JPH0675573A - 環境音楽演奏装置 - Google Patents

環境音楽演奏装置

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JPH0675573A
JPH0675573A JP4252128A JP25212892A JPH0675573A JP H0675573 A JPH0675573 A JP H0675573A JP 4252128 A JP4252128 A JP 4252128A JP 25212892 A JP25212892 A JP 25212892A JP H0675573 A JPH0675573 A JP H0675573A
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JP
Japan
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performance data
music
environment
change
performance
Prior art date
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JP4252128A
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English (en)
Inventor
Fujio Niimura
冨士男 新村
Takaharu Fukui
敬治 福井
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Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】環境の変化に応じて自動的に選曲を行い、その
場の環境にふさわしい音楽を演奏することができる環境
音楽演奏装置を提供する。 【構成】複数の楽曲の演奏データを記憶した記憶手段
と、外部環境の変化を検出する検出手段と、上記検出手
段によって検出された外部環境の変化に基づいて、上記
記憶手段に記憶された上記演奏データを選択する選択手
段と、上記選択手段によって選択された上記演奏データ
を読み出す読み出し手段とを備えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、環境音楽演奏装置に関
し、特に、その場の環境にふさわしい音楽を演奏するこ
とのできる環境音楽演奏装置に関する。
【0002】
【発明の背景】近年、音響機器の普及につれて、ホテル
のロビーやデパートのトイレなどにおいても、音楽を流
すことが行われている。このような場所に音楽を流す場
合には、大勢の人々が同じ音楽を耳するために、その場
の環境にふさわしい音楽を演奏させる必要があった。
【0003】このように、その場の環境にふさわしい音
楽を演奏させるためには、環境の変化に応じて選曲を行
い、所定のレコード、オーディオ・テープあるいはCD
(コンパクト・ディスク)などを選定し、ステレオ、テ
ープ・レコーダあるいはCDプレーヤなどにより、環境
の変化に応じて選曲した楽曲を演奏させる必要があっ
た。
【0004】このため、手軽に環境にふさわしい音楽を
演奏できる装置(以下、環境音楽演奏装置と称す。)の
案出が、広く一般に望まれているものであった。
【0005】本発明は、こうした要望を満足するために
なされたものであり、環境の変化に応じて自動的に選曲
を行い、その場の環境にふさわしい音楽を演奏すること
のできる環境音楽演奏装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における環境音楽演奏装置は、複数の楽曲の
演奏データを記憶した記憶手段と、外部環境の変化を検
出する検出手段と、上記検出手段によって検出された外
部環境の変化に基づいて、上記記憶手段に記憶された上
記演奏データを選択する選択手段と、上記選択手段によ
って選択された上記演奏データを読み出す読み出し手段
とを備えるようにしたものである。
【0007】また、本発明における環境音楽演奏装置
は、多数の楽曲の演奏データを、複数の楽曲の演奏デー
タにより一単位を構成する複数のグループ毎に分類して
記憶した記憶手段と、外部環境の変化を検出する検出手
段と、上記検出手段によって検出された外部環境の変化
に基づいて、上記記憶手段に記憶された上記演奏データ
を、上記グループ毎に選択する選択手段と、上記選択手
段によって選択された上記グループに含まれる上記演奏
データを、選択的に読み出す読み出し手段とを備えるよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】本発明のうち前者のものによれば、検出手段に
よって、外部環境の変化が検出される。こうして、検出
された外部環境の変化に基づいて、選択手段によって、
記憶手段から演奏データが選択され、選択された演奏デ
ータが読み出し手段によって読み出され、演奏されるこ
とになるものである。従って、環境の変化に応じて、演
奏される楽曲が変化するようになる。
