JP2542316B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鍵盤楽器に付加して使
用される自動伴奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍵盤楽器に付加された自動伴奏装
置は自動伴奏モードに設定すると、鍵盤上の適当な音高
に分割点を定め、この分割点の例えば下側の音域を伴奏
用のコード指定音域とし、上側の音域を主旋律等を演奏
する音域として利用できるように設定される。コード指
定音域として定められた音域では1鍵の押鍵操作でもこ
の押鍵操作を伴奏コードの指定入力として判定し、伴奏
コードの検出を実行している。
【0003】図4に従来の自動伴奏装置の概略の構成を
示す。図中1は鍵盤を示す。鍵盤1は押鍵・離鍵検出装
置2に接続される。押鍵・離鍵検出装置2の検出出力信
号は音源制御装置4とコード検出装置3に入力される。
つまり自動伴奏モードでは鍵盤1の例えば中央の鍵から
低音側が伴奏用のコード指定音域に設定され、この音域
の各鍵の押鍵・離鍵検出信号がコード検出装置3に入力
される。
【0004】伴奏用のコード指定音域以外の音域の押鍵
・離鍵検出信号は音源制御装置4に入力され、音源7を
制御し押鍵された音名の音の信号を音源7で生成し、拡
声装置8から音として放音させる。従来はコード検出装
置3では1鍵の操作入力であっても、その押鍵された音
を含む伴奏用のコードを決定し、この伴奏コード情報を
伴奏パターン選択・読出装置5に与え、伴奏パターンメ
モリ6から伴奏パターン(リズム、楽器の音色等)を読
出し、その伴奏パターンを音源制御装置4に与え、伴奏
パターンによっても音源7を制御し、伴奏音も拡声装置
8から放音される。尚、伴奏音はスタートボタン操作に
より打楽器音によるリズム伴奏が開始され、そのリズム
に合わせて和音(コード)情報を入力すると、和音伴奏
がリズムに合わせて発生する。一旦伴 奏コード情報を入
力すると、爾後コード指定音域で押鍵操作が無くても、
先に入力した伴奏コード情報に従って伴奏パターンが読
み出され、伴奏音は出力され続ける。この状態でコード
指定音域で他の鍵が押鍵操作されると、それ以後はその
押鍵された音で決まる伴奏コードに変更される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動伴奏装置で
は上述したように、伴奏用のコード指定音域に指定され
た音域では1鍵の押鍵操作でもコード検出装置4は伴奏
コードの検出を行なっている。従って伴奏コード情報
外の演奏入力に使用することはできない。このため、例
えば伴奏に合わせて例えばベースラインのように低音域
での主旋律を演奏することができない欠点があり、上級
者には自動伴奏機能がじゃまな存在になる。
【0006】この発明の目的は伴奏用のコード指定音域
に指定された音域でも先に入力した伴奏コードで決めら
れる伴奏に合わせて伴奏以外の演奏、例えば主旋律を演
奏することができる自動伴奏装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では伴奏用のコ
ード指定音域において、伴奏用のコード指定入力である
か、又は伴奏コード指定入力以外の操作入力であるのか
を区別するために、最少押鍵数を設定できるように構成
し、押鍵数が設定した最少押鍵数以上であれば伴奏用の
コード指定入力と判定させ、最少押鍵数より少ない数の
押鍵数の場合は伴奏情報入力以外の演奏入力として判定
させるように構成したものである。
【0008】従ってこの発明によれば最少押鍵数を例え
ば「3」に設定すると、伴奏用のコード指定音域におい
て、3鍵かこれ以上の押鍵操作が行なわれると伴奏用の
コード指定入力と判定して伴奏コードの検出が行なわれ
る。3鍵以下の押鍵の場合は伴奏コードの検出を行なわ
ずに、その押鍵された鍵に対応する音と、以前入力され
た伴奏コードで決定される伴奏音を放音させる。
【0009】従ってこの発明の自動伴奏装置によれば伴
奏用のコード指定音域であっても伴奏の他に旋律の演奏
も行なうことができ、自然楽器に近い奏法を実現するこ
