JP2000199017A - 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法 - Google Patents

酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法

Info

Publication number
JP2000199017A
JP2000199017A JP11364786A JP36478699A JP2000199017A JP 2000199017 A JP2000199017 A JP 2000199017A JP 11364786 A JP11364786 A JP 11364786A JP 36478699 A JP36478699 A JP 36478699A JP 2000199017 A JP2000199017 A JP 2000199017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot
steel sheet
rolled
scale
zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11364786A
Other languages
English (en)
Inventor
Jin Won Choi
ジン ウォン チョイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Posco Holdings Inc
Original Assignee
Pohang Iron and Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR10-1998-0060213A external-priority patent/KR100368551B1/ko
Priority claimed from KR10-1998-0060222A external-priority patent/KR100368728B1/ko
Application filed by Pohang Iron and Steel Co Ltd filed Critical Pohang Iron and Steel Co Ltd
Publication of JP2000199017A publication Critical patent/JP2000199017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/02Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/02Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas
    • C23C2/022Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas by heating
    • C23C2/0222Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas by heating in a reactive atmosphere, e.g. oxidising or reducing atmosphere
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/02Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas
    • C23C2/022Pretreatment of the material to be coated, e.g. for coating on selected surface areas by heating
    • C23C2/0224Two or more thermal pretreatments

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造
する方法において、熱間圧延後、スケールのウスタイト
化合物を20%以上になるように、中間急速冷却を所望
の温度で行い、次に還元熱処理を行い、次いで鋼板を所
望の量のアルミニウムを含有する亜鉛浴中に浸漬するこ
とによって、優れた被覆接着性と優れた生産性が実現さ
れる熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法を開示する。 【解決手段】 熱間圧延鋼板を通常の冷却率で冷却して
巻き取り、次にスケールのウスタイト化合物を20%以
上になるように、300〜500℃の中間急速冷却温度
にまで、該巻き取られた熱間圧延鋼板に中間急速冷却を
行い、次いで20%以上の水素雰囲気下で30〜300
秒間に550〜700℃の温度で還元熱処理を行い、次
いで該還元された熱間圧延鋼板を0.2〜5.0重量%
のアルミニウム含有量を有する亜鉛浴中に浸漬する熱間
圧延亜鉛鋼板の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸洗を省いて高速
で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法に関する。より具体
的には、本発明は、表面スケールのウスタイトの割合を
20%以上になるように制御して中間急速冷却が行わ
れ、スケール層は還元され、これによって高い被覆接着