【0009】このため、記憶手段に、予想される環境の
変化に応じて、環境にふさわしい楽曲の演奏データを記
憶させておくことにより、環境の変化に応じて、常に環
境にふさわしい音楽を演奏させることができるようにな
る。
【0010】また、本発明のうち後者のものによれば、
検出手段によって、外部環境の変化が検出される。こう
して、検出された外部環境の変化に基づいて、選択手段
によって、記憶手段から複数の演奏データを記憶したグ
ループが選択される。そして、こうして選択されたグル
ープに含まれる演奏データが、読み出し手段によって選
択的に読み出され、演奏されることになるものである。
従って、環境の変化に応じて、演奏される楽曲のグルー
プが変化するようになる。
【0011】このため、予想されるに環境の変化に応じ
てグループを分類し、記憶手段に、分類されたグループ
毎に環境にふさわしい複数の楽曲の演奏データを記憶さ
せておくことにより、環境の変化に応じて、常に環境に
ふさわしい音楽を次々に演奏させることができるように
なる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明による環境音
楽演奏装置の実施例を詳細に説明するものとする。
【0013】図1には、本発明の第一の実施例による環
境音楽演奏装置の構成を示すブロック構成図が示されて
おり、この環境音楽演奏装置は、光の強度を検出して、
光の強度にふさわしい楽曲を演奏するものである。即
ち、一日の光の強度の変化を、「昼間」、「夕方」およ
び「夜」の三段階で検出し、「昼間の環境」、「夕方の
環境」そして「夜の環境」にふさわしい楽曲を演奏する
ようになされている。
【0014】環境音楽演奏装置は、その全体の動作の制
御を演奏データ処理部10内の中央処理装置(CPU)
10aを用いて制御するように構成されている。この演
奏データ処理部10は、上記したCPU10a、全体の
動作の制御のための所定のプログラムなどが格納された
リード・オンリ・メモリ(ROM)10bおよび後述す
るようなCPU10によるプログラムの実行に必要な各
種レジスタ群などが設定されたワーキング・エリアとし
てのランダム・アクセス・メモリ(RAM)10cなど
を具備しており、CPU10aによって動作が制御され
たり、各種信号を入出力するものである。
【0015】そして、演奏データ処理部10には、バス
を介して、複数の演奏データを記憶したROMよりなる
演奏データ記憶部12と、演奏データ記憶部12に記憶
された演奏データに基づく楽音生成/停止指示データあ
るいは音色データなどの演奏制御信号に応じて、所定の
音高あるいは音色などの楽音を発生するための楽音信号
の生成/停止を行う音源部14と、光の強度を3段階で
検出する光センサ16とが接続されている。
【0016】光センサ16は、上記したように光の強度
を3段階で検出するものであり、こ3段階は「昼間の光
の強度」、「夕方の光の強度」および「夜の光の強度」
とされている。
【0017】また、音源部14にはアンプ18が接続さ
れていて、音源部14において生成された楽音信号は、
アンプ18により増幅されて、アンプ18に接続された
スピーカ20を介して、空間に楽音として放音されるこ
とになる。
【0018】演奏データ記憶部12に記憶された演奏デ
ータは、図2に図表的に示すような記憶領域により記憶
されている。即ち、各楽曲の演奏データを楽曲番号順に
記憶した楽曲データ・ライブラリ領域(本実施例におい
ては、20曲分記憶している。)と、楽曲データ・ライ
ブラリ領域に記憶された演奏データを、光センサ16が
検出する光の強度に応じて「昼間の光の強度」に対応す
る「昼間の曲集」、「夕方の光の強度」に対応する「夕
方の曲集」、「夜の光の強度」に対応する「夜の曲集」
のグループに分類し、楽曲番号により記憶したグループ
別選曲データ領域とが設定されている。
【0019】なお、「昼間の光の強度」に対応する「昼
間の曲集」、「夕方の光の強度」に対応する「夕方の曲
集」、「夜の光の強度」に対応する「夜の曲集」の各グ
ループに各楽曲を分類する際には、昼間の環境にふさわ
しい楽曲を「昼間の曲集」のグループに、夕方の環境に
ふさわしい楽曲を「夕方の曲集」のグループに、夜の環
境にふさわしい楽曲を「夜の曲集」のグループに属する
ようにする。
【0020】以上の構成において、演奏データ処理部1
0は、光センサ16の光の強度の検出結果に基づいて、
演奏データ記憶部12から光センサ16が検出する光の
強度に対応して分類された演奏データを選択して、読み
出すものである。そして、音源部14に対して、読み出
された演奏データに基づいて楽音生成/停止指示データ
あるいは音色データなどの演奏制御信号を出力すること
になる。そして音源部14は、こうした演奏制御信号に
基づいて、所定の音高の楽音を発生するための楽音信号
の生成/停止を行う。
【0021】音源部14で発生された楽音信号は、アン
プ18、スピーカ20を介して、空間に楽音として放音
されることになる。
【0022】図3には、光の強度の変化に対応して、演
