていて、空気清浄器本体1の
風量に同期させて(風量調整手段3の風量調整値に応じ
て)、出力する楽音の種類を選択するようになってい
る。前記楽音情報表示部40は、その種類を表示するよ
うになっている。この楽音の種類には、小鳥のさえずり
(又は子守歌)、森の水車、滝の音、海辺の波の音・カ
モメの鳴き声があり、これらに対応した音源が楽音出力
手段2に夫々セットされている。そしてこれらの音源
が、制御手段4により、風量の強中弱の違いによって変
更される。また本構成では、風量調整手段3に揺らぎモ
ードを備えていて、リモコンにより該モードにセットさ
れると、シロッコファンから吹き出される送風と楽音出
力手段2の出力に揺らぎを与えるようになっている。さ
らにリモコンにより汚れモードの自動制御が選択された
場合、該汚れセンサで検知された空気の汚れの程度に応
じて、風量調整手段3がシロッコファンの風量調整を行
う。以上の揺らぎモード選択と汚れモードの自動制御が
選択された場合も、制御手段4により、上記音源が変更
される。
【0038】図9は、リモコンで風量設定を行った場合
の、本構成の風量調整手段3及び制御手段4の処理フロ
ーを示すフローチャートである。リモコンにより、モー
ド中の風量を選択(たとえば弱)する(ステップS10
1)。風量調整手段3により風量の設定が行われる(ス
テップS102)。それに応じてシロッコファンのモー
タスピードをコントロールする回路で、モータスピード
を制御する(ステップS103)。そしてシロッコファ
ンがその回転スピードで回転する(ステップS10
4)。他方、前記ステップS102の風量設定と同時
に、その設定値を制御手段4に送り、該制御手段4によ
り、出力される楽音の種類の選択を行い、楽音出力手段
2にセットする(ステップS105)。たとえば風量が
弱にセットされていれば、小鳥のさえずりを出力するよ
うに制御手段4が選択を行う。このセットは具体的に
は、楽音出力手段3に対し、小鳥のさえずりを出力する
音源を選択することで行われる。該音源からアンプにそ
の楽音信号を送る(ステップS106)。そしてアンプ
で該信号の増幅を行い、スピーカ20a及び20bから
出力する(ステップS107)。
【0039】図10は、リモコンで送風に揺らぎを与え
る揺らぎモードの選択を行った場合の、本構成の風量調
整手段3及び制御手段4の処理フローを示すフローチャ
ートである。リモコンにより、モード中の揺らぎモード
を選択する(ステップS201)。風量調整手段3によ
り送風に揺らぎを与える設定が行われる(ステップS2
02)。それに応じてシロッコファンのモータスピード
をコントロールする回路で、モータスピードを制御する
(ステップS203)。そしてシロッコファンは所定の
シーケンスで回転スピードの変更を行いながら、回転す
る(ステップS204)。他方、前記ステップS202
の送風に揺らぎを与える設定と同時に、その揺らぎモー
ド選択信号を制御手段4に送り、該制御手段4により、
出力される楽音の種類の選択を行い、楽音出力手段2に
セットする(ステップS205)。たとえば海辺の波の
音・カモメの鳴き声を出力するように制御手段4が選択
を行う。このセットは具体的には、楽音出力手段3に対
し、海辺の波の音・カモメの鳴き声を出力する音源を選
択することで行われる。該音源からアンプにその楽音信
号を送る(ステップS206)。そしてアンプで該信号
の増幅を行い、スピーカ20a及び20bから出力する
(ステップS207)。本構成では、以上の楽音出力に
も揺らぎが与えられているので、海辺の波の音・カモメ
の鳴き声の出力にも揺らぎが付与されている。
【0040】図11は、リモコンで汚れモードの自動制
御の選択を行った場合の、本構成の風量調整手段3及び
制御手段4の処理フローを示すフローチャートである。
リモコンにより、モード中の汚れモードの自動制御を選
択する(ステップS301)。風量調整手段3に汚れモ
ードの設定が行われる(ステップS302)。すなわち
汚れセンサにより空気の汚れを検出し、汚れがひどくな
ると、シロッコファンの回転数をそれに応じて上昇さ
せ、反対に汚れが少なくなると、ファンの回転数をそれ
に応じて下げる。このモード設定の結果、風量調整手段
3におけるファンのモータスピードをコントロールする
回路で、モータスピードを制御する(ステップS30
3)。そしてシロッコファンは以上のコントロールを受