性と優れた生産性が実現される、熱間圧延亜鉛鋼板を製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法は以下のよ
うにして実施される技術である。すなわち、熱間圧延を
行った後、熱間圧延鋼板は酸洗と亜鉛熱間浸漬被覆が施
されるため、酸洗と油処理が施された鋼板よりも高い耐
食性が得られ、これにより付加価値が向上する。図1a
は、酸洗を含む、熱間圧延鋼板の従来の製造工程を示
す。
【0003】一般に、熱間圧延鋼板の製造では、熱間圧
延の間、粗圧延後にスケールが鋼板の表面上に形成さ
れ、これは「第2のスケール」と呼ばれるものである。
これら第2のスケールは、大気に接触する最外層として
のヘマタイト層、該ヘマタイト層の直下で、マトリック
ス構造に面したマグネタイト層、及びマトリックス構造
に近接し、厚さ約10μmのウスタイト層を含む。これ
らのスケールは、熱間圧延亜鉛鋼板の被覆接着性を非常
に劣化させるので、塩酸あるいは硫酸溶液と、防腐剤と
を一緒に混合した酸洗溶液を用いて、スケールは除去さ
れる。
【0004】しかしながら、約100〜570Åの酸化
物層が酸洗された熱間圧延鋼板の表面上に残留するた
め、被覆接着性は著しく悪化する。従って、酸洗された
熱間圧延鋼板は、水素濃度7〜15%の雰囲気下で48
0〜500℃にまで加熱され、下記に示した化学式
(1)〜(3)のメカニズムに基づいて酸化物層は還元
され、その後、熱間浸漬が亜鉛浴中で行われる。 3Fe+H→2Fe+HO……(1) Fe+H→3FeO+HO……………(2) FeO+H→Fe+HO……………………(3)
【0005】しかしながら、スケール層が酸洗によって
除去される際、スケール層の組成に応じて反応速度に大
きな差異が生じる。従って、マトリックス構造の一部が
過度に酸洗されるため、鋼板の表面は粗く不規則にな
り、結果として、水素脆性、鉄の浪費及び酸の浪費の問
題が生じ得る。さらに、酸洗が短時間で完了するため、
例えば加熱条件の管理、酸濃度の管理、及び防腐剤濃度
の管理のような操作管理を容易に実施することができな
い。
【0006】さらに、塩酸溶液及び硫酸溶液のような毒
性が強く、腐食性の高い溶剤が用いられる。従って、廃
棄酸性溶液処理設備を据え、維持せねばならないため、
製造コストが増加する一方、環境汚染が深刻になり得
る。
【0007】さらに、鋼鉄中のシリコン含有量が0.1
重量%以上ならば、その際、熱間圧延亜鉛鋼板の被覆接
着性は著しく悪化する。これを具体的に記載すると、熱
間圧延鋼板が、被覆に細心の注意を要する要素である
0.1重量%以上のシリコンを含有すれば、スケール層
とマトリックス構造の間の境界にファイアライト(2F
eO.SiO)が形成される。このファイアライト
(2FeO.SiO)は、酸洗後でさえも除去されず
に残留するため、被覆されていない層を形成する。たと
え被覆されたとしても被覆接着性が低下するので、後に
剥離を引き起こす。このように酸洗によって除去されて
いないスケール層が残留し、このスケール層は次の還元
工程でさえも除去されない。
【0008】このような問題を克服しようと努めて、熱
間浸漬を行う前に鋼板を鉄、ニッケル、銅、鉄−マンガ
ンの合金等で電気めっきする方法が、特開昭60−56
418号公報及び特開平5−156416号公報に開示
されている。鋼板を電気めっきすることによって高温焼
鈍しを行うとき、合金元素はマトリックス構造の境界上
に濃化する。しかしながら、合金元素は電気めっき層下
で濃化するため、合金元素がガス雰囲気と反応すること
を防ぎ、結果として合金元素は酸化されない。従って、
マトリックス構造の粗面を有する酸洗された鋼板が熱間
圧延ガルバナイジングに適用される場合、被覆処理が短
時間であるため、凹んだ表面上の被覆量がずれるという
問題が生じる。
【0009】この問題を避けるため、電気めっき時間を
延長したり、あるいは操作を遅くさせたりする。しかし
ながら、このようにして凹んだ部分が被覆されないこと
は解決されるが、突出した部分が過度に被覆されること
は解決できない。さらに、プレ被覆された合金元素は高
強度、低延性を有するため、プレ被覆された厚さが厚け
れば、後に剥離をするだろう。
【0010】図1bに示すように他の方法においては、
酸洗を行った後、溶剤処理が塩化亜鉛(ZnCl
と塩化アンモニウム(NHCl)を用いて行われる
ことによって、断続的な熱間浸漬が亜鉛浴中で行われ
る。このような方法では手順が複雑であるため、環境に
有害であるだけでなく、経済的にも適切でない。
【0011】上記問題を解決するために、図1cに示す
ように、熱間圧延亜鉛鋼板を製造するための、酸洗を省
いた方法が提案されている。それらの一例には特開平6
−145937号公報がある。この方法では、酸洗を省
き、スケールは300〜750℃の還元性雰囲気下で還
元される。この方法は上記問題を解決するには効果的で
ある。
【0012】しかしながら、熱間圧延後、このスケール
は87%のマグネタイト、6%のウスタイト及び7%の
ヘマタイトから構成される。従って、スケールの主要化
合物としてマグネタイトが還元されるようにするなら
ば、300秒以上の間に650℃〜820℃の温度で還
元を行なわねばならない。このように還元時間が長いた
め、生産性は改善され得ない。さらに、この方法では、
熱間圧延鋼板が0.1重量%以上のシリコンを含有す
る、被覆に細心の注意を要する鋼板であるならば、酸洗
を含む他の方法のように優れた被覆接着性を保証するこ
とはできない。
