JP2640992B2 - 電子楽器の発音指示装置及び発音指示方法 - Google Patents

電子楽器の発音指示装置及び発音指示方法

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    • G10H2210/616Chord seventh, major or minor

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子楽器の発音指示装
置に関し、特に発音指示の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】従来、電子楽器においてはコード演奏を
簡易にするものが種々考えらている。この1つが自動コ
ードフォーム演奏である。この自動コードフォーム演奏
は、自動リズム演奏を実行させながら、キーボードの伴
奏用キーボード部分で演奏するコードの構成音のキーを
押し続けるまたは1回押すだけで、自動的にコード演奏
が繰り返されていくものである。
【0003】また他の1つはワンフィンガーコード演奏
である。このワンフィンガーコード演奏は、やはり自動
リズム演奏を実行させながら、キーボードの伴奏用のキ
ーボード部分でいずれかのキーをオンし続けるまたは1
回オンすると、このオンキーをコードルートとするコー
ドタイプ、例えばメジャーが自動的に繰り返し演奏され
る。さらにもう1つの任意のキーを同時にオンし続ける
または1回オンすると、コードタイプがマイナーに変わ
り、さらにもう1つの任意キーを同時にオンし続けるま
たは1回オンすると、コードタイプがセブンスに変わる
というように、押鍵数に応じてコードタイプを変えてい
く。
【0004】本発明は、このような単にコード演奏だけ
を行うのではなく、コード演奏を含む種々の形態の演奏
を行うことのできる電子楽器を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、楽音の発音の指示に応じて、単一の音高
の楽音情報を出力するとともにコードの楽音情報も出力
し、このコードの検出を行うか行わないか、またはこの
コードの楽音情報を出力するかしないかを切り換えるよ
うにしたものである。
【0006】
【作用】これにより、単一の音高の演奏とともにコード
の演奏を変化させたり、コードの演奏はそのまま変化さ
せず、単一の音高の演奏だけを変化させたりする等、種
々の形態の演奏を行うことができる。
【0007】
【実施例】1.全体回路 図2は電子楽器の全体回路を示している。キーボード1
の各キーは、キースキャン回路2によってスキャンさ
れ、キーオン、キーオフを示すデータが検出され、CP
U5によってRAM6に書き込まれる。そして、それま
でRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの状態
を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、オフ
イベントの判別が、CPU5によって行われる。なお、
上記キーボード1は、電子弦楽器、電子吹奏(管)楽
器、電子打楽器(パッド等)、コンピュータのキーボー
ド等で代用してもよい。
【0008】パネルスイッチ群3の各キーは、パネルス
キャン回路4によって、スキャンされる。このスキャン
により、各キーのオン、オフを示すデータが検出され、
CPU5によってRAM6に書き込まれる。そして、そ
れまでRAM6に記憶されていた各キーのオン、オフの
状態を示すデータと比較され、各キーのオンイベント、
オフイベントの判別が、CPU5によって行われる。
【0009】このパネルスイッチ群3内には、コード切
り換えスイッチ10が設けられている。このコード切り
換えスイッチ10は、コードモードとソロモードとに切
り換えられる。コードモードでは、上記キーボード1の
各キーの新たな発音操作により、このオンキーに応じた
単一のキーナンバ(音高)に応じた楽音データ(以下ソ
ロ楽音という)が出力されるほか、上記オンキーに応じ
たコードの楽音データ(以下コード楽音という)が出力
される。ソロモードでは、上記キーボード1の各キーの
新たな発音操作により、このオンキーに応じた単一のキ
ーナンバ(音高)に応じた楽音データが出力され、通常
の演奏が行われる。コードの楽音データについては、ソ
ロモードになる前のコードモードのときのコードの楽音
データがそのまま出力される。上記コード切り換えスイ
ッチ10は、ペダル、フットスイッチ、ニーレバー、つ
まみ等で代用してもよい。
【0010】RAM6には、上述したデータのほか、各
種処理データも記憶される。この各種処理データには、
上記コード切り換えスイッチ10の切り換えデータも含
まれる。このデータは、コードモード(「1」)、ソロ
