JP2000188190A - 電子点滅器において種々の電圧閾値と入力信号を比較する方法及び回路装置 - Google Patents

電子点滅器において種々の電圧閾値と入力信号を比較する方法及び回路装置

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JP2000188190A
JP2000188190A JP35060299A JP35060299A JP2000188190A JP 2000188190 A JP2000188190 A JP 2000188190A JP 35060299 A JP35060299 A JP 35060299A JP 35060299 A JP35060299 A JP 35060299A JP 2000188190 A JP2000188190 A JP 2000188190A
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voltage threshold
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アンドレアス・フリツツ
Roland Schropp
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    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な様式及び方法で、電圧降下を種々の大
きさの基準電圧と比較し、その際、同一の回路部分をか
なりの程度まで避けるために、電子点滅器において種々
の電圧閾値と入力信号を比較する回路装置を改善する。 【解決手段】 閾値発生器回路40は制御ユニット41
によって制御されて、種々の電圧閾値を発生し、入力信
号と電圧閾値は比較器回路37に供給され、比較結果は
後に接続された回路部分38に供給され、これらの回路
部分において、比較結果に依存して種々の動作が行なわ
れる。方法及び回路装置は、電子点滅器における使用に
とくに適しており、ここにおいて測定抵抗により点滅回
路内に流れる電流が測定され、かつ測定された電圧は、
追加的な点滅ランプが接続されているかどうか、点滅ラ
ンプが故障しているかどうか、又は短絡が存在するかど
うかに関する尺度である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続された点滅ラ
ンプを有する電子点滅器において種々の電圧閾値と入力
信号を比較する方法及び回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、ヨーロッパ特許出願公開第08
70646号明細書により公知の回路装置の一部を示し
ている(図3a)。ここでは電子点滅器に含まれる回路
装置が問題になっており、この回路装置により測定抵抗
(分路)における電圧降下は、点滅回路内に流れる電流
に関する尺度として、異なった大きさの基準電圧と比較
される。比較結果によって、点滅ランプが故障している
かどうか、追加的な点滅ランプが接続されているかどう
か(例えばトレーラのもの)、又は点滅回路に短絡があ
るかどうかが確認できる。
【0003】そのために回路装置25において、前記の
電圧降下が問題になる接続ピン26に加えられる入力信
号は、4つの比較器K1、K2、K3又はK4によっ
て、電圧閾値として使われる異なった基準電圧Vref
1、Vref2、Vref3又はVref4と比較さ
れ、それぞれの比較結果は、それぞれのチャタリング防
止回路27、28、29又は30によってチャタリング
防止され、かつチャタリング防止されたすべての比較結
果は、制御ユニット31の入力端子IN1、IN2、I
N3又はIN4に供給される。それにしたがって基準電
圧Vref1、Vref2、Vref3又はVref4
によって、それぞれ1つの判別段が形成される。基準電
圧Vref1、Vref2、Vref3又はVref4
は、任意の様式及び方法で、例えば接続部32と基準電
位34、なるべくアース電位との間に配置された分圧器
回路33におけるそれぞれのタップにより発生され、そ
の際、抵抗値及び個々の抵抗の配置は、所望の電圧値に
相応して選択しなければならない。
【0004】この回路装置は、それぞれの判別段のため
に、独自の比較器及びそれぞれの比較器の後に接続され
る独自のチャタリング防止回路が必要であるという欠点
を有する。複数の入力信号が、この様式及び方法でそれ
ぞれの基準電圧と比較される場合、追加的なかつ多重に