【0013】酸洗を省いた他の例としては、本発明者の
韓国特許出願第97−62031号及び第97−620
32号がある。これらの方法では、温度と還元ガス濃度
が還元ゾーンと加熱ゾーンで適切に制御され、亜鉛浴中
のアルミニウム濃度が最適化され、これによって被覆接
着性を高める。しかしながら、このような方法でもスケ
ールは約90%のマグネタイトを含むため、マグネタイ
トを還元するのに長時間を費やさねばならない。従っ
て、迅速な還元を期待することはできないので、生産性
を向上させることはできない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術にお
ける上記不利益を克服することを目的とするものであ
る。従って、本発明の目的は、熱間圧延後、スケールの
ウスタイト化合物を20%以上になるように所望の温度
で中間急速冷却が行われ、次いで還元熱処理が行われ、
次いで鋼板はアルミニウムの所望の含有量を含んだ亜鉛
浴中に浸漬され、これによって優れた被覆接着性と優れ
た生産性が実現される、酸洗を省いて高速で熱間圧延亜
鉛鋼板を製造する方法を提供することにある。
【0015】本発明の別の目的は、0.1重量%以上の
シリコンを含有する鋼板の被覆において、熱間圧延後、
スケールのウスタイト化合物を20%以上になるように
所望の温度で中間急速冷却が行われ、次いで還元熱処理
が行われ、次いで鋼板はアルミニウムの所望の含有量を
含んだ亜鉛浴中に浸漬され、これによって優れた被覆接
着性と優れた生産性が実現される、酸洗を省いて高速で
熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛
鋼板を製造する方法において、該熱間圧延鋼板を通常の
冷却率で冷却して巻き取る工程と、スケールのウスタイ
ト化合物を20%以上になるように、300〜500℃
の中間急速冷却温度にまで、該巻き取られた熱間圧延鋼
板に中間急速冷却を行う工程と、20%以上の水素雰囲
気下で30〜300秒間に550〜700℃の温度で還
元熱処理を行う工程と、及び該還元された熱間圧延鋼板
を0.2〜5.0重量%のアルミニウム含有量を有する
亜鉛浴中に浸漬する工程を含む熱間圧延亜鉛鋼板の製造
方法である(請求項1)。このようにして優れた被覆接
着性と優れた生産性が実現される。
【0017】本発明の別の態様において、本発明によれ
ば、酸洗を省いて高速で0.1重量%以上のシリコンを
含有する熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法において、該
熱間圧延鋼板を通常の冷却率で冷却して巻き取る工程
と、スケールのウスタイト化合物を20%以上になるよ
うに、300〜500℃の中間急速冷却温度にまで、該
巻き取られた熱間圧延鋼板に中間急速冷却を行う工程
と、30%以上の水素雰囲気下で60〜400秒間に6
50〜750℃の温度で還元熱処理を行う工程と、及び
該還元された熱間圧延鋼板を0.2〜5.0重量%のア
ルミニウム含有量を有する亜鉛浴中に浸漬する工程を含
む熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法である(請求項4)。こ
のようにして優れた被覆接着性と優れた生産性が実現さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の上記の目的及び他の利点
は、添付図面を参照して本発明の好ましい実施態様を詳
細に記載することにより、より明らかになるであろう。
従来の酸洗を省いた型の熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法に
おいて、高温で巻き取られた熱間圧延鋼板は大気によっ
て室温にまで自然に冷却される。冷却の間に、スケール
が鋼板の表面上に形成される。すなわち、自然冷却の間
に、スケールの組成のウスタイト化合物がマグネタイト
に変態し、結果として最終的なスケールの組成は90%
より多くのマグネタイトを含有するようになる。マグネ
タイトはウスタイトと比較して容易には還元できない酸
化物である。従って、上記スケールの組成を有するこの
熱間圧延鋼板が、600℃より高い温度の水素還元性雰
囲気下でそのまま放置されれば、マグネタイトからウス
タイトへの変態には長時間かかるため、スケールの還元
は長時間を要し、従って優れた生産性は期待できない。
【0019】本発明は、この問題を解決するために意図
されたものであり、その主要な構成は、スケールの組成
のウスタイト化合物を20%以上になるように中間急速
冷却が行われることにある。
【0020】すなわち、本発明では、熱間圧延後、ラン
アウト・テーブル(run−outtable)上での
冷却率は標準値に維持されているが、熱間圧延鋼板はウ
スタイト酸化物に対して安定した温度である570℃よ
り高い温度で巻き取られ、ウスタイト酸化物は最速還元
速度を示す。次いで、熱間圧延鋼板は、マグネタイトの
最速の変態に適し、またウスタイトの共析変態温度以下
の、300〜500℃の温度にまで中間急速冷却が施さ
れる。このように制御は、スケールの組成のウスタイト
化合物が20%以上になるようにして行われる。
【0021】具体的に述べれば、図2に示すように、仕
上デリバリ温度Tf(finishing deliv
ery temperature)で熱間圧延が施され
た熱間圧延鋼板1は、ランアウト・テーブル3上で通常
の冷却率5で冷却され、巻取り温度Tc(coilin
g temperature)で巻取機7によって巻き