けながら回転する(ステップS304)。他方、前記ス
テップS302の汚れモードの設定と同時に、その汚れ
モード選択信号を制御手段4に送り、該制御手段4によ
り、出力される楽音の種類の選択を行い、楽音出力手段
2にセットする(ステップS305)。たとえば海辺の
波の音・カモメの鳴き声を出力するように制御手段4が
選択を行う。このセットは具体的には、楽音出力手段3
に対し、海辺の波の音・カモメの鳴き声を出力する音源
を選択することで行われる。該音源からアンプにその楽
音信号を送る(ステップS306)。そしてアンプで該
信号の増幅を行い、スピーカ20a及び20bから出力
する(ステップS307)。本構成では、以上の楽音出
力に対する調整もなされているので、空気の汚れに対応
して海辺の波の音・カモメの鳴き声も音量調整がなされ
ることになる。
【0041】下記表1は、以上詳述した図9〜図11の
モード選択に応じて制御手段4が選択を行う楽音の種別
を表にしたものである。
【0042】
【表1】
【0043】このように、制御手段4により、モード設
定の違いに対応させて出力する楽音の種類を選択できる
ようにしているので、風量設定の変更があった際に、メ
カニカル音がうるさい場合には、かなり大きな音量とし
て出力されても不自然でない海辺の波の音などを選択し
て出力できるようにし、それをかき消すことができるよ
うになる。一方、反対にメカニカル音があまり気になら
ない場合は、小鳥のさえずりや子守歌のように、人が聴
いた場合に寝てしまえるような心地良さを味わえる楽音
を出力できるように設定される。それによって、空気清
浄効果と相俟って生活環境乃至仕事環境の改善に大きな
効果をもたらすことが可能となる。
【0044】図12は、図8の空気清浄器の構成の一部
を変えた別の実施形態構成を示す斜視図である。本構成
では、スピーカ20a及び20bは空気清浄器本体1の
両側に一体的にセットされ、またボックス60が該空気
清浄器本体1の上面に設置された構成である。その他の
構成は、図8と同様なので、詳細は省略する。
【0045】図13〜図15は、請求項11に係る発明
の実施形態を示す構成概略図である。図中空気清浄器本
体1内には、空気の流れの上流側よりプレフィルタ1
4、電気集塵ユニット15、脱臭フィルタ16、送風フ
ァン17が備えられている。これらは全て、スピーカ2
0の出力面側をフィルタ14又は16設置面と反対側に
設置している。フィルタ14又は16を備えた空気清浄
器本体1にスピーカ20を設置する場合、スピーカ20
の出力面側が該フィルタ14又は16に向けられている
と、スピーカ20から出力された楽音は該フィルタ14
又は16に吸音されてしまうからである。
【0046】またスピーカ20の後ろには、正面(出力
面)より発生する音と逆位相の音が発生する。その両方
の音が合わさると音が消えてしまう。本構成により、そ
の逆位相の音をフィルタ14又は16で吸音してしまう
ことで、正面側から出力される音が減少することがなく
なり、音量が得やすくなる。その場合図16に示すよう
に、スピーカ20の出力面をフィルタ14又は16と同
一の面になるように該スピーカ20をフィルタ14又は
16に埋め込んでセットすると、スピーカ20背面より
発生した音が出力面側に回り込まず、音圧の低下をより
一層防ぐことができるようになる。
【0047】さらに図13や図15のように、空気清浄
器本体1の構成として、空気の流れの下流側に送風ファ
ン17をまたその上流側にフィルタ16を備えている場
合には、請求項11の構成として、前記送風ファン17
とフィルタ16の間に、該送風ファン17に向けてスピ
ーカ20を設置することで、楽音出力手段2による楽音
の出力側で、送風ファン17による送風のための空気吸
引が行われ、出力された楽音が風の影響を受けて、レス
リー、ビブラート、トレモロ、トレミュラント効果やコ
ーラスなどの音響効果が付加されることになる。これら
の音響効果は、送風の仕方で変わり、そのため、ユーザ
による風量調整手段の制御の仕方で、これらの音響効果
の選択を行うことができるようになる。
【0048】尚、本発明の空気清浄器は、上述の実施例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜11記載の空気清浄器によれば、空気浄化と共に、稼