同一の回路部分が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、簡単な様式及び方法で、電圧降下を種々の大きさの
基準電圧と比較し、その際、同一の回路部分をかなりの
程度まで避けるために、前記の回路装置を改善し、かつ
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、特許請求の
範囲第1及び9項に記載のそのための方法及び回路装置
によって、次のようにして解決される。すなわち第1項
によれば、制御ユニットが、閾値発生器回路に制御信号
を供給し、それぞれの制御信号によって、閾値発生器回
路が、所定の電圧閾値を発生し、入力信号とそれぞれの
電圧閾値が、比較器回路に供給され、かつここにおいて
互いに比較され、かつ比較結果が、別の処理のために後
に接続された回路部分に供給される。すなわち第9項に
よれば、制御ユニットが、接続線によって閾値発生器回
路に接続されており、比較器回路の第1の入力端子に入
力信号が供給され、かつ第2の入力端子に閾値発生器回
路の出力信号が供給されており、かつ比較器回路の出力
信号が、別の回路部分に供給されている。
【0007】本発明の利点は、複数の入力信号のために
1つだけの比較器及び1つだけのチャタリング防止回路
を利用することによって、集積回路上のかなりのチップ
面積が節約され、それにより製造コストが低く維持され
るという点にある。さらに電流の吸収が低く維持され
る。
【0008】本発明の有利な変形は、特許請求の範囲従
属請求項に記載されている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を詳細に説明
し、かつ図面に示す。
【0010】図1に示された基本回路図によれば、電子
点滅器10は、3つの制御入力端子を有し:点火11
(端子15)、方向指示点滅スイッチ12(端子49
a)及び警報点滅スイッチ13(端子HW)を有し;こ
れら3つの制御入力端子の他に別の端子として、なおバ
ッテリー接続部14(端子30)及び基準電位接続部1
5(端子31)が設けられている。電子点滅器10の集
積回路16は、8つの外部接続ピン1ないし8を有し、
すなわちこれは、8端子DIPハウジング又はSO8ハ
ウジングにおいて実現することができる。接続ピンとし
て、例えばいわゆるリレードライバ出力端子1(ここに
はリレー以外に例えば電力MOSFET又はIGBTの
ゲートを接続することができる)、給電電圧Vsのため
の接続部2、集積回路16の基準電位のための接続部
3、端子15(点火)のための入力端子4、警報点滅入
力端子6、測定入力端子7、給電電圧に接続されかつ測
定入力端子7のための基準電位をなす入力端子5、及び
方向指示点滅入力端子8が設けられている。
【0011】接続部2と3の間にコンデンサC1が配置
されており、このコンデンサは、負の妨害電圧の際に保
護容量として作用する。オーム性抵抗R1、R2、R4
又はR5は、妨害パルス及び誤極性接続に対して集積回
路16を保護するために、接続部4、3、6又は8への
供給線内に配置されている。低オーム性の抵抗R3(例
えば20mΩを有する)は、測定抵抗(分路)として利
用される。
【0012】集積回路16の接続部1に、スイッチ要素
として点滅リレー17が接続されており、この点滅リレ
ーの2つのリレー接点17’及び17”は、警報点滅ス
イッチ20又は方向指示点滅スイッチ21を介して、点
滅ランプ19を活性化する。図1になお追加的に、端子
15に接続された点火スイッチ22及び車両のバッテリ
ー23が示されており、その際、点火スイッチ22を遮
断した際にも点滅ランプ19を活性化できなければなら
ない警報点滅スイッチ20の正確な配線は示されていな
い。
【0013】測定抵抗R3において降下する電圧は、最
終的にどれくらい多くの点滅ランプ19が接続されてい
るか、例えばトレーラの追加的な点滅ランプ19が接続
されているかどうか、1つ又は複数の点滅ランプ19が
故障しているかどうか、又は点滅回路内に短絡が存在す
るかどうかに関する指標である。
【0014】この時、集積回路16内に電子回路部分が
含まれており、この回路部分は、測定入力端子7に加わ
るこの電圧を種々の基準電圧と比較し、かつ集積回路1
6に含まれる内部制御ユニット31(図2)に比較結果
を供給する。従来の技術によるこのような電子回路部分
は、図2に示されており、かつすでに説明した。図3
は、そのために新種の電子回路を示している。
【0015】図3は、信号入力端子36(図1における
接続ピン7に相当する)、比較器37、発振器入力端子