取られる。
【0022】ここで、従来の方法13では、熱間圧延コ
イルは大気で冷却されるが、本発明の方法11では、中
間冷却装置9を用いて300〜500℃の温度で熱間圧
延コイルに中間急速冷却が行われる。このようにして、
スケールの組成のウスタイト化合物は20%以上になる
ように制御される。ウスタイト化合物が20%以上にな
るようにすべき理由は下記に記載する。
【0023】すなわち、中間急速冷却後、熱間圧延鋼板
上のスケールを還元するために、室温にまで冷却された
熱間圧延鋼板は570℃以上に達するまで再加熱され
る。この工程で、ウスタイト化合物が20%より低けれ
ば、再加熱が570℃以上に達するまで行われるとき、
鉄とマグネタイトの共析構造が水素ガスに還元される傾
向は、ウスタイトに変態する傾向より大きくなる。従っ
て、スケールの還元時間は短縮できないため、優れた生
産性を期待することはできない。
【0024】一方、中間急速冷却率は、好ましくは10
〜300℃/minにすべきである。このようにすべき
理由は次の通りである。急速冷却率が10℃/minよ
り低ければ、冷却の間にウスタイトがマグネタイトに変
態するため、20%以上のウスタイト化合物は確保でき
ない。一方、急速冷却率が300℃/minを超えれ
ば、そのときウスタイトが20%より多く形成されるこ
とは好ましいが、熱歪みのため冷却の間にスケールの剥
離が生じやすくなる。
【0025】また、上記スケールの組成を有する熱間圧
延鋼板は、急速冷却を行った後に再加熱によって還元し
てもよい。もしくはこの熱間圧延鋼板を還元ゾーンで直
接還元してもよい。
【0026】還元ゾーンでの還元温度は好ましくは55
0〜700℃にすべきである。この理由は次の通りであ
る。すなわち、温度が550℃より低ければ、優れた被
覆接着性を確保するために長時間の加熱処理が必要であ
るため、生産性は低下する。一方、温度が700℃より
高ければ、熱間圧延鋼板の引張強さは低下する。
【0027】一方、水素濃度は好ましくは20%以上に
すべきである。水素濃度が20%より低ければ、還元反
応に主要な媒体としての水素が不足するため、還元反応
を効率的に行うことができない。さらに、上記熱処理温
度及び水素濃度下では、熱処理時間は好ましくは30〜
300秒にすべきである。熱処理時間が30秒より短け
れば、還元反応が遅くなるため、所望の被覆接着性を得
ることは困難になる。一方、熱処理時間が300秒を超
えれば、鋼板は軟化する。
【0028】0.1重量%以上のシリコンを含有する鋼
板は、0.1重量%より少ないシリコンを含有する鋼板
と比較して10〜30%厚い熱間圧延スケールを有す
る。さらに、シリコン含有量が0.1重量%以上であれ
ば、工程化合物(すなわち、ファイアライト)が形成さ
れる。その結果として、マトリックス構造と熱間圧延ス
ケールの間で境界接着性が高められるため、還元ガスイ
オンの自由運動が抑えられる。従って、0.1重量%以
上のシリコンを含有する熱間圧延鋼板では、0.1重量
%より少ないシリコンを含有する鋼板と比較して、スケ
ールの還元が容易ではないため、還元ゾーンでの還元を
行うのに長時間を費やさねばならない。
【0029】これに対して、本発明では還元時間ができ
る限り短縮される。すなわち、被覆鋼板の機械的性質の
変化を防ぐために、還元熱処理条件が好ましくは650
〜750℃の温度範囲、30%の水素濃度、及び60〜
400秒の処理時間に制限されるべきである。
【0030】上記方法で還元された熱間圧延鋼板は亜鉛
浴中に浸漬される。亜鉛浴に添加されたアルミニウムは
光沢を良くし、亜鉛浴内で酸化物を還元する。さらに、
このアルミニウムは被覆層の境界上に形成されやすい脆
性Fe−Zn化合物の形成を防ぎ、これによって被覆接
着性と耐食性を高める。
【0031】これをさらに具体的に記載すると、アルミ
ニウムは亜鉛より鉄に親和性があるため、鋼板の表面上
に化合物の薄膜をすぐに形成する。この薄膜はFe−A
l化合物(FeAl)とFe−Zn−Al化合
物の混合物から成る。0.1〜0.4重量%のアルミニ
ウム濃度では、FeAl化合物が短時間に形成
されるが、4.0〜5.0重量%のアルミニウム濃度で
は、厚いFe−Al化合物(FeAl)が初期段階
で形成される。FeAl層は脆いが、保護するよう
にFeAl層がFeAl層の上にある。
【0032】従って、亜鉛浴に添加されたアルミニウム
は、スケール層の割れや多孔に高延性Fe−Zn−Al
化合物を形成する。この化合物はスケール層とマトリッ
クス構造の間を固定させるものとしての役割をし、被覆
接着性を高める。
【0033】熱間圧延鋼板が、(被覆に細心の注意を要
する要素である)0.1重量%以上のシリコンを含有す
る場合、熱間圧延鋼板上のスケール層は多孔質になる。
この場合、この熱間圧延鋼板を被覆するときにスポンジ
状の多孔と穴は溶融アルミニウムで満たされる。従っ
て、溶融アルミニウムはスケール層とマトリックス構造
の間の境界上に存在するファイアライト化合物と反応
し、Fe−Al−Zn−Si化合物を形成するようにな
り、これによって被覆接着性を高める。
【0034】上記事実を鑑みて本発明では、亜鉛浴中の
アルミニウム含有量は好ましくは0.2〜5.0重量%
に制限するべきである。この理由について言及すれば、
アルミニウム含有量が0.2重量%より少なければ、鋼
板上のFe−Zn化合物の形成をアルミニウムで十分に
抑えることはできないため、被覆接着性及び耐食性を高
めることはできない。一方、アルミニウム含有量が5.