モード(「0」)のデータである。ROM7には、CP
U5が後述する各種処理を行うためのプログラムが記憶
されるほか、コードテーブル11、コードシーケンスメ
モリ12等も設けられている。
【0011】コードテーブル11には、各コードのコー
ドビットパターンデータが記憶されており、キーボード
1のオンキーに応じたコードタイプ及びコードルートの
判別に使われる。コードシーケンスメモリ12には、コ
ード演奏のパターンデータが記憶されており、上記コー
ドタイプ及びコードルートに応じたパターンに変更され
て自動コード演奏が行われる。
【0012】トーンジェネレータ8では、上記キーボー
ド1及びパネルスイッチ群3から入力されたキーナンバ
(音高)、タッチ、トーンナンバ(音色)等の楽音情報
に応じた楽音データが生成される。このトーンジェネレ
ータ8には、複数チャンネル分、例えば16チャンネル
分またはそれ以上の楽音生成系が時分割処理により形成
されており、楽音をポリフォニックに発音させることが
できる。上記楽音データはサウンドシステム9へ送出さ
れて発音される。上記各チャンネルに割り当てられる上
記楽音情報は上記アサインメントメモリ13に記憶され
る。
【0013】2.コードテーブル11 図3はコードテーブル11を示すものである。このコー
ドテーブル11には、メジャー、マイナー、セブンス…
の各コードタイプを構成する音名の対応ビットを「1」
とし、それ以外を「0」としたコードビットパターンデ
ータがそれぞれ記憶されている。この各コードビットパ
ターンデータは12ビットであり、各ビットはC、C
#、D、D#…の音名を表わしている。またこのコード
ビットパターンデータは、コードルートがCで、基本形
のものであるが、コードルートは別のものであってもよ
いし、転回形であってもよい。
【0014】このコードビットパターンデータと、上記
キーボード1のオンキーとを比較してコードタイプとコ
ードルートの判別が行われる。この判別は以下のとうり
である。キーボード1の伴奏キーボード(ローアキーボ
ード)または全キーボードのスキャン結果、すなわちキ
ーオン/オフデータ列を各オクターブごとに論理和す
る。そして、この論理和データと、上記コードビットパ
ターンとを比較し、一致しなければどちらかのデータを
1ビットリングシフトして再度比較する。そして一致す
るものがあれば、コードタイプが判別され、上記リング
シフト回数によりコードルートが判別される。この処理
は、特願平2−136447にも記載されている。
【0015】コードシーケンスメモリ12には、コード
演奏パターンデータが複数小節分記憶されており、上述
のコード判別が行われると、繰り返し読み出される。こ
のコード演奏パターンデータは、例えば、Cメジャーの
コードの演奏パターンデータであり、キーナンバデータ
KN、ステップタイムデータST、ゲートタイムデータ
GT等からなっている。キーナンバデータKNは、コー
ドを構成する各楽音の音高データであり、ステップタイ
ムデータSTは曲の先頭または小節の先頭から上記楽音
の発音タイミングまでの時間データであり、ゲートタイ
ムデータGTは、上記楽音の発音時間を示す時間データ
である。他のコードルートのコード演奏については、上
記各キーナンバデータKNがコードルートの差に応じて
シフトされる。また他のコードタイプのコード演奏につ
いては、上記キーナンバデータKNの一部が変更され
る。なお、他のコードタイプのコード演奏パターンデー
タについても、コードシーケンスメモリ12に記憶する
ようにしてもよい。
【0016】上記各キーナンバデータKNは、後述する
トーンジェネレータ8内のアサインメントメモリ13に
セットされ、コードの楽音が発音される。この発音のタ
イミングは、プログラマブルタイマ(図示せず)の値が
上記ステップタイムデータSTに一致したときである。
また消音のタイミングは、プログラマブルタイマ(図示
せず)の値が上記ゲートタイムデータGTに一致したと
きである。なお、上述したコード判別とコード演奏は他
の処理形式によってもよい。このように、コード楽音は
キーボード1でコード操作があると、その後キーオフし
ても発音し続ける。一方ソロ楽音は、このコード操作の
間だけ鳴り、キーオフがあると消音する。
【0017】3.アサインメントメモリ13 図4は上記アサインメントメモリ13を示すものであ
る。このアサインメントメモリ13には、16チャンネ
ル分またはそれ以上のメモリエリアが形成されており、
上記トーンジェネレータ8に形成された16個またはそ
れ以上の楽音生成チャンネルに割り当てられた楽音情報
がそれぞれ書き込まれる。この楽音情報には、上述のコ
ード楽音の各キーナンバデータKN及びソロ楽音のキー
ナンバデータKNも含まれる。このソロ楽音は例えばベ