39を有するディジタルチャタリング防止回路38、閾
値発生器回路40、発振器入力端子42を有するディジ
タル制御ユニット41、及び信号出力端子43からなる
本発明による回路装置の基本回路図35を示している。
比較器37の非反転入力端子に、信号入力端子36に加
わる入力信号が供給され、接続線44によってその反転
入力端子に、閾値発生器回路40の出力信号として閾値
電圧が供給される(その際、比較器37の入力端子の配
線は、必要な場合に反転してもよい)。閾値発生器回路
40の入力端子は、接続線45によって制御ユニット4
1の出力端子に接続されている。
【0016】その発振器入力端子42を介して制御ユニ
ット41に、信号、例えばクロック信号が供給される。
比較器37の出力信号は、接続線46によってチャタリ
ング防止回路38の入力端子に供給される。その発振器
入力端子39を介してチャタリング防止回路38に、ク
ロック信号が供給され、このクロック信号は、発振器入
力端子42に加わるクロック信号と一致していなくとも
よい。チャタリング防止回路38の出力端子は、同時に
回路装置35の信号出力端子43をなしている。
【0017】信号入力端子36に、測定信号として電圧
が加わり、この電圧は、比較器37においてその反転入
力端子に加わる閾値電圧と比較される。その際、電圧の
大きさは異なっていることができ、かつ所定の電圧値の
際に、異なった動作が開始される。それ故に電圧は、種
々の電圧閾値と比較しなければならず、これらの電圧閾
値は、ディジタル制御ユニット41内に含まれたプロセ
ス制御部によって制御されて、なお詳細に説明するよう
に、閾値発生器回路40において発生される。比較器3
7の出力端子における比較結果は、同様になお詳細に説
明するように、ディジタルチャタリング防止回路38に
おいてチャタリング防止され、かつ信号出力端子43に
供給される。信号出力端子43に供給される出力信号
は、さらに処理するために後続の電子回路部分に、例え
ば制御ユニット(図2における制御ユニット31に対比
できる)に供給される。
【0018】図4は、図3に類似であるが、閾値発生器
回路40の詳細構成を含む基本回路図を示している。別
のすべての回路部分は、図3のものと同一である。接続
線45は、ディジタル制御ユニット41の出力信号を、
閾値発生器回路40内における別の内部制御ユニット4
7に供給する。この内部制御ユニット47は、接続線4
8a、48b、48c及び48dによって、例えば4つ
の伝達ゲート又はアナログスイッチ51a、51b、5
1c及び51dの制御入力端子を制御し、その際、常に
1つのアナログスイッチだけが投入されている。
【0019】それぞれの伝達ゲート51a、51b、5
1c及び51dの出力端子は、接続線44に接続されて
おり、それぞれの入力端子は、オーム性抵抗R6、R
7、R8及びR9からなる電気抵抗チェーン57のそれ
ぞれのタップ54、55及び56に接続されている。抵
抗チェーン57の第1の接続部58に、選択的に外部又
は内部の基準電圧が供給され、別の接続部59は、例え
ば基準電位(アース電位又は別の電位)に接続されてい
る。抵抗チェーン57は、種々の基準電圧を発生するた
めに使われ、これらの基準電位は、伝達ゲート51a、
51b、51c及び51dを介しかつ接続線44を介し
て、電圧閾値として比較器37の反転入力端子に供給さ
れる。
【0020】抵抗チェーン57において発生される基準
電圧のうちどれが比較器37の反転入力端子に供給され
るかは、まずディジタル制御ユニット41内に含まれる
プロセス制御部によって、接続線45により内部制御ユ
ニット47に信号を供給し、かつ他方においてこれによ
り1つの伝達ゲート51a、51b、51c又は51d
を導通接続し、かつ残りの伝達ゲートを遮断することに
よって決められるので、それにより所望の電圧閾値が、
比較器37の反転入力端子に加わる。
【0021】図5は、図3に類似であるが、ディジタル
チャタリング防止回路38の詳細構成を含む基本回路図
を示している。別のすべての回路部分は、図3及び4の
ものと同一である。チャタリング防止回路38は、例え
ば直列接続された5つのDフリップフロップ60、6
1、62、63及び64、及び1つのRSフリップフロ
ップ65を含み、その際、それぞれのDフリップフロッ
プ60−64は、それぞれ1つの入力端子S1ないしS
5、1つのリセット入力端子Reset1ないしRes
et5、1つのクロック入力端子(クロック)C1ない
しC5、及び相補的な2つの出力端子Q1ないしQ5及
びQn1ないしQn5を有する。RSフリップフロップ
65は、1つのセット入力端子S6、1つのリセット入