奏される楽曲が変化する際の作用を示すフローチャート
が示されている。
【0023】まず、ステップS302において、光セン
サ16によって光の強度の検出が行われる。このステッ
プS302の処理を終了すると、ステップS304へ進
む。
【0024】ステップS304では、検出された光の強
度が、「昼間の光の強度」であるか、否かが判断され
る。この判断結果が肯定(Y)、即ち、検出された光の
強度が「昼間の光の強度」であった場合には、ステップ
S306へ進む。
【0025】ステップS306では、演奏データ記憶部
12のグループ別選曲データ記憶領域から「昼の曲集」
を選択して、ステップS308へ進む。そして、ステッ
プS308では、「昼の曲集」に記憶されている演奏デ
ータを、楽曲データ・ライブラリ領域から順次読み出し
て、演奏を行うことになる。
【0026】そして、ステップS308の処理を終了す
ると、ステップS302へ戻り、光センサ16による検
出に備えることになる。
【0027】また、ステップS304の判断結果が否定
(N)、即ち、検出された光の強度が「昼間の光の強
度」でなかった場合には、ステップS310へ進む。
【0028】ステップS310では、検出された光の強
度が、「夕方の光の強度」であるか、否かが判断され
る。この判断結果が肯定、即ち、検出された光の強度が
「夕方の光の強度」であった場合には、ステップS31
2へ進む。
【0029】ステップS312では、演奏データ記憶部
12のグループ別選曲データ記憶領域から「夕方の曲
集」を選択して、ステップS308へ進む。そして、ス
テップS308では、「夕方の曲集」に記憶されている
演奏データを、楽曲データ・ライブラリ領域から順次読
み出して、演奏を行うことになる。
【0030】そして、ステップS308の処理を終了す
ると、ステップS302へ戻り、光センサ16による検
出に備えることになる。
【0031】一方、ステップS310の判断結果が否
定、即ち、検出された光の強度が「夕方の光の強度」で
なかった場合(なお、この場合には、検出された光の強
度は「昼間の光の強度」でもない。)には、光の強度は
「夜の光の強度」であるため、ステップS314へ進
み、演奏データ記憶部12のグループ別選曲データ記憶
領域から「夜の曲集」を選択して、ステップS308へ
進む。そして、ステップS308では、「夜の曲集」に
記憶されている演奏データを、楽曲データ・ライブラリ
領域から順次読み出して、演奏を行うことになる。
【0032】そして、ステップS308の処理を終了す
ると、ステップS302へ戻り、光センサ16による検
出に備えることになる。
【0033】以上のように、光の強度の変化に応じて、
演奏される楽曲が光の強度にふさわしい楽曲に変化す
る。即ち、昼間であるならば「昼間の曲集」が演奏さ
れ、夕方であるならば「夕方の曲集」が演奏され、夜で
あるならば「夜の曲集」が演奏されるため、常に外部の
環境にふさわしい楽曲の演奏が行われるものである。
【0034】図4は、本発明による環境音楽演奏装置の
第二の実施例による、図3に相当するフローチャートが
示されている。この第二の実施例の環境音楽演奏装置
は、自動車に登載して、車内に車速にふさわしい音楽を
流すようにしたものである。
【0035】従って、外部環境の変化を検出するセンサ
としては、自動車の速度を車輪の回転数から検出するセ
ンサを使用し、自動車の速度に応じて演奏する楽曲を変
化させるようにしている。
【0036】そして、演奏データ記憶部に記憶されたグ
ループ別選曲データ領域に記憶されるグループとして
は、「40Km/h用の曲集」、「60Km/h用の曲
集」、「80Km/h用の曲集」および「100Km/
h用の曲集」が設定されている。
【0037】ちなみに、「40Km/h用の曲集」とし
ては、ゆったりとした曲調の音楽を、「100Km/h
用の曲集」としては、車速が高速になるため、運転車に
慎重な運転を心がけさせるような曲調の音楽などを選定
するものである。
【0038】この第二の実施例の作用を、図4を参照し
ながら説明すると、まず、ステップS402において、
速度センサによって速度の検出が行われる。このステッ
プS402の処理を終了すると、ステップS404へ進
む。
【0039】ステップS404では、検出された速度
が、50Km/h未満であるか、否かが判断される。こ
の判断結果が肯定、即ち、検出された速度が50Km/
h未満であった場合には、ステップS406へ進む。
【0040】ステップS406では、演奏データ記憶部
のグループ別選曲データ記憶領域から「40Km/h用
の曲集」を選択して、ステップS408へ進む。そし
て、ステップS408では、「40Km/h用の曲集」
に記憶されている演奏データを、楽曲データ・ライブラ
リ領域から順次読み出して、演奏を行うことになる。
【0041】そして、ステップS408の処理を終了す
ると、ステップS402へ戻り、速度センサによる検出
に備えることになる。
【0042】また、ステップS404の判断結果が否
定、即ち、検出された速度が50Km/h未満でなかっ
た場合には、ステップS410へ進む。