ース音等とし、コード演奏とベース演奏とを同時に行う
こともできる。なおベースの代わりにバッキング等であ
ってもよい。
【0018】上記コードテーブル11及びコードシーケ
ンスメモリ12の読み出しは、上記コード切り換えスイ
ッチ10がソロモードのときは行われない。従ってコー
ド演奏パターンデータの各キーナンバデータKNもアサ
インメントメモリ13に書き込まれず、コード楽音は新
たなキーオンがあっても変化せず、それまでのコード楽
音が引き続き発音される。
【0019】上記各チャンネルメモリエリアに書き込ま
れる楽音情報は、オン/オフデータ、上記キーナンバデ
ータKN、重み係数データWT等である。オン/オフデ
ータは、キーボード1の各キーのオン(「1」)、オフ
(「0」)または発音(「1」)、消音(「0」)を示
すデータである。キーナンバデータKNは、キーボード
1の各キーの音高を示すデータである。重み係数データ
WTは、チャンネル割り当ての優先度を示すデータであ
り、例えば特願平1−305818号に示されているよ
うに処理される。アサインメントメモリ13には、上記
情報以外に、トーンナンバデータTN、楽音の発生元を
示すサウンドグループデータGN等も記憶してもよい。
【0020】4.全体処理 図5は全体処理のフローチャートを示している。この処
理は電源投入によりスタートする。この処理では、まず
CPU5はイニシャライズ処理を行い(ステップ0
1)、パネルスイッチ群3の操作に変化があるか否か判
別し(ステップ02)、変化があればパネル処理を行う
(ステップ03)。このステップ02、03の処理で
は、コード切り換えスイッチ10の操作に応じた処理も
行われる。この処理では、RAM6のワーキングレジス
タ群に、コード切り換えスイッチ10のモード切り換え
に応じた、コードモード(「1」)、ソロモード
(「0」)のモードデータがセットされる。
【0021】次いで、キーボード1のスキャン処理を行
い、キーオンがあれば(ステップ04)、発音処理を行
い(ステップ05)、キーオフがあれば(ステップ0
6)、消音処理を行う(ステップ07)。そして、その
他の処理を行い(ステップ08)、上記ステップ02に
戻る。
【0022】5.発音処理 図1は上記ステップ05の発音処理のフローチャートを
示すものである。この処理では、CPU5はトーンジェ
ネレータ8のアサインメントメモリ13の空チャンネル
エリアに上記ステップ04の新たなキーオンに係るキー
ナンバデータKN等を書き込み(ステップ11)、オン
/オフデータを「1」のオン状態とする(ステップ1
2)。これにより上記キーオンに応じた新たなソロ楽音
の発音が開始される。このソロ楽音は上記キーオンに係
るキーのオフにより上記ステップ07で消音される。
【0023】次いで、CPU5はRAM6に記憶されて
いるコード切り換えスイッチ10の切り換えデータがコ
ードモード(「1」)かソロモード(「0」)かを判別
する(ステップ13)。ソロモードであれば以下のステ
ップ14〜22のコード処理は行われず、コードモード
であればこのコード処理は行われる。こうして、ソロ演
奏とともにコード演奏を変化させるか、またはコード演
奏はそのまま変化させず、ソロ演奏だけを変化させたり
するかを選択することができ、種々の形態の演奏を行う
ことができる。
【0024】コードモードであれば、CPU5はキーボ
ード1の各オクターブごとの各キーのオン/オフを示す
オクトコードデータを順次論理和していく(ステップ1
4)。そして上記コードテーブル11から各コードタイ
プのコードビットパターンデータを読み出し、上記論理
和された合成オクトコードデータと一致するか否か判別
する(ステップ15)。合成オクトコードがコードテー
ブル11の全コードビットパターンデータと一致しない
ときは、合成オクトコードを1ビットリングシフトし
(ステップ16)、RAM6のコードルートデータを+
1して(ステップ17)、上記の合成オクトコードとコ
ードテーブル11の各コードビットパターンデータとの
一致判別処理を繰返す(ステップ18)。
【0025】このステップ16で、合成オクトコードを
リングシフトしていくことにより、転回形のコード判別
も可能となるし、このリングシフト回数によりコードル
ートも判別できるようになる。そして、合成オクトコー
ドに一致するコードビットパターンデータが発見されれ
ば(ステップ15)、このコードビットパターンデータ
に対応するコードテーブル11のコードタイプをRAM
6に書き込むとともに、RAM6に記憶されているコー
ドルートデータをコードルートとする(ステップ1
9)。例えば、このコードルートデータが「0」であれ
ばコードルートは「C」となり、「1」であればコード
ルートは「C#」となり、「2」であればコードルート
は「D」となり、「11」であればコードルートは