力端子Res、及び1つのリセット入力端子Reset
6を有する。それぞれのリセット入力端子Reset1
ないしReset6は、接続線66により接続部67に
接続されており、この接続部に、所定の時点に、例えば
投入の際に(パワーオンリセット)、リセット信号が供
給される。それぞれのクロック入力端子C1ないしC5
は、接続線68により発振器入力端子39に接続されて
いる。
【0022】さらにディジタルチャタリング防止回路3
8は、それぞれ5つの入力端子を有する2つのANDゲ
ート69及び70を含み、その際、ANDゲート69の
出力端子は、接続線71によりRSフリップフロップ6
5のセット入力端子S6に接続され、かつANDゲート
70の出力端子は、接続線72によってリセット入力端
子Resに接続されている。RSフリップフロップ65
の出力端子Q6は、同時にディジタルチャタリング防止
回路38及び全回路装置35の出力端子43をなしてい
る。
【0023】比較器37の出力信号は、ディジタルチャ
タリング防止回路38内において論理“1”(正の信
号)又は論理“0”(負の信号)として、まずDフリッ
プフロップ60の入力端子S1に供給される。発振器入
力端子39における次のクロック信号の際に、入力端子
S1に生じた信号は、出力端子Q1又は出力端子Qn1
に供給され、しかも正又は負の信号が問題になるかどう
かに依存して供給され:出力端子Q1に生じた正の信号
は、同時にDフリップフロップ61の入力端子S2及び
ANDゲート69の1つの入力端子に供給され、かつ出
力端子Qn1に生じた負の信号は、ANDゲート70の
1つの入力端子だけに供給される。
【0024】この過程は、後続のDフリップフロップ6
1、62、63及び64のそれぞれにおいて同様に繰返
される。前記の機能は、周知のシフトレジスタに相当す
る。入力端子S1における連続する5つの正の信号の
際、全体で5つのクロックの後に、ANDゲート69の
5つすべての入力端子に、かつそれ故に出力端子にも、
正の信号が加わり、この信号は、接続線71によってセ
ット入力端子S6に供給され、かつRSフリップフロッ
プ65をセットする。それから次のクロックの際に、出
力端子Q6又は43に正の信号が生じる。
【0025】したがってそれぞれ連続する5つの時間ク
ロックにわたって、比較器37の出力端子に正又は負の
信号が加わったときにだけ、信号出力端子43に正又は
負の信号(論理“1”又は“0”)が生じるので、切換
え過程(接点チャタリング)及び別の定義されない切換
え状態の際、不規則な順序で正及び負の信号が比較器3
7の出力端子に生じたとき、現在の状態は、入力端子S
1における信号が安定化されるまで、そのまま維持され
る。それにしたがって信号出力端子43に加わる信号
は、5つより少ない連続する時間クロックだけ継続する
逆方向の信号の際に維持され、かつそれによりチャタリ
ング防止されている。
【0026】出力端子43に生じる正の信号をリセット
する2つの可能性が存在する、第1に内部リセット接続
部67に信号が供給でき、この信号は、すべてのDフリ
ップフロップ60ないし64及びRSフリップフロップ
65をリセットする。第2の可能性は、5つの時間クロ
ックにわたって入力端子S1に論理“0”が加わること
にある。それによりANDゲート70の5つすべての入
力端子に、したがって出力端子にも、正の信号があり、
この信号は、接続線72によってRSフリップフロップ
65の第2のリセット入力端子Resに供給される。そ
れによりRSフリップフロップ65は、リセットされる
ので、出力端子Q6に、相応して信号出力端子43に、
論理“0”が生じる(この時に出力端子Qnにある正の
信号は、この用途においてそれ以上利用されない)。
【0027】図6a及び6bは、図3の基本回路図35
に基づいており、ここでは連続する複数の測定サイクル
の間に、信号入力端子36に加わる電圧は、閾値発生器
回路40において発生される種々の電圧閾値と比較され
る。その際、図6aは、適当な電圧SW0から出発し
て、種々の電圧閾値SW1ないしSW4の時間経過を示
し、かつ図6bは、チャタリング防止の後に2つの電圧
の比較が行なわれる時点を示している(その際、電圧
は、測定抵抗R3[図1]を通って流れる電流の写像を
なしている)。
【0028】第1の測定サイクルは、例えば時点t0に
始まり;閾値発生器40は、なるべく適当な電圧SW0
に設定されている。右又は左への通常の点滅の際、すな
わち動作モード“方向指示点滅”において、時点t1
に、制御ユニット41により閾値発生器40は、初めに