0重量%を超えれば、経費がかさむ。
【0035】さらに好ましくは、高い被覆接着性と還元
熱処理範囲の拡大を保証するためにアルミニウム含有量
を0.3〜5.0重量%に制限すべきである。
【0036】上記のように本発明は、熱間圧延鋼板のス
ケールの組成が、還元の容易なウスタイトが20%以上
になるようにして制御される。このようにして還元熱処
理時間を短縮することができる。さらに、本発明は、ア
ルミニウムが亜鉛浴に適量添加されているため、Fe−
Zn−Al化合物がスケール層とマトリックス構造上に
選択的に形成され、もしくはFe−Al−Zn−Si化
合物が形成され、これによって被覆接着性及び生産性を
向上させる。ここで、本発明を実施例に基づいて記載す
る。
【0037】
【実施例】(実施例1)まず、熱間圧延亜鉛鋼板を製造
するために、鋼板に熱間圧延を行い、熱間圧延鋼板の1
枚を、通常の方法で大気下で冷却し、一方、他の鋼板に
20〜100℃/minの冷却率で300〜470℃の
温度に下がるまで中間急速冷却を施した。 次いで、夫
々の熱間圧延鋼板のスケールの組成はX線回折装置(理
学社製)で測定され、この測定結果は下記の表1に示
す。そして測定後、熱間圧延鋼板に還元炉内で650
℃、20%水素雰囲気下で120秒間、還元熱処理を施
した。その際に、熱間圧延鋼板のスケールが60%純鉄
になるまで還元された時間を下記の表1に示す。
【0038】下記表1よりわかるように、比較例1の場
合、熱間圧延鋼板は自然に大気冷却されたため、スケー
ルの組成のウスタイト化合物が6.1重量%であった。
従って還元を行うのに費やした時間は250秒もかかっ
た。これに対して、本発明例1〜4の場合、スケールの
組成が20重量%以上のウスタイトを含有するように制
御された。その結果、スケール還元時間は著しく減少
し、従って生産性は向上した。またこのようにして酸洗
工程を省いて高速熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法が行われ
たということが証明されている。
【0039】
【表1】
【0040】(実施例2)本発明によれば、熱間圧延亜
鉛鋼板を製造するために、鋼板に熱間圧延を行い、熱間
圧延鋼板は巻き取られた。次いで、鋼板に10〜300
℃/minの冷却率で300〜500℃の温度に下がる
まで中間急速冷却を施した。それから、スケールの組成
のウスタイト化合物がX線回折装置(理学社製)で測定
された。
【0041】次いで、鋼板は100mm×200mmの
大きさに切断され、脱脂が施された。次に、コーティン
グシミュレーター(Rhesca社製)を用いて、鋼板
を20〜30%水素濃度下で、550〜700℃の還元
熱処理温度に維持しながら、スケールを60〜240秒
間還元した。アルミニウム添加量を変化させて夫々のス
ケールが還元された鋼板を450℃で亜鉛浴中に浸漬し
た。それから被覆接着性を測定し、その結果は下記の表
2に示す。
【0042】被覆接着性を測定するために、180度曲
げ試験を曲げ装置を用いて行った。次いで、テープを接
着し、引張って取り外し、このようにして被覆層の剥離
可能度が図3に示すように測定された。図3からわかる
ように、×は完全な剥離を表わし、△は部分的な剥離を
表わし、○は良好な接着性を表わしている。
【0043】下記表2に示すように、本発明例1〜17
の場合、スケールの組成が20%以上のウスタイトを含
有するように制御された鋼板は、0.2〜5.0重量%
のアルミニウムが添加された亜鉛浴中に浸漬された。こ
れらの例では生産性だけでなく、被覆接着性も優れてい
た。
【0044】図4に示すように、この優れた被覆接着性
は、次の原理に基づき得られたものである。すなわち、
高延性Fe−Al−Zn化合物bはスケール層cの割れ
と多孔に満たされ、これらの化合物は、被覆層aとマト
リックス構造dの間を固定させるものとしての役割をす
る。
【0045】比較例1の場合、被覆接着性は適切であっ
たが、還元温度が750℃と高かったため、引張強さや
破断伸びのような機械的性質は低下した。また比較例2
の場合、還元温度は500℃と低かったため、被覆接着
性は不適切であった。比較例3の場合、中間冷却温度が
200℃であったため、ウスタイト化合物は20%未満
だった。従って、還元には長時間を要し、還元は一定の
時間内では不完全であったため、優れた被覆接着性を得
ることは不可能だった。
【0046】比較例4〜6の場合、ウスタイト化合物は
20%以上であり、熱処理条件は本発明例と同様であっ
たにもかかわらず、被覆接着性は不十分であった。すな
わち、これは中間冷却率が400℃/minだったの
で、熱歪みにより冷却の間にスケールの剥離が生じやす
くなったからである。
【0047】
【表2】
【0048】上記表2からわかるように、本発明例1〜
17の場合、還元熱処理温度が550℃ならば、被覆接
着性の度合いは亜鉛浴中のアルミニウム含有量に密接に
関与していた。すなわち、還元熱処理温度が550℃の
とき、アルミニウム含有量が0.2重量%ならば、被覆
接着性は不完全になるかもしれない。しかしながら、ア
ルミニウム含有量が0.3〜5.0重量%ならば、これ
らすべてが優れた被覆接着性を示した。この理由は次の
通りである。
【0049】すなわち、溶融アルミニウムは、マトリッ
クス構造とスケール層の間の境界上にFe−Al化合物
あるいはFe−Zn−Al化合物を形成して、すぐに薄
い合金膜を形成する。従って、高脆性Fe−Zn化合物
の形成が抑えられる。この作用はアルミニウム含有量が
0.3重量%に上昇するにつれてより活発になり、その
結果、還元熱処理範囲はより低い制限にまで広げられる
ようになる。
【0050】(実施例3)本発明によれば、0.1重量
%以上のシリコン含有量を有する熱間圧延亜鉛鋼板を製
造するために、表3の組成の鋼鉄に熱間圧延を行った。
次いで、鋼板に20℃/minの冷却率で300〜50
0℃の中間急速冷却温度の範囲にまで中間急速冷却を施
した。これによって様々なウスタイト化合物を有する鋼
板が得られた。
【0051】
【表3】
【0052】次いで、このようにして得られたシリコン
含有熱間圧延鋼板(SPA−H)を100mm×200
mm×1.2mmの大きさに形成した。次に、コーティ
ングシミュレーター(Rhesca社製)を用いて、3
0%水素濃度下、650℃あるいは750℃の還元熱処
理温度で、スケールを還元した。還元後、アルミニウム
含有量0.2重量%で450℃に維持させた亜鉛浴中に
鋼板を浸漬し、熱間浸漬を行った。それから被覆接着性
を測定し、その結果は下記の表4に示す。
【0053】被覆接着性を測定するために、180度曲
げ試験を曲げ装置を用いて行った。次いで、夫々の鋼板
にテープを接着し、引張って取り外した。テープを取り
外す間に、被覆層の剥離可能度を評価した。下記の表4
では、×は完全な剥離を表わし、○は良好な接着性を表
わしている。
【0054】下記表4に示すように、本発明例1〜6の
場合、一定の還元熱処理条件で優れた被覆接着性を示し
た。すなわち、図5の被覆された顕微鏡組織の写真で示
すように、亜鉛浴中の溶融アルミニウムは、マトリック
ス構造dとスケール層cの間の境界上に存在するファイ