とができる。
【0010】
【実施例】図1にこの発明による自動伴奏装置の一実施
例を示す。図1において、図4と対応する部分には同一
符号を付して示す。この発明においては押鍵・離鍵検出
装置2とコード検出器4との間に最少押鍵数判定手段9
を設け、この最少押鍵数判定手段9において伴奏用のコ
ード指定音域に指定された鍵の中の押鍵数Aを計数し、
この計数値Aと、演奏スタイル選択装置10に設定した
最少押鍵数Mと比較し、押鍵数AがA≧Mであれば伴奏
コードの入力と判定し、押鍵・離鍵検出装置との検出出
力をコード検出装置3に与え、伴奏コードの検出を行
い、伴奏パターン選択・読出装置5に設定した伴奏コー
ドの変更を行う。また押鍵数AがA<Mであれば最少押
鍵数判定手段9は押鍵・離鍵検出装置2の検出出力をそ
のまま音源制御装置4から音源7に送り、押鍵された鍵
に対応した音の信号と、以前入力した伴奏コード情報に
よって決まる伴奏音信号を音源7から生成させ拡声装置
8から放音させる。従ってA<Mの関係を保って押鍵操
作すれば伴奏用のコード入力音域の鍵であっても自動伴
奏のコードを変化させずに主旋律或はベースラインを演
奏することができる。
【0011】演奏スタイル選択装置には例えば以下に示
す〜の条件で最少押鍵数Mと伴奏用のコード入力音
域の設定を行なうことができる。 最少押鍵数M=4、伴奏コード入力音域(全域) この設定時には鍵盤全域で主旋律、ベースラインに伴奏
コードを変えながら演奏することができる。伴奏コード
検出を行なう最少押鍵数MをM=4とする。押鍵数Aが
4未満の状態ではコード検出は行なわないので以前入力
した伴奏コード情報によって決まる伴奏音に加えて主旋
律、ベースライン等自由に演奏することができる。小
節の変更等により伴奏コードを変えなくてはならないと
きだけ次の伴奏コードを入力するために4鍵以上押鍵す
ることによって伴奏コードを変更することができる。つ
まり通常は伴奏パターンメモリ6に記憶した伴奏パター
ンに従ってリズムが刻まれ、このリズムに伴奏コードが
自動的に付加される。従って伴奏コードに変更が無けれ
ば伴奏コード入力のための押鍵操作は必要としない。
尚、押鍵の中の最高音は装飾音、或は主旋律上の経過音
である可能性が高いので伴奏コードの判定には使用しな
い。 最少押鍵数M=3、伴奏コード入力音域(上位側) この場合は分割点の上位側(右手)において主旋律と伴
奏コード入力、下位側(左手)でベースラインを演奏す
る。この場合には分割点の上位側の音域であっても押鍵
数Aが3鍵未満であれば以前に入力した伴奏コード情報
によって決まる伴奏音に加えて主旋律等を自由に演奏す
ることができる。伴奏コードを変更するときはその音域
で3鍵以上押鍵すれば、その押鍵された鍵によって決ま
る伴奏コードに変更される。 最少押鍵数M=3、伴奏コード入力音域(下位側) この場合は分割点の上位側(右手)において主旋律;下
位側(左手)で伴奏コードとベースラインを演奏する。
この場合には分割点の下位側であっても、その音域での
押鍵数Aが3鍵未満であれば以前に入力した伴奏コード
情報によって決まる伴奏音に加えてベースライン、主旋
律等を自由に演奏することができる。伴奏コードを変更
するときはその音域で3鍵以上押鍵すれば良い。 最少押鍵数M=1、伴奏コード検出音域(下位側) この場合は分割点の上位側(右手)で主旋律等の演奏を
行ない、下位側(左手)で伴奏コードの指定入力を行な
う。最少押鍵数MをM=1に設定したから、この場合は
図4で説明した従来の技術と同じ動作となる。
【0012】図2に演奏スタイル選択装置10における
処理プログラムの概略を表わすフローチャート示す。ス
テップAで上記した設定条件が選択されているか否か
を判別する。設定条件が選択されている場合はステッ
プBに移り、最少押鍵数M=4、コード検出音域(全
域)を記憶し終了する。ステップAで設定条件が選択
されていない場合はステップCに分岐し、ステップCで
設定条件が選択されたか否かを判別する。設定条件
が選択されている場合はステップDに移り、最少押鍵数
M=3、コード検出音域(上位側)を記憶し終了する。
【0013】以下同様にしてステップE又はGで設定条