設定された電圧SW0から出発して、最高電圧閾値SW
4を設定させられる。図1に関してこの電圧閾値SW4
によって、点滅回路に短絡があるかどうか、したがって
測定抵抗R3を通って(あまりに)大きな電流が流れ、
この電流が、集積回路16、点滅リレー17、接続線又
はその他の回路部分を破壊することがあるかどうかをテ
ストするようにする。可能な最大の電流が測定抵抗R3
を通って流れる電圧閾値SW4は、“短絡閾値”とも称
する。
【0029】後続の時点t2に、R3における電圧降下
の測定がスタートする。t2とt3の間の期間に、まず
チャタリング防止回路38において比較器37から発生
される出力信号のチャタリング防止が行なわれ、それ故
にこの期間は、チャタリング防止時間(跳ね返り除去時
間)と称する。それから時点t3に、測定抵抗R3にお
いて降下する電圧の、したがって抵抗R3を通って流れ
る電流の測定、及び集積回路16における評価が行なわ
れる。時点t3に測定抵抗R3において測定される電圧
が電圧閾値SW4を上回ると、このことは、点滅回路に
おける短絡を示唆している。それから点滅リレー17が
不活性化され、かつ所定の時間の後に、R3における電
圧降下が改めて測定される。短絡が存在するかぎり、動
作モード“短絡”は維持され、ここにおいて点滅リレー
17は、測定抵抗R3における電圧降下を測定できるよ
うにするために十分なきわめて短い時間にわたってのみ
活性化される。
【0030】時点t4に、新たな電圧閾値SW3が設定
され、この電圧閾値は、短絡閾値SW4よりも著しく低
い。電圧閾値SW3は、点滅回路に追加的に別の点滅ラ
ンプ19(図1)が、例えばトレーラのものが接続され
ていることに関する指標である(動作モード“トレーラ
動作”)。短絡閾値におけるように、時点t6に、測定
抵抗R3において降下する電圧の測定を行なう前に、時
点t5とt6の間に、まず比較器37の出力信号がチャ
タリング防止される。測定された電圧が、前に短絡閾値
SW4を上回ることなく、電圧閾値SW3を上回ると、
動作モード“トレーラ動作”が投入される。
【0031】次の時点t7において、電圧閾値SW3よ
り低い電圧閾値SW2が投入される。この電圧閾値SW
3は、接続されたすべての点滅ランプ19が機能し、か
つ追加的な点滅ランプが点滅回路に付け加えられておら
ず、かつ点滅ランプ19が故障していないことに関する
指標であると有利である。時点t8から時点t9まで、
チャタリング防止が行なわれ、時点t9に、測定抵抗R
3における電圧降下の測定が行なわれる。R3における
電圧が、前に短絡閾値SW4を上回ることなく、SW3
とSW2の間にあると、通常動作モード“方向指示点
滅”又は“警報点滅”が維持される。
【0032】最後に時点t10に、最後のかついちばん
低い電圧閾値SW1が設定され、この電圧閾値は、なる
べく1つ又は複数の点滅ランプ19が故障しており、か
つそれ故に点滅回路に小さすぎる電流が流れることに関
する指標である。チャタリング防止は、時点t11とt
12の間に、かつR3における電圧測定は、時点t12
に行なわれる。分路R3における電圧が、SW2とSW
1の間に、又はSW1より下にあると、1つ又は複数の
点滅ランプ19が故障しており、かつ動作モード“ラン
プ故障”が投入され、ここにおいて運転者は、点滅リレ
ー17(図1)又は点滅監視ランプの高められた点滅周
波数によって、音響的又は光学的に点滅ランプの故障を
知らされる。
【0033】時点t13に、閾値発生器40は、初めに
設定された電圧SW0に戻され、続いて遮断された点滅
ランプ19を有するいわゆる“暗黒時間”が生じ、かつ
時点t14に、新しい測定サイクルが始まる。t2とt
3の間、t5とt6の間、t8とt9の間及びt11と
t12の間のチャタリング防止時間は、それぞれ5ms
であると有利である。
【0034】本発明による方法及び本発明による回路装
置は、電子点滅器における使用にとくに適しており、こ
こにおいて測定抵抗において降下する電圧が、種々の電
圧閾値と比較され、かつ比較結果により、追加的に接続
された点滅ランプ、点滅回路における短絡、又は点滅ラ
ンプ故障が推論される。
【図面の簡単な説明】
【図1】集積回路を有する点滅器の基本回路図である。
【図2】従来の技術による集積回路の一部の基本回路図
である。
【図3】本発明による回路装置のブロック回路図であ
る。
【図4】図3による回路装置の一部の基本回路図であ
る。
【図5】図3による回路装置の別の一部の基本回路図で
ある。
【図6】異なった大きさの電圧閾値と所属の測定の時点
の(時間)関係を示す図である。
【符号の説明】