アライト化合物と反応して、Fe−Al−Zn−Si化
合物eを形成する。これにより被覆層aをマトリックス
構造dに強固に結合させる。
【0055】
【表4】
【0056】一方、比較例1〜4では、還元熱処理温度
は550℃と低かったため、スケールを十分に還元する
ことはできず、その結果、被覆接着性は悪化した。比較
例5では、還元熱処理温度は650℃と適切であった
が、中間急速冷却温度が200℃と低かったため、結果
として、スケールの組成のウスタイトは20%未満であ
った。従って、一定の還元条件下ではスケールを十分に
還元することができなかったため、被覆接着性は悪化し
た。比較例6では、良好な被覆接着性を示したが、還元
熱処理温度は850℃と高かったため、その結果、上記
表4に示すように引張強さは低下した。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熱間鋼板のスケールの組成は、ウスタイトの割合を20
%以上になるように制御され、亜鉛浴中のアルミニウム
含有量は最適化されている。このようにして生産性及び
被覆接着性は大いに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)及び(c)は、熱間圧延亜鉛鋼
板の従来の製造工程を例示する。
【図2】本発明によるスケールの組成を制御するための
中間急速冷却工程を、従来の方法と比較して例示する。
【図3】熱間圧延亜鉛鋼板の被覆接着性を評価するため
の180度曲げ試験の結果を例示する。
【図4】本発明によって製造された熱間圧延亜鉛鋼板の
被覆層の顕微鏡組織を示す写真である。
【図5】本発明によって製造された0.1重量%以上の
シリコン含有量を有する熱間圧延亜鉛鋼板の被覆層の顕
微鏡組織を示す写真である。
【符号の説明】
1…熱間圧延鋼板、 3…ランアウト・テーブル、 5
…通常の冷却率、7…巻取機、 9…中間冷却装置、
11…本発明の方法、 13…従来の方法。Tf…仕上
デリバリ温度、 Tc…巻取り温度。a…亜鉛被覆層、
b…Fe−Al−Zn化合物、 c…スケール層、d
…マトリックス構造、 e…Fe−Al−Zn−Si化
合物。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を
    製造する方法において、 熱間圧延鋼板を通常の冷却率で冷却して巻き取る工程、 スケールのウスタイト化合物を20%以上になるよう
    に、300〜500℃の中間急速冷却温度にまで、前記
    巻き取られた熱間圧延鋼板に中間急速冷却を行う工程、 20%以上の水素雰囲気下で30〜300秒間に550
    〜700℃の温度で還元熱処理を行う工程、 及び前記還元された熱間圧延鋼板を0.2〜5.0重量
    %のアルミニウム含有量を有する亜鉛浴中に浸漬する工
    程から成る、熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記巻
    き取られた熱間圧延鋼板が、10〜300℃/minの
    冷却率で中間冷却を施される熱間圧延亜鉛鋼板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の方法に
    おいて、前記亜鉛浴のアルミニウム含有量が0.3〜
    5.0重量%である熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法。
  4. 【請求項4】 酸洗を省いて高速で0.1重量%以上の
    シリコンを含有する熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法に
    おいて、 熱間圧延鋼板を通常の冷却率で冷却して巻き取る工程、 スケールのウスタイト化合物を20%以上になるよう
    に、300〜500℃の中間急速冷却温度にまで、前記
    巻き取られた熱間圧延鋼板に中間急速冷却を行う工程、 30%以上の水素雰囲気下で60〜400秒間に650
    〜750℃の温度で還元熱処理を行う工程、 及び該還元された熱間圧延鋼板を0.2〜5.0重量%
    のアルミニウム含有量を有する亜鉛浴中に浸漬する工程
    から成る、熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、前記巻
    き取られた熱間圧延鋼板が、10〜300℃/minの
    冷却率で中間冷却を施される熱間圧延亜鉛鋼板の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の方法に
    おいて、前記亜鉛浴のアルミニウム含有量が0.3〜
    5.0重量%である熱間圧延亜鉛鋼板の製造方法。
JP11364786A 1998-12-29 1999-12-22 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法 Pending JP2000199017A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-1998-0060213A KR100368551B1 (ko) 1998-12-29 1998-12-29 고속용융아연도금열연강판의제조방법
KR10-1998-0060222A KR100368728B1 (ko) 1998-12-29 1998-12-29 실리콘함유용융아연도금열연강판의제조방법
KR1998-60222 1998-12-29
KR1998-60213 1998-12-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000199017A true JP2000199017A (ja) 2000-07-18

Family

ID=26634496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11364786A Pending JP2000199017A (ja) 1998-12-29 1999-12-22 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6258186B1 (ja)
JP (1) JP2000199017A (ja)
BE (1) BE1014992A3 (ja)
GB (1) GB2345492B (ja)
TW (1) TW418122B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775265B1 (ko) * 2001-12-22 2007-11-08 주식회사 포스코 피로강도 및 내식성이 우수한 열연강판의 제조방법
KR100905653B1 (ko) 2002-12-27 2009-06-30 주식회사 포스코 도금밀착성이 우수한 무산세 용융아연도금 열연강판 제조방법
KR101449108B1 (ko) * 2012-08-02 2014-10-08 주식회사 포스코 표면 품질이 건전한 강관용 열연강판 및 그 제조방법