働中に発せられる耳障りな音をかき消す或いは低減化す
ることができるようになり、或いは人の耳に快く聞こえ
る音を発生し、聴覚からも精神的にリラックスできる環
境を創出することが可能となるため、生活環境乃至仕事
環境の改善に大きな効果をもたらすことができるように
なるという優れた効果を有している。
【0050】また空気清浄器本体の風量変更に伴って、
楽音の出力を制御(出力の大きさ乃至出力する楽音の種
類の変更)できるようにすることで、風量変更と共に空
気清浄器本体から発せられる耳障りな音を、その大きさ
に合わせて或いはその音の性質に合わせて、効果的にか
き消すことができるようになる。
【0051】さらに請求項11の構成のように、スピー
カの出力面側を反フィルタ側に向けて設置することで、
スピーカから出力された楽音がフィルタに吸音されてし
まうことがなくなり、上記本発明の効果はより効果的に
得られるようになる。またスピーカの後ろから発生する
逆位相の音をフィルタで吸音してしまうことで、正面側
から出力される音が減少することがなくなり、音量が得
やすくなる。
【0052】さらに空気清浄器本体の構成として、空気
の流れの下流側に送風ファンをまたその上流側にフィル
タを備えている場合に、前記送風ファンとフィルタの間
に、該送風ファンに向けてスピーカを設置すると、楽音
出力手段による楽音の出力側で、送風ファンによる送風
のための空気吸引が行われ、出力された楽音が風の影響
を受けて、レスリー、ビブラート、トレモロ、トレミュ
ラント効果やコーラスなどの音響効果が付加されること
になるという、これまでにない効果を得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シロッコファンにより空気清浄器本体が構成さ
れる場合の本発明の実施例構成を示す斜視図である。
【図2】図1とほぼ同様な構成を備えた空気清浄器の内
部構成を示す概略断面図である。
【図3】シロッコファン10を備えた空気清浄器本体1
に適用された本発明の別の実施形態構成を示す概略断面
図である。
【図4】笛23を備えた空気清浄器本体1にシロッコフ
ァン10を有する本願請求項1の発明の実施形態構成を
示す概略断面図である。
【図5】空気清浄器本体1に同じくシロッコファン10
を有する本願請求項8の発明の実施形態構成を示す概略
断面図である。
【図6】どのタイプの空気清浄器にも適用できる本発明
構成の実施形態を示す構成概略図である。
【図7】図6の構成とほぼ同じ構成を備えた本発明構成
の別の実施形態を示す構成概略図である。
【図8】機械フィルタ方式の空気清浄器に適用された本
発明構成の実施形態を示す斜視図である。
【図9】リモコンで風量設定を行った場合の、本構成の
風量調整手段3及び制御手段4の処理フローを示すフロ
ーチャートである。
【図10】リモコンで送風に揺らぎを与える揺らぎモー
ドの選択を行った場合の、本構成の風量調整手段3及び
制御手段4の処理フローを示すフローチャートである。
【図11】リモコンで汚れモードの自動制御の選択を行
った場合の、本構成の風量調整手段3及び制御手段4の
処理フローを示すフローチャートである。
【図12】図8の空気清浄器の構成の一部を変えた別の
実施形態構成を示す斜視図である。
【図13】請求項11に係る発明の実施形態を示す構成
概略図である。
【図14】請求項11に係る発明の他の実施形態を示す
構成概略図である。
【図15】請求項11に係る発明の別の実施形態を示す
構成概略図である。
【図16】スピーカ20をフィルタ14又は16に埋め
込んでセットした状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 空気清浄器本体 2 楽音出力手段 3 風量調整手段 4 制御手段 5 騒音センサ 10 シロッコファン 11 スクロール 12 空気吸入口 13 排気口 14 プレフィルタ 15 電気集塵ユニット 16 脱臭フィルタ 17 送風ファン 20、20a、20b スピーカ 21 音響操作部 22 圧電素子 23 笛 23a 蓋 24 音源 25 アンプ 30 コントロール部 31 リモコン電磁波受信部 32 風量表示部 40 楽音情報表示部 50 マイクロフォン 51 モニタ用スピーカ 60 ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 裕 