【0043】ステップS410では、検出された速度
が、50Km/h以上70Km/h未満であるか、否か
が判断される。この判断結果が肯定、即ち、検出された
速度が50Km/h以上70Km/h未満であった場合
には、ステップS412へ進む。
【0044】ステップS412では、演奏データ記憶部
のグループ別選曲データ記憶領域から「60Km/h用
の曲集」を選択して、ステップS408へ進む。そし
て、ステップS408では、「60Km/h用の曲集」
に記憶されている演奏データを、楽曲データ・ライブラ
リ領域から順次読み出して、演奏を行うことになる。
【0045】そして、ステップS408の処理を終了す
ると、ステップS402へ戻り、速度センサによる検出
に備えることになる。
【0046】一方、ステップS410の判断結果が否
定、即ち、検出された速度が50Km/h以上70Km
/h未満でなかった場合には、ステップS414へ進
む。
【0047】ステップS414では、検出された速度
が、70Km/h以上90Km/h未満であるか、否か
が判断される。この判断結果が肯定、即ち、検出された
速度が70Km/h以上90Km/h未満であった場合
には、ステップS416へ進む。
【0048】ステップS416では、演奏データ記憶部
のグループ別選曲データ記憶領域から「80Km/h用
の曲集」を選択して、ステップS408へ進む。そし
て、ステップS408では、「80Km/h用の曲集」
に記憶されている演奏データを、楽曲データ・ライブラ
リ領域から順次読み出して、演奏を行うことになる。
【0049】そして、ステップS408の処理を終了す
ると、ステップS402へ戻り、速度センサによる検出
に備えることになる。
【0050】一方、ステップS414の判断結果が否
定、即ち、検出された速度が70Km/h以上90Km
/h未満でなかった場合(この場合には、速度は90K
m/h以上である。)には、ステップS418へ進む。
【0051】ステップS418では、演奏データ記憶部
のグループ別選曲データ記憶領域から「100Km/h
用の曲集」を選択して、ステップS408へ進む。そし
て、ステップS408では、「100Km/h用の曲
集」に記憶されている演奏データを、楽曲データ・ライ
ブラリ領域から順次読み出して、演奏を行うことにな
る。
【0052】そして、ステップS408の処理を終了す
ると、ステップS402へ戻り、速度センサによる検出
に備えることになる。
【0053】以上のように、車速の変化に応じて、演奏
される楽曲が車速にふさわしい楽曲に変化する。即ち、
車速が50Km/h未満であるならば「40Km/h用
の曲集」が演奏され、90Km/h以上になれば「10
0Km/h用の曲集」が演奏されるなどすることにな
る。
【0054】なお、上記した第一の実施例および第二の
実施例に関しては、以下のような変形例がある。
【0055】(1)外部環境の変化を検出するセンサと
しては、上記したもの以外に、「温度」、「湿度」、
「自動車の排気ガスの濃度」、「音量(騒音)」、「人
体の熱」などの種々の対象を検出することができるセン
サを適宜選択してよく、その場合には、選択したセンサ
の検出対象に応じて、演奏データ記憶部に記憶する演奏
データの選定を行うことになる。
【0056】(2)上記した第一の実施例、第二の実施
例および変形例(1)で説明した各種センサと、各種セ
ンサの検出対象に対応して演奏データを記憶した演奏デ
ータ記憶部とを備えるようにして、各種センサおよび各
種センサの検出対象に対応して、演奏データを記憶した
演奏データ記憶部を選択的に動作させたり、いくつかあ
るいは全てを同時に動作させるようにしてもよい。
【0057】なお選択的に動作させる場合には、各種セ
ンサおよび各種センサの検出対象に対応して演奏データ
を記憶した演奏データ記憶部を、選択できる操作子を設
けるようにすればよい。
【0058】(3)上記した各実施例においては、環境
音楽演奏装置は、音源部を一体化したものに関して説明
したが、音源部は別体として構成してもよい。
【0059】また、アンプ、スピーカなども音源部と同
様に、別体として構成してもよい。
【0060】(4)上記した各実施例においては、環境
音楽演奏装置は、演奏データ記憶部を一体化したものに
関して説明したが、演奏データ記憶部を、別体として構
成してもよい。即ち、演奏データを磁気ディスクあるい
はROMカードなどの記録媒体に記憶させておき、こう
した記憶媒体に記憶された演奏データを、演奏データ処
理部が選択して、読み出すようにしてもよい。
【0061】(5)上記した各実施例においては、演奏
データ記憶部として、複数の楽曲を含む複数のグループ
を記憶したものに関して説明した。しかしながら、記憶
容量が小さな記憶装置を使用する場合には、グループ毎
に複数の楽曲の演奏データを記憶せず、センサの各検出
状態に応じて、各検出状態に対応する単一の演奏データ
が読み出されるようにしてもよい。その場合には、セン
サの検出状態に対応させて、演奏データ記憶部に当該楽
曲の演奏データを記憶させておき、センサが所定の状態
を検出すると、演奏データ記憶部から当該楽曲の演奏デ