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8480864B2 (en) * 2005-11-14 2013-07-09 Joseph C. Farmer Compositions of corrosion-resistant Fe-based amorphous metals suitable for producing thermal spray coatings
JP4369415B2 (ja) * 2005-11-18 2009-11-18 株式会社神戸製鋼所 酸洗い性に優れたばね用鋼線材
US8608875B1 (en) * 2012-05-14 2013-12-17 Arcanum Alloy Design Inc. Sponge-iron alloying
CN103726003B (zh) * 2013-12-20 2015-10-28 东北大学 一种基于氧化铁皮还原的热轧带钢免酸洗热镀锌方法
CN105200441A (zh) * 2014-05-30 2015-12-30 宝山钢铁股份有限公司 带氧化物层的热镀产品、其制造方法及其应用
CN105268740A (zh) * 2014-05-30 2016-01-27 宝山钢铁股份有限公司 热轧免酸洗直接还原热镀产品的生产方法
WO2016130548A1 (en) 2015-02-10 2016-08-18 Arcanum Alloy Design, Inc. Methods and systems for slurry coating
WO2017201418A1 (en) 2016-05-20 2017-11-23 Arcanum Alloys, Inc. Methods and systems for coating a steel substrate
CN105803331B (zh) * 2016-05-31 2018-01-12 武汉钢铁有限公司 一种直接热镀锌的先进高强度钢板及其制备方法
CN106967991A (zh) * 2017-02-24 2017-07-21 谢松甫 铁丝脱脂、去杂的方法及其在镀锌生产工艺中的应用
CN108265252B (zh) * 2018-01-19 2020-10-09 河北工业大学 一种环保热镀方法
CN112485009B (zh) * 2020-11-17 2023-01-24 潍柴动力股份有限公司 环境温度检测方法、装置、控制器及车辆

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147125A (en) * 1978-05-10 1979-11-17 Nippon Steel Corp Treating method for hot rolled steel strip
JPH06116695A (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 Nippon Steel Corp めっき密着性に優れた熱延溶融めっき鋼帯の製造方法および製造装置
JPH06145937A (ja) * 1992-11-11 1994-05-27 Nisshin Steel Co Ltd 酸化スケ−ル付着熱延鋼板の溶融亜鉛めっき方法
JPH06279967A (ja) * 1993-03-29 1994-10-04 Nippon Steel Corp 溶融Znめっき熱延鋼帯の製造方法
JPH09143662A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Nkk Corp 溶融亜鉛系めっき鋼板
JPH09217160A (ja) * 1995-12-07 1997-08-19 Nkk Corp 溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法
JPH101764A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Nippon Steel Corp 軽加工用溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH10298659A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Kobe Steel Ltd めっき密着性に優れる溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3963531A (en) * 1975-02-28 1976-06-15 Armco Steel Corporation Cold rolled, ductile, high strength steel strip and sheet and method therefor
WO1981002900A1 (en) * 1980-03-31 1981-10-15 Kawasaki Steel Co High-tensile,cold-rolled steel plate with excellent formability and process for its production,as well as high-tensile,galvanized steel plate with excellent formability,and process for its produciton
JPS6056418A (ja) 1983-09-07 1985-04-02 Sanou Kogyo Kk 溝付管の製造方法
EP0406619A1 (en) * 1989-06-21 1991-01-09 Nippon Steel Corporation Process for producing galvanized, non-aging cold rolled steel sheets having good formability in a continuous galvanizing line
JPH05156416A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Sumitomo Metal Ind Ltd Si含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法
JPH06212383A (ja) * 1993-01-18 1994-08-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法
JPH0797670A (ja) * 1993-09-30 1995-04-11 Sumitomo Metal Ind Ltd 珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法
JPH09118969A (ja) * 1995-10-23 1997-05-06 Nisshin Steel Co Ltd 溶融めっき鋼帯の製造方法
JPH11106885A (ja) * 1997-10-06 1999-04-20 Kobe Steel Ltd 耐熱用溶融めっき鋼板