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 宮崎 典彦 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 加藤 晴一 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 Fターム(参考) 4D058 JA12 KB12 NA01 NA02 TA07 TA11 UA30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気清浄器本体と、 該空気清浄器本体に少なくともその一部の構成が備えら
    れた楽音出力手段とを有することを特徴とする空気清浄
    器。
  2. 【請求項2】 空気清浄器本体と、 該空気清浄器本体に少なくともその一部の構成が備えら
    れた楽音出力手段と、 前記空気清浄器本体の風量を調整する風量調整手段と、 該風量調整手段による空気清浄器本体の風量調整に応じ
    て、前記楽音出力手段の出力を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする空気清浄器。
  3. 【請求項3】 前記風量調整手段は、空気清浄器本体の
    風量調整時に同時に揺らぎを与えることを特徴とする請
    求項2記載の空気清浄器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、出力する楽音の種類を
    選択する機能を同時に備えていて、空気清浄器本体の風
    量に同期させて、出力する楽音の種類を選択することを
    特徴とする請求項2又は3記載の空気清浄器。
  5. 【請求項5】 空気清浄器本体と、 空気の汚れを感知する汚れセンサと、 前記空気清浄器本体に少なくともその一部の構成が備え
    られた楽音出力手段と、 前記センサにより感知された空気の汚れに応じて、前記
    空気清浄器本体の風量を調整する風量調整手段と、 該風量調整手段による空気清浄器本体の風量調整に応じ
    て、前記楽音出力手段の出力を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする空気清浄器。
  6. 【請求項6】 前記風量調整手段は、空気清浄器本体の
    風量調整時に同時に揺らぎを与えることを特徴とする請
    求項5記載の空気清浄器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、出力する楽音の種類を
    選択する機能を同時に備えていて、前記風量調整手段に
    よる空気清浄器本体の風量調整に同期させて、出力する
    楽音の種類を選択することを特徴とする請求項5又は6
    記載の空気清浄器。
  8. 【請求項8】 空気清浄器本体と、 該空気清浄器本体に少なくともその一部の構成が備えら
    れた楽音出力手段と、 前記空気清浄器本体の騒音を検知する騒音センサと、 該センサにより検知された騒音に応じて、前記楽音出力
    手段の出力を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する空気清浄器。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、出力する楽音の種類を
    選択する機能を同時に備えていて、前記騒音センサによ
    り検知された騒音に応じて、出力する楽音の種類を選択
    することを特徴とする請求項8記載の空気清浄器。
  10. 【請求項10】 前記空気清浄器本体のケース自身を、
    楽音出力手段の楽音を出力させる構成とすることを特徴
    とする請求項1〜9いずれか1つに記載の空気清浄器。
  11. 【請求項11】 前記楽音出力手段の楽音出力部の構成
    として、少なくともスピーカの構成を備えており、且つ
    前記空気清浄器本体の構成として、フィルタを少なくと
    も備えている場合に、前記スピーカの出力面側を反フィ
    ルタ側に向けて設置することを特徴とする請求項1〜9
    いずれか1つに記載の空気清浄器。
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