ータが選択されて、読み出されるようにすればよい。
【0062】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0063】複数の楽曲の演奏データを記憶した記憶手
段と、外部環境の変化を検出する検出手段と、上記検出
手段によって検出された外部環境の変化に基づいて、上
記記憶手段に記憶された上記演奏データを選択する選択
手段と、上記選択手段によって選択された上記演奏デー
タを読み出す読み出し手段とを備えるようにしたため検
出手段によって、外部環境の変化を検出することができ
る。
【0064】そして、検出された外部環境の変化に基づ
いて、選択手段によって、記憶手段から演奏データが選
択され、選択された演奏データが読み出し手段によって
読み出され、楽曲の演奏を行うことができるようにな
る。従って、環境の変化に応じて、演奏される楽曲を変
化することができる。
【0065】このため、記憶手段に、予想される環境の
変化に応じて、環境にふさわしい楽曲の演奏データを記
憶させておくことにより、環境の変化に応じて、常に環
境にふさわしい音楽を演奏させることができるようにな
るものである。
【0066】また、多数の楽曲の演奏データを、複数の
楽曲の演奏データにより一単位を構成する複数のグルー
プ毎に分類して記憶した記憶手段と、外部環境の変化を
検出する検出手段と、上記検出手段によって検出された
外部環境の変化に基づいて、上記記憶手段によって記憶
された上記演奏データを、上記グループ毎に選択する選
択手段と、上記選択手段によって選択された上記グルー
プに含まれる上記演奏データを、選択的に読み出す読み
出し手段とを備えるようにしたため、検出手段によっ
て、外部環境の変化を検出することができる。
【0067】そして、検出された外部環境の変化に基づ
いて、選択手段によって、記憶手段から複数の演奏デー
タを記憶したグループが選択される。さらに、こうして
選択されたグループに含まれる演奏データが、読み出し
手段によって選択的に読み出され、楽曲の演奏を行うこ
とができるようになる。従って、環境の変化に応じて、
演奏される楽曲のグループを変化することができる。
【0068】このため、予想されるに環境の変化に応じ
てグループを分類し、記憶手段に、分類されたグループ
毎に環境にふさわしい複数の楽曲の演奏データを記憶さ
せておくことにより、環境の変化に応じて、常に環境に
ふさわしい音楽を次々に演奏させることができるように
なるものである。
【0069】即ち、本発明の環境音楽演奏装置によれ
ば、環境の変化に応じて自動的に選曲を行い、その場の
環境にふさわしい音楽を演奏させることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による環境音楽演奏装置
を示すブロック構成図である。
【図2】演奏データ記憶部の演奏データの記録態様を、
図表的に示した説明図である。
【図3】本発明の第一の実施例による環境音楽演奏装置
の作用を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第二の実施例による環境音楽演奏装置
の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 演奏データ処理部 12 演奏データ記憶部 14 音源部 16 光センサ 18 アンプ 20 スピーカ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽曲の演奏データを記憶した記憶
    手段と、 外部環境の変化を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された外部環境の変化に基づ
    いて、前記記憶手段に記憶された前記演奏データを選択
    する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記演奏データを読み
    出す読み出し手段とを有することを特徴とする環境音楽
    演奏装置。
  2. 【請求項2】 多数の楽曲の演奏データを、複数の楽曲
    の演奏データにより一単位を構成する複数のグループ毎
    に分類して記憶した記憶手段と、 外部環境の変化を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された外部環境の変化に基づ
    いて、前記記憶手段に記憶された前記演奏データを、前
    記グループ毎に選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された前記グループに含まれ
    る前記演奏データを、選択的に読み出す読み出し手段と
    を有することを特徴とする環境音楽演奏装置。
JP4252128A 1992-08-27 1992-08-27 環境音楽演奏装置 Pending JPH0675573A (ja)

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