件又はが選択されたか否かを判別し、その判別結果
に応じてステップF又はHを実行し、設定条件の読込を
終了する。図3は押鍵・離鍵検出装置2と、最少押鍵数
判定手段9及びコード検出装置3の動作を表わすフロー
チャートを示す。ル−チンR1は押鍵・離鍵検出装置2
の動作を表わしている。図2に示したプログラムによっ
て読込んだコード検出音域が分割点より下位側か上位側
或は全域かを判別すると共に、押鍵された鍵がコード検
出音域に属するか否かを判別し、その判別結果により最
小押鍵数判定手段9に押鍵情報を渡すか、又は音源制御
装置4に直接渡すかを実行する。
【0014】ルーチンR1において、押鍵された鍵がコ
ード検出音域に属している場合はルーチンR2に渡さ
れ、押鍵数の判定が行なわれる。押鍵数Aが最少押鍵数
Mに対しA≧MであればルーチンR3で伴奏用コード検
出が実行される。A<Mの場合はルーチンR3を通るこ
となく、直接音源制御装置4に与えられる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、最少押鍵数Mを設定し、押鍵数がこの最少押鍵数M
に達するか否かによって伴奏コード指定のための入力で
あるか否かを判別したから、最少押鍵数未満の押鍵数で
入力していれば伴奏コード検出音域であっても主旋律、
ベースライン等の伴奏以外の奏演を実行することができ
る。従って上級者には自然楽器の奏法と同等の演奏を行
なうことができる。然も最少押鍵数MをM=1に設定し
た場合には従来の技術と同等の動作を行なわせることが
でき、だれにでも自動伴奏を楽しませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】この発明の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】この発明の要部の動作を説明するためのフロー
チャート。
【図4】従来の技術を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 押鍵・離鍵検出装置 3 コード検出装置 4 音源制御装置 5 伴奏パターン選択・読出装置 6 伴奏パターンメモリ 7 音源 8 拡声装置 9 最少押鍵数判定手段 10 演奏スタイル選択装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.押鍵数が伴用コード入力として判
    定すべき最少押鍵数であるか否かを判定する最少押鍵数
    判定手段と、 B.この最少押鍵数判定手段で押鍵数が設定された最少
    押鍵数以上を検出することにより、この押鍵コードに該
    当する伴奏コードを読出すコード検出装置と、 C.このコード検出装置で検出された伴奏コード情報を
    爾後、伴奏コード情報が変更されるまで各音名のデータ
    に変換する音源に与え続ける伴奏パターン選択・読出装
    置と、 D.音源から出力される各音名の周波数を具備した電気
    信号を音として放音する拡声装置と、E.上記最少押鍵数判定手段で押鍵数が設定された最少
    押鍵数以下を検出することにより、この押鍵された鍵の
    音名のデータを上記音源に直接供給し、伴奏用コード指
    定音域の音であっても伴奏以外の音として放音させる音
    源制御装置と、 によって構成したことを特徴とする自動
    伴奏装置。
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JPS54123018A (en) * 1978-03-17 1979-09-25 Nippon Gakki Seizo Kk Electronic instrument with automatic accompanying device
JPS5746296A (en) * 1980-09-05 1982-03-16 Casio Computer Co Ltd Electronic musical instrument

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