KR100342309B1 (ko) 1997-11-21 2002-10-25 주식회사 포스코 용융아연도금열연강판의제조방법
KR100342310B1 (ko) 1997-11-21 2002-10-18 주식회사 포스코 내식성및도금밀착성이우수한탈스케일공정생략형용융아연도금강판제조방법

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147125A (en) * 1978-05-10 1979-11-17 Nippon Steel Corp Treating method for hot rolled steel strip
JPH06116695A (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 Nippon Steel Corp めっき密着性に優れた熱延溶融めっき鋼帯の製造方法および製造装置
JPH06145937A (ja) * 1992-11-11 1994-05-27 Nisshin Steel Co Ltd 酸化スケ−ル付着熱延鋼板の溶融亜鉛めっき方法
JPH06279967A (ja) * 1993-03-29 1994-10-04 Nippon Steel Corp 溶融Znめっき熱延鋼帯の製造方法
JPH09143662A (ja) * 1995-11-27 1997-06-03 Nkk Corp 溶融亜鉛系めっき鋼板
JPH09217160A (ja) * 1995-12-07 1997-08-19 Nkk Corp 溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法
JPH101764A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Nippon Steel Corp 軽加工用溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH10298659A (ja) * 1997-04-22 1998-11-10 Kobe Steel Ltd めっき密着性に優れる溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100775265B1 (ko) * 2001-12-22 2007-11-08 주식회사 포스코 피로강도 및 내식성이 우수한 열연강판의 제조방법
KR100905653B1 (ko) 2002-12-27 2009-06-30 주식회사 포스코 도금밀착성이 우수한 무산세 용융아연도금 열연강판 제조방법
KR101449108B1 (ko) * 2012-08-02 2014-10-08 주식회사 포스코 표면 품질이 건전한 강관용 열연강판 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
GB2345492B (en) 2003-06-04
GB9928173D0 (en) 2000-01-26
TW418122B (en) 2001-01-11
US6258186B1 (en) 2001-07-10
BE1014992A3 (fr) 2004-08-03
GB2345492A (en) 2000-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000199017A (ja) 酸洗を省いて高速で熱間圧延亜鉛鋼板を製造する方法
JP6025866B2 (ja) 高マンガン熱延亜鉛めっき鋼板及びその製造方法
WO2002063057A1 (fr) Feuille d'acier revetue, par immersion, de zinc allie
JP2000309824A (ja) 冷延鋼板および溶融めっき鋼板ならびにそれらの製造方法
JP2001355053A (ja) 表面性状に優れた溶融Zn−Al−Mg−Siめっき鋼材とその製造方法
JP2003171752A (ja) 疲労耐久性および耐食性に優れた高強度高延性溶融Znめっき鋼板及びその製造方法
JPS61270363A (ja) 拡散合金鋼フオイル
JP4834922B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH09176815A (ja) めっき密着性の良好な高強度溶融亜鉛めっき鋼板
JPH04147955A (ja) 溶融Zn−Mg−Alめっき鋼板及びその製造方法
JPH11140587A (ja) めっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板
JP2555821B2 (ja) 溶融Znめっき鋼板の製造方法
JPH0797670A (ja) 珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法
WO1998030729A1 (fr) Tole d'acier galvanise a chaud presentant peu de defauts par suite d'un placage defectueux, ainsi que d'excellentes caracteristiques d'adherence de depot par contact, et son procede de production
JP3233045B2 (ja) 溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法
JP3205292B2 (ja) 耐食性およびめっき密着性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP3248431B2 (ja) 溶融めっき鋼板の製造方法
JP3449244B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP2001262303A (ja) 溶融めっき性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH02236263A (ja) 低温加熱、還元省略型の亜鉛又は亜鉛系合金の溶融めっき方法
JP3184445B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH0953187A (ja) 優れた加工性・耐食性を有する溶融アルミ系めっき鋼板
JPH1060613A (ja) 耐パウダリング性とめっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法
JPH07316764A (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP3536525B2 (ja) めっき密着性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100203

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110215