10 点滅器 17 点滅リレー 19 点滅ランプ 35 回路装置 37 比較器回路 38 チャタリング防止回 40 閾値発生器回路 41 制御ユニット 45 接続線 SW 電圧閾値

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)制御ユニット(41)が、閾値発生
    器回路(40)に制御信号を供給し、 b)それぞれの制御信号によって、閾値発生器回路(4
    0)が、所定の電圧閾値(SW1,SW2,SW3,S
    W4)を発生し、 c)入力信号とそれぞれの電圧閾値(SW1,SW2,
    SW3,SW4)が、比較器回路(37)に供給され、
    かつここにおいて互いに比較され、かつ d)比較結果が、別の処理のために後に接続された回路
    部分(38)に供給される方法ステップを特徴とする、
    接続された点滅ランプ(19)を有する点滅回路におい
    て種々の電圧閾値(SW1,SW2,SW3,SW4)
    と入力信号を比較する方法。
  2. 【請求項2】 比較結果が、チャタリング防止のため
    に、ディジタルチャタリング防止回路(38)に供給さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 閾値発生器回路(40)から、電圧(S
    W0)を前提として、4つの異なった大きさの電圧閾値
    (SW1,SW2,SW3,SW4)が発生されること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 まず第1のかつ最大の電圧閾値、短絡閾
    値(SW4)が発生され、この電圧閾値が、点滅回路に
    短絡が存在することに関する指標であることを特徴とす
    る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 点滅回路に短絡が検出された際、点滅リ
    レー(17)が不活性化されることを特徴とする、請求
    項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 短絡閾値(SW4)の後に、第2の電圧
    閾値(SW3)が発生され、この電圧閾値が、短絡閾値
    (SW4)より低く、かつこの電圧閾値が、点滅回路に
    追加的な点滅ランプ(19)が接続されていることに関
    する指標であることを特徴とする、請求項3又は4に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 第2の電圧閾値(SW3)の後に、第3
    の電圧閾値(SW2)が発生され、この電圧閾値が、第
    2の電圧閾値(SW3)より低く、かつこの電圧閾値
    が、接続されたすべての点滅ランプ(19)が動作して
    おり、かつ追加的な点滅ランプ(19)が点滅回路に付
    け加えられておらず、かつ点滅ランプ(19)が故障し
    ていないことに関する指標であることを特徴とする、請
    求項3、4又は6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第3の電圧閾値(SW2)の後に、第4
    の電圧閾値(SW1)が発生され、この電圧閾値が、1
    つ又は複数の点滅ランプ(19)が故障していることに
    関する指標であることを特徴とする、請求項3、4又は
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 点滅器(10)に含まれる制御ユニット
    (41)、閾値発生器回路(40)及び2つの入力端子
    を備えた比較器回路(37)を有する、回路装置(3
    5)において、 a)制御ユニット(41)が、接続線(45)によって
    閾値発生器回路(40)に接続されており、 b)比較器回路(37)の第1の入力端子に入力信号が
    供給され、かつ第2の入力端子に閾値発生器回路(4
    0)の出力信号が供給されており、かつ c)比較器回路(37)の出力信号が、別の回路部分
    (38)に供給されていることを特徴とする、請求項1
    ないし8の1つに記載の方法を実施する回路装置 (3
    5)。
  10. 【請求項10】 比較器回路(37)の出力信号が、デ
    ィジタルチャタリング防止回路(38)に供給されてい
    ることを特徴とする、請求項9に記載の装置。
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