「B」となる。
【0026】上記ステップ18で、コードルートデータ
の値が「12」まで達しても、一致するコードが発見さ
れないときは、コード不成立として、ステップ19のコ
ードルート及びコードネームの更新処理は行われない
(ステップ20)。このようにして、コードタイプとコ
ードルートの検出が行われると、CPU5はコードシー
ケンスメモリ12よりコード演奏パターンデータを読み
出し(ステップ21)、このデータの中のキーナンバデ
ータKNをコードルートに応じて一律に変更するととも
に、コードタイプに応じて一部変更し(ステップ2
2)、アサインメントメモリ13に書き込む。
【0027】こうして、上記オンキーに応じた新たなコ
ード演奏が行われる。このコード演奏におけるオン/オ
フは、上記ステップタイムデータとゲートタイムデータ
に基づいて行われる。このコード演奏はアルペジオ演奏
等であってもよい。なお、このステップ14〜22のコ
ード処理はステップ21〜22の演奏は行わず、ステッ
プ14〜20のコード検出処理のみ行って、検出したコ
ードタイプとコードルートをシーケンシャルに記憶して
もよい。
【0028】本発明は上記実施例に限定されず、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例え
ば、コード演奏を行うか行わないかの選択はコード切り
換えスイッチ10のオン/オフ以外に、特定の演奏が行
われたり、特定のモードが選択されたとき等に、行うよ
うにしてもよい。例えばリピート演奏が行われたり、自
動演奏が行われたり、ステレオモードが選択されたり、
フィルインモードが選択されたり等である。
【0029】また、コード切り換えスイッチ10または
その他のスイッチのオン/オフにより、ソロ演奏を行う
か行わないかの選択を行うようにしてもよい。この場
合、上記ステップ13の処理をステップ11の処理の前
でも行うことになる。さらにコード切り換えスイッチ1
0がソロモードのとき、コード演奏は終了させるように
してもよい。この場合、上記ステップ13でソロモード
ならば、発音中のコード楽音についてステップ07の消
音処理が行われる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、楽音の
発音の指示に応じて、単一の音高の楽音情報を出力する
とともにコードの楽音情報も出力し、このコードの検出
を行うか行わないか、またはこのコードの楽音情報を出
力するかしないかを切り換えるようにした。これによ
り、単一の音高の演奏とともにコードの演奏を変化させ
たり、コードの演奏はそのまま変化させず、単一の音高
の演奏だけを変化させたりする等、種々の形態の演奏を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発音処理(ステップ05)のフローチャート図
である。
【図2】電子楽器の全体回路図である。
【図3】コードテーブル11を示す図である。
【図4】アサインメントメモリ13を示す図である。
【図5】全体処理のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…キーボード、3…パネルスイッチ群、5…CPU、
6…RAM、7…ROM、10…コード切り換えスイッ
チ、11…コードテーブル、12…コードシーケンスメ
モリ、13…アサインメントメモリ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】楽音の発音を指示する手段と、 この楽音の発音の指示を判別する手段と、 この判別結果に応じ、上記発音の指示に対応する単一の
    音高の楽音情報を出力する手段と、 同じく上記判別結果に応じ、コードの楽音情報を出力す
    手段と、 このコードの楽音情報の出力の動作と非動作とを切り換
    える手段とを備えたことを特徴とする電子楽器の発音指
    示装置。
  2. 【請求項2】上記コードの楽音情報の出力は、コードの
    検出を行って出力し、同じく当該コードの楽音情報の出
    力が非動作に切り換わったとき、それまでのコードの楽
    音情報の出力を維持することを特徴とする請求項1記載
    の電子楽器の発音指示装置。
  3. 【請求項3】楽音の発音の指示を判別させる工程と、 この判別結果に応じ、上記発音の指示に対応する単一の
    音高の楽音情報を出力させる工程と、 同じく上記判別結果に応じ、コードの楽音情報を出力
    せる工程と、 このコードの楽音情報の出力の動作と非動作とを切り換
    させる工程とを備えたことを特徴とする電子楽器の
    音指示方法
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